【関連】
【艦これ】龍驤「足りなかったもの」【安価】(2)
ーー
村雨「提督、龍驤さん。疲れてない?」
龍驤「疲れてないって言うたら嘘になるな」
提督「精神的にもな…」
村雨「よかったら村雨が秘書艦を代わりましょうか?」
龍驤「経験あんの?」
村雨「あら、歓迎会で改めて自己紹介したじゃない」
提督「あの時はガングートの子どものお披露目会と被ったからな」
龍驤「村雨がここに来てくれるで~って紹介したのは覚えてるけど…」
村雨「あら…」
龍驤「村雨が秘書艦をやってくれるんやったら凄い助かるわ。漣と潜水新棲姫がおらん今…ウチが倒れたら終わりや」
提督「葛城にはまだ秘書艦を任せられない」
村雨「この村雨に任せておいて。特務艦なりに頑張っちゃうから」
龍驤「…村雨は特務艦なんやったけ?」
村雨「まさかそれも覚えてないの?まさか提督は覚えてるわよね?」
提督「う、ううん……」
村雨「ちょっとぉ…」
提督「…すまない」
村雨「ガングートさんの護衛に特務艦一人な訳ないじゃない。時雨と春雨以外は特務艦だったって言ったわよ」
龍驤「そうやそうや。春雨も特務艦やったんやけど頭がピンク過ぎて権限剥奪されたんやったな」
村雨「そうそう、思い出した?」
提督「…すまなかった。潜水新棲姫と漣がああなって色々と……」
村雨「そういう時は楽しい事を考えるのよ。ガングートさんの子どもなんて凄く可愛いいし」
龍驤「ウチも何度も見せてもろとるけど、ほんまに可愛いわ」
村雨「分かった、今日は二人ともお休みよ!この村雨がお仕事してあげる!」
提督「だが…」
村雨「大丈夫よ。村雨のちょっといいとこ見せちゃうから!」
龍驤「司令官…お言葉に甘えとけへん?ウチな、キミのこと心配やねん」
提督「…お願いできるか?」
村雨「この村雨に任せておいて!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
495 : 以下、名... - 2019/03/25 20:08:59.65 pwJZ/QtC0 218/426重巡棲姫が富士から聞いたことを提督に伝えに来る
ーー
漣「今日は臨時で休みになったらしいな」
提督「村雨の計らいでな。正直助かるよ」
漣「お前の心は壊れ易い。ケアも仕事のうちだ」
提督「あぁ…」
漣「それでだ提督、お前に言っておきたいことがある。漣の事についてだ」
漣「漣の精神は完全には死んでいないんだ」
提督「どういうことだ?」
漣「富士が言っていた、漣の精神を預かると。漣の精神は休息が必要だそうだ」
提督「休息…」
漣「何はこの体に戻ってくる。それがいつになるかは知らないがな」
漣「提督、だから悲しむのはここまでだ」
提督「…良い事を教えてくれた」
漣「漣が私達のことを見てるのかは分からない。何を持って休息が終わったのか判断するのは富士だ」
提督「想像はできるがな…」
漣「話はそれだけだ。後はゆっくり休め」
提督「そうさせてもらう……」
漣「元医務室の除染作業でうるさいだろうから耳栓でもして寝てろ」
提督「そうか…」
漣「いいか、お前が倒れたら終わりなんだ。漣が愛したこの場所を壊す訳にはいかない」
提督「そうだな……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
502 : 以下、名... - 2019/03/25 20:39:19.75 BbiFJZzJo 222/426朝霜「書類片づけで特務に上がってくる奴も珍しいよな」
夕立「お前みたいなコネ遣いと一緒にするなっぽい、村雨は戦闘面でも強くt」
村雨「そういえば特務艦ってよく考えるとなぞよねえ(秘書艦業務しながら」
ーー執務室
朝霜「頭の方で特務艦に上がってくる奴も珍しいよな。普通はあたいとかお前みたいに戦闘派だろ」
夕立「お前みたいなコネ遣いと一緒にするなっぽい、村雨は戦闘面も弱くはないっぽい」
朝霜「ならあたいに勝てんのかよ」
夕立「そういう話はしてないっぽい!」
村雨「そういえば特務艦ってよく考えると謎の制度よねぇ」シュババッ
朝霜「雑談しながら仕事してやがる…」
村雨「あら、これくらい普通よ」
夕立「強い艦娘にある程度自由を認めないと、大本営はクーデターを起こされたら困るっぽい」
朝霜「ほんとにそれだけが理由か?」
村雨「富士を追い出しているっていうのも関係してるのかしら?」
朝霜「それは関係あるだろ」
夕立「間違いないっぽい」
村雨「大本営は富士の事を隠したいはずよね」
朝霜「存在が無いものになってんだからな」
夕立「建造ドックにも触れて欲しくないはずっぽい」
朝霜「何か裏があるんだろうな…」
朝霜「…そうだ、大本営どうなってんだよ。メチャクチャになったんだろ?」
村雨「汚職してる役人達が全員被曝したらしいわね」
夕立「あんなクズ共さっさと死ねばいいっぽい」
村雨「相変わらずね…」
朝霜「なぁ夕立、お前は大本営を皆殺しだって言ってたけどよ、今回ので大方掃除はできたんじゃねぇか?」
村雨「そう言われるとそうね…」
夕立「安価」
下1~3高コンマ 夕立の台詞や行動などを
509 : 以下、名... - 2019/03/25 21:00:27.87 gfLs6++6O 226/426それはそうなんだけど納得いかないっぽい
夕立「それはそうだけど納得いかないっぽい」
朝霜「そりゃそうだろうな」
夕立「できるなら夕立が全員ブチ殺してやりたかったっぽい」
村雨「でも結果的に殺すより苦しんで死ぬことになって良かったじゃない」
夕立「ぽい…」
朝霜「あーあ、何の為に民間人殺したんだろうな」
夕立「その事は言うな!!」
朝霜「何度でも言ってやるよ。人の弱みは握ったもん勝ちだ」
村雨「夕立、いくら見られたからって子どもを殺す必要は無かったわ」
夕立「うるさい!あの時はああするしか無かった!」
朝霜「殺す必要がねぇって言ってんだ。目ぇ潰すとか他に色々あっただろ」
夕立「ぐぎぎ……!」
朝霜「呪われる前に供養でもしとけよ。どうなってもしらねぇからな」
夕立「お前に言われたくないっぽい!」
村雨「特務艦が三人も集まると賑やかね…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
513 : 以下、名... - 2019/03/25 21:16:07.98 lAvuEK/DO 229/426お菓子やら雑誌を持参してくる白露と春雨と時雨
執務室が女子高の雰囲気に
ーー
白露「そっか…最近の男は押すのが効果的なのね」ペラッ
春雨「押すも何も挿入しちゃえばイチコロですよ」
時雨「春雨は相変わらずだね」
村雨「貴女達、ここは溜まり場じゃないのよ?」
夕立「たまには息抜きが必要っぽい。ここなら誰にも邪魔されないっぽい」
村雨「それはそうだけど…」
時雨「確かに雑誌にお菓子の持ち込みはやり過ぎちゃったかな」
春雨「ほんとなら極太バイブとか…」
白露「流石にそれは阻止したよ」
村雨「流石ね白露姉さん」
夕立「そもそもここの提督は何してるっぽい」
村雨「色々あったのよ…」
時雨「良かったら聞かせてもらえる?」
春雨「聞いておきたいですね」
ーー
白露「悲しい事件だったんだね…」
時雨「潜水新棲姫を見かけないと思ったら…死んでたなんて」
夕立「タシュケントが死んだのは知ってたっぽい。でもここの連中が死んだのは知らなかったっぽい」
村雨「提督や龍驤さんの心は壊れやすいの。適度な休息は大事よ」
春雨「精神的な休息なんて…ヤッてしまえば一発ですよ」
白露「春雨のブレないとこ、好きだよ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
520 : 以下、名... - 2019/03/25 21:51:44.99 JSKF3ePj0 233/426スパイで脱走した長門が偶然発見される
ーー
長門(特務艦が何人も集まって何の話をしているんだ?)
