1 : 名無しさ... - 25/02/13 17:43:51 mYCI 1/25バレンタイン前に地雷を踏んだPの話。
前作 モバP「カバー曲を考えよう」
https://ayamevip.com/archives/58948043.html
元スレ
モバP「ユッキの機嫌が悪い」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1739436231/
甘いものが苦手なプロデューサー(以下P)「俺、何かやらかしたんかな……」
橘ありす「私に言われても」
P「最近とうとうこたつの対面に座らないようになってもうてさ」
ありす「そもそも一緒のこたつに入ってる時点でほぼバカップルなんですよ」
P「昨日なんて布団を隣に敷いて寝よったんや」
ありす「むしろ距離近くなってません?」
P「いや、普段は俺の布団にユッキが潜り込んでくるから離れとるな」
ありす「まごうことなきバカップルじゃないですか。アホなんですか?」
P「バカとは何やバカとは」ムッ
ありす「多分きっと絶対もっと言う事あると思いますが」
P「で、どないすればええんや……このままやとユッキが隣の部屋で寝るようになってまう」
ありす「それが普通なんですよ。だいたいPさんはいつもいつも……」クドクドクドクド
30分後
ありす「……というわけでPさんはみんなとの距離も考え直さないとダメです。いいですね?」
P「せやなぁ……ありすも独り立ちさせなあかん頃よなぁ」
ありす「え」
P「よー考えたらうちの事務所、ありす含めみんなと距離近すぎたわ。普通寂しい夜にプロデューサーの家に行くなんてこと認めへんもんな」
ありす「あ、あれは私が寂しいんじゃなくって……!」ワタワタ
P「ほな俺が呼んでるってことか、なおさら改めへんと。とりあえず家に来るのだめってことで」
ありす「~~っ!」ジタバタ
P「冗談や冗談、やからそんなかわいすぎる駄々のこね方せーへんの」
ありす「キュートじゃないもん……」ムギュー
P「キュートやないかい。キュートでクールで時々パッション、それがありすやん」ダキトメー
ありす「むぅ……」
ドアガチャ
姫川友紀「あ」
P「あ」
ありす「ふぇ?……~~~っ!///」カオマッカ
P「ちゃうねんユッキ」
ユッキ「……ふーんだ」プイー
ありす「ぴぴぴPさん何してくれてるんですか!友紀さんにこんな恥ずかしい所見られたら私あわわわわわ」プシュー
P「どうして……」
ユッキ「」モグモグ
原田美世「わっ、すごい勢いでチョコ食べてる」
鷹富士茄子「友紀ちゃん、食べ過ぎたらプロデューサーさんにあげるチョコなくなっちゃいますよ?」
ユッキ「……あげないし」バクバク
みよかこ「!?」
ユッキ「あんのバカプロデューサーにチョコなんてあげないもん!」ババーン!
みよかこ「!?!?」
5分後
ユッキ「……ってことなんだけど、酷くない!?」
美世「これはちょっと庇えないかなー」
茄子「んー、それなら……」ゴニョゴニョ
ユッキ「でも……」プクー
カクカクシカジカ
美世「……茄子ちゃん、ドライブしない?近くに美味しい喫茶店あるんだけど」
茄子「いいですね~、2人で行きましょうか」
ユッキ「ちょ」
美世「友紀ちゃん……いちゃつきたいんだよね」
茄子「お二人でどうぞいちゃいちゃして来てくださいね~」
ドアバタン
ユッキ「行っちゃった……キャンプ情報でも見てよ」
一方その頃
P「……というわけでふじともー、占ってくれへん?」
藤居朋「え、やだ」
P「助かるわー……って何て?」
朋「だからやだって」
P「うせやろ」
朋「ホントよ。だって友紀ちゃんから聞いたけどPがどう考えても悪いもん」
P「うぐっ……やけどそもそも何があかんかったんや?」
朋「」ジトー
P「うっわ、蜘蛛の糸に群がる罪人を見るような目しよる」
朋「今のあんたカンダタ並の悪人よ」
P「そこまで言う!?」ガーン
朋「だって友紀ちゃんー」
ユッキ「わああああああ!?」ペシーン
朋「」パタリ
P「ハリセンフルスイングすなぁ!」ダキトメー
P(てか朋の顔が近い!きれいな目しとるよなぁ……アイドルにして正解やった)
朋「ななな何見つめてんのよPのヘンタイ!」スパーン!
