【関連】
【艦これ】龍驤「もう少し、足りないもの」その6【安価】(3)

675 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 20:25:14.49 +upqfc2g0 265/384

ーー

白露「ごめんなさーい…」

龍驤「それはガングートに対してか?」

村雨「漣ちゃんに対してもね…」

提督「漣は医務室で寝込んでいる。相当絞られたらしいな」

春雨「だって妊娠しないセイエキだなんて…そんなの全部いただいちゃいます…」ツヤツヤ

駆逐水鬼「春雨は本当に下と上の口で凄かったもんね」

676 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 20:29:19.09 +upqfc2g0 266/384

白露「あと潜水新棲姫ちゃんだっけ?あの子も巻き込んじゃった…」

龍驤「あの二人は仲良く医務室送りや」

春雨「あんなに可愛い子…久しぶりだったんです」

龍驤「お前は何でもええんやないか!」

春雨「だって白露姉さん達にシてもらえない分溜まりに溜まってたんです!」

村雨「私達姉妹を越える相性の相手って全然居ないのよね…」

白露「いっちばん気持ちいいのは妹達とだもん」

提督「…否定はしないが節度を持ってくれ」

春雨「申し訳ありません…」

677 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 20:32:49.60 +upqfc2g0 267/384

龍驤「それで、お前らはこの鎮守府に来るんか?」

白露「夕立の任務が終わるまではここに居たい!」

村雨「夕立の心は私達が満たしてあげるの」

春雨「レンタル移籍は大丈夫ですか…?」

龍驤「こっちとしてはガングートの代わりの戦力は補充したかってん。戦艦の代役になるっていうんやったら考えへんでもないで?」

駆逐水鬼「僕は武装を放棄しちゃったから戦力にはなれないんだ」

白露「白露型がどれだけやれるか見せてあげる!」

村雨「少し演習してみましょ?」

龍驤「よし…ほなウチが相手になったる。遠慮なくかかってき!」

下1~3高コンマ 演習の結果などを

679 : 以下、名... - 2019/02/04 20:34:32.82 arigKj7EO 268/384

夕立ほどではないが高い練度でなんで変態は強いんかなぁと

682 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 20:55:53.12 +upqfc2g0 269/384

ーー

龍驤「中々強かったわ。流石は夕立の姉妹艦やね」

白露「その体で私達に勝つだなんて!」

村雨「舌に印を刻んでる時点でまともじゃなかったわ…」

春雨「三対一で勝てない…」

龍驤「確かに強いけど戦艦の代わりっちゅうのは無理かもしれんな」

白露「龍驤さんが強いからだもん!」

龍驤「火力だけで言うんやったらガングートの方が上なんやで?」

春雨「龍驤さんより…」

龍驤「アイツは全部のステータスを火力を振り切ったような戦艦やからな。特務艦にも負けへんくらいの力はあるで」

683 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 21:01:12.05 +upqfc2g0 270/384

龍驤「編成の枠を考えてももっと力は欲しいな」

村雨「…いいわ、ここで強くなる」

春雨「この鎮守府でですか?」

村雨「カタワの軽空母に負けっぱなしなんて悔しいのわ!」

白露「村雨、言い方に気をつけて」

龍驤「ええよ慣れとるから。ほんでこっちから言わせてもらうんやったらカタワにすら勝てれへん駆逐艦ってな?」

村雨「ぐぅ…!」

春雨「せめて夕立姉さんくらいに強くなれれば…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

690 : 以下、名... - 2019/02/04 21:20:57.99 9EV7sevQo 271/384

>>686

686 : 以下、名... - 2019/02/04 21:05:51.21 9EV7sevQo 272/384

今までどこの鎮守府で何してたか白露、村雨、春雨に聞く夕立、時雨

693 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 21:30:31.92 +upqfc2g0 273/384

駆逐水鬼「みんな、夕立を呼んできたよ」

龍驤「大将がお目覚めやな」

夕立「…ぽい」

駆逐水鬼「結局落ち着いて話せてないよね?龍驤さんもいてちょうどいいからあれから何があったか話さない?」

白露「そうしよっか…」

村雨「じゃあ食堂にしましょう」

春雨「はい、それが良いですね」

694 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 21:34:47.07 +upqfc2g0 274/384

ーー食堂

白露「私は新しく配属された鎮守府でずーっと出撃してたよ」

村雨「私もね…でも何か物足りないというか、満たされなかったのよ」

春雨「私は…あれから何回か鎮守府が代わったんです…」

駆逐水鬼「どうしてだい?」

夕立「きっと駆逐艦に手を出しまくってたっぽい」

春雨「うぅぅ……」

龍驤「当たっとんかいな!」

夕立「春雨の話は聞いたことがあるっぽい。春雨スープを無理やり飲ませてるヤバイのがいるって有名ぽい」

白露「それって普通の春雨スープじゃないんだよね…」

696 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 21:40:02.49 +upqfc2g0 275/384

春雨「…だって!どれだけ他の子を抱いても白露姉さん達の代わりにはならなかったんです!」

夕立「それは仕方ないぽい。夕立達が異常ぽい」

白露「私達の性欲ってなんでこんなに強いんだろう?」

村雨「稀にある個体差…で説明はつくけど…」

駆逐水鬼「何人も同じ鎮守府に居たっていうのは不自然だよね」

夕立「でも他に説明のしようが無いっぽい」

龍驤「説明も何も無いねん。我慢せぇや!!」

春雨「それができたら苦労しません!」

697 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 21:43:24.80 +upqfc2g0 276/384

春雨「会えなくなってずっっっと溜まりに溜まってたんです!」

村雨「そのせいで練度の上がりも悪くなったのよね」

白露「このまま皆んなでいれば全員強くなれるよね!」

駆逐水鬼「でも迷惑じゃないかな…」

龍驤「迷惑や言うとんねんアホ共」

夕立「じゃあ外でやれば文句無いっぽい」

龍驤「アンタは自分の任務を思い出しや」

夕立「……」

龍驤「ほんまに…頼むで……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

699 : 以下、名... - 2019/02/04 21:45:52.70 U4atuzugo 277/384

夕立
ガンビアベイにぎこちない謝罪とお礼
時雨を元の身体に戻すのと黒幕たちを法のもとに裁きを受けさせるのに協力して欲しいという

702 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 22:04:00.54 +upqfc2g0 278/384

