花京院「何度も言わせるなポルナレフ」
ポルナレフ「>>4だぁ?本気で言ってんのかオメー」
花京院「暑い夏にはぴったりだろう」
元スレ
花京院「ああ、暑い夏だし>>4してみるつもりだ」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1407934985/
4 : 以下、\... - 2014/08/13 22:04:20.03 RP309ZqO0 2/60たわし祭り
8 : 以下、\... - 2014/08/13 22:06:36.92 qVZ9yVXH0 3/60たわし祭りわからないから適当にやる
花京院「さあ、行くぞポルナレフ」
花京院「たわし祭りだ!」ババァーーンッ
『たわし祭りとはッ!』
『一年を通して台所を始めとした水回りで活躍をする「たわし」を崇める祭りのことであるッ!』
『人々は使い古したたわしを持ちよりッ!』
『感謝の気持ちをこめて川に流すのが主な祭りの内容なのだッ!』
花京院「準備はいいな、ポルナレフ」
ポルナレフ「おい待て、おれも行くのか?」
花京院「一人暮らしのきさまはよくたわしにお世話になっているんじゃあないか?行くべきだろう」
ポルナレフ「いやおれは・・・」
花京院「いいから来い。そうだ>>15も呼ぶぞ」
15 : 以下、\... - 2014/08/13 22:13:08.16 vzq7qVEoi 5/60エンヤ婆
花京院「女性も呼ぶぞ」
ポルナレフ「それを先に言えよ花京院ッ!」パァァーッ
たわし祭り会場
ワイワイガヤガヤ
花京院「ほう、結構な人が集まっているな」
ポルナレフ「で?その女の子はどこにいるんだ?」キョロキョロ
花京院「落ち着きのないヤツだな」
花京院「彼女なら先に・・・・・・おや、もう来ているな」
ポルナレフ「なにぃ!?どこにいる!?」
ドドド
ドドドドドド
エンヤ婆「遅かったのう花京院」ババァーーンッ
ポルナレフ「!?!?」
ポルナレフ「う・・・」ゴゴゴ
花京院「お待たせしてすみません」
ポルナレフ「な・・・な・・・」ゴゴゴゴゴゴ
花京院「浴衣がよくお似合いですね」
エンヤ婆「お世辞を言ってもなんもでんぞ、花京院・・・////」
ポルナレフ「お、おい花京院・・・まさか」ゴゴゴゴゴゴ
ポルナレフ「オメーの言う女性って・・・」ゴゴゴゴゴゴ
花京院「ええ、彼女のことですよ」ババァーーンッ
ポルナレフ「花京院テメーッ!!!!!!」ドドドドドドドドド
花京院「おい、なにか文句があるのかポルナレフ!彼女は我々よりもたわしとの付き合いの長い女性なんだぞ!失言はつつしめよ!」
ポルナレフ「だ、だっておめー!あんまりにも卑怯じゃあねえか!!」
エンヤ婆「文句があるのかポルナレフ。またベンキを舐めたいようじゃな」
ポルナレフ「ウウッ・・・」ゴクリ
ポルナレフ「・・・ま、また会えて嬉しいぜ」ガクリ
花京院「あまりの喜びに興奮していたようだ」
エンヤ婆「しょーかしょーか、ならしかたないのう・・・////」
花京院「ところで、たわし流しはまだ始まらないようなので出店でも見て回りませんか?」
エンヤ婆「いいぞ」
ポルナレフ「ああ、そうだな。飯も食ってねえし、ついでになにか買うか」
花京院「では・・・」
ポルナレフ「お!」
花京院「なんだ?」
ポルナレフ「あんなところに>>32屋があるぜ!まずはあそこへ行こう!」
32 : 以下、\... - 2014/08/13 22:27:49.49 1yAL9UBY0 9/60ケバブ
ポルナレフ「ケバブ食おうぜ!」
花京院「では、ぼくとエンヤ婆の分を買ってこい」
ポルナレフ「アア?なんでてめーは行かねえんだよ」
花京院「ケバブ屋の前は混んでるじゃあないか」
花京院「彼女を人混みに巻き込むわけにはいかないだろう」
ポルナレフ「ハア?」
エンヤ婆「さっさと行けポルナレフッ!」
ポルナレフ「チッ!うるせー婆さんだぜ」
ガヤガヤ・・・
ポルナレフ「ン?」
ポルナレフ「店の前なんか騒がしいな・・・」
>>40「200!!」
ダン「そんな安くは売れませんねェ!500!!」
40 : 以下、\... - 2014/08/13 22:35:22.84 ZDdgykz70 11/60大統領
ヴァレンタイン「では250!」ドドド
ダン「450!」ドドド
ヴァレンタイン「300!」ドドド
ダン「400!」ドドド
ヴァレンタイン「350でどうだ!」ドドド
ダン「仕方ねえ売ったぜ!!」ババァーーンッ
ヴァレンタイン「やったぞ・・・わたしは勝った!!」ババァーーンッ
ブラックモア「よかったですね大統領」
ダン「まいどどうも~」
ポルナレフ(祭りの屋台で値切りだと・・・!?せ、せこい!!)
