1 : ◆bL5b7ovQmQ - 2021/01/11 21:04:01.75 wdqfxmrK0 1/788・モバマス安価SSです
・過去作の通り取り扱うネタはオールジャンルな作風です
・苦手な方は逃げてください危険が危ない注意です
・あまり詳しくないアイドルが指定された場合は、そのキャラとPに失礼に当たるので
無理をして書かず再安価にする可能性があります
・過度なエロやグロは再安価にする可能性があります
・以上、お手柔らかによろしくお願いします
元スレ
【モバマス安価】P「えっ!?うちのアイドルがスキャンダル!?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1610366641/
~事務所~
プルルルルルルル
P「はい、346プロダクションです」
??『あー346プロさん』
P「はい」
??『私、週刊下世話の記者をしております下衆極三(げすきわめぞう)と申します』
P「(週刊下世話ってあのZ級ゴシップ誌の....?)」
P「はぁ、弊社に何かご用でしょうか」
下衆『ええ、明日発売のうちの雑誌に』
下衆『そちらに所属しているあるアイドルの記事が載ることになりまして」
P「えぇっ!?」
下衆『そのことをお伝えしておきます』
P「....」
P「....一応聞いておきますが」
P「そのアイドルというのは....?」
記事の載るアイドル >>4
4 : 以下、名... - 2021/01/11 21:05:19.76 sDbV61wZ0 4/788七海
下衆『それは....』
下衆『浅利七海さんです』
P「はぁ」
P「七海がスキャンダルを起こして?」
P「それをオタクがすっぱ抜いたと?」
P「とんだお笑いですね!」
下衆『というと?』
P「七海がスキャンダルなんて起こすわけがないでしょう!」
P「いくらゴシップ誌でも言っていいことと悪いことがありますよ?」
下衆『....なるほど』
下衆『随分と強気ですねぇ』
P「何?」
下衆『ガセだと断言するのは勝手ですが』
下衆『....内容も』
下衆『一応聞いておいた方がいいと思いますよぉ』
P「....」
P「まあ、それもそうですね」
P「それで、どんなスキャンダルなんですか」
七海のスキャンダルの内容 >>9
9 : 以下、名... - 2021/01/11 21:17:25.12 JS6KcaFzo 8/788河豚を捌いて振舞っていた
下衆『....彼女は』
下衆『河豚を捌いて振る舞っていたという疑惑が挙がっています』
P「あっ」
下衆『彼女、おいくつでしたっけ?』
P「....14歳です」
下衆『あーそれはおかしいですよね?』
下衆『河豚調理師免許を取得するには、まず一般の調理師免許が必要です』
下衆『調理師免許は受験の基礎資格として』
下衆『中卒以上の学歴、または小学校を卒業後5年以上の調理業務経験が必要なんですよ』
下衆『彼女、今中学生ですよね?」
P「....」
P「....」
P「....」
P「....申し訳ありません、事務所内で対応を検討してからまた連絡させていただいてもよろしいでしょうか」
下衆『ええ、ただ発売までもう時間がないので』
下衆『なるべく早くお願いしますよ』
P「はい....」
ガチャリ
P「....」
P「やばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば」ガクガク
ちひろ「どうしたんです?」
P「い、今週刊誌の記者から連絡がありまして」
ちひろ「....」
ちひろ「....どの子ですか?」
P「七海です....」
ちひろ「七海ちゃん!?」
ちひろ「え?七海ちゃんってあの浅利七海ちゃんですよね?」
ちひろ「あの子がスキャンダルなんて起こすわけないじゃないですか!」
P「ええ、俺も最初はそう思ったんです」
P「でも....」
ちひろ「でも....?」
P「河豚を捌いて振る舞っていたという疑惑らしくて」
ちひろ「なるほど」
P「ね?内容が内容だから納得しちゃうでしょ!?」
ちひろ「そうですね....それはちょっと無視はできません」
ちひろ「今七海ちゃんはどこに?」
七海の居場所 >>16
16 : 以下、名... - 2021/01/11 21:35:40.20 OJzlhNR5O 15/788船釣りロケ
P「あいつは今、バラエティ番組のロケで海に出ているんです」
ちひろ「う、海ですか....」
ちひろ「それだと事実確認も厳しいかもしれませんね....」
P「ええ、今頃は大間崎の沖合ですから」
ちひろ「大間崎....?」
P「七海がどうしてもマグロの一本釣りがやりたいって聞かないので」
ちひろ「....ということは」
P「はい、この辺の海の釣りロケじゃなくて」
P「青森の大間から船でマグロを釣りに行っています」
ちひろ「なんてタイミングの悪い....」
P「どうしたもんですかねぇ」
Pはどうする? >>19
19 : 以下、名... - 2021/01/11 21:44:58.60 aMmVIWfU0 18/788とりあえず事情を知ってそうな人に聞き回る
ちひろ「とにかく、七海ちゃんへの事実確認が厳しい以上」
ちひろ「それ以外の人からの情報収集をするしかありませんよ!」
P「ですね、俺は心当たりのありそうなヤツに聞いてきます」
P「ちひろさんは上の方への連絡と、それに併せて」
P「俺の事実確認が終わるまでは処分を決めないでほしい」
P「と伝えてください」
ちひろ「....」
ちひろ「私は事務員ですよ....?そんな立場の人間が上に言ったところで....」
P「....」
P「....俺が」
P「俺が責任を取ると言ってください」
ちひろ「!!!」
P「それじゃ、行ってきます」ダッ
ちひろ「ちょっとPさん!?」
事情を知ってそうな人 >>22
22 : 以下、名... - 2021/01/11 21:54:28.77 sDbV61wZ0 21/788愛海
~大きなお山~
P「ふぅ....ふぅ....」ゼェゼェ
P「....」ハァハァ
P「....まさか、お前が」
P「こんなところにいるなんてな、愛海」
愛海「....」
愛海「....プロデューサー」
P「中学生がこんな険しい山に1人で登山なんて」
P「どういう風の吹き回しだ?」
愛海「....」
愛海「前に登山をした時から、たまに登ってて」
P「そうだったのか」
愛海「....うん」
愛海「....どうしても、あたしの中のあたしを抑えきれなくなることがあって」
愛海「そんな時は山を登るの」
愛海「雄大なお山を身体全体でむしゃぶりつくして味わって反芻して消化して」
愛海「登り終わったころには、ちょっとだけ抑えがきくようになってるんだよ....」
P「....末期だな」ニコ
愛海「....うん☆」ニカッ
愛海「それでどうしたの?」
P「ちょっと聞きたいことがあってな」
愛海「?」
P「七海のことだ」
愛海「七海ちゃん?」
~かくかくしかじか~
P「....というわけなんだが」
愛海「....」
P「....何か知ってるか?」
愛海「知ってるわけないでしょ!?」
P「だよなぁ」
愛海「確かに七海ちゃんとは共通点も多いから話すこともあるけど」
愛海「あといいお山をお持ちだし」
P「声に出てるぞ」
愛海「河豚を捌いて振る舞ってもらったことはないかなぁ」
P「俺も事務所内ではそんな光景見たことないから」
P「あるとしたらプライベートの場で、だと思ったんだ」
愛海「あたしじゃないと思うよ?」
P「そうか....」
P「....それならさ」
愛海「?」
P「七海と共通点の多い愛海に」
P「一時的に七海の仮想人格を入れてみて、行動をトレースしてみるってのはどうだ?」
愛海「プロデューサー、こんな時に冗談言ってる場合じゃないでしょ!」
P「だってお前、七海とは年に身長に体重、血液型と出身地まで同じなんだろ?」
P「仮想人格を入れる器にはピッタリじゃないか」
愛海「だからもうそれはいいってばぁ」
P「七海の仮想人格入りのナノマシンも持ってきてはいるんだが」スッ
愛海「」
愛海「い、いやだ~!あたしは消えたくないよ~!」
P「まあまあ」
愛海「もう同僚に対しての登山はやめるから~!!!」ジタバタ
P「出来もしないこと言うもんじゃないぞ」
愛海「確かに」
P「大丈夫、数時間程度で自動的に身体から排出されるし」
P「その後お前の人格のバックアップを上書きすれば」
P「お前の人格は戻ってくる、って制作者が言ってた」
愛海「タスケテ....コロサレル....」
P「とまあ冗談はこの辺にして」
愛海「」
愛海「ほんとう?ほんとうに冗談?ねえ?」
P「冗談に決まってるだろ」
P「こんな貴重なもの、そう易々とは使えないんだわ」
愛海「あっナノマシンまでは本当なんだ」ドンビキ
P「時が来たら使うよ」
愛海「ヒェ....」
P「しかしこうなると」
P「他に心当たりがありそうなヤツに聞きに行くしかないかぁ」
愛海「誰のところに行くの?」
P「うーん....」
事情を知ってそうな人② >>34
34 : 以下、名... - 2021/01/11 22:35:01.48 gQ+TzzK8O 32/788ライラさん
~ライラさんの住居前の道~
ライラ「....」ポカー
P「ライラ、どうしたんだそんなところで」
ライラ「プロデューサー殿?」
P「寒いだろ?用がないなら温かいところで話さないか?」
ライラ「いえ、用はあるのですよー」
P「?」
ライラ「なんでも今夜は雪が降るらしいのですー」
P「らしいな、明日は街が混乱するかもしれん」
ライラ「だからわたくし、口を開けて待っていました」ニコ
P「....」
P「飯でも食いに行こうか」
ライラ「!!!」
ライラ「何を食べに行きますか?」ヒョコヒョコ
P「そうだな、とっておきの美味い魚があるんだ」
P「ライラにはそれの味を確認して欲しくてな」
ライラ「お魚?」
P「....ああ」
P「(経費で落ちるかこれ....)」
~高級河豚料理店~
P「さあ、これを食べてみてくれ」
ライラ「これはお魚なのですか?」
ライラ「お花のように綺麗に盛り付けてありますねー」
P「これはお刺身なんだ、結構高いから大事に
ライラ「おおー、丸くお箸を滑らせるとまとめて取ることができます」ズザアアア
P「ちょ
ライラ「あ~~~~~~~~~~~~~~~む」グワァラゴワガキィーン
P「ああ....一皿が俺の月の食費くらいする河豚刺しが....」
ライラ「もしゃもしゃ」モグモグ
P「どうだ、美味いか?」
ライラ「もしゃもしゃ」ウンウン
P「そうか、それだけ美味そうに食べてくれるならよかったよ」
ライラ「これで雪が降るまで立っていられると思いますね」
P「アイス買ってやるからそれはやめとこうな」
P「んで本題なんだが」
ライラ「?」
P「この味に覚えはないか?」
ライラ「このお刺身ですか?」
P「そうそう」
P「例えば、七海に食べさせてもらったとか」
ライラ「えーーー....」
ライラ「....」ウーン
ライラ「....あー」
ライラ「そういえば先日、そんなことがあったようなー」
P「本当か!!!」
P「早速だが、一体どういう経緯で」
P「ライラは七海に河豚を振る舞ってもらったんだ?」
ライラ「それはですね」
P「....!」
ライラ「わたくしにもわからないのですよ」
P「はぁ!?」
ライラ「気が付いたら、ライラさんの口の中でこのお刺身が暴れていたのでございます」
P「ライラ、刺身は暴れないぞ」
ライラ「しかしわたくしにはそうとしか....」
P「ふーむ....」
P「わかった、ありがとうライラ」
ライラ「いえいえ、プロデューサー殿のお役に立てたのです」
ライラ「もっと注文してもいいですか?」
P「え゛っ」
ライラ「ありがとうございます」ペコ
P「」
P「もしもし?そっちの首尾はどうですか?」
ちひろ『どうもこうも、大荒れですよも~!』
ちひろ『まあでも、結局確認が取れなければ処分のしようもないって論調は変わりませんよ』
ちひろ『内容が七海ちゃんにピッタリ合っているといっても、あくまで三流ゴシップ誌が情報元ですから』
P「それはよかった」
ちひろ『そちらの方は?』
P「2人ほど話を聞きまして」
