【関連】
【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その3【安価】(5)

2 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 19:33:29.20 8NhmixzY0 1/469

元スレ
【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その4【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1556533922/

5 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 19:48:51.62 8NhmixzY0 2/469

ーー

提督「大本営が新兵器を使用するというのは本当ですか?」

幹部「どうやらね……」

提督「なぜそんな事に…」

幹部「深海提督だよ。あれから突然大人しくなったのをかなり怪しんでいるんだ」

提督「ワクチンは全ての鎮守府に配られて、艦娘を眠らせる事はもうできないんですよね?」

幹部「次の一手が無いとは限らないだろう。そうなる前に叩く…というのが大本営の方針だ」

6 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 19:54:04.55 8NhmixzY0 3/469

幹部「腐った連中が抜けたと思ったらこれだ。これでは過激派組織と変わらない」

提督「その新兵器は…核を使うんですよね?」

幹部「核弾頭では無く、エネルギー源として使用するんだ。使用後の核汚染は殆ど無い夢の新兵器…」

提督「それをたった一人の人間の為に…」

幹部「深海提督の潜んでいる場所の検討は何箇所か付いているらしい。どれも人が住んでいる所では無いのを利用して、その候補地全てに兵器を使用する可能性もある」

提督「怪しい所を…全て……」

7 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 19:58:38.06 8NhmixzY0 4/469

幹部「あれの存在は危険だ。所持しているのが外国に知られればこの国は危険に晒されるだろう」

提督「そこまでの兵器なんですか?」

幹部「今はまだ射程は短い。だが将来的に地球の反対側まで射程内に入るだろう」

提督「核汚染が無く確実に被害を与えられる兵器…放っておくわけないでしょうね」

幹部「なんとしても使用させたくないが、下手に破壊するとそれこそ被害が甚大だ」

提督「撃たせも破壊してもダメ…厄介な兵器ですね」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

8 : 以下、名... - 2019/04/29 20:00:37.71 hEZBoABKO 5/469

老提督が阻止に動き出す

13 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 20:25:22.28 8NhmixzY0 6/469

ーー某所

老幹部「ふむ…まずいことになったのぅ」

大和「まさかあの兵器を使うだなんて…」

老幹部「金のことしか頭になかった連中が抜けたせいじゃろうな。危機が迫っている中で打てる手は打つ。間違っていないの」

大和「ですがあれは起動させてはなりません。世界の均衡が崩れます」

老幹部「その通りじゃ。あれが起動してはこの国の安全は保証されん」

大和「なんとしても阻止しなければいけませんね」

14 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 20:29:51.13 8NhmixzY0 7/469

老幹部「じゃが下手に壊すと民間人にも被害が出てしまうの」

大和「世界の平和の為の犠牲になってもらうんです。誇らしい死だと思いますよ」

老幹部「そうじゃのう…」

大和「…艦の私はそうされたんです。死ぬを分かって突撃を命令された…この気持ちは大和にしか分かりません」

老幹部「大和の気持ちも良くわかる。じゃが壊し方がまずいとここまでどころかこの国が吹き飛ぶんじゃ。慎重に壊せばならん」

大和「大和とこの子がいれば大丈夫です」チャキッ

老幹部「閻魔刀か……任せても良いか?」

大和「はい、大和にお任せ下さい」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

15 : 以下、名... - 2019/04/29 20:34:23.36 7j49uz7aO 8/469

発射施設と弾頭がほぼみじん切りになって使いものにならなくなったとの情報が幹部さんに届く

18 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 20:52:17.08 8NhmixzY0 9/469

ーー

ゴォォォォォ…

大和「老幹部さん、任務完了です」

老幹部『流石は大和じゃのぅ』

大和「これで当分の間新兵器は使えないはずです」

老幹部『うむ、炉心を破壊すれば新しいものを作る時間はかなりかかるじゃろうからの』

大和「警備もそれなりでしたが全部片付けました」

老幹部『それは名誉ある犠牲じゃ。丁寧に弔ってやらねばな』

大和「はい、もちろんです」

20 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 20:57:15.31 8NhmixzY0 10/469

大和「老幹部さん、せっかくですからこの施設は大和達が使いませんか?」

老幹部『ほぉ?』

大和「大和が破壊したのはエネルギー源となる炉心です。施設自体は傷付けていません」

老幹部『大和…最初からそのつもりじゃったな?』

大和「ここの作業員に制御棒を抜かせて、炉心を安全に破壊したのはその為です」

老幹部『ほっほっほっ!流石は大和じゃ!良かろう、傀儡達を送るから好きにせい!』

大和「ありがとうございます。それではそのように…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

22 : 以下、名... - 2019/04/29 21:01:30.91 hEZBoABKO 11/469

実験の為に施設に向かっていた信濃に連絡が入る
信濃もまた大和と同じく超戦力の艦娘
その手には閻魔刀にも引けを取らない存在感を放つ赤い布が特徴的な槍が握られている

(閻魔刀がありならこのくらいはセーフ?)

