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ーー
翔鶴「お"はよ"う瑞鶴…」
瑞鶴「その声どうしたの翔鶴姉?」
翔鶴「ぢょっど…ね…」
瑞鶴「声ガラガラの翔鶴姉って不安になるわね…」
翔鶴「な"にも無いがら…大丈夫よ…」
ーー
雷「ふわぁ…」
電「おねむなのですか?」
暁「寝不足は体によく無いわ」
響「もしかして私の叫び声がうるさかったのかい?」
雷「そんなんじゃないから…大丈夫……ふぁ…」
電「こんな眠そうな雷ちゃんは初めて見るかもしれないのです」
暁「雷も心配だけど響も心配よ。夜中に不安定になったら知らせてって言ってるのに!」
響「心配をかけたくなかったんだ。次からはそうするよ」
電「雷ちゃんも困ったことがあったらなんでも言って欲しいのです!」
雷「もちろんよ……ふわぁぁぁ…」
ライ(3、2、1……キュー)
ピッピッピッ…パーン
~~~~(軽快なBGM)
白鶴「さぁ始まりました白鶴の時間(仮)。この時間は私白鶴が担当させていただきます」
白鶴「本日も収録放送でお送りしております。どうかご了承下さい」
白鶴「収録場所は某所となっております。今日もどうか宜しくお願いします」
白鶴「それではまずは提供をご紹介させて頂きます」
ライ(マイクオフ、提供読み上げスタート)カチッ
この放送はツクダオリジナルの提供……
白鶴「はい、というわけで私がラジオをやらせて頂くようになって二回目の収録なんですが、前回の時よりかは上手くできているのでは無いでしょうか?」
白鶴「放送は二回目では無いのは知ってます。私達のスケジュール的に一回の収録で三本撮りや四本撮りになってしまうので、そういう話になっているんです」
白鶴「一回目の収録の時は大変でした。タイムキーパーやその他の仕事は全て相方のライさんにやって頂いてもらって…」
ライ(……!)
白鶴「これくらい平気よ…そういうポーズを取ってくれています。本当にありがとう」
白鶴「そうだ、この説明をしなくてはいけないんでした。この放送はどこかの鎮守府にいるどこかの艦娘が主役でお送りしております」
白鶴「この放送局では朝から晩まで艦娘がDJとして放送しております。なにをするのかはその艦娘に任されるというスタイルです」
白鶴「私達は平日の月、水、金と放送枠を頂いておりますが、中にはほぼ毎日放送されている方もいらっしゃるそうです」
白鶴「凄いですね…私には真似できそうにありません」
白鶴「流行りの音楽をひたすらかける艦娘さんもいれば、ずっとひたすら喋り続けている艦娘さんもいるそうですね」
白鶴「この放送局のプロデューサーにDJをやらないかと言われた時はなんで私なんだろうと思いました」
白鶴「人の前に出るのは苦手なんですが、私には目立った特技も無く、鎮守府でも地味な存在でした」
白鶴「そんな私を是非DJにというプロデューサーに感動して、こうやってやらせていただくことになりました」
白鶴「相方のライさんも一人で不安だった私を手伝ってくれて本当にありがとうございます」
ライ(…)パチパチパチ
白鶴「拍手の効果音…そんなものまで用意してくれていたんですね」
ライ(そろそろコーナーにいきましょう)スッ
白鶴「…はい。それでは先ずはお便りを紹介していきます」
白鶴「この放送は収録ですので、事前に届いたメールのみの紹介となります。電話やファックスは募集しておりませんのでご了承下さい」
白鶴「それではまずは最初のお便りにいきましょう」
下1~3高コンマ ラジオネームやお便りの内容を。足りないもの鎮守府のメンバー以外で大丈夫です
399 : 以下、名... - 2019/02/19 20:25:16.80 qCBMiglDO 165/417ラジオネーム ぬい
白鶴さんの朝の血圧は何スパッツですか
白鶴「ラジオネーム、ぬいさんからのお便りです」
『白鶴さんの朝の血圧は何スパッツですか?』
白鶴「何スパッツ……聞いたことの無い単位ね」
白鶴「普通だとmmhgとかよね?それを何スパッツで聞いてくる…きっと私の知らない世界があるのね」
白鶴「スパッツと言えば私の鎮守府にも執念を燃やしている艦娘が居ますよ」
白鶴「ライさんの方が詳しいんだけど…」
ライ(私はスタッフだから!)
白鶴「……裏方さんを表には出せません。そういう人がいるということでよろしいでしょうか?」
白鶴「次のお便りは…そう、お悩み相談のやつね」
白鶴「人生相談なんて大それたものはできないけど、こうやってお話しを紹介させてもらうことはできます」
白鶴「日常のどうでもいい悩みや人には言えない悩み。もっと言えば提督や姉妹艦には言えない悩みをここで打ち明けるのはいかがですか?」
白鶴「溜め込むのは体によくありません。匿名なら誰かに知られることは無いので、是非私達を活用して下さい」
白鶴「それではお悩み相談のお便りを紹介します」
下1~3高コンマ ラジオネームやお便りの内容などを
412 : 以下、名... - 2019/02/19 20:51:34.00 RDBJLSmS0 168/417クラウドドラゴン 最近サークルメンバーにしてもらうマッサージが怪しい気がする
白鶴「ラジオネームクラウドドラゴンさんからです」
『最近サークルメンバーにしてもらうマッサージが怪しい気がするの。傷付けないで注意するにはどうしたらいいのかしら?』
白鶴「マッサージが怪しいということは性的なものということかしら?それならピーーーーーとか」
ライ(ちょっと!下ネタ禁止よ!)
