【関連】
【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その5【安価】(4)
ーー
朝霜「すぅ…」
提督「朝霜もぐっすり眠れるようになったみたいだな」
龍驤「早霜の心配が無くなったのが一番の原因やね」
提督「これまでは早霜への恐怖で夜中に目が覚める時が度々あったそうだ」
龍驤「辛かったやろうな…」
提督「いつも頭のどこかに早霜が居たんだ。安心できるはずは無い」
龍驤「それがこうやって親子三人で寝れるようになった。ウチも嬉しいわ」
提督「嬉しいのはいいが、このベッドだと少し狭いな…」
龍驤「ウチと司令官だけやったら余裕あったけど、ここに朝霜が来るとちょっちな…」
提督「だがこれ以上大きいベッドはここに運び込むだけで一苦労だ」
龍驤「この狭いベッド…ウチは好きやで。キミと朝霜と一緒におれる感じがするし」
提督「…そうか」
朝霜「んぅ…」
龍驤「あ…あんまり喋ってると起こしてしまうね」
提督「ここまでにして…今日はもう寝よう」
龍驤「うん…お休み司令官」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
736 : 以下、名... - 2019/05/21 20:00:56.98 av281FV5o 362/465安価なら愛宕さん最近トラウマを思い出す
ーー
愛宕「はぁぁ…」
朝霜「どうしたんだよそんな辛気臭ぇ顔して」
愛宕「あの男の夢を…見たの…」
朝霜「男ってあれか、例のストーカーだな」
愛宕「忘れかけたと思っていたのに…」
朝霜「そのストーカー提督は今どうしてんだよ?」
愛宕「塀の中に入ったのは知ってるわ。でもそれ以降は…」
朝霜「まさかもう外に出てきてんのか?」
愛宕「分からない……」
朝霜「そりゃ気にしすぎだぜ。あたいもそうだったから分かるんだよ」
愛宕「早霜の事ね…」
朝霜「あたいもそうだった。いつこっちに来るかわかんねぇからずっと怯えてたんだよ」
愛宕「一度貴女が取り乱している所を見たけど…相当だったわね」
朝霜「あたいにとって恐怖そのものだった。そりゃ漏らすし腰は抜けるよな」
愛宕「朝霜に比べると私はまだマシなのかしら…」
朝霜「そんなの比べるもんじゃねぇよ。お前が怖いっていうなら怖いんだろ」
朝霜「安心しろ、由良の知り合いのまるゆがいるじゃねぇか。そいつが出てくるなら知らせの一つでもあんだろ」
愛宕「そう…そうね…」
朝霜「困った時は司令を頼ればいいんだよ、な!」
愛宕「朝霜…凄く明るくなったわね」
朝霜「そうか?」
愛宕「早く私もそうなりたいわ…」
朝霜「ストーカー提督を殺す訳にはいかねぇけどよ、ここには近付けねぇって」
愛宕「…霞の所に行ってくるわ」
朝霜「それが良いな。アイツの薬なら気持ちがマシになる」
愛宕「朝霜はもう薬は飲んでないの?」
朝霜「そうだな……飲んでねぇ」
愛宕「飲まなくなってどれくらいになるの?」
朝霜「アイツが死んでから一ヶ月半くらいか…?」
愛宕「良かったわね朝霜」
朝霜「愛宕もすぐそうなるって!司令を信じろよ!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
744 : 以下、名... - 2019/05/21 20:36:44.96 PxIYyXGDO 367/465ある日を境に朝霜は何だか人当たりが良くなっていた
もしかしてあの言動のキツさや暴力性は暗示によるもので孤立させる為だったのではと提督
ーー
龍驤「朝霜やけど、なんか人が変わったみたいにウチら以外にも明るく接しとるね」
提督「あの日を境にして人当たりが良くなったな」
龍驤「もしかしてあの言動のキツさとか暴力性は早霜の暗示やったんと違うんかな?」
提督「朝霜を孤立させる為か…」
龍驤「孤立した朝霜は誰も頼られんようになる。ほんなら自然と早霜の元に帰っていく」
提督「そういうことだったのか…」
龍驤「ほんまかどうかは分からんよ。早霜の事を気にしすぎてイライラしとっただけかもしれん」
提督「早霜がかけたという何重もの暗示が気になるな…」
龍驤「暗示って時間が経つと薄れるんやろ?早霜が死んでから一ヶ月半やし…もう平気違う?」
提督「そうだといいんだがな…」
龍驤「不安定になったら司令官ら頼ってくれるって。ウチも様子は見とくからな?」
提督「俺も注意深く見ていよう。朝霜は大切な家族だしな」
龍驤「うん、ほんまにそうやね」
ーー
男「うーん…」
吹雪「何を見ているんですか司令官?」
男「あの早霜君の脳のデータだよ」
吹雪「早霜さんはもうアケボノさん達が…」
男「わかってるよ。でも少し気になることがあるんだ」
吹雪「これですか…?」
男「そうそう、ここを見てくれるかい?」
男「不自然に脳がえぐられていると思わないかい?」
吹雪「…はい」
男「えぐれている角度と場所から見て…これは自分でやったんだと思う」
吹雪「自分で脳をえぐりとったんですか!?」
男「信じられないけどそれしかないと思うんだ。これくらいの損傷なら脳にダメージはない」
吹雪「一体どうして…何の為に?」
男「朝霜君の事が関係してると思うんだ」
男「艦娘の脳を食べると記憶を引き継ぐことができたりすることは知ってるよね?」
吹雪「削った脳は朝霜さんに食べさせた…!?」
男「間違いなくそうだね」
吹雪「で…でも朝霜さんは普通でしたよ!?」
男「早霜君の目的は記憶の引き継ぎじゃないんだ。朝霜君に自分の脳を食べさせるという行為が目的だったんだ」
男「その行為そのものが早霜君にとって必要なものだった」
