【モバマス】モバP「エロトラップダンジョン?」【R-18】(前編)
の続き
モバP「じゃあ、俺はこっから入れないから、頑張ってこい」
裕美「うん、いってきます」
モバP「……大丈夫か?」
裕美「心配してる?」
モバP「まあ、出会ったころを思い出すと、どうしてもなぁ」
裕美「ふふっ、確かに大きな番組だから緊張はしてるけど、大丈夫。今の自分を出せばいいって、プロデューサーが教えてくれたから、ね」
モバP「……そうだな。心配するだけ無駄だったか」
裕美「そうそう、だからプロデューサーは何も心配しないで」
モバP「おう、楽しんでこい。後ろのほうにいるからな」
裕美「待っててね、きっといい結果を持ってくるからっ!」
スタッフ「関さーん、スタンバイお願いしまーす」
裕美「はーい!今日はお願いしますっ!じゃあ、後でね、プロデューサー!」
モバP「おう、いってらっしゃい」
モバP「変わったなぁ、裕美も」
モバP「アイドルを辞めると言い掛けた時は本当に悲しかったが、今ではあんなに立派になって……」
モバP「しかも、鋭い目つきもうまく使いこなすようになってるもんだから成長してるってことだよなぁ。あの目つきたまらないんだよ」ゾクゾク
モバP「というわけで、今回は出先に持って来ましたパソコン!!」
モバP「待ち時間を有効に使うためだしねしょうがないね。とりあえず何かあったらすぐに駆けつけられるように準備だけはして……」
モバP「よし」
モバP「関裕美、と」
[関裕美]
「プロデューサー?どこにいるのー?」
少女の不安げな声が洞窟に響く。
「もう、折角の自由時間だからって散策してたのに急にいなくなるんだから……」
彼女――関裕美は今、ロケでとある孤島を訪れていた。その日の仕事内容はその島にあるビーチでの撮影である。
裕美はその仕事が意外と早く終わったために時間を余らせてしまった。
この時間をどうしようかと悩んでいたら彼女のプロデューサーがある提案をしてくれた。
「今日はもう何もないから、少し島を歩いてみないか?」
彼女も特に断る理由がなかった。
それに最近は忙しさからかプロデューサーと二人きりだけで話す機会もなかったことも思い出し、彼女はその提案に二つ返事で応えた。
そんな二人、彼女とプロデューサーはまずはビーチの散策し、それが終わるとプロデューサーの提案で少し森の中に入ってみる。
獣道を歩きながら裕美は久しぶりにプロデューサーと他愛もない話を心から楽しんでいた。
そうして談笑しながらしばらく歩いていると、彼女のプロデューサーは急にその足を止めた。
「ちょっと、どうしたの?」
急に立ち止まった彼に、裕美は訝しげな視線を向ける。そのプロデューサーはというと子供のように目を輝かせていた。
「おお、これって天然の洞窟じゃないか?すげえな初めて見たぞ」
彼が指差す先には確かに巨大な穴が刳り貫かれている。その先は暗くて見えず、確かにそれは彼の言うとおり洞窟のようであった。
「確かに、凄い大きな洞窟みたいだけど……」
その洞窟のあまりの大きさに裕美は少したじろいだ。
あまりにもそれが未開的なものだったので何か危険な動物でも潜んでいるのではないかと考えてしまい、少し足をすくませてしまっていたのだ。
離れたほうがいいのではないか。彼女はそう言おうとして、隣に視線を向ける。
しかし、そこにプロデューサーはいなかった。
「プ、プロデューサー!?ちょ、ちょっと!?」
「いやー!一度入って見たかったんだよこういうの!ほら、裕美も早くこいよー!」
プロデューサーはとっくに洞窟に駆け出していた。裕美は慌てて彼に声をかけるが
「いや、何かいたらあぶなっ――あ、ああ、行っちゃった……もう、子供みたいにはしゃいで……」
彼にその声は届かず、プロデューサーは裕美の制止も聞かずにその洞窟の中に入っていった。その姿はあっという間に見えなくなる。
「え、ど、どうしたら……」
洞窟に入るのは正直なところ怖いし、ここで彼を待っておこうか。そう思った裕美であったが、彼女は周り一面を見渡して気づく。
時刻が夕方を過ぎており、あたりが暗くなってきていることを。そして、それは森の中をより怪しく怖くしていることを。
(ここに一人でいるのも怖いかも……)
彼女はすぐに決断した。
「ちょ、ちょっと、待ちなさいよー!」
プロデューサーに置いていかれたくない一心で彼女も洞窟へと駆け出す。
しかし、すぐに追ったのにも関わらず、彼女はプロデューサーとはぐれてしまった。
なるべくしてそうなったのか、関裕美はその洞窟を一人で彷徨い歩くことになる。
洞窟に小さな足音が響く。
裕美はあたりを見回しながら恐る恐る慎重にその洞窟を歩き進んでいた。
「あんまり、怖いのとか得意じゃないんだけど……もう、絶対ただじゃおかないんだから……」
彼女は勝手に消えたプロデューサーに悪態をつく。しかし、その声もただ洞窟に吸われてしまうばかり。
「やっぱり洞窟の入り口で待ってたほうがいいのかな……迷ったりしたら尚更大変だし……」
そんな裕美の心は次第に不安に取り憑かれていく。
何より進むたびに洞窟はどんよりと暗くなっていくので、歩き続けるだけで何も見えない恐怖か、それとも焦りからか彼女の心臓の鼓動は早くなるばかりだ。
「うん、そうよ、そうよね。プロデューサーも入り口に戻ってくるはずだし、一回戻ろう、うん。そうしたほうがいいよね」
そして、ついにそれに耐え切れなくなったのか、彼女は来た道を引き返すという旨を自分に無理やりに言い聞かせ、来た道を戻ることにする。
まだ入り口のほうに戻る道は明るい。それに少しほっとして戻るための一歩を踏み出そうとしたその瞬間だった。
ピチョン…
彼女の首筋に何か冷たいものが落ちてきた。
「ひゃあっ!?」
その刺激にびくぅっと体が跳ね上がり彼女は軽いパニックに陥りそうになる。
「な、なになにっ!?……み、水っ!?あ、ああ……」
慌ててその刺激もとを手で拭うと、そこからはしっとりとした感触を受ける。
「あ、ああ、もうっ、こんなもので声を出すなんて……」
天井から漏れてきた水にすらここまで驚いてしまうなんて。と呆れるほどのビビり症になっている自分に彼女はため息をつく。
しかし、彼女の首筋に落ちてきたのはただの水ではなかった。
「う、うぅ、元はといえば勝手に消えたプロデューサーのせいじゃない……もう!合流したら絶対に――」
彼女が言い切る前だった。
「ゆるさな、いぐっ!?ご、ぼっ!?」
天井に潜み獲物を狙っていた巨大な"水"が彼女を覆った。
………………………………………………
………………………………
………………
「――――っ!?―――!!!」
彼女は溺れていた。
「――――――っ!!」
突然洪水にでも巻き込まれたかのような感覚に、彼女はわけもわからずもがく。
そうしていると徐々に酸欠になりだして、彼女はもがきながらも必死に顔を出そうと上に行くように暴れる。
「―――ぷ、はっ、あ!!?」
そして、息が切れる寸前、ようやく彼女は顔を出すことができた。
「は、はっ、はぁっ、は、あっ!ふうっ……な、なにがおき、て?」
裕美は足りない空気を慌てて補充する。荒い呼吸を整えながらも、彼女はいったい何が起きたのかを水面から顔を出しながらあたりを見渡すが
「え……?水も何も、流れて……ない?」
その彼女のまわりには何もない。いや、洞窟はもちろんそのまま残っているのだが、水面はおろか、それが流れた形跡もない。
「えっ、じゃあ、私、何に……っ!?」
そこで彼女は漸く気づく。
今自分が巻き込まれているのは水なんかではないことを。
「な、なにこれっ!?えっ、な、なっ」
それは、粘着性のあるゼリーのような形状の巨大なスライムだった。
「うっ、ぐにぐにして、なんなのよ、これ……!」
彼女はスライムに胸から下を飲み込まれている。顔が出ているおかげで呼吸はできるが体はスライムの中に浮いているせいか自由に動かせない。
「この島特有の何かなのかしら……?とにかく、出ないとっ」
まるで泥をかきわけるように動きながら裕美はそこから出ようとする。
が、そのスライムはただ偶然、彼女に落ちてきたわけではなかった。
「う、動きにくい……う、ん?」
スライムが動き出した……
………………………………………………
………………………………
………………
「あ、ぁっ、ちょ、ちょっとどこ触って、ひぅっ!?」
スライムは捕食者であった。それはつまり彼女が選ばれた獲物であることを証明する。
スライムの獲物の捕らえ方は単純だ。天井に潜み、その下を通った餌に覆いかぶさりそのまま取り込んで食す。
捕食者というと、獲物をそのまま取り込み消化してしまうという意味合いが普通であったがこのスライムは違う。
「いやっ、そんなところっ、触らないでっ!?ひ、いっ、ぐにぐにしたのが……」
スライムはその体の大半を水分で構成されている。
つまり定期的に水分を体に補充しなければならないのだが、洞窟に潜むこのスライムはその水分を捕食者から摂ることで生きていた。
「な、なによこれっ!なんでそこばっかりいいぃぃっ!?」
そんなスライムが狙って弄っていたのは彼女の秘部と臀部である。
まるで今までに他にも女性の獲物を捕らえたことがあるのか、そこまでの動作は妙にスムーズで滑らかである。
「く、ぅっ、やめ、やめてよ……」
必死に抵抗をするがスライムの軟体の中でいくら暴れようがそれは無意味だった。スライムは暴れる彼女を気にもせずひたすらに股座を愛撫する。
当然のごとく、秘部の表面をヌルヌルと撫で続けられるといくら嫌悪感をもってしても、生理的現象でそこは湿り気を帯びてくる。
スライムの狙いはそこからでてくる水分だった。
それをもっとよこせとスライムは益々愛撫の力を強め、彼女の分泌する愛液をひたすらに啜る。
「ひ、ぁんっ!い、や、いやいやっ!はいってこないでぇ!」
次第にスライムはその水の出所を求めだしたのか、裕美の膣にニュルニュルと侵入し始めた。
「く、うぅっ……、きもち、わるいっ……」
スライムはその形状を最大限に利用していた。
長さも太さも硬さも自由自在であるがために、裕美の狭い膣にもサイズをあわせスムーズに入り込んでいく。
まるで温いお湯が膣の中全体を優しく撫でるような感触に裕美は思わず甘い声を上げてしまう。
「あ、あぁっ!やめて、おなかのなか、そんなふうにしないでぇっ!」
スライムの中からニチュニチュといやらしい音が聞こえてきて、それを自身が出している音だと気づき裕美は羞恥で顔を染める。
しかし、スライムはそんな彼女にお構いなしに益々分泌のよくなった膣を貪るように啜り責める。
「いや、こんなの、いやぁっ!た、助け、プロデューサー!助けてよぉっ!!」
そこからもたらされる未知の快感についに裕美は泣きじゃくるように助けを求めだした。
しかし、スライムは責め手を緩めるどころか
「ひゃっ!?」
その次の狙いを裕美の菊門に定め、彼女のお尻の小さな穴の周囲を重点的に舐めだし始めた。
「そ、そんな!?じょ、じょうだんで、しょ?やめ、やめてっ!!?」
彼女の声はスライムに届かない。
「ひ、ひいいいいぃっ!?!??」
ジュルジュルと音を立てながらスライムは菊門からも入り込み腸までにも入り込む。
「あ、ああっ、いや、いやぁっ……!」
当たり前だが14歳でそんな経験が彼女にあるわけもなく、未知の感触と快感に彼女は戸惑いながらも強制的に喘がされる。
「も、やぁっ、わからない、わからないよぉっ!!」
スライムの上でわけもわからないままにでたらめな快楽を受けている彼女の表情は快楽に溺れる一歩手前のようで、その目からは恐怖と未知の快感への戸惑いからか涙を流していた。
そんな彼女にとどめを刺すためなのかスライムは、彼女の中でその動きを活発化させた。
「や、やら、もうやだああああああっ!!!」
びくびく、と体を震わせながら、彼女は悲鳴をあげる。その声が誰かに届くことはない。
………………………………………………
………………………………
………………
空間には粘着質な音と少女の嬌声が混じり響いていた。
「あ、ん、あん!ああぁっ!」
スライムは彼女をひとしきり堪能したあとに、もっと水分を摂る為にその責め方を変化させた。
それはスライムの中に硬度を高くしたスライムの棒を作り出し、それを裕美の膣と菊門にゆっくりと入れ込んだのだ。
グプッ、グププッ…グッチュ、グッチュッ!
「いやっ!ぁん!そんな、きつい、いぃっ!?!!」
本来であれば彼女の膣と菊門にそれはきついサイズだった。しかし、先程からスライムによって体は解され、火照った身にはそれは快感という形で与えられる。
「や、だっ!うごかさ、ないでっ!だめ、だめぇっ!!」
彼女はスライムの上で跳ねていた。
正確にいえばスライムが上下に揺れ動き、そのたびに彼女を強制的に跳ねさせているわけなのだが。
「あ、ぁん!だめっ、そんな、奥、つかないでぇっ!!やだ、やだぁ!!」
彼女は上下に動かされるたびに、二穴の奥を思いっきり硬いゼリー状のものに突かれ彼女は泣き叫ぶような嬌声を上げる。すでに抵抗する体力と意思は完全に削り取られている。
強制ピストン運動はいまだ性に未成熟な彼女でも確実に絶頂へと追い込む。ぞくぞくと体中を快感がめぐる感覚に、彼女もその時が近いことを無理やり理解させられる。
しかし彼女は今、もうひとつのことに焦っていた。
(やだ、さっきトイレすましてなかったからっ……!!)
それは快感とは違う疼き。
(た、たえなきゃ、だ、だしたら、だめっ……)
彼女を襲っているのは強い尿意だった。油断してしまえばすぐにでも出そうなほどまでそれは来ていた。
必死に耐えようとする彼女であったが、それはスライムにとってはまさに待ち望んでいたものだった。
「――っ!!?!?」
そんな彼女に今までと違う突然の刺激がもたらされる。
スライムは彼女の尿意を察知したのか、あろうことか尿道の入り口を集中的に撫で回し始めたのだ。
「ふ、やっ、とめ、とめへぇ、でちゃ、でちゃう、からぁっ!!」
スライムが何をしようとしているのかを察した裕美であったが、対抗策はなにもない。
「ひ、ぐっ!?――――っ!!」
さらに追撃とばかりにゴチュッと二穴に入っていたスライムが同時に最奥を突き上げ、尿道まわりを弄っていたスライムがその入り口に入った瞬間、裕美は飛んだ。
「あっ、ああっ!!いや、みない、で、みないでぇっ!!」
誰か見ているわけでもないが、彼女はそう言いながら盛大に失禁するとともに激しく絶頂した。
「あ、あぁっ、いやぁ、吸わないでぇっ……!」
半透明なスライムに、自身の放尿したものが直接吸収されていくのを見て、裕美は震える。
その後に来る放尿の開放感と、さらにもっとよこせと尿道を舐めまわすスライムの刺激にぶるっと震える。しかしスライムはその動きを少しも緩めることはない。
「もう、いやぁっ……はなして、はなしてよぉっ……あっ!うそっ、もう、でな、でないからっ、やめてえっ!!」
再びスライムは裕美の穴という穴に水分を求め入り込みだす。彼女は抵抗することもできず、スライムが満足するまで何度も絶頂させられ、何度も潮を吹き、尿を出すまで開放されることはなかった……
関裕美【探索中】……巨大スライムに捕まった!両手両脚を拘束され、スライムディルドに2穴を激しくピストンされる!奥を何度も何度も激しく突かれ、失禁アクメしてしまった!
―――帰りの車内
モバP「スタッフさんもべた褒めだったぞ」
裕美「本当?だったら嬉しいな。すごい頑張ったから」
モバP「本当に心配無用だったな」
裕美「ふふっ、だから言ったでしょう?昔とは違うんだって……ふ、あぁっ」
モバP「疲れたか?」
裕美「ちょっとね、やっぱり緊張だけはどうしてもしちゃうし……」
モバP「緊張するのは当然だって。番組に出て緊張しない奴がいないなら見てみたいわ」
裕美「うん、そう、かも……」
モバP「まだ事務所まで時間あるから、ゆっくり休んでな」
裕美「じゃあお言葉に甘えて。ちょっとだけ、休むね……」
モバP「おう、お疲れ様」
裕美「スゥー…すぅー…」
モバP「…………」
モバP(あー、こんな健気な子を俺はああああああああ!!)
モバP(すんごいエロかった!)
―――事務所
モバP「若干罪悪感を受けましたが私は元気です」
モバP「とりあえず、裕美は今日は仕事終わったから上がらせたし、他のアイドルはレッスンに出てたりと、今は事務所に一人!好都合!」
モバP「取り出したるはアイドルアルバムっ」
モバP「次はーーーーーーここだ」
モバP「アーニャ!」
モバP「よしっ!」
モバP「アナスタシア、と」
[アナスタシア]
「プりビェート、ランコー?きましたよー?」
アーニャは同じ寮に住む神崎蘭子の部屋を訪れていた。
「ンー?ランコー?いませんかー?」
訪れていた理由は至極単純で、今日の夜にお話がしたいと蘭子に誘われたからだ。
アーニャがそれを断るわけがなく、ちょっとした手土産とともに今、彼女は蘭子の部屋の前に立っている。
しかし、どうにも様子がおかしい。
「おかしい、ですね?ランコ、お出掛けでしょうか?ランコー?」
アーニャが蘭子の部屋を何度かロックしてみたりするが、全く返事がないのだ。
「アー、困りましたね……一度、出直しますか」
蘭子が出てくる様子は一向になく、アーニャは困り果ててしまった。とりあえず、いないのならどうしようもないので彼女は一度出直そうとした。
そのときだった。
「……ン?」
ギイィと音を立てて蘭子の部屋のドアが勝手に開かれる。
「ランコ?いるんですか?」
蘭子が何か驚かそうとしているのか、アーニャは少し疑問に思いながらも廊下から部屋の中を覗き込む。
「ンン……?姿は、見当たらないですね?鍵の閉め忘れ、ですか。少々無用心です。美波に怒られます」
昔、鍵をかけずに仕事に来ていることが美波にばれてしまい、怒られてしまったことをアーニャは思い出していた。
「入りますよー?ランコ、いませんか?」
とりあえず部屋に蘭子がいるかいないかは関係なく、開いたままの部屋を放置するわけも行かず、アーニャは部屋に足を踏み入れる。
「……?」
その蘭子の部屋はアーニャが以前に訪れたときと殆ど変わっていなかった。ある一点を除いて。
「エータ……知っています、これは、魔方陣ですね?」
それは部屋の中央に大きく描かれた魔方陣だった。
「ランコ、落書きは管理人さんに怒られます。ちゃんと消さないと……」
アーニャはそれが蘭子の描いたものだと思い、それの中央まで進みその完成度に少し感嘆とする。
「アー、もしかして、これ、見せたかったですか?確かにすごいですが……」
これだけの大きさを綺麗に描くには苦労しただろうと膝を着く姿勢でしゃがみこみ確かめてみる。
「不思議、ですね。少し輝いているように……かがやい、て?」
その瞬間アーニャは勘付いた。この魔方陣は蘭子が描いたものではなく、何者かの意思よって造られ、それが今自分に何かをしようとしていることを。
「ダ、ダーティシト―――っ!!」
しかし、時すでに遅し。魔方陣の光が部屋を埋め、それがおさまるとアーニャのその姿はもうそこにはなかった。
蘭子の部屋には彼女の持ってきた手土産だけが寂しげに落ちていた。
………………………………………………
………………………………
………………
グポッグポッといやらしい音が石造りの一室に響く。
「ひ、ぎっ!やめ、やめて、くださ、いっ!あ、ぁぁん!」
犬のような格好をとらされ、アーニャは菊門を太い触手に貫かれていた。
「あ、アアッ、ヤガヂーツィ……おしりで、なんてぇっ!私、どうして、こんなっ……」
臀部からの刺激に頭を痺れさせながらアーニャは何故自分がこんなことになっているのか思い出していた。
**********
魔方陣から突然転移させられたアーニャは謎の場所に飛ばされていた。
その影響なのか地面に足が着いているにも関わらず強力な浮遊感に体を取られ、前後不覚の状態に陥っていた。
そんな無防備なアーニャを後ろから巨大な影が襲った。
それは触手の群れだった。呆気に取られた彼女を強制的にうつぶせの姿勢で地面に押し倒した触手は、その下半身に巻き付きがっちりと拘束すると、彼女の菊門をいきなり貫いた。
アーニャは悲鳴をあげた。前戯もなく菊門にいきなり挿入されるのは強烈な痛み以外の何者でもない。
そんな彼女のお尻の中で触手はぶるっと震えて大量の媚薬を吐き出す。それはその触手トラップの常套手段であった。
触手の吐き出した媚薬、それには出された部位の皮膚を丈夫にする謎の成分も含まれていた。
獲物の臀部の皮膚を傷つかないようにし、感度を無理やりあげてその場所を犯しつくす。
臀部での経験のない者には、それは未知の快楽として叩き込まれ、その獲物の抵抗の意思を奪う。触手の狙いはそれだ。
**********
「ひ、ひぃっ!なんで、お尻で、こんなぁ、私こんなっ」
そして彼女はいま、その触手に菊門を犯され、感じるはずのない快楽に悲鳴に近い嬌声をあげ抵抗できずにいる。それはまさに触手の狙い通りであった。
今、彼女の菊門を犯しているのは媚薬を吐き出した触手ではなかった。その触手は媚薬を吐き出したあとにすぐに抜けたのだ。
ズリッズリッ
「く、ふぅっ!あ、ぁあっ!いや、いや、あっ……」
その媚薬触手に変わり快感に震える彼女を貫いている触手は、その途中途中に肉の円を形成している触手だった。
触手がピストン運動を繰り返すたびに、アーニャは菊門の中を柔らかい円形の肉がズリズリと削る。
その刺激に彼女が耐性をもっているわけがなかった。
「は、ひゃっ、いや、いやです!こんな、こんなので、イきたくっ……」
グッポグッポといやらしい音は止まらない。臀部だけが責められているはずなのにアーニャの秘所からは愛液が糸を引いて垂れ落ちている。
「い、いぃっ!?そんな、おくけずっちゃっ!あ、あああっ!!」
彼女の絶頂が近いのがわかっているのか、触手は動きを速め、さらに奥に入り込んだ部分はくにっと曲がり腸壁をガリッと削った。
本来であればそれはとてつもない痛みになるはずであった。
しかし
「あっ、だ、めっ、イ、イキ、あ、ああああああああああああっ!!」
その刺激は今は全て快楽に置き換わる。アーニャは体をびくっと震わせながら絶頂した。
「あ、ああ、私、わたし、おしりでっ……?」
びりびりとした刺激の余韻が彼女の臀部を撫で回す。肛虐だけで達してしまったという事実にアーニャは荒く息をつきながら呆然とする。
ギュプッ
「ひいっ!?」
が、呆然とする余裕はなかった。
ギュプッ……
「あ、ああっ……!」
それはお尻の肉が少しひっぱられるような感覚。
「や、やめてください、そ、それは本当にだめです、おかしくなります、なりますからぁっ!?」
彼女の懇願は届かない。
一瞬の間をおいて、触手は一気に引き抜かれた。
ギュポッギュポギュポギュポポポポッ!!!