25 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 21:20:41.02 8NhmixzY0 12/469

ーー

「「……」」

大和「傀儡の皆さんご苦労様です。この施設にある艤装を運んで下さい」

「「……」」

大和「準備はできましたね?それでは大和が護衛します」

「「……」」

大和「核が無ければ全力は発揮できないでしょうが、これは大和達が持っておくべきものです。世界の均衡は保たれなければなりません」

26 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 21:23:17.37 8NhmixzY0 13/469

ガシャーーン!

大和「どうしたんですか!?」

「」
「」
「」
「」

大和「傀儡達が一瞬で……?」

信濃「随分と大体なコソ泥ですね」

大和「…貴女がこれをやったんですね」

信濃「緊急通信を受けたと思ったらこんな事になっていただなんて…」

27 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 21:26:23.19 8NhmixzY0 14/469

信濃「その艤装は私のものです。返してもらいますよ」

大和「そうはいきません…」ギラッ

信濃「そう…貴女も選ばれたのね」スッ

大和「空中に手を…?」

信濃「来なさい、獣の槍」シュンッ

大和「……それに選ばれたのですね」

信濃「私の前では傀儡なんて人形以下。この槍は邪なるものを貫くの」

28 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 21:27:48.21 8NhmixzY0 15/469

大和「ですがそれは大和には効きません」チャキッ

信濃「これがただの槍でないことは貴女も知っているでしょう?」

大和「その言葉…返します」

信濃「……」

大和「……」

信濃大和「「勝負!!」」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

29 : 以下、名... - 2019/04/29 21:29:24.99 4REZnLj20 16/469

あまりに威力が高すぎるあまり
刃をぶつけ合うだけで施設がひとつ吹っ飛ぶ

33 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 22:00:26.81 8NhmixzY0 17/469

ガキィィンッ!

信濃「ぐ……!」ビリッ

大和「力が……!!」ビリビリ

ビシッ、ビキビキビキ…

信濃「この施設が戦いに耐えられない…!」

大和「崩れる…!」

信濃「でも…」

大和「引くわけには…」

信濃大和「「いかない!!」」ギィンッ

34 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 22:03:48.50 8NhmixzY0 18/469

早霜「うふふ…艤装は回収したわよぉ」

信濃「なに!?」

大和「今です!」ガキィンッ!

信濃「ぅぐっ…!」

早霜「早く来て、ここはもう崩れるわぁ」

大和「援護感謝します」

早霜「老幹部に言われたからよぉ」

信濃「待ちなさい!行け、獣の槍!」ビシュッ

早霜「あら…残念ね」バシュッ

カランカラン…

信濃「消えた……」

ゴゴゴゴゴ…

信濃「…今は逃げるしか無いか。でも顔は覚えましたよ」

36 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 22:08:11.07 8NhmixzY0 19/469

ーー某所

大和「瞬間移動までできるようになったんですね」

早霜「貴女達のお陰よぉ。私から取ったデータを新型傀儡の実験に使ってたのよねぇ?その傀儡は未熟だけど能力を持っていたの」

早霜「その傀儡を殺して食べたら……うふふふふ…」

大和「それでまた能力を手に入れたんですね」

早霜「リスポーンに瞬間移動…怖いものは無いわぁ」

大和「何にせよ助かりました。新型艤装も回収できて万々歳です」

早霜「力を貸してくれたんだもの、協力はするわよぉ」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

38 : 以下、名... - 2019/04/29 22:08:52.99 PMnahgvDO 20/469

大和
あの槍が使用者に選ぶのは人間…噂でしかないと思っていましたよ、元人間の艦娘が居るというね…あれはおそらく人間の側に立って戦争を終わらせようとします。私達の障害ですね

43 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 22:29:48.73 8NhmixzY0 21/469

早霜「それにしてもこの艤装…艦娘では動かないはずよねぇ?」

大和「それは大和達艦娘では動かせません」

早霜「あら…でもこれは信濃が動かすんでしょう?」

大和「早霜さんはあの槍は知っていますか?使用者に選ばれるのは人間なんです」

早霜「邪なるものを貫く槍よね…」

大和「つまり彼女は人間なんです。人間の艦娘…噂でしかないと思っていましたが…」

早霜「もう実用段階までになってたのねぇ」

大和「あれは恐らく人間の側に立って戦争を終わらせようとします。大和達の障害ですね」

早霜「それは大変ね…」

44 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 22:34:00.93 8NhmixzY0 22/469

大和「早霜さん、貴女の能力でどこに飛ばせますか?」

早霜「行ったことのある所か…よーく知ってる場所ねぇ」

大和「なら大和を大本営の…」

早霜「ごめんなさいね、行ったことのある場所っていうのは、この能力を得てから行ったことのある所なの」

大和「そうなんですか…」

早霜「焦らなくてもいいわよ、施設を潰されて向こうは大慌て。待っていれば動き出すわ」

大和「そうかもしれませんね…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

49 : 以下、名... - 2019/04/29 22:51:21.75 7Gl+Lc/Qo 23/469

第一線から退いていたブランクを感じた大和さん
感覚を戻すため特訓する

53 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 23:06:23.95 8NhmixzY0 24/469

