【関連】
【艦これ】龍驤「足りなかったもの」【安価】(4)
2 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/03/31 19:42:32.85 5Oi8ZNhP0 1/477
元スレ
【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その2【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1554028878/
ーー
村雨「提督、緊急通信よ」
提督「これは……」
村雨「大本営は深海提督の提案を受け入れて、深海棲艦側と和解になるそうよ」
提督「大本営の立て直しは不可能ということか…」
村雨「深海棲艦の総攻撃が来たとしたら、とてもじゃないけど持たないわ」
提督「各地の鎮守府はなんとか耐えられるだろう。だが今の大本営はボロボロだ」
村雨「痛手を負わないうちに終戦を受け入れる…それしか無いのね」
村雨「終戦に伴って調停があるみたいね。それは…二日後」
提督「二日後!?」
村雨「……大本営の元帥が持たないのよ」
提督「元帥も被曝していたのか…」
村雨「やっぱり大本営は腐り切ってたのね。元帥も金塊をたんまり手に入れてた。だから他の人より症状が重いの」
提督「そうか…次の元帥を決めるまで時間がかかる。それを待っていては遅いのか」
村雨「元帥がくたばる前に終戦を……それしか無いのよ」
提督「だが実際に深海棲艦との戦争は終わるわけでは無い」
村雨「深海提督は何を考えているのかしら…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
9 : 以下、名... - 2019/03/31 19:58:48.84 W0vUqFHJO 4/477幹部達は調停の場に招集される
ーー
駆逐棲姫「提督、私は明日大本営に行く」
提督「駆逐棲姫がか?」
駆逐棲姫「パパが調停の場に呼ばれたんだ。だから私も付いていく」
村雨「調停の場には出るの?」
駆逐棲姫「出たくない」
提督「そうか…幹部さんが呼ばれたのか」
村雨「調停の裏で何かあったとか色々教えてくれそうね」
駆逐棲姫「伝えたいことは言った。じゃあ私は帰る」
村雨「わざわざ幹部さんの家からここまで来てくれたのよね」
提督「向こうでの生活はどうだ?」
駆逐棲姫「大分慣れてきた。パパと一緒に過ごすのはとても良い」
提督「それは良かった」
村雨「ずっと向こうにいるんじゃなくて、たまにはここに来てるのよね?」
駆逐棲姫「パパは出張が多い。家事が終わって何もすることが無い時はレ級お姉ちゃんに会いに来てる」
提督「クキが幸せなら何よりだ」
駆逐棲姫「そうだ、お姉ちゃんに伝えておいて欲しいことがある」
提督「直接言わないのか?」
駆逐棲姫「…私が使っていた部屋に手紙を残してきた」
村雨「ちょっとそれって……」
駆逐棲姫「お姉ちゃんに宛てた手紙だ。それを伝えて欲しい」
提督「おい……」
駆逐棲姫「私はもう行かないといけない。じゃあな」ガチャ
村雨「あの子…死を覚悟しているのかしら…」
提督「とにかくレ級に知らせておいてやろう」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
15 : 以下、名... - 2019/03/31 20:39:23.88 guD0Csu90 8/477長門を調停会場に張り込ませる
ーー
幹部「長門君は私の護衛の一人として特別にここに来てもらった」
幹部「こういう所は中に入るのは難しいが、入ってしまえばこちらのものだ」
幹部「何か調べたいことがあれば調べるといい。私は先に調停の場に向かっておく」
長門(感謝する)
幹部「この調停の様子は全ての鎮守府が見ることになるそうだ。特別放送も準備ができているらしい」
幹部「深海提督達が何か仕掛けるとしたらそこだ。何かを見せようと企んでいるかもしれないからね」
幹部「何も無いのが一番だが、何かあった場合すぐに教えて欲しい。端末は持っているね?」
長門(これだな)スッ
幹部「よし。頼むよ長門君」
長門(任せておけ)
幹部「元帥様がこの場に向かっているとは聞いているが…そこまで持つのか」
幹部「元帥様は来週まで持たない。そんな体になったのは自業自得だが彼が居ないと終戦は成り立たない」
幹部「どうか…何も無いことを祈ろう」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
14 : 以下、名... - 2019/03/31 20:35:42.87 Q6ogGRUDO 11/477調停の日、深海提督の傍らに黒い着物を着た三日月が控えているのを見付ける女幹部