長門(これは報告する必要があるな。急いで…)
朝霜「よぉ裏切り者」
長門「…!!」バッ
朝霜「なんだ?あたいの気配に気付かねぇなんて随分とヌルくなってんな」
長門「……」
朝霜「陸奥はどうした?一緒に行動してんじゃねぇのか?」
長門「……」
朝霜「何も聞いてねぇわけねぇよな?陸奥は再起不能だ。もうじき死ぬだろ」
朝霜「その理由も知ってんだろ?アイツは役人共と寝てやがったからな」
朝霜「自分の保身の為、生きる為に体まで売ってんのにこのザマだ。ほんと笑えるよな」
長門「……」
朝霜「役人共が汚染金を持ってやがった。その役人と関係があった陸奥も当然被曝する」
朝霜「裏切り者は生きる価値はねぇ」
長門「……」
朝霜「どうする?ここで決着付けるか?あたいは負けねぇぜ」
朝霜「ちなみに逃げれると思うなよ?司令の敵は全員ブチのめす」
長門「……」
朝霜「お前にはムカついてたんだよ。覚悟しろ!!」
長門「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
528 : 以下、名... - 2019/03/25 22:23:27.93 gfLs6++6O 237/426朝霜が長門をのすが以前の様なバイオレンスな事はしない
ちゃんとここの奴らに事情を話せ、腐りきってた頃ならまだしも今の大本営は敵じゃねえ
ーー
長門「……」グルグル巻き
朝霜「とりあえずこんなもんか。これで抵抗できねぇだろ」
朝霜「感謝しろよ?前のあたいならお前なんか再起不能になるまでボコしてたからな」
長門「……」
朝霜「長門、ちゃんとここの奴らに事情を話せ。腐りきってた頃ならまだしも今の大本営はマシだ」
朝霜「それができないならお前を消す」
長門「……」
朝霜「ここには清霜がいんだろ?なら通訳もしてもらえんじゃねぇか」
長門「……」
朝霜「チャンスは今しかねぇぞ。これを逃したら二度とここには戻ってこれねぇ」
朝霜「それでもいいってんなら逃げな。足は縛ってねぇからな」
長門「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
534 : 以下、名... - 2019/03/25 22:52:17.94 dIrC9EaVo 240/426事情を話すことに決めた長門、ガタガタの大本営を立て直したいと語る
ーー
清霜「……長門さんは役人さん達が退職してから大本営の立て直しをしようとしてたんだって」
清霜「今の大本営に残ってる人は殆どがまともな人。だから話も分かるはずだって」
清霜「それから…」
清霜「あたし達のこと裏切ってごめんなさいって」
清霜「あの時は大本営に恩を返すしか無かった。ほかに選択肢がなかった」
清霜「何度謝っても足りないだろうが謝ませてくれ…」
清霜「幸いにも私が恩を返す相手はもう大本営に居ない」
清霜「アイツも汚職してるうちの一人だった…」
清霜「私に指示を出していた重役も消えた。私はもう誰のものでも無い」
清霜「私は一度裏切った身だ。こんな事を言うのは虫が良すぎるが言わせてくれ」
清霜「私をもう一度ここの仲間にしてくれないか」
清霜「…清霜は長門さんに戻って欲しい。でも判断は皆んなに任せるよ」
長門「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
540 : 以下、名... - 2019/03/25 23:14:26.80 mEtCDk3T0 243/426仲間として迎える代わりに、ダブルスパイとして大本営の動きの監視を依頼する
朝霜「ここの連中も司令も優し過ぎるからあたいが条件を出す。お前は二重スパイをやれ」
朝霜「大本営の動きを監視してろ。お前には立て直しは無理だ」
清霜「なんで決め付けるのさ!」
朝霜「裏切るような奴は信用されねぇ」
清霜「それは…」
朝霜「それで決まりだな。分かったな長門」
長門「……」コクリ
朝霜「文句があるならあたいのとこまで来い。力尽くでも良いし話し合いでも良い」
朝霜「いつまでも生温いことばっかりしてらんねぇんだよ。一歩間違えればお前らが死ぬんだ」
朝霜「正直よく三人で済んでると思うぜ。十人は死んでてもおかしくねぇ」
朝霜「いいかお前ら、これからは今まで以上に危機感を持てよ」
朝霜「あたいだって同じだ。油断したらやられる」
朝霜「マジで頼むぜ、これ以上死んで欲しくねぇのはあたいも同じだからな」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
544 : 以下、名... - 2019/03/25 23:38:50.79 BbiFJZzJo 246/426提督:厳しく嫌な役ばかりさせて済まない朝霜…俺がもっと打たれ強ければ…
朝霜:今のパ、司令だから皆ついていくんだよ、新姫の骨の事もまだ悩んでんだろ?司令が一番いいと思える方法がそいつにも一番だぜ
ーー
提督「嫌な役ばかりさせて済まない朝霜…俺がもっと強ければ…」
朝霜「今のパ……司令だから皆ついていくんだよ。潜水新棲姫の骨の事もまだ悩んでんだろ?司令がいいと思ったのが一番だ」
提督「…あの子の骨は漣の部屋に置いておこうかと思ってる」
朝霜「いいんじゃねぇか。朝潮の時とは違うんだ、あの二人は一緒にしといてやれよ」
提督「漣の体は動いていて…精神もまだ完全には……」
朝霜「指輪と一緒に置いてやるのが良いと思うぜ」
提督「…やはりそうしよう」
朝霜「司令の元カノが愛した女だぜ。丁重に扱ってやんねぇとな」
朝霜「司令も少しずつ頼れるようになってきたよな。流石あたいが惚れただけあるぜ」
朝霜「ま……今は男というより親っぽい…」
朝霜「何言ってんだあたいは!艦娘に親なんていねぇっての!」
朝霜「いや、親って意味で言えば富士が…」
早霜「そうよねぇ…始まりの艦娘は私達にとって親みたいな存在よ…」ユラァ
朝霜「はひっ!!」
早霜「うふふふふ……」
朝霜「ど、どうし…!ひは!ひ、ひ、ひ、ひ……!」
早霜「長門の後をつけて来たのよ。泣き虫姉さんの演説…かっこよかったわぁ」ニタァ
朝霜「ひ、ひあ……!!」
早霜「姉さん……貴女を連れ戻しにきたの」
朝霜「嫌…だ……!!」
早霜「あら…私に逆らえるの?」
朝霜「ひぎっ!!!」
早霜「そうよねぇ…さぁこっちにいらっしゃい」
朝霜「ああ、あ…あ、あ、え、え、あ、あ、あ…」
