モバP「終電が無くなった…」【前編】
の続き
モバP「終電が無くなった…」
ケース12・高峯のあの場合
都内某所
モバP「新居が見つかっても…仕事が楽になるわけじゃないか……」
モバP「また、終電が無くなってしまった…」
モバP「まあ、新居はそう遠く無いから、歩いて帰るか」
モバP「この辺りは都内で雰囲気あっていいな…」
モバP「お、あの人綺麗な髪だな…銀色の髪が……ってのあさん?」
モバP「い、いや…どうしてこんな時間にこんな所に…」
モバP「でも、のあさんを見間違うはずないよなぁ」
モバP「あ、ビルに入っていった……家じゃない…よな」
モバP「とりあえず、追いかけよう」
・・・
都内のあるビル
モバP「しかし、暗いな…」
モバP「のあさんは一体どこに…あ、エレベーターが動いてる」
モバP「屋上か…」
モバP「一体何のために…」
・・・
あるビルの屋上
のあ「ふふ…皆良い子ばかりよ、アーニャ、みく、都…」
モバP「……やっぱり、のあさんだ…何か話してる…のか」
モバP「一人みたいだけど……ここからじゃ背中しか見えないな」
モバP「問題のある事じゃなさそうだし…、これ以上は辞めた方がいいか?」
のあ「………P?」
モバP「うわぁぁぁ」
のあ「騒がしくしない……」
モバP「のあさん、えっ、でも今まで外に、、ええ?」
のあ「……言葉は要らないわ。P、それが貴方と私でしょう」スッ
モバP「う…はい(何か上手くごまかされたような…)」
モバP「(のあさんの指が唇に当たってる…何か不思議な感じだ……ああ)」
のあ「……どうかした、P。呆けた顔をして」
モバP「い、いえ…(そんな顔してたか…、のあさん、相変わらず不思議な人だな)」
のあ「私が何故…此処にいるか……そんなに気になる」
モバP「ま、まあ…でも、プライベートは秘密ですよね」
モバP「詮索するような事して、すみません」
のあ「……星…星を観に来たのよ」
モバP「ははは…って、ええ?」
のあ「今更そんなに驚く事?書類にも趣味と書いたはず」
モバP「そういう意味じゃ…でも、ここは都内のど真ん中ですよ、さすがに…」
のあ「そう……?貴方が望むなら、きっと見えるわ……」
モバP「それは…(そうですね…俺の目の前には美しい星があります)」
モバP「(俺の輝く一番星は貴方です、のあさん…なんて)」
のあ「…ふふ、本気で思っている、それ?」
モバP「ええっ?どうして考えてる事が?」
のあ「さぁ……行くわよ、二人だけの星空の下へ……」
モバP「ええ…はい」ガチャ
・・・
モバP「…………」
のあ「貴方が望めば見えると言ったはずよ……」
モバP「き、奇跡だ、こんな事が…」
のあ「全ての事象は可能性に基づく…起こり得ることしか起きない…」
モバP「そ、それは……でも、綺麗ですね」
のあ「喜んでもらえて嬉しいわ、P」
モバP「(これ、のあさんが何かしたのか…いや、まさかな)」
のあ「今日は貴方と語らいたいわ……座るわよ」
モバP「ああ、俺ハンカチありますから、これで良ければ」
のあ「…さすが、P。でも、貴方が汚れるわ」
モバP「俺はいいですよ」
のあ「貴方の膝の上にでも座る?…ふふ」
モバP「俺の膝の上?(そ、それなら、是非向かい合って……)」
のあ「…………P」
モバP「あ、いえ、何でもありません」
のあ「早く座りなさい…ほら」
モバP「あ、体育座りで背中合わせか……はい、失礼します」
モバP「う…(夏だからのあさんも薄着なんだ…)」
モバP「(体温と一緒に、のあさんの鼓動も伝わってくる気がする…)」
モバP「(その…あれやこれが当たるより…変な気分だ…)」カァ
のあ「P…、こんな事誰とでもする訳じゃないわ…わかるでしょう」
モバP「ええ…(のあさんの手…白くて…綺麗だな…触りたいな)」
のあ「………」ギュ
モバP「え…のあさん(…やっぱり、いい感触だな)」
のあ「貴方が求めているものは、私も求めているわ……ね、P」
モバP「じゃあ、俺がしたい事言ってもいいですか?」
のあ「いいわ、言ってみなさい」
モバP「あお…ゴホ、このまま手をつないでていいですか?」
のあ「そ、そう…もちろん構わないわ」
モバP「はい…」
・・・
モバP「だいぶ、冷えてきましたね」
のあ「私は貴方がいれば寒くない…」
モバP「体調崩してからじゃ遅いですよ、俺の上着どうぞ」
のあ「P……ありがとう」
のあ「ねぇ、P…私はもっと貴方の熱を感じたいわ」シュル
モバP「ちょっ、のあさん、あっ」
のあ「かわいい声ね、さぁ……」
モバP「ううっ(大きくて柔らかい…それにこの腰は反則だろ)」
モバP「のあさん、俺とのあさんは…」
のあ「その前に男と女よ……」チュ
モバP「のあさん、駄目ですッ」
・・・
???
モバP「……ハァハァ」ガバ
モバP「夢…か?おいしい夢だったな、せっかく夢ならもっと…」
モバP「て、ここは俺の家か…昨日は確かのあさんと…ん」
モバP「銀色の髪………」
モバP「気のせいだ、きっと気のせい…ん、何かいい匂いが」
モバP「えっ、朝ご飯……メモが……のあさんの字だ」
モバP「…勝手に使わせてもらったわ、冷めてたら温めなさい……か」
モバP「これだけか…そうだよな、昨日は何も無かったよな、ははは」
モバP「味噌汁…美味しいな、さすが、のあさん」
モバP「シャワー浴びて、事務所に行くか」
・・・
昨日の夜何があったか…のあに聞くのは恐ろしくてできず
昨日二人で星空を見上げたビルはどうしても見つからなかった
おしまい
モバP「終電が無くなった…」
ケース13・橘ありすの場合
数ヶ月前
ありす「……」ムス
モバP「ちひろさん…橘どうしたんですか?あんなにむくれて」
ちひろ「それが…うちの事務所って下の名前で呼ぶ人が多いじゃないですか」
ちひろ「それで、つい『ありすちゃん』って何人かが呼んでしまって」
モバP「ああ……それは…でもこのままじゃ仕事にならないな」
ちひろ「ですよね…」
モバP「ちょっと、話してきます」
ちひろ「よろしくお願いします」
・・・
モバP「お疲れ様、橘」
ありす「あ、プロデューサー、お疲れ様です」
モバP「調子はどうだ、橘」
ありす「……べつに問題ありません」
モバP「そうか、それならいいんだ」
ありす「……プロデューサーは私を名前で呼ばないんですか」
モバP「(自分からこの話をするって…よっぽど嫌なのか)」
モバP「嫌だって言ってる事をわざわざしないよ」
モバP「でも、少し残念ではあるかな」
ありす「残念?…どうしてですか?」
モバP「橘が自分の名前を好きじゃないのは知ってるけどな」
モバP「俺は名前って最初に貰える贈り物だって思うんだ」
ありす「…はい、でも…、私は……」
モバP「名前は色んな願いを込めてつけるんだ」
モバP「俺が自分の名前について両親に聞いたら、生まれた時の事色々教えてくれたよ」
ありす「……」
モバP「一度橘もご両親と話してみたらどうだ」
ありす「両親に…ですか」
モバP「一人じゃ聞きにくいか?」
ありす「ひ、一人で大丈夫ですっ」
モバP「うん、きっと素敵な願いが込められているよ」
モバP「それに俺はありすって好きだぞ、覚えてもらいやすそうだしさ、ははは」
ありす「それってプロデュースの都合じゃないんですか」
モバP「何言ってるんだ、それだけのはずないだろう、あはは」
ありす「…ふぅ、わかりました。両親と話してみます」
ありす「その…ありがとうございました、プロデューサー」カァ
・・・
都内某所
モバP「思えば、ありすとも色々あったなぁ…」
モバP「あの後、名前で呼んでくれって言った時の表情はかわいかったな」
モバP「ああ、過去を想っても過ぎ去った時間は帰ってこないか」
モバP「また終電が無くなってしまった…」
モバP「現実逃避はよそう…ああ、そう言えば女子寮の近くか」
モバP「俺がプロデューサーじゃなくてプロデュンヌなら寮に泊まれるんだけどな…」
モバP「そんな訳にも行かないから歩くか」
モバP「…ん、あれは……ありすか?」
ありす「プロデューサー、お疲れ様です。こんな所で何をしてるんですか」
モバP「何をしてるんですか、はこっちの台詞だ、ありす」
モバP「もう寝てないといけない時間だろ」
ありす「はい…、その…頼子さんから借りたミステリーが面白くて」
モバP「ああ、ありすはミステリーよく読むんだったな」
モバP「頼子が読むようなので大丈夫か」
ありす「子供扱いしないでください」
ありす「…頼子さんが私くらいの歳に読んでたのを貸してもらいました」
モバP「へぇ…(割りと背伸びしたがりだと思ってたけど、意外だな)」
ありす「どうしたんですか、にやにやして」
モバP「いや、ありすも事務所の仲間と上手くやってるなって」
ありす「私もそのくらいは…出来ますよ」
ありす「それでのどが渇いて、飲み物買い来たんです」
モバP「女子寮にも自販機あるよな」
ありす「好きなジュースはそこの自販機にしかないんです」
