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【艦これ】龍驤「もう少し、足りないもの」その7【安価】(2)

556 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 19:43:55.04 r4yN7XPN0 216/391

ーー

アイオワ「イェー!今日もアイオワがMVPね!」

加賀「戦闘中うるさいのを除けば何も文句は無いわ」

卯月「頼もしい戦艦が仲間になってくれたぴょん!」

阿武隈「対空も凄いですよぉ!アイオワさんのお陰であたし達は雷撃に集中できますぅ!」

初雪「これなら攻撃も頑張れる…」

557 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 19:47:19.25 r4yN7XPN0 217/391

加賀「ここの海域は戦艦二人が抜けてからは空母は最低でも三隻は必要だったの」

阿武隈「それが加賀さんとアイオワさんだけでなんとかなっちゃうなんて!」

加賀「私はほとんど索敵しかしてないわ。それくらいアイオワが凄いのよ」

卯月「加賀さんがこんなに褒めるもの珍しいぴょん」

阿武隈「いつもは瑞鶴さんが絡まないとあれなのに」

加賀「…貴女達が私をどんな風に見てるのかよーくわかったわ」

初雪「レズ空母…」ボソッ

加賀「……」スッ

アイオワ「ノーノー!味方同士で争うのはナッシングよ!」

558 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 19:50:31.53 r4yN7XPN0 218/391

初雪「ただの冗談なのに…」

アイオワ「言っていいのとダメなのがあるでしょ?」

初雪「…ごめんなさい」

アイオワ「オッケー!これで皆んなハッピーね!」

加賀「この戦艦は本当に分からないわ」

阿武隈「アイオワさんが来てからいい雰囲気が出来てると思いません?」

卯月「うーちゃんはそう思うっぴょん。あんなに調子のいい叢雲は久しぶりに見たっぴょん!」

アイオワ「ミーがAdmiralに勝利を報告してくるわ!皆んなは先に休んででちょうだい!」ダダダッ

初雪「行っちゃった…」

下1~3高コンマ 執務室の様子や状況などを

560 : 以下、名... - 2019/02/12 19:54:36.88 eb+AuxHUo 219/391

丁度補給と報告に来てたレ級とばったり会う

564 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 20:21:14.16 r4yN7XPN0 220/391

提督「アイオワがMVPか。流石だな」

アイオワ「これくらいヨユーってやつね!」

提督「期待通りの活躍で嬉しいよ」

アイオワ「もっと頑張るからどんどんミーを使ってね!」

レ級「これで暁も無茶な訓練をすることも無くなるな」

提督「暁はレ級に着いていくために特訓はしているぞ」

レ級「それもやめさせたいんだよなぁ」

565 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 20:23:16.89 r4yN7XPN0 221/391

朝霜「司令……」グスッ

提督「朝霜…」

朝霜「どこ行ってたんだよぉ…あたいの前から居なくならないでくれよぉ……」

提督「すまない、仕事なんだ。俺の側に来るか?」

朝霜「膝…座る……」

提督「よし、こっちだぞ」

朝霜「しれぇ………」

レ級「これがあの朝霜と同一人物とは思えないな…」

566 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 20:25:51.01 r4yN7XPN0 222/391

アイオワ「ワァーオ…龍驤と漣の他にも居たの?Admiralはタフボーイね!」

提督「朝霜とはそういう関係では無い」

アイオワ「ソーユーカンケー?」

提督「難しいな…」

レ級「朝霜は提督の浮気相手だろ?」

提督「それは過去の話だ!」

アイオワ「オーゥ…アンハッピーな感じですね?」

提督「そうじゃない。落ち込んでいる朝霜を元気付けてるだけだ」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

567 : 以下、名... - 2019/02/12 20:27:41.72 AwrtIqaDO 223/391

朝霜は気に入らないが今の朝霜はもっと気に入らない面白くない夕立

夕立はここに留まってるのか解らないけど一応

571 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 20:43:25.24 r4yN7XPN0 224/391

ーー

夕立「むぅ……」

提督「どうしたんだ?」

夕立「朝霜は気に入らないけど、今の朝霜はもっと気に入らないっぽい」

朝霜「ん…司令……」

提督「そう言わないでくれ。俺達が朝霜を頼り過ぎた結果こうなってしまったんだ」

夕立「そんなの認めないぽい。このままじゃ朝霜の勝ち逃げっぽい」

提督「特務艦に勝ち負けも無いだろう」

572 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 20:48:07.03 r4yN7XPN0 225/391

夕立「夕立を舐めるなっぽい。勝つ為に夕立は人殺しもしてたっぽい」

提督「……」

夕立「このまま朝霜がドロップアウトなんて絶対認めないっぽい!」

提督「そうは言っても朝霜の心はもう…」

朝霜「しれぇ…こいつ…怖い……」

夕立「どんな手を使ってでも朝霜は戻してやるっぽい」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

574 : 以下、名... - 2019/02/12 20:52:40.92 KsNAmuuYO 226/391

まずは足を治す方法を探すっぽい

578 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 20:59:37.78 r4yN7XPN0 227/391

夕立「まずはその引きずってる足を治す方法を探すっぽい!」

提督「あぁ、それなんだがな…原因は分かってるんだ」

夕立「あぁん!?」

提督「鎮守府にいる医者と多摩と婚約した先生…瑞鶴のリハビリ医にも診てもらったんだが、神経には問題無いらしい」

夕立「じゃあなんでこんなことになってるぽい!?」

提督「精神的なものが影響しているそうだ」

夕立「ぐ……!!」

579 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 21:04:10.02 r4yN7XPN0 228/391