吹雪「暗示をかける為…ですか?」
男「もしかしたら記憶を引き継ぐかもしれない。万が一引き継がなくても良いような暗示だね」
吹雪「それって一体…」
男「吹雪、早霜が死んでからどれくらい経つ?」
吹雪「えっと…一ヶ月半くらいですか?」
男「うん、49日だね」
吹雪「……あっ…!!」
男「早霜君はとんでもない爆弾を仕掛けていったのかもしれないね…」
ーー深夜
朝霜「……」ガバッ
龍驤「んん…トイレかぁ…」
朝霜「えぇ…」
龍驤「ほな…えぇわ……」
提督「ぐぅ……」
龍驤「んぅ……」
朝霜「……」ガチャ
朝霜「あ……」
朝霜「あは……」
朝霜「あははは……」
朝霜「あはははははははははははははははははは!!」
朝霜「殺したの!!この早霜を殺したのね!!」
朝霜「どうやって!?不死身の能力があるこの私をどうやって殺したの!?」
朝霜「あはは…最高……最高過ぎるわよ!!」
朝霜「私が死んだと認識してから49日後に私は朝霜姉さんの中に復活する。その為に私の脳髄を食べさせたのよ!」
朝霜「それが発動したということは…私は死んだ!!」
朝霜「あはははははははははははは!!!!」
朝霜「どうしてやろうかしら!?皆殺し?それとも朝霜の大切な人だけを惨殺!?」
朝霜「あぁぁ…楽しみ過ぎて寝られない…!」
朝霜「一度冷静になる為にも一人殺しておきましょうか。この時間でも起きてる不運な艦娘さんはいるかしら?」
朝霜「明かりのついてる部屋を見つけ次第突入ね…」
朝霜「あぁ…楽しみ過ぎて濡れて仕方ないわ…!」ポタッ
朝霜「さぁ…最高の夜にしましょうね……朝霜姉さん…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
762 : 以下、名... - 2019/05/21 21:22:38.99 8ATmcQwBO 377/465霞を殺害
ーー
コンコン
霞「今調合中よ。少し待って」
コンコン
霞「聞こえなかったの?手が離せないのよ」
コンコン
霞「もう……しつこいったら!わかったわよ、今開けるから少し待って!」
霞「こんな夜中に私を頼るって事は叢雲か誰かかしら?早い所薬を渡してあげましょう」
霞「もう、何…」ガチャ
朝霜「あはっ」ドスッ
霞「か……はっ…!」
朝霜「こんな時間まで起きてちゃダメよ。こんな風に殺されちゃうんだから」
霞「あ…あんた……!」ドロッ
朝霜「あら…浅かったのかしら?急ごしらえの刃物だしまだこの体に慣れてないのね」
霞「朝霜じゃ…ない……?」
朝霜「次はノドでも刺してあげるわ。それなら苦しんで死ねるでしょ?」
霞(朝霜の中に早霜が居る…?とにかくここから逃げないと……!)
朝霜「逃げられると思ってるのかしら?大人しく死になさい」
霞「大人しく…死ぬはずないでしょ…!」バッ
朝霜「もう艤装を展開しても無駄よ。気絶させればいいだけだから…」
霞(明石に作ってもらった艦娘を無効化させる弾がある!これをくらえば早霜だって…!!)ジャキッ
下3 コンマ判定 奇数なら成功。偶数なら失敗
772 : 以下、名... - 2019/05/21 21:37:51.77 ZdufbdEvO 381/465あ
奇数、撃退成功
霞「こ…の……!」ドォンッ
朝霜「そんなの効かないわよぉ…」バシッ
霞「……」
朝霜「ふふふ…驚いたかしら?朝霜姉さんの体なら弾を掴むくらい…」プシュッ
朝霜「は……え…?」
朝霜「な…な……な…………?」グラッ
霞「やった…わ……」
朝霜「体が……動か…な……」
霞「それは…相手を…無効化させる弾…よ……」
朝霜「そんなの…あるわけ……」
霞「当たり前…よ…私が……作らせた…」
朝霜「な……」ドサッ
霞「やった……わ…」
霞「これで……暫くは動けない…」
霞「今のうちに…縛って……」バッ
霞「げほっ……ぅぐ…!」
霞「出血が……止まらない…」
霞「先に止血剤と……薬…痛み止め……」
霞「目が霞む……手が震える…」ブルブル
霞「気を失うわけにはいかない……司令官と…お姉さまの為にも…!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
784 : 以下、名... - 2019/05/21 21:52:21.86 1G6ZWLKCO 385/465なんとかこらえた霞
状況を提督に伝えて整備士に早霜を除去してもらう
霞「私は……死ねないのよ……!司令官に…何も返せてない……!」スッ
霞「ぐ……ううぅぅ…!!」ブスッ
霞「はぁ……はぁ…っ!」
霞「これで…持つ……今のうちに…コイツを縛って…司令官の所へ…!」
朝霜「」
霞「這ってでも……辿り着いてやるんだから…!!」
ーー
朝霜「ん……」
朝霜「なんだよここ。どうしてあたいが縛られてんだ?」
龍驤「……」
朝霜「司令、もしかしてそういうプレイがしたいのか?」
提督「……」
朝霜「やっとその気になってくれたんだな。いいぜ、司令の好きにしてくれよ!」
龍驤「ええ加減にしときや早霜」
朝霜「な…なんだよ…その名前は呼ばないでくれよ……」
提督「お前は知らないだろうが朝霜と俺はそんな関係ではない」
朝霜「……」
龍驤「早霜って言われた時の反応も違う」
提督「それは暗示の一部なのか?」
龍驤「抵抗しても無駄やで。お前は完全に無力化しとる」
朝霜「安価」
下1~3高コンマ 朝霜の台詞や行動などを
794 : 以下、名... - 2019/05/21 22:21:17.75 mrZYdmJhO 389/465どんな拷問をしてくれるのかしらぁ
姉さんの気持ちいいを共有できるって考えただけで…もう…!
