春香「そういえばさ」
千早「うん」
春香「今度アメトークの仕事決まった!」
千早「え?特別ゲストみたいな?最後に告知するパターンの?」
春香「いや、ひな壇」
千早「ひな壇?」
春香「ひな壇」
元スレ
春香「そういえばさ」千早「うん」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445770452/
千早「…ちなみに、なんのくくりですか?」
春香「アイドル大好き芸人です!」
千早「アイドルなのに!?」
春香「アイドルなのに」
千早「…芸人だと思われてるんじゃない?」
春香「それは…なきにしもアラーム!朝ですピピピ!」
千早「…新ギャグ?」
春香「どうだった?」
千早「嫌いではない」
春香「あざーす!」
千早「やっぱり芸人じゃない…」
春香「…芸人と言えば」
千早「ええ」
春香「この前R-1の仕事があったんだけど」
千早「司会のアシスタントとか?」
春香「3回戦で落ちた」
千早「春香!?」
春香「去年は2回戦までだったし、進歩したよ!」
千早「私は悲しいわ」
春香「…ちょっとネタ見てもらっていい?」
千早「メンタルがすごいわね」
春香「それでは、えー…こんなアイドル事務所は嫌だ」スッ
千早「フリップどこから出したのよ」
春香「担当プロデューサーがド変態」
千早「うん」
春香「事務員が妄想ばかりして仕事をしない」
千早「…うん」
春香「社長がコナンの犯人のように真っ黒だ」
千早「…ええ」
春香「こんなアイドル事務所も、なきにしもアラーム!ピピピ!」
千早「新ギャグじゃなかったのね」
春香「まだ地上波ではやってないから」
千早「やらせないわよ」
春香「…やる可能性は?」
千早「…」
春香「やる可能性は?なきにしも?」
千早「…なきにしもアラーム!ピピピ!」
春香「…つまんないね」
千早「わかってもらえたならよかったわ」
ーーーーー
千早「そういえば」
春香「うん」
千早「高槻さんって可愛いわよね」
春香「わかる」
千早「この前ね、『千早さんみたいなお姉さんが欲しかったですー!』って言われて」
春香「モノマネのクオリティ低いよ」
千早「私にはあの可愛さを表現できないわよ」
春香「『千早さんみたいなお姉さんが欲しかったでせー!』」じゃない?」
千早「平手打ちで許そう」
春香「待って、もう1回」
千早「認めます」
春香「…よし、『ちひゃーさんみたいなお姉さんが欲しかったでせーっ!!』」
千早「ふんっ!」ビシ
春香「喉っ!」
千早「春香が悪い」
春香「ゲフンゲフン…。でも喉攻撃することはないじゃない」
千早「もう2度と高槻さんのモノマネをさせないために、ね?」
春香「ね?じゃないよ。仕事に支障が出るよ」
千早「…そうね。さすがにやりすぎたわ。ごめんなさい」
春香「私の軽快なトークを楽しみにしてるファンのみんなが…」
千早「アイドルとしてそこは歌でしょ!!」
春香「おお?千早ちゃん、ツッコミうまくなってるね~このこのぅ!」ゲシゲシ
千早「…(めんどくさい)」
ーーーーー
春香「そういえばさ」
千早「うん」
春香「もうウォークマンは使いこなせてる?」
千早「ええ。春香のおかげで。ありがとう」
春香「いーのいーの!便利でしょ?」
千早「ええ。もう手放せないわ。今日も使いながら事務所に来たもの」
春香「えー、何聴いてたのー?クラシック?」
千早「え?う、うん?」
春香「え、なにそのリアクション?ちょっと貸して!」
千早「ちょ、ちょっと春香!返して!」
『スタートスタートスタート!エーブリシンオーケイ!』シャカシャカ
春香「…千早ちゃん」
千早「な、なによぅ…」
春香「大好き!」ギュウ
千早「離してー!」
春香「嫌がるでない!エブリシンオーケイなんだろお?ぐへへ」
千早「だから!その…!」
春香「…どうしたの?」
千早「じ、事務所でとか、恥ずかしいから…」
春香「ぐほぉ!」
千早「は、春香?」
春香「ふー…。危ない。可愛すぎて死ぬところだった」
千早「…(ちょろい)」
ーーーーー
千早「そういえば」
春香「うん」