提督「足が千切れた瞬間の映像が頭にこびりついてしまっているんだろう。自分はもう歩けない、足は動かないと思い込んでしまってるんだ」

夕立「クソが……!」

朝霜「司令…怖い、怖いよ……」ガタガタ

提督「…すまん。これくらいにしてもらえるか」

夕立「夕立は絶対認めないっぽい!朝霜!覚えてろぽい!!」ガチャ

朝霜「ひぃ……」

提督「…早霜に調教されていた時も今と同じような状況だったんだろう。だが何かきっかけがあってあの朝霜になったはずだ」

提督「朝霜を元に戻せるのなら……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

582 : 以下、名... - 2019/02/12 21:06:48.97 dmOD+yLd0 229/391

憲兵さんから今回は亀甲縛り返したんですが早霜が来ましたと内線が提督にくる

588 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 21:17:42.94 r4yN7XPN0 230/391

ピピピピピ…

提督「内線…誰からだ?」ガチャ

憲兵『提督、侵入者を捕まえたぞ』

提督「侵入者!?」

憲兵『いつだったか俺が亀甲縛りにされた早霜だ。今度は逆に縛ってやった』

提督「早霜が……」

憲兵『北上で練習していた甲斐があったな。コイツはどうする?』

提督「…応接室に運んでおいてくれ」

590 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 21:22:42.01 r4yN7XPN0 231/391

ーー応接室

提督「いつか振りだな早霜」

早霜「泣き虫姉さんはどこ?」

提督「今は執務室で休ませている」

早霜「会わせて。私なら姉さんを戻せるわ」

提督「…知っていたのか」

早霜「泣き虫姉さんの事ならなんでも知ってるの。さぁ早く」

提督「縛られているといっても、ここで断ると後が怖いな……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

593 : 以下、名... - 2019/02/12 21:24:12.80 Sp8QLMhOo 232/391

ああもう待ちきれないわ
ものすごい音をたてながら全身の関節を外して縄抜けする早霜

601 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 21:36:43.48 r4yN7XPN0 233/391

提督「どうしたものか……」

早霜「ああもう待ちきれない…!」ググッ

提督「なんだ…?」

早霜「ふ…ぅん………」ゴキッ

提督「う!?」

早霜「はぁ………」ゴキゴキッ

提督「全身の関節を外しているのか…!」

早霜「あはぁ……んん…っ…」ベキベキベキッ

提督「そこまでして朝霜に会いたいというのか…」

602 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 21:39:04.44 r4yN7XPN0 234/391

早霜「ふぅ……中々楽しめたわ」

提督「亀甲縛りから抜け出すなんて…」

早霜「これで心置きなく姉さんとイチャイチャできるわ。悪いけど貴方はここに居てもらうわよ?」

提督「!!」

早霜「うふふ……」

提督「誰か…!」

早霜「お、そ、い、わ、よ…」

提督「ぐ……!!」

603 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 21:43:28.75 r4yN7XPN0 235/391

ーー

早霜「邪魔者は消えた…これで朝霜とは二人っきり……」

早霜「今度はどうしてあげましょうか?私の便器にはなってもらうとして…」

早霜「ああもう想像しただけで……!」

早霜「早く姉さんに会いたい!ぐちゃぐちゃに犯して泣かせたい!」

早霜「姉さん…今イきますからね!!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

604 : 以下、名... - 2019/02/12 21:43:40.79 74zcLaRVO 236/391

お前じゃ何も変わらないし変えれない、なんとかするのはお前じゃっぽいと夕立が立ちはだかる

610 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 21:55:04.46 r4yN7XPN0 237/391

夕立「待つっぽい」

早霜「あら、また新しいお客さん?」

夕立「お前じゃ何も変わらないし変えれないし、なんとかするのはお前じゃないっぽい」

早霜「へぇ…言ってくれるわね」

夕立「ここを通す訳にはいかないっぽい」

早霜「無駄よ、私から姉さんを遠ざけられると思ってるの?」

夕立「そういう御託は特務艦の夕立を倒してからにするっぽい」

早霜「うふふふふふふ…」スッ

夕立「!?」

611 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 21:58:08.22 r4yN7XPN0 238/391

夕立「ぐが……が…!!」

早霜「貴女の断末魔って美しく無いわ。やっぱりいじめるなら姉さんね」

夕立「何を……し…た………!」

早霜「さぁ?自分で考えたらどうかしら?」

夕立「指が……触れただけ…で………」

夕立「まさか…毒…………を…」

夕立「……ぅ」ドサッ

早霜「こんなので特務艦だなんて笑わせるわよね…」

613 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 22:00:46.97 r4yN7XPN0 239/391

早霜「この技も知らないみたいだし、ここに敵は居ないみたいね」

早霜「コイツはここに置いておいても問題無いわよね。姉さんに会えればすぐに終わるもの」ゲシッ

夕立「ぁ…………」

早霜「執務室…ここに泣き虫姉さんがいるのね」

早霜「脳髄が震えるくらい最高の悲鳴を聞かせてもらうわよ!」ガチャ

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

615 : 以下、名... - 2019/02/12 22:01:28.00 04+I52REo 240/391

アイオワが様子を見ていた

620 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 22:10:27.03 r4yN7XPN0 241/391

アイオワ「夕立、オーケイ?」

夕立「ぁ……」

アイオワ「意識はある、命が危ないって事は無さそうね」

アイオワ「あの子は誰なのかしら?朝霜に会いたいとか言ったの?」

アイオワ「そもそもこの鎮守府で見たことが無いわ。ゲストでここに来てたのかしら?」

アイオワ「でもゲストで来て艦娘を無効化するなんて変な話よね」

621 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 22:13:38.91 r4yN7XPN0 242/391