ガンビアベイ「よいしょ……ふぅ…」

龍驤「歩行器の調子はどうや?」

ガンビアベイ「おかげさまでいい調子です!」

夕立「おい」

ガンビアベイ「あ……」

夕立「…皆んなを集めてくれてありがとうっぽい」

ガンビアベイ「私がそうしたかっただけですから」

夕立「これでちゃんとお礼は言ったっぽい」

ガンビアベイ「はい、そうですね」

夕立「……」

703 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 22:11:03.49 +upqfc2g0 279/384

村雨「ねぇ貴女って弁護士さんなのよね?」

ガンビアベイ「艦娘限定ですけど…」

白露「だったら調べて欲しいことがあるの!」

春雨「夕立姉さんが恨んでいる大本営の…」

夕立「その話はするなっぽい」

村雨「殺すなんてやめて。これ以上夕立には汚れて欲しくないの」

夕立「もう遅いっぽい。夕立は戻れぽい」

704 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 22:13:24.61 +upqfc2g0 280/384

春雨「何人…消したの?」

夕立「片手じゃ数え切れないっぽい」

白露「そんなに…」

夕立「夕立の邪魔をするからぽい」

ガンビアベイ「全て隠し通せたんですか?」

夕立「死体は喋らないっぽい」

ガンビアベイ「……」

705 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 22:18:57.56 +upqfc2g0 281/384

駆逐水鬼「夕立…」

龍驤「悪いと思ってないんか?」

夕立「そんな事を思うことが無かったっぽい。大本営の奴らを全員消すことしか考えてなかったっぽい」

ガンビアベイ「その話は私は聞いてないことにします…」

白露「夕立、まだダメ?」

夕立「心の中は空っぽじゃないとダメっぽい。もし少しでも正気に戻ったら罪悪感で死ぬっぽい」

村雨「それが分かってるならなんで…」

夕立「……」

春雨「とにかく夕立姉さんの手はもう汚させません!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

708 : 以下、名... - 2019/02/04 22:22:52.53 BhhUyNxqo 282/384

白露型3人と時雨
兎に角夕立の今までの罪を把握する事に

710 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 22:46:19.82 +upqfc2g0 283/384

ーー

白露「民間人二人と艦娘が五人…」

夕立「民間人の一人は子どもっぽい」

ガンビアベイ「酷い…」

夕立「艦娘を殺してる所を見られたから消したっぽい」

春雨「罪の無い子どもまで…」

村雨「死体はどうしたの?」

夕立「サメの餌になったっぽい」

白露「……」

龍驤「いくらなんでもこれは擁護できんで」

駆逐水鬼「まだ…夕立は……」

711 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 22:53:34.95 +upqfc2g0 284/384

夕立「安心するっぽい。全てが終わったら夕立も終わるっぽい」

春雨「それはやめて下さい!」

夕立「じゃあどうすればいいっぽい?自首しても強制解体だし、そもそも証拠も無いっぽい」

ガンビアベイ「全ての事件が行方不明だったり事件性無しとして処理されてます…」

駆逐水鬼「そこまで…」

夕立「死体の処理はもう慣れたっぽい」

龍驤「何普通に言うとるんやドアホ」

夕立「ふん…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

712 : 以下、名... - 2019/02/04 22:56:07.91 GzRPzaiDO 285/384

夕立がもう戻れないと言うなら僕も一緒に其処へ行くよ
もう独りにはしない、地獄だろうとついていくと時雨水鬼

715 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 23:13:22.40 +upqfc2g0 286/384

駆逐水鬼「夕立はもう戻れないんだよね?」

夕立「そうっぽい」

駆逐水鬼「なら僕も一緒に其処へ行くよ。もう独りにはしない、地獄だろうとついて行く」

夕立「時雨を巻き込む訳にはいかないっぽい」

駆逐水鬼「僕はもう艦娘じゃないんだ。これ以上どうにもならないよ」

夕立「……」

春雨「なら私も…!」

白露「私も仲間に入れて!」

村雨「私だけ仲間外れは嫌よ?」

夕立「そういうのはやめて欲しいっぽい」

駆逐水鬼「夕立が何といおうとそう決めたから」

716 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 23:19:28.23 +upqfc2g0 287/384

龍驤「ウチは納得いかんけど、とりあえずそれでええようにしとくか?」

ガンビアベイ「証拠も無いですしね…」

龍驤「夕立、アンタは任務をやり切るんやで」

夕立「言われなくてもわかってるっぽい」

白露「よし…これで話は終わりね!」

村雨「夕立となら地獄も悪くないわね」

春雨「白露姉さん達と一緒ならどこでもヘブンです!」

駆逐水鬼「春雨は…うん……」

717 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 23:23:54.09 +upqfc2g0 288/384

駆逐棲姫「お?」

春雨「え?」

龍驤「なんやクキ、ここに居ったんかいな」

駆逐棲姫「おおお?」

春雨「えええ?」

ガンビアベイ「似てるとは聞いてましたけどここまで似てるんですね…」

駆逐棲姫「ピンク色の私だ」

春雨「両脚が無くて白黒の私…」

駆逐棲姫「レ級と雷くらい似てるな。お前、こっちに来い」

春雨「あ、あの…?」

龍驤「まずいな…」

白露「春雨と二人きりって……」

夕立「追いかけた方がいいっぽい」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

719 : 以下、名... - 2019/02/04 23:27:06.67 xji56C340 289/384

雷の部屋へ
レ級と雷、クキちゃんと春雨
互いに互いを見ながらそっくりだねと和やかな雰囲気

722 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 23:39:54.61 +upqfc2g0 290/384

