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【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その4【安価】(4)
ーー
村雨「流石に私達でも組織の中で漣がどういうことをしていたのかまでは知らないわ」
漣「やはりそうか」
村雨「提督に向けた手紙の中に書いていたことで大体の事は知れた。それ以外に何かあったとしてもそれを知る方法がない」
漣「漣はまだ帰ってこないし、そもそも組織から捨てられた時に記憶も消されているんだ。なぜ漣が狙われるのかが分からない」
村雨「それが謎なのよ。もしかしたら組織が絡んでない可能性もあるけど…」
漣「組織が関与していることを匂わせているが、実は漣個人への復讐だった」
村雨「あり得ない話じゃないわよね?」
漣「……」
村雨「漣の性格は貴女も知ってるわよね?フラれたからって理由で書類を偽装してここから出ていくくらいだもの」
漣「お前に漣の何が分かる」
村雨「…そうね、ごめんなさい」
漣「……提督はどうしたんだ」
村雨「龍驤さんのフォローというか…帰ってきてからずっと側に居てあげてるみたいね。貴女達が参加していた会合の裏を知って…それはもう凄かったの」
漣「提督は何も知らなかったぞ」
村雨「それでも…よ」
村雨「朝潮が生きてた頃って提督に関係を迫って龍驤さんが怒ったりしてたのよね?いつもならそうなってたかもしれない」
村雨「けど龍驤さんは自分が裏切ってたって告白してからはこういうのは初めてよね?」
漣「そういうことか」
村雨「泣くし吐くし……提督が帰ってこなかったらとんでもないことになってたわね」
漣「一度帰ってきたのは正解だったか」
村雨「ああなった龍驤さんは提督にしか対処できないわね」
漣「由良と吹雪の話合いは終わったのか」
村雨「もう終わるころかもしれないわね」
漣「吹雪は由良を知っていた。何か進展があっただろう」
村雨「吹雪は依頼内容は詳しくは知らないみたいだったけど、由良なら何か分かるかもしれないわね」
漣「二人の所に行ってみるぞ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
789 : 以下、名... - 2019/05/09 19:52:55.80 kyZVqcoPO 378/469忍びへの依頼をしてくるということは一般人ではないはずと由良
忍者吹雪ははじめ由良の見た目に驚いたけど状況を飲み込んでる
ーー
由良「忍びへ依頼をするなら相手は一般人ではない」
忍者吹雪「私もそう思います…」
由良「大丈夫よ、私は由良。中身は問題無い」
忍者吹雪「そ…そうですよね……」
由良「慣れて」
忍者吹雪「はい…」
漣「まだ話している最中だったか」ガチャ
由良「そうよ」
村雨「何か分かったことはある?」
忍者吹雪「依頼相手は一般人ではないだろうということくらいです」
漣「それだけか」
由良「吹雪は何も知らない。私も依頼内容までは分からない」
村雨「大きな進展は無いのね…」
忍者吹雪「すいません……」
漣「由良がなんとかできないのか」
由良「無理。情報が少な過ぎる」
忍者吹雪「早くなんとかしないと別の忍びが漣ちゃんを仕留めに来るかもしれません」
村雨「そうなの?」
由良「可能性はある。どうしても漣を殺したいなら」
漣「漣は誰から消そうとされているんだ…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
796 : 以下、名... - 2019/05/09 20:17:27.56 J1mFnw3so 382/469漣が出ていった当時の鎮守府の記録を整理し直してみる
798 : 以下、名... - 2019/05/09 20:23:56.90 kkF1ARrZO 383/469>>796+漣宛の何気ない雑談のように見えて忍者の暗号符丁を用いた手紙が見つかる
ーー執務室
村雨「勝手に漁っていいの?」
漣「漣に関するものだけだ、問題無い」ゴソゴソ
由良「やっぱり漣を辿るしかない」
忍者吹雪「この鎮守府を出て行った前後が怪しいですよね」
漣「提督の事だ、全て保管してある。日付を辿っていけば分かるだろう」ゴソゴソ
漣「漣宛の手紙の消印から、大体の書類を抜き出したぞ」スッ
忍者吹雪「大体が…普通の手紙…」
村雨「これも…何も問題ない…」
由良「…」
漣「何かあったか」
由良「吹雪、これ」
忍者吹雪「これは普通の手紙……じゃない!!」
村雨「そう?見てる限りは普通の手紙だけど」
漣「普通の手紙にしては差出人が書いてないぞ」
村雨「あ…ほんとね」
由良「そこじゃない」
忍者吹雪「この手紙は一見何も怪しくありません。でも暗号が書かれているんです!」
村雨「暗号…!」
由良「私達が分かるということは忍者が使う暗号」
漣「なら早く内容を教えてくれ」
