ほむら「…」グツグツ
ほむら「煮えてきたわね」
ほむら「さあ、始めましょうか」
元スレ
ほむら「しゃぶしゃぶ美味しいわ」
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1309878103/
QB「うん」
ほむら「…」シャブシャブ
ほむら「パクッ」ホムホム
QB「…」シャブシャブ
QB「パクッ」キュップイ
ほむら「なんで私たち二人で食べてるのかしら」
QB「知らない」
ほむら「あ、野菜入れないでよ!」
QB「野菜は健康に良いんだよ」
ほむら「シャブシャブは何も入ってない鍋でやるからいいんでしょ!」
QB「なんだいそのこだわり」
ほむら「…」グツグツ
QB「なんか変だと思ったら…豚じゃないか」
ほむら「スーパーで安かったの」
QB「しゃぶしゃぶはやっぱ牛じゃなきゃ」
ほむら「贅沢ね…」グツグツ
QB「ところで、なんで夏なのにしゃぶしゃぶなんだい?」
ほむら「だって私肉料理作れないんだもん」
QB「よく見たら、これしゃぶしゃぶじゃないよね」
QB「昆布入れてないじゃん。ただのお湯だよ!お湯!」
ほむら「うるさいわね…水しゃぶってのもあるって聞いたわ」
QB「いちいちアク取るのめんどくさい」
ほむら「文句ばっかり言ってるなら食べなくていいわ」
QB「ふん」
プツッ
ほむら「やった!頂き!」
QB「僕のだよって」
ほむら「そんなルール無いわ」シャブシャブ
ほむら「パクッ」ホムホム
ほむら「美味しい!」
QB「…」キュップン
ほむら「そう怒らないで、野菜あげるから…」
QB「…ふん」シャクシャク
QB「…」
ほむら「…」
QB「ところでさ、ずっと気になってたんだけど…」
QB「障子の穴から誰か覗いてない?」
ほむら「何言ってるのよ、変なこと言わないでよ」
QB「ちょっと見てみよう」
ほむら「やめなさいよ」
QB「…」ジー
「…」ジー
QB「それっ!」ツン
「ギャアアアアアアア」
ほむら「さ、叫び声?」
QB「誰だいったい…」ガラガラ
マミ「グスン」
QB「マミ!?」
ほむら「なぜあなたが…」
マミ「だってグスン鹿目さんも美樹さんもグスンみんな佐倉さんのとこ行っちゃってグスン」
マミ「QBはグスン暁美さんと仲良くなってグスン」
ほむら「別に仲良くないわよ」
マミ「じゃあなんで一緒にご飯食べてるのよ!」
QB「なんでだっけ」
ほむら「なんでかしらね」
マミ「もう知らない!」ピュー
ほむら「あ、行っちゃった…何か落としていったわね」
QB「暁美ほむら。これは…」
ほむら「牛肉だわ!」
QB「やっぱしゃぶしゃぶは牛肉だね」キュップイ
ほむら「だね」ホムホム
QB「あ、僕の高貴なる純白のボディーにごまたれがくっついた」
QB「タオルない?」
ほむら「ほら」
QB「ありがとう」フキフキ
QB「取れないや…」
ほむら「ざまあ見なさい」
QB「なんだと!このこの」ピュッピュッ
ほむら「きゃあ!やめてよ!私の鴉のように美しい黒髪が汚れるじゃない!」
ほむら「髪にごまだれがくっついて取れないわ…」
ほむら「はぁ…」
QB「お風呂まで借りて悪いね」
ほむら「ちゃんと拭いてから来なさい!」
QB「メンゴメンゴ」
ほむら「次は私ね。覗かないでよ」
QB「なんで僕が人間のメスの体見て興奮するんだい」
ほむら「なんか覗かれるより腹立つ発言ね」
QB「このクッションきもちー」モフモフ
ほむら「何私のまどまどクッション勝手に使ってるの?」
QB「メンゴメンゴ」
ほむら「今日の洋画劇場は…映画"プライベートライアン"ね」
「パーカーゲダーップ!」ドカーン
「ティーガー!」
QB「なんかこの、戦争映画ってのは興奮するね」
QB「ねえ、盾の中に入ってるんだろ?」
ほむら「何がよ」
QB「銃とか、戦車とか…」
ほむら「ワルプルギスの夜で大体使っちゃったからゴミみたいな物しか残ってないわよ」