「ひぃっ、いいいいいいいいあああああああぁぁっ!!!!!」
アーニャは背を仰け反らせ叫んだ。円形状の部分は容赦なく彼女の尻肉を削りながら引き抜かれ、そのあまりの刺激の強さにアーニャは気を失いそうにまでなる。
キュ、ポンッ!
「ひ、うぅっ!」
最後の部分がやっと抜かれて、アーニャは脱力しきったように地面に顔から突っ伏した。
「は、ぁあっ、はあ、ぁっ」
涙を流し涎を垂らすという扇情的な姿を晒しているが、今のアーニャにはそれを気にする余裕はもうない。
(やっと、終わり、ですか……?もう、これ以上は……)
臀部からの余韻に耐え浸りながらもアーニャは強い刺激がなくなったことでほんの少しだけ息をつくことができた。
チュプッ
「っ!?そ、そんな、もう無理です。本当にだめになります……も、もう戻れなくっ――――」
しかし、その休憩時間はあまりにも少なかった。
ヂュプッ!ヂュププッ!
「あっ、ああああああああっ!!?」
触手はまだ彼女を解放しない。最初に媚薬を吐き出した触手がもう一度挿入されたのだ。
そして、それは少し緩くなった彼女の尻穴の奥にあっさりと入り込むと再びあの薬を吐き出した。
「あ、あつ、いっ!あ、こ、これ、さっきのっ!?」
臀部がまたも熱を持ち出す。そしてそれと同時に彼女のまわりには何本もの様々な形状の触手が蠢きだした。
「あ、ああああっ……」
その触手全てが自身の菊門を犯すために待機していることに気づいて、アーニャは絶望の声色をあげる。
チュポン、と媚薬を注ぎ込んだ触手が抜かれ、次にあてがわれたのは太目の球体が連続して連なっている、所謂アナルビーズ型の触手である。
「ひっ、ひぃっ、あ、いれこまないで、くださいっ!そんなの、はいり、ません……!」
彼女の言うこととは裏腹に、チュポン、チュポンとビーズは一個ずつ音を立てながら入り込んでいく。
「う、ぐっ、くるし、くるしいですっ……」
ごつごつと中に詰まっていく球にアーニャは腹部への強い圧迫感を覚えるが、それにもやはり快楽が入り混じる。
そして、全ての球体が入り込んだとき、彼女は顔を上気させ荒い呼吸を繰り返しながらただ、ひとつのことを考えていた。
(あれが、きっと、あれがきます……)
彼女の脳裏に浮かぶのは一度に引き抜かれる触手の光景と快感であった。臀部に入ったもの全てが一度に引き抜かれるあの感覚。
ギュ、ギュプッ…
「あ、ああっ……」
さっきと同じ、少しだけ尻肉を引っ張られる感覚。
(く、るっ……!)
アーニャは耐えるためにぎゅっと目をつむり歯を食いしばった。
しかし
ギュポ、ポポポポポッポン!
「ひぎっ、あ、ああああああああああああっっ!!!!」
その抵抗も無意味に、彼女はアナルビーズを思いっきり引き抜かれて、あっけなく絶頂しながら、またも脱力しきり地面に顔をつける。
チュプ…
「ひゃ、あっ!?」
しかし、触手はまだアーニャを逃がさない。
媚薬を吐き出す触手は再びアーニャの中に入り込もうとしていた。
「もう、だめです。お願いですから、やめ、やめてくださ――」
チュポポッ!
「あ、あああああああああっ!?」
媚薬注入と肛虐のローテーションはまだ終わらない……
アナスタシア【探索中】……肛虐のトラップだ!下半身を拘束され、感度を上げ皮膚を丈夫にする薬をお尻に注入される!薬が効いてきたところで媚薬の滴る触手にお尻を5時間も執拗に犯され、8回もイかされた!
モバP「お尻だけ責められるのもいいなぁ、知らない快楽に震えるアーニャってそそられる……」
モバP「さてと、あと一人いっとくか」
モバP「いつものアルバムを適当にーーー開くっ!」
モバP「幸子!さちこお!」
幸子「な、なんですか!急に!?」
モバP「にああああああああああああああ!!?!?」
幸子「にゃあああああ!?」
モバP「な、なななななんでいるんだ!?驚いたじゃないか!!」
幸子「驚いたのはこっちですよ!!レッスンから帰って事務所に入った瞬間に呼ばれて、しかも叫ばれるんですから!なんなんですか!!」
仁奈「そうでごぜーます!今のは仁奈も驚きましたですよ!」
モバP「お、おお?仁奈?どうしたんだ?今日はオフじゃ……」
仁奈「家にいてもつまらねーですから遊びに来たですよ!」
モバP「……そうだったのか。で、なんで幸子と一緒なんだ?」
幸子「さっきそこで偶然あったので、今からこのボクと遊ぶんですよ!」
仁奈「幸子おねーさんに遊んでもらうですよ!」
モバP「いいおねーさんじゃないか。流石世界一可愛いだけあるな」
幸子「これぐらい当然です!なんといってもおねーさんですから!」
モバP(おねーさん気に入ってるのか?)
モバP「まあ、それなら事務所の一角でも使ってくれ。俺はまだ仕事あるし」
仁奈「プロデューサーは一緒に遊べないですか?」
幸子「仁奈ちゃん、プロデューサーさんは仕事中みたいですから後で遊んでもらうとしましょう。きっと美味しい夜ご飯をご馳走してくれますよ」
仁奈「本当ですか!?」
モバP「いいよ、それぐらい。今日は仕事終わったら一緒に飯を食いに行こうな」
仁奈「楽しみにしてるでごぜーます!じゃあ幸子おねーさん、あっちで遊ぶですよ!」
幸子「あ、ちょ、待ってください!こけたら危ないですよ!」
ココドウナッテルデゴゼーマスカ!?
チョ、チョット、ソノカミノブブンハサワッタラダメデス!
モバP「あーびっくりした。入力直前に来るパターンは初めてだな」
モバP「いつのまにかいいお姉さんしてるじゃないか幸子……」
モバP「そんな幸子はどんな目に遭うのか……」
モバP「…………」
モバP「輿水幸子っと」
[輿水幸子]
「はーい、というわけで洞窟にやってきましたー……」
ローテンションな輿水幸子の声が洞窟に響く。
『ずいぶんテンション低いですね』
幸子の後ろに控えていたカメラマンの男が声をかける。それに彼女は憤りを隠さずに答えた。
「当たり前じゃないですか!こういう体当たり的な企画最近多すぎるんですよ!!
何が『未開の洞窟探検隊!』ですか!そもそもボク一人なのにどこに探検隊の要素があるんですか!!」
まくし立てるように言葉を荒げる幸子に周りから笑いが起こる。
今回の企画は洞窟探検ということで幸子は巨大な洞窟を訪れていた。
カメラマンと音響や照明を含めそれなりの人数が後ろをついてくるので寂しさや恐怖はない。そのかわり彼女はかなり憤っている。
「もっとかわいいアピールのできる企画とか頼み込んでるのになんでこんなのばっかりしないといけないんですか!!
陸海空一通りこなさせるつもりですか!?」
『あの、さっき一人って言ってましたけど、一応自分も探検隊の一員なんですけど』
「カメラマンさんもなんですか!?いや、それでも2人じゃないですか!!」
『番組ディレクターもですよ』
「今・こ・こ・に・い・な・い・人じゃないですか!!」
またも洞窟に笑いが起きた。
………………………………………………
………………………………
………………
ぼやきながらも洞窟を進む彼女。流石アイドル芸人ですね、というカメラマンの発言に、「アイドルです!芸人はいりません」と物言いをする。
そう言いながらも歩みを止めないのは彼女の才能なのか。
「とにかく、奥に行けばいいんですよね?だったら早く行って終わらせますよ。
あ、変なアトラクションとか作ってないですよね!?落とし穴とかほんといりませんから!!」
『今回は天然の洞窟ですから、何も仕掛けられてないです。逆に言うと何があるかわからないので慎重に進んでください』
「は、はあっ!?そんな危ないところなんですか!?じょ、冗談じゃないですよ!?」
『たぶん何もないと思いますけど……』
「言い切ってくださいよー!!」
幸子の大声は先程から洞窟に響くばかりだ。
そんな彼女に転機が訪れた。
「ここ、降りるんですか?」
『……できれば』
そう言ってカメラマンはハンディカメラを幸子に渡す。
「できれば、って言って渡すものがこれですか!?行けっていってるようなものじゃないですか!」
『機材はちょっと危ないんで……』
「でしょうね!この坂を機材もって下るなんてもってのほかですよ!」
幸子の前には傾斜の急な坂があった。間違いなく下る分には危ない。
「普通、普通はですよ?迂回しません?こういうときって?」
『普通はそうなんですけど……ねぇ』
「あー、わかりましたよ!いけばいいんですよねいけば!すぐ帰ってきますからね!?ここにいてくださいよ!?」
『頑張ってくださいー』
「うううぅ……」
幸子は恐る恐る坂を下りだした。その行動が後々とんでもないことになることをまだ彼女は知らない。
………………………………………………
………………………………
………………
「結局、一人ですか……こういうカメラをもって歩くとホラーチックで少し怖いんですが……」
ピチョン、ピチョンと洞窟に滴る水滴の音にも幸子は敏感に反応しながら進む。
「すぐに帰るとはいいましたけど、少し奥まで行く必要はありますよね……
あ、カメラも撮らないと……み、みえますかーこれが洞窟の奥ですー。
って、ボクが映らないで撮る意味あるんですか、これ!?」
慌ててカメラの範囲に自分の顔を入れてアピールをする。
「色々と番組的におかしくないですか、これ?というかなんか霧っぽいのもでてきましたし……」
番組の趣旨に文句をいいつつも、自分の周りがいつの間にか霧のようなものに覆われていることに幸子は気がついた。
「白い霧じゃなくて、なんでしょうこれ、紫色の霧でしょうか?
ちょっと息しずらいですね……毒霧とかだったら冗談になりませんけど……」
その霧はあきらかにその階層に充満し始めていた。
本来であれば幸子はその霧の危険を察知して、早々に退散するのだが、幸子はすでに『それ』を吸いすぎていた。
ようは手遅れだったのである。
「はぁ……はぁ……」
霧が充満していくと同時に、幸子の思考にも靄が徐々にかかっていく。
(なんでしょう、これ。体の芯がふわって浮くような不思議な……)
催淫性の霧。階層に充満し始めている霧の正体はそれであった。
それは呼吸をするたびに幸子の中に入り込み、彼女の女性としての部分を内側から徐々に支配していく。
「は、ぁ……は……あっ」
いつのまにか幸子の手から、ハンディカメラは落ちてなくなっていた。
しかし、彼女はそれに気がつくことができないほどにすでに意識を朦朧とさせていた。
「あつい、です、……体が、熱、でしょうか……?」
体は益々火照りを帯びるばかりで、次第に歩くスピードは落ち始め、ついに幸子は立ち止まってしまう。
「あついっ、あつい、あつい……鎮めないと、鎮めないとだめ、ですよね……」
彼女はほとんど無意識に自身の手を秘部へと伸ばしていった。
**********
ピチャピチャと淫靡な音が響いていた。
「は、ぁんっ、すごっ、あっ、こんなの、初めてです……!」
下着をずらして彼女はひたすらに秘部を手で愛撫していた。
催淫によって興奮しきった体は今までに体験したことのない快感を生み出し、まるで初めての自慰に夢中になってしまった少女のように幸子はそこを一心に弄り続ける。
「きもちいい、きもちいいですっ!もっと、もっとっ……」
ついに幸子は立っていた姿勢を崩し、蹲踞するような格好になり、周りを全く気にかけずに自慰の激しさを増していく。
「あ、ぁん!こ、これ、すぐ、すぐいき、いきま……」
彼女がまさに絶頂へと登りつめようとした瞬間であった。
『幸子?』
「ひいぅっ!?」
聞き慣れたその声が聞こえた瞬間に幸子はびくっと手を止めた。
『何をしてるんだ?幸子』
「あ、あ、ああっ、ぷろでゅ、さー、さん……?」
幸子の前に立つその姿は間違いなく彼女のプロデューサーである。
「あ、ち、ちがうんですっ、これ、これはぁっ……」
『そんな格好して、何が違うんだ?』
そう言われて幸子は初めて気がつく。自分がどんないやらしい姿勢で恥部をまさぐっていたのか。
彼女の心は一瞬で羞恥心に染まり、火照った体は焦りとともに急激に冷えていく。
しかし彼女はその姿勢を正すことができないでいた。
『正直に答えてくれ、何をしてたんだ?』
「ああ……そ、んな」
プロデューサーの視線は幸子をまっすぐ見つめる。
自身の恥ずかしい姿を見られて恥ずかしい気持ちもあったが、何より幸子はそれに興奮していることにも気づいていた。
しかし、何をしていたかまでは流石に言えないのか、押し黙ってしまった幸子に彼は追撃の言葉をかける。
『それをしている幸子、すごいかわいかったぞ』
「……え?ほんと、ですか?……」
『おう、凄く凄くかわいかったぞ』
「かわいい、かわいい、ボクが……」
『かわいい』という言葉に、一瞬冷静を取り戻そうとしていた幸子の思考は再び情欲に染まり始め、体もまた強烈に疼きだす。
『幸子、教えてくれるな?』
優しい声だった。
「あ、ぼく、ボクは、こんな格好して……」
『格好して?』
幸子はもう限界だった。
「こんな、恥ずかしい格好で、はしたなく自慰をしていましたっ!」
その言葉とともに幸子の思考は完全に霧に飲み込まれた。
………………………………………………
………………………………
………………
「ひゃ、にゃっ、あん!ぷ、ぷろでゅーさーさん、見てます、か?あっん!」
『よく見えるぞ。幸子のいやらしくてかわいい姿』
「あ、ぁはっ、もっと、もっとみてくださいぃっ!」
幸子は秘所に自分の指を入れ込んで快楽に溺れていた。目の前にはプロデューサーが立っており、彼女を見下ろしている。
彼がかわいいと言うたびに幸子は膣に入っている自分の指をキュウっと締め付けた。
『幸子はどこが気持ちいいんだ?』
「ボクは、ここ、ここが弱いんですっ、ここ擦るとすぐイクんですっ!」
チュピチュピといやらしい音を出しながら、幸子はプロデューサーに自身の弱点を教える。
『じゃあ、見せてくれるな?』
彼の言葉は待ち望んでいた回答だった。幸子は惚けた顔で頷くとそこを強い力で弄くりだし
「ひゃっ、あって、みて、みててください!ボクが、イクところみてっ、あ、ああああああっ!!」
ピュッと幸子は潮を吹き絶頂した。足元には小さな水溜りができる。
「ひ、ぁ……あ、はぁっ……」
視界がチカチカと点滅するような強い絶頂だ。しかし、まだ体の熱は取れない。
取れないというよりは、いくら体を慰めても充満している霧はつねに幸子の中に入り込み彼女を発情させっぱなしにするのだ。
「ぷ、ぷろでゅーさーさん、みててくれまし……」
そんな彼女は、快楽に溺れた虚ろな瞳で目の前にいるはずのプロデューサーに声をかける。
しかし
『幸子おねーさんなにしてるでござーますか?』
「――――ひっ!?に、にな、ちゃん……どうし、て?」
目の前の相手は変わっていた。プロデューサーはいつしか消え去り、そこには市原仁奈が立っていたのだ。
幸子の今の姿勢だと目線の高さはちょうど仁奈の目線と同じ高さだった。仁奈はまっすぐでつぶらな瞳を幸子に向けている。
『どうしてそんな格好してるんですか?あ、相撲でごぜーますか!?仁奈も好きですよ!』
「あ、ち、ちがっ……」
目の前ではしゃぐ仁奈に幸子は心臓が止まりそうな気持ちだった。こんな何も知らない幼い子にこんな姿を晒しているのだ。
何とか誤魔化さなくてはならないと、働かない脳で必死に考えようとする。
『ふふっ、仁奈ちゃん。あれは相撲ではありませんよ?』
「あ、な、なんで!?」
が、その必要はなかった。
『あっ、楓おねーさん!楓おねーさんは知ってるですか?』
「か、楓、さん!?」
それは高垣楓が仁奈の後ろから現われたからだった。彼女は幸子をその涼しげな目で見つめながら仁奈に教える。
『仁奈ちゃん、あれはオ○ニーっていうんですよ?』
『おな、にいですか?うー、聞いたことねー言葉です……』
「あ、ああ、やめて、やめてください……」
目の前で繰り広げられる過激な性教育に、その対象である幸子は羞恥で真っ赤に染まる。
しかし、楓はそんな幸子をよそにとんでもない提案をする。
『仁奈ちゃんにはまだ早いから、幸子おねーさんに見せてもらいましょうか?』
「えっ……?」
幸子は目を見開く。
『幸子おねーさんが見せてくれるですか!?』
「か、楓さん!?な、なにを言って!?」
その提案に抗議をするが、楓に聞く耳はない。
『ね?幸子ちゃん?見せてくれるんですよね?』
『仁奈も見てみてーです!』
「あ、ああっ……」
楓の涼しげな目線と仁奈のつぶらな瞳に見つめられ、幸子の体はまたも急激に熱を帯びてくる。
(だめ、だめです……いくら、なんでも仁奈ちゃんと、楓さん、にはっ……)
『さあ、仁奈ちゃん。幸子ちゃんの可愛い姿を見ましょうね』
『はい!じっくり幸子おねーさんのかわいい姿を見るでごぜーますよ!』
「あ、ああっ……」
幸子の脳に『可愛い』という言葉が入り込み、それは淫らな意味に書き換えられた。
(み、みせなきゃ、ボクの、かわいい、ところ……)
再び思考がとろんと溶けはじめ、彼女はまたも情欲に囚われる。
一度話した指をまた秘部にあてがう。どろどろに濡れたそこは幸子の指を欲しがるようにひくひくと蠢いていた。
「ひゃっ、あっ、あん!すごい、さっきよりも、きもち、いい……!」
幸子は躊躇わずに指を膣に咥えこませ、ピチャピチャと愛液を撒き散らしながら、仁奈と楓の前でその痴態を晒し続ける。
『ふふっどうですか?仁奈ちゃん?』
『幸子おねーさん、凄い気持ちよさそうです!』
『幸子ちゃん、かわいいですね。とっても』
『かわいいでごぜーます!』
「あ、はっ、かわいい、ですか?ボク、かわいい、ですかぁ……?」
幸子は目から光を失くし、ただ快楽に従って自慰を続けていた。
そうしてしばらく弄っていると幸子の視界から楓が消えていることに彼女はぼんやりと気づいた。
(あれっ……楓さん、なんで……?みて、ほしい、のにっ……)
惚けきった思考でそんなことを考えた。そのときだった。
『幸子ちゃん……』
「ひぅっ!?」
耳元に息を吹きかけるような距離で静かな声が聞こえた瞬間、幸子は全身を強張らせる。いつのまにか楓は彼女の後ろに回り込んでいたのだ。
「か、かえでさ――」
『とっても……』
『かわいいですよ』
「ひ、いいいいいいいぃぃっ!?」
その言葉が聞こえた瞬間、幸子は無意識に膣の弱い部分を自分で抉り削るように刺激し
「あ、あああっ!ああああああああぁぁぁっ!!!」
呼吸が止まるほどの強烈な絶頂を迎えた。
「は、ひっ、はひっ、ひぃっ……」
全身を快楽の余韻が駆け巡る。びくびくと振るえ秘所からだらだらと涎を流すその姿は14歳の少女のそれではない。
しかし、彼女はまだ催眠から解けることはない。
「もっと、もっと、かわいいボクを、見て、くださいっ!」
輿水幸子、彼女一人の狂宴はまだ終わらない。
輿水幸子【探索中】……催眠トラップだ!蹲踞しながら激しい自慰を始めてしまい、弱点を自ら激しく責め、6回もイってしまった!