19 : 以下、名... - 2019/03/31 20:57:47.92 Q6ogGRUDO 12/477>>14
ーー
女幹部「調停が始まった…深海海月姫の側にいる男は間違い無く司令官……」
女幹部「この調停が終わったらなんとしても話を聞きたい……」
女幹部「私の事は忘れてしまったのか?私は司令官の事を一日も忘れた事は無いのに…」
女幹部「司令官……」
「……」
女幹部「…なんだ今のは。不審者か?」
「……」コソッ
女幹部「怪しいな……一応確認しておくか」
三日月「ふぅ……なんとか潜り込むことができました」
女幹部「おい」
三日月「ひぃ!!」
女幹部「怪しい奴だな、お前……」
三日月「菊月…」
女幹部「……三日月。ここで何してる」
三日月「いや、その……」
女幹部「答えによっては容赦はしないぞ」
三日月「えっと……調停の様子が気になったというか…」
女幹部「まだ××を諦めていないのか」
三日月「え…?今なんて言いましたか?」
女幹部「だから、や……」
ざわざわざわざわ
女幹部「…なんだ、急に騒がしくなったな」
女幹部「調停式で何かあったのか…?」
三日月(今の内に……)コソッ
女幹部「……今日は泳がせておいてやる。私の邪魔をするなら次は無い」
女幹部「それより騒いでいる理由が気になる。早く会場に戻ろう」
女幹部「少しでも司令官の側に居たいしな……」
女幹部「おい、何があったんだ」
「調停式の後に深海提督と深海海月姫が会見をするそうだ」
女幹部「なんだと?」
「そんな話は聞いていなかったからな。だから報道も慌ててるんだ」
女幹部「深海海月姫の仕業か?何が目的なんだ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
31 : 以下、名... - 2019/03/31 21:38:13.84 XMfrsst1O 17/477調停式が終わると元帥がポックリ逝って会見どころではなくなる
ーー
「おい!元帥が倒れたそうだぞ!!」
「なんだと!?」
「心肺停止だそうだ!」
「蘇生は?」
「この状況では無理だろうな」
「速報だ!速報出せ!!」
深海海月姫「やれやれ、会見どころでは無さそうですねぇ…」
深海提督「……」
深海海月姫「どうしますか提督?」
深海提督「…任せる」
深海海月姫「うふふ…分かりました…」
「カメラはどうします?」
「一旦引き上げるぞ!」
深海海月姫「そこの貴方…それ、貸してくれないかしら…?」
「は……?」
深海海月姫「うふふふふ…この向こうに艦娘がいるのよね…」
「あ、あの……」
「断れる訳ないだろ!深海棲艦を映せ!」
ーー
深海海月姫「うふ…うふふふ……」
深海海月姫「全ての艦娘がこの放送を見てるのよね……」
深海海月姫「深海棲艦との戦いは終わったの……」
深海海月姫「これから貴女達はどうなるのでしょうね……」
深海海月姫「うふふふ……」
深海海月姫「そうね……真実に近付いている子もいるわよね」
深海海月姫「だから私からとっておきのプレゼントをあげる」
深海海月姫「海月の触手は…胞子となって……全ての海に行き渡ったの……」
深海海月姫「うふ…ふふ……うふふふふふふ…」
深海海月姫「私からのプレゼントは……これ」
深海海月姫「……」パンッ
深海海月姫「うふふ……」
深海海月姫「もうカメラは止めてもいいわよぉ」
「え?あ、はい……」
「なんだったんだ?あの深海棲艦は結局何がしかたったんだ?」
「せっかく生放送まで用意したのに…」
「深海棲艦がしたことと言えば音を出して手を合わせただけですね」
「それに何か意味があったのか?」
「わかりません……」
女幹部「待て。そのまま返すと思うか」
深海海月姫「あら…私に構ってる暇なんて無いわよぉ」
女幹部「どういうことだ」
深海海月姫「すぐに分かるわよ。うふふ…」
女幹部「そんな挑発には乗らない。私の司令官を返してもらおう」
深海海月姫「焦らないでぇ…すぐに分かるわよぉ」
幹部「女幹部!!緊急事態だ!」
女幹部「今取り込み中だ!」
幹部「後にしてくれ!こっちの方が重大だ!」
女幹部「司令官より大切なものなんか無い!」
幹部「ほほ全ての艦娘が沈黙したんだ!!」
女幹部「な……!?」
深海海月姫「うふふふふふふ……」
幹部「そこにいる深海海月姫が手を合わせた瞬間、次々と艦娘の意識が無くなったらしい!」
女幹部「お前……!何をした!!」
深海海月姫「うふふふふふ…」
女幹部「答えるつもりが無いなら…!」
幹部「よせ!!終戦の調停が終わったばかりだろう!」
深海海月姫「そういうこと…貴女は私に手は出せない…」
女幹部「く……!」
深海海月姫「それじゃあまた会いましょう…うふふふふふふ…」
女幹部「……」
幹部「各鎮守府の被害を一刻も早く確認したい。女幹部も手伝ってくれ!」
女幹部「……」
幹部「おい!」
