【関連】
【艦これ】龍驤「もう少し、足りないもの」その9【安価】(6)
3 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/03/08 21:22:24.17 qsEc7nq2O 1/363前スレ
【艦これ】龍驤「もう少し、足りないもの」その9【安価】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1551092377/
元スレ
【艦これ】龍驤「もう少し、足りないもの」その10【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1552045416/
ピッピッピッ…パーン
~~~~(軽快なBGM)
白鶴「さぁ始まりました白鶴、まる。この時間は私白鶴が担当させていただきます」
白鶴「本日も収録放送でお送りしております。どうかご了承下さい」
白鶴「収録場所は某所となっております。今日もどうか宜しくお願いします」
白鶴「それではまずは提供をご紹介させて頂きます」
ライ(マイクオフ、提供読み上げスタート)カチッ
この放送はツクダオリジナルの提供でお送りします
白鶴「今日は金曜日。お仕事も終わりという方も多いのでは無いでしょうか。そんな中わざわざラジオをお聞きくださってありがとうございます」
ライ(拍手音スイッチ…)パチパチパチパチ
白鶴「さて、今日も早速お便りの紹介から参りましょう」
白鶴「前回のプレゼントの当選発表や、今回のプレゼントの内容は番組中のどこかで紹介させていただきます」
白鶴「それではまずは一通目に参りましょう」
下1~3高コンマ ラジオネームやお便りの内容を。足りないもの鎮守府のメンバー以外で大丈夫です
9 : 以下、名... - 2019/03/08 21:35:57.98 wLqaVcODo 4/363モブアル艦
実はお酒あんまり好きじゃない
よく飲みに誘われるけど正直断りたい
すみません…愚痴です…
白鶴「ラジオネームモブアル艦さんからのお便りです」
『実はお酒があんまり好きじゃないんです。よく飲みに誘われるけど正直断りたいと思ってます』
白鶴「なるほど、愚痴のようなお便りでしたね」
白鶴「無理に断る必要は無いんじゃないかしら?飲み会でお酒を飲まない人は意外といるわ」
白鶴「周りの目が気になるなら断るしか無いと思うけど、そうじゃないなら参加するのは良いことよ」
白鶴「飲み会って交流の場でもあるの。何がきっかけでどんな縁があるか分からないのよ?」
白鶴「そうよ、こうやって私がラジオのDJをしてるのだって、縁があったからなの」
白鶴「それでは最初のコーナー、お悩み相談!」
ライ(…)パチパチパチパチ
白鶴「日常のどうでもいい悩みや人には言えないちょっと深刻な悩み。提督や姉妹艦には言えないアレやコレな悩みをここで打ち明けるのはどうでしょう?」
白鶴「溜め込むのは体によくありません。匿名なら誰かに知られることは無いので、是非このラジオを活用して下さい」
白鶴「それではお悩み相談のお便りを紹介します」
下1~3高コンマ ラジオネームやお便りの内容などを
16 : 以下、名... - 2019/03/08 22:51:51.94 TS24AV5I0 7/363ラジオネーム 森のクマさん
趣味を新しく見つけようと思うのですがこれといったものが未だに見つかりません
そこで参考として白鶴さんの趣味を教えてほしいです
白鶴「ラジオネーム森のクマさんからのお悩みメッセージです」
『趣味を新しく見つけようと思うのですが、これといったものが未だに見つかりません。そこで参考として白鶴さんの趣味を教えてほしいです』
白鶴「趣味…私の趣味ね…」
白鶴「媚びてこんな事を言うつもりは無いけど、この仕事はやってて楽しいわ」
白鶴「そう…今までの私は趣味らしい趣味は無かったわ。休日にゆっくり寝るとか、妹を遠くから見守るとかくらいしかしてなかった」
白鶴「その時の事を考えるとラジオDJって本当にやりがいがあって面白いことだと思います!」
ライ(私もそうよ!)
白鶴「あ、ライさんも私と同じ意見みたいです」
白鶴「でもこれじゃあお悩みに対する答えにはならないわよね。でも私の趣味を聞かれたからやり取りとしては成立するのかしら?」
ライ(オススメの趣味も言ってみたら?)
白鶴「ライさんからの助言です。私がオススメする趣味をあげてみますね」
白鶴「そうね…うーん……」
白鶴「これは少し難しいわ。森のクマさんがインドア派かアウトドア派かによって違うもの」
ライ(こういうのは?)スッ
白鶴「あ……これは良い答えかもしれません。ライさんの答えをそのまま言いますね」
白鶴「インドア派なら外に出てみる。アウトドア派なら中でできることを試してみる」
白鶴「新しい趣味ということで、これはとてもいいことだと思います。今までと逆の事ですからね」
白鶴「外に出るといっても街を歩くだけでもいいんです。中で楽しむなら誰かとお話しするだけでいいです」
白鶴「いつもと違うことをする。そうするのが一番いいかもしれませんね」
白鶴「良いアドバイスをありがとうございました」
ライ(もっと頼ってもいいのよ!)ワァ~~
ーー
白鶴「次はプレゼントコーナーです」
白鶴「毎回恒例になってきたこのコーナーですが、これ目的で聞いている人も多いのでは無いでしょうか」
ライ(実際そんな気がするわ…)ワハハハハ…
白鶴「今回のプレゼント紹介の前に、前回のプレゼントの当選発表を行います」
白鶴「運良く商品を手にしたのは……」
ライ(盛り上がる効果音を…)ズドドドドドド…
下1~3高コンマ プレゼントの中身と当選者(ラジオネーム)を
25 : 以下、名... - 2019/03/08 23:15:38.84 AzAyksbk0 12/363金色の工具セット
ライトストーン
白鶴「ラジオネーム、ライトストーンさんに金色の工具セットをプレゼントします!」
ライ(おめでとう~)パチパチパチパチ
白鶴「この工具セットは高価なものなんです。普通なら買えませんが、この番組の予算が余ったので特別に買うことができました」
白鶴「なんでも予算を余らせるのは良くないそうなんです。私達の番組は特にお金がかからないので、プレゼントという形でリスナーの皆さんに還元しています」
ライ(白鶴さんぶっちゃけるわね!)
