弟「なんだよ、突然」
姉「今日の夕方、友ちゃんと一緒に新しくできた温泉に行ったのよ」
弟「ふむ」
姉「それで、コーヒー牛乳を飲んだら非常に美味しくて。」
弟「はあ」
姉「在庫が切れるまで飲み尽くしたわ」
弟「飲み過ぎだよ!!!そりゃ眠れなくなるわ!!」
姉「あ、5本くらいは残ってたかしら」
弟「変わんねーよ!!」
元スレ
姉「弟、お喋りをしましょう」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1338137757/
姉「弟、あなた、学校の方はどうなの?」
弟「学校の方って一括りに言われても」
姉「成績のこともそうだし、交友関係も、それに恋人とかの話もよ」
弟「成績は中の上、交友関係まあまあ、彼女無しだよ」
姉「あなたに彼女がいないことなんて知ってるわ」
弟「じゃあ聞くな!!」
姉「後童貞ってこともね」
弟「なんで知ってんだよ!!」
弟「姉ちゃんこそどうなんだよ」
姉「成績は学年トップ、交友関係は程々に築けてるけど、彼氏はいないわ」
弟「姉ちゃん彼氏いないのか。てっきりいると思ってたよ」
姉「この前告白されたけどフったわ。弟と同級生のA君だったかしら」
弟「A?あいつイケメンだし性格良いみたいだしいいじゃんか」
姉「私が彼氏なんて作ったら、弟が悲しみで死んでしまうじゃない」
弟「変な設定作るんじゃねーよ!」
弟「あーもう2時か。小腹空いたな」
姉「おじいちゃん、よるごはんならもうたべたじゃない」
弟「そういう事言ってるわけじゃねーよ!」
姉「冗談に決まってるじゃない。あ、キッチンにポテトチップスがあったわ」
弟「お、そうなのか」
姉「…」
弟「…?」
姉「え、弟とってきてくれるんでしょ?」
弟「姉ちゃんがとってきてくれる流れだったじゃねーかよ!」
姉「弟、好きよ」
弟「…なんだいきなり」
姉「あら、弟君のことだから私みたいな絶世の美女に告白されたら昏倒でもするかと思ったのに」
弟「あんたは俺をなんだと思ってるんだよ…」
姉「…奴隷?」
弟「ひでえな!」
弟「…このポテトチップスしけてるなぁ」
姉「そうね」
弟「そういえば姉ちゃん、なんで口つけないんだ?」
姉「いや…その…」
弟「?」
姉「そのポテトチップス、棚の裏側に落ちてたのを拾って机に置いておいたものでね…」
弟「…」
姉「消費期限半年すぎてるのよ」
弟「ギャアアアアアアアア」
姉「弟も年頃だから部屋にエロ本の一つや二つあるのでしょう?」ガサゴソ
弟「や、やだなー。あるわけないだろ?ちょ、探さないでくれよ」
姉「…発見。なになに…?」
弟「や、やめろよ!!!!」
姉「…義姉監禁日記?」
弟「うわああああああああああああ」
姉「弟君…」
弟「うわあああ君とかつけないでえええええ余所余所しくしないでええええええ」
姉「弟君、私そろそろ部屋に戻りますね、お休みなさい」
弟「敬語にならないで!!!!戻らないで!!!!」
姉「戻らないで?あら、そこまで言うなら明け方まで居座るわ」
弟「っ…この姉……誘導尋問で食っていけそうだな……」
姉「誘導尋問だなんて人聞きが悪いわね。あなたが勝手に戻らないでと言っただけよ」
弟「ぐぬぬ…」
姉「弟の趣味って聞いたことがないわね」
弟「んー読書とか、ビデオとか良く見るぜ?」
姉「義姉監禁日記とか見るのね?」
弟「そ、その話は終わっただろ…」
姉「じゃあどういうのを見るのよ」
弟「えっと…………なんか咄嗟に好きなジャンルって出てこないな」
姉「やっぱり義姉監禁日「ちげーよ!!」
弟「姉ちゃんの趣味はなんだよ?」
姉「私も弟とほぼ同じよ。読書とか音楽を聴いたりとかね。後もうひとつあるけど」
弟「もう一つ?」
姉「弟をいじる事よ」
弟「なんとなく予想はしてたけどやっぱかよ!!」
姉「あ、訂正するわ。いじめる事よ」
弟「もっと酷くなっちゃった!!!」
姉「弟はゲームとかはするのかしら?」
弟「ああ、するよ。ほら、そこにゲームの棚があるだろ」
姉「ん?えーっと、F○、ドラ○エ…RPGばかりなのね」
弟「うん、RPGが好きなんだよね」
姉「えーっと、色々あるわね……えっと、姉と恋しよっ☆…?」
弟(やべっ)
姉「…弟君」
姉「すいませんすいませんすいません」
姉「あなたの趣味はよく分かったわ」
弟「…」
姉「弟、怒らないから言ってみなさい。性的趣向は?」
弟「姉萌え…」
