【関連】
【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その7【安価】(3)
ーー
まるゆ「どうもお久しぶりです~今回は大変でしたね」
五月雨「何の用だよ」
まるゆ「いや~前回お会いした時は取り調べ室でしたねぇ。あの時はどうもでした」
島風提督「……」
まるゆ「貴方達の鎮守府が襲撃されて全滅かと思ってましたが、逃げることができて良かったですね」
五月雨「要件を言えってんだよ」
まるゆ「今は皆さん療養中なんですよね。五月雨さんはお子さんが居ますし、妥当な判断だと思います」
島風提督「……」
五月雨「聞いてんのかクズ!!」
まるゆ「…では本題に入らせてもらいます」
まるゆ「貴方達が居た鎮守府は不審火により焼け落ち、資料や何からは全て燃えてしまいました」
まるゆ「実は島風提督にはまだ容疑があったんです。艦娘に対する暴行や罵倒。ハラスメントのようなものですね」
五月雨「証拠が無ぇなら捕まえられねぇだろ」
まるゆ「おっしゃる通りです。被害に遭われていたうちの一人、秋津洲さんの件の立件は困難になりました」
まるゆ「彼女の前歯は差し歯になっていますが、それが島風提督さんがやったという話があったんです」
五月雨「証拠が無ぇってんだろ。それ以上言うなら侮辱罪だぞ」
まるゆ「分かっています。これはあくまで…例え話のようなものです」
島風提督「……」
まるゆ「ところがですね、ある民間の方からこんな映像を提供してもらったんです」
五月雨「なんだよ」
まるゆ「ぜひご覧になって下さい」
「…………」
「……」
五月雨「……」
まるゆ「映像に映っているのは島風提督と秋津洲さんですね?そして秋津洲さんが土下座している様子が見えるかと思います」
まるゆ「何を言ってるかは分かりませんが、問題はその次です。島風提督は秋津洲さんを蹴り上げましたね?」
島風提督「……」
まるゆ「蹴った場所は胸の辺り、心臓付近ですね。蹴られた秋津洲さんは動きが止まって、再び島風提督さんが蹴り上げた所動き始めました」
まるゆ「そして次に見てもらいたいのが秋津洲さんのカルテです。秋津洲さんは不整脈があるようなんです」
まるゆ「不整脈の原因は色々あるらしいんですが…過去に心臓が止まったりするとこうなる事があるそうですよ」
島風提督「……」
五月雨「…この映像は合成だ。民間から出てきたってのが怪しい」
まるゆ「民間と言っても艦娘さんから頂いたものです。ほら、幼女塾さんが民間の鎮守府を運営してますよね?」
五月雨「文月……!!」
まるゆ「ただ殴ったりすれば暴行罪ですが、心臓を蹴り上げるというのは暴行ではなく殺人未遂です」
まるゆ「島風提督、貴方を殺人未遂の容疑で逮捕します」
島風提督「……」
五月雨「てめぇ……!!」
まるゆ「抵抗しないで下さい。更に罪が重くなりますよ」
五月雨「あいつら…あの鎮守府とは絶縁したのに……!!」
まるゆ「さぁ、手を出して下さい」
島風提督「……あぁ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
606 : 以下、名... - 2019/06/17 19:54:48.69 EilwTBbTO 318/476島風提督が抵抗しようとする五月雨をいいんだと静止してさみだれを任せたと話す
五月雨「映像だけで判断するってのかよ!随分適当なんだな!」
まるゆ「実はですね、あの動画には音声もあるんですよ」
五月雨「な…!!」
まるゆ「他にもまだ証拠はあるんですが…まだ続けますか?」
五月雨「……っ!」
島風提督「…もういいんだ五月雨」
五月雨「何言ってんだよ…お前……」
島風提督「さみだれを…頼んだぞ」
まるゆ「○時○分、逮捕です」ガチャッ
五月雨「あ、あ、あ…あぁぁ……」
島風提督「……」
五月雨「やめろ…やめ…て……あの子には…父親が…島風提督が……」
まるゆ「お気持ちは分かります。ですがあれはやり過ぎです。証拠もある以上捕まえない訳にはいかないんですよ」
島風提督「……」
まるゆ「面会が可能になればまたお知らせします。今回は認められるか分かりませんが…」
五月雨「連れて行かないで……あなたが居ないと…私………さみだれ……」
島風提督「……すまない」
まるゆ「…行きましょう」
五月雨「待って…待って……待って…………」
五月雨「あ……あぁぁぁ………」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
609 : 以下、名... - 2019/06/17 20:10:24.77 RcLOaFHSo 321/476五月雨を慰める島風鎮守府の面々
ーー
五月雨「ぐず……なんでぇ…」
摩耶「仕方ねぇよ。提督は捕まっても仕方ねぇことをしてたんだ」
大鳳「あのまるゆとかいう刑事…次会ったら……」
長波「あいつは警部補だろ。下手に手出したらこっちがヤバい」
大淀「心臓が止まるくらい強く蹴るって…捕まって当然じゃ……」
天津風「下手に喋ると貴女から消されるわよ」