早霜「こんな所にいつまでも置いておけないの。さぁ早く…」
朝霜「は…ひ………」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
551 : 以下、名... - 2019/03/26 00:01:36.88 nEfwgDx+0 250/426刹那、吹き飛ぶ早霜
長門が朝霜の手をひき執務室へ避難(夕立達もいる)
早霜「さぁ早……ぐっ!?」ドゴッ
朝霜「ひぃ!!」
長門「……」
朝霜「ななな、な、な…長門…」
長門「……」ダキッ
朝霜「うぁ…」
長門(行くぞ朝霜。ここには頼れる仲間がいるだろう)ダッ
早霜「イタ……イタタ……流石は戦艦ね…」
夕立「それだけじゃないっぽい」
白露「泊まっていこって話になってて良かったね」
春雨「やっつけた後好きにしていいですか?」
時雨「そんな余裕があればね…」
村雨「こっちには特務艦が三人いるのよ?どうするの早霜?」
早霜「うふふふふふ…」
早霜「そこまでバカじゃないわ…ここは……さようなら」ギラッ
夕立「あぁん?」
早霜「」ぐちゃっ
春雨「ひっ!」
時雨「何の躊躇いも無く首を刺した…」
白露「見て!早霜の死体が!」
スゥゥゥ…
村雨「消えた…」
夕立「リスポーン…再発生っぽい」
白露「リスポーン位置を叩かないと実質不死身だなんて…ほんとふざけた能力だよ」
夕立「そもそもなんで艦娘があんな力を持ってるっぽい」
白露「…分からないね」
ーー
557 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/03/26 00:19:50.67 Gr/+0nSG0 254/426最後描写を入れ忘れましたが朝霜は漏らしながら崩れ落ちてます
コメントなどあればお願いします
ーー
村雨「また今日も私が秘書艦ね」
提督「朝霜がダウンした。龍驤にはそのケアをしてもらっている」
村雨「それでもマシになってる方なのよね。前だと倒れるくらいじゃ済まなかったわ」
提督「本来なら早霜の姿を見るだけでも卒倒。激しく痙攣しながら泡を吹く…か」
村雨「今回は失禁して倒れただけで済んで良かったわ」
提督「良かったと言っていいものなのか…」
ーー龍驤の部屋
朝霜「ママ、ママ……」
龍驤「大丈夫やで。ここにはウチがおるよ」
朝霜「怖いよ…助けて……」
龍驤「何も怖いことなんて無いで」
朝霜「ひぃぃぃ……」ガタガタ
龍驤「あの朝霜がこれか…よっぽど強いトラウマなんやね」
朝霜「ひぃ!?そこ!そこに早霜が!!」
龍驤「何もおらん。大丈夫や」ギュッ
朝霜「あ、あぁ……うう…」
龍驤「朝霜のトラウマは治したいけど治療するにはちょっち厳しそうかな…」
龍驤「こうやって抱きしめたるのが一番かもしれんし…」
龍驤「早霜は神出鬼没や、前もって対策はできん。朝霜の前に来るのは分かっとるからウチらが守ったるしか無いか」
朝霜「ひ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
593 : 以下、名... - 2019/03/26 20:13:23.41 SKY6wj8DO 258/426朝霜の悪夢
朝霜に無理矢理刃物を持たせ自分を殺せと命令する早霜の姿
嫌がる朝霜に酷い仕打ちをして憎めと叫ぶ
ーーーー
早霜「泣き虫姉さん?」
朝霜「ひ!?なんだよここ!?」
早霜「ここは貴女の夢の中よ」
朝霜「ゆ…め……?」
早霜「貴女は手に包丁を持っている」
朝霜「はひっ!?」スッ
早霜「その包丁は絶対に手から離れない」
朝霜「なんだよこれ!あたいの手にくっついてやがる!」ブンブン
早霜「その包丁で私を殺して」
朝霜「なに言ってんだよぉ!」
早霜「姉さんは私に逆らえない」
朝霜「はひっ!!」ススッ
早霜「そうよそのままこっちに来て」
朝霜「やめろ!やめてくれぇ!!」
早霜「姉さんの叫び声…いいわぁ……」
早霜「覚えてる泣き虫姉さん?前に貴女をめった刺しにしたわよね」
早霜「あの時は十回刺したの。ふふふ…」
早霜「だから姉さんは十一回刺して。姉さんだもんね」
朝霜「嫌だ!こっちに来んな!」
早霜「私の前に立って」
朝霜「ひぃーーーー!!」
早霜「刺して」
朝霜「うっ!!」サクッ
早霜「あは……!」
早霜「刺して」
朝霜「ひ!!」グチャッ
早霜「刺して刺して」
朝霜「あ!やぁ!」グチャ
早霜「刺して刺して刺して」
朝霜「やめて…!やめて下さい!!」グチャグチャ
早霜「刺して刺して刺して刺して」
朝霜「あ、あぁぁ……!」グチャッ
早霜「あははははははははは!!」
早霜「次は姉さんが刺される番よ」ギラッ
朝霜「!!」
ーー深夜
朝霜「ギャアァァァァァァァァ!!」
龍驤「朝霜……」ムクッ
朝霜「ひ、ひ、ひ、ひ、ひ!!来る!姉さんが来る!!」
龍驤「なに……」
朝霜「わぁぁぁぁぁ~~!!」
朝霜「殺される!早霜に殺される!!」
朝霜「助けて!!誰か助けて!!」
朝霜「あぁぁーーーーーーーー!!!!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
604 : 以下、名... - 2019/03/26 20:40:20.86 N2CdLXwJO 264/426そんなことは起こってないから安心しろと龍驤と提督が抱きしめて落ち着かせる
提督「どうしたんだ!?」ガチャ
龍驤「朝霜がな…早霜が来るって言うて……」
朝霜「ひ、ひ、ひ…!」
提督「過呼吸…」
龍驤「司令官そこに袋ある!」
提督「よし…!」
龍驤「落ち着きや朝霜。大丈夫やからな」
朝霜「ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ…!」
提督「ここには早霜は来ない。そんな事は起こらないんだ」ギュッ
龍驤「大丈夫やからね」ダキッ
朝霜「ひぃ…ん…」
提督「安心するまで俺達が側に居る」
龍驤「泣きたかったら泣いたらええ。叫びたいんやったらいくらでも叫び」
提督「俺達が朝霜を守ってやる」
朝霜「パ……マ…マ………」
龍驤「よしよし…」
ーー
千歳「早霜が夢に干渉したとは考えにくいわ。恐らく朝霜に暗示をかけてあるのね」
龍驤「暗示…」
千歳「元々朝霜は早霜に調教されていたのよね?その時にそういう暗示もかけていたんだと思うわ」
提督「マインドコントロールに近いものか」
千歳「その表現は近いわね」
龍驤「千歳、なんとかできへん?その暗示を更新するとか無効にするとか…」
