ハルヒ「…ねぇキョン」
キョン「なンだなンだよなンですかァ!?」
ハルヒ「何か今日あんたおかしくない?」
キョン「あァ?別にいつも通りじゃねェか」
ハルヒ「いやその馬鹿みたいな喋り方どうにかなんないの?」
キョン「ンだとコラァ!ナメやがってよォ!」
ハルヒ「…何で『ん』がカタカナになってるわけ?」
元スレ
ハルヒ「キョンに一方通行の人格が乗り移った!?」キョン「ッエーイ☆」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1447154726/
2ちゃんねるのVIP、SS速報VIP、SS深夜VIPで書かれたSSをまとめています。 主なジャンル:「まどか☆マギカ」「禁書目録/超電磁砲」「けいおん!」「ゆるゆり」「Another」・新ジャンル・魔王・勇者・幼馴染・男・女・妹など。
ハルヒ「…ねぇキョン」
キョン「なンだなンだよなンですかァ!?」
ハルヒ「何か今日あんたおかしくない?」
キョン「あァ?別にいつも通りじゃねェか」
ハルヒ「いやその馬鹿みたいな喋り方どうにかなんないの?」
キョン「ンだとコラァ!ナメやがってよォ!」
ハルヒ「…何で『ん』がカタカナになってるわけ?」
元スレ
ハルヒ「キョンに一方通行の人格が乗り移った!?」キョン「ッエーイ☆」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1447154726/
ハルヒ「……」
古泉「ですから、宇宙人なんて存在しないんですよね」
古泉「世界中の人とか国がこれだけ長い間探しても誰も見つけていないんですよ?」
古泉「この世に存在しないものを探すって無駄じゃないですか?」
長門「……」
ハルヒ「いや、でも写真とか映像で記録に残っているし……」
古泉「うそはうそであると見抜ける人でないと(メディアを使うのは)難しい」
朝比奈「難しい……?」
古泉「ああいう写真や映像って既に大体偽物って証明されているですよね」
古泉「エイプリルフール用に作ったものとか、ただのイタズラで作ったものとか」
古泉「そういうものを本物だと信じてしまう人は情報弱者なんですよね」
ハルヒ「……」
古泉「涼宮さん実際に宇宙人見たことないですよね? 僕もありません」
長門「……」
古泉「逆に実際に見たことあるなんて言う人怪しくないですか?」
古泉「大体そういうのって勘違いなんですよね。幽霊の正体見たり枯れ尾花って言葉があるように」
古泉「昔からこういう言葉があるのに、技術や文明が発達した現代でまだ宇宙人だ何だって言うのってナンセンスじゃないですか?」
古泉「僕はそう思います」
ハルヒ「……」
朝比奈「……」
長門「……」
キョン「……」
キョン「なんだこれ」
元スレ
古泉「なんでしょう、嘘つくのやめてもらっていいですか?」 ハルヒ「……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1653148315/
キョン「もう何日目だ? ここのところずっと天気が悪いな」
古泉「雨は三日目ですね。そして僕が最後に太陽を拝んだのは、一週間前です」
キョン「……あいつか」
古泉「えぇ」
みくる「涼宮さん、今日も部活に来ないんですか?」
キョン「みたいですね。気がつけば帰ってました」
古泉「もうSOS団に興味がないのでしょうか……」
キョン「俺にはわからないな。そうだ、閉鎖空間は?」
古泉「不思議なことに、何も発生していません」
長門「わかっていることは、彼女は今普通の精神状態ではない」
キョン「…」
みくる「涼宮さんがいないと、私達が集まってる意味もないですね」
キョン「……今日はもう解散しますか」
元スレ
キョン「……今日も雨か」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1232730457/
ハルヒ「相手を選ぶ権利はキョン、アンタにあげるわ。さぁ、アタシを選びなさいっ!早くっ!!」
みくる「キョン君になら…あたし…」
長門「ドキドキ…」
キョン「いやオレ童貞じゃないし」
ハルヒ「え」
みくる「!?」
古泉「フッ…」
長門「古泉一樹が臀部を押さえてる…まさか…」
キョン「高校受験合格祝いで佐々木とサルの様にヤリまくったし」