P「いだぁっ!?」
翌日
P「」ドヨーン
大槻唯「おっはよーPちゃん!今日もアゲアゲで行こー!☆」
P「あーうん、そうやね」ハイライトオフ
唯「うわめっちゃテンション低いじゃん!どしたの?」
P「実はな……」
カクカクシカジカ
唯「それはPちゃんが悪いよー!」
P「えぇ……?唯までそんなこと言う?」
唯「だってもうすぐあれなんだよ?その前にそんなこと言うのはゆい的にポイントひくーい!」
P「ゆいポイントとかいう概念初耳なんやが」
唯「とにかくゆっきーに謝んなきゃ!ゆっきーも多分謝んの待ってるよ?」
P「うーん……ただ俺は納得いかんわ。人の好みなんてそれぞれあるやん」
唯「……じゃあさ、唯とくっついちゃう?」
P「へ?」
ユッキ「ななななな何言ってんの唯ちゃん!?」ドドドド
唯「えー、Pちゃんにアドバイスしてただけだしー☆」
ユッキ「とにかく!プロデューサーはあたしのなんだから唯ちゃんが取っちゃダメ!約束だからね!」
P「何で俺は喧嘩相手にいきなり所有権主張されてるんやろ」
ユッキ「……あ」カァァァ
ユッキ「プロデューサーのバカ!オドーア!ダン・ミセリ!」ピューン!
P「悪口が斬新」
その夜
P「ユッキー、夕飯食べるぞー」
ユッキ「ふんだ」モグモグ
P「風呂空いたぞー」
ユッキ「ふんだ!」ヌギヌギ
P「電気消すぞー」
ユッキ「ふーんだ!」ダキツキー
P「何がしたいねん!!!」
翌日
P「お仕事楽しいなあ」カタカタ
前川みく「Pチャンが死んだ目でパソコン叩いてるにゃ」
椎名法子「プロデューサー、ドーナツ食べる?」
P「ドーナツはみんなで食べとき。余ったらいただくわ」カタカタ
法子「えー、これプロデューサー用の甘くないのだよ?」
P「マジか、それならいただこうかな」
5分後
みく「Pチャン甘いの苦手って言ってたねそういえば」
P「そうなんよ。バレンタインとかで貰うときは食べるけど普段はほぼ買わんなぁ」モグモグ
法子「どう?どうどう?」ズイッ
P「流石ノリちゃんやな、美味しい」
法子「やったっ!」ガッツポ
P(こんな妹欲しかった)ナデナデ
みく「コーヒーがどんどん甘くなってきたにゃ」ズズー
P「そういやこれみくが淹れたのか、ありがとうな」ヨシヨシ
みく「にゅふふ、もっと撫でろにゃー」ゴロゴロ
P「え、ヒゲを?」
みく「そんなもんついてないにゃ」
P「ほな猫耳カチューシャを?」
みく「カチューシャ撫でても意味ないってこれカチューシャじゃないにゃ!みくは猫!猫チャンにゃあ!」
法子「でもみくちゃん、こないだお仕事中に猫耳外れかけて……」
みく「ぎにゃああああ!何言うてくれとんねん!しーや、しー!」
P「関西弁キャラ被せんといてー」
みく「ツッコむ所そこちゃうやろ!アイドルとキャラ被り気にするPがどこにおんねん!」
P「ここに」バーン
法子「いるよ!」ババーン
みく「息ぴったりか!!!」
「ふーん……息ぴったりで羨ましいなぁ」
P「ヒエッ」
ユッキ「ねぇプロデューサー、お話しよ?」ハイライトオフ
P「落ち着け落ち着け話せば分かるから」
みく「正にその話をしに来てるにゃ」
法子「あたしたちは向こうでドーナツ食べてるねー」
P「ウソダドンドコドーン!」
ユッキ「ねぇプロデューサー?何で言ってくれなかったの?」