P「七海は何らかの理由で河豚を振る舞ったという事実はありそうです」
ちひろ『そうですか....』
P「ただ、どうにもまだ経緯がわからないので」
P「やっぱり本人に聞きに行こうと思います」
ちひろ『!!!!!!!!!!!!!!』
ちひろ『で、でも、七海ちゃんは今大間崎沖にいますし』
ちひろ『何より冬の青森ですよ!?』
ちひろ『危険すぎます!!!』
P「....」
P「....その通りです」
P「でも、危険なのは承知で真実を確かめにいかないと」
P「七海も、我々も、より不利益を被ることになります」
ちひろ『冬の青森のことは、理解しているんですよね』
P「....ええ」
P「冬の大間崎沖合にいる船に行くのはなかなか」
ちひろ『そっちじゃなくて!』
P「....」
P「....突然の入国は、国境で入管に止められる可能性が高いでしょう」
P「今は冬の真っ只中ですから」
ちひろ『そうですよ!』
P「....」
P「大丈夫、俺には考えがあります」
ちひろ『ダメです!絶対によからぬことじゃないですか!』
P「それじゃ、行ってきます!」
ガチャリ
ちひろ「....」
ちひろ「....勝手なんだから!!!」プンスカ
ちひろ「私は知りませんよ!!!」プンプン
P「....さて」
P「ちひろさん、すみません」
P「でも俺はあなたを、いや」
P「俺以外の誰も、青森には巻き込みたくないんです」
P「あそこには....」
ポンポン
P「!?」
P「誰だ!!!」クルリ
誰が来た? >>57
58 : 以下、名... - 2021/01/12 21:32:08.16 Rs9gRwF90 48/788千夜
千夜「こんな時間から職務放棄とは、自覚が足りないのではないですか?」
P「....ち、千夜」
千夜「アイドルに付き従うのがお前の仕事でしょう」
P「や、付き従うのが仕事ってわけじゃないんだが」
P「というかなんで俺のところにいるんだ」
P「俺は今から大事な用事があってな」
P「悪いんだがお前に構ってる暇はないんだよ」
千夜「....」
千夜「青森県」
P「!!!」
千夜「いえ、今の名前は」
千夜「青森社会主義共和国、でしたか」
P「....」
P「....誰から聞いた」
千夜「お嬢さまからです」
P「ちとせめ....」
千夜「なんでも、お前が己の職務を放棄して」
千夜「あろうことか隣国に密入国を企てているようではありませんか」
P「....」
P「俺には何のことだかさっぱりだが」
P「....仮にそれが本当だとして」
P「お前の目的は何だ」
千夜「....」
P「俺は、ここで止まるわけにはいかないんだよ」
千夜「....」
千夜「....お嬢さまはお前を大変心配されていました」
千夜「私には理解できませんが」
P「....」
千夜「おそらく、お前が行ったところで」
千夜「国境付近でハチの巣にされるのが関の山」
千夜「....しかし」
千夜「私が同行するなら話は別です」
P「はぁ!?」
P「じゃあなんだ、お前も一緒についてくるってのか!?」
千夜「お前のためではありません、お嬢さまのために、です」
P「誰のためとかそんなのはどうでもいいんだよ!」
P「俺は大切なアイドルを巻き込むわけにはいかないんだ!」
千夜「問題ありません」
P「大ありだ!」
千夜「私はお嬢さまの使用人、お嬢さまがご健在なうちに死ぬことはありえません」
P「そんな言葉遊びが通じる相手じゃないってことはお前もわかってるだろ....」
千夜「....」スッ
キキーーーーッ
ガチャリ
千夜「さあ、これに乗って向かいましょう」
千夜「続きは道中で」
P「どうしてこんなに話が通じないやつばかりなんだうちの事務所は!」
千夜「鏡を見てみてはどうですか?」フッ
~車中~
P「で、お前に何か考えはあるのか?」
千夜「お前の方こそ、ちひろさんに考えがあると話していたようですが」
P「....」
P「....そりゃお前、移動時間に良い考えが浮かぶ予定だったんだよ」
千夜「まったく、よくそれでプロデューサーが務まっていますね」
P「ぐぬぬ....」
P「しかし、俺が言うのもなんだが青森への密入国は難しいぞ」
千夜「現在、正規の手続きを踏んで入国する場合」
千夜「最もポピュラーなものは空路を使って青森空港から入るものです」
P「ああ、だが飛行機の特性上入管を逃れる術がなさそうだ」
P「某カルロスのように貨物に紛れるのも手だが、見つかった場合逃げ場はない」
千夜「ハチの巣どころか欠片も残らないでしょう」
千夜「それ以外だと、かつて高速道路のICがあった場所に置かれている国境検問所を通過する方法です」
P「旧碇ヶ関インターチェンジと旧南郷インターチェンジだな」
P「だが青森共和国はなぜだか、冬の間の入国管理が非常に厳しい」
千夜「10月から4月の間の申請は、共和国政府からの許可が下りなければ承認されない上に」
P「原則、その許可が下りるのは国家元首やそれに類する者のみときた」
P「今回の七海のロケも1月にやることになってたから、その半年以上前から申請をしていたんだ」
P「10月を過ぎたら絶対に申請が通らないからな」
千夜「事前申請でも厳冬期の入国は難しいと聞きましたが?」
P「ああ、七海は青森出身だからな」
P「昔青森に住んでいた人や、今青森に家族が住んでいる人なら比較的通りやすいらしい」
千夜「....そうですか」
P「千夜も青森の現状は知ってるみたいだな」
千夜「当然です」
P「だったら聞かせてもらおうか?お前の言う作戦ってやつをよ」
P「俺の作戦を上回る超弩級の作戦があるんだよなぁ?」
千夜「上回るもなにも、お前の作戦自体がありませんでしたが?」
P「いいから教えてくれよ!」
千夜「....いいでしょう」
千夜ちゃんの密入国大作戦 >>76
76 : 以下、名... - 2021/01/12 22:36:57.37 zaLMqSDNo 61/788大間、つまり津軽海峡の漁場は北海道からでも行けるんですよ
キキッ
P「?」
千夜「どうやら話をするより先に到着したようですね」
P「青森にはまだまだ着かないだろ」
千夜「いえ、ここは青森ではなく」
ガチャリ
P「!」
P「空港!?」
P「俺の話聞いてたのか?」
P「空路は確かに通ってるが、密入国は無理だって」
千夜「はぁ....まだわかりませんか」
P「?」
千夜「我々が利用するのは、空路ではなく海路です」
P「か、海路!?」
千夜「七海さんは大間の沖合にいるという話でした」
P「ああ、今頃は海の上で絶賛船酔い中だろうよ」
千夜「大間の沖合、南側には青森ですが」
千夜「北側には?」
P「....」
P「....北海道か!」
千夜「はい」
千夜「大間、つまり津軽海峡の漁場は北海道からでも行けるんですよ」
P「さすが北海道出身!」
~新千歳空港~
P「寒い」
千夜「この程度で音を上げていては先が思いやられます」
P「千夜だって飛行機の中でビビってたくせに~」
千夜「あれは少々寒気を感じていただけです」
P「寒くないって言ってたじゃねーか!」
千夜「ここにいても仕方ありません、漁港へ向かいますよ」
P「はいはい」
~戸井漁港~
P「どこここ」
千夜「函館市の戸井です」
P「トイ?ストーリーでもやるのか?」
千夜「ここはちょうど、大間の対岸にあります」
千夜「距離にして20キロ弱でしょうか」
P「そんなに近いのか」
千夜「元々、ここ戸井で水揚げされるマグロも評判だったのです」
千夜「しかし、青森県が日本から独立して以降はマグロの漁場を武力で制圧され」
千夜「苦境を強いられているようです」
P「ひでぇ話だなあ、国は何をしてるんだよ」
千夜「そのような事情もありまして、こちらの漁師の方々が協力をしてくれることになりました」
漁師's「「「「「Yeah!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」バババババババババババ
P「なんでこの人達空に向かってサブマシンガン連発してんの!?」
千夜「?」
千夜「青森国民は皆武装しています」
千夜「その中でも歴戦の猛者、海の男たちをこれから相手にするわけですから」
千夜「このくらいの備えは当然では?」
P「嘘だろ....」
千夜「これだけでは心許ないので、漁師の皆さんに加えて」パンパン
P「?」
傭兵A「よっ!」グッ
傭兵B「Hi!」
傭兵C「שָׁלוֹם」
傭兵D「Merheba!」
傭兵Y「ビシビシしごいてください、プロデューサー殿!」
千夜「傭兵の方々にも来ていただいています」
P「帰ってもらえ!本当の全面戦争になっちゃうだろ!」
千夜「しかし....」
P「....せめて漁師の皆さんだけにしよう」
P「別にドンパチやるためにここに来たわけじゃないんだ」
漁師's「「「「「チッ」」」」」チッ
P「....」
千夜「このように漁師の方々は乗り気なのですが」
P「皆さんも殺り合うの前提での行動はやめてください!」
漁師's「「「「「....」」」」」
漁師's「「「「「チッ」」」」」チッ
~海の上~
P「....この季節の海の上はクソ寒いな」ガクガク
千夜「本当にお前は仕方のない人間ですね」
千夜「私のジャケットを貸してあげます」ファサッ
P「え?いいの?」
千夜「私は気温の変化に強いので」
P「千夜....////」
P「あ、これワークマンだ」
P「千夜もワークマンの上着とか着るんだな」
千夜「防寒機能以外の何が必要だというのですか?」
P「北の女は違うぜ....」
千夜「剥ぎ取りますよ」
P「ごめんて」
千夜「そもそも」
千夜「これからが本番だというのに、勝手に体調を崩されては困ります」
千夜「戦闘において指揮官はなくてはならない存在」
千夜「今回はお前がその役目なのですよ」
千夜「自覚を持って行動しなさい」
P「なんかめっちゃ怒られてる」
千夜「あの人たちを見てください」
漁師's「「「「「ウェーイwww」」」」」ドンチャン
千夜「この荒波も暴風ももろともせずに酒盛りをしています」
P「いやそれはダメだろ!?」
P「誰が船操縦してんだよ!」
美世「フルスロットルだよーっ!」
P「????????????????」
千夜「船でも問題はないようですね」
P「だからサイレントで他のアイドルを巻き込むなって....」
ババババババババババババババババ
P「ん?」
千夜「伏せて!!!」ガバッ
P「!?」
ドカーン ドカーン ドカーン
ヒュンヒュンヒュンヒュン
P「」
漁師's「「「「「敵襲だあああああああああああああああ!!!!」」」」」ヒャッハアアアア
千夜「もう嗅ぎつけましたか....」
P「突然ハリウッド映画みたいな戦闘始まったんだけどなんでそんなに冷静なんだよ!!!」
千夜「....っ」チラ
P「!!!」
P「あっという間に周りが青森海軍の船だらけだぞ!?」
千夜「盛大な出迎えですね」フフ
P「言ってる場合か!」
千夜「いいえ、問題ありません」
P「何!?」
千夜「青森を相手にしておいてこれくらいのこと」
千夜「想定していないはずがないでしょう」
P「おお!一体どうするんだ!」
この状況を打破する千夜の作戦 >>103
103 : 以下、名... - 2021/01/15 22:32:46.57 vTsZ2uY60 78/788珠実に全ての船を斬らせる
104 : 以下、名... - 2021/01/15 22:32:55.85 c0oK1/nDO 79/788戦艦大和……もとい輿水幸子を海に投げ込む
千夜「....」スタスタ
P「お、おい千夜!?どこ行くんだよ!」
千夜「私の用意していたものを連れてきます」
P「???」
千夜「....いえ、これは流石に数が多すぎます」
千夜「これで数を減らしておきましょうか」
千夜「....」ポチ
ガゴン
ボトボトボトボトボトボトボトボトボトボト
P「!?」
P「船の両サイドから大量の何かが切り離されて行くぞ!?」
千夜「....それは」
幸子魚雷戦艦大和たち「「「「「「「「「「「「「「「フフーン」」」」」」」」」」」」」」」」」フフーン
P「大量の幸子!?」
千夜「発進」
幸子魚雷戦艦大和たち「「「「「「「「「「「「「「「フフーン!」」」」」」」」」」」」」」」」」フフーン!