ポルナレフ(確かに屋台の値段はぼったくりかと思うほど高いが、祭りの場でこんなことをするなんて初めて見たぜ・・・)
ポルナレフ「・・・ま、おれには真似できねー芸当だぜ」
ポルナレフ「おい、ケバブ三つくれ」
ダン「・・・悪いな。今のでおしまいだ」
ポルナレフ「なに!?」
ダン「わたしは店仕舞いをするところなんだ。帰った帰った」
ポルナレフ「お、おい・・・」
ポルナレフ「そんな・・・うそだろ」チラッ
大統領「勝利して食べるケバブは旨いな」モグモグ
ブラックモア「大統領、さすがに20コは買いすぎなのでは?」
大統領「わたしの行いにケチをつけるな」
ブラックモア「スイませェん・・・」
ポルナレフ「あいつ・・・」
ポルナレフ「あのデブ!買い占めやがったな!!」ドドドドドド
ポルナレフ「おいそこの!・・・・・・」
ポルナレフ「・・・・・・トレビアンな髪型のヤロー!」
ヴァレンタイン「なにかね?」クルリ
ポルナレフ「20コも一人で食うなんて大変だろう?3つばかり譲ってくれよ」
ヴァレンタイン「なにィ?」
ポルナレフ「な?頼むぜ。テメーのせいでおれが買えなくなっちまったんだからよォー」
ヴァレンタイン「・・・・・・」
ブラックモア「大統領・・・」
ヴァレンタイン「フム、きみ・・・フランス人かね」
ポルナレフ「アア?まあな」
ヴァレンタイン「我が国の国民でない者に、タダじゃあ譲れんな・・・」
ヴァレンタイン「しかし、そうだな・・・>>49するのなら考えてやらんこともない」
ポルナレフ「それくらいなら任せろよ」
49 : 以下、\... - 2014/08/13 22:53:13.17 wPVmTeMz0 15/603回まわってワン
ポルナレフ「いくぜ!」
ポルナレフ「・・・」クルクルクルクル・・・
ポルナレフ「・・・ゥワン!!」ババァーーンッ
エンヤ婆「なんじゃあ、ポルナレフのヤツ。妙な動きをしおって」
花京院「暑さで頭をやられたんでしょう」
ポルナレフ「さて、それじゃあ約束通りケバブをいただこうか」
ヴァレンタイン「はあ?」
ポルナレフ「!」
ポルナレフ「ヤローッ!約束を破る気か!?」
ヴァレンタイン「ケバブを3つ、タダでやると言っているんだぞ。そんな簡単なはずあるまい」
ポルナレフ「テメーが言ったんじゃあねえか!!」
ヴァレンタイン「ワン、と鳴く生き物はなんだ?そう、犬だ。きさま・・・それが犬の真似か?冗談じゃあない。わたしをバカにしているのか?・・・もっと本格的にやれ。もう一度だ」
ポルナレフ「グヌヌ・・・ッ!」
ポルナレフ「こ、こうか?」クルクルクルクル
ヴァレンタイン「もっと腰を低く」
ポルナレフ「こうか?」グルグル
ヴァレンタイン「前足は揃えて」
ポルナレフ「・・・こうか?」グルグルグル
ヴァレンタイン「そうだ、だがもっと必死に!!」
ポルナレフ「こうか!・・・ハッハッハッハッ」グルグル ハッハッ
ヴァレンタイン「いいぞ!だいぶ良くなった!」
ポルナレフ「・・・ハッハッハッハッ」グルグルグル
ヴァレンタイン「素晴らしい!じつに素晴らしい!」パチパチ
ポルナレフ「そ、そうか?ハッハッハッハッ」グルグルグル
花京院「本当になにをやっているんだあいつ・・・ッ!」ドドドドドド
エンヤ婆「・・・花京院」
花京院「ン?なんです」
エンヤ婆「ポルナレフが戻るのにまだ時間がかかりそうか?」
花京院「そうだな・・・・・・」
ポルナレフ「ワンワン!ワンワン!」ハッハッグルグルグルグル
ヴァレンタイン「いいぞ!我が家の番犬にしたいくらいだ!」
