あやめ速報-SSまとめ-

Ｐ「それじゃ失礼します、本日もお疲れ様でした」

茄子「お疲れ様でした～♪」

「お疲れちゃーん、また頼むよー！」



Ｐ「茄子、お疲れ様」

茄子「いえいえ、Ｐさんこそお疲れ様です♪」

Ｐ「ディレクターさん、褒めてくれたな」

茄子「はい、やっぱり褒められると嬉しいですねぇ」

Ｐ「最近の茄子は見てて安心できるな、安定感があるっていうか」

茄子「あらまあ♪褒めても何も出ませんよ？」

Ｐ「本当だよ、自分のアイドルが成長したって実感できてプロデューサー冥利に尽きるよ」

茄子「ふふっ♪Ｐさんのおかげですよー♡」

Ｐ「そうか？俺は別に何も...」

茄子「Ｐさんからいーっぱいラブをもらってるからです♪」ｷﾞｭｯ

Ｐ「俺のラブ...か」

茄子「Ｐさんはどうですか？私のラブ、足りてます？」

Ｐ「ああ、充分すぎるくらいだよ」

茄子「うふふ、よかった♪」

Ｐ「なんだか柑奈みたいなことを言うな」

茄子「柑奈ちゃんから教えてもらったんです、ラブ＆ピース！」

Ｐ「それで最近よく言ってるのか」

茄子「ちょっぴりマイブームなんですよ♪」

Ｐ「じゃあそのラブに溢れた茄子さんにゴホービってことで....」

Ｐ「今日は一緒に夕食でも食べに行くか？」

茄子「いいんですか？」

Ｐ「茄子殿がよろしければ、ですが」

茄子「うむ！苦しゅうないぞよ♪」

Ｐ「じゃあ行くか、どこがいい？」

茄子「どこでもいいですよー♪」

Ｐ「そうか...茄子はもうオフだったな」

茄子「ええ、そうです」

Ｐ「俺はこのあとも少し打合せがあるから事務所で待っててくれるか？」

茄子「はーい、じゃあ待ってますね」

Ｐ「その間に考えておいてくれ、どんなお店がいいか、な」

茄子「いいんですか？うーんと高いお店頼むかもしれませんよ？」

Ｐ「ま、まあ茄子は頑張ってくれてるから、多少高くてもいいぞ」

茄子「ふふっ、冗談ですよ♪Ｐさんと一緒ならどこでもいいんです」

Ｐ「そっか....」

茄子「はい♪じゃあお仕事がんばってくださいね♡」ﾁｭｯ

Ｐ「ああ、行ってくるよ」

ｶﾞﾁｬｯ



茄子「お疲れ様でーす♪」

ちひろ「あら茄子さん、お疲れ様です」

茄子「無事にお仕事終了しました♪」

ちひろ「あれ？今日はもう上がりじゃなかったんですか？」

茄子「ええ、でも....んふふ♪」

ちひろ「なんだかゴキゲンですね」

茄子「今日はＰさんがご飯を食べに連れて行ってくれるので♡」

ちひろ「ああ、そういう事ですか...」

茄子「そうです、というわけでちょっと待たせてもらいますね」

ちひろ「はいはい...」

茄子「ちひろさんちょっとパソコン使ってもいいですか？」

ちひろ「どうぞどうぞ」

茄子「フンフフーン、どんなお店にしようかな～♪」

ちひろ（ホント、ラブラブですねぇ....）

ちひろ「茄子さん、最近はどんな感じですか？」

茄子「最近ですか？うーん、特に変わった事はないですねぇ」

ちひろ「いつもどおりって事ですか？」

茄子「はい、朝はＰさんと一緒に起きて、一緒に朝ごはんを食べて....」

ちひろ「ふむふむ...」

茄子「それからお仕事をして、一緒に帰って一緒に寝て...」

ちひろ「なんかずいぶんと普通ですね」

茄子「普通がいいんですよ♪特別な事をしてくれるよりも、Ｐさんと穏やかに過ごせるのが幸せですから」

ちひろ「その...そんなに好きなんですか？プロデューサーさんのこと」