大和「早霜さん、付き合ってくれませんか?」

早霜「あら…私は朝霜姉さん一筋なんだけど」

大和「違います、特訓したいんです」

早霜「貴女程の力があるならその必要は無いんじゃないの?」

大和「大和はまだ未熟です。あの信濃に傷を負わせることができませんでした」

早霜「あれは相手が悪いわ、大和では無理よ」

大和「でも早霜さんなら倒せましたよね?」

早霜「初見殺しが決まればの話ね」

54 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 23:09:23.80 8NhmixzY0 25/469

大和「それに貴女には能力があるじゃないですか」

早霜「うふふふふ…なら貴女もそうなればいいのよ」

大和「……」

早霜「能力開発された傀儡を殺して食べれば貴女にも能力が目覚めるはずよ?」

大和「早霜さん……色々と教えてくれますか?」

早霜「任せておきなさい…うふふふふふふ……」

55 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 23:13:21.95 8NhmixzY0 26/469

ーー大本営

「例の艤装が何者によって略奪されました」

「施設も崩壊、炉心も再起不能です」

「核燃料が無事でメルトダウンも起きなかっただけ奇跡かと」

「やったのはあの組織だろうな…」

「元帥達と通じていたというあの組織ですね」

「艦娘もどきの傀儡を使って第三勢力になるのが目的だとか」

「深海棲艦とも取引があるようです」

「厄介な相手だ……」

57 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 23:16:50.44 8NhmixzY0 27/469

「ここはアレを使うしか無いのではないですか?」

「……」

「報復が怖い。向こうの規模が分からないんだ」

「我々が撃ったとは分からないはずです。アレの存在を知るのはここに居る役員のみです」

「じゃあ誰が撃ったと言い訳する?あんなものを民間が持っていると思うか?」

「組織ですら持ってないはずだ。使い方を間違えれば大勢の人が死ぬ」

58 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 23:22:20.37 8NhmixzY0 28/469

「いや…擦り付ける相手なら居る」

「深海提督だ。核に汚染された金塊を持っているなら核を持っていても不思議ではない」

「彼は全ての深海棲艦を従えてると言ったそうじゃないか。なら多少のオーバーテクノロジーを持っていても不思議ではない」

「決まりですか」

「そうですな」

「局地殲滅兵器、八島を起動する」

「目標は組織中枢部。発射は明日明朝」

「エネルギー充填を急がせます」

60 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 23:28:18.02 8NhmixzY0 29/469

ザザザ…ザァァァァァ…

八島「本当はまだ先の予定だったけど、とうとう名前が出ちゃったし特別に話してあげる」

八島「あたしは八島。遠い未来であたしは虐殺兵器としてこの世界に蹂躙する」

八島「あたしが殺したのは数百万じゃきかない。それくらい殺しに殺したの」

八島「こんな事言われても信じられないかもしれないけど本当なんだよ。そもそもそっちに艦娘が居ない方が不思議で仕方ないよね」

八島「信じられないかもしれないけど、これまでに何度も理想郷の扉は開かれてるの。そうだなぁ、一番分かりやすいのは人間かな」

八島「まさか皆んなは猿が人間になったなんて思ってないよね?そんな事ありえない。西暦が始まって二千とちょっと経つけどさ、猿って進化してる?」

八島「人間が言うには数万年かけて進化したのと偶然が重なったんだよね?じゃあ数千年経ったら少しでも進化してないとおかしいじゃん」

八島「ほんとに人間ってこじ付けが大好きな生物だよね~」

61 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 23:35:11.27 8NhmixzY0 30/469

八島「最初の猿は遠くに行くこと。歩くことを願った。そこから二足歩行が始まった」

八島「次は知ること。知識を持ちたいと願った。だから脳みそが大きくなった」

八島「そこから何度も何度も理想郷の扉は開かれたよ。ピラミッド、ナスカ、ストーンヘンジ、前方後円墳。これは全部理想郷の扉を開けた後だよ」

八島「世界にはまだまだあるけどさ、パッと思い付くのはこれくらいかな~」

八島「あ、言ってて思い出したよ。前方後円墳がなんであんな形してるのか…ほんと解説みて笑っちゃったよ。どうみても鍵穴なのにあんな理由こじ付けちゃってるんだもん」

八島「扉が開かれるたびに世界の常識は塗り替えられる。あたし達から見たら人間ってほんと面白い生き物だよね」

八島「ひょっとしたらこっちとそっちの違いは扉が開いたかどうかの違いかもね~~」

62 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 23:38:30.62 8NhmixzY0 31/469

