ジョセフ「>>4!?まじかよリサリサ先生ェ~ッ!」
リサリサ「波紋の修行にもなるのでかまいません、存分に>>4しなさい」
ジョセフ「やったぜ!」
元スレ
リサリサ「熱帯夜ですしたまには>>4していいですよ、JOJO」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1401543257/
4 : 以下、\... - 2014/05/31 22:35:43.44 Z+6zY3Af0 2/79いともたやすく行われるえげつない行為
ジョセフ「いともたやすく行われるえげつない行為(ダーティディーズダンダートチープ)かァーッ!」
ジョセフ「・・・・・・」
ジョセフ「・・・ってなんだあ?」
ジョセフ「具体的になにしろってんだよリサリサ先生よォー!!」
リサリサ「そうですね」
リサリサ「えげつない・・・・・・というのはつまり」
リサリサ「>>15をしてきなさいという意味です」
ジョセフ「え、えげつねぇ~ッ!!!!」
16 : 以下、\... - 2014/05/31 22:40:46.84 DMFuO+cl0 4/79ホワイトチャペル街で連続殺人
ジョセフ「殺人しろってのか!?この!おれに!」
リサリサ「いいですか、これも波紋の修行の一環なのです」
ジョセフ「しゅ、修行の・・・!?」
リサリサ「くれぐれも手を抜いてはなりませんよ、JOJO」
ジョセフ「・・・チッ!わかったぜ」
ジョセフ「それじゃさっそくイギリスに戻るとするかなー!」
リサリサ「健闘を祈ります」
ジョセフ「へえへえ」
ジョセフ(ま~たおかしなことを言いやがってこのアマ~ッ!)
ジョセフ(適当にごまかして終わらせるとするか)
ジョセフ(まあ、クソ疲れる『修行』からは一旦離れられるわけだし・・・)
リサリサ「JOJO、監視には>>26をつけますからね」
ジョセフ「なに!?」
26 : 以下、\... - 2014/05/31 22:50:35.60 IBiLoNdt0 6/79花京院
花京院「よろしく」ババァーーーンッ
リサリサ「頼みましたよ、花京院」
花京院「任せてください、リサリサさん」
ジョセフ(こ、こいつ・・・ッ!いつの間に近くに!?)
花京院「・・・よろしく、JOJO」ニコリ
ジョセフ「おう・・・」
ジョセフ(・・・・・・お、恐ろしい男だぜ)ゴクリ
『こうしてJOJOは花京院と共にッ!イギリス・ロンドンにあるホワイトチャペルへと向かったのだッ!』
『ホワイトチャペルとはッ!かの有名な切り裂きジャックの犯行現場としても知られているッ!』
『JOJOはそこへ赴きッ!模倣犯となるのだッ!!!!』
イギリス・ロンドン
ジョセフ(・・・しかしよォー!!)
ジョセフ(人殺しなんて悪趣味なこと、おれは誰に言われようとできないね!)
ジョセフ(エリナおばあちゃんの悲しむ顔だけは見たくないからなァ)
ジョセフ(このままばっくれたいところだが・・・)チラッ
花京院「ロンドンはなんだか空気がごみごみしてますね」
ジョセフ(こいつがついてちゃあ・・・なァ)
ジョセフ(適当に数日過ごして殺してきたって言って帰ろうと思ったのによォー!!邪魔なヤツだぜ!!)
ジョセフ(・・・・・・こういう時は)
ジョセフ「おい花京院!」
花京院「はい?」
ジョセフ「リサリサ先生が出発前に言ってたんだがよォ、お前ちょっと駅前で>>34してこいよ」
花京院「はあ?」
34 : 以下、\... - 2014/05/31 23:02:36.24 DMFuO+cl0 9/79女装
ジョセフ「頼む!リサリサからどうしてもお前の女装写真を撮ってきて欲しいって頼まれたんだッ!」
ジョセフ「駅前のショップで服買ってよォ~ッ!その横の写真屋で撮らせてくれよォ~ッ!!!」
ジョセフ「このとおりだッ!」バンッ
花京院「・・・・・・じょ、」
花京院「女性のたのみなら仕方ありませんね」
花京院「写真なんか撮ってどうするのかは知りませんが、いいでしょう」
ジョセフ「よっしゃ」
ジョセフ「感謝するぜ花京院!とりあえず先に服を選んでろよ、おれも後から行くからさァー」
花京院「わかりました」
ガチャッ カランカラン
花京院「すみません、L・・・いやLLサイズで探しているんだが」
店員「はーい、いらっしゃいませー」
店員「プレゼントをお探しなんですかァ?」ニコニコ
花京院「・・・いや、ぼくの着るものを探している」
店員「!?」
女客(へ、変態だーーーーーーーッ!!)ドドドドドド
ジョセフ「へっへー!まんまとかかってくれたな花京院ッ!」
ジョセフ「さ~て、おれはこの隙に逃げるとするかーッ!!」
ジョセフ「・・・・・・そうだな」
ジョセフ「せっかくイギリスに帰ってきたんだしコミックでも買いに行くか!」ルンルン
ドンッ
>>40「痛ッ!」
ジョセフ「・・・あ?」
40 : 以下、\... - 2014/05/31 23:11:44.07 J8+CzvoS0 12/79ジョナサン
ジョナサン(・・・い、いたた・・・鳩尾に肘鉄がもろにはいったぞ)
ジョセフ「あ、わりーわりーッ!ちょーっとよそ見してたからよォ」
ジョナサン「い、いや大丈夫さこのくらい」
ジョセフ「・・・のわりには痛そうにしてるんじゃあねえの?」
ジョナサン「本当に大丈夫だ・・・」
ジョセフ「・・・・・・ンン?」
ジョナサン「?」
ジョセフ「・・・・・・おお!?」
ジョナサン「・・・・・・えっ!」
ジョセフ・ジョナサン(おれ・ぼくにソックリだ!!!!)