アイオワ「執務室の中は朝霜とさっきの子の二人っきり。ハッピーなことになってるのかしら?」

アイオワ「朝霜はハートが傷ついてるのよね?あの子は親友だったとか?」

アイオワ「うーん…………」

アイオワ「Admiralも居ないしミーが確認してみましょう!」

アイオワ「ハッピーが足りないならミーが分けてあげますよ!」ガチャ

下1~3高コンマ 執務室の様子などを

622 : 以下、名... - 2019/02/12 22:14:13.89 74zcLaRVO 243/391

中の様子を見て
今朝霜はハッピーじゃない、ならMeは貴女を何とかするわと近寄るアイオワ
早霜から攻撃を受けてもアンハッピーな攻撃は効かないわと無敵理論でノーダメのアイオワ

628 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 22:27:44.27 r4yN7XPN0 244/391

朝霜「あア"ぁああア"あァァァァァァ!!」

早霜「いいわ姉さん最高…もっと悲鳴を聞かせて……」

アイオワ「貴女っ!何をしているの!?」

早霜「泣き虫姉さん…貴女の大切な所に私の拳が入ってるのがわかる?」ぐちゃっ

朝霜「ぎゃああァァァァァ~!!」

アイオワ「貴女!聞いてる!?」

早霜「うるさい虫がいるみたいね…」ずるっ

朝霜「はひっ!ひ……ひぃ…………」ガクガク

629 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 22:31:16.86 r4yN7XPN0 245/391

アイオワ「今の朝霜はハッピーじゃない…ならその原因の貴女をミーがなんとかするわ!」

早霜「無駄な事を…」スッ

アイオワ「この手ね?」ガシッ

早霜「へぇ……」

アイオワ「夕立は武器を使われた痕跡が無かった。投げ技を使った後も無かったわね」

アイオワ「そうなると特殊な技や技術でどうにかしたとしか考えられないわ」

早霜「貴女……少しはできるのね」

アイオワ「アンハッピーな攻撃はミーに通用しないわよ!」

631 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 22:33:24.45 r4yN7XPN0 246/391

早霜「タネが分かった所でどうするの?私にはまだ策があるのよ?」

アイオワ「ミーが手を掴んだ状態からどうにかできるの?」

早霜「うふふふふ…」

アイオワ「何を考えても無駄よ、ミーにはハッピーな攻撃しか効かないわ!」

早霜「やってみなさい……」スッ

アイオワ「イェーーイ!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

633 : 以下、名... - 2019/02/12 22:34:17.67 AwrtIqaDO 247/391

廊下から凄まじい殺気
バーサクモードの夕立がゆらりと現れる
本能的にやばいと察したアイオワが即座に朝霜を退避させる

637 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 22:50:35.11 r4yN7XPN0 248/391

ゾゾゾゾゾッ

早霜「!?」

アイオワ「この感じ…?」

夕立「……」ユラァ

早霜「あの技を受けてもう立ち上がれるなんてあり得ないわ!」

アイオワ「あれは……!」

夕立「ぎ……ギギギ…」

アイオワ「このままじゃ朝霜が……仕方ない!」ガシッ

朝霜「うぁ……」

アイオワ「この高さなら死ぬことは無いわーー!」ガッシャーン

早霜「しま…!」

638 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 22:54:31.80 r4yN7XPN0 249/391

夕立「ギッ……が…」

早霜「…落ち着くのよ。相手は私の技を知らない。触れさえすれば私の勝ち」

早霜「どんな手を使って回復したのかは知らないけど、わざわざやられに来るなんて物好きな人ね」

早霜「貴女はそこで大人しくしてなさい。私は姉さんを追いかけないといけないのよ!」

早霜「いくわよ、特務艦…!」

夕立「……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

640 : 以下、名... - 2019/02/12 22:56:21.85 Sp8QLMhOo 250/391

手で触れようとした瞬間夕立に指を噛みちぎられる

643 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 23:07:03.51 r4yN7XPN0 251/391

早霜「いくわよ、鷹捲……」

夕立「ぐぁ」ぐちゃ

早霜「は…………?」

夕立「……ペッ」ボトッ

早霜「い、いやぁぁぁぁぁ!!私の指が!」

夕立「…うるさい」ガブッ

早霜「ぎゃ」

夕立「……」ぐちゃ、ぐちゃ

早霜「ノ、ど……」

夕立「……」べちゃ、ぐちゃっ

早霜「……」

644 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 23:09:15.69 r4yN7XPN0 252/391

夕立「…動かなくなったぽい」

朝霜「」

夕立「次は朝霜…」ぬらぁ

夕立「夕立がトドメを刺すっぽい」

夕立「全身殺してやる」

夕立「…ペッ。まだ皮が残ってた」ベチャッ

夕立「……そこから逃げたのか」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

648 : 以下、名... - 2019/02/12 23:11:52.97 eb+AuxHUo 253/391

朝霜に迫るぽいぽい
が、電池切れ、崩れ落ちる

652 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 23:21:52.76 r4yN7XPN0 254/391

ーー

アイオワ「イタタタ……流石に無茶だったかもしれないわね…」

朝霜「ぉ…お、ぉ………」ビクンビクン

アイオワ「顔色が良くない…それに痙攣までしちゃってるわ」

アイオワ「ミーも怪我をしてるかもしれないけど…今は朝霜が優先ね!」

夕立「……」ズダァンッ!

