【関連】
【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その2【安価】(1)

202 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 19:56:11.70 p8PpaI1u0 91/477

ーー

朝霜「仮初めの平和。一週間持たず…」

村雨「どのメディアも大本営を叩きまくってるわね」

朝霜「今まで恐れてた謎の生物とはもう戦いませんって生中継までしたのにこれだ、当たり前だろ」

村雨「民間人も沢山亡くなってしまったわね…」

朝霜「艦娘が動かなくなったんだ、どうしようもねぇよ」

村雨「そうよね……」

203 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 20:02:49.86 p8PpaI1u0 92/477

朝霜「あれから眠ってた艦娘は突然動き始めた。深海海月姫のリミットが来たんだろう。そう思ってたんだけどな…」

村雨「今回の艦娘が沈黙した事件での被害者はおよそ二千人」

朝霜「およそじゃねぇな。きっかり二千人だろ」

村雨「被曝した大本営の重役達も含めてね……」

朝霜「深海海月姫も深海提督も全部分かった上でやってやがる」

村雨「龍驤さんへの復讐の為に関係のない人を犠牲にしている」

朝霜「艦娘が動き出したのは犠牲者が目標まで到達したからだ」

村雨「酷い……行動ね…」

204 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 20:06:10.22 p8PpaI1u0 93/477

朝霜「どこまで龍驤さんを追い詰めるつもりだ」

村雨「……」

朝霜「アイツら…会った瞬間ブチ殺してやる……!!」

村雨「殺された我が子の為に……復讐は何も生まないのに」

朝霜「このままじゃ龍驤さんは完全に壊れちまう。アイツらはそれが目的だろうがそんなことはさせねぇ!」

朝霜「龍驤さんはあたいが守ってやる……!!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

207 : 以下、名... - 2019/04/02 20:09:38.83 RwudWJCDO 94/477

停止中の最中にも動けていた艦娘がどれだけ居たのか周辺の鎮守に連絡して確認する提督
また同じ事が起きた場合の連携をと

210 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 20:33:37.47 p8PpaI1u0 95/477

ーー執務室

提督「はい、はい……ありがとうございます」

村雨「他の鎮守府の様子はどう?」

提督「…やはり放送を見ていた艦娘は全滅だ。それでも動けている艦娘がいるならそれは傀儡だ」

村雨「どんな鎮守府にも一体や二体は居るみたいね」

提督「どれだけの数の傀儡が居るのか想像ができないな…」

村雨「でも動ける艦娘がいるおかげでなんとかなった所もあるわ」

提督「どの鎮守府にどんな傀儡…動ける艦娘を把握しておく必要がある」

村雨「次があるかもしれないものね」

211 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 20:39:25.80 p8PpaI1u0 96/477

提督「深海海月姫の映像を見ても倒れなかった艦娘もいるし、映像を見なくても倒れた艦娘が居た」

村雨「多分……音ね」

提督「ミュートでテレビを見ていた艦娘は無事だった。ラジオで調停の様子を聞いていた艦娘は眠ってしまった」

村雨「この鎮守府の瑞鶴さんが倒れて長門さんが動けたのが物語ってるわね」

提督「だが次も音がきっかけとは限らない」

村雨「ひょっとしたら空気を吸っただけでも…なんてのもあり得るわ」

提督「……どうすれば良いんだ」

村雨「どうすることもできないかも…しれないわ」

提督「……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

205 : 以下、名... - 2019/04/02 20:08:36.75 /04iI5Pbo 97/477

女幹部
深海提督の記憶を戻す方法を考える
何かきっかけがあれば戻るはずだと

212 : 以下、名... - 2019/04/02 20:40:47.79 vKLwCMa9o 98/477

>>205

215 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 20:56:52.48 p8PpaI1u0 99/477

ーー

女幹部「……」

モチヅキ「なーに難しい顔してんのさ」

女幹部「司令官の記憶を取り戻す方法を考えていた。何かきっかけがあれば戻るかもしれない」

モチヅキ「簡単に言うけどさ、まず会うことが難しいじゃん」

女幹部「…そうだな」

モチヅキ「それにさ、司令官の性格を考えてみたら?自分のやったことを自覚したらおかしくなるかもよ」

女幹部「じゃあどうすれば良いんだ!?黙って見てるだけしかできないのか!?」

216 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 21:05:06.96 p8PpaI1u0 100/477