QB「いいからいいから」
QB「本当に変なのしか無いね」
ほむら「だから言ったじゃない」
QB「これは…ソ連のSVD狙撃銃かい?」
ほむら「SV"K"よ」
QB「なんだいそれ」
ほむら「採用直前まで行ったけど、ソ連が経済崩壊して結局採用されなかった不遇の銃よ」
QB「ふーん」
B「お、コルトパイソンだ」
ほむら「違うわ、それはT-357マグナムよ」
QB「…」
ほむら「中国のT-38リボルバーを元に作ったリボルバー拳銃よ。外見はパイソンそっくりだけど」
QB「何だよ」
QB「これかっこいいな」
ほむら「それは62式機関銃よ」
ほむら「自衛隊員からキング・オブ・バカマシンガンとか言われたクソみたいな…」
QB「わかったわかった、もういいよ。マシなのは無いのか…」
ほむら「で、何するのよ」
QB「これでさ、戦争ごっこするんだよ。プライベートライアンみたいに」
ほむら「面白そうね」
QB「ロースロースロース!」
ほむら「クソ!ドイツ軍め!これでも食らえ!」ポイッ
QB「何を!投げ返してやる!」ポイッ
ほむら「イテッ!やりやがったわね!」ポイッ
QB「イテッ!何するんだよ!」ポイッ
ほむら「ちょちょ、危ないわ。ピンが抜けてる!」
QB「ヒッ」
ほむら「レバーを離さなければ大丈夫よ、ピンを戻して…」
QB「あー、怖かった…」
ほむら「もうやめましょう」
QB「そうだね」
ほむら「私はもう寝るわ」
QB「僕も寝る」
ほむら「何よ、ここに泊まってくの?」
QB「うん」
マミ「QB!迎えに来たわよ!」
QB「いいよ、僕ほむらんちに泊まるから」
マミ「何言ってるのよ。ほら来なさい」
ほむら「バイバイ」
QB「待てよ…思い出したぞ」
QB「僕がほむらんちに来た理由が…」
>>41
それ俺が書いた奴だ
あれとは正反対の展開だから安心してね
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マミ「QB~」チュッチュッ
QB「やめてよ!気持ち悪いよ!」
マミ「寝ましょ、QB」ギュウ
QB「僕はヌイグルミじゃないよ!苦しい!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
QB「そうだ。いつからか、マミのスキンシップが極端に強くなって…」
QB「で、僕は土下座してほむらと仲直りして…」
QB「この家に来たんだ…」
マミ「さあ、帰るわよ!」
QB「いやだ!僕ほむらんちがいい!」
ほむら「そんな事言われても困るわよ」
マミ「ほら、暁美さんも困ってるわよ。帰りましょ」
QB「ほむらー!ほむらー!」
ほむら「変なの…」
ほむら「朝ね」
ほむら「今日の朝食は食パン一斤…」
ほむら「…」ホムホム
ほむら「シャブシャブでお金使っちゃったから節約しないと…」
まどか「おはようほむらちゃん!」
ほむら「おはよう…まどか」
さやか「おーい!置いてくぞー!」
まどか「あ、ごめんさやかちゃんが呼んでる。じゃあね」
さやか「でさー杏子の奴ったら…」
ほむら「…なんか疎外感」
ほむら「今日の夕食はカップラーメン一つ…」
ほむら「寂しいわ」
QB「やあ!ほむら!」
ほむら「あら、どうしたのQB」
QB「今日こそはここで泊まらせてよ」
ほむら「…べつにいいわよ」
QB「ありがとう!」
QB「ついでに、僕のマイフレンドを紹介するよ」
ほむら「…あなたの友達って…」
QB「おいで、シャルロッテ」
シャルロッテ「…」モグモグ
ほむら「キャアアアア!」
QB「どうしたの?」
ほむら「そ、そ、そ、それ…」
ほむら「魔女じゃない…」
QB「この子は暴力さえ振るわなきゃ何もしない魔女だよ。はい、チーズ」
シャルロッテ「アリガト…」モグモグ
QB「なぜこの子を連れてきたかというと…」
QB「まどマギ三大勢力のマスコット会議がしたかったんだ!」