白鶴「あ、すいません…またやってしまいましたね。ライさんの手間を増やしてしまって申し訳ないです」
ライ(放送ではピー音入れるわよ!)
白鶴「修正ご苦労様です…」
白鶴「それで…お悩みに対する答えですが、やはり本人に直接言うしか無いと思います」
白鶴「クラウドさんとマッサージさんがどういう関係なのかは知りません。でもマッサージが嫌ならちゃんと言うしか無いの」
白鶴「マッサージさんは性的な意図は無いかもしれない。愛情の延長線上かもしれないのはわかるわ」
白鶴「それでも言わないと解決しない問題があるの」
白鶴「もし気まずくなっても大丈夫。それくらいで切れる縁なら続けていく必要は無いわ」
白鶴「クラウドさんの納得のいく答えじゃないかもしれないけど、私の答えはこれになります」
白鶴「クラウドドラゴンさん、これからもこのラジオを聴いて下さいね」
ライ(次はこのコーナー)スッ
白鶴「あ!次はこのコーナーですね!」
白鶴「題してこのラジオのタイトルを決めよう!です」
白鶴「タイトル欄には白鶴の時間(仮)となっておりますが、実はこれは正式なタイトルでは無いんです」
白鶴「私もライさんもいい番組タイトルが思い浮かばなかったので、プロデューサーさんに仮のタイトルをつけてもらったんです」
白鶴「前回の放送でこの番組のタイトルを募集したところ…」
ライ(こんなに来たのよ!)
白鶴「100通も!?本当にありがとうございます!」
白鶴「今日はその100通の中から選りすぐったものを紹介します。もしかしたらこの中から正式タイトルが出るかもしれませんよ」
白鶴「それでは紹介していきます」
下1~4 ラジオのタイトル案を
421 : 以下、名... - 2019/02/19 21:17:03.39 vLaZr1zFO 173/417翔べ白鶴
422 : 以下、名... - 2019/02/19 21:17:09.96 eokmMpil0 174/417白鶴、まる。
423 : 以下、名... - 2019/02/19 21:17:59.52 H7n3ehvd0 175/417白鶴で一杯いこう!
424 : 以下、名... - 2019/02/19 21:18:39.70 qCBMiglDO 176/417ホワイトクレインのオールナイト鎮守府
白鶴「翔べ白鶴。白鶴で一杯いこう!」
白鶴「ホワイトクレインのオールナイト鎮守府、白鶴、まる」
白鶴「随分と個性的なタイトルですね。皆さんありがとうございます!」
白鶴「これが生放送ならアンケートを取って決定…ということができますが、収録ですので私達で決めさせてもらいます」
白鶴「きっと次回の収録からタイトルは変更になっています。タイトル欄にもどうかご注目下さい」
ーー
白鶴「次はプレゼントコーナーです」
ライ(カンペよ)スッ
白鶴「えぇっと…このコーナーはまだ始まったばかりのこの番組を人気番組にしよう!という裏心丸出しのコーナーです」
白鶴「前回のプレゼントもそうですが、プレゼント当選者は発送と引き換えにさせてもらいます」
白鶴「さて、今回のプレゼントは…」
下1~3高コンマ プレゼントの中身を
431 : 以下、名... - 2019/02/19 21:37:16.92 ZfgG5sjbO 179/417翔○さんのパンツ
白鶴「今回のプレゼントは翔◯さんの下着となっています」
ライ(大胆!)パチパチパチパチ
白鶴「下着を提供してくれた翔◯さんの話によると、相手も居ないのに買ってしまった勝負下着の処分をしたかったらしいです」
白鶴「安いものでは無いので、是非お楽しみ下さい」
ライ(お楽しみ下さいって凄くえっちな感じがするわ)
白鶴「これでリスナーの方が増えれば私達も嬉しいです。それでは今回のプレゼントコーナーでした」
白鶴「そういえば前回のプレゼントの応募数って凄かったのよね?」
ライ(1000通超えてたわ)
白鶴「ええ!?1000通!?」
ライ(この世界にはロリコンが多いのよ…)
白鶴「ライさんのスポーツブラプレゼントは凄かったんですね…」
ライ(私は声出して無いのに、スポブラでバレたわね)
白鶴「ライさんの記録は超えたいですね。皆さんどしどし応募して下さい!」
ライ(確実に超えれる方法はあるわよ)
白鶴「確実に1000通を超える方法があるんですか?」
ライ(脱ぎたてをプレゼントすれば…)
白鶴「そんなのできるわけありません!私はまだ純潔なんです!」
ライ(純潔じゃなかったらやるの?)