ーー雷の部屋

「本当にそっくりね…」

レ級「あたしと雷よりも似てるな」

駆逐棲姫「顔なんか私じゃないか」

春雨「ここまでそっくりな深海棲艦が存在したなんて…」

「私とレ級は艦種が違うけど、そっちの二人は殆ど一緒よね?」

駆逐棲姫「私はこんな顔もできるのか…」

春雨「近いです……あの…」

レ級「あたしも最初はそうだったな」

723 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/04 23:44:06.56 +upqfc2g0 291/384

「暁とラブラブした後には必ず私の部屋に来てずーっと睨めっこよ?」

レ級「自分がもう一人居る感覚は不思議だったぞ」

駆逐棲姫「お姉ちゃんがそう言うんだから間違い無い」

春雨「お姉…?」

駆逐棲姫「その辺の話はまた今度だ」

「それより私とレ級にあったアレがこの子達にあるかもしれないわよ?」

春雨「アレって…?」

レ級「安価」

下1~3高コンマ レ級の台詞や行動などを

726 : 以下、名... - 2019/02/04 23:53:27.82 Zc/nU9Ito 292/384

偽装合体だ!

731 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 00:02:54.06 NvaZZd8g0 293/384

レ級「あたしは雷の艤装を使えるんだ」

春雨「深海棲艦が艦娘の装備を?」

「レ級は艤装が変形しちゃってるけど、普通の主砲なら撃てたはずよ」

駆逐棲姫「私は装備を捨てたからお前のを使えるのか」

春雨「不思議ですね…」

732 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 00:07:48.53 NvaZZd8g0 294/384

「他にも色々あるかもしれないけど、そこまで詳しくは調べてないの」

駆逐棲姫「お姉ちゃんは暁と一緒に居るからな」

春雨「仲が良いんですね」

レ級「仲が良いっていうか…」

「……」じーー

「うわびっくりした!」

「レ級…楽しそうね……」

春雨「ひょっとして…?」

駆逐棲姫「暁とお姉ちゃんは恋人なんだ」

733 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 00:11:43.73 NvaZZd8g0 295/384

レ級「後で暁の所に行くからちょっと待っててくれ、な?」

「……」

駆逐棲姫「最近調子悪そうだな」

「もうすぐレ級達が出発するから…」

春雨「…私気になることがあるんです」

「どうしたの?」

春雨「雷さんとレ級さんの相性はどうなんですか?」

駆逐棲姫「相性?」

春雨「エッチする時感度が倍になったりするんですか!?」

「はぁ!?」

春雨「まさか三千倍とか!?そんなの…想像しただけで…!」

下1~3高コンマ 誰かの台詞や行動などを

735 : 以下、名... - 2019/02/05 00:14:29.84 NziWZN0WO 296/384

部屋の気温が一気に5℃程下がった感覚を覚える暁除く一同
白露達が部屋に入ってきたので難を逃れる

738 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 00:28:15.28 NvaZZd8g0 297/384

ゾゾォーー

駆逐棲姫「なんだ…?」ブルッ

「急に寒く…?」

「……」ぶつぶつ

レ級「暁違う!雷とは何も無い!!」

「信じてたのに……」

レ級「違うんだ!!このピンク色が勝手に言ってるだけだ!」

白露「春雨~そろそろこっちに来て~」

春雨「あ、はい!じゃあまた今度感想聞かせて下さいね!」

「……」ぶつぶつ

駆逐棲姫「暁はなぜあんな風になったんだ」

「レ級達に付いていくのを諦めたとは言ってたけど、やっぱり本当は諦め切れてなかったのよ」

駆逐棲姫「それで心を病んでいるのか」

「千歳さんによると一時的なものらしいけど…」

レ級「暁…あたしは裏切ったりしないって……」

ーー

744 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 20:02:49.35 NvaZZd8g0 298/384

ーー

龍驤「あかん!榛名が大破や!」

榛名「すいませんでした……」

金剛「榛名がやられたのなら私では無理デスね…」

長門 私が出よう

龍驤「アホ!もし長門がやられたらウチらの鎮守府はどないなんねん!」

神通「私が出ればいいという…ことでもありませんからね…」

朝霜「戦艦の代わりは駆逐や軽巡じゃ無理だからな」

745 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 20:08:36.37 NvaZZd8g0 299/384

龍驤「ウチが出るしか無いか…朝霜、援護頼むわ」

朝霜「あたいはいいけどよ、龍驤さんは大丈夫か?」

神通「何日連続ですか…?」

龍驤「そんなん言うてられへんねん!ガングートの抜けた穴は皆んなで埋めるしかないんや」

榛名「榛名がもっと強かったら…」

「お姉さまは急いでドックに入って!早く!」

金剛「私が連れていきマスよ」

長門 私も手伝おう

746 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 20:13:12.01 NvaZZd8g0 300/384

ガングート「榛名が大破…」

提督「あの海域はガングートの火力があって初めて攻略できたんだ。そのガングートが居ないなら苦戦はする」

ガングート「私が出れればあんな奴ら…」

提督「俺達は今までガングートに甘え過ぎていた。反省しなければない」

提督「艦隊のやりくりは俺の仕事だ。ガングートは気にせずゆっくり寝ていてくれ」

ガングート「…心苦しいな」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

747 : 以下、名... - 2019/02/05 20:15:15.94 /Ycg4ur60 301/384

ガングートの後継者の
ことで提督は不眠症に

750 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 20:38:07.68 NvaZZd8g0 302/384

ーー夜中、食堂

提督「ふぅ……」

朝霜「龍驤さんが寝た後にわざわざ食堂に来るとはな」

提督「…心配かけたくないからな」

朝霜「あたいに見つかってたら意味ないっての。眠れねぇのか?」

提督「そうだな……」

朝霜「そうやって正直に話すようになっただけマシになったな」

提督「……」

751 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 20:42:52.84 NvaZZd8g0 303/384

朝霜「ここは戦艦が少ない。それなのにその戦艦に頼り過ぎなんだよ」

提督「その通りだ…言い訳のしようもない」

朝霜「しばらくは赤字覚悟で空母増し増し艦隊で行くしかねぇぞ」

提督「…そうだな」

朝霜「遠征も夜中だろうが早朝でも出し続けるしかねぇぞ」

提督「そうすれば燃料の赤字は数日間だけで済む…」

朝霜「元々ここの連中は休んでる奴が多いんだよ。誰も文句は言わねぇよ」

752 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 20:44:51.89 NvaZZd8g0 304/384