ほむら「マスコット会議…?」
QB「魔法少女のマスコットは君、インキュベーターのマスコットが僕、そして魔女のマスコットがシャルちゃん」
ほむら「…呆れたわ」
QB「さあ、始めようか」
シャルロッテ「ワタシタチマジョッテヤラレヤクダッタリ、カマセイヌダッタリ…」
シャルロッテ「アツカイガヒドイトオモウノ!」
QB「まったくそうだね。それは僕も同意するよ」
ほむら「魔女って魔法少女の敵なんだから、そうしないとお話が成り立たないじゃない…」
QB「でもさ、一応魔法少女の成れの果てなんだから…」
ほむら「…確かにそうね」
QB「だから君みたいに、暗い顔して魔女と戦う子は好きなんだよね。個人的に」
ほむら「何それ」
シャルロッテ「ムズムズ」
QB「チーズ切れか。ほれ」
シャルロッテ「サンキュー」モグモグ
QB「じゃあ次は僕」
QB「僕ってこんなキューティでビューティフルなのに」
QB「なんで嫌われてんだろ」
ほむら「当然でしょ。あなた、ハタから見たら死の商人よ」
QB「僕は宇宙の為に戦ってるんだよ」
シャルロッテ「ベェサンカッコイイ!」
QB「ありがと。はいチーズ」
シャルロッテ「シェイシェイ」モグモグ
ほむら「最後は私ね」
ほむら「私って、二次創作で変態扱いされすぎだと思うの」
ほむら「もっとクールにまどかを愛してるのに」ファサア
QB「んなアホな。それならどこかで諦めが着いたはずだ。今までに何回繰り返した?」
ほむら「えーと…500回」
QB「うわっ」
シャルロッテ「シュウネンノカタマリ…ストーカー…」
ほむら「何よ!あなた達!」
QB「ま、僕はもう契約諦めたからいいけどさ」
QB「あーあ、まどかと契約したかったなー」
ほむら「シャレにならないわ」
QB「ふん」
シャルロッテ「アハハハ」ケタケタ
ほむら「よく見ると、シャルロッテって可愛いわね…」
シャルロッテ「ソウオモウナラチーズクレ」
ほむら「無いわ」
シャルロッテ「ナニヨ!」ムスッ
ほむら「怒らないでよ。チーズハンバーグいつか作ってあげるから」
シャルロッテ「ワーイ!」ピョンピョン
QB「君肉料理作れないんじゃなかったっけ」
ほむら「シー!」
シャルロッテ「キョウハタノチカッタ!オレイニ…」
ほむら「わぁ!水菓子の詰め合わせ…いいの、シャルロッテ」
シャルロッテ「イイワヨ。ジャ、マタネ」
QB「魔法少女に狩られないように注意して帰るんだよ」
シャルロッテ「ワカッタ」
ほむら「ふぅ…」
QB「さて、寝ようか」
ほむら「やっぱり居座るのね」
QB「うん」
ほむら「Zzz...」
QB「Zzz...」
マミ「QBが自分から寄り添ってるわ…私にはやってくれなかったのに」
マミ「QB…なんであなたは…」グスグス
ほむら「朝よ、起きなさい」
QB「朝からむし熱いね」
ほむら「クーラー付けましょ」
QB「節電!」バシッ
ほむら「何よ」
QB「消費電力の6割はクーラーが原因なんだってよ!」
ほむら「はいはい」ポチッ
QB「食パン一斤…貧相な朝食だね」
ほむら「嫌なら食べなくていいわよ」ホムホム
QB「シャルロッテから貰った水菓子食べようよ」
ほむら「夏らしくていいわね…」
QB「甘くて美味しい」キュップイ
ほむら「本当ね」ホムホム
QB「みずみずしいけど、汁がこぼれて食べにくいね」
ほむら「そうね」
67 : 以下、名無しにかわ... - 2011/07/06 00:53:10 FjhwAbOm0 28/53独りで一斤か、ずいぶん食うな
>>67
やべえ本気で間違ってた
一斤じゃなくて一枚が正しい使い方か
すいません
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ムポーン
ほむら「誰かしら」
マミ「おはよう!実は私もあなたの家に泊まりたくて…」
QB「ビクッ」
ほむら「二人は困るわよ」
QB(そうだそうだ!)
