ちひろ「プロデューサーさん。突然ですが、貴方の再教育が決定しました」
モバP「マジっすか」
元スレ
プロデューサーのモバマスアカデミー
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443094507/
ちひろ「マジです。アイドル達からプロデューサーさんに苦情があり、社内で検討した結果」
ちひろ「プロデューサーさんには、研修施設であるアカデミーで」
ちひろ「アイドルについて、しっかりと学んで頂きたい……と」
モバP「わかりました。上役の命ならば、受けます」
モバP「その前に…その苦情について、後学のために教えていただきたい」
ちひろ「誰とは言いませんが……」
ちひろ「『白日の下に晒されたるは、我が秘めおきしグリモワール』」
ちひろ「『紅蓮の炎に、身を焼かれしブリュンヒルデ』だそうです」
モバP「うーん…スケッチブックを、見られたくない誰かに見られた」
モバP「私、恥ずかしくて、顔から火が出るかと思いました…って意味ですかね」
ちひろ「心当たりが?」
モバP「忘れ物のスケッチブックを、アイドルの自宅に送りましたね」
ちひろ「ご両親はともかく、偶然いた親戚の方達もスケッチブックを見たそうですよ」
モバP「ファンが増えましたね。親戚の方達もファンになるでしょう」
ちひろ「差入れのドーナツが、スーパーの菓子パンコーナーに置いてある」
ちひろ「油でギトギトのドーナツ4個入り(108円)のヤツだった」
モバP「スーパーでヤマウチ製パンのドーナツ(菓子パン)を買いました」
ちひろ「ボルシチの出前を取ってくれたが、テーブルビーツが入ってなかった」
モバP「テーブルビーツは日本だとないんですよね」
ちひろ「ダイエットの方法を尋ねたら『お菓子を食べた分だけ、走って消費kcalを増やすのは非効率』
ちひろ「『毎日、決まった条件で体重を計測して記録。摂取kcalを計算しつつ、ダイエットと言われた』」
ちひろ「『もっと、手軽な方法を教えろ。好きなだけお菓子食わせろ豚野郎』…と」
モバP「最後の一文は、ちひろさんが付けくわえましたよね」
ちひろ「はい」
ちひろ「次は、プロデューサーさんが結婚してくれないし、産婦人科選びを手伝ってくれない」
モバP「誰とも性交渉してないんですけど」
ちひろ「想像妊娠ですよ。十代には、よくあります。想像力が豊かな証拠です」
モバP「マジっすか」
ちひろ「誕生日プレゼントが、実写版デビルマン・スーパーマリオ・ストリートファイター(1994年)のビデオだった」
モバP「映画好き…と聞いていたので、実家にあったビデオを送りました」
ちひろ「伊吹ちゃんの世代は、ビデオテープ(VHS)を知らないと思いますよ」
モバP「菜々さんに聞いたら、知っていると言ってましたけど…おかしいなぁ」
ちひろ「差入れのフライドポテトが、冷凍食品だった」
モバP「ニチライの冷凍食品ですね。また、食べ物に関する苦情ですか」
ちひろ「食べ物の恨みは、恐ろしいのです。まぁ…苦情はこんなもんです。では、アカデミーで頑張って下さい」
モバP「…ハイ」
――――――
モバP「ここがアカデミー……」
モバP「事務所ビル内の会議室か。ちょりーっす!」
ガラッ
凛「遅い!遅刻だよプロデューサー、くん」
モバP「何で、凛がいるんだよ。高そうなスーツを着やがって…ザ・女教師って感じだ」
凛「ちひろさんからレンタルした。さぁ、アカデミーの1時間目は、私が担任だから」
モバP「ふっひひひ………オホン!」
モバP「「ふーん。アンタが私のセンコー?」
凛「!?」
モバP「……まあ、悪くないかな…」
凛「敬語!ホント、生意気だね」
SMASH!