提督「だがここの艦娘はそれぞれ事情を抱えている」

朝霜「そこが司令の仕事だろ?まずは自分の不眠症治す所からだけどな」

提督「……」

朝霜「あたいの寝ても癒されねぇだろ?霞の薬は飲んだか?」

提督「いや…」

朝霜「無理やりにでも寝ろよ。また倒れたら知らねぇからな」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

754 : 以下、名... - 2019/02/05 20:45:39.67 46FcHhPv0 305/384

>>748

748 : 以下、名... - 2019/02/05 20:15:18.22 46FcHhPv0 306/384

ガングートの国の外交官が「是非とも交流を」と怪しい提案をしてくる

759 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 20:59:01.26 NvaZZd8g0 307/384

ーー

提督「外交官?」

「ガングートさんの祖国から来たそうです。是非とも交流をと言ってますが」

提督「…大本営を通さず直接ここに来たのか」

「個人的な訪問と言いつつ国との交流を匂わせています。正直言って怪しさマックスです」

提督「だが会わないという訳にはいかないだろう」

「漣もご一緒します。外交官さんは応接室でお待ちです」

761 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 21:03:01.46 NvaZZd8g0 308/384

ーー応接室

露外交官「初めまして提督さん。どうかよろしくお願いします」

提督「…随分と日本語が流暢ですね」

露外交官「相手の国の言葉を覚えるのは基本ですから」

「貴方は外交官と聞いています。この鎮守府には何をしに来たんですか?」

露外交官「ですから交流をと思いまして」

提督「交流ですか……」

「あのーぶっちゃけ聞いていいですか?漣達は下心のある会話は大嫌いなので、さっさと本当の目的を言った方が楽ですよ?」

露外交官「安価」

下1~3高コンマ 台詞や行動などを

763 : 以下、名... - 2019/02/05 21:04:29.82 GSeU+4+qO 309/384

ガングートの良い経過の為には安定した基盤がないと困るので支援を提案しに来た

768 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 21:24:47.42 NvaZZd8g0 310/384

露外交官「ガングートさんの良い経過の為には安定した基盤がないと困りますので、支援を提案しに来たんですよ」

提督「この鎮守府に支援ですか」

露外交官「食糧や戦力。足りないものがあるならなんでもおっしゃって下さい」

「信じていいんですね?」

露外交官「こちらはガングートさんのデータが欲しいんです。その為なら惜しくはありません」

提督「支援していただけるというなら有難いです」

「ご主人様、まだ信じるには早いです」

露外交官「君は随分と慎重派なんだね」

「使者の人質を取る時点で信用なんか地に落ちてんですよ」

露外交官「おや…彼女は喋ってしまったんですね」

770 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 21:29:31.98 NvaZZd8g0 311/384

「喋ったらまずかったんですかぁ~~~?」

露外交官「秘密契約の内容を喋るのはいただけないと思っただけですよ」

「人質取るお前らが外道なんだよ!」

提督「漣」

「……失礼しました」

露外交官「申し訳ありませんがヴェールヌイの事については一切喋ることはできません。公にできない約束なんです」

提督「では支援の話は無かったことにして下さい」

露外交官「……」

「怪しいアホに支援してもらう程困っちゃいねぇんですよ」

露外交官「安価」

下1~3高コンマ 台詞や行動などを

772 : 以下、名... - 2019/02/05 21:33:05.95 /Ycg4ur60 312/384

口の減らない駆逐艦めが!

779 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 21:51:37.60 NvaZZd8g0 313/384

露外交官「口が減らない駆逐艦めが…!」

「それが貴方の正体ですか。さっさと帰って下さい」

露外交官「できるはずが無いだろう!」

提督「変な言い方だな…?」

露外交官「ヴェールヌイが人質を取られていたのと同じだ!私も家族を人質に取られている!」

「……」

提督「解放条件はうちの鎮守府に関することか?」

露外交官「そうだ!私達の作業員を送り込むことが条件だ!」

「そういう魂胆でしたか…」

780 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 21:55:03.21 NvaZZd8g0 314/384

露外交官「お前達には悪いが強制的に話を進めさせてもらうぞ」

「可哀想ですがそれはできません」

露外交官「…強引な手段は取りたくないんだ」スッ

「いっときますが懐から何かを出した時点で頭撃ち抜きますよ」ジャキッ

露外交官「……」

「……」

露外交官「…提督を道連れにできれば家族は助かる」

「その考え方、嫌いじゃないですよ」

露外交官「……」

「……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

783 : 以下、名... - 2019/02/05 21:59:16.57 jFp8CGwV0 315/384

それでも無理に銃を抜いたため漣が射殺

791 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 22:06:55.94 NvaZZd8g0 316/384

露外交官「……!」カチャッ

「!!」ドパァン

露外交官「」ドサッ

「本当に抜くバカがいるかぁ……!!」

提督「…千歳達を呼ぼう」

「もう手遅れかもしれませんが……一応…呼びますね…」

793 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 22:11:30.32 NvaZZd8g0 317/384

ーー

ガンビアベイ「外交官さんを撃っちゃうなんて…」

「ご主人様に向けて銃を抜いたんです…そうしなければ…」

朝霜「漣、やっちまったかもな」

「どうしてですか…」

朝霜「そいつが出した銃、本物か?」

「…!!!!」

朝霜「家族が人質に取られてるんならそれくらいするぜ?こっちに落ち度があったと証明できればいいんだからな」

ガンビアベイ「応接室はカメラがあるんですよね?」

朝霜「そんなの面白おかしく切り取られて報道されるに決まってんだろ。向こうが本物の銃じゃ無い時点で終わりだ」

「嘘だ…嘘だ……!」

794 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 22:16:48.62 NvaZZd8g0 318/384

