男「あー…わり、今準備するから」
幼馴染「まったく!毎日毎日本当にいやんなっちゃう!!なんで私が来るまで起きない訳!?」
男「眠いもんは仕方ないだろ」
幼馴染「どうせ夜中にエッチなサイト見て1人でしてるんでしょ?気持ち悪い…そんな事してないで早く寝なさいよ!!」
男「してねーから…勝手な事言うな…ふぁーあ」
幼馴染「いいからさっさと準備しなさいよ!!まったくグズなんだから!!」
男「はいはい…少々お待ちくださいね……はぁ」
元スレ
幼馴染「またなの!?いい加減にしてよ!!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1335164451/
男「ふぁーぁ…」
幼馴染「あくびなんかしてないで急ぐわよ!!只でさえあんたのせいで遅刻しそうなんだから!!」
男「ふぅ…はいはい」
幼馴染「早くして!!あなただけなら良いけど私も遅刻して内申下がったら困るんだからね!?」
男「だったら先に行けっていつも…」
幼馴染「いいから急ぎなさいよ!!本当に遅刻しちゃうでしょ!!」
男「はぁ…へいへい」
学校 下駄箱
幼馴染「じゃ私こっちだから、時間ギリギリなんだからあんたも教室に急ぎなさいよ!」
男「わかってるって」
幼馴染「じゃあね!」
男「…ああ」
男「ふぅ…急ぐか」
休み時間 移動中
幼馴染「あっ…何よ?こんな所で」
男「ん?…移動教室だよ」
幼馴染「相変わらずタラタラしてるのね?もうチャイムなるわよ?なんでそんなにトロいのかしらね…全く」
男「あーはいはい急ぎますよ……お前はいいのかよ?」
幼馴染「私はすぐ目の前の教室だからあんたに心配されるまでも無いわよ?私があんたみたいなドジするわけないでしょ」
男「そっすか…そっすね…」
昼休み 購買
幼馴染「あっ!あんたまた購買のパンなの?」
男「なんだよ、お前もここに居るならそうなんだろ」
幼馴染「私はお弁当よ!ここには牛乳買いに来ただけよ」
男「そうかよ、どうでもいいけど」
幼馴染「何よ!あんたが聞いたから答えてやったのに!バカ!!」
男「はぁ…んな怒るなよ…みんなが見てくるだろ…」
幼馴染「あんたのせいでしょ!!はぁーあ!せっかくの昼休みが台無しねこれじゃ…」
男「すいませんでしたね…さっさと買って消えますよ」
放課後
男「あー終わった終わった……おっ?」
男「何やら神妙な男女…」
男「痴話喧嘩?いやあの雰囲気、これは告白か!?どれどれ……」
男「遠くてよく見えないな……あっ!女の方が走ってった…」
男「どっちが振ったのか振られたのか……男が振られたのか、可哀想だがこれも青春か」
男「はぁー面白いもんみたしさっさと帰るか」
帰路
幼馴染「………」
男「ん……何してんだお前?」
幼馴染「あっ……男……何よ?」
男「何って帰り道だし……元気ないな?どした?」
幼馴染「…別に?あんたには関係ないから…あんたこそ部活はどうしたのよ?」
男「今日からテスト期間だろ?何言ってんだ」
幼馴染「そっそうだったわね、私とした事がど忘れしちゃってたわ。偶にはあなたも気が利くのね?……それじゃ私急ぐから」
男「えっ?おっおい!…なんだあいつ……」
次の日
幼馴染「毎日毎日…いい加減にしてよね!!?」
男「んあー…悪い悪い…」
幼馴染「もう!!早くして!!」
男「んー」
幼馴染「なんでこう毎日寝坊寸前なのよ!!偶にはシャキッとしてくれないかしら!」
男「へぇへぇ…すいませんねぇ」
通学路
幼馴染「そういえばテスト大丈夫なのあんた?」
男「んー…まぁまぁだろ」
幼馴染「まぁまぁって何よ……前のはどうだったの?」
男「たしか数学が赤点ギリギリだったかなぁ…他はまぁ…」
幼馴染「何それ!?何がまぁまぁよ!!全然駄目じゃない!!頭大丈夫?!」
男「数学だけだろ…頭とか大げさだろ……」
幼馴染「大げさじゃないわよ?!赤点ギリギリだったんでしょ!?」
男「別に進級出来るだろ…」
幼馴染「進学する気は無いの!?そんなんじゃ受験うまく行くわけ無いじゃない!!」
男「受験はそん時頑張るよ…」
幼馴染「そんなんじゃ遅いに決まってるでしょ!?本当にバカじゃないの!?」
男「今から来年の話してもなぁ…」
幼馴染「勉強ってのは積み重ねでしょ!?あんた本当に大丈夫なの…?」
男「ダメだったら就職でも何でもするさ…」
幼馴染「しゅっ就職って……進学しないつもりなの…?」
男「ダメだったらの話さ…まだわかんねーよ」
幼馴染「だってそんなんじゃ本当に受験なんて!!」
男「あー…もう!朝からキーキーうるせぇなぁ!!」
幼馴染「えっ…」
男「お前には関係ないだろ!なんでそんなにうるさいんだよ!!」
幼馴染「わっ私はただ…」
男「俺が勉強出来ないのは知ってただろ…いつもバカだグズだと馬鹿にしてる癖に何を今更…」
幼馴染「だって…だってこのままじゃあんたが……」
幼馴染「そっそうだ!だったら私が勉強を…!」
男「はぁ…いいよいいよ…勉強まで一緒にしたらまた何言われるか…お前うるさいから」
幼馴染「うるさい!?私はあんたを心配して…!」
男「……いい機会だから言うわ…最近なんかそういうのうざいんだよな」
幼馴染「うっうざい…?私が…?」
男「常に上から目線で…何か事ある事にあーだこーだと罵倒されて…気分が良いはずあるかよ…わかって無かったのか?」
幼馴染「わっ私は……私は男が心配で……」
男「ほらまた……心配心配言うけどさ?自分より下の人間に施して自己満足したいだけなんじゃないのか?」
幼馴染「そっそんな風に……私はそんな風に考えてない!!」
男「どうだか……」
幼馴染「違うったら!!」
男「それなら俺なんかグズに構ってないで他にちゃんと対等な彼氏でも作れよ…」
幼馴染「!?そっそんなのより私は今勉強のが忙しいから……」
男「勉強が忙しいなら俺なんかに構う時間も惜しいだろ?それに毎朝俺に付き合って、それで遅刻したらお前の大事な内申が下がっちまうじゃん?」
幼馴染「あんただって下がったら困るじゃない!!だから私は毎朝…」
男「お前に俺の内申が関係あるのかよ?お前だけ遅刻欠席しなきゃいいだけだろ…」
幼馴染「そしたらあんたが……あんたと私が……」
男「だからお前に俺の成績とか関係ないだろ……あーチャイムなっちまってるな…もうこの話は終わりだ……行くぞ」
幼馴染「私とあんたが…」
男「……先行くからな」
幼馴染「何よ……何よ何よ何よ!!」
幼馴染「何が関係ないよ!!彼氏作れよ!!お前だけしなきゃいいだろよ!!」
幼馴染「私だけじゃ!!私だけじゃ意味ないでしょ!!何よ!!」
幼馴染「……………何よ…」
幼馴染「………遅刻しちゃう…」
昼休み 購買
幼馴染「………」
男「ん…あいつ…また牛乳だけ買いに来たのか…」
男「朝ので流石に気まずいな…俺も言い過ぎたし…やり過ごすか…しかし本当に牛乳好きだなあいつ……」
男「あっやべ…こっち来る……おう」
幼馴染「………」チラッ タタタッ
男「……そっすよねぇ」
男「はぁ……さっさと買って教室戻るか…」
放課後
男「はぁー!今日も長かった……」
男「ん?あれはまさか…またか?」
男「昨日の今日でようやるわ…テスト期間でもあると言うのに」
男「お?今日は何やら……おお!男が喜んでると言うことは!」
男「おー…カップル誕生の瞬間を見てしまった…」
男「他人事でもなんだか幸せな感じがするな…ははっ、良かった良かった」
男の家 自室
男「部活無いと寝るまでやる事ないなぁ」
(テスト大丈夫なのあんた?)
