~娯楽部~
京子「ちなちゅ~♪」ギュー
ちなつ「ちょ、止めてくださいって!」グイグイ
京子「えー、いいじゃん、今日は2人っきりなんだしさぁ~♪」ギュー
ちなつ「くっ、このっ」ポカポカ
京子「あはは、いたいいたいっ」
ちなつ「も、もう……」ハァハァ
京子「もー、ちなつちゃんったら、そろそろデレてくれればいいのに……」
ちなつ「……」
元スレ
ちなつ「違うんです、結衣先輩、これには理由が……」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1336922743/
ちなつ(駄目だ、京子先輩は本気で私のことをツンデレだと思ってる……)
ちなつ(本気で私が何時か京子先輩にデレると思ってる……)
京子「~♪」カチャカチャ
ちなつ(……京子先輩には悪いけど、ちょっと本気で思い知らせないと……)
ちなつ「……京子先輩?」
京子「ん?どったの?」
ちなつ「ミラクるんのフィギアなんて組み立ててないで……ちょっとこっちに来てください」
京子「なになに~?」テコテコ
ちなつ「……」
ちなつ「京子先輩、私のこと、好きですか?」
京子「え?そりゃー……」
ちなつ「本気で、好きなら、ここで私を押し倒してください」
京子「へ……?」
ちなつ「出来ないです?」
京子「と、とうとうデレてくれたんだね、ちなつちゃーん!」ガバー
ちなつ(よし、かかった……)
京子「ちなつちゃん、かわええ……」スリスリ
ちなつ「……」ビリッビリビリッ
京子「……え、ちなつちゃん、何で自分の服、破いてるの?」
ちなつ「……いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!誰か助けてぇぇぇぇぇぇ!おかされるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
京子「なっ、なっ!?」
ちなつ(すみませんね、京子先輩……)
ちなつ(私はこんな子なんです……)ガシッ
京子「ち、ちなつちゃん、離してっ!」
ちなつ「……京子先輩、これで誰かが駆けつけてきて、私達の様子を見たら……」
ちなつ「どう思われるでしょうね?」
京子「!?」
ちなつ「後輩に乱暴してる先輩……そう思われるんじゃないでしょうか?」
京子「ちなつ……ちゃん?」
ちなつ(そんな話が広まれば、きっと結衣先輩は私に優しくしてくれるはず……)
ちなつ(京子先輩、私が結衣先輩と親しくなる為の……踏み台になって下さいね……)
タッタッタッタッ
ちなつ(あ、早速、誰か来た……早いなあ)
ガラッ
京子「い、今の悲鳴、ちなつちゃん!?大丈夫!?」
ちなつ「……あれ?」
ちなつ「え、駆けつけてきたのは……京子、先輩?」
京子「……」
ちなつ(……じゃあ、じゃあ、こっちの京子先輩は……?)
京子『ふ、ふふふ……良く見破ったわね、吉川ちなつ……さすがに、一筋縄ではいかないみたいね……』
ちなつ「きょ、京子先輩……?」
京子「ち、ちなつちゃん、下がって!あれは私の偽物だからっ!」グイッ
ちなつ「ひゃっ!?」ヨロッ
京子『もう、こんな変装をする必要もないかしら……!』ビリビリビリー
ちなつ「偽の京子先輩が……ムけたっ!?」
京子「正体を現したね……ライバるん!」
ちなつ「ええ!?」
ライ「そう、私は魔女っ娘ライバるん!」
ライ「吉川ちなつが力を取り戻す前に、一番親しい先輩の姿で近づいて暗殺してやろうと思って近づいていたのよ……!」
京子「くっ!卑怯だぞ!ライバるん!」
ライ「あはははは!それは褒め言葉と撮っておくわ!」
ちなつ「ら、ライバるんが……現実に……そ、そんな馬鹿な……」
京子「ちなつちゃん!現実を見つめるんだ!」
ちなつ「だ、だって、100歩譲ってライバるんが現実に居るとして、何で私が狙われるんですか!?」
京子「そ、それは……」
ライ「それは、お前の正体が……」
ライ「魔女っ娘ミラクるんだからよ!」ドーン
ちなつ「は、はあ?私がミラクるん!?」
京子「くっ……ちなつちゃんが記憶を取り戻すまでは普通の生活を送らせてあげたかったのにっ……!」
ライ「あはははは!考えが甘いわ!ラムレーズン並に!」
ちなつ「ま、待ってください、私はミラクるんじゃないです!人違いですって!」
京子「いいや、ちなつちゃんはミラクるんなんだよ……ライバるんの力で魔女っ娘の記憶と力を失ってるだけで……」
ちなつ「そ、そんな馬鹿な……!」
ライ「信じないのなら、それはそれで都合がいい……」
ライ「このまま私にやられて塵と化すがいい!」カッ
ビリビリビリー
ちなつ「きゃ、きゃぁぁぁぁぁ!」
ちなつ(あ、あれ、ビリビリが来ない……?)
