~通学路~
櫻子「もー!向日葵のせいで遅刻ギリギリだよ!」
向日葵「そ、それは申し訳ありませんでしたわね!」
櫻子「目覚まし3個もあったのによく寝てられるね、このおっぱいは」
向日葵「だからごめんなさいとさっきから言ってるでしょう!?」
元スレ
櫻子「かくれんぼ!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1339152988/
『あかり「かくれんぼ!」』の櫻子ver.だったりする
~七森中・下駄箱~
向日葵「なんとか間にあいそうですわね」ガチャ
櫻子「全くだよ~」ガチャ
櫻子「あれ?」
向日葵「どうしたんですの?」
櫻子「なんか手紙入ってるし」
櫻子「一体これは誰から・・・」
キーンコーンカーンコーン
向日葵「櫻子!もうそろそろHR始まりますわよ!」
櫻子「わ、わかってるよ!」
~教室~
櫻子「なんとか間にあった~」グテー
櫻子「そういえば、さっきの手紙って誰からなんだろう?」
櫻子「まあいいや、後で生徒会室で見ようっと」
~生徒会室~
さくひま「こんにちは~」
りせ「・・・」コクン
櫻子「って、会長しかいないし」
向日葵「たぶん、HRが遅くなってるんだと思いますわ」
櫻子「とりあえず・・・会長、このプリントを整理すればいいんですよね?」
りせ「・・・」コクン
向日葵(櫻子にしては珍しく冴えてる!?)
櫻子(?)
向日葵「そういえば櫻子、あの手紙は結局誰からだったんですの?」
櫻子「あ」
向日葵「完全に忘れてましたわね」
櫻子「待って!いま見るから!」
ペラッ
手紙『生徒会の仕事が終わったら、屋上まで来てください』
櫻子「え?」
向日葵「これってラブレターじゃありませんの?」
櫻子「え、ラ、ラブレター!?///」
向日葵「全く、こんな馬鹿でも好きな人はいらっしゃるのね」
櫻子「ああ!?」
向日葵「そんなことより、差出人は誰なんですの?」
櫻子「えっと・・・、船見先輩?」
向日葵「・・・あなた、船見先輩に何かいたずらでもしたんじゃありませんの?」
櫻子「し、してないし!さすがに船見先輩にはいたずらはしないし!///」
向日葵「船見先輩には?」
櫻子「そ、そんなことはどうでもいいだろ!///」
向日葵「まあいたずらはしてないとして、船見先輩に何かした覚えはあるんですの?」
櫻子「いや、特に覚えは・・・」
櫻子「あ」
櫻子「そういえば昔・・・」
向日葵「今は昔の話なんか聞いてませんわよ!」
櫻子「いや、だからそうじゃなくて」
櫻子「昔、船見先輩と遊んだことあるような・・・」
向日葵「まさか、そんなわけない・・・です・・・わ?」
向日葵「あ・・・ああああああああああああああ!」
櫻子「何突然大きな声だして」
向日葵「もしかして、かくれんぼしてた時ですの!?」
櫻子「そうそう、向日葵がすごく泣いてたっけ」
櫻子「私は船見先輩と・・・歳納先輩?と一緒に遊んでたんだっけ」
向日葵「私は・・・おそらく赤座さんと一緒に・・・あっ!」
向日葵「私、赤座さんに恥ずかしいこと言ってしまいましたわ///」
櫻子「お~い向日葵~、帰ってこ~い」
向日葵「///」プシュー
櫻子(こりゃ当分あっちの世界だな)
櫻子(・・・あの時は確か)
●
●
●
~八森公園~
さくらこ「ひまちゃん、おはよう!」
ひまわり「あ、おはよう、さーちゃん!」
さくらこ「もしかして、それってクッキー!?」
ひまわり「うん!あとで一緒に食べよう!」
さくらこ「いつもありがとう、ひまちゃん!」
ひまわり「さーちゃん、今日は何するの?」
さくらこ「昨日はおにごっこだったから、今日はかくれんぼね!」
ひまわり「うん、わかった!」
さくらこ「じゃあ、いくよ・・・」
さくひま「最初はグー!じゃんけん」
さくひま「ぽん!」
さくらこ「」パ-
ひまわり「」グ-
ひまわり「あ、負けちゃった・・・」
さくらこ「ひまちゃんが鬼だね」
ひまわり「じゃあ、数えるね。いーち、にー・・・」
さくらこ「どこに隠れよう・・・」
さくらこ「よし、あそこにしよう!」
ひまわり「・・・きゅう、じゅう!」
ひまわり「さーちゃんはどこに行ったんだろう?」
ひまわり「あっちかな?」
さくらこ「ひまちゃん、そっちじゃないってば」