(そんなんじゃ受験うまく行くわけ無いじゃない!!)
(勉強ってのは積み重ねでしょ!?)
男「……勉強してみますか」
男「……一応あんなんでも心配してくれてんだよな」
男「……やっぱりだらしない俺が悪いか…明日ちゃんと謝るかな」
朝
男「おはよう」
幼馴染「……おはよう、今日は早いのね?」
男「毎朝毎朝じゃ悪いと思ってな」
幼馴染「そっ?もっと早く思って欲しかったわね」
男「ああ、悪かったよ」
幼馴染「………じゃあ早く行きましょ」
通学路
幼馴染「……男、話があるの」
男「ん?なんだ?」
幼馴染「明日から私朝起こしに行かないから…」
男「ん…やっと先に行く気になったか」
幼馴染「……私…彼氏…出来たから……」
男「ほう?」
幼馴染「毎朝男と一緒に行くと彼氏に悪いから……男は朝一人で学校行ってね……」
男「わかった、今までありがとうな。それと俺も話がある」
幼馴染「えっ…?」
男「昨日は言い過ぎた、ごめん」
幼馴染「え……」
男「考えて見りゃいつも俺に問題があったよな?それをお前が心配してくれてさ」
男「いや、偶にはそうじゃない時もあったが…まぁ殆ど俺に問題あったし」
男「それなのに昨日はお前を責めるような言い方して悪かった!ごめん!」
男「幼馴染も彼氏出来て本当に俺に構ってられないだろうし、今後は自分で頑張って見るから」
男「もうお前を頼りにしなくて済むよう朝もちゃんと起きるから」
男「だからお前は俺を気にせずお前の事を頑張れよ」
男「俺も勉強とか自分なりに頑張って見るからさ!」
幼馴染「………」
男「……幼馴染?」
幼馴染「!うっうん!頑張りなさいよ!!応援はしてあげるから!」
男「ああ…今まで本当にありがとうな?後本当に迷惑かけてごめんな」
男「そういえば彼氏出来たならもう今からでも一緒じゃない方がいいんじゃないか?」
幼馴染「えっ…」
男「別に明日からじゃなくてさ、今からの方がよくないか?」
幼馴染「……今日はまだ大丈夫だから」
男「そっか?まぁいいけど…それとちょっと昨日の話でアレだけど……昨日の今日で彼氏作るとかすごいなお前」
幼馴染「……前からちょくちょく声かけられてたから…」
男「はぁー…やっぱモテるんだな幼馴染は」
幼馴染「……あんまり嬉しく無いけどね」
男「そうなのか?彼氏と出会えたんだし良かったじゃん」
幼馴染「まだ私は好きな訳じゃ無いし…」
男「まぁ告白されたんじゃそういう所もあるか」
幼馴染「っ!見てたの!?」
男「えっ?さっきちょくちょく声かけられてたって言うから」
幼馴染「あっ…そっそうね…ごめんなさい」
男「なんで謝るんだ?……おっと!学校見えてきたな…俺やっぱり先行くから!彼氏に悪いからな!じゃあ彼氏によろしく!」
幼馴染「あっ…おっ男!……」
幼馴染「……男…私に彼氏出来て嬉しそうだったな」
幼馴染「もう……好きじゃ無かったんだね……」
幼馴染「私も諦めて忘れた方がいいのかな……」
幼馴染「でも…彼氏作って…先に裏切ったのは私?……」
幼馴染「でも私は男の……もう違うのか……」
昼休み
男「今日は幼馴染居ないな?もう買ってったのかな」
男「あー彼氏の所か」
男「いやいや、もう詮索するのはよそう」
男「……おっと!噂をすればと言う奴か、退散退散……しかし彼氏が気になるから少しだけ……」
男「ん?……あいつはどっかで見たような……」
放課後
男「なんだろうな…気になる…最近見たような…」
男「……なんかここら辺で……あっ!アレか!昨日と一昨日の!!」
男「いやー!アハ体験うめぇ!!そうかそうか!」
男「ん?という事はあの相手の女子は幼馴染だったのか」
男「あー…一昨日の帰り道で元気無かったのはそれでか…なるほどなるほど」
男「そりゃ関係ないわ確かに」
男「そういや今朝の告白の所見てないってのが嘘になっちまうな…」
男の家 自室
男「さてまた勉強頑張るか……」
男「………」カリカリ
男「………」カキカキ
男「………」ケシケシ
男「………」ペラペラ
男「はぁー…大分やったし少し休むか…あいつん家まだ電気ついてないな…まだ帰って無いのか?」
男「まぁあいつなら少し位勉強しなくても大丈夫か…俺はテスト頑張ってあいつに俺も大丈夫な所見せないとな」
朝 通学路
男「はぁはぁ…あいつが来ない初日からこれじゃまずいな…」
男「とりあえずここまで走りゃ大丈夫か……ふぅー」
男「あっ…幼馴染と彼氏君か…」
男「んーまだ彼氏君に挨拶してないな…挨拶しとくか」
男「おっす!幼馴染!」
幼馴染「あっ…男」
彼氏「あっこの人が幼なじみの…」
幼馴染「うん…そう…」
男「初めまして、幼馴染の幼なじみの男です」
彼氏「初めまして、一応幼馴染さんの彼氏…///って事になる彼です!よろしく!」
男「ははっ!なんか初々しいね!よろしく彼君!」
彼「あはは…自分で言うと恥ずかしいな…///」
男「へへっ!っとまぁちょっと挨拶したかっただけなんだ、邪魔しちゃ悪いから俺先行くな!じゃ!」
彼「べっ別に邪魔じゃあ…あー行っちゃったね」
幼馴染「………」
昼休み
男「おっ?一人か?」
幼馴染「……うん」
男「彼君は?」
幼馴染「体育だったみたいだから先に牛乳買って彼君の教室行くの」
男「なるほどな、しかし良い奴そうで良かったじゃん?俺的にも変な奴じゃなくて良かったし」
幼馴染「彼君はいい人だよ…まだ付き合い短いけど」
男「みたいだな…………変な事聞くがなんかお前変わったか?」
幼馴染「そっそうかな……」
男「なんか前みたいにツンケンしなくなったし……ってああー…ごめん」
幼馴染「なっなに?なんで急に謝るの?」
