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【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その3【安価】(1)
ーー
千歳「今日もまた酷くやられちゃったわね」
弥生「全部…弥生が悪いんです…」
千歳「弥生は繰り返し叢雲に暴力を振るっていた。怪我をしても血が出ても御構い無しだったものね」
弥生「そうすることしか…知らなかったんです…」
千歳「叢雲はそんな貴女を卯月だと思って依存していた。冷静になれば貴女は卯月のフリをした弥生だって気づくチャンスもあったはずよ」
千歳「でも叢雲は冷静になるどころか逆に悪化していったわ。それだけ激しい暴力を叢雲に加えていたのね」
千歳「今まではそれで良かったかもしれない。でも貴女の正体がバレてからそうはいかなくなったわね」
千歳「叢雲は卯月も弥生も愛してもらうとは言ってた。でも心の底ではそうは思えなかったかもしれないわね」
千歳「よくも今まで騙していたなって考えもあったはず。それが叢雲からの暴力の元になってるのよ」
弥生「わかってます……弥生が…全部悪いんです……」
千歳「叢雲の精神状態は最悪よ。もう何があってもおかしくないの」
弥生「……」
千歳「叢雲はちゃんとした施設に入れた方が良いかもしれないわね…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
238 : 以下、名... - 2019/04/18 19:46:49.60 ms4GlulKO 121/477叢雲の本音を聞き出すためにヒアリング
ストッパー役はちゃんと十二分に準備して
ーー隔離室
叢雲「わざわざ呼び出して何よ」
千歳「少しだけヒアリングをしたいなって思って」
叢雲「そこに居るのは?」
神通「気にしないで下さい…」
叢雲「はぁ…もう少しマシな言い訳でもしなさいよ。私が暴れた時のストッパー役なんでしょ」
神通「……」
千歳「ちょっと露骨過ぎたかしら…」
叢雲「…で、私に聞きたいことってなによ」
千歳「ある程度は分かってると思うけど、弥生と卯月の事についてよ」
千歳「最近弥生に対しての暴力が酷くなってきてるわよね。それって弥生の事が許せないから?」
千歳「このまま暴力が続くなら貴女の入院も考えてるの」
叢雲「……」
千歳「貴女は弥生と一緒に居るのがよくないかもしれないわ。だから叢雲の本音が聞きたいの」
叢雲「安価」
下1~3高コンマ 叢雲の台詞や行動などを
245 : 以下、名... - 2019/04/18 20:05:53.92 Qy7LFPIOo 124/477そんなの卯月様にも会えなくなるじゃない…嫌よ…
叢雲「入院だなんて…そんなの卯月様にも会えなくなるじゃない…嫌よ…」
神通「叢雲さん…」
叢雲「……弥生にも卯月にも会えなくなるから嫌」
千歳「でもね、叢雲の状態はかなり悪いの。今も卯月様って呼んでたでしょ?」
叢雲「……」
神通「このままだと…」
叢雲「…わかったわよ。もう弥生を殴ったりなんかしないわ」
千歳「本当に大丈夫?」
叢雲「平気よ……」
神通「どうしますか…?」
千歳「とりあえずは様子見ね。また弥生を殴ったりしたら…わかってるわね?」
叢雲「わかってるわよ…」
千歳「じゃあヒアリングはこれで終わりよ。お疲れ様」
叢雲「なによ千歳も神通も……自分のことは自分がわかってるのよ」
叢雲「本当に…イライラするわね……」
叢雲「…弥生の所に行きましょう。今日は弥生の日だから途中で代わる事はないわ」
叢雲「弥生……弥生………卯月様…」
叢雲「早く行って……卯月様を…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
253 : 以下、名... - 2019/04/18 20:28:52.06 08loZBQDO 128/477弥生
私はもう殴ったりしない
こんな愛情表現はやっぱりおかしいもの
だから叢雲も一緒に頑張ってみないかと
ーー弥生(卯月)の部屋
叢雲「弥生!千歳の呼び出しが終わったからまた相手して!」
弥生「叢雲…それなんだけどね…」
叢雲「なによ」
弥生「私はもう…叢雲を殴ったりしないよ…こんな愛情表現は…やっぱりおかしい…」
叢雲「は…?」
弥生「だから叢雲も…一緒に頑張ってみない…?一人だと辛いけど…私と二人でなら…」
叢雲「ちょ……待ちなさいよ…」
弥生「叢雲のこと…好きなのは変わらないよ…でも…こんなのダメ…」
弥生「殴ったりしなくても…ちゃんと気持ち…伝えるから…」
弥生「だから…叢雲も……」
弥生「ね……?今からでも…ちゃんとした…関係になろ…」
弥生「いいよね…叢雲……?」
叢雲「安価」
下1~3高コンマ 叢雲の台詞や行動などを
258 : 以下、名... - 2019/04/18 20:39:06.13 g/ZEQibTO 131/477叢雲
今までのは愛じゃなかった?ただ殴りたかっただけ?