モバP「ああ、あそこのか、仕方ないな、よし、俺が出すよ」
ありす「え、悪いです、そんな…」
モバP「俺も暑くて、ちょうど飲みたかったんだよ」
モバP「それに仕事頑張ってるからな、ご褒美だ」
ありす「ご褒美ですか、じゃあ(えへへ、プロデューサーからのプレゼント…)」
・・・
シンデレラプロ・女子寮前
モバP「着いたな…って、あれは聖來か?」
ありす「ひっ」サッ
モバP「どうしたんだ、ありす」
ありす「いえ…きっと、私怒られます…」
モバP「それはそうだろうな(聖來もすっかり寮のお姉さんだな)」
ありす「その…Pさん……」ウル
モバP「…わかったよ、ちょっとファミレスででも時間潰して帰ろう」
モバP「(昔の事思い出したせいだな、甘くしてしまう]」
モバP「電話で俺からも離すから、ちゃんと謝るんだぞ」
ありす「あ、ありがとうございます、Pさん」
・・・
某ファミレス
モバP「じゃあ、聖來に電話するからな」
ありす「はい…」
モバP「…ああ、聖來か、俺だけど」
聖來「Pさん、どうしよう、ありすちゃんが出かけたっきり戻ってこないの」
モバP「ありすなら俺と一緒だから安心してくれ」
聖來「本当ですか?よかった…」
モバP「ああ、今変わるけど、優しくしてやれよ」
モバP「ほら、ありす、ちゃんと謝るんだぞ」
ありす「はい…もしもし、聖來さん」
聖來「ありすちゃん、心配したんだからね、ばか」
ありす「はい…ごめんなさい」
聖來「ううん、いいの…」
・・・
モバP「な、大丈夫だったろ。今度からちゃんと誰かに着いてきてもらうんだぞ」
モバP「あ、いや、その前にこんな時間まで起きてるんじゃないぞ」
ありす「はい……ふぁ」
モバP「だいぶ眠そうだな、少し休んだら帰ろうか」
モバP「ドリンクバーで何か取ってくるよ」
・・・
モバP「お待たせ、ありす…って寝たのか」
ありす「……」スヤスヤ
モバP「寝顔かわいいな」ナデ
モバP「周りからどういう風に見えるんだろうな」
モバP「そ、そうだ、家出した子と学校の担任」
モバP「我ながら名案だな、何か聞かれたらこれでいこう」
モバP「…しかし、俺も少し眠いな……ふぁ」
モバP「少しだけ…いや、いかんいか……」ドサ
ありす「ううん…プロデューサー…、重いです」
ありす「プロデューサー、寝てる…じゃあ、くっついてもいいですよね、えへへ」ギュ
・・・
この後、Pが起きるのは1時間後で、女子寮に戻るのは遅れに遅れる
Pは聖來とちひろに怒られ、他のアイドルには白い目で見られるのでした
おしまい
モバP「終電が無くなった…」
ケース14・原田美世の場合
都内某所
モバP「また、終電が無くなってしまった」
モバP「今日は終電なんて時間じゃないぞ…はぁ」
モバP「あのディレクターさんがこんなに飲むとは」
モバP「でも、お陰でいい仕事がとれそうだな」ブブーー
モバP「ん、何だ、うるさいな」ブブー
??「ちょっと、Pさん、あたしですよ、あたし」
モバP「あたしって…美世か」
美世「そうですよ、…フルフェイスだとわからないですか?」
モバP「ああ、すまんなってこんな時間に何してるんだ」
美世「バイクで日の出の海岸線を流したいなって」
モバP「ああ、鎌倉のイベントの時に言ってたな…ってこんな時間にか」
美世「こんな時間じゃないと朝日は見れないよ」
モバP「そういう事を言ってるんじゃなくてだな」
美世「大丈夫、仕事終わってすぐに仮眠したから」
モバP「うーん、しかしだな」
美世「人が多い時間だと、SAで結構声かけられるし」
モバP「むむむ」
美世「あたしも子供じゃないから無茶はしないよ」
モバP「わかったよ、美世を信じる」
美世「ありがと、あ、そうだ、Pさんも一緒に行こうよ」
モバP「え、いや、俺は…」
美世「あたしの家、すぐそこだから、メット取ってくるね♪」グイ
モバP「あ、おい…って鞄持って行かれた…」
モバP「参ったな…帰る訳にもいかないし、行くしかないか」
・・・
美世「お待たせっ、Pさん。はい」
モバP「ありがとう…まったく強引だぞ」
美世「ごめんなさい、でもP「さんと一緒なら楽しいのも倍かなって」
モバP「まあ、明日は俺も休みだからいいけど…」
美世「へぇ…」
(??「そうなんですかぁ…、Pさん、うふふふ})
モバP「ッッッッ」ゾクリ
美世「ど、どうしたのPさん」
モバP「い、いやなんでもない…(気のせいだ、気のせい…)」
モバP「しかし、二人乗り用のヘルメットがあるってことは…」
美世「ああ、それ頼子ちゃんとタンデムした時のだから安心して」
モバP「頼子がバイク?意外だ…」
美世「そうだよね、確か夏樹ちゃんと一緒に仕事するからバイクに乗ってみたいって」
美世「頼子ちゃんってホント勉強熱心だよね」
モバP「ああ、茨城のPRイベントの時か…直接本人にじゃないのが頼子らしいな」
モバP「確かにイベント以来、あの四人仲いいよな、うーん、しかしな…」
美世「ふふふ、パンツルックの頼子ちゃん、新鮮でしたね」
美世「一本も持ってないって言うから、一緒に買いに行ったんだから」
モバP「へぇ、頼子のパンツルックか…見てみたいな」
美世「手足すらっとしてるからカッコ良かったですよ」
美世「見せてって言えば、見せてくれるんじゃ…あっ」
モバP「そうだな…ってどうしたんだ」
美世「い、いえ何でも…そろそろ行きましょう、あ、かぶる前にこれどうぞ」
モバP「インカムとグローブか、準備いいな、ん、メット小さいな」
美世「頼子ちゃん用だから…でも、キツ目の方が安全ですよ」
モバP「(頼子がつけたのか…)ん、首のとこ閉めにくいな」
美世「あ、それ難しいよね…私がやりますよ」
モバP「ああ、頼むよ(う、美世の吐息が…胸当たりそうだ…、お、惜しい」
美世「終わりましたよって、何が惜しいの?」
モバP「(つい、口に出してしまった)いや、何でも」
美世「じゃあ、後ろ乗ってください」
モバP「ああ、失礼するよ」グッ
美世「きゃああ」
モバP「す、すまん、腰に手を回すんじゃないのか」
美世「い、いえ、それでいいです(タンデムバーあるけど…これでいいや)」
美世「さぁ、フルスロットルで行くよ!」
モバP「あ、安全運転でーーー」
・・・
茨城県某所
美世「綺麗…」
モバP「あ、ああ、綺麗だな…」グッタリ
美世「疲れちゃったの?頼子ちゃんはピンピンしてたよ」
モバP「う…、こっちは酒入ってるんだ…」
美世「ごめん、ごめん、ほら…」ナデナデ
モバP「う、ありがとうな……でも…(本当に綺麗だな…朝日に照らされて…)」
美世「な、何、あたしの顔に何かついてる?」
モバP「い、いや、ごめん…も、もう夏も終わりだな」
美世「う、うん、そうだね、もうじき出会った頃だね」
モバP「ああ、昨日の事のように思い出すよ」
美世「うん…営業車持ってきたんだよね」
・・・
約一年前
モバP「すみませーーん」
美世「はーい」
モバP「(受付の人…かな、綺麗だな)車の調子悪くて、見てもらえますか」
美世「はい、じゃあ、あたしが伺いますね。具体的にどういう部分が悪いんですか?」
モバP「えっ、あなたが整備するんですか」
美世「女じゃ……、不安ですか」
モバP「いえ、そんな事ないです、こんな綺麗な人が車の整備って珍しいなって」
美世「ッッッ、もう、何を言うんですかッ」
モバP「いえ、思ったたことを口にしただけで…」
美世「…お口がお上手何ですね…、もう」
・・・
美世「あの時、嬉しかったんですよ、女ってだけで色眼鏡で見られる業界ですから」
モバP「ハハハ、気持ちは今も一緒だよ」
美世「ッッッ、もう、それが引き取りにきたら…」
美世「アイドルになりませんか、だもん」
モバP「ああ、ひと目見て、ティンと来たからな」
美世「それなら初めて会った時に言ってくれれば…だったら私が初めての…」ボソ
モバP「ん、何か言ったか?」
美世「ううん、何でも?ふぁ…流石に疲れちゃった、あ、あそこで休もう」
モバP「ん、ああ、そうだなって、あそこぉッッ」
美世「え、何急にって、あああ」
モバP「おい、美世、流石にあそこは不味いだろ」
美世「ち、違うよ、ほら、あっちのファミレス」
モバP「ああ…そうだよな、ははは(ちょっと…残念だな)」
美世「もう、Pさんったら…いこ」
モバP「ああ、すまんすまん」
美世「うん、早く早く、きゃ」
モバP「美世ッ、危ない」ズル
美世「うん、ありがと、Pさん…大丈夫?ああッッ」
モバP「ああ、かえって俺が踏み外してちゃ…や、柔らかい、ご、ごめん」
美世「………Pさん、私いいよ」ギュ
モバP「美世…(これは…色々とヤバイ、理性が…)」
美世「ねぇ、あなたとなら…その…したい、から」
モバP「……」
美世「プロデューサー?」
モバP「…美世、ごめん、俺は…」
美世「言わないで…何となくわかってたから」
美世「あーあ、あたしもダメか」ウル
モバP「ごめん、でもアイドルとプロデューサーじゃ…」
美世「だから、言わないでって……バカ」スゥー