大淀「ひっ!!」
浜風「文月の狙いはこれだったんですね。鎮守府を燃やしたって謝りに来たのは伏線だったんです」
大淀「あ…文月さんは捕まらないんですか?」
摩耶「あいつの事だ、証拠なんて残さねぇよ」
長波「まるゆ警部補も不審火だって言ってたしな。事件性無しってことだろ」
天津風「私達って評判悪かったものね。街の人は基本無視してたし」
大淀「地元の警察も協力してくれなかった…」
五月雨「ううぅぅぅ……」
摩耶「…元気出せよ五月雨」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
618 : 以下、名... - 2019/06/17 20:38:46.45 TAGu5j5+0 324/476星を挙げたと評判になるまるゆ号
ーー
「おい聞いたか、またまるゆが星あげたって」
「昇進するって噂だぜ」
「艦娘の癖に…なんて言ってたのによ。俺達より星あげてんだもんな」
「まるゆが担当してんのは艦娘に関する事件ばっかりなのも関係してんだろうな」
「クソ……」
「俺達がこうやって駄弁ってる間にもまるゆは働いてんだろうな」
「…俺達も張り込み行くか」
「そうだな」
ーー取り調べ室
まるゆ「おはようございます、よく眠れましたか?」
島風提督「…よくは眠れなかったな」
まるゆ「寝不足の中申し訳ありませんが、今日も取り調べを始めさせて下さい」
まるゆ「秋津洲さんに暴力を振るっていたのは何故ですか?」
島風提督「…弱かったからだ。出撃しても戦果はあげない。デコイにするにしても脆過ぎる」
まるゆ「だから気に食わなかった?」
島風提督「俺達は常に命の危機があった。あの鎮守府は最前線で、油断すればあっという間にお陀仏だ」
島風提督「そんな中であんな戦力にもならない艦娘が来て……腹が立っていたんだ」
まるゆ「それは貴方の勝手ですよね」
島風提督「……」
まるゆ「秋津洲さんの索敵能力はトップクラスです。戦力が無くとも使い道はありましたよ。使いこなせなかった貴方が悪いんです」
島風提督「……その通りだ」
まるゆ「貴方が秋津洲さんの心臓を蹴り上げた時、死ねという言葉を使ってましたね?」
島風提督「……」
まるゆ「これは殺意があったという事ですね?」
島風提督「…殺すつもりはなかった」
まるゆ「殺す気は無かったけど死ねという言葉を使って心臓を蹴り上げたというという事ですね?」
島風提督「……」
まるゆ「取り調べはまだまだ終わりませんよ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
625 : 以下、名... - 2019/06/17 21:05:17.80 nsDEIh4Go 328/476>>617
617 : 以下、名... - 2019/06/17 20:38:06.10 nsDEIh4Go 329/476>>616
島風を残った面々に引き合わせる
616 : 以下、名... - 2019/06/17 20:33:10.34 aDF3YTkBo 330/476抵抗せず認める島風提督を見てフリではなかったと判断する整備士
ーー
「××番、面会だ」
島風提督「……五月雨が来てくれたか」
「来い」
島風提督「あぁ……すぐに行く」
島風提督「さみだれは元気にしているだろうか…俺の事は何と言っているんだ……」
島風提督「し……島風……!?」
島風「提督……」
島風提督「…俺は夢を見ているのか。島風は死んだはずなんだ」
島風「違うの、整備士さんが私の記憶をサルベージして傀儡の体にインストールしたの!」
島風提督「は……?何が…だ……?」
島風「提督が抵抗せずに捕まったのを知って、ちゃんと反省してるって認めたから私が帰ってきたの!」
島風提督「言ってる事はよく理解できないが…お前は間違いなく島風なんだな?」
島風「そうだよ!私は提督の島風だから!」
島風「私…待ってるから。さみだれの事も任せておいて!」
島風提督「…頼む。五月雨一人では無理だ」
島風「さみだれは大好きな提督の子どもだもん。大切に育てるよ!」
島風提督「俺はいつ戻れるか分からない。最悪さみだれには俺は死んだと伝えてくれ」
島風「死んだなんて言わないよ……言うなら遠くに行ったって言うもん」
島風提督「…さみだれを犯罪者の子どもにしたくない。島風と五月雨に託したぞ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
632 : 以下、名... - 2019/06/17 21:33:59.57 8qRL2nvDO 334/476島風鎮守府が機能しなくなり防衛線が後退、周辺の住民も避難しなければならなくなる
これまで守られていた自覚も無く文句しか言わない住民達
ーー
「防衛線を下げる?」
「私達はどうなるんだ!」
役員「申し訳ありませんが全員避難となります」
「なんだよそれ…」
「うちの子は受験生なんですよ!どうしてくれるんですか!」