白鶴「やり………ますん」
ライ(どっちなのよ…)
白鶴「その話はもういいの!次のコーナーいきましょ!」
下1~3高コンマ 次のコーナーを
437 : 以下、名... - 2019/02/19 21:56:17.72 vLaZr1zFO 183/417幸せお便りコーナー
白鶴「次は幸せお便りコーナーです」
白鶴「このコーナーは日常のほんの小さな幸せから、恋人ができたりなど皆さんで幸せを感じようというコーナーです」
白鶴「まずは私の体験談からいきましょうか。これは私の鎮守府であったことです」
白鶴「あまり詳しく言ってしまうと特定されてしまいますので誤魔化しながら言うとですね…ある二人が結ばれたんです」
白鶴「その二人は相反するというか、本当なら仲良くしてはいけないような二人なんです」
白鶴「ですがこの前その二人が仲睦まじく手を繋いでいる所を見たんです!」
白鶴「全てのピーーーーとピーーーーが仲良く…」
ライ(翔鶴さん!)バンバン
白鶴「あ……また修正ですか」
ライ(もう話はいいから!CMいくわよ!)
白鶴「じゃあここでCMです…」
バトルドォォォォム!!相手のゴールに……
ーー
白鶴「さぁ気を取り直して参りましょう。次はリスナーの皆さんの幸せお便りを紹介します」
白鶴「こちらのコーナーにも沢山のお便りありがとうございます。メッセージは全て拝見させてもらいました」
ライ(プレゼント応募に比べると送られてきたメールが少な過ぎたものね)
白鶴「さまざまなメッセージがあったなか、今日はのよお便りを紹介させてもらいます」
下1~3高コンマ ラジオネームとお便りの内容を
443 : 以下、名... - 2019/02/19 22:25:15.86 /+cikFj0o 186/417ラジオネーム K
信じて送り出した部下達が全員無事帰ってきた、こんなに嬉しいことはない
白鶴「私はある組織の上司なのですが、うちの部下が遠くに遠征することになったんです」
白鶴「そこはここから遠いだけでは無く、危険を伴うような場所だったんです」
白鶴「私は部下達の死を覚悟しました。それほど苦しいものだったんです」
白鶴「私はなんとか部下を引き留めようとしました。ですが部下はそれを拒否したんです」
白鶴「私を信じてるから。私を守るのは自分達の仕事だと言ってくれたんです」
白鶴「その時の部下の目は忘れられません。あれほど真っ直ぐな目を見たのは初めてです」
白鶴「そして部下達がどうなったかというと…全員帰ってきたんです!」
白鶴「無事に私の所に帰ってきてくれた。これ以上の幸せはありません」
白鶴「私が生きている限り、部下の面倒は一生みるつもりです」
白鶴「ラジオネームKさんからのお便りでした。部下が無事だった。それ以上の幸せは無いんじゃないかと思います」
白鶴「文字だけでは伝わってこないKさんの感動もよく分かりました。幸せなお便りありがとうございます」
ーー
白鶴「早いものでエンディングのお時間です。次回は二日後の放送となります」
白鶴「このラジオへのお便りはいつでも募集してます。生放送ではないので時事ネタは多少の遅れが出るかと思います。いつでも話せる内容のお便りなら嬉しいです」
ライ(ジングルスタート)
~~~~(エンディングテーマ)
白鶴「それでは皆さん今日も良い一日をお過ごし下さい。以上、DJは私白鶴でお送りしました」
ライ(マイクオフ、提供スタート)
この番組は夢を見る企業、ツクダオリジナルがお送り……
ーー
翔鶴「ふぅーーーー終わったぁ…」
雷「お疲れ様!あと二本頑張って!」
翔鶴「一回の収録で三回分は少し無茶かもしれないわね…」
雷「でもこうするしか無いわ。鎮守府の皆んなには内緒なんだし」
翔鶴「せめて収録回数を増やさないと…」
雷「その辺は色々調整していきましょ!まだ始まったばっかりなんだもの!」
翔鶴「そうするしか無いわよね…」
雷「翔鶴さんは少し休憩してて!私は放送機器の調整してるから」
翔鶴「雷ちゃんも大変よね…」
雷「こうやって頼ってもらえるのは好きだから全然問題無いわ!」
翔鶴「凄いわね…流石は雷ちゃんだわ」
雷「編集もできる所はしとこうかしら。あぁそれと新しい効果音とか…」
翔鶴「雷ちゃんのおかげでこのラジオはなんとかできてるわね」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
454 : 以下、名... - 2019/02/19 23:12:23.95 kbTtYR7do 192/417翌朝
鎮守府内での評判がちらほらと耳に入ってくる
ーー食堂
翔鶴「ふわぁぁ……」
電「翔鶴さんも寝不足なのですか?」
翔鶴「私も…?」
響「最近面白い番組を見つけたんだ。それは夜遅くに放送してるんだけど、つい聞いてしまうんだよ」
暁「夜更かしはレディの敵だけどあれは仕方ないわ」
翔鶴「そんな面白い番組があるのね…私のはそれが原因じゃないけど…今度聞いてみるわ…」
電「凄くおススメなのですよ!」
翔鶴「それってどんな番組なの…?」
響「翔鶴さんは色んな艦娘がDJをやってるラジオ局を知ってるかい?」
翔鶴「……えぇ、聞いたことがあるわ」
暁「その局でやってる白鶴さんが司会のラジオが面白いの!」
