貴音「困りました」
P「見た目はそのままの貴音だが・・・」
P「どうだ?どこか身体でおかしなところはないか?」
貴音「猛烈にお腹が空いています」
P「困ったな・・・」
貴音「はい・・・」
元スレ
P「貴音がカービィになってしまった・・・」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1447337498/
貴音「もう我慢なりません!あなた様を食べてもよろしいでしょうか!」
P「まて!それは困る!俺たちはこれから仕事があるじゃないか!」
貴音「そうでした・・・」
P「困ったな・・・」
貴音「はい・・・」
貴音「・・・!」
P「どうした!?何か異常でもあったのか!?」
貴音「いえ・・・先程と変わりなくお腹は空いたままなのですが」
貴音「もしかすると・・・あなた様無しでも仕事は可能なのでは?」
貴音「これまでも、あなた様が他の方々に付き添っている間はわたくし独りで済ませておりました」
貴音「ならば・・・!」
P「ま、待て!落ち着くんだ!他に食べ物を探してくる!」
数分後
P「真しか見つからなかったよ」
真「ええと・・・急に連れてこられて状況が理解できないんですけど・・・」
P「真・・・すまん!」
真「え?」
貴音「それでは失礼いたします」スィィィィィ
真「う、うわぁ!?吸い込まれる!?」
貴音「」ゴクン
貴音「ふぅ・・・真はまこと、美味でした・・・」
P「良かったな これで仕事にいけるぞ!」
貴音「・・・!!」
P「どうしたんだ!?」
貴音「き・・・きゅ・・・」
貴音「キャッピピピ~ン!しっじょしっじょり~ん!!」シャンシャンプリン
P「!?」
貴音「へへっ!いかがでしたか?わたくしの考えたこの可愛らしい掛け声は!」
貴音「次のロケ・・・この掛け声で視聴者の皆様を虜にしたいと思います!」
P「しまった・・・貴音はカービィだったんだ!」
P「髪も黒くなって、しゃべり方も非常にハキハキしたものになってしまったぞ・・・」
P「これでは貴音とは言えないぞ・・・困ったな・・・」
貴音「そうですか?わたくしとしましては非常に可愛らしい掛け声だと思うのですが・・・」
P「いや、その事でもあるけどそっちじゃないんだ・・・」
P「とにかく、真を吐き出してコピーを解除できないか?」
貴音「しかしそうするとまたお腹が減ってしまいます・・・」
P「別の食べ物を探してくるよ」
P「レッスンから戻ってきた響しか見つからなかった・・・」
響「なになに?自分完璧だからなんでもこなせちゃうぞ!なんくるないさー!」
P「なんで真に引き続いてダンサブルなアイドルばかり・・・」
響「ち、ちょっと!なんでプロデューサーの方から呼び出しておいて不満そうなんだよ!」
貴音「ふむ・・・それでは響をいただく・・・前に」
貴音「ハッ!」ピュー
響「え?いただく?どういうこと?」
響「それき、凄いスピードでよく見えなかったけど、今は飛んでいったのって真なんじゃ・・・」
P「気にするな、なんくるないなんくるない」
貴音「それでは」スィィィィィ
響「ち、ちょっと貴音!?な、なんなのもー!」
貴音「ぷりっと肉厚、そして濃厚・・・」ゴクン
P「こんどはどうだ・・・?」
貴音「はいさーい!わたくしー、四条貴音でございます!」
P「駄目か・・・口調が微妙に沖縄語になっている・・・」
貴音「なんくるないさー!自分、月生まれだからな!」
P「待て!その発言は不味い!トップシークレットじゃなかったのか!」
P「!」
雪歩「!?」
P「」ジリ
雪歩「」ジリジリ
P「あ!雪歩の後ろに犬美が!」
雪歩「ひ、ひうぅっ!」
P「今だ!」
P「というわけで雪歩を連れてきたぞ」
雪歩「う、うぅ・・・なんなんですかぁ・・・」
P「急なことで申し訳ないんだが、貴音が困ってるんだ!」
雪歩「えっ!?四条さんが!?」
雪歩「それならそうと言ってくれたら最初から手伝ったのに・・・あ、あの!私にできることならなんでもやります!」
貴音「萩原雪歩・・・あなたの心遣い、この身に染み渡ります・・・」
貴音「ハッ!」
雪歩「!?」
「うぎゃー!なんなのもー!」
雪歩「あのぅ・・・いますごい速さで飛んでいったのって響ちゃ」
貴音「」スィィィィィ
雪歩「ひぃぃぃぃ!!!」
貴音「本当に・・・立派になりましたね、萩原雪歩・・・最初に会ったときとは・・・」
P「思い出話は仕事の後にしよう!な!」
貴音「そうでしたね・・・そう言えば今日のロケは・・・」
P「ラーメンの食べ歩きロケだな 番組側がお金を出してくれるから好きなだけ食べていいぞ!」
