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【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その2【安価】(2)
ーー
霞「相変わらず龍驤さんの調子は良くならない。日に日に悪化していくばっかりよ」
龍驤「……」
霞「このままじゃ龍驤さんは潰れてしまう。そうなったら司令官も…いずれはここの全員が潰れる」
霞「そんな事は私がさせない。この状況を救えるのは私だけなのよ」
霞「龍驤さんの症状を改善させる方法は一つだけある。それはこれを使うこと」スチャッ
霞「これを使うことは道を外れることになる。けどもうこれしか残って無いのよ」
龍驤「……」
霞「龍驤さんや司令官にはどれだけ助けられたか分からない。二人が居たから今の私がある」
霞「私は龍驤さん達が居なければ自死という道を選んでいた。そこから助けてくれた恩は計り知れないのよ」
霞「龍驤さんは私が助ける。例え道を踏みはずして私が捕まることになってもよ」
霞「……この注射器の中には薬物が入ってるわ」
霞「彼の国では医療用の大麻が認められつつある。けどこの国ではまだ違法行為よ」
霞「当然副作用も出る。龍驤さんの場合は幻肢痛が激しくなるのは間違いないわ」
霞「それでも……よ」
霞「助けるにはこの方法しか無いの」
霞「私が捕まってもいいように薬のレシピは全て清書しておいた。山雲と朝雲が居るから大丈夫」
霞「後は私が勇気を出すだけ…」
霞「これを使えばもう榛名お姉さまとは……」
霞「……」
霞「ごめんなさいお姉さま。私には愛より大切なものが、守りたいものがあるの」
霞「龍驤さん……今治してあげるから」スチャッ
龍驤「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
366 : 以下、名... - 2019/04/06 18:49:32.78 Yf6Zz+XlO 180/477あかん、あかんよ…
それはあかんよ…
と龍驤がしゃべる
龍驤「あかん、あかんよ…それはあかんよ…」
霞「…意識があったのね」
龍驤「霞…やから……近くに…居て…くれてた……」
霞「……意識があっても抵抗はできないわよね」グイッ
龍驤「あ…かん………」
霞「安心して龍驤さん。今日から調子は良くなる一方よ」
龍驤「やめ……あか…んよ………」
霞「龍驤さんの腕…こんなに細くなって……」
霞「右腕だけでずっと…頑張ってきたものね……」
龍驤「霞……あかん……」
霞「私が全てを背負うから。龍驤さんの罪も業も私にちょうだい」
霞「……」スッ
龍驤「あぁ…あ………」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
367 : 以下、名... - 2019/04/06 18:51:23.11 C90H6ngDO 183/477山雲が陰から出てきた
本当にそれしか方法が無いの?出来る事は全部やったの?と
373 : 以下、名... - 2019/04/06 19:00:58.55 ubMMgE/Po 184/477>>367
山雲「だめよ霞」スッ
霞「……そんな所に隠れてたの」
山雲「貴女が思い詰めた顔をしてたからよ。龍驤さんが寝てる部屋に隠れてて正解だったわ」
霞「手のひらサイズの山雲に気付くなんて無理ね…」
山雲「そういうこと。だからその手を離して」
霞「……」
山雲「本当にそれしか方法が無いの?出来る事は全部やったの?」
霞「全部はやって無いでしょうね」
山雲「ならそれを先に…」
霞「無理よ。これ以上龍驤さんが傷付く所を見たくないの」
山雲「霞のやろうとしてることで、余計に龍驤さんは傷付くわ」
霞「……」
龍驤「霞……ウチ…」
山雲「霞の気持ちも分かるわ。だから一度話し合いましょう」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
380 : 以下、名... - 2019/04/06 19:27:37.23 chQMNsFOo 187/477みんなで龍驤の部屋に集まって改めて話し合い
ーー
提督「龍驤、謝る必要は無いんだ」
龍驤「そんな事ない……」
朝霜「子どもを放置してたアイツらも悪いんだよ。放置子と一緒じゃねぇか」
龍驤「ウチは…助けられたんや……」
霞「やっぱり平行線ね」
金剛「これじゃあいつまで経っても良くなりまセン…」
朝霜「龍驤さん。ずっとそのままだっていうんならこっちにも考えがあるぞ」