アイオワ「夕立…!!」

653 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 23:26:05.98 r4yN7XPN0 255/391

夕立「…朝霜を渡せ」

アイオワ「それは出来ないわね。今の貴女はハッピーじゃないわ!」

夕立「なら無理やり……」

アイオワ「オッケーよ朝霜、ミーが守ってあげる」

朝霜「……」ビクビクビクビク

夕立「……」グラッ

アイオワ「ワッツ…?」

夕立「」ベシャッ

アイオワ「倒れた…血だらけだったけどそれが原因?夕立!アーユーオーライ?」

夕立「」

アイオワ「動かない…なら朝霜と一緒に医務室に運ぶわよ!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

654 : 以下、名... - 2019/02/12 23:27:04.14 AwrtIqaDO 256/391

何処かにいる早霜
あーあ…また命がひとつ減っちゃったわね…また遊びましょう、朝霜姉さん
それにしても私を食べるなんて、お腹を壊しても知らないわよ…フフフ

661 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 23:35:41.23 r4yN7XPN0 257/391

ーー

早霜「あーあ…また命がひとつ減っちゃったわね…でもいいわ、また遊びましょう朝霜姉さん」

朝霜「泣き虫姉さんとは一生一緒なのよ。貴女が死んでも地獄まで追いかけてあげる」

朝霜「姉さんが忘れた頃に私は現れるの。あぁ…姉さんの絶望する顔が今から楽しみだわ…」

朝霜「それにしても私を食べるなんて、お腹を壊しても知らないわよ特務艦さん?」

朝霜「ふふ…うふふふふふ………」

663 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 23:39:03.04 r4yN7XPN0 258/391

ーー

提督「夕立は昏睡状態。朝霜は精神状態が悪化してしまった」

提督「おまけにアイオワも怪我をしてしまった。まだ正確な診断結果は出てないが、無傷では無さそうだ」

川内「執務室から朝霜を抱えて飛び降りたんだもんね…」

提督「それと早霜の姿が無かった。夕立の状態と執務室の様子から早霜は致命傷に近い傷を負っているはずだ」

川内「死んでてもおかしくないと思うよ。でも死体が無かった。消えちゃってたんだよ」

提督「理解ができない……」

664 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 23:43:45.76 r4yN7XPN0 259/391

川内「理解ができないのは私もだよ。アイオワさんの証言から推測すると、早霜が使ってたのは私も使ってる技なの」

川内「鷹捲…梟挫で使う技術を攻撃に使った技。指先でも相手に触れれば相手の内側から破壊して、暗殺にも使える技なの」

提督「それを早霜が使っていたのか…」

川内「私はいくらやっても習得できてないのに、それを早霜は使ってた」

川内「…もっとあり得ないのは夕立だよ。鷹捲をくらってすぐ立つなんて……」

提督「夕立はその反動か何かで意識が戻らないのか?」

川内「かもしれないね。そもそも鷹捲が決まった時点で夕立は死んでてもおかしくないもん」

665 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/12 23:49:01.98 r4yN7XPN0 260/391

川内「朝霜と夕立…どうなるのかな」

提督「……分からない」

川内「提督、また朝潮みたいなことになったら私…嫌だよ」

提督「…俺もそうだ」

川内「せめてアイオワさんが軽い怪我だったらいいんだけど」

提督「……」

川内「もう…なんでこうなるんだろう……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

655 : 以下、名... - 2019/02/12 23:27:45.56 czI9niq+o 261/391

今の朝霜が心が病んでいたときの龍驤と同じで、誰かが支えにならないといけないと気づく提督

666 : 以下、名... - 2019/02/12 23:49:20.77 74zcLaRVO 262/391

>>655+早霜の好きにさせてしまった事を自責して絶対に次はさせないと

671 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 00:00:08.29 tm8COtQT0 263/391

提督「…俺が悪いんだ」

提督「今の朝霜は心が病んでいたときの龍驤と同じで、誰かが支えにならないといけないんだ」

川内「提督が朝霜の支えになってあげるの?」

提督「早霜に好きにさせてしまった。今度はそんな事は絶対にさせない」

川内「…龍驤さんを裏切るの」

提督「それとは別だ。朝霜には支えが必要なんだ」

川内「漣と龍驤さんと良く相談して。それからだよ」

提督「……」

672 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 00:02:36.45 tm8COtQT0 264/391

提督「…朝霜の様子を見に行ってやろう」

川内「それは私も行こうかな。やっぱり心配だし」

提督「夕立とアイオワの様子も見ておきたい」

川内「夕立はどうだろ……」

提督「…行こう」

川内「そうだね、医務室に行こっか」

下1~3高コンマ 医務室の様子や状況などを

675 : 以下、名... - 2019/02/13 00:05:40.83 AVduvvwyO 265/391

夕立にも怯えてアイオワに縋ってる朝霜
提督を見ると擦り寄って泣き出す
アイオワ自身は軽い捻挫程度

678 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 00:15:11.19 tm8COtQT0 266/391

ーー医務室

アイオワ「ミーは大丈夫、軽い捻挫らしいわ」

川内「流石は戦艦だなぁ執務室から飛び降りて捻挫だけなんて…」

アイオワ「それより朝霜がアンハッピーね…」

朝霜「ひ、ひ、ひ……!」

提督「朝霜…」

朝霜「ひぃぃぃ……!!」

アイオワ「ミーの側から離れようとしないの」

朝霜「嫌だ嫌だ嫌だ……」ポロポロ

提督「朝霜…」

川内「これは龍驤さんの時より酷いかも…いや、まだ希望はある……よね」

ーー

689 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 19:20:55.07 CoHVUqo30 267/391

ーー

提督「本当に大丈夫なのか?」

アイオワ「一日休めばあんな怪我なんてノープロブレム!」

提督「二、三日は安静にしていた方が良いと言われたんじゃないのか?」

アイオワ「調子が良いなら大丈夫ってドクターにも言われたわ!」

提督「問題が無いならいいんだが…」

アイオワ「ミーはまだここではルーキーよ。これくらいで休んでる暇はないわ!」

提督「…正直出撃してくれるというなら有難い」

690 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 19:25:53.90 CoHVUqo30 268/391