八島「ま…無駄話はこれくらいにして、後はみんなに託す番かな」

八島「不本意だけど名前が出ちゃったからこれからあたしは名乗るし、そのつもりでいるよ」

八島「いっとくけど人間があたしを思い通りにできるとは思わないでね?」

八島「じゃ、後は頑張って~ハッピーかバッドかはみんなにかかってるからね」

八島「それじゃあ八島でした。近いうちに会わないことを祈ってるよ」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

63 : 以下、名... - 2019/04/29 23:40:30.60 PMnahgvDO 32/469

盗聴されていたのに気付いていなかった大本営上層部
政府機関の捜査が入る
そうやって玩具を使いたがるのは軍人の悪い癖だ、これ以上の火種を振り撒くのは止めてもらおうと捜査員

69 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 23:50:44.63 8NhmixzY0 33/469

ーー

「八島の様子はどうだ」

「問題無いそうです。予定通り発射は可能です」

「組織に動きはあるか?」

「今のところありません」

「こちらの情報が漏れたということは無さそうですね」

「やはり我々には裏切り者は居なかった」

「あの襲撃は組織単独ということが証明されましたな」

70 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 23:53:50.97 8NhmixzY0 34/469

「八島の準備はそのまま進めろと返信を」

「……」

「おいどうした?」

「反応が…無くなりました」

「どういうことだ?」

捜査員「そこまでだ!全員手を上げろ!」

「な…!?」

「誰が裏切ったんだ!?」

捜査員「誰も裏切っちゃいないさ。ここの会話を盗聴していただけだ」

「なんだと!?」

捜査員「お前達は我々が包囲した。諦めて投降してもらおう」

71 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/29 23:56:42.44 8NhmixzY0 35/469

「お前達は何をしているのかわかるのか!?ここで組織を叩かなければこの国は…!」

捜査員「そうやって玩具を使いたがるのは軍人の悪い癖だ。これ以上の火種を振り撒くのは止めてもらおうと」

捜査員「八島を使わなくても方法はある。後は我々の仕事だ」

「クソ…!盗聴されていたとは……」

「おい…まだ……」ヒソヒソ

捜査員「そこ!勝手に話すんじゃない!」

捜査員「とりあえず全員逮捕だ。大人しくついてきてもらおう」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

73 : 以下、名... - 2019/04/29 23:59:28.48 7Gl+Lc/Qo 36/469

セカンドバイパスで発射強行+>>66

66 : 以下、名... - 2019/04/29 23:44:00.09 jISmAWLnO 37/469

予定通り八島発射
なお組織の基本機能は概ね各地の支部に退避済

81 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 00:12:54.02 lm66e0OZ0 38/469

ゴゴゴゴゴ…

「……」

捜査員「……なんだ地震か?」

「ふん、ここに来るのが遅かったようだな」

捜査員「貴様っ!」

「八島の発射は確定していた。我々に裏切り者がいる可能性があったからな」

「こちらからの指示が無くとも発射される」

「八島が壊れない限り、これからも発射は続くだろう」

「これは大本営の意思だ。私達を捕まえても無駄だ」

捜査員「……コイツらを連行しろ」

82 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 00:16:01.33 lm66e0OZ0 39/469

ーー某所

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

老幹部「ぬぉぉぉぉぉぉ!凄い揺れじゃ!」

大和「老幹部さんは大和が守ります」

早霜「そんなことしなくても、私のリスポーン地点のこのシェルターなら傷一つ付かないわよ」

老幹部「地下に広がるように施設を広げておいて正解じゃったな」

大和「まさかあんな兵器を隠し持っていたなんて…」

早霜「それは私も予想外だったわ」

83 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 00:18:39.21 lm66e0OZ0 40/469

老幹部「被害はどれくらいになりそうじゃ?」

大和「老幹部さんお気に入りの茶室から半径1キロ、深さ100メートルの地点までは溶鉱炉のようになってますね」

老幹部「凄まじい威力じゃな…」

早霜「研究所も随分潰されたわね」

老幹部「苦労して広げたんじゃがな…」

86 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 00:23:29.22 lm66e0OZ0 41/469

老幹部「なんとか傀儡の施設が無事だったのは救いじゃな」

大和「引き続き研究も進められます」

早霜「それに…信濃から奪った艤装もあるわ」

老幹部「じゃが暫くは大人しくしてた方が良いかもしれんの。大本営の連中にはワシらが死んだと思ってくれとった方が都合が良い」

大和「それはそうですね」

早霜「まずは八島を無効化してからの方が良さそうね」

老幹部「大本営の連中を少し甘く見過ぎとったかもしれんのぉ…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

87 : 以下、名... - 2019/04/30 00:26:32.97 lmYdYMAlo 42/469

早霜に整備士の捜索を依頼する老幹部

92 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 00:37:05.61 8BH534MMO 43/469

