ジョナサン「うん、どうかな」
エリナ「とても素敵ね」
ジョナサン「へへへ・・・ッ!」
ジョナサン(エリナと過ごす初めての夏休みだ!やっぱり>>4するしかない!)
元スレ
エリナ「夏休みだし>>4するのね、ジョジョ」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1407568740/
4 : \(^o^)/ - 2014/08/09 16:19:47.29 uC8wNBIi0 2/99SEX
『夏ッ!その素敵な解放感がッ!ジョジョを行動させたッ!!』
ジョナサン「それじゃあいくよ、エリナ・・・」
エリナ「ああ、待ってジョジョ!!///」
ジョナサン「え?なぜだい?」
エリナ「ここは外じゃあない・・・」
エリナ「初めてはやっぱり>>14がいいわ」
ジョナサン(・・・・・・めんどうくさいなあ)
ジョナサン(でも、エリナからのお願いだからなあ)
ジョナサン「わかった、早速行こう!」ギンギン
14 : 以下、\... - 2014/08/09 16:26:14.46 HIOzX16L0 4/99ジョースター卿の部屋
ジョージの部屋
ジョナサン「さ、入って入って!」
エリナ「・・・本当にいいのかしら?」
ジョナサン「父さんならしばらく外出中だから大丈夫さ!二人で、広いベッドでゆっくり愛を育もう」
エリナ「まあ・・・////ジョジョったらいけないひと!///」ポッ
ジョナサン「へへッ!」
ジョナサン「それじゃあ今度こそいいね、エリナ」
ドサッ
エリナ「ええ、ジョジョ・・・ジョナサン」
エリナ「・・・優しくして、くださいね・・・///」
ジョナサン「もちろん!いっとう大事にするさ、エリナ!」
ズッポズッポグッポグッポアンアンアンズプズプ
『幼い二人はッ!互いに夢中になってベッドで戯れたのだったッ!!』
ドドド
ドドドドドド
「な・・・」
ドドドドドドドドド
「なにをしているんだ・・・!?」
『しかしッ!行為に夢中になるあまりッ!ジョジョたちは気づかなかったッ!』
『部屋にはすでにッ!>>22がいたということをッ!!』
23 : 以下、\... - 2014/08/09 16:33:54.81 sUOZJKvB0 7/99ダニー
『そこにはッ!ジョージの部屋でいたずらをしていたダニーの姿があったッ!!』
ダニー(ジョジョはいったいなにをしているんだァ?)
ダニー(エリナにマウンティングをして・・・)
ダニー(ハッ!)
ダニー(まさか・・・!!)ドドド
ダニー(あれは・・・交尾!?)ドドドドドド
ダニー(あれが人間の交尾か・・・初めて見たぜ)
ダニー(おお、なんだかおれも興奮してきた)ハッハッ
ダニー(よし、おれも>>28してみよう!)
28 : 以下、\... - 2014/08/09 16:40:05.55 2cLqCwYW0 9/99ジョジョ!作法がなっとらんぞッ!作法が!
ディオを見習え!
ダニー(よし、おれも『ジョジョ!作法がなっとらんぞッ!作法が!ディオを見習え!』をしてみよう)
ダニー(ジョースター卿・・・人間の真似事をしてみるのも楽しいかもしれないなァ!)
ダニー(どれ・・・)
ダニー「・・・ワフンオホンッ!」
ダニー「ジョジョ!作法がなっとらんぞッ!作法が!ディオを見習え!」
ジョナサン「エ!?」ヌポンッ
エリナ「あんっ・・・///」
ジョナサン(い、今・・・ッ!とうさんの声がしたような・・・)ドドドドドド
エリナ「どうしたんですジョジョ?」
ジョナサン「あの・・・今人の声がしなかったかい?」
エリナ「人の・・・?」
ダニー(おお!やったぞ!!人語が話せた!!)
『犬の声帯では通常ッ!人語を話すことは不可能であるッ!』
『だがッ!ダニーは違ったッ!!』
『類い希なる知能の高さとッ!発達した声帯によって言葉を発することができたのだッ!!』
ダニー(これは楽しいな・・・)
ダニー(ようし、これで日頃嫌なことをしてくるディオでもおちょくってくるか)
ジョナサン(お・・・おかしい・・・)
ジョナサン(部屋にはぼくとエリナしかいないはずだというのに・・・)
ジョナサン(今のは・・・今のはいったい・・・!?)
ドドドドドドドドド
ダニー(お、いたぞディオのヤツ!あんなところで大人しく読書か・・・優等生を気取りやがって!!)
ダニー(おれは今でも、テメーが初対面でおれを蹴り上げたことを覚えているんだからなァ!)
ダニー(ジョジョは許したようだがッ!おれは全然納得いかねえ!!)
ダニー(みてろよディオ・・・)ゴゴゴ・・・
ディオ「・・・」ペラッ
ディオ「・・・・・・」ペラッ
「・・・ディオ」
ディオ「ン?」
ディオ「・・・・・・だれだ?」キョロッ
「・・・知っているぞ、ディオ・・・・・・きさまの企みを知っている」
ディオ「おい、誰だと聞いている。姿をみせろ」
「きさまは・・・>>44するつもりだということを知っているぞ・・・」
ディオ「なに!?」
44 : 以下、\... - 2014/08/09 16:55:18.66 HIOzX16L0 13/99エリナを寝取る
ダニー「きさまはエリナを寝取るつもりだということを知っているぞ」
ディオ「なに!?」
ディオ「エリナを寝取る・・・だと・・・!?」ドドドドドド
ドサッ
ダニー(本が落ちた!あの本・・・『How to Sex 初心者でも大丈夫♪~貴族編~』)
ダニー(本で予習か・・・・・・勤勉な・・・勉強家ならではの発想だなディオ!)
ディオ「なぜそれを・・・きさまはいったい何者だ!?」
ディオ「くそ!どこだ!どこにいる!!」
ダニー「ここだ」
ディオ「!?」
ディオ「きさまは・・・」ドドドドドド
ディオ「きさまは、ジョジョの犬・・・!?」ドドドドドド
ダニー「よう、ディオ!」
ディオ「・・・・・・」
ディオ「・・・・・・」キョロキョロッ
ダニー「・・・?」
ディオ「ふざけるんじゃあないぜ!犬が喋るか!!ぼくがこんなものに騙されると思ったのかマヌケェ!!」
ディオ「犬を使った腹話術かァー!?子供騙しをしやがって!!どこだ!どこにいるッ!!」キョロキョロッ
ダニー「・・・・・・」
ダニー(堂々と対峙する方が潔いと思ったが・・・まあ、ディオ相手だし別に堂々とする必要はないか)
ダニー(勘違いしているようだし、このままにしておこう)
ダニー「ワン!」
トタタタタタッ
ディオ「どこだ!姿をあらわせウスノロッ!」
ダニー(とにかく、本人に言ってみてわかったぜ。これで疑惑は確信に変わった!)
ダニー(こいつは本気でエリナを寝取るつもりだっ!さっさとジョジョに知らせてやるか!!)