白鶴「この番組のBGMや音楽は基本ライさんの鼻歌やフリー素材を使用しています。ライさんの歌は人気あるんですよね」
ライ(収録が楽しいからどんどんやっちゃうわよ!)
白鶴「さて、お待ちかねの今回のプレゼントを発表します」
白鶴「予算が余っている今、ちょっと高級なものになるのか…それとも男の人に向けたウフフなプレゼントになるのか?」
ライ(盛り上がるやつっと)ドルルルルルル…
白鶴「それでは今回のプレゼントを発表します!)
ライ(わぁ~~!)パチパチパチパチ
下1~3高コンマ プレゼントの内容などを
30 : 以下、名... - 2019/03/08 23:34:47.98 wLqaVcODo 15/363番組への(電話)出演権
白鶴「なんと、今回のプレゼントは番組への出演権です!」
ライ(これって大丈夫なの!?)
白鶴「実際にここに来ていただかなくても大丈夫です、電話での出演を予定しています」
白鶴「このプレゼントに応募される方は、次回の収録に出ていただけることが条件になります」
ライ(カンペよ!)スッ
白鶴「それでは次回の収録に関するお知らせをお伝えします…………」
ーー
白鶴「CMも開けまして、本日最後のコーナーです」
白鶴「リスナーの皆さんの幸せお便りを紹介します」
ライ(段々とお便りも増えて嬉しいわ!)
白鶴「こちらのコーナーにも沢山のお便りありがとうございます」
白鶴「今回も様々なメッセージがあった中、今日はこのお便りを紹介させてもらいます」
下1~3高コンマ ラジオネームとお便りの内容を
37 : 以下、名... - 2019/03/08 23:58:11.87 fUaqItXh0 18/363ミス1番
買い物を適当にしたら会計が777円だった
白鶴「ラジオネームミス1番さん」
『買い物を適当にしたら会計が777円でした』
白鶴「これって結構凄いわよね?狙ってできるものじゃないわ」
白鶴「1111円なら経験はあるけど、777円となるとないんじゃないかしら」
白鶴「きっと貴女の周りには小さな幸せが沢山あるのね。これからもその幸せを感じられるように日々を楽しんで下さい」
ライ(エンディングよ)
白鶴「今日もこのラジオを聴いて下さってありがとうございました。そろそろエンディングの時間です」
白鶴「このラジオへのお便りは24時間毎日募集しています。何かネタを見つけたら、この番組まで送ってみて下さい」
ライ(ジングルスタート)
~~~~(エンディングテーマ)
白鶴「それでは皆さん今日も良い一日をお過ごし下さい。白鶴、まる。DJは私白鶴でお送りしました」
ライ(マイクオフ、提供スタート)
この番組は超エキサイティンな会社、ツクダオリジナルがお送りしました
ーー
翔鶴「雷ちゃん、今日はピー音使ってないわよね?」
雷「どうかしら…」
翔鶴「今日は過激な発言はしてないわよ?」
雷「予算が余ってるって発言は良くないわよ」
翔鶴「そう?」
雷「ん~でも白鶴さんなら有りかしら…」
翔鶴「スポンサーさんも許してくれるわよ」
雷「…わかったわ、そのまま放送してみて怒られたら次から気をつけましょう」
翔鶴「怒られたら次は無い気もするけど、きっと大丈夫よ」
ーー
41 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/03/09 00:17:12.81 WHQkNDG30 22/363ラジオから始まった新スレですがよろしくお願いします
コメントなどあればお願いします
ーー
ガンビアベイ「今日もリハビリ頑張りました…!もう二度と歩けないって言われても、やらないと意味がありません」
ガンビアベイ「せめて長距離も杖で歩けるようになって……自分の足で…!」
ガンビアベイ「公共機関を車椅子で移動するのはまだ色々と不便が多いです…」
ガンビアベイ「スロープもまだ無いところが多くて…」
ガンビアベイ「ここの設備を見習って欲しいです!」
龍驤「……」
ガンビアベイ「あ、龍驤さん!義足と義手が無いけどどうしたんでしょう?」
ガンビアベイ「もしかしてたまにあるっていう義肢を忘れたやつ…?」
ガンビアベイ「それにしては様子がおかしそうですけど…声をかけないといけませんよね」
ガンビアベイ「あの、龍驤さん……!」
龍驤「……」
下1~3高コンマ 龍驤の反応やその他起こったことなどを
64 : 以下、名... - 2019/03/09 19:34:40.66 QagYlq8eO 25/363頼らんでもええようになるんや…ガンビアベイも分かるやろ?と
ガンビアベイ「足を忘れたんですか?私の車椅子に乗っていきますか?」
龍驤「触んな…」
ガンビアベイ「ひっ!」
龍驤「誰も頼らんでもええようになるんや…お前もわかるやろ……」
ガンビアベイ「で、でも!その状況じゃ歩けません!」
龍驤「うるさい…ボケ……」ずり……
ガンビアベイ「やめて下さい!床を這うなんて汚いですよ!」
龍驤「喋んな……」ずり…ずり……
ガンビアベイ「どうしよう…また鬱になってるんでしょうか?表情も暗い…っていうか怖いし……」
龍驤「……」ぶつぶつ
ガンビアベイ「こんな時にAdmiralはどこに居るんですか!大切な人がこんな事になってるのに!」
ガンビアベイ「……あ。今日は何か用事って言ってたような…」
龍驤「…………」ずり…ずり………
ガンビアベイ「だ……誰かぁ!早く来て下さいぃ~~!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