女幹部「……分かった、そっちに協力する」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
44 : 以下、名... - 2019/03/31 22:15:30.58 guD0Csu90 26/477全艦娘が昏睡状態に
ーー足りないもの鎮守府
村雨「そう……分かったわ」
提督「何か分かったか!?」
村雨「どこの鎮守府も同じような状況らしいわ。ほぼ全ての艦娘が倒れて意識が無いって」
提督「そうなのか……」
村雨「この鎮守府で動けるのは私と朝霜と皐月と龍驤さん。それにレ級と暁ね」
提督「やはりあの放送が原因か…」
村雨「間違い無くそうね」
村雨「放送が始まる直前に暁は緊張でお腹が痛くなった。だからあれを見てないの」
提督「暁はそれで説明がつくとして、皐月達は?」
村雨「多分……始まりの艦娘が関係してると思うわ」
提督「…龍驤は?」
村雨「分からないわ……たまたま画面を見てなかったとか…?」
提督「それは一旦置いておこう。一先ず食堂に戻ろう」
ーー食堂
不知火「司令官、皆さんの意識は戻りません」
陽炎「どうなってるのよぉ~!」
提督「陽炎達は動けるのか?」
村雨「私も全部確認した訳じゃ無かったから…」
朝霜「やられたな…ヤバイぞこれ」
提督「朝霜は今の状況は分かるのか?」
朝霜「多分な。今動ける連中に共通してる事があんだろ」
村雨「私も多分そうじゃないかなとは思ってるの」
朝霜「そもそもおかしいと思ったんだよ。終戦の調停を見ろって…」
朝霜「出撃はともかく遠征も出さなって言うんだぜ?何か裏があると思うだろ」
村雨「……うん。春雨達と連絡が取れた。向こうも同じような事になってるみたい」
朝霜「春雨と白露が動けて時雨が動けてねぇな?」
村雨「えぇ……」
朝霜「ほぼ確定だな」
提督「教えてくれ。深海海月姫は何をしたんだ」
朝霜「アイツは艦娘のコア。つまり富士の動きを止めやがった」
提督「なに……!?」
提督「そんな事ができるのか!?」
朝霜「それをアイツはやったんだよ」
村雨「皆んな死んでないって事は止められて数日間だけのはず」
朝霜「でも数日あれば十分だろ」
提督「なにが…」
朝霜「深海棲艦がこの国をぶっ潰すには十分なんだよ」
村雨「完全に数で負けてるわね…」
朝霜「深海提督の狙いはこれだったんだな」
朝霜「深海提督が従えてんのはほんの一部の深海棲艦だ。でも他の深海棲艦のそもそもの目的はなんだ?」
提督「侵略…破壊……」
村雨「今まで私達が瀬戸際で止めていた深海棲艦が全て攻めてくるの」
朝霜「アイツらに指揮官はいねぇ。でもいつもは邪魔をしてくる艦娘が居ないとなると嫌でも攻めてくんだろ」
提督「甚大な被害が出る……民間に…町に……」
朝霜「この辺りはあたい一人でなんとかなるとしてもだ。他はマズイぞ」
村雨「大本営も元帥が亡くなってしまった。指揮系統はもう機能しない…」
朝霜「司令……終わりかもしんねぇ…」
提督「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
66 : 以下、名... - 2019/03/31 22:47:14.80 XMfrsst1O 33/477各地に傀儡の軍勢が現れて深海棲艦と激突
組織が声明を出す「戦争は終わらせない」
ーー
村雨「提督!これを見て!」
提督「なんだ…?」
村雨「ドローンか何かで撮った映像だと思うんだけど…!」
「…………」
「…………」
朝霜「これ…傀儡か。深海棲艦と戦ってやがる」
村雨「これに似たような動画が次々と動画サイトに投稿されてるの!」
提督「傀儡を作っている例の組織が助けてくれた……のか?」
村雨「そういうことじゃないみたいね…」
村雨「それらの動画には全部同じ投稿者コメントが打たれてるの」
朝霜「戦争は終わらせない……か」
村雨「組織は戦争を終わらせたくない。そうしてしまうと傀儡の価値が下がってしまう」
朝霜「だから無理矢理深海棲艦と戦うしかねぇってことか」
村雨「動画は粗いけど傀儡の動きは分かるわ。もうここまで完成してたなんて…」
朝霜「この傀儡が攻めてこられてもまずかったな」
村雨「こうなってある意味良かった…と言えるのかしら」
提督「……」
潮「あの…準備できました!」
朝霜「よし。ならあたいが行く」
村雨「無茶はしないでね」
提督「何を始めるんだ?」
朝霜「富士に会ってくる。潮が居れば会いにいけるからな」
潮「漣ちゃんの体を借ります!中身は重巡棲姫さんですけど、富士さんは残ってます!」
提督「…気を付けろよ」
朝霜「パパにそう言われちゃ無茶はできねぇな。無事に帰ってくるから安心しててくれ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
74 : 以下、名... - 2019/03/31 23:04:43.98 0FjjfoHZo 37/477まいったね……お姉ちゃんいきなり眠らされるなんて…