モチヅキ「方法はあるよ。あの二人を殺すんだよ」

女幹部「ふざけるなよ」

モチヅキ「ふざけてないって。こっちはグラーフがいるじゃん?」

女幹部「……本気か」

モチヅキ「それしか無いと思うよ。生きてる状態で記憶が戻ったらと思うとね」

女幹部「司令官を殺す……」

モチヅキ「深海海月姫は間違いなく殺すとして、司令官は手加減しないとね」

女幹部「…無理だ………私は司令官を…できない……」

モチヅキ「他に方法を考えるより覚悟を決めた方が早いかもね~」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

209 : 以下、名... - 2019/04/02 20:10:33.61 ImatZ++io 101/477

富士起きただろうし今回のタネに心当たりないか聞きに行く

217 : 以下、名... - 2019/04/02 21:08:30.58 ImatZ++io 102/477

>>209

220 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 21:28:12.12 p8PpaI1u0 103/477

ーーーー

富士『…何しに来たの』

朝霜『お前に話を聞きにきたんだよ』

富士『わざわざ他人の精神世界に入ってくるだなんて…』

朝霜『漣の体はこうやって使わねぇとな』

富士『…何も言うことは無いわよ』

朝霜『そりゃそうだろうな。あんな醜態晒してんだ、偉そうな事は言えねぇだろ』

富士『……』ギリッ

221 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 21:35:15.73 p8PpaI1u0 104/477

富士『……私を無効化するなんて。そんな事ができるだなんて』

朝霜『お前がコアな時点で無理があんだよ。行き当たりバッタリで何も考えてねぇクセに』

富士『うるさい!私は全ての艦娘を救う為に…!』

朝霜『そうだな、そのせいで民間人が大勢死んだな』

富士『ぐぎ……!!』

朝霜『諦めろ。お前は万能じゃねぇ』

富士『そんな事は分かってるのよぉ!!』

222 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 21:41:05.85 p8PpaI1u0 105/477

朝霜『防ぐ方法はあんのか』

富士『…無いわ。あの深海棲艦は海に胞子をばら撒いた。世界中に広がっているわ』

朝霜『出撃しねぇ艦娘はどうなんだ?』

富士『無駄よ。胞子を吸収したプランクトンを魚が食べて、その魚を食べた別の魚が…』

朝霜『なんだよそれ』

富士『人間には全く影響が出ない。被害が出るのはコアがある艦娘だけよ』

朝霜『要はお前を狙い撃ちしたもんだなら防ぐ方法もねぇって事だな』

富士『……そうよ』

朝霜『全く為にならねぇ話をありがとよ』

富士『……』ギリギリ

朝霜『お前は精々そこで悔しがってな。じゃあな』

富士『私は……全ての艦娘を救いたいだけなのに…!!』

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

223 : 以下、名... - 2019/04/02 21:42:38.86 DABrAOOho 106/477

朝霜
ああ、忘れるところだった。お前さんが言ってる全ての艦娘を救うためには何をするつもりなんだ?

226 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 21:57:02.57 p8PpaI1u0 107/477

富士『全ての……艦娘を……!!』ギリッ

朝霜『ああ、忘れるところだった。お前が言ってる全ての艦娘を救うって具体的にら何をするつもりなんだよ?』

富士『……理想郷への扉を開くのよ』

朝霜『はぁ?』

富士『そして全ての艦娘を理想郷に導くの』

朝霜『お前……アホか?』

富士『貴女には分からないでしょうね。私は全ての艦娘を見てきたのよ。貴女に近い存在なら朝潮ね。知っているでしょう?彼女がどんな扱いを受けてきたか』

富士『私はあんな艦娘を無くしたい。全ての艦娘が幸せになれる理想の世界へと…』

朝霜『はぁ…お前マジでバカだな』

228 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 22:02:05.52 p8PpaI1u0 108/477

富士『貴女には理解できないわよ』

朝霜『あたいはお前のやろうとしてることの方が意味わかんねぇよ』

朝霜『富士、艦娘の全員が全員不幸なのか?』

富士『は……?』

朝霜『この世界が好きだって言ってる奴もいるんだぞ?』

朝霜『それなのに全ての艦娘を理想郷とやらに連れて行くのか?』

富士『この世界が…好き……?』

富士『あれだけ…酷い目に遭ってる子がいるのに……?』

朝霜『ははぁ…分かった。そういうことだな』

富士『なに!?何が分かったのよ!!』

229 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 22:06:22.69 p8PpaI1u0 109/477