龍驤「んぇ……」
朝霜「アケボノ達に頼んで記憶を消してもらう」
霞「正気?」
朝霜「これ以外に最善策があるなら言ってみろ。ドラッグを使おうとしたお前よりマシだ」
霞「アンタ!ふざ…!!」
榛名「霞ちゃん……?」
霞「…そうよ。私は龍驤の為に違法な薬を使おうとしたわよ」
金剛「本来なら聞き捨てなりまセンが、今日は聞かなかったことにしマス」
羽黒「そうですね…」
提督「龍驤、元気を出せとは言わない。塞ぎ込むのはやめてくれ」
朝霜「皆んなが皆んな龍驤さんの事心配してんだ」
龍驤「でも……」
金剛「龍驤さん、自分だけ責めるのはやめて下サイ」
羽黒「このままだと…司令官さんも倒れてしまうかもしれませんよ…」
霞「不安は私達にぶち撒ければいいの。一人で背追い込もうとしないで」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞やその他起こったことなどを
384 : 以下、名... - 2019/04/06 19:54:09.59 vR+GaK2FO 191/477思いの丈や不安をぶちまける龍驤の言葉をしっかりと受け止める面々
龍驤「ごめんな……ウチのせいで迷惑かけてんのは分かってんねん…」
龍驤「でも……ウチがあの子を殺した事も事実やねん…」
龍驤「注意せんかった他の客も…勝手に出歩くのを注意せんかった深海提督らも悪いかもしれん…」
龍驤「けどな……最後に目があったのはウチやねん…」
龍驤「あと一秒でも早かったらあの子は助かっとった……それだけは逃れようのない事実やねん…」
龍驤「全部……全部ウチが悪いんや…」
龍驤「ギリギリで助けようとしたのは…感謝状目当てで……なんでそんなん欲しがったって言うたら……それもウチのせいや…」
龍驤「浮気と遊びを繰り返して…変な鎮守府に飛ばされたウチが…保身の為にやろうとした……」
龍驤「ウチは最低な……クズな…艦娘や……」
龍驤「こんなウチが幸せになったらあかん…片腕と片脚無くなってもまだ足れへんねん…」
龍驤「許して下さい……こんなウチを許して下さい………」
朝霜「…ずっと同じこと言ってんな」
金剛「提督を裏切った事をよほど後悔してるんデスね」
羽黒「私達が…どうこうできる問題なのでしょうか…」
霞「なんとかするのよ。今度は私達が龍驤さんを助ける番よ」
提督「俺の命に替えてでも龍驤を取り戻す」
朝霜「バーカ、司令も死なせるわけねぇだろ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
390 : 以下、名... - 2019/04/06 20:22:31.92 JkD5uLDXo 195/477暁が体調不良から復帰するも表情が曇りがち
ーー
電「今日は暁ちゃんも元気になったから第六駆逐隊でお泊り会なのです!」
雷「でも肝心の暁が元気そうじゃないわね」
ヴェールヌイ「何かあったのかい?」
暁「レ級……」
電「レ級ちゃんと喧嘩しちゃったのですか?」
暁「違うの…そうじゃない…」
雷「じゃあどうしたっていうのよ?」
暁「レ級がどこか遠くに行ってしまいそうなの…」
電「ここから出て行ってしまうのですか?」
暁「ううん…」
ヴェールヌイ「死んでしまうかもしれないってことだよね」
雷「まさかレ級も被曝してるの!?」
ヴェールヌイ「そうじゃないさ。深海新棲姫みたいなことになるかもしれないってことだよね」
暁「うん……」
暁「私はレ級と比べて弱過ぎる…その事でレ級を危険な目に合わせてしまうかもしれないの」
暁「私だってレ級を守りたい……そういう存在でありたい…」
ヴェールヌイ「難しいだろうね。この鎮守府に何かあった時はレ級は命に替えてでも暁を守ろうとする」
電「そんな時は来ないで欲しいのです…」
雷「暁は無理に強くなる必要は無いわ。自分にできることをすればいいの」
暁「私は…レ級を守れるような存在でありたい……」
ヴェールヌイ「今は無理でもきっといつかはなれるさ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
396 : 以下、名... - 2019/04/06 20:52:07.00 CuUEzWJ6o 199/477ヴェールヌイ「やっぱりお子様だね暁は。そういうことはレ級に話すんだ、暁の考えを伝えずにすれ違うのは悲劇だよ」
ヴェールヌイ「やっぱりお子様だね暁は。そういうことはレ級に話すんだ。暁の考えを伝えずにすれ違うのは悲劇だよ」
暁「話す……」
