~海水浴場~
藍子「海の水って何でしょっぱいんでしょうね」
加蓮「何でって、そういうモンなんじゃないの?」
響子「海の近くだと塩が採れるとかは聞いたことありますね、詳しくは知りませんけど」
藍子「やっぱり海中で用を足す人が多いからなんじゃないでしょうか」
響子「だとしたらどれだけ出すんですか」
響子「とにかくほら、せっかくの海、ビーチなんですから泳ぎましょうよ、日焼け止めもバッチリ塗りましたし」
加蓮「悪いけど二人で行ってきてよ、私ポテポテの実の能力者だから海に嫌われてカナヅチなんだ」
藍子「海の家でたっぷり食べてましたからねぇ」
響子「……一瞬本当かと思っちゃった」
加蓮「あー、でも藍子の場合まずいか、藍子は東京湾じゃないと」
藍子「私がドラム缶だとしたら加蓮ちゃんを抱えて海に沈みますね」
響子「そんなしょーもない理由で心中とかやめてくれませんかね、私達遊びに来たんですよ」
藍子「いいですよ、別にドラム缶でも。知ってます?ドラムカンから3文字抜いて別の3文字を足すとドラえもんになるんですよ」
加蓮「ああ、だからネジが一個抜けてるんだ」
響子「ちょっと私泳いできますね」ザッザッ
藍子加蓮「「ああっ、待って待って」」
響子「二人ともかまってちゃんなんですか、もう……」
~波打ち際~
加蓮「あ、魚」
魚「ピッチピチ」
響子「打ち上げられちゃったんですかね」
藍子「海に返すか土に還すかの2択ですね」
加蓮「いや、響子いるし焼くか煮るかの2択だよ」
響子「まず食べられるお魚かもわからないですからね?」
加蓮「何で?魚じゃん」
藍子「そうですよ、無人島ロケとかでよく食料確保とかで釣るじゃないですか」
響子「アレは…一応見守る人がいますから……番組の企画とか広報的にはいない体なだけで……」
加蓮「でも幸子は?」
藍子「ありすちゃん達はヘビ食べてましたよ?」
響子「そこを引き合いに出すのは反則なんですよ」
藍子「そっかあ、もしかしたら毒があるお魚かもしれないし、体に悪いものを食べている可能性だってありますよね…」
響子「珍しく物わかりが良いじゃないですか」
藍子「それは、私だって日々進歩してるんです、昨日までの私じゃないんですよ」エッヘン
響子「おお……何だか感動の涙が…我が子を見守る母親の気持ちになるですよ…」グスン
加蓮「響子、むしろ幼児退行してるからそれ」
藍子「まずはこの海の水を浄水器にかけて濾過するところからですね!任せてください、さあこの海岸の総額はおいくらですか!?」
響子「」スンッ
加蓮「すん…って真顔になった」
響子「」クイクイ
藍子「?」
加蓮「響子がやめましょうねって最期の力を振り絞って言ってるけど」
藍子「響子ちゃんの充電器も探さないとダメでしょうか」
加蓮「響子って何なの」
藍子「さあ」
魚「ピッチピチ」
ぬぁわれ。