茄子「はい、大好きです♡」

ちひろ「やれやれ、のろけられちゃいましたね....」

－－－－－－


ちひろ「茄子さん、お茶どうぞ」ｺﾄｯ

茄子「ありがとうございます」

ちひろ「プロデューサーさん、遅いですね」

茄子「うーん、そうですね...」

ちひろ「予定ではそろそろ帰ってくるはずなんですけど....」


prrrr♪


茄子「あっ、Ｐさん♪もしもーし？」

Ｐ『茄子？まだ事務所にいるか？』

茄子「はい、いますよー」

Ｐ『悪い、先方との打合せが長引いちゃってさ、ちょっと遅くなりそうなんだ』

茄子「そうですか....いつぐらいに戻ってこれますか？」

Ｐ『ちょっとわからないが...多分夜になると思う....』

茄子「夜...」

Ｐ『本当にゴメン！約束したのに...』

茄子「わかりました、気にしないでお仕事がんばってくださいね」

Ｐ『ゴメンな...』

茄子「仕方ないですよ、こういう日もあります♪」

Ｐ『必ず埋め合わせはするから、それじゃあな』

茄子「はーい、愛してますよ♡」

Ｐ『ああ、俺も....』ｶﾞﾁｬｯ

ちひろ「茄子さん、今の...」

茄子「うーん残念ですね、運が悪かったです...」

ちひろ「せっかく予約も取ったのに...」

茄子「いいんです、また機会があるんですから...」

ちひろ「でも....」

茄子「そうそう、キャンセルの連絡しないとですね♪」

－－－－－－


ちひろ「茄子さん、本当にいいんですか？」

茄子「ええ、だから安心してください」

ちひろ「....わかりました、戸締まりだけお願いしますね？」

茄子「はーい、お疲れ様でした♪」

ちひろ「台風が近いみたいですから、帰る時は気を付けて」

茄子「わかってますよ、ありがとうございます」

ちひろ「それじゃ失礼します」


ﾊﾞﾀﾝ...


茄子「ちひろさん帰っちゃった....」

茄子「Ｐさんはお仕事ー♪お食事キャンセルー♪」

茄子「でーもー泣いたりしないー♪」

茄子「こんな日もあるよー♪」



茄子「Ｐさんまだかな.....」

－－－－－


ＴＶ『首都圏は台風29号の影響を受け、局地的に強い雨風が....』

茄子「わぁ、すごい雨....」


ﾋﾞｭｵｵｵｵｵｵｵ...


茄子「風もすごい....」

茄子「Ｐさん大丈夫かな....」


－－－－－－


ＴＶ『現在の交通情報をお伝えします、各地で大幅な乱れが....』

茄子「遅いなぁ....」


－－－－－－


ＴＶ『引き続き台風情報です...』

茄子「.....」

－－－－－


茄子「.....Ｐさん」


ｶﾞﾁｬｯ!


Ｐ「戻りましたー！いやー、すごい雨だった！」

茄子「あっ♪」ﾊﾟｧｧｧｧｧ

Ｐ「ちひろさん、ただいま帰りま....」

茄子「おかえりなさーい！！」ﾀﾞｷｯ！

Ｐ「か、茄子？お前まだ残って.....んむっ...」

茄子「お仕事ご苦労様です♡」ﾁｭｯ　ﾁｭｯ　ﾁｭｯ

Ｐ「お、おい...茄子...」

茄子「ん～♪なんですか？」ﾁｭｯ　ﾁｭｯ

Ｐ「ちょ、ちょっとタンマ！ちひろさんは？」

茄子「もう帰っちゃいましたよ？」

Ｐ「じゃあお前一人で残ってたのか？」

茄子「はい！大丈夫です、鍵も預かってますから」

Ｐ「そうか....今日は本当にゴメンな、茄子...」

茄子「謝らないでください、気にしてませんから♪」

Ｐ「でもなぁ....」

茄子「それより、早く帰りましょ？」

ｻﾞｧｧｧｧｧ...