朝霜『お前はどうやっても干渉できねぇ艦娘がいるな?』

富士『そうよ、原因は分からないけど……』

朝霜『それが分かったんだよ』

富士『貴女が?どうして?』

朝霜『お前は幸せを感じてる、もしくは不幸じゃねぇ艦娘の中じゃ目覚めねぇんだよ』

富士『…………』

富士『……』

富士『嘘よ』

朝霜『そうだとしたら説明がつかねぇか?』

富士『嘘…嘘嘘嘘……』

朝霜『お前はまるで艦娘全員が被害者みてぇな言い方をしやがる。それはおかしいんだよ』

朝霜『不幸で無くともお前が干渉できる艦娘は居るんだろうな。でも数は少ないはずだぜ』

富士『そんな…それ……私……』

230 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 22:11:21.51 p8PpaI1u0 110/477

朝霜『お前がやろうとしてる事はテロだぜ。大半の艦娘が幸せだってのに無理やり理想郷に連れて行く」

朝霜『そうしたらどうなるんだろうな?艦娘と親密な関係にあった人間はどうなる?』

富士『嘘……』

朝霜『お前は所詮艦娘の出来損ないだ。自分が世界の中心だと思ってんじゃねぇぞ』

富士『ぎ……!!』

朝霜『コアはコアらしく大人しくしてろ。余計なこと考えてんじゃねぇぞ』

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

233 : 以下、名... - 2019/04/02 22:14:07.70 RwudWJCDO 111/477

…そう、貴女達は私が思っていた以上に強いのね、私は貴女達には必要無いの…?と富士

234 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 22:22:33.77 p8PpaI1u0 112/477

富士『……そう、貴女達は私が思っていた以上に強いのね』

朝霜『お前が弱いと思い込んでただけだろ』

富士『私は貴女達には必要無いの…?』

朝霜『艦娘にはコア、魂が必要だ。でもそれがこうやってペラペラと喋る必要がねぇ』

富士『そう……そうなのね…』

朝霜『余計な事をしてる暇があるなら深海海月姫の胞子をどうにかする方法を考えろ』

富士『えぇ……そうするわ…』スッ

朝霜『…こんなもんか』

236 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 22:25:16.39 p8PpaI1u0 113/477

ーー

「う………」ビクンッ

朝霜「んぁ………ふぅ…」

「あの…どうでしたか……?」

朝霜「富士から話は聞けた」

「体を貸した甲斐はあったんだな」

「次に深海棲艦が何かしてきたとしても何とかなりそうですか?」

朝霜「対策を考えとけとは言ったけど多分無理だな」

「無理……ですか…」

朝霜「コアを止められちゃどうにもできねぇんだな」

237 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 22:29:18.72 p8PpaI1u0 114/477

「そうなると音を聞かないように警戒するしか無いか」

朝霜「しても無駄だぜ。何かに音を混ぜられちゃわかんねぇ」

「テレビとかラジオ、もしくは動画とか……」

朝霜「潮は油断すんな。そうなってくると動けるのは限られた連中だけだ」

「はい…」

朝霜「これからは訓練もやめとけ。下手なことして疲れたら意味がねぇ」

「うん…軽いトレーニングとか、そういうのに切り替える」

朝霜「あたい達にできるのはこれくらいか……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

239 : 以下、名... - 2019/04/02 22:34:31.72 HoHxV/uuO 115/477

女提督が大本営の掌握をはじめる
司令官に合うために一番早い方法はこれだと

243 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 22:46:23.72 p8PpaI1u0 116/477

ーー

提督「私に協力して欲しい事とはなんでしょうか?」

女幹部「お前達の長門を貸して欲しい」

提督「どういう意味で…?」

女幹部「朝霜から聞いた。長門は大本営のスパイとして活動しているらしいな」

提督「…よく朝霜が喋りましたね」

女幹部「多少強引な手は使った、許してくれ」

提督「…許すのは私ではありません」

女幹部「そうか……すまん」

提督「……」

244 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 22:50:17.78 p8PpaI1u0 117/477

女幹部「私は大本営を掌握したい。その為には長門の力が必要なんだ」

提督「必要なのは長門の情報じゃないですか?」

女幹部「……」

提督「いくら女幹部さん相手でも譲れないものがあります。長門はここの鎮守府の艦娘なんです」

提督「長門は大本営のスパイとは言ってますが、積極的に行動はさせていません。危険な目にあって欲しくないんです」

提督「それ以外の事なら喜んで協力します。それではいけませんか?」

女幹部「安価」

下1~3高コンマ 女幹部の台詞や行動などを

245 : 以下、名... - 2019/04/02 22:53:25.21 RwudWJCDO 118/477

もう形振り構ってはいられない、全てを話すキクヅキ
そして頼む、私の最愛の人を取り戻したいんだと頭を下げる

246 : 以下、名... - 2019/04/02 22:54:50.62 vKLwCMa9o 119/477

>>245

248 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 23:08:37.26 p8PpaI1u0 120/477