姉「…鳥肌が立ったわ」
弟「自分で言わせといて!?」
姉「まあいいわ、弟に好かれて嫌な気がしないし」
弟「さっき鳥肌立ったとか言ってたくせに」
姉「なに、拗ねているの?」
弟「別に拗ねてねーよ」
姉「…冗談に決まってるでしょあんなの。私も弟の事が好きよ」ボソッ
弟「!?」
姉「何勃たせてんのよ」
弟「あんたのせいだろうが!!!!!!!!!」
姉「弟、明日の夕飯はオムライスとカレー、どちらがいいかしら?」
弟「俺はカレーがいいなー」
姉「じゃあオムライスにするわ」
弟「ひでえ」
姉「弟に顔が酷いと言われたわ。自殺するわ」
弟「被害妄想強すぎだろ!!!」
姉「弟に被害妄想が強すぎるメンヘラと言われたわ。吊るわ」
弟「なんなんだよこの流れ!」
姉「あなた、やけに今日は突っ込むわね」
弟「あんたが突っ込ませてるんじゃねーか…」
姉「突っ込ませてるなんて…弟は卑猥ね」
弟「意味が全然ちげえよ!」
姉「弟は女性が優位なのがお好き、と」
弟「ちげえよ!」
姉「違うのかしら?」
弟「う…いや、まあ、そうだけど」
姉「…ドMっ」
弟「グハァ」
弟「そういえば姉ちゃん、姉ちゃんは今年受験生だけどさ」
姉「うん」
弟「大学はどこにいくんだ?」
姉「○○大よ」
弟「え、○○大?姉ちゃんの成績ならもっと上いけるだろ」
姉「弟が行けるラインに行ってあげるのよ?感謝なさい」
弟「え、もしかして俺の進路勝手に決められてる?」
姉「何よ、弟は私と同じ大学に行きたくないと言うの?」
弟「そういうわけじゃないけどさ」
姉「私と同じ大学に行けるなんて光栄なのよ?感謝なさい」
弟「あ、ありがとう?」
姉「ございますは?」
弟「ございます…」
姉「跪きながら私の足を舐めて、私めが姉様と同じ大学に行けるなんて光栄でございますと10回言い続けなさい」
弟「そこまで言わせるのか!?」
姉「弟、少し眠くなってきたわ」
弟「じゃあ寝ればいいじゃんか」
姉「いや、私じゃなくて」
弟「姉ちゃんじゃなかったら誰だよ」
姉「中の人よ」
弟「メタんなよ!!」
姉「そういえばね、新しい温泉に行ったと言ったじゃない?」
弟「うん」
姉「そこに塩風呂ってのがあってね?死海の塩が溶かされてるらしくて、凄い浮くのよ」
弟「へえ、凄いね」
姉「そんな塩風呂があるのは天神の湯!今すぐwebで検索しよう!」
弟「まさかのステマ!?」
姉「私、この頃疲れているからか腰痛が凄いのよ」
弟「腰痛?きついんじゃないの?」
姉「だから弟、マッサージをなさい」
弟「マッサージ?別にいいけど」
姉「マッサージと言う名の猥褻行為に及んで、このSSをエロSSにしてしまいなさい」
弟「しねーよ!!そしてメタんな!!」
姉「ハッ…思い切り腰をぶん殴って拷問…そんなリョナSSに…?」
弟「しねーっつーの!」
姉「弟」
弟「ん?」
姉「暇だからTVをつけて頂戴」
弟「おう」ピッ
TV「あん…はぁん…」
弟(うわあ映画の濡れ場…気まずい空気になりそうだなあ)
姉「この女優演技があまりうまくないわね。そこはもうちょっとオーバーに喘ぎを…」
弟「この人に常識は通用しなかった…っ」
弟「姉ちゃんって学校ではどんなキャラなの?」
姉「敬語でお淑やかな淑女を演じてるわ」
弟「うわあ…姉ちゃんがお淑やかって想像できないなあ」
姉「弟、背中を出しなさい」
弟「え…やだよ、なんで?」
姉「背骨を曲がらない方に曲げるわ」
弟「怖っ」
姉「弟、弟はたけのこ派かしら、きのこ派かしら」
弟「ああ、お菓子か。俺はたけのこ派だよ、姉ちゃんは?」
姉「私は断然きのこ派よ」
弟「へえ、じゃあ敵だねー」ケラケラ
姉「あの卑猥なデザインを見て、すぐに気に入ったわ」
弟「そっちかよ!」
姉「…」カチャカチャ
弟「…」カチャカチャ
弟「あ、死んだ」
姉「なにやってんのよ!」パチーン
弟「いてっ!仕方ねえだろ!回復しようとしたらあの野郎がビーム吐いてきやがって…」
姉「言い訳無用!さっさとリスポーンしてこっちに来なさい!」パチーン
弟「叩くな!」
姉「さっきは申し訳なかったわ、あんなに叩いてしまって。熱くなりすぎたわ」
弟「いや、いいよ。ゲームで熱くなりすぎるってあるよね」
姉「お詫びになんでもするわ。好きに使って頂戴」
弟「えっ…え…えっと…」
姉「肩たたきとかでいいかしら?」
弟「え、あ、うん」
姉「エロいことでも考えてたのかしら?」
弟「~~っ」