P「ものすごく幸子にそっくりな何かが相手の船目指して突き進んでいく!?」
千夜「これはとある有名電気自動車メーカーが試験的に制作した最新鋭の魚雷、幸子魚雷戦艦大和です」
P「幸子魚雷戦艦大和!?」
幸子魚雷戦艦大和たち「「「「「「「「「「「「「「「フフーン!!」」」」」」」」」」」」」」」」」フフーン!!
P「なんで魚雷なのに幸子なんだよ!!!」
千夜「噂によると、その会社のCEOが幸子さんを推しているようで」
P「自分の推しを兵器にするやつがどこにいるんだ!?」
千夜「世界トップクラスの大富豪ですから」
P「俺らの考えとは次元が違うわけか....」
ドガーン!!!
千夜「1人命中したようですね」
千夜「それでは時間稼ぎを頼みましたよ」スタスタ
ヒュン ヒュン
千夜「....」スタスタ
P「銃弾の雨あられの中を涼しい顔してよく歩けるな....」
ドガーン!!!
ドガーン!!!
P「状況が状況だけにハッキリとはわからんが」
P「順調に相手の数を減らせてるみたいだな」
P「これなら!!!」
幸子「....」ピタ
幸子「ぶくぶく」
P「!?」
幸子魚雷戦艦大和たち「「「「「「「「「「「「「「「....」」」」」」」」」」」」」」」」」ピタ
幸子魚雷戦艦大和たち「「「「「「「「「「「「「「「ぶくぶく」」」」」」」」」」」」」」」」」
P「命中したのは一部だけで、ほとんどが相手まで到達できずに沈んでいく....」
P「ただの兵器なのにガワが幸子だから無駄に物悲しい....」
P「青森軍の迎撃技術が高すぎるのか....?」
千夜「いえ、これは仕様です」
P「千夜!戻ってたのか」
千夜「この幸子魚雷戦艦大和は機能面において様々な欠陥を抱えており」
千夜「通常の魚雷と比べて圧倒的に故障しやすいのです」
P「はぁ!?」
千夜「これを元に作られた製品は一部でリコール騒ぎになっているほどです」
千夜「ですから、幸子さんも全て廃棄になりかけていましたが」
千夜「そこを譲り受けました」
P「自分の推しを兵器にした挙句クソザコ仕様にするのか....」
千夜「当然幸子さんは前座です」
P「幸子はこういうとこがあるからこそ幸子なんだよな」
P「で、幸子が前座っていうのは?」
千夜「本命はこちらです」
珠美「フー フー」ジタバタ
P「!?」
P「た、珠美だよな?」
千夜「はい」
P「体中が縛られた上に、目隠しや猿轡をされているんだが....」
千夜「任務遂行のためです」
P「えぇ....?」
千夜「....」シュルシュル
珠美「ンー ンー」ジタバタ
千夜「今解きますから大人しくしなさい」シュル
千夜「....」カポ
珠美「はぁ....はぁ....」
P「珠美?」
珠美「プロデューサー殿....あぁ、斬りやすそうなお顔ですね....////」
P「え?」
P「何を言ってるんだお前」
珠美「....ウッ....ウガアアアアアアア」ドクン
珠美「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!」
千夜「珠美さん、あれを」
珠美「あ、あれ、あれ船です、船」
珠美「斬って?斬っていいですよ?」ブルブル
千夜「....ええ」
千夜「あれはすべて斬っても問題ありません」
珠美「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ビクンビクン
珠美「え?船いい?いいですっ!!!!斬!!!!!!!!!!」ダダダッ
P「お、おい珠美!!!」
珠美「め~~~~~~~~~ん」シュッ
シャキン
パカッ
P「」
P「な、何が起こってるんだ....」
シャキン
パカッ
P「珠美が、竹刀で大型船を斬りまくっている....」キョトン
千夜「どうやら、私の作戦は成功したですね」
P「どういうことなんだ!?」
千夜「先ほどのように、珠美さんの身体中を拘束し、目隠しと猿轡をはめた状態でしばらく監禁しておきました」
P「すまんちょっとわからん」
千夜「それによって極限状態に長時間置かれた珠美さんは」
千夜「自らの欲望、即ち『斬る』衝動に体中を支配されました」
千夜「限界を超えて蓄積された衝動が、彼女の欲望を一気に解き放っているのです」
千夜「船の切断はそれの副産物と言ったところでしょうか」
P「はい、よくわかりません」
P「というか、七海の件が発覚してからまだ1日も経ってないのに」
P「なんで都合よく長時間監禁して衝動が溜まりまくった珠美なんてものが出てくるんだよ!」
P「時系列がおかしいだろ!」
千夜「このような時に備えて、私とお嬢さまは常に対策を怠らないのです」
P「お前ら常に人間を監禁してんの!?」
千夜「....」
P「こわ....」ゾッ
~十数分後~
シーン
P「さっきまでの喧騒が嘘のようだ....」
千夜「凪、ですね」
P「あぁ....」
P「これで水面に船の残骸が漂ってなきゃ最高なんだが」
千夜「戦争とはこのようなものでしょう」
珠美「zzz....」スヤスヤ
P「何はともあれ珠美は幸せそうだ」ナデナデ
千夜「えぇ」ニコ
漁師's「「「「「「「じゃあ俺ら帰るわwww」」」」」」」
P「いつの間にか相手の船一隻鹵獲してきてるし」
P「まあもう戦闘も終わったしいいか」
P「おーい、こいつらも連れてってくれ~」
漁師's「「「「「「「あいよ~~~」」」」」」」
珠美「むにゃzzz....」
美世「もっと運転したかったな~」
千夜「....」
千夜「よかったのですか?」
P「どうせ千夜も船くらい操縦できるんだろ」
千夜「ええ」
P「平然と肯定するなぁ」
バババババババババババババババババババババ
P「....」
千夜「....」
P「なんか音してない....?」
千夜「....ヘリコプターのようです」
千夜「増援でしょうか」
P「....どっちから来てる?」
千夜「青森側です」
P「....」
P「....この船、対空装備とかって」
千夜「あるわけないでしょう」
P「....」
P「バッドエンド?」
千夜「はい」
P「」
千夜「それも私がいなければの話ですが」
P「!!!」
P「もしや、まだ奥の手が!?」
千夜「....」
千夜「戦闘モードに移行します」
P「?」
千夜(トランスフォーム後のすがた)『....』
千夜(トランスフォーム後のすがた)『それでは行ってきます』
P「ストップ」
千夜(トランスフォーム後のすがた)『?』
P「え?千夜でいいんだよな?」
千夜(トランスフォーム後のすがた)『私以外の何者でもありませんが』
P「どこからどう見てもお前以外の何者かにしか見えねえんだよ!」
P「なんで目を離したすきにカラーリングが千夜風の巨大ロボットになってんだよ!」
千夜(トランスフォーム後のすがた)『対空装備のないこの船において、軍用のヘリコプターと戦えるのは私だけです』
P「そりゃ詰んで話が終わるよりいいけどさ」
P「その姿はなんなんだよ」
千夜(トランスフォーム後のすがた)『....』
千夜(トランスフォーム後のすがた)『....私は』
千夜(トランスフォーム後のすがた)『幼い頃に大きな火事に遭い、全てを失いました』
千夜(トランスフォーム後のすがた)『家も、家族も、身体も』
千夜『そして命も』
千夜(トランスフォーム後のすがた)『あのままであれば、失っていたはずです』
P「....」
千夜(トランスフォーム後のすがた)『しかし私は、身体の80%を義体とすることで辛くも生き永らえました』
P「そんなことが....」
千夜(トランスフォーム後のすがた)『....』
千夜(トランスフォーム後のすがた)『以上です』
P「以上!?」
千夜『はい』
訂正
千夜(トランスフォーム後のすがた)『しかし私は、身体の80%を義体とすることで辛くも生き永らえました』
P「そんなことが....」
千夜(トランスフォーム後のすがた)『....』
千夜(トランスフォーム後のすがた)『以上です』
P「以上!?」
千夜(トランスフォーム後のすがた)『はい』
P「身体のほとんどが義体とかその辺も意味不明だが、まあそれは流す、じゃないと話進まないから」
P「その後何があって15メートルはある巨大ロボットになってんだよ!!!」
P「延命のためにそうはならんやろ」
千夜(トランスフォーム後の姿)『....』
千夜(トランスフォーム後の姿)『これ以外に生き永らえる方法はありませんでした』
P「嘘つけ!!!」
P「大体体積どうなってんだ!さっきまではいつもの人間サイズだったじゃねえか!」
千夜(トランスフォーム後の姿)『....お前、しつこいですよ』ヤレヤレ
P「なんで俺が呆れられてんの....?」
千夜(トランスフォーム後の姿)『ここが敵地だということを忘れたのですか』
P「お前のせいで忘れてたんだよ」
千夜(トランスフォーム後の姿)『そろそろ敵が到着するので迎撃に移ります』
P「あ、うんよろしくね」
バヒューン
ドバババババババババババババババババババ
ズドンズドンズドンズドンズドンズドンズドンズドンズドンズドンズドンズドン
ヒューーーーーーーーーーーーーーー
バシャアアアアアアアアアアアアアアアアア
P「....」
P「どうなるんだろ俺」
~大間崎~
千夜「なんとか撃退できました」フゥ
P「なんとか....?」
P「俺の目には軍用ヘリをボッコボコにしてるように見えたんだが」
千夜「戦闘モードを使用している段階で私にとっては苦しい状況なのです」
P「感覚の違いだなあ」
P「しかし、七海の捜索はできずじまいか」
千夜「仕方ありません」
千夜「予定通りであればこの海域にいるはずですが」
千夜「敵に我々の船を知られてしまった以上」
千夜「海の上に長時間留まるのは危険すぎます」
P「まあいくら千夜がいるっても限界があるしな」
千夜「それで、どうしますか」
P「んー」
P「とりあえず、今日のロケでお世話になる漁師さんの連絡先は知ってるから」