女幹部「……お前と私と立場が逆だったとしよう」

提督「逆だっとしても…」

女幹部「龍驤が深海提督だとしたらどうする?」

提督「……どういうことですか」

女幹部「お前には全てを話す。もう形振り構ってられないんだ」

提督「まさか……」

249 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 23:12:18.71 p8PpaI1u0 121/477

ーー

女幹部「私の話は信じてくれたか?」

提督「普通なら信じられません。しかしアケボノやグラーフの能力は目の前で見てます……信じるしかありません」

女幹部「話が早くて助かるぞ」

提督「アケボノと出会った時に名前は無いと言っていたのはそういう事情があったんですね」

女幹部「そうだ、私達は名前も全てを失った。だからこそ私…菊月は女幹部になれたんだ」

提督「幹部さんと関係があったのは立場を利用する為…」

女幹部「お前ならそうするだろう?龍驤だけが居ない世界が考えられるか?」

提督「……無理です」

女幹部「そうだろうな。私だってそうだ」

250 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 23:15:59.30 p8PpaI1u0 122/477

女幹部「頼む、私の最愛の人を取り戻したいんだ」

女幹部「これは幹部としての立場からじゃない……」

菊月「一人の艦娘として…愛する人を取り戻したい者からのお願いだ」

菊月「頼む……私に司令官を…」

菊月「あの人もう一度この体を抱きしめて欲しいんだ……」

菊月「お前なら私の気持ちがわかるだろう……?」

菊月「頼む…………」

菊月「おねがい…じまず…………」グスッ

提督「安価」

下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを

251 : 以下、名... - 2019/04/02 23:18:41.80 DABrAOOho 123/477

場合によっては一生恨まれるかもしれないがいいのか?

254 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 23:26:00.32 p8PpaI1u0 124/477

提督「場合によっては一生恨まれるかもしれないがいいのか?」

菊月「いい……」

菊月「司令官が……戻るなら……」

菊月「他にはもう……何も要らない……」

菊月「私にとって司令官は……全てなんだ…」

提督「……分かりました。長門には協力してもらいます」

菊月「ありがとう……本当にありがとう…」

提督「…少し待ちます」

菊月「ひぐ……ぐすっ……」

255 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 23:29:20.25 p8PpaI1u0 125/477

ーー

女幹部「……協力感謝する。長門から得た情報は有意義に使わせてもらう」

提督「はい」

女幹部「…さっき泣いてしまったのは見なかったことにしてくれ」

提督「女幹部さんは泣いてなんかいません。ただ艦娘さんは泣いていたかもしれませんね」

女幹部「…ありがとう」

提督「長門には全てを話すことになりますが構いませんか?」

女幹部「お前の好きにしてくれ。今頼れるのはお前なんだ」

提督「了解しました」

女幹部「…司令官は絶対に連れ戻す。記憶も取り戻して……もう一度司令官と…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

258 : 以下、名... - 2019/04/02 23:34:27.37 HoHxV/uuO 126/477

朝霜に強引な手を使ったとのことなので大丈夫かフォローする

259 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 23:43:07.35 p8PpaI1u0 127/477

ーー

提督「そういえば朝霜に強引な手を使っていたと言っていたが大丈夫なのか?」

提督「むやみに艦娘を傷付けるような…いや、そうとも限らないのか」

提督「女幹部さんは司令官の為ならなんでもすると言っていた。俺がもし女幹部さんの立場なら…」

提督「…朝霜の所に急ごう」

提督「命の危機……とまでは行かないが、何かが起こっているかもしれない」

260 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/02 23:48:13.62 p8PpaI1u0 128/477

ーー

提督「…どこに行ったんだ?部屋にも食堂にも居ない」

提督「執務室にも…龍驤の所にも居なかった」

提督「……本当に何かあったのか?」

提督「そんな…だとしたら……」

提督「…朝霜!どこに行ったんだ!?」

提督「朝霜…!」

下1~3高コンマ 朝霜の様子やその他起こったことなどを

262 : 以下、名... - 2019/04/02 23:51:06.59 x0RcCFFV0 129/477

医務室に左手を抱える朝霜を発見
関節をきめられていたらしい。

朝霜「痛むけど折れてはいねぇよ」

265 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/03 00:04:46.79 Z4/xOq5f0 130/477