モバP「…(頬を伝う涙が綺麗って思ってしまった)」
美世「もう、突っ立ってないで、ちょっとファミレスで休んだら帰ろ」
美世「じゃないと、ここに置いて帰るよ」
モバP「い、いや、それは困る」
美世「お勘定はPさん持ちね」ペロ
モバP「あ、ああ、もちろんだよ」
美世「さ、早くいこ、Pさん」
美世「(Pさんの鞄どこにあるか覚えてる?)」
美世「セカンドラップはこれからだよ」
モバP「美世……?」
・・・
この後、美世は自分のマンションにPを連れ込もうとするが
都内に入った辺りから感じた妙な視線に戸惑い断念する
Pもこの視線に悩まされ結局十分に休めないのでした
おしまい
番外編6・古澤頼子幕間のひととき
某テーマパーク
モバP「よーし、頼子、晶葉、二人ともお疲れ様」
モバP「午後からの仕事までの間、少し休憩に入ってくれ」
頼子「はい…お疲れ様です」
晶葉「ああ、二人共お疲れ様」
モバP「何かリクエストはあるか?」
頼子「せっかくだから…園内を見て回りたいかな」
晶葉「そうだな、私もそれがいいな」
モバP「よし、じゃあ、園内をちょっと散歩するか」
・・・
晶葉「あそこのクレープ、美味しそうだな、頼子」
頼子「うん(Pさんもいるから食べきれなくても大丈夫かな)」
モバP「お、確かに…好きなの頼んでいいぞ」
晶葉「さすが、P、気が利くじゃないか」
頼子「いいの…Pさん?」
モバP「二人には焼け出されてた間のお礼もしないとな」
晶葉「ははは、当然だな」
頼子「…はい、じゃあ、いただきます」
モバP「いや、晶葉にはむしろ迷惑をかけられたような」
晶葉「もう三倍はいや…もう三倍はいや…」プルプル
・・・
頼子「みんなで食べると…おいしいね…」
晶葉「これは確かにおいしいな!」
モバP「晶葉、クリームついてるぞ」
晶葉「んんッ、P、とってくれ」
モバP「バカ言うんじゃない」
晶葉「バカとは何だ、バカとは!」
頼子「…あ、いいな、ああいうの」
頼子「結構…ボリュームある…」
頼子「あの…Pさん、その………半分…」
モバP「ん、どうかしたか、頼子」
頼子「…いえ、な、なにも」
モバP「ふふ、俺には何も隠せないぞ」パク
頼子「えっ、Pさん…(あ、関節キス…だよね)」
モバP「ああ、美味いな、どうしたそんな顔して」
モバP「半分こしようって頼子の顔に書いてあったぞ」
頼子「………うん」カァァァ
頼子「あ…(最後のイチゴ無くなっちゃった…)」
モバP「ほら頼子、あーん」
頼子「えっ、はい?」
モバP「イチゴ、食べたかったんだろ、ほら、あーん」
頼子「あ、あーん(うう、どうしよう…)」
頼子「(あれ…まだかな、Pさんの息遣い?えっ…)」
頼子「ぱく…んん(温かい…何この感触)」
モバP「ははは、頼子の唇、いただき」
モバP「ハート泥棒の怪盗も形無しだな」
頼子「ッッッッ」カァァァァ
モバP「どうした、頼子」
頼子「…もう(あ、Pさんの口にクリームついてる)」
頼子「おかえしです」ペロ
モバP「んん、より、ッッ」
頼子「ッッ」チュ
・・・
モバP「おーい、頼子、そろそろ着替えに行ってくれ」
頼子「は、はい(え、あ、寝てた?)」
モバP「頼子は次はお城でプリンセス役だ、紫のドレス」
頼子「た、食べ終わってからで…」
モバP「ほら、急いでくれよ…パク」モグモグ
頼子「あ…最後の一口……(でも……関節キスだよね)」
おしまい
モバP「終電が無くなった…」
ケース15・桃井あずきの場合「二人でお泊り大作戦!」
石川県某所
モバP「お疲れ様、あずき」
あずき「はい、お疲れ様です、プロデューサー」
モバP「一旦は今回の仕事も終わりだな」
モバP「あずきとしては、どうだったこの仕事は」
あずき「はい、あずきもとっても楽しかったよ」
モバP「そうか、評判もすごく良かったからな」
モバP「これからますます忙しくなるぞ」
あずき「絵画作戦大成功っですね♪」
モバP「俺も今回の企画を考えた甲斐があったよ」
モバP「頼子と美術館に行った時に思いついたんだ」
あずき「はい?頼子さんと…?最近そんな仕事ありましたっけ」
モバP「あ、いや…な、何でもない、うん、どんな経験も役に立つな、ははは」
あずき「(うーん、これは予想以上に良くない状況かも、こういう時は!)」
あずき「頼子さんといえば、この仕事決まってからアドバイスもらったんですよ」
モバP「へぇー、確かに頼子なら美術鑑賞する側の気持ちにも詳しいしな」
モバP「あずきの勉強熱心な所が今回の成功の要因だな、よく頑張ったな」
あずき「は、はい、ありがとうございます」
あずき「(仲良し&頑張りアピール作戦、大成功!)」
あずき「そう言えば、プロデューサーで今日は終電大丈夫ですか?」
モバP「な、何を言ってるんだ、まだ最終は残ってるから安心しろ」
あずき「そうですか、じゃあ駅に行きましょって、あ…」ザザーーー
モバP「ああ…」ザザーーー
あずき「雨ですね」
モバP「雨だな…折りたたみならあるが、雨宿りしてる時間はないな」
モバP「あずき、ほら、お前が使ってくれ」
あずき「ありがとうございます、でも…あ、こういう時は♪」
あずき「相合傘大作戦」ギュ
モバP「お、おい、急に何をするんだ(柔らかいものが当たってるぞ)」
あずき「さぁ、行きましょう」ギュ
モバP「これだと二人共濡れるだろ、アイドルを濡らすわけには」
あずき「いつも忙しいプロデューサーこそ濡らせないですよ」
モバP「押し問答してる時間も無いんだが…ん」
あずき「駅の方から人がたくさん来ますね」
モバP「何だろうな………嫌な予感がする…」
モバP「あ、すみません、何かあったんですか」
??「ああ、この雨で線路を支える土が流されたんだよ」
??「復旧するまで、電車は走れないってさ」
モバP「…ッッ、復旧はいつ頃でしょう……」
??「知らんよ、明日になるんじゃないか」
モバP「ッッッ」
あずき「プロデューサー、これはどういう…」
モバP「ああ…終電が無くなってしまった…」
あずき「えーーーーっっ」
・・・
某ビジネスホテル
モバP「……どうしてこうなった」
あずき「どうしたんですか、暗い顔をして」
モバP「どうしたって、わかるだろ……」
あずき「はい…(一部屋、しかもダブルの部屋しか空いてないなんて)」
モバP「はぁ…」
あずき「(これはチャンス、二人でお泊り大作戦、いっくよーーー)」
モバP「とりあえず、今日は早く休もう…俺はソファーで寝るから」
あずき「ええー、それじゃ意味ないです」
モバP「何が…意味ないんだ?」
あずき「ソファーじゃ疲れとれないよ。だから、一緒にベッドで寝よ。」
あずき「それに……何も…しないでしょ」
モバP「あ、当たり前じゃないか、アイドルにそんな事するか」
あずき「じゃあ、あずき、先にシャワー浴びてきますね」
モバP「ああ……(これはまずいだろ)」
・・・
あずき「お待たせしました、プロデューサー」
モバP「お、おう……」ゴクリ
あずき「どうですか、あずきの浴衣姿♪」
モバP「あ、ああ…、すごく似合ってるな」
あずき「これでも、呉服屋の娘ですからっ!」
モバP「それにしても…、こういう所の薄い浴衣だと……」
あずき「ふふ、どうしたんです、プロデューサー」
モバP「い、いや、どうもしてないが…(す、透けてる?…あ、あの形は)」
あずき「ねぇ、プロデューサー……」
あずき「和服の時ってつけない履かないって聞いたことありません?」
モバP「はぁ?何を言ってるんだ、あずき」
あずき「あずきで確かめて見ませんか♪」
モバP「え、それって本当なのか?ぜ、是非……」
あずき「ねぇ、気になるでしょ…、ほら…」チラ
モバP「あんまり調子に乗るんじゃない」ゴン
あずき「何もぶたなくても……是非って言ったのに」ボソ
モバP「何か言ったか」
あずき「何も言ってないよ」プイ
モバP「……俺もシャワー浴びてくるから」
あずき「あんまり、待たせないでね」
モバP「……」ガチャ
あずき「あー、無視?ひっどーい」
あずき「もしかして、プロデューサー怒ってる?」
あずき「ううん、あ、あずきならきっと大丈夫」
あずき「次の作戦は……」
・・・
モバP「………お待たせ、あずき」ガチャ
あずき「……(来た来たー、待たせすぎだよ、プロデューサー)」
モバP「ん、妙に静かだな…ああ、寝たのか」
モバP「やっぱり、あずきはまだ子供だな」
あずき「ッッッ(もー、寝たふりしてるだけなのに)」
モバP「電車も明日には動くだろうし、俺も早く寝よう」
モバP「あずき、ちょっと布団どけるぞ……こ、これは」
あずき「……(これぞ、はだけて見えそう大作戦!)」
モバP「ッッ(あずき、つけてない…のか、まさか下も…うっ)」
モバP「(この背でこんなにあると…相当大きいな…)」ゴクリ
あずき「(あれ…何だか……)」
モバP「……」スッ
あずき「ッッ(あ、浴衣掴まれた…んん)」
あずき「(ぬ、脱がされるの?ど、どうしよー)」プルプル
モバP「まったく、あずきも寝相が悪いな…風邪引くなよ」