さくらこ「・・・当分、こっちには来そうにないし。少し寝てもいいよね」
さくらこ「・・・Zzz」
~理科室~
奈々「あとはここをこうして、こうすればっと」
奈々「できたぞ!自動で場所いれかえ~る君8号だ!」
奈々「こんどこそ、このワカメと校長のヅラを入れ換えさせてやる」
奈々「では早速このボタンを押してみるぞ」
奈々「ポチッとな」
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奈々「ああ、私の努力の結晶が・・・」
●
●
●
~????~
さくらこ「ふぁ~」
さくらこ「あれ、いつの間にか違う場所にいるし」キョロキョロ
ガサゴソ
さくらこ「?」
ゆい「あかり、みーつけ」
さくらこ「」
ゆい「」
きょうこ「ゆい~、どうしたの?」オソルオソル
さくらこ「・・・」
きょうこ「だ、誰?」
ゆい「わかんない・・・」
さくらこ「ねえ」
ゆい「な、なに?」
さくらこ「ここってどこだかわかる?」
ゆい「えーっと、ここは七森公園だけど」
さくらこ「え!?私、さっきまで八森公園にいたのに」プルプル
ゆい「ご、ごめん、そういうつもりじゃ」
さくらこ「やったー!私、ワープが使えるようになったぞー!」
きょうこ「げ、元気な子だね」
ゆい「まるであかりみたいだ」
ゆい「ところであなたの名前は?」
さくらこ「私の名前はさくらこだよ!よろしくね!」
ゆい「私はゆいだよ。よろしくね、さくらこちゃん。そしてこっちが・・・」
きょうこ「わ、私の名前はきょうこです。よ、よろしくね、さくらこちゃん」
さくらこ「ゆいちゃん、きょうこちゃん、よろしくね!」
さくらこ「そういえばさ、さっき言ってた『あかり』って誰?」
結京「あっ」
ゆい「そうだ!私たち、あかり探してたんだった」
きょうこ「で、でも、あかりちゃんが隠れたはずの場所に、さくらこちゃんがいて・・・」
さくらこ「じゃあたぶん・・・」
結京「?」
さくらこ「私とあかりちゃんが入れ替わったんだ!間違いない!」ドヤァ
結京「・・・」
きょうこ「そ、そうだよ!そうすればさくらこちゃんがいた理由になるし!」
ゆい「ま、まあ、今のところはそう考えるしかないね」
さくらこ「エッヘン」
ゆい「じ、じゃあ、さくらこちゃん?私たちと一緒に遊ぶ?」
さくらこ「うん、いいよ!」
ゆい「じゃあ、なにして遊ぶ?」
きょうこ「わ、わたしはなんでもいいよ」
ゆい「さくらこちゃんは?」
さくらこ「鬼ごっこ!」
ゆい「よし、じゃあ鬼ごっこにしよう!」
ゆい「じゃあ、じゃんけんするよ」
3人「最初はグー!じゃんけんぽん!」
さくらこ「」パー
きょうこ「」パー
ゆい「」グー
きょうこ「また、ゆいが鬼だよ」クスクス
さくらこ「また?ゆいちゃんって、もしかしてじゃんけん弱い?」ニヤニヤ
ゆい(同じ手を出せば勝てると思ったのに・・・)
ゆい「か、数えるから早く逃げろよな!///」
ゆい「いーち、にー」
きょうこ「きゃー」クスクス
さくらこ「逃げろ、逃げろー」
ゆい「きゅー、じゅう!」
ゆい「絶対に2人とも捕まえてやるからな!」ダッ
~数分後~
きょうこ「あ!」
ゆい「きょうこ、つーかまえた!」
きょうこ「捕まっちゃった・・・」
ゆい「よーし、後はさくらこちゃんだけだ!」
ゆい「って、さくらこちゃんはどこだ?」
さくらこ「へへーん!私はこっちだよー!」
ゆい「そっちか!すぐに捕まえてやるからな!」
さくらこ「捕まえられるものなら捕まえてみろー!」
ゆい「そんなこと言ってられるのも今のうちだからな!」
ゆい「これでも私は足が速いんだぞー!」
~その後~
ゆい「はぁ・・・はぁ・・・」
ゆい「まさか、こんなに逃げ足が速いなんて」
さくらこ「どうしたの?もしかして、もう降参?」
ゆい「そ、そんなわけ、くっ」
きょうこ「ゆい~、そろそろ休んだほうがいいよ~」
ゆい「仕方ないな、降参するよ」ガクッ
さくらこ「わーい、勝った勝った!」
きょうこ「さくらこちゃん、すごいね!」
さくらこ「えへへっ」
ゆい「まさか、私が捕まえられないなんて」orz
さくらこ「私に勝つなんて100億万年早いよ!」
ゆい「ちくしょー!」
きょうこ「と、とりあえず、休もう?お菓子持ってきてあるよ」
さくらこ「ありがとう、きょうこちゃん!」
ゆい「あれ、3人分もあるの?」