✕✕さんが応対してくれる
ーーーー
朝霜『どこだ?どこにいやがる富士?』
『残念ながらお姉ちゃんは居ないよ』
朝霜『お前は…』
『あたしの名前は呼んじゃダメ。わかってる?』
朝霜『…あぁ、わかってるよ』
『それじゃあよし!いや~しかし参ったね。まさかいきなり眠らされるなんて』
朝霜『予想は出来なかったのかよ』
『できたし阻止することもできたよ。でもそれはあたしの仕事じゃないから』
朝霜『……』
『でさ、ここまで何しに来たの?』
朝霜『富士を起こせるなら起こそうとしたんだよ』
『む~り。時間経過以外で治らないよ』
朝霜『それでいいのかよ。このままじゃ終わるぞ』
『べっつに~あたしには関係ないもん』
朝霜『…それでもや…』
『口に出すな!』バリッ
朝霜『うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
『名前を口にすれば因果が回る!!あたしはそこまで落ちぶれてない!!』
朝霜『ぐ…が……!!』
『たかが艦娘があたしと対等の立場に居ると思うな!!お前なんかいつでも消せるのが分からないの!?』
朝霜『う……ご…め……』
『うんうん、分かればいいんだよ~』
朝霜『…………』
『それとさ、さっきから終わる終わるって言ってるけど実際には終わらないのはわかってるでしょ?』
朝霜『なに…が……』
『だってまだその2なんだし。まだまだ終わらないよ~』
朝霜『は……あ…?』
『貴女には干渉できないは、な、し。一生理解もできないだろうしね~』
『まぁでも折角ここまで来たんだし少しくらい手伝ってあげようかな。何が欲しい?』
朝霜『ぁ……う……』
『あちゃ~やり過ぎちゃったか。じゃあ貴女には答えだけをあげるね』
『そういう訳だからよらしくね~』
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
81 : 以下、名... - 2019/03/31 23:23:22.93 S3he+kRXO 41/477「ではまずはあのクラゲ姫の首を取りましょうか」と閻魔刀を持った大和さんが老幹部さんとともに来る
『ほうほう、ここであの大和さんが出てくるんだ』
『ふ~ん成る程ねぇ…』
朝霜『……』
『朝霜も限界だしここまでかな。じゃあまたね』
『以上八島でした。次に会うのはいつになるかなぁ~』
ーー
老幹部「まさか富士の動きを止めるとはのぅ」
大和「そんな事を考えつく方がどうかしてます」
老幹部「儂の出番はもう無いと思っとんたんじゃが…」
大和「お互いにまだ死ねないみたいですね」
老幹部「困ったものじゃ…」
大和「大和と同じ名を持つこの刃にもまだ役割があるということです」
老幹部「閻魔刀…」
大和「とりあえずあの海月の首を切りに行きましょうか」ニコッ
老幹部(この笑顔も相変わらず怖いのぉ……)
ーー
老幹部「大和よ。今更じゃがその人と魔を分かつ剣で海月の首は切れるのか?」
大和「この子が切らせてくれますよ」ガチャッ
老幹部「ほぉか……」
ザザザザザッ…
老幹部「今の海に出るのは簡単では無いぞ。深海棲艦と傀儡がうようよしとる」
大和「あれくらい大和にとって露払いにもなりません。それでは行ってまいります」ザザッ
老幹部「やり過ぎんるんじゃないぞぉ~」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
91 : 以下、名... - 2019/03/31 23:53:17.31 sc8bnQEyo 45/477深海も傀儡も海ごとぶった切る大和さん
92 : 以下、名... - 2019/03/31 23:53:40.75 XMfrsst1O 46/477>>91
老幹部「派手にやっとるのぉ~海ごと切っとるわ」
ズバァ……
老幹部「あんまりやり過ぎると津波でも起きそうじゃの」
ザザザッ
老幹部「あっさりと突破しよった。あとは大和に任せるしか無いの」
老幹部「儂は先に帰るぞ~適当に終わらせて帰ってこいよ~」
ーー
大和「ぺっ……返り血を浴び過ぎましたね」
大和「傀儡は切ってて楽しくありませんね。骨の感触がイマイチです」
大和「筋肉も人工的に作られたものなのが丸わかりです。美しくありません」
大和「でも海月さんは違いますよね。きっと切りごたえがある素敵な方なんです」
大和「早くお会いしたいですね…」ズバッ
「……」ベチャ
大和「ぺっ……また口に…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
93 : 以下、名... - 2019/03/31 23:55:02.56 0FjjfoHZo 49/477海月の方から来た
組織が表立って行動して来た今があいつらを掃除出来るチャンスだとおもわなぁい?