『まさにッ!奇妙な邂逅といえるだろうッ!』
『ロンドンの霧はッ!時空をもねじ曲げてしまったのだッ!!』
ジョセフ(まじかよ・・・他人のそら似にしちゃあ出来すぎてるぜ)
ジョナサン(すごく似ている・・・ぼくの知らない親戚かなにかだろうか?)
ジョセフ「エート・・・」
ジョセフ「・・・・・・まいったぜ」ポリポリ
ジョナサン「・・・・・・そうだね、ぼくも驚いたよ」
ジョナサン「君、名前は?」
ジョセフ「・・・・・・アア?」
ジョナサン「あ、これはうっかりしていた!名乗るならぼくからだね」
ジョナサン「ぼくはジョナサン・ジョースター、ジョジョって呼ばれているよ」
ジョセフ「なに!?」
ジョセフ(それって・・・それってまさか・・・ッ!?)
ジョセフ「・・・ハッ!」キョロキョロ
ジョセフ(・・・町並みが、さっきと変わってやがる)
ジョセフ(まさか、これって・・・もしかすると)
ジョセフ(タイムスリップってやつかァーッ!?)ババァーーーンッ
『JOJOは理解したッ!自分が過去にとんでいることをッ!』
『そして同時に思ったッ!とんでもない目にあってしまったのだとッ!!!』
ジョセフ(こ、ここが・・・過去のイギリスだとすると・・・)
ジョセフ(ジョナサン・ジョースター・・・・・・エリナおばあちゃんの、旦那)ドドド
ジョセフ(・・・つまりおれのおじいちゃん!?)ドドドドドド
ジョナサン「君の名前は?」
ジョセフ「・・・エート」
ジョセフ(エ?ここでおれ名乗って大丈夫なのかァー?!歴史歪んだりとかしねえ!?)
ジョセフ「・・・>>59って呼んでくれ」
59 : 以下、\... - 2014/05/31 23:31:52.36 iuTO+WKW0 16/79ジョジョ
ジョナサン「えっ!」
ジョセフ「・・・おれもそう呼ばれている」
ジョナサン「そうか・・・なんだかもっと親しみがわくな」
ジョナサン「いいよ、君のことはジョジョとよぼう」
ジョセフ「・・・すまねえな」
ジョナサン「いいんだジョジョ、君にはなにか言えないことがあるんだろう。無理には聞かないさ」
ジョナサン「ハッ!」
ジョナサン「おっともうこんな時間か!汽車に遅れてしまうな・・・!」
ジョナサン「ぼくはこれで帰るとするよ」
ジョセフ「!」
ジョセフ(まてよ・・・・・・ここは過去だ)
ジョセフ「待ってくれジョナサンッ!」
ジョナサン「ン?」
ジョセフ「エート・・・・・・おれも連れてってもらえねえ?」
ジョナサン「・・・どうしてだい?」
ジョセフ「そ、それはー・・・」
ジョナサン「ロンドンは都会とはいえ危険が多い、君も早く帰った方がいいぞ」
ジョセフ(クソッ!)
ジョセフ(おれは運命ってのを結構感じるタチなんだッ!!!)
ジョセフ(ここでジョナサン・ジョースターに会えたのもなにかの運命ッ!きっと・・・)
ジョセフ(きっとなにか意味があるはずだぜ・・・ッ!)
ジョナサン「・・・・・・ジョジョ?」
ジョナサン「どうしたんだ?なにかあったのかい?」
ジョナサン「アッ!」
ジョナサン「まさか・・・なにか家に帰れない理由でも?」
ジョセフ「あ、ああ・・・察しが良いじゃあねえかジョナサン」
ジョセフ「>>70ってわけで家には帰れないんだ!」
ジョナサン「それは大変だったね」
70 : 以下、\... - 2014/05/31 23:43:33.81 xr82sN/40 19/79家の鍵を無くした
ジョセフ「頼む!オメーの家に泊めてくれよ!」
ジョナサン「ジョジョ・・・」
ジョナサン「もちろんだよジョジョ!君とはなんだか近いものを感じる!見捨てることはできないよ」
ジョセフ「サンキュージョナサン!ジョジョ、ウレピー!!」
ジョナサン「・・・ウレ?」
ジョセフ「さ、じゃあこーんな寒いとこで突っ立ってねえでよォ、さっさと汽車に乗ってオメーん家に行こうぜ!」
ジョナサン「あ、ああ」
ジョセフ(よし!なんとか乗りきったな!!)
ジョナサン(・・・なんだか強引で騒がしいヤツだなァ)
ジョナサン(・・・・・・)
ジョナサン(・・・あ、もしかすると)
ジョナサン「・・・・・・これはまずいのかもしれないぞ」
ジョセフ「ン?」
ジョナサン「い、いやなんでもないさ」
ジョースター邸
ジョセフ「こ、これが・・・おじいちゃん家・・・」ゴクリ
ジョセフ(でっけー!豪邸じゃあねえか!!)