モバP「ふぅ……何も言うまい、何も言うまい……」
モバP「はあ、仁奈と楓さんも出てくるとは俺も予想外だった。あれが催眠の怖さなのか」
モバP「それにしても、もう夜か。相変わらず時間間隔がなくなるな」
モバP「明日はちひろさんも来るし、今日みたいにはできないだろうな……」
モバP「まあ、いいや。幸子と仁奈は……あれ?いない?」
ーーーー仮眠室
モバP「お邪魔しまs」
楓「しー……」
モバP(な、なんてこった楓さんの膝に、膝にっ!)
幸子「スゥー、スゥー……」
仁奈「すう、すう……」
モバP(寝てるう!2人とも寝てる!可愛い!)
モバP(でも何であんな妄想のあとにこんなピンポイントにいいいいいいいいいいい!!)
楓「幸子ちゃんはレッスン疲れ、仁奈ちゃんは遊び疲れちゃったみたいです。って、プロデューサーさん?壁に頭をつけてどうしたんですか?」ボソッ
モバP「あ、いや、気にしないでください。それより楓さんは大丈夫なんですか?楓さんもレッスンあがりですよね?」
楓「私は大人ですから。それよりも何か用でしたか?」
モバP「いや、そこの寝てる二人を夕食に連れて行く約束をしていたもので」
楓「まあ、そうだったんですか。羨ましいですね」
モバP「……えっと」
楓「……羨ましいなぁ」
モバP「楓さんも一緒にどうですか?」
楓「ふふっ、喜んでお供します。じゃあかわいそうだけど起こしましょうか」
モバP「そうですね、おーい、幸子ー?仁奈ー?」
仁奈「う、うぅ、また鮫の気持ち、でごぜーます、よー……」
幸子「あ、ああ、さめは、じょうだん、ではー……」
モバP「同じ夢見てるのか?」
楓「睡眠しながらスイミングしてるんですね。フフッ」
モバP「毎度毎度、絶好調ですね……」
楓「今のはそうでもないですよ?」
モバP「基準がわからない……」
幸子「う、うーん……」
仁奈「うぅ?あ、おはようごぜーます……」
モバP「おう、おはよう、とりあえずご飯食べに行くぞ」
幸子「…………」ボー
仁奈「夜飯ですか!仁奈ハンバーグがいいです!!」
モバP「スイッチ早いなー、寝起きでそんなもの食えるのか?」
仁奈「大丈夫でごぜーます!空腹の前に立つ者はいねーです!」
モバP「何か変な漫画読んだのか?まあ、いいや。幸子は……」
楓「まだぼーっとしてるみたいなので私がおぶりますね」
幸子「んん……?」ボケー
モバP「ああ、すいません。じゃあ先に車出しときます」
仁奈「仁奈も行くですよ!」
モバP(いくら妄想とはいえ幸子をあんな風にしてしまうとは……)
モバP(罪滅ぼし、じゃないが何か幸子の好きなものたらふく食わせてやらんとな。寝起きでどれだけ食えるかはわからんけど)
モバP「おはようございます!当たり前のごとく誰もいない!」
モバP「ちひろさんより早く出社したのは初めてじゃないか?」
モバP「まあ、朝一番のライフワークになりつつあるし……」
モバP「さて、アルバムアルバム……っと」
モバP「今日のアイドルはーーーーこちらっ」
モバP「藍子!美波に続き二回目!」
モバP「……よし」
モバP「高森藍子、と」
[高森藍子:催淫/超感度/おあずけ]
ジュル、と一本の触手が少女の股下を優しく撫でる。
「ひゃ、あん……♪」
その動きはただ触れるようなものだったのだが、それだけで彼女は体を震わせ甘い声を漏らす。
「もうっ、遊ばないでくださいよぉっ……」
そう言いながら笑う彼女であったが、その瞳は普段のそれではなく、完全に淫靡の色一色に染まりきっていた。
*******
高森藍子がその触手群に出会ったのは、彼女を散々に堕としたあの機械から開放されてすぐだった。
今より少し前の話しだ。
彼女は謎の機械にその身を完全に拘束されると、6時間にもわたり、その体に大量の媚薬を塗りたくられ、さらに大量の触手に焦らされ続けられたせいか、完全に発情堕ちしていた。
そんな彼女はおぼつかない足取りで洞窟を彷徨う。
「もっと、もっと、きもちいのじゃないと、いやです……」
欲を抑えきれないのか、歩きながらも自身の指を秘所に押し付け、そこをクチュクチュと弄る。愛液をだらしなく垂らしながら歩く姿は普段の彼女から微塵も想像できない。
そんな彼女の前に『それ』は姿を現す。
「あっ♪」
その声は喜びか悦びか。触手の群れが彼女の視界に飛び込んでくる。それらは壁や天井から粘液を垂らしながらうねうねといやらしく蠢いていた。
「やっと、見つけました……」
しかし、そんな触手に嫌がる素振りどころか、むしろ嬉しそうに彼女は躊躇いもなく歩み寄っていった。
*******
そして今。
彼女は触手の群れの真ん中で狂い踊っていた。
「も、もっと、ちゃんと、触ってください……!ぁっ!」
触手はまるで痴漢のような動きをみせていた。
彼女の死角から忍び寄ると彼女の敏感な部分も、そうでない部分も舐めるように撫でては、すぐに離れていくという動作を何度も繰り返す。
焦らしに、焦らしである。彼女の心は快楽を欲しがり益々堕ちていく。
「あはっ、きもち、いいっ……ですけど、もっと、おく、奥にほしいんです……おねがいですからぁっ」
そう懇願する彼女の目の前に望みどおりのような太い触手が近づく。しかし、藍子がそれを掴もうと手を伸ばすと、寸でのところでその触手は引っ込んでしまい彼女の手は虚しく空を掴む。
「あ、まって、まってくださいっ……ど、どうして……?」
そんな彼女はその触手を追って、ふらふらと前に進む。その姿は餌を前にぶら下げられ涎を垂らしながら追う動物のようである。
だが、その触手は彼女を焦らすために出てきては引っ込むという動作を繰り返しているわけではない。
触手には目的があった。それは藍子をある場所まで誘導することである。
「いや、いやぁ……もう、がまん、できないんですっ……」
藍子を誘導するのは触手にとって非常に簡単であった。
本来、正常な思考をもった獲物であれば散々に嬲り意識を弱めたあとにその場所に強制的に運ぶのだが、すでに欲情し意識を朦朧とさせている彼女にその必要はない。
「あ、ああぁ……」
触手を前にちらつかせるだけで彼女はそれに向かって歩き続ける。途中途中で適度に秘所や菊門を撫でたり、服に入り込み体中を刺激することも忘れない。
そうした触手の導きにふらふらと誘導されていた藍子だったが
「きゃああっ!?」
ある地点につくと触手はゆっくりとした動きを急に変え、すばやく彼女の足に巻きつくと、そのまま地面に倒した。
「あ、ああっ、やっと、ですか……?」
尻餅を着いた姿勢で、彼女はその表情を期待で緩ませた。
そして自分の指を使って誘惑するように秘所を開く。くぱっと開かれたその場所は濡れに濡れて、てかてかとぬめりを帯びながらひくついている。
「きて、ここ、それ、いれて、ぐちゃぐちゃしてっ……!」
たくさんの触手に体中を嬲られ、骨の髄まで犯されしゃぶりつくされるような。そんな期待だけでも下腹部は強烈に疼き、とろりとした蜜が零れる。
が、その期待は裏切られることになる。
「あ、えっ、これ、は……?」
魔方陣。
藍子の下には光りだすそれがあった。
それは乗るものをどこかに転移させるダンジョン定番のトラップ。触手達が彼女を連れてきたかったのはこの場所である。
「ひかって……?あっ――!」
それに気づいた瞬間、カッと強烈な光がその場を埋め尽くす。
ジュル、ジュル…
そして、その光がおさまったとき、そこには藍子の姿はなく
ジュル、ジュル…
彼女をここまで誘導していた触手だけがゆらゆらと揺れていた。
………………………………………………
………………………………
………………
「う、い、いたっ……!」
頭が締め付けられるような痛みに、彼女は反射的に頭を抑える。
「あ、あれ?触手さん、は……?ここ、は……?」
藍子を取り巻く環境は一瞬でがらっと様変わりしていた。
「なんでしょう、ここ、は?」
言い表すのであればそこは広い円形の密室であった。天井、壁、床ともに石造りで、入り口もなければ窓もない。しかし、壁には等間隔に大きな松明がかかっており、それが照明となっているおかげで真っ暗ではなかった。
闘技場。一般的にそう呼ばれるその場所に藍子はいた。当然ながら彼女がその場所のことを知っているわけはない。
「…………?」
そんな藍子はその闘技場の中央に尻餅を着いた格好で呆然としていた。
彼女が何故呆然としているのか。その理由はふたつ。
ひとつは、突然こんな闘技場に飛ばされたせいで脳が処理し切れていないこと。
そしてもうひとつの理由は彼女の目の前。
「すらい、む……?」
粘着質な音を小さく立てながら『それ』はそこにいた。
青い半透明の色に柔らかいゼリーのような形状、それはまさしくスライムというもので間違いはなかった。
しかし、藍子が戸惑っているのは動くスライムということではなく、その特徴的な形であった。
「えっと、おんな、のこ……?」
そのスライムはゼリー状のぶよぶよとした形ではなく、あきらかに人型でさらにいえば女性特有の膨らみを持っているスライムであった。
スライム娘。この界隈でそのスライムはそう呼ばれる存在であった。
それに対している藍子の頭の中には疑問符が大量に浮かぶ。スライムという存在を知らないわけではないがそれが人型を形成している姿を見るのは初めてだったのだ。
ズリッズリッとスライム娘はゼリー状の身体をひきずりながら藍子に向けてゆっくりと近づいてくる。藍子は逃げるという選択もできずにただ近づくスライムをぼうっと眺めることしかできない。
「あっ……」
そしてスライム娘は藍子の前に立った。尻餅はついたままの格好だったので藍子は彼女を見上げるような形になった。
「あのー……?」
どうしていいかわからない藍子はとりあえずスライム娘に声をかけてみる。
すると、その声に反応したのかどうかはわからないが、スライム娘は藍子の後ろにゆっくりと回りこむと、これまたゆっくりと藍子を後ろから抱きしめるように包みこみだした。
「ひゃっ……?」
ずしっとしたスライムの重みがかかり、藍子は少し驚いた声をあげる。いまだに藍子はスライム娘が何をしようとしているのか理解できていなかった。
そんなきょとん顔の藍子の肩上からスライム娘は顔のような部分を覗かせる。
(あれ……?私を、見て……?)
そのスライム娘の顔に目と鼻は見当たらない。しかし、口の部分には形だけなのかもしれないが人間の唇と近いものが形成されている。
そしてその顔は呆然としている藍子の唇にゆっくりと近づき
「んぅっ……!?」
そのままスライム娘は藍子に唇をねっとりと重ねた。
「んんうっ!?」
そして、藍子の唇の隙間を見つけるとスライムの形状をいかしてそこから口内に入り、口の中をじっくりと舐めまわし始めた。
「は、ぁ、あ、むぅっ……!」
その刺激に藍子の身体は忘れていた疼きを強制的に覚醒させられていく。
(あ……あっ!これ……この感じっ……!!)
突然の転移、突然のスライム娘との出会い。それらの事象は藍子の欲にまみれきった思考と身体の発情、疼きを一時的であるが忘れさせてくれていた。
しかし、それはスライム娘との濃厚な接吻をした瞬間に体中に強烈な熱として再び現われだし、藍子の思考を一瞬で色情に染めてしまう。
(これ、これぇっ!)
口の中を温いゼリーが撫で回すような感覚だけで、藍子の身体は跳ねる。
「あむっ、うぅっ、ん!ぷ、はぁっ!は、ぁあ……」
スライム娘は藍子の口内を好きなだけ蹂躙した後、ゆっくりと唇を離した。
「あっ、もっと、もっとキス……」
藍子はスライムとの唇の間に涎の糸を作りながら名残惜しい声をあげる。するとその声を理解したのか、藍子の顔の前に再びスライム娘の顔が近づいた。
「あっ♪んむっ……!」
藍子はそれに自分から唇を重ねていく。その顔は嬉しさと悦びに溢れ、舌とスライムの触れ合う淫靡な音に脳を支配され、彼女はスライム娘にその身全てを預けてしまっていた。
「ん、むぁっ……もっと、もっとぉっ……」
しばらく藍子はスライム娘に口内も舌も好きなように蹂躙される。その顔は完全に欲情しきった雌のそれだった。
………………………………………………
………………………………
………………
スライム娘にとって高森藍子は極上のご馳走という他ない。
本来スライムというものはダンジョンに潜むモンスターの中でも最下位カーストに属するものである。そのどろっとした形状以外に何か特別な力を持っているわけでもなく、遭遇した相手が相手であればものの数秒で打ち倒されることだってある。
スライム娘はそのスライムが少しだけ進化した姿だ。だが進化しただけで何か特別な力をもつこともなく、彼女もまた相手によっては簡単に倒される存在に変わりはない。
そんなスライム娘の目の前に媚薬に身体と精神を溶かされ、発情しきった何の力ももたない非力な少女が現われたらどうだろうか。
スライム娘にとってそれに手を出さない理由はない。この場所に限り横取りされる心配もないのだ。
だからこそ、スライム娘は藍子の身体を隅から隅まで抱きこむように包み込み、その美味を堪能していた。
そして、高森藍子にとってもその刺激は待ちに待ち望んでいたものであった。
いやらしい音を立てながらまるで恋人のように唇を重ねている間にも彼女は身体がどんどんと生温いものに飲み込まれていることには気づいていた。
「んむっ、ジュ、るっ……んあっ、ぷ、はぁっ♪」
だが、藍子はそれすらも嬉しかった。漸く、漸くだった。イクこともできず焦らされ、かといって自分で慰めようが全くおさまることのない疼き。それを癒してくれる相手が目の前にいる。
唇を離し、淫靡の色を宿す瞳を藍子はスライム娘に向ける。
スライム娘がそれを理解したのかはわからないが、藍子の身体を抱きつくような形で包み込んでいたスライム娘はまずは慣らすような愛撫から始める。
「ふぁっ、ぁん……やさしい、のいやぁっ……」
そのもどかしい刺激に藍子は子供のように抗議するが、スライムに取り込まれた身体を自由に動かすこともできずただ身を任せるしかない。
スライム娘はそのままマッサージするように胸を揉みあげたり、硬く尖った乳首に吸い付きキュッと摘むと、くりくりと転がしたり吸い付いたりする。
「あっ、むね、すごいぃっ……」
その刺激も今までとは違う。我慢させるように焦らすものでなく藍子を絶頂させるための刺激であった。
さらにスライムは胸だけでなく、脇も舐めまわしはじめた。しっとりとした汗もスライムにとっては絶品である。
「あ、あはっ、そんなところ、きたないです、よぉっ!あは、あはははっ!」
脇を舐められるようにくすぐられながら胸を弄られ、藍子は笑いながらも甘い声をあげる。
そのままスライムは脇腹とお腹をくすぐったり揺らしたりしながらどんどん下に移っていく。
(ああ、はやくっ、はやくっ!もっと、した!したに、くださいぃっ!!)
心の中で藍子は懇願していた。もう我慢の限界はとうの昔に過ぎきっていた。
(ぐちゃぐちゃなわたしの中を、もっとぐちゃぐちゃにしてほし、いぃぃぃっ!)
そしてその期待にスライム娘は応えるように動き出した。
クチュッ、と粘着質な音がしたと思った瞬間に、膣の入り口を押し広げながらゆっくりとスライムは彼女の中に入っていく。
「あっ、あっ、あ!」
スライムが膣壁をジュルジュルと舐めまわしながら膣に溜まっていく感触。さらには膣だけでなく子宮にまでも入ってくる。
「あはっ、わたしのなか、いっぱい、に……」
そして膣と子宮にはみっちりとスライムが満たされた。だが、それだけで終わるわけはない。
「ひゃっ!?あっ、あ!ふ、ふるえて!?これ、あ、すご、すごいいいぃ!」
膣に入り込んだスライムが一斉にその中で弾けるように震えだしたのだ。今まで膣の中までは何もされていなかった藍子にとって、それはあまりにも強すぎた。
「これっ、これえっ……!ずっと、まってたん、ですっ!!あぁっん!!」
しかし、スライム娘はまだ止まらない。
キュプッ…
「ひぃっ!!?!!?」
スライム娘がもうひとつ目をつけていたものがある。それは先程から無視するなといわんばかりに必死に主張するように尖りきった淫核だった。
スライム娘はその中にクリキャップのような物を作り、淫核にそれをギュッと被せたのだ。
藍子に膣からの刺激とは違う電流がビリッと走る。
「あ、あ――!」
藍子の心はここで初めて期待と恐怖に割れた。
恐らくこのクリキャップ状のスライムはこれから思いっきり淫核を吸い出すだろう。さらにそれと同時に膣の中に溜まっているスライムは一斉に動き出すに違いない。藍子はそれを確信していた。
そして、藍子はその瞬間に今まで溜め込んだ全てのものを放出して盛大な絶頂を迎えることになるということまでもわかっていた。
今まで聞こえていなかった心臓の鼓動が嫌なぐらい鮮明に聞こえ始める。
「ひ、ひっ、いっ――」
(怖い、怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!)
(でも、でも、吸って、吸ってほしい……!からだ、ぜんぶ、めちゃくちゃにっ……!!)
恐怖と期待の思考に震えていた藍子の身体に、ついにその時は訪れた。
グジュッ!ジュッ、ジュルウウウウウウウ!!!
