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【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その6【安価】(3)
ーー
まるゆ「お久しぶりです提督さん。お身体の方はどうですか?」
提督「悪くはなっていませんよ」
龍驤「それよりまるゆ警部補が来たことが気になるで。誰かが何かしたとか?」
まるゆ「ええ実はそれに近いような事なんです。何かしたのか、しなかったのかを再び調べ始めたみたいなんで」
提督「どういうことですか?」
まるゆ「順を追って説明させてもらいますね」
まるゆ「ある事件の再捜査を始めることになったんですが、その事件とは夕張さんが関係しています」
まるゆ「調書を読む限り夕張さんは階段から落下していく同僚を助けられなかったとあります。つまり相手が落ち始めてから階段に差し掛かったということです」
まるゆ「夕張さんが相手を突き落としたのはありえません。指紋も出ませんでしたし、夕張さんの手には繊維も何も着いていませんでした」
まるゆ「この状況なら夕張さんに過失はありません。それが今までの考え方でした」
龍驤「今までのってことは新しい何かがあったんか?」
まるゆ「そうなんです、実は新しい証拠が出てきたんです」
まるゆ「それは監視カメラの映像なんですが、現場からは離れています。しかしそれが重要なんです」
まるゆ「夕張さんが監視カメラに映った時間と事件のあった時間。この二つが合致しているんです」
まるゆ「夕張さんが歩くスピードで階段まで行ったなら…ちょうど相手が落ちる所なんです」
まるゆ「つまり夕張さんは落ちていく同僚を見殺しにしたことになるんです」
提督「…何かの罪になるんですか?」
まるゆ「相手に触れていないので殺人は無理でしょう。しかし夕張さんが見殺しにしたという事が確定します」
まるゆ「相手方の目的はそれなんです。それを覆すような証拠がなければ夕張さんに汚名がきせられます」
龍驤「そんなこと言われても夕張はその時の事覚えてないんやで?」
まるゆ「その言い訳が通じるとは思えません。だからこうやって私が来たんです」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
612 : 以下、名... - 2019/06/02 19:57:01.94 CF/h9apno 288/462とりあえず夕張と会話
ーー
夕張「すいません…何も覚えていないんです」
龍驤「やっぱりそうやんな…」
まるゆ「私に話してくれた事は誰にも言いません。なので話してくれませんか?」
夕張「それが…本当に覚えてないんです。思い出そうとすると頭が痛くなったりしたんですけど、今は全くそんな事がないんです」
提督「完全に記憶を無くしてしまったのか…」
夕張「自分でも不思議なくらいなんです。まるで記憶を消されたみたいにその事を思い出せないんです」
龍驤「そうなんやね…」
まるゆ「本当に覚えていないとしても、このままでは夕張さんは仲間を見殺しにした艦娘として記録に残ります」
まるゆ「そうなれば復讐の対象になる事も……考えられます」
提督「夕張が覚えていない以上、こちらができることはありません」
龍驤「夕張がそんなことするはずがないって」
夕張「…覚えていなくてすいません」
まるゆ「再捜査の結果…どうなるか……ですね」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
619 : 以下、名... - 2019/06/02 20:39:57.86 vldveJuqo 291/462再捜査はどこからか圧力があったのか聞く
提督「まるゆ警部補、終わった事件の再捜査が始まったということは何か圧力があったんですか?」
まるゆ「圧力というより向こうの信念ですね。なぜあの子は死ななければならなかったのか。本当に助けられなかったのかが知りたいと」
龍驤「事件が解決した後でも独自にずっと調べとったんか…」
まるゆ「今回の新証拠の映像は鎮守府に隣接するコンビニのものなんです。前の捜査では関係ないとしてそこまで調べていなかったんですよ」
龍驤「どういうこと?コンビニは関係ないやろ?」
まるゆ「コンビニの外です。防犯用のカメラに偶然夕張さんが映り込んでいたんですよ」
まるゆ「私もその映像を確認しましたが…あれは夕張さんです。他に間違えようがありません」
提督「他に夕張がいた可能性は?」
まるゆ「ありません。他の誰かが夕張さんの格好をしていたとも考えられません。なぜなら…」
夕張「私はイジめられてたから…仲の良い子はいなかった……」
まるゆ「誰かが夕張さんき成りすましていた可能性も調べているようですが、それもありません。否定されてしまったんです」
まるゆ「提督さん……私にできることはもう…」
提督「…何も心配しなくていい。夕張がそんな事をするはず…無いんだ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
623 : 以下、名... - 2019/06/02 20:58:47.86 IZ6oF5PbO 294/462夕張がまるで記憶を消されたようなと言っていたことが気になる
本当に記憶が消されている可能性は?