古泉「なっ!?(笑顔硬直)」
おわり
元スレ
ハルヒ「キョンの童貞筆おろし選手権ー!!」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1232724472/
ハルヒ「…!」ぴーん
ハルヒ「…」くたぁ…
ハルヒ「ふぅ…」
ハルヒ「シャワー浴びてこよ…」
ザァー
ハルヒ「なにかしら、この虚無感」
ハルヒ「なんか違うのよね」
ハルヒ「妄想して自分で弄って…確かに気持ち良いんだけど」
ハルヒ「もっとすごいオ○ニーないのかしら」
古泉一樹は疲れていた。
彼の日々の生活は、過酷なものだった。
神と呼ばれる少女の機嫌取りをし、彼女の機嫌が損なわれた時に誕生する神人という化け物を倒し、そしてまた次の日も少女の機嫌取りをする。
かれこれ三年もこんな調子だ。
古泉一樹も、三年前は普通の子供だったのだ。
けれど、彼はもうそれを思い出すことが出来ない。
学校には本音を言える友達が居て、そして温かい家庭があったのだが、もう彼はそれをすっかり忘れてしまっている。好きで忘れているわけではなく、それほどまでに疲れているのだ。そう、思い出す余裕がない程に。
古泉一樹は、神人の発生に応じて、生活をしなければならない。
酷いときは、睡眠時間が一週間続けて一時間だったこともあった。
ただただ呼吸をするだけの生活。そこには、幸福などある筈もなかった。
どうせ眠りについても、また神人の発生を伝える携帯の着信に起こされるのだ、と思い、夜眠るのをやめた。たちまち、大きなクマが出来上がり、上司に酷く怒られた。不条理ではないだろうか。眠るだけの時間を与えてすらくれないくせに。
そんな生活も、彼女が高校に入ってからは、改善された。一度は世界が崩壊しかけたものの、その後の彼女の精神状態は極めて安定していると言え、神人の発生回数も大分減少した。
古泉一樹が、涼宮ハルヒに生活を振り回されることは殆ど無くなった。
普通ならば、それを喜ぶべきだろう。夜も安心して眠ることが出来る、自分の娯楽に時間を充てることが出来る、と。
けれど、古泉一樹は、それらのことが、全て涼宮ハルヒの裏切りのように感じていた。
元スレ
古泉「共犯者ですね、僕たち」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1232709679/
12月初旬。街は早くもクリスマスムード一色で、至るところが緑と赤のイルミネーションに彩られている。
聞き覚えがあるけども、曲名まではわからないというクリスマスソングあるあるを感じつつ、街を行き交うカップルや家族連れを横目に見る。
彼らは皆、どこか浮き足立って幸せそうに見える。
高校時代の俺なら、そんな彼らを見て
「都合のいい時だけキリストを信じやがって。民間企業のマーケティング戦略に踊らされてるだけじゃねえか。資本主義の成れの果てだな。」
と全力で見下していただろう。
だが、大学4年生22歳になった俺には、もうそんなことを吠える気力もない。
「資本主義の成れの果て?バカねぇキョン。こういうもんは楽しんだもの勝ちなのよ!生きる上で確固たる信念は必要だけども、楽しむ上で余計なものはシャミセンのオヤツにでもしてやりなさい!」
とか叫ぶであろうあいつはもう俺の側にはいないしな。
元スレ
キョン「またお祈りメールか…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1632131876/
キョン「>>2でもするか」
元スレ
【安価】キョン「今日は何をしようか...」
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1609232839/
キョン「…」
古泉「…」
キョン「……寝てたんだ」
古泉「何を言い出すかと思えば」
古泉「お酒はいけませんよ」
キョン「いや、違うんだ」
古泉「クスリはいけませんよ」
キョン「違うって」
古泉「妄想は……まあ、仕方ないですね」
キョン「どういう意味だおい」
元スレ
キョン「朝起きたらハルヒが隣で寝てた」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1259878666/
プログラム……………一度きり………起動せ……………Ready?