68 : 以下、名... - 2019/03/09 19:47:41.81 eo2EJg5RO 28/363漣と潜水新棲姫が来る
漣「誰が何で騒いでんですかぁ?」
潜水新棲姫「見ろ、龍驤だ」
ガンビアベイ「良かった…!」
漣「龍驤ネキ~なにやってんですか。義足はどこにやったんすか?」
龍驤「ウチに喋りかけんな……」
潜水新棲姫「声に覇気が無い。それに目が濁ったように淀んでいる」
漣「ちょっと不安定になってんですかねぇ。医務室にぶち込んどきますか」
龍驤「やめろ…おい……」
漣「はいはい、大人しくしてて下さいね~」
潜水新棲姫「手伝うぞ漣」
漣「これくらい平気ですよ。おぶっていけば問題ありません」ガシッ
龍驤「……」
漣「ガンビーさん感謝です!このまま龍驤ネキはベッドインさせてきます」
ガンビアベイ「あの!私もついていっていいですか?」
漣「え?大丈夫ですけど」
潜水新棲姫「ならワタシが車椅子を押してやろう」
ガンビアベイ「龍驤さんがこうなるのは良くあるんですか?」
漣「最近は無かったですけど、昔はザラにありましたよ」
潜水新棲姫「今日は提督が居ないのが原因かもな」
漣「…龍驤さんは漣のせいで一度壊れています。こうやって龍驤さんを支えていくのが漣の宿命なんです」
ガンビアベイ「立派ですね…」
潜水新棲姫「漣だけのせいでは無いと思うが、漣がそう言うならワタシも協力する」
漣「龍驤さんも大人しくなりましたし、医務室に運べばミッションクリアですな」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
80 : 以下、名... - 2019/03/09 20:01:10.68 72WYCX2Yo 32/363古株達で龍驤会議
ーー
漣「お集まり頂きありがとうございます。ただ今より龍驤さんの為の会議、龍驤会議を開催します」
雲龍「だから私達が集められたのね」
多摩「にゃ」
黒潮「えらい調子悪そうやったけど、大丈夫なん?」
漣「あまり良くはありません。ですからその為の会議なんです」
隼鷹「また鬱かい?」
漣「まだきちんとした病名は付くかどうかはわからないそうです。一時的な再発の可能性もあると」
神通「そうで無ければ…」
漣「もっと深刻な病気になってしまったかと。普通ならばベッドに縛り付けられるような病気の可能性もあります」
川内「どうして…何が原因だったの?ここのところ調子良かったじゃん」
漣「ガングートさんの妊娠や出産が影響しているかもしれません。龍驤さんは子どもに対して非常に強い感情を抱いています」
漣「今まで溜まっていたものが爆発したかもしれません。それに良いことが続いたのも良くなかった可能性があります」
伊8「どうしてですか?良いことがあったら心は安定するんじゃないですか?」
漣「ストレスは楽しいことや嬉しいことがあっても感じるんです。龍驤さんは何がきっかけで壊れてもおかしくない状態だったかもしれません」
呂500「龍驤さん……」
漣「今は切り札であるご主人様が居ません。これからますます悪化していく可能性だってあるんです」
霞「だからこの会議を開いたのね」
漣「何としても龍驤さんは守りますよ。もう二度と傷付けません」
下1~3高コンマ 会議の結果やその他起こったことなどを
89 : 以下、名... - 2019/03/09 20:17:32.53 Xun7x4W00 36/363ガングートが報告に来る
95 : 以下、名... - 2019/03/09 20:25:40.89 Xun7x4W00 37/363とりあえず異変があれば助けるという結論の後>>89
雲龍「私達にできることは異変があったら助けるくらいよ」
漣「それしかありませんか……」
神通「注意深く…見ていましょう…」
呂500「何かあったら直ぐに皆んなにお知らせですって!」
川内「うん、そうしよう」
憲兵『秘書艦及び提督代理。客が来てるぞ』ガガ~
漣「おや、全体放送ですか」
伊8「今って執務室に誰も居ないんじゃないですか?」
漣「しまった…ペットを執務室に置いておくべきでした」
黒潮「急いで行った方がええんと違うか?」
漣「ちょうど会議も終わりましたしね。それでは行ってきます!」
ーー
漣「すまねぇっす憲兵さん!」ガチャ
憲兵「遅い。もう中に入れたぞ」
漣「いやいやいや!誰か分からない人を無闇に入れないで下さいよ!」
憲兵「知ってる奴だから通したんだ。客は孫だ」
漣「あ、なんだぁ…」
憲兵「ガングートと人間の子どもはまだ入院中だが、艦娘の子どもはもう退院だそうでその挨拶だと」
漣「あちゃーご主人様が居ないタイミングで来ちゃいましたか」
憲兵「俺もそれを伝えたんだが、龍驤やお前には挨拶しておきたいって言うから通したんだ」
漣「そうですか。それでは孫さんを追いかけます」
憲兵「龍驤は医務室だろう?そこに居ると伝えておいたぞ」
漣「はぁ!?なにしてんすか!!」
憲兵「なんだ?悪かったのか?」
漣「龍驤さんは子どもに対して敏感でしょうが!今倒れてんのもそれが原因かもしれないんですよ!!」
憲兵「な…!!」
漣「ヤバイヤバイヤバイ……!早く医務室に行かないと!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
115 : 以下、名... - 2019/03/09 20:52:49.47 wMQACfGD0 42/363医務室に近づく孫さん
艦娘の子供が襟元を引っ張って入室を拒否している感じ?