あずき「(えっ…浴衣を直してくれただけ…ほっ)」
あずき「(…ほっ……?あずき、プロデューサーに…)」
あずき「(その…してほしかったはず…なのに…)」
あずき「(でも、優しいプロデューサー、大好き)」
あずき「(気が抜けたら…本当に眠たくなっちゃった…ふぁ)」
・・・
ビジネスホテル・バスルーム
モバP「くそ、凛といい、頼子といい、美世といい、あずきといい」
モバP「俺だってまだ20そこそこ何だからな」
モバP「理性を保つんだって大変なんだぞ」
モバP「こんなことでもしないといつ我慢できなくなるか……うっ」
モバP「ふぅ………」
・・・
翌日、無事電車は動きP達は東京に帰る事が出来た
しかし、明らかに以前と違うあずきのPへの態度に
やはり事務所は荒れに荒れるのでした
おしまい
番外編7・ふるかわよりこデビュー
ドイツ・ケルン
モバP「おお、これがちひろさんの言ってた…」
頼子「お疲れ様です…、Pさん」
モバP「お疲れ様、頼子」
頼子「何を…見てるんですか?」
モバP「ああ、内の事務所のウェブサイトだよ、新機能が追加されてな」
頼子「あ…私の宣材写真です……ね、え、えっと…」
頼子「(私の写真見ててくれたんだ…ふふ)」
モバP「ほら、写真をクリックしてみろ」
頼子「あ…名前が消せるようになったんですね………」
モバP「そうなんだよ、これで今まで見えなかった所も見えるんだ」
モバP「早速反響もすごいんだからな…って、頼子?」
頼子「……今まで、無かったのが不思議ですね」ジト
モバP「頼子…どうか…したのか?」
頼子「いえ…少しデビューした頃を思い出して…」
モバP「デビューした頃?ああ、あの頃は大変だったな」
頼子「うん…デビュー前は特に迷惑かけたよね…私が自分を表現出来なくて」
頼子「私…デビューしたすぐの事も忘れられないの……」
頼子「その…名前……その時から消せたらなって」ジト
モバP「ははは、そりゃあ、デビューは一生に一度しかないからな…」
モバP「名前…あっ……」
頼子「ふるかわよりこ……」
モバP「よ、頼子…あの件は本当にすまなかった……ご、ごめん」
頼子「ポーカーフェースもこういう時には役立つの」
頼子「たぶん、何事も無いように舞台に立てる……と思う」プイ
モバP「(怒ってるな…、あの時以来か…もう少し気を配るべきだったな…)」
モバP「なあ、頼子…空き時間に美術館行かないか…」
頼子「…うん」ジー
モバP「(あ、これはまずいな…)頼子…何でもするから許してくれ」
頼子「Pさん…言葉はよく咀嚼して吟味した上で舌にのせた方がいいよ?」
モバP「う…そうだな」
頼子「Pさんだけが…悪いんじゃないってわかってるの……でも」
モバP「すまん……」
頼子「学校でけっこう、からかわれたんだよ…それで仲良くなった子もいるけど…」
モバP「本当にごめん…」
頼子「(こういう所……もう…弱いな…私)」
頼子「私もごめんなさい……昔の事蒸し返して」
モバP「いや、俺も気を遣うべきだったよ……」
頼子「美術館…また一緒に……そ、その夕食も……」
モバP「あ、ああ、そういう事なら喜んでっ」
頼子「本当?……嬉しいの」
モバP「(あ、あれ、なんか飛躍してそうだぞ)ははは」
都「頼子さん、そろそろ撮影再開しますよー」
頼子「あ…うん、ありがとう、都ちゃん…」
都「何か、良い事あったんですか…む、これの秘密はっ」
頼子「な、何でもないよ…(顔緩んでるんだ…な、直さないと)」
頼子「Pさん…行ってきます、あれ、よろしくお願いします……ね?」
モバP「お、おう…」
・・・
撮影後、Pと頼子は無事美術館デートを終えるが
何故かディナーに偶然数名のアイドルがその場に居合わせ
結局、普段と変わらない夕食になるのでした
頼子「…おしまい」プイ
ケース16・水木聖來「故郷とわんこ」
茨城県某駅
モバP「終電が無くなってしまった…」ガク
モバP「最近いつもだな…」
モバP「まだ都内ほど遅くないのは幸いだけど…はぁ」
モバP「ビジネスホテル…空いてるかな」
モバP「ああ、あそこで聞いてみるかな…」ワンワン
モバP「犬の散歩か、ははは、かわいいな…ってあれは」
??「あれ、Pさん?どうしてこんなところに?」
モバP「聖來…ああ、地元だもんな」
聖來「うん、アタシはそうだけど、Pさんは…もしかして電車無い?」
モバP「ああ、そうなんだ…油断してたよ」
聖來「茨城なんて田舎なんだから、東京と同じ気分じゃダメだよ」
モバP「ああ、気をつけるよ……で聖來は?」
聖來「うちのわんこの散歩だよ、久しぶりだったからわんこも興奮したみたい」
モバP「ああ…、ちょっと…撫でていいか」
聖來「ふふ、いいよ♪あ、ここ気持ちいいんだよ」
モバP「そうかぁ…ここがいいのか?ここか?」ナデナデ
聖來「あ、ちょっと乱暴にしないで、もっとやさしく」
モバP「ああ、すまん…こう……か」スー
聖來「うん、そう……上手♪」
モバP「なあ…聖來……?」
聖來「う、うん……」
聖來「うん、Pさんも犬好きで嬉しいなっ」
モバP「そうだよな、猫もかわいいけど、やっぱり犬はいいよな」
聖來「だよね♪見て、うちのわんこと凛ちゃんのハナコの写真だよ♪」
モバP「おお、一緒だと絵になるな」
聖來「でしょ、Pさんも犬飼ってたりする?」
モバP「ああ、昔な…子供の頃に死んじゃったけど」
聖來「そう…なんだ、ごめんね……」
モバP「いや、いいって、昔の事だからな」
聖來「うん…アタシってダメだな…美優さんにも同じような事した」
モバP「美優さん…ああ、確か美優さんも」
聖來「うん、わんこの写真見せたらね…すごく悲しそうだった」
モバP「ああ、犬も長く一緒にいると家族同然だからな」
聖來「…ごめんね、本当に…」
モバP「もういいって言ってるだろ、美優さんも気にしてなかったよ」
聖來「アタシね…今回急に帰省したのも…わんこに会いたかったからなんだ」
聖來「もうけっこうな歳だから…少し怖くなっちゃった」
モバP「……」
聖來「ずっと名前つけなかったけど…それで良かったのかな」ナデ
わんこ「くぅん」
モバP「聖來…今後……もしってことがあっても」
聖來「えっ」
モバP「聖來のわんこの代わりにはなれないけど…」
モバP「俺がいる…だろ、それに事務所の皆も」
聖來「…うん、ありがとう、Pさん!」
聖來「んー、でも皆に言ってるんじゃないかな」
モバP「そ、そんなはずないじゃないか」
聖來「ふぅん(あ、やっぱり言ってるんだ…)」
・・・
聖來「あっ、ここの公園久しぶりだなー」
モバP「んー、普通の公園じゃないのか」
聖來「よくここでダンスの練習してたんだ♪」
モバP「公園って…女の子じゃ危ないだろ」
聖來「気をつけてたよ…あ、そうだ、わんこ預かってて」
モバP「ああ…何するんだ?」
聖來「私が考えたダンス……Pさんに見て欲しいんだ」
モバP「おい、ここでか」
聖來「大丈夫、大丈夫、誰も見ていないよ」
・・・
聖來「……」タプンタプン
モバP「やっぱり、聖來のダンスは凄いな…んん?」
聖來「ハッ……」タプンタプン
モバP「いくら何でも…揺れ過ぎじゃないか?」
聖來「フィニッシュ」タプン
モバP「まさか……うっ」
聖來「ハァ…ハァ…、どうだったPさん」
モバP「ああ、本当に良かったよ…」
聖來「Pさんどうしたの、前かがみになって…調子悪い?」
モバP「いや大丈夫…(汗でシャツが張り付いて…)」
モバP「うっ…ぽっち」
聖來「ぽっちって…いやぁぁぁ」パチン
モバP「ガハッ」
・・・
聖來「ごめんごめん、Pさん…ほら冷たいジュースで冷やして」
モバP「ああ、ありがとう」
聖來「……た、たまたまお風呂あがりにわんこの散歩にいったから」
聖來「ふ、普段はちゃんとつけてるからね」
モバP「ああ…(まあ、これくらいの痛みは役得の対価ってことにしとこう)」
聖來「うう…(気にしたら…その…勃ってきちゃった)」カァァ
モバP「聖來…」
聖來「ッッ(や…見ないで……)」
モバP「ほら…まだ暑いけど……風邪引くぞ」パサ
聖來「Pさん…ありがとう…うん温かい」
聖來「やっぱり、モテるんだろうなぁ」
モバP「…ん、何か言ったか」
聖來「ううん、今日はうちに泊まってよ」
モバP「い、いや…それは…」
聖來「この背広返せないでしょ」
モバP「まあ、そうだけど…」
聖來「実家だから、一人くらいの来客は大丈夫だよ」
モバP「ああ…(こういう展開前にもあった気がする)」
・・・
聖來の実家
聖來「ほら、着いたよ、Pさん」
モバP「う、うーん、一応聞くがご両親は?」
聖來「この時間なら普通寝てるでしょ」
モバP「そ,そうだよな、はは(頼子の時とは違うか)」
聖來「…今、他の子の事考えてたでしょ」
モバP「そんなはずないだろう、ははは」
聖來「ふぅん…わんこ、お休み」
わんこ「くぅん」
聖來「さぁ、上がって、あ、お風呂入るよね」
モバP「ああ、いいのか」
聖來「わんこの散歩と…この背広のお礼」