……ふざけるなぁっ!
叢雲「今までのは愛じゃなかったの?ただ殴りたかっただけ?」
弥生「違うよ、そうじゃない…」
叢雲 「ふざけるなぁっ!!」バキッ
弥生「うぁ……!」
叢雲「私はアンタに子どもの産めない体にまでされたのよ!!それを…!」バキッドガッ
弥生「ごめ……ん…うっ…!」
叢雲「私は卯月様に殴られたいから生きてきたの!それが全部無し!?」バキッ
弥生「い…た………」
叢雲「私の気持ちを何だと思ってるのよ!!」ドガッ
弥生「ぁ……」
叢雲「ふざけるんじゃないわよぉぉぉ!!」バキッドガッバキッバキッ
弥生「…………ぉ…」
叢雲「貴女が私をこうしたのよ!自分のやってたことをやられてる気持ちはどう!?」バキッ
弥生「……」
叢雲「なんとか言いなさいよ!!」バキッ
弥生「……」
叢雲「ふざけるんじゃないわよ!黙ってれば良いと思ってるの!?」
叢雲「…いいわ、卯月様がそのつもりなら私だって考えがあるわ」グッ
叢雲「二度とそんな事が言えないように喉を潰してあげる」グググッ
弥生「……」
叢雲「貴女が悪いのよ。変な事を言い出すから」グググググッ
弥生「……」
叢雲「ついでに骨でも折っておこうかしら。そうすれば良いかもしれないわね」ググググググッ
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
266 : 以下、名... - 2019/04/18 21:00:44.76 08loZBQDO 135/477今度はやられっぱなしではない弥生のみぞおちへの一撃
このままのやり方を続けたら誰かが居なくなる、それでもいいのかと殴り合いながら説得
弥生「……!」ドガッ
叢雲「ぅぐ……!!」
弥生「げ…ほ………」
叢雲「みぞおちに……よくも!!」バキッ
弥生「うぁ…あ……」ドサッ
叢雲「もういい……二度と反撃できないような体にしてあげる!!」ガバッ
弥生「う……!」
叢雲「マウントを取ったわ。今から貴女を好き放題殴るから」
弥生「叢雲……」
弥生「このままだと……誰かが居なくなるよ…それでも…いい……の…」
叢雲「お前が言うな!!」バキッ
弥生「がっ……!!」
叢雲「お前が、お前が、お前が、お前がぁぁぁぁ!!」バキッバキッ
弥生「ぅ……」ビクンビクン
叢雲「許さない!絶対に許さない!!」ドガッ
弥生「む……ら…く………」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
277 : 以下、名... - 2019/04/18 21:20:08.91 zrj32O+vo 138/477弥生は入院することに
神通「そこまでですよ…」ガシッ
叢雲「あぁ!?」
神通「それ以上は…いけません…」
叢雲「知らないわよ!全部コイツが悪いのよ!」
神通「はい…だから弥生さんは…貴女に好き勝手に…殴られてたんです…」
叢雲「冗談はやめて!コイツは私のみぞおち殴ったばっかりよ!」
神通「そうしないと…死んでしまうからですよ…」
弥生「叢雲……」
叢雲「離しなさいよ!私は卯月様を……!」
神通「仕方ありませんね…」キュッ
叢雲「……ぉ」ガクン
弥生「神通…さん……」
神通「大丈夫です…気絶させただけですよ…」
弥生「そう…ですか……」
神通「叢雲さんは…このまま病院に運びます…」