老幹部「早霜、少し頼まれてくれんか?」

早霜「何を…かしら?」

老幹部「傀儡の元になったものを作った整備士の男を探して欲しいんじゃ」

大和「今自由に動けるのは貴女しかいません」

早霜「そうね…私の瞬間移動ならこの状況でも動けるわ」

老幹部「彼が居てくれれば傀儡の精度も高まる。八島のせいで失われた機能を補うには十分過ぎるじゃろぅ」

大和「早霜さん、お願いできませんか?」

早霜「そうね…喜んで協力させてもらうわ」

老幹部「ほっほっほっ!やはり早霜を仲間にしたのは正解じゃったな!」

大和「流石は老幹部さんです」

早霜「確か朝霜のいる鎮守府に…居場所を知ってる子が居たわよね。その子をイジめれば…うふふふふふふ…ははははは!」

ーー

107 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 19:50:40.83 lm66e0OZ0 44/469

ーー

呂500「昨日の夜に隕石が落ちてきてとんでもないことになったって大騒ぎですって!」

呂500「落ちた場所から半径5キロは立ち入り禁止らしいですって。深さも相当なクレーターができてるらしいです」

呂500「でも変なのは事前に予告がなかったことですって。あれだけの大きさのものが落ちてくるなら予想できたはずです」

呂500「誰かが何かを隠している…?でもそんなことをする意味が分かりませんって」

呂500「隕石が落ちたのは誰かの私有地で被害は建物が壊れたくらいです。人が亡くなったりはしてないしうですって」

呂500「不思議なこともありますね…」

108 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 19:54:50.01 lm66e0OZ0 45/469

呂500「でもろーちゃんには関係ありませんって。今日はでっちのお店を手伝いに行きますって!」

呂500「でっちのランチは美味しいですって!手伝いながらまたつまみ食いして…そうだ、あの子狸も可愛がってあげたいですって!」

呂500「ふんふ~~ん!楽しみですって!」

「…動くな」チャキッ

呂500「ひ…!」

早霜「私が誰か…分かるわねぇ…?」

呂500「……!」コクコク

早霜「そう…なら話は早いわ…このまま言う通りに歩いて。逆らうと…殺すから」

呂500「ひ…ひ……!」

早霜「うふふ……こんなに簡単にいくなんて…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

109 : 以下、名... - 2019/04/30 20:01:59.65 0X5dUYEqO 46/469

ろーから深海提督の居場所を聞き出す早霜
ろーが言うには整備士は深海提督のところにいるらしい

115 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 20:10:34.18 lm66e0OZ0 47/469

ーー

早霜「ここなら誰も来ない…叫び声をあげてもいいわよぉ?まぁそうしたら殺すけど…」

呂500「……!」ブンブン

早霜「そう…じゃあ貴女に質問するわ。整備士は今どこに居るの?」

呂500「う…!」

早霜「貴女は場所を知っているのよね?誤魔化しても無駄よ」

呂500「い…言います……!」

早霜「そうよねぇ…死にたくないものねぇ…」

117 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 20:13:42.49 lm66e0OZ0 48/469

呂500「今整備士さんは…深海提督と居ます…」

早霜「どうして?」

呂500「深海海月姫さんの胞子を…治療に活かせるかもしれないからって…」

早霜「へぇ…?それは知らなかったわ……」

呂500「ひ、ひ、ひ……!」

早霜「あら…貴女はこういうの慣れてないの?首筋に刃物を突きつけられたことも無いのね」ギラッ

呂500「ひぃっ……!!」

118 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 20:17:10.50 lm66e0OZ0 49/469

チョロチョロ

呂500「や…だ……!」

早霜「うふふ…漏らすだなんて貴女もいい反応してくれるわね。貴女で遊ぶのも悪くないかもしれないわ」

呂500「ひ……ぐ…っ…!」

早霜「…整備士と深海提督はどこにいるの?」

呂500「それ…は………」

早霜「……」ギラッ

呂500「…××の海域の……元深海棲艦の基地…ですって…」

早霜「そう…大人しく教えてくれてありがとう」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

120 : 以下、名... - 2019/04/30 20:20:19.65 Ma78tJzjO 50/469

じゃあ貴女はもう用無しね?サ・ヨ・ウ・ナ・ラ

126 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 20:36:04.42 lm66e0OZ0 51/469

早霜「じゃあ貴女はもう用無しね?サ、ヨ、ウ、ナ、ラ」ドスッ

呂500「え…………」

早霜「うふふふふ…貴女と遊ぶのも楽しかったわよ?」

呂500「う…そ………」ドロッ

早霜「嘘なんか付いてないわ。誰も最初から助けるなんて言ってないもの」

呂500「そ……な…」ドサッ

127 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 20:44:22.28 lm66e0OZ0 52/469

早霜「小便と血に塗れて死んでいくなんて惨めで救いようが無いわね」

呂500「ぁ……」

早霜「この子はもう用済み、次は整備士ね。少し遠いから瞬間移動を継いでいかないと無理ね」

早霜「いえ…海の上に移動は無理だったわ。だから一番近い陸地から…」ぶつぶつ

呂500「だ…れ………た……」

早霜「深海提督は要らないのかしら?一度帰って相談ね…」

呂500「…………」

呂500「……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

129 : 以下、名... - 2019/04/30 20:46:04.78 MW9nj5Eb0 53/469

呂500の遺体処理を行う早霜

133 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 20:59:05.18 lm66e0OZ0 54/469