姉「変態」
姉「はい、じゃあ肩たたきするわ」
弟「うん、お願い」
姉「…」トントントントン
弟「姉ちゃん、もうちょっと強くしていいよ」
姉「あらそう?」ドォンッ
弟「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア」
弟「肩外れてるってこれ!いたたたたたた」
姉「大変!肩を戻さなきゃ!弟、こっちを向いて!」
弟「うん―…」
姉「八卦掌!」ドゴォ
弟「UGYAAAAAAAAAAAAAAAAA」
姉「強すぎたわ」
弟「ハァ…ハァ…」
姉「弟、息を荒げてどうしたのかしら?発情?いやん」
弟「……」
姉「…弟?」
弟「ふざけんじゃねーよ!!」
姉「っ…」ビクッ
弟「……プッ、姉ちゃんめっちゃびびってるし!」アハハハ
姉「/////////// バカッ!!!!!」バキィ
弟「ぐはっ」
弟「…へへへ」ニヨニヨ
姉「…やめて頂戴、そんなニヤニヤしながら見るのは。変態みたいだわ」
弟「今なら姉ちゃんの罵倒も全然きつくないぜ…」ニヤニヤ
姉「…やめて頂戴と言ってるのよこのド変態野郎。気持ち悪いのよ、姉系AVとか姉系エロゲとか。部屋にいてもらってるだけ感謝したらどうなの?ねえ」
弟「」グサァ
姉「きつくないと言ったから」
弟「精神的にクルものがあった…」
姉「もう三時ね。」
弟「そうだね」
姉「三時になると私、TVをNHKにかえるのよ」
弟「なんで?」
姉「他の番組って、街のカメラが写ってるじゃない?」
弟「うん」
姉「あれって私、なんか怖いのよ」
弟(かわいい)
姉「弟は自慰行為は一日に何回行うのかしら?」
弟「…なんだよ唐突に」
姉「いや、気になったのよ」
弟「…2,3日に一回ぐらいだよ、姉ちゃんは?」
姉「実姉に自慰の頻度を聞くなんて最低よ…」
弟「俺は!?俺にプライバシーは!?」
弟「姉ちゃんって力強いよな」
姉「それは遠回しに女らしくないと言ってるのね?心外よ」
弟「いや、そういうわけじゃないんだけどさ」
姉「…まあ、程々にトレーニングもしてるし常人よか力は高いでしょうね」
弟「ちょっと軽く殴ってみてよ、この右手」
姉「…やっぱりMだったのね」
弟「だから違う!!!」
弟「そういえば、さっき俺がカレーを食べたいといったけど、カレーといえばインドだよね」
姉「違うわよ。私達の食べているカレー粉を使ったカレーの発祥地はイギリスなのよ」
弟「へえ、そうなんだ?」
姉「弟は低能ね、こんなこともしらないの?」
弟「そこまで言わなくていいだろ」
姉「お と う と は て い の う ね こ ん な こ と も し ら な い の ?」
弟「強調させて言うな!!」
弟「あーもうちょっとでテストだー」
姉「弟は低能だから、大した点数もとれないのでしょう?」
弟「悪かったな低能で」
姉「だから、私が手取り足取り勉強を教えてあげてもいいわよ?コスプレをして」
弟「…っ」ゴクリ
姉「想像してんじゃないわよ、変態」
弟「自分でフっておいてなんて言い様だ!!!!」
姉「そういえば、私小さい頃口内炎の事をこうなんえんといっていたのよ」
弟「へえ、姉ちゃんにも可愛いところあるじゃん」
姉「恥ずかしい限りだわ」
弟「そういうのを低能っていうんじゃない?」
姉「弟に低能って言われたわ。紐なしバンジーしてくる」
弟「またこの流れかよ!!」
姉「……」ウトウト
弟「…?」
姉「…」カタモタレ
弟「うおお」
姉「…ハッ、眠くて弟の肩に凭れてしまったわ」
弟(かわいい)
姉「ふむ、眠いから私はそろそろ部屋に戻るわ」
弟「そう。じゃあ、また明日」
姉「ええ、お休みなさい」
弟「おやすみ」
姉「…」
弟「…」
姉「おやすみのキスは?」
弟「!!」
姉「…なーんてね、嘘よ、じゃあね」バタン
弟(一瞬ドキッとしてしまった)
55 : 以下、名無しにかわ... - 2012/05/28 03:20:13 WRbo/OR+0 38/38すいませんすいません何となくスレ立てたら睡魔が来てしまいました
このままじゃ寝落ちしちゃいそうなんで終わらせました
丁度人が集まってきた頃なのに、すいません
ちなみに、最初は阿良々木とガハラさんのSS書こうとしたんですけど、化物語見てない人がいたらあれなので、姉弟ネタで書きました
大して面白くもなかったと思いますが、見て下さった方ありがとうございました
おやすみなさい