ブラックモア「お手」
花京院「呼ばなきゃあ帰ってきそうにないですね」
エンヤ婆「・・・・・・そうか」
花京院「どうかしましたか?」
エンヤ婆「それが・・・・・・急に>>62したくなってのお」
花京院「えっ・・・」
62 : 以下、\... - 2014/08/13 23:08:39.94 9V4jPdrz0 19/60盆踊り
エンヤ婆「ちと、あっちのヤグラで踊ってきてもいいか?」
花京院「エート・・・」チラッ
ポルナレフ「ワンワン!ワンワン!ワンワン!」ハッハッハッハッ
ヴァレンタイン「ブラックモア、大型犬用ケージを至急用意しろ」
ブラックモア「了解しました」
ヴァレンタイン「よーしよしよしよしよしよし」ワシャワシャ
ポルナレフ「ハッハッハッハッハッハッハッハッ」
花京院「いいですね、行きましょう。せっかくの浴衣ですしね」
エンヤ婆「楽しみですじゃ」
花京院(さよならポルナレフ、達者でな)
盆踊りやぐら
♪ナガレルーナーイルーノーセイリュウデー
ワイワイ
エンヤ婆「♪よいよい」
花京院「フフフ、エンヤ婆・・・なかなかお上手ですね」
エンヤ婆「花京院もいい線いっておるぞ」
花京院「ありがとうございます」
花京院(盆踊りは普通の踊りなんだな・・・たわしを使った踊りかと思ったが)
花京院(・・・いやなにを考えているんだぼくは)
エンヤ婆「ハッ!花京院!後ろじゃ!」
花京院「・・・!」
花京院(しまった!馬鹿馬鹿しい考えに気をとられて・・・ッ!)
ドンッ
花京院「ウッ・・・」
>>73「痛ッ!」ドテッ
73 : 以下、\... - 2014/08/13 23:21:28.06 cGEpHbGO0 22/60たわし
たわし「痛ッ!」ドテッ
花京院「あ、すみませ・・・」
花京院「!?!?」
ドドドドドド
ドドドドドドドドド
花京院(で・・・でかい"たわし"・・・!?)
花京院(たわしが・・・倒れているッ!!)
ドドドドドドドドドドドド
たわし>>82「なにをするッ!!」クルッババァーーンッ
花京院「な・・・>>!?>>82なのか!?」
82 : 以下、\... - 2014/08/13 23:25:51.80 vzq7qVEoi 24/60DIO
たわしDIO「・・・花京院きさまか!」ババァーーンッ
エンヤ婆「おや、DIOしゃまでしたか」
たわしDIO「ほう、エンヤ・・・おまえも来ていたのか。浴衣、似合っているぞ」
エンヤ婆「・・・ありがたき幸せですじゃ////」ポッ
花京院「DIOッ!な、なぜそんな格好を・・・ッ!?」
たわしDIO「ククク・・・」
たわしDIO「たわし祭りだからな・・・祭りの雰囲気に合わせて特注で作ったのだ」
花京院「ウウッ・・・きさまとぶつかったところがチクチクして痛いッ!」チクチク
たわしDIO「本物のたわしと同じ素材だからな。ざあまあないな花京院」
花京院「グヌヌ・・・!」
花京院「おのれDIOッ!・・・絶対に>>93!」ドドドドドド
93 : 以下、\... - 2014/08/13 23:32:36.98 DuyScIZIi 26/60許さん‼
花京院「絶対に許さん!!」
たわしDIO「それじゃあ、わたしは踊りの続きをするとしよう」
♪ニークノーメウワァーッタ コーノーカラダー
たわしDIO「♪あ、それそれ」
エンヤ婆「さすがですじゃDIOしゃま」
アイス「たわしのキグルミで踊るなんてなかなかできたもんじゃあないですよ」
たわしDIO「このDIOに不可能はない」
花京院(くそ!あいつの顔が死ぬほど腹立つぞ!)