千早「春香はどういう神経で頭にリボン着けてるの?」
春香「えらい辛辣だね」
千早「仕事のときだけならまだしも、普段からだし」
春香「だって可愛くない?似合ってるでしょ?」
千早「めちゃめちゃ似合ってるわ」
春香「じゃあいいじゃん!」
千早「…ちょっとリボン外してみて」
春香「え?いいけど」スッ
千早「!?は、春香!?一体どこに行ってしまったの!?」
春香「いいよ茶番は」
千早「あ!いたのね春香!」
春香「それ食パン!確かに無個性だけれど!」
千早「春香!?こんなところにいたの?」
春香「それ果汁グミ!確かに昨今の食感にこだわり次々と新商品がコンビニに並ぶグミの中では無個性かもしれないけど!いやむしろ王道だけど!」
千早「春香!いいからこっちへ来なさい」
春香「それオールドファッションだよ!むしろ私はヤングだよ!」
千早「…フフッ」
春香「はい笑ったー!私の勝ち!はい勝ちー!」
千早「果汁グミのツッコミは長すぎね」
春香「ご指導ありがとう」
千早「いいのよ。はい、リボン返すわ」
春香「そうそうそう、これをこう頭に付けて、両手を前に出してキョンシー…ってこれ呪符ぅー!」ベシ
千早「オフレコでよくやるわね」
春香「ノリツッコミって、こう…使命感が出てくるからね。てかなんで呪符があるの?」
千早「そこのホワイトボードの裏にびっしりよ」
春香「知りたくなかった!」
ーーーーー
春香「そういえばさ」
千早「うん」
春香「きゅん!ヴァンパイアガールって曲あるじゃない?」
千早「あるわね」
春香「おじょうさまーぅわ!の部分が出来なくてさ…」
千早「確かに難しいけど、今の下手すぎないかしら?」
春香「ここの語尾のしゃくり?みたいなのがねー」
千早「そもそも歌が…ね?」
春香「やっぱり辛辣だね」
千早「練習しましょう」
春香「おっけー」
千早「あんまり意識しなくていいのよ。普通に伸ばして、語尾を一瞬上げる感じで」
春香「ふむふむ」
千早「おじょうさま~ぅビュッ!」
春香「ぅビュッ!?え?なにそれ!?」
千早「こうビュッっと上げる感じでって言いたかったの。本当にビュッって言うつもりはなかったの」
春香「驚いたよ。千早ちゃんまでボケ出したらいよいよ終わりだから焦ったよ」
千早「ちなみにここは可愛さをアピールできる部分でもあるから表情も意識したほうがいいわね」
春香「なるほど。忙しいね」
千早「ちょっとやってみて」
春香「おじょうさま~ゎ!」グリン
千早「いい感じよ。表情以外」
春香「ええ?可愛くなかった?」
千早「まじで発狂寸前だったわ」
春香「お!うまい!」
千早「うるさい」
春香「私もうまいこと言いたい…!」
千早「春香…?」
春香「整いました!」
千早「春香!?」
春香「ヴァンパイアとかけまして、散歩とときます」
千早「…その心は?」
春香「どちらも゙ブラッど゙するでしょう!」
千早「100点だわ!」
春香「ありがとう千早ちゃん!」
千早「歌は30点だけど」
春香「はぁぁぁあああん!?」
ーーーーー
千早「そういえば」
春香「うん」
千早「お布団って気持ちいいわよね」
春香「たしかに」
千早「寒くなってきたし、なおさら気持ちいいわ」
春香「わ、私のほうが気持ちいいし!」
千早「何に嫉妬してるのよ。あといかがわしく聞こえるわよそれ」
春香「別にー嫉妬してないしー」
千早「なんなのよ一体…」
春香「…!そうだ!つまり…」
千早「つまり?」
春香「私とお布団に入るのが一番気持ちい…」
千早「春香!こら春香!春香!こら!」
春香「すまんかった」
千早「わかればいいのよ」
春香「…気持ちいいと言えばさ」
千早「春香!?嫌な予感しかしないけど…」
春香「ライブでI want歌うのがすごく気持ちいいの」
千早「良かったわ。続けて」
春香「もちろん他の曲を歌うのも気持ちいいんだけど、なんか特別っていうか…。私Sなのかな?」
千早「知らないわよ」
春香「これで確かめてみよう」スッ
千早「鞭!?どこから出したの!?」
春香「プロデューサーさんの机の引き出しにあったよ」
千早「ちゃんと鍵かけなさいよプロデューサー!」