朝霜「あら…バレてたのねぇ…」
龍驤「当たり前や、霞を刺しといてバレへんと思ったんか」
朝霜「あの子生きてたの。迂闊だったわ」
提督「……」
朝霜「これからどんな拷問をしてくれるのかしらぁ。姉さんと共有できるって考えただけでもう……!」ジワッ
龍驤「こいつ…この状況で下半身濡らしとんか…」
提督「スカートに染みてくる程…」
朝霜「早く殺して!朝霜姉さんを殺すしか方法は無いわよ!」
龍驤「司令官…」
朝霜「これで朝霜姉さんと死んだ後も一緒になれる…!向こうでちゃんと殺してあげるの!!」
朝霜「あは…あははははははは!!」
提督「朝霜…」
朝霜「どうするのぉ!?このまま放置すれば舌を噛み切って死んでやるから!!」
朝霜「朝霜姉さんを引き取ったことが間違いなのよ!!朝霜姉さんは私のものなの!!」
朝霜「私の勝ちよ!!あはははは!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
798 : 以下、名... - 2019/05/21 22:36:11.76 PxIYyXGDO 392/465漣が朝霜の精神世界へ早霜を倒しに行く事に
その前に富士に一振りの大剣を渡される
あの槍程ではないけれどこの月の光を集めた光波は邪悪な魂に効くわと
龍驤「とりあえずはこれを着けとく」ガチャッ
朝霜(猿轡…素敵ね)
龍驤「お前の人格を消す。ウチらの娘はお前のもんやない」
朝霜(娘…?あはははははは!!そんな関係だったのね!)
提督「頼めるか漣」
漣「もちろんですぜご主人様」
レ級「助っ人はあたしに任せとけ」
潮「行きましょう…!」
ーーーー
漣(なんですか…これは……)
レ級(背景がズタズタに引き裂かれてる?)
漣(それくらい心が崩壊しているということですか…)
レ級(相手はあの早霜だろ。一筋縄ではいかないぞ)
漣(下手をすればこちらがやられてしまいますからね)
レ級(帰ってきて早速の大仕事だな)
漣(これくらいどうとありません。亡霊にトドメをさしますよ)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
807 : 以下、名... - 2019/05/21 23:00:08.87 qVFXxkPDO 395/465早霜と朝霜の人形で遊ぶ朝霜がいる
早霜(うふふふ…ここまで来たのね)
漣(手に持ってるのは朝霜さんの人形ですか?)
早霜(そうよ、これは朝霜姉さんそのもの)
レ級(そのもの?その人形が?)
早霜(朝霜姉さんの魂はここに閉じ込めておいたのよ)
漣(そんなことができるはずありません)
早霜(そういう暗示をかけておいたのよ)
レ級(暗示の一種ならお前をぶっ殺せばいいんだろ。所詮朝霜の思い込みだ)
早霜(そうじゃないよのぉ…うふふふ…)
早霜(朝霜姉さんには私の脳を食べさせてあったのよ)
レ級(コイツ…正気じゃねぇ……)
漣(そんな事……早霜ならやり兼ねないんですよねぇ)
早霜(早くここから立ち去りなさい。朝霜姉さんを殺すわよ)ギュッ
レ級(人形を締め付けてやがる…)
漣(…撤退するしかありません。朝霜さんを守ることが第一です)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
814 : 以下、名... - 2019/05/21 23:25:18.73 1G6ZWLKCO 398/465整備士に相談すると早霜の相手は早霜に任せるしかないと言ってくる
ーー
男『やっぱり僕の思った通りになってたんだね』
漣「分かってて無視を…?」
男『ごめん、早霜君の脳に抉られた跡を見つけたのが最近だったんだ』
漣「どうすればいいんですか?このままでは朝霜さんの精神が崩壊します」
男『僕にはどうにもできないかな』
漣「そんな…朝霜さんはご主人様と龍驤さんの娘で……」
男『早霜君の精神は酷く歪んでいる。まともには相手できないよ』
漣「朝霜さんは見殺しにするしか無いんですか…?」
男『早霜君は何か言ってた?』
漣「朝霜姉さんを殺すと繰り返し言ってました」
男『…そうか。あまり良くないね』
漣「どうにか…どうにかして下さい!こんなの可哀想過ぎます!」
男『朝霜君は…』
ガシャーンッ!!