電「そういえば最近タイトルが変わったのです」
響「白鶴、まる。になったんじゃないかな」
暁「そうそう!それってメールで募集したのを採用したのよね!」
翔鶴「…………」
電「電もいつかメールを読んで欲しいのです!」
暁「私だってそうよ!」
響「当面の目標はそれだね」
翔鶴「ねぇ…その番組って面白いのよね?」
暁「もちろんじゃない!レ級と一緒に楽しみに聞いてるわ!」
翔鶴「それってどこが面白いの?貴女達の感想を聞きたいわ」
下1~3高コンマ 誰かの台詞などを
460 : 以下、名... - 2019/02/19 23:29:02.69 RDBJLSmS0 196/417響 あの若干無理した清楚系キャラが良いね
響「あの若干無理した清楚系キャラが良いね。聞いててクセになるよ」
暁「あとは攻め方も好きだわ。放送中ほぼ必ずピー音が入るラジオなんて聞いたことが無いもの」
電「あとは下着プレゼントなのです。取ってつけたような色気要素も良いのです」
響「あれって本当に送ってるのかな?」
暁「白鶴さんとスタッフさんならやりそうじゃない?」
電「スタッフさんとのバタバタも聞いてて面白いのです!」
翔鶴「そう……」
翔鶴「皆んなの意見は…参考にさせてもらうわね…」
電「参考?」
暁「面白いかどうか判断するってことでしょ!」
響「雷にも聞いて貰おうじゃないか。変なことで夜更かしするよりそのラジオを聞いた方がいいからね」
電「そうするのです!」
暁「翔鶴さんも是非聞いてみて!じゃあ私達は行くわね!」ダダダッ
翔鶴「面白い……か」
翔鶴「身近に面白いって言ってくれる人がいるなら、もう少し頑張ってみようかしら」
翔鶴「今度やる三回目の収録…頑張りましょう」
翔鶴「…よし!ご飯を食べたら送られてきてるメールのチェックよ!」
翔鶴「それと、プレゼントの下着を送る準備もしないと…」
翔鶴「今までは趣味らしい趣味も無かったし、有意義に時間を使えるようになったと思えばこれも良いわ」
翔鶴「私も楽しいし、聞いてる皆んなも楽しいって言ってくれる。こんなに良いことは他には無いものね」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
468 : 以下、名... - 2019/02/19 23:43:49.86 aiPQtmbGo 200/417放送を終えて増えるお便り
ーー
雷「翔鶴さん!見て、このメールの数!」
翔鶴「こんなに沢山…!」
雷「私達のラジオが人気になってきてる証拠よ!」
翔鶴「嬉しいわ…この仕事を引き受けて良かった」
雷「私もそう思うわ!これだけの人に応援してもらってるんだもの!」
翔鶴「雷ちゃん、これからも頑張りましょうね!」
雷「もちろんよ翔鶴さん…いいえ、白鶴さん!」
翔鶴「うふふ…頼りにしてるわよ、ライさん?」
ーー
ーー医務室
龍驤「飛鷹!!大丈夫か!?」ガチャ
千歳「…今はこんな状態よ」
飛鷹「……」
龍驤「なんでや…悩んでるんやったらウチらに言うてくれたらええやないか……」
千歳「私の責任でもあるわ。本当なら月一回くらいの頻度でいいからカウンセリングをするべきだった」
千歳「でも飛鷹は自分の中で気持ちの整理がついたって言ってた。もう大丈夫だからって…その言葉に甘えてしまったのよ」
龍驤「響とか叢雲とかに時間使ってくれた方がこっちとしては有り難いんや。そこまで自分を責めんでええよ」
千歳「ダメよ…飛鷹をこんな目に遭わせてしまったらカウンセラーとして失格よ……」
龍驤「司令官にも報告はしてある。この後飛鷹の治療をどうするかも含めて会議やわ」
千歳「本当にごめんなさい…飛鷹が自殺する程追い込まれていたなんて……」
龍驤「飛鷹の部屋の前を偶然通りかかった隼鷹が、飛鷹の部屋から不審な物音を聞いた」
龍驤「中から飛鷹の苦しむ声も聞こえてきた。ただ事では無いと感じた隼鷹が飛鷹の部屋に突入。そこで目にしたものは…首を吊ってる飛鷹やった」
龍驤「部屋の中は荒れてて、服とかが散らばってたらしいわ。散々苦しんだあげく、首を……って感じやろうね」
龍驤「皆んなのフォローはできてると思ってたけど、ウチらもまだまだやね。ほんまに反省せなあかんわ」
千歳「飛鷹に怪我は無いの。隼鷹が見つけたのが首を吊ってすぐだったから、後遺症も何も無くて済んだのよ」
龍驤「ごめんな飛鷹…もう謝っても遅いのは分かるけど、それでも謝らせて欲しいねん」
飛鷹「……」
千歳「龍驤さん…飛鷹は話せる状態じゃ…」
龍驤「わかってるよ。それでも謝らな気が済まんねん」
千歳「後は私が見ておくわ。だから龍驤さんは提督さん達と…」
龍驤「頼むわな。飛鷹、ウチらはあんたの味方やからな」
飛鷹「……」
飛鷹(まずいことになったわね……)
ーー数時間前
飛鷹「明日は清霜とデートなのに服が乾かないなんて!!」
飛鷹「ほかの服にする!?でも私の勝負服はあれしか無いのよ!」
飛鷹「ずっと仕舞いっぱなしで匂いが気になったから洗ったのはいいけど、まさか二日連続で雨だなんて!」
飛鷹「まずい…これはまずいわ!明日のデートは私にとって勝負だったのに!!」
飛鷹「今更服を買いに行ってもどうにもならない…今日中になんとかするしか無いわね」