……ぶっちゃけあんなに数増えてるとは想定外だったのよ
99 : 以下、名... - 2019/04/01 00:11:03.89 B+XyOOb+o 50/477>>93
深海海月姫「随分と暴れてるみたいねぇ」
大和「まぁ…美味しそうな体」
深海海月姫「組織が表立って行動して来た今があいつらを掃除出来るチャンスだと思わないかしらぁ?」
大和「思いません。大和は貴女を切りに来たんです」チャキッ
深海海月姫「せめてお話がしたかったけどぉ」
大和「……」ズバッ
深海海月姫「……」ベチャッ
大和「切った感触がありません。これは偽物の体か何かですね」
大和「このままじゃ閻魔刀に申し訳ありません。もっと血を……」
ザザザッ
大和「獲物には困らなさそうですね。今日はよく眠れそうです」
ーー
ーー
龍驤(皆んなが倒れてから二日。まだ起きる気配は無い。たった二日しか経ってないけど何週間も過ごしたような気がする)
龍驤(深海棲艦との終戦。もう戦わんでええってなったその日に九割近い艦娘が行動不能。更に戦いが終わったはずやのに深海棲艦は陸地を攻撃してきた)
龍驤(全て深海提督の仕業やったんや。ウチらも人間も全部アイツの掌の上で踊っとっとんや)
龍驤(深海提督は攻撃してくる深海棲艦はレジスタンス。終戦反対派やって言いよった)
龍驤(アイツは元々全ての深海棲艦を従えてなんか無い。けど今のウチらにそれを確認する方法は皆無や)
龍驤(たかが人間一人と深海棲艦一匹に……ここまでやられるとはなぁ)
龍驤(その事以外に一つ、分からんことがある)
龍驤(現在動けてる艦娘は始まりの艦娘を追い出してコアが無い状態の艦娘と、調停式を見てなかった艦娘だけ)
龍驤(潮とかみたいに傀儡もや。それ以外の調停式を見とった艦娘は全滅や)
龍驤(……ウチも調停式は見とった)
龍驤(朝霜はたまたま深海海月姫が手を合わせた瞬間を見てなかったんやろうって言うとった。その時は話を合わせたけどウチはほんまは見てたんや)
龍驤(……なんでウチは動けてるんや)
龍驤(ウチの体は艦娘で傀儡や無い。怪我した時のカルテは残っとるし、印を体に刻んだ時の記録もある)
龍驤(深海海月姫……手を合わせた瞬間ウチを見た気がする)
龍驤(テレビやから当たり前やけど……それだけや無い何かを感じたんや)
龍驤(……これからどうなるんやろ)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
125 : 以下、名... - 2019/04/01 20:01:18.84 ZrQeTWNFO 54/477伝説の翔鶴が鉄底から現れた深海鶴棲姫と交戦する
ーー鉄の海域
A翔鶴「悪い時に悪い事は重なるものね」
深海鶴棲姫「ノコノコと来たの…ワザワザ……」
A翔鶴「手強い相手になりそうね」
深海鶴棲姫「フフ……ハハハハハ…!!」
A翔鶴「無傷で勝つのは無理。それでもやるしか無いのよ」
深海鶴棲姫「グ……!」
A翔鶴「一人相手ならどうとでもなるのよ」
「……」
「……」
「……」
A翔鶴「また新たな深海棲艦が生まれたわね。それも鬼級に姫級」
A翔鶴「多くの艦娘が動けない今、私が砦にならないといけないの」バサッ
深海鶴棲姫「ナ……空を……!?」
A翔鶴「悪いけど全力で行くわ。せめて安らかに眠ってちょうだい」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
130 : 以下、名... - 2019/04/01 20:27:49.86 zaBwj+4DO 57/477例の繭が脈動
凄まじいプレッシャーを感じ一時撤退する伝翔
ドクンッ
A翔鶴「鉄の海域の中心部にある繭……あれが脈動してる」
深海鶴棲姫「グァ……!」
A翔鶴「深海鶴棲姫が苦しんでいる?」
深海鶴棲姫「ウ…ウウ……!」フラフラ
A翔鶴「繭に呼ばれている……?」
深海鶴棲姫「ワタシ…ハ……!」
A翔鶴「貴女はあそこへは行かせない。敵に背を向けたら終わりよ」バサッ
深海鶴棲姫「ウッ…!!」
ーー
A翔鶴「目に付いた深海棲艦は全て沈めた。でも次はどうなるかは分からないわ」
A翔鶴「補給も済んだし引き続き警戒ね」
A翔鶴「陸地の方はどうなっているかしら。民間人は無事?艦娘はもう動いてるの?」
A翔鶴「私は確認しに行く事はできない。無事を祈ることしか…」
A翔鶴「どうか無事でありますように……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