貴音「ら・・・らぁめん?」
貴音「ひぃぃぃぃ!!!」
貴音「らぁめんだなんて・・・わ、わたくし、無理ですぅ!」
P「どうしたんだ貴音!あんなにラーメンが大好きだったじゃないか!」
貴音「らぁめんを食べるなんて無理でこざいますぅ・・・こ、こんな駄目駄目なわたくしは・・・」
P「ま、まさか!落ち着け貴音!」
貴音「穴を掘って埋まってますぅ!」
P「やめろ!事務所の床を掘るんじゃない!どこから出したんだそのスコップは!」
貴音「カービィですから」
P「それもそうだな」
P「まさからぁめんが苦手になるだなんて・・・雪歩と何か関係があるのか・・・?」
貴音「うぅ・・・」
??「んっふっふ~」
P「ん・・・?」
真美「とぉー!お姫ちん!このカップラーメンをくらえぇい!」
貴音「ひぃぃ!らぁめん!」
P「ま、真美!」
??「真美だけじゃないよー!」
亜美「とぉ!喰らえお姫ちん!コチョコチョコチョ→!」
貴音「ひゃ!あ、亜美ちゃん!おやめなさい!ま、真美ちゃんも!ラーメンのお汁!熱い!」
亜美「おぉ~・・・亜美達の呼び方もゆきぴょんと一緒になってる!」
真美「んっふっふ~・・・これはイジリがいがありますなぁ」
P「急にどうしたんだお前たち」
真美「真美達ねー、ずっーとそこの影から兄cとお姫ちんの事観察してたんだ~!」
亜美「普段は格好いいお姫ちんをいじれる機会なんてないからね→ じっとしてられなくて出てきたんだ!」
真美「さぁーて亜美隊員、このお雪ちん・・・どう料理しますかなぁ?」
亜美「真美隊員もワルよのぉ→ んっふっふ~」
貴音「フンッ!」
真美「え?」
亜美「いまゆきぴょんが凄いスピードで飛んでいったような・・・」
貴音「双海亜美、それに双海真美・・・少しお灸を据えなければならないようですね」
真美「え・・・これもしかして不味いんじゃない?」
亜美「うあうあ~!どう考えても不味いっしょ→!」
貴音「問答無用!」スィィィィィ
亜美「にゃあああ!!」
真美「助けて兄c~!!」
P「残念だが自業自得だな 貴音のお腹の中で反省するといい」
貴音「ふぅ・・・流石に二人同時はお腹に来ますね・・・」
P「しかしこの場合はどうなるだ・・・?」
貴音「あらあら~」
P「!?」
貴音「もう・・・亜美ちゃんに真美ちゃんったら・・・でも、わたくし、ちょっとおとなげなかったかしら?」
P「これは明らかにあずささんだ・・・しかし何故?」
P「!」
P「そうか!カービィはコピー能力持ちを2体以上吸い込んだ場合、全コピー能力からランダムで能力が選ばれるんだった!」
貴音「あら~、あなた様、なんだか説明口調でございますね~」
P「うーん、これはこれで有りだけど、亜美と真美が合体したコピーになると思ってたから残念だな・・・」
貴音「申し訳ありません・・・わたくしは64仕様ではなかったのです・・・」
P「貴音が気にすることじゃないぞ!前向きに行こう!」
貴音「はい!そうでございますね!」
貴音「ところで、亜美ちゃんと真美ちゃんが合体コピーになったとしあら、どういうコピー名になるのかしら~?」
P「亜美と真美・・・亜真美とかはどうでしょうか?」
貴音「あら~」
春香「はい!呼びましたか!?天海春香です!」ビシッ
P「春香じゃないか」
春香「プロデューサーさんから呼ばれた気がして、来ちゃいました!」
P「お前じゃない座ってろ・・・といいたい所だけど、いい所に来てくれた!」
春香「はい!」
P「おっとりしたあずささんのままだとロケ中にラーメンを食べきれなさそうだからな」
春香「あずささんの代理でロケですか?でも私ダイエット中で・・・って私ったらプロデューサーさんの前でなんてこと!」
P「貴音」
貴音「はい」フンッ
春香「え?え?」
貴音「」スィィィィィ
春香「ち、ちょっと何ですかこれ!わっほい!」
貴音「」ゴクン
貴音「・・・」
P「今度はどうだ・・・?」
貴音「ふむ・・・どうでしょうか、何か変わったところはありますか?あなた様」
P「いや特に・・・」
貴音「ふふ、天海春香には感謝しないとなりませんね」
P「これでやっとロケにいけるな!行こう貴音!遅刻するわけにはいかないからな!」
貴音「そうですね、まだ見ぬらぁめんがわたくしを待っております」
P「ところで春香を食べたあとだけど、ちゃんとラーメンは食べられるのか?」
貴音「ふふふ、らぁめんは別腹でございます」
P「それは安心だな」
貴音「それではあなた様、出発いたしましょう!出発!」
めでたしめでたし