そうすればすべての責任を夕張に被せることができる
ーー
アケボノ「あたしに何の用?」
提督「アケボノ達の能力は知っている。超能力の類いやそれ以上のものだろう」
アケボノ「だから何よ」
提督「火を出したり瞬間移動をしたり。その力は特殊すぎる」
アケボノ「だから何だって言ってるのよ!あたし達は忙しいのよ?」
提督「そんな能力があるなら、記憶を消すこともできるんじゃないのか?」
アケボノ「……」
提督「夕張の過去にあった事件の再捜査が始まった。新しい証拠が出たことにより夕張の過失が認められそうなんだ」
提督「夕張が事件の事を覚えていればまだなんとかなったかもしれないんだが…」
提督「…お前達がやったんじゃないのか」
アケボノ「……」
提督「夕張の症状は安定してきていた。だがそのきっかけが分からなかったんだ」
提督「そのきっかけが事件の記憶を消したことだとしたら……」
アケボノ「安価」
下1~3高コンマ アケボノの台詞やその他起こったことなどを
628 : 以下、名... - 2019/06/02 21:25:11.79 vldveJuqo 297/462無理に知る必要はないわ
アケボノ「無理に知る必要はないわ」
提督「やはりお前達が…」
アケボノ「再捜査を依頼したのは夕張が所属していた鎮守府なのよね」
提督「待て…!」
アケボノ「アンタ達に迷惑はかけないと言ったわ。後は任せて」
提督「何をするつもりだアケボノ!」
アケボノ「……」バシュッ
提督「ダメだ…そんなことをすれば……」
龍驤「大きい声が聞こえたけどどないしたん?」ガチャ
提督「アケボノが……」
龍驤「あの子らがどないしたんよ?」
提督「夕張が所属していた鎮守府を……」
龍驤「え…?」
提督「…まるゆ警部補に連絡した方がいい……」
龍驤「な、何があったんか知らんけど…一応連絡するわな…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
637 : 以下、名... - 2019/06/02 21:39:05.41 CF/h9apno 300/462元夕張鎮守府からの夕張に関する追求がなくなる
ただ、原因を調べることは続けている
ーー
まるゆ「提督さん、一体なにをしたんですか」
提督「……」
まるゆ「あの鎮守府が再捜査を打ち切って欲しいと打診してきたんです。夕張さんを任意同行しようとしていたところなんですよ?」
まるゆ「その段階まで捜査が進んでいたのに…普通ならあり得ません」
まるゆ「更に驚いたのが向こうで調査は続けるそうなんです。まるで夕張さんは全く関係ないとわざわざ言っているようなんです」
まるゆ「一体……どうしたっていうんですか?」
提督「……」
まるゆ「あまりにも夕張さんに有利過ぎるのを怪しみましてね、再捜査を担当していた所が動き始めたんです」
まるゆ「数日後、夕張さんは任意で陸の警察まで来てもらうことになりました」
提督「……」
まるゆ「任意ですから断っても構いません。しかしやましいことが無ければ断る理由はありませんよね?」
まるゆ「任意という名の強制です。分かっていただけますね?」
提督「……」
まるゆ「提督さんはこんな事をする人では無いと思っていたのに……」
提督「……」
まるゆ「…私はこれで失礼させてもらいますね」
提督「…やったのはアケボノ達だろう。夕張と同じように記憶を消したんだ」
提督「恐らく向こうの鎮守府から夕張に関する記憶を消した。だから再捜査を打ち切って欲しいと言った」
提督「覚えていない人物を疑うことはできない。罪を償わせることもできない」
提督「ここまでするということは……夕張は仲間を見殺しにしたんだ…」
提督「その記憶を夕張や俺達から消した。だから誰も覚えていないんだ」
提督「夕張が……見殺しに…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
642 : 以下、名... - 2019/06/02 21:57:31.84 IZ6oF5PbO 304/462覚えていない、関係ない、証拠がない
無い無い尽くしで追求ができない
ーー警察
「もう一度聞きます。事件の事はなにも覚えていないんですね?」
夕張「はい…全く覚えていません」
「どこから覚えていませんか?」
夕張「事故があった日の前後…合わせて三日くらいの記憶がありません」
「記憶を無くしたことはこれまでありますか?」
夕張「今の鎮守府に着任してからは数回…二回です」
「そうですか……」
夕張「…私はあの子を見殺しにしたんですか?」
「それをこちらが聞きたいんですよ」
「本当に何も覚えていないんですか?」
夕張「覚えてないんです…!」
「貴女が嘘を言っているかどうかこちらも判断できません」
「証拠もありませんし、どうすることもできません」
夕張「私はどうすれば良いんですか!?」
「貴女は本当に何も覚えていないんですよね?」
夕張「覚えていません!」
「でも現場に居たのは確かなんですよ」