Ｐ「なあ茄子、タクシー呼んだ方が...」

茄子「うーん、それでもよかったんですけど....」

茄子「一度やってみたかったんです、相合傘♪」

Ｐ「でもだんだん寒くなってきたし....」

茄子「平気ですよ、そんなに遠くないですし♪」

Ｐ「まあ確かにそうだけどな...」

茄子「ほーら、もっとくっつかないと濡れちゃいますよ♡」ｷﾞｭｯ

Ｐ「はいはい」ｷﾞｭｳｳｳｳ

茄子「それにしても本当に天気が悪いですねぇ」

Ｐ「ああ、油断してると傘が壊れ....」


ﾋﾞｭｵｵｵｵｵｵ!!　ﾊﾞｯ!


Ｐ「壊れた...」

茄子「壊れましたね....」

Ｐ「走れ茄子！」

茄子「は、はい！」


－－－－－－－


ﾊﾞﾀﾝｯ!


Ｐ「いやー、濡れたなぁ....」

茄子「うぅぅ....パンツまでグショグショです....」

Ｐ「俺もスーツからワイシャツからビショビショだよ、カバンは死守したけどな....」

茄子「さすがに身体が冷えちゃいましたね...」

Ｐ「そうだな、電気電気....」

茄子「この辺に....きゃっ！」


ﾋﾞﾀｰﾝ!!


茄子「いたた....」

Ｐ「だ、大丈夫か茄子！？」

茄子「うぅぅ....」

Ｐ「茄子？」

茄子「グスッ...ヒック...もうやだぁ....」

Ｐ「よしよし、泣くなよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ...

茄子「Ｐさぁん....」ｷﾞｭｯ

Ｐ「やっぱり平気じゃなかったんだな、泣いてもいいぞ」

茄子「ふえぇぇぇぇん....」

ﾁｬﾌﾟﾝ...


Ｐ「落ち着いたか茄子？」

茄子「はい...すみません、急に泣いたりして...」

Ｐ「いいよ、悪いのは俺だしな」

茄子「そ、そんなことないですよ！私が勝手に...」

Ｐ「茄子は本当に優しいなぁ...」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

茄子「むぅぅ...」

Ｐ「今日だって俺の都合で約束をフイにしちゃったのに、文句ひとつ言わないし...」

Ｐ「それどころか、俺が帰るのを夜まで待ってくれるんだもんな」

茄子「だって一緒に帰りたかったから....」

Ｐ「茄子は可愛いなぁ...」ﾁｭｯ

茄子「んっ....」

Ｐ「大好きだぞ茄子...」

茄子「んちゅっ...Ｐひゃん....」

Ｐ「元気出たか？」

茄子「ふふっ、出ました♪」

Ｐ「茄子はキスが好きだな」

茄子「うーん、ちょっと違います」

Ｐ「違う？」

茄子「Ｐさんに抱きしめられながらキスするのが好きなんです♡」ﾁｭｯ

Ｐ「いつもの茄子に戻ったみたいだな」

茄子「そうかもしれませんね♪」

Ｐ「茄子はいつも運がいいからな、今日みたいな日は珍しいんじゃないか？」

茄子「そうですね、今日は運が悪い日なのかも...」

Ｐ「茄子にもあるんだな、そういう日が」

茄子「Ｐさんにもこういう経験があるんですか？」

Ｐ「ああ、どこかへ遊びに行こうと思っても急に仕事が入ったり...」

Ｐ「欲しかった限定版のゲームが俺の目の前で売り切れになったり....」

Ｐ「今日みたいな日にちょっとコンビニに寄って、帰ろうとしたら傘が無くなってたり...」

Ｐ「まあ他にも色々とな....」

茄子「かわいそう...」

Ｐ「そんなことないよ、いつもってわけじゃないし...」

茄子「いいえ、とってもかわいそうです！だから....」

茄子「私の運をちょっぴりおすそわけ♪」ﾀﾞｷｯ

Ｐ「んんっ....」

茄子「どうです？幸せになれてますか？」

Ｐ「そうだな、茄子のおっぱいが顔に押し付けられてて幸せだ...」

茄子「もう...Ｐさんのえっち♡」

－－－－－


Ｐ「うーん....今日はさすがに疲れたなぁ...」ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ....

Ｐ「明日が休みで本当に良かった...」

茄子「とーぅ！」ﾋﾟｮｰﾝ!