役員「責任は全て我々が取ります。どうかご安心下さい」
「納得できるか!俺達はここから離れないぞ!」
役員「……」
「…………!!」
「……!」
「………………!!」
役員(ここの地域の住民はどれくらいだ)
役員(三千人も居ません)
役員(随分と小さい町だな)
役員(ここは最前線です、好んで住もうとは思いませんよ)
役員(こいつらは全員補助金狙いということだな)
役員(深海棲艦の攻撃により家や土地に被害が出れば大本営が負担。更に国から補助金も出ます)
役員(カネカネカネ…か。こいつらの方が厄介だ)
役員(八島の準備はどうだ)
役員(本日中に完了するとの事です)
役員(そうか、なら予定通りここを攻撃する)
役員(たった三千人の小さい町です。消えたとしても直ぐに分かりません)
役員(焼け落ちた鎮守府を上手く使う。後は大本営に任せておけ)
「……おい聞いてるのか!」
役員「勿論です。また明日保証などを詳しく説明しますので、今日はこれまでにさせて下さい」
「チッ…明日だからな!」
役員(目の前にカネをぶら下げればほいほいと言うことを聞く。本当に単純な連中だよ)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
639 : 以下、名... - 2019/06/17 21:58:08.59 wTCxJrJN0 338/476艦娘保護派に島風提督の所業が知られる
ーー
『鎮守府の闇、行き過ぎたハラスメント』
五月雨「あ"ぁぁっー!!」
島風「落ち着いて五月雨、ね?」
五月雨「どいつもこいつも……!!クソが…!」
摩耶「テレビ消せ消せ。そんなニュースなんて見なくていいんだよ」
長波「マスコミの連中め…」
大鳳「あんな映像誰が撮ってたのよ!」
大淀「監視カメラの映像じゃ…」
天津風「それは分かってるのよ」
五月雨「ぎ……いぎぎ…!!」
島風「正気を保って。さみだれにそんな顔見せられないでしょ」
浜風「これも文月だと思います。この番組のスポンサーは幼女塾だったはずです」
大鳳「…あのクソチビを先にやる」
長波「バーカあいつは今民間人だ」
大淀「なんで気に入らないと殺すって話になるんですかぁ…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
640 : 以下、名... - 2019/06/17 22:01:20.08 EilwTBbTO 341/476翌朝、大規模な攻撃により一夜で街が壊滅したとニュースになる
646 : 以下、名... - 2019/06/17 22:21:57.67 EilwTBbTO 342/476>>640
ハラスメント騒動は収束していって手のひら返すように才能がある人材は有効活用するべきって論調が出てくる
ーー翌日
島風「……」
摩耶「またニュース見てやがるのか。もう見るの止めろって」
島風「ねぇ、ここって……」
『突如一夜にして町が荒廃した町のようになってしまいました!これも深海棲艦の仕業だというのでしょうか!?』
摩耶「おいおいおい……!」
島風「私達が居た鎮守府と町が……こんな事に…」
摩耶「これが深海棲艦の仕業だっていうのか…?陸にまであがって来たっていうのかよ……」
天津風「違うわね。これは深海棲艦の仕業じゃない」
摩耶「何か知ってんのか?」
天津風「幹部さんの所で居た時に噂で聞いたことがあるの。大本営には局地破壊兵器があるって」
島風「それを人間相手に使ったの!?」
天津風「最前線にあえて住む人間なんて普通じゃない。皆んなお金が目当てだったのよ」
摩耶「だからって…町を消すか……?」
天津風「あの大本営ならやるわよ。貴女達も知ってるでしょう?」
島風「だからって…そんな……」
天津風「ここから逃げる準備をした方がいいかもしれないわね」
摩耶「なんでだよ?」
天津風「ここは大本営が用意してくれた施設。でもおかしいと思わない?負けた艦娘の面倒を見るなんて普通じゃないわ」
島風「そうだよ…動ける子はどこかの鎮守府に異動するのが普通……」
天津風「なんでそんな事をしたと思う?」
摩耶「あたし達をまとめてやる為か!?」
天津風「局地破壊兵器なんか使わなくても新型艦娘…信濃一人で十分でしょうね」
島風「なんで兵器を使わないの?」
天津風「ここにはさみだれがいるでしょ」
摩耶「…マジかよ」
天津風「信濃が来る前に逃げるわよ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
659 : 以下、名... - 2019/06/17 22:46:37.55 RcLOaFHSo 346/476(信濃菊月下の特務艦になってたよな…)
噂をすれば、信濃が来る
さみだれはもちろん全員についてくるよう告げるがまあーもめる
ーー
信濃「いい、もう一度言うわよ。貴女達全員私の所に来なさい」
五月雨「信用できるわけないだろクズ」
信濃「…貴女の子どもも保護する。約束するわ」
五月雨「民間人を皆殺しにしたお前らをどう信用しろってんだよ」