ジョージの部屋
ジョナサン「エリナッ!エリナッ!」パンパン
エリナ「アアッ!・・・ジョジョっ!激しすぎますッ!////」パンパンパンパン
ズコズコズコズコ
ダニー(まだやってやがるのか・・・)
ダニー(まあいい)
ダニー(ここはまたジョースター卿の声真似で・・・)
ダニー「ジョジョ!どこにいるんだ!来なさい!」
ジョナサン「アッ!まずい!!とうさんが帰ってきたぞ!」
エリナ「えっ!」
ジョナサン「すまないエリナ!ここはぼくが父さんの注意を引くから、その間に着替えをすませてくれるかい?」
エリナ「え、ええ・・・わかったわジョジョ」
ガチャッ
ジョナサン「父さん・・・?」
ジョナサン「おや?」
ジョナサン「・・・部屋の外から声が聞こえたと思ったんだけれど、誰もいないぞ」
ジョナサン「おかしいな・・・」
ダニー「ジョジョ、お前に話がある」
ジョナサン「!!」
ジョナサン「父さん!?いったいどこにいるんですか!?」
ジョナサン「・・・・・・父さん?」
ダニー「いいかいジョジョ、大事な話だからよく聞きなさい」
ダニー「ついさっきわかったことなんだが・・・」
ダニー「ディオくんが、良からぬことを考えていることがわかったのだ」
ジョナサン「ディオが・・・?」
ダニー「>>59をするつもりらしい」
ジョナサン「なんだって・・・!?」ドドドドドド
59 : 以下、\... - 2014/08/09 17:15:37.14 AB0zIfJs0 18/99家出
ジョナサン「家出!?」
ダニー「あとエリナも寝取るつもりらしい」
ジョナサン「エエ!?」
ジョナサン「どういうことだ・・・?ハッ!まさかディオのヤツ!」
ジョナサン「エリナに片想いをしていたのだろうか・・・?」ドドド
ジョナサン「エリナをレイプした後、家出を企んでいるんじゃあ・・・!?」ドドドドドド
ジョナサン「な、なんてやつだディオ!」
ジョナサン「父さん!今の話は本当なんですか!?」
シィーーーーン・・・
ジョナサン「あれ?いない?」
ジョナサン「しかし、今の話が本当だとすると・・・・・・エリナがあぶないッ!!」
ジョナサン「エリナ!エリナ!!」
バンッ
ジョージの部屋
ガラン
ジョナサン「い、いない!?」キョロキョロッ
ジョナサン「エリナがいない!!」
ジョナサン「・・・おや?サイドテーブルになにやら書き置きが・・・」
『愛しのジョジョへ』
『ディオがお話があるというので彼についていきます。続きはまたこんどしましょうね』
『あなたのエリナ』
ジョナサン「ディ・・・」ドドド
ジョナサン「ディオ・・・ッ!!」ドドドドドド
ジョナサン「大変だ!エリナがディオに連れ浚われてしまったぞ!!」
ジョナサン「くそ!こうなったらもう手加減はナシだ!!」
ジョナサン「ぶん>>67ってやる!!」
67 : 以下、\... - 2014/08/09 17:25:35.14 2cLqCwYW0 21/99ぶんしん
ジョナサン「ぶんしんってやる!」ドドドドドド
ディオ(ここらでいいか・・・)
ディオ(フッ・・・バカな女だ。なにも知らずにこのディオに着いてくるとは)
エリナ「それでディオ、話ってなにかしら?」
ディオ(こいつは貴族の女じゃあないが、ちゃんとした淑女だ。それなりの扱いをしなくてはヤル前に逃げられちまうかもしれないな)
ディオ(ここはやはり・・・)
ディオ「ああ、その前にエリナ・・・少しいいかな」
エリナ「なんです?」
ディオ「どうだろう、できたら・・・・・・話は>>74しながらしたいんだが」
エリナ「・・・・・・」
74 : 以下、\... - 2014/08/09 17:37:02.62 sUOZJKvB0 23/99ジェンガ
ディオの部屋
グラグラ
ディオ「アッ!待てエリナ!・・・本当にそこのを引き抜くつもりなのかい?」
エリナ「ええ、そうよ」
ディオ「こちらから見ろ」
エリナ「・・・?」
ディオ「接している所が少ないのがわかるかい?その部分はバランスが悪いじゃあないか」
エリナ「本当ね・・・さすがだわディオ!」
ディオ「さ、わかったら別の部分を引き抜くんだ。例えばそうだな、こことか」
エリナ「ええ・・・ここね!」グイッ
グラグラドガシャーーーッ
エリナ「えっ?」
ディオ「ハハハ!まんまと騙されたなエリナァーッ!!」
エリナ「マア!・・・・・・ディオのいじわる!」
アハハハハハハ!
ディオ(そろそろいいか・・・)
ディオ「なあエリナ」
エリナ「ウフフ、ディオって面白い人ね」
ディオ「ン?」
エリナ「ジョジョからは、ディオってとっても意地悪な人って聞いていたんですけれど・・・」
エリナ「・・・わたし、誤解していたのかもしれないわ。ごめんなさいね、ディオ」
ディオ「・・・・・・」
エリナ「それで?」
ディオ「エッ!」
エリナ「お話ってなにかしら?」
ディオ「・・・・・・ああ」
ディオ(おれは今の一瞬なにを考えた?)
ディオ(・・・いや、ためらうことはないッ!さっさとやってしまおう!!)
ディオ「ぼくはきみを>>84しようと思う」
84 : 以下、\... - 2014/08/09 17:50:05.29 AhuCbI5e0 26/99僕のお嫁さん
ディオ「きみを僕のお嫁さんにしようと思う」
エリナ「えっ!?」
ディオ「ハッ!」
エリナ「ディオ・・・?それって・・・」
ディオ「ち、違う!今のは間違いだ!勘違いするんじゃあないぜ!」
ディオ「きみには既にジョジョという恋人がいるものな、わかっている!なにも言うんじゃあない・・・」
エリナ「・・・・・・ディオ・・・」
エリナ「・・・>>94」
94 : 以下、\... - 2014/08/09 17:56:29.37 2cLqCwYW0 28/99よろしーく
エリナ「・・・よろしーく」
ディオ「!?」
ダニー(な、なにぃ!?)コソッ
ダニー(エリナがディオ側についただと!?ま、まずい・・・ッ!!)
ダニー(これじゃあジョジョがここへ来る意味が・・・・・・)
ガチャッバンッ
ディオ「ヌヌ!?」
エリナ「あら・・・?」
ジョナサン「助けに来たぞ!エリナァッ!!」ババァーーーンッ
エリナ「まあ、ジョジョ!!」
ディオ「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴ
ジョナサン「安心してくれ、エリナ!ぼくがきたからにはもう大丈夫!きみに手出しはさせないさ!」
ディオ「ククク・・・」
ジョナサン「!」
ディオ「一足遅かったようだな、ジョジョォ・・・」
ジョナサン「なんだと!?」
ディオ「エリナもうお前のモノではない」
ジョナサン「どういうことだ・・・ッ!エリナ!早くこっちへくるんだ!」
エリナ「ごめんなさいジョジョ・・・わたしはもうそちらへは行けないんです」
ジョナサン「え・・・?」
ディオ「わかっただろう、ジョジョ。エリナは、このおれと将来の約束をしてしまったのだ・・・!」
ジョナサン「な、なんだって!?!?!?」
ダニー(まずいぜ・・・ジョジョのやつ、あまりにショックで動けねえようだ)
ダニー(ここはおれが、なんとかするしかねえな!!)