花京院(・・・全力で邪魔をしてやる!!)ドドドドドド
花京院(手始めに>>101だ!)
101 : 以下、\... - 2014/08/13 23:38:08.87 Zpf/KXH40 28/60レロレロ
エンヤ婆「♪よいよい」
たわしDIO「♪あ、よいよい」
ザッ
花京院「・・・」
たわしDIO「ン?」
エンヤ婆「これ花京院ッ!DIOしゃまの進行方向に立つんじゃあない!」
たわしDIO「なんの用だ花京院・・・?」
花京院「・・・・・・DIO」
花京院「ぼくを怒らせたことを、後悔するがいい」バッ
たわしDIO「なにぃ!?」
花京院「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
たわしDIO「!?!?!?!?」
エンヤ婆「ぎぃやああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」
アイス「花京院がDIOさまをレロレロ舐め回し始めただと!?」
花京院「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
たわしDIO「・・・」ドドドドドド
エンヤ婆「花京院ッ!きさまDIOしゃまになにを・・・ッ!!」
花京院「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
アイス「おのれ花京院ッ!DIOさまから離れ・・・」
アイス「ハッ!」
アイス「こ・・・」ドドド
アイス「こいつ・・・」ドドドドドド
花京院「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
エンヤ婆「!」
花京院「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
アイス「DIOさまを余すところなく舐めている・・・」ドドドドドド
エンヤ婆「・・・なんという嫌がらせじゃ!しかし・・・」ドドドドドド
花京院「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
エンヤ婆「たわしに包まれているDIOしゃまを舐めるあまりッ!舌が削れ出血しとるじゃあないかァーーーーッ!」ドドドドドド
花京院「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」ブシューッドクドク ババァーーンッ
アイス「気味が悪い」
エンヤ婆「なんてやつじゃ花京院ッ!」
エンヤ婆「なんという執念ッ!なんという根性ッ!・・・敵ながらあっぱれですじゃ」
たわしDIO「か・・・花京院よ・・・」
花京院「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」ブシューッ
たわしDIO「そのくらいで」
花京院「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」ドクドクドバーッ
たわしDIO「花京院・・・」
花京院「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」ドドドババーッ
たわしDIO「ザ・ワールド!!!」ドォーーーーンッ
花京院「レロレロ・・・ッ!ハッ!」バッ
花京院「・・・DIO!?」キョロキョロ
花京院(い、いない・・・ッ!)ブシューッドクドク
花京院「くそ!逃げられた!」ダンッ
エンヤ婆「さすがDIOしゃま。敵に情けをかけられたんじゃな。お優しい」
アイス「ディッ・・・DIOさまァーッ!」キョロキョロ
花京院(しかし、DIOの盆踊りの邪魔はできたな)ニヤリ ドクドクドバーッ
エンヤ婆「しかし、これだけの出血でなぜ死なん花京院ッ!」