ジョナサン「まずは父さんに紹介するよ」
ジョセフ「ひ、ひいじいちゃん!?」
ジョナサン「え?」
ジョセフ「おっと・・・・・・い、いや・・・ひ」
ジョセフ「ひいひい言うほどすごい家だなーッ!!おれこんなでっかい家初めてだぜ!」
ジョナサン「そうかい?」
ジョナサン「喜んでもらえてるようで嬉しいよ」
ジョナサン「それじゃ、父さんに紹介するね」
コンコンッ
ジョナサン「父さん、今大丈夫ですか?」
ジョージ『>>79だよ』
79 : 以下、\... - 2014/05/31 23:55:19.23 iuTO+WKW0 22/79未来のジョースター一族について考えてあるん
ジョージ『未来のジョースター一族について考えてあるんだよ』
ジョセフ「!」ギクリッ
ジョナサン「失礼します」
ガチャッ
ジョセフ「・・・!」
ジョナサン「父さん、そんなことを言っていないで今は休んでいてください」
ジョージ「いやあ・・・こういう体になってしまってはどうも暇でね、つい先のことを考えてしまうのだジョジョ」
ジョナサン「・・・今日のお薬はもう飲まれたんですか?」
ジョージ「ああ、先ほどね」
ジョナサン「そうですか・・・」
ジョセフ(なんてこった・・・・・・やつれた顔してベッドに横になってるとは)
ジョセフ「・・・ジョナサン」
ジョージ「・・・彼は!」
ジョナサン「ああ、紹介が遅れてごめんよジョジョ」
ジョナサン「父さん、彼はジョジョ。ぼくの友人です」
ジョージ「友人・・・?しかもジョジョという名なのか」
ジョージ「ジョジョ、わたしは病で目をやられたのだろうか?お前が二人いるように見えるよ」
ジョナサン「いいえ父さん、彼とぼくはそっくりなんです」
ジョージ「なるほど・・・」
ジョージ「・・・・・・」
ジョージ「ジョジョ・・・いやジョナサン、彼とはどういう友達なのだ?同じ大学の友人には見えないが・・・」
ジョナサン「えっ!」
ジョセフ(やべっ!)
ジョナサン「か、彼とは>>93つながりの友人なんです!」
93 : 以下、\... - 2014/06/01 00:06:07.42 xCxvHFrt0 25/79アメフト
ジョージ「アメフト?」
ジョナサン「そうだろう、ね!ジョジョ!」
ジョセフ「あ、ああ・・・」
ジョナサン「彼は他校のアメフト選手なんですよ!」
ジョージ「そうだったのか・・・」
ジョセフ「ハハハ、どーも」
ジョージ「それじゃあ、今度試合の時は呼んでくれよ」
ジョナサン「えっ!」
ジョセフ「も、もちろんだぜ!ジョ、ジョースター・・・さん」
ジョセフ「だから早いとこ体治してくれよ」
ジョージ「ウム、お気遣い感謝しよう」
ジョージ「・・・田舎で不便もおありでしょうが、どうぞゆっくりしていってください」
ジョセフ「こちらこそ世話になるぜ!」
ジョナサン「それじゃあ、ぼくらはもう出ていくから父さん・・・ちゃんと寝てくださいよ」
バタンッ
ジョセフ「・・・やれやれ、あせったぜーッ!」
ジョナサン「ぼくもだよ。口から出任せ言うのは、なかなかどうして難しいな」
ジョセフ「あんたにゃ向いてないんだろーなァ」
ジョナサン「さてと・・・」
ジョナサン「次はぼくの弟に紹介するよ」
ジョセフ「弟?」
ジョナサン「とは言っても・・・血はつながっていないんだけどね」
ジョナサン「・・・いや、でも正真正銘ぼくの兄弟さ」
ジョセフ(おじいちゃんに兄弟・・・だァ?)
ジョセフ(聞いたことないぜ)
コツンコツン
「ジョジョ?」
ジョナサン「あ、噂をすればだ」
ディオ「お客さんかい?」
ジョセフ(なんだァ~?あのキンパツヤローは)
ジョナサン「ああ、紹介するよ!ぼくの友人でジョジョって言うんだ。ジョジョ、彼が弟のディオ」
ジョセフ「・・・ディオ?」
ディオ「友人?へえ、ジョナサン、きみと同じアダ名なのかい」
ディオ「そういやあ、顔も似てるようだな」ジロジロ
ジョセフ「・・・・・・ア?」
ジョナサン「お、おいディオ。ちょっと・・・」
ディオ「・・・大学じゃあ見ない顔だな」
ジョナサン「エート・・・彼は他校のアメフト選手で・・・」
ディオ「本当のことを言えよジョジョォ」
ジョナサン「!」
ジョセフ「ばれちゃあしょうがねえな!おれは>>145だぜ」
145 : 以下、\... - 2014/06/01 00:25:25.35 KxZ6o+Os0 29/79ダリオの隠し子
ジョセフ「てめーの親父さんの隠し子だぜ!」
ディオ「なに!?」
ジョナサン「え?な、なんだって!?」
ディオ(あのクズに・・・ダリオに他に息子がいたというのか!?)
ジョナサン「そ、それは本当かいジョジョ!」
ジョセフ「だからよォ、ディオお兄ちゃん」
ディオ「お兄ちゃん!?」
ジョセフ「これから、ハッピーウレピーヨロピクネーッ!!!」
ディオ「・・・ッ!」ビキッ
ディオ「きさま!ふざけるなッ!いい加減にしろッ!!!」ダンッ
ジョセフ「うおッ!」
ジョセフ「な、なんだよーッ!挨拶がわりのジョークじゃあねえか!アメリカンジョークよジョーク!」
ディオ「不愉快だッ!おれをからかうんじゃあない!!」
ジョナサン「・・・なんだジョークか」
ジョナサン「ディオ、彼は少しの間ここに滞在する予定なんだ」
ディオ「フンッ、君が紹介してくるということはそういうことなんだろうな」
ジョナサン「頼むから仲良くやっておくれよ」
ディオ「・・・・・・」
ディオ「君の友人というなら仕方ない、なんだかちょっとばかり変わったヤツのようだが・・・」
ジョセフ「ケッ」
ディオ「まあ努力はするさ」
ジョナサン「ありがとう、ディオ」
ジョナサン「さ、ジョジョ!君の部屋を案内するよ」
ジョセフ「おう、頼むぜジョナサン」
ディオ「・・・・・・」
ジョセフ(なんだァ~あいつ!ノリの悪いヤツだなーッ!)