飛鷹「鎮守府のどこかで乾かすのがいいかもしれないけど、もし清霜の目に入ったら勝負服の意味が無くなるわよね…」
飛鷹「…そうだわ!部屋で乾かせばいいのよ!」
飛鷹「紐くらいどうにでもなるし、家具と家具を繋ぐようにして……いけるわ、これでいきましょう」
飛鷹「紐…ええっと確かこの辺に……」ゴソゴソ
飛鷹「無い……ここじゃ無かった…」
飛鷹「…あったわ!これを使って室内干しよ!」
飛鷹「とりあえず紐を通して……あ、でも室内干しって変な匂いが着くって聞くわ」
飛鷹「いやでもそれを回避する方法があったわ。一旦服は回収して…」
グラッ
飛鷹「あ……!こけちゃ…………うぐ!?」
飛鷹「く……首に……!紐…が……!!」
飛鷹「ぐる……し…!!」
隼鷹「おい飛鷹!どうした……うわぁぁぁぁ!!」
ーー
飛鷹(私は椅子から落ちそうになって、紐が首にかかってしまってたの。でも見ようによっては首を吊ってるようにしか見えないわよね)
飛鷹(すぐに誤解を解けば良かったんだけど、隼鷹が大騒ぎしてしまったから言う暇が無かったの)
飛鷹(大ごとになる前に訂正しなきゃいけないけど……)
飛鷹(どうやって説明したら納得してくれるのかしら?部屋干ししようとしてたら紐が首に…そんな事言っても信用されないわよね)
飛鷹(皆んなに迷惑をかけない為に嘘をついてるって思われて終わりよ)
飛鷹(一体どうすればいいのかしら…)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
492 : 以下、名... - 2019/02/20 19:44:29.65 NxDFHT/CO 208/417ごめんね飛鷹さーん!気付いてあげられなくて…と抱きついて頬を擦り付けたりしながら身を案じる清霜
ーー
清霜「飛鷹さん!!」
飛鷹(私を心配して来てくれたの!?)
清霜「気付いてあげられなくてごめんね…」ダキッ
飛鷹(清霜のスメルが!!んぁぁぁ!!)
清霜「ごめんね…あたしに甘えてくるのも不安定な証拠だったんだね……」スリスリ
飛鷹(はぁぁぁぁぁぁ…!清霜の頬擦り……!)
清霜「ごめんね…元気になったら、ちゃんとデートしようね……」
飛鷹(あ"……昇天しそう…喋れないし…動けない……)
清霜「飛鷹さんの反応が無い……本当に…」
清霜「……絶対元気になってね」ガチャ
飛鷹(なに今の夢じゃないわよね!?)
飛鷹(清霜が抱き着いてきて私の胸に頬擦り……夢が叶ったかと思ったわ)
飛鷹(普段ならこんなことしてくれる筈無いのに…)
飛鷹(…ひょっとしてこの状況って凄くいいんじゃないの?)
飛鷹(皆んなが勘違いしてるのを利用すれば清霜と!)
飛鷹(いやいや、皆んなを騙すなんてそんな事…でも清霜とは仲良くなりたいし……)
飛鷹(うーーん……)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
497 : 以下、名... - 2019/02/20 20:05:31.92 Qh2+GSqDO 211/417メガネ新棲姫
あれれーおかしいぞ?
最近なんかの漫画を読んだらしい潜水新棲姫が現れた
そして>>494
494 : 以下、名... - 2019/02/20 19:45:09.79 FFGVJFQ3O 212/417いやこれは自殺に見せかけた他殺だとトンチンカンな事を言い出すのが出てくる
ーー
潜水新棲姫「皆んな聞いてくれ、飛鷹は他殺の可能性がある」
龍驤「なんやて!?」
潜水新棲姫「ワタシなりに調べた結果だ」
漣「コイツの話を聞いたんですが、誰かが飛鷹さんを殺そうとしてたって説は無下にできないんですよ」
提督「どういうことだ?」
潜水新棲姫「あの状況は不自然過ぎるんだ。飛鷹が自分の意思で首を吊ったとは考えにくい」
龍驤「その不自然やっていうのを教えてくれへん?」
潜水新棲姫「まずは部屋の状況だ。服が散乱していたというが、服だけが散らばっていた。精神が不安定で暴れていたとするならおかしくないか?」
響「そうかもしれないね。私が暴れてしまった時は見境なく部屋を暴れるからね」
叢雲「特定のものとか場所だけを荒らすっていうのはほぼ無いわ」
潜水新棲姫「それと飛鷹のタンスやクローゼットの中を見てみたが、何か物色したような後があったんだ」
龍驤「まさか……強盗…」
漣「飛鷹さんって色々アクセサリー持ってましたよね?詳しくは知りませんが、もしかしたら宝石が着いた高いやつとかもあったかもしれません」
潜水新棲姫「犯人が強盗目的だったかは分からない。だが飛鷹は自殺でない最大の証拠があるんだ」
潜水新棲姫「清霜、明日は飛鷹とデートだったんだよな?」
清霜「うん…飛鷹さんがどうしてもって何度も何度も言うから、一回くらいならって……」
潜水新棲姫「明日デートを控えた飛鷹が自殺という道を選ぶと思うか?」
龍驤「……他殺の線で決まりやね」
提督「衝動的に自殺してしまう時というのは虚無感や無力感に襲われた時だ。俺も龍驤もそういう経験がある」
龍驤「でも飛鷹は明日という近いうちに希望があった。その中で自殺という選択はせぇへんはずや」
隼鷹「ちょっと待てよ!じゃあこの鎮守府の中に犯人がいるってことかぁ!?」