提督「方法があるなら教えてくれ」
千歳「安価」
下1~3高コンマ 千歳の台詞などを
614 : 以下、名... - 2019/03/26 21:09:37.76 ynimIm1lo 268/426思いというのかしら、暗示を上回る何かで暗示を解くことができれば
朝霜が卒倒しなかったのも提督と龍驤からの思いを受け取っていたからだとおもうの
後は過去に何があったのか具体的に分かれば…
千歳「思いというのかしら…暗示を上回る何かで暗示を解くことはできるかもしれないわ」
千歳「朝霜が気絶しなかったのも提督と龍驤さんからの思いを受け取っていたからだと思うの」
提督「そうか…」
千歳「後は過去に何があったのか具体的に分かればいいんだけど…」
龍驤「性奴隷にされとったとは聞いたけど…」
提督「酷い扱いをされていたのは間違いないな」
千歳「本人から話を聞きたいけど…とても無理よね」
龍驤「ほんなら知ってそうな奴に聞くしかないわな」
ーー
夕立「それで夕立を呼んだっぽい」
村雨「わざわざありがと夕立。朝霜の事なら良く知ってるでしょ?」
夕立「嫌でも知ってるっぽい」
提督「なら教えてくれないか?」
龍驤「朝霜の事を助けてあげたいねん」
夕立「安価」
下1~3高コンマ 夕立の台詞や行動などを
618 : 以下、名... - 2019/03/26 21:31:13.90 mJYw/5ac0 271/426たまに妹を思い出すっぽい
夕立「朝霜はたまに妹を思い出すっぽい」
龍驤「いや、それは分かってんねん。思い出してしまうから苦しんでんねん」
夕立「夕立から話せるのはそれだけっぽい」
村雨「つまり知らないってことだったのね」
提督「朝霜の事は調べていると思ったんだがな…」
夕立「用はそれだけならもう帰るっぽい」ガチャ
村雨「無駄足踏ませちゃったわね」
龍驤「でも困ったなぁ…朝霜から聞くしかないで」
提督「それはやめてやりたいが…」
カサッ
村雨「あら?何か紙が落ちてるわね」
龍驤「夕立が落としていったんと違うか?」
提督「重要なメモなら届けた方がいいぞ」
村雨「…ひょっとして早霜の事を書いてくれたメモかも」
龍驤「ほんまに?」
提督「なぜそんな回りくどいことをするんだ?」
龍驤「朝霜に借りつくった方が夕立は喜びやろ?」
村雨「分からないけど…とにかく確認してみるわね」カサッ
下1~3高コンマ メモの内容などを
629 : 以下、名... - 2019/03/26 21:50:44.25 32o1M0Am0 275/426早霜に関する詳細が書かれている
ただし本当に詳しく調べるなら大本営を調べる必要がある
630 : 以下、名... - 2019/03/26 21:51:26.84 EphG4j07O 276/426朝霜の元提督のヘタレっぷりは本当にひどいっぽい
ケッコン済みの朝霜を早霜の好きにさせてたくらいひどいっぽい
631 : 以下、名... - 2019/03/26 21:52:21.91 ynimIm1lo 277/426>>629
+
>>630
村雨「間違い無い、早霜に関する詳細が書かれているわね」
龍驤「ほんまか?」
村雨「朝霜の元提督のヘタレっぷりは本当に酷い。ケッコン済みの朝霜を早霜の好きにさせてたくらい…」
村雨「他にも色々書いてあるけど大本営に確認した方がいいとも書いてあるわね」
提督「早霜は朝霜と同じ鎮守府だったんだよな?」
村雨「私はそれくらいしか分からないわね」
龍驤「大本営に確認した方がええっていうのはどういうことなんやろ…」
提督「朝霜の元提督が事件として大本営に報告していた…?」
村雨「ありえるわね。イジメとか暴力なら報告はしてる可能性はある」
龍驤「ほなちょっと調べてみる?」
提督「大本営に直接聞くよりそういうのに詳しい艦娘に聞こう」
村雨「そんな子っているの?」
龍驤「ガンビアベイや。アイツは艦娘の弁護士として皆んなを助けとる」
提督「事件か何かを調べてもらうならガンビアベイが適正だな」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
637 : 以下、名... - 2019/03/26 22:29:04.98 D/pmQSX0o 280/426ベイちゃん
ドロップ早霜が鎮守府を牛耳っていた事件記録がありますね……あれ?その鎮守府の提督さんが訴え取り下げてます…そして退官しているみたいです
ーー
ガンビアベイ「ドロップで所属した早霜が鎮守府を牛耳っていた事件記録がありますね……」
龍驤「やっぱり事件になっとったか」
ガンビアベイ「あれ?その鎮守府の提督さんが訴え取り下げて…そして退官しているみたいです」
提督「その早霜が原因か」
村雨「提督さんを退官させるなんて…」
ガンビアベイ「すいませんこれ以上の事はわかりません…」
提督「それが分かっただけでも十分だ。ありがとう」
ガンビアベイ「えへへ…」
龍驤「事件っちゅうことは早霜はやったらあかんことをやっとったんや」
村雨「その情報だけでなんとかなる?」
提督「…厳しいな」
ガンビアベイ「退官した提督に話を聞くという手もありますけど…」
村雨「もう民間人なんでしょ?そんなことしていいの?」
龍驤「良くないわなぁ…」
ギギィ…
龍驤「誰や?」
朝霜「よぉ……」
提督「朝霜、出てきて大丈夫なのか?」
朝霜「ダメだけどよ…早霜の事……知りてぇんだろ…」
村雨「大丈夫?」
朝霜「パパとママになら…聞いて欲しい……」
朝霜「あたいが…早霜にされた……こと…」
朝霜「二人なら…あたいのトラウマ……消してくれるよな…」
提督「…もちろんだ」
朝霜「安価」
下1~3高コンマ 朝霜の台詞や行動などを
645 : 以下、名... - 2019/03/26 23:05:01.77 EphG4j07O 284/426あいつは鎮守府で無知苦茶にやりたい放題で周囲に暴力を降るのは日常茶飯事でみんなボロボロだった
我慢できなくなったあたいがなんとかしようとすると矛先があたいだけに向いたんだ、周りが受け出たこと全部が
初めはあたいだけが犠牲になれば他のみんなは守れると思ってたし、ケッコンしている秘書艦が酷い目にあってればあいつでも最後はなんとかしてくれると信じてたんだ
でもあいつ、落とされてやがった。信じてたのに
(時系列的にフニャチン=辞めた提督であってますかね?)