ジョセフ(・・・それになんだか、腹にドス黒いモノを抱えてる顔してやがるな)
ジョセフ(・・・・・・要注意だぜ)
ジョセフ(・・・まあ、ここに居られるようになったんだ)
ジョセフ(わけわかんねーことになっちまったが、どうやって戻るのかもわかんねーしじっくりおじいちゃん孝行してやるか)
ジョセフ(・・・・・・なぜか指輪の違和感もなくなってるしな)
『そして数日のうちにッ!JOJOは持ち前の明るさでジョースター家になじんでいったッ!』
『祖父であるジョナサンとッ!JOJOは存分に仲を深めていったのだったッ!!』
『しかしながらッ!ジョージの病状は悪化していく一方だったッ!!!』
ジョセフ「優勝したんだって、聞いたぜジョナサン!やったじゃあねえか!」
ジョナサン「あ、ああ」
ジョセフ「・・・ジョナサン?」
ジョセフ「どうしたんだジョナサン、顔色がわるいぜ」
ジョナサン「い、いや・・・」
ジョセフ「・・・?」
ジョナサン「そうだ、ディオを知らないか?」
ジョセフ「ディオ?ディオなら・・・さっきあっちの方に行ったぜ」
ジョナサン「そうか、ありがとう」
タッ
ジョセフ「・・・?」
ジョセフ(なんだァ?怖い顔しやがって)
ジョセフ「・・・・・・」
バゴオーッ
ドォーーーーンッ・・・
ジョセフ「ハッ!」
ジョセフ「なんだ今の音はッ!!」
ダッ
ジョセフ「!?」
ディオ「くそ・・・ッ!」
ジョセフ「ど、どうしたディオ!?」
ディオ「いや、たいしたことじゃあない。階段を踏み外しただけだ」
ジョセフ「・・・それ、腕折れてるんじゃあねえの?」
ディオ「・・・・・・」
ドカドカドカッ
ジョセフ「あ!ジョナサン良いところに!」
ジョセフ「ディオのヤツが階段から落ちたみてーでよォ!」
ジョナサン「・・・・・・」
ディオ「・・・・・・」
ジョナサン「馬車で、ちょっと出てくるよ」
ジョセフ「ジョナサン!?」
バタンッ
ジョセフ「・・・な、なんだァあの態度。ジョナサンらしくねえ」
ディオ「・・・・・・」
ジョセフ「おい、ディオ」
ディオ「気安く呼ぶんじゃあないぜ」
ジョセフ「・・・テメーッ!」
ジョセフ「なにか知ってやがるな!?ええ?」
ジョセフ「ジョナサンがどこへ行ったか!教えろッ!!!」
ディオ「知ってどうするつもりだ」
ジョセフ「アア!?テメーには教えてやる筋合いはないねッ!」
ディオ「・・・・・・」
ディオ「ヤツは>>185に行った」
185 : 以下、\... - 2014/06/01 01:04:37.86 gUPARPDd0 36/79歯医者
ジョセフ「歯医者だァ~!?」
ディオ「虫歯だろう、チョコの食い過ぎというやつだ」
ディオ「歯が痛いと暴れまわっていたからな、ぼくもそのとばっちりで殴られたんだよ」
ジョセフ「にゃにぃ~~ッ!?」
ジョセフ「は、歯医者って?」
ディオ「病院ならすぐ近くだ」
ジョセフ「よ、よおーし!行ってくるぜ!!」ダッ
バタンッ
ディオ「フンッ、マヌケが」
ディオ(・・・ジョジョに・・・ジョースター卿に毒を盛っていることがばれたか)
ディオ(くそ!またしてもおれは・・・ヤツの爆発力を忘れていたというのかッ!)
ディオ(こうしちゃあおれん!ヤツの部屋を探るとしよう!!)
ジョセフ「くっそ~ッ!この病院にもいねえ!」
ジョセフ「・・・ウガ!なにもうっかり上着を着ずに出てきちまったからすっげー寒いぜ!凍えそうだッ!」
ジョセフ「こういうときは・・・」コオオオオオオッ
ジョセフ「へへ!波紋の活用ね!血流をよくして暖まるッ!!さらに凍傷にもならねえから便利だぜーッ!!」
ジョセフ「おんや~?」
ジョセフ「・・・あんなところに女の子が倒れてやがる」
「・・・・・・うう」
ジョセフ「もっしもォ~し!大丈夫か!?」
ジョセフ「ったくしかたねえな・・・病院も近いし連れてってやるか」ヒョイッ
「・・・・・・」
「・・・あ・・・ありがとうございます」
ジョセフ「お、気がついたか!」
「わたしは・・・そこの病院の者なのです」
ジョセフ「へえ~、看護婦かい」
「・・・・・・」
ジョセフ「で、なんでこんな吹雪に外に出てたんだァ~?」
「・・・それは」
ジョセフ「ン?」
ジョセフ(まてよ・・・なんかこの顔・・・)
ジョセフ(ハッ!ま、まさかこの女・・・ッ!いや、このひとは・・・ッ!!)
ジョセフ(エ、エリナおばあちゃん!?!?)
エリナ「>>199をしようと外に出たのです」ババァーーーンッ
199 : 以下、\... - 2014/06/01 01:22:32.59 rFcNqCSb0 40/79ブリザードオ○ニー
ジョセフ「エッ!」
ジョセフ「ぶ、ぶり・・・」
エリナ「ブリザードオ○ニーです」ニコリ
ジョセフ「オーマイガッ!!なんて性に奔放な女なんだァーッ!!」
エリナ「え?なんですって?」
ジョセフ「い、いや・・・」
ジョセフ(くそ!おばあちゃんを見る目がかわりそうだぜ!!)
ジョセフ「あ!」
エリナ「?」
ジョセフ「あーほら!変なことしようとすっからよォ~!足が真っ赤っかじゃあねえか!」
エリナ「まあ・・・気づきませんでした」
ジョセフ「ったく仕方ねえなあーッ!」コオオオオオオッ
エリナ「!」
エリナ(足のしびれがなくなっていくッ!あ、あたたかい・・・これはいったい)
エリナ「あ、あなた・・・」
エリナ(彼はなんて・・・ジョジョに・・・ジョナサンに似ているのでしょう!?)