ーー医務室

朝霜「イテテテテ…」

提督「骨は大丈夫なのか?」

千歳「問題無いわ。でも相当強く捻られたみたいね」

朝霜「心配いらねぇ……痛っ…」

提督「……」

朝霜「司令…このまま協力してやれよ…」

提督「だが…」

朝霜「女幹部が本気ならよ…足首を狙ってただろ…」

千歳「秋津洲ちゃんが錯乱して切られた方ね」

朝霜「そうしねぇって事は良心が……イッテェ…」

提督「朝霜がそう言うなら…」

朝霜「不意を突かれたあたいも悪いんだよ…」

千歳「不意をついたと言っても特務艦相手に勝つだなんて、よほど強い何かがあったのね」

ーー

280 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 18:45:57.85 Xt7HQj5G0 131/477

ーー

神通「あの…話とはなんでしょう…?」

由良「貴女を鍛える」

神通「私を…?」

由良「川内と。見たわ」

神通「……」

神通「ひょっとして…以前に戦った…」

由良「貴女が注射を嫌がって暴れた」

神通「皆まで言わなくても大丈夫です!」

由良「そう」

281 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 18:48:16.61 Xt7HQj5G0 132/477

由良「あの時の力は誇っていい」

神通「誇るだなんて…そんな…」

由良「あの時の力は私を上回っていた」

神通「そこまで…?」

由良「今の私でなんとか勝てるくらい強い」

神通「由良さんがそう言うなら…そうなんですね…」

由良「間違い無い」

282 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 18:50:39.53 Xt7HQj5G0 133/477

由良「この先貴女の力が必要になる」

神通「そんな時は来て欲しくありません…」

由良「でも貴女はあの時の力を自由に使えない」

神通「必死で…抵抗した結果ですから…」

由良「いつでも力を使えるように鍛える」

神通「難しいかと…思います…」

283 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 18:53:24.30 Xt7HQj5G0 134/477

神通「由良さんと組手をして負けても…注射をされるわけではありません…」

由良「見て」スッ

神通「由良さんの右手の小指…?」

由良「爪」

神通「う……!!」

由良「注射針みたい」

由良「今から貴女に襲いかかる」

由良「私が勝ったらこれを貴女に刺す」

神通「!!」

由良「死ぬことは無い。けど注射より痛い」

由良「行くわよ」シュバッ

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

285 : 以下、名... - 2019/04/04 19:04:53.87 hHtdVeyZo 135/477

すごい勢いで逃げる神通
速さに驚く由良

287 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 19:13:11.65 Xt7HQj5G0 136/477

神通「冗談じゃありませんよ…!!」シュバッ

由良「…逃げた」

由良「あれだけ早く動けるなんて」

由良「神通も忍術を学んでいた?」

由良「違う」

由良「川内の見よう見まね」

由良「それだけであそこまで動けるなんて」

由良「やっぱり鍛える必要がある」

288 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 19:15:44.80 Xt7HQj5G0 137/477

ーー

神通「……!!」ダダダッ

川内「神通!なんで鎮守府の中でそんなに必死に走ってんの!?」

神通「由良さんから逃げてるんです!」

川内「師匠から?」

由良「…」シュバッ

神通「来た…!!」

川内「師匠!?」

神通「追ってこないで下さい!」シュバッ

川内「えぇ!?神通ってそんな早く動けたの!?」

289 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 19:17:17.19 Xt7HQj5G0 138/477

由良「川内」

川内「どうしました師匠?っていうかなんで神通さんを追ってるんですか?」

由良「追うわよ」

川内「私も?」

由良「急いで」

川内「…ごめん神通、師匠の頼みは断れないの」シュバッ

由良「行くわよ」シュバッ

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

291 : 以下、名... - 2019/04/04 19:25:42.90 Z9l0/T4oO 139/477

神通を追い回して追い詰めて
由良「もう逃げられないわ」(真剣)
川内「さあ觀念してよね」(よく分かってないけど取り敢えず)
春雨「逃さないですよ~」(見かけて取り敢えずチャンスだと思った)
皐月「そうだよ」(便乗)

294 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 19:35:15.35 Xt7HQj5G0 140/477

ーー

神通「ひ……!」

由良「追い詰めた。もう逃げられない」

川内「理由はよく分かんないけど…觀念してよね!」

春雨「逃さないですよ…」

皐月「そうだよ!」

神通「なんで…どうして…!」

由良「貴女の為なのよ」

297 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 19:40:58.76 Xt7HQj5G0 141/477