朝霜「あいつは鎮守府で無知苦茶にやりたい放題でみんなボロボロだった…」
朝霜「見てるだけなんて我慢できなかったからよ…あたいがなんとかしようとしたんだ…そしたら矛先があたいだけに向いたんだ…」
朝霜「周りが受けてたこと全部があたいに…初めはあたいだけが犠牲になれば他のみんなは守れると思ってた…」
朝霜「ケッコンしてたら…秘書艦が酷い目にあってれば…提督が最後はなんとかしてくれると信じてたんだ…」
朝霜「でもあの男…落とされてやがった…信じてたのに……」
龍驤「落とされたって…」
朝霜「アイツ…早霜に裸で土下座してやがった……しかも…足まで舐めてやがった…」
村雨「それは…」
朝霜「あのフニャチン野郎を信じたあたいが馬鹿だったんだ…」
朝霜「朝から晩まで殴られた時もあった…裸にされて犯され続けたこともあった……」
朝霜「その時から……あたいは早霜に逆らえなくなった…」
朝霜「暗示を何重にもかけられて…もう何がなんだかわかんねぇんだ……」
朝霜「司令……」
朝霜「あたいを…助けて…………」
朝霜「早霜から…解放してくれよ……」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞やその他起こったことなどを
650 : 以下、名... - 2019/03/26 23:40:47.27 cLjvUku6o 287/426俺も龍驤も何があっても朝霜を守ってやる。絶対に裏切らない。
朝霜はもう俺達の娘だ、家族に手出しはさせない。
提督「俺も龍驤も何があっても朝霜を守ってやる。絶対に裏切らない、朝霜はもう俺達の娘だ。家族に手出しはさせない」
朝霜「家族……」
龍驤「困ったことがあったらウチを頼り。腕と脚は片っぽないけどその分愛したる」
朝霜「パパ……ママ…信じていいんだな…?」
朝霜「もうあたいは一人で戦わなくていいんだな……?」
提督「もちろんだ」ダキッ
龍驤「いつでもウチらに甘えりな」ギュッ
朝霜「あったけぇ……こんなの…今まで知らない…」
朝霜「司令とヤった時より…温かくて……」
龍驤「それは心があったかいんや」
朝霜「心……昔…少しだけ……覚えが…」
村雨「これで早霜の暗示が少しでも消えれば良いんだけど…」
ーー
ーー
村雨「艦隊の空気はまだ少し良くないわね」
提督「いつもなら祝い事や皆んなで集まって何かをするんだが…」
村雨「そんな事をやってる場合じゃないわよね。明日にはどうなるか分からないんだもの」
提督「それに皆んなで騒ぐような祝い事が無い。村雨がここに残ってくれた事は置いておいた方が良かったかもしれないな」
村雨「こんな事になるだなんて思わないものね」
提督「そうだな…」
村雨「ガングートさんの赤ちゃんが立ったお祝いとかはどう?」
提督「子ども関係は龍驤がな…それに気を使ってくれる艦娘も居るんだ」
村雨「難しいわね…」
提督「多少こじつけでもいいんだ。皆んなが同じことを共有できればなんでもいい」
村雨「なら潜水新棲姫と漣のお別れ会は?もしくはそれに関することとか」
提督「死に敏感な艦娘がいる、それは最終手段だ」
村雨「それが今なんじゃないの?何かあったら遅いわよ?」
提督「……」
村雨「朝潮の時は皆んなで悲しんで皆んな泣いてたんでしょ?」
村雨「潜水新棲姫は深海棲艦だから大っぴらには葬儀はできなかった。それもこの変な雰囲気と関係してるんじゃないかしら?」
村雨「ここには不安定な子が多いんでしょ?もし何かの拍子で暴れたりしたら…」
ガシャーーン!
村雨「なに!?」
提督「下の部屋のガラスが割れたか…?」
やめて叢雲ーー!!
村雨「提督さん…!」
提督「叢雲が……」
村雨「私が確認してくる!提督は最悪の事態に備えて準備してて!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
667 : 以下、名... - 2019/03/28 18:59:59.99 yzMJhebno 292/426叢雲「もっと激しくしてよ弥生ぃ~!」
ーー叢雲の部屋
村雨「間に合った!?」
電「やめて下さいなのです!弥生ちゃんはもう意識が無いのです!」
叢雲「邪魔っ!!」ドガッ
電「あっ……!」
村雨「しっかりして電!」
電「う…ぁ……あ…」
村雨「一体何があったの!?」
叢雲「ねぇ弥生!もっと激しくしてよ弥生!!」
弥生「」
叢雲「もっと私を傷付けて!血が出るまで殴りなさいよ!」
弥生「」
叢雲「どうすればいいか分からないの!?こんな風に殴って!!」バキッ
弥生「」ビクンッ
村雨「無抵抗の弥生を殴りつけてる…!」
電「叢雲ちゃん…が……弥生ちゃんの首…締めて……窓…に……」
村雨「弥生の頭でガラスを割ったの…」
叢雲「なんとか言いなさいよ弥生!散々私をおもちゃにした癖に!!」バキッ
弥生「」ビクッ
叢雲「早く私を殴りなさいよぉーーー!!」バキッ
弥生「」
村雨「そこまでにしなさい!弥生はもう気絶してるわ!」
叢雲「雌豚は黙ってて」ギラッ
村雨「艤装の槍…!」
叢雲「そうよ、この槍で…弥生、いくわよ」
村雨「やめなさい!こうなったら……!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
673 : 以下、名... - 2019/03/28 19:17:47.00 dTP8Dh8TO 296/426村雨が押さえつけている間に卯月が起きて我に返る叢雲
叢雲「離せぇぇぇー!!」
村雨「夕立より劣るけどこれでも特務艦よ?」ギリギリ
叢雲「く…この……!」グググッ
村雨「この子…練度の割になんて力なの…!」
叢雲「アンタも…殺してやる……!!」
村雨「ダメ…!弥生を助ける余裕が無い!」
叢雲「この…!!」
村雨「うっ……!」
卯月「げ…げほっ……」
村雨「弥生逃げて!叢雲は抑えてるだけで精一杯なの!」
叢雲「弥生ぃーーーーーー!!」
卯月「違う…ぴょん……うーちゃん…卯月…」
叢雲「う……卯月………?」
卯月「うぇっ……叢雲…派手に暴れた…ぴょんね……」
叢雲「違う…違うの……私…」
卯月「大丈夫っぴょんよ……叢雲の事は…嫌いになんないっぴょん…」
卯月「ちょっと…不安になっただけなの……うーちゃん…分かってるぴょん……」
叢雲「違う…違うの……!」
卯月「叢雲…大好きっぴょんよ……」
叢雲「あ…あぁぁ……」カランッ
村雨「もう大丈夫みたいね…」スッ
卯月「迷惑…かけちゃって……ごめんぴょん……」
村雨「どこか骨が折れてるかもしれないから一応千歳さんに言っておいて」
卯月「おっけ…ぴょん……」