マミ「でも私料理できるわ。お金があるからどんな物でも作れるわよ」
ほむら「ふん…自分の食費払ってくれるならいいかしらね…」
QB「でも、寝るところはどうするんだい?」
マミ「それなら問題ないわ。QBはちっさいから、私はQBとソファーで一緒に寝ればいいのよ」
マミ「暁美さんは広い自室で一人の時間が満喫できるわ」
ほむら「なるほどね…わかった、いいわよ」
QB「そ、そんなあ…」
ほむら「お掃除お掃除」ブイーン
QB「…」クッツキ
ほむら「お洗濯」パッパッ
QB「…」クッツキ
ほむら「あーあ、巴マミったらこんな汚しちゃって」ガサガサ
マミ「いいともー!」
QB「…」クッツキ
ほむら「…何背中にくっついてるのよ」
ほむら「邪魔邪魔、巴マミと遊んでなさい」
QB「いやだよ」
ほむら「ほら」ポーン
QB「うわあっ!」
マミ「あらQB、来てくれたのね」
マミ「今思えばあんまり構ってあげられなくて悪かったわね」
マミ「それで拗ねてるのよね」ギュッ
QB「ふげっ」
マミ「ウフフ」ナデナデ
QB「お腹は…はうっ」ピクピク
QB「はぁ…」
QB「平和なマイハウスが無くなっちゃったよ」
QB「まあいいや、今日は彼女の家に行こうかな」
QB「行く前に準備しなきゃ」
QB「結構坂が急だなあ、この山…」
QB「熱い…ちょっと休憩。お茶のもっと」ゴクゴク
QB「ほむらが作ってくれた僕用水筒便利だなあ」
QB「あともうちょっと…」
QB「あった!今日も沢山生えてるね」
QB「十本ぐらい摘んでってッと…」
QB「さ、行こうかな」
QB「ゲルちゃん、僕だよ」
ゲルトルート「アラベェサン、キテクレタノネ」
ゲルトルート「アントニー、ベェサンニバラチャヲダシテアゲテ!」
アントニー「ヘイ!」
QB「ゲルちゃんはいつでも美しいなあ…」
ゲルトルート「ウフフ、アリガト」
QB「ほら、これ」
ゲルトルート「アラ、ガイカイカラバラヲツンデクレタノネ!ホシカッタノノ」
QB「いい香りするでしょ」
ゲルトルート「ウフフ、イイカオリ」
QB「なんたって見滝原山まで採って来たバラだからね、自生でここまで綺麗なバラなんて滅多に無いよ」
ゲルトルート「ホントウニウレシイワ」
QB「僕も嬉しいよ」
QB「あー、やっぱゲルちゃんは美魔女だなあ」
QB「さて、ほむホームに帰ろっと」
QB「ただいまー、あれ?」
QB「何してるんだい?」
ほむら「旅行計画を立ててるのよ」
QB「へぇ、どこか行くのかい?」
ほむら「私は行かないわ。でもまどかたちが行くみたいなのよ」
ほむら「だから候補地を探してあげてるの」
ほむら「尾瀬とかどうかしら。日光もいいわね」
QB「中学生が行くにしちゃババ臭くない?」
ほむら「今のセンスは分からないわ」
QB「そうだな…東京旅行なんかいいんじゃない?」
ほむら「遠すぎると思うわ」
QB「いや、最近は電車とかバスとか整備されてるから…日帰りで行けるよ」
ほむら「ふん…じゃあ浅草行って…巣鴨でとげ抜き地蔵見て…」
QB「君何歳なんだい?」
ほむら「本来なら55歳になる所よ。時間何度も繰り返してるからこの姿だけど」
QB「ハァ…なるほどね、じゃあ僕が考えるよ」
QB「原宿行って、渋谷もいいな…高円寺でも…」
QB「そういえば、泊まるのかい?」
ほむら「一泊って言ってたわ」
QB「ならもうちょっとゆっくり行けるな。水道橋でラーメン二郎でも食べさせるか…秋葉原のメイド喫茶にでも」
QB「こんな感じでいいかな。明日見せてあげて」
ほむら「ありがとう。感謝するわ」
マミ「Zzz...」
QB「マミは寝てるな、よかった」ガシッ
QB「うわっ」
マミ「QB…帰ってきたのね…」ギュッ
QB「ハァ…」
ほむら「まどか、これ」
まどか「ウソッ!本当に考えてきてくれたんだほむらちゃん!」
まどか「ありがとう、お土産沢山買ってきてあげるからね!」ギュウ
ほむら「どういたしまして」
まどあんさや「キャピキャピ」
ほむら「…疎外感」
まどか「でね、ほむらちゃんって本当になんでも出来てしかも性格が良いの。私友達になりたい!」
さやか「転校生がー?でもババ臭くない?」
QB「…行かなくてよかったと思うよ。55のオバハンが女子中学生の群れに加わって」
QB「やってけると思うかい?」
ほむら「まあそうね」
ほむら「でも私もどっか旅行に行きたいわ。そうだ、尾瀬に行きましょう」
QB「いいんじゃない」
マミ「私も行く!」
QB「うわっ!いつのまに起きたんだ!」
マミ(友達と旅行なんて…私青春してるわ!)