P「まずその人の家に行ってみるか」
P「そしたら細かい情報も聞けるだろうし」
千夜「わかりました」
千夜「ただし、注意は怠らないでください」
P「なんで?」
千夜「この国の中では、我々は密入国者」
千夜「即ち犯罪者です」
千夜「一般人にはまだ知られていないはずですが」
千夜「警察や軍には既に情報が回っている可能性が高い」
P「あれだけ派手にドンパチやればな....」
千夜「それを心に留めて行動するように」
P「はーい」
P「....」スタスタ
千夜「....」スタスタ
千夜「....その漁師さんの家は近いのですか?」
P「住所が大間町になってるからそんなに遠くはないんじゃないか?」
千夜「なるほど」
社会主義化によって生まれた青森の街の変化 >>145
145 : 以下、名... - 2021/01/16 21:59:59.48 5LZDSzsU0 115/788リンゴや七海の像がそこかしこに建ってる
コロコロ
コツン
P「ん....?」
千夜「なんですか」
P「いや、今なんか足に」チラ
リンゴ
P「....」
P「りんごが転がってきたみたいだ」
千夜「これだけ散乱していれば珍しいことでもないでしょう」
P「りんごの出荷量日本一だったのに、どうしてこんなことになってるんだ」
P「人は全くいないし出会うのはりんごばっかりじゃねえか」
P「これも社会主義化の影響なのか....っ!」
千夜「人がいないのは元からでは」
P「じゃあこの街並みがやけに寂れてるのはどうなんだ!」
千夜「それも元からです」
千夜「東北は仙台以外どこも似たようなものですよ」
P「東北民に怒られるぞマジで」
P「確かに100万都市仙台の次はいわき市の35万人でトリプルスコアつけられてるけど」
P「じゃあこのあちこちに乱立してる七海の像も元からなのかぁ」
P「東北に来たことないから知らなかったな」
千夜「....」
千夜「....急ぎましょう」
P「え?うん」
~漁師の家の住所~
P「な....」アゼン
千夜「....ここがその住所ですか」
P「おかしいな、家どころか何もないじゃないか」
P「住所を間違ったか?」
千夜「いえ、ここで間違いありません」
P「ということは向こうの連絡ミス?」
千夜「....」
千夜「....七海さんはもう海にはいないかもしれません」
P「???」
千夜「いや正しくは」
千夜「一度も漁に出ていない可能性が高い」
P「なんでそうなるんだよ」
千夜「....」
千夜「乱立している七海さんの銅像」
千夜「お世話になるはずだった漁師の家は偽の住所」
千夜「田舎とはいえ人が全くいない街」
千夜「ここまで揃ったらお前でも理解できるのでは?」
P「....」
P「....まさか」
P「今回のロケを許可した青森共和国の目的は」
P「七海の奪取....」
千夜「社会主義国で七海さんの銅像が建てられているということは」
千夜「国が彼女を象徴的な存在に祭り上げている証拠です」
千夜「なぜ七海さんが選ばれたなのかはわかりませんが」
千夜「彼女は青森県出身の人気アイドルです」
千夜「状況証拠と合わせれば、そのようにしか取れません」
P「....」
P「俺はハメられた....のか....?」
千夜「....」
千夜「七海さんには事務所の誰を付けているのですか」
P「....誰も」
千夜「!!!」
千夜「どういうことですか、所属アイドルを1人でロケに行かせるなんて」
P「同行者の許可は1人も降りなかったんだ」
P「だからロケは中止にする予定だった」
P「そしたら七海のご家族が力を貸してくれるって言ってくれて....」
P「七海もどうしても行きたいってきかないし、俺も渋々ロケの続行を決めたんだ」
千夜「チッ....」
千夜「ロケということはテレビ番組ですよね」
千夜「番組のスタッフはどうなっているのですか」
P「全員青森のテレビ局の人間みたいだ」
千夜「....」
千夜「どうやら、我々が思っている以上に」
千夜「状況は深刻なようですね」
P「....」
P「ここで落ち込んでいても仕方ない」
P「一刻も早く七海を見つけないと!」
千夜「お前が招いたことです、お前自身の手で七海さんを救いなさい」
P「....おうよ!」
P「とりあえず、現状をちひろさんに報告しよう」ピッ
千夜「電子機器の使用はやめなさい」
P「へ?」
千夜「通信は傍受されている可能性が高いです」
P「マジ?」
千夜「はい」
P「じゃあ電話もメールも無理なのか?」
P「連絡とりようがないじゃないか....」
千夜「デジタルではなく、アナログならば問題ないでしょう」
P「アナログ?手紙なんか出したらそれこそ検閲でばれるだろうし」
P「何より時間がかかりすぎるだろ?」
千夜「....ふんっ」ググッ
ボトッ
P「千夜、何か落ちたぞ」
鳩「ぽっぽー」
P「!?」
P「千夜が鳩を生んだ....」
P「え?千夜って鳥類なの?」
P「でもこの鳩、卵生じゃなかったよな」
P「千夜は鳥類なのに卵生じゃなくて胎生?」
P「どゆこと???」
千夜「これは私の身体に備え付けられた機能」
千夜「電気伝書鳩」
P「....?」
千夜「機械仕掛けの鳩に手紙を括りつけ、事務所まで飛ばします」
P「どのくらいで着くんだよそれ」
P「悠長に鳩が飛ぶのなんて待ってられないぞ」
千夜「鳩といっても見た目だけで、機能面は優秀ですから」
千夜「およそ30分といったところでしょうか」
P「それ鳩である意味ある?」
千夜「さあ、制作者の意図は私には分かりかねます」
P「誰が作ったんだよ....」
千夜「手紙とりんごを括りつけて」ギュギュ
千夜「さあ、行きなさい」
鳩「ぽっぽー」バヒューン
P「あの火力で鳩は無理があるだろ」
P「....!」ピク
千夜「....」
千夜「何か?」
P「いや、気のせいだと思うんだが」
P「少し嫌な予感がしてな」
千夜「嫌な予感?」
P「....気にしないでくれ、それより先を急ごう」
千夜「一先ず街を探索し、情報を集めましょう」
~同じ頃の事務所~
ちひろ「....」
ちひろ「....どうして」
ちひろ「どうしてこんなことに....」トホホ
同じ頃、事務所で起こっていたこととは? >>165
166 : 以下、名... - 2021/01/16 22:50:24.86 8Wr5SUz7o 134/788青森派によるクーデター
167 : 以下、名... - 2021/01/16 22:51:24.66 cLeMpBVDO 135/788愛梨が青森側についてテロ行為
~数時間前の事務所~
ちひろ「....」ソワソワ
ちひろ「....Pさん、無事でしょうか」
ちひろ「....」
ちひろ「....いけないいけない!」
ちひろ「私が心配しても何も変わらないんですから!」
ちひろ「少しでもPさんの助けになる働きをしないと!」
ガチャリ
ガチャリ
愛梨「こんにちは~」
ちひろ「愛梨ちゃん?」
ちひろ「どうしたんですか?今日はオフだったような....」
愛梨「オフだからこそ、ですっ」
ちひろ「?」
愛梨「....」スタスタ
ちひろ「愛梨ちゃ
スッ
愛梨「動かないでくださいねぇ」
愛梨「私、ちひろさんを傷つけたくないんです」ニコ
ちひろ「え?」チラ
ちひろ「!!?!??!?」ビクッ
ちひろ「こ、これは」
愛梨「果物ナイフです」ニコニコ
ちひろ「そうではなく、なぜ私の首元に果物ナイフを当てているのかを聞いたんですけど....」
愛梨「あぁ、そっちですか」
愛梨「これからこの事務所は」
愛梨「青森派の傘下に入ります」
ちひろ「青森派!?」
愛梨「クーデター?でいいんですよね?」
愛梨「それはこの一環なんです~」
ちひろ「(まさかPさんの動きがもう....)」
愛梨「今頃、他のみんなも動き始めているんじゃないですか?」
ちひろ「他にも青森派が....?」
愛梨「みんな~頑張って~」
ちひろ「(大変なことになってしまいました....)」
事務所内の青森派の人数(コンマ下一桁) >>175
175 : 以下、名... - 2021/01/16 23:09:05.14 PoQ3J1h9o 141/788はい
青森派のアイドル(4人)
>>176
>>177
>>178
>>179
178 : 以下、名... - 2021/01/16 23:12:52.08 5LZDSzsU0 143/788こずえ
179 : 以下、名... - 2021/01/16 23:13:23.43 Cebe+XiX0 144/788志希
180 : 以下、名... - 2021/01/16 23:14:03.42 PiIkK3gYO 145/788ヘレン
182 : 以下、名... - 2021/01/16 23:18:05.73 g6voMcGWO 146/788蘭子
ガチャリ
こずえ「じむしょのなかにいたこたち、つれてきたー....」
志希「散らばられると管理が面倒だからね~」
ヘレン「フフフ、怖がることはないわ。ないわ....」
蘭子「ここを根城と定めよう....」
愛梨「上手く行ったみたいですねっ!」
ちひろ「....」
ちひろ「あの、愛梨ちゃん」
愛梨「なんですか?」
ちひろ「この子たちが、その青森派?」
愛梨「はい、これで全員です」
ちひろ「....」
ちひろ「青森要素は?」
愛梨「....」
愛梨「さあ?」
ちひろ「ないんかい!」
ちひろ「青森派を謳って自分の職場でクーデターまで起こしたのに!?」
愛梨「私はアップルパイのために参加しました~」
こずえ「りんごをたべたら、ようせいさんのこえがきこえたのー」
志希「シキちゃんの力を確かめる絶好のチャンスだもん♪こんな機会めったにないし~」
ヘレン「世界を獲るためよ!!!」バーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!