忍者吹雪「待って下さい!すぐに解読します!」
下1~3高コンマ 暗号の解読結果などを
804 : 以下、名... - 2019/05/09 20:39:41.65 cP2pdrhEO 387/469ダイホンエイヨリ、ソシキノギジュツヲダッシュセヨ
忍者吹雪「だ、い、ほ、ん、え、い、よ、り、そ、し、き、の、ぎ、じ、ゆ、つ、を、だ、つ、し、ゆ、せ、よ」
由良「大本営より。組織の技術を奪取せよ」
村雨「…どういうこと?」
漣「どうもこうも無い。漣に大本営が依頼しているんだろう」
村雨「漣は……忍者なの…?」
由良「少なくとも忍者の暗号は理解している」
忍者吹雪「忍者同士なら会うだけでお互いに忍者だとなんとなく分かるんです。由良さんは漣ちゃんと面識はあったんですよね?」
由良「漣からは何も感じなかった」
村雨「なら暗号だけ理解してたって事かしら?」
漣「忍者じゃない可能性はゼロか?」
由良「そうじゃない。私より優れた忍者ならあり得る」
忍者吹雪「ありえませんよ、由良さんより優れた忍者だなんて!」
由良「気配を隠すことに特化していたかもしれない」
忍者吹雪「う……」
漣「依頼元は大本営だな」
村雨「この手紙を見る限りはそうね」
漣「漣が組織に行くことを大本営は知っていた?」
忍者吹雪「確かにそうなりますね…」
漣「…嫌な予感がする」
由良「私も同じことを考えた」
村雨「この情報でそこまで分かったの?」
忍者吹雪「何が分かったっていうんですか?」
漣「漣は大本営に依頼されて組織に行ったとする。だが組織の情報をこちらに流していた」
由良「同じ情報を大本営に流していたとしたら」
忍者吹雪「二重スパイ…!」
村雨「まさか…」
漣「それだけじゃない。漣には別の目的もあった」
由良「この鎮守府に情報を送っていた理由」
漣「それはこの鎮守府を潰すため」
村雨「どうして!?」
忍者吹雪「ここの司令官にフラれたから……」
由良「そうね」
漣「ただの失恋じゃない。男にだらしなく二股をかけるようなクソ女に取られたんだ」
村雨「漣は……恨んでいた…」
由良「そもそも漣は障害艦娘の面倒をみたくないと思っていた。そこに失恋という要素が重なった」
忍者吹雪「自暴自棄になってこんな事を……?」
漣「そうだとしたら……」
由良「その可能性はある。組織の情報をここの提督に送る理由が今まで分からなかった。でもそうだとしたら理由が分かる」
村雨「組織を敵に回させて全員始末させようとしていた!!」
由良「漣の思惑はそれだった。でも提督は漣からの手紙を開けなかった」
忍者吹雪「だから組織から狙われることも無かった…」
漣「漣からの手紙を開けたのは一度漣が帰ってきた時だ。それまで放置されていた」
村雨「ねぇ、もしかしてその時帰ってきたのって手紙を開けたかの確認じゃないの?」
由良「…辻褄が合う」
漣「漣…お前はそこまでして龍驤を……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
812 : 以下、名... - 2019/05/09 21:02:36.63 P2dcfLCDO 394/469もうひとつ暗号で書かれたメモを見付ける
筆跡は漣のもののようだった
忍者吹雪「でもそうだとしたらおかしくありませんか!?漣ちゃんは誰から狙われてるんです!?」
漣「そうだ、組織からは制裁を受けて大本営からは見放された。処分の必要は無い」
由良「今になって殺しを依頼していたとは思えない」
村雨「でも吹雪には依頼が入ったのよね?」
忍者吹雪「どういうことなんでしょう…」
由良「まだ書類があるかもしれない」
忍者吹雪「そうですね、探してみましょう」ゴソゴソ
村雨「でも手紙は全部見たわよ?」
漣「漣が送ったものの控えもある。まだ探す余地はある」
由良「…」
忍者吹雪「何か見つけたんですか?」
由良「メモ」
漣「この筆跡は漣が書いたものか」
由良「練習してる」
忍者吹雪「忍者の暗号を練習した跡…」
漣「これは漣が送った手紙の控えか」
由良「…」
由良「吹雪」
忍者吹雪「……」
由良「分かったわね」
忍者吹雪「…………はい」
村雨「これにも暗号が書いてあったの?」
忍者吹雪「漣ちゃんは……依頼を出してます…」
由良「依頼の内容は殺し」
忍者吹雪「そんな…漣ちゃん……どうして…」
漣「間違いじゃないのか?漣は組織に提督と龍驤を消させようとしたんだぞ」
忍者吹雪「分からないんですか!?」
村雨「……」
漣「な、なんだ?村雨は分かったのか?」
村雨「重巡棲姫…漣の作戦ではどうしても殺せない人が一人居るわ」
由良「貴女なら分かるはず」
漣「……」
漣「…………」
漣「………………」
漣「漣…!!お前という奴はぁぁぁぁ!!!!」
ーー
龍驤「ごめんな心配かけて…もう大丈夫やから…」
村雨「ごめんなさい龍驤さん…先に謝っておくわ」
提督「龍驤に何かするつもりか?」
由良「聞きたいことがある」