モバP「じゃあ、お言葉に甘えるよ」
聖來「アタシ、布団用意してくるから、その間にどうぞ」
・・・
聖來の実家・バスルーム
モバP「ふう…やはり風呂はいいなぁ」
モバP「それにしても聖來はスタイルいいな…」
モバP「ダンスやレッスンで程よく引き締まってるし…」
モバP「それに特別大きくは無いけど…いい形してたな…」
モバP「それに…ち、ぽっちお…ううっ」
モバP「そういえば、この湯船聖來が…ご両親もか…」
モバP「ふぅ……」
モバP「もう少しで湯船に出すところだった…危なかった」
聖來「何が危なかったの?…タオル置いておくよ」
モバP「ああ、ありがとう、あははは」
・・・
聖來の実家・リビング
聖來「じゃ、Pさん、ソファーでごめんね」
モバP「お、おう…お休み、聖來」
聖來「お休みなさい、Pさん」
モバP「ああ…」
モバP「うーん、何か物足りない気もする…」
・・・
聖來「押すだけが駆け引きじゃないんだよ」
聖來「まだまだ頼子ちゃんや凛ちゃんには真似出来ないかな、んんっ」
聖來「はぁはぁ…あんな所見られて……ううんっ」クチュ
聖來「Pさん…はぁはぁ…この火照りどうしよ」
・・・
翌日Pは聖來やその両親が目覚める前に始発で帰り
聖來はPのために朝食を作れなかった自分を恨んだ
そしてPは体で迫らなかった聖來に今まで以上の信?を抱いたのでした
おしまい
番外編8・私がよりりんと呼ばれた日
数ヶ月前
シンデレラプロ事務所
里奈「おつかれーっす☆」
頼子「…お疲れ様です」
里奈「(確か、古澤頼子ちゃん。頭よさそうでノリ良くないし苦手ー)」
頼子「あ…里奈さん…」
里奈「げっ、目が合っちゃった…あっ」
頼子「………」
里奈「(この顔に出ないのもヤダー。でも、今のはアタシが悪いかー)」
里奈「ごっめーん、いやー、アタシバカだからさー」
里奈「何話したらいいかって思ってるとこ、話しかけられて口にでちゃった」
頼子「そう…ですか…ふ、ふふふ」
里奈「ちょっと、人が謝ってんのにさ、そういうの嫌いだけどー」
頼子「ごめんなさい…私も何話したらって思ってたから」
里奈「じゃー、自分を笑ったのー。うーわけわかんない」
頼子「ふふ…私もよく『よく分からない子』って言われます」
里奈「……(思ってたより、おもしろー)」
頼子「どう…したの?」
里奈「い、いや、あ、隣座るねー」
頼子「あ、はい…どうぞ」
里奈「でさー、何してんのぉ」
頼子「ええ、事務所に来る前に行った美術館のパンフレットを整理してました」
里奈「ぅわぁ、やっぱアタシだめかも」
頼子「え、えっと…里奈さんは美術って苦手?」
里奈「あーアタシ、バカだし、そういうこーしょーなのはー」
里奈「せーぜー、ストリートアートっていうの?でも落書きなんでしょ?」
頼子「ううん、そんな事無いよ…ほら、こういう展覧会もあって…」
里奈「まぢで?げーじゅつって結構ふところ深いっ?」
頼子「人の家や建物に勝手にするのはよくないと思うけど…」
頼子「思わず…見入る作品もあります」
里奈「ほー」
頼子「ねぇ…里奈さんは…最近気持よかった事って…ある?」
里奈「そりゃ、セッ…ゲフ」
頼子「……真面目に答えてください」
里奈「口押さえることないっしょー、冗談なのにさー」
頼子「…………」
里奈「(こ、こわ)ぁー、単車で海すっとばした時とかぁ」
里奈「風が気持ちいいしー、そしたら夕日がマジヤバくてさー」
頼子「里奈さんもバイク乗るんだ、気持ち…いいよね」
里奈「いいッ、頼子ちゃんも乗るの!?あー、お・と・こっしょ」
頼子「えっ?Pさんに乗せてもらったことなんてないよ…」
里奈「んー?どうしてプロデューサーが出てくんのー」
頼子「あ、それは…み、美世さんの後ろに乗せてもらったのっ」
里奈「へー、みよよんと仲いんだー」
頼子「(みよよん…?)え、えっと…でね」
頼子「さっき、バイクに乗った話…すごく楽しそうだったけど、どうして…?」
里奈「え、え、え?んー、難しいことわかんないけど」
里奈「マジヤバくて、マジ楽しかった事、皆に言いたくない?」
頼子「そうだよね、美術も…一緒だよ」
里奈「??」
頼子「自分が感動した事や…人に伝えたいって想いを…」
頼子「技術の限りを尽くして表現するの……」
頼子「だから、国や時代を超えても…人を感動させられる…のかなって」
頼子「小難しい理屈もあって…私もそういうの嫌いじゃないけど……」
里奈「………」プルプル
頼子「ど、どうしたの…里奈さん?」
里奈「よりりん、マジヤバ!」
頼子「はい?(よ、よりりん?)」
里奈「よりりん、ホントヤバイよ!あー、がっこのセンコーがよりりんだったらな」
頼子「え、私が…先生…(そんな歳じゃ……)」
里奈「アタシさー、がっこで美術館とかいくのちょーダルくてさ」
里奈「それでぇ、ふけよーとしたら、センコー、アタシのバカにしてさ」
頼子「う、うん…」
里奈「よりりんみたいに、どーしていーのか教えてくれたら」
里奈「アタシも美術館とか行ってたかなーって」
頼子「ふふ、じゃあ…今度一緒に行きましょう」
里奈「じゃ、アタシが単車出すからさ、後ろ乗るっしょ?」
頼子「うん…いつにしますか?」
里奈「ノリいいじゃん!その後は朝までクラブいこー」
頼子「あ…それは、大人の人も一緒の時に」
里奈「えー、いいじゃん」
頼子「私達…アイドルですよ?そういうのは…」
里奈「うー、あ?さっきのってさ、アタシらアイドルも一緒じゃない?」
里奈「アタシらだって、皆と盛り上がるためにライブするっしょ」
頼子「うん…私もそう思う…」
頼子「ふふ…実はね、さっきの話…私がアイドルになって…」
頼子「自分が表現する側になって…初めて気づいたの」
里奈「よりりんも意外と鈍いとこあんだー」
頼子「鈍い…ですか?」
里奈「鈍いから鈍いって言ったんじゃん♪」
頼子「もう…」
・・・
モバP「お疲れ様ー、んんな、何だか騒がしいな」
モバP「あれは頼子っ?それに…里奈っ?」
モバP「珍しい組み合わせだな」
モバP「仲がいいのはいいことだな、はは」
モバP「おーい、二人共ー」
おしまい
モバP「終電が無くなった…」
ケース17・新田美波「ぬくもりが恋しくて」
都内某所
モバP「お疲れ様、美波」
美波「お疲れ様です、Pさん」
モバP「今日の仕事も良い出来だったぞ、美波」
美波「本当ですか、嬉しいです」
モバP「ああ…そうだ、美波…この間のデレラジなんだがな」
美波「はい!皆と一緒で本当に楽しかったです」
モバP「まあ…そうなんだが…」
美波「何か、いけなかった…ですか?」
モバP「う、うん…これはデリケートな事だからな」
美波「教えて下さい、お願いします…私もっと上手く出来るようになりたいんです!」
モバP「わかった…実はあの放送以来…美波に恋人がいるんじゃないかって話があってな」
美波「ええっ!わ、私に恋人なんていません…その…好きな人は…目の前」ゴニョゴニョ
モバP「ん?実は弟さんが恋人と勘違いされててな」
美波「あの子がですか…ええっと、どうしてですか?」
モバP「ああ、実は一部では『弟』ってのはな…『恋人』の隠語なんだよ」
モバP「恋人としたことを、弟としたように話すって感じかな」
美波「じゃあ…私が弟の話をしたのがそんな風に?」
モバP「ああ…」
美波「確かに弟ベッドに潜り込んだ話はしましたけど…昔のことですよ」
モバP「だからな…その、今恋人とそういう事をしてるんじゃ…ないかと」
美波「そういう事…?うーん、ああああ」カァァ
モバP「ああ、幸い美波が家族想いなのはファンも知ってるし、広がってはいないけどな」
モバP「でも今後、美波が活躍するにつれてそういうファンばかりじゃなくなる」
美波「はい…」
モバP「それに悪意を持って美波を嗅ぎまわる人も増える」
美波「はい…わかりました」グス
モバP「別に家族の話をしちゃいけない訳じゃないからな」
モバP「今後、上手く話せるようにちひろさんと打ち合わせするから」
美波「はい!でも、ちょっと…寂しいです」
モバP「美波…」
美波「でもでも、これから必要な事何ですよね…?」
モバP「ああ」
美波「わかりました!みなみ、頑張りますっ!……」
・・・
モバP「じゃあ、今日はこれで解散だな」
美波「は、はい…」
モバP「(美波、露骨に落ち込んでるな…うーん)」
モバP「アイドルのモチベーションの維持もプロデューサーの仕事だよな」
美波「……はい?」
モバP「なあ、美波、これから一緒にカラオケでも行かないか?」
美波「えっ…いいんですか」
モバP「思いっきり歌えば、すっきりするぞ」
美波「プロデューサーさんと…二人でですかっ」パァァ
モバP「ああ、どう…かな」
美波「はいっ!是非」
モバP「(何だかもう元気になって気がするが…)」
・・・
あるカラオケボックス
モバP「すまん、美波…トイレ行ってくるから、飲み物注文しといてくれ」
美波「ジンジャーエールですね」
モバP「ああ、頼むよ、すぐ戻ってくるから」