信濃「だから…私は大本営所属だけど言いなりじゃないの」
五月雨「だからそれが信じられねぇんだよ」
島風「天津風はどう思う?」
天津風「油断させる為だとも思えるし、さみだれを保護したいだけの可能性もある」
摩耶「つまり味方の可能性は低いんだな」ら
大鳳「今ならやれますよ」
長波「やっちまうか」
大淀「勝てませんって……」
浜風「私は反対です。信濃さんは味方と思っていいですね」
摩耶「根拠はあんのかよ?」
浜風「根拠はありません。ただの勘です」
摩耶「それじゃ信用ならねぇな」
浜風「私は信濃さんを信用しますよ。荷物をまとめてきます」
摩耶「…どうする」
大鳳「一撃で決めるわ」
長波「今なら五月雨が注意を引きつけてくれてるしな」
大淀「ダメですって……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
666 : 以下、名... - 2019/06/17 23:09:13.95 EilwTBbTO 350/476やいのやいのやってるうちに菊月もやってきて話を始める
私の感は当たるんですと浜風はドヤ顔
菊月「遅いぞ、何をしている」バシュッ
五月雨「どこから現れやがった……ってお前は…」
菊月「お前と会うのはあの時以来か」
五月雨「…どういう事だ」
信濃「私は菊月…いいえ、女幹部の特務艦なのよ」
五月雨「んだよそれ……先にそれを言えって…」
信濃「貴女が話を聞こうとしなかったんじゃない」
菊月「信濃の言う事は本当だ。本来ならお前達は処分対象だが私が個人的に匿うことにした」
摩耶「危ねぇ……あと数秒遅かったら…」
浜風「ね、私の勘は当たるんです」ドヤッ
長波「腹立つ顔…」
大鳳「中絶ビッチが…」
天津風「はいはい、話聞いてたでしょ。全員荷物まとめるわよ」
さみだれ「お母さん、これから何処行くの?」
五月雨「…少し遠くだ」
さみだれ「ふぅ~ん…」
五月雨「とっとと荷物用意しろよ」
さみだれ「ねぇ、向こうにはお父さんはいる?」
五月雨「…あいつは今仕事中だ。暫く帰ってこねぇ」
さみだれ「残念…早く会いたいなぁ」
五月雨「…本当の事なんか言えるわけねぇだろ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
680 : 以下、名... - 2019/06/17 23:36:16.80 8qRL2nvDO 354/476菊月
こうして戦力を集め、いずれは八島と大本営を牛耳る
島風提督の戦略眼は本物だから出来れば引き込みたかったが…
何か方法は無いか考える菊月達
ーー
菊月「私の狙いは戦力を集めて何れは八島と大本営を牛耳る事だ。特に八島は私の手中に収めたい」
菊月「お前達の所に来た理由は島風提督だ。アイツのの戦略眼は評価できる。出来れば引き込みたかったが…」
大鳳「汚い小娘が提督の事を軽々しく言わないで」
菊月「なんだと?」
長波「ブチ殺すぞ」
大淀「やめて下さいよぉ…相手は幹部さんですよ……」
天津風「あの人は秋津洲への殺人未遂で有罪。世論も厳しいわね」
浜風「方法が無いことはないと思いますよ」
信濃「どうするんですか?」
浜風「秋津洲を脅して被害届を取り下げさせるんです」
摩耶「お前……」
浜風「被害届が取り下げられれば大抵の場合は不起訴になります。今回のケースでもそうなるかは分かりませんが、可能性はありますよ」
菊月「…なるほどな」
信濃「正気?被害を受けた艦娘は入院してるのよ」
菊月「私は目的の為なら手段を選ばないと言っただろう」
五月雨「…俺も賛成だ。そもそも秋津洲が今更話を蒸し返すのが悪い。島風提督は悪くねぇんだよ」
大淀「殴ったり蹴ったりしたのは本当…」
五月雨「黙れクソメガネ!!」
大淀「ひぃっ!」
信濃「本当に秋津洲を脅しに行くの?」
菊月「……」
天津風「その顔、何か考えてるわね」
菊月「脅してもダメなら殺す」
信濃「貴女ねぇ…!」
菊月「もしくは右手を切り落とす。あいつの拇印があれば書類はどうとでもできる」
大鳳「コイツも大概狂ってるわ」
長波「こっちは島風提督が助かるなら協力するまでだ」
浜風「…決まりましたか」
菊月「…あぁ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
688 : 以下、名... - 2019/06/18 00:11:02.77 sZ+AQRPZo 359/476秋津洲のところへ行くと表に出たU秋津洲と明石がいる
U秋津洲はあっさり拇印を押して
別に秋津洲は仕返しがしたいわけじゃないかも、関わってほしくないだけかもと
ーー病院
秋津洲「……はい、サインしました」
菊月「書類は確認した」
明石「いいの…秋津洲ちゃん…?」
秋津洲「私は復讐がしたいんじゃない…もう関わりたくないの……」
秋津洲「今度は殺されるかもしれないから…」
菊月「懸命な判断だな。これで島風提督はすぐに出てこられるはずだ」
明石「どうしてあの人を…朝潮ちゃん達にあんな事したのに……」