モバP「イタタ……」
凛「渋谷、先生でしょ」
モバP「蹴るなよ、渋谷センコー」
凛「はい、もう一度。渋谷セ、ン、セ、イ」
モバP「蒼の蹴りを受けよ!アイオライト・ブルー! 」
凛「生意気!」
SMASH!
モバP「ぐっわ!マジでハイキックはやめろ」
凛「柔軟性とバランス感覚には、そこそこ自信があるよ」
モバP「やっぱりブルーか」
凛「変態」
SMASH!
モバP「ごふっ…!」
凛「ドスケベ」
SMASH!
モバP「センコーの蒼い蹴りは、見切った…回避!!」
凛「きゃっ!?」ドサッ
モバP「蒼い凛のパンツはブルー。プリンセスブルーに似合う下着の色はやっぱりブルー…ぐはっ!!」
凛「この変態!変態!変態!変態!」
SMASH! SMASH! SMASH! SMASH!
凛「変態!イカ野郎!万年思春期!ろくでなし!」
モバP「…おふっ」
SMASH! SMASH! SMASH! SMASH!
モバP「一時間目は、凛にキックされて終わってしまった……これでいいのかアカデミー」
ガラッ
卯月「プロデューサーくん!2時間目を受け持つ、の島村卯月です。先生がんばります!」
モバP「卯月か…島村先生なら安心だな」
卯月「突然ですが、先生……抜き打ちテストしちゃいます」
モバP「ゲェ!何も授業を受けてないのに、テストっすか」
卯月「1時間目は何をやっていたのでしょうか…」
モバP「一言でまとめると、蒼いパンツ」
卯月「ええっ!?」
モバP「気にすんな!さぁテストやろうか、先生」
卯月「では問題です!ジャジャジャーン」
モバP「さぁ、こい」
卯月「ずっとアイドルに憧れていた女の子がいました。養成所に通って、消えていくレッスン仲間を何度も見送り……いつか大きな舞台に立つことを夢みて、頑張って頑張って頑張って頑張ってレッスンの果てに、アイドルになりました。しかし、女の子から笑顔が消えていました。この女の子に、どんなアドバイスをしますか」
モバP「うわぁ……いきなり長文問題かよ。卒業論文で扱うようなテーマじゃん」
卯月「さらに、女の子は……先輩アイドルと肩を並べて、お仕事をしている同輩達を見て更に焦ります」
モバP「アカデミーでパンツしか見てないのに、問題が高レベルじゃねぇか…」
卯月「プロデューサーとして正解を述べよ……以上です」
モバP「えがおd」
卯月「『笑顔です』は、不正解とします」
モバP「マジっすか、先生」
卯月「難しいですよね。ギブアップしますか?」
うづ うづ
モバP「よし、答えは……コレ」
卯月「なんですか…この粉」
モバP「エナジーが出る粉だ。コレをスタドリに混ぜて飲む」
卯月「普通のスタドリでは、ダメなんでしょうか?」
モバP「アイドルには、明かしてないが」
モバP「スタドリの栄養成分は、カフェイン、糖質、着色料、甘味料、ビタミン類、香料」
卯月「えっ!?……ということは、スタドリはただのコーラみたいなモノじゃないですか」
モバP「そうだよ、プラセボだよ。気持ちの問題なんだよ」
卯月「それを……高いお金を出して、喜んで買っていたわけですか。全部、まがい物……立派な詐欺じゃないですか!!」
モバP「でもな、必要なものでもあるんだよ。何故、無料で立派なレッスンが受けられると思う?」
卯月「そ…それは」
モバP「たいして売れてないアイドルが、トレーナーのレッスンを受けられるのは、なぜ?」
卯月「……」
モバP「仕事をキャンセルして、無料で養成所を利用できるのは、なぜ?」
卯月「……」
モバP「ぜーんぶ、ちひろさんのスタドリの利益のおかげさ」
モバPいくらか、ちひろさんが懐に入れているけどな」