ーー
漣「間に合った!まだ医務室に入ってなかった!」
孫「漣さん…」
漣「とにかくこっちに来て下さい!医務室から離れて!」
孫「え?あ、はい……」
漣「良かった…本当に良かった……」
孫「あの…医務室に中に何かあるんですか?龍驤さんが寝てるだけなんですよね?」
漣「いや、あの……凄く体調が悪いんです」
孫「そうだったんですか…」
孫「あ、だからこの子は僕の襟を引っ張ってたんですね」
漣「えり?」
孫「そうなんですよ、僕が医務室に入ろうとしたら急に引っ張って…どうしようかと迷ってたんです」
漣「マジかぁ…」
孫「龍驤さんへの挨拶は今度にします。漣さんにこの子と挨拶に…」
漣「その前に少しいいですか?」
ーー応接室
孫「……」
漣「龍驤さんはご主人様の子どもを産みたいと、それこそ狂ったように欲しているんです。ですが龍驤さんの体は出産には耐えられません」
漣「艦娘は妊娠しにくいですが、それ以前の問題なんです」
孫「もしこの子と医務室に入っていたら…」
漣「あくまで最悪の展開ですが、孫さんと産まれたばかりのその子は殺されてました」
孫「……」
漣「今の龍驤さんは何をするか分かりません。千歳さんと話し合って、この後鎖で拘束する予定です」
孫「そこまで悪かったんですね…」
漣「挨拶に来てくれたのは嬉しいですが、龍驤さんがこの状況なので今日はお引き取り願います」
孫「こちらこそすいませんでした…」
漣「孫さんは悪くありません。ご主人様も居ないですし、タイミングが悪かったんですよ」
漣「ご主人様が帰ってくればガングートさんのお見舞いにも行きます。ガングートさんにもよろしくお伝えください」
孫「はい…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
128 : 以下、名... - 2019/03/09 21:11:59.92 wMQACfGD0 47/363ちょうどそのころ
提督はというと……
ーー
H幹部「不安材料だった人を追い出して和平派は再始動ねぇ…」
幹部「私が和平交渉の実質的な代表になったからね。残りの連中もそれならばと納得してくれたよ」
H幹部「もうちょっと庇ってやれなかったのぉ?」
幹部「そうすると和平派は分裂してしまう。それだけは避けたかったんだよ」
提督「今回の件は自分が悪いんです…」
H幹部「あたしだったら助けてあげられたわよぉ~」
幹部「提督君はそっちの派閥に入るのかい?」
提督「まだ未定ですが…」
H幹部「すぐに抜けてもいいからとりあえず入っておきなさいよ。昇進したのにどこの派閥に属して無いのは悪目立ちよ」
幹部「それは確かにそうだね」
H幹部「他の連中と合わなそうなら会合にも来なくていいわ。とにかく無所属はやめておきなさい」
提督「…はい」
H幹部「それにしても丸一日会議だなんてお肌が痛むわぁ」
幹部「意見の交換もしたかったんだよ。君とは和平を目指すという目的が同じだからね」
H幹部「そうねぇ…」
提督「…あ、少し失礼します」ブブブブブ…
幹部「電話かい?」
H幹部「緊急の場合じゃ無いなら出なくていいわよぉ」
提督「医務担当からの電話です」
H幹部「それは出なさい。何かあったかもしれないわ」
ーー
提督「……では、お願いします」ガチャ
H幹部「どうしたのよ?随分と慌てていたわね」
提督「龍驤が……倒れたそうです…」
幹部「それは心配だ」
提督「精神的にかなり不安定で……拘束用のベッドを使うと…」
H幹部「ちょっと……」
幹部「提督君、今すぐ帰った方がいい」
提督「……」
H幹部「また予定くらい合わせるわよ。早く帰りなさい」
提督「自分は…この中では立場が一番下です」
幹部「そんなのは今は関係ないだろう。龍驤君を助けられるのは君だけだ」
H幹部「あたし達に気を使って帰らないって言う方が怒るわよ!」
提督「……すいません」
幹部「だが今から急いで帰ってもそれなりに時間はかかってしまうね」
H幹部「それでも急ぎで帰るしかないじゃない!途中まで送っていくから早く準備して!」
提督「ありがとうございます…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
138 : 以下、名... - 2019/03/09 21:35:08.64 nhX0GsNp0 53/363最悪の想像がつのって秒速で帰った提督
慌てすぎて部屋に入った途端にずっこけてそのまま龍驤にチュー
ーー足りないもの鎮守府
提督「龍驤!!」
漣「ご主人様!?どうやってそんな早く帰ってきたんですか!?」
提督「龍驤はどこだ!?」
漣「地下の…隔離ベッドで……」
提督「あそこだな!!」ダダダッ
漣「パネェっすご主人様……」
ーー隔離室
千歳「可哀想だけど仕方ないのよね…」
龍驤「」ギチッ
医者「全身を鎖で拘束して…後は口も塞がないと」
千歳「ごめんなさい龍驤さん……」
医者「死んでしまうよりよっぽど良いんだ。龍驤さんはまだ取り返しがつく」
千歳「そう……よね…」
ダダダッ
医者「誰かが走ってくる?」
提督「龍驤っ!!」ガチャ
千歳「提督!?さっき電話したばっかりなのよ!?」
提督「龍……うぉっ!!」ゲシッ
医者「危ない……!」
龍驤「」
千歳「龍驤さんに覆い被さって…なんとか地面にこけることはなかったわね」
医者「口を先に塞いで無くて良かったね。提督さんの口が龍驤さんの口に当たってるよ」
千歳「それってキス…」
提督「龍驤……帰ってきたぞ…俺はここにいる……」
龍驤「」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
145 : 以下、名... - 2019/03/09 21:51:12.84 ITsTZ0r50 57/363徐々に生気を取り戻していく龍驤。司令官を認識すると涙ながらに寂しかった事と子供が欲しい事を訴える
龍驤「ぁ……んう…」
提督「龍驤…俺が分かるか?」
龍驤「司令官…………」
提督「龍驤…」
龍驤「う…ぁ………ウチ…体…」ギシッ
千歳「ごめんなさい、ここは隔離室なの」
龍驤「ぁ……ウチ…」
医者「誰も傷付けてません。大丈夫ですよ」
龍驤「よかったぁ………」
龍驤「司令官……ウチ…寂しかってん……」
龍驤「キミが遠くに行ってしまいそうで……ウチ以外にも女はおるし…」
提督「そんな事は無い…俺には龍驤しか居ないんだ…!!」