「貴女の記憶さえあればこの事件は解決します」
夕張「それはそうですけど…」
「そこで相談です。この装置を使ってみませんか?」
夕張「それは…?」
「記憶を呼び起こす装置です。誰にでも使えるものではありませんが、今の貴女なら使えるでしょう」
「どうですか、協力してくれますか?」
夕張「…します。私も真実が知りたいんです」
「分かりました、それではセッティングに入ります」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
648 : 以下、名... - 2019/06/02 22:24:39.62 4LL7DoAv0 308/462実際は助けようとしても間に合わなかった、しかし夕張の顔は歪な笑みを浮かべていた
ーー
夕張「あ……ああ…あぁぁぁ…………」
「思い出したんですね?」
夕張「あ…あは……ははは………」
「貴女が見たものは何ですか?」
夕張「私が気付いた時には…もう……あの子は落ちていってた…」
「つまり間に合わなかった…」
「見殺しにしたわけではなかったのか」
夕張「で…でも……私は…笑ってた…」
夕張「あの子が落ちた結果…どうなるか……私は…一瞬のうちに理解した…」
夕張「あ…あへ……へ…へ………」
「…貴女が見殺しにした事実はありませんでした」
「これで捜査は終わりに向かえそうです。ご協力ありがとうございました」
夕張「へ……へへぇ…………」
ーー
夕張「全部…全部思い出しましたよぉ……」フラフラ
夕張「私は死体を隠す為に…大型の冷凍庫を買ってた……殺すつもりだったんですね……」
夕張「そうですよ…駆逐艦なら細かく刻んで……四人くらいなら入るんですよぉ……」
夕張「ふ…ひっ……ひひひ…」
夕張「私はねぇ……他人が死んで喜ぶようなクズなんですよ……」
夕張「はひっ……ひひ…ひひぃっ……」
夕張「こんな私が…普通に生活を送るなんて…ちゃんちゃらおかしいですよぉ……」
夕張「ひひひひひぃ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
656 : 以下、名... - 2019/06/02 22:50:49.75 vldveJuqo 312/462迎えに来てて呟きも聞こえた提督
お帰り。しっかりしろ!お前に辛く当たっていた奴らの不幸を願うのもおかしく無いだろう。思う事は仕方ない。今夕張が苦しんでいる事がお前がクズでない証左だよ
提督「夕張……」
夕張「ふひひひひひ…」
提督「しっかりしろ夕張!」
夕張「は…ひ……?」
提督「お前に辛く当たっていた奴らの不幸を願うのもおかしく無いだろう。思う事は仕方ないんだ!」
夕張「……」
提督「今そうやって夕張が苦しんでいる事がお前がクズでない証拠なんだ!」
夕張「……」
提督「冷凍庫の話は聞かなかった。夕張はそんな事を考える艦娘じゃない!」
提督「だから夕張……!」
夕張「…だめですよぉ」
夕張「私は鎮守府には戻れません……」
提督「どこに行くんだ夕張!?」
夕張「さようなら……皆さんにはよろしくお願いします…」
提督「夕張!」
夕張「提督…龍驤さんと…お幸せに……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
662 : 以下、名... - 2019/06/02 23:08:26.86 IZ6oF5PbO 315/462追いかける提督、鎮守府に連絡して他の娘達にも来てもらう
ーー
龍驤『今動ける何人かはすぐにそっちに行った!残りの連中も準備でき次第夕張を探すって!』
提督「頼んだ!」
龍驤『こういう時に夕張のドローンがあればええんやけど…その夕張がこうなるとは…』
提督「俺もこのまま夕張を追いかけるが…どんどん離されていってる!すぐに見失うだろう……」
龍驤『なんとかギリギリまで追いかけて!頼むで!』
提督「やれるだけ…やってみるさ……!」
提督「待て夕張!話しを聞いてくれ!」
夕張「……!」
提督「ダメだ……全く追いつかない…!」
提督「どこかに向かっているのか?それとも考え無しに走っているだけなのか?」
提督「どちらにせよ…捕まえなければ……!」
提督「夕張!鎮守府から応援が来てる!いつまでも逃げられないぞ!」
夕張「……!」
提督「くそ……!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
667 : 以下、名... - 2019/06/02 23:30:23.86 4LL7DoAv0 318/462廃屋に隠れる夕張に迫る人影
ーー廃屋
提督「夕張……くそ!見失った!」
夕張「……」
提督「この近くに居るはずだ!なんとしても探して……」
夕張「…やっと行きましたか」
夕張「こんな私に構っても…いいことなんて無いのに……どうして提督は…」
夕張「私を探してるっていう皆さんもそうです…私は人殺しよりタチが悪いのに……」