春香「ツッコミどころ違くない!?」
千早「なんであるのかしらね」
春香「…そういえばこの前小鳥さんの腕が赤く腫れてたよ」
千早「…そう。言わなくてよかったのに」
春香「疑問には答えたいじゃない?」
千早「哲学者かしら」
春香「じゃあこいつを使って私がSかどうか確かめさせて…ね?」ニコ
千早「いやいやいや…。嫌に決まってるじゃない」
春香「か~ら~の~?」
千早「嫌!」
春香「し~か~し?」
千早「絶対に嫌!!」
春香「あ~え~て~の~?」
千早「嫌って言ってるでしょ!この変態!」バシィ
春香「いヴぁい!」
千早「ご、ごめんなさい。でも春香が悪いのよ?」
春香「も、もう1回…叩いてくれぇ…」
千早「春香!?」
春香「ロウソクもあるよ…」
千早「ドMじゃないのよ!」
ーーーーー
春香「そういえばさ」
千早「うん」
春香「千早ちゃんの数え歌、すごくよかったよ!」
千早「ありがとう。自分でも気に入ってるわ」
春香「千早ちゃんは童謡がすごく合うと思うの!」
千早「そうかしら?」
春香「なんていうか…こう、園児たちと手を繋いで輪になって、みんなで楽しく歌うっていう情景が浮かぶの!」
千早「ずいぶん具体的ね。でもすごい楽しそう…」
春香「あと、こう…NHK教育が似合いそうっていうか…」
千早「まだ続くのね」
春香「ぐ~チョコランタンにいそう!」
千早「歌のお姉さんじゃなくて!?さすがに浮くわよ!」
春香「いないいないばぁ!とか似合いそうだよね!」
千早「本当?思ったことないけど…」
春香「ちょっと歌ってみて!お願い!絶対合うと思うの!」
千早「し、仕方ないわね…」
春香「やったあ!ありがとう!ちゃんと子どもたちを意識した感じでね!」
千早「わ、わかってるわよ。じゃあ…」
千早「ぐるぐる~どっかーん♪」パァ
春香「キャッキャッ」
千早「幼児退行が激しい!!」
春香「はいこれ!」
千早「え…?歯ブラシ?」
春香「あれやって!お願い!」
千早「…は、はみがきじょ~ずかな♪」ニコ
春香「ママー!」
千早「切り替えが早い!」
春香「じゃあちょっと膝失礼するね」スッ
千早「えぇ?膝枕?」
春香「磨いて磨いてー!」
千早「もう…。上の歯ー♪下の歯ー♪前歯ー♪奥歯ー♪」シャカシャカ
春香「キャッキャッ」
千早「グリグリシャカシャカ♪グリグリシャカシャカ♪」シャカシャカグイ
春香「キャッキャ…ゴフっ!」
千早「春香!?大丈夫!?」
春香「ゲホゲホ…。奥までツッコミすぎだよ!死んじゃうよ!釈迦釈迦だよ!」
千早「ごめんなさい。人のに奥までとか、その…初めてだったから…」
春香「やらしい!今の言い回しやらしい!」
千早「は、はぁ!?///」
春香「もう1回!奥まで初めてって言って!」ニヤニヤ
千早「ぐるぐる~どっかーん!!」ガスッ
春香「グボッ!ごめんなさい…でもこんな教育ってないよ…」
千早「でもすごく楽しかったわ」
春香「ならよかった…」
ーーーーー
千早「そういえば」
春香「うん」
千早「犬って可愛いわよね」
春香「犬可愛い」
千早「すごく人懐っこくて癒されるわ」
春香「ペットショップとか行きたいねー」
千早「…春香って犬っぽいわよね」
春香「わん!」
千早「そのものではないけど」
春香「待てよ…。犬は可愛い、春香は犬っぽい。つまり…?」
千早「え…?」
春香「つまり春香は?かわ…?」
千早「かわうそ?」
春香「ビャンビャン!」バタバタ
千早「…なにそれ?」
春香「かわうそのモノマネ」
千早「かわうそってそんな感じなの?」
春香「知らないけど」
千早「…かわ」
春香「かわ!?」
千早「可哀想」
春香「同情するなら愛をくれ!」
千早「愛してるわよ」
春香「ありがとう!」
千早「あと真も犬っぽいわね」
春香「千早ちゃんも犬っぽいかも」
千早「犬だらけじゃない!」
春香「千早ちゃんはダルメシアンっぽいかなー。なんとなく」
千早「そうかしら。真は?」
春香「柴犬」
千早「あー、わかるかも」
春香「私は私は!?」
千早「うーん…ミニチュアダックスかな?」
春香「…あんまり嬉しくない」
千早「どうして?」