忍者吹雪「その質問は龍驤さんを傷付けてしまうかもしれません」
龍驤「ええよ……」
漣「なら覚悟して聞け」
漣「龍驤の二股相手はどうなった」
提督「その話はやめてくれ」
由良「する必要がある」
提督「……」
龍驤「平気やで司令官…あの人な……向こうから連絡切られたから…分からへんよ…」
忍者吹雪「今どうしているかも知りませんか?」
龍驤「うん…何も知らん…」
忍者吹雪「生きているかどうかも知らないんですね?」
龍驤「え…」
漣「漣は龍驤の浮気相手を殺すように忍びに依頼していたんだ」
提督「何を言ってるんだ、証拠は…」
由良「あるわよ」
忍者吹雪「これは漣ちゃんが送った手紙の控えです。内容はごく普通ですが、忍者の暗号が書いてあります」
由良「その依頼内容はその男を殺すこと」
漣「……漣は全てを消そうと考えていた。提督も龍驤もこの鎮守府も」
漣「この時の漣は憎しみの塊だった。原因を作った龍驤の浮気相手すら憎んでいた」
龍驤「漣が…………」
由良「漣の殺しを依頼したのはその相手と親しい人物」
村雨「その男の人の親や親族に権力者がいる可能性が高いわね」
忍者吹雪「もしくは私達と同業者が存在した」
由良「だから過去の依頼内容を知れた」
漣「少なくともこれのどれかだ。漣は死んで当然の事をしていた…」
提督「そんな事は言わないでくれ。漣は…」
龍驤「ウチか……ウチが全部悪いんやね…………」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
824 : 以下、名... - 2019/05/09 21:42:59.73 nA+TvnLOo 403/469由良
吹雪は漣が死んでいることを報告すればいい
事実を報告して忍に手をかけるとどうなるか依頼者も分かっている
由良「とにかく吹雪は漣が死んでいることを報告して」
忍者吹雪「でも…」
由良「真実を報告すれば良い。漣の精神は死んでいたと」
忍者吹雪「…分かりました」
由良「写真を撮っていたんでしょう。それを見せれば納得するはず」
忍者吹雪「漣の精神は消滅し、重巡棲姫が寄生していたと報告します」
由良「それで問題ない」
漣「漣が……ここまでだったとは…」ガクッ
漣「そうだと知っていたら…私は……」
提督「漣に寄生することはなかったのか?」
漣「……」
提督「お前はここに来てからの漣を知っているだろう?それでもそんな事を言うのか」
漣「過去と未来は相反するものだ。未来の行いが良いからと言って過去の誤ちは消えない」
提督「なに……?」
龍驤「もうやめて…ウチが悪いんよ……全部…ウチが蒔いた種やねん…」
提督「龍驤は悪くない」
漣「じゃあ誰が悪いんだ?漣か?」
提督「……」
漣「黙り込むな!現実を見ろ!!」
村雨「落ち着きなさい」
由良「こんな事になっていたとは知らなかった…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
836 : 以下、名... - 2019/05/09 22:33:16.77 cP2pdrhEO 407/469提督が重巡に
今、誰が悪いかを決めて過去を責めれば何か変わるのか?
過去から目を背けるのは間違いだが、今を見ないのも現実を見ていない
提督「重巡棲姫、誰が悪いかを決めて過去を責めれば何か変わるのか?」
漣「…変わることは無い」
提督「過去から目を背けるのは間違いだが、今を見ないのも未来を見ていないことになる」
龍驤「提督も漣もやめて……全部ウチが悪い…」
村雨「龍驤さん…もういいの」
由良「……」ガシッ
漣「ん…」
提督「なんだ…」
由良「来て」
ーー
由良「なにをしているの」
由良「あそこで言い争って傷付くのは龍驤さん」
提督「……冷静じゃなかったんだ」
漣「龍驤は自業自得だ」
由良「貴女は黙りなさい」
提督「…これからどうすれば良いんだ」
由良「依頼については解決する。しなかったら私が出る」
提督「それは有り難いな…」
漣「私は部屋に帰るぞ」
由良「何をするつもり」
漣「漣と話しをする」
提督「魂が帰ってきたのか?」
漣「その感じは無い。だが漣があの場面を見ていたとするなら、私と話したいはずだ」
由良「…」
漣「邪魔はするなよ。精神世界へのダイブは集中力が大事なんだ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
844 : 以下、名... - 2019/05/09 23:11:47.17 J1mFnw3so 411/469あの子に会いたいとの声だけが聞こえる
ーーーー
重巡棲姫(漣、そこに居るんだろう)
重巡棲姫(お前のことだ、話も聞いていたな)
重巡棲姫(……)
会いたい
あの子に会いたい…
重巡棲姫(ダメか。残留思念が残っているだけか)
重巡棲姫(漣なら聞いているかと思ったんだが…)
富士(もうやめてあげて)
重巡棲姫(富士か)
富士(あの子には休息が必要だと言ったでしょう?)