よく見えないが、パソコンの画面にはそんな文字が書いてあったと思う。彼がふと私を見つめこう言った
「長門、これに心当たりはないか?」
「……ない」
「本当にないのか?」
「どうして?」
そういうと彼はまたパソコンの画面に向き直った
ハルヒ「ただの人間には(以下ry
キョン「クククク…」
休み時間
キョン「涼宮ハルヒ、まさかお前もこちら側の人間だったとはな」
ハルヒ「こちら側?なによそれ」
キョン「ククク…一般人ぶりやがって」
ハルヒ「なによ、その何か含んだ感じの言い方」
キョン「まぁいい、俺はお前と争うつもりはない。
それだけを伝えたかっただけさ。じゃあな」
ハルヒ「………」
元スレ
キョンが邪気眼だったら
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1229078588/
長問「そう?」
キョン「なんなんだそれ」
長問「情報統合思念体が作った新しいゲーム?」
キョン「へぇ、それでおれになにを?」
長問「あなたにこのゲームのモニターになって欲しい?」
キョン「なんでさっききら疑問系なんだ?」
長問「略して『ナガモン』?」
元スレ
キョン「ナ…ナガットモンスター?」
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1239883067/
私の世界は、常に灰色だった。
私と、それ以外の他者。
誰とも繋がらず、繋がる勇気も持てなかった。
私の世界には、私しかいない。
だからなのか、世界は灰色に見えた。
---
高校に入学するまでの記憶は殆どない。
しかし、今と対して変わらない生活をしていたと思う。
学校に行き、
本を読み、
誰もいない家に帰り、
時々差し入れに来る朝倉さんとご飯を食べる。
それの繰り返しだ。
そんな代わり映えのない世界に、
私はどこか安堵していた。
なぜなら、その世界には他者が存在しないからだ。
私と、時々来る朝倉さんだけの世界。
肯定も否定もない、フラットな世界。
そんな世界に安堵しつつも、
私の胸には、孤独という名の、
じっとりとした寂しさがあった。
---
元スレ
消失長門「忘れないで。」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1620008461/
ハルヒ「この中さ宇宙人やら未来人やらいだらわたすんとこさ来てけろ!以上!」
キョン「振りかえっと、えらぐ美人がそごさいだっけんだ」
元スレ
ハルヒ「ただの人間さ興味あてねぇ!」
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1294895520/
ハルヒ「今日の不思議探索は古泉君とみくるちゃん、あたしと有希とキョンね」
キョン「珍しい組み合わせだな」
古泉「朝比奈さんとですか……?」
キョン「不満か?贅沢な奴だな」
古泉「いえ、不満では……でも、その」
ハルヒ「じゃあ3時にここ集合ね!じゃ!」
古泉「あっ……」
元スレ
古泉「朝比奈さんとですか……?」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1254540597/
「そろそろクリスマスだな」
「おや? 君がクリスマスの話題を出すとは思わなかった。どういう風の吹き回しだい?」
どういう風の吹き回しも何も、近頃めっきり冷え込んだ原因であるシベリア寒気団に俺のほうが文句を言いたいくらいだ。
「サンタクロースをいつまで信じていたかなんてそんな他愛もない世間話にもならないくらいのどうでもいい話がしたくてたまらないという顔をしているように見えるよ」
どんな顔だそれは。やれやれと口にするのも億劫である。俺は顔面を外気に晒さないようマフラーをずり上げて、ひとこと尋ねた。
「そう言うお前はいつまで信じてたんだ?」
「無論、今でも信じているとも」
正気か? いや、さすがに冗談だろう。
「世界中の子供たちにプレゼントを配ってまわるご老人が本当に存在するかについてはともかく、それを居ないと声高に主張する必要性を僕は感じない。実在しないとは限らないし、実在したほうが都合が良いからね」
それは果たして誰の都合だろうか。
少なくとも、俺にとっては困る問題だ。
もしもクリスマスの日にだけ働く赤服じいさんが実在するなら、俺だけがその恩恵に預かれていないことになってしまうではないか。
元スレ
佐々木「クリスマスだね」キョン「そうだな」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1608815333/
朝倉 「何をしてたの?」
長門 「ないしょ」