龍驤「子ども…な……」
龍驤「ガングートと…孫さん見てたら……やっぱり欲しい…」
龍驤「ウチかって…子ども欲しいんよぉ……」
提督「龍驤……」
龍驤「ウチはな…幸せになりたかってん……」
龍驤「好きな人と…その子どもで…仲良く過ごしたかった……」
龍驤「いつまでも…幸せな暮らしを…夢見てたんや……」
提督「うう……!」
龍驤「ウチの体では…無理なんや……」
龍驤「長生きもできへん……司令官より先に死んでしまう…」
千歳「そんな事無いわ。ちゃんと治療を続ければ大丈夫よ」
龍驤「ええよ…自分の体のことは…ウチがよう知っとるから……」
千歳「……」
龍驤「なんで…こうなったんやろ……」
龍驤「ウチはただ……あの子を…助けたかっただけやねん……」
龍驤「助けられへんだけやなくて…ウチの腕と脚も…」
龍驤「もう……ええかなぁ…」
提督「龍驤……?」
龍驤「ウチ…頑張ったわなぁ……」
提督「やめてくれ龍驤!!」
龍驤「ごめんな司令官……ちょっち…寝るわ…」
提督「龍驤!俺がここにいるじゃないか!」
龍驤「夢の中で……会お…な………」
提督「龍驤!寝ないでくれ!龍驤~~!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
139 : 以下、名... - 2019/03/09 21:35:57.18 Xun7x4W00 62/363提督と龍驤はお互いに依存が強すぎていずれ共倒れしてしまうと皆が危惧
152 : 以下、名... - 2019/03/09 22:09:34.60 Xun7x4W00 63/363>>139( 龍驤は安定して寝ている状態)
千歳「…大丈夫です。龍驤さんは寝ただけですよ」
提督「なぜそれが分かる!!龍驤の心はもう…!」
千歳「提督さん。私達は何の為にここに居るか覚えていますか?」
提督「う……」
医者「龍驤さんには投薬治療を続けます」
千歳「暫くはここで拘束してますね」
提督「お願い…します……」
ーー
漣「再び龍驤会議の時間です」
多摩「このままじゃ提督と龍驤さんは共倒れにゃ」
雲龍「あの二人はお互いに依存が強すぎるのよ」
神通「提督の状態も…悪化していってます…」
呂500「このままじゃ終わってしまいますって」
黒潮「おい!!」
伊8「残念ながら本当の事です」
川内「どうする?龍驤さんも目を覚ます時間が少なくなってきてるんでしょ」
隼鷹「今日が何日かも分かってないってよぉ。もう見てらんねぇよぉ…」
漣「このまま何もしなければ本当に終わってしまうかもしれません。それだけは阻止するんですよ!!」
雲龍「そうね、私達で助けるの」
漣「絶対に救ってみせますからね……!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
160 : 以下、名... - 2019/03/09 22:34:01.84 fsdQPyXDO 67/363実は緊急時の整備士との落ち合い場所があると呂500
呂500「あの……実は隠してたことがありますって」
呂500「あの整備士さんとの……落ち合い場所がありますって」
雲龍「よく今まで黙ってたわね」
呂500「それが場所を教えてくれる条件でした」
神通「でもどうなんでしょう…もし勝手に腕や脚を治したら…」
漣「龍驤さんなら自殺します。絶対にそうですよ」
黒潮「やっぱりそうなるわな…」
川内「何度も治すタイミングはあったけど、全部断ってたもんね」
呂500「そうじゃありませんって」
漣「どういうことです?」
呂500「整備士さんに心を治してもらいます」
隼鷹「どうやって…」
呂500「……脳を新しく…」
伊8「それはもう龍驤さんじゃありません」
呂500「潮がやったみたいに記憶を抜き取って新しい脳に入れれば!」
雲龍「できたとしてもやらないわ」
川内「それだけはやっちゃダメ。龍驤さんを殺すより酷いよ」
呂500「じゃあどうするんですか!!このまま何もしないで見てるだけですか!!」
呂500「このままじゃ提督も!龍驤さんも死にますよ!!」
漣「それは分かってるんだよぉ!大声を出せばいいってもんじゃねぇ!!」
呂500「元はと言えばお前のせいだ!!漣が逃げたらこうなったんだ!!」
漣「それが分かってるから私がなんとかしたいんですよぉ!!」
多摩「落~ち~着~け~にゃ」
雲龍「一旦お開きにしましょう。このまま続けても良くないわ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
154 : 以下、名... - 2019/03/09 22:15:17.06 nhX0GsNp0 71/363龍驤が熟睡して提督も泣き疲れて寝るしで
夢の中で本当に出会ってしまったお2人さん
173 : 以下、名... - 2019/03/09 22:57:27.73 aDIEJYJWo 72/363>>154
+
龍驤に譲れないものがあるのは分かっているが、俺にとっての譲れないものは龍驤なんだ。
龍驤をもっと愛したい、子供だって欲しい。でもそれで龍驤が死んだら俺は生きていけない。
だから彼を、整備士を探して身体を治してもらわないか?
あの子を忘れろというわけじゃない、ただ龍驤の為にも俺自身の為にも前を向いて生きて欲しい。
夢の中で思いの全てをぶつける提督
ーーーー
龍驤『体が軽い……ここは夢か…』
龍驤『今のウチは鎖で拘束されて……身動きは取られへんもんな…』
龍驤『夢の中やったら…こうやって自由に動けるしな……』
提督『龍驤……』
龍驤『これもウチが夢の中で作り出した司令官か……やっぱりええ男やなぁ…』
提督『なぁ龍驤…俺の話を聞いてくれ……』
龍驤『ええで…聞いたる』
提督『龍驤に譲れないものがあるのは分かっているが…俺にとっての譲れないものは龍驤なんだ…』
提督『龍驤をもっと愛したいし子供だって欲しい…でもそれで龍驤が死んだら俺は生きていけない……』
龍驤『嬉しいわ司令官…』
提督『だからあの男…整備士を探して身体を治してもらわないか?』
提督『あの子を忘れろというわけじゃない…ただ龍驤の為にも…俺自身の為にも…前を向いて生きて欲しい』
提督『龍驤……お前に生きて欲しいんだ…』
龍驤『なぁ…この司令官ってほんまもんの……』
提督『龍驤……』
龍驤『安価』
下1~3高コンマ 龍驤の台詞などを