重巡棲姫(いつまで休ませるつもりだ)
富士(それはあの子の心が再び前を向くまでよ)
重巡棲姫(なら漣は戻ってこない。だがお前なら連れてこれるだろう)
富士(そう言われて連れてくると思う?)
重巡棲姫(そうか、なら代わりにお前に聞こう。お前は全てを見ていたな?)
富士(…ええ)
重巡棲姫(漣のしたことは許されるのか?)
富士(さっきも言ってたでしょう?過去の事を責めても…)
重巡棲姫(私には知る権利がある。漣を動かしているのは私なんだ)
重巡棲姫(だから答えろ。漣のしたことは正しいのか?)
富士(…私は答える必要は無い)
重巡棲姫(それが答えのようなものだ。よーく分かったよ)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
851 : 以下、名... - 2019/05/09 23:38:21.38 mkD+o5KPo 415/469富士
正しいことと許すことは相反しないわ
おねがい、よく考えてあげて、まだあの子を想うのなら
富士(正しいことと許すことは相反しないわ)
重巡棲姫(漣のしたことは間違っている)
富士(お願い、よく考えてあげて…!まだあの子を想う気持ちはあるでしょう!?)
重巡棲姫(……)
富士(貴女は漣じゃない。あの時の気持ちは漣にしか分からないのよ!)
重巡棲姫(殺人犯の裁判を聴いてるようだ。酷く身勝手で一方的だな)
富士(何を言うのよ!!)
重巡棲姫(お前は殺された人間の気持ちが分かるか?)
富士(な……に…を…)
重巡棲姫(漣の身勝手な理由で人間が一人死んだ。これは事実だ)
富士(だから…!)
重巡棲姫(そうだ、富士は艦娘の味方だ。漣を庇うよな。でもな、私は人間の味方なんだよ)
重巡棲姫(漣となら人間の社会の中で生きていけると思った。この漣なら良いと思ったんだ)
重巡棲姫(それなのに漣は……)
富士(何よ…何よ何よ何よぉぉぉ!!)
富士(私は生まれることすらできなかった!その苦しみが貴女に分かるの!?)
重巡棲姫(お前の話はしてない。一生そこで叫んでろ)スッ
富士(ぐ、が……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!)
ーーーー
漣「……」ムクッ
漣「漣は帰ってきていない。そんな中で私はどうするべきか」
漣「漣の代わりに罪を償う。これが一番現実的か」
漣「だがそうすると私が消える恐れがある。そうすると富士は漣を戻すだろう」
漣「何が正解なんだ。何をすれば良いんだ」
漣「…誰も答えてはくれないか」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
859 : 以下、名... - 2019/05/09 23:59:21.79 cP2pdrhEO 419/469レ級が重巡と話をする
お前は正しいよそこらへんの人間誰よりもより正しい、でも正しいだけだ
ーー
レ級「……そんな事になってたんだな」
漣「私も驚いた。それと同時に嫌悪した」
レ級「あたしで例えて、もし暁が過去に何かしてたらと思うと……」
漣「お前は分かってくれるか」
レ級「分かりたくねぇけどよ…クキの事を考えたら……」
漣「人妻になっても大事な存在なんだな」
レ級「暁とクキ。どっちかを選べって言われたら自害するしかねぇ」
漣「それが私にとって漣と人間というわけだ」
レ級「あたしとお前と違う所は一つある。ここで学んだことだ」
レ級「お前は人間の誰よりも正しい、でも正しいだけなんだよ」
漣「正しいことの何が悪い」
レ級「正しいことが常に正解とは限らないってことだ」
漣「漣が人間を殺したのは許されるのか?」
レ級「どうだろうな。でもそれを決めるのはお前じゃないことは確かだ」
漣「……」
レ級「お前は知る権利はある。けど許す許さないを決める権利は無い」
レ級「あたしの言ったことを考えながら生活してみな。きっとその内分かるぜ」
漣「……そうとは思えない」
レ級「なんだぁ?ここで過ごした時間はあたしの方が長いんだぜ?お前は漣の中で眠ってる日もあっただろ?」
レ級「先輩の言うことは聞いとくもんだぜ。これ、人間の常識だ!」
漣「…今日のところはそれで納得しておいてやろう」
ーー
ーー
雲龍「今は大丈夫?」
多摩「平気だにゃ。明日の出撃についてかにゃ?」
雲龍「そうじゃないの、多摩と話しておかなければならないことがある」
多摩「うにゃ?」
雲龍「私と多摩が持っているトリガーについてよ」
多摩「その話はしなくてもいいにゃ」
雲龍「この状況だからしておくべきなのよ」
雲龍「阿武隈や川内といった戦力が抜けてしまったこの状況では何が起こるか分からないの」