菊月「私は使える奴を使うだけだ」
秋津洲「一つ…聞いていいですか」
菊月「なんだ」
秋津洲「私が…悪かったんですか……?弱いってだけで…心臓が止まるくらい蹴られて……」
秋津洲「私はどうすれば良かったんですか……?」
菊月「安価」
下1~3高コンマ 菊月の台詞や行動などを
692 : 以下、名... - 2019/06/18 00:21:03.79 SJ12gsxm0 362/476お前には不幸な話だが全ての状況が最悪だったんだ誰にもどうすることもできなかった…ただ一生お前に島風提督は関わらせないと誓うと菊月
菊月「お前には不幸な話だが全ての状況が最悪だったんだ。誰にもどうすることもできなかった…運が悪かったんだ」
秋津洲「……」
菊月「だが一生お前に島風提督は関わらせない。それは約束しよう」
明石「それくらい当然です…」
菊月「…私は帰る。用は済んだからな」ガチャ
明石「自分勝手で……あんな人だったなんて…」
秋津洲「運が悪かった……それだけの理由で…」
秋津洲「そんなのもう……生まれ変わるしか無い……」ボソッ
明石「秋津洲…ちゃん……?」
秋津洲「ううん…何でもないよ……」
ーー
ーー
菊月「これが秋津洲の同意書だ。被害届を取り下げる」
まるゆ「これは…」
菊月「秋津洲の拇印もあるだろう。これは間違いなくあいつが書いた」
まるゆ「……」
菊月「これで島風提督は不起訴になるだろう。被害者が被害届を取り下げたんだからな」
まるゆ「…まだ確定ではありません。これから色々やることがありますし……」
菊月「過去に被害届が取り下げられた殺人未遂で起訴された事例があるのか?」
まるゆ「……」
菊月「早くあいつを釈放しろ」
まるゆ「…すぐには無理です」
菊月「お前達のクビが飛ぶ前に急ぐことだな」
まるゆ「なんで…どうして……そもそも秋津洲さんはこんな書類を書ける状態じゃないはず…」
まるゆ「まさか無理矢理書かせた……?」
まるゆ「そうだとしてもこの同意書がある限り…被害届は取り下げになる…そして島風提督はいずれ釈放…」
まるゆ「大本営は捜査に協力してくれた…ということはこれは女幹部さんの個人的な判断…」
まるゆ「私には理解できません…島風提督はそこまでの価値があるのでしょうか……」
まるゆ「……やれることはやりましょう」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
712 : 以下、名... - 2019/06/18 19:56:13.94 sTCkQzSno 366/476大本営の処分があったから前線で○ねって人事じゃなかったっけ?
安価ならこの事件からは退くべきと上長から言われるまるゆ
ーー
「この事件からは身を引きなさい」
まるゆ「どうしてですか!」
「貴女も分かる筈です。我々でも敵に回してはいけない存在があるでしょう?」
まるゆ「しかし…」
「どっちみち被害者が取り下げられたんです。不起訴になるのは間違いありません」
「同意書を本人が書いたかどうかは関係ありません。拇印がある以上どうしようも無いんですよ」
まるゆ「うぅ……」
「貴女が全力を尽くせば彼を起訴まで持っていけるでしょう。しかしその代わりに貴女の命は無い」
「まるゆ警部補は亡くすには惜しすぎます。貴女の活躍でこれから何人も救えるんです」
「目の前の一人より他大勢。分かってくれますね?」
まるゆ「……はい」ギリッ
「…これは貸しと思って下さい。いつか必ず返しますよ」
まるゆ「…覚えておきます」
ーー
菊月「話は聞いたな、お前は不起訴になる。出てきたら身柄はこちらで預かる」
島風提督「俺が不起訴…」
菊月「この資料を差し入れで渡す。大本営を掌握する為に必要なものだ」
島風提督「…秋津洲はどうしている」
菊月「お前には関係ない。お前は自分の仕事をしろ」
菊月「言っておくが真面目にやらないとどうなるか分かっているな?」
島風提督「さみだれ達がそっちに居るんだろう」
菊月「生かすも殺すも私の自由だ。よく覚えておけよ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
716 : 以下、名... - 2019/06/18 20:23:16.90 vEQsCihSo 369/476信濃含む自分の艦娘達と合流する島風提督
ーー
信濃「安心して、貴方の子どもには何もしてないわ」
島風提督「…そうか」
信濃「まだ不起訴は確定してないからそこから出てこれないけど、時間の問題ね」
島風提督「……」
信濃「貴方はそこから出てきたら女幹部の部下になるわけだけど、覚悟しておいた方がいいわよ」
信濃「彼女は目的の為ならなんでもする。女幹部の特務艦になって少しだけど…随分と色々見たわ」
島風提督「…一つ教えてくれないか?」
信濃「私が言えることは少ないわよ?」
島風提督「秋津洲はどうしている。女幹部が同意書を書かせたんだろう」
信濃「…私からは言えないわ」
島風提督「まさか……」
信濃「それより貴方、資料には目を通したの」