「は、ひゃっ、あああ、アアああああああああああああああああっっ!!!?!?!」
膣の中のスライムは藍子の想像どおり、今までで一番強く打ち震えながら、子宮の中まで強烈な揺さぶりと強く舐めまわすような刺激を送る。
そして、それと同時に淫核についていたスライムはそれが伸びてしまうほどの強い吸引力でそこを吸い出しながら、淫核全体を強烈にしごき上げた。
「やらっ、やらぁっ、だめ、こわ、い、こわいいいいいぃぃっ!!!!」
溜め込んでいた淫欲が全て解き放たれ、疼きが消えるまで藍子の絶頂はおさまらない。
「いやっ、いやぁっ、ずっときもちいの、いやあああああああああ!!」
溜め込まれていた欲求が全て外に放出されていく。それは涙にも鼻水にも、涎もなりながら、または潮吹き、放尿と変わって全てスライム娘に吸収されていく。
「ひ、にゃ、ああ……あ、あああ……」
そして、一生とも思えるような長い長い絶頂が終わったとき、藍子の思考は空っぽになっていた。
口はだらしなく開きっぱなしになり、びくびくと震えながら放心しっぱなしの状態だ。
(あ、ああ、すごい、すごいっ、すごい、のがぁっ……)
絶頂の余韻は全く静まる気配がない。実際に藍子の秘所は愛液も何もかも垂れ流しの状態になっていた。それはスライムがいまだに柔らかく愛撫しているせいもあるのだが。
(……なにも、ちから、はいら、ない。もう、どうでもいい……?もう、このまま……)
藍子は思考も身体も廃人のようにぐったりとさせると、スライム娘にゆっくり取り込まれていく。今の彼女にとって生きようが死のうがもうどうでもよかった。
ゆっくりゆっくりと視界が黒くなっていく。
(もう、目、開けられ……)
ぷつっ、と何かが切れたような感覚とともに、藍子はその場で気を失った。
………………………………………………
………………………………
………………
全身を愛撫されている。
「あっ、んっ、うぅ……」
ぐにぐにとした柔らかい拘束具に囚われている藍子は身体を微塵も動かすことができない。
「あっ、だめ、ま、また、きちゃ、うぅっ……!」
びくん、と身体が跳ねる。達したことによる膣の収縮反応に膣の中に入り込んでいるものが嬉しそうに反応してまた一層震えだす。
「やだっ、ぁん!もう、やめて、くださ、いぃっ……!?」
高森藍子はスライム娘に完全にその身を取り込まれていた。
「ど、どうしてっ、こ、こんな、私、わたしっ……ひぅっ!」
今まで生きてきた中で最大級の絶頂を迎えた藍子は呪縛ともいえるほどの欲情から漸く開放された。
その絶頂後に凶悪すぎる脱力感と無力感に襲われた藍子は一度、精神を完全に折られそうになった。
しかし、そこで少し気を失ってしまったことが逆に幸いしたのか、次に目を覚ました時には、その精神状態は弱ってはいるものの、いつもの彼女の思考に戻ろうとしつつあった。
しかし、問題は全く解決してはいなかった。
「うぐっ、離してっ、離してくださいっ……!」
いまだに藍子はスライム娘と文字通り身体を重ねていた。
藍子がどれほど気を失っていたかはわからないが、スライム娘はその間もひたすらに藍子から分泌される淫液を貪っていたのだ。
「あ、うっ、全然、からだ、うごかな……ひゃぁっ!?」
そのせいで発情状態ではないものの、藍子の身体はいまだに高感度、敏感であった。
「く、あっ、あああああっ!!」
彼女を責める次の地獄は絶頂地獄だった。
スライム娘は藍子の身体を完全に取り込んでいた。スライム唯一の利点である軟体上のその身体は獲物を取り込んでしまえば多少力が劣っていてもある程度は押さえ込むことができるのだ。しかも藍子は非力であるがゆえにその心配も杞憂になる。
「いや、ぁっ、す、吸わないでぇっ!!」
性的刺激を受ける藍子の身体はひどく従順なものに仕上がっていた。
膣を刺激すれば簡単に愛液も垂れ流すし、尿道に入り込んでしまえば排尿を促せずとも尿を吸い取ることもできる。
そして、それは藍子にとってとても耐えられるものではない。
「い、やぁっ!もう、いきた、く、ないぃぃぃぃっ!?」
敏感な身体は絶頂を起こすたびにより敏感になっていき、絶頂するペースを勝手に上げていく。
多少正気を取り戻した彼女であったが、まだ先程までの淫欲が残っているのか一度イキ癖がついてしまった身体は何度も何度も絶頂を繰り返していた。
そんな藍子にスライム娘はまだ追い込みをかける。
「ひゃあん!?」
スライム娘は知能は低いが学習能力のないモンスターではない。藍子をずっと責めているうちにどこをどう責めればいいかということぐらいは学習してきていた。
「な、なにをっ……?」
スライム娘が作り出したのはスライムを固めて作ったイボつきの棒であった。それを藍子の膣に突然入れ込んだのだ。
「く、うぅあっ……!」
刺激の質が一変した。今まで柔らかいものに解され責められてきたものが、突然男根が捻じ込まれたような刺激に変わったのだ。それを入れ込まれただけでも藍子は小さく絶頂し、膣とイボ付き棒の隙間から愛液をだらだらと流す。
しかし、そのイボ付き棒の真価はこれからだった。それは藍子の子宮口からちょっと離れた上の膣壁の部分にぐにっと強く押し付けられた。すると
「ひ、ぃっ!?」
ぴゅっ、と藍子は潮を吹いた。それは彼女も全く予期しない絶頂だった。いったい何が起きたのか、彼女は全く理解できず思考もおいつかない。
そこはまさに藍子も知らない弱点であった。
スライム娘は藍子が気を失っている間に、彼女を責めたてて調べ上げることにより、この部分を刺激することでより多量の愛液を摂取できることを学習していたのだ。
「な、なに、これぇっ……!?いやぁ、やめ、おさ、おさないでっ!」
ぐにっぐにっと押し付けるたびに、小さな絶頂を繰り返し藍子はビクビクと震え続ける。
「こ、こんな、しらない、こんなのっ、やぁ、やだぁっ……」
自分の身体なのにそうじゃないような感覚。自身すら知らなかった弱点を責められ藍子はひたすらに悲鳴と嬌声の混じった声をあげる。
が、スライム娘のの本領はまさにこれからであった。
「ひうっ!?!!?」
ゴリッ、と音がした。
「あ、ああ……?」
イボ付き棒がその弱点の部分を強く削ったことを理解した瞬間に、藍子は大きく跳ねた。
「ああああああああっ!?!?!」
ブシャアッ、と勢いよく潮を吹きだす。スライム娘は嬉々としてそれを吸収した。
こうすればもっと摂れる。
そう確信したスライム娘はコブの部分を膣壁の弱い部分に押し当てると、ゴリュッゴリュッ、と音が聞こえそうなほどの強さでそこを削るかのごとく擦り始めた。
「いやっ!!いやあああああああああああああ!!!」
終わらない責め苦に負け、藍子が二度目の気絶をするのはこれからすぐだった。
………………………………………………
………………………………
………………
「う、あ、う……」
ビリビリと身体が余韻に打ちひしがれている。
「う、あ、私、どうなって……?」
藍子は今、洞窟に倒れていた。
「こ、こは……?あの、スライム、は?」
あの後、体中のありとあらゆる穴全てを犯された彼女は何十度目かの絶頂で気を失った。そこからの記憶は全くない。
「なん、だったんでしょうか……全部、夢……?」
余韻に打ち震えている身体はそれは夢ではないと否定する。見える証拠としてはいまだに股下を愛液がトロトロと流れているのを彼女は感じていた。
(私、こんな汚れた身体に……)
軽く放心していると、愛液とは違うドロッとした粘着質なものが膣から流れ出てくる。
「ひっ」
青い半透明のそれは彼女が今までどんな目に遭わされたのかをありありと実証していた。
「…………ひぐっ、ぐすっ、ど、どうして、こんな、こんな……っ!」
藍子の脳裏に浮かぶのは、綺麗なショッピングモールと彼女の隣を歩く、明るい笑顔が素敵な少女の姿。
その次に浮かぶのは、媚薬を塗りこまれ、触手に焦らされ、スライム娘に嬲られて堕ちた今の自分の姿。いまだに立ち上がれない身体。情事の余韻。
「かえりたい、帰りたいよっ、未央ちゃん……未央ちゃん……!」
地面に倒れたまま、腕で顔を覆うと、藍子は声を押し殺しながら涙を流し始める。
その声が誰かに届くことはない。
高森藍子【探索中】……転移の床を踏んでしまい、闘技場に転送させられた!スライム娘と戦闘になり、取り込まれ、34時間もの間、弱点を責められ無抵抗のまま 42回もイッてしまった!
モバP「よ、よかったなー催淫、高感度、おあずけから開放されて……」
モバP「まあ、うん。妄想だしね。大丈夫大丈夫、うん。そうだよな」
ちひろ「おはようございます。ってプロデューサーさん!?え、どうしたんですか?私より早く来るなんて……」
モバP「あ、おはようございます。いや、ちょっとやらないといけないことがあって……」
ちひろ「そうだったんですか。誰もいないだろうと思ってたからびっくりしちゃいました」
モバP「あはは、すいません。あの、それよりもちひろさんの後ろにいるのは……」
ちひろ「え?ああ、ちょうど事務所の前で会ったので」
乃々「うぅ、あっさり見つかったんですけど……」
モバP「そりゃ、ちひろさんの後ろに隠れることは無理だろうよ。それより、どうした?朝のレッスンまではまだ時間ありすぎるぐらいだが」
乃々「いや、あの、別に、朝ちょっと早く起きちゃっただけですから……決してレッスンとか張り切ってるわけじゃないんで……」
モバP「なんだかんだ根は真面目だよなぁ」
乃々「そんなわけありませんけど……だったら、帰ってもいいですか……」
モバP「レッスンまで微妙な時間だしなぁ、仮眠室で寝とくか?時間になったら起こしにいくし」
乃々「ああ、やっぱりそうなりますか……レッスンしないわけにはいきませんか……」
モバP「次のレッスンが3倍になるけど、それでいいなら」
乃々「そんなの絶対むーりぃー……」
モバP「お、おお?机の下でいいのか?」
乃々「あの、時間になったら、呼んでください……それまで、もりくぼは空気になりますから…話しかけられてもいませんから……」
モバP「お、おう」
乃々「では……」
ちひろ「私もしっかり休んだ分働きますかねー」
モバP「そういえば休日はどうでした?リラックスできました?」
ちひろ「ええ、もうばっちりと休ませてもらいました。プロデューサーさんは少し休憩しますか?朝早くから仕事してたんですよね」
モバP「……えっと、まあ、はい。まあ、うーん?」
ちひろ「……?まあコーヒーでも淹れるんで少し休憩していいですよ」
モバP「じゃあ、お言葉に甘えて……」
******
モバP「というわけで少し休憩することになりました」
モバP「ちひろさんはデスクにずっと向かってるだろうし、もう一人ぐらいやっちゃうか」
モバP「アルバムは自分のデスクの上だから、そうだなぁ」
モバP「さっきから机の下にいる乃々がちらちらと見えるし……」
モバP「よしっ」
モバP「森久保乃々、と」
[森久保乃々]
「うぅ、もう、ほんと、ありえないんですけど……」
森久保乃々は今自分が隠れている岩陰から少しだけ顔を覗かせて、何かに怯えているように周りを確認していた。
だが、いくら目を凝らしたところで彼女の視界には広大な洞窟が入るだけで先が見えるわけもなくただただ、暗闇が続いているだけだった。
「ひっ……」
しかし、彼女が怯えているのはその広大さと暗闇ではなかった。
「なんですか、なんなんですか……」
彼女は目をごしごしと強く擦り、対象が幻覚か何かではないかと凝視する。
「あ、か、隠れ……!」
しかし、その対象は決して幻覚ではない。顔を出していたことに気づき、慌てて岩陰に身を潜めた乃々の前を"それ"は通っていく。
ジュル、ジュル…
「ひいっ、あ、あんなの、漫画とかでしか、見たことないんですけど……え、これ、夢、夢なんですか……?」
それは触手であった。何本もの太い蔦のようなものが絡み合い粘液を滴らせながら乃々の前を這いずっていく。
(確かに、たしかに、事務所の机の下にいたはずなんですけど……)
恐怖心を抑えるように身を丸めながら、現実逃避気味に乃々は思い出していた。
その日、乃々が厳しいレッスンを終えた後、彼女はいつもどおり事務所に備え付けられている机の下に潜っていた。
彼女の耳に聞こえてくるのは他のアイドル達やプロデューサーの声だ。事務所は今日も賑やかである。
(はぁ、本当に疲れました……もりくぼにあんなレッスンはむーりぃー……)
オフィス机の長い幕板に背をつけ、賑やかな声を流し聞きながら乃々はつらかったレッスンを思い出しつつ、ただぼーっとしていた。
(今日はもう、なにもないですし……少しぐらいゆっくりしても……)
アイドル達とプロデューサーの話し声が心地いい子守唄の役割を果たしたのか、そのままゆっくりと瞼を閉じて乃々は眠りに落ちていく。
*****
そして、乃々が次に目を覚ました時は、事務所であったはずのその場所は異様な洞窟に成り変っていたのだ。
(なんでこんな、ところに……)
わけもわからないままに、見覚えもない洞窟に放置されてしまった乃々は普段小さくしている身体を益々小さくして岩陰に収まっていた。
「なんですか……寝てる間に拉致して、いぢめですか、いぢめなんですか……」
乃々は再び顔を少しだけ出すと目の前を這っていった触手の方向を見てみる。その姿はもう確認できない。
「うぅ、何かの番組だったりするんですか……?う、動きませんよ、ここに餓死するまでいますから……」
乃々は普段の消極的な思考をさらに増大させ、岩陰に同化するかのごとく身を潜める。
「はぁ……」
出てくるのは溜め息ばかり、乃々はそれなりに長い時間をその場所で過ごす事になった。
だが、乃々もただ意味もなく隠れているというわけではない。ずっと岩陰に身を潜めていた乃々はあることに気がついていた。
(また、音が……)
粘着質な音が乃々の耳に入ってくる。ぞわぞわと寒気が走るようなその音に乃々は身を強張らせる。
(ち、縮まらないと……)
その音の正体は先程と同じ触手であった。
(き、気づかないで、気づかないで……)
それはニチャニチャと嫌な音を立てながらさっきと同じように乃々の前を通り過ぎていく。
(……ふぅ)
音が遠ざかっていくのを確認して、乃々は安堵の息を心の中で小さく漏らした。
(やっぱり、定期的に巡回してるみたいなんですけど……)
乃々が気づいたことは、触手が先程から一定の間隔で乃々の前を通り過ぎるという行為を繰り返しているということであった。
(ただ、それがわかったところで打つ手はありませんが……)
彼女がそう思うとおり、例え触手がどのように動いているかわかったところで岩陰から飛び出せるわけではない。
触手が目の前を通り過ぎるたびに乃々は小さく怯える。しかし、幸いにも触手は目が悪いのか、それとも視野が無いのか岩陰にいる乃々には微塵も気づきそうにない。
乃々もなんとなくそう察したのか少しだけ安堵する。
(ああいうのって、音に敏感だったりするんでしょうか……)
それで少し油断してしまった乃々は、つい気が緩んでしまったのか、それとも現実離れしたこの空間に毒されてしまったのか。
(手頃な石……これを……)
足元に落ちていた石を拾って、乃々はそれを適当な場所に投げ放ってみた。カツン、と石が岩に当たった音が洞窟に反響する。
その瞬間だった。
「――っ!」
乃々は絶句した。
その理由は投げた石が一瞬にして触手に絡みつかれたからである。本当に恐ろしいのはその触手の速さであった。それはついさっき乃々の前を通ったはずだったのだ。それなのに、今はすでに石に絡み付いている。
(あ、あんな、速く動くなんて、き、聞いてないんですけど……!)
石と戯れる触手を岩陰からコソコソと乃々は恐る恐る観察していた。
触手の方もしばらくの間その石を触っていたが、それが生物でないものだとわかったのか、触手を鋭くしならせてそれを放り投げた。
そして、その投げた方向はあろうことか乃々のいる場所だった。
「きゃぁっ!?」
突然の不意打ちに思わず声をあげて、乃々は反射的に身をかがめた。それが幸いしたのか、投げられた石は乃々の頭上の岩壁にぶつかって粉々に砕け散る。
(あ、危ないんですけど!?い、いまのあたってたら……)
ぱらぱらと砕け散った石を見て、それがあたらなかったことにひとまず安心する。
(あ、あれ……でも、音に、敏感?)
そこで乃々は気づいてしまった。自身が驚いて反射的に悲鳴をあげてしまったことを。
「あ」
そして、石を放り投げた触手が見えない目で確かにこっちを見ていることを。
「ぴっ――――!!!!!!」
乃々は声にならない悲鳴をあげながら、逃げ出した。
………………………………………………
………………………………
………………
乃々の人一倍強い逃走本能は今回ばかりは彼女の身を救っていた。
本来先程の状況で、一般人であれば萎縮してそのままへたれこんでしまい、それこそ触手の餌食になるのが普通であった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ!」
しかし、乃々は萎縮する前に恐怖への逃走心が勝つというレアケースを招き、奇跡的にその場から脱出することができた。
「ま、まだ、追って……!」
後ろからは何かを引きずるような音が聞こえる。それに振り向く暇もなくひたすらに乃々は洞窟内を我武者羅に走り回っていた。
「どこか、どこか、隠れないと……」
必死に走りながらも隠れられる場所がないかとあたりを見てみるが、さっきまで自分が隠れていたような都合のいい岩陰は見当たらない。
「こ、このままじゃ……あっ!」
急な走り出しのせいで体力の消耗は激しい。そんな疲れが顕著に表れてきたときだった。乃々の視界には至って普通の扉が飛び込んでくる。
「あいて、あいてくださいっ……!」
扉が開かないという最悪の結果が脳をよぎるが、どちらにせよ追い詰められた今は扉を開けるほかない。
(ここで、開かないなんてことだけは、まずいんですけど……!)
後ろから聞こえる音に慌てふためきながら乃々は扉に手をかける。
「あれ?わ、わっ!!」
しかし、不安とは裏腹に意外にも扉は素直であった。特に障害もなくあっさりとそれが開き、乃々は少しこけそうになりながらもその部屋に飛び込むように入る。
(あ、開いた……よ、よかった……)
しかし、扉が開いたことに安心している場合ではないことを乃々はすぐに思い出す。
「じゃ、じゃなくて、お、抑えないと……!」
咄嗟に扉を閉めて、乃々は小さな身体を背中から扉にぴったりとつけて、足を踏みしめた。そして少しの間が空いた瞬間。
ドン!