Ｐ「うわぁっ！」


ﾎﾞﾌﾝｯ!


茄子「んふふふ♪」ｷﾞｭｳｳｳｳｳ

Ｐ「茄子、危ないだろ」

茄子「だってやっとゆっくりできるじゃないですか♪」

Ｐ「それもそうか」

茄子「Ｐさーん♡」ﾁｭｯ　ﾁｭｯ

Ｐ「やれやれ、さっきまで珍しく泣いてたと思ったら....」

茄子「あっ、そんなこと言うんですか？」

Ｐ「な、なんだよ....」

茄子「私、いっつもＰさんには泣かされてるのに....」

Ｐ「ええっ！？俺そんなことしたか？」

茄子「そうです！んっ...」ﾁｭｯ

Ｐ「んんっ...いつだよ？」

茄子「もう....とぼけちゃって...」



茄子「このベッドでですよ♪」ｶﾞﾊﾞｯ!

Ｐ「か、茄子....んぐっ...」



－－－

－－－－－－

－－－－－－－


Ｐ「ふぅ....なあ茄子？」

茄子「んっ...なんですか？」

Ｐ「その...なんていうかな...」

Ｐ「一緒に夕飯食べれなかったし、二人してびしょ濡れになっちゃったけど...」

Ｐ「お風呂に入って、こうして茄子と抱きあえる...」

Ｐ「俺、それだけで幸せだぞ？」

茄子「そうですか？」

Ｐ「ああ、茄子はどうだ？」ｷﾞｭｯ

茄子「....そうかもしれませんね、確かに今日は落ち込むこともありましたけど...」

茄子「その分Ｐさんが愛してくれると思えば、それはそれで運がいいのかもしれません♪」

Ｐ「茄子は柔らかいなぁ...」

茄子「あん♡Ｐさんったら♪」

Ｐ「茄子の泣き顔も可愛かったし」

茄子「あっ、ひどいですよそんなの！」

Ｐ「いや、なかなか見れないしさ....」

茄子「もう...さっきまで散々私にいぢわるして...」

Ｐ「だって茄子があんな声出すから....」

茄子「むぅぅぅ！もう怒りましたよ！」

Ｐ「参ったな、怒るとどうなるんだ？」

茄子「私の愛をいっぱい注入♡んっ....」ﾁｭｯ


－－－

－－－－－－

ﾁｭﾝﾁｭﾝ...



茄子「んんっ....」ﾊﾟﾁｯ

Ｐ「Ｚｚｚ...」

茄子「ふふっ♪よく寝てる....」ﾁｭｯ

Ｐ「うーん....」ｺﾞﾛﾝ...


ﾓﾐｯ


茄子「あんっ...もう♪」

Ｐ「んんん....」ﾓﾐﾓﾐﾓﾐ...