ダニー「ディオ!!>>106!!」バッ
ジョナサン「ハッ!ダ・・・・・・ダニー!?」
106 : 以下、\... - 2014/08/09 18:07:16.00 HIOzX16L0 31/99山吹色の波紋疾走
ダニー「ディオ!山吹色の波紋疾走ッ!!」キィィィィィンッ
ジョナサン「ハッ!ダ・・・ダニー!?」
ディオ「なにぃ!?」
ボシュウウウウウウウウッ
ディオ「ウゲェーーーーーーーッ!!」ドバァーーッ
ジョナサン「い、今の黄金の輝きは・・・いったい!?」
ツェペリ「仙道エネルギーじゃよ」ババァーーーンッ
ジョナサン「!?」
ジョナサン「あ、あなたは!?」
ツェペリ「わたしはツェペリ男爵だ。その犬に波紋を教えた者だ」
ジョナサン「は・・・波紋!?」
ツェペリ「波紋とは対吸血鬼の武器ッ!しかしながらッ!人体へのダメージも多少なりとも与えることができるッ!!」
ツェペリ「少年よ、その犬は特別な犬・・・ッ!彼ほど素晴らしい天然の波紋使いは見たことがないよ!」
ジョナサン「ダニーすごい!」
ダニー「ここはおれにまかせろジョジョ!」
ジョナサン「ハッ!そ、そして喋った!」
ツェペリ「フーム・・・やはりこの犬、ただの犬じゃあない」
ジョナサン「すごいや、すごいやダニー!ありがとう!!」
ダニー「喜ぶのは早いぜジョジョ。ヤツはまだ死んじゃあいねえ・・・」
ジョナサン「なに!?」
ディオ「ウ・・・グウウ・・・ッ!」ググッ
ジョナサン「ディオッ!!・・・あ、あれだけの衝撃に堪えたっていうのか!?」
ダニー「どいてな、ジョジョ」ドドド
ダニー「ヤツへの引導は、このおれがわたしてやる・・・ッ!」ドドドドドド
ジョナサン(なんて頼もしい猟犬なんだ・・・ダニーッ!!)
ディオ「こ・・・この・・・汚ならしいバカ犬が・・・ッ!」
ダニー「次は、きさまの心臓めがけてダメージを与えてやるぜ・・・ッ!!」
ダニー「今度こそ死ね!ディオッ!」
ディオ「チッ!!」
ディオ(クソ!今の衝撃で・・・これ以上動けんッ!!)
ディオ(こんな・・・こんな青ちょびた犬畜生に殺られるというのか!?このディオが・・・ッ!)
ダニー「ワオオオオオオオオオオオオオオオンッ」ダッ
ジョナサン「ぼ、ぼくには応援することしかできないが・・・」
ジョナサン「いけ!ダニーィィィィィィィィィッ!!!」
ディオ(このディオがァーーーーーッ!!!)
エリナ「お止めなさい!」バッ
ディオ「!?」
ジョナサン「エリナ!?」
ダニー「そこをどけエリナッ!!!」
ディオ「きさま・・・」ドドドドドド
ディオ(この女・・・このディオをかばって・・・!?)ドドドドドド
エリナ「ディオを殺めることは、このわたしが許しません!!」
ジョナサン「な、なにを言っているんだエリナ!」
ダニー「なにを血迷っているッ!死にたいのかエリナッ!!」
エリナ「ええ、殺すならわたしごと殺してください!」
エリナ「ディオとは、未来を約束しあった間柄・・・・・・彼が死ぬというのなら、わたしも死にます!本望ですわ」
ジョナサン「そんな・・・ッ!」
ダニー「ガルルルルルルルルルルッ!!」
ディオ「・・・・・・ククク」
ディオ「よく言ったぞエリナァーーーッ!!」ガッ
エリナ「きゃ!!」
ジョナサン「エリナ!」
ディオ「ククク・・・そうだァ!きさまはこのディオの盾となるのだ!!」グッ
エリナ「・・・ウウッ!く、苦しい・・・ッ!」
ジョナサン「エリナ!エリナ!!・・・ディオォォーーッ!エリナを放せ!!」
ダニー「エリナ・・・あいつ、ディオに騙されてやがるんだ!」
ディオ「ジョジョォーーッ!そしてそこのアホ犬ゥーーッ!」
ディオ「きさまらの気持ちはよぉーくわかったぜ・・・」
ディオ「どうやらぼくを殺す気らしいな・・・・・・フフフ・・・ここまで殺意をどうどうと向けられたのなら仕方あるまい」
ディオ「このまま・・・>>141してやるぜッ!!」
ツェペリ「なんと!」
141 : 以下、\... - 2014/08/09 19:27:23.68 sUOZJKvB0 37/99ジェンガ
ジョナサンの部屋
ガララララジャラァーーーンッ
エリナ「きゃ!また崩してしまいましたわ!」
ディオ「学習ってものをした方がいいんじゃあないかな?いいかい?よく見ていろよ」
エリナ「まあ!そう言いつつもアドバイスをしてくれるなんて・・・ディオったら優しい人」
ディオ「勘違いするんじゃあないぜ。遊びにならないから助言してやってるんだ」
エリナ「フフフ」
イチャイチャイチャイチャ
ジョナサン「お・・・おのれディオ・・・」ギリリッ
ダニー「・・・しかたねえな、諦めろよジョジョ」
ジョナサン「なに!?」
ダニー「あれを見ろ、エリナの心は完璧にディオに奪われちまった」
ツェペリ「ウム、とても楽しそうだよ」
ジョナサン「ウウウウッ!!許せんディオォォッ!!」ジタバタ
ジョナサン「・・・よし、わかった!こうなったら・・・ぼくはやってやる」
ダニー「どこへ行くんだジョナサン!」
ツェペリ「奪いにいかなくていいのかね?」
ジョナサン「奪う?ぼくは本当の紳士を目指しているんだ。奪うだなんて紳士的じゃあないですよ」
ジョナサン「ぼくは・・・ぼくは実力で・・・エリナを取り戻す!!」
ジョナサン「・・・教えてください!女の子の落とし方を!!」
ツェペリ「ムム!?」
ジョナサン「どんな苦しみにも耐えます!どんな試練も克服します!」
『こうしてジョジョはッ!!紳士的な女性の心の捕まえ方について学ぶことになったのだったッ!!』
チャラッチャラッチャチャーチャーチャラッチャラッチャッ
ッチャーーンッ
ジョジョッ・・・ジョジョッ・・・
チャラララーッチャッチャッチャララッチャッチャッチャララッ
チャララッチャララッチャララッ
ジョジョの奇妙な冒険
ファントムブラッド
~スケコマシになりたい!~
ツェペリ「つまり、女の子の気持ちを手に入れるために修行がしたいということかね」
ジョナサン「はい!」
ツェペリ「ウウム・・・これは難しい」
ダニー「どうしてだツェペリのおっさん」
ツェペリ「見ていたとおり、彼女の心はすでにディオのもの。そこから引き離すのは並大抵のことではいかんよ」
ツェペリ「ジョジョ、諦めるんだ。女の子なら他にも紹介してあげよう」
ジョナサン「・・・確かにそうかもしれません」
ジョナサン「女の子は星の数ほどいる・・・・・・しかし!」
ジョナサン「エリナは・・・ぼくの愛するエリナは一人しかいないんです!」
ツェペリ「!!!」
ダニー「ジョジョ・・・」
ツェペリ「ジョジョ・・・きみの想いは確かに伝わったよ」
ツェペリ「ならばまずは、>>157してみよう」
157 : 以下、\... - 2014/08/09 19:49:16.51 RTZ4TXVr0 41/99女性を口説く練習
ジョナサン「女の人を口説く練習・・・?」
ツェペリ「ウム、まずはきみの実力を知りたい・・・」
ツェペリ「ホレ、今そこを女性が通っただろう。彼女を口説いてみなさい」
ジョナサン「い、いきなりですか!?」
ダニー「さすがにアドバイスもなしにやらせるのはどうなんだツェペリのおっさんよォ」
ツェペリ「いいからいいから、ホレホレ」
ジョナサン「わ・・・わかりました・・・」
ジョナサン(ぼくの全身全霊をかけて・・・彼女を口説いてみよう!!)