多摩「代わりに入ってきた白露達がいるにゃ」
雲龍「あの子達は駆逐艦。軽巡じゃない」
多摩「あんまり変わんないにゃ」
雲龍「艦種の違いは大きいのは多摩なら分かっているわよね?」
多摩「…にゃ」
雲龍「多摩は改二になったとはいえ負担はこれまでと比べて大きくなった。その意味が分からないはずない」
多摩「何が言いたいんだにゃ」
雲龍「トリガーを使ってるの?」
多摩「肯定も否定もしないにゃ」
雲龍「多摩が持っているのは副作用が殆ど無いもの。でも使い過ぎるとどうなるか…」
多摩「勝手に使ってる前提で話を進めるんじゃないにゃ」
雲龍「じゃあ使ってないのね?」
多摩「肯定も否定もしないにゃ」
雲龍「ほんと…厄介ね」
多摩「雲龍と同じでここに来て長いにゃ。その間に色々見てきてるからにゃ~」
多摩「そういう雲龍はどうにゃ。そっちのはハイリスク型だにゃ」
雲龍「使ってるわ」
多摩「……」
雲龍「でも頻繁にじゃない。自分の戦力がどれくらいか分かっておく必要があるのよ」
雲龍「もし深海棲艦の師団が攻め込んで来たらどうする?提督と龍驤さんならパニックを起こしても不思議じゃない」
雲龍「だから自分が最大限どれだけの力があるかを知っておく。これは必要なこと」
多摩「命を削ってでもか?」
雲龍「この鎮守府と皆んなを守れるなら安すぎるわ」
多摩「その考えは提督が一番嫌うぞ」
雲龍「分かってる。でも多摩なら私の気持ちは分かるはず。同じトリガーを持っている同士」
多摩「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
877 : 以下、名... - 2019/05/11 18:43:19.77 9tbtEUaho 427/469わからん、多摩には生きて帰るべき理由がある
…雲龍だってそうにゃ、ここの皆んな誰一人欠てもダメなのにゃ
多摩「多摩にはさっぱりわからん」
雲龍「そんなはず無いわ」
多摩「多摩には生きて帰るべき理由がある……雲龍だってそうにゃ、ここの皆んな誰一人欠てもダメなのにゃ」
雲龍「多摩には大切な人が居るからそう考えられるのよ。ならその人が居なければ…」
多摩「おい」
多摩「冗談でも口に出すな」
多摩「言って分からないなら力で分からせるしかないぞ」
雲龍「そうなればこっちの都合が良いのだけれど?」
雲龍「まともにやり合えば勝てない。なら私はトリガーを使う」スッ
雲龍「これを使えば多摩にも勝てるのよ」
雲龍「私は間違ったことは言ってない。自分の戦力は知っておかないといけない」
雲龍「私と勝負して。拒否するなら…分かってるわね?」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
882 : 以下、名... - 2019/05/11 19:34:19.77 nON4WOnfO 430/469雲龍のところへ龍驤が来て横槍が入る
龍驤「雲龍、そこまでや」
雲龍「……」
多摩「ちょうど良い所に来てくれたにゃ~」
龍驤「ベストタイミングやったね。アホなことやってやんと仕事やで」
雲龍「……また今度ね」
多摩「次は無いにゃ。トリガーは龍驤さんにでも預けとけにゃ」
雲龍「……」
龍驤「無視…か」
多摩「……どこから見てた?」
龍驤「最初からや」
多摩「止める気は無かったのか」
龍驤「雲龍が何を考えてるか知りたかったてんよ」
多摩「人が悪い。あのままだと雲龍を屠ってたぞ」
龍驤「多摩がそんな事するはずないやろ?」
多摩「……」
龍驤「雲龍は自分がやらなって思い詰めてんのかもしれんな。ウチと提督でフォローしとくわな」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
888 : 以下、名... - 2019/05/11 20:06:40.70 McFEBOF8o 433/469雲龍に自分が欠けても大丈夫だと思っていたら大間違いだと話す
ーー
雲龍「この鎮守府には空母は私だけだった。龍驤さんが復帰するまでの間は忙し過ぎて何も覚えてない」
雲龍「そんな状況なのに提督は定期的に休ませてくれた。その休日がどれだけありがたかったか言葉には表せない」
雲龍「龍驤さんが復帰しても私の忙しさは変わらず。軽空母と空母は違うのよ。空母が私だけだから支配海域も歪な形になってしまった」
雲龍「葛城や瑞鶴、加賀が来てからは楽になった。天城は行ってしまったけど、以前と比べれば制空権は維持できる」
雲龍「隼鷹や飛鷹も頼れるようになった。そう……本当に強く…」
雲龍「……私はもういらない」
提督「そんな事は言わないでくれ」
雲龍「私は事実を言っただけ」
提督「雲龍は俺達にとって必要なんだ」
雲龍「どこが?」