「ひぃっ!!」
強烈な音と衝撃が乃々に襲い掛かる。追ってきた触手が扉にぶつかっているのだ。
「うっ、く、このまま、じゃ……」
徐々に押されかけている身体に乃々は嫌な汗をかく。しかし、彼女はまだ天から見放されているわけではなかった。
「あ、こ、これは?」
背中越しの扉に目を向けて見るとその扉には巨大な閂が付いていたのだ。
「こ、これ、下げっ!」
なりふり構っている暇はなかった。乃々は衝撃が来ないタイミングを見計らって壁にかかっていた堅い木材を閂にかける。木材は閂用のものだったようでぴったりと当てはまり扉を一瞬で頑強なものに変えた。
「あ、ああ……」
巨大な閂がかけられているとしても乃々は不安が治まらないのか、いまだに扉に背中をつけて、構えていた。
しかし、閂の効果は絶大であったようだ。しばらく扉に何度か衝撃が来るが先ほどとは違いある程度防いでくれていた。扉の向こう側にいる触手もそれに気づいたのか何度目かの衝撃音のあとにようやくそれは止んだ。
「や、やっと……?」
そして乃々は恐る恐るではあったが、扉を見ながらゆっくり離れる。扉にはもう衝撃は来ないようだ。
「は、はぁぁぁぁっ……」
へたっ、とその場に乃々は座り込んでしまう。体中の力が抜けてしまったのだ。
「もう、なんなんですか、本当に……なんでこんな目にあわないといけないんですか……」
いまだに震えている身体を落ち着かせるためにとりあえず呼吸を整える。しかし、まだ状況が良くなったわけではない。
「出たところで、また鉢合わせするに決まってるんですけど……この部屋がどこかにつながっていれば……」
そう言って乃々は座り込みながらその部屋を見渡して見る。しかし、別の扉や通路があるわけもなく、その部屋はあきらかな密室であった。
「はぁ、どっちにしてもしばらく休むしかありませんか……」
とにもかくにも一難は去った。身体も心も落ち着くまでは、この部屋でしばらく休息を取ろう。そう思った時だった。
「……?」
乃々の耳に小さな音が聞こえた。
それは部屋の外からではなく中に響くような音だった。一瞬空耳であったかと疑ってしまうような本当に小さな音であったが、乃々は不振に思いあたりを見渡して見る。
そして、ある四角いものが部屋の中にあることに気がつく。
「こ、これは……宝箱、ですか……?」
そこには今まで気づかなかったのが不思議なくらいに輝いている宝箱であった。
乃々は立ち上がり、ふらふらと宝箱の近くまで歩いていく。
「ど、どうみても宝箱ですけど……もしかして何か武器とか……」
今までのは全て前振りで、この宝箱から武器を手に入れてあの触手を倒すまでが流れなのか。もしかしてそういう番組なのか。
乃々はそう思い、宝箱に手をかける。鍵もついていないようであけることは簡単そうだ。
「身体を使う系の番組は無理って前話してたはずなんですが……というかそれにしても手、込みすぎなんですけど……」
もしもこれが本当に収録だったりしたら、本気で今後の進退について考えよう。乃々はそう考えて、ゆっくりと宝箱を開いた。
「ど、どんな武器、が……って、え?」
が、そこに入っているものは武器は武器でも、乃々の考えているものではなかった。
「こ、これは……?」
それは確かに武器といっても間違いではない。
しかし、そこに入っていた様々な種類のそれは主に女性に用いられる武器であった。
「ひゃっ!?」
その中身を見た瞬間、急に宝箱が光り、それに驚いた乃々は思わず尻餅をついてしまう。
「な、なな、なんですか?なんなんですか?え、あれ、あ、足がっ!?」
そして、尻餅を着いた状態で乃々はなぜか股を開いていた。それは彼女がそうしようとしてやったわけでない。
「な、なんで、勝手に、開い、てっ……!?」
それは宝箱の呪いであった。宝箱を開けた時に発した光を浴びたものは強制的にガニ股のような姿勢をとらされてしまうのだ。
しかし、乃々の場合は尻餅を着いてしまったためか、どちらかというとM字開脚に近い格好をとってしまうことになった。
だが、どちらにせよ乃々にとって恥ずかしいことに変わりはない。
「と、閉じれ、ないんですけどっ……!ど、どうなって」
いくら力を込めて見ようが足は何かに固定されているかのように動かすことができない。
「こ、こんな格好……」
誰か見ているわけではないが、股を開くというのは女性的に恥ずかしいことこの上ない。しかし、その宝箱はただ辱めるために彼女を開脚させたわけではない。
「あ……え、な、なに……?なんで浮いて……?」
乃々の目の前には宝箱の中に入っていたものがふわふわと漂っていた。うっすらと何か妖気のような物を纏っているようなそれは全て乃々に向いている。
「え、えっ?な、なんでこっちむいているんですか?え、え……?」
そして、それは開脚しながら戸惑っている乃々に
「あ、そんな、じょ、冗談ですよね……?ま、まって……!」
襲い掛かっていった。
………………………………………………
………………………………
………………
「う、くぅっ……!」
乃々も多少偏りはあれど性知識ぐらいは持っていた。宙に浮いているその道具の数々がどのような用途で使われるのかぐらいは知っているのである。
「ひ、く……」
可愛らしいピンク色のそれはローターと呼ばれている道具。それは細かい振動をしながら乃々に纏わりついていた。
宙に浮いているローターは複数個あった。それらは乃々の服の中に次々と入り込んでいくと、まずはまだ成長途中の胸を弄り始める。
乃々の膨らみかけの胸の形に沿ってぐるぐると回りながら、徐々に中心に近づいていくような動きでそれは彼女を責めていく。
そんな乃々の乳首はだんだんと近づいてくるローターに反応しているのかピンと尖り主張し始めていた。
「ひ、あっ……!」
そして、ついにローターは乳首に到達すると、そこを挟むように接着する。そして、次は乳首のまわりを解していくようにまわりだした。
「あっ、やめ、やめてくださ、いっ……!」
ぴりぴりとした刺激に乃々は嫌がって声をあげるが道具は動きを止めることなくまさに機械的な動きで乳首をひたすらに責める。
「う、うぅ、あっ……!」
次第に呼吸が少し荒くなってきていることに乃々自身気づいてはいるものの、抵抗のしようがない。
「ちょ、ちょっと、そこは、だめで、す……!!」
そして余っていたローターはついに乃々の下半身を触りだした。
「あ、くっ、くすぐっ、ひゃい……」
まずは足から太腿にかけて、軽く触れる程度の強さでゆっくりとくすぐるようにローターは乃々を弄る。その絶妙なもどかしさに彼女は全身の鳥肌が立つのを感じた。
「あ、そ、そこより上、は……!?」
しかしローターは嫌がる乃々を無視し、そのままゆっくりと上がっていき、ついに下着越しに乃々の秘部にピタッ、と付く。
「ひ、ぃっ!?」
それと同時にヴィイイイイイという細かい振動音と共に、乃々の中をもどかしさとは違う快感が走る。
そのローターは振動したまま、下着越しに乃々の割れ目をなぞりながら往復を始めた。
「あ、やめっ、やめて、くださ、んんっ……!」
じわりじわりとした責めが乃々の身体を蝕む。まだ性に対して未成熟なその身体は突然の快感に戸惑いを隠しきれない。
「う、あっ、い、いつまで……あっ」
しかし未熟とはいえ秘部を優しくなぞり弄られると、その身体は少しずつ熱を帯びていく。その証拠に下着はすでに乃々の愛液で染みができ始めていた。
ローターの駆動音ともうひとつ、そこに粘着質な音が混じりだすのにそう時間はかからなかった。ローターがぬめりを帯びた秘部を撫で上げるとクチュッ、と確かにいやらしい音が密室に響く。
(こ、こんな、感じるはずない……ないはず、なんですけど……!)
そう頭の中で必死に否定するものの、秘部から溢れ出る蜜を止めることはできない。
さらに乃々の秘部を狙っているローターはひとつではなかった。
「ひぁっ!?」
突然、秘部からの快感が急激に増加する。
「あっ、そ、そこは、や、ぁん!やめ、だめっ……!」
それは別のローターが乃々の淫核を振動しながら擦り始めたからである
「あっ、ぁっ!そ、そこは、ほんとに、や、やめて、くだ……ぁん!」
何とか耐えるように堅く閉ざしていた口も、淫核への責めには耐性がなかったのか少しずつ綻び、小さな嬌声が漏れ始める。
すでに秘所はグショグショに濡れ、下着はその役目を放棄している様であったが、ローターはその強さを変えることなく一定の間隔で確実に乃々の身体と精神を昂ぶらせてく。
「は、ぁっ、んっ!」
乃々の声も普段の静か過ぎるそれとは打って変わり、女性特有の甘い声を出し始めている。
「な……なんで、こんな、目に、ぃぃっ、あっ!?だ、だめ、そんな、きもちいはず、なんか、ぁっ……!」
ローターの強さは変わらずとも乃々の感度は上がっているのか、淫核の裏側をなぞられるだけでも彼女は身体を震わせるまでになっていた。
「ふ、く、ぅぅ…………あ、え……?」
そして、ローターはしばらく乃々を弄り倒し、存分に火照らすとゆっくりと彼女の身体から離れていく。愛液まみれになったそれは、その様を見せ付けるかのように乃々の目の前で漂う。彼女はそのローターに酷い嫌悪感を示し、顔を背けた。
「う、うう……はやく、解放して、ほしいんです、けど……」
涙目ながらにそう言ってみるが、目の前に浮いている道具達がその言葉を理解できるわけもなくすっかり興奮状態になった彼女の身体にまた新たな道具が向かっていく。
「ひっ、そ、それ、は……!?」
その道具達は、性行為に用いられる道具の中でも割とポピュラーな、バイブ、アナルスティック、それと電動マッサージ機であった。彼女の顔が青ざめる。
「あ、そ、それ、入りません、入りませんから……!」
宝箱の中から瓶が浮いてくる。その中にはみっちりとローションのような液体が満たされており、それが道具にだらだらとかけられていく。粘液を滴らせるその道具は乃々を責める準備ができたのかゆっくりと向かってくる。
「あ、ああ……」
男根の形をしたバイブは乃々の下着をずらして秘部を触る。そこはローションと愛液が潤滑油になっておりクチュクチュといやらしい音を立てる。
「ま、まって、お願いですから、まって、ください……!」
乃々は少しずつ秘部に圧がかかるのを感じ、必死に制止しようとするがバイブは動きを止めない。
「う、あ、ぁっ……!」
ローションと愛液で滑りは十分であったが乃々の膣は年相応に細く小さい。そんな中をミチミチと押し広げながらバイブは突き進んでいく。
「ひ、ぐ、ぅっ!」
股が裂けるような感触と痛みが乃々を襲う。目からは痛みに涙が流れ呼吸も詰まるような荒いものになっていたがバイブはお構いなしだ。
「う、あ、も、もう、はいりません!入りませんからぁっ!」
小柄であるがゆえに乃々の小さな膣ではバイブは途中までしか入らない。それが気に入らないのか、そのバイブはもっと入れさせろとでも言うかのように軽く前後運動を起こし乃々の子宮口を何度もノックする。
「あっ、あっん、おく、たたくのは、やめて、くださぃっ……!!」
そこが叩かれるたびに乃々は身体を跳ねさせる。バイブもしばらく奥を小突いていたがこれ以上は無理だと悟ったのか、ミチッと子宮口を押すような形で動きを止めた。
「う、うぅっ、はぁ、はぁ……」
腹部からの圧迫感になんとか慣れようと乃々は呼吸を整えようとするが、彼女を責めようとする道具はそれだけではない。
「は、ぁっ、ひ、いっ!?」
クチッ、と音がした。
「そ、そこは、いや、いやぁっ……!」
アナルスティックと呼ばれるそれは名前の通り、アナルを責めるための道具であった。ゴムの球体が連続してつながれているそれは、入れれば入れるほど球体が大きくなっていく仕組みだ。今回は乃々のサイズに合わせているのか比較的に小さめのものが用意されていた。
しかし、小さかろうが大きかろうが乃々にとって最悪なことに変わりはない。そこでの経験が豊富なわけもなく乃々は次に来るであろう未知の快楽に怯える。
ツプッ、クプッ
「くぁ、う、ぁっ……!」
大量のローションがかけられていたせいなのか、それとも小さめなサイズのせいなのかアナルスティックは割りと抵抗なく乃々の菊門を通っていく。
「や、あっ、ぁん!?」
(え、な、なんで、こ、こんな?)
乃々は臀部からの予期せぬ快感に戸惑っていた。
(ま、前のほうはあ、あんなに痛かった、のに……?)
実際に膣にバイブが入れ込まれた時は裂ける様な酷い痛みが伴った。その経験からアナルスティックが挿入されるときもそれと同様か、もしくはそれ以上の痛みが来ることを乃々は覚悟していた。
しかし、
「う、あっ、やん!だしぬき、やめ、てくださ……!」
チュポチュポといやらしい音を立てながらアナルスティックは不思議にも乃々に簡単に馴染んでしまっていた。
「そ、そんな、ぁん!お、お尻、で感じるなん、てっ……!?」
膣ほどの圧迫感はない。それどころか細長い麺棒でお尻を弄られるような感覚に乃々は快感を覚えていく。
「こんな、知らない、こんなの、知りませ、んんっ!」
奥に入れるほどに球体は大きくなっていくという設計は親切で残酷だった。それは乃々の未開発な臀部ですらあっという間に悦ばせてしまうほどだったからだ。
一度奥まで入り込むと一個一個を味わわせるようにゆっくり抜いたかと思えば、次は一気に入れ込んだりする。乃々はその滅茶苦茶な虐めに嬌声をあげるしかない。
「ひ、うっ!お尻、そんな、しない、でぇ!しないで、くださぃっ……!」
そして、そんな臀部からの刺激に喘ぐ乃々の中でもうひとつ動き出したものがある。
「んっ、ひ、いいいいいいいいぃぃっ!!?!?」
それは、乃々に強烈な痛みを与えながら膣に挿入されたバイブだった。そのバイブのスイッチが勝手にONになり振動しながら先端部分がぐりぐりと首振りを始めたのだ。
「あっ!?だめ、広が、あ、ああっ!やらぁっ、いっしょ、いっしょやだぁっ!!!」
ぐにぐにと子宮口が揺さぶられ、お尻に入っているアナルスティックもチュポチュポと出し抜きされる。
「ひゃあ、ぁん!や、いっしょ、だめ、おかし、おかしくなっちゃっ……!」
欲情した身体はいつしか膣の痛みも快楽に変換し、愛液の量もそれに比例して溢れている。
そして、宙に浮いていた電動マッサージ機がついに満を持して動く。
「あ、あっ?」
先程までローターに弄られていた淫核にそれはぴとっと押し付けるようにあてられた。
ひっ、と小さな悲鳴が乃々からあがる。そして電動マッサージ機はぐりゅぐりゅと淫核を押しつぶすように動き、淫核をほぐしていくとぴたっと動きを止める。
その止めた意味がわかったのか、乃々は次に来る快感に慌てふためいた。
「あっ!ま、まって、まってくださ」
乃々の制止の言葉は最後まで続かなかった。
「ひにゃああああああっ!!?!?!」
ヴィイイイイイと大きな機械音が響いた瞬間に彼女は目を見開き身体をがくがくと震えさせる。
「あっ、ぁっ!?あ、これ、すぐ、だめ、こんなの、あ、やあああああああっ!!」
そのまま抗えない快楽に何かを思う暇もなく、乃々はビクッと震えると盛大に潮を吹きだした。
「やにゃ、これ、やあああああっ!!!」
まだ幼さの残るその体は今までの人生の中で一番強い絶頂を経験する。その衝撃に身体は痙攣し息はつまった。
が、それでも道具達は動きを止めることなく乃々は、小さなその身体をいやらしく開発されていった。
………………………………………………
………………………………
………………
「ひゃぁ、はぁ、あっ、ぁぁ……」
乃々はぐったりと地面に倒れていた。いつのまにか宝箱の呪いは解けていたのか自由に動けるようになったものの、散々嬲りつくされたせいで腰は抜け、起き上がる体力もない。
しかも、乃々はまだ道具達に解放されていない。
「あ、ひ、んんっ!!」
膣に入ったバイブが最奥を叩き、子宮口を震わすと乃々は軽く潮を吹き身体を震わせる。
淫核にもさっきより弱い振動ではあるが電動マッサージ機が性感を開発するような動きを続けていた。実際にそれは乃々の身体全体の感度をあげることに貢献しており、14歳の少女の身体をより娼女へと近づけていく。
「もう、む、りぃ……むり、ですから、あっ!」
アナルスティックも一度挿入されてからずっと乃々のお尻を弄り続けていた。すでにお尻だけでも何度か絶頂をしている。
さらに硬く尖った乳首には一度離れていたローターが再び挟み込むようにひっついていた。成長途中のその胸もいまでは立派な性感帯になりつつある。
「もう、いやぁ、こんな、いつまで、ぇっ……」
バイブが少し動くだけでも膣は悦びピチャピチャと愛液を溢れさせる。道具達はそれぞれが巧みに動き乃々の全身を犯しつくしていった。
「ゆるして、も、ゆるしてく、ださっ……ぃぃっ!?」
そんな中、道具達の動きがまた激しくなっていく。乃々の苦難はまだまだ終わらない。
………………………………………………
………………………………
………………
「あ、ああ……」
堅い地面に乃々は倒れていた。散々に乃々を嬲っていた道具達の姿はもう見当たらない。
「ぁ……」
宝箱も道具達と共に消えたのか、今その部屋は乃々のか細い呼吸と、淫気だけが充満する密室になっていた。
いまだに秘所は愛液をとろりと溢れさせ、水溜りができていることからあれから乃々がどれだけ責め抜かれたのか、その惨状を物語っていた。
「…………」
うつろな瞳が閂のかけられている扉を見る。
あれからどれだけ時間が経ったかはわからないが自身をこの部屋に押し込んだあの触手はもうどこかにいっただろう。
そう思うがしかし、乃々はもう立ち上がることもできずに、ぐったりと倒れたまま彼女はその意識をそっと手放した。
森久保乃々【探索中】……呪われたエッチな道具が入った宝箱を空けてしまった!、呪いでガニ股状態で動けなくされ、浮かび上がった道具が弱点を激しく責め上げ、可愛らしい声をあげながら無反応になるまでイかされてしまった!