エリナ(そしてこの力・・・・・・)
エリナ「あなた、いったい・・・?」
ジョセフ「・・・・・・名乗るほどのもんじゃあねえ」
エリナ「・・・・・・」
ジョセフ「さ、おぶされよ!病院まで連れてってやるぜ」
エリナ「・・・・・・」
エリナ「あの・・・」
ジョセフ「ン?」
エリナ「どうか・・・どうかお願いを・・・」
ジョセフ「!」ドキッ
ジョセフ「・・・」コオオオオオオッ
患者「・・・おや?」
患者「ウッヒョー!元気になってきたわい!」
エリナ「あなたのその不思議な力のおかげですね!」
ジョセフ「ああ、そりゃ、よかったな」
エリナ「どうもありがとうごさいます」
ジョセフ「ウッ!」
ジョセフ(くそ!エリナおばあちゃんに頼まれたら断りきれね~!!!)
ジョセフ(ジョナサンを追いかけなきゃいけねえってのに!!)
『JOJOは数日間ッ!その病院で看護を手伝うはめになったのだったッ!』
『そして数日後・・・』
ジョセフ「や、やっと解放されたぜェーッ!!」
ジョセフ「くっそー!おばあちゃんってばかわいい顔してけっこーコキ使うんだもんなーッ!!」
ジョセフ「・・・歯医者に行ったとかディオのヤローは行ってたが・・・」
ジョセフ「ジョナサンもきっと家にいるだろうし屋敷に戻るとすっか」
ジョースター邸
ジョセフ「タダイマー」
ジョナサン「ジョジョ!きみか!」
ジョセフ「え!?なんだよ!なんで館の灯りが全部消えてるんだァー!?」
ジョナサン「それが・・・・・・」
ジョセフ「なに!?ディオが>>217をしていただと!?」
217 : 以下、\... - 2014/06/01 01:39:53.53 q+KFpAN60 45/79予習復習
ジョセフ「真面目か」
ジョナサン「それだけじゃあない!」
ジョセフ「なに!?」
ジョナサン「予習復習に加え>>223も>>225もやっていたんだ!!」
ジョセフ「な、なにーーーー!?」
223 : 以下、\... - 2014/06/01 01:43:01.78 fTe6Oi+z0 47/79ラジオ体操
225 : 以下、\... - 2014/06/01 01:43:17.41 q+KFpAN60 48/79早寝早起き
ジョセフ「ラジオ体操に早寝早起きだぁーーー!?夏休みの小学生かよぉ!」
ジョセフ「徹底したいい子じゃあねえか!!」
ジョナサン「そう、いい子なんだ彼は・・・」
ジョナサン「しかし、ぼくは知ってしまったんだ」
ジョナサン「彼が・・・父さんに毒を盛っているということを」
ジョセフ「・・・毒!?」
SPW「ジョースターさん!来ましたぜ!」
ジョナサン「・・・・・・」
ジョセフ(あ、ありゃあまさか!スピードワゴンのじいさん!?)
バタムッ
ジョナサン「ディオ」
ディオ「帰ってたのか、ロンドンから」
ジョナサン「ああ、解毒剤は手に入れたよディオ」
ディオ「!」
ディオ「・・・なんの話だ?」
ジョナサン「証拠はあるんだディオ!もう逃げることはできない」
ジョナサン「残念だよ・・・」
ディオ「フウー・・・!」
ディオ「わかったわかった、君の言いたいことはよおくわかったよ」
ディオ「ジョジョ、勝手だが頼みがある」
ディオ「・・・最後の頼みなんだ」
ジョナサン「・・・なんだい?」
ディオ「ぼくに時間をくれないか?>>246する時間を!」
ジョナサン「え!」
246 : 以下、\... - 2014/06/01 01:53:28.68 KxZ6o+Os0 51/79ダイナミックオ○ニー
ディオ「たのむ!ムショに入ったらオ○ニーなんてできない!徹底的に管理されてしまうんだ!」
ディオ「自慰行為なんてのは罪深い行為だってことはわかってる!だが!やめることはできんッ!」
ディオ「ダイナミックオ○ニーなんてこのジョースター邸でしかできない!」
ディオ「このとおりだ!君も同じ男ならわかるだろう!」
ジョナサン(た、たしかに・・・!)
SPW「ジョースターさん気をつけろ!信じるなよそいつの言葉を!」
ジョナサン「いいよ!」
SPW「へああーーーーッ!?」
ジョセフ「ダ、ダイナミックオ○ニー!?いったいなにが始まるんだ」
ディオ「ありがとう友よ!」
ディオ「それじゃあ、今回ダイナミックオ○ニーに使うものを見せてやるぜ」
ディオ「それは・・・これだ!」ババァーーーンッ
ジョナサン「そ、それは石仮面ッ!」
ジョセフ(石仮面だとォ!?)