春雨「貴女からは特殊な匂いがします…」

皐月「おしっこの穴で気持ちイイことしてるからじゃない?」

春雨「それはレア物…」ジュルッ

神通「勝手に人の性癖をバラさないで下さい!!」

川内「バラすも何も動画撮られ放題じゃん」

神通「それはそうですけど!」

由良「この鎮守府の為でもあるのよ」スッ

神通「やめて…!その指を近付けないで下さい!!」

298 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 19:44:05.31 Xt7HQj5G0 142/477

春雨「指…?尿道にそんな太いものを……」

皐月「待って、神通さんの様子が…」

神通「ぐ…ぎぎぎ……!」

由良「来るわ」スッ

川内「何が来るんですか?もっと説明を…」

由良「構えなさい。痛い目に合うわよ」

川内「へ?」

皐月「なんかやばそうなんだけど…」

春雨「夕立姉さんに比べれば可愛いものですよ」

神通「う…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

299 : 以下、名... - 2019/04/04 19:47:23.93 jFabW5iUo 143/477

一瞬で吹っ飛ばされダウンする春雨皐月
川内由良はガード出来たが腕が痺れる
オーバーヒートしてひっくり返る神通

303 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 19:55:00.66 Xt7HQj5G0 144/477

皐月「来……!!」
春雨「あ……」ベシャッ

神通「ウゥゥゥゥゥゥ…!」

川内「二人が一撃で!」

由良「やっと本番ね」

川内「師匠はこれが目的だったんですか!?」

由良「そう」

川内「神通を暴走させるなんて…」

由良「この状態をいつでも出せるようになれば良い」

川内「いいかもしれないですけどぉ!」

由良「来るわよ」

304 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 19:57:54.91 Xt7HQj5G0 145/477

川内「ガッ……!!」

由良「思った通りね」

川内「腕が…痺れ……!」ビリビリ

由良「まだこんなものではないわよ」スッ

神通「フッ……フゥゥゥゥ…!!」

川内「師匠…!」

由良「私が止める。心配しないで」

川内「ここは鎮守府の中ですよ!本気の師匠が暴れたらここは崩壊します!」

由良「なんとかする」

川内「なんとかって!」

305 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 20:00:34.17 Xt7HQj5G0 146/477

神通「……」

川内「あれ?神通の様子が……」

由良「…ここまでね」

神通「ふぅぅぅ…」ドサッ

川内「神通!?しっかりして!」

由良「活動できる時間に限りがある。まずはそれを伸ばす所から」

由良「力は申し分無い。後はコントロールするだけ」

由良「川内は才能があった。でも神通はそれを上回る力がある」

由良「これからが楽しみね」

神通「うぅん……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

308 : 以下、名... - 2019/04/04 20:08:50.38 hHtdVeyZo 147/477

皐月が僕も強くならなきゃと訓練開始

310 : 以下、名... - 2019/04/04 20:14:34.77 hHtdVeyZo 148/477

>>308

312 : 以下、名... - 2019/04/04 20:16:10.77 w+/B/boPo 149/477

春雨が先に気絶から回復して皐月が気絶している事をいい事にあんな事やこんな事し始める

313 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 20:22:23.98 Xt7HQj5G0 150/477

春雨「う…うぅん……」

川内「あ、起きた?ちょうど千歳さんの部屋に運ぼうとしてたんだよね」

春雨「神通さんは…?」

川内「師匠が先に運んで行ったよ」

春雨「追いかけなくて…大丈夫ですか?」

川内「…正直ちょっと心配。また襲いかかったりするかも」

春雨「じゃあ由良さんを追って下さい。皐月ちゃんは私が運びます」

川内「そうしてくれたらありがたいな」

春雨「任せて下さい…」

川内「じゃあお願いね!」シュバッ

春雨「……あは」

春雨「睦月型と二人っきり…しかも限界突破済み…」

春雨「うふ……うふふふふ……」

314 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 20:28:01.18 Xt7HQj5G0 151/477

皐月「」すっぽんぼん

春雨「はぁぁ…綺麗な体…!」

春雨「ココもすっごく綺麗ですよ…」サワッ

皐月「……」ピクッ

春雨「あ…っと。起こさないようにそ~っと……」スッ

春雨「照準良し……」

春雨「淫液……吸い尽くしちゃいます…」ジュルッジュブブ

皐月「はぁん!?」ビクッ

春雨「んふ…ん、んんん……」

皐月「な、な、なに!?あ、ぁん…!!」

皐月「やめ…やめてよ……!あ…アァァッ…!!」

316 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 20:30:30.22 Xt7HQj5G0 152/477