男「いやー俺が言ったの気にしてるのかなって…」
幼馴染「……うん、ちょっとね…でも自分で思い返してもキツく当たりすぎてたかなって思うから……今はこれで良いかなって」
男「そっか……やっぱりごめんな……でももう気にすんなよ?元気無いみたいで寂しいし」
幼馴染「……うん、もう少ししたら大丈夫だと思うから…私も気にさせてごめんね?」
放課後
男「はぁーまた長い1日を越せたか…いやまだテスト勉強があるか…」
男「というか週明けテストか……大丈夫かな」
男「いやいや、付け焼き刃でも一夜漬けでも頑張ると決めたから頑張らないとな」
男「幼馴染の申し出を断って成績低かったら真性のアホだもんな」
男「頭も本当に大丈夫か疑わし……おっ!2人か!おー……邪魔せず違う道から帰るか」
男の家 自室
男「うわー裏門から帰ると時間かかるな…」
男「おっ…今日はあいつん家の電気ついてるな」
男「まぁ後2日だし少しはやっとかないとまずいよなぁ」
男「俺も頑張るかね」
休日 朝
男「んあー!休み万歳!!…ふぁ」
男「……やることないな…いつもなら幼馴染に買い物つき合わされてたが……」
男「まぁいっか…午前中はダラダラしとこ」
午後
男「んーそろそろ始めるか…」
男「どれやるか……やっぱり数学を攻めるかな」
男「うひー!教科書見ただけで頭が痛い!!」
男「……やるか…」
夜
男「今日はこの位で許してやる!」
男「いや、許してくださいだな」
男「あれ、またあいつん家電気ついてないな」
男「明後日なのに大丈夫なんかな」
男「俺が言うセリフじゃないか」
男「今日はもう寝るか…明日も1日勉強やらねば…」
彼君「幼馴染さん!!好きです!!付き合って下さい!!」
幼馴染「ごめんなさい……私好きな人がいるから…ごめんなさい!」
彼君「あっ…やっぱり駄目かぁ……はぁ」
彼君「あっ…幼馴染さん……今帰り?」
幼馴染「ん…君は…昨日の……」
彼君「あっ!僕は彼って言います!!自己紹介して無かったね……」
幼馴染「彼君か……ねぇ?私の事本当に好き?」
彼君「えっ!?すっ好きです!!だっ大好きです!!」
幼馴染「じゃあいいよ……付き合っても…」
彼君「えっ…?嘘?……本当に?!やったぁあ!!!」
幼馴染「ウグッ……ウアァッ……なんで……なんで私は……」
幼馴染「男はいつも私にキツく当たられてたのに…グスッ………ヒグッ」
幼馴染「一回ちょっと強く言われただけで私は……私はあ!!ああぁぁぁぁ!!!」
幼馴染「ごめんなさい……男……ごめんなさい……彼君………ヒグッ…うぁぁぁ……」
彼「やっぱり幼馴染さんの幼なじみだね!」
幼馴染「えっ?」
彼「だってすごく優しそうだったしさ」
幼馴染「男はすごく優しいよ…昔からずっと…」
彼「へぇー、……僕も男君に負けないように頑張らないとね……」
幼馴染「えっ?」
彼「ううん!こっちの話さ!!それより僕達も急ごう!遅刻しちゃうよ!!」
彼「幼馴染さん一緒に帰ろうよ!」
幼馴染「あっ…彼君か…いいよ?一緒に帰ろう」
彼「ありがとう!(彼君か…っか、いやいやまだまだこれから!)」
幼馴染「うん…」
彼「幼馴染さんさよかったらなんだけど」
幼馴染「…なに?」
彼「どっ土曜日一緒に勉強しない?」
幼馴染「一緒に勉強……」
彼「だっ駄目かな?無理にとは言わないけど」
幼馴染「………図書館とかでならいいよ」
彼「ほっ本当に?!やった!!じゃあ明日図書館でね!!」
幼馴染「…うん」
彼「じゃあまた明日!(やったやった!これデートだよね!?)」
幼馴染「彼君と図書館で勉強か…」
幼馴染「何してんだろ私……」
幼馴染「彼君喜んでたなぁ…」
幼馴染「私酷い女だよね……グスッ」
休日 朝
彼「あっあれ…今日は午後からしかやってないみたいだね……」
幼馴染「……うん、どうする?帰る?」
彼「(まずい!)すっ少し街をぶらつこうか!午後からは使えるみたいだし!!」
幼馴染「……そうだね」
彼「ご飯は食べた?朝食向きな良い店知ってるんだ!」
午後
彼「あっ!図書館開いてるみたいだね!」
幼馴染「だね………」
彼「……もしかして幼馴染さんさっきの店気に入らなかったかな?」
幼馴染「えっ!?そっそんな事ないよ!ああいうのモダンって言うのかな?凄く素敵だったよ!」
彼「そっそう?なら良かったけど……」
幼馴染「うっうん…じゃっじゃあ気分変えてしっかり勉強しよ!」
夕暮れ時
幼馴染「ん…もうこんな時間か…私帰らないと」
彼「あっ!本当だ!真面目にやりすぎて気がつかなかった…(結局殆ど何もアクション起こせなかった…)」
幼馴染「……凄く真剣だったもんね…じゃあ私帰るね?」
彼「おっ送ってくよ!もう暗くなるし!」
幼馴染「……うん、ありがとう…じゃあお願いね」
夜 帰り道
幼馴染「………」
彼「………(話題が無い…何か…何か…)」
幼馴染「………」
彼「そっそういえばさ!」
幼馴染「…?」
彼「おっ男君とはどれぐらいの付き合いなの?」
幼馴染「……小学校からだね」
彼「へー…幼稚園や保育園からとかじゃないんだね?ちょっと意外」
幼馴染「そう?」
彼「僕の勝手な幼なじみのイメージだけどね?幼児期からずっと一緒とかそういう」
幼馴染「…ずっと一緒……じゃあ私達は幼なじみじゃないかも知れないね…」
彼「あっ!いやそんなつもりは!小学校からだって十分幼なじみだと思うよ!うん!」
幼馴染「そうだといいね……」
彼「………幼馴染さん」
彼「……(あれからまた沈黙が…)」
幼馴染「そろそろ家だから…」
彼「そっそうなの?無事送り届けられそうで良かった!」
幼馴染「うん……」チラッ
彼(あれ?今あっちの家見たよね?)