電「電もそれがいいと思うのです!」
雷「私もそう思うわ」
暁「うん…ありがと皆んな」
ヴェールヌイ「なら今すぐ行ってきた方が良いんじゃないかな?」
暁「今?」
雷「そうよ!こういうのは急いだ方が良いって言うじゃない!」
暁「…わかった。私行ってくる!」
電「頑張るのですよ暁ちゃん!」
ーー
レ級「今日は電達と寝るんじゃなかったのか?」
暁「レ級に話したいことがあったの」
レ級「そんなの明日でも良かったんじゃないか?」
暁「今言わないと意味が無いの。レ級、よく聞いて」
暁「…貴女が何を考えてるのか分からないけど大体の検討はつくわ。でも私はそんな事望んでないの」
暁「私の代わりにレ級が居なくなったら…そんなの耐えられない」
レ級「ん……」
暁「私はレ級より弱い。けど貴女を思う気持ちは誰にも負けない!」
暁「レ級は私が守る!今はまだ足元にも及ばないけどいつかは追いついてみせる!」
暁「だから私を守るための自己犠牲なんて絶対にやめて!いい!?」
暁「…一人で抱え込むのもやめて」ギュッ
暁「私…レ級が居ないと……」
暁「何かあったらすぐ私に知らせてね?ずっと一緒なんだから……」
レ級「安価」
下1~3高コンマ レ級の台詞や行動などを
404 : 以下、名... - 2019/04/06 21:14:17.54 vR+GaK2FO 203/477ひとりで勝手に暁さえ守れればいいと思ってた
そうじゃないよな、残された漣がどうなったか知らないわけじゃなかったのに
レ級「あたし……一人で勝手に暁さえ守れればいいと思ってた…」
暁「やっぱり……」
レ級「でもそうじゃないよな、残された漣がどうなったか知らないわけじゃなかったのに…」
暁「そうよ。私も漣と同じことになってたわよ」
レ級「…変なこと考えてごめん」
暁「ううん。わかってくれたら良いのよ」
暁「ちなみに…何をしようとしてたか教えてくれる?」
レ級「最近気付いたんだ。あたしの超重力砲を反転させてエネルギーを自分に返せば大爆発を起こせる」
暁「それを使って私を…」
レ級「超重力砲の弱点は直線上にしか撃てないことだ。ビームを曲げようとしたら味方ごと撃つことになる」
レ級「でも自爆なら円状に広がっていくだろ?だからどこから来ても暁を守れる」
暁「そんな方法で守られても嬉しくないわ」
レ級「そうだよな…ごめん」
暁「ねぇ、他には無いの?」
レ級「他…」
暁「潜水新棲姫みたいに体調不良を隠したりしてない?」
暁「今言わないともう無理よ。何か隠してあることがあるなら言って欲しい」
暁「何も……無い?」
レ級「安価」
下1~3高コンマ レ級の台詞や行動などを
410 : 以下、名... - 2019/04/06 21:32:14.85 chQMNsFOo 207/477あたし達には掟があるんだ
レ級「…あたし達には掟があるんだ」
暁「深海棲艦の掟?」
レ級「暁、深海棲艦にはオスが居ないのは知ってるだろう」
暁「そうよね」
レ級「だから私達は普通では増える事はできない。突然海で生まれたりある所から発生するしか方法が無い」
レ級「でもそれ以外にも深海棲艦が増える方法があるんだ」
暁「どういうこと…?」
レ級「契りを交わした二人のうちどちらかが片方を食べる」
暁「食……べ…」
レ級「そうすれば食べた方に二人以上の命が宿る。こうやって増えていく方法もある」
暁「…知らなかった」
レ級「こうやって生まれた子どもの一人は食べられた方の記憶を引き継ぐ時がある」
レ級「実際には記憶が無い時の方が多い。でもそいつは他の奴と比べて強い」
レ級「こうやって増えていけば上位種や優れた種が育っていく。理に適った増え方だろう?」
暁「そう……ね」
レ級「あたしは暁を食べるつもりは無い。今のあたしは深海棲艦かどうかも怪しいしな」
レ級「でもな……掟というか…サガには逆らえないんだ…」
レ級「ある日突然……暁を食べてしまいそうで怖いんだ…」
レ級「あたしの中に深海棲艦の血が残ってるなら…いつそうなってもおかしくない…」
レ級「あたしは暁を傷付けなくない……でも暁には側に居て欲しいんだ…」
レ級「…突然こんなこと言ってごめん。でも暁には知って欲しかったんだ」
暁「安価」
下1~3高コンマ 暁の台詞や行動などを
417 : 以下、名... - 2019/04/06 22:13:22.31 CuUEzWJ6o 211/477ありがとう、話してくれて。大丈夫、そんな事にはならないわ、だってレ級は私を食べたくないんでしょ?(まっすぐレ級を見て)
(分体?というのか…?)