ジョナサン「あ、あのぉ・・・」
>>164「はい?」
ジョナサン「ちょっと今いいですか?」エヘヘッ
164 : 以下、\... - 2014/08/09 19:54:22.45 ALKdsplv0 43/99剛力彩芽
剛力「・・・・・・はあ」
ジョナサン「これからどこへ行くんですか?」
ジョナサン「アノ、もしよかったら途中までご一緒してもいいですか?ぼく、あなたとお話していたいんです」
剛力「・・・・・・」
ジョナサン「エート、きょ、今日はいい天気ですね!お散歩日和だなあ!」ハハハ
剛力「あの・・・」
ジョナサン「ン?」
剛力「うっとおしいんでついてくるのやめてもらえませんか?」
ジョナサン「エッ!」
剛力「警察呼びますよ」
ジョナサン「そ、そんな・・・ちょ、ちょっと待」ガシッ
剛力「きゃ!」
剛力「さ・・・さわらないで!!」オラァッ
ドゴォッ
ジョナサン「グブゥッ!!!!」
ダニー「すげえ!アッパーがきれいに決まりやがった!!」
ジョナサン「ウウッ・・・なぜ・・・」ヨロッ
ツェペリ「フーム、これは大変なことになった」
ツェペリ「ハッキリ言ってもいいかね、ジョジョ」
ジョナサン「え、ええ・・・」
ツェペリ「キミ・・・・・・」
ツェペリ「この手の才能まるでナシッ!!!」ババァーーーンッ
ジョナサン「そんなあ」
ダニー「絶望的だな」
ツェペリ「くよくよするでないジョジョ!才能が無いならそれなりにやりようもある」
ダニー「どういうことだ?」
ツェペリ「フム・・・・・・来たまえ>>177くん!!」
177 : 以下、\... - 2014/08/09 20:08:47.80 ZKfqGVT+0 46/99徐倫
徐倫「あたしに用ってなに?ツェペリさん」ババァーーーンッ
ダニー「お、女ァーーーーッ!?」
ツェペリ「女性の気持ちを知るには、女性に協力してもらうのが最善手というやつなのだよ」ウィンク
ツェペリ「かくかくしかじかで助けてくれんか徐倫くん!」
徐倫「好きな女を振り向かせたいィ~?」
ジョナサン「・・・よろしくおねがいします、ジョリーンさん」
徐倫「フゥーーーン」ジロジロ
ジョナサン「・・・?」
徐倫「いいわよ、手を貸してあげようじゃあない」
徐倫「・・・それで、その女の子ってのはどんな子なの?」
ジョナサン「ええと、エリナは美人でおしとやかで・・・完璧な淑女なんだ!」
徐倫「へぇーーー!そうなのォ」
ジョナサン「うん!」
徐倫「・・・いるわけねーだろそんな女なんてよォーッ!」
ジョナサン「え・・・?」
徐倫「大人しい?淑女ォー?ちゃんっちゃら可笑しいわねェ!!」
徐倫「そんなテメーの理想を押し付けたような都合のイイ女いるわけねえだろォォォーーーッ!!」
ジョナサン「えええええーーーー!?!?」
徐倫「いい、ボクゥ?現実を見ろ現実をッ!!」
徐倫「女はな、テメーら男と同じで、クソもすれば鼻くそもほじるし!オ○ニーもするんだよォッ!」
ジョナサン「お・・・オ○ニー!?////」カアアアッ
徐倫「いーい?エリナはおしとやかで淑女で・・・なんて考えは改めるべきね!!あんたの愛しのエリナも所詮あたしとおんなじ女!まずはそう思え!!わかったな!!」
ジョナサン「つ、ツェペリさん・・・ッ!こ、この人おかしいです!」
ツェペリ「これも修行のうちだよ」
徐倫「よぉーーし、それじゃあまず、あたしをエリナだと思って>>191してみろ!」
191 : 以下、\... - 2014/08/09 20:24:11.34 ILeZkn/J0 49/99再起不能に
徐倫「あたしをエリナだと思って再起不能にしてみろ!」
ジョナサン「そんな!いくら貴女がおかしい人だとしても!紳士として!ぼくには女性に手をあげることなんてできない!」
徐倫「あまっちょろいこと言うんじゃあないわよ!」
ジョナサン「なんとでも言えばいいッ!しかしッ!!ぼくはきみに手はださないぞ!!」
徐倫「フン!いいわよ・・・そっちから来ないなら・・・」
徐倫「こっちから行くわよォォーーーッ!!」ダッ
ダニー「だ、だめだジョジョッ!!せめて避けろォーーーーッ!」
徐倫「ストーンフリーッ!!」ドシュルルルッ
徐倫「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
ボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴッ
ジョナサン「ウグウウウウウウウウッ!!!」ドドドドドドドドドドドド
ツェペリ「なんと!」
ダニー「み、見えねえ!見えねえなにかがジョジョの体を殴り付けているッ!!」
ダニー「しかしなんだ!?ジョジョのやつ!立ったまま耐えてやがるぜッ!!」
ボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴッ
ツェペリ「こ、これは・・・まさかジョジョ!」
ジョナサン「ゴゴゴッ・・・ウグググッ」ドドドドドドドドドドドド
ボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴッ
徐倫「はッ!つまんねー・・・ッ!避けるくらいしたらどうなんだァーーッ!?」
ジョナサン「よ・・・け・・・」ドドドドドドドドドドドド
徐倫「アアー!?」
ジョナサン「よけ・・・る・・・・・・わけには・・・いかない・・・」ドドドドドドドドドドドド
ツェペリ「な・・・なんという弁慶魂ッ!!!」
ダニー「ハッ!見ろよツェペリのおっさん!あれはもしかして・・・」
ツェペリ「!!!」
ダニー「ジョジョの後ろのアレ・・・ッ!まさか、ジョジョのヤツッ!!!」
徐倫「チッ!しぶといわね!仕方ない・・・無抵抗の相手をヤってもアレだし、このへんで勘弁してあげる」スッ
ジョナサン「ウ・・・ウグ・・・」フラフラ
徐倫「マア、根性だけは認めてあげても・・・・・・ン?」
ジョナサン「」ドサッ
ドッ ビチャァーーーッ
徐倫「アハッ!とうとう倒れたわね!泥だらけの水溜まりに倒れるなんてマヌケにもほどがあるわよ」
ダニー「ジョジョ!!しっかりしろ!」ダッ
徐倫「フン!そんなヤワな考えで、この先大丈夫かしらねェー?本当にマヌケなんだから」
ツェペリ「マヌケはお前さんのほうだよ、徐倫くん」
徐倫「え・・・?」
ツェペリ「ジョジョは避けようと思えば避けられた、そして、衝撃に倒れようと思えばいつだって倒れることができた・・・この意味がわかるかね」
徐倫「ツェペリさん、いったいなにを・・・」
徐倫「ハッ!」
徐倫「ま・・・」ドドドドドド
徐倫「まさか・・・」ドドドドドドドド
徐倫「あたしを・・・『庇った』の!?」ドドドドドド
徐倫「避けて、勢いであたしが泥の水溜まりに足を踏み入れないように・・・ッ!」
徐倫「倒れて、近くにいるあたしに泥が跳ねないように・・・ッ!」
徐倫「あたしに・・・・・・泥がかからないように・・・・・・」
徐倫「『庇った』っていうの!?!?」ドドドドドドドドドドドド
ジョナサン「・・・・・・」
ジョナサン「・・・・・・き・・・みは女性だ・・・」
ジョナサン「・・・・・・どんな女性だろうと・・・それを汚すのは・・・紳士として恥ずべきことだ・・・」