花京院「そこんとこだが、ぼくにもよくわからん」
アイス「DIOさまーッ!」・・・ガオンッ
エンヤ婆「・・・やれやれ花京院よ、盆踊りはもうやめじゃ」
エンヤ婆「>>125で休憩するかの。きさまの舌も手当てしてやろう」
125 : 以下、\... - 2014/08/14 00:03:07.71 KmHhXkx/i 33/60空条屋敷
空条邸
ホリィ「それにしても花京院くん、どうして舌を怪我しちゃったのかしら?」
花京院「ええまあ、色々とありまして」
承太郎「そんなことはどうだっていい。・・・おい、なぜここに来た」
エンヤ婆「きさまの家が祭り会場から一番近かったからじゃ」
花京院「そういえば・・・・・・夜分遅くにすみませんでした、ホリィさん」
ホリィ「いいえ、いいのよォ!気にしないで花京院くん!いつでもいらっしゃい」
花京院「ホリィさん・・・」
ホリィ「そうだ!せっかくだし花京院くん>>131していきなさいよ」
花京院「えっ!いいんですか!?」
131 : 以下、\... - 2014/08/14 00:11:18.51 r8djG8f70 35/60宿題
承太郎の部屋
花京院「いやあ・・・悪いな承太郎」
承太郎「チッ!あのアマ!余計なことを言いやがって」
エンヤ婆「宿題とはなんですじゃ?」
花京院「ああ・・・夏休みに出た課題のことですよ」
承太郎「だが、テメーはとっくに終わってるだろう。初日に終わらせておくタイプと見たぜ」
花京院「フフフ・・・さすがだな承太郎。そのとおり」
エンヤ婆「終わっているなら祭りに戻るぞ花京院」
花京院「いえ、そうもいきません」
エンヤ婆「なにぃ?」
承太郎「つまり、だ・・・こいつはあのアマが出してくるであろう夜食を期待してここに留まってるわけだ」
花京院「フフフ・・・おそれいったよ。きみはなんでもお見通しのようだ」
エンヤ婆「・・・・・・」
エンヤ婆「おのれ花京院」
花京院「えっ」
エンヤ婆「ひとを祭りに誘っておいてこの仕打ちとは・・・見損なったぞ!」
花京院「・・・・・・」
承太郎「・・・この婆さん、テメーから誘ったのか?やれやれ、どれだけ守備範囲が広いんだ」
花京院「たしかに、申し訳ないと思っている。すまないエンヤ婆」
エンヤ婆「ええい!ごめんですんだら警察はいらないんじゃーっ!」
花京院「弱ったな」
承太郎「行け」
花京院「えっ」
承太郎「ここはいいから行け」
花京院「そ、そうもいかない!ぼくはホリィさんの夜食を食べるまで動けん!」ズアッ
承太郎「・・・・・・」
エンヤ婆「・・・そうか、ならばもう遠慮はいらんな」
エンヤ婆「ジャスティス!!」
花京院「ンンンンン!?」ググーーーッ
エンヤ婆「こうなれば、力ずくで連れていくのみよッ!」
花京院「ウウッ!いつのまにか手に傷をつけられていたのか!?」ベコォッ
エンヤ婆「きさまがDIOしゃまのたわしに気をとられている隙をついたのじゃマヌケェッ!」
花京院「お・・・おのれッ!」
花京院「じょ、承太郎ッ!」バッ
承太郎「楽しんでこい」
花京院「ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!せっかくのフラグがァーッ!」ジタバタ
承太郎「旗がどうかしたのか?」
エンヤ婆「観念せい花京院ッ!」
花京院「イヤダァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
エンヤ婆「おじゃましたぞ」
ズルズルズル・・・
承太郎「やれやれだぜ」
ホリィ「あら?花京院くんは?」ヒョコッ
承太郎「・・・祭りに行ったぜ」
ホリィ「そう、残念ね。夜食を持ってきたのに」
承太郎「おれが食うぜ」
ホリィ「ウフフッ!よかったァーッ!・・・それにしても、お祭りってなにをやってるのかしら」