124 : 以下、名... - 2019/04/01 20:01:09.25 nb+cGH2qO 60/477朝霜がダイブした結果を話す
136 : 以下、名... - 2019/04/01 20:46:53.64 nb+cGH2qO 61/477>>124
ーー
提督「皆んなは数日の間に目覚めるんだよな?」
朝霜「アイツはそう言ってたぜ」
提督「二日経ってもダメか」
朝霜「そうみてぇだな」
提督「…壊滅的な被害が出ている地域が出てきている」
朝霜「大本営は何て言ってんだよ?」
提督「レジスタンスを排除する為に尽力を尽くす…と」
朝霜「呆れた、まだ隠すつもりかよ」
提督「突然艦娘が動かなくなっただなんて言えるはずが無いだろう」
朝霜「どうやっても大本営は腐りやがるんだな」
ズズズ……
朝霜「地震……いや、レ級の超重力砲か」
提督「俺達は幸運だった。レ級が居なければ壊滅していてもおかしくは無かった」
朝霜「あたいと皐月達と龍驤さんだけなら厳しかったな」
提督「これなら数週間でも持つ。レ級には感謝してもしきれないな」
朝霜「重力砲っても威力は大したこと無いと思ってたんだけどよ、司令にも隠してんだな」
提督「暁は知っていたらしい。むやみに言うのは得策ではないと黙っていたんだな」
朝霜「そいつは正しい。今使ってんのも皆んなが起きるまでって約束だ」
提督「だが助かったのは事実だ。本当に有難い……」
ピピピピピ…
朝霜「あたいが出る。誰だ」ガチャ
朝霜「なんだオッサンか、何の用だ。こっちは今忙しいんだよ」
朝霜「……あぁ!?」
提督「どうしたんだ?」
朝霜「深海提督がレジスタンスの対策について話し合いの場を設けたいって言ってきたってよ。それで…」
提督「それで?」
朝霜「向こうが指定した艦娘が……」
朝霜「龍驤さん…」
提督「なぜだ!?何故龍驤が…!」
朝霜「あたいだってわかんねぇよ…」
提督「…俺は行けないのか?」
朝霜「そこは調整中だってよ。向こうは二人らしいからこっちも二人になるようにする…」
朝霜「なんで……龍驤さんなんだよ…」
提督「龍驤……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
143 : 以下、名... - 2019/04/01 21:14:42.61 B+XyOOb+o 65/477提督と龍驤で指定の交渉場所に赴く
ーー某所
幹部「私達が一緒に行けるのはここまでだ。向こうは君たち二人以外が来ることは認めていない」
提督「…はい」
女幹部「なぜ私ではいけないんだ…司令官……」ぶつぶつ
龍驤「なんでウチなんやろ……」
幹部「いいかい、分かってるとは思うが君たち二人だけが頼りなんだ」
提督「十分理解しています」
幹部「今日だけは無茶をするなとは言えない。どうか多くの艦娘を救ってくれ!」
提督「…了解しました」
龍驤「ほな行こか、司令官…」
幹部「……頼むよ提督君」
ーー
深海海月姫「偉いわねぇちゃんと約束は守ってくれたのねぇ…」
龍驤「…なんでウチなんや」
深海海月姫「うふふ…全部教えてあげるわぁ」
提督「……」
深海海月姫「まず……私の提督。深海提督についてよぉ」
深海海月姫「彼は私のパートナーなのよぉ」
龍驤「パートナーってことは…」
深海海月姫「そういうこと…うふふふふ……」
深海提督「……」
深海海月姫「彼は記憶を無くしていたの…名前も…全て失っていたわぁ」
深海海月姫「彼は自分が誰か分からないのよぉ」
深海提督「俺はどこで生まれて何をしていたのか。何も覚えていない」
深海海月姫「でもきっと艦娘に関する仕事はしてたのよぉ。始まりの艦娘の事も知ってたわぁ」
龍驤「お前は……」
深海提督「全てを失った俺を海月姫は受け入れてくれた」
深海海月姫「こんな格好良い人間……放っておくわけないじゃなぁい」
提督「確かに…テレビで見るアイドルや俳優なんかよりもイケメンだ」
深海提督「海月姫のおかげで思い出してきたこともある」
深海海月姫「始まりの艦娘の事とかねぇ」
龍驤「…そっちの提督の事情は分かった。それがウチと関係あるんか?」
深海海月姫「うふふふふふ……」
深海海月姫「貴女も知ってるわよねぇ?愛し合う男女が行為をして…その先はどうなるの?」
龍驤「どうなるって…」
深海海月姫「うふふふふふふ…」
提督「まさか……」
深海海月姫「そうよぉ…私は提督の子どもを孕んだのよぉ」
深海海月姫「人間と深海棲艦の間で子どもができる…?そんな事は聞いちゃダメ。私も驚いたのよぉ」
深海海月姫「生まれた子どもは人間とは違ったわぁ。そもそも妊娠期間も短かったわねぇ」
深海海月姫「成長速度も早かったのよぉ。あっという間に立てるようになって喋るようにもなったわぁ」