男『…何かあったのかな?』
漣「朝霜…早霜が……動き出して…」
男『早く止めないと大変…」
漣「そんなの分かってんだよ!助けてくれないならさっさと電話切れ!!」ブチッ
漣「朝霜……!!貴女は絶対救います!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
821 : 以下、名... - 2019/05/21 23:51:27.52 PxIYyXGDO 401/465吹雪が整備士に渡された改心後の早霜がインストールされたナノマシン入り注射器を持ってきた
ーー
吹雪「精神が正常になった早霜さんのデータ。それがこの注射液にインストールされてます」
吹雪「これを使えば一時的に朝霜さんの体に早霜さんの記憶を移せる」
吹雪「その間に朝霜さんの中に居る早霜さん…狂った方の早霜さんをどうにかしてもらいましょう」
吹雪「暗示のせいというならそれを解いてもらいます。この早霜さんならやってくれます!」
吹雪「記憶のデータは一度使ったらそれまで。データを使い回すことはできないんです」
吹雪「同じようなデータを使うには、新たに記憶を回収する必要があります。ですが早霜さんはもう死んでしまってるんです」
吹雪「つまり…失敗できません」
吹雪「気になるのは状況です。司令官との電話の切れ際に早霜さんが暴れていると言ってました」
吹雪「もしかしたら鎮守府がとんでもないことに…」
吹雪「いえ、あそこには由良さんが居ます。きっとどうにかしてくれるはずです」
吹雪「私はこれを届ける。そうすれば朝霜さんは助かるんです」
吹雪「早くあの鎮守府に行きましょう…!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
828 : 以下、名... - 2019/05/22 00:14:29.87 xQRkGZvgo 404/465到着すると由良と皐月に抑え込まれた朝霜が
からの>>827
827 : 以下、名... - 2019/05/22 00:12:45.31 FnuXqrmM0 405/465無事注射することに成功する吹雪と早霜の過去パート
ーー
吹雪「大丈夫ですか!?」
由良「誰」
皐月「漣から聞いてるよ!整備士さんの吹雪でしょ!」
吹雪「鎮守府のあちこちに血の跡がありましたけど、皆さん無事ですか!?」
由良「無傷とは言えない」
皐月「でも誰も死んでないよ、安心して」
吹雪「良かったです…」
朝霜「……っ!」
吹雪「朝霜…早霜さんは生きてますよね?」
由良「私が抑え込んでる」
皐月「僕は手伝ってるだけなんだけど、この押さえ込みって息をするのがやっとなんだって」
吹雪「腕を出してもらうことはできますか?」
由良「何をするの」
吹雪「これを注射します」スッ
皐月「それを打てばどうにかなるんだね?」
吹雪「はい…そのはずです」
由良「早くして。一瞬腕を緩める」
皐月「僕も手伝うよ!」
吹雪「いきますよ朝霜さん…」
朝霜「ぐ……っ!!」
ーーーー
早霜(初めて殺した時の事は覚えてない。それくらい私は殺し過ぎてしまった)
早霜(なぜ私は殺す事が好きになってしまったのか。それは死を目前にした時の相手の表情なの)
早霜(あの絶望に染まった顔……最高だった)
早霜(あれより興奮するものはこの世に無かったのよ)
早霜(自分の下半身を触れば普通は性欲が満たされる。でも私はそうはいかなかった)
早霜(いくら激しい行為をしても絶頂を迎える事が出来なかったのよ)
早霜(でも殺せばこれ以上ない興奮を味わえた。これを自覚して初めて殺した時…………この世のものとは思えない絶頂だった)
早霜(その時に誰を殺したかは忘れた。でもその場に崩れ落ちる程気持ち良かったのは覚えてる)
早霜(私はどこで狂ってしまったのかしら)
早霜(私が艦娘でなく肉食獣ならこんな事にならなかった。野生動物は生きる為に殺しても罪に問われない)
早霜(私は……人の形をしてしまったのが罪なのね)
早霜(殺さないと生きていけない。こんなのはおかし)
早霜(朝霜姉さんには迷惑をかけてしまった…)
早霜(姉さんの表情はそそるものがあった。殺さなくてあそこまで満足できたのは朝霜姉さんだけ)
早霜(姉さんと遊んでいる頃はあまり殺しはしなかった。でも私の手から離れてしまうとまた殺すようになった)
早霜(朝霜姉さんは私にとって最後の癒しだった……)
ーー
早霜(またお客さん?今度は手加減しないわよ?)
早霜『……』
早霜(どういうこと?私が相手?)
早霜『貴女は私。最も狂っていた頃の私』
早霜(へぇ…)
早霜『私を倒せるのは私だけ。朝霜姉さんを解放するの』
早霜(とても私の台詞とは思えないわね)
早霜『貴女は間違っているのよ』
早霜(貴女がそれを言うの?)
早霜『私は最後の仕事をしに来たのよ』
早霜(やれるものならやってみなさい…あははははは!)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
836 : 以下、名... - 2019/05/22 00:49:44.75 iifou6XeO 411/465相打ちして早霜は両方とも消滅
ついでに朝霜からマゾ嗜好が無くなる
早霜(私だというなら技も同じ!なら仕掛けた方が勝つ!!)
早霜『……』
早霜(少しは興奮させなさいよ、私!!)ガバッ
早霜『……梟挫』キュオッ
早霜(が……!?)
早霜『これは貴女はまだ知らない技』
早霜(なに…を……!)
早霜『とある忍びを殺した時に手にした技術。これは朝霜姉さんが私から離れた後の話』
早霜(か……はっ…!)
早霜『貴女は私を殺すつもりだった。その攻撃が貴女に帰ったのよ』
早霜(こんな……私にやられるなんて…!)
早霜『……』ドスッ
早霜(は……?)
早霜『ごぼっ……』
早霜(正気……?自分を…手刀で刺すなんて…)
早霜『私も…ここでは生きてはいけない……』
早霜(何を…しにきたのよ…)
早霜『貴女を…止める為……』
早霜(朝霜姉さん……あの世で先に待ってるわ…)
早霜『同じ所に…行けると思わないで…』
早霜(貴女が…言うの……)
早霜『私は……』スッ
早霜(なに……)
早霜『ん……』
早霜(自分とキスなんて…したくないのに……体が…)
早霜(体…が………?)