朝霜「……どうする」

ガンビアベイ「銃が本物なら良いんですが…」

朝霜「まず無理だろうな」

ガンビアベイ「うぅ…」

「……漣がここから居なくなれば解決しますか?」

朝霜「無理だ。諦めな」

「……あぁぁぁぁ!!」

ガンビアベイ「まだ分からないですよ!そもそも外交官さんか生きていればいいんです!」

朝霜「撃った時点で終わりだっての…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

796 : 以下、名... - 2019/02/05 22:18:23.38 jhZUqDZl0 319/384

露外交官、グラーフの治癒能力が間に合って一命をとりとめる

801 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 22:27:22.77 NvaZZd8g0 320/384

提督「漣、ここか」

「ご主人様ぁぁ!!」

提督「外交官は何とかなった。アケボノの仲間のグラーフが治してくれたんだ」

朝霜「命が助かってもって話だな。銃は偽物だろ?」

提督「…わかるのか」

朝霜「特務艦舐めんなって話だ」

ガンビアベイ「でも最悪の状況は脱出できましたよ!」

802 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 22:32:19.25 NvaZZd8g0 321/384

朝霜「あの外交官は何もしてないのに撃たれたって言いふらすぞ。映像があっても御構い無しだ」

提督「…向こうはもう動いている。俺に対して電話が立て続けにかかってきている」

ガンビアベイ「外交官さんが動くと確信してたんですね…」

朝霜「ここで対応を間違えると終わりだぜ」

提督「俺は……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

803 : 以下、名... - 2019/02/05 22:32:27.64 pPY1eAalo 322/384

ガングート
祖国に帰る事を提督に伝える
これ以上私の不始末のせいで迷惑をかけたくない、これで全てが丸く収まるなら本望だと

809 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 22:41:27.16 NvaZZd8g0 323/384

ガングート「貴様が悩む必要は無い」ガチャ

提督「……」

ガングート「私が祖国に帰れば全て解決することだ」

朝霜「どんな扱いをされるか分かってんのか?」

ガングート「この子達を殺すような事はしないだろう。向こうは子どもが目的なんだ」

ガングート「それにこれ以上私の不始末のせいで迷惑をかけたくない。もう決めたことだ」

提督「……そうか」

ガンビアベイ「ガングートさん…」

811 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 22:44:44.73 NvaZZd8g0 324/384

朝霜「お前は死ぬつもりか」

ガングート「この子が無事ならそれでいい」

朝霜「それで孫が納得すんのか?」

ガングート「孫の話はするな」

朝霜「そうかよ」

「ダメです!ガングートさんは孫さんと子ども達とで幸せに暮らすんです!!」

ガングート「漣、お前は悪くない。あの行動は間違って無かった」

「ガングートさん!!」

ガングート「外交官と話をつけてくる。貴様は龍驤と仲良くしろよ」ガチャ

提督「……」

812 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 22:50:13.37 NvaZZd8g0 325/384

ガンビアベイ「どう…しましょう……」

朝霜「この鎮守府を事を考えるならこれがベストだな。ガングート一人犠牲になるだけで済む」

ガンビアベイ「そんな言い方…」

朝霜「これが事実だろ?向こうはまともな国じゃねぇんだ、どうやってもガングートは実験台だ」

朝霜「これで良かったと割り切った方がいいんじゃねぇか?そもそも避妊に失敗したあいつも悪い」

朝霜「あたいだってガングートは助けてやりてぇよ。でも相手が悪い。特務艦のあたいでも無理だ」

朝霜「…司令、一人救う為に二人犠牲にしてちゃ意味ねぇんだぜ」

提督「……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

813 : 以下、名... - 2019/02/05 22:50:31.77 0mpl1n7iO 326/384

大本営がストップをかける
ガングートの異動は認めないのが大本営の決定であり異議は認めないと

824 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 23:01:49.82 NvaZZd8g0 327/384

ーー

提督「ガングートの異動は認められない…」

龍驤「それが大本営の決定らしいわ。異議も認めへんって」

提督「異動の為の書類が発行されなければガングートは向こうに帰ることはできない」

龍驤「大本営はどうやってでも手放す気は無いみたいやね」

提督「このままでは外交問題に発展してしまうというのに…」

龍驤「関係無しやね。むしろ喧嘩したろって思っとるんと違うか?」

提督「何を考えているんだ……」

826 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 23:07:47.36 NvaZZd8g0 328/384

龍驤「いうて大本営も楽なんと違うか?こっち側で悪いのはウチらや。不利になったらウチらを処分したらええ」

提督「落ち度は…俺達にある」

龍驤「とりあえずどっかの鎮守府に異動させるにも大本営が認めなあかん。それすら認められへんのやからもう……」

提督「大本営からすれば犠牲が少ない喧嘩をできるという算段か」

龍驤「…多分その喧嘩には傀儡を使うやろな」

提督「大本営がか?」

龍驤「潮みたいなヤツや。外側が艦娘で中身が傀儡のを使うやろ」

龍驤「大本営の考えそうな事は分かってんねん…」

827 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 23:13:38.39 NvaZZd8g0 329/384

龍驤「ウチらどないなんのやろ…」

提督「……」

龍驤「司令官はウチの側から離れんといてな?最近寝れてないんやろ?」

提督「……」

龍驤「ウチはキミがおってくれるだけで…それだけで……」

「…」ガチャ

提督「漣…」

「安価」

下1~3高コンマ 漣の台詞やその他起こったことなどを

830 : 以下、名... - 2019/02/05 23:15:41.93 r1bUfwEXo 330/384

ご主人様…露助と大本営のお偉方が来てます…幹部さん達も一緒です…

834 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 23:22:34.99 NvaZZd8g0 331/384

「向こうの国と大本営のお偉いさんが…お見えになってます…」

提督「…そうか」

「幹部さんも一緒です……」

提督「わかった、直ぐに向かう」

龍驤「ほなウチも…」

「漣も同席するようにとの事なので…龍驤さんは執務室でお待ち下さい…」

龍驤「…わかったで」

835 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 23:25:19.00 NvaZZd8g0 332/384