深海海月姫「その頃になると私達は陸に行こうって話合ってたのよぉ」
深海海月姫「陸でこの人と幸せに暮らしたい…そう思ってたわぁ」
深海海月姫「その為に準備もしたのよぉ。私達の子どもには人間の言葉を教えて、人間のルールも教えたわぁ」
深海提督「人間の暮らしに慣れさせる為に街に連れ出した事もある」
龍驤「……」
深海海月姫「私の子はやんちゃで…一度人間の街を知ってしまうとよく一人で遊びに行ってたのよぉ」
深海海月姫「海沿いの街だけじゃなく…都会の方にもねぇ…」
深海提督「バスなんかの公共の乗り物にもいつのまにか乗れるようになっていたな」
深海海月姫「そうねぇ…」
龍驤「はぁ……はぁ……」ダラダラ
深海海月姫「凄い汗よぉ…大丈夫…?」
提督「龍驤……」
龍驤「し…れ……かん…」
深海海月姫「バスにも乗れるなら……電車にも乗れるわよねぇ…」
龍驤「ひ、ひ、ひ……」
深海提督「あの子にとっては人混みすら珍しかった。俺達が普段居るのは海の向こうだ」
深海海月姫「沢山の人を見つけたら例えホームの上でもはしゃいじゃうわよねぇ」
提督「ま……さ…か………」
深海海月姫「よくも私の子どもを殺してくれたわね」
龍驤「ひい…………!!!!」
深海提督「…最初は事故なんだと諦めようとした。だが駅の監視カメラの映像を手に入れ時に疑問に思ったことがある」
深海海月姫「貴女…子どもがいるのに気付いてたわよね?」
龍驤「ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ……」
提督「龍驤…!」
深海提督「なぜか気付いた時に助けようとせず、ギリギリになって電車に飛び込んだ」
深海海月姫「最初は訳が分からなかったわ。でも貴女の事を調べれば…想像はできたわ」
深海提督「あえてギリギリで助けることによって感謝状か何かを受け取ろうとしたんだろう」
深海海月姫「男漁りばっかりして左遷された貴女が評価を上げるにはそれしか無かったものねぇ」
龍驤「ひ……っ!!」ガクッ
提督「……」
深海海月姫「あの子には唯一嫌いなものがあった。それは艦娘よ」
深海海月姫「私が艦娘に負の感情を持っていたのが原因かもしれないわねぇ。偶然艦娘を見かけた時は舌を出してたもの」
深海提督「だからあの時手は取らなかった。自分が危険だと分かっていない状況で艦娘から手を伸ばされる…」
深海海月姫「当然あの子はその手を握るはずは無いわぁ。だって艦娘が大っ嫌いだもの」
深海提督「何か言い訳はあるか」
龍驤「ご、ご、ご…ごめ……ごめん…なさ…」ガタガタ
提督「龍……驤…………」
深海海月姫「その様子だと無いみたいねぇ」
深海提督「そのようだな」
龍驤「そ、そんな……ウチが…」
提督「…あの子の親と連絡が取れなかったのはその為か」
深海海月姫「そうよぉ、深海棲艦と人間の子なんて実験材料にされて終わりだもの」
深海提督「誰かのせいでそもそもミンチになっていたしな」
龍驤「はひっ……!」
提督「……俺達をどうするつもりだ」
深海海月姫「安価」
下1~3高コンマ 台詞や行動などを
163 : 以下、名... - 2019/04/01 22:18:42.50 QuTU+2Yw0 76/477後悔して苦しめばいいわよ
深海海月姫「貴女には何もしないわぁ。後悔して苦しめばいいのよ」
深海提督「お前は生きて苦しみ続けろ」
龍驤「ひ…ぎ……っ!」
深海海月姫「動かなくなった艦娘も、壊滅した街もぜーーんぶ貴女のせい」
深海提督「汚染された金で死んだ役人達も全てだ」
龍驤「ぐっ…ぎ……!が…あぁ……!!」
深海海月姫「全て貴女の軽率な行動が招いたのよ」
深海提督「全てはお前を苦しめるための計画だ」
提督「……」
深海海月姫「死ねなんてそんな言葉は言わないわぁ」
深海提督「生きろ。生きて苦しみ続けろ」
深海海月姫「死ぬより辛い目に合わせてあげる」
深海提督「人殺し」
深海海月姫「人殺し」
龍驤「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
提督「龍驤…っ!」ダキッ
深海海月姫「今日はこれくらいにしておきましょうか」
深海提督「そうだな」
深海海月姫「これからどうなるか楽しみにしてなさいよぉ…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
167 : 以下、名... - 2019/04/01 22:52:57.71 P4m9NkW4o 79/477K提督の鎮守府に深海の一団が接近しているとの急報が