179 : 以下、名... - 2019/03/09 23:19:04.64 Uc6LcHwGo 75/363この司令官はウチの本心ってことなんなかなぁと考える龍驤
……起きたら司令官と落ち着いて話しせなな、それに実際の司令官からも聞きたいし
龍驤『もしかしたらこれはウチの本音かもしれんなぁ…司令官にしてはおかしいわ…』
提督『なぁ…龍驤……』
龍驤『……起きたら司令官と落ち着いて話しせなあかんな…』
提督『龍……驤………』
龍驤『夢を見るのはここまでや。ありがとうな司令官』
提督『待っ……て……く…………!』
ーー
龍驤「ぅ……おぇえ………」
千歳「起きた龍驤さん?」
龍驤「気分…悪……目覚め最悪や…」
千歳「今日が何日だか分かる?」
龍驤「……わからへん」
千歳「そう……」
龍驤「でもな…頭はハッキリしてきたから…話はできるで…」
千歳「じゃあ龍驤さんに質問していくわね」
龍驤「ええで……全部答えたる…」
ーー
千歳「どうやら意識は戻ってきてるみたいね」
龍驤「なぁ千歳……黒潮らの名前聞いてきたってことは…ウチ分からん時あったん…?」
千歳「…そうね」
龍驤「今回のはほんまに…危なかったんやね……」
千歳「…ねぇ龍驤さん」
龍驤「千歳…司令官……呼んでくれへん…?」
千歳「…えぇ、わかったわ」
ーー
提督「龍驤…良かった……」
龍驤「司令官…ちょっと痩せてない……?ちゃんとご飯食べてる…?」
提督「俺には龍驤が居ないとダメなんだ…!龍驤ぉ……!」ギュッ
龍驤「もう…落ち着きぃや……ウチは逃げへんで…」
提督「う…すまない……」
龍驤「ほんまに…しゃあない人やなぁ……」
龍驤「なぁ司令官…」
提督「なんだ……?」
龍驤「夢の中でな…司令官がウチの体を…治せへんかって言うてきてん…」
龍驤「それだけはできへん…でもこのままやったらウチは司令官とずっと一緒に居られへん…」
龍驤「キミは…どう思ってる……?」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを
189 : 以下、名... - 2019/03/09 23:47:54.59 Mp8hc9awO 81/363夢の中で伝えたとおりだよ
提督「夢の中で…伝えた通りだ」
龍驤「え……」
提督「潮を使ったんじゃない。俺達は同じ夢の中に居たんだ」
龍驤「ほな…あれは……」
提督「普通なら手足が生えるなんて奇跡は起こらない。だが起こしてくれる人がいるんだ」
提督「俺は龍驤と共に生きたい。龍驤とじゃないと意味が無いんだ」
龍驤「嬉しい…嬉しいわ……」
龍驤「ウチな…ずっと不安で……キミに…捨て…」
提督「分かっている。全部分かっているんだ」ギュッ
龍驤「信じていいんやね……」
提督「俺は龍驤を愛している」
龍驤「ウチも…愛してるで……」
ーー
ーー
千歳「おはよう龍驤さん。調子はどう?」シャッ
龍驤「まぶし……」
千歳「地下でも陽の光が入るようになってるなんていい設計だと思うわ」
龍驤「そこは…司令官とよぉ考えてん……」
千歳「蛍光灯の光とお日様の光は違うわ。意識がはっきりしてきたなら陽の光は浴びないとね」
龍驤「そうやなぁ……」
千歳「それで体調はどう?」
龍驤「最悪や……」
千歳「なら良くなってきた証拠よ」
龍驤「そうやとは思うけど……辛い…吐きそう…しんどい……」
千歳「ここを乗り越えればぐっと良くなるの。頑張って龍驤さん」
龍驤「はいよぉ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
204 : 以下、名... - 2019/03/10 19:43:07.82 50QVbwn2O 85/363心配した朝霜が会いに来る
朝霜「調子悪そうだな龍驤さん」ガチャ
龍驤「絶不調やでぇ……」
朝霜「なんでそんなになるまで黙ってたんだよ。司令に甘えろ」
龍驤「色々…溜まっててなぁ……自分で…制御できんかってん…」
朝霜「はぁ…本当によぉ」
龍驤「迷惑かけてごめんなぁ…」
朝霜「謝る相手が違うだろ」
龍驤「うん……司令官にやね…」
朝霜「聞いたぞ。腕と脚治すんだって?」
龍驤「かも…しれんなぁって…」
朝霜「なんだよまだ迷ってんのか?」
龍驤「迷ってるっていうか…なんていうか…」
朝霜「とにかく今は体調を治せ。そんなんじゃ治そうにも治せねぇ」
龍驤「そうやんなぁ…」
朝霜「何かして欲しいことでもあるか?あたいにできることだったら手伝ってやるぜ」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞や行動などを
208 : 以下、名... - 2019/03/10 19:58:42.85 jcclRQjKo 88/363もっかいだけママって……いやええわ朝霜も嫌やろし…
龍驤「ほなもっかいだけママって……いやええわ…朝霜も嫌やろし…」
朝霜「なんだそんなのでいいのか?」
龍驤「ええの…?」
朝霜「ママって言うくらいならいくらでも言ってやるよ」
龍驤「あぁ……嬉しいわ…」
朝霜「あたいにパパママ呼びさせてたのはそういうことだったんだな」
龍驤「うん……司令官との子ども…欲しかったから…」
朝霜「だからって洗脳しようとするのはどうかと思うぜ」
龍驤「それは…ほんまにごめんな……」
朝霜「ママはさ…本当にいい母親になると思うぜ」
朝霜「司令にチョコを作ってた時手伝ってくれたのは本物のママみたいだったぜ」
龍驤「そう言うてくれると…嬉しい…」
朝霜「流石に全員の前では無理だけどよ、こうやってママの前なら子どもになってやるぜ?」
龍驤「朝霜……」
朝霜「なんだ?」
龍驤「こっち…一緒に…来て……」
朝霜「ベッドの中入ればいいんだな」
龍驤「うん……」
龍驤「朝霜……いつも頑張ってくれてありがとうな…」ナデナデ
朝霜「……」
龍驤「もっと…近く……」
朝霜「こうか…」もぞもぞ
龍驤「ええ子やね朝霜は……」ギュッ
朝霜「……」
龍驤「はぁ……可愛い…ウチの子はなんてこんなに可愛いんやろ……」ナデナデナデナデ
朝霜「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
217 : 以下、名... - 2019/03/10 20:30:51.84 50QVbwn2O 92/363提督が龍驤の様子を見に来てほっこり