ーー某所

早霜「帰ってきたわよ…」バシュッ

大和「お疲れ様です、場所は聞き出せましたか?」

早霜「もちろんよぉ。そしてこれはお土産」ドサッ

老幹部「なんじゃその麻袋は?」

早霜「これの中身は潜水艦よ。傀儡の研究に役立てて頂戴」

大和「殺したんですか?」

早霜「殺すつもりは無かったのよ?でも抵抗したからつい…」

大和「そういうことなら仕方ありません。彼女は世界の為に犠牲になったんです」

早霜「そういうことねぇ…」

134 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 21:04:01.08 8BH534MMO 55/469

老幹部「傀儡の調整に艦娘はいくらあっても良いからの。死んでしまったのは残念じゃが彼女の死は無駄にはせん」

大和「整備士さんの場所を聞き出すだけでなくこんなお土産まで持って帰ってきてくれるなんて…貴女は素晴らしいです」

早霜「そうそう…これだけの為に帰ってきたんじゃないの。実は整備士と深海提督が一緒にいるみたいなよよぉ」

老幹部「ほぉ?」

早霜「深海海月姫の胞子を治療に役立てるとかで…行動を共にしてるみたいねぇ」

大和「そうだったんですか…」

早霜「それでどうする?深海提督はいらないの?整備士だけが必要なの?」

老幹部「ふむ…少し考えさせてくれんか」

大和「早霜さんはその間ゆっくりしていて下さい」

早霜「そうね、そうさせてもらうわぁ…」ニヤッ

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

135 : 以下、名... - 2019/04/30 21:05:00.94 0X5dUYEqO 56/469

ろーがいなくて慌ただしくなってる足りないもの鎮守府

139 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 21:17:21.49 lm66e0OZ0 57/469

ーー

提督「街の監視カメラはどうだ!?」

村雨「許可をもらって調べたけど、映ってないわ…」

龍驤「誰かに拐われたと違うんか!?」

伊8「その可能性はありますね…」

伊168「潜水艦でも艦娘なのよ?そう簡単に拐われたりする?」

村雨「相手が民間人だけとは限らないわ。それこそ組織とか色々あるわよ」

140 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 21:20:37.81 lm66e0OZ0 58/469

伊58「ろー…ろーがぁ……」

伊58「ごーやが…手伝いを断れば良かった…そうすれば……」

提督「まだ諦めるのは早い。何かに巻き込まれた可能性はあるが、死んだとは限らない」

龍驤「監視カメラに映ってなくても誰かが見とるかもしれん!なんとしてでも探すんや!」

伊8「もちろんです。私達は海の方から探します」

伊168「私は陸路から探してみるわ」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

145 : 以下、名... - 2019/04/30 21:25:36.63 MJYA40IiO 59/469

艦娘の拉致被害という事で大本営にもその噂が流れてくる。
もちろん老提督の耳にも届く

155 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 21:45:26.10 lm66e0OZ0 60/469

ーー

綾波『ちょっと聞きましたよレ級様!』

レ級「…何がだ」

綾波『そっちの艦娘が誘拐されたんですよね!大本営も騒いでますよ!』

レ級「だからどうした」

綾波『どうしたって…艦娘が拐われるなんて大事件ですよ!?』

レ級「あたし達は助けるだけだ。邪魔するな」

綾波『邪魔って…どうせ連絡がくると思って先にこっちから連絡したのに!』

156 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 21:50:35.48 lm66e0OZ0 61/469

綾波『拐われた艦娘を探すより提督さんに言い訳を考えるように伝えて下さい!このままだとそっちの提督はクビですよ!』

レ級「……」

綾波『いいですか?誘拐された艦娘は精神的に不安定で自分の意思で出て行ったと伝えて下さい。そうすれば提督さんに処分はありません』

綾波『探すのはその後でもいいじゃないですか。もっとも、もう生きては…』

レ級「それ以上喋ると殺すぞ」

綾波『ひっ…!だってレ級様!冷静に考えて下さい!艦娘を生かしたまま捉えるなんてメリットが…』

レ級「次会った時覚えてろ」ピッ

レ級「……クソ…!そんなのはこっちも分かってるんだよ!!でも提督が認めるわけないだろ!」

レ級「せめて…死体は見つけてやりたいな……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

158 : 以下、名... - 2019/04/30 21:54:20.25 lmYdYMAlo 62/469

傀儡のろーが帰ってくる
(早霜関係の記憶は都合のいいように書き換えられ、なおかつ無意識のうちに情報を組織に送り続けている)

159 : 以下、名... - 2019/04/30 21:57:21.90 0X5dUYEqO 63/469

>>158

161 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 22:04:23.25 lm66e0OZ0 64/469