ジョセフ(な、なんて、こった・・・)
ジョセフ(これが・・・・・・ここにあるっていうことは・・・)ドドド
ジョナサン「ぼ、ぼくの机をまたあさったのか!ディオ!」
ディオ「しまっておく方がわるいのだよジョジョォ」
ジョセフ(こいつは・・・この『ディオ』って男はッ!)ドドドドドド
ジョセフ(あの!おじいちゃんを殺したという吸血鬼なのか!?)ドドドドドドドドド
ディオ「ジョジョォ、人間のできるオ○ニーには限界があるよなァ・・・」
ジョナサン「!?」
ディオ「おれが短い人生で学んだことは・・・」
ディオ「人間は策を労すれば労するほど予期せぬ事態で策が崩れ去るってことだ!」
ジョナサン「なんのことだ?なにを言っている!?」
ディオ「おれは人間をやめるぞー!ジョジョー!」
ディオ「おれは人間を超越するッ!>>269の>>273でなーッ!!」
269 : 以下、\... - 2014/06/01 02:07:33.82 AuzedCpG0 54/79花京院
273 : 以下、\... - 2014/06/01 02:07:59.12 nnv50OHm0 55/79おナホ
『意外ッ!それは花京院の使用済みオナホッ!』
『ディオは石仮面をかぶりッ!!花京院の使用済みオナホに自らのイチモツをさしこんだッ!』
ズボォッ
ディオ「ウオオオオ!!!」
ジョナサン「なんだろうあれ」
SPW「おれにもよくわからねえが・・・こいつはくせーーーッ!!ゲロ以下の臭いが・・・」
SPW「具体的に言うとイカクセー臭いがプンプンするぜーッ!!!」
ディオ「くそッ!他人の使用済みだがッ!このヌルヌルはたまらんッ!」ヌルヌルッ
ディオ「一気にフィニッシュだーーーーーッ!!!・・・ウグッ」ドピュピンッ
ジョセフ「ウワー・・・」
『どういうわけかッ!ディオの勢いよく噴射した精液が石仮面にはりついたッ!』
ビシャッ
ジョナサン「うわ!ぼくの研究材料が!!」
シーン・・・
ディオ「・・・・・・」
ジョナサン「・・・・・・」
ジョセフ「・・・・・・?」
ディオ「・・・あれ?」
ディオ「おかしいぞ!人間の精液で反応するはずだったんじゃ」
ディオ「ハッ!まさか!精液じゃあなくて血か!」
ディオ「くそ!実験体にどっちもかけたからわからなかったぜ!!」
ジョナサン「・・・・・・」
ディオ「よし・・・」
ディオ「もう一度だ!」
ジョセフ「なに考えてんだテメー!!」
ディオ「おれは人間を超越するッ!>>289の血でなーーーーッ!!」
290 : 以下、\... - 2014/06/01 02:19:38.69 P0KrP3Yfi 58/79ダイアーさん
ディオ「人間の血でなーッ!!」ダッ
ジョナサン「ちょっと!どこへいくんだディオォーーーーッ!!」
イギリス
に遊びに来たダイアーさん
ダイアー「イギリス、なかなか人が多いな」
ダイアー「ストレイツォたちはまだかな」
ダイアー「ハッ!殺気!!」
ディオ「当て身!」ドスッ
ダイアー「グホオ!」
ディオ「よし、少し血をちょうだいするぞッ!」
ザクザクプシュー
ダイアー「」グッタリ
ディオ「ウグッ・・・」ドスドスドスッ
ジョースター邸
ジョナサン「あ、帰ってきた」
ディオ「URYYYY・・・」ズンズン
警察「よし!捕獲しろ!」
SPW「ま、待てよ!・・・なんか様子がおかしいぜ」
ジョセフ「・・・チッ!とうとうなっちまったか・・・」
ジョセフ「吸血鬼によォ!」
ジョナサン「吸血鬼!?」
警察「なに~!?」
警察「なんかわからんが撃てーッ!」
バシュバシュッ
ディオ「フッ・・・」
警察「な、なに!?弾丸を食らったというのにぜんぜんきいとらん!!」
ジョセフ「人外に銃が通用するかよこのイモッ!!」
ジョナサン「まさか・・・きみってやつは!!」
SPW「ジョースターさんあぶねえ!」ズガンッ
ディオ「・・・・・・」
SPW「ウグッ・・・!頭を・・・頭を撃ったのに死なねえ!!」
ディオ「これが、石仮面の力だジョジョォー!!」
ジョナサン「でぃ・・・ディオはもう人間じゃあないのか!?」
ジョセフ「その通りだぜジョナサン・ジョースター!」
ジョセフ「どいてな!こいつは」
ジョセフ「おれが殺ってやる・・・ッ!」コオオオオオオッ
ジョナサン「きみが!?」
ジョセフ「おーよ!」
ジョセフ「・・・ジョナサン、おれはな」
ジョセフ「あんたとおばあちゃんが幸せになりゃーそれでいいのよ」
ジョナサン「なんだって?」
ジョセフ「・・・へ!気にすんな!なんでもねえぜ!」
ジョセフ「おい!この吸血鬼!」
ディオ「フシュー・・・」
ジョセフ「天井なんかに張り付いてねーで降りてこい!腰抜けッ!」
ジョセフ「それともこっちから行ってやろーかァ?」
ディオ「・・・ほお」
ディオ「このディオに向かってくるというのか、面白い」
ディオ「ならばまずはッ!貴様を吸い殺してやろうッ!!!UUURRRRYYYYYYYッ!」バッ
ジョセフ「そうこなくっちゃあなーッ!!!」
ジョセフ「かかってきなさ~いッ!!」
ディオ「くらえ!」ギュオオオオオオッ
ドンッ
ジョセフ「!?」
ザシュウッ
ジョナサン「くっ・・・ッ!」
SPW「アアアッ!なんてこったジョースターさんッ!肩をやられた・・・ッ!」
ディオ「ジョジョ・・・身を呈して庇ったというのか」ペロリ
ジョセフ「て・・・てっめー・・・ッ!」
ジョセフ「なんで邪魔すんだこのスカタンッ!!!!」
ジョナサン「聞くんだジョジョ!」
ジョセフ「!?」
ジョナサン「きみがなにを考えてるのかはぼくにはよくはわからない・・・けれど」
ジョナサン「今、きみが自分の身を犠牲にしてぼくらを守ろうとしている・・・それだけはわかる」
ジョセフ「な・・・ッ!」
ジョナサン「これ以上きみを巻き込んじゃいけない、そんな予感がする」
ジョセフ「お、おいおい!」
ジョセフ「おれに任せとけばこの場はなんとかなるんだぜ!みんな無事でハッピーエンド!わかんない?」
ジョナサン「それでも、それがわかっていたとしても、ぼくはきみを止める!」
ジョセフ「ちょ・・・」
ジョナサン「当て身!!」ドスウッ
ジョセフ「ウゲッ!」
ジョセフ「」チーン
ジョナサン「ディオはぼくの家族だ・・・・・・本当は怖くてたまらないが・・・」
ジョナサン「ぼくが片をつけるッ!」
ディオ「良いことだなジョジョォ、じつに良い考えだ」
SPW「ジョ、ジョースターさあああああんッ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴ
ジョセフ「ハッ!」ガバッ
SPW「・・・・・・」
ジョセフ「ここは・・・外か!?スピードワゴンのじいさん!ジョナサンは・・・」
SPW「邸が・・・邸が崩れるッ!!」
ジョセフ「!」
ジョセフ(ジョースター邸が燃えている、だとォ!?おれが気絶している間にいったいなにが・・・!)