弥生「…はい」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
283 : 以下、名... - 2019/04/18 21:30:57.87 08loZBQDO 141/477拘束された病室の叢雲に神通が言う
叢雲さん、貴女は解っていますか?弥生の身体は卯月のものでもあるという事を
貴女は一度に二人を殺しかけた
ーー病院
神通「叢雲さん…」
叢雲「なによ。こんな拘束されたんじゃ自由も何も無いんだけど」ギシッ
神通「そのお話は…提督さん達としましたよね…」
叢雲「ふんっ」
神通「叢雲さん…貴女は二人の人を殺そうとしたんですよ…」
神通「弥生さんの体には…卯月さんの精神も宿っているんですよ…?」
叢雲「そんなの知ってるわよ」
神通「知っててあんな事を…」
叢雲「じゃあ逆に神通に質問するわ。最初に暴力を振るったのは誰?」
神通「それは…」
叢雲「血が出るまで殴って、子どもの産めない体にしたのは誰?」
神通「……」
叢雲「全部卯月様のせいよ。アイツが私の人生を狂わせた」
神通「でも…」
叢雲「私の質問に答えてから喋って」
神通「……また…様子を見に来ますね…」ガチャ
叢雲「そうよね、逃げるしかないわよね。だって全ての始まりは卯月様なんだもの」
叢雲「私はこんな扱いをされてるのにアイツは……」
叢雲「…今に見てなさいよ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
292 : 以下、名... - 2019/04/18 21:51:04.80 8l+2CeaCO 144/477弥生もどうすれば良かったんだろうと自問自答で袋小路になってる
ーー
弥生「どうすれば良かったんだろう……」
弥生「私は…叢雲を喜ばせてあげたかっただけなのに……」
弥生「なんで…殴ったりしちゃったんだろう…」
弥生「暴力なんて…最低なのに……」
弥生「…………」
弥生「どうすれば良かったんだろう…」
弥生「叢雲を傷付けたのは私…先に殴ったのも私……」
弥生「……そっか…私が全部悪いんだ…」
弥生「……死のう」
弥生「私が死んでも……卯月がこの体を…動かしてくれる…」
弥生「私はもう二度と…表に出てこない……」
弥生「心の壊し方は…分かる……あとはそれをするだけ…」
弥生「……卯月にメモ…残しておこう……」
ーー翌日
卯月「ぅ…げぇ……全身…イタぁ…」
卯月「まーた叢雲がやらかしたっぴょんね…弥生は卯月の体でもあるっぴょん…」
卯月「さて…うーちゃんが眠ってる間に何があったぴょん?」
卯月「ん…?いつもの日記とは別にメモっぴょん?」
卯月「…………」
卯月「これはマズイっぴょん…とりあえず司令官に報告と相談っぴょん!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
302 : 以下、名... - 2019/04/18 22:14:08.36 CfCaYn+QO 148/477卯月
司令官に報告したあとに叢雲のところへ向かい、日記に書いてあった弥生と叢雲の対話の概要をみて、何で話をしっかり聞かなかったのか、弥生は愛を伝える別の方法を考えていたのにと話す
ーー病院
卯月「叢雲……」