きょうこ「うん!たくさん持ってきてるから大丈夫だよ!」
さくらこ「自分のお菓子が無くなると思ったの?」ニヤニヤ
ゆい「う、うるさい!」
~10分ぐらい後~
3人「ごちそうさまでした!」
さくらこ「じゃあ次は何して遊ぶ?」
ゆい「次こそ負けないからな!」
さくらこ「それはどうかな?」
きょうこ「ふ、2人とも落ち着いて」
●
●
●
~理科室~
奈々「修理に手間取ったが、今度は間違いなく成功するだろう!」
奈々「さあ動け、自動で場所いれかえ~る君8号君改!」
8改「・・・」
奈々「・・・」
奈々「あっ、起動ボタンを押してなかった」
奈々「ポチッとな」
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(※爆発の威力を増大させただけでした)
<旧校舎が爆発したぞー!
奈々「まずい!一時、退散だ!」
さくらこ「あー、楽しかった!」
きょうこ「次は何して遊ぶ?」
ゆい「じゃあ・・・ん?」
さくらこ「どしたの、ゆいちゃん?」
ゆい「さくらこちゃんの足が透けてるように見えるんだけど」
さくらこ「え!?」
きょうこ「ほ、本当だ・・・」
さくらこ「・・・なるほど」
ゆい「?」
さくらこ「私、もう帰らないといけないみたいだね」
結京「?!」
さくらこ「今日はとても楽しかったよ!またね、ゆいちゃん、きょうこちゃん!」
ゆい「あ、うん・・・またね、さくらこちゃん」
きょうこ「・・・」
さくらこ「どしたの、きょうこちゃん?」
きょうこ「本当にまた会えるの?」
ゆい「!?」
きょうこ「私、もうさくらこちゃんとは会えないような気がする・・・」
きょうこ「ねえ、行かないでよ!さくらこちゃん!」ブワッ
きょうこ「せっかく友達になれたのに、もう会えないなんてやだよ!」
ゆい「き、きょうこ!そんなわけ無いじゃないか!」
ゆい「そんなわけ・・・ない・・・」ジワッ
さくらこ「ねえ2人とも!」
結京「!?」ビクッ
さくらこ「絶対にまた会えるよ!」
さくらこ「もしかしたら、ずーっと先になっちゃうかも知れないけど、また会えるよ!」
さくらこ「ほら2人とも、笑って!」ニコッ
結京「・・・」
ゆい「」ヌグッ
ゆい「そうだよ!また会えるよ、きょうこ!」
きょうこ「・・・そうだよね、また会えるよね!」
さくらこ「そうだよ2人とも!」
きょうこ「じゃあまたね、さくらこちゃん!」
さくらこ「またね、きょうこちゃん!」
ゆい「さくらこちゃん!」
ゆい「今度会った時は、絶対に鬼ごっこで捕まえてやるからな!」
さくらこ「うん!楽しみにしてるよ!」
ゆい「じゃあまたな!」
さくらこ「うん!またね!」
●
●
●
櫻子(ってことあったな……)
櫻子(船見先輩に会った時は驚いたけど、先輩は覚えてなかったみたいだな・・・)
櫻子(まあ、昔の話だし、忘れても仕方ないか)
櫻子「さて、それはいいとして・・・」
向日葵「・・・///」プシュー
櫻子「いい加減戻ってこい!」ペチッ
向日葵「はっ!私は一体!」
櫻子「全く、どんだけ自分の世界に入ってるんだよ」
向日葵「も、申し訳ありませんわ」
櫻子「そんなにあかりちゃんが気になるなら、あかりちゃんのところに行けばいいじゃん」ニヤリ
向日葵「え?」
櫻子「だーかーらー、そんなにあかりちゃんが気になるなら!」
櫻子「あかりちゃんのところに行けばいいじゃん!」ニヤニヤ
向日葵「え、えええええええええええええええ!///」
向日葵「ち、ちょっと私はそんなこと一言も言ってませんわよ!///」カアア
櫻子「顔真っ赤にして言われても、説得力無いぞ~」ニヤニヤ
向日葵「そ、そんなことより、まだ仕事残ってますわよ!早く片づけないといけませんわ!」
櫻子「ちぇ~」
櫻子「あ~、こんな時に西垣先生がおもしろいのに」
向日葵「まさか、そんな都合のいいことあるわけ」
ガラッ
奈々「呼ばれた気がしたので来てみた」
向日葵「!?」
櫻子「あ、先生!背負ってる機械は何ですか?」
奈々「これは『自動で場所いれかえ~る君38号』だ!」
奈々「簡潔に言うと、物体と物体の場所を入れ換えることができる!」
櫻子「じゃあ、先生!向日葵をごらく部にある何かと入れ換えてください!」
奈々「おやすいごようだ!」
向日葵(こ、このままだと危険な目に合いますわ!)
