~バーガーショップ~
加蓮「ポテトって所詮芋と塩なんだよね、飽きる」モグモグ
響子「なら何で毎回Lサイズ頼むんですか」
藍子「響子ちゃん響子ちゃん」
響子「何ですか藍子ちゃん」
藍子「このハンバーガー、トマトとレタスタップリで何だか私達みたいだなって」
加蓮「ちょっと待ってよ、レタスが藍子でトマトが響子なら私はどこなのよ」モグモグ
響子「今加蓮さんがお口に放り込んでるソレだと思いますが」
加蓮「えー、ポテトは別売りじゃん、私だけハブって事?酷くない?」モグモグ
響子「そんなつもりで言ったわけじゃないですけど、気に障ったなら……」
藍子「つまり加蓮ちゃんは簡単には食べられないお高い女の子って事ですね」
加蓮「あー、それならいっか、お高い女の子かぁ」モグモグ
響子「高くて300円ですよね」
藍子「じゃあ300円の値札シールをあげましょう、服にでも貼ってください」
加蓮「300円」チョーン
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~事務所~
P「いやー、懐かしい漫画が売っててつい買っちゃったんですよ、ブッ○オフで」
ちひろ「どんなお話なんです?」
P「未来から来た口癖が「ンモー」の猫型ロボットが海賊王を目指してキャンプしながらうざい後輩に絡まれて米花町で探偵をやるんですよ」
ちひろ「混ざりすぎてません?」
P「結構分厚い決定版みたいなやつだったんですけどね、300円だったんですよ、いやー安かったなあ」
加蓮「300円」
P「あれ、でも税別だから300円より少し高かったっけ、えーと、いくらだ」デンタクポチポチ
加蓮「300円」
P「……何で加蓮は自爆した後のベジータみたいに真っ白になってるんだ」
加蓮「300円」
響子「自分の値段が300円と言われたのが相当なショックだったみたいで……」
藍子「廃人……いえ、灰人ですね」
加蓮「300」サラサラァ
加蓮「待て待て風に吹かれて消えようとするな」
響子「そうですよ、加蓮ちゃんは300円くらいじゃききませんから」
加蓮「本……当……?」ピタッ
藍子「ポテトもぴったり300円じゃないですもんね、お店によっては310円とか330円とか」
加蓮「330円」サラサラァ
藍子「30円、不服ですか」
P「雀の涙だよ、今じゃうまい棒3本分にも満たないよ」
響子「およそアイドルに付ける値段じゃないですね」
加蓮『生体維持機能が限界に来ています、生体維持機能が限界に来ています』サラサラァ
P「おい、聞いたことない声でシステム上の警告みたいなの言い出したぞ」
響子「330円にしかならない我が身を儚んで自ら消えようとしてますね」
藍子「まぁ加蓮ちゃんが消えるのは日常茶飯事ですしそう心配しなくても」
響子「原因私達なんですよ、少しは罪悪感とかないんですか」
ちひろ「あ、プロデューサーさん、今ネットで検索かけてたんですけど」
P「何ですかこんな時に、追い討ちで更に安い値段とか挙げないで下さいよ」
ちひろ「アメリカのマンハッタンにあるホテルが提供したフライドポテトがギネス認定されるレベルの高級品らしいです」
加蓮「ぎねす」ピタッ
藍子「あ、崩壊が止まりました」
響子「でも上半身消えてますよ、どこから声出してたんですか今」
P「……因みにおいくらで?」
ちひろ「200ドルですから…えーと、約2万2千円くらいですかね」
加蓮「2万!!!2千円!!!!!」パァン!!!
P「破裂したー!!!!」
スカウター藍子「へっ!きたねえ花火だ」
響子「お掃除が大変そう…」
P「安かったか、2万程度じゃ……まあそうだよな、アイドル以前に一人の女の子に付ける値段じゃないよな」
藍子「いえ、違います、今のはあまりの価格の差に驚いて破裂しただけだと思われます」
響子「これホウキで集めてまた加蓮ちゃん組み立てるの大変なんですからね…この暑いのに」
P「暑いのにって、エアコン効いたこの部屋ならそんなに暑くならんだろ」
響子「いえ、エアコンは切って貰います」
P「えっ」
響子「加蓮さんデリケートなんですよ、エアコンのちょっとした送風でもうまく組み上がらない可能性ありますから」
藍子「パラメータ的にもVi特化型ですから、ちょっとでも気を抜くと台無しに……芋女になると思って下さい」
P「え~……ちひろさん、ジュエル買いますから上手いこと組み直して」
藍子「あ、ちひろさんならさっきお出かけにいきましたよ、涼んで来るって言ってました」
P「あの女」
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藍子「この灰はこっちじゃないですかね」
響子「ううん、多分それ左耳だから右はこっち…」
P「ぬぁーっ……!!!」ムシムシジメジメ
おわれ。

