・依田芳乃さんのssでモバPが崩壊しかけます
モバPと言うより芳乃P?
書き溜メアリー
P「やっぱり面白いなこのサイト」
P「弐ちゃんねる、お気に入りしとこ~っと」
元スレ
モバP「芳乃・・・ッ!芳乃・・・!」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1488979092/
この軽率な行動が芳乃を苦しめる事になる。
信じられるか?こんな事で俺は芳乃を・・・
P「よ~し 「初カキコ ども」っと」
P「うーんレスが付かないと悲しいな、でもいいや」
芳乃「・・・」
P「芳乃~そろそろレッスン行ってこいよ~」
芳乃「・・・」ガチャバタン
P「最近いつもこれだ、変なやつ」
近すぎて、見えない。そんな経験は誰でもあるだろう。
経験と言うのは簡単だけど、これが経験になるなんて事を想像するのは簡単じゃない。
だから今を大事にする。そんな言葉があるんだ、と、俺は思う。
P「「ハハハwワロスw」っとこんなもんだろ」
P「あー仕事が、適当に終わらして弐ちゃんねるの続きするかなー」
カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ
P「「テラワロスwケルベロスw」っと」カタカタッ
P「おっレス返が来たぞ、なになに「くっさ死ね」か、傷つくなぁ」
P「っと、もうこんな時間か、そろそろ芳乃のレッスンも終わるし送る準備でもするか」
ガチャッ
芳乃「・・・」
P「おー芳乃お疲れ、送ってくから車乗っててくれ」
芳乃「今日は遠慮しますー」
P「?そうか、まあ送る距離じゃないかもしれないけど車の方が楽だぞ?」
芳乃「一人で帰るのでしてー」
P「お、おう?それより芳乃、お前怒ってないか?」
ガチャバタン
P「行っちまったよ。まあいいや、続きしよっと」
カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ
P「ワロスワロス」
ちひろ「・・・プロデューサーさん?もう夜ですよ?お仕事がまだ残ってるなら明日・・・」
P「うおっ、ホントだ。ありがとうございます!ちひろさん!それでは僕は帰りますね」ガチャッ
ちひろ「おつかれさま・・・でした?」
俺は近すぎて見えないわけじゃない。ただ、周りが見えていない。それだけなんだ。
でもそんな事に気づきやしない。
周りが見えずに周りが分かるなんて器用な事が出来る人間は居ないだろうさ。
P「ただいま~って誰もいないし。当たり前だけど」
P「ご飯食べてお風呂入って寝るかー」
P「おっ、面白そうなスレハケーン。これは寝れないな」
カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ
この時俺は昼間の芳乃を、芳乃の事を、担当アイドルの事を思い出しもしなかった。
俺は彼女をプロデュースしたかったはずなんだ。
初めて出会った時は彼女のプロデューサーとして、プロデュースする者として夜も眠れなかった。
でも、彼女と過ごす度に意識が掠れ、掠れる事さえ日常になって・・・
P「朝か・・・、だり~。あ゛ー」ノビー
P「ヤベェ!そんな事言ってる場合じゃねぇ!家出ないと遅刻だっっ!!!」
P「おっ、昨日のスレ完走してるじゃーん。寝落ちしたからリアタイで見れなかったな・・・最悪だ」
そんな事を考えながら車で仕事場へ向かう。
道端に一人、少し寂しげな少女の背中に気づかないまま。
P「すんません!!遅刻しましたァ!!」
目上の人「早く自分の担当に付けェ!!処分はその後だ!!!!」
P「ユルシテクレメンス・・・」
目上の人「何言ったかァ!早く行けェ!」
P「はひィ!!!!!」
こんなだらしない人間に俺はなってしまった。
この背中を誰に見せるか?