卯月「……」
モバP「そんなスタドリに、この粉だ。名前は、Jack3d。コレに入っている1.3 Dimethylamylamine」
卯月「それを飲めば……笑顔になれるんですか。昔のように、戻れますか?」
モバP「1.3 Dimethylamylamine という魔法で、時計の針が戻せるかもな」
モバP「新しい道を進む未央ちゃん。他のユニットでも活躍する凛ちゃん。立ち止った卯月ちゃん」
卯月「ぐっ…ぎりっ」
モバP「何をやっても楽しかった頃。アイドルが楽しかった、あの頃の輝きが取り戻せる」
卯月「あの頃が…楽しかったあの頃が!時計の針が戻せるのでしょうか!?」
モバP「行動しなくちゃ、時計の針は動かない。前のように輝いて」
モバP「笑顔でアイドルやりたいのなら進め、前進しろ」
モバP「1.3 Dimethylamylamine は禁止された物質だが……さぁ、どうする」
卯月「ごくり」
モバP「このJack3dを10万円で売ってやる」
卯月「10万円!?」
モバP「安いもんだ。スタドリまとめ買いより安い」
卯月「時計の針……笑顔……未央ちゃん…凛ちゃん」
モバP「そうだよ、笑顔だよ。前進して、失った笑顔を取り戻せよ」
卯月「いいえ、自分で笑顔を取り戻します。未央ちゃんも凛ちゃんも、自分で新しい道を進んでいます」
卯月「私も自分の足で、前に進もうと思います」
モバP「素晴らしい。それでこそ、島村卯月。がんばれ」
卯月「島村卯月、がんばります」
モバP「卯月は、最後まで島村卯月だった。サプリは売れなかったけど」
モバP「卯月に笑顔が戻ったし、いいか」
ガラッ
まゆ「皆さん、着席してください。3時間目は、まゆ先生の保健体育ですぉ」
モバP「俺しか居ないけどな」
まゆ「では、さっそく……女性の出産について授業しますね」
モバP「出産って…それ、俺と関係ないっすよねー先生?」
モバP「自習しててもいいっすか?まゆ先生」
まゆ「いくぅ~いぐぅ、いぐっうううううううううう!!!!」
ビクッ
モバP「ひっ」
まゆ「まゆは『まゆ先生』って呼ばれてイグのーイッちゃうううまままゆゆぅぅう」
モバP「!?」
まゆ「ハァハァ……も、もう一度、お願いします」
モバP「は…はい?」
まゆ「もう一度…おふっ…『まゆ先生』と…ハァハァはぁハァハァ…聞かせてでぐだァざいぃぃ」
モバP「それより、鼻血が」
フキフキ
まゆ「失礼しました。まゆ先生、興奮すると鼻血が出るんですよぉ」
モバP「ポケットティッシュあるから、やるよ。先生」
まゆ「パクッ」
くわっ
モバP「食べるのかよ!!」
まゆ「もしゃ!もしゃもしゃ!……もぐもぐ…もぐはぐはぐ」
モバP「喉に詰まらすなよ」
まゆ「ふろででゅーはーふんの(プロデューサーさんの)…モゴモゴ」
モバP「生徒の前でティッシュを食べるな」
まゆ「……ひっふゅ(ティッシュ)…もぐもぐもぐへぶらしいモガモガ(珍しい、食べなくちゃ)」
ゴクリ
まゆ「………ふぅ。授業しますね」
モバP「先生、床がびしょ濡れなんだけど。失禁?」
まゆ「これは……心の汗ですよぉ。教師として生徒のティッシュを食べることができた、という感動によって出ました」
モバP「何だ…心の汗か。先生が小便漏らしたと思ってさ、からかって悪かった」
まゆ「股から、ちょっとだけ心の汗が漏れたようです。気をつけますね」
まゆ「年齢を重ねるほど、妊娠力は下がるんです。20代での不妊の割合は数%ですけど40代では不妊が60%を超えるといわれてます。先天性異常については20代の発生率は1000人中、1人以下ですが、35歳では3人くらいになりますからぁ…」