叢雲「…卯月ね。どうしたのよ」
卯月「何があったのかは日記を読んだっぴょん」
叢雲「そう……」
卯月「何で弥生の話をしっかり聞かなかったぴょん?弥生は愛を伝える別の方法を考えていたっぴょん」
叢雲「もう……遅いのよ………私達は…傷付けあい過ぎたのよ…」
叢雲「卯月や…司令官には迷惑かけたわね…でも……もう大丈夫よ…」
卯月「何がっぴょん…?」
叢雲「私も…弥生の所に行くわ…」
卯月「そんなのダメっぴょん!叢雲は……ちょっと待つっぴょん…なんで…弥生のこと…」
叢雲「考えてる事は…同じなのよね……」
叢雲「私達のやってることは……皆んなの生きてる世界では…理解してもらえないのよ……」
叢雲「傷付く体の無い世界……そこしか生きる方法は無いの…」
卯月「そんな勝手なことは許さないっぴょん!叢雲は卯月のものでもあるっぴょん!」
叢雲「ええ…だから体は…卯月の好きにして……」
卯月「叢雲!!そんなのやめてぴょん!」
叢雲「もう……いいのよ…」
叢雲「弥生……私もそっちに行くわね……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
311 : 以下、名... - 2019/04/18 22:39:31.76 8l+2CeaCO 152/477深海棲艦に寄生された艦娘とは違い精神の自死はできなかった
弥生も卯月の周期が終わるとまた目が覚める
(こうしないと誰でも強く思い込むだけで死んじゃえるよね?)
ーー
弥生「…………」ムクッ
弥生「生きてる……なんで…」
漣「お前は漣とは違うからな」
弥生「……」
漣「私は漣に寄生しつつ共存していた。漣の精神は消えたというより私の寄生が完了したという表現が近いだろう」
漣「そう簡単に心は壊せない。壊せてたまるか」
弥生「いい……もう…」
漣「ふざけるのも大概にしろ」
弥生「……」
漣「死んだらそこで終わりなんだ。何故それが分からない?」
弥生「……」
漣「艦娘の考えることはまるで分からない…どうして漣もお前も死を選ぼうとしたんだ」
漣「死は逃げだ。生きることが戦いなんだ」
弥生「なら私は…負けていい……」
漣「だからふざけるなと言っているんだ」
弥生「……」
漣「生きろ。それがお前のやることだ」
弥生「……」
漣「答えを探す、謝る。そんな事は後にしろ。お前は生きる責任がある」
漣「叢雲にも同じことを言いにいくつもりだ。アイツも同じような事を考えているだろう」
弥生「叢雲……」
漣「生きろ……私は漣にそう言えなかった。言う暇も無かった」
漣「もうあんな思いはしたくないんだ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
321 : 以下、名... - 2019/04/18 23:06:57.99 57ERTwW5o 156/477うーちゃんが叢雲と弥生が起きてるタイミングで見せるよう撮っておいたビデオレターを見せられる二人
内容:間違えた行き違っただけで本当は愛してるのになぜ離れるのか。もしかして間違えたらやり直しなんてできないとでもいうのか。龍驤さんを侮蔑するのもいい加減にしろ(ここまで語尾無しモード)
…それでも二人が生きたくないっていうのなら…うーちゃんが二人は死んだら未来永劫離れるって呪ってやるっぴょん!