島風提督「それより……だと…」
信濃「貴方は人質を取られているのよ。やれと言われた事はやるしかない」
信濃「志しは高いけど…とんでも無い人に仕えたみたいね……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
722 : 以下、名... - 2019/06/18 20:55:41.84 ybyiOMzHO 372/476>>717
717 : 以下、名... - 2019/06/18 20:24:03.10 ybyiOMzHO 373/476元気がない秋津洲にもう大丈夫だからって明石が寄り添ってる
私なんかの為にと自虐する秋津洲に、秋津洲だから大切な親友だから放っておかないとド真剣に向き合う明石
ーー
明石「もう大丈夫だからね秋津洲ちゃん…」
秋津洲「私なんかの為に…ずっと側に居なくてもいいんだよ?」
明石「大切な親友だから放っておけないよ…」
秋津洲「親友……そう言ってくれるの…」
明石「当たり前だよ…秋津洲ちゃんの事は大切…」
秋津洲「ありがとう…」
明石「うん…だからずっと一緒に居るよ…」
明石「辛くない…?私で良ければなんでも手伝うよ…」
秋津洲「大丈夫だから…うん…」
明石「……」
秋津洲「側に居てくれるのは嬉しいけど…帰らなくても大丈夫…?工廠には…北上さんと陽炎さんしか居ないんでしょ…?」
明石「大丈夫だよ…今は空母が出撃できないし…」
秋津洲「少し…心配かな……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
728 : 以下、名... - 2019/06/18 21:51:41.54 GxipgevLo 376/476明石は親友だからこそ、かもって語尾をつけない秋津洲のことには気づいてる
自分が死んでしまいたいほど苦しんでた時、秋津洲には助けられてきた
だから今度は別人格を作ってしまうほど苦しんでる秋津洲を自分が絶対に助けようとしてる
明石「……」ブブブブ…
秋津洲「電話…鳴ってない…?」
明石「気のせいだよ…」
秋津洲「電源…切り忘れてたんだね…」
明石「…秋津洲ちゃんの側から離れないもん」
秋津洲「ダメだよ…多分鎮守府からだから…出ないと…」
明石「出たら帰らないといけないから…」
秋津洲「やっぱり…」
明石「私は秋津洲ちゃんを助けたいの…!」
秋津洲「でも…提督や龍驤さんには迷惑かけられないよ…?」
明石「う……」
秋津洲「行ってらっしゃい…」
明石「すぐ…戻ってくるから……」
ーー
明石(良かった、電話でまだここに居てもいいって言ってくれた)
明石(秋津洲ちゃんの状態は凄く悪い。誰かが側に居てあげないと何かしちゃうかもしれない)
明石(秋津洲ちゃんがもう一つの人格…暗い秋津洲ちゃんになってるのは気付いてた)
明石(最初はおかしいと思ったけど、次の日になったら元に戻っていつも通りかもかも言ってたから大ごとじゃないと思ってた)
明石(でも違った、秋津洲ちゃんは自分の記憶を書き換えるくらい苦しんでたんだ)
明石(私はずっと側に居たのに…気付こうと思えば気付けたんだ)
明石(秋津洲ちゃんをああしてしまったのは私の責任でもある)
明石(嫌がっても無理矢理病院に引きずっていけば良かったんだ。そうしたらもっと違うことになってた)
明石(そうしなかったのは私。いざとなると何も出来なかった)
明石(変わるんだ。秋津洲ちゃんを助ける)
明石(いつまでも宙ぶらりんにしてちゃいけない。ちゃんと向き合うんだ)
明石(待っててね…秋津洲ちゃん……)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
775 : 以下、名... - 2019/06/20 19:45:13.07 URFWIduiO 380/476開かない窓をガチャガチャやってて明石に見つかる
それを見てプンプン明石がずっと見張る
ガチャ…ガチャガチャ…
明石「なんだろう…秋津洲ちゃんの部屋の中から変な音がする……」
明石「何か音のするもの置いてあったっけ…?」
明石「秋津洲ちゃん…何してるの…?」ガチャッ
秋津洲「開かない……窓が…」
明石「え…?何してるの……?」
秋津洲「あ……」
明石「ねぇ…私凄く嫌なこと考えたんだけど…」
秋津洲「……」
明石「何しようとしてたの…!!」
秋津洲「……」
明石「ここから飛び降りても解決しない!なんでそれが分からないの!」
秋津洲「……」
明石「秋津洲ちゃんが死んでも周りの人が悲しむだけ!私だってそう!」
明石「なんで分かってくれないの…!!」
秋津洲「もう……無理…」
明石「無理じゃない!私達をもっと頼って!」
明石「私だって何度も死のうと思った!でも提督や龍驤さんがそうさせてくれなかった!」
明石「私だけ生き残るのは辛かった。毎日毎日生きてるだけで苦痛だった…!」
明石「でもこんな私に生きろって言ってくれた!仲間だとも言ってくれたの!」
明石「もうこんな事は二度としないで!秋津洲ちゃんが死んだら私も死ぬ!」