ーー応接室

「……」

幹部「彼が提督君です」

「君か」

提督「はい、この鎮守府の提督です」

「そしてこの艦娘が礼の艦娘か」

「駆逐艦…漣です……」

幹部「これで揃ったね。それじゃあ話し合いを始めようじゃないか」

下1~3高コンマ 話し合いの結果やその他起こったことなどを


837 : 以下、名... - 2019/02/05 23:27:01.72 VSIgtO3Oo 333/384

外交問題のトリガーとなりかけたという理由付で大本営が今後の監視で特務艦を派遣(真の理由は今後余計な事をしないように監視)
鎮守府に絶対に忖度しないだろうという事で綾波に陛下直々の勅令にて任命

849 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 23:38:09.60 NvaZZd8g0 334/384

「まずは結論から言おう。ロシアの戦艦はこの鎮守府から動かす必要は無い」

幹部「それは向こうも了承してくれたんだよ」

「こちらのやり方がまずかったのは認める。その代わり大事にしないことが条件だ」

提督「はい……」

「この鎮守府には監視目的で特務艦を派遣する。今後同じような事があっては困るんだよ」

幹部「その特務艦は綾波君になる予定だ。女幹部の特務艦だね」

「あの外交官は連れて帰る。もう怪我はいいと聞いている」

提督「それは…はい……」

854 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 23:42:08.61 NvaZZd8g0 335/384

「だがこれで終わりじゃない。そこの駆逐艦が余計な事をするからこんな事になったんだ」

「申し訳ありませんでした……」土下座

幹部「彼女の行動はそこまで間違って無かったと思いますよ?もし銃が本物だったらと思うと…」

「提督を庇えば良かったんだ。なぜ撃ち返すのかが理解ができない」

「……すいません」

提督「彼女はどうにかなるのでしょうか?漣は私の秘書艦であり…大事な……」

「安価」

下1~3高コンマ 台詞や行動などを

857 : 以下、名... - 2019/02/05 23:45:02.86 wpqhAqcDO 336/384

彼女には特殊な任務を受けてもらう
あるロシアの艦娘を討伐してもらいたい

868 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 23:55:02.85 NvaZZd8g0 337/384

「彼女には特殊な任務を受けてもらう。あるロシアの艦娘を討伐してもらうことになった」

「あの艦娘は殺人を繰り返した上に脱走した曰く付きの艦娘だ。それを処理してもらえるならという事でこの話は飲んだ」

幹部「漣君には厳しい任務になるかもしれないが…」

「やります。それで提督の処分が無くなるのなら喜んでやらせていただきます」

「そうかい。なら話は早い、今すぐにでも出発してくれ」

「かしこまりました」ガチャ

提督「漣…!」

幹部「…すまない提督君。まだ話は終わっていないんだ」

869 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/05 23:58:03.24 NvaZZd8g0 338/384

ーー工廠

夕張「単独でロシアまでの航海なんて無茶です!」

秋津洲「そんなの死にに行くのと同じかも!」

「準備は終わりました。それではいって参ります」

北上「待ちなよ、どうしても行くっていうんなら力づくで…」

「…!!」バキッ

北上「ぐぁっ!!」

明石「北上さん…!」

「漣が行くしかねぇんですよ!どけ!!」

明石「あ、あ…あぁぁ………」

870 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 00:01:06.31 dM3wuV2S0 339/384

ーー

龍驤「漣は!?」

夕張「行ってしまいました…」

秋津洲「北上さんをブン殴って無理やり…」

北上「アイツ本気で……いたたた…」

明石「こんなに腫れて…」

龍驤「今どの辺かわかるか!?」

夕張「全く…」

秋津洲「目的地は分かってるけど…レーダー類は置いていったからまるで分からないかも」

龍驤「漣……アイツ…!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

872 : 以下、名... - 2019/02/06 00:02:49.97 C51i1j3z0 340/384

タシュケント「へえ、僕を殺しに…君に出来るならね」お互い満身創痍

878 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 00:18:25.39 dM3wuV2S0 341/384

ーー海上

タシュケント「酷いなぁ何度も通信してるのに無視し続けるなんて」ザザザッ

「……」

タシュケント「君が殺そうとしてるのは『タシュケント』なんだよ?」

「殺す…!」ジャキッ

タシュケント「まぁ話を聞いてよ。それからでも遅くないよね?」

「……」

タシュケント「実は君達とは初めてじゃないんだ。ほらええっと…そう、朝潮を殺そうとした事があるんだ」

「殺し屋の…!」

タシュケント「そういう表現になっちゃうよね。こっちは殺したくて殺してるんじゃないだけど…」

「尚更生かしておけるか!」

タシュケント「だから話を聞いてよ。それをしようとしたのは自分じゃなくて『タシュケント』なんだよ」

「何を分けのわからないことを!」

タシュケント「日本語は難しいな…分かるように説明してあげるよ」

881 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 00:22:43.60 dM3wuV2S0 342/384

タシュケント「朝潮を殺そうとした『タシュケント』はもうこっちで処分したんだ」

「は…?」

タシュケント「あれはダメだったんだよ。顔とか体に大火傷を負って使い物にならなかった」

タシュケント「だからあの『タシュケント』は処分してこのタシュケント…つまり自分が動いてるのさ」

「……」

タシュケント「ソビエト再興できるなら死も恐れない。これがタシュケントの考え方だよ」

「狂ってる……」

タシュケント「好きに言ってくれて構わないよ。全てはソビエトの為だからね」

887 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 00:26:58.01 dM3wuV2S0 343/384

タシュケント「予備のタシュケントはまだまだ沢山ある。全てを使い切る前にはきっとソビエトが復興している」

「……」

タシュケント「それで『タシュケント』を頻繁に処分してるのはいいんだけど、死体の処理が別途必要になってくるんだ。タシュケントは特別なんだよ」

タシュケント「そこで君には一つ『タシュケント』の死体を持って帰ってもらいたい。そうすれば君も帰れるんだよ?」

タシュケント「君にとって悪い話じゃないよね?どうかな?」

「…見返りは無いんですよね」

タシュケント「もちろん!さぁ付いてきて」

「……」

889 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 00:29:47.67 dM3wuV2S0 344/384