モバP「おおう、道具責めされる乃々というのも中々……」
モバP「って、もうこんな時間かやはりとんだ時間泥棒だな……」
ちひろ「プロデューサーさん?そろそろレッスンの時間じゃないですか?今日は付き添うって言ってませんでしたっけ?」
モバP「あ、そうですね。じゃあ乃々と行ってきますねー。おーい乃々?」
乃々「あ、も、もう、そんな時間ですか……トレーナーさんが風邪引いたりして中止ってことは……」
モバP「おう、今日もトレーナーさんは元気だろうから乃々も元気に頑張ろうな。さ、行くぞー」
乃々「あ、あぁ、我が不浄の聖域が遠のいていくー……」
モバP「最近蘭子と話したか?」
*****
トレーナー「ほら、ステップ、ステップ!」
乃々「ひ、ひいぃっ……」
トレーナー「その調子だ、いいぞー」
モバP「レッスン大変そうだな……まあ、しっかり頑張ってるみたいだし……」
モバP「仕事をするという名目で持ってきちゃいましたパソコン!!」
モバP「ご、午後からは本気出すから、午後から頑張れば何とかなるから」
モバP「そして今回は何人かのアイドルの資料も持ってきました。あ、もちろん午後から使う用の資料ね」
モバP「適当に選んでーーーー。この子だ!」
モバP「クラリスさん!シスターと異種姦ってなんか因縁感じるよね!どんな想像になるかはわからないけど!!」
モバP「よし、最悪乃々が倒れた場合にすぐ駆けつけられるように準備して……」
モバP「クラリスさん、と」
[クラリス]
「信じられません、どうして教会の下にこんな地下洞が……?」
クラリスは薄暗い洞窟の中を歩いていた。手には小さな燭台を持っており、そこには火が灯された蝋燭が刺さっている。
「神父さんも驚いてましたし、もしかしてずっと昔からあるものなのでしょうか……」
蝋燭の明かりだけを頼りにクラリスは進んでいく。
*****
クラリスがその洞窟に足を踏み入れることになったのは、教会に通う子供たちの発言がきっかけだった。
「え?変な音が聞こえる、ですか?」
「うん!なんか教会の中にいたら変な呻き声のような音が聞こえるんだ!」
その日、クラリスはいつもどおり教会での活動を終え、そこの花壇の手入れをしていた。そんな彼女に子供たちが寄ってきて話しかけてくる。
「呻き声……私は今まで聞いたことありませんが……」
「えー!でも、ちーちゃん確かに聞こえたよね?」
ちーちゃんと呼ばれた子は大きく頷く。その瞳は好奇心に溢れているようだった。
「うん!確かに教会にいたときに聞こえたの!!ちょうど祭壇のほうから!!」
どうにも嘘を言っているような感じではない。クラリスは花壇の手入れを中断して軍手を外す。
「気にはなりますね……そこまで案内してもらってもいいですか?」
「うん!あ、どうせなら皆で探したいんだけどいい?」
「……騒がしくしなければ、構いませんよ。皆さんを呼んできてください」
「やったー!!」
にっこりと微笑みながらそういうと、子供たちは冒険心がくすぐられるのかぴょんぴょんと跳ねて喜ぶ。その騒ぎを聞いて他の子供たちも勝手に集まりだした。
(まあ、たぶん気のせいなんでしょうけど……)
恐らく教会に入り込んだ隙間風が偶然そういう風に聞こえてしまったのだろう。そう仮定をつけてクラリスは子供たちと教会に歩いていく。
(早く隙間風が吹き込まないような教会にしないといけませんね……)
アイドル活動は順調ではあるものの、いまだに教会はまだ少しぼろいところが目立つ。もっと頑張らないといけません、そう思いながらクラリスは教会の門を開き中に入った。教会は今日に限って珍しく参拝客はいないようで、初老の神父だけが突然入ってきた彼女と子供たちを見て目を丸くしていた。
「探すのは構いませんが、走ったり騒いだりしたらだめですよ?」
『はーい!』
「じゃあ、探検開始だーっ!」
子供達が散っていく。そんな光景を不思議そうに眺めている神父にクラリスは一礼して近寄る。
「おやおや、また元気なことで。何かありましたかな?」
「神父さん、すいません、実は……」
クラリスは彼に困ったような表情で今までの経緯を説明する。
「ほほう、呻き声ですか。私も耳を悪くしてますからそういった物が聞こえた覚えはありませんが……」
「私も聞いたことはありません。恐らく隙間風か何かがそう聞こえてしまったのではないのだろうかと思いますが……」
神父は少し考え込むように顔を伏せたが、やはり思い当たる節はないのか顔を上げてクラリスに困り顔で微笑む。
「私も子供のころはそういった冒険をしたことがあります。子供たちもきっとそういう年頃なのでしょうな」
「すいません、教会の中を少し騒がしくしてしまって……」
「ほっほっほっ、子供は騒ぐのも仕事ですからな。それに私はこの後少し外に出てくるので構いませんよ。ただ怪我にだけには注意してくださいね」
「ありがとうございます……私がしっかり見ています」
「ええ、お願いします。それでは少し外に行ってきますかな」
「お気をつけて」
お互いに一礼し、神父は教会から出て行く。それを見届けたクラリスも子供たちと混ざって教会の中を探検することにした。
*****
それから数時間後……何か成果があったかといえば特に何もなかった。
「うーん、ないねー」
「確かに聞こえたんだけどなー」
「嘘じゃないよな?」
「ほんとだって!まーくんも聞いたって言ってたもん!」
「こら、あんまり騒がしくしてはいけませんよ」
何も見つからないことへの苛立ちか、子供たちは時々声を荒げる。それをクラリスは時々制止しながら子供たちを見守っていた。
時間もすでに夕方をまわり、あたりは少しずつ暗くなりだしていく時間帯に突入していく。
(そろそろ、子供たちを帰さないといけませんね……)
恐らく散々ごねるだろうこの後を予想して、小さくため息をつくが、このまま気の済むまでやらせていたら間違いなく夜になってしまう。
「はい、じゃあ、そろそろ――」
暗くなってきたから帰りましょうか。そう言おうとした彼女の声は子供特有の高い声で上書きされてしまった。
「あーーっ!!」
「ど、どうしました!?」
もしかして何か怪我でもしたのではないかと、慌てて子供たちのところにクラリスは駆け寄る。
しかし、どうやら怪我とかそういうわけではないらしい。子供たちは祭壇のまわりで輪を作って飛び跳ねている。
「ど、どうしました?あんまり大声は出さないって約束でしたよね?」
怪我ではなかったのを確認して安堵の息を吐くとクラリスは大声をだしたのを咎めるような声を出す。
しかし、子供たちはそんなクラリスの声に聞く耳をもっていなかった。
「クラリスさん!みて、みてよっ!すごい、すごい!」
「えっ?」
子供たちは興奮したように祭壇の机の置いてある場所を指差している。
「こ、これは……」
その机は子供たちの手によって動かされていた。祭壇の机を動かすなんて本来は罰当たりな行為だと叱る彼女であったが、今に限ってはその言葉も出てこない。
「やっぱり何かあるんだよ!この下!」
机がどかされたその場所には地下へと続く階段が続いていたのだ。
「すげー!行こうぜ行こうぜ!」
秘密基地のようなそれは子供たちの興奮を限界まで引き上げる。今にも階段を降りそうな勢いにクラリスは慌ててそれを止める。
「ま、待ちなさい!危ないから入ってはいけません!」
「えー?なんでー?」
「せっかく見つけたのにー!」
案の定子供たちからブーイングが飛んでくるが、クラリスは怯まない。
「確かにこれを見つけたのは凄いことですが、もうすぐ教会を閉じる時間です。このまま地下に降りて閉じ込められてもいいのですか?」
『…………』
子供たちは押し黙る。
「それに、地下は無くならないですから、明日になってからゆっくり探検しましょう?ね?」
『……はーい』
渋々とではあるが、閉じ込められることはやはり怖いのか子供たちはクラリスの言うとおり引き下がる。
「じゃあ、今日はもう帰りましょう。ご両親が迎えに来てる子もいるでしょう」
はーい、さようならー。と子供たちはクラリスに別れの挨拶をしながら教会から出て行く。
「はぁ……神父さんになんと報告すれば……」
急に静まり返った教会にクラリスのため息が響く。彼女は子供たちが見つけた先の見えぬ階段を眺めていたそのときだった。
「おや、クラリスさん?まだ残っていたのですか?」
「っ!」
突然後ろから声をかけられ、柄にもなく身体をビクンと反応させ驚きながら後ろを振り向くと、そこには神父が立っていた。
「あ、ああ、神父さん」
お帰りなさい、と声をかけると彼はただいま戻りました。と微笑む。彼女も見知った顔の人物が現われたおかげで少し不安が緩んだ。
そんなクラリスに神父は疑問の表情を浮かべながら口を開く。
「もう教会を閉める時間ですが、何かありましたかな?」
「あ、それが、ちょっと大変なことが……」
「ほう?」
クラリスは神父に階段を見つけたことを報告する。神父であればこれがある理由も知っているのではないかと思っていたが、彼は困ったように首をかしげた。どうやら彼もこの階段を見ることは初めてらしい。
「長年この教会に身を置いていますがこのようなもの聞いたこともありませんな」
「そうなんですか……やはり戦前の物なのでしょか」
「普通に考えれば、避難経路とかですかな……」
ううむ、と唸る神父と、どこかに続いているであろう階段をクラリスは見ると何かを決心したかのように口を開いた。
「私、ちょっと見てきます」
その発言に当たり前ではあるが神父は驚いて目を見開く。
「へ?な、なんと?今から、ですか?」
「はい。実は明日探検すればいいだろうと子供たちを帰してしまったのでせめて安全かどうかだけは確認しなくては……」
そういうクラリスに神父は心配の眼差しを向ける。
「な、なんと……ですが、明かりも何もないのでは……」
「燭台と蝋燭を貸してもらってもいいでしょうか?」
「そ、それぐらいはいいですが、危険では?」
クラリスは教会に備え付けられている燭台を取り、蝋燭をセットするとそれに火をつける。
「少し見たらすぐ戻ってきますので。戸締りは私がしますから神父さんは先にお戻りください」
「む、うう。わかりました。この老体の身では何もできないことが心苦しいですが、注意だけは怠らないように気をつけるのですよ」
「はい。それでは少し行ってきます」
一礼してクラリスは階段を降り始めた。
階段は石造りであるものの傾斜は急で少し足を踏み外したら転落してしまいそうである。さらに、その長さも予想以上に長い。
「どこまで続くのでしょうか?」
もうだいぶ深くまで潜ってきた感覚はある。戻ることを考えると少し心細くなるレベルだ。
少し心が不安になり始めたころに、ちょうどタイミングを計ったように階段の終わりが見えてきた。
いったいどんな光景が広まっているのか、心臓の鼓動が緊張と未知の恐怖で速まっているが、ここで立ち止まるわけにもいかずクラリスはついに階段を降りきった。
「こ、ここはいったい……?」
そこには先の見えぬ洞窟が続いていた。
そして話は冒頭に戻る。
「それにしても、とてつもなく広大ですね……子供たちが迷ったりすると出れそうにもありません……」
蝋燭の小さな明かりだけでは洞窟の全容を把握することは不可能であった。実際クラリス自身もここまで歩いてきたが戻り道には不安を覚え始めている。
「子供たちは文句を言うでしょうが、ここは立ち入り禁止にしたほうがよいでしょう。さて、そろそろ私も戻らなくては……」
流石に深入りしすぎだと気づいたのかクラリスは来た道を戻りだそうとした。そのときだった。
「きゃっ!?」
突然、クラリスの歩いていた地面から強烈な風が送られてきた。修道服が風にバタバタと揺れ、めくりあがりそうになる。
「な、なんですか!?」
めくれそうになる修道服を両手で押さえながらクラリスは何とか下に目を向ける。
「こ、これは穴……?」
彼女の踏んでいる地面には適当な感覚で穴のようなものが開いていた。謎の風はそこから発生しているようだ。
「くっ、地下でこんな風が起こることなんてありえるのでしょうか……?」
もしかしたらさらに下のほうに空洞があるのではないかとクラリスは推測するが、その考えが間違いであることを彼女はまだ知らない。
「それにしても、んっ……ずいぶん生温い、風ですね……」
冷たい空気が漂っていた洞窟にしては、その風は嫌な生温さを含んでいた。ついでに言うとその匂いも何か独特の腐りかけの果実のような甘ったるいものだ。
「んっ……こ、これは、なんでしょう?からだ、なんだかボーっとして……?」
匂いが気になり呼吸を繰り返すうちに、クラリスは段々と呼吸が荒くなってくる。その顔はいつのまにか紅潮し、スカートを抑えていた手は無意識に股座を擦りだしていた。
「あっ、は、ぁっ……あつ、い?」
普段の彼女の凛とした声とは正反対の、甘い声が口から漏れる。しかし、彼女はそれに気づくことが出来ないほどにその思考を情欲に朦朧とさせていた。
発情トラップ。単純な名前のそのトラップはシンプルであり凶悪なものとしてダンジョンに設置されていた。獲物がその上を通ると強烈な催淫性のあるガスを噴出させてその女性を強制的に発情させるという役割のそれは今クラリスに襲い掛かっている。
「くぅ、あっ、あんっ!」
秘所を守るその下着にはじわっと染みが広がりはじめているがクラリスにそれを気をかけるほどの余裕はない。強制的に発情させられた身体は修道服の上から秘部を擦られるだけでも簡単に絶頂へと追い詰められていき
「はぁっ、あ、やっ!これ、い、イキま、んっ、あ、ああああっ!!」
そのまま、あっけなく彼女は身体をびくんと大きく震わせると、力が抜けたように地面に膝を着いた。
「はっ、はぁっ!はっ、はぁっ……?」
脳が快楽に揺さぶられ視界がチカチカと点滅する。何が起きたのかクラリスはしばらく理解が出来なかった。
しかし、しばらく間を置くと一度絶頂したおかげか脳が徐々に冷静になっていき、そこで漸く自分が何をしていたかについて気がついた。
「あっ、わ、私、な、なんてことを……!?」
先程と意味合いは違うがクラリスは顔を真っ赤にさせ、羞恥に打ち震える。
「ど、どうして……?さっきまで特に何も……あ、もしかして、あの風……?」
膝をついたまま、地面に開いた穴を触ってみる。そこは他の地面と比べて少し温かい。
「と、とにかく、出なくては、出口、出口に向かわないと……」
彼女の中で未だ原因は不明であったが、何よりもこの場所から脱出したほうがいいと彼女の直感は伝えていた。
「あ、足、震えて……あんなこと、久しくやってなかった、から……」
クラリスも神に仕えるものとして身を捧げた身である。昔と違いそこまで性に関して厳しい取り決めがあるわけではないが、彼女の中ではやはり性的行為は不純なものとして考えられている。
つまり、先程の絶頂は彼女にとって本当に久しぶりの快楽であった。それゆえに身体への負担は大きなものでありそれは足の震えが物語っている。必死に力を込めて何とか立ち上がると彼女はあることに気がついた。
「あ、しょ、燭台。燭台をとらな、きゃ……?」
それはさっきまで手に持っていたはずの燭台が無くなっていることだった。
「あ、あれ?」
疑問符が頭を駆け巡る。風が噴出した瞬間に咄嗟にスカートを抑えたがその段階で燭台を持っていただろうか。そう考え、しかし答えはでない。
「お、おかしい、ですね……?わ、私、たしか燭台をもって、ましたよね?」
そもそも今までは洞窟が暗かったから燭台を持っていたはずだったのだが、今はそれ無しでも洞窟は薄暗い程度で何故か明るい。
「と、とにかく今は考えている暇はありませんね……来た道を戻らないと……」
妙に頭に引っかかるものを感じるが、クラリスは来た道を戻り始めた。その足取りはふらふらと彷徨うようなものであった。
******
結果から言えばクラリスは洞窟から抜け出せることはできなかった。
「あっ、やん、これ!すごっ、ひぃぃっ!!」
丸太程度の太さの蔦のようなものに跨り、彼女は一心不乱に腰を振っていた。
「あっ!ま、またっ、いき、い、くぅっ!!」
ぐいっと押し付けるように腰をグラインドさせた瞬間、彼女は背を仰け反らせながらビクンビクンと震える。が、彼女の腰はまだ動きを止めることはない。
「すごい、の、このざらざら、すごい、きもち、いぃっ!!」
彼女の跨っているもの、それは触手であった。一般的なそれと違うところは表面にゴム程度の硬さの小さなコブが密集して生えているというところだ。彼女が腰を振るたびにコブが秘所と淫核を一度に何度も擦り削っていく。さらに触手の分泌液と彼女の愛液が混ざり合い滑りがよくなっていくおかげで快感も倍増されていくというおまけつきだ。
「これ、だめっ!すぐ、すぐ、いっちゃい、ますか、らぁあああっ!!!」
先程の絶頂から殆ど間を置かずにクラリスは再び潮を吹いて絶頂を迎える。吹いた潮が触手にかけられだらだらと伝って地面に零れ落ちる。
絶頂の後、がくっと彼女は抱きつくような形で触手にもたれかかった。強い絶頂のせいで身体の力が抜けてしまったようだ。しかし、腰の動きはまだ止まらない。
「からだ、あついの、止まらな、いんです……!もっと、もっと、しないと、いけませ、んぁっ!!」
普段の清純な彼女の精神と身体は、今では情欲に囚われ淫らに染まっていた。
クラリスが"それ"と出会ったのは、出口を求め歩いていたときだった。
「おかしいですね……確かにこの道から来たはずですが……」
時は少し遡る。彼女は燭台がなくなったことが気がかりであったがとにかく出口を求めて歩いていた。
きょろきょろとあたりを見回しながら彼女は警戒に警戒を重ね洞窟を歩いている。その理由は
「っ!」
ぷしゃーっ、という音と共にあの風がまたも巻き起こる。その瞬間に彼女は口元を修道服の袖で覆いなんとかやり過ごした。
「ふ、ぅっ……油断もできませんね。吸い込んでまたあんなことにならないようにしないと……」
発情トラップは先程から何度もクラリスを襲っていた。しかし、彼女もその風の性質に気づき始めたのか、なんとか吸い込んでしまわないようにしている。
「早く戻って、ここを封鎖しない、と……」
しかし、風は吹いたあとも空気中に残るためか、少しずつしかし確実に体内に入り込み、彼女の身体と精神を再び情欲に蝕んでいく。
「はぁっ、はぁっ、また身体あつ、く、なってっ……?」
身体の中心から再び熱が広がっていく。先程自ら弄っていた秘所もあの快感を思い出したのかとろりと愛液を垂らし始める。
「い、急がない、と……あっ!」
確実に欲情し始めている身体に焦りを感じているクラリスであったが、その表情が漸く安堵したものに変わった。
「か、階段、ありました……!よ、よかった……」
それは確かに上に続いている階段であった。やっとこの洞窟から脱出できる。そう確信したクラリスは震える足を前に進める。
だが、そこまでであった。
「ひっ!?」
階段を目の前にして、クラリスの前をあるものが遮る。
「これ、は……な、なんですか!?」
表面に無数のコブが生えた太い蔦にようなそれは粘液を垂らしながら彼女の前でゆらゆらと揺れていた。この世のものとは思えないその造形に思わず息が詰まる。
そして、そのタイミングを見計らったかのように、風が噴出した。
「あっ!?しまっ、あ、ああっ……!」
呼吸のタイミングと完璧に合わさったその風は空気となってクラリスの身体に大量に吸収されていく。そして先程と同じように彼女はまた歩みを止めてしまう。
「また、あついっ、からだがあつくぅ、っ!」
体内に入り込んだ空気は、一瞬でクラリスの身体を強制発情させ、その意識を情欲の檻に閉じ込める。
「あ、また、ま、たっ、疼いて……」
まだ触ってもいない秘所がまた愛液を溢れさせ、それが足を伝っていく。先程と同じようにクラリスは再び秘所に手を伸ばしていこうとした。
「あ、えっ?」
が、それは遮られる。
「あ、ああっ……」
天井から伸びているブラシ触手がするすると垂れ下がりってくる。それはクラリスの股下をトンネルにしてくぐり、ある程度進むとぴたっと止まる。
ドクンドクンと心臓の音が跳ね上がる。腰を少し沈めてしまえばもう触れてしまう位置に触手はいる。
(あ、ああ、すごい、コブがたくさん……擦りつけるだけでも……)
ごくっと唾を飲む。既にクラリスの頭の中は快楽を受けることで一杯だった。
(少し、すこしだけ……)
ゆらゆらと快楽の期待に揺れるその瞳は淫靡に染まりきっていた。そのまま彼女は修道服の中に手を入れ込み、穿いていた下着を横にずらす。彼女の綺麗な秘部が空気に晒され快楽への期待からかひくついた。
「あ、あっ、あっ!」
そして、クラリスはゆっくりと腰を沈ませた。沈ませてしまった。
グチュッ、と粘液同士の擦れあう音がする。そして、ごつごつとしたコブがクラリスの秘部を擦りあげた。
「ひんっ!!」
ただ触れただけなのにクラリスは身体を仰け反らせ小さく絶頂した。それほどに彼女の身体は昂ぶっていた。
「あ、すご、すごいっ、これ、これぇっ!!」
ニチャニチャ、と秘所とブラシ触手が擦れあう。彼女は完全に触手の虜になりかけていた。
そして今。
彼女は何度も絶頂を繰り返し、そのたびに気をやってしまいそうなほどの快感を身体に叩き込まれる。しかし、彼女は腰の振りを止めることができないでいた。
「あ、そこ、そこっ、だめ、ですっ!よわ、よわいからぁっ!!」
勃起した淫核がコブに擦られ、クラリスはまたも強烈な絶頂を迎える。腰の動きは益々強く押し付けるようなものになっていく。
「いやぁ、いく、いくのっ、止まりま、せんっ、んんんっ!!」
無我夢中に腰を振りながら快楽に溺れるその姿は、シスターと呼ばれ慕われる普段の彼女とはあまりにもかけ離れていた。
「あ、はっ、もっと、もっとくださぃっ……!!」
そして、クラリスを堕としきるタイミングを計っていたブラシ触手もついにそのときが来たのか動き出した。
「あっ……?ぁんっ!く、ぅっ、ま、巻きついて……?」
動きだしたブラシ触手は支柱に巻きつく植物のようにクラリスの身体に巻きついていく。もちろん修道服の上からではなく中に入り込み敏感になっている皮膚を擦りながら。
「あ、あっ、ま、待って、ぜ、全身は、全部はだ、めぇっ!?や、あ、ああんっ!!」
敏感な部位を洗うかのように触手は擦りだす。先程まで自身の感覚で動いていたクラリスにとってその傲慢で理不尽な快楽はもはや暴力に近いものであった。
「ああっ!だめ、これ、これだめ!!壊れ、こわれちゃいますからあああああああああ!!!」
脳が直接揺さぶられるような絶頂が永遠と続く。
性感帯もそうでない場所もすべてが狂わされていき、クラリスは触手が満足するまでその身を仕える神ではなく快楽に捧げることになった……
「おはようございまーす!」
「はい、おはよう。今日も元気だねぇ」
子供たちが教会に入ってくる。その目は好奇心に爛々と輝いていた。
「神父さん!探検!探検!」
「あ、ああ、そういえばクラリスさんが見に行ったんだったかな。そういえば彼女は今日は……ああ、アイドルのお仕事でしたね」
「ねぇ、行ってもいい?いい?」
神父は少し考え込むが、どちらにせよ好奇心いっぱいの子供は止めることはできないことはわかっていた。