モバP「専門的だなぁ」
まゆ「まゆ先生としては、とにかく16歳の妊娠を強くオススメしますねえ」
モバP「先生の説明では、妊娠は20代でもよいのでは…?」
まゆ「絶対に10代ですよ。それも16歳、仙台出身の元読者モデルなんて良いと思いますよぉ…ふふっ」
モバP「えええ」
まゆ「あら?納得できないということは、授業をしっかり聞いてない証拠ですね…補修をしましょう」
モバP「補修?」
まゆ「ハァハァ…まゆ先生と放課後…はぁぁあ…補修ですよぉプロデューサーくぅん」
モバP「気のせいかな?鼻息が荒いような」
まゆ「誰も見てませんから大丈夫……まゆ先生と保健体育について、実技も交えて学んでいきましょうね」
モバP「これが本当の、体験型学習ってやつか」
まゆ「え?性交学習!?性交……はぁはぁ…我慢できまぜんボプッ」
モバP「また、鼻血が出てる!」
??「そこを動くな!」
ガラッ
早苗「懐の包丁を、床に置きなさい。手を頭の後ろに組め!!」
まゆ「あと…少しだったんですけどねぇ…」
早苗「そのまま跪け!早くしろ!!」
まゆ「…残念です」
早苗「佐久間教官。教師の身でありながら、生徒に手を出した容疑で拘束します」
まゆ「もごもごもご」
早苗「それでは失礼します」
モバP「はい」
モバP「今日の早苗さん、カッコよかったなー。いつもはミニスカポリスって感じなのに」
モバP「今日だけは、ポリスって感じだった。憧れるなー」
―――――
モバP「あああ~アカデミー3時間、全部終った…」
モバP「はぁ……疲れた。荷物を取りにオフィスに帰ってから、帰宅しよう」
ガチャ
モバP「ただいま戻りましたー」
モバP「あれ?誰もいない。ちひろさんは、もう帰ったのかな」
ちひろ「………」
モバP「あ、ちひろさん!アカデミーが終わりました。これでやっと……ん?」
ちひろ「………」
モバP「ちひろさん、スタドリのボトルを尻に突っ込んで、何をやっているのですか?」
ちひろ「実は……アイドルの皆さんに縄で拘束されて、お仕置きされちゃいまして」
モバP「おやまぁ、なかなかハードなお仕置きですね」
ちひろ「『散々儲けてきたんだろ!?』『スタドリの金で、コスプレか!』など罵られました」
モバP「それはそうと、アナルは、痛くないんですか?」
ちひろ「スタドリのキャップの部分、星型のトゲトゲが痛いですね」
ちひろ「いれるものが星型、入る穴も星(*)なのに、痛いです」
モバP「………」
ちひろ「ひゃっ!さ、触らないでくださいよ。スタドリの星が刺激的なんですから」
POP! POP! POP!
ちひろ「アナルにスタドリぃぃいいいいィィイイYAHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA」
POP! POP! POP!
ちひろ「あ、あ、ア、アナ」
ちひろ「あ、あ、ア、アナルスタ○アッー!!」
にゅっ
アナスタシア「呼びました?」
モバP「アーニャ、このスタドリの瓶を動かすんだ」
ちひろ「だめえええええええ」
アナスタシア「Язык мой ? враг мой」
モバP「アーニャって感情が高ぶると、ロシア語が出ちゃうな。そこが可愛いんだけど」
モバP「アーニャ曰く、口は災いの元……だそうです」
ちひろ「アッ―――!!」
45 : 以下、名... - 2015/09/24 23:01:43.56 BAfBb0I5o 39/39おわり。アイドル皆、大好きです。
Jack3d、VHS
これのお世話になった人は多いかも