夕張「このまま消える方がいいんです…私なんて……」
「おい」
夕張「え……誰…何処から……?」
若葉「ここが私の隠れ家と知って忍び込んできたのか」
夕張「あ…貴女は……艦娘……?」
若葉「どうやらそのようだな。どこから聞いたか知らないが、知られた以上殺すしかない」ジャキッ
夕張「……!」
若葉「あの鎮守府を調べる為にここを拠点とするつもりだったが近すぎたようだな。お陰でこんな早くバレることになった」
夕張「殺さ………あ…いいのか…」
若葉「なんだ?」
夕張「私は…どうせ生きてても……ふ…ふふふ…」
若葉「突然笑い出した?気味の悪い奴だな」
夕張「どうせ自分じゃ死ねないし……この人に…」
若葉「よくわからないが処分しておく必要はあるな。悪く思うなよ」
夕張「あはぁ…………」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
673 : 以下、名... - 2019/06/02 23:49:00.77 +VdBHynDO 322/462しかしなかなか撃てない若葉
かといって追い出せばここがバレるかもしれないと夕張をひとまず置いておく
若葉「……」
夕張「……」
若葉「…私は無抵抗の奴を撃つ程落ちぶれていないんだ。せめて抵抗しろ」
夕張「……」
若葉「聞こえないのか、おい!」
夕張「ひひ……」
若葉「しまった…コイツはキチか。頭がイカれてる奴の相手はしたくないんだ」
若葉「かと言ってここから追い出せば場所がバレる。とりあえずコイツは置いておくか」
夕張「ひっひぃ……」
若葉「む……足音が聞こえてきているな。それも大勢」
若葉「中には忍びも居る……ここがバレたのか?」
若葉「それしては目的地がバラバラだ…何かを探している?」
夕張「へぇ……」
若葉「…コイツか。病院か何かから抜け出して来たのを探しているのか」
若葉「待てよ。この近くに頭のおかしい奴らの病院は無い。だとしたらどこから来た?」
若葉「……そうか、コイツはあの鎮守府のか」
夕張「……」
若葉「それなら話は早い。コイツを人質にして乗り込んでやるか」
若葉「これなら任務もすぐに終わりそうだ…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
682 : 以下、名... - 2019/06/03 00:02:40.58 8RLyvvC60 326/462若葉のスキを付き記憶を消し、夕張を回収するアケボノ一行
バシュッ
若葉「なんだ、誰だ!?」
アケボノ「ビンゴね」
菊月「ここは私も知っていたからな」
若葉「な…何処から…!」
菊月「いいからお前は眠ってろ」シュッ
若葉「この私…ガッ!!」
アケボノ「顎に一発…容赦ないわね」
菊月「これを使い慣れておきたいからな」
アケボノ「それって早霜が使ってた暗器よね?」
菊月「線の部分はそうだな。だが先に付いた重りに殺傷能力は無い」シュッ
アケボノ「暗闇からいきなりそれが飛んできたら、下手したら死ぬわよ」
菊月「本当ならコイツは殺していいんだが、生かしておいた方が役に立つだろう」
若葉「」
アケボノ「コイツは鎮守府に何の目的があったの?」
菊月「恐らく漣の始末だ。組織の連中は日本を離れるらしい。その為に国内にある不安要素を取り除きたかったんだろう」
アケボノ「成る程ね…」
アケボノ「で…夕張はどうするのよ」
夕張「ひ…ひひひひ……」
菊月「記憶を消すしかないだろう」
アケボノ「でも他の連中は覚えてるわよ?」
菊月「他に方法があるなら聞くぞ。コイツの心は壊れる寸前だ」
アケボノ「……」
菊月「また記憶を消した後鎮守府に置いておけばいい。それで十分だろう」
アケボノ「わかったわよ…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
689 : 以下、名... - 2019/06/03 00:19:00.41 r3WyXRPvo 330/462間に合った提督
アケボノ達を責めるようにしてせかしてしまったかもしれない、すまない
でもここでまた忘れさせてもしまた思い出してしまったら今度こそ夕張は戻ってこれない
夕張を苦しめるだけかもしれないが…それでも記憶を消すのは待ってけれ、お願いだと懇願
提督「待ってくれ!」
アケボノ「…よくここがわかったわね」
提督「頼む…記憶を消すのは待ってくれないか」
菊月「利点は無いぞ」
提督「ここで記憶を消してとまた思い出してしまったら今度こそ夕張は戻ってこれない…」
提督「 夕張を苦しめるだけかもしれないが…それでも記憶を消すのは待ってくれ」
アケボノ「…責任取れるの。夕張は殆ど壊れかけてるのよ」
菊月「その夕張にトドメを刺すのはお前かもしれないんだぞ」
提督「俺だけならダメだ…だが俺達ならできる」
提督「足りないものは補い合うんだ。夕張の心が壊れかけているのなら俺達全員でそれを治す」
アケボノ「…どうするの?」
菊月「勝手にしろ。私が用があるのはコイツなんだ」