潜水新棲姫「その可能性は高い。強盗殺人か飛鷹に恨みがあったのかまでは分からないがな」
隼鷹「嘘だろ……」
提督「…俺は皆んなを疑いたくない。外部犯の可能性を調べる」
龍驤「ウチかってそうや…ここの皆んなを疑うなんてできへんよ……」
潜水新棲姫「なら調査はワタシに任せろ」
漣「確かに貴女なら皆んなを調べられる…」
潜水新棲姫「ワタシは飛鷹の部屋をもう一度調べた後色々と動く。誰かに話を聞いたからと言ってそいつが犯人じゃないとは予め言っておくぞ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
508 : 以下、名... - 2019/02/20 20:41:14.85 jdO3M5Juo 217/417部屋に散乱したアクセサリー類がダイイングメッセージに見えてきた迷探偵新姫
ーー飛鷹の部屋
潜水新棲姫「飛鷹の部屋には服が散乱していて、アクセサリーも少しだけ落ちている」
潜水新棲姫「これは服に比べて不自然だ。アクセサリーだけが散らばったというより置いた感じがする」
潜水新棲姫「……これは飛鷹のダイイングメッセージだった?」
潜水新棲姫「本当はもっとアクセサリーがあったんだ。だが大半は犯人が持ち去ってしまった」
潜水新棲姫「飛鷹は残ったアクセサリーを使ってワタシ達に何かを伝えようとした……」
潜水新棲姫「……その可能性が高いな」
潜水新棲姫「このアクセサリーの様子は写真に撮っておこう。何かの役に立つかもしれない」パシャッ
潜水新棲姫「アクセサリーの種類に意味があるのか、装飾として着いている宝石に意味があるのか……」
潜水新棲姫「現時点では何もわからない。だが飛鷹が残した痕跡は手にすることができた」
潜水新棲姫「飛鷹はいつ喋れるようになるかは分からない。その間に犯人が証拠を消すかもしれないんだ」
潜水新棲姫「急いで犯人を捜す必要があるな…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
511 : 以下、名... - 2019/02/20 20:51:53.57 F1P/TypV0 220/417偶然にも鎮守府外部で空き巣が頻発
関連性を調べる事に
ーー
龍驤「潜水新棲姫、そっちはどうや?」
潜水新棲姫「飛鷹が残したと思われるダイイングメッセージを見つけた。今はそれを解析中だ」
龍驤「ここの艦娘がやった証拠は出てないんやね?」
潜水新棲姫「今のところは見つけられていないな」
龍驤「そうか…実はな、外部犯の可能性が高まってんねん」
潜水新棲姫「何があった?」
龍驤「鎮守府近くの街で空き巣が頻発してるらしいねん。しかも連中が狙ってんのは貴金属や」
潜水新棲姫「ほおぉ……」
龍驤「連中の手口は巧妙でな、まだ何も証拠が無いんやって」
潜水新棲姫「アクセサリーも貴金属だな」
龍驤「そいつらがここに盗みに入って、偶然飛鷹の部屋に入ったら本人がおって…」
潜水新棲姫「姿を見られたから殺そうとした」
龍驤「この話の方が現実的やと思えへん?」
潜水新棲姫「…ワタシもその方向で調べ直すのもいいかもしれないな」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
517 : 以下、名... - 2019/02/20 21:05:47.55 czixU32Ko 223/417>>513
513 : 以下、名... - 2019/02/20 20:52:30.14 czixU32Ko 224/417もう一度飛鷹の様子を見に行く
争った痕や傷などがないか確かめる
ーー飛鷹の部屋
潜水新棲姫「仮に外部犯だとして、犯人はどこから入ってきた?」
潜水新棲姫「飛鷹の部屋は二階だ。よじ登ることは可能か」
潜水新棲姫「だが窓の鍵はどうやって外した?いや、窓から入ってきたのなら中に飛鷹が居たことに気付くか…」
潜水新棲姫「違う。部屋を物色している時に飛鷹が帰ってきたんだ」
潜水新棲姫「窓の鍵を外側から外す方法がある。犯人はそれを知っていたとしたら侵入は可能だ」
潜水新棲姫「指紋を調べようにも分かりやすく証拠を残す犯人では無いだろう」
潜水新棲姫「……一度原点に戻ってみるか。飛鷹がどういう状況だったか改めて検証だ」
潜水新棲姫「飛鷹の部屋の家具と家具を繋ぐように紐が結ばれていた。これは飛鷹を自殺に見せかける為だろう」
潜水新棲姫「紐はこことここに繋がれてて……ん?これなんだ?」
潜水新棲姫「……紐を固定したフック?じゃあここにも紐がかかっていたのか?」
潜水新棲姫「どういうことだ……意味が分からなくなってきたぞ」
潜水新棲姫「ここに紐をかけたとして、何の意味がある?こんな無駄なことをしていたら誰かに見つかる可能性があるぞ」
潜水新棲姫「一度再現してみるか。ここにも紐をかけて……」
潜水新棲姫「…そうだ。やはりこの紐に意味は無い。だがここには紐がかかっていたんだ」
潜水新棲姫「散乱した服にアクセサリーのダイイングメッセージ。それに意味の無いフック……これが何を意味するんだ?」
潜水新棲姫「分からない……こんな状況どんな本にも無かった…」
潜水新棲姫「この紐に無理やり意味を持たせるなら……漣の部屋で似たものを見たことがある」