彼「……男君もここら辺なの?」
幼馴染「えっ!……うん、私の家の向かいの家が男の家だよ……ほらここ」
彼(本当に幼なじみって感じだなぁ…)
幼馴染「男の部屋はあそこだけど……電気ついてないからもう寝てるみたいだね…」
彼「そっそうだねもうこんな時間だし…」
幼馴染「送ってくれてありがとう…彼君も気をつけて帰ってね?」
彼「うっうん…それじゃあまた学校でね!おやすみ!」
幼馴染「おやすみなさい……」
次の日
男「んあーっしょい!!よく寝たわぁ……うわ!昼過ぎかよ!寝過ぎだろ俺……」
男「腹へったぁ、母さーん!腹へった!……あれ?いない?書き置き…」
[急に知り合いの葬式に行くことになったから出かけます]
[ご飯とかは幼ちゃんに頼んだからよろしくね?]
男「えぇー…人が幼馴染離れに頑張ってる時に……まぁ俺じゃご飯作れないし仕方ないか…でも1日位金置いといてくれれば……」
幼馴染「……1日だけじゃないみたいよ」
男「うわぁぁぁ!!!」
幼馴染「!?なっ何よ!驚き過ぎよ…」
男「いや…誰もいない筈なのに後ろから声がしたから……んでなんの用?」
幼馴染「なんの用って……そこに書いてなかった?ご飯作りに来たのよ」
男「あー書いてある…でも今日だけとかなら金くれれば…」
幼馴染「テスト最終日まで帰って来ないみたいよ」
男「えっ?マジかよ…急な癖して長すぎだろ…」
幼馴染「場所が遠いみたいよ?よくは聞かなかったけど」
男「ふーん…じゃあ悪いけどご飯作って下さい、僕はお腹が減っています」
幼馴染「何その喋り方…ちょっと気持ち悪いわよ…」
男「……悪い、飯頼むわ」
幼馴染「まぁそのつもりで来たんだけどね?今買い物も行ってきたし」
男「あれ?冷蔵庫に何も無かったのか?」
幼馴染「うん、あんまりね…すぐ作るからちょっと待ってて?寝起きだし軽くて良いわよね?」
男「おう、それで頼む」
(°□°;)
( ゚□ ゚;)疲れた
幼馴染「はい、お待たせ」
男「おー、ザ・和食」
幼馴染「ちゃんと出来てるとは思うんだけど……」
男「お前の作った奴なら大丈夫だろ……ほら、美味い」
幼馴染「そっそう?良かった…」
男「お前は食べないの?」
幼馴染「あっあるわよ!まだ持ってきてないだけ!」
男「そうか、じゃあ久々に一緒に飯食おうぜ」
幼馴染「!…うん!食べよ!」
男「………」モグモグ
幼馴染「………」モクモク
男「……そういや昨日帰り遅かったみたいだけど大丈夫か?」
幼馴染「え!?見てたの!?」
男「…?いや?俺が寝るまでずっと電気ついて無かったから出掛けてたのかと…後とりあえず何も見てないぞ」
幼馴染「そっそう…ただ彼君と図書館で勉強してきただけだけど…」
男「あっそうなの?割と良くやってるみたいで安心したわ」
幼馴染「………そう」
男「あっあれ?どっどした?変な事言ったか俺?」
幼馴染「……別に変な事は何も言ってないから安心して…」
男「そっそうか…なんかごめん」
幼馴染「…うん…気にしないで」
………………
男「……よし!ごちそうさま!」
幼馴染「お粗末様」
男「いやーお前が居て助かったわ!幼馴染様々だわ!持つべき物は幼なじみだな!!」
幼馴染「なっ何よ…褒めたって何も出ないわよ……///」
男「それでこの後お前どうすんだ?一旦帰るか?夜飯はまた頼みたいけど」
幼馴染「………実はうちも男の両親達と一緒に行ったみたいで……帰ってくるまで男の家に泊まるから」
男「ゑ」
男「そんな話聞いてませんが?書き置きに書いてませんが?」
幼馴染「でも両親共居ないから帰っても私1人で危ないからって…それならって男のお母さんが…」
男(なぜ事前に知らせないのか!あっ急にだったか…それに俺寝てたし…)
幼馴染「だから少しの間だけどお邪魔させて貰います」
男「俺は助かるけど…お前いいの?彼君居るのに俺と居たら気まずいだろ…」
幼馴染「彼君ならちゃんと話せばわかってくれるよ…それに1人で家に居るより全然良いから…」
男「そっそうか…じゃあよろしく頼む」
男「よし!腹も膨れたから俺は勉強するかな!」
幼馴染「あっ!勉強するの?じゃっ…じゃあさ?一緒にしない?」
男「えっ…お前と?…別に良いけどあんま馬鹿にしないでくれよ……」
幼馴染「しっしないから!じゃあ一緒にね!」
男「ん?うん…なんかお前……いや、いいや……俺も準備するからお前も今の内に道具持ってこいよ」
幼馴染「?…わかったわ!」
幼馴染「………」カリカリ
男「………んー」
幼馴染「…わかんないの?どれ?」
男「これがなぁ」
幼馴染「これはこうして…」
男「おお!わかりやすいな!ありがとう!流石だな幼馴染は」
幼馴染「えへへ…あっ……こっこれぐらいならまた教えてあげれるわよ!」
男「おーまたわからなかったら頼む」
幼馴染「おっお安いご用よ!」
男「うわぁ…凄いはかどった……」
幼馴染「力になれたみたいで良かったわ!」
男「やっぱすげぇなお前、あん時意地にならずに頼めば良かったわ」
幼馴染「あっ……そう…かもね…」
男「もうすっかり真っ暗だな…それに腹へったし……悪いけどまたご飯頼む…!」
幼馴染「いいわよ、大体その為に居るんだし」
男「手伝える事は手伝うから言ってくれ」
幼馴染「じゃー昼の食器洗っといてくれる?水に浸けたままだから」
男「それくらないならまかせろー」
男「皿洗いとか久しぶりだわ」カチャカチャゴシゴシ
幼馴染「普段手伝いとかしないの?」
男「母さんに任せきりだなぁ…お前はしっかり手伝ってそうだな」
幼馴染「私が全部やる日もあるからね」