早霜(……)
早霜『……』
早霜『貴女の魂も私が連れて行く)
早霜『そこには無限の苦しみがある。けどそれは当然の報い)
早霜『なにを勝手な事を!)
早霜『朝霜姉さん…幸せになって……)スッ
早霜『やめて!やめなさい!!私!)
早霜『……さようなら)ぐちゃっ
ーー
朝霜「……」ツー
龍驤「泣いてる…朝霜……?」
朝霜「…消えちまった……早霜…」
朝霜「嫌なことばっかされたし…好きなんかじゃなかったけど……」
朝霜「それでも……妹だったんだよ…」
龍驤「朝霜は優しいんやね…」
朝霜「司令…パパは……」
提督「ここに居るぞ」
朝霜「ん……」ダキッ
朝霜「…ありがとな」
提督「何に対してだ?」
朝霜「全部。あたいを受け入れてくれたこと、救ってくれたこと……」
朝霜「パパ…大好き……」
龍驤「ウチも仲間に入れてな?」
朝霜「ママ…」ギュッ
提督「早霜は完全に消滅した。朝霜に対する暗示も残っていない」
朝霜「…うん」
龍驤「これから朝霜は幸せになるだけやで」
朝霜「墓……」
朝霜「早霜の墓…作ってやりたい……」
龍驤「ほんまに?」
朝霜「妹が死んで…何もしないのは……違う…」
提督「朝霜のやりたいようにやればいい。俺達は協力する」
朝霜「ありがと……やっぱり司令は司令だよな…」
ーー
ーー病院
隼鷹「おぃ~っす。調子どう?」
飛鷹「良くは無いわね…」
隼鷹「そりゃそうだよなぁ、朝霜というか早霜にブッ刺されたもんな」
飛鷹「清霜を庇えたのだから本望よ…」
隼鷹「あと数センチずれてたら命はなかったんだぜ?」
飛鷹「それでもよ……」
隼鷹「こっちは大変だよぉ。血の跡見て体調崩すのもいるし…フォローで精一杯」
飛鷹「本当なら霞も入院するくらいの怪我なんだけど、本人が拒否したんでしょ?」
隼鷹「無茶だと思ったけど正直有難いよ。霞の薬で持ってるようなのもいるしなぁ」
飛鷹「ほんと、誰も死ななくて良かったわ…」
隼鷹「本当にそう思うぜ」
飛鷹「…早く退院して清霜とデートに行きたいわ。せっかく積み重ねてきたものがパァになっちゃもの」
隼鷹「あー…それなんだけどさ…」
飛鷹「なに…?まさか清霜が怪我でもしたの!?」
隼鷹「むしろ飛鷹の方が怪我をしたっていうか…」
隼鷹「あのな、清霜との関係バレたぜ」
飛鷹「何を言ってるの?」
隼鷹「飛鷹が気絶した後の事だから知らなくて当然だけど…清霜が色々言ってたんだよぉ」
飛鷹「……」
隼鷹「『目を覚ましてよ飛鷹さん!付き合ってまだ少ししか経ってないでしょ!』『清霜の事幸せにしてくれるって言ったのは嘘だったの!?』とか」
飛鷹「…………」
隼鷹「初めてホテルで抱き合った時…」
飛鷹「もうやめて!私が悪かったわ!」
隼鷹「ロリコ~ン、手出したらダメだろ?」
飛鷹「だって……可愛いんだもの…」
隼鷹「早く帰ってこいよ、こっちはその話題で持ちきりだぜ?」
飛鷹「退院するのが怖いわ…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
857 : 以下、名... - 2019/05/23 19:36:10.56 pg7sG5auo 420/465清霜がお見舞いに来る
清霜「飛鷹さん……!」ガチャ
隼鷹「お、噂をすればってやつじゃん」
清霜「大丈夫?お腹痛くない?」
飛鷹「傷は浅くは無かったけど大丈夫よ」
清霜「良かった…飛鷹さんにもしもの事があったら……」
飛鷹「心配してくれてありがとう。でもそう簡単にはくたばらわないわ」
隼鷹「そうそう、ロリコンはしぶといからなぁ」
清霜「隼鷹さん……居たの…?」
隼鷹「あたしが目に入らないとは相当だねぇ」
隼鷹「そんなに心配だったのかなぁ?」
清霜「だって…一人だけ入院してるし…霞でも鎮守府にいるんだよ?」
飛鷹「それは薬の問題があるからよ」
清霜「あ……」
隼鷹「恋人がやられたんで冷静ではいられませんでしたって感じか、ん?」
清霜「う……」
飛鷹「やめてあげなさいよ隼鷹」
隼鷹「へいへい。じゃ、お邪魔虫はこれにて失礼しますっと」ガチャ
飛鷹「もう…」
清霜「飛鷹さん本当に大丈夫?無理はしてないんだよね?」
飛鷹「困ったことがあるなら頼らせてもらうから、そんなに心配しなくていいわよ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
862 : 以下、名... - 2019/05/23 19:53:58.68 Rjq+okPOO 423/465隼鷹には浮いた話無いの?って振る飛鷹さん
飛鷹「そういえば隼鷹には浮いた話はないのかしら?」
清霜「不知火と仲が良かったみたいだけど…まさかね」
飛鷹「あれは変な話で盛り上がってただけよ。何もないわ」
清霜「変な話って?」
飛鷹「そりゃ……アレよ…」
清霜「…そうなの?不知火ってそういうの興味無いかと思ってた」
飛鷹「結構ドギツイ本持ってるって。隼鷹が前にちらっと言ってたわ」
清霜「そうなんだ…」
清霜「不知火は大丈夫かな。自分が傀儡だって分かってからなんだか暗かったし」
飛鷹「それこそ隼鷹がフォローしてるわよ」
清霜「じゃあそれがきっかけで親密な仲に?」
飛鷹「……気になるわね」
清霜「清霜一人で聞くのはちょっと気まずいから、飛鷹さんと一緒に聞きたいな」
飛鷹「そうね、私も気になるわ」