ライ「ば、馬鹿な、ただの人間が私の雷撃を止めただと……!?」
京子「ぐっ……」ガクッ
ちなつ「きょ、京子……先輩?ま、まさか、私の盾になって……?」
京子「……あ、あたりまえ、でしょ、大好きな子が傷つくのを……黙って見てられるわけ……ない……」
ちなつ「そ、そんな、どうして……わ、わたし、ミラクるんじゃないんですよ?」
ちなつ「記憶だって、魔法の力だって、全然持ってないのに、それなのに……」
京子「ちなつちゃん……聞いて?」
京子「私は、確かにミラクるんが好きだけど……」
京子「それよりも、もっと、もっと……もーっと」
京子「ちなつちゃんの事が、好きだから……」
ちなつ「京子……先輩……」
京子「だいすき、だから……」
京子「だからっ……」ムクッ
ちなつ「だ、駄目です、京子先輩、起きちゃ……」
ライ「ば、馬鹿な、その身体で起きるというのか!」
京子「だから、私は、何度だって、ちなつちゃんを守るよ……」
京子「それが、私の愛のあかしだから!」
ちなつ「京子先輩……」
ライ「ならばもう一度食らえ!」カッ
ビリビリビリー
京子「あああっ!」ビクッ
ちなつ「止めてください!わ、わたし、京子先輩に守られる資格なんて無いんです!」
ちなつ「薄汚れた心しか持たない私には、そんな純粋な愛情を受ける資格なんて……」
京子「それは、違うよ、ちなつちゃん……」
ライ「ば、馬鹿な、何故倒れない!」カッ
ビリビリビリー
京子「うっ!」ビクッ
ちなつ「京子先輩!」
京子「ちなつちゃんは、薄汚れてなんかいない……」
京子「確かに、ちょっと腹グロだけど……けど、けどちゃんと純粋な心を持ってる……」
京子「わたし、知ってるもん……」
ちなつ「う、うそです、だって、だって私、さっきも京子先輩を陥れようと……」
京子「それは、それはライバるんから受けた封印のせいだよ、ちなつちゃん……」
ちなつ「封印の……」
京子「ライバるんはちなつちゃんの記憶と魔力だけじゃなく、心にも封印をかけたんだ……」
京子「大切な人への想いを、歪めてしまう封印を……」
ちなつ「そ、そんな……」
京子「けど、大丈夫……私は、知ってるから、ちなつちゃんの優しい気持ちを」
京子「だから……私が守って……あげ……」ガクッ
ちなつ「きょうこせんぱぁぁぁぁぁぁぁい!」
ライ「ふふふ、手こずらせたが……吉川ちなつ、お前の盾は倒したぞ」
ちなつ「……」
ライ「次はお前の番だ!吉川ちなつ!」ビシッ
ちなつ「……違うよ」
ライ「なに?」
ちなつ「私は……今の私は、吉川ちなつじゃない」
ライ「……!?」
ちなつ「今の私は……!」ガッ
ちなつ「愛と勇気を守る魔女っ娘、ミラクるんよ!!!!」(変身過程略)
ちなつ「さあ!愛と勇気の魔法を食らいなさい!」
ライ「くっ……!」
ちなつ「ミラクる、レーザー!」
ヒョロヒョロヒョロ
ちなつ「……」
ライ「……」
ちなつ「え、な、なんで!?なんでこんなヒョロいレーザーしか出ないの!?」
ちなつ「あ、アニメではもっと、こう、シュバーって出てたのに!」
ライ「ふふふ、どうやら、私の封印の効果はまだ残ってるようね……」
ライ「貴女には記憶も魔力も戻っていない!ただ変身しただけ!」
ライ「そんな状態で戦おうなんて笑止千万!」
ちなつ「くっ!」
ちなつ(ど、どうすればいいの、これじゃ、京子先輩を、京子先輩を守れない!)