男「うはぁ…出来が違うとはこの事だな……良いお嫁になれるなお前は」
幼馴染「っ!?あっ痛っ……指切っちゃった」
男「おっおい!大丈夫か!!救急箱持ってくる!!」
男「大丈夫か?……」
幼馴染「大丈夫よこれくらい、昔は良くやってたわ」
男「悪いな…料理中に話しかけるべきじゃなかったよな」
幼馴染「別に私が不注意なだけよ…気にしないで、ね?」
男「ああ…」
幼馴染「じゃあ料理の続きしないと!遅くなっちゃうし!」
男「うん、料理手伝えなくてごめんな」
幼馴染「ほら!気にしないでって言ったでしょ!あんたは洗い物片付けて!」
男「おう!洗い物はまかせろー!」
バリーン
男「すいません……」
幼馴染「割っちゃった物は仕方ないでしょ?それにあんたの家の物だし私がどうこうは…」
男「あーそっか!じゃあこれは気にしないわ!」
幼馴染「それもどうなの?まぁ良いわ!出来たわよ!」
男「ごちそうさまでした!」
幼馴染「はい、お粗末様。血の味とかしなかった?大丈夫?」
男「お前のなら別に良いだろ?別にしなかったしうまかったよ」
幼馴染「そう?ありがとう…///」
男「じゃー後は風呂だな!先入れよ、俺部屋行っとくから」
幼馴染「じゃあお言葉に甘えて…」
幼馴染「男の家でお風呂入るの久しぶりだなぁ…」ヌギヌギ
幼馴染「いつ振りかな……昔は一緒に入ったりしてたけど…」
幼馴染「流石にこの歳でははいれないわよねー///」
幼馴染「なっ何考えてるのよ私ったら!今は彼君も居るのに!」
幼馴染「さっさと入っちゃお…」
男「あいつが家で風呂とか何年振りだ」
男「そもそも家に入ったのが何年振りだ」
男「昔は一緒に風呂入ったりしたよなぁ…今は……いやいや、その先をいっちゃぁ変態よ!」
キャーーーー!!!!
男「!!?幼馴染!!」ダダッ
男「幼馴染大丈夫かぁ!!?」
幼馴染「おっ男ぉ~!」ダキッ
男「うわっ!ちょっ!はだっ!はだかっ!かっ隠してくれ!」
幼馴染「あっ!あぁ!ごっごめんなさい!!」ササッ
男「……そっそれでどうしたんだ?」
幼馴染「風呂場の外から大きな物音がして……それで驚いて……」
男「外か……ちょっと見てくる」
幼馴染「きっ気をつけてね?」
幼馴染「どっどうだった?」
男「人の気配は無かったけど小さい植木鉢が倒れてたからそれかも知れない…猫が引っ掛けたかな?」
幼馴染「だっ…だったら良いけど…」
男「一応近所の交番に電話しとくからさ、お前風呂入っちゃえよ風邪ひくぞ?明日からテストなのに風邪で休んだら元も子もないし」
幼馴染「うっうん………でっでも……怖いから脱衣場に居てくれない?」
男「はぁ!?」
男「なっ何言ってんだお前は!?」
幼馴染「おっお願い!!すっすごい怖いの……」
男「………脱衣場の外で待ってるから」
幼馴染「……わかった…どこも行かないでよ?」
男「行かないからさっさと入れよ…俺も入るんだから…」
幼馴染「うん…」
シャー
幼馴染「ねー?いるー?」
男「あー!居るよ!安心しろ!」
幼馴染「うーん」
男「同級生の女子が入ってる風呂の音聞きながら前で待機となんの拷問だ……」
幼馴染「ねー?」
男「居るから!!」
幼馴染「ごめんなさい、終わったよ」
男「やっ…やっとか…じゃあ俺入るからお前部屋行っとけよ」
幼馴染「私もここに居るから」
男「はぁ!?却下だ!部屋行けよ!」
幼馴染「今1人にしないでよ……」
男「なっ!くっ………わかったよ!!好きにしろ!!」
幼馴染「ごめんね……」
男「なんでこうなる…」
男「今日はさっさと上がろう……」
シャー
男「でもなんか外にあいつが居ると思うと落ち着かない……」
男「ええい!幼馴染なんだぞ!気にしすぎだ!!」
幼馴染「何ひとりでブツブツ言ってるのー?」
男「ちょっと話しかけないでくれ!気が散る!!」
幼馴染「え?うっうーん……」
幼馴染「気が散るって何してるんだろ……覗いちゃおうかな…///」
男「………」ゴシゴシ
幼馴染「………」ソー チラッ
男「……ん?冷たい風が…うわぁ!!」
幼馴染「あっ…」
男「ばっか!!おま!!ばっか!!なんで覗いてんだよ馬鹿!!男の体見て楽しいか!?」
幼馴染「そっそんなに怒らないでよ!ちょっと気になっただけなんだから…」
男「気になっても見ちゃダメだろ!!それで許されたら覗きが犯罪にならねーよ!!何してんだよ!!」
幼馴染「そっそうよね…ごっごめんなさい…」
男の部屋
男「なんでお前まで俺の布団に来る」
幼馴染「だっだから怖いんだって……」
男「だからって流石に一緒に寝るのは無い。俺が彼君に顔向け出来ない」
幼馴染「だったらせめて近くに…隣で寝てよ……」
男「それじゃ変わんねーだろ!!アホか!!昼から思ってたんだがやっぱりなんか今日おかしいぞお前!!」
幼馴染「えっ?どこが?」
男「色々おかしいぞ!?普段しない笑い方するし風呂覗くし一緒寝るとか言い出すし……おかしいだろ!?」
幼馴染「いっ言われて見れば確かに……」
男「確かに…っじゃねーよ!!」
男「……はぁ…なんか疲れた…もう寝るぞ…お前はベットで寝とけよ…俺の布団の方に来るなよ…」
幼馴染「わっわかったわ……わかってるわよ!!おやすみ!!」
男「ふぁーあ、おやすみ」
男「……ん?朝か…でもまだ少し早いか…なんか背中が……!?」
幼馴染「……ん…」
男「なっなんで?」
幼馴染「………んん……」ムニュ
男「っ!……」
男「ぬっ抜け出さないと……」
幼馴染「……んー」ギュッ
男「んな!?どっどうすれば…」
ジリリリリリッ!