蘭子「堕天使は闇を求める....」
ちひろ「....」
ちひろ「随分と緩いクーデターですねぇ」
ザワザワ
ちひろ「まあ、それに皆さんまんまと引っかかってしまったようですけど」アハハ
愛梨「これで全員ですか?」
ヘレン「そのようね!」
志希「あれ?プロデューサーは?」
ちひろ「(?)」
志希「この時間は事務所にいるはずだよね?」
愛梨「そういえばそうですね~」
愛梨「急な予定でも入ったんでしょうか?」
蘭子「闇に飲まれよ!」
こずえ「ざんねんー....」
ちひろ「....」
ちひろ「(クーデターの原因はPさんの行動じゃない....)」
ちひろ「....」
愛梨「それじゃあ予定通りの配置に移ってくださ~い」
青森派「「「「はーい」」」」
ちひろ「(蘭子ちゃんとヘレンさん別の場所に....?)」
~現在~
ちひろ「....」
ちひろ「(段々と状況がわかってきました)」
ちひろ「(事務所にいた人はほとんどがこの部屋に集められているみたいです)」
ちひろ「(ただ拘束はされていませんし、部屋の中なら比較的自由に動いても問題ないみたい)」チラ
キャッキャ
ちひろ「(年少組なんて何が起こったか理解していないから普段通りです)」
ちひろ「(ただ....)」
愛梨「♪~」
志希「んふふ~」
ちひろ「(愛梨ちゃんは果物ナイフ、志希ちゃんは謎の試験管で武装し)」
ちひろ「(1か所しかない部屋の入口を塞いでいます)」
ちひろ「(こずえちゃんは....)」
こずえ「zzz....」ウトウト
ちひろ「(....非武装)」
ちひろ「(今日は珍しく人が少なかったのか、捕まっている人数は多くありません)」
ちひろ「(部屋に閉じ込められていること以外はこれといった被害もありませんし)」
ちひろ「(一応武装している相手に抵抗しようという人もいないようですね....)」
ちひろ「(というか、相手は同じ事務所のアイドルですし)」
ちひろ「(雰囲気が張り詰めているわけでもないので抵抗する気も起きないというか....)」
ちひろ「(....)」
ちひろ「(クーデターとは言っていましたが)」
ちひろ「(イマイチ目的がわかりません....)」
ちひろ「(現状を見る限り、この行動に意味があるのかも怪しいところですし....)」
ちひろ「....」
ちひろ「(さっきの対応からして、直接聞くのが早そうですね)」
ちひろ「ねえ愛梨ちゃん」
ちひろ「蘭子ちゃんとヘレンさんはどこに行ったんですか?」
愛梨「2人は事務所の入り口で待機です」
ちひろ「待機?」
愛梨「はい、事務所に帰社してきた人がいたら、この部屋に連れてきてもらいます」
ちひろ「なるほど....」
ちひろ「....もう1つ聞きたいんですけど」
ちひろ「このクーデターの目的ってなんなんですか?」
ちひろ「ただ人をここに集めるだけじゃ何の意味もないように見えますけど」
愛梨「....」
愛梨「....それはですね~」
青森派事務所内クーデターの目的 >>198
198 : 以下、名... - 2021/01/16 23:57:09.33 PiIkK3gYO 158/788プリンセス七海の青森掌握を邪魔させない
愛梨「プリンセス七海の青森掌握の邪魔をさせないためです」
ちひろ「?????」
愛梨「でも私も詳しくは知らないんですよ~」
ちひろ「(プリンセス七海....?)」
ちひろ「(Pさんのことは知らないのに七海ちゃんの話は出てくるなんて....)」
ちひろ「(どうなっているんでしょう....)」
愛梨「もうすぐ青森の方から特別なりんごが届くんです」
愛梨「それをアップルパイにして、みんなに食べさせたら解放していいって言われてます♪」
ちひろ「....」
ちひろ「(青森から送られてくるりんごを私たちに食べさせることが目的....)」
ちひろ「(このタイミングといい、急で雑すぎるクーデターといい)」
ちひろ「(善意であるはずがありません)」
ちひろ「(りんごを食べさせることが目的ということは)」
ちひろ「(その行為自体に何らかの意味があるはず)」
ちひろ「(....例えば)」
ちひろ「(邪魔者を消すため、とか)」
ちひろ「(どうやらこの事務所を消す理由は、向こうからしたら十分にあるようですし....)」
ちひろ「....」
ちひろ「りんご、楽しみですね」
愛梨「はいっ」
ちひろ「あとどれくらいで食べられるんですか」
愛梨「もうすぐ到着するはずなので、そこから調理をしたら~」
愛梨「あと数時間くらいかなぁ」
ちひろ「....」
ちひろ「(りんごに何が混ぜられているかわからない以上)」
ちひろ「(それを食べさせられる前に事態を解決しないと....)」
ちひろ「....」
ちひろ「(この子たち青森派のこと、謎のりんごのこと)」
ちひろ「(そして、七海ちゃんのこと....)」
ちひろ「(気になることはいくらでもあるけど、今はとにかく打開策が必要です....)」
ちひろ「(はぁ、この部屋の外に隠れている協力者でもいればいいんですけどねぇ)」
ちひろ「....」
ちひろ「(まあ仮にいたとしても、通信機器は取り上げられていますし)」
ちひろ「(協力のしようがないんですが)」アハハ
ちひろ「(どうしたものでしょうか)」ヤレヤレ
~事務所内のどこか~
???「はぁ....はぁ....」
???「....」チラ
???「....」
青森派にバレず、事務所内に隠れているアイドル >>211
211 : 以下、名... - 2021/01/17 21:57:50.50 jYXVEVms0 165/788春菜
事務所内・春菜専用眼鏡部屋
春菜「(眼鏡を愛でていたらいつの間にか事務所が大変なことになっていました....)」
春菜「(事情が全く分かりませんが、捕まらない方が良い気がします....!)」
春菜「....」
春菜「(そうは言っても暇ですね)」
春菜「(眼鏡越しの視界を堪能するか)」
春菜「(この部屋の眼鏡たちを愛でるくらいしかできません)」
春菜「....」
春菜「(それで十分でした)」
ちひろ「....」
ちひろ「(さて、どうしたものでしょうか)」
ちひろ「(おそらく、この中で最も事情が分かっているのは私です)」
ちひろ「(だったら私が動くしかありませんね)」
ちひろ「(このままでは時間が過ぎ去ってTHE ENDになりかねません)」
ちひろ「(事務所内ですらこれですし、青森に乗り込んでいるPさんはもっと大変なはず....)」
ちひろ「(Pさん、私も頑張りますよ....!)」
ちひろさんの作戦 >>214
214 : 以下、名... - 2021/01/17 22:18:28.19 x9OOCT4vo 168/788本性を表して青森派を武力鎮圧する
ちひろ「(この部屋にいるのは3人....)」
ちひろ「(愛梨ちゃんは武装しているといっても超近接戦用の小さなナイフ)」
ちひろ「(こずえちゃんに至っては非武装です)」
ちひろ「(志希ちゃんの試験官の中身は気になりますが....)」
ちひろ「(しかし、同性で私の方が年上とはいえ)」
ちひろ「(こずえちゃんはさておき、志希ちゃん、愛梨ちゃんと背格好は変わりませんし)」
ちひろ「(1対2で武器のない私相手では分が悪そう....)」
???「(代わろうか?)」
ちひろ「....」
ちひろ「(ダメです、あなたを出してしまったら)」
ちひろ「(あの子たちを傷つけてしまうかもしれません!)」
???「(そんなこと言ってる場合?)」
???「(クーデターを起こした相手に情けなんてかけるものじゃないよ)」
ちひろ「(....あの子たち、自分たちの思い出の詰まった事務所でクーデターを起こした割には)」
ちひろ「(感情がフラットすぎます)」
???「....」
???「(隠してただけで、本当はそういう人間なのかも)」
ちひろ「(あり得ません)」
???「(どうして?)」
ちひろ「(ずっと見てきましたから)」
???「(....要するに勘ってわけか)」
ちひろ「(悪いですか?)」
???「(ううん、それでいいんじゃない?)」
???「(それが"私"の選択なら)」
ちひろ「....」
ちひろ「(彼女たちはきっと正気ではないんです)」
ちひろ「(なので私、あなたに代わります)」
???「(はぁ!?完全に今変わらない流れだったでしょ!!!)」
ちひろ「(いやあ、そうは言っても私の力では難しそうですし)」
ちひろ「(どうにかあの子たちを無傷で無力化できませんか?)」
???「....」
ちひろ「(あなたならできるでしょ?)」
???「....」
???「(....未知数なことが多すぎる、絶対の保証はできない)」
ちひろ「(....もし、1人でもアイドルを傷つけたら)」
ちひろ「(あなたを消します)」
???「(フッ、何を言うかと思えば)」
???「(今までどうやっても消せなかったのにどうするの?)」
ちひろ「(....私の身体ごと、あなたを消す)」
???「!?」
???「(それってつまり....)」
ちひろ「(ええ)」ニコッ
???「....」
ちひろ「(あなたも久しぶりに暴れたいんじゃないですか?)」
???「(....そりゃまあ)」
ちひろ「....」
ちひろ「(アイドルを傷つけることは許しませんが)」
ちひろ「(私の身体はどうなっても構いませんよ?)」
???「(....言ったね)」
ちひろ「(はい)」ニッコリ
???「(後悔しないでよ?)」
ちひろ「(後悔なんてするはずありません)」
???「....」
???「(わかった)」
???「(わかった)」
ちひろ「....いきますよ」
???「....ああ」
愛梨「?」
志希「....」ジー
ちひろ「鬼」
???「悪魔」
ちひろ・???「「ちひろ」」
ちひろ?「....」スッ
愛梨「ちひろさん?どうかしましたか?」
ちひろ?「....」チョン
愛梨「え?」ガクッ
愛梨「」バタリ
志希「....ふーん」ニヤ
志希「そんなことできたんだ~」
志希「ちひろ?さん?」
ちひろ?「ちひろじゃない、今は鬼でも悪魔でも好きに呼んで」
志希「名前なんてキョーミな~い♪」
ちひろ?「....余裕?」
志希「ううん、私じゃ勝てそうもないから諦めてるだけ~」フリフリ
ちひろ?「....」
ちひろ?「無抵抗の相手に手を上げるのは避けたいけど」
ちひろ?「事情が事情だし、軽く意識だけ奪わせて?」
志希「はぁ~い」
ちひろ?「....ごめんね」チョン
志希「こちらこそ」プス
ちひろ?「っ....!!!」バッ
志希「」バタリ
ちひろ?「何かを刺された....」プラン
ちひろ?「!!?」
ちひろ?「右腕が動かない....」
ちひろ?「....」
ちひろ?「....フフッ」クスクス
ちひろ?「流石志希ね」ニヤリ
ちひろ?「ま、これで制圧は出来た♪」
ちひろ?「身体はどうなってもいいって言ってたから完璧完璧」
ちひろ?「こずえはどうせ寝てるし....」チラ
ちひろ?「!!!」
ちひろ?「いない....?」
ちひろ?「さっきまでここで寝てたのに....」
ちひろ?「まさか残りの2人を呼びに....?」
こずえ「ちひろー?」
ちひろ?「....なんだ、後ろにいたの」
こずえ「ちひろ、どうしたのー?」
ちひろ?「ビックリしたけど、部屋にいてくれたならいっか」
こずえ「....」
こずえ「ちひろ、ちひろじゃない」
ちひろ?「こっちも流石」
ちひろ?「でも」
ちひろ?「もう一回寝てもらってもいい?」
こずえ「....もう、ねむくないから」スッ
こずえ「いい」ギュゥ
ちひろ?「(こずえの目に模様....?)」
グワッ
ちひろ?「!!!!!!!!!!」ビクッ
ちひろ?「なんだ!?」グググッ
ちひろ?「突然身体が、重くっ....」グググググッ
ちひろ?「っ....」グググググググググググッ
ちひろ?「ぐ..............」バタン
こずえ「つぎは、ちひろがねるばん」
ちひろ?「(なんだ、この重さは....とても立ってられない....)」チラ