承太郎「ああ、そういやあ・・・たわし祭りとか言っていた気がするが」
ホリィ「たわし・・・?」
たわし祭り会場
花京院「くそ!恨むぞエンヤ婆ッ!」
エンヤ婆「食事なんぞいつでもできるじゃろう。祭りは一年を通して今日だけじゃ」
花京院「・・・・・・たしかにそうですが
花京院「ああ・・・しかし腹がへったな」
エンヤ婆「なんじゃ。きさまも晩御飯を食べていなかったのか」
花京院「ええ、まあ」
花京院「ちょっと屋台でなにか買ってきますね」
エンヤ婆「早くするんじゃよ花京院、たわし流しはもうすぐ始まるぞ」
花京院「わかってますよ。エンヤ婆はここで待っていてください」
ザワザワ
花京院「おや?さっきのケバブ屋はもうないのか・・・」
花京院「ならば・・・」
花京院「隣の>>150屋で夕御飯を調達しよう」
150 : 以下、\... - 2014/08/14 00:41:16.55 2mkY67HK0 41/60トラサルディー
花京院「エート・・・」
花京院「おや?メニューの看板はどこです?見あたらないんですが・・・」
トニオ「そんなもの、ウチにはないよ・・・・・・」
花京院「何ィ!?」
トニオ「お料理の献立はお客様次第で決定するのです」
花京院「どういうことです?・・・困ったな・・・日本語がちゃあんと通じていないようだ。イタリア語もわからんしどうしたものか」
花京院「エート、だから・・・ぼくが何食べるか決めるので、メニューを見せていただけないだろうか」
トニオ「チガウ!チガウ!ワタシがお客様を見て料理を決めるというコトでス」
花京院「・・・は?」
トニオ「フゥーむ」ジロジロ
トニオ「アナタ・・・・・・」
トニオ「昨日>>161しましたネ?」
161 : 以下、\... - 2014/08/14 00:54:26.61 WD0UrKzj0 43/60パイパンに
花京院「!」
花京院「な・・・ッ!」ドドド
花京院「なぜそれを・・・ッ!」ドドドドドド
トニオ「ワタシは両手をみれば肉体すべてがわかりまス。それこそ、内臓や見えない毛の有無まで・・・」ニコリ
花京院「ぷ、プライバシーの侵害だァッ!」
トニオ「オー!パイパンは恥ずかしいことじゃあありまセン!外国ではフツーです!」
花京院「黙れ!」
トニオ「フゥーむ・・・なるほど、アナタ・・・パイパンにして後悔しているようですネ・・・」
トニオ「では、アナタにぴったりの料理をお出しいたしまス」
花京院「ふ、フン!なるべく早くしてくれよ」
トニオ「オ・カピートォ!かしこまりました」
数分後
花京院(・・・やれやれ、いったいどれだけ待たせるんだか)
花京院(安易に頼むんじゃあなかったかな)
花京院(・・・・・・)
トニオ「お待たせいたしました」
花京院「やっとか!」
花京院「・・・!」
花京院「こ・・・」ドドド
花京院「これは・・・!?」ドドドドドド
トニオ「イタリア料理の>>174でス」
174 : 以下、\... - 2014/08/14 01:06:26.42 2mkY67HK0 46/60ハーヴェストの踊り食い
花京院「ハーヴェスト!?なんだそれは・・・見た目も虫のようで気持ちが悪いぞ」オエー
ウゾウゾ・・・
トニオ「マア、モノは試しにどうぞ」
花京院「いや、しかし・・・」
ウゾウゾウゴウゴ・・・
花京院「ウウッ・・・よく見れば虫と一緒に変な生き物も張り付いている・・・」
パールジャム「メッシャアーッ!」
花京院「とてもじゃないがこんなもの」
トニオ「アノ」ズイッ
トニオ「ワタシはアナタに幸せになってほしいでス・・・」
花京院「!」
トニオ「ただ、それだけのために用意したものでス・・・どうか・・・」
トニオ「どうか・・・一口だけでも試してください」
花京院「・・・・・・」
花京院「わ、わかりました」
トニオ「オー!」ニコォッ