418 : 以下、名... - 2019/04/06 22:14:15.71 vR+GaK2FO 212/477>>417
暁「ありがとう話してくれて。大丈夫、そんな事にはならないわ、だってレ級は私を食べたくないんでしょ?」
レ級「今はそうでも……ある日突然…」
暁「大丈夫よ。貴女はもう深海棲艦じゃない」
レ級「……」
暁「レ級は私達の仲間で私の恋人。それ以上でも以下でも無いの」
レ級「ありがとな……」
暁「だいたいそういうのって強い方が弱い方を食べちゃうんでしょ?なら私は大丈夫よ」サワサワ
レ級「あっ……!!はぁん…!」
暁「忘れたの?私はレ級に対して全てがクリティカルなのよ?こうやってお尻を撫でるだけで腰浮いちゃってるじゃない」
レ級「ぁ……ひっ…!」
暁「レ級、今日は寝かせないわよ。覚悟してなさい」ペロッ
レ級「ひゃっ……!あぁん…!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
426 : 以下、名... - 2019/04/06 22:33:36.00 pdz2czWfO 215/477事後、暁はレ級との子供について考える
産む方になるのか産ませる方になるのか
ーー
暁「今日も楽しめたわよレ級」
レ級「へぇぇぇ……」
暁「ダウンしちゃったか…いつもより激しかったししょうがないわね」
暁「子ども……レ級との子どもってどうなるのかしら」
暁「食べるって多分全部食べちゃうのよね?それとも少しだけでもいいのかしら?」
暁「でも記憶を引き継ぐとかなんとか言ってたし…多分食べられた方は死んじゃうのよね」
暁「正直レ級になら食べられてもいいわ。でも二人で幸せになれるならそれに越したことはないもの」
暁「そういうのが全部無しで私とレ級の間に子どもができるとして、どっちが生むか」
暁「…私じゃ無理ね。こんな弱い体じゃダメよ」
暁「妊娠中って体調も崩しやすいって聞くし、今の私じゃ難しいわ」
暁「レ級……妊娠したお腹…」
暁「……」ムラッ
暁「ダメよ!こんなので興奮してたら朝霜とかと同じじゃない!」
暁「私はレディなの!はしたない真似なんてしないんだから!」
暁「あ……はしたないで思い出したけど…レ級って生えるようになったのかしら?」
暁「確か体内のナノマテリアルを利用すればできるかもって言ってて…」
暁「……少し試してみようかしら」
レ級「ぅん…」
暁「司令官と龍驤さんの動画は何度も見てるから何がどうなってるかは知ってるわ。だからここを擦ってみて…」
レ級「ん……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
434 : 以下、名... - 2019/04/06 22:52:55.52 RPUZ2/w3O 219/477>>393
龍驤パートに戻る
ーー
朝霜「龍驤さんはまた眠っちまったか」
金剛「涙を流しながら…可哀想デス」
霞「やっぱり薬に頼るしか…」
提督「それは榛名や俺達が悲しむことになる。絶対にやめてくれ」
霞「……」
榛名「薬に頼らずに龍驤さんに元気になってもらう方法があれば良いんですが…」
朝霜「記憶削除もやんねぇならこうやって地道に声かけていくしか無いだろ」
金剛「デスね…」
提督「いつか思いは伝わるはずだ」
霞「でもそれまでの間龍驤さんは苦しむことになる。そんな姿…もう見たくない……」
榛名「龍驤さんの事を思うなら耐えるべきですよ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
443 : 以下、名... - 2019/04/06 23:34:36.33 8ahGHxLaO 222/477深海提督が鎮守府に来訪
ーー
龍驤「う…んん……夜か…」
龍驤「そうやんな……ずっと眠っとるばっかりやから…夜に目が覚めてもおかし無いわな……」
提督「……」
朝霜「……」
龍驤「二人共…一緒に寝てくれてたんやね……こんなウチの為に…ありがとうな…」
龍驤「トイレ……行きたいけど…起こすわけにもいかん…這って行ったら……いけるな…」
龍驤「ベッドから…そぉっと降りて……よし…」ズリッ
龍驤「廊下…出てすぐに……トイレ…」
深海提督「……」
龍驤「あ……あぁ…?」
龍驤「……あ"っ!!」
深海提督「大人してもらおう」ガシッ
龍驤「ひ……!!ごめんなさいごめんなさい…!」
深海提督「……」
龍驤「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……!」
深海提督「深海海月姫のお陰でここまで簡単に来れたぞ」
龍驤「ひ……いい…!!」
深海提督「安心しろ、お前を殺すことはしない。そうすればお前と同じだ」
龍驤「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…!」
深海提督「私は謝罪を聞きに来たんじゃない」
龍驤「ひぃ……!」
深海提督「安価」
下1~3高コンマ 深海提督の台詞や行動などを
448 : 以下、名... - 2019/04/06 23:51:28.69 JkD5uLDXo 226/477次は5000人だ
深海提督「次は五千人だ。意味はわかるだろう」
龍驤「ぎ……ひ……!!」
深海提督「お前のせいで人が死ぬ。民間人も誰もかも死んでいく」
深海提督「死ぬ事は許されない。永久に苦しめ」
龍驤「あ……えっ………げ……!」
龍驤「ぇ……えぇ…へぇ……」
龍驤「ぁ……は…」
龍驤「……」
深海提督「何度立ち上がろうと無駄だ。お前は幸せになれない。なんどでも追い込む」
深海提督「俺達はお前が最後の一人になるまで続ける」
深海提督「艦娘を止めれば五千人はあっという間だ。だがそれ以上はそうはいかない」
深海提督「俺達はあるモノを手に入れている」
深海提督「これは優れものだ。これが炸裂すれば数万人は葬れる」
深海提督「あれにはお前の名前を付けた。龍驤という名は後世まで残る…いやそれは無いか」
深海提督「全ての生物を滅ぼす。それも全てお前のせいだ」
龍驤「……」
