あやめ速報-SSまとめ-

真美「ほっぺにKiss！しちゃおっかなー」

雪歩「ちょ、ちょっと真美ちゃん・・・」

真美「ん？どーしたのゆきぴょん？」

雪歩「さ、さすがにキスは恥ずかしいよ・・・ほっぺとはいえ・・・」

真美「えー、そんなに気にすることないじゃん！女の子どうしなんだしー」

雪歩「そ、そうだけど・・・」

真美「だいたい、ゆきぴょんがお菓子持ってないのが悪いんだかんね！」

雪歩「日本の暦では今日は普通に平日だよ・・・」

真美「もーなんでもいいじゃん！ほら目ぇ閉じて！」

雪歩「あうぅ・・・」＞＜

真美「よーし、んじゃーいくよ！」

雪歩「・・・」

真美「んーっ・・・」ﾁｭｯ

雪歩「っ・・・！」

真美「んっふっふ！どう？ドキドキした？」

雪歩「う、うん・・・」

雪歩「すっごくドキドキした・・・」

真美「ゆきぴょん、なんか顔赤いよ？大丈夫？」

雪歩「う、うん、大丈夫だよ」

真美「そっかぁ、よかった！それならもっとイタズラしても平気だよね！」

雪歩「え・・・さっきので終わりじゃないの？」

真美「あれだけじゃ全然足りないよ！今度は>>15するよ！」

真美「やよいっちの家に放火するよ！」

雪歩「え・・・」

真美「ほら、やよいっちの家って木造っぽいからよく燃えそうっしょ？」

雪歩「いや、わかるけど・・・それ普通に犯罪だよ・・・？」

真美「やだなーゆきぴょん、しょーねんほーっていうのがあって子どもは軽い罰で済むんだよ？」

雪歩「やだこの子いらないことばっかり詳しい」

真美「それに冬場は空気がかんそーしてるから放火にピッタリなんだよねぇ」

雪歩「慣れてるの？」

真美「いーや？」

雪歩「っていうかやよいちゃんに何の恨みがあるの・・・」

真美「ゆきぴょんを取ろうとしたから・・・」

雪歩「え？」

真美「ゆきぴょんは真美のなのに・・・やよいっちはゆきぴょんのことユーワクして・・・」

雪歩「そういえばこの前もご飯食べに行ったなあ」

真美「ゆきぴょんが通る前でわざと高いところ掃除してパンツ見せつけたり・・・」

雪歩「それは考えすぎじゃないかなぁ」

真美「うあー！！何もかも燃やしてやるぅ！！」

雪歩「真美ちゃん・・・」ｷﾞｭｯ

真美「うあ・・・」

雪歩「私はどこにもいかないよ・・・もちろんやよいちゃんの所にも」

雪歩「ずっと真美ちゃんと一緒にいてあげる、だから燃やすのはやめよう？」

真美「ゆきぴょん・・・」

雪歩「ほら、燃やしたら事務所の監督責任も問われるし、弱小の765プロじゃ高額の賠償請求にも耐えられないし」

雪歩「そしたら事務所は潰れて結局私達バラバラになっちゃうでしょ？」

真美「そっか、そだね・・・真美そんな先のことまで考えてなかったよ・・・」

雪歩「きっとやよいちゃんにも悪気はなかったと思うの、だから許してあげて？」

真美「うん・・・って言いたいとこだけど、もう手遅れだよ・・・」

雪歩「え？」



高槻家

消防士「おい！危ないぞ嬢ちゃん！火からもっと離れるんだ！」

やよい「まだ！！まだ中には弟と妹がぁ！！」

消防士「お嬢ちゃん、残念だがもう・・・残された君が家族の分も強く生きるんだ」

やよい「そんな・・・どうして・・・私だけ・・・」

やよい「ううぅ・・・ああああああ！！！！！」

やよい「・・・・・・」

伊織「とんだ災難だったわね、やよい」

やよい「・・・・・・」

伊織「今、水瀬グループも全面協力の上で犯人を捜索してるわ・・・必ず見つけ出して市中引き回しの上打ち首獄門の刑に処してみせるわ」

千早「高槻さんから笑顔を奪うなんて許せない・・・」

響「犯人にはフグ兵衛の毒をありったけ食らわせてやるさー・・・」

亜美「ねえ、誰か真美のこと見てない？」

真「雪歩とも連絡がつかなくて・・・」

数日後、福井県坂井市三国町東尋坊において抱き合いながら海に身を投げる二人の女性の姿が目撃されたという・・・

完