花京院「ですが、ぼくになにかあれば容赦はしませんよ」
トニオ「ご安心を!料理は安全でス」
花京院「ほ、本当だろうか?」
トニオ「もちろんです」
花京院「で、では・・・」
花京院「いざ!」
仗助「おい億泰よォ~、チコっと金貸してくんねえか?」
億泰「金だァ~?オレ今手持ち少ねェからなァ~~ッ!」
仗助「おい重ちー」
重ちー「断るど!」
仗助「ま、まだ何も言ってねェだろーがよォ!」
重ちー「友達との間でお金の貸し借りはしたくないど。争いの元だどー!」
仗助「こいつ・・・」
億泰「よく言うぜ」
仗助「チェッ仕方ねえなァーッ!それじゃあリンゴ飴は諦めるとすっかァ~」
重ちー「!」ピタッ
億泰「ン?」
重ちー「・・・・・・」
仗助「・・・ン?どうした重ちー」
重ちー「・・・・・・」ゴゴゴ
億泰「おい?なんだ?」
仗助「重ちー?」
億泰「ウンコでももれたかァ?」
重ちー「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴ
仗助「ハッ!」
重ちー「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!」ドッバァーーッ
仗助「な、なんだこりゃぁ!?」
億泰「血!?重ちーの体血が吹き出てやがるぜェッ!!スタンド攻撃か!?!?」
仗助「しっかりしろ!重ちー!!」クレイジーダイヤモンドッ
重ちー「あ・・・・・・ガフッ・・・」
花京院「あ、うんまいなーこれ」ゴリゴリッ
トニオ「喜んでもらえてなによりでス」
花京院「しかし、踊り食いって難しいですね」バキバキ
仗助「クレイジーダイヤモンドで治しても治しても次の攻撃が来やがるぜ!」
億泰「どうなってんだァ~!?こりゃあよォーッ!!」
仗助「くそ!!わんこそばじゃあねェんだぞォーッ!早く原因を探らねえとよォーッ!」
重ちー「げばぁぁぁぁぁぁぁぁーーーッ!」ブシューーッ
花京院「さすがイタリア料理人ですね」ゴリゴリッ
トニオ「アリガトウゴザイマス」
花京院「ウ~ン、おかわりがほしいところだ」ゴリゴリッ
花京院「ごちそうさまでした」
花京院「・・・ン!?」
トニオ「・・・・・・」
ザワザワザワザワッ
花京院「んおおおおおおおお!?!?」
シュルルルルルルーーーーーーッ
花京院「こ、これは・・・」ドドド
花京院「この股間の感覚は・・・ッ! 」ドドドドドド
トニオ「フフフ・・・確認してもいいんですよ」
花京院「・・・・・・」ズボンガバッ チラッ
花京院「あ・・・・・・」
花京院「け・・・毛が生えてるッ!!」ババァーーンッ
トニオ「ディ・モールトベネ!」
重ちー「」チーン
仗助・億泰「重ちーィィィィィィィィィッ!!!」ドドドドドド
仗助「ハッ!まだ息があるぜ・・・」
仗助「くそ!今クレイジーダイヤモンドで治してやるからなァーッ!」
億泰「ウウッ・・・重ちー・・・こんな姿になっちまってよォーッ!」
仗助「吉良のヤローッ!許さねえぜェーーー・・・ッ!」ドドドドドド
川尻吉良「ン?」
川尻吉良「・・・今、叫び声が」
しのぶ「ねェあなた、わたあめどうぞ!ほらアーン」
川尻吉良「お、おい。人前だぞ」
早人「・・・・・・」ドドドドドド
花京院「おまたせしました、エンヤ婆」
エンヤ婆「おお花京院!やっと来たか・・・」
ポルナレフ「おっせーぞ花京院!もう始まるところだ」
花京院「ポルナレフ!?まだいたのか」
ポルナレフ「アア?なにいってやがる」
花京院「いや、てっきりあのおかしな髪型のデブに飼われていったのかと・・・」
ポルナレフ「ハァー!?」
パァーンッ
ポルナレフ「ン?」
花京院「おや」
エンヤ婆「始まったようじゃな・・・」
『美しい花火を合図にッ!静かなたわし流しが始まったのだった!!』
ポルナレフ「よっしゃ!それじゃあおれも、持ってきたたわしを流すとするぜ!」