ちひろ?「(周りの光景に変化はないし....私だけ....?)」
ちひろ?「こずえ....何をした....」ゼェゼェ
こずえ「....」
こずえ「こずえが、あおもりからもらった」
こずえ「わらってるりんご、たべたのー」
こずえ「にゅーとんのりんご」
こずえ「そしたら、『じゅうりょく』?」
こずえ「つかえるように、なったー....」ニコ
ちひろ?「....重力操作?」
こずえ「それー」
ちひろ?「そ、そんなの反則でしょ....」ハァハァ
こずえ「?」
ちひろ?「何これ....こんなの聞いてない....」
ちひろ?「(マズい....これじゃあ制圧どころか、クーデターの阻止もっ....)」ゼェゼェ
こずえ「もうすこしで、りんごくるから」
こずえ「ちょっとまっててー」ニコ
~部屋の外~
春菜「(お手洗いに行こうと思ったら)」
春菜「(ま、ますます大変なことになってます....!)」
春菜「(まさか愛梨ちゃんやこずえちゃんがこんなことをしているなんて....!)」
ちひろ「ぐ、ぐっ....」ギュウギュウ
こずえ「....」ニコニコ
春菜「」
春菜「(これは助けにいくべきなんでしょうか....)」
春菜「(でもちひろさんが一方的にやられているのに)」
春菜「(私が出ていってどうにかなるとは....)」
春菜「....」ガサ
春菜「(ん、ポケットの中に何か....)」ゴソゴソ
春菜「!!!」
春菜「(こ、これは....!!!)」
春菜のポケットの中に入っていたアイテム >>245
それを使った対こずえ攻略作戦 >>248
245 : 以下、名... - 2021/01/21 21:39:30.69 FPsTgk3t0 189/788みちるお手製パン
248 : 以下、名... - 2021/01/21 21:45:31.90 bVXhq8CDO 190/788志希がかつて作ったバイバイ○でこずえを囲む
春菜「(こ、これは....!!!)」
春菜「(みちるちゃんお手製パン....!!!)」ババーン
【みちるちゃんお手製パン】
春菜「(パンかぁ)」
春菜「(パンじゃこずえちゃんには対抗できませんね....)」ションボリ
春菜「(他に何か使えそうなものは)」ポロッ
春菜「(あ)」
コロコロ
春菜「(あー!パンが転がって部屋の中に!)」
コロコロ
こずえ「?」
こずえ「ぱん....」
ちひろ?「パン....」
ピチャ
こずえ「?」
ちひろ?「突然パンが転がってきたと思ったら」
ちひろ?「志希が倒れた時に懐から流れ出た謎の液体に浸かって止まった....?」
パン パン
ちひろ?「!?」
ちひろ?「パ、パンが分裂した!?」
こずえ「???」
パン パン パン パン
ちひろ?「ま、まさかこれは....」
ちひろ?「こずえやばい!これはバイバインだ!!!」
こずえ「ばいばいん?」
ちひろ?「志希の懐から垂れているその液体はバイバインだったってこと!!!」
こずえ「どういうことー?」
ちひろ?「バイバインはドラえもんに出てくるひみつ道具で」
ちひろ?「その液体をかけた物体が。5分ごとに2倍の数に増えていくっ!!!」
こずえ「すごいー」
ちひろ?「なぜかこの液体の効果は数十秒ごとみたいだけど」
ちひろ?「このまま放置すると、私もこずえも、みんなも死ぬことになるっ!!!」
こずえ「....?」
こずえ「どうしてー?」
ちひろ?「これは全て食べ切らないと効果が消えない」
ちひろ?「逆に1つでも食べ切らないと永遠に増え続けるから」
ちひろ?「地球がヤバい!!!」
こずえ「....」
こずえ「じゃあどうしたらいいのー?」
ちひろ?「とにかく死に物狂いで食え!!!」
こずえ「わかったー」パク
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」パク
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」パク
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」モグモグ
こずえ「....」ゴックン
こずえ「おなかいっぱいー」ケフ
ちひろ?「長いよ!?」
ちひろ?「1つ食べきるのに1レスも使ってたらあっという間に地球滅びちゃうから!!!」
ちひろ?「ほら、皆も食べて!!!」
\\\\\\ ハーイ //////
~数分後~
こずえ「ほんとうに、おなかいっぱいー....」ケフケフ
ちひろ?「それはよかった」トン
こずえ「ん....ぅ」バタリ
ちひろ?「こずえは食後のお昼寝でもしてて?」ニコ
ちひろ?「ふう、よくわからないけど助かった....」
春菜「も、もっととんでもないことになりかけてしまいました....」
ちひろ?「春菜?もしかして春菜が助けてくれたの?」
春菜「え?いや私は助けたというか落としてしまったというか....」
ちひろ?「はぁ?」
春菜「それよりちひろさん、腕と足大丈夫なんですか?」
ちひろ?「腕と足?」
春菜「両手両足ともあらぬ方向に曲がっちゃってますけど....」
ちひろ?「え?」グニャア
ちひろ?「あー....」
ちひろ?「....」
ちひろ?「もう1回入れ替わるまでは大丈夫!」
春菜「大丈夫じゃありませんよ!?」
ちひろ?「今はそんなことより、このテロリストたちの後片付けをしないと」
春菜「そ、そうですね....!」
愛梨「捕まっちゃいましたぁ」
志希「尿をバイバインにする実験は成功だったみたいだね~♪」ニヒヒ
ヘレン「その愉快な光景、私も見たかったわ!!!」ババババーン
蘭子「やみのま!(クーデターお疲れ様でした!)」
こずえ「zzz....」スヤスヤ
ちひろ?「ちひろ、出番よ」
ちひろ「ハッ」ハッ
ちひろ「あれ、終わってる」
ちひろ「流石あのいたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた」グニャア
ちひろ「え、これ、なにこれ、体中が」
春菜「痛み止めがねどうぞ!」スチャッ
ちひろ「あ、治まった....」
春菜「それはあくまで痛み止めなので、これが終わったら病院に行ってくださいね?」
ちひろ「ありがとう春菜ちゃん....」
ちひろ「それで、みんなどうしてこんなことをしたんですか?」
愛梨「わかりません!」
ちひろ「そういうのいいですから」
愛梨「突然、青森の、プリンセス七海のためにクーデターを起こしたくなったんです」
ヘレン「私もよ!!!」バババババババーーーーン!!!!!!!
蘭子「私も!」
志希「....」
ちひろ「意地でも情報を吐かないつもりですか....」
志希「ううん」
志希「みんなの言ってることは本心だと思うにゃ~」
ちひろ「....どういうこと?」
志希「事務所の冷蔵庫に、りんごが何個か入ってて~」
志希「それを、ちょうど居合わせたこの5人で食べたんだよね~」
ちひろ「....やっぱり、原因はりんごなんですか」
志希「あたしは、そのりんごを食べる前に一応中身を分析してから食べたんだけど~」
志希「その中にはナノマシンが入ってたんだ♪」ニャハハ
ちひろ「なんで食べちゃうんですか!?」
志希「ナノマシン食べたことなかったから」キョトン
ちひろ「好奇心でよくわからないもの食べたらダメですよ!」
志希「善処します~」
ちひろ「もう、ナノマシン入りのりんごなんて誰が....
ちひろ「ナノマシン!?」
志希「?」
ちひろ「ど、どういうことですか?」
志希「う~ん」
志希「ナノマシンを食べた後からなんだよね」
志希「青森のことを大好きになっちゃったの」
ちひろ「....」
ちひろ「ナノマシンが脳に影響を及ぼして、みんなを操っていたってこと?」
志希「....少なくとも」
志希「状況証拠は揃ってるよ」ニヤ
ちひろ「....」
ちひろ「今も青森に対する気持ちは変わらない?」
志希「うん」
愛梨「早くりんご届かないかなぁ」
ヘレン「青森は世界!!!!」ババババババババババババババババババババババババーーーーーーーーーーーーーンンンンン
蘭子「波に飲まれよ!(津軽海峡の荒波)」
こずえ「zzz....」グウグウ
ちひろ「クーデターという目的は達成できなかったけど」
ちひろ「そのマシンを破壊しないと洗脳状態は解けないんですね....」
ちひろ「でも、脳に影響を及ぼしているということは」
ちひろ「マシン自体も脳の周辺にあるってこと....」
ちひろ「そんなの、取りだすにしても破壊するにしても」
ちひろ「大規模な外科手術でもしないと無理なんじゃ....」
ちひろ「一体どうしたら....」
ナノマシンの魔の手からアイドル達を救う方法 >>268
268 : 以下、名... - 2021/01/21 22:57:22.19 /rVmVtBdO 210/788ありすのタブレットで検索
ちひろ「ありすちゃん!」
ありす「はい!?」
ちひろ「タブレットを貸してもらえない?」
ありす「いいですけど、検索履歴は見ないでくださいね」
ちひろ「ありがとう、えーっと検索履歴は『大人の男の人 好きなもの』『興奮を
ありす「ちひろさん!!!!」プンスカ
ちひろ「間違えました」
ちひろ「『ナノマシン 破壊』」
ちひろ「ふむふむ」
ちひろ「へー、ナノマシンってもうある技術なんですね~」
ちひろ「ナノマシンでがん細胞を破壊....すごい」
ちひろ「....ん?」
ちひろ「....ナノマシンでがん細胞を破壊する実験が行われているなら」
ちひろ「ナノマシンでナノマシンも破壊できるんじゃ....?」
ちひろ「....」
ちひろ「これは、うちの事務所の科学部を総結集させるしかありませんね....!」
志希「楽しみだにゃ~♪」
コンコン
ちひろ「?」
春菜「ちひろさん、窓の外に何かがいます!」
春菜「少し遠くて見えづらいですね、あ!こういう時はこのハズキルーペを」
ちひろ「そういう使い方じゃありません」
ガラガラ
ちひろ「これは....鳩?」
ちひろ「いや違う、鳩風の機械です....!」
春菜「足に何かが括りつけられています!でも小さくて見えづらいですね!あ!こういう時はこ
ちひろ「伝書鳩....まさか!」
ちひろ「....」ヨミヨミ
ちひろ「....」ヨミヨミ
ちひろ「....Pさん、青森も大変なことになっているみたいですね」
ちひろ「でもこの手紙のおかげで、つながってきました」
ちひろ「....りんごも重要な手がかりになりそう」
ちひろ「志希ちゃん!」
志希「なに?」
ちひろ「志希ちゃんはこれから、事務所の科学部のリーダーになって」
ちひろ「ナノマシン研究に打ち込んでもらいます!」
志希「え~?」
志希「でもそれって、この青森愛が消えちゃうってことだよね?」
志希「志希ちゃんそんなことに協力できない~」
ちひろ「....志希ちゃん」
ちひろ「青森なんかへの偽りの愛とナノマシンの研究、どちらが楽しいか」
ちひろ「洗脳されていてもわかりますよね?」ニッコリ
志希「たしかに」
ちひろ「志希ちゃんなら数日程度でどうにかしてくれそうですし」
ちひろ「ナノマシン問題はどうにかなるかもしれませんね....」
ちひろ「どうにかならなくても、最悪5人は事務所の地下水牢に入れておけばいいですし」
ちひろ「あ、この伝書鳩往復用です」
ちひろ「これでPさんたちにこちらの現状が伝えられます!」
ちひろ「....」カキカキ
ちひろ「現状を伝える手紙はこれでよし....」
ちひろ「まだ何か送れそうですし、少しでもPさんの助けになるものを送ってあげたいです....」
ちひろ「何かいいものはないでしょうか....」
Pに送るものとそれを持ってきたアイドル名セット
>>
>>
訂正
ちひろ「志希ちゃんなら数日程度でどうにかしてくれそうですし」
ちひろ「ナノマシン問題はどうにかなるかもしれませんね....」
ちひろ「どうにかならなくても、最悪5人は事務所の地下水牢に入れておけばいいですし」
ちひろ「あ、この伝書鳩往復用です」