向日葵(こうなったら、逃げるしか!)ダッ
櫻子「あっ!向日葵待って!」
向日葵「待つわけあり、きゃっ!」
ビタ-ン
向日葵「・・・」
櫻子「・・・」
~と言うわけで~
向日葵「は、放してください!」
奈々「大室、何と入れ替えればいいんだ?」
櫻子「ごらく部の部室の・・・小さくて薄い奴で!」
奈々「りょーかい」
奈々「じゃあ、ポチっとな」
向日葵「ちょ、何ですのこれは!」ピカァ
櫻子「向日葵が光った」
向日葵「あっ」シュッ
櫻子「そして消えた」
櫻子「あ、紙が落ちてる」
奈々「よし!この実験はついに成功したぞー!」
櫻子「・・・先生、これ爆発したりしませんよね?」
奈々「まさか、私の発明品が何でもかんでも爆発するはずないだろ。なあ松本?」
りせ「・・・」フルフル
櫻子「会長、横に首振ってますけど」
奈々「ぐぬぬ」
奈々「と言うわけで、私はこれで失礼する」
奈々「じゃあ、仕事頑張れよ、松本、大室」
りせ「・・・」コクン
櫻子「はい!わかりました!」
櫻子「さて、向日葵がいない間に仕事を終わらせないと」
櫻子「ところで、さっきの紙はなんなんだろう?」ペラッ
手紙「\アッカリ-ン/へ。
あまりにも気持ちよさそうに寝てたし、ちなつちゃんは休みみたいなので、結衣と一緒に帰った。
あと戸締まりよろしくね☆ 京子」
櫻子「これは置き手紙?」
櫻子「・・・!」
櫻子「私!船見先輩から、呼ばれてたの忘れてた!」
櫻子「もしかしたら、先に帰っちゃったかもしれない!」
櫻子「会長!ちょっと用事があるので、今日は早退してもよろしいでしょうか?」
りせ「・・・」コクン
櫻子「ありがとうございます!」タッ
~屋上~
バン!
櫻子「船見先輩!」
シ-ン
櫻子「・・・やっぱり、帰っちゃったよね」
櫻子「今ごろ、船見先輩は歳納先輩と一緒にいるんだろうな・・・」
櫻子「!」ズキッ
櫻子「あれ?なんか胸が苦しい・・・」
櫻子「!」ブワッ
櫻子「あれ?なんで私泣いてるの?船見先輩なのになんでなんで・・・」グスッ
櫻子「もう帰ろう、ここにいてもしょうがな・・・」
??「櫻子ちゃん!」
櫻子「!?」ビクッ
結衣「・・・」
櫻子「船見先輩?」
結衣「・・・いままで忘れててごめんね」
櫻子「え?」
結衣「私ね、ここ最近なんで京子をよく泊めてるのか考えたんだ」
結衣「そうしたら、小さい頃に今の京子みたいな子と遊んだような記憶があって・・・」
結衣「それで、1ヶ月前に思いだしたんだ」
結衣「櫻子ちゃんと遊んだことをね」
櫻子「1ヶ月前・・・」
結衣「それがわかった途端に、なんか京子を泊めづらくなっちゃって」
結衣「それからずっと、櫻子ちゃんのことが気になってしょうがなくて」
櫻子「え?」ドキッ
結衣「櫻子ちゃん、話したいことがあります」
櫻子「は、はい!」
結衣「私、船見結衣は・・・」
結衣「櫻子ちゃんのことが好きです!付き合ってください!」
櫻子「・・・」ブワッ
結衣「ご、ごめんね!迷惑だったよね。いきなり好きとか言っちゃって」
櫻子「ち、違うんです!船見先輩から告白されたのが嬉しくて・・・」ヌグッ
結衣「え・・・」
櫻子「1ヶ月ぐらい前から、船見先輩のことを見ると、なぜかドキドキして」
櫻子「それが、好きなんだってわかっても、言いづらくって・・・」
櫻子「だから、私も・・・」
櫻子「船見先輩・・・違う、結衣ちゃんが好きです!」
結衣「」ガクッ
櫻子「ふ、船見先輩、大丈夫ですか?」
結衣「だ、大丈夫だよ。でも、櫻子ちゃんがまた名前で呼んでくれたのが嬉しくって///」
櫻子「あ///」
結衣「と言うわけで、櫻子ちゃん・・・捕まえた」
櫻子「・・・つかまっちゃいました///」
結衣「あ、あのさ・・・」
櫻子「何ですか?」
結衣「キ、キスしてもいい?」
櫻子「いいですよ、結衣ちゃん」ニコッ
おわれ
補完説明
・なぜあかりと櫻子は入れ替わったのか?