深海提督「今日はこれくらいにしておく。次の機会が楽しみだ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
449 : 以下、名... - 2019/04/06 23:51:36.44 RPUZ2/w3O 229/477そうやって苦しみ続けろ
そう言って痕跡も無く立ち去る深海提督
458 : 以下、名... - 2019/04/07 00:05:34.77 rfMRuqHhO 230/477>>449
龍驤「ぃ………ぎ……」
深海提督「そうやって苦しみ続けろ。どうやってもお前の罪は消えない」
深海提督「……次の準備に取り掛かろう」コツコツ
龍驤「ウチ……は…」
龍驤「許され…ない……許されては……いけ…ない…」
龍驤「一人の…子どもの……命…を…」
龍驤「ウチの…背負った罪……は…消えない…」
龍驤「どう…足掻いても……消え…ない……」
龍驤「例え……命で…償っても……」
龍驤「ぅ……」
龍驤「……」
ーー
ーー
村雨「監視カメラの映像によると昨日の深夜に誰かが忍び込んだみたい」
村雨「その映像を確認したけど、その誰かって言うのは深海提督だったようね」
村雨「確認する方法は無いけど多分ここの皆んなは深海海月姫の能力で眠らされてたと思う。そうじゃなきゃ誰かが気付くわ」
村雨「でも朝霜達が起きなかったって事は……深海提督は普通じゃない方法で忍び込んだかもしれないわ」
村雨「監視カメラの死角を縫うようにして移動して…確認できたのは龍驤さん達が寝てる部屋だもの」
村雨「侵入者対策のセンサーも掻い潜るなんて只者じゃないわ」
村雨「龍驤さんと深海提督の会話はある程度は分かった。長門が読唇術で何を言ってるか解説してくれて助かったわ」
村雨「…次は五千人。正気とは思えない」
村雨「龍驤さんをここまで傷付けるなんて…これはもう執念とかそういう言葉では表現できないわね」
村雨「少し良くなったと思ってたのに、龍驤さんはまた症状が悪化。しかも今度はかなりまずい」
村雨「下手をするともう一生笑うこともできないかもしれないって千歳は言ってたわね」
村雨「もう…限界よ。龍驤さんはちゃんとした施設でそれなりの対応をしてもらう必要がある」
提督「……」
村雨「これは龍驤さんの為なの。ここに居てはいけないのよ」
村雨「龍驤さんは檻の付いた病院で引き取ってもらう。あそこなら簡単には忍び込むことは無理よ」
提督「…龍驤はどうなる」
村雨「ベッドに拘束してもらって……それしか無いわ!」
村雨「貴方と龍驤さんはお互いに思い合ってるのは皆んな知ってる!でもそれだけじゃダメなのよ!」
村雨「貴方は提督としてここの皆んなを守るのが仕事よ!一人だけに構ってちゃいけないわ!」
提督「……」
村雨「連中は龍驤さんを幸せにするつもりが無いの!こちらが向こうをどうにかできる手段の無い今、これが最善の策なのよ!」
提督「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
471 : 以下、名... - 2019/04/07 19:58:06.64 +MDDdLg2O 235/477ああ、龍驤は死なせない、必ず守る
人々もヤツラ等から守らないとならない
彼奴等がやっているのは復讐ではなくてただの虐殺だ
人々を守ることが龍驤を守ることにつながるんだ
提督「あぁ、龍驤は死なせない必ず守る」
村雨「分かってくれたのね…」
提督「だが人々もヤツラ等から守らないとならない。アイツらがやっているのは復讐ではなくてただの虐殺だ」
提督「多くの人達を守ることが龍驤を守ることに繋がる。俺はそう思っている」
村雨「そうね、私もそう思うわ」
提督「その為には龍驤を……施設に送るしかない」
村雨「分かってもらえて嬉しいわ」
村雨「書類は用意してあるわ。後は提督のサインを書くだけ」
提督「……」
村雨「大丈夫よ。これを書いたからと言って龍驤さんを傷付けることにはならない。むしろ守るためには必要なの」
提督「俺が……龍驤を…」
村雨「提督」
提督「……」
村雨「辛いことかもしれないけど分かって。ね?」
提督「龍驤……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
476 : 以下、名... - 2019/04/07 20:32:26.37 7+QmLpCEo 238/477秋津洲が飛び込んでくる
秋津洲「胞子の除去方法がわかったかも!」
483 : 以下、名... - 2019/04/07 20:59:20.83 TMs3ww5x0 239/477>>476
秋津洲「提督ーー!」バタン
提督「……」
村雨「そんなに慌ててどうしたの?」
秋津洲「深海海月姫がばら撒いたっていう胞子の除去方法が分かったかも!」
村雨「それって本当に?」
秋津洲「間違いないかも!早く工廠に来て欲しいかも!」
提督「分かった、今すぐに向かおう」スッ
村雨「もう…書類を書きたくないからって……」
ーー工廠
提督「胞子は完全に除去できるんだな?」
北上「多分ね。確かめる方法は無いけど自信はあるよ」
秋津洲「あたしと明石はもう試してあるかも!」
明石「はい…」
北上「で、今からあたしが試す所」
夕張「これで全ての胞子を除去できるのならすぐに大本営や他の鎮守府にも連絡ですね!」
提督「その方法に危険性は無いんだな?」
北上「まぁ見ていってよ。だからこそ秋津洲に呼んでもらったんだしさ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
490 : 以下、名... - 2019/04/07 21:15:59.47 NdBUxw1Uo 242/477心配になるほど吐瀉してるだけに見えて引く
ブツの色も毒々しい(工廠組は成功だよと喜んでる)
491 : 以下、名... - 2019/04/07 21:21:09.05 vENwVsFDO 243/477偶然採取した胞子に刺激物をかけると胞子が死んだかも!つまり激辛料理を食べるといいかも!