ちひろ「これでPさんたちにこちらの現状が伝えられます!」
ちひろ「....」カキカキ
ちひろ「現状を伝える手紙はこれでよし....」
ちひろ「まだ何か送れそうですし、少しでもPさんの助けになるものを送ってあげたいです....」
ちひろ「何かいいものはないでしょうか....」
ちひろ「....1人で考えていても仕方ありません!」
ちひろ「みんな~、ちょっと話があるんですけど~」
Pに送るものとそれを持ってきたアイドル名セット
>>278
>>279
>>280
278 : 以下、名... - 2021/01/21 23:23:07.56 ZYkruoPeO 220/788あかり りんご
279 : 以下、名... - 2021/01/21 23:24:33.02 Jxe33vhUo 221/788薫がよしのんもってきた
280 : 以下、名... - 2021/01/21 23:25:28.83 FPsTgk3t0 222/788あやめ 苦無10本
あかり「青森りんごはやっぱりダメんご!」
あかり「信頼できるのは山形りんごだけ!」
ちひろ「ナノマシン入りとはいえりんごまみれの青森に敢えて送る必要あります?」
あかり「きっと!りんごが目の前にたくさんあるのにそれを食べられないのは辛いんご!」
ちひろ「りんごってそこまでして食べたいものではないような....」
あかり「いいから入れてください!」グイグイ
ちひろ「押しが凄い」
【山形りんご】
あやめ「敵兵と戦うにはやはり武器が必要でしょう!」
あやめ「そんな時こそこの苦無!」
あやめ「数多の血肉を吸い込んできたと」
あやめ「これを売っていた通販番組で言っていました!」
ちひろ「胡散臭いです」
あやめ「武器だけではなく、壁を登ったり穴を掘ったりと、サバイバルには最適です!」
ちひろ「それならサバイバルナイフを入れた方がいいのでは?」
あやめ「....」
あやめ「ニンッ!」グイグイ
ちひろ「ああこっちも押しが凄い」
【苦無10本】
ちひろ「このくらいでしょうか」
薫「ちひろさん!」
ちひろ「薫ちゃんも何かPさんに届けたいものがあるの?」
薫「芳乃ちゃんが行きたいんだって!」
ちひろ「え?」
ちひろ「いやそれは....」
薫「芳乃ちゃんはすごいんだよ!」
薫「まだちっちゃいのに落ち着いてるし」
薫「かわいいしきれいだし!」
薫「ほら貝も吹けるよ!」
ちひろ「薫ちゃん、芳乃ちゃんが素敵な子なのは知ってます」
ちひろ「でもこの鳩さんに人間のような大きなものを運んでもらうのは無理ですから....」
薫「大丈夫っ!」
薫「ほら!」スッ
ちひろ「これは?」
薫「仮死状態の芳乃ちゃん!」
ちひろ「???????」
薫「芳乃ちゃんね、せんせぇになやみごとがでてくるのがわかってたから」
薫「何日か前からご飯もお水もやめて、くりぷとびおしす?に入ったんだって!」
ちひろ「クリプトビオシスって、生物が厳しい環境に対して活動を停止する無代謝状態のことですか!?」
薫「そうなの?」
薫「お茶をかけたら復活するんだって~」
ちひろ「芳乃ちゃん、不思議な子だとは思っていましたがまさかここまでとは....」
【よしのん(クリプトビオシス)】
ちひろ「と、とにかく、これらをPさんの元へ送りましょう!」
ちひろ「もっといいものもあるような気がしますが....」
ちひろ「Pさん、どうかご無事で....」
~青森の街を探索後~
P「しばらく青森の街を探索していたが」
P「なんとも普通の寂しい地方都市って感じだったな」
千夜「果たしてこれは都市なのでしょうか」
P「そんなこといったら街っていうのも怪しいところだろ」
千夜「はい」
P「....」
P「だが、月並みな地方の町だからこそ」
P「他とは異なる部分が手掛かりとなって浮き上がってきてたな」
千夜「ええ、やはりこの青森という国はおかしい」
千夜「そう再認識させられました」
探索で見つけた青森情報① >>293
探索で見つけた青森情報② >>294
探索で見つけた青森情報③ >>295
293 : 以下、名... - 2021/01/24 14:11:35.37 Nm208A5o0 231/788七海のお魚さん講座という番組が週7で放送されている
294 : 以下、名... - 2021/01/24 14:18:48.95 8xR2Bpcv0 232/788船橋あたりにいそうな梨の妖精……のような謎のりんごの妖精がそこら中にいる
295 : 以下、名... - 2021/01/24 14:29:51.47 eZLKnJ2po 233/788七海が設立した福祉施設とか保育所とか学校とかがちらほらある
P「お互いの得た情報を整理してみよう」
千夜「まず、民家に落ちていた新聞によると」
千夜「七海のお魚さん講座というテレビ番組が」
千夜「毎日夜の19時から1時間、ゴールデンタイムの帯番組として放送されているということがわかりました」
千夜「しかもこれは1つの局ではなく、青森で視聴できる全てのテレビ局で同じ番組が放送されています」
P「青森が日本から独立したとはいえ、テレビ局自体の母体は変わっていないはずだが....」
P「ここまで番組表が違うのはどうなってるんだ....?」
千夜「社会主義、共産主義の魔の手は電波にも及んでいるようですね」
P「....なにより」
P「七海はこんな仕事を受けていないし、したこともない」
千夜「....」
P「あいつのスケジュールは俺の頭に入っているが」
P「一度としてこんな番組をやったことはないんだ」
P「あるとしたら七海が事務所を通さずに受けている仕事、闇営業ということになるが」
P「あいつの仕事、学校、私生活を考えると物理的に不可能だ」
千夜「毎日1時間の帯番組ということは、拘束時間もかなり長いでしょう」
P「ああ、全編ノーカットの撮って出しだとしても最低7時間はかかるし」
P「そんなことはありえない」
P「生放送が毎日19時に入っているはずもない」
千夜「....」
千夜「....つまり」
千夜「そのような番組が存在しているはずはない、と」
P「そうなるな、まあどういうわけか青森では存在してるみたいだが」
P「謎は深まるばかりだ」
千夜「しかし、新聞が落ちているならば」
千夜「ここは常に人がいないわけではなさそうですね」
P「そうだな、今のタイミングだけたまたま町の人全員が出払っているのかもしれない」
千夜「....そのようなことは」
P「....ありえないだろうな」
P・千夜「「....」」
P「次はそこら辺にいる謎の生物?だな」
千夜「甲高い音を立てながらそこらを歩き回っているあれですか」
五郎りんご「りんごっし~」キーン ←アレ
P「そうそう」
P「見た目は船橋あたりにいそうな梨の妖精に酷似している」
P「だが妖精のようなファンタジックな存在ではなく」
P「どうも実態はあるように見える」
P「そもそも船橋のあれも実態はあるけど」
千夜「なんなのですか、気色悪いです」
P「そう言ってやるなよ、奴らも懸命に生きてるんだ」
千夜「ではお前もゴキブリを見て気持ち悪いなどと言ってはいけませんよ」
P「すまんかった」
P「最後」
P「七海の名前で設立された福祉施設とか保育所がちらほらある」
千夜「著名人がそのような施設や団体を設立することは珍しくないのでは?」
P「それはそうだが」
P「七海はまだ中学生だ」
P「あいつはいい子だが、ここまで大規模な活動を起こすほどじゃない」
P「こんなの企業の経営者かハリウッドスターはやる規模だぞ」
千夜「ふむ....」
P「挙句の果てにはQNⅠC(クイーン七海1世カップ)なんて競馬のレースまで開催されてる始末だ」
P「これじゃまるで七海が女王みたいじゃないか」
P「そもそも青森に競馬はないはずだ」
P「種牡馬だってウインバリアシオンとアルデバランくらいしかいないのに」
千夜「はぁ」
ボボボボボボボボボボボボ
P「ん?」
電気伝書鳩「ぽっぽー」
P「帰ってきた」
千夜「よくやりました、よしよし」パフパフ
P「(ニッコリ)」
千夜「中へ帰りなさい」スッ
電気伝書鳩「ポッポー....」
シュポ
P「鳩、食った....」
千夜「電気伝書鳩を体内へ収納しただけです」
P「鳩の踊り食いにしか見えねえよ....」
千夜「事務所からの返信です」スッ
P「無事届いたみたいで良かった」
P「え~っとなになに」
P「『事務所では青森派のアイドル達がクーデターを起こしました』」
P「....どういうこと?」
千夜「おそらく、青森派のアイドル達がクーデターを起こしたのでしょう」
P「だよな」
千夜「はい」
P「....」
千夜「....」
P「....」
P「え、やば」
千夜「こちらの行動と何か関係しているのでしょうか」
P「いや、続きを読む限りどうも関係はないらしい」
P「クーデターは春菜とみちると志希のおかげで制圧できたそうだ」
千夜「?」
千夜「志希さんはクーデター側の方にも名前が書いてありますが」
P「よくわからん、志希のことだし裏切ったんじゃないか?」
千夜「それもそうですね」
P「なるほど、青森派の面々は青森国側からナノマシン入りのりんごを食べさせられて」
P「洗脳されてしまったらしい」
P「俺らが手紙に同封したりんごもナノマシンが入ってる可能性が高いってさ」
千夜「この大量に落ちているりんごもそうなのでしょうか」
P「おそらくな....」
千夜「....」
千夜「....あむ」ガリッ
P「」
千夜「....」モグモグ
千夜「....」ゴックン
千夜「さすが青森りんごです、山形りんごでは太刀打ちのできない味」
P「なんで食べちゃうの!?」
千夜「空腹です」
P「それはわかるけど!」
P「今しがたこのりんごの危険性を忠告したところだよね!?」
千夜「私の胃は鋼鉄ですから問題ありません」
P「鋼鉄とか関係なくナノマシンは....」
P「あ、マジで鋼鉄?」
千夜「はい、私の身体は義体ですので」
P「あぁ~ね」
P「....いやアイドルが落ちてるもの食べたらダメでしょ」
千夜「先ほどは空腹のためと言いましたが、もう1つ理由があります」
P「堂々と後付けすな」
千夜「例えば、道端で爆発物が発見されたときはどうしますか?」
P「警察を呼ぶ」
千夜「そうです、その後は爆発物処理班が対処をします」
P「うん」
千夜「今回も同じです」
P「???」
千夜「このように危険なものを放置していると、新たな被害者が出る可能性があります」
千夜「ですから、簡単に処理できる私が全て食べてしまえばよいのです」
P「なるほど....?」
P「....」
P「ただ食べたいだけじゃないよな?」
千夜「違います」
P「それならいいけど」
~数分後~
千夜「完了しました」
P「青森の町がきれいになったね!(白目)」
P「青森派にクーデターを起こした理由を聞いたら」
P「『プリンセス七海の青森掌握の邪魔をさせないため』と答えたらしい」
千夜「....」
千夜「....七海さんが黒幕」
P「....それはまだわからん」
P「七海が黒幕なら、ロケを装って青森に行く意味がない」
千夜「カモフラージュではないのですか」
P「カモフラージュもなにも、あいつは青森出身で実家も青森のまま」
P「プライベートで好きなだけ青森に行くことはできるんだ」
P「わざわざロケを装うことで、俺や事務所にバレるリスクを高める意味がない」
千夜「....なるほど」
P「だが、青森国側が七海に執着していることははっきりしたな」
千夜「....ええ」
P「大変なことになってんなあ、どうしたもんか」
千夜「....」カサカサ
千夜「む、何かが手紙に同封されていますよ」
P「ん?」
【山形りんご】【苦無10本】 【よしのん(クリプトビオシス)】
P「....なんだこれ」
千夜「救援物資ではないですか?」
P「救援物資ならもうちょいマシなもん贈るだろ」
P「いやうちの事務所の面々ならありえるか....」
P「りんご、山形のりんごらしい」