ーー

皐月「由良さん!僕も鍛えて下さい!」

由良「何故」

皐月「強くなりたいから!」

由良「本当は」

皐月「…下手に気絶すると春雨に襲われるから」

由良「そう」

皐月「気絶してる間にあんな事された気持ちがわかる!?」

由良「分からない」

皐月「あんな事二度とされたくないの!!」

317 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 20:33:07.32 Xt7HQj5G0 153/477

由良「貴女は忍ぶことはできない」

皐月「川内さんみたいな技術を身に付けたいんじゃないの!」

由良「それ以外は知らない」

皐月「普段やってる訓練とかを教えてくれたらいいの!」

由良「川内がいる」

皐月「由良さんの方がいいの!」

由良「…」

皐月「神通さんが暴れても一発でやられないようになりたい!僕は強くなりたいの!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

318 : 以下、名... - 2019/04/04 20:37:18.64 Z9l0/T4oO 154/477

基礎訓練から一緒に参加して力をつける

321 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 20:42:36.10 Xt7HQj5G0 155/477

ーー

「皐月ちゃん、最近演習以外に何かしてる?」

皐月「実は由良さんと訓練してるんだ~」

「由良さんと?」

皐月「そう…って言っても基礎訓練だけどね」

「それでも凄いよ!あの由良さんと同じ訓練をやり切れるなんて!」

皐月「やめてよ…基礎訓練だけで僕はヘロヘロなんだもん」

「私なら途中でギブアップしちゃうもん、皐月ちゃんは凄いって!」

皐月「そうかな…」

「うん!そうだよ!」

322 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 20:45:53.28 Xt7HQj5G0 156/477

皐月「でもさ、なんで気付いたの?由良さんに着いて行ってるから鎮守府では訓練してないんだよ?」

「体……」

皐月「ん?」

「体…前より逞しくなったなぁって……」

皐月「あ…そっち……」

「だってお風呂以外で皐月ちゃんの裸を見ることが多いんだもん!」

皐月「結局…お互いに我慢できないもんね…」

「あんな気持ちイイこと我慢できません!!」

皐月「うん…シてる時の潮の表情凄いから良くわかるよ」

323 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 20:49:29.89 Xt7HQj5G0 157/477

「私も鍛えた方がいいのかなぁ…」

皐月「潮は鍛えるより艦種の切り替えが大事だもん」

「やっぱりそうですよね…」

皐月「潮は下手に鍛えるより俊敏性だよ」

「私が一番役に立てるのがそういう目的ですからね」

皐月「潮には助けられてるんだよ?ここは重巡が少ないし」

「少しでもお役に立ちたいです!」

皐月「僕もそうだよ!今よりもっと強くなるんだ!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

324 : 以下、名... - 2019/04/04 20:51:43.76 NvpBgk+DO 158/477

そんな中レ級を相手に実戦に近い形で演習をしている漣重巡
元が姫級なのもあってもうかなり互角に近い

327 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 21:03:01.28 Xt7HQj5G0 159/477

ーー

「ふ……!」ガギィン

レ級「らぁぁ!!」

「この……」

レ級「やらせるかぁ!!」バキッ

「ぅぐ……!」

レ級「はぁ……はぁ……」

「ふぅ……ここまでか」

レ級「中々やるな。あたしと同レベルにまではきてるぞ」

328 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 21:06:11.57 Xt7HQj5G0 160/477

レ級「しかしいきなり強くなったな」

「この体が馴染んだからな」

レ級「肌も白くなってツノも生えたしな」

「これ以上の変化は無さそうだ」

レ級「重巡棲姫の力をその体で再現してるからな。だからあたしレベルの力なんだ」

「『切り札』の無いお前と同じなら相当な力があるようだな」

レ級「切り札……超重力砲か。もっと隠しておくつもりだったんだけどなぁ」

「あの状況では仕方なかったんだろう」

329 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 21:10:31.59 Xt7HQj5G0 161/477

レ級「…漣の事、よく吹っ切れたな」

「いちいち悔やんでいては次に進めない」

レ級「そうだけどよ…」

「お前も暁にもしもの事があれば分かっているな?」

レ級「そんな事させるわけねぇだろ。あたしの命に代えても守る」

「私も……そう思っていたさ」

レ級「…すまん」

「終わった事だ、気にするな」

レ級「守れなかった…潜水新棲姫も」

「お前は暁を守っていろ。我々の掟はそうだろう?」

レ級「……あぁ」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

337 : 以下、名... - 2019/04/04 21:25:19.76 jFabW5iUo 162/477

龍驤を看る霞、千歳、先生ら

339 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 21:45:53.26 Xt7HQj5G0 163/477