春香「だって手足短いでしょ?そこが可愛いんだけどさ」
千早「見た目じゃなくてね、ダックスって特に人懐っこいから。あと人気もあるし」
春香「そういうことか!えへへー」
千早「あとよく吠える」
春香「小物っぽい!」
千早「そうそう、そういうところ」
春香「黙れ!私には私の野望がある!そのために利用できるものは利用するのさ!」
千早「は?」
春香「野心を持って政府の犬になることを決めたって設定ね」
千早「犬違いよ。それに中盤で死ぬタイプのキャラじゃない。やっぱり小物ね」
春香「ぐっ…!じゃあ私の10年間の計画は何の意味もなかったのね…」
千早「いつまで続けるのよ」
春香「くそ…!こんなはずじゃ…!」バタ
千早「犬死に!」
ーーーーー
春香「そういえばさ」
千早「うん」
春香「千早ちゃんって髪綺麗だよねー」
千早「そうかしら?」
春香「触っていい?」
千早「構わないわ」
春香「それじゃ…。うわー気持ちいいー!」サラサラ
千早「そ、そう?」
春香「羨ましいなー。私も髪伸ばそうかなー」イジリイジリ
千早「春香は今のリボ…髪型すごく似合ってるじゃない」
春香「リボンって言おうとしたね」
千早「リボルバーって言おうとしたの」
春香「えらい物騒だね」
千早「でも春香のロングヘアーも見てみたいわね」
春香「千早ちゃんのショートも見てみたいなー!絶対似合うと思う!」
千早「そうかしら」
春香「だってショートって本当に可愛い人しか似合わないんだよ!」
千早「あ、ありがとう///」
春香「だから私も似合ってるわけであって!」
千早「春香のそういうところ、嫌いじゃないわ」
春香「…はい完成!三つ編みちーちゃん!」
千早「どうもありがとう」
春香「いやーこれも似合うなー。ちょっとこれかけてみて!」
千早「…黒縁眼鏡?」
春香「そう!私の変装用のやつ。度は入ってないよ!」スッ
千早「…どう?似合う?」
春香「可愛い!カフェの窓際の席でラテアートの写真撮ってそう!」
千早「バカにされてる気がする」
春香「なんかクラスの真面目な委員長みたいで可愛い!」
千早「普段は真面目じゃないみたいな言い方ね」
春香「少なくとも語気を荒らげてツッコミしたりはしなさそう」
千早「ぐうの音も出ない」
春香「本も似合いそうだね!ちょっとこれ読んでるところ見せて!読んでる振りでいいから!」
千早「完全におもちゃね私。いいけど」
春香「あー似合う!三つ編み黒縁眼鏡読書ちーちゃん!可愛い!」
千早「…なんでよりによって官能小説渡すのよ」
春香「持ってる本がそれしかなくて」
千早「このアイドルどうかしてるわ」
春香「…その本面白い?」ニヤニヤ
千早「おらぁ!」ドゴォ
春香「痛ぁ!ごめん!私が悪かった!」
千早「わかればいいのよ。読んでる振りだけで読んでないし」
春香「だよねー。…てかめっちゃいい蹴りだったね」
千早「熟れた果実キックよ」
春香「読んでるじゃない!」
ーーーーー
春香「そういえばさ」
千早「うん」
春香「千早ちゃんはHigh×Jokerで誰推し?」
千早「珍しく春香が女子高生っぽい話題を振ってきたわね」
春香「私だってJKだからね!High×JKだからね!」
千早「High×Jokerって315プロのアイドルよね?」
春香「あ、無視のパターンね。そうだよ。今話題のアイドルユニット!」
千早「私は冬美旬君が好きね」
春香「黒髪のおとなしそうな人だね!」
千早「そう。真面目な好青年よ。見た目は少し幼くてね。応援してるわ」
春香「千早ちゃんがそういうの語るの意外だね」
千早「曲が好きで応援するようになったのよ」
春香「なるほど」
千早「あとは他のメンバーが賑やかでマイペースな感じでほっとけなさそうにしてるのとか、なんか共感しちゃうのよね」
春香「え!?うちの事務所そんな人いたっけ?」
千早「10割あなたよ」
春香「」のヮの
千早「でも彼もそんなメンバーが大好きみたいで見ていて和むのよ」
春香「ん?゙も゙?」
千早「え?…ち、違うわよ!?」
春香「ふーん?」
千早「な、なによ///」
春香「私も千早ちゃん大好きだよ!」
千早「…ありがと。ところで春香は誰推しなの?」