男「時計が!……起きてたら…なんかまずい気がする…寝たふりを……」
ジリリリリリッ!
幼馴染「………ん?あれ?」
男「……」
幼馴染「おっ男!?やっやだ私!!……えっ…いつの間に……」
男「……(早く離れて来れ!頼む!)」
幼馴染「とっとりあえず起きて準備しないと!男が起きて無くて助かったわ…」
男「……(なんでこんな日に早起きなんだよ俺…)」
幼馴染「……朝ご飯の準備しないと…」
男「行ったか…危なかった……」
男「………そんなに怖かったのかよ」
………………
男「おはよーっす」
幼馴染「あれ?良く1人で起きれたわね?」
男「あっ…あー布団だったからかな…寝心地イマイチだし」
幼馴染「ふーん?そうなの?まぁいいわ、朝ご飯食べて学校行きましょ」
男「なんか一昨日位に起こさなくて良いとか言いながら今日コレか…」
幼馴染「成り行きでしょ…仕方ないわよ……」
男「まぁそうだけど…」
彼「あっ!おはよー2人とも!!今日は一緒なんだね!」
男「おっ彼君おはよう」
幼馴染「おはよう彼君!」
彼(やっぱり男君と居ると元気だな…)
男「どうした?」
彼「いっいや?今日の科目苦手だなぁって思って…(僕じゃ男君にはかなわないか)」
放課後
男「いやぁー!手応えあったな!」
男「昨日あいつに教えてもらったお陰かな」
男「都合よすぎるかも知れないが今日も教えてくれないかな」
男「あっ…でも今日は彼君と一緒にやるって言ってたか」
男「また1人で頑張ってみるか」
男の家
男「………」カリカリ
幼馴染「ただいまぁ」
男「ん?おかえり」
幼馴染「あっ…男もまた勉強してたんだ…図書室で一緒にやれば良かったのに」
男「恋人の時間じゃまする程馬鹿じゃないからな…そういえばこの事話したか?」
幼馴染「……言ったよ」
男「……彼君怒ってた?」
幼馴染「男君なら安心だよね!だって」
男「出会って数日だが彼君らしいな」
幼馴染「……そうだね」
幼馴染「じゃあ私は夕飯作るから」
男「じゃあ俺は風呂の準備するか」
幼馴染「お願いね……あっ」
幼馴染「……なんか夫婦みたいだなぁ…」
幼馴染「でも……もう…」
テスト最終日 放課後
彼「あー!やっとテスト終わったね!」
幼馴染「そうだねー」
彼「……あのさ?テストも終わったしこれからデートしない?」
幼馴染「えっ…でも今日は…」
彼「今日行きたいんだけどダメかな?」
幼馴染「うーん…………どうしても?」
彼「今日が良いな」
幼馴染「じゃあいいよ…」
彼「ありがとう!じゃあ早速行こう!」
幼馴染「ここは?」
彼「ここはある事で有名なデートスポットかな」
幼馴染「へー…綺麗な場所」
彼「気に入って貰えたかな!良かったよ!」
幼馴染「うん…」
彼「それでさ今日ちょっと強引なのは話があったからなんだ」
幼馴染「話?」
彼「男君の話」
幼馴染「えっ…」
彼「もう率直に聞くよ?男君の事好きでしょ?」
幼馴染「なっ!なっ何急に!?彼君どうしたの?!」
彼「どうもしないよ?ただどうなのかなって」
幼馴染「どうって…あいつはただの幼なじみで……そんなんじゃ……」
彼「ふーん?じゃあさ、最初に僕の告白断った理由の相手……あれはだれ?」
幼馴染「……なっなに?彼君なんか怖いよ?私何かした?」
彼「はぐらかさないで……お願いだから答えてよ幼馴染さん」
幼馴染「……かっ彼君には言えないよ…ごめん」
彼「……なんで?僕って一応彼氏だよね?僕の事は男君に話せて男君の事は僕に話せないの?」
幼馴染「いっいやそんなんじゃ!ていうか今の質問に男は関係な…」
彼「嘘つかないでよ…悲しくなるだけだから……見てるとわかるんだからさ……2人を」
幼馴染「………え?」
彼「どう見たって君は男君が好きじゃないか…僕と居ても上の空…返事は曖昧…君から話かけてくれる事はまずないし」
彼「でも男君と居る君は自分から男君に話しかけて…男君の話はちゃんと返事して…ずっと男君を見てる…」
幼馴染「そっそんな…私は彼君も見てるよ?」
彼「そうだね…目では見てくれてるかもね?でもそういうのじゃなくてさ…もっと根本的に違うんだよ…僕と男君じゃ…」
幼馴染「ごっごめんね?彼君がそんなに思い詰めてるなんて知らなくて…」
彼「違うよ?今はもう僕は僕を見て欲しい訳じゃないんだ!君に幸せになって欲しい!」
幼馴染「私が幸せに…?意味が…」
彼「君は男君の所に帰るべきだ!僕の所に居てもどうにもならないから」
彼「いや…ずっと男君の所に居るのかも知れないけどね…」
彼「だから僕は君に告白をしにここに来て貰ったんだ」
幼馴染「私が告白?だって私は彼君と付き合ってるし……それに誰に…」
彼「なら別れよう幼馴染さん!僕はもう君とは付き合えない…」
幼馴染「…え?なんで彼君…?」
彼「いや…もうわかっているでしょ?お願いだから素直になってよ…幼馴染さんには僕じゃダメなんだよ…」
幼馴染「そっそんなこと……」
彼「もういいんだよ?最初から僕に気が無いのはわかってたんだし…」
彼「あの日何かあって何でもいいからすがりたかったんだよね?それに偶々僕が選ばれたと」
幼馴染「でも…でも私…」
彼「もう僕の事はどうでも良いからさ?でも一つだけわがままをさせて貰うよ」
幼馴染「え?」チュッ
彼「ほっぺにキスぐらい彼氏じゃなくても許されるよね?ほら、この先の場所で男君が居るはずだから」
幼馴染「まっまって!?なっなんで!?なんでこんな事になってるの?!」
彼「……僕が好きな人にちゃんと好きな人を好きになって欲しいからだよ…ちゃんと男君に想いを伝えてね!大丈夫!必ずうまく行くよ!それじゃあね!さようなら!」