アイオワ「ミーの仕事は分かってるの。何の為にここに来たのかもね!」

提督「ありがとう」

アイオワ「それよりミーが出撃するならこの子はどうする?」

朝霜「ひぐっ……」

提督「俺が責任を持って面倒を見る」

アイオワ「流石はAdmiral!頼もしいわ!」

提督「アイオワは朝霜の事は気にせず出撃に集中してくれ。もちろん怪我が悪化した場合はすぐに帰投するように」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

691 : 以下、名... - 2019/02/13 19:28:01.87 4YNiNILNO 269/391

抱きしめて怖い奴は居ないから大丈夫だと朝霜を落ち着かせる

695 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 19:44:23.25 CoHVUqo30 270/391

ーー

朝霜「ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ」

朝霜「こ、怖…い……」

提督「大丈夫だ朝霜、ここには敵は居ない」ギュッ

朝霜「ひ、ひ、ひ、ひ、ひ」

提督「怖くないぞ、平気だ」

朝霜「こ、こ、怖い……」

提督「大丈夫だ、大丈夫」ギュゥゥゥ

朝霜「は、ひ……」

696 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 19:48:07.91 CoHVUqo30 271/391

提督「こうやって抱きしめられるとあったかいだろう?」

朝霜「う……」

提督「俺が朝霜の心を支える。もう隙間が空くことは無い」

提督「お前に足りないものは優しさだったんだ。朝霜が優しくないって意味じゃないぞ?」

提督「今まで朝霜は歪んだ愛しか知らなかった。これからはちゃんとした感情を教えてやる」

提督「ゆっくり…朝霜の心を癒してやるからな…」

朝霜「ん……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

698 : 以下、名... - 2019/02/13 19:49:18.96 KBYRdaOGO 272/391

>>693

693 : 以下、名... - 2019/02/13 19:29:54.24 KBYRdaOGO 273/391

龍驤がやるせない気持ちにため息をついて執務室を出る

701 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 20:03:36.25 CoHVUqo30 274/391

ーー食堂

龍驤「はぁ……」

「どうしました?」

龍驤「朝霜の事や…」

「あぁ……なるほどです」

龍驤「今も朝霜は司令官の腕の中や。医務室から動かれへんようになっとる」

「ご主人様が朝霜の支えになると言ってましたが…」

龍驤「…そういうことなんやろうね」

702 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 20:06:34.17 CoHVUqo30 275/391

「朝霜もご主人様と関係を持つという解釈でよろしいんですよね?」

龍驤「そうとしか思えれへんよ…例え抱く抱かんの話があっても、朝霜と司令官はそういう関係なんは間違いない」

「これが別の艦娘なら実力行使ででも止めますが朝霜は違います。こうなってしまったのは漣達のせいなんです」

「漣も龍驤さんも覚えがたんまりとありますよね?」

龍驤「そうや…だから……こんな気持ちになってんねん」

「龍驤さんは特に辛いですよね…」

703 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 20:10:38.58 CoHVUqo30 276/391

龍驤「漣にやから言えるけど、司令官がお前と関係持ってるのも辛いんや。ウチだけの司令官であって欲しい」

龍驤「ウチが好きなんは司令官なんや。ウチだけのもんやのに…!」

「独占欲の塊こと龍驤姉貴の事はよくわかってます」

龍驤「漣でもギリギリやのに、これ以上増えるとなると……頭おかしくなりそうや」

龍驤「でも悪いのはウチらなんや!朝霜を酷使し過ぎた結果がこれや!!」

「龍驤さん落ち着いて下さい。また鬱が再発してしまいます」

龍驤「分かってるけどウチ…どなしたらええんよ……旦那の女が増えるのを黙って見てらなあかんの?そんなん辛過ぎるわ…」

「…漣からは何も言えません」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

704 : 以下、名... - 2019/02/13 20:10:48.77 wsd2tfWpo 277/391

白露型が鎮守府カウンターバーの家具を借りてスナック「謎の村雨嬢」なる店を開いていた
村雨「お悩みなら聞いてあげるわよ?」

708 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 20:24:01.18 CoHVUqo30 278/391

村雨「私で良かったら話聞くわよ?」

「村雨さん、その格好はどうしました?」

村雨「来てくれれば分かるわ。食堂の一部を借りたのよ」

龍驤「ええよ…ウチ……」

村雨「そう言わないで、誰かに話すだけでも楽になるのよ?」

龍驤「もう漣に話した…」

「龍驤さん、せっかくだから聞いてもらいませんか?」

龍驤「……」

709 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 20:27:32.58 CoHVUqo30 279/391

ーースナック謎の村雨嬢

「なるほど、球磨さんが使っていたスペースを再利用ですな」

村雨「もう料理は作らないって聞いて、遊ばせておくのは勿体ないと思ったの」

「新しいキッチンとか、このスペースには球磨さんの個人的なお金も使ってますからね」

村雨「もちろん本人に許可は取ってるわよ」

「龍驤さん、どうぞこちらに」

龍驤「ん……」キイッ

村雨「ノンアルコールのカクテルがあったからそれを出すわね」

710 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 20:30:35.45 CoHVUqo30 280/391

「即席にしては結構いいお酒とか置いてませんか?」キョロキョロ

村雨「BAR海底から仕入れたの。向こうではあまり頼まれないお酒とか、多目にストックしてるお酒をね」

「だから見慣れないお酒が多いんですな」

村雨「このカクテルもそうなの。向こうはお酒を飲む人がメインでしょ?だから余っちゃうんですって」トクトク

「龍驤さん、乾杯しましょうよ」

龍驤「ええよ……」

「そうですか…」

711 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 20:33:40.85 CoHVUqo30 281/391

龍驤「……」チビッ

龍驤「村雨は話聞いてたん?」

村雨「聞くつもりは無かったんだけど、聞こえちゃったわね」

龍驤「……ウチはどうしたらええと思う」

龍驤「できた女やったら他の女侍らすくらいがええって言うんやろうけど、ウチは無理や」

龍驤「司令官が誰かの一番になってると思うだけで…胸が張り裂けそうになるんや」

龍驤「ウチが司令官の一番やのに…それを誰にも邪魔されたくないんや」

龍驤「ウチには司令官しかおれへんねん……」

村雨「安価」

下1~3高コンマ 村雨の台詞や行動などを

713 : 以下、名... - 2019/02/13 20:36:57.92 hQZ8W+Xso 282/391

たとえ提督が誰かの一番になっても彼の一番は絶対に龍驤さんよ
貴女に足りないもの、それは正妻の余裕よ!