さあ!それが嫌なら二人とも諦めて先の事を三人で考えるっぴょん!……お願い、お願いします、一人にしないで…一緒にいて…
ーー病院
叢雲「私達に見せたいものって何よ」
弥生「……」
龍驤「それはウチらにも分からん。ただ卯月が二人に見せてくれって言われたもんを渡されたんや」
提督「病院からは特別に許可をもらっている」
叢雲「そう…なら早くしてよ……」
龍驤「弥生もええな?」
弥生「はい……」
提督「じゃあ再生するぞ」
ーー
卯月「あーテステス。あれ?撮れてるっぴょん?」
ゴソゴソ
卯月「撮れてた…じゃあ始めるっぴょんよ」
卯月「今日は二人に言いたいことがあったぴょん。うーちゃんが直接言えたらそれに越したことはないけど、それができないからこうやって動画で伝えるっぴょん」
卯月「…弥生、叢雲。人も艦娘も間違える生き物だよ。行き違っただけで本当は愛してるのになんで離れようとするの?」
卯月「もしかして間違ったらやり直しなんてできないと思ってる?そんなの龍驤さんに失礼だよ。龍驤さんはあそこから這い上がってきたんだよ?」
卯月「龍驤さんも司令官も間違えるんだから、二人も間違えて当選なんだよ。まずはそれを分かってね?」
卯月「でも……それでも……生きたくないって言うなら………」
卯月「う……嫌だ…二人には生きて欲しいよ……」
卯月「ぐす……違う…こんなのじゃ…私の気持ち……伝わらない…」
卯月「すぅぅ…はぁ………」
卯月「…それでも二人が生きたくないっていうのなら……うーちゃんが二人は死んだら未来永劫離れるって呪ってやるっぴょん!」
卯月「あの世に行っても幸せになんかなれないっぴょん!今よりもっと苦しむだけっぴょん!」
卯月「そんなの嫌っぴょんよね!?それが嫌なら二人とも死ぬのは諦めて先の事を三人で考えるっぴょん!」
卯月「う……うううぅぅ……!!」
卯月「…お願い、お願いします…私を一人にしないで…一緒に居て……」
卯月「私は一度死んでる…あんな思いは二人にして欲しくないの……」
卯月「一緒に幸せになろ……?三人ならできるよ…」
卯月「ぐすっ……叢雲…弥生……大好き………」
龍驤「……これを見て二人は何を思う?」
提督「まだ死にたいと思うか?」
龍驤「それでもそう思うんやったらもう止めへん」
提督「俺達もこのまま帰る」
龍驤「…感想はどうや?」
叢雲、弥生「安価」
下1~3高コンマ 二人の台詞や行動などを
330 : 以下、名... - 2019/04/18 23:50:24.93 08loZBQDO 161/477死にたくない…死なせたくないよ…!ごめんなさい卯月…と泣き出す二人
弥生「死にたくない…叢雲も死なせたくないよ…!」
叢雲「ごめんなさい卯月…貴女の事…もっと考えるべきだった…」
龍驤「もう死ぬなんて言うたりせぇへんな?」
弥生「はい……ひぐ…っ……!」
叢雲「卯月…弥生……」
提督「…分かってくれてよかったよ」
提督「う……すまん…」ガチャ
弥生「司令官…泣いて……?」
龍驤「…朝潮のことやろ。一歩間違ったら二人は朝潮と同じことになっとんたんやで?」
叢雲「そうね…司令官を泣かせたくないもの……生きないと…」
弥生「うん……!」
龍驤「そうや…メッセージを貰ったんなら返事はいるわな?」
叢雲「龍驤さん…ケイタイか何か持ってる?」
龍驤「持ってるよ。ウチに任せとき」
下1~3高コンマ 卯月へのメッセージ内容などを
334 : 以下、名... - 2019/04/19 00:11:49.28 Gg6+KEt40 164/477卯月に意匠返ししようと最初は暗い顔の弥生だけ映す
ーー
卯月「弥生と叢雲の返事が来たっぴょん!叢雲は相変わらず入院中だけど…きっといい返事に違いないっぴょん!」
卯月「じゃあ早速再生してみるっぴょん!」カチッ
弥生『…………』
卯月「え…なんでそんな暗い顔してるっぴょん……?」
弥生『…………』