潜水新棲姫「雨が続いていて洗濯物が乾かないと嘆いていた。仕方ないので部屋に洗濯物を干す為に紐を…」
潜水新棲姫「…んんん?」
潜水新棲姫「散乱した服…これはちょうど紐の下にあるとも見える」
潜水新棲姫「アクセサリーは落ちたのでは無く地面に置いただけ……?」
潜水新棲姫「まさか……事件でもなんでも無いのか?」
潜水新棲姫「待て待て、そうだとしたらなぜあんな状況になった?意味が分からないぞ」
潜水新棲姫「このフックから紐を外せば何かわかるのか…?」
潜水新棲姫「む……ここからだと少し遠いな…」
潜水新棲姫「こけてる椅子を使うか。これを立てて、その上に立って…」
潜水新棲姫「よし、これで届くな。これで紐を外せば飛鷹と同じ状況に…」グラッ
潜水新棲姫「おっとと……足場が悪…」ズルッ
潜水新棲姫「な……ぐ!!」
潜水新棲姫「くび…に………紐が……!!」
潜水新棲姫「そう……か…!飛鷹も……同じ状況…に………!!」
潜水新棲姫「これは……ただの事故…だ………!」
潜水新棲姫「腕も……足も……何も…届かない……物音を…出せない……!」
潜水新棲姫「ワタシは…飛鷹より……背も…低……腕も…短……か……」
潜水新棲姫「こんな……アホな理由で……死ね…る……か……」
潜水新棲姫「息が………意識…が…ぁ……」
潜水新棲姫「…………」
潜水新棲姫「……」
潜水新棲姫「…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
531 : 以下、名... - 2019/02/20 21:43:26.88 jdO3M5Juo 231/417また隼鷹が間一髪発見してしまう
二人と発見者隼鷹までダウン
隼鷹「なんだ…?また物音がしたような気がするけど……」ガチャ
潜水新棲姫「」
隼鷹「ひっ……!!ま、また…!!」
潜水新棲姫「」
隼鷹「は…早く助け!あ、あぁぁ…!!」
隼鷹「なんでだよ……!またなのかよぉぉ!!」
ーー
龍驤「事態は最悪や。二人目の犠牲者が出た」
提督「また第一発見者になってしまった隼鷹も心労で倒れた。それも含めるなら三人だ」
龍驤「もうウチらだけでどうにかできる問題やない。この研は陸の警察に介入してもらうことになったで」
提督「ただの陸の警察じゃない。由良が個人的に繋がりがある警部補に頼んでもらった」
由良「まるゆに解決できない事件は無い。すぐに解決してくれる」
龍驤「犯人捕まえてハイ終わり、ちゅう話では済まんレベルの話なのは皆んな分かってるわな?」
龍驤「ウチは絶対無いと思ってるけど、万が一身内の犯行やとしたら早い内に自首しとき」
龍驤「ウチらの目の前で捕まって欲しくないっていうのもあるし、命の保証もできん」
龍驤「この場に漣がおらん理由分かるやろ?薬で眠らせな暴れ回っとんねん」
龍驤「ウチは外部犯やと確信してる。せやからほんまはこんな事言いたく無かったんや!」
龍驤「でも…ウチの立場上言わなあかんねん!皆んなごめんなぁ……」
提督「…後はその警部補に任せておけばいい。皆んなは何も心配しなくていいんだ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
537 : 以下、名... - 2019/02/20 22:09:44.09 oWy4ak/Z0 235/417まるゆがあっさり見破りお説教タイムに
ーー
まるゆ「飛鷹さん!!貴女のせいでとんでもないことになってるんですよ!」
飛鷹「私だってこんな事件になるとは思ってなかったのよ!」
まるゆ「まるゆが調べたらあれは事故だってすぐ分かりましたよ!警察が来ることは考えなかったんですか!?」
飛鷹「だって……!」
まるゆ「飛鷹さんが何かの罪に問われることはありません。しかし責任は取らないといけませんよ!」
まるゆ「飛鷹さんのせいで深海棲艦と隼鷹さん。それに漣さんも大変なことになったんですよ!」
飛鷹「うううう…!」
まるゆ「最初から事故だって言ってたらこんな事にはなってません!」
まるゆ「部屋干しの紐で首を吊ってしまっただけですって言えば良かったんですよ!」
飛鷹「言えるわけないじゃない!」
まるゆ「ここの隊長や秘書艦さんには全部報告しましたからね!もう!」
飛鷹「提督や秘書艦ってことは龍驤さんとか…漣にも……」
飛鷹「…ほとぼりが冷めるまで逃げた方がいいかもしれないわね」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
545 : 以下、名... - 2019/02/20 22:38:57.81 Qh2+GSqDO 238/417むしろ事故で良かった、犯人なんて居なかった、自殺でもなかったと胸を撫で下ろす提督と龍驤と危うく死ぬかもしれなかったんですよと不機嫌な漣
ーー
龍驤「飛鷹らのは事故で良かったなぁ。やっぱり犯人なんておらんかったんや」
提督「自殺でも無かった。本当に安心したよ」
漣「……」ブスッ
龍驤「まぁ漣は納得できへんわな」
漣「当たり前です、危うく死ぬかもしれなかったんですよ?」
提督「あと一分遅れていたら命が危なかったそうだな」
漣「飛鷹さんのせいであの子が死にかけたんです!簡単には許せません!」