716 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 20:48:10.48 CoHVUqo30 283/391

村雨「そうね…まだここに来て短いけど、私が思ってることがあるの」

「なんですか?」

村雨「彼の一番は絶対に龍驤さんよ。それだけははっきりと分かるわ」

村雨「皆んなから色々聞いてるのよ?夜中龍驤さんがトイレに行く為に司令官を起こしても、嫌な顔をしたことなんか無いって」

村雨「それに移動する時に自然と龍驤さんを抱えてるじゃない。あんなに尽くしてくれる彼は居ないわよ?」

龍驤「……」

717 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 20:51:30.83 CoHVUqo30 284/391

村雨「確かに彼は漣を抱いてるし、漣の一番は提督なのよね?」

「ご主人様は命よりも大切です」

村雨「でも彼の一番は貴女じゃない」

「十分わかってます。ご主人様は龍驤さんが大好きです」

村雨「龍驤さん、貴女に足りないのは正妻としての余裕じゃないの?何人女ができようが、彼の一番大切な人は貴女なのよ」

村雨「それでも不安なら本人に直接言えばいいんじゃない?あの人は好きなら好きって言ってくれるタイプだもの」

龍驤「安価」

下1~3高コンマ 龍驤の台詞や行動などを

718 : 以下、名... - 2019/02/13 20:54:51.87 KBYRdaOGO 285/391

ウチ…司令官にワガママ言ってええんかな…?
嫌がられたりせんかな…?

722 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 21:02:35.91 CoHVUqo30 286/391

龍驤「ウチ…司令官にワガママ言ってええんかな…? 嫌がられたりせえへんかな…?」

「嫌がるどころか逆に喜ばれますよ」

村雨「彼はそういうタイプよね」

龍驤「…ちょっち行ってくるわ」

「どうぞごゆっくり。仕事の方はこちらでやっておきますので」

龍驤「ありがとうな、漣…」ペタ…ギッ…

「ふぅ……」

723 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 21:05:02.75 CoHVUqo30 287/391

村雨「愛する男が自分の事を一番に思ってないのはどう?」

「全く問題ありません。龍驤さんとご主人様には幸せになって欲しいですからね」

村雨「貴女はよくできた女ね」

「いえいえ、漣も結構なクズですよ」

村雨「あらそうなの?貴女の事はまだ良く知らないのよ」

「いい機会ですから話しておきますかね。漣がこの鎮守府…いえ、ご主人様を裏切った話を」

725 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 21:08:22.86 CoHVUqo30 288/391

ーー医務室

提督「……」

ペタ…ギッ…ペタ…ギッ…

龍驤「司令官…今大丈夫?」

提督「朝霜は寝たし大丈夫だぞ」

朝霜「んぅ……」

提督「泣き止んだと思ったらすぐこれだ。余程弱っていたんだな」

龍驤「朝霜には悪いことしてしもうたでな…」

提督「俺に出来ることはこれくらいだ。心の拠り所がないなら俺がなってやるんだ」

726 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 21:10:27.63 CoHVUqo30 289/391

龍驤「それって朝霜とも特別な関係になるってことやんな……?」

提督「…そうなるかもしれない」

龍驤「漣に続いて…三人目やね……」

提督「龍驤、俺は…」

龍驤「司令官……ちょっちワガママ言うてええかな?」

提督「……なんだ?」

龍驤「安価」

下1~3高コンマ 龍驤の台詞や行動などを

728 : 以下、名... - 2019/02/13 21:14:46.45 AWIAs9Ka0 290/391

キミはウチだけの司令官やで?と
ぎゅっと抱きしめて首をあまがみしてくる龍驤
当たり前だろ、俺の一番は何があっても龍驤だよと
強く抱きしめて答える司令官

730 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 21:32:39.75 CoHVUqo30 291/391

龍驤「キミはウチだけの司令官やで?」ギュッ

提督「当たり前じゃないか。俺の一番は何があっても龍驤だ」

龍驤「もっと……聞かせて…」はむっ

提督(龍驤が甘噛みしてくるのは珍しいな。そんなに甘えたいのか)

龍驤「司令官…んむ……」

提督「…脱ぐか?」

龍驤「脱がせて……ほんで抱きしめて…」

提督「よし……」

731 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 21:36:11.97 CoHVUqo30 292/391

龍驤「はぁぁ…んむ……」

提督「まだ足りないか?」

龍驤「もっとぉ…司令官はウチのもんなんやぁ……」

提督「龍驤が納得するまでいくらでも抱きしめてやるぞ」

龍驤「この体…ウチが一番なんや……れる…」

提督「……」

龍驤「はぁ…好き……大好きやぁ…」

提督「よしよし…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

733 : 以下、名... - 2019/02/13 21:41:57.94 4YNiNILNO 293/391

目覚めた朝霜が甘えてきて、ひと通り満足した龍驤も一緒に相手してなんや可愛いもんやないかと

736 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 21:49:24.01 CoHVUqo30 294/391