美波「はいっ、待ってますね」
美波「私は…何にしようかな…うーん、これ綺麗…」
・・・
モバP「お待たせっ、すまん、一本電話がかかってきてな」
美波「待ってましたよー、Pさぁん」
モバP「飲み物もきたのか…(何か…いつも以上にとろんとしてるな)」
美波「じゃあ、私からいれますね!みなみ、歌いまーす!」
モバP「(ジュース…だよな)」
美波「Do you know venus?Be your venus」
モバP「(それにしても……色っぽいなぁ)」
モバP「(スタイルだけならもっといい娘もいるけど…)」
モバP「(何なんだろうな…これは)」
美波「濡れた瞳 あなただけを 欲しがるの」はぁ
モバP「(う…なんて…息継ぎしただけなのに)」
モバP「(それに、ずいぶん汗かいてるな、あっ、服…透けてる)」ジー
美波「(ああ、Pさんが私を見てる…もっと私を見て)」
美波「甘さを覚えた鳥に 空を 永遠の夢をみせて」
美波「はぁ…はぁ…どうでした、Pさん」
モバP「ああ、すごく良かったよ、美波…うっ」
モバP「(いつの間に胸のボタン開けたんだ…見えるんじゃ…)」ゴクリ
美波「どうしたんですかぁ、ねぇ、Pさんも歌いましょう」
モバP「ああ…でも美波の後じゃ、歌いにくいな」
モバP「(それに…ち、近いよ、体が)」
美波「じゃあ、二人で歌いましょ、うーん、これなんかどうです」
モバP「ああ、これならわか…見えそ…見えたッ(黒だ)」
美波「はい?何が見えました、うふふ」
モバP「えっ、いやそれは…ははは」
美波「ほらっ、座ったまま歌うんですか?」グイッ
モバP「(うっ…胸が当たって…柔らかいッ)」
美波「ほらぁ」グイグイ
モバP「も、もう勃ってます」
・・・
美波「いっぱい歌いましたね」ハァハァ
モバP「ああ…そうだな…ふぅ」
美波「……」ジト
モバP「そ、そろそろ時間だな…帰ろうか」
美波「帰りたく…ありませんッ」ギュ
モバP「お、おい、美波…何をするんだ」
美波「何って、私の気持ち、わかりますよね」
モバP「み、美波…」
美波「一人は…嫌なんです…寂しいの」
モバP「…」
美波「だから、お願い…して」
モバP「駄目だ、美波…こういうのは酒の勢いでするもんじゃない」
美波「でも、Pさんだってここ、こんなに」スッ
モバP「バ、バカ、これはただの反応で…は、離してくれ」
美波「は、はい…」
モバP「美波」ギュッ
美波「えっ」
モバP「なぁ、美波…俺も、事務所の皆も美波を大切に思ってる」
モバP「美波の家族の代わりにはなれないけどさ」
美波「う、うん…」
モバP「だから…寂しさをこんなことで紛らわせちゃだめだ」
美波「Pさん…本当に好きになっちゃいますよ」
モバP「ははは、ああ、俺トイレ行ってくるから」
美波「あ、はい」
・・・
カラオケボックスのトイレ
モバP「ふぅ…今回は特に危なかった……」
モバP「とりあえず、美波は飲酒禁止にしないとな」
モバP「それにしても、イイ腰だったな…うっ」
モバP「ふぅ…そろそろ戻るか」スッキリ
・・・
後日、Pと美波はちひろとトークの対策を立てる
その結果、トークで『弟』という単語は出てこなくなったが
今後はプロデューサーの名前をデレラジで呼び、一悶着起こすのでした
おしまい
番外編9・十三夜も一緒に…
都内某所
モバP「お疲れ様、頼子」
頼子「はい…今日もありがとうございました」
モバP「今日は仕事終わりだけど、どうする?」
頼子「あ…はい、一度事務所に戻ります…」
モバP「そうか…じゃあ、一緒に戻ろうか」
頼子「うん…、少し早く終わったから、歩いて帰りませんか?」
モバP「ああ、ここからなら歩いて事務所にいけるからな」
モバP「俺も今日の仕事は簡単な事務作業だしな」
頼子「はいっ」
・・・
ある公園
頼子「Pさん…その、す、少し、休んでいきませんか?」
モバP「どうした?疲れたのか?」
頼子「いえ…ゆっくりお話したいなって……」
モバP「そんなに時間はとれないぞ、頼子」
頼子「うん…風が気持ちいい」
モバP「ああ、もう夜は肌寒いくらいだな」
モバP「頼子、体冷やさないようにな、ほら」
頼子「ありがとう、Pさん」
頼子「ねぇ…今日は何の日か…わかりますか?」
モバP「今日?アーニャとキャシーの誕生日は祝ったぞ」
頼子「うん、二人の誕生日も大切だけど…ふふふ」
モバP「それ以外か?うーん」
頼子「ヒントは、空です」
モバP「空…?あっ……」
頼子「今日は中秋の名月です…少しだけお月見しましょう」
モバP「ああ、少しだけだからな」
頼子「うん、お団子作ったんです、どうぞ」
モバP「もらうよ、うん美味いな」
頼子「嬉しい…去年のお月見イベントで覚えたから…自信あるの」
モバP「もう去年のことなんだな…」
頼子「うん、あっと言う間だったね…」
頼子「(最初は驚いてばかりで…気がついたら、自分を変えてくれた…)」
頼子「(ううん、私も知らない私を教えてくれたこの人を好きになっていたの)」ジー
モバP「ど、どうした、頼子」
頼子「(Pさん…私の…本当の気持ち……)」
頼子「この月を見てると…Pさん、その…月が綺麗ですね……」ギュ
モバP「(頼子…本当にこの一年で見違えるようだな)」
モバP「(俺の大切なアイドル…頼子……)」ギュ
頼子「あっ…(握り返してくれたの…初めて……)」
頼子「(十三夜も…一緒に月を見たいな)」
・・・
シンデレラプロ事務所前
頼子「着きましたね」
モバP「あ、ああ…」
頼子「Pさん?」
モバP「なあ、頼子、結局ドイツで二人で食事出来なかったから」
モバP「今度一緒に行かないか?」
頼子「……はい。嬉しい…嬉しくて口元が緩んでしまいます…」
モバP「何にしようか…あれ、事務所に何だこのでかい土鍋は?」
頼子「冷えてきましたから、お鍋もいいですね」
頼子「(二人でお鍋をつつくなんて…恋人……みたい)」
??「あれー、お二人さん、お帰りなさいー」
モバP「し、周子?」
頼子「周子さん?」
周子「そんな、驚かんといてよー」
モバP「急に声掛けられると誰だって驚くよ」
周子「そんなことよりさ、私もお鍋したいん!」
頼子「えっ」
周子「お鍋って皆でした方が楽しいしー」
周子「ね、晴ちゃんもそう思うやろー」
晴「な、何で俺に振るんだよ、まあ鍋は…す……げっ」
頼子「……」ジトー
晴「お、俺は別に…」
??「話は聞かせてもらったわ!」バァン
モバP「麗奈!?」
麗奈「鍋と言えば、闇鍋以外に無いわ!」
麗奈「P、次のアンタの休みは闇鍋パーティーよッ」
瑞樹「あら、なになに?面白そうね!」
こずえ「こずえも…おなべ……したいのー」
留美「ふふ、料理の練習はだいぶしてきたわ」
美優「皆でお鍋…楽しみですね…」
愛梨「闇鍋ですか!わくわくしますねっ」
頼子「……」ガク
・・・
こうしてPの家で闇鍋パーティーが開かれることになった
果たしてPの隣人であるちひろの介入はあるのか
めげるな頼子、その内きっと報われる
頼子「続く……」ハァ
番外編10・闇鍋をしていたらアイドルの終電が無くなった
参加者(時計回り席順)
プロデューサー
川島瑞樹
和久井留美
三船美優
結城晴
小関麗奈
塩見周子
十時愛梨
遊佐こずえ
古澤頼子
・・・
数日前
シンデレラプロ事務所
モバP「と、ということで、次の事務所は俺のマンションで闇鍋な」
麗奈「各自一品ずつ、好きな食材をもってくること、いいわね」
周子「はーい」
頼子「……」ムス
モバP「(…頼子また拗ねてるな…まあ、無理ないか)」
・・・
都内某所・プロデューサーのマンション前
頼子「はぁ…どうしてこんな事に、せっかく…」
??「あら、古澤さん、どうしてここに?」
頼子「留美さん?…あ、え……えっと、お鍋の準備手伝おうと思って」
留美「あら、奇遇ね。私もよ」
留美「ねぇ…集合は駅前のはずよね、どうしてPさんのマンションを知ってるの?」
頼子「…はい、一緒に物件選びましたから……」
留美「い、一緒に!?ま、まあ、私だってPさんのお向かいに住んでいるわ」
頼子「お、お向かい!?」
??「あら、二人共何してるの?」
留美「せ、千川さん、どうしてこんな所に?(すごく…綺麗…)」
頼子「……ッ(ま、まさか、Pさんの部屋から…?)」
ちひろ「ここは私も住んでるのよ。あっ、Pさんの部屋でお鍋するんでしょ」
頼子「ちひろさんは……?」
ちひろ「私は社長にお願いされたパーティーに出席するのよ」
ちひろ「それが無かったら、私も参加したかったんだけど…仕方がないわね」
留美「それで、そんな格好なのね」
ちひろ「はい、Pさんも綺麗だって言ってくれましたよ」
留美・頼子「……ッ」
ちひろ「そう言えば、その時、お鍋の準備は出来たって」
ちひろ「他の娘、駅まで迎えに行ってあげたら?」
留美・頼子「は、はい…」
・・・
プロデューサーの部屋
モバP「ああ、皆来てくれたな」
モバP「頼子、留美さん、迎えにいってくれてありがとう」
頼子「い、いえ……」