パパだぞーってやられても悪い気がしない朝霜
提督「面白そうなことをしてるじゃないか」
朝霜「げ、司令!」
提督「俺の事はパパと呼んでもらおうか」
朝霜「司令は関係ないだろ!」
提督「関係あるさ。なあ龍驤」
龍驤「ほんまや…大人しく撫でられとき…」
朝霜「なんだよぉぉ…」
提督「よしよしよし」ナデナデ
朝霜「んぅ……」
ーー
龍驤「すぅ…」
朝霜「満足したら寝ちまったか」
提督「龍驤の笑顔…久しぶりに見れたな」
朝霜「龍驤さんは手術するのか?」
提督「前向きに考えるとは言っていた」
朝霜「やっぱりまだ確定じゃないんだな」
提督「それでもこれまでとは違う。以前なら問答無用で拒否していたからな」
朝霜「それに比べれば前進したってわけか」
朝霜「司令は治して欲しいんだろ?もっと強く言えばいいじゃねぇか」
提督「大人しく聞いてくれると思うか?」
朝霜「そこを聞かせるのが司令の仕事だろ」
提督「だがな…」
朝霜「ママの事を本当に大切に思ってるならちゃんと説得しろよ」
提督「朝霜…?」
朝霜「あとは二人っきりにしてやるぜ。ママの側に居てやってくれよ」ガチャ
提督「…ありがとう」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
229 : 以下、名... - 2019/03/10 21:19:04.59 YfKz9aeq0 96/363龍驤
腕と脚を治したらあの男の人とこの鎮守府に繋がりがあることがバレてしまうかもしれんよ
ーー
龍驤「司令官……」
提督「どうした?」
龍驤「腕と脚…な……」
龍驤「ウチが治したら…あの男の人とこの鎮守府で…繋がりがあることが…バレてしまうかもしれんよ…」
提督「漣は…」
龍驤「あいつは違う……千切れた手足が…生えた訳やない……」
龍驤「皆んなを…危険に晒すわけには…いかへんねん…」
提督「俺は何よりも龍驤を…!」
龍驤「だからな……全部終わって…ウチらがもう戦わんでええようになって…」
龍驤「その時は……治そうかなって…」
提督「龍驤……」
龍驤「その時になって…治す技術があるか…男の人が協力してくれるかはわからん…」
龍驤「けど……もし治せるんやったら…」
龍驤「腕と脚…治して……司令官の側におりたい…」
龍驤「ほんで…子どもも欲しい……」
提督「もちろんだ!」
龍驤「その為にもな……司令官…頑張って…」
龍驤「ウチの事は…放っといてもいいから……深海棲艦との戦いを…終わらせて……」
龍驤「頼んだで…司令官……」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞やその他起こったことなどを
235 : 以下、名... - 2019/03/10 21:45:40.39 FTIpyiVe0 99/363龍驤、それが君の駄目な所だ。なぜ最も愛する人を二の次にして放っておかなきゃいけないんだ?
もっと自信を持ってくれ
提督「龍驤、それが君の駄目な所だ。なぜ最も愛する人を二の次にして放っておかなきゃならないんだ?」
龍驤「でも…」
提督「龍驤、よく聞いてくれ。俺は君を裏切らない」
提督「龍驤以外にもう女は要らない。俺にはお前だけが必要なんだ」
提督「腕がないとか脚が無いのも関係ない。分かってくれるか?」
龍驤「うん……」
提督「俺は龍驤を裏切らない。絶対にだ」
龍驤「ありがとうな……」
提督「…どうすれば分かってくれる?」
提督「何をすれば信じてもらえれるんだ?」
龍驤「ん…」
提督「何か物が必要なら用意しよう。して欲しいことがあるならなんでもする」
提督「俺が一番愛しているのは龍驤だけなんだ。それを絶対に分かってもらうからな」
龍驤「安価」
下1~3高コンマ 龍驤の台詞やその他起こったことなどを
241 : 以下、名... - 2019/03/10 22:22:43.51 3tPcgLs0o 102/363ウチは司令官からいっぱい気持ち貰っとるよ…
だから、甘え過ぎてる時は怒ってくれんか…?
龍驤「ウチは司令官からいっぱい気持ち貰っとるよ…
だから、甘え過ぎてる時は怒ってくれへん…?」
提督「怒る…」
龍驤「司令官は…ウチに怒ったことって…ほとんど無いでな…」
提督「…そうだな」
龍驤「大切にされてるって…分かるけど……そうや無いねん…」
龍驤「そんなんやと…ウチ……」
龍驤「司令官…知ってるやろ……ウチ…二股かけてたんや…」
龍驤「知ってたはずやのに……司令官は怒らんかった…」
提督「……」
龍驤「ウチは…独占欲が強すぎて……前の鎮守府を厄介払いされて…ここに来たんや……」
龍驤「ここに来る前のウチは…酷かった……」
龍驤「ウチはな……自分の需要を知っとったんや…」
龍驤「ウチみたいなんは…マニアが大喜びするんや……」
龍驤「遊びの男は……何人おったやろうな……」
龍驤「ここに来ても…前の鎮守府で作った男と…まだ繋がっとって……司令官に告白された時もや…」
龍驤「ウチはな……バチが当たったと思っててん…」
龍驤「怪我した時……ウチがどれだけ愚かな事をやってたか……身にしみたわ……」
龍驤「ウチが怪我したって知って……皆んな離れていった……」
龍驤「ウチの周りから…皆んなおらへんようになってん……」
龍驤「でも……司令官は違った…………ウチの側におってくれてん…」
龍驤「司令官……悪いことしたら怒って…あかんって言うて……」
龍驤「ほんならキミを…信じられる……」
龍驤「文句を言わず……全てを受け入れてくれるのは…違うねん……」
龍驤「ウチはな…油断したら……何するかわからんねん…」
龍驤「司令官……ウチを…叱って…………」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを
250 : 以下、名... - 2019/03/10 22:58:47.72 YULKWRA80 107/363一発本気でぶん殴る
そして全力で抱きしめる
提督「……」ペシッ
龍驤「え……今…ウチのこと………叩いた……?」
提督「俺は龍驤が二股していたのはずっと知っていた。他に漣しか経験の無い俺でも分かったんだ」
提督「その時俺はどんな気持ちだったか……」
龍驤「司令官……?」
提督「だがその事を責めたら俺は振られる。そう思って口には出さなかった……出せなかったんだ」