ーー

タシュケント「この麻袋に死体が入ってる。これは頭を撃ち抜いてあるから」

「……」

タシュケント「これがその撃った銃。艤装じゃ無いのはうまく誤魔化して」

タシュケント「ここで連絡するのが良くないならどこか陸地まで行くのがいいかもね。でも死体を引っ張るんだから十分気をつけて」

タシュケント「これで君は帰れるんだ。全て解決、良かったね」

「安価」

下1~3高コンマ 漣の台詞や行動などを

890 : 以下、名... - 2019/02/06 00:32:29.83 70H2Jx/no 345/384

おめえ…なんなんですか…自分を殺してるみたいなもんでしょこれ…なんとも思わないんすか…

893 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 00:42:02.73 dM3wuV2S0 346/384

「おめえ…なんなんですか…自分を殺してるみたいなもんでしょこれ…なんとも思わないんですか…」

タシュケント「うん、なんとも思わないね」

「……」

タシュケント「このタシュケントはソビエトの礎になったんだ。そう思えば誇りなんだよ」

「アンタが死んでもですか…」

タシュケント「もちろん!」

「…漣は帰ります」

タシュケント「あ、最後に一つだけいいかな?」

「なんですか…」

タシュケント「貸しだからね?」ゾゾゾッ

「ひ………」

タシュケント「…」ニコニコ

「…漣は死体を持って帰ってあげるんです」

タシュケント「貸しは必ず返してもらうから。じゃあまたね~」ザザザッ

「……ひぃぃ…」ヘナヘナ

「し…死んだかと…思った……なんですか…あの…目………」

「怖い……早く…鎮守府に帰らないと………」

ーー

903 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 19:39:23.80 OIwgZNlc0 347/384

ーー

綾波「全員居ますね。今日からここに配属になる綾波です」

綾波「綾波はここの連中の監視役として動きます。少しでも変な動きをしたら即粛正します」

綾波「あと綾波は特務艦でもあります。誰一人逆らえないということはよく認識しておいて下さい」

綾波「もし逆らったらどうなるか…不知火、前に来て下さい」

不知火「…はい」

綾波「皆さんにはわかりやすく例をお見せします。どうかよくご覧になって下さい」

904 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 19:44:05.78 OIwgZNlc0 348/384

綾波「不知火…またこうやって会えるのを楽しみにしてましたよ」

不知火「……」

綾波「なんとか言えこのゴミクズ!!」ドガッ

不知火「うぐっ…!」

綾波「…と、このように不知火には特務艦綾波からの教育が入ります。いいですか?誰かのミスで不知火がこうなるんです」

綾波「ちなみに教育の内容を動画に撮って大本営に見せても構いませんよ。特務艦のやることに文句を言う訳がありませんから」

綾波「不知火は今日から綾波のサンドバッグです。手錠と首輪をつけて従属させます」

綾波「司令官、異論はありませんね?」

提督「…特務艦の言うことには逆らえません」

綾波「よくできまし……た!」バキッ

不知火「ぅあ……」

905 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 19:47:10.00 OIwgZNlc0 349/384

綾波「安心して下さい、いくら特務艦といえども殺してしまっては話は別です。絶対に不知火を殺したりなんてしません」

綾波「ですが死ぬより痛い目にあってもらいます。コイツには生き地獄を見せるんです」

不知火「……」

綾波「こっちを見るな!!」バキッ

不知火「ぐっ……!」

綾波「綾波はこの鎮守府を見回り続けます。それでは皆さんはそれぞれの持ち場に戻って下さい」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

906 : 以下、名... - 2019/02/06 19:49:11.81 eaHTaro+O 350/384

朝霜は対等に接する

909 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 19:59:47.25 OIwgZNlc0 351/384

ーー

朝霜「よぉ、早速派手にやってんな」

綾波「なんですか、綾波は任務を遂行しているだけです」ジャラッ

不知火「……」

朝霜「不知火を鎖で繋ぐのは任務に関係あんのか?」

綾波「これは綾波の教育です。文句ありますか?」

不知火「……」

朝霜「普通の艦娘なら無理だけどよ、特務艦同士なら文句も言えるんだぜ?」

綾波「なら勝手に言ってて下さい」

910 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 20:03:41.33 OIwgZNlc0 352/384

朝霜「お前はやり過ぎだ。不知火を離してやれ」

綾波「…!」バキッ

不知火「うぐぅ…!」

朝霜「おい!」

綾波「それ以上近づくと不知火の腕を折ります」ガシッ

不知火「ぃ……!」

朝霜「お前…狂ってんのかよ」

綾波「狂わせたのは不知火です」ギリギリ

不知火「い…ぃぃぃ……!」

綾波「綾波に干渉するなら不知火を殴ります。骨を折ります。血が出るまで殴り続けます」

朝霜「チッ……」

綾波「特務艦同士仲良くしましょうね、朝霜」

朝霜「……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

911 : 以下、名... - 2019/02/06 20:05:18.81 O7/oFMoDO 353/384

監視するのは結構だけどな、ここはお前の私怨を晴らす場所じゃないぜ
それともそんな命令でも出てるのか?と朝霜

915 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 20:14:06.45 OIwgZNlc0 354/384

朝霜「監視するのは結構だけどな、ここはお前の私怨を晴らす場所じゃないぜ」

綾波「…死ね!」ベキィッ

不知火「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

朝霜「テメェ!!」

綾波「あれが脅しだと思いましたか?折るといったら本当に折りますから」

不知火「ひぃ…ひっ……!!」

綾波「腕が折れたくらいで喚くな!」ゲシッ

不知火「あぁぁぁぁぁぁぁーーー!!」

朝霜「折れた腕に乱暴するんじゃねぇ!」

916 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 20:16:46.37 OIwgZNlc0 355/384