提督「戦闘において空母は頼れる存在だ。いくら居ても問題は無い」
雲龍「空母なんて弱ければただの的。それは分かっているでしょう」
雲龍「提督なら気付いていたはず。私の練度はある日から上がらなくなった」
提督「……」
雲龍「まさか空母で素質が頭打ち……知った時のショックは分かる?」
雲龍「私の練度は空母で一番低いんじゃないかしら」
提督「練度は関係ない。雲龍は充分戦力になる」
雲龍「私の練度が上がっていない事に気付いていたと認めるのね?」
提督「……」
雲龍「私が皆に着いていくためにはトリガーを使うしかないの」
提督「そんな事はない」
雲龍「提督は事の重大さを認識して。空母は戦闘においてどれだけ大事か知ってるわよね?」
雲龍「トリガーの使い過ぎで死ぬなら本望よ。朝潮みたいにつまらない死に方はしたくない」
提督「雲龍…!」
雲龍「力尽くで止めるならトリガーを使って対抗するから。本気よ」
雲龍「私の命に代えてもここは守る。艦娘として最低限の仕事はするわ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
896 : 以下、名... - 2019/05/11 20:50:04.75 hURr/mO8O 437/469でも、雲龍がいてくれんと…そんな優しい雲龍やからウチ安心できるんやって龍驤が
龍驤「でも、雲龍がいてくれんと…ウチ嫌や」
雲龍「龍驤さん……」
龍驤「キミはずっと皆を助けてくれとる、雲龍ほど優しい子はおらんのと違うかな。そんな優しい雲龍やからウチは安心できるんや」
龍驤「だからな、死んでもとかそんなこと言わんといて」
雲龍「でも…私ができることはそれくらいで……」
提督「何を言ってるんだ。雲龍には助けられてばかりだと話したところじゃないか」
龍驤「素質が上がらんでもええ。キミはここの仲間なんや」
提督「最低限の戦闘ができるならそれで良い。後は俺の仕事だ」
龍驤「だからな…トリガーはもう使ったらあかん。こっちに渡し」
提督「これは責任を持って俺が預かる。下手に廃棄はできないからな」
龍驤「それでな、これからもウチらを守って。雲龍やないとできへんのやで?」
提督「なぁ、雲龍……」
雲龍「安価」
下1~3高コンマ 雲龍の台詞やその他起こったことなどを
902 : 以下、名... - 2019/05/11 21:14:43.92 9tbtEUaho 440/469なおも渋る雲龍に盗み聞きしていた葛城が突入
雲龍姉わたしよりもまだまだ強いのにズルしないで!追い越せないまま死んで逃げるとか許さないから!
雲龍「ダメよ…これが無いと私は戦えない……」
龍驤「これだけ言うてもあかんのか…?」
雲龍「う…でも…トリガーは……」
葛城「雲龍姉~~!!」バターン
雲龍「葛城……」
提督「…部屋の外で聞いていたのか」
葛城「雲龍姉は私よりもまだまだ強いのに!」
雲龍「練度は私が下よ」
葛城「それでも雲龍姉の方が強いの!演習を何度やっても勝てないし!」
葛城「このまま一度も追い越せなくて死んで逃げるとか許さないから!」
龍驤「葛城にこう言われたらあかんわな?」
雲龍「……」
提督「雲龍には治療も必要だろう。今の環境から言って入院してもらうのが最善か?」
龍驤「その辺は千歳らに任せような。ほな行くで」
葛城「私も雲龍姉を連行します!」
雲龍「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
909 : 以下、名... - 2019/05/11 21:37:08.00 hURr/mO8O 443/469今のところ体に異常は見られない、でもこれからも大丈夫という確証はない
で、>>901
901 : 以下、名... - 2019/05/11 21:14:29.42 VHoW6CdTo 444/469トリガーを渋々渡す雲龍
それでも戦力になる方法は模索し続けるといい、提督達に素質を超える方法を探すのを手伝って欲しいと言う
ーー
千歳「奇跡的に今のところ体に異常は見られないわ」
龍驤「よかったなぁ雲龍」
葛城「ほんと…よかった」
千歳「でもこれからも大丈夫という確証はないわ。トリガーは没収よ」
雲龍「……」
龍驤「雲龍、ええ加減にしときよ」
雲龍「……分かったわ」スッ
龍驤「ええ子やね。これはウチと司令官で預かっとくで」
雲龍「でも私は諦めない。皆を守りたい」
龍驤「それはもうええって言うてるのに…」
雲龍「龍田という例を見てきたの。あの子の素質はたったの5だった。それが今では私より上」
雲龍「どうやって素質を上げたの」
葛城「それは私も知りたいわ。だって素質ってそんな簡単に上がるものじゃないもの」