花京院「アッ!待てポルナレフ!」
ポルナレフ「へへ!止めるな花京院ッ!おれが一番乗りだぜ!」
スッ
ポルナレフ「・・・せーの!」
ズポッ
ブクブクブクブク・・・
ポルナレフ「・・・・・・」
ポルナレフ「・・・沈んじまった」
花京院「なにをやってるんだ。普通に考えてたわしが流れるわけがないだろう」
ポルナレフ「なにィ!?」
エンヤ婆「見ろポルナレフ、こうして風船をふくらませて・・・」プゥーッ
エンヤ婆「たわしにくくりつけて流すんじゃ」
ポルナレフ「先に言えよ・・・」
花京院「まったく、人の話も聞かずに勝手にやるから悪い」
ワイワイ ガヤガヤ・・・
ポルナレフ「みごとに川が風船でいっぱいだな」
花京院「色とりどりの風船が浮かんでいてとてもきれいですね」
ポルナレフ「これじゃあ風船流しじゃあねえか」
花京院「・・・まあ、そうだな」
エンヤ婆「なにを言っておるポルナレフ。この祭りはたわしへの感謝の祭りじゃ。人間の視覚を楽しませるためのものじゃあない」
エンヤ婆「たわしを流水につけて清める、そのための祭りなんじゃからな。これでいいんじゃ」
ポルナレフ「・・・今さらだがおかしな祭りだな」
花京院「たわしをバカにするな!」
ポルナレフ「オメーはなんでそんなにたわしにこだわってんだよ!台所に立つ機会そんなねえだろ!!」
エンヤ婆「ええい!ひとの頭の上でワメきあうのはやめるんじゃあ!」
「花京院くーん!」
花京院「!」
ポルナレフ「ン?」
エンヤ婆「おや、あれは・・・」
ホリィ「間に合ったみたいね!」ババァーーンッ
花京院「ホリィさん!承太郎までッ!」
ホリィ「お祭りっていうから来ちゃった♪」ルンルン
ポルナレフ「オメーもかよ承太郎」
承太郎「このアマが無理矢理な」
ホリィ「たわし流しなんて私はじめてだわー!」
花京院「ちゃあんと教えますよホリィさん、たわしは持ってきましたか?」
ホリィ「ええ、もちろんよ」
花京院「まず、この風船を・・・」
エンヤ婆(よかったのう花京院)
花京院「それじゃ、いちにのさんで流しますよ」
ホリィ「ええ」
花京院・ホリィ「いちにの・・・さん」
チャプ・・・
ホリィ「まあ!ほんとうに流れるのね!」
承太郎「この後はどうなるんだ?」
エンヤ婆「下流の方で回収した後、丁重に処分されるようじゃな」
ポルナレフ「なぁーんだ、結局処分されるのか」
花京院「最後に川できれいにしてから処分する、というわけですね」
ホリィ「・・・・・・」
ホリィ「なんだかもの寂しいのわね」シミジミ
花京院「ホリィさん・・・」
ホリィ「ア!あれを見て承太郎!」
承太郎「なんだ」
ホリィ「ホラ!たくさんの風船に囲まれてうかんでるたわしが流れてくるわよ!」
承太郎「!」
ポルナレフ「なんだなんだ・・・?」
花京院「あれはまさか・・・」ドドド
エンヤ婆「な、なんと・・・ッ!」ドドドドドド
どんぶらこ~どんぶらこ~
たわしDIO「WRYYYYYYYYYYYYYッ!!」ババァーーンッ
どんぶらこ~どんぶらこ~
エンヤ婆「DIOしゃま!!!」
承太郎「DIOだと!?」
どんぶらこ~どんぶらこ~
たわしDIO「なにぃ!?花京院に・・・承太郎!?」
たわしDIO「フフフ・・・これは良いタイミングだな」
たわしDIO「よく聞け花京院!承太郎ッ!一番早く流れるたわしはきさまらじゃあない・・・・・・」
たわしDIO「このDIOだァーーーッ!!」ババァーーンッ
どんぶらこ~どんぶらこ~
ポルナレフ「何を言ってるんだアイツ」
花京院「暑い夏だし仕方がないな」
承太郎「やれやれ、回収後はちゃあんと処分されるんだろうな」
エンヤ婆「DIOしゃまァーーーーーッ!!!」
『暑い夏の日の出来事なのであった!』
ジョジョの奇妙な冒険
スターダストクルセイダース
~花京院とたわし祭り~ 【完】