P「な、何のことでしょう……」
ユッキ「チョコのこと!あたし楽しみにしてたのに!」
P「チョコ?」
ユッキ「だってプロデューサー言ってたじゃん!甘いの苦手って!」
数日前
ありす「~♪」
P「ただいまー、今おるのはありすだけか」ドアガチャ
ありす「お疲れ様です。マックスコーヒー飲みますか?」
P「マックスコーヒー?関西で売ってへんのに、よう見つけたな」
ありす「志希さんとフレデリカさんから貰ったんです。一箱」
P「一箱!?」
ありす「で、いりますか?」
P「うーん……ごめん、遠慮するわ」
ありす「そうですか……」シュン
P「昔関東で仕事してた頃たまーに貰ったけど、マックスコーヒー甘すぎて無理やねん。あれちょっとしたトラウマなんよ……俺甘いの苦手やから」
バサッ
ありす「何の音ですか?」
P「さぁ?まぁええわ、決算の書類作ろ」
ユッキ「……って!トラウマになるくらい甘いのが苦手だって!」
P「それマックスコーヒーだけや……甘いのは確かに苦手やけど、自分で買わへんってだけよ」
ユッキ「自分にチョコかけて『プレゼントはあ・た・し?』ってやりたかったのに!!プロデューサーのバカぁ!」ポカポカ
P「ちょっと何言ってるか分かんないんやけど。てかそんなことするつもりやったん?」
ユッキ「……え」
P「あかん、かわいすぎる。火傷だけ気を付けてやってくれへんかなー」ニヤニヤ
みく「リボンなら準備してあげるにゃあ」ニヤニヤ
法子「友紀ちゃんとプロデューサー、ドーナツ並に甘々だねー」ニヤニヤ
ユッキ「」プシュー
ユッキ「……プロデューサーのバカぁぁぁ!」カキーン
P「金属バットでケツをフルスイングすなぁぁぁぁぁ!」ピューン
バレンタイン当日の夜
P「今年はビターチョコ多かったな、コーヒーと一緒にいただくか」トコトコ
P「あと大人組の酒のアテによさそうなつまみもありがたい、今日さっそくもらおっと」トコトコ
P「ただいまー」ドアガチャ
謎の箱「\コンニチワ/」
P「なにこれ」
P「サイズ的には人1人入れるぐらいか。で中から変な音は……」
謎の箱「オーイ!アケロー!」
P「……しないと。うーん、そのまま置いとくのも不気味やし一度しかるべき所に」
「いや開けようよ!声聞こえたよね!?」バーン
P「うわぁびっくりしたぁ!」
ユッキ「えへへ、びっくりした?したよね?」ズイッ
P「心臓止まりかけたわ。でその格好どないしたん?」
ユッキ(全裸にリボンでラッピング)「これねぇ、みんなに手伝ってもらったんだ!意外と大変だったんだからねー」
P「違う、そうやない。俺が知りたいのは理由や」
ユッキ「プロデューサー、甘いの苦手でしょ?だからチョコはやめた方がいいかなって」
ユッキ「で、色々考えた結果今年のバレンタインのプレゼントは……あ・た・し?今まで我慢してたこと、いーっぱいしていいからね……?」
P「」プチン
ユッキ「……なーんてね!とりあえずご飯食べて……あれプロデューサー?目が怖いよ?ちょっと待ってちょっと待ってここでいきなりするのはダメだってばぁ!」
25 : 名無しさ... - 25/02/13 21:08:58 mYCI 25/25このあとめちゃくちゃ以下省略。おしまい。
ところで僕はバレンタイン前に何でこんな怪文書を投下してるんでしょうね?(賢者モード)