「わかりました。ただし少し覗いたらすぐに帰ってくるのですよ」
それを聞いた子供たちは飛び跳ねて喜ぶ。
「やった!いこういこう!」
「怪物とかいるかな?」
「もしかしたらお宝とかあるかも!」
「骨とかあるかもよ……」
「えーこわーい!」
十人十色の発想を持ちながら子供たちは階段に入っていく。神父はそれを心配そうに見つめていた。
「ああ、大丈夫でしょうか。クラリスさんは今日はアイドル業のお仕事だということですから来ないのは当然なのですが、何か階段の下についての書置きもありませんし……ううむ」
もしも階段の先が危険であれば彼女は書置きを残すか、そこを封鎖してしまうだろう。だが、それがないということは特に何もなかったのか、もしくは……
「あーあ……つまんないのー」
「ほっ?」
神父がある考えに辿り着こうとした瞬間にその思考は子供の声で上書きされる。
「ちぇー大冒険だと思ったのに」
「まあ、お化けとかいなくてよかったよ……」
「あ!やっぱり怖かったんだ!」
「ばっ!そ、そんなわけねーし!」
「ほっ、ほっ?」
子供たちが階段からぞろぞろと出てきたのだ。本来好奇心旺盛な彼らからは考えられない行動である。
「どうしましたかな?ずいぶんと早い帰りですが……」
神父の問いかけに男の子が答える。
「それが、途中で埋もれててそこから進めなかった!つまんないなー」
「ああ、そうでしたか……」
ほっ、と神父は安堵の息をついた。クラリスもこれがわかってたから何も残さなかったのだろうと合点がいく。
「じゃあ、ここはもう閉じていいですかね。何人か手伝ってください」
はーい、と子供たちが返事をする。
「せーの、で押しますよー。せーのっ」
神父と子供たちの手で階段は完全に塞がれた。
「あ、神父さん、今日クラリスさんはー?」
「彼女は今日はアイドルのお仕事ですよ。お歌はまた明日してもらいましょうね」
「はーい!」
しかし、彼女がその教会に姿を現すことは二度となかった……
クラリス【探索中】……発情の罠だ!目の前にブラシの付いた巨大な触手が現れ、触手に跨り無様に腰を振りながらイってしまった!(『淫紋』がある場合、枝分かれした触手に拘束され、強制的に身体をこすり付けられ32回もイかされてしまう。
モバP「なんか妙にBADENDチックだけど大丈夫かな。それこそ今日午後からお仕事なんだけど……」
トレーナー「プロデューサー、終わったぞ」
モバP「あ、ちょうどでしたか。って」
乃々「…………」
モバP「死んでないですよね」
トレーナー「応急処置すればかろうじて……」
モバP「乃々ぉ!?」
乃々「あ、あぁ……プロデューサーさん、もりくぼはここまでのようです……これで心置きなくアイドルを……」
モバP「よかった無事だった……!」
乃々「この流れはわかってましたけど、ひどすぎませんか……」
モバP「まぁまぁ、帰りはおぶってやるから早く着替えてこい。ちょっと急ぎで」
乃々「なんですか、これ以上もりくぼに何かさせる気なんですか……これ以上無理したら本当に息絶えますよ……」
モバP「いや、ちょっと心配事があるだけなんだ」
乃々「そうですか……じゃあ着替えてきます……トレーナーさんありがとうございました……つ、次はもっと手を抜いてくれると嬉しいです……」
トレーナー「お疲れ様!じゃあ次は今より少しレベルを上げていくとするか!」
乃々「むーりぃー……」
モバP「クラリスさんもう来てますか!?」
ちひろ「あ、お帰りなさい。レッスンは……大変だったみたいですね」
乃々「おぶってもらったのいいんですが走られたせいで衝撃が……も、もう降りますから。机の下に縮みこみますから……」
モバP「おう、お疲れ様。それでちひろさん、クラリスさんは来てますか?」
ちひろ「え、ええ、クラリスさんならもう来てますよ。ほら、ソファーの上に倒れてるじゃないですか」
モバP「あ、来てるんですね……ほっ、て、えええ!?な、何があったんですか!?く、クラリスさん、大丈夫ですか!?」
クラリス「あ、ああ、プロデューサー様、すいません、私、あの、少しお腹すいてしまって……」
モバP「へ?」
クラリス「あの、冷蔵庫に、苺の乗ったパスタがあったので、空腹に抗えず……」
モバP「た、食べたんですか?あれを!?」
クラリス「す、すいません。お仕事までには治しますので……」
モバP「あ、ええと、まだ時間はあるのでゆっくり治してください……」
クラリス「本当に申し訳ありません……」
モバP「はあ、焦った……」
ちひろ「何もそんなに焦るんですか?」
モバP「え?あ、ああいや、直感というか、想像というか……」
ちひろ「……?」
モバP「それよりもどうして止めなかったんですか?苺パスタってうちの事務所でも何人かしか食べれませんでしたよね」
ちひろ「もう事後だったんですもの。あ、胃薬は飲ませときましたから」
モバP「あ、ああ、そうだったんですか……というか何で事務所の冷蔵庫にいれてあるんだろうか……」
ちひろ「ちょうどお昼ですね。少し休憩しましょうか」
モバP「自分は少ししてから休憩とるんで、先にどうぞ」
ちひろ「そうですか?では、お言葉に甘えて。プロデューサーさんもきりのいいところで休んでくださいね」
モバP「わかりましたー」
モバP「…………」
モバP「さあて、午後に向けて少しやっときますかねー」
モバP「あ、でも、やっぱり、あと少しだけ……少しだけ……」
モバP「というわけで午後になりました!仕事あるけどやってくぞ!」
モバP「今日の分の仕事終わるかな……まあ、いっか」
モバP「この時間は誰も事務所にいたりは、しないか……」
モバP「だったら、えーと、ここに、あったあった」
モバP「というわけでいつものアルバムで決めていくぞ!」
モバP「今日はー……ここだ!」
モバP「拓海!たくみん!」
モバP「じゃあ、向井拓海っと……」
………………………………………………
………………………………
………………
オフの日は愛用のバイクに乗ってあてもなく走るのが彼女は好きだった。雲ひとつない青空の下をただ走り、さらに片側に海でも広がっていればシチュエーションは最高である。
今日、向井拓海はそれこそオフの日で、当然の如くツーリングを楽しんでいた。交通量が少ない道路なのか走る分には快適であったが、残念なことに空はどんよりと曇り、走っている場所は海を眺めることの出来る道とは正反対の山道でいやにカーブが多いようなところだった。
(まあ、これはこれでいいんだけどさ)
今年の春は遅い。山に生える木々はいまだ葉をつけずその外見を寒そうにしている。
(ただ、天気が……雨でも降らなきゃいいけど。今日に限って雨具持ってきてねえしな)
バイクの音だけが山道に響く。今まで対向車に一台もすれ違わないところを見ると本当に寂れた道路のようだ。どことなく拓海はそれに不気味な印象を受けながらも走り続けていた。
すると、被っていたヘルメットのバイザーの部分にポツッ、と水滴が描かる。
(おいおい、思った矢先かよ)
水滴が着く感覚が少しずつ速くなってくる。間違いなくこれは小雨では済まないと拓海は思い、それは正解であった。
(くそっ、今日出るんじゃなかった……)
山の中の天候は変わりやすいというが、それは少し異常な変わり様だった。なかったはずの風は何故か急に吹き出し始め、ついに本降りになりだした雨と合わさって嵐のような様相でもある。
「ああ、もうっ!」
ついついヘルメットの中で悪態をつきながら、拓海は服が水分を吸い込んで重くなっていく感覚と、身体が冷えてくる感覚を存分に受け始める。
「どこか、雨宿りしねえと……」
このままだと風邪を引くことぐらい子供でもわかる。拓海は明日アイドルの仕事が入っていることも思い出し、尚更このままではまずいとは感じていた。
「くそっ、店も何もありやしねえ……」
しかし、店どころか山道の途中にある休憩所のようなものすらも見当たらない。本格的に危機を感じてきた拓海は何とか雨だけでも凌げる場所を走りながら探していた。
「ん?」
すると、舗装された山道の途中に横道へと続く道があった。その道は全く舗装されておらず荒々しい地面が剥き出しになっているが拓海が注目しているのはその先だった。
「洞窟、か?」
山肌にぽっかりと空いた穴。工事中なのかどうなのかはわからないが、とにもかくにもそこは雨が凌げる場所に変わりはない。
「……悩んでいる場合じゃねえか!」
バイクの方向を洞窟のほうに向けて走り出す。未舗装の道はそれは走りにくいものであったが持ち前のドライビングテクニックでこけることなく拓海は漸く雨を凌げる場所に入ることが出来たのだった。
「ああ、最悪じゃねえか。全身ずぶ濡れだしよ……」
エンジンを止めてバイクから降りる。存分に雨水を吸収しきった服からは絶えず水滴が落ちる。軽く服を絞りながら拓海は洞窟の先を見る。暗闇が続いていることからどうやら相当深いようだ。
「工事現場か?誰もいないみたいだけど。おーい、誰かいないのかー?」
拓海のその声が洞窟の壁に反響する。しかし、それに対する返答はない。
「薄気味悪いな……まあ、今の姿見られるよりはいいか」
防寒用のウィンドブレーカーの下に着ていた服もすっかり濡れてしまい肌にびったりとひっついている。その感触に嫌悪感を抱きながらも拓海は止まない雨を洞窟の入り口から眺めていた。
「それにしてもひどい雨だ。なにもこんな急に振り出さなくたっていいじゃねえか」
そう文句を言ってみるものの、天気は全く受け入れる様子もなくただただ大雨を降らしていた。
「っくしゅん!」
身体が冷えてしまったのか、つい無意識にくしゃみが飛び出す。
「あー、こりゃ本格的にやばいかもな……」
ぶるっと身を震わせながらどうしたものかと、拓海は考える。
「とりあえず奥に行くか。風を受けるよりはましだろ」
入り口に佇んでいるせいで吹き込んでくる風を思いっきり受けていることに気づいた拓海はとりあえず風を受けない位置まで歩くことにした。バイクには一応鍵をかけて、ウィンドブレーカーをかける。
「こうなるんだったら、懐中電灯とかバイクに備え付けとくべきだったか」
薄暗い洞窟の中を目を凝らしながら拓海は進みだした。
………………………………………………
………………………………
………………
洞窟は拓海の想像を遥かに超える規模の大きさであった。
「おいおい、こんなに広いとは聞いてねえぞ……」
とっくに風が吹き込まない場所ではあったが、まだまだ続く洞窟に拓海の足は止まりどころを失っていた。
「なんか妙に生温いし、気持ち悪いな……というかどこまで続いてんだよ本当に」
寒さで震えていた身体にとって少しでも温かいことはありがたいが、それでも不快感のほうが強い温い湿気に拓海は顔を顰める。
そんな状況であったが、拓海は足を止めることなく歩き続けた。途中で止まるのは彼女の性格的に許されないものだったようだ。
そうしてしばらく歩いていた時だった。彼女の足がぴたっと止まる。
「やっと、か。本当深い洞窟だったんだな……」
彼女の前には行き止まりに当たるであろう壁が見えていた。他に続いているような道もまわりにはない。
「とりあえず、腰下ろすか」
ふーっ、と身体の力を抜いて拓海は行き止まりの壁に背をつけて座り込んだ。適当に服を絞るとまだ水滴が落ちるが、その量は少なく歩いているうちに少しずつ乾いてきているようだ。
「ずいぶん奥まで来ちまったな……バイク持ってきてもよかったか」
少し休憩したら帰り道になる予定の道を眺めながら面倒くさそうに拓海は息を吐いた。
「……ん?」
そんな拓海は何かに気がつき、不審げな声を出した。
「なんだこれ……穴、か?」
腰を下ろす際に、後ろに手を着いていた拓海だったが、その手が妙に奥まで入り込んだのだ。
それを不思議に思い、拓海は身体を反転させ四つん這いの格好になるとその場所を覗いてみる。
「やっぱり、穴だな。これ」
そこにはちょうど拓海が匍匐で入れそうな穴が開いていた。
「なんか妙に気になるな……まあ、何もなければ引き返せばいいか」
冒険心とは違う、謎の違和感に拓海は動かされた。本来であればそんなところに入り込もうなどと彼女は思ったりはしないのだが、今に限っては何故か入ってしまった。
まるで何かに誘われるように。
………………………………………………
………………………………
………………
「ああ、くそっ。思ってたより狭い、なっ」
ずりずりと這いずりながら狭い穴の中を拓海は進んでいく。一見すると普通に入れそうな穴ではあったが一度踏み込んでいると予想外に狭い。
「別に、大きいとか小さいとか気にしたことは、ねぇけどっ……」
力を入れ込んで進むたびに、自身の豊満すぎるともいえる胸がつっかえて進行を阻害してしまう。いつもは気にしないそこのサイズが今に限っていえば激しく邪魔になっているのである。
しかも、穴に入る際に上に着ていた物を脱いでしまっていたがために、その下に着ていた薄い生地の服では進むたびに胸や乳首が軽く削り擦られるような感覚を拓海に齎していた。
「チッ、なんか擦れて気持ち悪いな……もう少し収められねえかな」
穴の中で胸を地面から離す為に少し身体を起こそうとするが、小さな穴の中ではそんな行動すら許されない。
それでも何とか少しずつ進んでいた拓海であったが、穴は奥に行くにつれ狭まってきているようで、ついには彼女自身もつっかえてしまう。しばらく何とかならないかとごり押し気味に押し進もうとしたが、身体を縮めることなどできるわけもなく、諦め気味にため息を吐く。
「ああ、だめだこりゃ。しょうがねえ、引き返すか」
これ以上進めないことに少しがっかりしながらも拓海は後ろに戻ろうとした。しかし
「あ、あぁっ?」
まるで今入っている穴にぴったりと収まってしまったような、そんな感覚と共に拓海は全くその場から動けなくなっていた。
「な、なんだよこれっ!?」
ここまで入ってこれたということは、常識で考えれば戻ることも可能なはずであった。しかし、今その常識が覆り、当の本人は困惑するしかない。
「お、おいっ!な、なんで戻れねえんだよ!」
全力で後ろに戻ろうとするが、まるで穴のサイズにぎっしりと詰まってしまっているかのようにその身体を動かすことができない。そうなってくると次に襲い掛かってくるのは不安と焦りだ。
「じょ、冗談だろ?このまま、ここに閉じ込められて……とか、ないよな……?」
閉所に閉じ込められるという状況は殆どの人に不安感を与える。それが助けもこなさそうな場所だと尚更である。拓海はメンタル的には強い物は持っているが、やはり今の状態だといつもの勝気な心意気も沈み、心が不安定になる。
「く、くそっ、とにかく、どうにかしてでないと……!」
そんな不安を打ち消すためなのか拓海はとにかく力を入れて戻ろうとしていた。力の入れすぎで息が止まりそうなほど歯を食いしばる。そのときだった。
「あっ!?抜け―――」
突然、潰れていて苦しかった胸元の部分が開放的になる。その感覚は一瞬詰まっていた穴から抜け出せたのかと拓海を錯覚させるが
「あっ?な、なんだこれ?胸の下に、穴……?」
実際には違う。それは拓海のちょうど胸の部分の地面に穴が開き、そこに彼女の胸がプルンと垂れ下がっただけなのである。
「な、なんなんだよ、これっ!?いったい、どういう仕掛けで――」
胸の部分が開放され潰れているよりは呼吸的にましになったものの、その謎の状況は拓海の頭を益々混乱させる。そして地面の穴に晒されているその胸にある物が近づいていた。
チュル……
「ひぃっ!?」
突然、胸に何かが這うような感覚。拓海は穴に詰まっている状態なので胸に何が迫っているのかを確認することができない。
「な、なんだよっ!?」
シュルシュルと細い蔦のようなぬるぬるしたものが胸に巻きついていく感触に拓海は背筋を凍らせる。
「く、ぅっ、な、なにが起きて!?く、そっ、動けねえ……!」
拓海の胸に絡みついているのは細い紐のような触手であった。例によってどろりとした粘液を触手全体から分泌させているそれは彼女の胸に粘液を塗りたくるように蠢く。
その動きがあまりにも丁寧であるためかまるで乳房全体をマッサージされるような感覚に拓海は動かすことの出来ない身体を震わせることしか出来ない。
触手はある程度胸を揉み解すと器用に服をずらし彼女の胸の防備をブラジャーだけにする。そのままフロントホックに触手をひっかけそのまま下にずらそうとした。
「あっ!お、おい、ばか、やめっ!」
見えなくとも今の胸の状況がどうなっているかぐらいは感覚でわかる。拓海はいまだに穴の中に何が潜んでいるのかわかってはいないが、それが彼女の胸を露にしようとしていることは明確だった。
必死に凄みのある声でやめるよう脅して見るが、触手にはそれを理解する脳があるわけもなく
「ああっ!」
そのままずるっとブラジャーが引き下ろされる。そうなるとまさに豊満という二文字がぴったりな胸がついに無防備に晒されてしまった。
「く、うぅっ」
穴の中のひんやりとした冷気が胸に覆いかぶさる。なんとも情けない格好の自分を想像して拓海は悔やみ混じりの声をあげる。
そして、彼女の胸を露にした触手はついに直に触れ始めた。
「あっ、ふっ」
服の上からまさぐられる感覚とはまるで違う刺激に拓海は思わず声をあげそうになるのを無理やりこらえる。
「ふ、ふざけるのも大概にしろ、よ!」
例えば今の拓海の状態が自由であれば、胸に纏わりついている触手ぐらい引きちぎることなんて容易であっただろう。
「く、あっ!?この、やめろって!!」
しかし、穴に詰まっている今の状況では凄みのある声は意味のない脅しにしかならない。つまり触手は誰にも邪魔されることなく拓海の胸を好きなだけ弄ることができるのである。
触手の出しているローションの役割も担う分泌液が乳房全体に塗り込まれ拓海の胸は熱を持ち始める。それは触手の摩擦によるものではなく間違いなく快感からくるものであった。
「はぁ、はぁ、くそっ、覚えてろよ……絶対ただじゃすまさ――」
拓海が言い切る前だった。
「ひっ!?」
クポッと音がした瞬間に拓海は乳首に何かが吸い付いたような感触を受ける。それはあきらかに胸を弄っている細い触手とは違うものだった。
「な、なにして……!?」
搾乳触手と呼ばれるそれは名前のとおり捕縛した相手を搾乳し、母乳を貪る触手であった。
それが乳首とその周辺を包み込む形でぴったりと吸い付くと、ジュルジュルと卑猥な音を立てながらしゃぶり始めた。
「あっ、あっ!?このっ、なにして、ぇっ!?」
刺激を受けて、ピンと勃ちあがった乳首を器用にしごかれ拓海は思わず声をあげる。当たり前だが拓海は母乳を出す事は出来ない。しかし、搾乳触手がそんなこと知るわけもなくただ母乳を欲して強烈に吸い付きながらしごきあげる。
赤ん坊が授乳するために乳を吸うのとはわけが違う。どちらかというとそれは牛から乳を搾るようなものだった。
(くそっ、くそっ、くそぉっ!)
心のうちでいくら叫んでも事態は悪化の一途を辿る。次第に乳首をしごかれるうちに拓海は胸からの快感が身体中に広がりつつあるのを感じていた。
「なにが、目的なんだよっ!?やめろっ、やめろってば、ぁっ!」
身体がぴくぴくと震えだす。それは拓海だって感じたことのあるものだった。
「う、うそだろっ!?こん、なぁっ、胸だけ、でっ……!?」
拓海も年頃の女性であるがゆえに自慰することもある。今彼女が感じているのはそれをしている時の最後に感じ始めるひとつのサインだった。
「やめ、やめろっ!やめて、くれっ……!」
全身が強張り始める。しかし触手は動きを緩めるどころか吸い付く力を益々強め、乳首が伸びるほどに強く吸いつき、しごきあげる。
「あっ、ああっ!」
そして、拓海はそのまま触手にあっという間に追い込まれ
「やめっ、あっ、く、うううっ!!」
そして、絶頂した。
声をあげなかったのは彼女の最後の抵抗だった。だが、それは無駄な抵抗にしかならない。
「くぅっ、ふぅっ……!んっ」
軽い絶頂を迎えた身体はしばらく軽い痙攣を繰り返してゆっくりと落ち着きだす。乳首にしゃぶりついていた触手は糸を引きながら胸から離れ、分泌液でぬめりてかる胸がいやらしく垂れ下がる。
(胸だけでイクなんてありえねぇっ……なんだよ、何が起きてるんだよ!!)
荒い息を繰り返しながら拓海はごちゃごちゃに混線している脳を何とか落ち着かせようとしていた。しかし、触手はさらに彼女に追い討ちをかけようとする。
「くっ!?つ、つぎは、なんだよっ!?」
かぽっとまるでお椀が胸に覆いかぶされたような感触。実際にそれは間違っていない。今、拓海の胸には先端がお椀型の触手が引っ付いていた。それも種類は違えど搾乳触手のひとつである。
「ひ、いぃっ!?」
そして、そのお椀の内側にはびっしりと触手が蠢いていた。それは拓海の胸を滅茶苦茶に揉み解し、完全に尖りきった乳首にキュッとまきつくとそれこそ乳搾りのようにギュッギュッと締め付けながらしごきはじめる。
「あっ!あぁっ!ま、まてっ!でな、でない、からぁっ!!」
そしてお椀型の触手はその形の想像通り胸を掃除機のような力で吸い始める。まさにそれは搾乳機のようであった。胸を吸引されながら乳首をしごかれる。触手達は拓海からの母乳を必死に欲していた。しかし、彼女がそれを出せるわけもなく、出ないことへの苛立ちなのか触手はなおのこと母乳を求めて責めを強くする。
拓海の思考はもう混乱一色であった。胸だけ弄り回されているはずなのになぜか全身は快感に染まり、あっという間に絶頂まで導かれる。
「く、あ、ああっ!!」
再び拓海は達した。先程よりも強い快感が身体中を走り、彼女は身を震わせる。彼女の秘所は何もされていないのにぐっしょりと濡れそぼっているが、しかし触手は胸だけしか弄らない。弄れない。
「ま、まだっ、するのか!?」
触手達の目的は新鮮な母乳であった。その目的が達成されるか、触手達が諦めるまで拓海の胸は好きなように嬲られ続けることになった。
「あっ、あっ!吸い付き、つよ、いぃっ!?あ、ああっ!!」
………………………………………………
………………………………
………………
「はぁっ、はぁ……」
結局、触手達は諦めた。それは当たり前の結果だった。そういう体質でもないし妊娠しているわけでもない女性から母乳を搾ることなんてできなかったのだ。
「ちくしょう、好きなだけやりやがって……」
触手達は母乳が搾れないとわかるとあっさりと諦め、狭めていた穴を広げて拓海をそこから無理やり追い出した。拓海からしたらなんと身勝手なことか。
「こんな洞窟とっととでねえと……くそ、まだビリビリしてやがる」
その拓海の身体はいまだに胸から与えられた快感の余韻が残っていたが、彼女は持ち前のタフさを生かしてふらふらながらも洞窟を歩いていた。
「早く、早くバイクのところに……」
しかし、いまだ混乱しているせいで拓海はあることに気づいていなかった。彼女はその狭い穴から後ろに戻ったのではなく前に進んでしまったことに。
拓海は今広大な洞窟を進みだしてしまったのだ……
向井拓海【探索中】……とても低い穴に匍匐前進で入った直後体を拘束されてしまった!胸下の床が開き搾乳触手に乳首をしごきまくられる!触手の超絶テクニックで乳首だけにもかかわらず7回もイってしまった!