朝倉 「気になるじゃない」
長門 「なぜ?」
元スレ
朝倉「…こんな時間まで何処に行ってたの?」長門「古泉一樹の部屋」
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1292076292/
キョン「おいおい今更5chかよ!」
ハルヒ「うるさいわねー!いいじゃない!」
カチッ
ハルヒ「なによこれ!使い方がよくわからないわ!」
キョン「どれどれ。まずは掲示板ってとこ押してみろ」
キョン「そしてニュー速VIPってやつを押せ」
ハルヒ「なんかいっぱいでてきたわね!どうすればいいの?」
キョン「そうだな。まずは俺がスレ立てるから待っとけ」
カタカタカタカタ カチッ
キョン「よし!立てたから>>2の反応を待つぞ」
ハルヒ「楽しみだわ!どんな反応がくるのかしら?」
元スレ
ハルヒ「初めて5chつかってみるわよ!」
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1606909455/
それはどんよりとした雲が立ち込め、降りしきる雨が今にも雪になりそうな寒い冬の日。
定期テストが午前中に終わり、谷口と虚しく慰め合いながら迎えた放課後。
普段のように旧校舎の片隅へ特に目的もなくやって来た俺が、普段のように古泉の玉将に詰めろを掛けた瞬間だった。
ハルヒ「キョン、ちょっと電器屋行ってきて」
キョン「.........は?」
虚を突かれて将棋盤から顔を上げると、そこに広がっていたのは普段通りの部室。
長門は定位置のパイプ椅子に座って人間を撲殺できそうな分厚いハードカバーに目を落としているし、
お茶くみを終えたメイド服の天使は微笑みを浮かべながら何か編み物をしている。朝比奈さん、今日も変わらず素敵です。
悪びれもせず人に指図するこの女――――涼宮ハルヒについても、いつもと変わった様子はなかった。
ハルヒ「だから電器屋に行ってこいって言ってるのよ」
キョン「いや、唐突すぎて訳がわからないぞ。どこへ?どうして?」
ハルヒ「映画でCM打ってもらったところからこの前ストーブを貰ってきたでしょ?えーっと......」
キョン「大森電器のことか?」
ハルヒ「そうそう。そのストーブの調子が最近悪いのよねぇ」ガンガン
誰かさんがその熱源を独り占めするせいで俺たち廊下側はその恩恵に全くあずかれていないわけだが、それは一旦置いておこう。
曲がりなりにも貰い物であるストーブをハルヒが叩きつけるが、確かに動作していないようだ。
ハルヒ「だから、そのなんちゃら電器で直してもらってきなさい」
キョン「なんで俺が?!お前しか使ってないんだからお前が行けばいいだろ」
キョン「第一この雨の中そんなもん持ったら傘がさせねーだろうが」
ハルヒ「却下。雑用としての責務はちゃんと果たしなさいよ」
キョン「あそこじゃないとダメなのか?そんなに遠出しなくても、修理してくれる店くらい近場にもあるぜ」
ハルヒ「だーめ。スポンサーとは良好な関係を築いておかなくちゃね」
キョン「はぁ」
元スレ
キョン「9マイルは遠すぎる」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1607236690/
いつもと変わらない日常。
小学生である妹に起こされて、着替えて
やけにきつい坂を登って
ハルヒの憂鬱そうな顔を後ろに俺は授業を受けて
放課後は部室に行って朝比奈さんの淹れてくれたお茶を飲んで
静かに本を読む長門を眺めながら古泉とボードゲーム。
そんな所にハルヒがやって来て滅茶苦茶な事を言い出す。
震える未来人に苦笑いする超能力者、そして特に表情を変えることもない宇宙人。
非日常的な日常。
今日もそんな『悪くない』一日が始まる。ハズだった。
妹の『シャミセンアタック!』
の代わりにプオーッと言う奇妙な音…いやむしろ騒音だな。
で、俺は目が覚めた。プオーッと言う音。
ホラ貝か何かの類か…?とも思ったのだが、にしてはバカでかい。
とにかく、『日常』では絶対に聞くことがないであろう音。
それだけではない。なぜか微妙に揺れている。
そして部屋中を見回した後『違和感』が、恐怖に似た感覚に変わった。
…ここは明らかに俺の部屋ではない。
意味が分からない。
俺は昨日『自分の部屋』の『自分のベッド』で眠った。
『ハズ』ではない。確かに『眠った』のである。
が、ここは『知らない部屋』の『知らないベッド』の上だ。
ミサト「おはよう。起きた?」
ミサト「あなたが6番目の子供、ね。」
元スレ
キョン「もしも、願いひとつだけ叶うなら」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1260335373/