京子「だ、大丈夫だよ、ちなつちゃん……」
ちなつ「きょ、京子先輩!?」
京子「ミラクるの魔力の源は、愛……それを沢山貯めれば、きっとライバるんがかけた封印を解くことが出来る……」
ちなつ「あ、愛!?」
京子「うん、愛……」
ちなつ「け、けど、愛なんてどうやって貯めれば……」
京子「そりゃあ、あの……好きな子とキスしたりすれば溜まるんじゃない?」
ちなつ「……え?」
京子「そりゃあ、あの……好きな子とキスしたりすれば溜まるんじゃない?」
ちなつ「……え?」
京子「そりゃあ、あの……好きな子とキスしたりすれば溜まるんじゃない?」
ちなつ「……ええ!?」
ライ「どうしたどうした、戦わないのか?戦うならさっさとしろよ、あははははは!」
ちなつ「け、けど、好きな子とのキスって、そんな……」
京子「ちなつちゃんが、結衣のことを好きだって言うのは、判ってる……」
京子「け、けど、今は、今は私しか居ないし……その……」
ちなつ「きょ、京子先輩とキスするんですか!?」
京子「う、うん……そ、それ以外に、方法は無いし……」
ちなつ(きょ、京子先輩と、キス……)
ちなつ(き、キス……)
ちなつ「///」プシュー
京子「……ごめん、やっぱり、嫌だよね……」
ちなつ「へ、あ、い、いやって訳では……その……」モジモジ
京子「……じゃあ、私が、私がライバるんを引きとめておくから……」
ちなつ「え?」
京子「ちなつちゃんは、結衣の所へ急いで!」む
ちなつ「な、何言ってるんですか!京子先輩、ボロボロの癖に!」
京子「だ、だって、だって他に方法は無いじゃん!」
ちなつ「……!」
京子「わ、わたし、わたし、ちなつちゃんに、消えてほしくないんだよ……だから……」
ちなつ「……判りました」
京子「わ、判ってくれた?じゃあ、私が……」
ちなつ「京子先輩と……します……」
京子「……え?」
ちなつ「き、緊急事態ですから、京子先輩とで……いいですっ」プイッ
京子「ほ、ほんと……?」
ちなつ「な、なんども言わせないでくださいっ///」
京子「けど、けど……嫌じゃ、ないの?」
ちなつ「……えっと、京子先輩の事は、その……」
ちなつ「普段、我儘で、私達に迷惑ばっかりかけてますけど……」
京子「ご、ごめん……」
ちなつ「けど、その……嫌いとかじゃ、ないです……よ///」
京子「……!」
京子「ち、ちなつちゃん……」
ちなつ「え、けど、けど、あくまで嫌いじゃないってだけですからね?」
ちなつ「キスをするのは、その、緊急手段ですから……仕方なしです……」
京子「う、うん、判った……」
ちなつ「……」
京子「……」
ちなつ「……えっと、私から……した方がいいのかな……///」チラッ
ライ「し、知らん」
ちなつ「……じゃあ、あの、京子先輩」スッ
京子「は、はいっ」
ちなつ「目……瞑って下さい……」
京子「う、うん……」ンッ
ちなつ「……」
京子「……」プルプル
ちなつ(……京子先輩、緊張してる……)
ちなつ(ちょっとだけ……可愛いな……)
チュッ
京子「……」
ちなつ「……」
京子「///」カーッ
ちなつ「///」ポーッ
京子「あ、あわあわあわ、ち、ちなっ///」
ちなつ「な、なんですかっ、何か変でしたかっ///」
京子「い、いや、あの……その……あ、ありがと……」ボソッ
ちなつ「な、なんでお礼言うんですかぁっ///」
京子「だって、だって、嬉しかったし……柔らかかったし……」
ちなつ「や、柔らかいって言うなっ///」ポカンッ
京子「い、痛いよっ///」
ライ「喜んでいる所済まないが……その程度で、私の封印は解けはしない!」
ちなつ「な、なんですって!?」
京子「くっ……!」
ちなつ「きょ、京子先輩、あ、あの……どうしましょう……」
京子「ど、どうって……その……もう一回、するしかないんじゃ……」
ちなつ「……」ドキドキ
京子「……」ドキドキ
ライ「……」ドキドキ
ちなつ「じゃあ、あの……京子先輩、もう一回、眼を……」
京子「う、うん……」
ちなつ「……」
ちなつ(普通にキスするだけじゃ、駄目なのかな……)
ちなつ(じゃあ、じゃあ、もっと……もっと)
京子「……」
ちなつ「……」
チュッ
ちなつ(京子先輩の唇、柔らかい……)ンッ
ちなつ(このまま、もっと奥まで舌を進めたら……どんな感触がするのかな……)チュッ
京子「……んぐっ!?」
ちなつ(あ、歯に当たっちゃった……)レロッ
ちなつ(京子先輩、歯、開けてくれないかな……)ペロッ