卯月「なんで何も言わないっぴょん?ま…さか………叢雲を…?」
卯月「そんな!卯月の言う事を分かってくれなかったの!?私の気持ちは全部伝えたのに!!」
弥生『……もういいかな』
叢雲『いいと思うわよ』
卯月「んぇ……?」
弥生『卯月、びっくりした?』
叢雲『今のは軽い仕返しみたいなものよ』
弥生『卯月の言ってること…凄く心に突き刺さった…ごめん…』
叢雲『私も素直に謝るわ。もっと冷静になって話し合うべきだったのよ』
弥生『どうしたら良いのか…今も分からない…もしかしたら…答えが出ないかもしれない…』
叢雲『それでも良いのよ。答えなんかいつも出るとは限らないもの』
弥生『だから…卯月も手伝って…』
叢雲『三人なら少しはマシな答えは出るでしょ』
弥生『卯月…これからもよろしくお願いします…』
叢雲『お願いするわよ卯月。私達の為にも』
卯月「はぁぁぁぁ…くっそびびったっぴょん…」
卯月「あの顔…絶対叢雲やった後だと思ったっぴょん……」
卯月「弥生も中々やるっぴょんね…唯一うーちゃんがイタズラできない相手だけあるっぴょん」
卯月「いや…そうとも限らないっぴょん。起きた時に体にイタズラしておけば…」
卯月「…これはいけるっぴょん。うーちゃんの寝付きは悪くなるけど、起きた弥生には大ダメージっぴょん!」
卯月「……弥生、楽しいことなんていくらでも作れるっぴょん。その時の感情で死を選ぶのはもうやめてほしいっぴょん」
卯月「この事は日記に書いて…うーちゃんはイタズラの仕込みに出発っぴょん!」
ーー
ーー
白鶴「さぁ始まりました白鶴、まる。この時間は私白鶴が担当させていただきます」
白鶴「本日は特別番組を放送の為、放送時間を変更してお送りしております」
白鶴「今日も収録放送となっております。もし特別番組に不都合があった場合、この放送はいつも通りの時間に放送されます。詳しくは放送局のスケジュールをご確認下さい」
白鶴「それではまずは提供をご紹介させて頂きます」
ライ(マイクオフ、提供読み上げスタート)カチッ
この放送は超エキサイティンな企業、ツクダオリジナルの提供でお送りします
白鶴「すっかり桜も散り、もう夏の足音が聞こえてきますね。季節の変わり目は体調を崩しやすいです、皆さんも風邪には気をつけて下さい」
白鶴「さて、まずはお便りを紹介していきます。放送時間がいつもと違いますので、もしかしたら読まれたことに気付かない、なんてことがあるかもしれませんね」
白鶴「そうなったら運が良いのか悪いのかわかりませんね…」
白鶴「いえ…きっとこの番組のリスナーさんなら時間が変わっても聞いてくれますよね?それとも一回だけだから気付かないままになってしまうのでしょうか…」
ライ(白鶴さん自信を持って!)
白鶴「…そうね。それじゃあお便りを紹介します」
下1~3高コンマ お便りの内容などを
348 : 以下、名... - 2019/04/19 23:10:32.99 zNvOH/VXo 170/477ラジオネーム わたしまーつーわいつまでも
姉妹の中で私だけその、陰毛がモッサリしているんです……
姉妹達は全然気にした様子もなく、一緒にお風呂に入る保護者の様な方からも気にする事はないと言われているんですが…どうしても気になってしまって…
白鶴「ラジオネームわたしまーつーわいつまでも、さんからのお便りです」
白鶴「私は姉妹の中で私だけその、い……ライちゃん、これ読んで大丈夫なの?」
ライ(ダメならピー音入れるからそのまま読んで)
白鶴「そう……じゃあ続きから。陰毛がモッサリしているんです……姉妹達は全然気にした様子もなく、一緒にお風呂に入る保護者の様な方からも気にする事はないと言われているんですが、どうしても気になってしまってうんです」
白鶴「白鶴さんやライさんはどうですか?姉妹間で気になったりしませんか?……なるほど」
白鶴「私は…特殊なのよね。ピーーがその…目が…」
ライ(白鶴さん!個人名!!)