492 : 以下、名... - 2019/04/07 21:22:59.50 QcSmmZrCO 244/477>>491
の後
>>490
ーー
提督「…これは?」
北上「激辛焼きそばだよ~」
秋津洲「マッドでマックスなやつかも!」
明石「近くのコンビニで…いっぱい売れ残ってました…」
提督「これで胞子が無効化できるのか?」
夕張「半信半疑だと思いますが本当に効果があるんです」
秋津洲「きっかけは明石だったかも。激辛って知らなくてその焼きそばを食べたかも」
明石「この世のモノとは思えない辛さでした」ガクガク
夕張「でも勿体からって無理して全部食べたのよね」
秋津洲「そしたら体にある変化があったかも」
明石「食べた後…突然吐き気がして…トイレで吐いちゃったんです…」
明石「そしたら…何か……吐いたものに…変なものが混じってて…」
秋津洲「で、それを調べたら胞子だって分かったかも」
提督「なるほどな…」
北上「ぉうえっ…!辛い……!!」ジタバタ
秋津洲「あたしもその焼きそばを食べたら吐いたかも。そしたらやっぱり胞子みたいなのがあったかも!」
夕張「深海海月姫の胞子は極端に辛いもの。つまり刺激物に弱いんです」
明石「カレーとか普通に辛いものなら耐性があります…けど…この焼きそばは…常識外に辛い……」
秋津洲「注意書きに食べるなって書いてある焼きそばなんて知らないかも」
提督「何にせよ効果があるなら大発見だ」
北上「あ"ぁあぁぁ~~~~!!辛いぃぃぃ!!」
秋津洲「頑張るかも北上さん!」
夕張「牛乳を飲むと辛さが弱まります!お水で我慢して下さい!」
北上「痛い!舌と頭が痛い!!」
明石「頑張って下さい…」
提督「食べ終わってどうなるか…だな」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
499 : 以下、名... - 2019/04/07 21:50:31.79 6vzXmaP5o 249/477ゲロっとリバースやっぱり胞子が含まれてる
ーー
夕張「やっぱり予想通りでしたね。北上さんの吐いたものに胞子が混じってました」
北上「おぇ……」
秋津洲「北上さんお疲れ様かも」
北上「吐いたことより……あの焼きそばを食べた事が…辛い……」
明石「その気持ち分かります…」
提督「そこまで辛い焼きそばだったのか…」
夕張「とにかく胞子に対抗する手段が見つかったんです。この事実を他の鎮守府の人にも知ってもらいましょう!」
秋津洲「わざわざこの焼きそばを食べなくても成分を抽出したものを用意すれば良いかも!」
明石「虫下しみたいな感じがいいかもしれません…」
北上「ぉ…え……でもこれで…全部胞子……出たの…えぁ……」
提督「北上は無理しなくていい。また深海海月姫が艦娘を止める前に情報を共有してもらおう」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
509 : 以下、名... - 2019/04/07 22:13:56.67 QcSmmZrCO 252/477女幹部に報告、今はどんな可能性にかけてみる可能性はあるということで全国的に実施を検討する
採取した胞子は分析に回される
ーー
女幹部『嘘のような話だが結果が出てる以上信頼できるか』
提督「私はそう思います」
女幹部『今はどんな可能性にかけてみる可能性はある。全国的に実施を検討する』
提督「ありがとうございます」
女幹部『それと採取した胞子は分析に回したい。こっちに渡してくれ』
提督「分かりました。こちらから渡しに行きます」
女幹部『頼んだぞ』ガチャ
提督「よし……これで多くの艦娘を守れるはずだ」
山雲「司令さ~ん、話は聞いてたわ~」ゴソッ
提督「山雲か…」
山雲「大本営に居る女幹部さんに~胞子を渡しに行くのを~私達に任せて欲しいの~」
提督「朝雲と山雲にか?」
山雲「私なら~諜報活動もし放題でしょ~?」
提督「…危険だぞ」
山雲「それでも~何か情報が手に入るかもしれないでしょ~?深海提督の情報とか~」
提督「……」
山雲「私に任せておいて~」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
516 : 以下、名... - 2019/04/07 22:39:43.90 lWqanF1GO 255/477深海提督の潜伏場所の候補が数個ほどに絞られたという
ーー大本営
山雲(なるほど…深海提督の居場所はある程度突き止めているのね)
山雲(また艦娘を無効化される前に疑わしい場所を一気に制圧しようとしてる。でもそれは無理よ)
山雲(人間だけで深海棲艦を捕まえることはできない。艦娘を連れて行っても無効化されてお終い)
山雲(本当に厄介な相手ね……)
山雲(それが分かってるから大本営も躊躇してるのね。わざわざ人間一人の為にアレを使うわけにはいかない)
山雲(大本営は確実に核を持ってる。それはミサイルに積む弾頭なのか原爆みたいなものなのかまでは分からない)
山雲(使えば環境汚染に各国からの批判。それに民間人にも被害が出る)
山雲(でも……これ以上民間人に被害が出るなら、食い止める為に核を使うかもしれない)
山雲(今の大本営なら……考えられるのよ)
「……」
「…………」
山雲(小声で話してる?会議なのに?ここからじゃよく聞こえないわ…)
「……」
山雲(新兵器……?核では無いの?)