京子「ふぁっ……」
ちなつ(歯が開いた……ありがとうございます、京子先輩……)チュッ
ちなつ(……何か変な味がする……)
ちなつ(ちょっとだけ冷たくて、けど甘い味が……)チュルッ
ちなつ(これ……京子先輩の唾液かな……)
京子「んっ///」
ちなつ(京子先輩の舌、何処かな……)レロレロ
ちなつ(どんな感触がするのか……私の舌で、触れてたしかめてみたい……)レロッ
京子「んっ、んっんっ///」
ライ「///」ドキドキ
ちなつ(京子先輩の舌……見いつけた……)ペロッ
京子「んんっ!?」ビクッ
ちなつ(あ、京子先輩、びくっとした……可愛いなあ……)チュ
ちなつ(京子先輩……)
ちなつ(……大好きですよ)
パリーーーーーーーーーーーーーーーーンッ
ライ「ば、馬鹿な!私の封印が解かれただと!?」
ちなつ「……ライバるん!」キッ
ライ「な、なんだ!」
ちなつ「ずっと見てたよね!このムッツリ!」
ライ「え……」
ちなつ「むっつり~むっつり~、ライバるんはむっつり~」
ライ「ち、ちがう……私はムッツリとかじゃ……」
ちなつ「ムッツリビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーム!!!」カッ
ライ「うあああああああああああああああああああああ!」
悪は去った
ちなつ「ふう……何とか魔法の力で壊れた物も元に戻せたし、京子先輩の傷もなおたせ」
ちなつ「一件落着ですね!」
京子「お疲れ様、ちなつちゃん……いや、ミラクるんって言った方がいいのかな?」
ちなつ「……ちなつでいいですよ、京子先輩」
ちなつ「私は、確かにミラクるんですけど……吉川ちなつでもあるんですから……」
京子「ちなつちゃん……」
ちなつ「あっ……」フラッ
京子「ち、ちなつちゃん!?」ガシッ
ちなつ「す、すみません、京子先輩、魔法の力を使い過ぎたみたいで……」
京子「そっか……大変な戦いだったからね……」
ちなつ「はい……私のレーザーで地球が一度割れましたからね……」
ちなつ「ですから……あの、京子先輩?」
京子「ん?」
ちなつ「……もう一度、キス、いいですか……?」
京子「ち、ちなつちゃん……」
ちなつ「ち、違いますよ、あの、これも緊急手段です……から……」
京子「……ちなつちゃん、眼を瞑って?」
ちなつ「だ、だから、あの、勘違いしないでくださいね……?」
京子「ちなつちゃん……」
ちなつ「はい……」
京子「大好き……」
ちなつ「……わたしも、大好きです」
チュッ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ちなつ「……という事があったんです、結衣先輩」
結衣「……な、長い話だったね」
ちなつ「理解してくれましたか?」
結衣「つまり、私がさっき部室に来た時に見た、ちなつちゃんと京子のキスシーンは……」
ちなつ「はい、全部、魔力を回復させるための手段です」
結衣「……じゃあさ、ちなつちゃん、ちょっと魔法を見せてよ」
ちなつ「……は?」
結衣「魔力回復したんだよね?じゃあ、ちょっと見せて?」
ちなつ「そ、それは……」
京子「ち、ちなつちゃん、もう誤魔化せそうにないから本当のこと話そうよ……」クイクイッ
ちなつ「京子先輩は黙っててくださいっ」ボソッ
京子「ぶー、別にいいじゃん、私とちなつちゃんが付き合ってる事、結衣にばれたって」ボソボソ
ちなつ「そ、それは……」ボソボソッ
京子「それとも、ちなつちゃん……まだ結衣の方が好きなの?」ホゾボソッ
ちなつ「ち、違いますってっ!前に京子先輩を選ぶって言ったじゃないですかっ!」ボソボソッ
京子「ほんとかなあ……だって結衣に知られるの極端に嫌がってるし……」ボソボソ
ちなつ「ほ、ほんとですっ!」
京子「……じゃあ、証拠見せて」
ちなつ「しょ、証拠?」
京子「キスして」
ちなつ「……」
チュッ
ちなつ「これで信じてくれましたか……?」
京子「う、うん///」
ちなつ「もう、京子先輩って本当に我儘ですよね」クスッ
京子「え、えへへ///」
ちなつ「まあ、そういう所が可愛いんですけど……」
京子「ちなつちゃんも……可愛いよ、ミラクるんより、誰よりも……世界で一番、可愛くて、大好き……」
ちなつ「……もう、そんな事言われちゃったら、またキスしたくなっちゃうじゃないですか……」
京子「ちなつちゃん……」
ちなつ「京子先輩……」
チュッチュッ
結衣「……駄目だこいつら」
完