白鶴「あ……と…」
ライ(もう!私の話をしていいからうまく誤魔化して!)
白鶴「さ…先にライさんが教えてくれるみたいですよ」
ライ(もう、白鶴さんったら……)
白鶴「ええっと…ライさんは姉妹の中で唯一生えてるんですか?」
ライ(そうなのよ…)
白鶴「でも他の姉妹艦が生えてないから隠れて剃ってる……」
ライ(部屋で剃ってるわよ)
白鶴「なるほど、部屋で剃ってる……カミソリが見つかってもムダ毛用だと言えば良いんですね」
ライ(恥ずかしいって気持ちはよく分かるわ。でもね、こういうのって本人の気にしすぎなのよ)
白鶴「恥ずかしいのはライさんもだそうです。慣れればどうってことありませんよ」
ライ(そうね…私もコソコソするのはもうやめよ。今度からそう剃らないわ!)
白鶴「わたしまつわさん、ライさんはこれからは剃らないそうです。なので一緒に頑張りましょうと言ってますよ」
ライ(姉妹艦なら分かってくれるもの!)
白鶴「そうですね、姉妹艦なら変にいじられることなんてありません。これを機にわたしまつわさんも恥ずかしがるのは今日までにしましょう」
ライ(最初のコーナーはここまで!次はあのコーナーよ!)
白鶴「はい、それでは次のコーナーに参ります。続いては白鶴に聞いてみよう!のコーナーです」
ライ(今日もたくさん質問が届いてるわよ~!)
下1~3高コンマ 白鶴さんへの質問内容などを
353 : 以下、名... - 2019/04/19 23:26:45.95 /ukJlP3OO 174/477白鶴さんは好きな人がいますか?
ライ(前から同じような内容が多かったから、それをまとめて質問するわ!)
白鶴「このコーナーが始まってから似た内容の質問が多かったので、まとめて紹介します」
白鶴「白鶴さんに好きな人はいますか?」
白鶴「…もちろんです」
ライ(きゃ~~!)
白鶴「私は…リスナーの皆さんを愛してますから」
ライ(あ、なんだ……)
白鶴「露骨にがっかりしないで下さい。リスナーさんに支えられているからこそこの番組は成り立っているんです」
ライ(それは確かにそうね)
白鶴「それに私には色恋はまだ早いです。今は毎日の出撃とこの番組の事で精一杯です」
ライ(そうよねぇ…最近出撃が忙しいのよね…)
白鶴「それに…姉妹艦がお熱いのも原因かもしれないわね」
ライ(あぁ…)
白鶴「私の姉妹艦にはお付き合いしている人がいるんです。ただのお付き合いではなく、将来を誓い合うような親密な関係です」
白鶴「正直…あの二人を見てるだけでお腹いっぱいなのよね」
ライ(ラブラブだものね…)
白鶴「質問への答えは以上です。皆さんからの質問はいつでも受け付けております」
ライ(詳しくはホームページを参照よ!)
白鶴「はい、番組ホームページの白鶴さんへの質問コーナーから、お便りお待ちしております」
下1~3高コンマ 次のコーナー内容などを
361 : 以下、名... - 2019/04/19 23:59:42.42 Aw7EgSlnO 177/477白鶴の懺悔室
ーー
白鶴「次は新コーナー、白鶴懺悔室です」
白鶴「このコーナーでは皆さんからの懺悔を募集し、その判定を私白鶴がいたします」
ライ(懺悔室…あれ……?何か既視感が…)
白鶴「マルなら許されて、バツなら……悔い改めて下さい」
白鶴「それでは記念すべき最初の懺悔を紹介します」
ライ(いくわよ!)