このだらしない俺の背中を知ってる人間に決まっている。
芳乃「・・・」
俺の背中を知っている人間に見られたなんて思わないまま。
P「あー始末書だるいンゴおおおおお」
ガチャッ
芳乃「御早う御座いますー」
P「あ゛~芳乃、おはよう。なぁ聞いてくれよ芳乃、ちょっと遅刻したくらいでこの始末書の山だぜ?目上の人も鬼かよ~って」
芳乃「それはわたくしが頼みました故ー」
P「マジかよ芳乃・・・お前が鬼だっt」
芳乃「今のそなたは周りが見えておりませんー、なのでー」
芳乃「そなたをお叱り下さい、と、目上の人に頼んだまでですー」
P「周りが・・・見えてない?」
芳乃「確かに、弐ちゃんねるとは面白い場所でしてー、ですがーそのせいで周りが見えないとなるとー今のそなたには、仕事が務まらないでしょうー」
P「いやいや、遅刻したのは悪かったけど周りが見えてない訳じゃないよ?仕事もちゃんとしてるし」
芳乃「ならばー」
P「ならば?」
芳乃「わたくしを"ぷろでゅーす"したいですかー?」
P「そんなの言わなくても・・・」
芳乃「わたくしが見えていますかー?」
P「・・・」
P「そんなの言わなくても・・・」
芳乃「わたくしが見えていますかー?」
P「・・・」
芳乃「そなたの目は、何を見るためについているのですか?」
芳乃「弐ちゃんねるを見るため、ですか、仕事を、するためですか.、.」
芳乃「わたくしを、見ないためですか・・・」
P「芳乃・・・」
芳乃「わたくしは・・・そなたと・・・お仕事を・・・っ、こなしたいっ!・・・でも・・・」ポロッ
芳乃「あ゛な゛た゛は、・・・ッ・・・わたぐしを・・・見ては・・・くれ゛ない・・・」
P「・・・俺は・・・」
ー初めてだったー
はたしてこれが説教と呼べるのかは分からないが、これが初めてだった。
軽い説教なんていくらでもあったさ。
嗚咽を漏らしながら、涙混じりに、俺の事を心配し、自分の心の声を口に。
そんな説教は人生で、芳乃の説教で、この世界に産まれて、
初めてだった。
いつもは俺のために怒ってくれる芳乃が
説教してくれる芳乃が
芳乃自信の事を心配してくれと言わんばかりの
初めての、説教だった。
そうして俺は初めて気づく。
日常があたりまえに変わって、あたりまえが近くに来て、近すぎて見えなくなっていた事を。
P「ごめんな゛・・・芳乃・・・俺゛は・・・」
芳乃「・・・っ・・・」
芳乃の波は引いたらしい、でも俺の波が溢れかえってんだ。
こんな事は自分勝手だろうか
P「芳乃・・・ッ!芳乃・・・!」
芳乃「・・・!・・・」
思わず抱きしめてしまった。
説教相手に抱きしめられるのはどんな気分なのか。
後から思ったけどちょっと引ける。
スマン芳乃。もう少しだけ俺のわがままを聞いてくれ。いくらでも説教なら聞くさ。
P「俺゛ゎ゛!もう、近くても゛、見失わない、例えどんなに遠くても、お前を゛ッ・・・見失う訳には!いかない!!」
P「ごめんな・・・芳乃・・・ごめんな・・・」
芳乃「そ゛な゛た゛ぁ゛ぁ゛・・・!!」
P「ずっと一緒だ・・・だから芳乃も俺を叱ってくれ。」
P「俺もこんな思いはもう嫌だ。でも、自分だけじゃ気づかないかも知れない、だからお前が居る」
芳乃「・・・っ゛・・・」
P「もう今までの俺じゃない、ほら涙拭けよ。いつまで泣いてん・・・だ・・・ッ・・・」
泣いてる芳乃を見たら貰い泣きするらしい。
気をつけよう
まぁこの顔は誰にも見せる訳にいかないけどな。
その後は二人でひたすら泣いた。
どんな感情か分からないけど、泣き声だけが響いた。
泣き疲れたのか芳乃は寝てしまったよ。
泣いた後には消費しただけの水分を取らないと気分が悪くなるぞ?
余計なものが流れたから最高の気分だけどさ。
おやすみ芳乃。明日から頑張ろうな。
P「さて、今日の仕事はキャンセルかな・・・」
それでも明日から忙しそうだ。
お わ り
35 : 以下、\... - 2017/03/08 22:35:31.788 yecvN8kdd 26/26あっーーー!!
そういえば過去になんか書いてるんだよなぁ!
ほらァ!
モバP「加蓮・・・ッ!加蓮・・・!」
https://ayame2nd.blog.jp/archives/13585972.html
モバP「輝子・・・ッ!輝子・・・!」
https://ayamevip.com/archives/58205981.html