徐倫「・・・ジョナサン・・・////」
『ジョナサンの紳士的態度にッ!心荒んでいた徐倫が落ちるのは当然のことなのだったッ!』
ツェペリ(なろほど!この、紳士的態度・・・)ドドド
ツェペリ(これこそが!ジョナサン・ジョースターの女性を落とすための鍵か!!)ドドドドドド
ダニー「とにかく、早く着替えようぜジョジョ!」
ジョナサン「うん。あ、徐倫、泥はかからなかったかい?」
徐倫「あ、だ、大丈夫よ・・・」
ジョナサン「よかった」
ツェペリ「ジョジョ・・・着替えたら続きといこう」
ジョナサン「え?続き?・・・まだ修行を続けてくれるんですか?」
徐倫「あ、あたしももちろん手助けするわ・・・ジョナサン」
ツェペリ「ウム、ジョジョ・・・」
ツェペリ「次は>>220だ!」
220 : 以下、\... - 2014/08/09 21:00:05.33 JS9Npvrd0 55/99カーズ
数時間後・・・・・・夜
カーズ「待たせたな、ジョナサン・ジョースターよ」ババァーーーンッ
ツェペリ「ウム、よろしく頼むよカーズくん」
徐倫「このまっ黒コーディネートの男は誰よ」
ツェペリ「わたしの古い知り合いだよ」
ダニー「やれやれ。どういう知り合いだよ・・・」
ジョナサン「よろしくお願いいたします!」
カーズ「・・・礼儀正しい少年のようだ」
ジョナサン「それで、カーズさんはなにを教えてくださるんですか?」
カーズ「フフフ・・・さっそく聞きたいかァ?」
カーズ「このカーズ。女性を落とすなど本来ならば必要はないのだが、たしなみとしてひとつ、知っていることを教えてやろう」
カーズ「それはなジョジョ・・・」
カーズ「>>231だ!」
231 : 以下、\... - 2014/08/09 21:08:17.00 HIOzX16L0 57/99多少強引に迫る
カーズ「多少強引に迫る・・・だ!」
カーズ「女性というものは、強い男に惹かれる生き物だ。嫌がられる一歩手前まで、強引に迫れば・・・その雄々しさに女どもは泣いて喜ぶ」
ジョナサン「しかし、ぼくも先程やってはみましたが・・・アッパーを食らってしまって」
カーズ「ジョジョォ~、こういった色事はタイミングが重要なのだ!押すタイミングがな!!そして押すだけじゃあない!引くこともカンジンなのだ!」
カーズ「覚えておけ!恋愛とはッ!まさに駆け引きッ!」
ジョナサン「駆け引き・・・?」
カーズ「ククク・・・手本を見せてやろう。ここでおとなしくしていろよ」バッ
ダニー「いっちまいやがった・・・」
徐倫「・・・ン?カーズのヤツ、女の人に声をかけたみたいよ?」
カーズ「お嬢さん、落とし物をしたようだ」
>>243「え・・・?あらいやだ!」
243 : 以下、\... - 2014/08/09 21:18:30.51 sUOZJKvB0 59/99エリナばあちゃん
エリナばあちゃん「ハンカチを落としてしまったようですね。どうもご親切に、ありがとうございます」フフフ
エリナばあちゃん「これはわたくしの大切なもので・・・拾ってくださってとても助かりましたわ」
ジョナサン(アレっ!?・・・あのご婦人・・・どこかで)
ダニー「ほお・・・口調まで変わるか、あの男」
徐倫「あたしあーゆーの苦手よ」オェッ
カーズ「ところでマドモワゼル、不躾ながらハンカチのお礼をいただきたい」
エリナばあちゃん「まあ、なんでもおっしゃってください。わたくしにできることであれば、お礼をさせていただきます」
カーズ「フフフ・・・それでは」
カーズ「一緒に>>255していただけますかな?」
255 : 以下、\... - 2014/08/09 21:26:50.11 RTZ4TXVr0 61/99ダニーを殺
ジョナサン「エッ!」
ダニー「なにぃ!?」
エリナばあちゃん「え?ダニー・・・?」
カーズ「あそこに座っている犬だ」
エリナばあちゃん「・・・!あの犬は・・・」
カーズ「そして、今夜の二人のディナーにしよう・・・」
カーズ「フフフ!狩りッ!これ以上に心踊ることはあるまい。初めての共同作業というやつよ・・・」
カーズ「二人の出会いを、犬肉で祝うのだァーーーーッ!!!」
エリナばあちゃん「無礼者がッ!」
ガツンッ
カーズ「!?!?」
徐倫「おばあさんが持っていた日傘で殴った!?」
ツェペリ「なんとも気のつよいばあさんだね」
エリナばあちゃん「狩りですって?命を軽々しく扱う人は嫌いです!」
エリナばあちゃん「それに・・・女性に屠殺をさせようなどと言語道断ッ!」
エリナばあちゃん「ハンカチを拾ってくださったことは感謝します、しかし・・・・・・」
エリナばあちゃん「野蛮な人・・・もう二度とわたくしの前に姿を見せないでください!」ババァーーーンッ
カーズ「なに!?!?」
エリナばあちゃん「フンッ」スタスタ
ジョセフ「アッ!エリナおばあちゃんお待たせ!車呼んどいたぜ!!・・・ン?そいつは?」
エリナばあちゃん「ジョジョ、早く出してください」
ジョセフ「へ?・・・・・・あ、わ、わかったぜ」
ブロロロロロロロロロロッ・・・
ジョナサン「なんだろう、あの乗り物・・・」
徐倫「ぜんっぜんダメじゃあねえか!!」
カーズ「フム・・・少し年齢が高すぎたな」
ダニー「ふざけんなよこのスカタンッ!おれを殺すだとォー!?」
カーズ「野性的で雄々しいアピールに、動物を殺すのは持ってこいかと思ったのだ」
徐倫「ねえツェペリさん!この人本当に助っ人なの!?」
ツェペリ「バカを言うんじゃあない。彼は頭がいい生き物なんだよ」
カーズ「さあジョジョよ、手本は見せてやったぞ。今度はきさまの番だ」
ジョナサン「え、い、今のがお手本!?」
ダニー「ふざけてやがる」
カーズ「やるのか?やらんのか?今ならこのカーズが見てやるといっているのだ」
ジョナサン「・・・ウウッ」
ジョナサン「わ、わかりました・・・・・・」
ジョナサン「ねえ、きみ・・・。ちょっと道を聞きたいんだけどいいかな?」
>>275「ええ、いいですよ」
275 : 以下、\... - 2014/08/09 21:46:15.82 HIOzX16L0 65/99花京院
花京院「どこへ行きたいんですか?」ババァーーーンッ
ジョナサン「エート・・・その・・・」
花京院「・・・?」
ジョナサン(う、後ろ姿が長いスカートをはいているように見えて、女の人かと思ったけれど・・・・・・どうやら間違えてしまったようだ!)
ジョナサン(やりなおそう・・・)チラッ
カーズ「」アゴ フイッ
ジョナサン「!?」
ジョナサン(な・・・)ドドド
ジョナサン(なに!?)ドドドドドド
ジョナサン(そのまま続けろっていうのか!?)ドドドドドド
花京院「あの・・・?」
ジョナサン「エート・・・>>293です」
293 : 以下、\... - 2014/08/09 21:53:42.16 k4m7Zevz0 67/99SBRレース会場
ジョナサン「SBRレース会場です・・・」
花京院「エ!」
花京院「奇遇だな・・・ちょうどぼくもそこへ行く用事があってね」
ジョナサン「エッ!」
ジョナサン(次の話に持っていくために適当に言ったのに!本当にそんな場所があるのか!?)