若葉「」
菊月「先に帰っているぞアケボノ」バシュッ
アケボノ「…アンタ達の好きにしろってことね」
提督「ありがとう……」
アケボノ「夕張は厳しいわよ。他のこと達と事情が違う」
提督「わかっている。それでも…」
アケボノ「わかったわよ、アンタ達は好きにすればいいわ」
提督「…帰ろう夕張」
夕張「……」
アケボノ「…勝手に記憶を消してごめんなさい。こうなるとは思わなかったの」
提督「俺達の事を思ってしてくれた事だ。責める事はしない」
アケボノ「相変わらず…優しいのね」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
696 : 以下、名... - 2019/06/03 00:35:14.67 4YuTSKQLo 334/462恨みや妬み怒りは誰でも持つもの
偶々夕張は状況が悪かっただけ
根本の罪悪感を軽減させていくようにみんなで夕張に寄り添ってケアをする
ーー
秋津洲「夕張さん…また叫んでたかも」
明石「早く良くなって欲しいですね…」
北上「恨みや妬みとか怒りは誰でも持つものなんだよ~夕張は色々と状況が悪かっただけだって」
秋津洲「夕張さんから罪悪感を消せれば…きっとすぐによくなるかも」
明石「簡単には…消えません……」
北上「うちにはさ、似たようなのが何人か居たじゃん?それを経験してるんだから大丈夫だって」
秋津洲「早くよくなって欲しいかも……」
ーー
ーー
伊19「ちょっといいのぉ…」
北上「出たね鬱オッパイ」
伊19「病名と体の部位で呼ばないで欲しいの…」
北上「突っ込む余裕はあると」
伊19「……」
北上「ごめんって、そんな睨まないでよ」
伊19「こっちは真面目に困ってるの……」
伊19「夕張はなんとかならないのぉ…叫び声で寝れないし可哀想なの…」
北上「どうにもならないねー」
伊19「即答なの…」
北上「鬱2号もさ、今は寝るしかないでしょ?落ち着くまで待つしかないよね~」
伊19「いい加減名前で呼べなの…」
北上「はいはい、わかったからあんたも寝てなって」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
708 : 以下、名... - 2019/06/03 19:49:07.69 422QVPsNO 338/462ニムがお見舞いにくる
ーー
伊19「料亭の方はどうなの…?」
伊26「問題無いよ。忙しい時期も終わったからそこまで大変じゃないし」
伊19「無理だけはしないで欲しいの…」
伊26「お姉ちゃんは心配し過ぎだよ?あたしは一人でも大丈夫だから!」
伊19「心配して当然なの…伊26はまだ治ってないの……」
伊26「お姉ちゃんの方が重症なのはわかってる?」
伊19「……」
伊26「本当なら入院しててもおかしくないのに…お姉ちゃんこそ大丈夫?」
伊19「イクの事はどうでもいいの…」
伊26「そんな事言ってると怒るよ?」
伊19「怒らないで欲しいの……」
伊26「もう…あたしの心配し過ぎて鬱になるなんて、そんなのじゃお姉ちゃん失格だからね!」
伊19「ごめんなさいなの…」
伊26「いつもあたしの前に立って守ってくれてたお姉ちゃんがこんなに弱ってるなんて…」
伊26「あたしが頼りなかったからこうなっちゃんだよね。任せて、今日はお休みとって来たからいっぱい看病してあげる!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
715 : 以下、名... - 2019/06/03 20:20:39.75 /9BmK22+O 341/462食堂で19の好物を作る
ーー食堂
龍驤「伊19か?部屋から出て大丈夫なんか?」
伊19「ニムに連れ出されたのぉ…」
伊26「待っててお姉ちゃん!あたしが料理を作ってあげるから!」ジュウゥゥ
龍驤「そうかニムが来とったんやな」
伊19「部屋で閉じこもってるのは良くないから…とりあえず食堂でご飯食べるって……」
龍驤「ええ考えやと思うよ。妹に甘えたらええやん」
伊19「でもぉ…」
伊26「はっ、やぁ!」
龍驤「うんうん、手際もええやん。流石は料亭で働いとるだけあるわ」
伊19「それは関係ないのぉ…イクとニムは料理作ってないの…」
龍驤「なんやて?」
伊19「あれは料理長さん達の見よう見まねなの…」
龍驤「だ…大丈夫なんか……?」
伊26「~~~~」
下2 作った料理とその出来栄えコンマ
719 : 以下、名... - 2019/06/03 20:31:44.72 4YuTSKQLo 344/462かに玉
コンマ72 美味しい
伊19「ニムのカニ玉美味しいの…」
龍驤「ウチも一口もらったけど結構美味しいで」
伊26「お姉ちゃんの為に頑張ったんだよ!」
伊19「料亭では中華は出ないから…自分だけで頑張ったの…」
伊26「そうだよ!鍋の動きとかは参考にしたけど、ほとんど自己流だもん!」
龍驤「やるなぁ…流石はニムやね」