叢雲「ごめんなさいごめんなさい…!」ガタガタ
卯月「叢雲は…悪くないっぴょん……」
村雨「卯月のお陰で叢雲の暴走は止まったけどまた何か起こるかもしれないわ」
村雨「やっぱり今の鎮守府は流れが良くない。悪いものを引きつけてしまってる」
村雨「こうしてる間に誰かが…」
村雨「……あれ?電はどこに行ったの?」
村雨「ここから離れられるような状態だったかしら?叢雲につき飛ばされて震えてたのに」
村雨「まさか……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
680 : 以下、名... - 2019/03/28 19:41:15.87 fDROQu/eo 301/426パニクってトイレに逃げ込んでる
ーートイレ
電「はひ!は、は、は、は、は……!」
電「こ…ろ……殺され…る……!」
電「嫌だ……!助け…………!」
電「ひ、ひ、ひ……」
(随分と追い込まれてるのですね)
電「はひっ……は…ひっ……!」
(ここは久々に私の出番なのです)
電「怖い怖い怖い…怖いよ……」
(もう安心するのですよ)
電「い"!!」ビクンッ
電「……」
電「…」
電「」
ぷらずま「ふぅ……表に出るのは何年振りなのです?」
ぷらずま「ここに来てからは安定してたからぷらずまの出番は無かったのです。でもこうやってまた表に出てしまったのです」
ぷらずま「あれだけの殺意を向けられたらしょうがない気もするのです。表の人格を責めることはできないのです」
ぷらずま「いつまでもトイレに篭ってるのはアホなのです。とっととここから脱出なのです」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
691 : 以下、名... - 2019/03/28 20:10:17.87 lt5NbrhAO 304/426春雨がぷらずまを発見
ーー
春雨「電さん…?」
ぷらずま「淫乱ピンクなのです」
春雨「え……?」
ぷらずま「ここに何しに来たのです」
春雨「えっと…村雨姉さんに会いに…」
ぷらずま「ここは白露型の溜まり場じゃないのです」
春雨「ごめんなさい…」
ぷらずま「分かればいいのです」
春雨「いつもと雰囲気が違いませんか…?」
ぷらずま「ぷらずまは電のもう一つの人格なのです」
春雨「二重人格…!」
ぷらずま「私が表に出る時は電に何かあった時や逃げ出したいことがあった時なのです」
春雨「何かあったんですか?」
ぷらずま「叢雲が大暴れしたのです。電はそれに巻き込まれたのです」
春雨「そんな事が…」
ぷらずま「幸い怪我は無かったのです。しばらくすれば体は返すのです」
春雨「それなら良かったです…」
春雨「あの…一つ気になったんですけど、電さんは今どうしてるんですか?」
ぷらずま「寝てるというより意識が無いのです。心の奥深くで眠っているのです」
春雨「ぷらずまさんが表に出てる間の事は何も覚えてないんですか?」
ぷらずま「そうなるのです」
春雨「……」
ぷらずま「……」
春雨「……」ジュルッ
ぷらずま「こいつやべぇのです」ダダダッ
春雨「覚えて無いならなんでもし放題じゃないですか…!」
ぷらずま「ぷらずまは逃げるのです」ダダダッ
春雨「処女なら最高……!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
700 : 以下、名... - 2019/03/28 20:32:45.95 orjt3+4mO 308/426皐月のとこに行こうとしてたブラック潮に出会って裏人格同士の会合
ーー
春雨「どこ行ったんですか?処女の匂いがしたのに…」タタタッ
ぷらずま「なんとか撒けたのです。捕まったら終わりだったのです」
ぷらずま「電はまだ寝てるのです。しばらくうろついて時間を稼ぐのです」
ブラック潮「皐月はどこ行ったんだよ…」キョロキョロ
ぷらずま「これは珍しいのです。深海潮ちゃんが一人でうろついてるのです」
ブラック潮「なんだ電かよ。こっちは皐月を探してんだ」
ぷらずま「残念ながら電じゃないのです」
ブラック潮「あぁん?」
ブラック潮「電の二重人格か、話は聞いてたけど見た目は同じだな」
ぷらずま「電はいい子なのです。ストレスを暴力で発散するという概念が無いのです」
ブラック潮「それはめでてぇな」
ぷらずま「ブラックさんみたいに性欲にも逃げないのです。どうせ皐月ちゃんとお楽しみしたかったのてめす?」
ブラック潮「チッ…」
ぷらずま「二人共分かりやす過ぎるのです。終わった後皐月ちゃんはひょこひょこ歩いてるので丸分かりなのです」
ブラック潮「うるせぇ…」
ぷらずま「もっと健康的にいかないとダメなのです」
ぷらずま「せっかくなのでぷらずまとお話ししませんか?」
ブラック潮「お前と?」
ぷらずま「裏人格同士で語らいなのです」
ブラック潮「何の得になるんだよ」
ぷらずま「損はしないのです」
ブラック潮「…皐月が見つかるまでならな」
ぷらずま「ありがとうなのです」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
707 : 以下、名... - 2019/03/28 20:50:37.93 fDROQu/eo 312/426お互い言葉を飾らないので気兼ねなく話せる
ぷらずま「最近の鎮守府はどう思うのです?」
ブラック潮「最悪だな」
ぷらずま「同感なのです」
ブラック潮「提督は何考えてやがんだよ」
ぷらずま「何も考えてないことは無いのです」
ブラック潮「一人死んだくらいで騒ぎ過ぎなんだよ」
ぷらずま「正確には二人なのです」
ブラック潮「同じようなもんだろ」
ぷらずま「司令官にとっては違うのです」
ブラック潮「どいつもこいつも面倒臭いんだよ」
ぷらずま「ここにはそんなのしか集まってないのです」
ブラック潮「言えてるな」
ぷらずま「そもそもカタワを集めてる時点で何か起こる可能性をもっと考えるべきなのです」
ブラック潮「困った時の高練度組頼りじゃ無理があるっての」
ぷらずま「やっぱり鎮守府の空気を変えるべきなのです」
ブラック潮「そんな簡単に変わるなら苦労しねぇよ」
ぷらずま「ところがそれができるのです。ぷらずまはいいものを持ってるのです」
ブラック潮「なんだよそれ。そんなのがあるなら早く出せよ」
ぷらずま「電はその事を知らないのです。知ってるのはぷらずまだけなのです」
ブラック潮「あぁ?」
ぷらずま「裏人格のよしみなのです。特別にブラックさんに見せてあげるのです」
ーー電の部屋
