1 : ◆6RLd267PvQ - 24/10/23 05:37:41 1deU 1/9

乙倉シリーズです。

https://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1729586583/l10
↑前回。



乙倉悠貴「苦~いコーヒーのお話ですっ」モバP「俺まだ若いよな!?」
https://ayamevip.com/archives/58235351.html

悠貴「扇風機の前に陣取るプロデューサーさんのお話なんですけどっ…」モバP「無垢な視線が痛いんだよな…」
https://ayamevip.com/archives/58444295.html

悠貴「げえっ生野菜!」モバP「アイドルがげえってオイ」
https://ayamevip.com/archives/58752425.html

元スレ
モバP「消そうかなあ…腐ってるしなあ…ユウキ…」悠貴「えっ」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1729629461/

2 : ◆6RLd267PvQ - 24/10/23 05:38:21 1deU 2/9

~事務所~

P「ん~……どこに振り分けるか悩ましいな…」

悠貴「おはようございますっ!」ヒョコッ

P「むぅ……ここはやはりATKか…ダメージ出ないことにはなぁ……」

悠貴「プーロデューサーさんっ」ポンッ

P「おわ、悠貴、いつからそこに!?」

悠貴「今来たばかりですけど挨拶はしましたよっ?」

P「おお…そりゃすまん、気付かなかった…」

3 : ◆6RLd267PvQ - 24/10/23 05:38:35 1deU 3/9

悠貴「それ、ゲームですよねっ…いいんですか、お仕事中に」

P「一応仕事だよ、アイドルも最近はゲーム配信の仕事がチラホラ増えてきたろ?」

悠貴「876プロさんや283プロさんですねっ」

P「ウチにもあきらはいるが、あいつの場合元々配信活動やってるからちょっと話変わるしな…で、だ」

悠貴「はいっ」

P「一応な、ウチで配信のオファーが来たりとかもするわけだこれが」

悠貴「ふむふむ」

4 : ◆6RLd267PvQ - 24/10/23 05:39:13 1deU 4/9

P「でもな、配信するにしろしないにしろ先に内容をある程度は検閲する必要があるのではと考えたわけでだな…」

悠貴「けんえつ…チェックって事ですかねっ」

P「そうなる。例えばホラーゲームじゃないけどそういう表現があるゲームだと、身体の弱いちとせなんかにはとてもプレイさせられないだろ、万が一がある」

悠貴「うーん、ちとせさんなら喜んで遊びそうなイメージもありますけど、言いたいことは何となくわかりますねっ…」

P「で、今遊んでるゲームも合間時間を縫って確認の為にプレイしていたんだが、そもそも忙しくてゲームをやる暇が今までなかなかなかったから、ドハマリしてしまった」

悠貴「そういうことだったんですねっ。ところで、どんなゲームなんですかっ?」

P「キャラクターを自分で作って戦わせるゲームだな、カスタムの幅広さがあって、どのキャラをどんな風に育てるか考えるとワクワクするぞ」

悠貴「……何か、プロデュースと似てる気がしません?」

P「言われてみれば」

5 : ◆6RLd267PvQ - 24/10/23 05:39:33 1deU 5/9

悠貴「因みにどんなキャラが出てくるんですかねっ」

P「自分でキャラに名前を付けて軍団を編成するタイプだから、基本的にプレイヤーの脳内設定次第だな、キャラもあまり喋らないし」

悠貴「わっ、このキャラペガサスに乗ってますね」

P「ヴァルキュリアだな、名前はミナミにした」

悠貴「成程…攻撃力が高くて防御が低いんですねっ」

P「代わりに敵の攻撃はヒュンヒュン回避してくれるんだけどな」

6 : ◆6RLd267PvQ - 24/10/23 05:39:48 1deU 6/9

悠貴「あっ、私のキャラがいますよっ」

P「ユウキだな…ちょっと育て方を間違えてな…消そうかどうか悩んでいるんだ」

悠貴「えっ…」

P「悠貴のイメージでAGL特化にしたはいいんだが、極振りし過ぎてただ速いだけになって腐ってるんだよなぁ……って、この説明だと分かりづらいか、ええとだな」

悠貴「プロデューサーさんがっ!プロデューサーさんに捨てられちゃったあああ」ウエエン!!

P「悠貴!?違う!ちゃんともう一度やり直すつもりでだな!!」

7 : ◆6RLd267PvQ - 24/10/23 05:40:03 1deU 7/9

悠貴「プロデューサーさんが私を見捨てたああ」ヒエエン

P「ええい、ままよ!」ギュー

悠貴「ひゃん!」

P「俺がお前を捨てるなんて事……するわけないだろ、な?」

悠貴「プロデューサーさんっ…」キューン

ちひろ「おはようございま」ガチャリ

P「あ」

8 : ◆6RLd267PvQ - 24/10/23 05:40:23 1deU 8/9

ちひろ「いくら出しますか?」

P「違う!!これはそういうんじゃなくて!!」

悠貴「やっぱり捨てられちゃうんですかっ」ウルッ

P「ぐ……ぐぬぬ……っ」

ちひろ「さぁ、黙っていて欲しいなら出すものを」

P「31アイスとクレープ、どっちがいい!?」

悠貴「ふぇっ、な、何がですかっ」

P「あんな緑の悪魔に払うくらいなら俺は全財産お前に払ってでも信用を勝ち取るぞ!!」ドンッ

悠貴「プロデューサーさんっ……」キューン!!

ちひろ「言い過ぎじゃありません?ほんの冗談じゃないですか、事務所の悪評立ったら私だっておしまいなんですから」

P「やかましいわ守銭奴」

※この後悠貴にめちゃくちゃ奢ってあげた。

おわれ。

9 : ◆6RLd267PvQ - 24/10/23 05:40:57 1deU 9/9

ちひろさんには煎餅でも買ってあげるから。

お目汚し、失礼をば。

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