伊26「ありがと!」
伊26「それで、肝心のお姉ちゃんはどうなの?」
伊19「だから美味しいって言ったの…」
伊26「元気になった?」
伊19「……ちょっとだけ」
伊26「やったやったやった!この調子でお姉ちゃんを元気にしちゃうからね!」
龍驤「頑張ってなニム」
伊19「龍驤さんまで…あんまり乗せないで欲しいの」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
722 : 以下、名... - 2019/06/03 20:50:33.94 byOm9yaso 347/462お次はマッサージだ
ーー
伊26「次はマッサージしてあげる!」
伊19「疲れてないからいいのぉ…」
伊26「いいからいいからいいから!ベッドに横になって!」ゴロンッ
伊19「うぅん…!」
伊26「いくよお姉ちゃん!まずは背中から……」
伊19「あぁぁ……ん…」
伊26「すごくこってるよ?こことかガチガチ」ググッ
伊19「は……ぁ…んっ…!」
伊26「はいじゃあ次は正面!」ゴロンッ
伊19「んっ!」
伊26「お姉ちゃん運動してる?お腹ちょっと出てきてるよ?」むにむに
伊19「やめるの!お腹触らないで!」
伊26「ほら、摘めちゃう」むにゅ
伊19「やーめーてーー!」
伊26「大丈夫!あたしがマッサージして脂肪を燃焼させるから!」むにゅっ
伊19「ひぃん!」
伊26「凄い…オッパイより柔らかいよ……」むにゅんむにゅん
伊19「や、や…や……ぁん…」
伊26「この柔らさはオッパイを超えてる……?」
伊19「ニ…ム……!!」
伊26「……」むにゅむにゅ
伊19「い……っ…あぁ…!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
729 : 以下、名... - 2019/06/03 21:02:14.96 /9BmK22+O 351/462お腹揉みまくられた後、えーいっ!って反撃する19
伊19「こ……このっ!」ガバッ
伊26「へ?」
伊19「いつまでも妹にやられるイクじゃないのね!」
伊26「え、ちょ……お姉ちゃん…?」
伊19「イクのお腹を散々好きにしてくれたの。そのお礼をしてあげるの」
伊26「顔…笑ってないよ……?」
伊19「覚悟するの」
伊26「お…お助け……っ!」
ーー
伊26「」ビックンビックン
伊19「疲れた…調子に乗り過ぎたの……」
伊19「イクのマッサージは気持ちいいけどキモチよくなっちゃうって…はっちゃんがよく言ってたの…」
伊19「伊168に試した時は…アヘ顔晒してたの……」
伊19「懐かしい…な。ここに来たばっかりの時はそれはもう大変だったの」
伊19「それでもやっと慣れたと思ったら龍驤さんと提督が倒れて…」
伊19「…あれはイク達も悪かったの。龍驤さんの浮気を止められなかったの」
伊19「今でもどうするのが正解だったか分からないの。あそこで選択を間違えなければ龍驤さんは手足を失わずに済んだし、提督も傷付くことは無かったの」
伊19「全部イク達のせいなの…提督には申し訳ないの」
伊19「…少しでも恩を返すために早く病気を治すの!いつまでもうじうじしてられないの!」
伊19「一日も早く出撃できるように頑張って、提督をお助けするの!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
735 : 以下、名... - 2019/06/03 21:29:05.96 gqOE4tPeo 355/462ニムの毛の根元の色が少し戻っているのを見つける
伊19「…その前にニムをどうにかするの」
伊26「」
伊19「ほらニム、起きるの」ユサユサ
伊19「反応無し…そこで寝られるとイクが寝れないの」
伊19「こうなったら強引に…」グイッ
伊19「……あっ!」
伊19「ニム!ニムの髪の毛がちょっと戻ってるの!!」
伊19「まだ根元の方しか戻ってないけど…このままいけば元に戻るの!」
伊19「良かった…ニムの綺麗な栗色の髪の毛が戻ってくるの……」
伊19「ニム……よく頑張ったの…」
伊26「」
伊19「…このままお姉ちゃんも寝るの。ニムを抱き抱えて……」
伊19「ん…いい匂いするの。流石はイクの妹なの」
伊19「早く一緒に出撃したいの…ニムとイクで……」
伊19「そうしたら…イクは幸せ……」
伊19「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
741 : 以下、名... - 2019/06/03 21:42:53.87 +2dtPnV60 358/462今までが嘘のように活力を取り戻した19
19「26の為にも塞ぎこんでる場合じゃないの!」
ーーリハビリ室
伊168「伊19?部屋から出てこれるようになったの?」
伊19「あんな所で塞ぎ込んでる場合じゃないの!頑張って痩せるの!」
伊168「痩せる…?うわ、暫く見ないうちに肉肉しくなってるわね」
