1 : 名無しさ... - 26/09/14 00:08:00 dRfW 1/14・このSSは単発作品です。
・オリP出ます。
・台本形式です。
・短いです。
以上を踏まえ、お付き合いくださいませ。
元スレ
姫川友紀「あたしの公約」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1789312080/
姫川友紀「総選挙かぁ……腕が鳴るね!」
もちろんユッキに投票するプロデューサー(以下P)「今回は公約四字熟語、なるものを作るらしいぞ」
ユッキ「こーやく四字熟語?」
P「言い方がかわいい(自分を象徴するような四字熟語を考えるんだって。造語とかでも問題ないらしい)」
ユッキ「逆、逆」
ユッキ「でも四字熟語って言ってもあんまり詳しくないなー、ほかの子はどんなのを作ってるの?」
P「例えばありすだと、『苺日満橘』だって」
ユッキ「読みは『まいにちまんきつ』でいいんだよね?」
P「多分。ありすが毎日楽しめてそうでお父さん嬉しいよ」ホロリ
ユッキ「存在しない記憶を持ち出さないで?」
P「しかしこれホントにフリーダムだな、ほらこれ」
ユッキ「なになに、『武謳鶯王』ってこれ法螺貝!」
P「そしてこれ」
ユッキ「『幸福◎形』……法子ちゃん!」
P「ドーナツを漢字にするのは無理があったよ、一応油炸面圈って言葉があるらしいが」
ユッキ「中国語」
P「ってことでマジでフリーダムだから、あんまり気負わず考えといてね」
ユッキ「えー、あたしプロデューサーが考えたのがいいなー!」
P「いいのか?本当にいいの?」
ユッキ「もっちろん!あたしのこと誰よりわかってるプロデューサーだもん、ホームラン級のかっこいい四字熟語出してくれるよねっ!」
P「球道一心」
ユッキ「鈴木尚典」
ユッキ「四字熟語かぁ……オリジナルでもいいって言ってたけど分かんないよ」
ユッキ「うーん……」ムムム
ユッキ「あたしといえば……野球……ボール……」
ユッキ「……」
ユッキ「……野球観に行こ!」
キャッツドーム
ユッキ(今日とったのは内野席。外野も好きだけど、試合直前には空いてなかった)
ユッキ(外野に集まった仲間たちが、全力で声を出して。選手たちに声を届ける。選手とファンが一体になって、みんなが同じ方向を向く感覚)
ユッキ「……いいなぁ」
P「外野席の話?」
ユッキ「うひゃあぁっ!?」ビックゥゥゥ!
P「わぁぁっ!?」バッシャァァ
ユッキ「きゃあぁぁっ!?」
ユッキ「」ムッスー
P「ごめんて」
ユッキ「ふーんだっ」プイッ
P「びっくりさせたのとビールかけてユニフォーム汚してごめんなさい」ドゲザ
ユッキ「ついてきてたなら言ってよ」プクー
P「いや考え事してるみたいだったから声掛けたら悪いかなってごめんなさい地味にポカポカしないで」
ユッキ「あーおつまみが欲しいなー!キャッツドーム名物のもつ煮込みなんか買ってくれるプロデューサーとかいないかなー!!」
P「叩きながらリクエストしないで?あ、あともうちょっと上の辺り……そうそこ、最近肩こりが酷くてねぇ」
ユッキ「ていやぁっ!」ドゴォ
P「あべし!」
P「しかし、今日は内野なんだな。珍しい」ヒリヒリ
ユッキ「ライトスタンド空いてなかったからね。もちろん内野も大好きだけど最近は外野が増えたかな……だって応援歌、歌いたいし!」
P「あー、そういや新チャンテ出来たんやったか」
ユッキ「それもあるし、新しい応援歌も出来てるもん!歌いたくなるのがファンの性、ってやつでしょ!」
P「正直このタイミングで来るとは全く思ってなかった」
ユッキ「キャッツはたまにいきなりチャンステーマ出してくるよ?バタフライ2の時とか」
P「……あれどこ行ったんだ?」
ユッキ「勘のいいプロデューサーはフライだよ」
P「揚げられてる」
カキーン
P「お、連打」
ユッキ「ノーアウト満塁の大チャンス!ここで先制出来たらデカいよ!」
ガンバレ!ガンバレ!ドラゴンズ!ガンバレ!ガンバレ!ドラゴンズ!
ユッキ「すごい歓声……」
P「今年はあんまり強いわけじゃないが、それでもドラゴンズの応援の熱気は別格だよなあ」
ユッキ「でもキャッツも負けてないよ!ほら!」
ターチーアガレイーマーダー オイ!オイ!オイオイオイ!
P「おー、新チャンテ。つい最近出たばっかりなのに息ぴったりだな、ファンも応援団も」
ユッキ「盛り上がるいい曲し、何よりみんなキャッツのファンだからね!」
P「だなぁ」
P「しかし反響すごいな、内野側の壁に跳ね返ってるから二重に聞こえる」
ユッキ「ドーム球場のあるあるだねぇ。キャッツドームは響きやすい構造らしいけど」
P「それもそうだけど、この……何というか、ファンの想いを倍増させる感じもいいと思わん?」
ユッキ「想い?」
P「ほら、ファンはチームへの想いを全力で載せて応援してるわけだろ?それを球場そのものが響かせて、後押ししてるみたいだなって」
ユッキ「言われてみればそうかも」
P「まあ、変なこと言ってる自覚はあるけども」
ユッキ「それはそう」
ユッキ(……想い、かぁ)
ユッキ(キャッツファンとしてのあたしは選手のために、心の底から応援する。アイドルとしてのあたしはファンのみんのために、歌って踊ってライブする)
ユッキ(やってることはぱっと見反対だけど、それはきっと同じこと。誰かのために、心を込めて応援する)
ユッキ(もちろん、手は抜かない。全力を尽くさないなんてあたしらしくないし、何よりあたしが許せない。全力でやるから、アイドルも野球選手もかっこいいんだ!)
ユッキ(そんな、あたしを象徴する四字熟語は……)
P「ユッキ?おーい、グラスラで4点先制したぞー?おーい?」
翌日
ユッキ「いやー、気持ちよかったー!打って打っての大勝利!今年も優勝間違いなし、だねっ!」
P「だな。でも途中えらく真剣な顔して考えてたけどどうしたんだ?」
ユッキ「四字熟語考えてたんだ!見逃しちゃったのは残念だけど、おかげでいい感じのが出来たよ!」
P「いいねいいね、聞かせて?」
ユッキ「もっちろん!それはね……」
ユッキ「一響入魂、なんてどうかなっ?」
おわり