茄子「Ｐさんったら本当に寝てるのかしら？」

Ｐ「んっ.....朝？」

茄子「おはようございます♡」

Ｐ「ああ....おはよう茄子」

茄子「朝から元気ですねぇ♪」

Ｐ「あっ、いや...これはその....」

茄子「ふふっ♡」

Ｐ「もう朝なのか...」

茄子「えっと...今8時ですね」

Ｐ「なんだか寝た気がしないな...」

茄子「Ｐさんがなかなか寝かせてくれないからですよ？」

Ｐ「そ、それはその....」

茄子「冗談です♪台風行っちゃったみたいですよ」

Ｐ「みたいだな、いい天気だ」

茄子「朝ごはん食べますか？」

Ｐ「いや、まだいいよ...それより...」



Ｐ「もう少し寝てようか...」ｷﾞｭｯ

茄子「ふふっ、今日のＰさんは甘えん坊ですね♪」ﾁｭｯ

Ｐ「茄子は暖かいなぁ...」

茄子「そうですか？」

Ｐ「ああ、なんていうか茄子と一緒にいると身体だけじゃなくて心まで暖かくなるよ」

茄子「あら、嬉しい♪じゃあもっとピッタリくっつかないとですね♡」ｷﾞｭｳｳｳｳ

Ｐ「おー、暖かい...」

茄子「もっとしっかり抱きしめてください♪」

Ｐ「うん、わかった」ｷﾞｭｳｳｳｳ

茄子「最近寒くなってきましたから私の身体でもっと暖かくなってください♪」

Ｐ「茄子は優しいなぁ...」

茄子「Ｐさーん♡」ﾁｭｯ

Ｐ「茄子、昨日は無理だったから今日こそ一緒にご飯食べよう」

茄子「はい、そうしましょう♪」

Ｐ「なんでも好きな物をごちそうしますよ、茄子殿」

茄子「うむうむ、苦しゅうない♪」

Ｐ「なにが食べたい？」

茄子「そうですねぇ、何にしましょう？」

Ｐ「なんでもいいんだぞ」

茄子「うーん、なら高い物を...」

Ｐ「ほほう、そういうことを言うのか....」

茄子「あら、つい口が♪」

Ｐ「こいつめ！お前を食べるぞー！」ｶﾞﾊﾞｯ

茄子「あ～れ～、お代官さまぁ♪」

Ｐ「まったくお前は本当に....」

茄子「本当に、なんですか？」

Ｐ「本当に茄子は可愛いなぁ...」

茄子「うふふ♪」

Ｐ「愛してるぞ茄子」ﾁｭｯ

茄子「私もですよ♡んんっ...」

Ｐ「茄子....」

茄子「んちゅ...ちゅぷっ....あふっ....」

Ｐ「なんだか眠くなってきたな....」

茄子「昨日頑張りすぎたのかもしれませんね...」

Ｐ「かもな、今日はお昼くらいまで寝てようか」

茄子「ふふっ、たまにはいいと思います♪」

Ｐ「ちょっとだらしないけどな...」

茄子「Ｐさんは普段頑張りすぎからちょうどいいですよ」

Ｐ「そうか？」

茄子「そうです、そんなＰさんにプレゼントのお知らせ～♪」

Ｐ「おっ、なにかな？」

茄子「はい、抱き枕でーす♡」

Ｐ「それはもしかして俺の目の前にあるやつかな？」

茄子「その通りです、カコ型抱き枕ですよ♪」

Ｐ「じゃあ遠慮なく使わせてもらうか」ﾀﾞｷｯ

茄子「どうですか？」

Ｐ「うーむ...いい抱き心地だ...」

茄子「Ｐさん、あったかーい♪」

Ｐ「おっ、この抱き枕はしゃべるんだなぁ...」

茄子「そうでーす♡」

Ｐ「手触りも本物みたいだ...」ﾑﾆﾑﾆｯ

茄子「やんっ、くすぐったい♪お尻揉まないでくださいよ～」

Ｐ「ゴメンゴメン」

茄子「なら私も...はむっ...」

Ｐ「うおっ！！」

茄子「ろうひまひた？」

Ｐ「か、茄子...その...耳はだな！」

茄子「ふふふっ♪Ｐさんの弱いところはぜーんぶ知ってるんですからね♪」

Ｐ「お、俺だってお前の弱いところは全部知ってるんだからな」

茄子「お互いに、ですね♡」

Ｐ「今日はいい日になりそうだ...」

茄子「そうですね♪」

Ｐ「茄子とこうしてると、なんだか幸せになれそうな気がするな....」

茄子「ふふっ、きっとＰさんにも幸運が訪れますよ♪」

Ｐ「じゃあもっとしっかり抱きしめておこうかな」ｷﾞｭｳｳｳｳｳｳ

茄子「いい心がけですね♡そんなＰさんには....」

Ｐ「なんだ？」

茄子「私の愛情をプレゼント～♡」

Ｐ「なるほど、それならもっと幸せになれるな」

茄子「そうですよ、もっともっと幸せです♪」ﾁｭｯ

Ｐ「そうだな...」

茄子「うふふっ♪寝てもいいですよ...」

Ｐ「ああ、ひと眠りしたら一緒にシャワー浴びよう...」

茄子「私もなんだかいい気持ちなので....寝ちゃいますね...」





Ｐ「おやすみ茄子...」

茄子「おやすみなさいＰさん...」ﾁｭｯ





おわり