花京院「いいでしょう、一緒に行きましょう」
ジョナサン「あ、ちょ、ちょっと!」
徐倫「ジョナサンが移動するわ!」
カーズ「どこへ行くジョジョ!!」
ツェペリ「遠くまでいくつもりなのかね?」
ダニー「なにやってんだジョジョ!!!」
『こうしてジョジョはッ!花京院につれられてSBRレース会場・ロンドンへと向かうのだった!!』
SBRレース会場・第Xステージ・ロンドン
花京院「やあジョニィ!お待たせ!」
ジョニィ「遅いぞ花京院ッ!もうすぐレースが始まってしまう」
花京院「すまない。ほら、頼まれていた日本限定のくまちゃんだよ」
ジョニィ「ワオ!これでジャイロもよく眠れるよ。ありがとう」
ジョニィ「オヤ・・・?そこにいる彼は?」
ジョナサン「!」
花京院「ああ、彼はここへ来るのに迷っていたようだから連れてきてあげたんだよ。えーと・・・」
ジョナサン「・・・ジョナサン・ジョースターです。よろしく」
ジョニィ「エッ!」
ジョニィ「・・・・・・ジョナサン・ジョースター?」ジィーッ
ジョナサン「・・・?」
花京院「おや、そういえばきみたち、どことなく似ている気がするね」
ジョニィ「へえ・・・ジョナサンか・・・ぼくと同じ名前だな」
ジョナサン「それは本当かい!?」
ジョニィ「ああ、しかし、ぼくはみんなからジョニィと呼ばれているんだ」
ジョナサン「ぼくはジョジョって呼ばれているよ。なんだか親しみがわくなあ・・・これからよろしく」
ジョニィ「ああ、よろしく」
ジョナサン「ジョッキーかな?かっこいいなあ・・・・・・これからレースなのかい?」
ジョニィ「そうだよ」
ジョナサン「そうか・・・じゃあレースが終わったらぼくの家にぜひ遊びに来てくれ!父さんに紹介したい」
ジョニィ「いいとも!よろこんで」
花京院「ものすごい偶然ですね」ウンウン
花京院「ところで、ジョナサン・・・」
ジョナサン「え?」
花京院「きみは、ここへなにしに来たんだ?」
ジョナサン(しまった!なにも考えていなかったぞ!そうだ・・・)
ジョナサン「>>316だよ」
316 : 以下、\... - 2014/08/09 22:12:36.35 ILeZkn/J0 71/99友人の応援
ジョナサン「友人の応援だよ!」ババァーーーンッ
花京院「ああ、そうだったんですね」
ジョニィ「それじゃあ、その友人のところへ行ってやれよ。そろそろレースも始まるしね」
ジョナサン「あ、ああそうするよ!!」
ジョナサン「・・・ただいま」
徐倫「あんたなにしにここまで来たんだよ」
カーズ「そのままあいつをコマせばよかったものを」
ジョナサン「しかし彼は男だったし・・・どう考えても無理ですよ」
ツェペリ「確かに、男をおとしても仕方ない」
カーズ「よし、ならばここでもう一度チャンスを与える!!」
ジョナサン「え?」
カーズ「あいつだ!あの女(>>326)を落としてくるのだジョジョォーッ!」
326 : 以下、\... - 2014/08/09 22:18:26.22 R3DmV8UX0 73/99ディオ
ディアナ(クソ!ジョジョのヤツを見失ってしまったぜ・・・!)キョロキョロ
ディアナ(あいつ・・・帰りが遅いと思って探してみれば変なやつらとつるみやがって・・・いったいなにを企んでいるんだ?)
ディアナ(とっさに女装してつけてきたはいいが・・・)
ディアナ(レース会場か・・・フン!こうも人が多くちゃあ探せん)
ディアナ(仕方あるまい、今日はもう帰るか・・・)
ジョナサン「アノー」
ディアナ「・・・ン?」
ジョナサン「・・・やあ」ニコッ
ディアナ「ジョ・・・!」
ディアナ(ジョジョ!?いつの間にぼくの後ろに!?まさかばれていたのか・・・ッ!!)
ジョナサン「・・・きみもレースを見にきたのかい?」
ディアナ「・・・!」
ディアナ「あ、ああ・・・まあな」
ジョナサン「そうか、ぼくもなんだ。・・・ハハハ、こうも人が多いとは思ってなかったよ」
ディアナ「・・・?」
ジョナサン「エート、ぼくはジョナサン。ジョジョって呼ばれているよ」
ディアナ(こ・・・)
ディアナ(こいつ・・・ッ!!)ドドド
ディアナ(このディオの変装に気づいていないのか!?)ドドドドドド
ディアナ(・・・フン!ならば好都合だぜ)ニヤリ
ディアナ「よろしくジョジョ、わたしはディアナ」
ジョナサン「ディアナ!なんて素敵な名前なんだ・・・まるで宝石みたいだね!」
ジョナサン「きみの瞳のように美しい・・・宝石みたいな響きの名前だ」
ディアナ「あ・・・ありがとう」
ディアナ(なんだァー!?気持ちが悪いッ!こいつ・・・・・・こんなところでナンパをしようってのか!?紳士が聞いてあきれるぜ!)
ディアナ(よし、このまま知らんふりしてやるぜ。そして、最高のタイミングでネタばらしをしてやろう)
ディアナ(そうだな・・・・・・>>344してきた瞬間にネタばらしだ!)
344 : 以下、\... - 2014/08/09 22:36:00.65 kWC3T7cWO 76/99セッ○ス
『しかしッ!ディオの目論みが崩れるの火をみるよりも明らかッ!』
『なぜならジョジョは紳士ッ!そしてッ!ジョジョは自ら望んでディオをナンパしているわけではないッ!出会い厨とは違うのだッ!!』
ディアナ(ジョジョォーッ!きさまの落胆した時の顔がッ!今から楽しみだぜ!!)
ジョナサン「それじゃあ、一緒にレースのスタートを見ようじゃあないか」
ディアナ「ええ、いいですよ」
ジョナサン「あ、そうだ!」
ディアナ「ン?」
ジョナサン「お手をどうぞ。はぐれると困るから」
ディアナ「まあ、ジョジョったら紳士ね」
ジョナサン「当然のことさ」
徐倫「ジョナサン、ちゃあんとエスコートできるんじゃあない」
ツェペリ「ウン、いいとこのぼっちゃんだから多少はね」
カーズ「しかし、女が落ちるかどうかはまた別の話なのだ」
ダニー「大丈夫かジョジョ・・・」ハラハラ
「さぁー!それでは第XステージSBRレース!」
「・・・スタートです!!」
パァァァーーーーーンッ
ワアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!
ジョナサン「わあ!始まったぞ!!」
徐倫「ウオオオオオオオオオオオッ!!行け!ヴァルキリー!!!」
ツェペリ「ン?なにをしとるんだね徐倫」
徐倫「応援よ応援ッ!!あたし!あの馬に賭けたのッ!」
ツェペリ「なに、賭けだと?」
徐倫「ええ、どの馬が何位か・・・一口10ポンドからやってるわよ。ツェペリさんもどう?」
ダニー「おれも買ったぜ!!」
ツェペリ「きみたちねェ・・・」
カーズ「くだらんなァ。じつにくだらん。人間は本当に賭け事が好きだな」
ブワァーーーーッ
ジョナサン「ウワア!!」
ディアナ(さすがスタート地点ッ!砂ぼこりがひどい・・・ッ!)
ディアナ(クソ!目に砂が・・・)
バッ
ディアナ「・・・ジョジョ?」
ジョナサン「ごめんよ、上着がないからこうするしかないんだ。少しの間我慢しておくれ」
ディアナ(ジョジョが・・・ぼくの前に立って砂ぼこりから身を呈して庇っただと!?)