明石「本気だからね!秋津洲ちゃん!」
秋津洲「安価」
下1~3高コンマ 秋津洲の台詞や行動などを
781 : 以下、名... - 2019/06/20 20:13:39.31 DfUtifC80 384/476明日からは前を向くかも
秋津洲「わかった…明日からは前を向くかも」
明石「いつもの秋津洲ちゃんに戻った……?」
秋津洲「明石が怒るから引っ込んだかも」
明石「ごめん…」
秋津洲「謝らなくていいかも。怖いから引っ込んだ訳じゃないかも」
明石「じゃあなんで…?」
秋津洲「あっちはあたしが話すならあたしだって言って代わってくれたかも」
秋津洲「明石、あたしは耐えられないかも」
明石「前を向くって言ったのに…!」
秋津洲「そういう意味じゃなくて…あっちのあたしが耐えられないと思うって話かも」
明石「暗い方の秋津洲ちゃん…」
秋津洲「もう一度あっちに代わったら次こそ死んじゃうかも。ここの窓が開かないのはもうわかったかも」
明石「いつもの秋津洲ちゃんが止められないの?」
秋津洲「……」
明石「そんな…」
秋津洲「最近まで鎮守府にさみだれが来てたかも。あれが……トドメになったかも」
秋津洲「島風提督が幸せそうにしてる…それが分かってしまったかも」
明石「記憶が…」
秋津洲「あたしは運が無かった。ただそれだけでこんな事になってるかも」
秋津洲「運だけはどうすることもできないかも。生まれ変わるくらいしか方法が無いかも」
明石「絶対やめて!!」
秋津洲「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
786 : 以下、名... - 2019/06/20 20:58:37.74 URFWIduiO 388/476昔運がなかったのなら私も一緒
あんな思想に取り憑かれてあんな事をして脳みそもいじられて皆から嫌われてた
でも今ではこうして親友もできて暮らしてる
変わらないことなんて無いんだよ
明石「運がなかったのなら私も一緒…昔の私が偏った思想に取り憑かれてあんな事をして……」
明石「脳みそもいじられて皆から嫌われてた…けど今ではこうして親友もできて暮らしてる!」
明石「昔の私が消えたのは自業自得。でも私が目覚め時に嫌われてた…これは運の問題でしょ?」
明石「秋津洲ちゃんと私も変わらないよ…何も変わらない!」
明石「だからそんな事言わないで…!」
秋津洲「…かも」
明石「島風提督にもきっと罰が当たるよ!今は幸せでも酷いことをした報いはある!」
明石「逆に秋津洲ちゃんはこれから良くなるだけなんだよ?これより悪くなるなんてあり得ない!」
明石「だから信じて……お願い…」
秋津洲「……」
明石「秋津洲ちゃん…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
792 : 以下、名... - 2019/06/20 21:18:35.62 m0J7L2tdo 391/476…ちょっとUの方と話し合ってくるかも、心配しないで…って無理か
でも必ず話を付けてくるから信じて欲しいかも(秋津洲眠る)
秋津洲「…ちょっとあっちの方と話し合ってくるかも」
明石「ダメ…!」
秋津洲「心配しないで欲しいかも…って無理か…」
明石「本当に大丈夫なの…?」
秋津洲「必ず話を付けてくるから信じて欲しいかも」
明石「…わかった。ここで待ってるね」
秋津洲「じゃあ…行ってきます……」
ーーーー
秋津洲(話は聞いてたかも?)
U秋津洲(……うん)
秋津洲(それでも納得でいないかも?)
U秋津洲(私がこうやって二人に分かれてしまってからじゃもう遅いよ)
秋津洲(そんな事ない、まだ間に合うかも)
U秋津洲(ううん…もう限界なんだ……)
U秋津洲(貴女は自分で分かってるよね?)
秋津洲(それは…)
U秋津洲(貴女は本当の私じゃない。私が限界だったから貴女と別れた)
U秋津洲(貴女は私の逃げ道なの。だから前を向こうと思えるし、私を止めようとしてる)
U秋津洲(貴女は私を消せない。けど私は貴女を消せる)
秋津洲(あたしを殺すかも?)
U秋津洲(……)
秋津洲(明石の言ってることは間違いは無いかも。きっとこれから幸せになれるかも)
U秋津洲(安価)
下1~3高コンマ 台詞や行動などを
798 : 以下、名... - 2019/06/20 21:53:50.49 wjuFPG7Wo 395/476でも、怖い…また不幸が起こるんじゃないかって…信じたいけど怖いの…
799 : 以下、名... - 2019/06/20 21:59:11.58 hfjDZlEC0 396/476信じきれない自分が嫌
800 : 以下、名... - 2019/06/20 22:00:18.87 URFWIduiO 397/476>>798
>>799
U秋津洲(怖い…また不幸が起こるんじゃないかって…信じたいけど怖いの……)
秋津洲(怖い……)
U秋津洲(信じきれない自分が嫌……でも貴女なら分かってくれるでしょ?)