春香「私は伊勢谷四季くん!」
千早「どこが好きなの?」
春香「かっこよくて歌が上手!」
千早「ミーハー丸出しね」
春香「…315プロといえば、Jupiterも今は315プロ所属だよね」
千早「そうね。また人気が出てきてるみたいね。12月に315プロのライブも決まったみたいだし」
春香「見に行きたいなー」
千早「そういえばこの前天ヶ瀬さんとテレビに出てたわね」
春香「うん!楽しかったよ!」
千早「加減してあげなさいよ。彼ツッコミきれてなかったじゃない」
春香「バラエティの厳しさを教えてあげたのだよ」
千早「アイドルなのにね」
春香「あと収録終わったあとLINE交換した」
千早「え!?」
春香「あ、噂をすればLINE来た」ピコーン
千早「え!?内容は!?」
春香「…えーと、『今度食事にでも行かないか?ライバルとしてお互いにいい刺激を与え合えることができたらと思ってる』だって」
千早「なにぃ!?世界のHARUKA AMAMIと食事だと小僧!」
春香「怖いよ千早ちゃん…。えー、送信っと」
千早「なんて送ったの?」
春香「『つけあがるな』」
千早「…さすがに可哀想だわ」
春香「あ、返信来た。えーと、『なるほどな。もっと売れてから誘えってか。いいぜ!お前をライバルだと認めさせてやる!』」
千早「バカね」
春香「バカだね。えー、送信っと」
千早「今度はなんて送ったの?」
春香「『ライブのチケットよこせ』」
千早「まるで山賊ね」
春香「アイドル王に、私はなる!」
千早「それ海賊!」
ーーーーー
千早「そういえば」
春香「うん」
千早「今日ってハロウィンよね」
春香「そうだね」
千早「トリックオアトリート!」
春香「来ると思ってたよ。はい!たくさんお菓子作ってきたんだ!」
千早「さすがね!唯一の取り柄だものね!」
春香「おい食べさせんぞ」
千早「冗談よ。ありがとう。それにしてもホントに上手ね…」
春香「でしょー!?ハロウィンだから特に気合い入れて作ったんだよ!」
千早「それじゃあ、いただきます」
春香「召し上がれ!」
千早「…!このかぼちゃのクッキーおいしい!」
春香「ありがとー!こっちはかぼちゃのプリンだよ!」
千早「!こっちもおいしいわ!」
春香「あとねー、かぼちゃのマドレーヌとかぼちゃのドーナツとかぼちゃの…」
千早「かぼちゃだらけじゃない!」
春香「だってハロウィンだし」
千早「イメージが偏りすぎよ!…ちなみにこれは?」
春香「かぼちゃの煮付け」
千早「おふくろの味じゃない!」
春香「でもおいしいよ?」
千早「知ってるわよ!でも違うじゃない!」
春香「もー、わがままだなー。どうせ千早ちゃんは用意してないんでしょ?」
千早「どうかしらね」
春香「む!?その反応はもしかして?…トリックオア…」
千早「…」
春香「トリートメント!」
千早「そうそうそうこう髪を綺麗に保つために毎晩欠かさず…ってこら!」
春香「まさかノリツッコミが来るとは思わなかったよ。しかも流暢で動揺してるよ」
千早「春香の影響よ!訴訟よ!」
春香「冤罪だよ!もー!じゃあちゃんと聞くよ。トリックオア…」
千早「…」
春香「エリート!」
千早「誰が高学歴のキャリアマンよ!」
春香「ウーマンだけどね」
千早「もう!私だって春香のためにちゃんと準備してきたのよ!ちゃんと聞いてよ!」グス
春香「ご、ごめんね千早ちゃん!泣かないで!トリックオアごめん!」
千早「トリックオアの使い方!」
春香「冗談冗談。ごめんね」
千早「…うん」
春香「じゃあ、トリックオアトリート!」
千早「はい!私も頑張ってお菓子作ってきたの!食べて食べてー!」
春香「…!これってもしかして?」
千早「かぼちゃのクッキーとかぼちゃのプリンよ」
春香「まさかの被り!!」
ーーーーー
116 : 以下、名... - 2015/10/31 18:35:24.93 4VTD02DFo 67/68
今日のはハロウィンでした
124 : 以下、名... - 2015/10/31 20:52:00.97 4VTD02DFo 68/68part2に続きます