マミ「ハァ…ハァ…熱いよぉ」
ほむら「体力ないわね」
QB「まったく」
ほむら「これは、ヒメサユリかしら」
QB「ちょっと摘んで…」
ほむら「こらっ!」バシッ
ほむら「尾瀬の植物は絶対に摘んじゃいけないのよ」
QB「ごめんごめん」
マミ「う~」
ほむら「ハァ…私がおぶってあげるわよ」
マミ「ごめんなさい、暁美さん…」
QB(ゲルちゃんも連れてきてあげたかったな…)
ほむら「ここで昼食を食べましょう。よっこいしょっと」
QB「やっとだね」
マミ「わーい!」
ほむら「マミの作った弁当なかなかいけるわね」ホムホム
マミ「えへへ」
QB「この水筒、役に立ってるよ」キュップイ
ほむら「作るのに苦労したんだからね」ホムホム
マミ「QBの玉子焼き頂き!」
QB「あっ、最後までとっといたのに!」
マミ「ウフフ」マミマミ
マミ(私青春してるわ!)
マミ「Zzz...」
ほむら「ねえ、QB」
QB「なんだい?」
ほむら「私、実年齢は55歳なの知ってるわよね」
QB「うん」
ほむら「若くて新鮮なうちにもっと青春したかったわ」
ほむら「外見は14のままでも中身が55じゃ…」
QB「外見は14なんだろ。中学生らしくすればまだやり直せるよ」
ほむら「もう遅いわよ。自分を作ったって意味ないわ」
ほむら「…待てよ」
ほむら「よく考えると、こうなったのも貴方のせいだわ!よくも!」クビシメ
QB「ごめんごめん!悪かった!苦しいよ」
ほむら「まあ、今頃あなたに怒ってもしょうが無いわね」
QB「う、うん」
QB「悪いけど、昔のループの話してほしいな。僕も気になってるんだ」
ほむら「いいわよ」
QB「まどかにオッサンの魂が乗り移ったり、ある時はマミが筋肉質になったり…」
QB「僕に感情が芽生えて変態になったり、美樹さやかが100人に分裂したり…」
QB「君の言ってることは理解不能だよ。本当にそんな事あったのかい?」
ほむら「全部本当の話しよ。嘘は一個も付いてないわ」
QB「まあ、君も貴重な体験ができてよかったじゃないか」
ほむら「そうとも言えるわね」
QB「普通の人が55年生きてたとしても、そんな奇想天外な人生歩まないよ」
ほむら「ふん…」
QB「しかも今はまだ、14の体だ。これからやれる事は無限にある」
ほむら「…」
QB「むしろ感謝してほしいな。だから明日尾瀬ドーフ買ってよ」
ほむら「なんかまた腹立ってきたわ。このー!」ポカポカ
QB「やめてよ!イテテ」
帰宅
ほむら「ふぅ…いつもの我が家だわ」
QB「ただいま」
マミ「楽しかったー!」
ほむら「なあに、あなた達はまだ居座るつもりなのね」
マミ「エヘヘ」
QB「うん」
ほむら「ハア…」
ホムポーン
ほむら「あら、誰かしら」
まどか「ほむらちゃん!東京から帰ってきたよ」
まどか「はい!これお土産!」
ほむら「あらあら…ありがとう。お菓子と…これは何かしら?」
まどか「原宿で大人気のお洋服屋さんで買ったキャミソールだよ!」
まどか「ほむらちゃんってこんなかわいいのにオシャレあんましないから、これを気にオシャレに目覚めてくれると嬉しいな!」
ほむら「ありがとう…まどか」
ほむら「貰ったわいいものの…若者っぽくて恥ずかしいわね」
QB「外見は14なんだから大丈夫でしょ」
ほむら「どうかしら…似合う?」ファサア
マミ「すっごく似合うわ!街歩けばモテモテよ!」
ほむら「やっぱ恥ずかしいわ、部屋着にしましょう」
QB「…」
QB「…」
QB「その服来てスーパー行こうよ」
ほむら「何言ってるのよ!恥ずかしい」
QB「ほら行くよ」グイグイ
マミ「行きましょ」グイグイ
ほむら「恥ずかしいわ…みんな見てるわよ」
QB「憧れの眼差しだよ。ほらあの男達みてみなよ」
中沢「あの子すっごく可愛くね?」
上條「…うん」ムラムラ
上條(マジタイプ!お鍋一緒に食べたくなるぐらいタイプ!)