ブラック潮「電の部屋にあるなら電も知ってるだろ」
ぷらずま「普通なら気付かないのです」べりべり
ブラック潮「おい!何壁紙剥がしてんだよ!」
ぷらずま「ここに隠してあるのです」
ブラック潮「そこまでして…何を隠してあんだよ」
ぷらずま「表には出せないものなのです」
ブラック潮「お前が表に出るのはウン年振りなんだろ?まだ使えんのか?」
ぷらずま「これに消費期限なんて無いのです」スッ
ブラック潮「…なんだそれラムネか?」
ぷらずま「合成麻薬なのです」
ブラック潮「はぁぁぁ!?」
ぷらずま「これを飲めば暗い気分なんてひとっ飛びなのです」
ブラック潮「お…ま……正気か…?」
ぷらずま「ぷらずまは裏の人格なのですよ」
ブラック潮「…いつ使ってんだ」
ぷらずま「ぷらずまが生まれてぷらずまに変わった時なのです」
ブラック潮「…副作用は」
ぷらずま「電が人混みで怯えたりしてるのは知ってるのです?あれは禁断症状なのです」
ブラック潮「最低だな」
ぷらずま「褒め言葉なのです」
ブラック潮「なんだよ…なんでここにはまともな奴がいねぇんだよ……」
ブラック潮「…なんでそれを見せた。今まで隠してたんなら表に出す必要はねぇだろ」
ぷらずま「随分と鈍いのですね」
ブラック潮「…!!」バッ
ぷらずま「逃すわけないのです」ガシッ
ブラック潮「離せクソジャンキー!」
ぷらずま「お前も一緒にトブのです。一人より二人の方が最高なのです」
ブラック潮「冗談じゃねぇ……!!」
ぷらずま「ぷらずまと部屋に入った時点で負けなのですよ」
ブラック潮「!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
719 : 以下、名... - 2019/03/28 21:16:51.78 orjt3+4mO 320/426潮の戦艦モードに任せて逆襲
ブラック潮「こ……の!!」バッ
ぷらずま「う」
潮「いくらぷらずまさんが裏人格で強くても戦艦の力に敵うはずありません!」バッ
ぷらずま「マウントを取られてしまったのです」
潮「乱暴はしたくありません!その薬をこっちに渡してください!」
ぷらずま「戦艦の力に勝てるはずありません。ここは大人しく従うのです」スッ
潮(おかしい……いくらなんでも無抵抗過ぎる…)
潮(絶対に何か裏があるんだ。そうじゃないとこの余裕はおかしい)
潮(一体何が……)グラッ
潮「う……?」
ぷらずま「だからこの部屋に入って時点で負けなのです」
潮「何…を」
ぷらずま「そこのいい香りがするのが見えるのです?」
潮「アロマ…デフューザー……」
ぷらずま「暁達が電の為に買ってあげた品物なのです。あれはとっても優れものなのです」
ぷらずま「香水を垂らせばいい香りが漂いますが、液体ならなんでも良いのです」
潮「まさか…!」
ぷらずま「誰が麻薬しか持ってないって言ったのです?リキットも持ってるのですよ」
潮「う、う…う……!」
ぷらずま「ほぉらゆっくり深呼吸するのです。みるみるうちに気持ちよくなっていくのですよ」
潮「!!」バッ
ぷらずま「ほんとに分かりやすいのです。両手を口で覆うなんて自殺行為なのですよ?」
潮(あ!!)
ぷらずま「いつまでも調子に乗ってんなです」ガバッ
潮(逆にマウントを取られた…!)
ぷらずま「何も抵抗しないでいいのです。こうやって深呼吸すれば……」スゥゥゥ
ぷらずま「おらぁ~とっれもいいきもりなのれすぅ~」
潮(早くなんとかしないと!)
ぷらずま「潮もいっしょにかんりるのれすぅ~脳がこわれれいくかんりがたまんらいのれす~~」ヘラヘラ
潮(…!!)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
720 : 以下、名... - 2019/03/28 21:19:09.67 yzMJhebno 324/426ヴェールヌイ
そこまでにしようか、やっと尻尾を出してくれたね電、いやぷらずま
730 : 以下、名... - 2019/03/28 21:47:14.93 iMm/8wA1O 325/426>>720
ヴェールヌイ「そこまでにしようか。やっと尻尾を出してくれたねぷらずま」
ぷらずま「あへぇ?」
ヴェールヌイ「潮、そのまま立っても大丈夫」
潮「だっていけない薬が蒸気になってるんですよ!?」
ヴェールヌイ「ハッタリだよ。壁から出した薬は本物だろうけど液体が何年も持つと思うかい?」
潮「あ…」
ぷらずま「ちぇっ、中々冷静なのです」
ヴェールヌイ「私も色々経験したからね」
ぷらずま「それから出てるのはリラックス効果のあるアロマなのです。ただの眠気を勘違いしたとは潮さんらしいのです」
潮「う…」
ヴェールヌイ「ぷらずま、その薬を渡してもらおう」
ぷらずま「嫌だと言ったら?」
ヴェールヌイ「残念ながら実力行使だね」
ぷらずま「できるのですか?」
ヴェールヌイ「ぷらずまになら問題無いさ」
ぷらずま「……」
ヴェールヌイ「……」
潮「ど、どうすれば良いんでしょう…?」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
736 : 以下、名... - 2019/03/28 22:01:30.83 lWHeLmqV0 328/426暁到着、潮から事情を聞き今までに無いくらいぷらずまにキレる
暁「ぷらずまが出たって聞いたわよ!」
ヴェールヌイ「やっぱり私が心配してた通りだったよ」
雷「じゃあ…」
潮「ぷらずまさんが持ってるのは麻薬です!」
ぷらずま「叫ばなくても分かるのです」
雷「そんな……」
ヴェールヌイ「隠すつもりは無いんだね」
暁「……」スッ
ぷらずま「なんなのです?ぷらずまに文句でも…」
暁「このっ!!」バシッ
ぷらずま「……」
暁「貴女のせいで電がどれだけ苦しんでるか分かってるの!?電はずっとパニック障害だと思って頑張ってるのに!」
ヴェールヌイ「今までは証拠が無かったけどこれは現行犯だ」
雷「覚悟しておきなさい!」
ぷらずま「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
741 : 以下、名... - 2019/03/28 22:24:33.70 hrVrvEdo0 331/426奪い取られた合成麻薬が
ネットショップで見つかる
ーー
霞「悪いけどアンタに自由は無いわ。私の質問に答えなさい」
ぷらずま「こんな状態じゃ逃げられないのです」グルグル巻き
霞「このドラッグはどこで手に入れたの?」
ぷらずま「霞さんの部屋…」
霞「…!」バッシーーン!