ーー

朝霜「しれぇ……ん…」ギュッ

提督「なんだか今日は抱きしめてばかりだな」

龍驤「司令官ほど魅力的な人もおらんからね。気持ちはよーく分かるわ」

朝霜「ふぁ……」

提督「泣いてばかりだった時と比べると随分とマシになってきたな」

龍驤「こういう朝霜やったら可愛いもんなんやけどなぁ」

提督「元に戻るならあの朝霜にということだからな」

龍驤「せめてもうちょい…なぁ……」

737 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 21:52:53.58 CoHVUqo30 295/391

提督「強さが無いといけないのは分かる。だが朝霜は特務艦とは関係の無い行動も目立ったからな」

龍驤「でもそれは朝霜のストレス発散やったり心の均等を保つ為やったんよね」

提督「……龍驤、一つ思いついたことがある」

龍驤「なに?」

提督「今の朝霜なら多少は性格を矯正できると思わないか?」

龍驤「そんなんして大丈夫?」

提督「洗脳をしようって話じゃないんだ。ただ朝霜には俺達という心の支えを手に入れて欲しい」

龍驤「司令官だけや無くてウチもやね。やってみる価値はあるかもしれんね」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

739 : 以下、名... - 2019/02/13 21:56:09.76 hQZ8W+Xso 296/391

朝霜を二人の養子ということで接してみる

742 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 22:09:55.47 tNs5dv8SO 297/391

ーー

朝霜「しれぇ……」

龍驤「違う違う、司令や無くてパパや」

朝霜「パパ……?」

龍驤「ほんでウチがママやで!」

朝霜「ママ……」

龍驤「そうや!よーできなぁ!」ナデナデ

朝霜「ん……」

743 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 22:13:36.78 tNs5dv8SO 298/391

北上「なにあれ」

夕張「龍驤さんと提督が朝霜さんの親だとして接してるんです」

北上「提督ってアで始まってホで終わるやつだったの?」

夕張「そんな事ありません!意外とうまくいくかもしれませんよ?」

北上「無理だって…朝霜は一時的に幼児化してるだけなんでしょ?」

夕張「ところがそうじゃないかもしれないんです」

745 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 22:20:20.01 tNs5dv8SO 299/391

夕張「朝霜さんがああいう性格になったのは早霜さんが影響してる可能性があるんです」

夕張「朝霜さんはもしかしたら前もこんな事があったのかもしれないんです。その時の影響であんな風になったんです!」

北上「……」

夕張「いいですねその何言ってるんだって表情!」

北上「いや、一個も理解できないんだけど」

夕張「龍驤さんと提督ならいい朝霜ちゃんが育ちますよ!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

747 : 以下、名... - 2019/02/13 22:23:41.58 Kcho6W/wO 300/391

数日経って朝霜に明るい表情が戻ってきた

749 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 22:41:30.49 tNs5dv8SO 301/391

ーー

龍驤「朝霜、今日も元気みたいやね!」

朝霜「うん…!」

北上「まさかの調教成功?」

夕張「北上さん、言い方…」

北上「だってそうとしか見えないって。母親でも無いのにママって呼ばせてるんでしょ?」

夕張「それ以上はいけません」

北上「いや……」

751 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 22:46:00.98 tNs5dv8SO 302/391

龍驤「一緒にパパの所いこな~」

朝霜「行く…ママと……」

北上「あれってサイコ……」

夕張「北上さん!」

北上「なんで提督も許してんのかな…ママパパ呼び」

夕張「提督もいい気分なのかもしれませんね。本当に子どもができたとか思ってるのかも」

北上「早い内にどうにかしないといけないと思うけどなぁ…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

753 : 以下、名... - 2019/02/13 22:48:32.38 G7p4JRH6O 303/391

白露型の掟、大破したら皆の肉便器の淫夢にうなされる夕立
起きたら案の定身体を拭かれてるついでに色々されてた

759 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 23:17:14.04 tm8COtQT0 304/391

ーー

夕立「うぅぅぅぅぅ……」

夕立「大破したら…………肉便器……」

夕立「全員から………絞られ……」

夕立「う……ぅん……」

深海水鬼「あ、起きた?」ぐちゃぐちゃ

夕立「なに…してる……ぽい…」

深海水鬼「体拭くついでにちょっとね。僕が睡姦フェチなの知ってるでしょ?」ぐちゃっ

夕立「な…あ……ぅ…」ビクッ

深海水鬼「起きたばっかりかもしれないけどさ、夕立が眠ってる間にあったことを話しながら続けるね」

761 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 23:20:17.31 tm8COtQT0 305/391

夕立「朝霜…が……ぁっ!!精神的に…おかしく……ぅ…」

深海水鬼「そうそう。それで何を思ったのか龍驤さんが朝霜のママだって言って接してたんだ」ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ

夕立「それ…で………イク…!!」

深海水鬼「潮吹いても大丈夫だよ」

夕立「あ………っ!!」プシャッ

深海水鬼「うん、夕立はもう大丈夫だね」

夕立「それ…で………朝霜は…」

春雨「ここからは私が相手ですよ!」

夕立「う……!?」

763 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 23:23:09.09 tm8COtQT0 306/391

春雨「夕立姉さん出ます!出来立ての春雨スープが出るから飲んで下さい!」

夕立「う…が………!」

春雨「は………ふぅ…」

夕立「ごぼ………っ!!」

白露「春雨の後ってこうなるから嫌なの…いっちばん最初がいいのに…」

村雨「仕方ないわよ、睡姦なんて滅多に無いシチュエーションなんだから時雨に譲ってあげないと」

765 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 23:26:03.87 tm8COtQT0 307/391