山雲(でもさっきまで核の話しをしてたわよね。じゃあ……核をエネルギー源にした兵器?)
山雲(それを使う………?)
山雲(使うの!?環境の事は考え無いの!?)
山雲(民間人の避難は考えてるのよね?ねぇ?)
山雲(…この情報は女幹部さんにも知らせるべきね)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
518 : 以下、名... - 2019/04/07 22:43:56.96 6vzXmaP5o 259/477身体の少し残っている錆を撫でながら深海提督の心配をしている女提督を見かける山雲
525 : 以下、名... - 2019/04/07 23:09:00.72 6vzXmaP5o 260/477>>518
情報を伝えるとそんなことはさせないと深海提督との接触を急ぎだす
ーー
女幹部「……」サスサス
山雲「腕が痛むの…?」
女幹部「なんでも無い。それより会議の様子はどうだった」
山雲「大本営は深海提督達に新兵器を使うそうよ」
女幹部「なに…!!」
山雲「貴女はそれが何か知ってるの?」
女幹部「あれは絶対に使わせない!司令官は私が守る!」
女幹部「その為にはしれ……深海提督と接触する必要がある」
山雲「でもどこに居るのか分からないのよね?」
女幹部「どこに居るのか分からないのならおびき出せばいい」
山雲「そう簡単に誘いに乗ってくれるかしら?」
女幹部「嫌でも乗ってくれるさ。最高のエサがあるからな」
山雲「……ダメ!それは…!」
女幹部「お前は黙っていろ」ギュッ
山雲「か…は……っ…!!」
女幹部「安心しろ、殺すことはしない。多少痛めつけるだけだ」ギュゥゥゥゥ
山雲「ぃ…………!!」
女幹部「待っていてくれよ司令官。私が助けてやる」
ーー足りないもの鎮守府
提督「山雲が行方不明…」
朝雲「山雲…山雲ぉ……!」
女幹部「恐らく大本営の犬に見つかったんだろう。消息は一切不明だ」
村雨「会議の様子を盗み聞きしてもらってたのよね?中に艦娘が居たってこと?」
女幹部「詳しくは分からない。だが死んではないはずだ」
朝雲「山雲……お願いだから無事でいて…」
女幹部「どうせお前達は山雲を助けに行くと言うんだろう」
提督「危険なのはわかっていますが…」
女幹部「私は止めない。やるなら好きにすればいい」
村雨「以外ね…」
女幹部「私の邪魔をしないのなら協力もしてやるぞ」
朝雲「お願い!山雲は絶対助けたいの!」
女幹部「提督も同じか?」
提督「はい…山雲を助けてあげたいです」
女幹部「なら大本営に忍び込む奴を決めておけ。私は少し席を外す」ガチャ
提督「…誰が適任だ?」
村雨「川内さんは確定で…」
朝雲「お願い!山雲の為に皆んなを……」
女幹部「…………」
ーー
女幹部「ここに居たか」
龍驤「……」
女幹部「意識は無し…持っていくには丁度いい」
女幹部「…片腕と片脚が無い分軽い。これなら私一人でも十分だ」ギシッ
龍驤「……」
女幹部「悪く思うなよ。私にとって司令官は全てなんだ」
女幹部「…長居は無用だ。あとはコレを使って深海海月姫達をおびき出せばいい」
女幹部「行くぞ…司令官の所へ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを?