SPW「そんなバカな・・・・・・」
ジョセフ「おい!スピードワゴン!!説明してくれよッ!ジョナサンはどうなった!?」
SPW「ジョ、ジョ、ジョースターさん・・・」
SPW「そんなバカなァァァァァァァーーーーーーーッ!!!」
ジョセフ「くそ!聞いちゃいねえ!」
ジョセフ(まだ邸のなかにいってのか!?)
ジョセフ(・・・ハッ!)
ジョセフ(ま、まさか・・・)ドドド
ジョセフ(おれが過去に介入しちまったばっかりに)ドドドドドド
ジョセフ(ジョナサンがここで命を落とすなんてことは・・・)ドドドドドドドドド
ジョセフ「・・・・・・」
SPW「どこへ行く!」
ジョセフ「おうスピードワゴン、てめーはここで待ってな」
ジョセフ「ちょーっと助けに行くだけだぜ」
SPW「待て!あの炎じゃあ無理だ!みすみす死にに行くってのかーーーー!?」
ジョセフ「ああもうウルセーーー!!!少しはだぁーってろ!!」
SPW「テメー!なに考えてんだ!ジョースターさんに助けてもらった命を投げ捨てるつもりか!」
ジョセフ「・・・!お、おれが」
ジョセフ(おれが助けるはずだったのに!!!)
ガッラシャアアアアーーーーーッ
ジョセフ「!」
ドサッ
SPW「こ、これは・・・ッ!」
SPW「ま、窓から勢いよく飛んできたのは・・・ッ!」
ジョセフ「おお・・・おおおお・・・ッ!」
SPW「ジョースターさんッ!!!!」
ジョナサン「う・・・う・・・」
SPW「生きているッ!生きているぞ!!!」
ジョセフ「ジョ、ジョナサン・ジョースターッ!」
SPW「この人は・・・この人は勝ったんだ!!!!」
ジョセフ「・・・・・・」
SPW「ジョースターさん!やったなァァァァ!」ウウッ・・・
ジョセフ「・・・なあ、スピードワゴンさんよォ」
ジョセフ「みんな・・・ディオとの闘いでボロボロじゃあねえか」
SPW「おう!そ、そうだな!はやくジョースターさんを手当てしてもらわなくちゃあな!!」
ジョセフ「・・・・・・良い病院知ってるんだ、案内させてくれよ」
病院
ジョセフ「よお、頼みがある!」
エリナ「まあ!もう戻ってきたのですか!?」
ジョセフ「怪我人だぜ、なんとかしてくれ」
エリナ「なんですって・・・」
エリナ「ハッ!!」
エリナ「ま、まさか・・・・・・そんな・・・」フルフル
ジョセフ「頼んだぜ・・・エリナさんよ」
ジョナサン「」
エリナ「・・・・・・わかりました」
エリナ「彼を治療室へお願いします」
看護婦「わかりました!」
バタバタ
エリナ「ありがとう、優しい人」
ジョセフ「おれはなーんもしてねえよ」
エリナ「いいえ、あなたにはお礼を言っても言い尽くせませんわ」
ジョセフ「・・・・・・」
ガチャッ
SPW「ジョースターさんはどうなった!?」
ジョセフ「治療中だぜ」
SPW「い、命に別状は!?・・・ン?おい待てどこへ行くってんだ!」
ジョセフ「散歩だ散歩ッ!ちょっと頭を整理してくるぜ!」
ジョセフ「それよりテメーもはやく治療をうけるんだな!」
ジョセフ(やれやれだ・・・)
ジョセフ(結局なんにも出来なかったじゃあねえか!)
ジョセフ(今度はジョナサンに邪魔されないようにディオを殺るしかねえな)
ジョセフ(くそ!ディオ・・・ッ!あいつさえいなければエリナおばあちゃんも幸せに暮らせたってのに!)
ジョセフ(・・・・・・)
ジョセフ(うへー!そういやあいつの間にか身体中が血でべっとべとだぜ!!)
ジョセフ(病院でシャワーでも借りるか!)
ジョセフ(今後の対策はそれからだ!)
ジョセフ(待ってろディオ!てめーは!このおれが必ず・・・ッ!)
ジョセフ(・・・・・・)
ジョセフ「ア?」キョロキョロ
ジョセフ「なんだ?吹雪が止んだと思ったら今度は霧かァ?」
ジョセフ「ったく、イギリスはいつの時代もこんなんなのかよ」
ジョセフ「・・・・・・」
ジョセフ「霧・・・?」
ジョセフ「ちょ・・・とォ!?まさか・・・ッ!」
サァァァァッ
ジョセフ「ま、待てよおれはまだ・・・」
ジョセフ「おれはまだやることが・・・・・・ッ!」
ザァァァァッ
ザワザワザワ・・・
プゥーーッブッブッー
ガヤガヤワイワイ
ジョセフ「・・・・・・」
ジョセフ「・・・・・・戻ってきちまった」
ジョセフ「ハ、ハハハ」
ジョセフ「・・・・・・」
ジョセフ「畜生ッ!!!」
ダンッ
「!?」
「なにかしらー?」「いやあねー」「なんだなんだ?」
ジョセフ(・・・これで終わりかよ!)