提督「怪我をする前ちょっち出かけくると言っては男と会っていたんだな?」
龍驤「その……通り…です……………」
提督「…そうだろうな」
提督「お前の性癖が歪んでいるのは他の男の影響だな?」
龍驤「……はい」
提督「他の男におもちゃのように扱われていたのか?」
龍驤「それは…違い……ます……お互いに…楽しんでて………」
提督「……」
龍驤「ごめん…なさい…………」
龍驤「嘘ついて…ごめんなさい……裏切って……ごめんなさい………」
龍驤「う……ううぅぅぅ~~~!」
龍驤「キミに捨てられるかもって怖がってたのは…ウチが最初に裏切ってたからなんや……!!」
龍驤「腕も脚も…ただの言い訳や……!」
龍驤「ウチはいつか…司令官に裏切られる……!それが因果応報で……!」
龍驤「捨てやんといて…ウチを捨てやんといてぇ……!!」
龍驤「もう二度と……浮気はしません……!だからウチを…許して下さい……!!」
龍驤「司令官…………!」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞やその他起こったことなどを
260 : 以下、名... - 2019/03/10 23:35:34.56 3tPcgLs0o 111/363お前のなかから他の男のことなんか消してやる(熱い口付け)
提督「……龍驤を許すにはこの方法しか無い」ギュッ
龍驤「ふぁ……」
提督「お前の中から他の男のことなんか消してやる」チュッ
龍驤「ん……んぐ…」
提督(龍驤……)グイィッ
龍驤(激し……こんな…キス………初めて…)
提督(お前の全てを…俺が上書きしてやる)
龍驤(すご………………頭の中…全部…司令官に…………)
龍驤(脳ミソ……犯される…………ぁぁぁぁ……)
ーー
漣「盗み聞きとは良くないですな」
朝霜「お前も似たようなもんだろ」
漣「漣は龍驤さんの様子を見に来ただけです」
朝霜「おいピンク」
漣「なんでしょう?」
朝霜「お前は知ってたのか」
漣「何がでしょう?」
朝霜「トボけてんじゃねぇ」
漣「……ええ、龍驤さんの二股は知ってましたよ」
朝霜「お前ぇ!!」ガシッ
漣「なんですか?」
朝霜「クズが…!どこまで司令を追い詰めれば済むんだよ!!」
漣「漣がクズなのは分かりきったことじゃないですか」
漣「あの時は漣は潔くご主人様から手を引きましたよ。なぜだか分かりますか?」
漣「頃合いを見て全てをご主人様にブチまけて、龍驤さんとご主人様を別れさせようとしてましたからね」
朝霜「ふざけんなよ!!」
漣「ふざけてねぇ!こっちは大真面目だったんですよぉ!!人の男を盗られて正気でいれると思ってんですかぁ!?」
漣「ご主人様の事はずっと大好きだった!それをビッチのクソ軽空母にとられた気持ちがアンタに分かるってんですか!?」
朝霜「分かんねぇよ!でも司令は悪くねぇだろ!」
漣「あんなビッチに一目惚れするご主人様も悪い!!」
朝霜「…なんで今の今まで黙ってた」
朝霜「龍驤さんが怪我をしてお前がトドメを刺して…」
朝霜「お前が戻ってきた時も、司令と別れた時でも」
朝霜「言うタイミングはいくらでもあっただろぉがよ!」
朝霜「お前は…何がしてぇんだ!?」
漣「安価」
下1~3高コンマ 漣の台詞や行動などを
268 : 以下、名... - 2019/03/11 00:02:14.79 HqSxe3+v0 116/363もう気付いたときには手遅れだったんですよ
片方が居なくなると片方が後追いしてしまうほどに
漣「漣がここに帰ってきた時にはもうもう手遅れだったんですよ」
漣「ご主人様か龍驤さん。片方が居なくなると片方が後追いしてしまう程になってました」
朝霜「そうしたのはお前だ!!」バキッ
漣「ぐぁっ……!」バタッ
朝霜「許せねぇ……お前だけは絶対に許さねぇ!」
漣「ぅ……ぐ…」
潜水新棲姫「おい」
朝霜「なん……ぐはっ!!」バキッ
潜水新棲姫「ワタシの漣に手を出すな。相手ならこっちにいるぞ」
朝霜「へぇ……やってやるよ」
漣「やめて…下さい……悪いのは…漣で……」
潜水新棲姫「待ってろ漣。コイツをぶっ飛ばしてすぐに医務室に連れてってやる」
朝霜「ブチ殺してやる!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
275 : 以下、名... - 2019/03/11 00:19:17.92 chDvNXJ/0 119/363感情の向くままに殴りにいく朝霜と
何度もカウンターのチャンスを得ながら手を出さない姫
しがみついてでも朝霜を止めようとする漣
朝霜「深海棲艦が邪魔すんじゃねぇ!」ブンッ
潜水新棲姫「ワタシだってここの仲間だ!」ヒュッ
朝霜「都合の良いことばっかり言いやがって!」
潜水新棲姫「悪いか!!」
漣「もう……やめて…!」ガシッ
朝霜「うるせぇ離せ!!」
漣「ぇあ……!」
提督「そこまでにしてくれ!!」
漣「ご主人様……」
朝霜「なんでだよ司令!コイツが全部悪いんだろ!」
提督「本当に悪いのは俺だ。龍驤の不貞に気付いていながら何もしなかった…できなかったんだ」
提督「男として魅力も無かった。一人の女を完全に振り向かせることはできなかったんだ」
朝霜「でもよ!!」
提督「…朝霜と潜水新棲姫は独房で反省していてくれ」
潜水新棲姫「漣は」
提督「俺が医務室に運ぶ。もう気絶している」
朝霜「な……!」
漣「……」
提督「漣と朝霜の練度の差はどれだけあると思う?漣は殴られてから抵抗もしなかった」
提督「自分が意識を失おうとしている瞬間も、朝霜から手を離さなかったんだ」
朝霜「……」
提督「漣も許されようと必死なんだ。痛々しい程に伝わってくる」
提督「…朝霜が俺達の為に怒ってくれるのは嬉しい。潜水新棲姫が漣の為に怒るのは正しい」
提督「喧嘩両成敗だ。大人しく独房に向かってくれ」
朝霜「……わかったよ」
潜水新棲姫「漣の事は頼んだぞ提督」
提督「任せておけ。漣は俺がかつて愛した女だからな」
漣「ごしゅ……さ……」
ーー
281 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/03/11 00:35:59.99 zDKwkRwm0 123/363やっと龍驤に関する情報を出せました
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