ーー隔離室

千歳「龍驤さんの調子は良くらないわね…」

先生「このままでは悪化する一方です」

「起きたかと思ったら謝り続ける…心が壊れるまで時間の問題ね」

千歳「なんとかしてあげたいけど医務室は新しく建てるまで使えないし…」

先生「カウンセリングも限界なんですよね?」

千歳「えぇ……もう…」

340 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 22:04:43.31 Z3GJpJ97O 164/477

「私に考えがあるわよ」

千歳「本当に?」

「でも相当な覚悟が必要よ」

先生「それは僕達がということですか?」

「そう。下手をすれば塀の中ね」

千歳「まさか……」

「合法でない薬物やドラッグを使うわ」

先生「それは……」

「そうしないといけない所まで来てるのよ」

341 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 22:07:37.88 Z3GJpJ97O 165/477

千歳「…ちょっと待って。合法じゃない薬は分かるけどドラッグって……」

「私の薬草を組み合わせれば簡単よ?」

先生「依存症は…」

「キツイのがあるわね」

千歳「……」

「何も今すぐ使うなんて言ってないのよ。ただいつでも準備はできるって話。よく覚えておいて」

千歳「使うことが無いようにしたいわね…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

330 : 以下、名... - 2019/04/04 21:11:28.21 w+/B/boPo 166/477

暁「あの時の約束ってどうなってる?」

342 : 以下、名... - 2019/04/04 22:10:14.94 Hi9qAA9tO 167/477

レ級が暁のお見舞い+>>330

345 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 22:25:17.27 Z3GJpJ97O 168/477

ーー

「レ級……訓練してたのね…」

レ級「漣とな。アイツ、あたし並みに強くなってるぜ」

「良かったわね……」

レ級「今日はもう暁の側から離れないからな!安心してくれよ!」

「うん……」

346 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 22:31:35.34 Z3GJpJ97O 169/477

「ねぇ……」

レ級「どうした?」

「あの時の約束…どうなってる……?」

レ級「……」

「私……ね…」

レ級「今はゆっくり寝てるんだ。何も考えなくていい」

「レ級……」

レ級「あたしが暁を守る。何も心配しなくていいんだ」

「でも……」

レ級「ここを裏切ることになってもいい。暁だけは絶対に守る」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

344 : 以下、名... - 2019/04/04 22:11:06.02 Z9l0/T4oO 170/477

女幹部が着実に大本営で力を伸ばしていく

347 : 以下、名... - 2019/04/04 22:33:22.85 Z9l0/T4oO 171/477

>>344

352 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 23:16:45.94 KgTMJTjt0 172/477

ーー

長門(……)スッ

女幹部「これが新しい重役達の資料か」

長門(叩くと埃が出そうなのが二、三人いるぞ)

女幹部「ふむ…この資料は私が有用に使う」

長門(……)

女幹部「なんだ?」

長門(いや、なんでも無い)

女幹部「そうか。なら引き続き情報を集めろ」

長門(了解した)

353 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/04 23:20:03.55 KgTMJTjt0 173/477

女幹部「汚職していた奴らが死んだと思っていたらまた別の奴が出てくる…」

女幹部「人間は意地汚いものだ。そんなに金が必要なのか」

女幹部「それを思えば被曝した奴らは滑稽だ。あの世に汚染金塊を持っていけばいい」

女幹部「……私はどんな手を使ってでも司令官を取り戻す」

女幹部「例え道を踏み外そうとも構わない。それより大切なものがあるんだ」

女幹部「……コイツを追い込むか」ペラッ

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

355 : 以下、名... - 2019/04/04 23:32:16.33 NvpBgk+DO 174/477

いつかの綾波(深海)が普通に大本営で仕事している
何の指示も来ない…何だか私は忘れ去られているんでしょうか…と

356 : 以下、名... - 2019/04/04 23:54:02.52 jFabW5iUo 175/477

>>355

357 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/04/05 00:12:31.80 e6VCFhklO 176/477

ーー

S綾波「……レ級様から連絡が来なくなってしばらく経ちます」

S綾波「あの人達私の事忘れてませんかね……」

S綾波「連絡先を無理やり聞かれた後は何回か連絡は来ましたよ。でも今はサッパリ…」

S綾波「逆に考えるんです。忘れられてた方が良いんです」

S綾波「危険な目に合わずに生き残るのがベストですからね」

S綾波「連絡先…変えちゃおうかな……でもバレたら怖いし…」

「綾波、次の仕事だ」

S綾波「はい司令官!……はぁ」

S綾波「できることならもう関わりたくない……レ級様相手なんか勝てるはずが無い…」

S綾波「どうかこのまま忘れ去られていますように…」

ーー

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