ディアナ(己の服が砂まみれになるのも省みずにッ!?こいつ・・・・・・)
ディアナ(・・・なかなか紳士的じゃあないか)
ツェペリ「ほう!」
カーズ「・・・あくまで優しさを全面に押し出すか、ジョジョ。考えたな」
徐倫「テッメーー!!下がれよシルバーバレット!!クソ!ディエゴ・ブランドーッ!!」ダンッ
ダニー「さっさとついていけスローダンサーッ!いくら賭けたと思ってんだよォーッ!!」ワォーーンッ
ディアナ「おい、もういいどけ!」
ジョナサン「え?」
ディアナ「・・・レースのスタートは終わったからな、もう帰る」
ジョナサン「それじゃあ送っていくよ。お家はこの近くかい?」
ディアナ「・・・・・・」
ディアナ「・・・まだ気づかんのかジョジョ」
ジョナサン「なにをだい?」
ディアナ「・・・チッ!このマヌケがッ!」
ジョナサン「アッ!ディアナ!そんなに」
ジョナサン(なにか気にくわないことでもあるんだろうか・・・?まいったな、全然わからないぞ。女性の扱いって本当に難しいや)
ジョナサン(あれ・・・まてよ・・・)
ジョナサン(ハッ!もしかして・・・!)
ジョナサン(ディアナって>>376なんじゃあないか!?)
376 : 以下、\... - 2014/08/09 23:10:24.74 kWC3T7cWO 81/99実は女の子
ジョナサン(実は女の子なんじゃあないか!?)
ジョナサン(そうだ・・・彼女はまだ子供なんだ!だからわけのわからない癇癪を突然おこしたりするんだな、なるほど!)
ジョナサン(ちょっと大人っぽく見えるけど・・・そうか、それじゃあ)
ジョナサン「わかったよディアナ!足が疲れちゃったんだろう?」
ディアナ「ア?」
ジョナサン「遠慮はいらないよ、さあ、ぼくの背中に乗って」サッ
ディアナ「・・・おい」
ジョナサン「うっかりしていたよ!もう夜遅いし、おねむの時間なのかな?」
ディアナ「おい、きさま・・・」
ディアナ「・・・きさま、このディオをおちょくっているのか?」ドドドドドド
ジョナサン「エッ?」
ジョナサン「な・・・なに・・・?」
ジョナサン「ディオだって!?」ゴゴゴゴゴゴ
ディオ「そうだジョジョォーーッ!言わなければ気づかないとは相当なアホのようだな!!」
ジョナサン「そ、そんな・・・ディアナ・・・ディオッ!?」
ジョナサン(なんてことだ・・・)
ジョナサン(ディオは・・・・・・)ドドド
ジョナサン(ディオは女の子だったのか・・・ッ!)ドドドドドド
ディオ「きさまがなにを企んでいるのかは知らんッ!しかし・・・」
ディオ「きさまがどう足掻こうとも、エリナはこのディオのものッ!!」
ディオ「この事実は揺るがんのだジョジョォーッ!!」
ディオ「いいか、おれは一番が好きだ・・・ナンバーワンだ!!」
ディオ「・・・エリナだけじゃあない。いずれは、ジョースター家の財産もこのディオのものになる」
ジョナサン「!?」
ジョナサン「そ、それは間違っているぞディオッ!」
ディオ「いいや、必ずそうなる。軟弱なきさまはッ!そこで指をくわえて見ていろ!!」
ジョナサン「ディオ!!」
ディオ「フフフ・・・ぼくは先に家に帰るとしよう。きさまはそこのアホどもと遊んでからにするといい!」
ディオ「グッバーイ!!ジョォジョォーッ!!!」ダッ
ジョナサン「ああ・・・」
ツェペリ「どうしたのかねジョジョ!」
カーズ「ほう・・・あれが、ジョジョのライバルであるディオだったか」
ジョナサン「・・・な、なんてことだ・・・」
ダニー「なんだ!?なにがあった!?」ダダダッ
ジョナサン「聞いてくれ、ディオは・・・エリナだけじゃあなく、ぼくの家の財産も乗っとる気らしい」
徐倫「なんですってェ!?」
ジョナサン(だが、ディオ・・・)
ジョナサン(長子単一相続ッ!イギリスではッ!女性に財産の相続権はないッ!!)
ジョナサン(きみが欲しいものは・・・女であるきみが手にすることはできないんだぞッ!)
ジョナサン(それから・・・ッ!エリナとの恋愛もだッ!!)
『なんという奇妙な勘違いッ!しかしッ!ジョジョはディオに同情したのだったッ!』
『女の身でありながら多くを望むディオに対してッ!ジョジョは心底哀れんだのだッ!!』
ジョースター邸
ジョナサン「送っていただいてありがとうございます、みなさん」
ダニー「世話になったなツェペリのおっさん」
ツェペリ「いいや、いいよいいよ。わたしは別になあんにもしとらんしね」
徐倫「頑張るのよ、ジョナサン」
カーズ「強引に迫れよ」
ジョナサン「お二人の教え・・・けっして忘れません!」
ジョナサン(いくらエリナとディオが結婚できないからといっても、エリナがぼくのところへ戻ってくる保証はない)
ジョナサン(そう、ぼくは・・・彼らの教えを活かして、エリナを口説くッ!)
ジョナサン(それが、紳士として正しい行為だッ!!)
『そうして数日後ッ!!』
『ジョジョはエリナをいつもの川辺に呼び出したのだったッ!!』
ジョナサン「やあエリナ、来てくれてありがとう」
エリナ「ジョジョ・・・」
ジョナサン「あ、待ってくれ!」
ファサ
ジョナサン「川辺に座るなら、このハンカチの上に」
エリナ「マア!」
エリナ「ウフフ、ありがとうジョジョ」
ジョナサン「いやあ・・・へへへ」
エリナ「それで、お話ってなにかしら?」
ジョナサン「うん、えっと・・・」
ジョナサン「きみが・・・どうしてディオと将来を誓ったのか気になってね」
エリナ「え・・・」
ジョナサン「その、あまりにもいきなりだったから、ぼくもびっくりしてしまって。ホラ、その直前までぼくらは愛し合っていたんだし」
ジョナサン「アッ!いや・・・きみを責めているわけじゃあないんだ!」
エリナ「・・・>>399だからよ」
399 : 以下、\... - 2014/08/09 23:46:30.27 OTvzUB5I0 88/99ディオの思惑を知るため
エリナ「ディオの思惑を知るためよ」
ジョナサン「エッ!」
エリナ「聞いてほしいの、ジョジョ。ディオは・・・彼はわたしに突然求婚してきたの」
ジョナサン「エッ!ディオが求婚!?」
エリナ「ええ、ジェンガで遊んでいる最中に突然・・・・・・確かに、わたしも心を許しかけていたから驚いたのだけれど」
エリナ「わたしもバカじゃあありません。きっと、なにか他に考えがある・・・そう踏んで、あえてOKしたんです」
エリナ「ジョジョ・・・・・・わたしの心は今も昔も、あなたのものよ」
ジョナサン「エリナ・・・ッ!!」ジィーーーンッ
ジョナサン(は、恥ずかしいッ!!なんてことだ・・・ぼくは・・・)
ジョナサン(いくらディオと将来を誓いあった、という発言にショックを受けたからといって・・・言葉をまにうけるとは)
ジョナサン(エリナの気持ちを疑うとは・・・ッ!ぼくったらなんてひどいヤツなんだ!!!)