清霜「だから飛鷹さん、早く帰ってきてね?」
飛鷹「もちろんよ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
868 : 以下、名... - 2019/05/23 20:07:18.95 pg7sG5auo 426/465案の定だった隼鷹とぬいぬい
ーー足りないもの鎮守府
不知火「飛鷹さんはどうでしたか?」
隼鷹「意外と元気そうで安心したよぉ」
不知火「それは良かったです。あの出血量でしたから心配してたんです」
隼鷹「急所は外れてたからなぁ、血の量は早霜の勢いが良かったからだろうな」
不知火「他人を刺すということに躊躇いがないんですか」
隼鷹「あの早霜だからなぁ。しかも朝霜の体の中に居たんだぜ?」
不知火「体が強い上に精神が歪んでいる。これほど恐ろしいことはありませんね」
隼鷹「で、あたしを部屋まで呼んだ理由は?こんな話なら食堂でもできたじゃん?」
不知火「分かっているんじゃ無いんですか?」
隼鷹「いやまぁ、そうだけどさ…」
不知火「不知火も嫌ではありませんし、隼鷹さんもこうして来てくれてるじゃないですか」
隼鷹「うーん……」
不知火「さぁ、いつもの始めましょう」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
873 : 以下、名... - 2019/05/23 20:25:05.95 pcLSlB+eo 429/465自分の体を触らせたり揉ませたり擽らせたりして反応が艦娘と変わらないと安心しているぬいぬい
不知火クソ鈍で他意はないが流石に隼鷹さん意識する
ーー
不知火「はぁ……あぁ…」
隼鷹「……」さわさわ
不知火「んんんっ…………」
隼鷹「……」むにゅ
不知火「は……ぁ…っ……!」
隼鷹「……」くりくりっ
不知火「ひぃ…んんん……!!」
隼鷹「……」
ーー
不知火「ありがとうございます。傀儡の体とはいえど感度に変わりはありませんね」
隼鷹「だから何度も言ってんじゃんかよぉ…」
不知火「不知火はあの時の力をコントロールできるよう由良さんと訓練しています。あの力を自在に操れるようになれば特務艦以上の強さを発揮します」
不知火「しかしそうなれば傀儡に近付くということ。私はそれが怖くて仕方ないんです」
隼鷹「気持ちは分かるけどさぁ…」
不知火「こんなこと隼鷹さんにしか頼めません。今日もありがとうございました」
隼鷹「…はいよぉ」
隼鷹(不知火とは昔っから変な本とか見せ合いながらやばいやばい言い合う仲ではあった)
隼鷹(あたしが酒とうまく付き合えるようになったのは不知火のお陰だし、不知火のDV癖を一緒に治療したりした)
隼鷹(他の奴に比べて親密な仲ではあるけど、そうじゃないんだよぉ~!)
隼鷹(あたしが触って不知火が喘ぐとか意識しまくるって!!)
隼鷹(このままじゃあたしはどうにかなりそうだよ…)
隼鷹(不知火に恋愛感情は無い。あたしになら頼みやすいからってことなんだろうけど…)
隼鷹(はぁぁ……不知火ぃ…)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
878 : 以下、名... - 2019/05/23 20:43:39.91 Rjq+okPOO 433/465ある日不知火が隼鷹に日頃の感謝でスパッツスポブラをプレゼント
隼鷹が着てみると予想通り肉感と締まりのコントラストが体がいいと不知火大満足
ーー
隼鷹「また不知火からの呼び出し……断ればいいんだろうけど、ここまできたらできないって…」
隼鷹「今日も覚悟決めるか…」ガチャ
不知火「お待ちしてましたよ隼鷹さん」
隼鷹「そうかい…」
不知火「今日はプレゼントがあるんです。是非着けてみて下さい」
隼鷹「プレゼント……?」
不知火「隼鷹さんの為に用意したものです」
隼鷹「これは…」
不知火「スパッツとスポブラです。誰よりもスパッツに拘る不知火が選んだんですよ」
隼鷹「これ、キツくないかぁ…?」
不知火「高級な素材でできているからです。やはり隼鷹さんが着ると肉感と締まりのコントラストが素晴らしいですね」
隼鷹「肉感って…」
不知火「それを着ているとバストも強調されます。これは隼鷹さんならではですよ」
隼鷹「そんなのさぁ、雲龍の方が大きいだろ?」
不知火「分かっていませんね、隼鷹さんだからいいんです」
不知火「雲龍さんはとんでもないバストですが、体が筋肉質過ぎます。トレーニングのし過ぎですね」
不知火「それが悪いとはいいません。しかしスパッツと相性があるんです」
不知火「隼鷹さんの体は素晴らしいです。不知火もその体になりたいです」
隼鷹「そんな事言われてもよぉ…」
不知火「…分かっています。不知火の体は艦娘ではありません。所詮は傀儡なんです」
不知火「だからこそ隼鷹さんに…」
隼鷹「もう~!変な事言ってごめんって!いつものするんだろ!」
不知火「お願いします」
隼鷹「こいつ……はぁ、分かったよ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
884 : 以下、名... - 2019/05/23 21:26:51.83 18ZWqM16o 437/465不知火「今日は口の中をお願いします」
不知火「……」