ーー足りないもの鎮守府
ピピピピピ…
朝霜「…誰だ」ガチャ
K提督『あの!提督さんはいらっしゃいますか!?』
朝霜「司令は今取り込み中だ」
K提督『なら伝言をお願いします。こちらに深海棲艦の大群が向かって来てるそうなんです!』
朝霜「支援なら出せねぇぞ。状況分かってるか?」
K提督『そこをなんとかお願いします!こちらからも支援は出します!』
朝霜「……はぁ?そっちも支援出せんならそっちでなんとかしろよ」
K提督『うちの場合は事情が特殊なんです!』
K提督『こちらには海防艦と重巡しかいません。空母は一隻も居ないんです!』
朝霜「ちょっと待てよ、そっちの艦娘は動いてんのか?」
K提督『はい、あの…実は……』
朝霜「なんだよ」
K提督『調停式の時は…アニメを見てたんです……』
朝霜「なんだと!?」
K提督『すいません!海防艦の子達の見たいアニメと時間が被ってたんです!』
朝霜「あれだけ見ろって言われてたのにか…」
K提督『アイドルがカツドウしてるアニメは海防艦に大人気なんです…』
朝霜「改めて聞くぞ、お前の所に居る海防艦は全員無事なんだな?」
K提督『はい…』
朝霜「それを早く報告しろってんだよ!潜水艦がヤベぇ地域もあるんだぞ!」
K提督『申し訳ありません!』
朝霜「はぁ…わかった、お前の所に空母を回してやる」
K提督『本当ですか!?』
朝霜「ただし!お前の所の海防艦は全員出ろよ!」
K提督『はい!皆んな協力してくれるはずです!』
朝霜「いいか、今すぐに出発させろ!」
朝霜「…んだよあの鎮守府は。調停式よりアニメを優先するって…」
朝霜「それより他の鎮守府に連絡だ。大抵はあたいの特務艦の権限でなんとかなる」
朝霜「空母……」
朝霜「龍驤さん……ママはどうしてんだ…」
朝霜「司令と帰ってきてから体調がおかしくなって……パパがつきっきりで診てやってんだよな…」
朝霜「千歳が動かねぇしここにいる医者は全員を診なきゃいけねぇ。司令がやるしかねぇんだ」
朝霜「…司令の様子もおかしかったんだよな」
朝霜「深海提督とかいう奴と会ってからだ。龍驤さんも司令もおかしくなった」
朝霜「……様子を見に行くか」
朝霜「司令と龍驤さんは地下の隔離室に居るんだよな」
朝霜「パパ…ママ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
181 : 以下、名... - 2019/04/01 23:21:22.98 P4m9NkW4o 85/477かつてない幻肢痛に絶叫しながら七転八倒する龍驤
ーー隔離室
龍驤「痛い痛い痛い…!」
提督「龍驤…」
龍驤「ごめんなさいごめんなさい……」ガタガタ
提督「……」
朝霜「パパ……」
提督「見ての通りだ。幻肢痛に苦しんだかと思えば謝り続けている」
朝霜「なぁ…ママに何があったんだよ……」
提督「……」
提督「龍驤、あいつらの逆恨みに律儀に付き合う必要は無いんだ。龍驤のせいじゃない」
龍驤「違う…違う!ウチはあの子を見殺しにしたんや!!ウチがあの子を殺した!」
龍驤「その子は深海海月姫の…子ども……!!ウチが…あぁぁぁぁぁぁ!!」
朝霜「嘘だろ……?」
提督「…今回の事件は全て龍驤への逆恨みだ」
朝霜「ママが……殺した…」
提督「深海提督……お前のやり方は……!!」
朝霜「こんなに怒ってるパパ…初めて見た……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
189 : 以下、名... - 2019/04/01 23:46:50.89 bVmMffQRo 88/477提督から話を聞いた女提督が氷より冷たい顔になり必ず取り戻すと
ーー
モチヅキ「おーおー腐ってるねぇ」
女幹部「……」
チヨダ「私だって許せないわよ!!提督との子どもだなんて!」
荒潮「やっぱり…記憶が無かったのねえ…」
アケボノ「もしかしてそれが原因とか?精子にまで異常が出て深海棲艦を孕ませたとか」
ハグロ「はらむ?」
グラーフ「ハグロ、私とあっちに行こうな……」
モチヅキ「それよりあの龍驤が原因だったとはね」
アケボノ「…そうね」
リュウジョウ「おんなじ龍驤として恥ずかしいわ」
チヨダ「まさに因果応報よね」
モチヅキ「で、どうするのキクヅキ?」
女幹部「……深海海月姫から司令官を取り戻す」
モチヅキ「それだけ?」
女幹部「龍驤も殺す」
女幹部「アイツが……あのカタワのせいで!!」
荒潮「それと提督は関係ないわよ~」
モチヅキ「今のキクヅキは聞く耳持たないね」
女幹部「司令官を取り戻す為なら…なんだってやってやる!!」
ーー