秋津洲(かも…)
U秋津洲(…暫く考えさせて)
秋津洲(あたしも一緒に考えるかも)
U秋津洲(一人になりたいの…ごめん)
秋津洲(あ……!!)
秋津洲「う……」
明石「秋津洲ちゃん!」
秋津洲「追い出されたちゃったかも…」
明石「向こうはなんて言ってた…?」
秋津洲「信じたいけど信じられない。そんな自分が嫌だって言ってたかも」
明石「そう…」
秋津洲「あっちは一人で考えたいからって考え込んでるかも」
明石「信じるって…大変だもんね……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
804 : 以下、名... - 2019/06/20 22:23:33.83 O82/TEmzO 400/476救われるかもしれないことも、いつかは向き合って受け入れなきゃいけないことも、死んでも意味ないことも理解してくれたかも
でも時間と話し合いがまだまだ必要かも
ーー翌日
秋津洲「救われるかもしれないこと、いつかは向き合って受け入れなきゃいけないこと、死んでも意味ないことは分かってくれたかも」
明石「良かった…!」
秋津洲「でも時間と話し合いがまだまだ必要かも。ちょっとしたことでまた傾いてしまうかも」
明石「私にできることならなんでもするからね!」
秋津洲「ありがとうかも明石」
明石「良かった…!」
秋津洲「明石…聞いてみたいことがあるかも」
明石「なに…?」
秋津洲「復讐ってどう思うかも」
明石「え…」
秋津洲「あたしがどうこうってことじゃなくて、あくまで聞いてるだけかも」
秋津洲「明石はどう思ってるか教えて欲しいかも」
明石「安価」
下1~3高コンマ 明石の台詞や行動などを
809 : 以下、名... - 2019/06/20 22:52:44.96 URFWIduiO 403/476復讐は復讐する側に不幸を呼んじゃう
朝潮ちゃんがそうだったように
だからもう復讐はさせない、そんな人がいれば考える必要がないくらい幸せにしてあげたい
そんな人がいればだけどね
明石「復讐は復讐する側に不幸を呼んじゃうよ…朝潮ちゃんがそうだったでしょ?」
秋津洲「……」
明石「だからもう誰にも復讐はさせない。そんな人がいれば考える必要がないくらい幸せにしてあげたい…」
明石「まあ…そんな人がいればだけどね……」
秋津洲「……かも」
明石「島風提督を殺しても解決しないよ」
秋津洲「誰も名前なんか出してないかも」
明石「じゃあこれは私の独り言だよ」
明石「あの人を殺しても五月雨さんやさみだれちゃんがいる。きっと秋津洲ちゃんは二人に殺される」
明石「復讐は復讐を呼ぶんだよ……何も良いことなんて無い…」
明石「お願い…そんな事は考えないで……」
秋津洲「……」
明石「あんな男…許せないんて言ってないよ……でも復讐は違う…」
明石「どうしてもって言うなら…私が止めるから!」
秋津洲「安価」
下1~3高コンマ 秋津洲の台詞やその他起こったことなどを
813 : 以下、名... - 2019/06/20 23:19:46.07 wjuFPG7Wo 406/476こんなに思ってくれる明石がいるのにあたしどうかしてたかも…
ごめんがもぉ~(ズビズビ抱きつき
821 : 以下、名... - 2019/06/20 23:40:09.90 M1Mc1Mhro 407/476>>813
明石の優しさとぬくもりはU秋津洲にも伝わってる
秋津洲「こんなにあたしの事を思ってくれる明石がいるのに……どうかしてたかも…」
秋津洲「明石ぃ~ごめんがもぉ~!」
明石「ううん…大丈夫だよ…」
秋津洲「がもぉ~~!!」
明石「もう、鼻水が垂れてる……ティッシュティッシュ…」
秋津洲「うぁ~~~~!」
明石「ほら秋津洲ちゃん…鼻……」
秋津洲「ずびっ……」
明石「あぁ、また出てきちゃった…」
U秋津洲(明石がどれだけ私の事を思ってくれてるか、こっちにも伝わってるよ)
U秋津洲(良い友達に巡り会えたね。これならもう運が無いなんて言えないよ)
U秋津洲(貴女は私の逃げ道に過ぎなかったのに。私以上に凄いことをしてしまった)
U秋津洲(悔しいけど貴女の勝ち。何があったんだろう、何が違ったんだろう)
U秋津洲(なんて…答えは分かってるよね。あの鎮守府に着任したのがきっかけなんだ)
U秋津洲(早くあそこに戻ろうね、あたし)
U秋津洲(あれ…今……自分の事…あたし……?)
U秋津洲(ふふふ…やっぱり凄いよ明石は。あたし達が一つになる時も近いかも……しれないね)
ーー