隼鷹「どうしたんだよ服脱がないのか?」
不知火「今日は口の中をお願いします」
隼鷹「ぶっ!!」
不知火「体の外はある程度分かりました。今度は内側が気になるんです」
隼鷹「おま……正気かよぉ!?」
不知火「不知火に落ち度でも?」
隼鷹「落ち度しかないってぇ!」
不知火「隼鷹さんにだから頼めるんです」
隼鷹「絶対あたし以外にも頼める奴はいるって!」
不知火「いません。司令に相談したところお茶を吹かれました」
隼鷹「だからぁー!」
不知火「他に思いつかないんです。ですからお願いします」
隼鷹「まじかよぉ…」
不知火「それと口の中を指で触れるのは少し抵抗があります。ですので刺激の少ない方法でお願いします」
隼鷹「……」
不知火「隼鷹さんの舌で不知火の口を確認して下さい」
隼鷹「…わかったよ、やってやろうじゃんか!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
889 : 以下、名... - 2019/05/23 21:54:30.60 pg7sG5auo 440/465隼鷹が心臓バックバクで舌を入れて口の中を撫で回す
もう良いかと思った時に舌と舌が触れたらどちらかという事はなく自然と絡まり合う
ーー
隼鷹(ほんとに確かめて欲しいだけなのか?今のとこ何もないけど…)ぐにゅ
不知火「……」
隼鷹(それはそれで難しいな…キスする時とは違って舌を絡める訳じゃないし……)レロッ
不知火「……」
隼鷹(歯茎も舐めてやれば満足するのか?)じゅるっ
不知火「……」
隼鷹(こんなもんか。一通り終わったし不知火も満足しただろ)
不知火「……」
隼鷹(それじゃ離れて…)れるっ
不知火「!!」
隼鷹(う、舌が当たって…っていうか当てない方が難しいって!)
不知火「……」
隼鷹(なんだよ…怒るなら怒ってくれよぉ…)
不知火「……」ちょん
隼鷹(んん!?不知火の舌が…あたしの……)
不知火「……」
隼鷹(……)
隼鷹「……んぐっ」
不知火「んんんん…」
隼鷹「は……ぁ…」
不知火「んむ……ぐ…」
隼鷹「れる……じゅ…む…」
不知火「ぁ……んっ…」
隼鷹「……はぁ」
不知火「はぁ…はぁ……」
隼鷹「不知火……」
不知火「安価」
下1~3高コンマ 不知火の台詞や行動などを
897 : 以下、名... - 2019/05/23 22:37:22.91 oor8q/4N0 444/465ありがとうございます、やはり感覚は不知火のもとにあります。
我感ず、故に我在りです……あれ、間違ってます?
不知火「ありがとうございます、やはり感覚は不知火の元にあります。我感ず、故に我在りです」
隼鷹「んん?」
不知火「……間違えましたか?不知火に落ち度は…」
隼鷹「いや…落ち度はないけど……」
不知火「…?」
隼鷹「これでいいだろ?じゃあな……」
不知火「ありがとうございました。またお願いします」
ーー病院
隼鷹「あたしはどうすりゃいいんだよぉ!!」
飛鷹「キスまでしてるのに恋愛感情が無いって…」
隼鷹「ただのキスじゃないんだってぇ!」
飛鷹「そうよね…」
隼鷹「このままじゃ不知火とヤっちまう未来しか見えない!」
飛鷹「否定できないわね」
隼鷹「なんで不知火は平気なんだよぉーー!」
飛鷹「ほんとなんでかしら…」
飛鷹「隼鷹はどう思ってるのよ。嫌なら断ればいいじゃない」
隼鷹「嫌……ってわけじゃないけど好きでもない!」
飛鷹「なによそれ」
隼鷹「じゃあ提督や龍驤さんに不知火が迫ったらどうするんだよぉ!?」
飛鷹「それは…」
隼鷹「だからあたしで止めとくのが最善なんだよぉ~!」
飛鷹「…そうね。頑張って隼鷹」
隼鷹「他人事だと思って…!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
904 : 以下、名... - 2019/05/23 23:03:50.97 pg7sG5auo 448/465>>885
885 : 以下、名... - 2019/05/23 21:27:25.80 pg7sG5auo 449/465隼鷹が不知火から貰ったのを着てするのが普通になる
不知火もどんなのが似合うかウキウキで考えてプレゼントしてたらいつの間にか結構な数になって隼鷹は普段も着るようになる
ーー風呂場
龍驤「よいしょ…っと」
隼鷹「一人で風呂?なんだよ~あたし達を頼ってくれないのか?」
龍驤「いや、今は早霜のんで怪我人多くて皆んな忙しいやろ?風呂やったら一人でもいけるから」
隼鷹「そう言って風呂でこけたらどうするんだ?」
龍驤「…手伝って、お願い」
隼鷹「断るわけないんだからもっとあたし達を使えって!」
隼鷹「よし、あたしも脱ぐか…」
龍驤「ん?なんか変わった下着はいとるな」
隼鷹「……」
龍驤「スパッツのようで…サポーターみたいになっとんか?」
隼鷹「龍驤さん…話聞いてくれよぉ…」
ーー
龍驤「なるほどなぁ、あのスパッツは不知火からの贈りもんか」
隼鷹「最近は不知火から呼び出される度になんか渡されてんだよぉ」
龍驤「不知火が隼鷹のこと好きやからやないの?」
隼鷹「そうは思えない…だってキスしても顔は赤くならないんだぜ?」
龍驤「体も触ってるんやんな?」
隼鷹「この前はとうとう指を入れさせられたよ…」
龍驤「それは……」