下1~3高コンマ 懺悔の内容などを
364 : 以下、名... - 2019/04/20 00:10:42.84 UYI+pJGNO 179/477太郎坊
意中の相手にキッパリと振られて諦めたフリをしています。
本当は未練だらけで自室ではあの人を思い耽っています。
白鶴「ラジオネーム太郎坊さんからの懺悔です」
白鶴「意中の相手にキッパリと振られて諦めたフリをしています。本当は未練だらけで自室ではあの人を思い耽っています」
白鶴「ちゃんと諦めると言ったのに…私は許されないことをしてしまっているのでしょうか?」
白鶴「これは……難しいわね」
白鶴「諦めたと思って友達の関係として付き合う。その間に親交を深めてチャンスを待つのは立派な作戦よ」
白鶴「でもそれは…良いことじゃないわよね…」
ライ(白鶴さん、懺悔の判定よ)
白鶴「う~~ん……分かった、私が判定すれば良いのね」
ライ(白鶴さんに聞いてるんだもの)
白鶴「じゃあいくわよ!白鶴~~~~」
ライ(ドラムロールスタート!)デケデケデケデケ
白鶴「……マル!」
ライ(おぉ~~!)パパーン
白鶴「太郎坊さん、私は応援してるわ。きっと貴女の想いは報われるはずよ」
白鶴「さて次は今日のプレゼントコーナーですけど…」
ライ(今日は私が提供するわ!)
白鶴「ライさんが用意するんですか?私何も聞いてませんけど…」
ライ(私がプレゼントするのは…これよ!)
白鶴「ええ!?ライさんが愛用していたカミソリ!?」
ライ(さっきの話に出てきた下の毛を剃る用のカミソリをプレゼントよ!)
白鶴「ライさんの下の毛を剃っていたカミソリ…これは貴重ですね」
ライ(私にはもう必要ないもの!)
白鶴「あ、でも…プレゼントでもカミソリを送りつけるってどうなのかしら?」
ライ(…良くないかもしれないわね)
白鶴「やっぱり私もプレゼントを提供します。ですので今日のプレゼントは二つセットでお送りします」
ライ(放送時間が違うけど、聞いてくれた人への感謝ね!)
白鶴「それでは白鶴からのプレゼントを紹介します」
下1~3高コンマ 白鶴のプレゼントなどを
371 : 以下、名... - 2019/04/20 00:39:16.83 cc9c7rg9o 184/477孫ちゃんとこのお酒(未成年には甘酒になります)
白鶴「私からは甘酒をプレゼントさせて頂きます」
ライ(アルコールはダメって言われたから甘酒なのよね)
白鶴「これは美味しいお酒を作っているところの甘酒なんです。きっと皆さんも気に入ってもらえると思います」
ライ(今日のプレゼントは甘酒とカミソリね)
白鶴「ライさんの使用済みカミソリと白鶴オススメの甘酒。是非ご応募下さい」
ライ(宛先はいつも通りよ!)
ーー
白鶴「今日の放送はここまでです。どうもありがとうございました」
白鶴「次回以降の放送も多少時間が前後する場合があります。番組情報はホームページ等でご確認下さい」
白鶴「それでは皆さん今日も良い一日をお過ごし下さい。白鶴、まる。」
白鶴「DJは私、白鶴が担当させて頂きました」
ライ(マイクオフ、提供スタート)
この番組は超エキサイティンな会社、ツクダオリジナルがお送りしました
翔鶴「雷ちゃん、本当にそれをプレゼントするの?」
雷「こんなの平気よ!まぁ……響達にバレないように処分できるっていうのが大きいかしらね」
翔鶴「そういう理由があったのね」
雷「流石に翔鶴さんみたいに使用済みの下着はプレゼントできないけど…これなら大丈夫よ!」
翔鶴「カミソリも大概だと思うわよ?」
雷「私がいいからいいのよ!どれくらいお便りが来るか楽しみね!」
翔鶴「引くほど来たらどうしましょう…」
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