ぷらずま「……」
霞「ふざけてんじゃない!手加減なんてしないわよ!!」
ぷらずま「い…た……」
霞「さっさと吐きなさい!どこから手に入れた!!」
ぷらずま「わかったのです…ちゃんと言うのです…」
ぷらずま「その薬はネットで手に入れたのです」
霞「ふざけてんじゃ…!」スッ
ぷらずま「本当なのです。海外のネットショップなのですよ」
霞「……」
ぷらずま「嘘だと思うなら確認して欲しいのです。霞さんの端末でもそのショップまでアクセスできるのですよ」
霞「…いいわ、試してみる」
ーー
霞「なによこれ!麻薬以外にもドラッグまみれじゃない!」
ぷらずま「純度の高いリキッドなんて試してみたいのです」
霞「黙ってなさい!」
ぷらずま「……」
霞「なんで……こんなのを野放しにするなんてあり得ない…」
ぷらずま「……」
霞「ふざけてる……!向こうは何を考えてるの!?」
ぷらずま「麻薬を違法扱いするのがおかしいのです」
霞「黙れ!」
ぷらずま「知らないのですか?このネットショップを運営してる国では麻薬は合法になるのです」
霞「黙れって言ってんでしょ!!」
ぷらずま「それを見越してなのです。こんな気持ちの良いものを規制する意味なんて無いのです」
霞「黙れっ!!」
ぷらずま「これは霞さんがどうこうできる問題では無いのです。足掻くだけ無駄なのですよ」
霞「…!!」
ぷらずま「もう分かったのです?早く解いて欲しいのです」
霞「……アンタ表に出るの何年振りじゃないわね」
ぷらずま「そうなのです」
霞「ずっとドラッグやってたのね」
ぷらずま「電が寝静まった後キメてたのです」
霞「最低……」
ぷらずま「どうとでも言えなのです。薬無しではぷらずまも電も生きていけないのですよ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
756 : 以下、名... - 2019/03/28 22:59:04.36 tzMY83LFo 337/426霞
身体から抜けきるまで夜は縛らせてもらう
中毒症状がでても容赦しないから
霞「とにかく身体から薬を抜くことね、抜けきるまで夜は縛らせてもらうから。中毒症状がでても容赦しないわよ」
ぷらずま「それは無理なのです」
霞「そっちが無理でもこっちがやるのよ」
ぷらずま「そういう意味じゃないのです。ぷらずまが中毒症状で苦しむことは無いのです」
霞「はぁ?」
ぷらずま「ぷらずまは電の逃げ道なのです。楽なことしか経験しないのです」
霞「…クズね」
ぷらずま「私も電の一部なのですよ?」
ぷらずま「ストレスを発散すればぷらずまはもう用済みなのです。ほら、もう…」
霞「ぷらずま?」
ぷらずま「……」
霞「そんな臭い芝居いらないわよ」
電「あれ…どうしたのですか?霞ちゃん?」
霞「……」
電「え?なんで電は縛られているのですか?」
霞「この感じ…電に戻ってるわね。目つきも変わった」
電「はわわ…一体何があったのですか?」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
764 : 以下、名... - 2019/03/28 23:10:39.78 1e5oA0kjO 340/426改めて電の置かれている状況を説明する霞
霞「電。さっきまで貴女のもう一つの人格が表に出てたのよ」
電「あの子が…何年振りなのですかね」
霞「少し聞きたいんだけど、電って一度寝たら起きないタイプなの?」
電「その時によるのです。不安になって起きることもこれば朝までぐっすりの時もあるのです」
霞「その朝まで寝た時の気分ってどう?」
電「何かスッキリしたような気持ちなことが多いのです」
霞「そう……」
霞「単刀直入に言うわ。貴女のもう一つの人格は夜中に起きてたのよ」
電「なのです?」
霞「そしてその時にぷらずまはドラッグを使っていたの」
電「ドラッグ……?」
霞「合成麻薬よ。これが貴女の部屋から出てきたの」スッ
電「え、え……そんなの…知らないのです…」
霞「貴女がパニック障害だと思ってたのはドラッグの副作用なの」
電「え、えええ…え……?」
霞「…まずは薬を抜く所からね」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
755 : 以下、名... - 2019/03/28 22:58:54.02 orjt3+4mO 343/426霞が脱ドラッグプログラムを考案
常用してると相当きついはずがそれほどでもないのでちょくちょく出てきてるってのもぷらずまの挑発だったようで
(表に出てきた時のぷらずまの独白と食い違ってたので…)
768 : 以下、名... - 2019/03/28 23:39:04.76 1010aitrO 344/426>>755
スッキリしてるのは本当によく眠れてスッキリしてた
ラストチャンスで…
霞「電、覚悟しておいて。相当辛いものになると思う。けどこれを乗り切ればきっと良くなるの」
電「あの…一ついいですか?電達はよく血液検査をしますよね?それで引っかかったことは無いのですか?」
霞「は…!」
電「この鎮守府は特に多いのです。最近でも由良さんの事があってしたばっかりなのです」
霞「ちょ……待ってなさい!」
電「なのです…」
ーー
霞「保管しておいたサンプルでも試したけど…陰性……」
電「なのです…」
霞「…どこまでが嘘でどこまでが本当なの」
電「電には分からないのです……」
霞「このドラッグは本物なのよ!間違いない!」
電「検査したのですか?」
霞「そうよ!成分を調べたけど間違い無く合成麻薬よ!」
電「でも電は使って無いのですよね?」
霞「……そうよ。だから訳わかんないのよ」
霞「…貴女ならどう考える」
電「どう……」
霞「電が使っていないドラッグを電が持っていた。扱いが雑だったって事は売り飛ばすことはしていない」
霞「ぷらずまも電の一部なのよ。貴女ならどういう風に考える?」
霞「頼れるのは電だけなの。なんでもいいから聞かせて」
電「安価」
下1~3高コンマ 電の台詞などを
777 : 以下、名... - 2019/03/28 23:57:05.86 Rk5HP+bDO 348/426使わせない為に隠していた?のでしょうか…本当は別の誰かの物で…と
電「使わせない為に隠していた?のでしょうか…本当は別の誰かの物で…」
霞「誰か別って誰よ?全員血液検査はしてるのよ?」
電「前の鎮守府でもう一人の電の特徴を聞いたのです。皆んな電の真逆の性格だって言ってたのです」
霞「電の真逆…」
電「電も艦娘なのです。少しくらい嘘だって言うのです」
霞「真面目で正直者の電の真逆……ひん曲がった性格で発言の殆どが嘘…」
霞「……心当たりがあるわ」
ーー
アイオワ「Hi霞!ミーと話しって?」
霞「これ、身に覚え無い?」スッ
アイオワ「……」
霞「落としたか何かで無くしてたわよね?このドラッグ」
アイオワ「……」
霞「アイオワは来たばっかりだったし血液検査は被曝についてしか調べなかった」
霞「アンタはここに来たばっかりだからまだサンプルの血液は残せてない。ドラッグの要請陰性は調べられないわ」
霞「アンタ…依存症がどうとか言ってたわよね?できれば直接聞きたいんだけど?」
アイオワ「安価」
下1~3高コンマ アイオワの台詞や行動などを
781 : 以下、名... - 2019/03/29 00:16:58.63 QOJkrLv+o 351/426本当に覚えがない
アイオワ「……確かにミーは昔ヘロインで苦しんでたわ。でも今は誓って使ってない。もうアンハッピーになるのはこりごりよ」
霞「アイオワさんじゃ無いの…?」
アイオワ「本当に覚えがないわ」
霞「じゃあこの薬は何なの!?一体誰が!?」
アイオワ「ミー以外に血液検査をしていない人はいないの?」
霞「居ない…全員のサンプルはもう調べた…」
アイオワ「どういうことなのかしら…」
霞「……やっぱりこれはぷらずまが手に入れたのよ。ネットショップを知っていたのはたまたまじゃない」
霞「でも電からは陽性反応は出なかった。ということは使ってはいない」
霞「訳が分からない……使いもしないドラッグを隠し持ってる理由は何…?」
ーー
791 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/03/29 00:30:49.03 JeB3OcI20 353/426遅くまでありがとうございます
コメントなどあればお願いします