ジョセフ(結局おれは・・・)
ジョセフ(なんにも変えられなかったんじゃあねえか!!!)
「JOJO・・・?」
ジョセフ「・・・・・・」
花京院「JOJO、どうしたんだその格好は・・・」
ジョセフ「・・・・・・」
ジョセフ「い、いや・・・お前がどうしたんだよ」
花京院(女装)「どうしたって・・・」フリフリドレスーーッ
花京院(女装)「きみが言ったんじゃあないですか、リサリサさんが着ろと言っていたと」
ジョセフ「・・・・・・ああ、ね」
ジョセフ(・・・・・・そうか)
ジョセフ(・・・あれからそう時間が経ってないってわけか)
ジョセフ(そういやあ、喉の違和感も戻ってきてやがるし)
ジョセフ(・・・・・・)
ジョセフ(夢だった・・・のかよ)
花京院(女装)「JOJO・・・?」
ジョセフ「・・・・・・」
花京院(女装)「しかし、こんな短時間ですごいな」
花京院(女装)「リサリサさんの命令通りやってきたってわけですね」
ジョセフ「アア?」
花京院(女装)「エート・・・」
花京院(女装)「・・・返り血、ついてますよ」コソッ
ジョセフ「!」
花京院(女装)「まさか本当にやってくるとは・・・驚きですよまったく」
ジョセフ「血・・・・・・」
花京院(女装)「しかし、ノルマは達成だ!おめでとうJOJO!」
ジョセフ「・・・・・・」
花京院(女装)「やれやれ、それじゃあ帰るとしましょうか」
ジョセフ「・・・・・・この血は」
花京院(女装)「え?なんですって?」
ジョセフ「・・・・・・」
ジョセフ「いや、なんでもねーよ」
ジョセフ「帰るぜ、おれにはまず、やらなくちゃーいけねえことがあるもんな」
ジョセフ(活を入れられた気分だぜ・・・)
ジョセフ(これは・・・修行を嫌がってたおれに対する活だ)
ジョセフ(ジョナサンを助けてやるだァ?・・・・・・なにを思い上がってたんだろうなおれは)
ジョセフ(ジョナサン・ジョースターを見て感じたぜ!)
ジョセフ(あいつは自分の運命を受け入れてディオと立ち向かった・・・ッ!)
ジョセフ(ならおれも・・・)
ジョセフ(今は真っ直ぐ!自分のすべきことをやるのみだぜ!!)
エア・サプレーナ島
リサリサ「JOJO」
ジョセフ「ようリサリサ先生!」
リサリサ「・・・ハ!」
リサリサ(この、顔は・・・・・・)
リサリサ(・・・成長したようですね、JOJO)
リサリサ「おやすみはしっかりとれたようですね、JOJO」
ジョセフ「ああ、バッチリな」
ジョセフ「さて・・・そんじゃー今日も気合い入れて修行にはげむとするぜリサリサ先生!」
リサリサ「・・・よろしい」
リサリサ(もはやなにも言うことはないでしょう)
花京院(女装)「リサリサさん」
リサリサ「花京院も、付き添いご苦労様でした」
花京院(女装)「ご報告申し上げます」
リサリサ「報告?」
花京院(女装)「・・・連続殺人の件ですよ」
リサリサ(・・・・・・ウッカリ忘れていました)
リサリサ「それで、できなかったのでしょう?わかっております」
リサリサ「JOJOに重荷を課すために言っただけです。別に本当にやれと言ったわけじゃ」
花京院(女装)「それが、やってしまったんです」
リサリサ「!」
リサリサ「な、なにかの間違いじゃあ」
花京院(女装)「ぼくが目を放した隙にやってしまったようです!JOJOは返り血まみれでしたよ」ウキウキッ
リサリサ「・・・・・・」
リサリサ「・・・・・・」
リサリサ「JOJO、彼の言っていることは本当なのですか?」
ジョセフ「ハァ~!?」
ジョセフ「んなことすると思う?おれがよォーッ!!」
花京院(女装)「え」
リサリサ「だそうです」
花京院(女装)「あれ。それじゃあ」
リサリサ「エイッ!」ポイッ
花京院(女装)「なに!?」
花京院(女装)「こ、ここは・・・ヘルクライムピラー!?」
リサリサ「しばらく反省なさい」ドガッ
花京院(女装)「ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」ヒュオオオオオーーーーゥッ
ジャップゥーーーーンッ
花京院(女装)「な、なぜ!なぜぼくがこんな目にッ!!」
リサリサ「嘘をついた罰です」
花京院(女装)「なんと理不尽な仕打ちだろうッ!!」
リサリサ「さあJOJO、マスクをつけてあげましょう」
ジョセフ「リサリサ先生、その前に飯食いてえな」
ウオオオオオオオオオ!!!!ここから出してくれーーーーーーッ!!!!
ジョセフ「やっぱつらーい修行の前には腹いっぱい食ってエネルギーつけとかなくちゃだしな」
リサリサ「仕方ありませんね、スージーQに頼んで用意させましょう」
ジョセフ「やったぜ!さすがリサリサ先生!」
リサリサ(辛い修行・・・)
リサリサ(そうですJOJO、あなたの修行はこれからどんどん過酷なものになっていくのです)
リサリサ(しかし・・・)
リサリサ(あなたの目を見ればわかります、これは・・・きちんと覚悟している者の目ッ!)
リサリサ(あなたならきっと乗り越えられることでしょう、JOJO・・・・・・ジョセフ)
『JOJOの修行はまだ始まったばかりだったッ!!』
『柱の男たちとの戦闘に備えッ!JOJOは今日も波紋戦士としての力を磨きあげるのだったッ!!』
『その努力が実を結んだかはッ!また別のおはなしッ!』
ジョジョの奇妙な冒険
戦闘潮流
~ジョジョとジョジョの奇妙な邂逅~ 【完】