モバP「やっぱり胸がでかいと搾られる様子も様になるなぁ」
??「ほー、誰の胸がどうだって?」
モバP「やだなぁ、拓海だよ拓海。あのでっかい胸には夢が詰まってるよなぁ、やっぱり」
??「なあ、声でお前の後ろに誰かいるかわかってるんだろ?覚悟はできてるんだろうな」
モバP「なあ、拓海よ。一時の感情に身を任せるのは愚かだって偉い人も言ってただろ」
拓海「一時の感情じゃない場合はどうなるんだよ」
モバP「……話せばわかる。偉い人も言っ――」
*********
モバP「おうふ、おふっ」ボロボロ
拓海「全くパソコンに向かって何してるかと思えば変なこと言いだしやがって……おい、あんまり胸が強調されるような衣装とか仕事はやめろよ!」
モバP(フリフリとビキニ合わせたやつとか着せてみたい)
拓海「おい、変なこと考えてるだろ」
モバP「ご名答☆」
拓海「よし、殴る」
モバP「はい、すいませんでした。もうほんと気をつけますから勘弁して下さい」
拓海「本当に止めろよ!?次変なの着せたら本当に許さないからな!!」
モバP「うう、ひどいよ……」
輝子「今のは、プロデューサーが悪い、と思うぞ……」
モバP「お、おう!?輝子か?いつから机の下に?」
輝子「フヒ……プロデューサーがパソコンの前に座る前から、いたぞ……」
モバP「そ、そうだったのか。気がつかないとはうっかりしてたな」
輝子「茸は、見つかりにくいところにひっそり生えるから、問題ない……」
モバP「茸はそうかもしれんが、一緒でいいのか……」
輝子「まあ、茸らしく、ひっそりとここにいるから、気にせず仕事、してくれ……」
モバP「お、おう。なんか用があったら呼んでくれ」
輝子「フヒ……」
モバP(まあ、やってるのは仕事じゃないんだけども……)
モバP(そうだ、せっかくだし、輝子入れてみるか)
モバP(こっそりと……)
モバP(星輝子、と)
………………………………………………
………………………………
………………
その光景はあまりにも異様であった。
「う、あっ、ああっ!!?」
洞窟の中で地面に倒れながらもがき苦しんでいる少女がいる。
「やめ……やめて、しんゆ、う、たす、けっ……!」
地面にうずくまり、身体を丸め込めている姿勢で彼女――星輝子は必死な様子で自身の秘所へ手を伸ばし何かを探っていた。傍から見れば自身で秘所をまさぐるような格好に見えるが、決してそうではない。
「あ、ぐ、うご、うごくのは……ひ、ぐっ!!」
苦しみ悶えている彼女の股間部分にはあるものが装着されていた。
それは強固な造りの貞操帯であった。
本来、貞操帯と呼ばれているそれは、装着者を性行為から物理的に隔離するために用いられるものであった。しかし輝子に装着されているそれは、彼女の貞操を守るどころかそれを踏むにじるような代物であった。
「ひ、いいいぃっ!!?!?」
機械音が鳴り出すと共に再び輝子は身をよじらせる。その原因は彼女についている貞操帯に備え付けられているある物のせいであった。
「だ、だめ、だ……出し抜きするの、はぁ、ああっ!」
それは一言で言ってしまえばバイブであった。それがちょうど装着者の秘所に入るような位置に着けられ、激しいピストン運動を繰り返していたのだ。
ヴィイイイイイというバイブの振動音とジュポジュポと膣に出し入れされる卑猥な音が洞窟に響き続ける。
まだ15才のその少女にはその快楽はあまりにも暴力的であった。備え付けのバイブは無茶苦茶に彼女を蹂躙しながら、その身体を無理やりに昂ぶらせていく。
「ま、まって……とま、とまって……あ、あああああああアっ!!?」
そんな状態のせいか。彼女は激しい快感に襲われると抵抗することもできずにあっさりと絶頂し、背を仰け反らせた。ビクビクと身体が痙攣し、秘所からはだらだらと愛液やら潮やらが絶え間なく垂れ落ちていた。
「ひ、ひっ、し、死んじゃっ、たすけ、たすけっ……ひぐぅっ!!」
バイブは動きを止めない。彼女が何度絶頂しようが関係無しに激しく動き膣を抉る。
(なんで……こんな、こと、に……わたし、私は、ただ、山に茸を……)
グチュグチュと膣を抉られ、子宮口までも犯されながら、暴力に近い快感に脳の思考を揺さぶられる。
そんな快楽に耐性もないのに必死に堪えながら輝子はどうしてこんなことになってしまったのか、朦朧としながら思い出していた。
………………………………………………
………………………………
………………
「フヒ……ここにも、いたのか……だいぶ、育ってるな……」
輝子はオフの日を利用して山を訪れることがあった。もちろん目当ては茸で、採るのが目的ではなく会うためにだ。今日も彼女はその予定で山に来ていた。
たまに彼女のプロデューサーも同伴することがあるのだが、都合が合わなかったのか今日は彼女一人である。
「やっぱり、山は落ち着く、な……次に、生まれ変わるなら、茸になるか、フヒッ……」
しっとりとした空気は彼女と茸にとっては心地よいものであった。普段から茸の世話をしている彼女は一般人が嫌がるレベルの湿気にもかなり順応している。
しばらく枯れ木から生えていた茸に語りかけたり、見つめたりした後、輝子は山奥に視線を移す。
「もう少し、奥、行ってみるか……」
よいしょ、という掛け声と共に輝子は立ち上がり視線の向きの通り、山奥に入っていく。茸が生えてそうな木の周りや枯れ木にも目を通すことも忘れないようにしながら、ゆっくりゆっくり進んでいた。
そんなときだった。
「……ん?」
輝子はある茸を発見した。彼女が疑問混じりの声をあげた理由は、その茸が今まで見たことない形と色をしていること、さらにいえばその生えている場所の周囲が異様な光景だったからだ。
「こんな茸、見たことないが……もしかして、新種、か……?」
その茸は形も色も今まで彼女の見てきた物や雑誌、インターネットで得た知識のどれにもあてはあらないものだったのだ。
さらに彼女の気に掛かる点は、その茸の周囲には土だけで雑草のひとつすら生えていないのだ。茸の生える条件というものは様々だが、このような状況が必要な茸など輝子は知らなかった。
「なんか、嫌に不自然だな……フヒ」
植物が一切生えていない範囲は茸を中心に半径1メートルぐらいだろうか。
「一本だけ……まるで、ぼっち、だな……昔の、私、みたいだ……」
しかし、そんな光景に臆することなく不思議な茸に近づくと輝子はしゃがみこんで見つめてみる。
「本当に、こんな茸、見たことないぞ……寂しくは、ないのか……?」
ツンと指で突いてみる。弾力性は意外とあるようでその茸はゆらゆらと揺れる。その瞬間輝子はふわっと身が宙に浮くような感覚を受ける。
「おっ?」
しかし、それは感覚なんかではなかった。
「おっ??」
輝子の下には底の見えない落とし穴が出来上がっていた。彼女がふわっと浮いた感覚を受けたのは、その茸に触った瞬間に巨大な穴が茸の周りに開いたからなのである。
一瞬妙な浮遊感が襲った後、輝子は何が起きたかも理解できずに重力に従うことしかできず
「ヒャ、アアアアアアアアっ!!?!?」
そのまま輝子は暗闇の中に落ちていった。
************
「う、うぅっ……?」
輝子が次に目を覚ましたとき、その周囲は洞窟であった。自身のまわりに土が盛り上がっていることをみるとそのままここに落ちてきたらしい。
「な、なんだったんだ……罠、だったのか……?」
山の所有者が密猟者を懲らしめる為に罠を仕掛けることはあるが、今回のそれは罠というには規模的にも色々とおかしすぎた。
「う、いて、いててっ……」
落ちた衝撃に痛む身体を無理やり起こして輝子は身体についた土を払う。
「ん、これ、なんだ……?」
輝子が違和感に気づいたのはそのときだった。腰骨の付近に堅いベルトが巻きついているような感覚を受けていたのだ。服の上から触ってみるとそれはかなりの硬度を持っているようで、叩いて見るとコツコツと鉄特有の様な音が返ってきた。
何か嫌な予感がして輝子は着ていた短めのスカートを捲くってみた。すると、そこにはベルトではなく、禍々しい形をした黒い下着のようなものが装着されていた。
「な、なに……?こんなの、穿いてきてない、はずだけど……」
その謎の異物に得も言えぬ危機感を覚えたのか、輝子は慌てて脱ごうと手をかけてみたが、それは彼女の腰周りにビッタリとはまり込んでおり、少しも動く気配がない。
さらにその下着にはもうひとつ彼女の理解できないものがついていた。
「これ……これ、は……茸か……?」
それは、輝子の股間の部分に主張するように備えられていた。
見た目は少し太めの棒で、彼女が恐る恐る触ってみると材質はゴムに近いようだ。それはまさしく男根のようであったが、彼女の想像力では先に茸が出てきてしまうのはいかにもらしい一面であった。
しかし、今はそんなことは関係なかった。脱げない下着に対して輝子の頭の中はクエスチョンマークで埋め尽くされている状態だ。穿いた記憶も穿かされた記憶もなく、穴に落ちて気絶している間につけられた可能性が一番高いのだが、彼女が今いる洞窟には人の気配など微塵も感じない。
「こ、困った、な……こんな、変なものつけたまま、帰るわけ、には……」
何とか外せないものかと目に届かない部分にもペタペタと触ってみるが繋ぎ目や留め金のようなものも全くないようである。それでも諦めるわけにもいかず何か糸口はないかと引き続き触っていたときだった。
「お、おっ……!?」
突然、謎の下着からプシュッと排気音のようなものが放出された。
「な、なんだ……?」
そして困惑する輝子を置き去りに、排気音の後には小さな駆動音のようなものが聞こえ始める。エンジンのかかり始めたバイクのような、そんな印象を輝子が受けていた時だった。
「ん、ひっ!?」
ビクン、と彼女の背が張った。普段弄らないような部位、所謂秘部に何かが押し付けられるような感覚が彼女を襲ったのである。
「な、なに、が……?」
彼女も鈍感ではない。今までの流れを整理すると自身の秘部に何かできるものがあるとすればひとつしか思い当たらない。
「…………」
ゆっくりとスカートを捲ってみて確認する。
「や、やっぱり、これ……んっ」
彼女の予想通りだった。先程彼女の股間から生えるように伸びていた少し太めの棒がわずかに未発達な膣に少し押し込まれているのだ。
「ま、まずい気が、する……」
輝子のその予感は的中する。
「あっ!?ぐ、ぅっ……おし、ひろげ、て……!?」
その棒が少しずつだがゆっくりと輝子の膣の入り口を広げながら進みだした。ぶちぶちと膣の中の肉が裂けるような痛みに彼女は思わず気をやりそうになる。
「ぐぐ、ぅあっ……!ま、って、はいるわ、けない、ぃいっ!?」
しかし、棒はそんな彼女の声に耳を傾けることなく、ある程度押し進むと、方向が定まったのか一度ピタッと停止すると。
「ヒュッ――!?」
一息に彼女の子宮口まで一気に貫いた。
ごつっ、と下腹部への強烈な衝撃と、張り裂けんばかりの痛撃に輝子は声にならない息を吐き出した。
「あ、あああああっ!!?いた、いたいいぃっ……!!!」
絶叫してもおかしくないほどの痛みに涙が溢れ、それに耐え切れず彼女は膝をついて身体を丸めた。少しでも痛みを和らげようとする身体の防衛本能である。
しかし、彼女への責めはこれからが始まりだったのだ。
「あっ!?な、なんだ……!これ、うご、き、ぃっ!?」
膣にみっちりとはめ込まれた棒が細かく振動を始めたのだ。ヴィイイイイという音と共に、膣壁と子宮まで揺らされ輝子は今まで体験したことのない快感というものを無理やり感じさせられる。
「な、なんだ、これっ……からだ、からだ、が……あぁっ!!?」
初めてのその感覚に身体も精神も対応する術がなく、ただ享受するしかない。彼女はもう膝立ちの姿勢を維持することも出来ず地面に倒れてしまった。
さらに、それとほとんど同じタイミングで、膣にはめ込まれたバイブが振動と同時にピストン運動を始める。
「あぁ、あああああぁっ!!?」
ずりずりと狭い膣内を削られ、突きこまれるたびに子宮口をグチッと押しつぶされるようなその激しい動きに彼女は強制的に身体の奥底から沸々と何か熱のようなものが上がってくるのを感じる。
「あっ!なに、これっ、な、にい、いいいいいぃぃっ!!?!?!」
ガクガクと身体も脳も揺さぶられ、彼女は今まで経験したことのない絶頂を迎えることになった。
「い、あっ、ああっ!?とま、とまって、とまって、ぇっ……!!」
それが彼女にとって地獄の始まりになる。
………………………………………………
………………………………
………………
「ひぃ、いいいぃっ……!」
そして、話は冒頭に戻る。
パチュッ、パチュッ、っと小気味好いテンポで貞操帯に付いているバイブは輝子を継続して虐めていた。
彼女の中で謎の下着と称されたその貞操帯は、バイブをピストンさせ装着者の尊厳と正気をガリガリと削っていく。
「やめ、やめ、て、くれっ……もう、ほんとう、だめ、なって……!!」
何度も膣を抉られ、絶頂を迎えるたびに輝子の身体は少しずつではあるが確実に女性としての快楽を受け入れ始めていた。事実、最初の時に感じた強烈な痛みは余韻は残っているものの、それ以降は痛感に変わって快感が彼女の精神を乗っ取っていた。
「ひ、いぎっ、ぁ、あああっ!?」
それに伴い、絶頂させられるペースも徐々に感覚が狭まっている。そのたびに叫びにも近い嬌声が漏れるせいでうまく息継ぎもできず彼女の呼吸は苦しく荒々しいものになっていた。
それでも、バイブは動きを止めることはない。激しくなることもないが、弱まることもなく、ただ機械的な動きで輝子を責め続ける。
「おねが、い、とま、とまって……しんゆ、たすけ、たすけてぇっ……!!」
途絶えそうな意識の中で彼女は必死に、信頼できる者を呼んでいた。しかし、その者が現われることはない。
「いや、だ、もう、これ以上は、ほんと、にだめ、に、いいいいいいいぃぃっ!!?」
滑りのよくなった膣にスムーズにバイブが出し入れされ、輝子はまだ未開発なその身体を存分に開発されていった。
彼女がいくら泣き叫ぼうが機械は止まらず、助けが来ることもない。次第に身体も精神も快楽に囚われてしまうと、抵抗しても無駄なことだと諦めてしまったのか、その意識までも流れに任せるように預けてしまった。
………………………………………………
………………………………
………………
「は、ひっ、い……」
虚ろな瞳から涙が流れていた。そんな倒れている彼女の横では先程まで装着されていた貞操帯が真っ二つになって転がっている。
「はぁっ、ああ……」
誰かが壊してくれたわけではない。彼女が何度目かわからない絶頂を迎えた瞬間に突然大きな音と同時に割れたのだ。
しかし、輝子にとってはどうでもよかった。とりあえず解放されたことへの安堵感へのほうがよっぽど大きかったからである。
「ふぅ、ふぅ……」
そんな輝子にとってまずやることは荒れ狂っていた呼吸を正常なものに取り戻すことだった。そしてとにもかくにも早くここから離れたかった。自身が垂れ流していた愛液やら潮やらのおかげで、とにかく周囲に淫気が充満しているのだ。
「そろそろ、うごけ、そうだ……はやく、でない、と……」
予想以上に重くなっている自身の身体に一瞬ふらつきながらもなんとか膝立ちになる。そのときだった。
ヴィイイイイイイイ!!
「ひいっ!?」
真っ二つになっている貞操帯に付いていたバイブがまた動き出したのだ。しかし、それはとっくに輝子の身体を離れている。しかし
「は、ぁっ、はぁっ……」
彼女の脳裏にはその音だけで、自身がどのように淫らに乱れていたのか、その光景が強烈にフラッシュバックする。
「う、うぅっ!!」
もう誰にも脅かされていないはずなのに、秘部の部分を手で覆う。心拍数が跳ね上がり息も荒々しいものに戻り始めていた。
「はや、く、離れ、離れないと……!!」
貞操帯から無理やり目を背けて耳を両手で塞ぐと、彼女はこけそうになりながらも洞窟の奥へと駆け出していった。
その場にはバイブの音が虚しく響いていた。
星輝子【探索中】……強制装着の罠だ!ピストンバイブの付いた貞操帯に子宮を抉られ、声にならない悲鳴をあげながら 7回もイッてしまった!
モバP「玩具付きの貞操帯だとか、触手鎧とかの装着系ってなんか浪漫あっていいよね!いいよね!」
ちひろ「あ、プロデューサーさん。今日頼んでた分終わりました?」
モバP「へっ?」
ちひろ「え?」
モバP「あ、す、すいません。実はちょっと別件で……まだ、あんまり」
ちひろ「あ、そうだったんですか?てっきりパソコンに向かってたのでやってたのかと思ってました」
モバP「すいません、すぐにでも取り掛かりますので」
ちひろ「まあ、急ぎじゃないのでゆっくりでいいですよ。それにそのパソコン今日修理に出すやつじゃないですか?」
モバP「え、これですか?そうでしたっけ?」
ちひろ「あれ?伝えてませんでしたっけ?何か調子が悪いみたいで、一回見てもらおうってなってたんですけど」
モバP「そ、そうだったんですか……」
ちひろ「もしかして、何か都合悪いですか?一応修理の間は別のパソコンを使ってもらいますけど」
モバP「あ、いえいえ。大丈夫です。大丈夫。じゃあ今日の終業前にダンボールに包んどきますから」
ちひろ「そうしてもらえると助かります。じゃあよろしくお願いしますね」
モバP「はい、やっておきますー」
モバP「…………」
*********************
モバP「そして、修理にだしたパソコンが数日で返ってきた」
モバP「なんとなくわかっていたけど、あのサイトを開くことはできなくなっていた。どんな検索をかけても何にも引っかからないのだ」
モバP「まあ、でもよかったんじゃないかなと思う自分もいる。もしもあれ以降もはまっていたら何かとんでもないことになっていたような、そんな気がするのだ」
モバP「現にその時は仕事時間を削ってやっていたのだから、本当に危険な一歩手前まで来てたんじゃないかなと思う」
モバP「だから、忘れることにした。あのサイトはなかった。夢だったんだ」
モバP「ふぅ……ちひろさーん、週末飲みに行く約束してましたよね?今日大丈夫ですか?」
ちひろ「ええ、大丈夫ですよ。もう週末ですか。最近は時間が早いですねー」
モバP「本当にそう思います。じゃあお店探しておきますので」
ちひろ「あら、色々ありがとうございます。楽しみにしてますね」
モバP「ええ、良いところ探しますよー」
モバP(これでいいんだ、これで……)
モバP(これで……)
514 : ◆JfOiQcbfj2 - 2016/04/03 01:25:05.55 f5tu7d5v0 315/315投下分はここまでです。読んでいただきありがとうございました。
それとこれからちょっと時間が取れることが少なくなってくるのでHTML化依頼をだして一度落とそうと思います。
色々と読みにくいところもあったと思いますが、長い間ありがとうございました。
また何か書くときがあったらその時はよろしくお願いします。
その2
【モバマス】モバP「エロトラップダンジョンその2?」【R-18】