幼馴染「あっ!まって!彼君!!……私はどうすれば…」
男「彼君いつくるんだ?大事な話とか言ってたが…」
幼馴染「あっ…男…」
男「おっ?幼馴染じゃん?彼君は一緒じゃないのか?」
幼馴染「……さっきそこで別れた…」
男「え?彼君来ないのか?話があるって言ってたのに」
幼馴染「…多分来ないよ」
男「えー?なんだそれ…じゃあ帰るか…」
幼馴染「………待って!私も男に話があるから!!」
男「ん?帰りながらじゃ駄目か?」
幼馴染「ここで聞いて?」
男「おっおう…」
幼馴染「まずね…彼君と別れたの…」
男「はぁあ!?なんだそれ!?急になんで!?お前が振ったのか?!」
幼馴染「ううん…私が振られちゃったの…」
男「えぇ?彼君に告白されたんだろ?どういう事?なんかしたのお前…」
幼馴染「彼君には一回告白されてね…その時好きな人が居るって断ったの…」
幼馴染「それで次の日またあったから本当に私好き?って聞いたら好きって言うからいいよって言って付き合ってみたの…」
男(あん時そんな流れだったのか)
幼馴染「それでね…今日さっき最初に断った理由の好きな人教えてって言われて言えないって言ったら別れようって…大分話をはしょってるけど…」
男「なんだそれ…本当に言えなかったのか?」
幼馴染「私は諦めたかったから言いたくなかったけど…でも彼君知ってたみたい…私の好きな人」
男「え?じゃあなんで聞いたんだ?」
幼馴染「わからないけど……もしかしたら彼君も諦めたかったのかも…」
男「付き合ってたのに諦めたかった?なっなんだそれ……まるでわからない…」
幼馴染「彼君は本当に好きな人を好きになって欲しいからって言ってた……」
男「なんだよ…身を引いたって事なのか!?好きな人と付き合ってたのに!?なんの自己犠牲だよ…」
幼馴染「私が彼君を見てなかったから彼君が思い詰めて……だから僕じゃダメなんだって彼君が……」
男「なんだそれ……俺が彼君を連れ戻してやるからまたちゃんと話せよ!待ってろ!」
幼馴染「行かないで!!彼君はちゃんとわかってたんだよ…私の本当に好きな人を…」
幼馴染「私は彼君に酷い事しかしてないのに…彼君は私の為に…後押しまでしてくれて……」
男「なんだよ…それでいいのかお前ら!?」
幼馴染「このままじゃだめだよ…だから私はちゃんと言うの…彼君のお陰でもう一度チャンスが貰えたから」
男「なっ何を言ってんだ?チャンスってなんの…」
幼馴染「男に告白するチャンスを貰ったから!」
男「…………え?」
幼馴染「怒らないで聞いてね?……」
幼馴染「私は…………私は男が……あなたが好きです!!……」
男「なんだそれ……訳がわかんない……お前今何て言った?」
幼馴染「男が好きです……付き合って下さい…」
男「………駄目だ…駄目だ駄目だ!!彼君がそんなの!!」
幼馴染「彼君が行けって良ってくれたんだよ…」
男「!?なんであいつは……こんな」
幼馴染「私も全部はわからない…」
彼「いやだなぁ!本当に好きな人を好きなって欲しいからって言ったでしょ?」
男「かっ彼君!?」
幼馴染「帰ったんじゃ……」
彼「投げっぱなしは好きじゃ無いからね?様子は見てたよ」
男「彼君!!なんで幼馴染を振ったんだよ!?好きじゃなかったのか?!」
彼「好きだよ…でも一緒に居ても幼馴染さんは男君しか見えて無かったから」
男「そんなの!」
彼「付き合ってまだそんなに時間はたって無いけどね?あんなに露骨に態度の違いが出てたら嫌でもわかるよ」
彼「僕と居るときは全然元気無いけど男君が居るだけで全然違うんだもの」
彼「僕は幼馴染さんが好きだけどね?寂しそうな彼女を見ててもつまらないんだよ」
彼「付き合って気づいたけど僕が好きになったのは男君と居る時の幼馴染さんだったんだよね…」
彼「最初幼馴染さんを好きになった時は男君気づいて無かったけど…」
彼「だからやっぱり君達が一緒に居るべきだと思ったんだよ」
男「だからといってお前の気持ちが…」
彼「やめてよ…もうこの場で僕の気持ちは関係ないんだよ」
彼「幼馴染さんは君にちゃんと告白した」
彼「なら君もちゃんと答えないとね?もう僕は関係ない…僕を理由に断らないでくれ……君の想いを素直に言ってあげて」
男「俺の想い?」
男「俺は幼馴染を……好きだと思うけど…なんか違う気がする」
幼馴染「…………」
男「いつも一緒に居て…兄弟みたいな…でもやっぱりちがくて……友達のような……でもこれもちがくて…」
彼「………」
男「なんだろう…幼馴染は俺の幼なじみで……」
幼馴染「男はさ…もう忘れてるかも知れないけど……」
男「……ん?」
幼馴染「私は昔男に告白されてOKしたんだよ?」
男「え?」
彼「え?」
幼馴染「やっぱりそうだよね……ごめん忘れて……」
男「いやいやいや!このタイミングでそれは無いだろ…話してくれないか?」
彼「えっ…その話が本当ならこれは…」
幼馴染「………小学校一年生の時」
男「マジか…本当にわからない…もっと詳しく頼む!」
彼「小学校からの付き合いって聞いてたけど本当に付き合ってるの付き合いだったなんて…」
幼馴染「……私が転校してきてすぐ…男に校舎裏に呼ばれて……一目惚れしました!って」
男「それでお前は受けたと…」
幼馴染「うん…そしたらずっと一緒に居ようねって居われて…中学校も高校も大学も!って…」
幼馴染「大学を卒業したら結婚して私はお嫁さんにしてあげるって言ってた……」
男「あっ……だからお前は進学に乗り気じゃない俺にあんなに……」
幼馴染「ううん…こんな子供の約束無効だよね……信じてた私がバカだったんだよ……本当に頭がおかしいのは私だったんだよね……」