提督「漣の気持ちも分からんでも無い。だが恨むのはやめておけよ?」
漣「ふんっ!暫く口聞いてやりませんから!」
龍驤「飛鷹も恥ずかしかったのは分かるけど、事故やってすぐに言うてくれたらなぁ…」
提督「まるゆ警部補にも謝っておかないとな」
漣「本当にもう…!簡単には許しませんから!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
552 : 以下、名... - 2019/02/20 22:57:15.68 NxDFHT/CO 241/417>>548
548 : 以下、名... - 2019/02/20 22:41:04.38 NxDFHT/CO 242/417バカバカバカと清霜に胸板を叩かれる飛鷹
ーー
清霜「飛鷹さん……」ガチャ
飛鷹「う…清霜!」
清霜「全部聞いたよ」
飛鷹「ご……ごめんなさい!!」
清霜「バカ!飛鷹さんのバカ!」
飛鷹「その通り…私はバカよ……」
清霜「バカバカバカ!あんなことで死ぬなんて許さないから!」ポカポカ
飛鷹「ごめんなさい……」
清霜「約束!」
飛鷹「え…?」
清霜「あたしとデートに行くんでしょ!それすら忘れたとは言わせないよ!」
飛鷹「…ええ!もちろん覚えてるわ」
清霜「今度こそちゃんとデートだからね!もう変なことはしないでよ!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
558 : 以下、名... - 2019/02/20 23:14:12.48 h5cgUgWD0 245/417隼鷹
良かった……本当に良かった!
ーー後日
隼鷹「良かったな飛鷹、本当に良かった!」
飛鷹「隼鷹には感謝してるわ。私と潜水新棲姫を見つけてなかったら二人とも死んでてもおかしくなかったもの」
清霜「飛鷹さん!お礼を言う前に謝らないといけないでしょ!」
飛鷹「あ、そうよね…ごめんなさい……」
隼鷹「こうやって元気になってくれたらもういいんだよ!」
隼鷹「二人はこれからデートなんだよな?」
飛鷹「そうよ!前に行けなかった分思いっきり楽しむんだから!」
清霜「流石にあの時の服は着てこなかったね」
飛鷹「あれは…ねぇ。縁起も悪いし、もう処分するわ」
隼鷹「だったら清霜に服を選んでもらったらどうだ?」
飛鷹「それいいわね!!清霜!まずは服を見に行きましょう!」
清霜「調子が良いんだから全く…」
下1~3高コンマ デートの様子やその他起こったことなどを
561 : 以下、名... - 2019/02/20 23:32:11.43 RJiZX3YC0 248/417服屋に行く
飛鷹が清霜を着せ替え人形にしたがるので
清霜も負けじと飛鷹を着せ替え人形にする
563 : 以下、名... - 2019/02/20 23:33:09.66 NxDFHT/CO 249/417楽しくデート
2つのあ~んとかストローで飲む様なドリンクくらいまでならOKしてくれる
+>>561
ーー
飛鷹「清霜!この服絶対貴女に似合うわ!」
清霜「飛鷹さんの服を買いに来たんでしょ?」
飛鷹「試着するだけでいいから、ね?」
清霜「じゃあその代わりに飛鷹さんはこれとこれを着てみて!」
飛鷹「清霜が選んだ服なら何着だって着ちゃうわよ!!」
ーー
清霜「この後はどこに行くの?」
飛鷹「次はスイーツのお店に行こうかと思ってるの」
清霜「またケーキ食べるの!?いまも喫茶店で食べてるよ!」
飛鷹「これはケーキ。後で行く所のはスイーツなの」
清霜「違いが分からないよ…」
飛鷹「それより清霜のケーキって美味しそうね」
清霜「一口食べる?」
飛鷹「いいの?じゃあ一口…」
清霜「はい、あーん」
飛鷹「ひゃあ!?」
清霜「あーーん」
飛鷹「あ……ん…」
清霜「どう?美味しいでしょ!」
飛鷹「しゅごく…美味しいわ」
ーー
清霜「今日は楽しかったよ飛鷹さん!一日があっという間だったよ!」
飛鷹「……」
清霜「どうしたの?疲れちゃった?」
飛鷹「ねぇ清霜……無理を承知で聞くわね…」
飛鷹「この近くに…休憩できる建物があるんだけど……その…」
飛鷹「一緒に……入らない…?」
清霜「安価」
下1~3高コンマ 清霜の台詞や行動などを
569 : 以下、名... - 2019/02/20 23:48:07.44 jdO3M5Juo 253/417調子に乗っちゃダメー
清霜「飛鷹さん?」
飛鷹「はい」
清霜「調子に乗っちゃダメ」
飛鷹「……はい」
清霜「まだ一回目のデートなんだよ?いくらなんでもそれは無いよ」
清霜「こういうのはもっとよくお互いを知ってから、ね?」
飛鷹「はい…その通りです……」
清霜「鎮守府でもデートしても、ちゃんと我慢してくれるなら飛鷹さんの事真面目に考えるから頑張って!」
飛鷹「耐えるのよ私…!!清霜を手に入れるその日まで!」
ーー
573 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/21 00:05:37.60 N5az5kbdO 255/417ギャグサスペンス的なサムシングを
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