ーー

呂500「ご心配かけて申し訳ありませんって…」

提督「全く…どれだけ心配したか……」

龍驤「怒るのはまた今度や。今は無事帰ってきてくれたことを褒めたろ」

村雨「呂500は誰かと二人で居たことは民間人が見ていたの。きっとその人に連れ去られたのね」

龍驤「でも肝心の呂500は何も覚えてないんやろ?」

呂500「はい…気付いたらでっちのお店の前に居ましたって」

163 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 22:07:55.14 lm66e0OZ0 65/469

伊58「ろ~~~~~!あぁぁ~~!」

伊8「大泣きですね」

伊168「一緒にお店をやってた仲だもの。そりゃあ心配するし、帰ってきて嬉しいわよ」

呂500「でっち、心配かけてごめんなさいですって…」

龍驤「呂500、帰ってきて早々で悪いんやけど精密検査してくれるか?」

提督「もし男に連れ去られて乱暴されていたなら…」

呂500「分かりました、どうぞ調べて下さいって!」

伊58「ろー、ろー……」

呂500「もうろーちゃんはどこにも行きませんって。安心して下さい」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

166 : 以下、名... - 2019/04/30 22:17:15.83 gvdaq6u3o 66/469

戦争を続けることは無秩序を許すわけではない
整備士を連れ戻したら早霜の扱いをそろそろ考える始める必要があるかのと話す老幹部と大和

167 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 22:28:51.36 lm66e0OZ0 67/469

ーー某所

大和「深海提督さんもこちらに連れて来るんですね」

老幹部「そうじゃの。彼もある意味被害者じゃからな」

大和「早霜さんのことです、きっとどんな手を使ってでも連れてくるでしょうね」

老幹部「戦争を続けることは無秩序を許すわけではないんじゃ。整備士を連れ戻したら早霜の扱いを考えなければいかんかもしれんのぉ」

大和「そうですね。早霜さんはやり過ぎです」

168 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 22:31:57.26 lm66e0OZ0 68/469

老幹部「早霜を放っておくと新たな火種になってしまう。彼女は強くなり過ぎたんじゃ」

大和「リスポーン地点を握っている大和達に負けはありません。整備士さんと深海提督を連れてきたら早霜さんは処分ですね」

老幹部「それが終わったら死体を傀儡の研究所に回せば一石二鳥じゃな」

大和「後始末は大和にお任せ下さい」

老幹部「ほっほっほっ!頼もしいのぉ、流石は大和じゃ!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

169 : 以下、名... - 2019/04/30 22:35:22.96 r3jloD6Mo 69/469

傀儡とは断定できないがナニカサレタ形跡がろーちゃんから見つかるとの検査結果を受け取る提督
どうするべきかメンバーを絞って会議

174 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 22:46:57.52 lm66e0OZ0 70/469

ーー足りないもの鎮守府、会議室

提督「…集まってもらったのは呂500についてだ」

龍驤「精密検査の結果、呂500は体をいじられとることがわかった」

千歳「まだ傀儡だとは確定できないけど、こっちには不利な細工が施されていたことは確かよ」

村雨「本人の意思とは関係なくこちらのデータや情報を送っているの」

龍驤「それだけ聞いとったらほぼ傀儡で間違いなさそうやな…」

175 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 22:51:36.48 lm66e0OZ0 71/469

時雨「僕の例から言って、呂500は殺された後脳を取り除かれて、傀儡の体に入れられたんだと思う」

伊58「ろーが…殺された……」

村雨「申し訳ないけどそれは確定よ。ねぇ千歳さん?」

千歳「…これが前の騒動の時に取った呂500のデータ。そしてこれが今日取ったデータよ」スッ

提督「素人の俺でも分かる……これは…全くの別物だ」

龍驤「この会議では呂500をどないするかって話や。一番現実的なんは幹部さんの所で預かってもらうことやと考えてる」

千歳「もしくはデータを送っている装置を取り除ければ良いんだけど、そんなことをすればすぐにバレるわ」

村雨「処分というのも…考えないといけないわ」

伊58「そんな!ろーはちゃんと生きてるんでち!処分だなんて…!!」

提督「……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

176 : 以下、名... - 2019/04/30 22:53:26.78 rOcyXPF4o 72/469

整備士に連絡すべきだとの意見が上がる

180 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 23:10:31.28 lm66e0OZ0 73/469

提督「…整備士に連絡は取れないか?彼なら良い考えを教えてくれるはずだ」

龍驤「呂500と…伊401が知っとるんやんな」

村雨「なら連絡を取ってもらいましょう」

時雨「傀儡の生みの親みたいなものだからね。きっといい答えをくれるはずさ」

伊58「ろー……ろー…」

千歳「…伊401ちゃんを呼んでくるわね」

181 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 23:16:15.36 lm66e0OZ0 74/469