千夜「食べ比べても?」
P「早いて、もうちょい温存しよう」
千夜「....お前、覚えておきなさい」
P「沸点が低すぎる」
P「苦無はあいつだろうな」
千夜「役に立たないこともないかもしれませんが」
P「ああ、もうちょっと柔軟に使えそうな今の時代のアイテムが欲しかった気もする」
P「最後のこの小さなくしゃくしゃの塊は....」
P「『芳乃の干物』らしい」
千夜「は?」
千夜「お前、今の状況を分かっているのですか」
P「俺も書いてある通りに読んだだけだし....」
P「お茶をかけると戻るってさ」
千夜「....」
千夜「今、お茶はありません」
P「だよな」
P「まあこんなよくわからんもののために水分を消費する必要もないし」
P「お茶を手に入れたらかけてみよう、何かしらの変化はするんだろう」
千夜「それならばよいのですが」
ザザザザザザザザザザザザザザザザザザッ
千夜「!」
千夜「お前!」
P「ああ、大量の足音」
P「....青森国の連中だろう」
P「しかしなぜバレたんだ....」
千夜「忘れたのですか、この国は社会主義国」
千夜「監視などお手の物ですよ」
P「監視カメラには気を付けていたつもりだったが....」
千夜「....」
千夜「....」パシッ
五郎りんご「りんごっし~」キーン
千夜「....」バキッ
五郎りんご「」
P「お、お前こんなに気持ち悪い妖精さんになんてことを....」
千夜「これは自立型監視用システムのようです」
P「オーマイガッ」
P「だからこいつら、ちょいちょい街中にいたのかよ....」
千夜「これからは、青森の町では監視カメラだけでなく」
千夜「これにも気をつけなければいけませんね」
五郎りんご「」←コレ
P「青森怖いなあ」
ザザザザザザザザザザザザザザザザザザッ
P「ここが見つかるのも時間の問題だな」
千夜「そのようです」
P「どうする、まだ七海の居場所もつかめてないのに....」
千夜「しかし、私たちは動くしかありません」
千夜「どうしますか、お前」
P「....」
Pと千夜ちゃんはどうする? >>326
326 : 以下、名... - 2021/01/24 22:48:51.39 OrY3l6Hr0 261/788手をつなぐ
P「....手を、つなごう」
千夜「思考放棄ですか」
P「....違う」
P「きっとここが俺の人生の最後だから」
P「最後くらい可愛い女の子と手をつないで死にたいと思って」
千夜「それを思考放棄と言うのです!」バシッ
P「見切った!」
パシッ
千夜「なっ....」
P「ふっ、死の淵に立たされた俺が千夜のパンチを掴むことなど容易い」
千夜「離しなさい!」
P「嫌だ、ここを、こうして」サワサワ
P「....できた」
P「手つなぎ!!!」
千夜「」
P「あ゛ぁ゛~たまらん」ハァハァ
千夜「....もう諦めるのですか」
千夜「....見損ないました」
千夜「私はお前を好きではありませんが」
千夜「....七海さんの、アイドルのためなら」
千夜「....何をしてでも、助けになるのだと思っていたのに」
P「....きた」
千夜「....もう遅いですよ」
P「....千夜」
P「手をつなぐことは、人間の心と体に」
P「様々な効果を与えてくれるんだ」
千夜「!?」
千夜「まさかお前....!」
P「....」ニヤリ
P「1つ」
P「人間は緊張するとコルチゾールというホルモンを分泌するが」
P「手をつなぐことによってこれは減少し、ストレスは軽減される」
P「これによって俺は、追い詰められた状況下では貴重な」
P「『落ち着き』を得る」
千夜「!」
P「2つ」
P「手をつなぐことで」
P「幸せホルモンとも言われるオキシトシンが分泌される」
P「これで俺は」
P「幸せな気持ちになった」
P「千夜とずっと手をつないでいたいちゅっちゅ」
千夜「!!」
P「3つ」
P「コルチゾールは敏感肌の原因」
P「つまり手をつなぐと」
P「コルチゾールの減少によって」
P「敏感肌が改善される!!!」ババーン
千夜「!!!」
千夜「...」
千夜「???」
千夜「それは何か役に立つのですか」
P「それはな
ザザザザザザザザザザザザザザザザザザッ
千夜「!?」
P「来たか」
千夜「お前、銃弾が来ます、伏せ
P「千夜、俺の背中におぶさってくれ」
千夜「この状況で何を言っているのですか!?」
P「ここを正面突破する」
千夜「!!?!?!?!?」
P「早くっ!」
千夜「....」
千夜「....知りませんよ」オズオズ
P「俺の身体に完全に隠れたな」
千夜「はい....?」
P「俺は幼い頃から敏感肌でな」
P「物心ついてからは、肌が荒れていなかったことがない」
P「特にここ、青森に来てからは」
P「海の潮風や冬の北風にあてられて」
P「肌のコンディションは最悪だったんだ」
千夜「はぁ」
P「だが俺の肌荒れは、手つなぎによって完璧に改善された」
千夜「それが何か?」
P「物心つく前の俺の体質に、親は死ぬほど苦労したらしい」
P「今思えば敏感肌は、神が俺を抑えるために与えてくれたのかもしれない」
千夜「???」
P「....要するに」
P「肌荒れの改善された俺は」
P「無敵だ」
青森軍「Fire!!!」ババババババババババババババババババババババババ
千夜「っ!!!」グッ
P「....」シュルリ
P「今の俺の肌の摩擦はほぼゼロ」
P「銃弾が俺を捉えることは」
P「ない」ニヤリ
千夜「お、お前!!!」パァッ
350 : ◆bL5b7ovQmQ - 2021/01/27 00:29:42.09 m49LdaCw0 275/788かなり内容が混沌としてきたので、私用の資料も兼ねてキャラ一覧を上げます。
今後の安価の参考にしていただけると幸いです。
351 : ◆bL5b7ovQmQ - 2021/01/27 00:31:36.21 m49LdaCw0 276/788P
とある芸能事務所のプロデューサー。兎にも角にもアイドル優先。アイドルに全てを捧げた男。
圧倒的な行動力と男気、そして肌の摩擦を無くすという特殊能力を持っている。
全体の摩擦を無くすだけでなく、肌荒れの箇所を操ることで必要な場所には摩擦を残すことも可能。
浅利七海
14歳のお魚大好きアイドル。無免許で河豚を捌いて第三者に振る舞っていた疑いがある。
青森国へロケに行ったまま行方不明。作中では名前を呼ばれるばかりで、ここまで一度も登場していない。
もはや彼女のスキャンダルはどこへやら、彼女の存在すら疑われつつある。
千川ちひろ
とある芸能事務所の事務員。Pのことが好き。意識的に心拍数を高めることで血流を加速させ、発生した熱量を運動能力に変換しスピードを急上昇させる「前借り」という技を使うことが出来る。心拍が高まることで心音がエンジン音のように鳴り響き、
体表の血管が腫脹するためか体色も赤く変化、さらに状態が進行すると白目が呉一族のもののように変化する。
さらにこの技の使用時には心臓に平常時の4〜5倍に相当するほどの負荷がかかるため、
全身の血管に損傷が生じて吐血や鼻・目からの出血を起こすばかりか、脳内出血が原因で記憶の喪失や混濁、幻覚、幻聴など重篤な症状が現れる。また、記憶の混濁によるものか好戦的な性格へと変化する。
彼女はこの危険な状態を別人格として切り離し、「鬼・悪魔・ちひろ」の言葉をキーにして押さえつけている。
元ネタは漫画『ケンガンアシュラ』。
352 : ◆bL5b7ovQmQ - 2021/01/27 00:32:09.84 m49LdaCw0 277/788棟方愛海
14歳のお山大好きアイドル。登山をしていた時にPに捕まり、プロフィールが七海と似ていることを理由に、
仮想人格入りナノマシンで人格を消されそうになった。
ライラさん
16歳のアイス大好きアイドル。七海に河豚を振る舞ってもらった張本人。
白雪千夜
17歳のお嬢さま大好きアイドル。七海を探して青森国に突入しようとするPを見つけ、勝手に着いてきた元人間。
幼い頃に遭った大火事で重傷を負い、生き永らえるために身体の80%ほどを義体とした。
通常時はごく普通の美少女だが、戦闘モードでは約15mでカラーリングが千夜風の巨大ロボットとなる。
他にも電気伝書鳩のような謎機能を多数備えている。
大和亜季
21歳のミリタリー大好きアイドル。千夜の招集した傭兵軍団の中になぜか混ざっていた。
原田美世
20歳のいじり大好きアイドル。北海道から青森に船で突入する時になぜか運転していた。
輿水幸子
14歳のカワイイ大好きアイドル。作中では未登場だが、大ファンである電気自動車メーカーCEOの手によって
彼女を模した魚雷が作られた。青森国軍の船団に少しだけ牙を剥いた。
353 : ◆bL5b7ovQmQ - 2021/01/27 00:32:40.49 m49LdaCw0 278/788脇山珠美
16歳の剣道大好きアイドル。学校への登校中、千夜の手によって突然拉致された。
そのまま解放されることはなく、体中が縛られた上に目隠しや猿轡で厳重に拘束された状態で長時間監禁されていたため、
『斬る』衝動に体中を支配された。その影響により、竹刀で青森国軍の船団のほとんどを壊滅させた。
久川凪
14歳のよくわからないアイドル。作中では未登場だが、青森国軍が壊滅し静かになった海を、千夜が「凪」と表現した。
十時愛梨
18歳のアップルパイ大好きアイドル。青森りんごを食べて洗脳させられ、事務所でクーデターを起こした悪いやつ①。
遊佐こずえ
11歳のちょっと怖いアイドル。青森りんごを食べて洗脳させられ、事務所でクーデターを起こした悪いやつ②。
彼女が食べたりんごは、ニュートンのリンゴという歪な笑顔が特徴の林檎で、摂取した結果重力操作の能力を得た。
使用すると眼球にリンゴと同じ歪な笑顔の模様が浮かぶ。元ネタはジャンプ漫画『HUNGRY JOKER』。
一ノ瀬志希
18歳の失踪大好きアイドル。青森りんごを食べて洗脳させられ、事務所でクーデターを起こしたヤバいやつ③。
他の4人とは違い、興味本位で洗脳りんごの危険性を認識したうえで食べたヤバいやつ。
自らの身体から排出される尿をバイバインにしているヤバいやつ。
354 : ◆bL5b7ovQmQ - 2021/01/27 00:33:07.59 m49LdaCw0 279/788ヘレン
24歳の世界大好きアイドル。青森りんごを食べて洗脳させられ、事務所でクーデターを起こした悪いやつ④。
強烈な個性にもかかわらず話にあまり関わってこなかった。
神崎蘭子
14歳の中二病大好きアイドル。強烈な個性にもかかわらず話にあまり関わってこなかった。
上条春菜
18歳の眼鏡大好きアイドル。事務所内でクーデターが勃発した時、春菜専用眼鏡部屋で眼鏡を愛でていたら巻き込まれずに済んだ。クーデター解決の立役者。
大原みちる
15歳のパン大好きアイドル。作中には未登場だが、彼女のパンがなければこの話は終わっていた。
橘ありす
12歳のタブレット大好きアイドル。ついでにプロデューサーのことも気になっており、
彼女の検索履歴を見た者は皆一様に柔らかな笑顔を浮かべる。
辻野あかり
15歳の山形りんご大好きアイドル。敵国内に潜入中のPに山形りんごを送った。
浜口あやめ
15歳の忍者大好きアイドル。敵国内に潜入中のPに苦無10本を送った。
龍崎薫
9歳のめちゃくちゃ元気で可愛いアイドル。敵国内に潜入中のPに芳乃を送った。
依田芳乃
16歳のおせんべいとお茶大好きアイドル。Pがトラブルに遭うことを事前に予知しており、
それに備えて数日前から仮死状態になっていた。現在はPのポケットの中に入っている。
355 : ◆bL5b7ovQmQ - 2021/01/27 00:33:56.76 m49LdaCw0 280/788短いのですが以上になります。今後ともよろしくお願いします。
続き
【モバマス安価】P「えっ!?うちのアイドルがスキャンダル!?」【中編】