伊19「うわって言うな!気にしてるの!!」
伊168「そ、そう…ごめんなさい」
伊19「分かればいいの!早速トレーニング始めるの!」
伊168「トレーニングなら演習の方行ったら?ここはリハビリがメインよ?」
伊19「いきなりハードなことはできないの。ゆっくり体を慣らしていくの」
伊168「そう…なら頑張って」
伊19「伊168は何してるの?」
伊168「バーベル上げだけどめちゃくちゃ軽いわよ。私は心臓への負担を少しずつ増やしてる途中だから」
伊19「それでいいから次貸して欲しいの」
伊168「分かったわ、ちょっと待ってて」
龍驤「お、今日は先客が二人もおるんか」ガチャッ
伊168「龍驤さんもリハビリ?」
龍驤「そうやねん、ちょっち義足を調整したから慣れとこうと思ってな」
伊19「龍驤さんは何をするの?」
龍驤「ルームランナーを改造した歩くやつや。これは駆逐棲姫も使ってるから効果はあるで」
伊19「それ、イクもやるの!」
龍驤「ほなウチの後にやったらええわ。運動不足には丁度ええかもしれんで」
伊19「やってやるの!病気になんか負けてなんかられないの!」
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749 : 以下、名... - 2019/06/03 22:06:25.87 nIMMgfkV0 362/462一週間も続けてたらすっかり
体が引き締まったイクだった
ーー
伊19「うん、随分すっきりしたの」サラッ
伊168「……」
伊19「どうしたの伊168?」
伊168「納得いかない…!たった一週間リハビリしただけなのにあんな肉が消えるなんて!」
伊19「ふふ~ん」
伊168「提督のケーキとかお菓子食べてたでしょ!?」
伊19「イクは元々太らない体質なの。ちょっと運動したら元通りになるの」
伊168「」ブチッ
伊168「アンタは…言ってはいけない事を言った……」
伊19「だって本当の事なの」
伊168「私達がどれだけ体型に気を遣ってるか!!伊19は分かってるの!?」
伊19「分からないの。伊19はすぐ痩せるの」
伊168「いいいいい…!!」ギリギリ
伊19「そもそも伊168は誰の為に痩せるの?」
伊168「提督に決まってるでしょ!だらしない体なんか見られたくない!!」
伊19「伊168はとっても乙女なのね」
伊19「伊168は提督の愛人狙ってるの?」
伊168「そうじゃなくて…!好きだった人に太った姿を見せたいと思う!?」
伊19「伊19は太る体質じゃないから分からないの」
伊168「この……歩く18禁!!」
伊19「残念でした、提督はロリコンだから大っきいオッパイに興味無いの」
伊168「それも悔しいのよ~!!」
伊19「伊168も色々と溜まってるの…」
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757 : 以下、名... - 2019/06/03 22:24:28.79 /9BmK22+O 366/462すぐに痩せた19に対して体型が気になる組から怨嗟の声が
ーー
羽黒「伊19さん……話はききましたよ…」
伊19「なんなの?」
羽黒「本当に…ふざけないで下さい…!」
伊19「羽黒を怒らせるような覚えは無いの!」
羽黒「太らない体質なんか…この世にないんですよ!!」
伊19「えぇー…」
羽黒「なんなんですかその理想の体質は!全ての女子の憧れなんですよ!!」バンバン
伊19「腹が立ったからってハグバンしないの!」
伊19「そもそも羽黒は太ってるの?そうは見えないから試しにお腹を触ってみるの」スッ
羽黒「あ"っ!!」ぶよん
伊19「……」
伊19「ごめんなさい…」
羽黒「謝らないで下さいよぉぉぉ!」
伊19「だってこんな…太っ……」
羽黒「やめて下さい!やめて下さい!!」
伊19「それと羽黒…毛の処理はしてるの?お腹の下の方触ったんだけど…感触が……」
羽黒「放っておいて下さい!」
伊19「結構真面目な話なの。剃っておかないと大変なことになるかも」
羽黒「……え」
伊19「普通の人なら気にしなくていいの。でも毛深い人は病気になったりしやすいの」
羽黒「病気!?」
伊19「羽黒、ちゃんとお風呂に入ってるのに下半身が痒い事は無いの?」
羽黒「無い……です…よ…?」
伊19「なら良かったの」
羽黒「あの……普通は剃るんですか…?」
伊19「剃る人は多いの。見栄えも良くなるし、色々と処理も楽なの」
羽黒「……」
伊19「羽黒は彼氏居たことないの?」
羽黒「ありません!私はそんなふしだらな…!」
伊19「そうだったの、羽黒のお仕事を忘れていたのね」
羽黒「…もういいです。覚えおいて下さいね!」
伊19「なんで捨て台詞を吐いたの…」
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766 : 以下、名... - 2019/06/03 23:01:25.68 byOm9yaso 371/462処理したいけど自分では怖い