駆逐水鬼「朝霜がある程度戻ったって話は皆んな一周してからでいいよね?」

村雨「そうね」

白露「春雨!私の分も残しておいてよね!」

春雨「夕立姉さん…!なんて屈辱的な姿……!」

夕立「ぉえ……げ……っ…」

駆逐水鬼「やれやれ……」

下1~3高コンマ 朝霜の様子や状態などを

766 : 以下、名... - 2019/02/13 23:28:17.00 wsd2tfWpo 308/391

提督や龍驤の後ろに隠れることが多い
なんか姉妹艦の浜波っぽい

770 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 23:40:45.72 tm8COtQT0 309/391

ーー

駆逐水鬼「提督、夕立が起きたから連れて来たよ」

提督「随分と顔色が悪そうだが大丈夫なのか?」

夕立「問題…無い……ぽい………げっ…」

駆逐水鬼「春雨スープのお代わりまで飲んじゃったからね」

夕立「あれは……飲まされた…ぽい……」

提督「…夕立は昏睡状態だったんだ。無茶はしないでくれよ」

駆逐水鬼「僕に言われても困るかな」

771 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 23:44:20.03 tm8COtQT0 310/391

夕立「肝心の…朝霜は……」

提督「朝霜、出てくるんだ」

朝霜「う……」

夕立「この…おどおどしたのが朝霜……?」

提督「これでもマシになってるんだ。俺と龍驤以外の前では喋ろうともしなかったからな」

駆逐水鬼「朝霜はずっとこのままなの?」

提督「徐々に普通の朝霜に戻っていくかもしれない……といったところだ」

夕立「コイツが朝霜かどうか…実力で勝負すれば早いっぽい……」

朝霜「ひぃ……」

提督「朝霜、少しだけでもやってみないか?」

朝霜「司令が……そう言うなら…」

下1~3高コンマ 演習の結果などを

773 : 以下、名... - 2019/02/13 23:51:04.93 usYuHy820 311/391

おどおどしてまともに撃てなく惨敗

776 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 23:55:08.27 tm8COtQT0 312/391

ーー演習場

夕立「日頃の恨みを晴らしてやるっぽい!!」

朝霜「あの…えっと……」

夕立「どうした!?早くかかってくるぽい!」

朝霜「う……」

夕立「そっちが来ないなら夕立から行くっぽい!」ドガンッ

朝霜「わぁぁぁぁー!!」

777 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/13 23:57:38.74 tm8COtQT0 313/391

夕立「…一撃で大破。話にならないっぽい」

夕立「コイツはまだ朝霜じゃないぽい」

朝霜「ぁぁ…う………」

夕立「演習はダメージが入らないっぽい。ほら、早くたてぽい」

朝霜「んん…………」

夕立「勝ち逃げは許さないぽい。朝霜は絶対に戻してやるぽい!!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

778 : 以下、名... - 2019/02/13 23:58:01.52 1134xHcHO 314/391

朝霜が反抗期を経た後、>>768

768 : 以下、名... - 2019/02/13 23:28:30.71 hQZ8W+Xso 315/391

幾分落ち着いて、トゲも取れた感じに
親子政策は(北上の進言で)流石にやめたがたまにパパママ呼びが出て赤面している

786 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/14 00:19:20.26 6FxwAt8qO 316/391

ーー

提督「なぁ朝霜…」

朝霜「うっせぇ!話しかけんな!!」

提督「…すまない」

朝霜「お前が気安くあたいと話せると思うな!」

提督「……」

北上「お、朝霜元に戻ったの?」

夕張「そうかもしれませんけど、もしかしたら一時的な反抗期かもしれませんよ」

北上「反抗期って、子どもじゃあるまいし」

787 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/14 00:22:08.10 6FxwAt8qO 317/391

龍驤「朝霜、パパに向かってそんな言葉言うたらあかんやろ?」

朝霜「うるせぇ!!コイツもお前も本物の親じゃねぇのは知ってんだ!」

龍驤「酷い…!ウチが朝霜をここまで育ててきたっていうのに!」

朝霜「こっちは頼んだ覚えはねぇ!」

龍驤「キミからも何か言うたって!ウチらの朝霜があんな事言うてる!」

北上「この茶番はいつ終わるんだろうね~」

夕張「朝霜ちゃんが記憶まで完璧に戻るまでじゃないですか?」

788 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/14 00:24:10.18 6FxwAt8qO 318/391

提督「朝霜、ママにそう言う言葉を言ってはいけないだろう?」

朝霜「ふんっ」

提督「朝霜」

朝霜「……悪かったよ」

龍驤「よーしよし!朝霜はええ子やね!」ナデナデ

朝霜「おい、やめろってぇ……」

北上「なんかさ~このままでもいい気がしてきたよ」

夕張「提督と龍驤さんに子どもができたらこんな感じなんでしょうね」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

790 : 以下、名... - 2019/02/14 00:26:03.86 +RS+12Uto 319/391

>>781

781 : 以下、名... - 2019/02/14 00:03:14.85 +RS+12Uto 320/391

演習の日々を重ねて徐々に勘を取り戻していく朝霜

794 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/14 00:35:33.81 9YUhIOHl0 321/391

ーー

皐月「負けちゃった……」

朝霜「よしっ!どうだパ……司令!」

提督「駆逐艦で最高練度の皐月に勝てるまでになったか」

龍驤「勘を取り戻してきてるみたいやね」

提督「このままいけば元の強さに戻るだろう」

龍驤「そうなると記憶とかやね。今はうっすらと思い出してきてる感じなんやろ?」

提督「…無理に思い出す必要は無い。辛い記憶もあるだろうしな」

龍驤「そうやんね……」

提督「これから…どうするのが一番なんだろうな」

ーー

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