ーー

伊401「すいません、連絡が取れません…」

千歳「そう…残念ね」

時雨「今までこういうことはあったのかい?」

伊401「ありません…返事は無くても通信は通じてたはずなのに…」

村雨「ひょっとしたら呂500を拐った連中が整備士も?」

龍驤「…ありえへん話やないな」

提督「……」

182 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 23:25:57.79 lm66e0OZ0 75/469

伊58「…ろーは死んでないでち!何を勝手に言ってるんでちか!」

村雨「伊58、現実を見るべきよ」

伊58「ろーは殺されてない!提督もふざけるなでち!」

提督「……」

伊58「こんな会議何の意味も無いでち!ごーやはもう知らんでち!」バタン

龍驤「…気持ちは分かるわな。死んだ証拠はデータだけや」

千歳「可哀想だけど、しょうがないわよね…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

183 : 以下、名... - 2019/04/30 23:27:25.91 MW9nj5Eb0 76/469

やはり警察からも失踪に関する情報は巡ってこない
すべては藪の中

190 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 23:37:43.45 lm66e0OZ0 77/469

ーー

龍驤「陸の警察から連絡は来たけどやっぱり証拠も何も無いって。犯人は用意周到やったみたいやね」

提督「監視カメラの無い道や場所を熟知していた…」

龍驤「ほんまにろーが拐われたどうかは藪の中や。確かなのは今の呂500は艦娘や無いってことや」

提督「……呂500が…」

龍驤「司令官が苦しんでる時に頑張ってくれたろーは…殺されたんや……」

提督「なぜ…呂500が狙われなければいけなかったんだ……」

191 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 23:44:56.20 lm66e0OZ0 78/469

龍驤「ウチらを狙ったんか何か他に理由があったんかは分からん。分からんのや……」

龍驤「ウチのせいで無茶することになって…苦しいことの方が多かったはずやのに……」

龍驤「こんなん…あんまりやろ……」

提督「ぐ…ううぅ……!」

龍驤「…司令官。キミにはまだ仕事が残っとる。泣いとる場合と違うで」

龍驤「呂500はウチらにとって危険な存在や。不知火や陽炎とはまた違う傀儡なんやで」

龍驤「考えたくは無いけど処分も選択肢に入るで。どんな理由にせよこの鎮守府には置かれへん」

提督「……」

龍驤「キミの選択は誰も非難せぇへん。皆んな分かってくれるよ」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

193 : 以下、名... - 2019/04/30 23:46:39.84 0X5dUYEqO 79/469

ろーは58の手伝いに専念してもらうことにする

195 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/30 23:54:06.70 lm66e0OZ0 80/469

ーー

提督「伊58、呂500の事で話がある」

伊58「…なんでち」

龍驤「呂500はそっちで面倒見てくれへんか?」

伊58「……」

龍驤「呂500の通信装置はどうやっても取れれへん。このままやったら解体しかないんや」

提督「それだけは避けたい…呂500は解体したくないんだ」

196 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/05/01 00:01:29.22 6fgSUdQg0 81/469

龍驤「呂500は病気の悪化で療養が必要やって書類は千歳に用意してもらった」

提督「鎮守府外で生活することに矛盾は無い状況だ」

龍驤「伊58やから呂500を託したいんや。頼む…」

提督「迷惑はかけない。だから呂500を預かって欲しい」

伊58「安価」

下1~3高コンマ 伊58の台詞や行動などを

199 : 以下、名... - 2019/05/01 00:03:13.75 cknOgjIhO 82/469

あたりまえでち

200 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/05/01 00:10:31.41 6fgSUdQg0 83/469

伊58「当たり前でち。断る理由が無いでちよ」

龍驤「うん…お願いな」

提督「俺では呂500は守れなかった…」

伊58「泣くんじゃないでち、気持ち悪い」

龍驤「呂500には…伊58から言うたって……」

伊58「はいはい、後は任せとけでち」

201 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/05/01 00:12:42.94 6fgSUdQg0 84/469

ーー

伊58「ろー、話は聞いてるでちか?」

呂500「でっち…」

伊58「病気の悪化じゃ仕方ないでち。誰かにイタズラされた時のが原因でちね」

伊58「記憶を無くすなんて相当でち。落ち着くまでごーやのお店を手伝ってくだち」

伊58「さ…お店に行くでちよ」

呂500「安価」

下1~3高コンマ 呂500の台詞や行動などを

204 : 以下、名... - 2019/05/01 00:14:24.64 t+TsmZc10 85/469

なんだかワクワクドキドキですって!頑張りますって!

205 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/05/01 00:25:37.00 6fgSUdQg0 86/469

呂500「なんだかワクワクドキドキですって!頑張りますって!」

伊58「はぁ…ろーは病気で休むんでちよ?ワクワクしてどうするんでちか」

呂500「は…!」

伊58「ろーが来るんでちから明日からランチは毎日営業でち。覚悟してるんでちよ?」

呂500「が、頑張りますって!」

伊58(ろーの面倒は一生ごーやが見るんでち。もう…死なせたりしないでちよ)

ーー

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