留美「ふふふ、どういたしまして」
モバP「じゃあ、さっ…」
麗奈「さっそく、闇鍋パーティーを始めるわよッ」ドン
美優「麗奈さん、テーブルに足を乗せるのは…」
周子「麗奈ー、Pさんの位置からパンツ丸見えだよー」
麗奈「なッッッ」カァァァ
モバP「見てない、見てないぞ」
留美「Pさんはもっと大人な下着が見たいのよね」
モバP「は、はい!?」
瑞樹「そ、そうなの?(いけないわ…今日はちょっと若いのを着けてきたわ)」
美優「え……(私のなんかのでいいのかしら…)」
周子「それよりさー、しゅーこ、お腹すいたーん」
晴「鍋しに来たんだろ?、早くやろうぜ」
こずえ「こずえ…はやく、おなべたべたい」
愛梨「そ、そうですね…(今日はかわいいの着けて来たんですよー)」
頼子「じゃあ、照明絞ってきますね」
モバP「ああ、頼子頼むよ」
美優「(あれ?頼子ちゃん、どうしてPさんの家の事知ってるの)」
・・・
モバP「さあ、グツグツ煮えてきたから、そろそろ食べようか」
モバP「で、誰から行く?」
一同「……」ジー
モバP「あ、お、俺からだよな、ハハハ」
モバP「(何か、甘ったるいな)これは…いちご?ウウッ」
周子「ちょっと、麗奈!あんた、何入れてるのよー」
麗奈「はぁ?アタシはそんなの入れてないわよ」
晴「こんなの入れるの麗奈くらいだろ」
頼子「…(こ、こんなの?)」
愛梨「早く謝ろ、麗奈ちゃん。Pさん、怒らないよ」
頼子「……あの」
瑞樹「ど、どうしたの、頼子ちゃん」
頼子「い、いちごを入れたの…私です」
周子「エエッ」
留美「古澤さん、どうしてそんな事を」
頼子「それは…先日ありすちゃんが事務所でお料理の練習してて」
頼子「少しアドバイスしてたら…いちごが美味しそうだったから……」
周子「でも、鍋に果物はさー」
晴「うっ……」
頼子「はい…闇鍋にはこういうお約束も必要かなって……」
頼子「その…ごめんなさいPさん……美味しくなかったですか?」
モバP「いや、最初の一口は……でも意外といけるな、これ」
頼子「Pさん……」パアア
モバP「でもいつもみたいに…普通に美味しいもの選んでくれると嬉しかったな」
モバP「(出来れば、ありすにはいちごフルコースを止めるアドバイスをして欲しかった)」
瑞樹「(いつも?)」
留美「(いつもって言ったわね)」
美優「(いつもってどういう意味ですか?)」
周子「まあ、頼子がした事ならしょうがないかー」
愛梨「そうですね、頼子ちゃんですから」
晴「お、おう、そうだな」
麗奈「………」プルプル
こずえ「ねぇ、ぷろでゅーさー、こずえもいちご、たべたい…」
モバP「ああ、今よそうな」
晴「あ、こずえだけずりー、んん」
瑞樹「いいの、いちご食べたいの」ボソ
美優「そうですよ…地雷は除去してもらいましょ」ボソ
晴「た、確かに」
麗奈「……」プルプル
こずえ「いちご、おいしい…」
こずえ「こずえ、いちごだいすき…、よりこもだいすき…」
頼子「こずえちゃん……」ウル
麗奈「ちょっとあんた達ッ、アタシに謝りなさいよッッ」
周子・愛梨・晴「あ…」
頼子「ごめんね、麗奈ちゃん」
麗奈「な、何よ…も、もういいわよ」
瑞樹「さ、次は私よ…どれどれ…ん、美味しい」
瑞樹「鶏団子だったわ、本当に美味しいわ」
美優「あ、それ私です…手作りしたんです」
モバP「へぇ…美優さんは料理上手なんですね」
美優「え、上手では…でも、嬉しいです」
留美「(上手くアピールしてきたわね、さすがよ)」
留美「さて、次は私ね…って牡蠣、自分の句材だわ。面白くないわね」
美優「(留美さんのは安心して食べられそう…良かったわ)」
美優「私は…いちごッッ、ううう」ゴクン
晴「(ははは、美優さん、ご愁傷様)さ、俺は…」ベチャ
晴「おい、何だよこれ、崩れちゃったぞ……ぐえっ」
周子「やった、当たりぃ」
晴「うげぇ、なんだよこれ…うわぁ、あんこ入りだ……」
周子「いやー、まさか頼子がボケに回るとは思わなかったからさ」
周子「溶けないように最後にいれたんだけどなー」
麗奈「ほら、早く食べなさいよッ、完食が闇鍋のルールよッッ」
晴「わかってるよ…(飲み込んだら、味しないよな)」ゴクン
麗奈「ははは、次はアタシね、さあ……ッッッッ」
周子「麗奈?どうしたん?あっ……」
麗奈「ぷはっ、ゲホッゲホッ、自分の持ってきたハバネロが…」
晴「麗奈、完食がルール何だろ」
周子「ほら、頑張っていってみよー」
麗奈「わ、わかってるわよッ…ぐえッ」
モバP「だ、大丈夫か、麗奈」
麗奈「トイレ…借りるわよ」
モバP「ああ…お大事に」
瑞樹「(後何本あるのかしら…)」
周子「さ、やっと私の番かー、あ…八ツ橋だ…ホントにドロドロだね」ポチャ
愛梨「あ、汁跳ねちゃってますよ…あん、胸元に」
モバP「おおっ」
頼子「Pさん…」ムス
モバP「く、暗くて、何も見えてないよ」
周子「ごめんねー、拭いてあげよっか」
愛梨「じ、自分でやれます」
周子「じゃあ、あたしはこれ食べるね…うえっ…ニッキ臭い」
愛梨「うわぁ…次は私ですね…あ、美味しいッ、鶏団子、当たりですね」
頼子「(当たりって言いましたね…)」
周子「(当たりって言ったね)」
こずえ「こずえ…いちごが食べたい…あっ」
モバP「あっ…(ハバネロ…こずえ死ぬんじゃないか?)」
こずえ「こずえ、いちごがよかった…」
モバP「お、俺がもらうよ、ハバネロ…大好きなんだ」
モバP「代わりにいちごあげるからさ」
こずえ「ありがと…ぷろでゅーさー…おいしい」
頼子「Pさん…だ、大丈夫ですか」
モバP「ううっ…ッッッッッッ」ゴクン
モバP「……」グタ
頼子「次は私…ですね……あ、いちご…うん、美味しくないね」
こずえ「えー、こずえ、いちごすきー」
頼子「こずえちゃん……今度いちご狩り行こうね」ウル
こずえ「うん…」
・・・
周子「もうずいぶん食べたね、それにしても惜しい人を亡くしたね」
美優「ええ、本当にどうしてこんな事に…」
麗奈「勝手に殺すな…」
愛梨「あ、麗奈さん、戻ってきたんですね」
周子「いやーヤバイのはPさんでさ」
留美「小関さんのハバネロ…残り全部食べちゃったのよ」
頼子「ふふふ…」ナデ
晴「何か頼子さんが気味悪いんだけど…」
瑞樹「もう、P君どうしてこっちに倒れてこないのよ」
瑞樹「頼子ちゃんだけ、Pさんを膝枕するなんてずるいわ」
頼子「ふふ…変わりませんよ」ナデナデ
瑞樹・留美・美優「……チッ」
こずえ「こずえのましゅまろ…どこいったの」
留美「ま、マシュマロ?」
愛梨「私もマシュマロ好きですー、ふわふわしてぇ」
美優「溶けちゃったのね…」
こずえ「ましゅまろないのー?」
周子「じゃあ、あたしと買いにいこっか」
こずえ「うん、いくー」
周子「じゃあ、行ってくるねん」ピュー
麗奈「に、逃げたわね」
頼子「あ…瑞樹さんと晴ちゃんと愛梨さんは何いれたの」
瑞樹「私はコラーゲンボールを入れたわ…溶けちゃったけどね」
瑞樹「皆、明日はお肌ぷるぷるよ」
頼子「…(道理で、あんなに甘ったるいスープをごくごく飲んでたんですね)」
頼子「(わかりません…)」
晴「お、俺は…メロン…ジュース」
留美「結城さん…それは……」
晴「べ、別にいいじゃんか、いちごも入ってるんだし」
頼子「う…あっ、で……愛梨さんは」
愛梨「私は礼子さんに貰ったガラナチョコですよ」
瑞樹「ガラナ」
美優「チョコ」
留美「ですって?」
愛梨「あああー何だか、体が熱くなってきました」ヌギ
晴「うわっ、何やってんだよ…あんたら、愛梨さん止めろよ」
留美「私も急にムラムラしてきたわ…ねぇ」トロン
瑞樹「そうよねぇ、この疼きはお鍋のせいよね」トロン
美優「じゃあ、仕方ありませんね…」トロン
晴「うわっ、この大人使えねぇ」
晴「よ、頼子さんッ」
愛梨「ねぇ、体が熱いの…頼子ちゃんで冷まさせてぇ…」プルン
頼子「ちょ、ちょっと…愛梨さん……うぷっ」
晴「あっ………麗奈…はダメか」
麗奈「……」ゲッソリ
愛梨「私だって大学生だから物知りなんだよ…人間クーラーしましょ」
頼子「あれは…服の上からじゃ意味が…キャア」
愛梨「じゃあ…服を脱ぎましょうね…」スル
頼子「いや…やめてぇ」
愛梨「頼子ちゃん…ひんやりしてて気持ちいい」スリスリ
頼子「助けて…Pさん」
瑞樹「あら、P君、空いたみたいよ…ふふふ」
美優「これはいいってことですよね」
留美「そうね…ここはいただきましょう」カチャカチャ
晴「お、おい、プロデューサー、起きろ」ゲシ
モバP「う、うーん」
頼子「Pさぁん」
モバP「うわ、頼子…どうして下着姿に…うっ」
瑞樹「あっ、ここ元気になったわね」
モバP「貴方達何してるんですかッ」
頼子「ッッッ、イヤァァァァ」ピト
・・・
瑞樹「あの…P君…そろそろ足崩していいかしら」
モバP「ダメです」
美優「だから、これは…ガラナチョコのせいで」
頼子「ガラナなんてただカフェインが多いだけです」プン
愛梨「はい…ごめんなさい、頼子ちゃん」
モバP「留美さんは、何か言うことはありますか」