エリナ「辛い思いをさせてごめんなさい、ジョジョ」
ジョナサン「エリナ・・・」
エリナ「それでジョジョ、あなたの話ってなにかしら?」
ジョナサン「・・・・・・>>408だよ」
ジョナサン「・・・・・・もう一度付き合ってほしいんだ」
エリナ「え・・・?」
サァァ・・・ッ
エリナ「ごめんなさいジョジョ、今、なんて・・・」
ジョナサン「・・・・・・」
ジョナサン「エリナ!」
エリナ「!」
ジョナサン「あらためて言うよ・・・もう一度付き合って・・・」
ジョナサン「いや・・・・・・」
ジョナサン「ぼくのお嫁さんになってほしい」
エリナ「まあ、ジョジョ・・・!」
リーンゴーンリーンゴーンッ
カーズ「フフフ、ジョジョのヤツ・・・」コソッ
徐倫「やるわね・・・完璧じゃあないの!合格よ!」コソッ
パチパチパチ・・・
「・・・ずいぶんとお熱いじゃあないか」
ジョナサン「ハッ!」
エリナ「!」
ディオ「いやしかし・・・まさかきみまで、エリナに求婚するなんてなァ」ババァーーーンッ
ジョナサン「ディ・・・ディオッ!」
エリナ「見ていたんですかッ!?」
ディオ「ああ、一部始終な・・・」
ディオ「エリナァッ!他の男に抱かれるなんていい度胸じゃあないか!」
エリナ「見られていたのなら・・・もうあなたと付き合う義理もありません!」
ディオ「生意気な女だ!・・・ジョジョにバレてもいいのか?アレが!」
エリナ「!」
ジョナサン「『アレ』?」
ディオ「そうだジョジョ、きさまの愛しのエリナは・・・このぼくとさっきまで>>421していたんだぜ」
421 : 以下、\... - 2014/08/10 00:09:08.98 gKBUzssW0 92/99ジェンガ
ジョナサン「ジェンガ!?」
ディオ「ああ、この女・・・いつまでたっても成長しないんだ。ぼくがコツを教えてやってるっていうのに、せいぜい5ターンが限界という雑魚っぷりだぜ」
エリナ「は、恥ずかしいですわ・・・////」
ジョナサン「かわいい」
ディオ「かわいいもんか!一緒にやってみればわかるッ!苛立ち以外のなんの感情もわかん!!」
エリナ「でも、ディオったら根気よく教えてくださるんですよ」
ジョナサン「へえ!」
ディオ「おい、そんな目でみるな」
ジョナサン(やっぱり女の子同士!仲良くやってたみたいだ!!)ニコォーッ
ディオ「クソ!おれはそんな馴れ合うために出てきたわけじゃあないぜ!!」バッ
ジョナサン「なに!?」
エリナ「そんな・・・ッ!一緒にいて、あなたが本当は優しい人だということがわかってきたのに・・・ッ!」
ディオ「勘違いもいいところだなエリナ!」
ディオ「おれはなジョジョ・・・きさまらが邪魔なのだ。きさまらをまとめて>>436ために来た!!」
436 : 以下、\... - 2014/08/10 00:17:36.37 6D42B+e40 94/99アメリカに送り出す
ディオ「きさまらをまとめてアメリカに送り出すために来たのだ!」
ジョナサン「なんだって!?」
エリナ「アメリカですって!?」
ジョナサン「そんな・・・ディオ!!ぼくらのハネムーンまで考えてくれていたのか」
ディオ「フン!そんな訳があるかマヌケ!」
ディオ「だがしかし・・・船のチケットはもう手配してあるぜ」ピラッ
ジョナサン「ホラ!やっぱり!!」
エリナ「マア!ディオったら!」
ディオ「だが、子供だけで行くのは危険だからな・・・そこにいるツェペリとかいうオッサンの分も用意した」
ジョナサン「え・・・?ツェペリさん?」
ツェペリ「バレちゃった」
ジョナサン「み、見てたんですか!?」
ツェペリ「きみらが気になってね。木の陰から様子をうかがっていたんだよ」
ジョナサン「ハネムーンか・・・」
エリナ「とっても楽しみね、ジョジョ」
ジョナサン「・・・ディオ」
ディオ「なんだジョジョォ?感謝で言葉も出ないか?」
ジョナサン「そのチケットって、まだ取れるのかな?」
ディオ「・・・?ああ、まだあと一人二人分くらいなら大丈夫だろうが・・・どういうことだ?」
ジョナサン「そうか、それじゃあ一人分お願いするよ」
ディオ「よし、いいだろう」
ジョナサン「それと、きみもすぐ旅行の準備をしてくれ」
ディオ「!」
ディオ「な・・・」ドドド
ディオ「なに・・・?」ドドドドドド
ディオ「きさまらの旅行に、このディオも参加しろというのか?」
ジョナサン「ツェペリさんも着いてくるし、きみが来たってぼくらは別にかまわないさ、それに・・・」
ジョナサン「・・・ぼくがきみを、あの家に残して旅行ができるとおもうかい?」
ディオ「・・・・・・チッ!」
ディオ(疑り深い男だ・・・。自分が出掛けたとたん、このディオに乗っ取られると思ったか)
ディオ(こうしてエリナを通じて、気を許す仲までもっていったというのに・・・・・・やはりあなどれんッ!)
ディオ(しかし、いいだろう・・・・・・)
ディオ(二人のハネムーンを邪魔してやるのも後々いいことに繋がるがしれん)
ディオ「きみがそこまで言ってくれるなら、ぼくも喜んで同行しよう」
ジョナサン「本当かい!よかったよかった!」
エリナ「それじゃあ、支度してすぐ出ましょう!!」
ジョナサン「そうだね、エリナ」
ツェペリ「アメリカはなにが有名なのかね?」
ダニー「よしジョジョ!おれもつれていけよ!」ワン!
ジョナサン「もちろんさダニーッ!きみはぼくの親友だからね!!」
船上
ザパーンッ
エリナ「ハネムーンだなんてとっても素敵ですね、ジョジョ」
ジョナサン「そうだね・・・まあ、なんだか人がいっぱいいるから、新婚旅行って感じはしないけれど。ひと夏の思い出にはちょうどいいさ」
エリナ「フフフ」
ジョナサン「アメリカかぁ・・・なんだかワクワクするなあ」
ディオ「ジョジョォーッ!!なんだこの男ッ!きさまにちょっとばかり似ているぜ!!」
ジョニィ「おい、なんだこのガキ。ジョジョの知り合いかい?初対面だが腹が立ってしかたがないよ」
花京院「ジョニィのレースが終わって一息つけるかと思えば・・・まさかきみたちと同乗するなんてね」
徐倫「あたしもまさか帰りの船が被るなんて思わなかったわよ・・・」
ダニー「感動の再会じゃあねえか」
ツェペリ「別に感動はしないよ」
カーズ「・・・イタリア行きかと思いきや逆方向とは」
徐倫「やれやれだわ」
ジョナサン「ねえエリナ、結婚式の後の本当のハネムーンは・・・二人きりにしようね」
ジョナサン「これはこれで楽しそうだけど、ぼく・・・・・・できたらきみとゆっくり旅行したいんだ」
エリナ「フフフ・・・もちろんよ、ジョジョ」
ジョナサン(・・・ディオは女の子だからなァ。父さんがいるとはいえ、あの家にディオを一人で残すのは可哀想だったから呼んであげたけれど・・・)
ジョナサン(やっぱり、本当のハネムーンは二人きりでなくちゃ!)
『ディオに対してッ!寛容な気持ちになったジョジョッ!!』
『この夏ッ!ジョジョは精神的にも肉体的にもッ!大人の階段をひとつ上ったのだったッ!!』
ジョジョの奇妙な冒険
ファントムブラッド
~スケコマシになりたい!~ 【完】