536 : 以下、名... - 2019/04/07 23:39:28.97 5miKZSCZO 267/477深海提督
身体を覆うサビを見る度にとても大切なこと忘れていると思うのだが、深海海月姫に思い出す必要はないと言われる
深海海月姫もサビが何なのか分からず気をそらす意外にやりようが無い
そんな中、女提督の伝言を受け取った深海忍者が帰ってくる
ーー
深海海月姫「アァ…もっと…私を愛して……」
深海提督「……」
深海海月姫「どうしたのぉ…?」
深海提督「この体のサビ……何なんだろうか」
深海海月姫「それ…貴方を助けた時からあるわよね…」
深海提督「これを見る度に何か大切な事を忘れていたような…」
深海海月姫「そんな事は良いからぁ…私の事を…」
深海提督「そうだな…」
深海海月姫(私にもあのサビが何なのかは分からないわぁ…だからこうやって話を逸らすことしかできないのぉ…)
ーー
深海海月姫「今日も良かったわぁ……」
深海提督「……」
深海海月姫「難しい顔をしてどうしたのぉ?」
深海提督「アイツが鎮守府から抜け出したみたいだ」
深海海月姫「あの女が…」
深海提督「どうやら誰かが攫ったようだな」
深海海月姫「ざまぁないわぁ。あんな奴恨みを買って当然だものぉ」
深海提督「……そういうことか」
深海海月姫「なに…どうしたのぉ?」
深海提督「龍驤を攫った連中は俺達と会いたがっているようだ」
深海海月姫「私達とぉ?」
深海提督「罠…の可能性が高い」
深海海月姫「でもぉ…龍驤を捕まえてくれてるのよねぇ?」
深海提督「敵の可能性は低いか」
深海海月姫「貴方が行くまでも無いわぁ。私が…」
深海提督「君はここで大人しくしていてくれ。もしかしたら今ので新たな命が宿ったかもしらないじゃないか」
深海海月姫「その貴方の優しい所…好きよぉ…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
541 : 以下、名... - 2019/04/08 00:06:58.96 ruLJp56Ho 271/477対面した深海提督に話しかけ、錆を見せる女幹部
司令官の身体には錆があるだろう、私の錆が私達が愛し合っていた証が
フラッシュバックする菊月提督の大切なモノの記憶
だから司令官を私が助けるんだ
ーー
深海提督「あの女はどこに居る」
女幹部「あそこに置いてある」
龍驤「……」
深海提督「本物だな。私と取り引きでもしたいのか?」
女幹部「そうじゃない、お前に見せたいものがある」
深海提督「……」
女幹部「司令官……」
女幹部「私の体を見てくれ」シュルッ
深海提督「興味が無い。俺には深海海月姫が…」
女幹部「このサビはお前の体にもあるはずだ」スッ
深海提督「なに……?」
女幹部「お前の足首や背中にあるだろう」
深海提督「貴様、なぜそれを知っている」
女幹部「お前と私が愛し合っていた証拠だ」
深海提督「冗談を言うな。俺は…俺は…………?」
ーーザザッ
『いイなぁ~昨日も司令官ト菊月ラブラブしテタじゃん』
『私の司令官と愛し合って何が悪い』
『最近隠スことモ無くナったヨね』
『ぐぎぎ…!』
『ええ加減千代田は諦めりぃな』
『龍驤には分かんないでしょうね!この私の気持ちが!!』
『頼むから喧嘩なしないでくれ…』
『アンタがナヨナヨしてるからでしょ、このクソ提督!』
『んんん~みんな煩い…』
『羽黒が起きちゃった…』
『なら私がまた寝かしつけましょうか?』
『大鳳はそういうの得意だから任せようかな…』
『アーーウ!誰か!助けて下さい~!」
『ガンビアベイさんが天井に引っかかってます…仕方ないですね』
『サンキュー神威…』
『…司令官。ここも賑やかになってきたな』
『そうだな。初めからは考えられないくらい……』
『どれだけ仲間が増えても浮気はするなよ』
『その心配は無い。俺は菊月だけを……』
ーーザザッ
司令官「菊………月……」
菊月「…思い出してくれたか」
司令官「……」コクリ
菊月「司令官…っ!!」ダキッ
菊月「この日をどれだけ待ち望んだことか!司令官…司令官……!!」
司令官「……」
菊月「色々話したいことがある!アケボノやモチヅキも一緒だ!!さぁ私達の所に帰ってきてくれ!!」
司令官「安価」
下1~3高コンマ 台詞やその他起こったことなどを
551 : 以下、名... - 2019/04/08 00:28:08.74 lyksYLxEO 277/477深海提督菊月を抱きしめる
そして至近距離から菊月の腹を数発撃つ
司令官「……そうだな」ダキッ
菊月「司令官っ!!」
バァンッ
菊月「……」
菊月「…………」
菊月「え……………」
菊月「司令官…………?」ドロッ
司令官「…すまない」
菊月「そん…な………」ドサッ
深海提督「俺と深海海月姫は許されないことをした。例え子どもの仇であったとしてもだ」
深海提督「それを償うには……俺一人では難しいだろう」
深海提督「そんな事に菊月を巻き込む訳にはいかない」
菊月「……」
深海提督「急所には当てていない。それに音に気付いてもうすぐ誰かがやってくるだろう」
深海提督「菊月……お前を不幸にしたくは無い」
深海提督「どうか俺と関わらない所で幸せになってくれ」
深海提督「俺にはやるべきことができたようだ」
龍驤「……」
深海提督「龍驤もすまなかった。謝っても許される訳ではないが…」
深海提督「…帰ろう。俺がいるべき世界に」
菊月「し…れ……………」
深海提督「……」
深海提督「菊月…」
深海提督「……」スッ
ーー