入れ換える物の片方の場所を固定するのを忘れたようです
その結果、もう片方の場所もずれました
・京子の置き手紙
京子は結衣と帰るつもりだったが、置き手紙を書いた後に結衣が断った
しかし、置き手紙は修正されずに放置された
と言うわけで、おまけ!はっじまーるよー!
綾乃「全く!なんで大室さんも古谷さんも早退するのかしらね!」
綾乃「私的な理由での早退・遅刻は罰金バッキンガムなのに!」
千歳「まあまあ、綾乃ちゃん」
綾乃「まあ、書類整理は終わってたみたいだし、今回は許してあげてもいいけど!」
綾乃「と言うわけで、あとは歳納京子にプリントを提出させるだけね!」
千歳「そのことなんやけどな、歳納さん、先に帰ってしもうたんよ」
綾乃「」
綾乃「し、仕方ないわね!な、なら、ごらく部がちゃんと戸締まりしてるか確認しないといけないわね!」
千歳「綾乃ちゃん、めっちゃ動揺しとるよ?」
綾乃「だ、大丈夫よ、千歳!」
~茶道部室前~
ガラッ
綾乃「あれ、普通に鍵開いてる」
千歳「まだ、中に誰かいるんとちゃうん?」
綾乃「なら、早く帰るように行っておかないといけないわね!」
スッ
綾乃「あなたたち、さっさと帰り・・・なさ・・・」
~茶道部室~
あかり「おっぱい禁止だよぉ」モミッ
向日葵「ひ、ひゃっ///」
あかり「えへへ、一度やってみたかったんだ///」
向日葵「もう!あかりちゃんだから許してあげますけど///」
あかり「それにしても向日葵ちゃん、本当におっぱい大きいよね」
あかり「悔しいから、おっぱい禁止だよぉ!」ボイン
向日葵「ひゃあ///」
綾乃「こ、これは///」
千歳「綾乃ちゃん、うちに中に見せてーな」
綾乃「ちょ、千歳、今は駄目、きゃあ!」
ドテッ
綾乃「いたた・・・あっ」
あかり「∵」
向日葵「∵」
綾乃「あ、えと、その」アタフタ
ひまあか「・・・」
綾乃「その、あの」アセアセ
ひまあか「きゃあああああああああああああ!」
綾乃「失礼しましたー!」ダッ
千歳「ひ、ひまあかは想定外だったわ~」ドクドク
おわる
長らくお待たせしました
いろいろあって、書き終わるのに時間かかってました
春休み投下って言ったのに、6月投下とかもうね
次はまた京あかに戻るつもりです
いつ投下できるかはわかりませんが
■NEXT■
あかね「これ、あかりのパンツじゃないわ!」
■過去SS■
あかり「京子ちゃん、お誕生日おめでとう!」
ちなつ「みんな、なんで私のこと無視するの?」グスッ
櫻子「・・・百合SS?」
あかり&京子「2人の気持ち」
京子「バレンタイン!」
あかり「かくれんぼ!」
書き忘れましたが、SSまとめブログ作ったのでよかったらどうぞ
http://picopicoss.blog.fc2.com/
あと、ちなつは次の次に出る予定