留美「こ、これくらいのことこれからいくらでもするじゃない」
モバP「……」バァン
留美「ヒッ」
モバP「四人は一時間正座です」
モバP「晴、ところで周子とこずえは?」
晴「ああ、あの二人ならマシュマロ買うって出て行ったよ
モバP「そうか…遅いな、周子がいれば安心だけど…」ピンポーン
周子「ただいまーん」
モバP「事情は知ってる…遅かったな…こずえは?」
周子「ほら、ここ、よっこらしょ」
周子「マシュマロ買ったらすぐ食べたいって言ってさ」
周子「公園のベンチで食べてたら寝ちゃってさ」
モバP「そうか…悪いな周子」
周子「礼には及ばなさいよーそれにしても軽いね、こずえちゃん」
周子「栄養指導とかもした方がいいんじゃない?」
モバP「ああ。それはそうだな…」
頼子「寝てるこずえちゃん…かわいい…妖精みたい…」
頼子「毛布かけてあげよう…」ダッ
美優「(だから、どうしてPさんの家のことわかってるの…)」
周子「で、この人達はー?」
留美「ね、ねぇ…そろそろ足崩させてよ…」
モバP「ダメです!!」
周子「それはいいけどさー、もう終電ヤバイんじゃない?」
モバP「あ……」
モバP「な、何で言ってくれなかったんだ」
周子「あたしは初めから泊まるつもりだったし…ほら」
モバP「お、おい…」
周子「Pさんのこと化かしてしてあげる…キャン」
モバP「……」
周子「無言で小突くことないじゃん」
モバP「頼子は…泊まるつもりなんてことはないよな」
頼子「え…私ですか…Pさんが夜道を一人で歩いて帰れって言うなら帰りますよ」
こずえ「……」スースー
頼子「こずえちゃん…かわいい」ナデナデ
モバP「(頼子…お前もか)」
晴「実際さ、こずえ背負って女子寮は無理だぜ」
モバP「う…た、タクシー代だすよ」
頼子「女子寮のこずえちゃん、晴ちゃん、周子さん以外はバラバラですが」
モバP「う…」
留美「(ふふふ、追い風が吹いてきたわ)」
瑞樹「(わかるわ…これはチャンスね)」
美優「(最近…その…溜まってて…)」
愛梨「えーん、足痛いよー」
頼子「ダメです、膝の裏に角材でも挟みますか」
愛梨「ご、ごめんね、頼子ちゃん、もう許して」
頼子「そうだ…留美さんがお迎いに住んでるんですから」
頼子「正座されている方は留美さんの部屋に泊まられては?」
モバP「ああ、その手がありましたね、じゃあ、よろしくお願いします」
周子「あ、麗奈も連れていってねーよろしくー」
留美「う…、Pさんがそう言うなら…仕方がないわね」
瑞樹「やっと…足崩せるわね」
美優「やぁん、私立てません」ガクガク
愛梨「あ、私が肩貸しますよ…やん」ガク
モバP「うっ…そんな半端姿勢で止まると…み、見えそ…」
周子「Pさん、何前かがみになってんの」
頼子「Pさん…」
・・・
周子「ふぅー、片付けも終わったね」
晴「四人でもずいぶん早く片付いたな」
頼子「うん…晴ちゃんが頑張ってくれたからかな?」
晴「お、おう…ありがと…」カァ
周子「あれー。頼子に褒められて嬉しいんだー」ツンツン
晴「はあ、そんなこと…ねぇし」
頼子「ふふふ、晴ちゃん、かわいい」
モバP「三人ともありがとう…で、風呂の事何だが」
周子・頼子・晴「ッッッ」ピンポーン
モバP「こんな時間に誰だ…ちひろさん?」
ちひろ「こんばんは、Pさん、お鍋どうでした?」
モバP「あ、パーティーお疲れ様です、こっちはまあ…ははは」
ちひろ「大変だけど楽しかったですよ…あれ、靴多くないですか?」
モバP「いやー、それが…た、助けてくださいちひろさん」
ちひろ「もう…しょうがないですね、えっと…」
ちひろ「四人とも今日は私の部屋に泊まってね」
頼子「えっ…はい……」ジー
モバP「ははは(何だ、頼子その目線は)」プイ
周子「まあ、ちひろさんの部屋も気になる別にいっか」
晴「よろしくお願いします、ちひろさん」
ちひろ「今日だけですからね、あ、私の着替えと用意もあるんで」
ちひろ「シャワーはPさんのところで済ませてくださいね」
モバP「本当によろしくお願いします」
・・・
その後、頼子、周子、晴、こずえがちひろの部屋に行った後
Pがシャワーを浴びようとすると鏡に口紅でバカと書かれていた
翌日頼子にその事を聞こうとするとデビュー直前のようにびくびくしていた
ちひろに詳細を聞こうとは、色々怖いのでしなかった
なお、礼子、志乃、早苗、楓の四人が体調を崩して休んだ
何でも鍋パーティーをしてドリアンを食べたらしい
頼子「お、おしまい……」ガクガクブルブル
961 : ◆m1/9P3R/Ihfa - 2013/09/22 20:08:47.26 lf28xVAw0 635/1202闇鍋パーティー参加者&食材(時計回り席順)
プロデューサー:場所、鍋、昆布(出汁用)
川島瑞樹:コラーゲンボール
和久井留美:牡蠣
三船美優:手作り鶏肉団子
結城晴:メロンジュース
小関麗奈:ハバネロ(生)
塩見周子;生八ツ橋(餡子入り)
十時愛梨:ガラナチョコ
遊佐こずえ:マシュマロ
古澤頼子:いちご
番外編10・おまけ
周子「一人ずつシャワーは時間かかるよね…二人組でいい?」
頼子「そうですね…」
晴「じゃあ、俺がこずえと入るよ…寮でも一緒のこと多いし」
こずえ「うー、こずえ、ねむい」
晴「シャワー浴びたら、すぐ寝れるからな」
こずえ「うん」
頼子「こずえちゃん…」
周子「いってらっしゃーい」
・・・
シャワールーム
晴「ほら、こずえ、ここに座れ」
こずえ「うん…」
晴「体洗ってやるかならな」
こずえ「うん…、はる…くすぐったい」
晴「ああ、すまん、ここは自分で洗えよ」
こずえ「はる、あらって…」
晴「え、いいのかよ…うう」
こずえ「んん…はる、じょうず」
晴「ああ…何が上手なんだ?」
晴「ほら、次はシャンプーな…シャンプーハットは無いか」
こずえ「……」
晴「手でこうやって、かかんないようにしろよ」
こずえ「うん…」
晴「よーし、始めるぞ」
こずえ「あ…、めがいたい…」
晴「ああ、すまん、ほら目を洗って」
こずえ「ありがと…、つぎは、はるのばん」
晴「いや、いいって、自分で出来るから」
こずえ「あー、はる、いちごかくしてる」
晴「いちご?何言ってるんだ?」
こずえ「ほら、ここ…」クリ
晴「きゃん!あ、そこはいちごじゃない」
こずえ「いただきます…」パク
晴「痛いッ」
こずえ「はる、だいじょうぶ?」
晴「ああ、こずえ、これはいちごじゃないんだ」
こずえ「ごめんね…」
晴「い、いいって、俺が洗い終わったら出ような(…痛い)」
・・・
シャワールーム
周子「さぁ、次は私達の番だよ」
頼子「あ…はい」
周子「背中の流しっこしよー」
頼子「えっ?一人で大丈夫ですよ…」
周子「そんな事言わないでさ、女同士なんだし」
頼子「女同士だからですっ」
周子「えー、じゃあ、Pさんならいいの?」
頼子「な、何を言うんですか、周子さん」カァァァ
周子「あ、赤くなった、かわいー、ほれ」
頼子「ひゃん、どこ触るんですかっ…もう」
周子「頼子って肌綺麗だね…撫で回したくなるな」
頼子「止めてください、…周子さんも肌白いですね、」
周子「あー、献血で血を抜きすぎたかなー」
頼子「そんなことで白くなる訳は…でも綺麗」ツー
周子「いやん、もう、何すんのよー」
頼子「さっきのお返しです、ふふふ」
周子「頼子さー、大きくないけど、形いいよね」クイ
頼子「ちょ、ちょっと周子さん」
周子「それに…やっぱお尻から太ももがいいよね」
周子「あー、私も膝枕して欲しいん」ナデ
頼子「んん、周子さんも腰引き締まってて、羨ましい…」
周子「そーでしょ、この腰つき、自慢なんだ」
モバP「あいつら…俺が脱衣場にいるのわかっててやってるだろ」
モバP「タオル、ここに置いておくからな」
周子「ありがとー、Pさん」
頼子「ありがとう、ございます」
頼子「そろそろ、あがりますか?」
周子「うーん、せっかくPさんがお湯張ってくれたし、浸かってこ」
頼子「そうですね…うん、イイお湯」
周子「やっぱり、お風呂はいいよねん」
頼子「うん…(このお湯、これからPさんも浸かるんだ)」ポッ
頼子「(体の奥…熱くなってきちゃった)」
周子「ねぇ、頼子…Pさんとどこまでしたん?」
頼子{はい?どこまでって……」
周子「どうなん…?」
頼子「それは……」ポッ
周子「(それなりのとこまで行ってる感じかな…)」
頼子「周子…さん?」
周子「(あたしはどうしたもんかなぁー)」
・・・
周子「ああー、イイお湯だったー」
晴「遅いぞ、二人共…こずえ寝ちゃったぞ」
頼子「ごめんなさい…、待たせちゃったね」
こずえ「……」スースー
頼子「こずえちゃん、かわいい…」
モバP「じゃあ、ちひろさんに連絡してるから」
頼子「Pさん…ふふふ、お休みなさい」
モバP「ああ、お休み(なんだ、その意味深な笑みは)」
周子「お休みー」
晴「お休み、Pさん」
・・・
頼子「おしまい…Pさんのバカ…」プン
続き
モバP「また終電が無くなった…」