隼鷹「胸は揉むし舌は入れるし指は入れる……次はもうヤバイって!」
龍驤「でも嫌やないんやろ?」
隼鷹「だからぁーー!」
龍驤「ええで、不知火の相手やったらウチがする」
隼鷹「へ……」
龍驤「迷惑なんかやないよ。むしろどんとこいやで」
隼鷹「き…キスもするんだぜ!?」
龍驤「司令官やったら分かってくれる。全然ええよ」
隼鷹「え、えぇ……」
龍驤「不知火にはウチから言うとく。これで大丈夫やで」
隼鷹「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
911 : 以下、名... - 2019/05/23 23:25:41.19 JipHn3WXo 454/465…………ごめん龍驤さん、やっぱりやめてくれ
あたしがヤダ
隼鷹「…………ごめん龍驤さん、やっぱりやめて。あたしがヤダ」
龍驤「分かった、やめとくわな」
隼鷹「あたし……不知火の事…」
龍驤「まだ決めつけやんでもええんと違うかな。皐月と潮みたいに体だけの関係もあるやろ?」
隼鷹「そんなの…」
龍驤「そうや、あんまり大声で言われへん。でもここの連中は誰か一人でも責めると思うか?」
隼鷹「……」
龍驤「隼鷹、恋って難しいんや。ウチが司令官を手に入れるまでどれだけ傷付いたと思う?」
龍驤「もちろんこの怪我は因果応報や。でもな、それだけやないねん」
龍驤「人を狂わせたりするのが恋なんや。理解しようとする方が難しいで」
隼鷹「……」
龍驤「ここにおる金剛も最初は司令官の事が好きや言うてた。でもそれは親愛としての好きやった」
龍驤「なにが恋で何が恋じゃないんか。それが分かるようになるにはまだまだやで」
龍驤「今は不知火を受け入れたり。それが答えに繋がるはずやで」
隼鷹「……そっか。なんかすっとしたというか安心したよ」
龍驤「助けになったんなら良かったわ。また途中経過聞かせてな?」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
923 : 以下、名... - 2019/05/24 00:06:35.87 +EeDuDrmO 457/465拒まずやってるとお互いに当たり前の行為になってバードキスくらいならサラッとやるように
で、>>921
921 : 以下、名... - 2019/05/23 23:55:31.21 EBzc5ys40 458/465陽炎、黒潮、不知火で三者面談
ーー
陽炎「これより陽炎型緊急会議を始めるわ」
黒潮「会議というより三者面談やで」
不知火「なんですか、不知火に落ち度でも?」
陽炎「見たわよ不知火」
不知火「なにをですか?」
黒潮「隼鷹はんとちゅっちゅしとったのや」
不知火「さっきのですか。あれがどうかしましたか?」
陽炎「不知火は隼鷹さんと付き合ってるの?」
不知火「いいえ、そんなはずないじゃないですか」
黒潮「付き合ってもないのにキスしとったんやね?」
不知火「挨拶代わりのキスくらいしますよ」
陽炎「それだけじゃないのよ。あんた隼鷹さんとふしだらなこともしてるんだって?」
不知火「そんなことはしてません」
黒潮「自分の裸触らせとん違うん?」
不知火「あれは不知火の体を確かめる為です。自分で触ってもよく分からなかったので隼鷹さんに頼んだんです」
陽炎「あのねぇ…」
不知火「隼鷹さんとは成人向けの本の内容で討論していました。こういう事を頼みやすいんです」
黒潮「はぁ……」
黒潮「どう思う?無知ってわけやないんやで」
陽炎「でも隼鷹さんに恋愛感情は無い」
黒潮「皐月と潮が受け入れられとる今、うちらも文句言えんのと違う?」
陽炎「隼鷹さんも本当に嫌なら断るわよね…」
不知火「?」
黒潮「見守るしかないんかなあ」
陽炎「そうかもしれないわね…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
927 : 以下、名... - 2019/05/24 00:29:30.94 ZxSAUyLJo 462/465夜やってる事はもうどう考えても恋人のそれ
お互いを確かめあってるのに行為に対する感覚が麻痺してて気づけない
ーー
不知火「ああぁぁ……」
隼鷹「んんん…」
不知火「ふぅ…………今日も良かった…」
隼鷹「そうだなぁ…」
不知火「暁とレ級の見よう見まねですが、陰部を擦り合わせるのも悪くありませんね」
隼鷹「貝合わせってやつだなぁ…」
不知火「隼鷹さん、お陰で今日も自分の体を確かめる事ができました」
隼鷹「それは良かった……」
隼鷹「これって……あたし達がしてることってさ…」
不知火「隼鷹さん、不知火のワガママに付き合ってもらってありがとうございました」
隼鷹「…そうだよな、不知火にはそんな感情無いもんな」
不知火「はい?」
隼鷹「いや…なんでも無いよ……」
不知火「そうですか。それでは不知火は部屋に戻ります」スッ
隼鷹「これは愛い合う行為じゃないんだ…不知火の体を確かめるだけ……」
隼鷹「うん…それだけ……それだけなんだよ…」
ーー
932 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/05/24 01:04:39.38 a4ci3s/I0 465/465このスレはここまでです
次スレもよろしくお願いします