誰にお願いするか悩むぷよぷよ…じゃなかったはぐはぐ
ーー風呂場
羽黒「う……うううぅ…!」
羽黒「いざ剃るとなると…怖い……刃物を…下半身に近付けるなんて…」
羽黒「刃物といってもカミソリですけど…怖いものは怖いんです…」
羽黒「うぅ……どうしよう…」
羽黒「誰かに聞く……でもこんな事聞くのは恥ずかしいし…」
羽黒「でも……剃った方が…いいんですよね……」
漣「およ、はぐはぐさんどうしましたか?」
羽黒「漣ちゃん…」
漣「カミソリを片手に…とうとうジャングルの処理に入るんですな!」
羽黒「しようとしたんですけど…怖くて…」
漣「なら漣がレクチャーしますぞ!」
羽黒「え…漣ちゃんが…?」
漣「そうですよ!」
羽黒「……生えてるんですか?」
漣「当たり前じゃないすか、剃らないとボーボーっすよ」
羽黒「そうなんですね……」
漣「漣はご主人様の為に剃ってたんですよ。あの人ロリコンじゃないすか」
羽黒「龍驤さんも…?」
漣「それがですねぇ、あの人は天然なんすよ。羨ましい限りっすわ」
羽黒「天然…」
漣「そうだ、いちいち剃るのが怖いなら脱毛はどうですか?」
羽黒「……」
漣「瑞鶴さんと雲龍さんが通ってるサロンがあるんすけど、おススメですよ~」
羽黒「一応…聞いておきます」
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770 : 以下、名... - 2019/06/03 23:23:26.71 4YuTSKQLo 375/462雲龍達とエステサロンへ行くことに
ついでにお腹もマッサージしてもらう
ーーエステサロン
雲龍「はぁぁぁぁ…」
瑞鶴「あっ……!!」
羽黒「本当にマッサージしてるだけなんですよね…?」
「声だけ聞くといやらしい店かと思っちゃいますよね」
羽黒「それくらい気持ちいいってことですか…?」
「そういうことになりますね」
羽黒「……」ゴクリ
「いくら気持ちいいって言ってもエッチするよりは全然ですよ。それじゃあ始めますね」ぐにゅ
羽黒「あはぁっ…!!」
「お客さん溜まってますね。普段あんまり体動かしてないでしょ?」
羽黒「なんで…分か……!」
「そりゃ~分かりますよ。私達はこういう仕事してますからね」
羽黒「あ…ひっ……!」
「もっと体動かさないとダメですよ~」
ーー
「お疲れ様でした、これからは適度な運動をして下さいね」
羽黒「凄い……エッチって…これより気持ちいいんだ……」
「なんですか?」
羽黒「いいえ…なんでも……」
「あそうだ、お客さんは脱毛もあるんでしたよね。どうせですから永久脱毛の方にしておきますか?」
羽黒「んぁ……」カクッ
「あれ?寝ないで下さいよお客さん。弱ったな……」
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779 : 以下、名... - 2019/06/03 23:48:20.49 KmLY9ue40 379/462気がついたら綺麗に剃られて何故かすがすがしい表情に
ーー
羽黒「……んん」ムクッ
雲龍「やっと起きたわね」
瑞鶴「置いていく所だったわよ」
羽黒「ごめんなさい…気持ちよくって寝ちゃってました…」
瑞鶴「気持ちは分かるわ。私も始めてマッサージされた時、気持ち良すぎて飛んじゃうかと思ったもの」
雲龍「マッサージと脱毛も終わったのよね?帰るわよ」
羽黒「脱毛……はっ!!」
瑞鶴「気分はどうかしら?」
羽黒「なんだか…清々しい気持ちです…」
雲龍「良かったじゃない。これで男ができるわ」
羽黒「私は監査艦なんですよ…!不純異性交友は許しません…!」
瑞鶴「それじゃあ一生独り身よ?」
羽黒「ウ"っ!」
雲龍「そうね、まずは痩せないと候補にもなれないわね」
羽黒「ア"っ!」
瑞鶴「…大丈夫?なんかカエル潰したような音したけど」
雲龍「羽黒にクリティカルヒットしてしまっただけよ、命はあるわ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
786 : 以下、名... - 2019/06/04 00:04:44.79 hRywc0anO 382/462168と羽黒でダイエットタッグ結成
ーーリハビリ室
伊19「何してるのね」
龍驤「何しとんねん」
伊168「なにって……運動よ…」
羽黒「暇を見つけて…脂肪を燃焼…!」
龍驤「あのな…ここは一応リハビリが目的やねんで?」
伊19「伊168は分かるけど羽黒さんはどうなの?」
羽黒「運動不足には…これくらいがちょうど良いんです…!」
伊168「そうよ!痩せてる人には分からないでしょうね!」
伊19「そんな事言われても体質なのね」
龍驤「ウチは拒食もちょっちあったから栄養足りてないだけやし…」
伊168「羽黒さん…ダイエット頑張るわよ!」
羽黒「はい…!お肉と別れを告げるんです…!」
ーー