QB「だから言っただろ、外見は14なんだって…」
ほむら「カアア…」
マミ「あらかわいい。赤くなっちゃって」
まどか「あ、ほむらちゃーん」
ほむら「あら、まどか」
まどか「さっそく私が買ったキャミソール着てくれてんだ!嬉しいなあ」
ほむら「え、ええ」
まどか「それね、とっても長蛇の列が出来てたぐらい人気の品なんだよ」
まどか「でもほむらちゃんにとっても似合うと思って、頑張って買っちゃった」
ほむら「嬉しいわ。でも変じゃないかしら」
まどか「全然変じゃないよ!むしろかわい…ウェヒヒヒ」
まどか「ところでさ、ほむらちゃんカラオケ行かない?」
ほむら「でも、夕食の支度が…あれ?」
まどか「どうしたの?」
ほむら(QBとマミが居ないわ…この紙切れは)
ほむら(先に帰ってほか弁食ってます。マミQより)
まどか「?」
ほむら「い、いいわよ。じゃあ行きましょうか」
QB「やれやれ」
マミ「私も行きたかったよぉ」
QB「我慢しよう」
さやか「お、転校生も来たのかー!カワイイ服着ちゃって」
杏子「珍しいな、ほむらが来るなんて」
まどか「ウェヒヒヒ」
ほむら「さて、何歌おうかしら」
ほむら(やばい!今の流行りなんて全然わからないわ)
まどか「私が選んであげるよ。これが今の流行りだよ」ゴニョゴニョ
ほむら「ありがとう」
ほむら「~♪」
杏子「歌上手いな~」
まどか「だから言ったでしょ、ほむらちゃんは万能人間だって」
さやか「悔しいけど、納得だわ」
QB「のり弁美味しいね」キュップイ
マミ「私も行きたかったよぉ…」メソメソ
QB「んな事言われても」
ほむら「…ただいま」
QB「あっ、帰ってきた。どうだった?」
ほむら「凄く楽しかったわ。まどかがとってもフォローしてくれて…」
QB「あの子は優しい子だからね」モグモグ
ほむら「まったくね」
マミ「ウェーングスグス」
ほむら「どうして泣いてるの?」
QB「知らない」
マミ「QB、最近冷たい…」
QB「はぁ…仕方がないな、今日は一緒に寝てあげるよ」
マミ「えへへ。モフモフ」
QB「…今日だけだよ」
QB「おはよう…」
ほむら「おはよう、QB。なんか目がいつもより赤みを増してるわね」
マミ「ルンルン♪」
ほむら「…なるほど」
ほむら「今日はまたしゃぶしゃぶよ。本来なら昨日食べるはずだったんだけど…」
QB「待ってました」
マミ「楽しみだわ」
ほむら「だから、何も食べないでね」
ほむら「…」グツグツ
ほむら「煮えてきたわね」
ほむら「さあ、始めましょうか」
QB「うん」
マミ「ええ」
まどか「うん!」
QB「あれ、何でまどかがいるの?」
ほむら「なんでかしらね」
まどか「なんでだろ?」
まどほむ「ウェフフフ」
終わり