男「そんな事……なんで俺は忘れてたんだ……」
幼馴染「こんなの普通忘れるよね…でも私はバカだから…」
男「ということは幼馴染は俺とずっと付き合ってると…思ってたんだよな?」
幼馴染「この前男に怒鳴られるまでそう思ってた……今考えるとバカみたいだけど……」
男「おっ幼馴染…すっすまない……本当にすまない……」
彼「僕は骨折り損だったのかな…」
幼馴染「それは違うよ彼君…」
幼馴染「彼君が居なかったら私腐ってたと思うから……彼君には感謝してるんだから」
彼「僕はその言葉だけで腐らずに済むよ…」
幼馴染「男もごめんなさい…私も男に甘えてたんだと思うから…」
男「そんな俺は…」
彼「……ほらほらまた脱線気味だよ?ここまで来たんだから…もうすぐそこなのに」
彼「昔のように言ってあげなよ」
男「………でもまだ自覚が…」
彼「忘れた事は同じ事すると思い出すだろ?幼馴染さんも昔と同じように言って見なよ」
幼馴染「……うん」
男「……一目惚れしました、付き合って下さい…」
幼馴染「……あたしも……あたしも男くんに一目惚れでした!」
男「あっ……」
男「なんだこれ……本当に忘れてたのか?」
幼馴染「……?」
男「ははっ……幼馴染……俺お前が好きだ!!」
幼馴染「え?」
男「そうだよ!本当に好きだったんだよ!!なんだこれ!!はは!!」
幼馴染「どっどうしたの…?」
男「幼馴染!!お前が好きだ!!ずっと好きだったんだよ!!」
男「昔友達にお前の事からかわれてそれで好きじゃない素振りするようになって……それからそれが当たり前になってそれで……」
幼馴染「なっなにそれ!?」
男「そうだ!お前が牛乳飲む理由思い出した!!俺の為に胸大きくしてくれるつもりだったんだよな!!」
幼馴染「んなっ!?」
彼「へー、だから毎日飲んでたんだ…ははっ!可愛いね!」
男「あとあのツンケンした態度は俺がアニメのキャラを可愛いって言ったら真似しだしたんだよな!はははっ!!」
男「お前がやってたのは本当に全部俺の為立ったんだな!!はははっ!!笑える!!」
幼馴染「わっ笑い事じゃないでしょ!?」
彼「ふぅ…そりゃ僕じゃダメな訳だね」
男「あっ!もしかして……彼君の告白受けたのも俺のせいか……?」
幼馴染「……そうよ!!あんたのせいよ!!バカ!!あんたがあんな事言うから!!」
彼「あーやっぱり何か言われてたんだね…何て言われたの?」
幼馴染「……彼氏作れって」
彼「あっはっはっはっ!!なんだ!僕は最初からピエロじゃないか!はははっ!!」
男「かっ彼君…ごめんな…俺が変な事言ってこいつが真に受けたから……」
彼「はははっ…はぁーいいんだよ…?僕は少しの間だけど本当に楽しかったから」
彼「幼馴染さん!付き合ってくれてありがとう!良い思い出が出来たよ」
幼馴染「私彼君に何もしてあげてないのに…」
彼「少しの間だけど君と僕が彼氏と彼女になれたのが僕は嬉しいんだよ」
幼馴染「……ならこれだけでも受け取って」
彼「あっ…」チュッ
幼馴染「ほっぺなら男も許してくれるよね?」
男「彼君なら……仕方………ない」
彼「じゃあ僕は本当にこれで失礼するよ」
男「……彼君…ありがとう」
幼馴染「ごめんね?彼君…気持ちは本当に嬉しかったよ…」
彼「………うん、じゃあ……さよなら2人共」
男「……泣いてたな」
幼馴染「………うん」
男「………」
幼馴染「………」
男「仕切り直ししよう」
幼馴染「え?」
男「告白」
幼馴染「うん…わかった…」
男「幼馴染!!俺は昔初めてあった時君に一目惚れしました!付き合って下さい!」
幼馴染「男!私も初めてあった時に一目惚れでした!付き合って下さい!」
2人「よろしくお願いします!」
男「……なんかイマイチだな」
幼馴染「……だね」
男「日も暮れたし帰るか」
幼馴染「うん」
帰路
幼馴染「ねぇ?男?」
男「ん?」
幼馴染「目をつぶって気をつけして」
男「キスか?する?」
幼馴染「いいから!言われた通りにして!!」
男「ん……目つぶって…気をつけ」
幼馴染「ふんっ!」
ドスッ
男「おぶぅっ!……なっなぜ腹を……?」
幼馴染「隙あり!」
チュッ……チュバッネロ
幼馴染「…はぁー…」
男「プハァ…なんで普通にしないの…?」
幼馴染「私の事好きな事忘れてた罰!」
男「なっ納得…」
幼馴染「あっお父さん達帰って着てるみたいだね!」
男「だな…そういえばテスト期間中色々ありがとうな」
幼馴染「お互い様だよ……じゃあまたあした!」
男「ああ、またあした…ん?」
幼馴染「………」
男「……………」チュッ
幼馴染「えへへぇ…じゃあね!!」
男「ああ…」
朝
幼馴染「またなの!?いい加減にしてよ!!」
男「いや、悪い…昨日は興奮して寝れなかった…」
幼馴染「なぁに?またエッチなサイト見て1人でしてたの?いやらしい……」
男「いや、お前でしてた」
幼馴染「え?!」
男「くくっ…はははっ!!なんだその顔!!はははっ!」
幼馴染「あっ!嘘ついて騙したわね!?」
男「嘘では無いけどな」
幼馴染「っ!いっいいから早く準備しなさいよ!!バカ!!」
男「お待たせ!」
幼馴染「じゃ行こ!!」
男「ああ」
幼馴染「……今度は気持ちを忘れずに私と一緒にいてね?」
男「もう忘れねーよ!ずっと……ずっと一緒だからな」
幼馴染「うん!改めてよろしくね男!!」
男「ああ、よろしくな幼馴染」
終
個人的にただ長いだけのSS書いて見たかっただけのSSスレ終了
14時間もだらだらアホかと……
もう寝る
ずっと見てた奴なんか居ないだろうが仮に居たら乙
とりあえず見た人全員乙


しゃーわせにしてやって(`;ω;)