雲龍「簡単に上がるならこんなに悩まなかったわ」
千歳「医術を使っても素質は上がらないわ。才能みたいなものだものね」
龍驤「龍田の場合は精神的なもんが原因…いや違うな。素質が5やったから龍田は慰め者にされる所やったんや」
葛城「精神的に安定したから上がるとは限らないのよね?」
千歳「素質が上がったって話はここに来る前にもチラッと聞いたことがあるけど、原因に規則性は無かったわね」
雲龍「つまり分からないということね」
龍驤「ほなある日突然上がるかもしれんってことや。それで解決やね!」
雲龍「…納得いかないのだけど」
龍驤「嫌でも納得してもらうで。アンタは今まで無理を通して来たんや。これからは道理に従い」
葛城「変なことをしようとしたら私が止めるからね!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
916 : 以下、名... - 2019/05/11 22:14:11.94 McFEBOF8o 448/469練度が上がらないならできる事はこれくらいとお願いされてた龍驤のママ役をやってたら段々母親マインドが芽生える雲龍
これも悪くないかしらと思えるように
ーー
龍驤「んまぁ……」
雲龍「出撃しても役に立てないのだから龍驤さんのママになってあげてみたけど…」
龍驤「ぉ…ぉぉ……」とろーん
雲龍「まさかここまでリラックスしてもらえるなんて思わなかったわ」
雲龍「前のときより上手くできた自信はあったけどまさかここまでだなんて」
雲龍「これは…皆の役に立てるかもしらないわね」
皐月「雲龍さん、それってトリガーの剣の罰ゲーム?」
雲龍「違うわよ」
皐月「じゃあなんでそんな看板下げてるの?」
『ママ始めました』
雲龍「霞ママの活躍は凄いわ、何人も癒されるもの。でもその分負担が大きくなる。それを少しでも減らしたいのよ」
皐月「ええ…」
雲龍「龍驤さんはとろとろにできたから実力はあるはず。とりあえず鎮守府を一周してくるわ」
皐月「雲龍さんって変に行動力があるからなぁ…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
921 : 以下、名... - 2019/05/11 22:30:38.90 VHoW6CdTo 451/469雲龍、母乳が出始める
「ね、ね、今日はどうする?」
「連日押し掛けるのは迷惑じゃないのですか?」
「でも雲龍さんも嬉しそうにしてたって」
雲龍「……」
雲龍「私のママになる試みはうまくいったわね。駆逐艦を中心に受け入れてもらえたみたい」
雲龍「駆逐艦は悩みを抱えている子が多いの。問題が解決したといってもフラッシュバックもある」
雲龍「私を使って少しでも不安を解消してもらえれば嬉しいわ」
雲龍「でも一つ誤算があった。こんなに連日胸を吸われたことが無かったからか分からないけど、母乳が出始めたの」
雲龍「しかもこの母乳にはある作用があった。これを飲んだ駆逐艦の子達が全員戦意高揚。つまりキラキラ状態になった」
雲龍「キラキラの原理は分かってないけど、食べることでキラキラを得る方法は間宮さんのスイーツだけ。しかもそれは大本営からの物資が無いと作れない特殊な甘味」
雲龍「私の母乳はそれを超えてしまったの?」
雲龍「そもそも子どもを妊娠してないんだから母乳って表現がおかしいわね。これは……雲乳?」
雲龍「雲乳にこんな効果があるとしたら…役に立てる所じゃないわ」
ーー食堂
金剛「だからって私で試すのはやめて下サイ!」
雲龍「戦艦にも効果があるなら凄いことよ」
金剛「そうデスけど!」
雲龍「金剛、貴女は強くなりたいんでしょう」
金剛「それハ…」
雲龍「キラキラを維持できれば練度もすぐ上がって改二も見えてくる」
金剛「……母乳はどこに?」
雲龍「雲乳よ。直接吸って」
金剛「ここでデスか!?」
雲龍「今更恥ずかしいも無いでしょう。早く吸って」ドタプン
金剛「相変わらずモンスター級の乳デスね…それでは失礼して……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
930 : 以下、名... - 2019/05/11 22:56:50.97 9tbtEUaho 455/469効かない
でも量の問題かもというと事で浴びるほど飲ませようとする雲龍
金剛「…何もありまセンね」
雲龍「そう……」
金剛「軽巡や重巡までなら効果があるかもしれまセン。まずはそこから試してみたらどうデスか?」
雲龍「まだよ」
金剛「ンン?」
雲龍「量が足りないかもしれない。もっと飲んで」むにゅん
金剛「ごぶっ!!」
雲龍「こうすれば雲乳は出るのよ」むにゅんむにゅん
金剛「ごぼっ…が……!!」
雲龍「動かないで。もっと飲んで」
金剛「ぐ……え…」
雲龍「胃袋の半分くらい満たせばいいわよね」むにゅんむにゅん
金剛「ご……ぶ…ぁ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
934 : 以下、名... - 2019/05/11 23:21:00.90 rLzTRpm8O 458/469キラキラにはなったがお腹がタプタプで動けなくなる金剛
ーー
雲龍「成功ね、キラキラしてるわ。やっぱり量の問題なのね」
金剛「……」キラキラ
雲龍「大きい艦ほど飲む量が必要なのね。なら軽巡も重巡も調節すればできるわ」
金剛「……オエっ」
雲龍「キラキラしてるのに具合が悪そうね」
金剛「お前…量考えろ……」
雲龍「金剛がキャラを放棄した……?」
金剛「こんなの…動けるわけないだろうが………」
雲龍「……そう」
金剛「飲み過ぎで気持ち悪いし……てんお前……覚えてろ…」フラフラ
雲龍「…金剛を怒らせてしまったのは予想外だけど、良いことが分かったわ」
雲龍「駆逐艦や軽巡なら出撃前に少し飲むだけでキラキラが付く。これはとても良いこと」
雲龍「これなら私が出撃するより役に立てる。私がやるべことはこれなのね」
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942 : 以下、名... - 2019/05/11 23:43:07.92 McFEBOF8o 461/469他の子の相手もするけど龍驤との時間はちゃんと確保して抜かりなし
ーー
龍驤「雲龍が皆のママになるって言い始めた時はどないしようかと思ったけど、まさか乳が出るようになるとはな…」
龍驤「おまけにその乳がキラキラになる効果付きやなんて…そんな事になる思えへんだわ」
龍驤「でも雲龍の表情も明るくなったし、結果オーライってことにしとこか」
龍驤「雲龍は人気者になってもたし、簡単には相手してもらわれへんね。出撃する子らにキラキラ付けるのを優先せなあかんし」
龍驤「ほなウチは一人で……」
雲龍「その必要は無いわ」バターン
龍驤「ぬぁ!?」
雲龍「安心して、龍驤さんの時間は確保してあるわよ」
龍驤「乳出しながら部屋入ってくんなや!」
雲龍「どうせ吸うでしょ」ドタプン
龍驤「そういう問題や無いねん!」
雲龍「飲まないの?」
龍驤「飲む…けどぉ」
雲龍「さぁベッドに行きましょう。心身共に癒してあげるわ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
948 : 以下、名... - 2019/05/12 00:10:03.62 n2lY5+YmO 464/469朝霜がやってきたけど龍驤に遠慮しようとする
龍驤がええんやでって言って二人で雲龍に甘えて、雲龍も二人同時は初めてでゆったり甘々な時間が過ぎてく
朝霜「あ……」
龍驤「んむぅ……」チュパチュパ
雲龍「ごめんなさい、今取り込み中なの」
朝霜「そうみてぇだな。また後にするぜ」
龍驤「ええんやで…なぁ雲龍……」
雲龍「二人同時は初めてだけど、問題無いわ」
朝霜「ならあたいも……」
龍驤「一緒に気持ち良くなろな……」
龍驤「甘ぁ……なんでこんな…」チュパッ
朝霜「これすげぇ……頭が…気持ち良くなる…」チュパチュパ
雲龍「二人でも問題無いわね。これからは姉妹艦はまとめて雲乳ね」
龍驤「ふぁぁぁぁ…気持ちえぇ…」
朝霜「パパとママ以外でこんなに癒されるなんてよぉ…」
雲龍「朝霜にもお世話になってるものね。ゆっくり癒されて頂戴」
ーー
霞「雲龍さんのお陰でママとしての負担は減ったのは嬉しいわね」
提督「俺には龍驤が居ると言っただろう」
霞「その龍驤さんが雲龍さんに癒されてるのよ。司令官にも癒しは必要よ」
提督「だが…」
霞「何も朝霜みたいに体を重ねようなんて言ってないのよ。ただ司令官の精神を安定させたいだけ」
霞「それ以上に深い意味は無いのよ。早くこっちに来て」
提督「……」
提督「これ…は……」
霞「毎日偉いわね、貴方はよく頑張ってるわ」
提督「霞……」
霞「でも頑張り過ぎるのはダメよ。今ここに居るのは私だけ」
提督「霞……ママ…?」
霞「好きなだけ甘えなさい。貴方のストレスは全て私が受け止めてあげる」
提督「あぁぁぁぁ……」
ーー
954 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/05/12 00:51:11.00 dZw3uPrj0 469/469このスレはここまでです
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