綾波「綾波に命令するんですか?」ガシッ

不知火「ひぃぃぃ…!」

朝霜「左腕も折ろうとすんじゃねぇ!」

綾波「それは貴女の態度次第です」

朝霜「……」

綾波「よくできました。綾波に干渉したらこうなりますからね」

朝霜「おい、治療は…」

綾波「さぁ不知火次に行きますよ」ズルズル

不知火「痛い…痛いぃ……」

朝霜「…なんとかしねぇとまずいな」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

918 : 以下、名... - 2019/02/06 20:19:03.59 70H2Jx/no 356/384

女幹部に相談だ

920 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 20:25:06.45 OIwgZNlc0 357/384

ーー

女幹部『いくらなんでもそれはやり過ぎだ』

朝霜「そう思うなら止めろ。取り返しのつかないことになるぞ」

女幹部『そう言われても任務を出したのは大本営だ。私が取り消すのは不可能だ』

朝霜「じゃあ特務艦をやめさせろ。お前が綾波を特務艦にしたんだろ」

女幹部『それは無理だ。綾波には動いてもらう必要があるし、私としても今特務艦は失いたくない』

朝霜「ハッキリ言ってやる、このままじゃ綾波は不知火を殺すぞ。そうなったらお前の幹部としての地位は危ないかもな」

女幹部『む……』

921 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 20:30:28.39 OIwgZNlc0 358/384

朝霜「着任して半日も経たない内に腕折ってるんだぞ?しかも治療もさせてねぇ」

女幹部『…一度そっちに行く。それまで綾波を監視していてくれ』

朝霜「無理だって言ってんだろ。あたいが近づくだけで不知火を殴りやがるんだ」

女幹部『……とにかくそちらに向かう。じゃあな』ガチャ

朝霜「急いで来るってもどれくらいかかるんだ?それくらい分かれっての」

朝霜「女幹部が来るまで夕立となんとか…いや、近づくだけであぁなるんだろ……」

朝霜「クソ……どうすりゃいいんだよ…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

924 : 以下、名... - 2019/02/06 20:32:28.87 aMILurCFO 359/384

物理的な制裁をしようとすると不知火が止める

927 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 20:39:13.10 OIwgZNlc0 360/384

ーー

朝霜「こうなりゃ綾波をブン殴って…」

不知火「……」バッ

綾波「綾波をどうにかしてやろうって、そう考えますよね。でも無駄ですよ」

朝霜「折れてる腕で庇おうとすんじゃねぇよ…!!」

不知火「……」プルプル

綾波「不知火が生きてる内は綾波は安心です。いい道具を手に入れました」

928 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 20:41:44.89 OIwgZNlc0 361/384

綾波「朝霜、こっちに女幹部さんが向かってますよね?」

朝霜「……」

綾波「本当に分かりやすいですね。それも分かってますから」

綾波「女幹部さんが来る前に不知火は殺そうかと思ってるんです」

朝霜「殺したらお前も終わりだ」

綾波「綾波が殺すんじゃありません。四肢を折って誤って海に落とすだけですから」

朝霜「…やらせると思うか?」

綾波「綾波はやりますよ」

朝霜「……」

綾波「……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

930 : 以下、名... - 2019/02/06 20:44:45.68 9/FSNnL70 362/384

女幹部が空き部屋から出てくる

935 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 20:50:06.78 OIwgZNlc0 363/384

女幹部「ならこれは予想できたか?」ガバッ

綾波「な……!!」

朝霜「…遅いんだよ」

女幹部「こいつの言動を録音していたんだ。これだけ証拠が揃えば十分だ」ガシッ

綾波「離せ……!」

女幹部「それは無理な相談だな」

朝霜「大丈夫か不知火?」

不知火「あぁぁぁ……」

936 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 20:52:16.29 OIwgZNlc0 364/384

綾波「そもそもどうしてここに!」

女幹部「そうだな、普通ではこんなに早くここには来れない。だが私には頼れる同志がいるんだ」

朝霜「不知火もその同志に診せればいいんだな?」

女幹部「骨が折れたくらいならすぐに治せる」

朝霜「だってよ。安心しな」

不知火「ぁ……」ガクッ

朝霜「…安心して気絶したか」

937 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 20:53:34.13 OIwgZNlc0 365/384

女幹部「悪いが不知火は頼む」

朝霜「あいよ」

女幹部「私はコイツに再教育をしておく仕事があるからな」

綾波「……」

朝霜「やり過ぎんなよ」

女幹部「それは…綾波次第だ」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

948 : 以下、名... - 2019/02/06 21:02:23.00 ApLfn6uj0 366/384

>>941+どうも綾波がやったらしい

941 : 以下、名... - 2019/02/06 20:58:10.42 ApLfn6uj0 367/384

食堂の皿が割れたと大騒ぎに

952 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 21:10:00.07 OIwgZNlc0 368/384

ーー食堂

間宮「困りました…」

女幹部「どうしたんだ?」

間宮「それがですね、料理を盛り付けるお皿が割れてるんです」

女幹部「全部か?」

間宮「割れる材料の物は全部ですね。プラスチックのお椀とかは残ってます」

女幹部「すまない、多分コイツの仕業だ」ジャラッ

間宮「えぇ!?特務艦の綾波さん!?」

綾波「ぶぇ……」ボロっ

女幹部「少し教育してやっただけだ」

955 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 21:13:37.76 OIwgZNlc0 369/384

女幹部「骨を折らなかっただけ感謝しろ。まぁその怪我なら死ぬほど痛みが続くだろうがな」ジャラッ

間宮「そんなゴミを引きずるみたいに…ってそもそも貴女は?睦月型駆逐艦の…」

女幹部「その名前は呼ぶな!」

間宮「す、すいません…」

女幹部「どうせ不知火に犬のように飯を食わせたかったんだろう。考えることが単純なんだ」

綾波「ぁ…え……」

女幹部「残ってる食器や皿でどうにかなりそうか?」

間宮「なんとか……ギリギリですけど」

女幹部「すまなかった。この補填は必ず行う」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

958 : 以下、名... - 2019/02/06 21:16:29.90 UavFXJoJO 370/384

不知火が千歳に止められながらもやめて下さいと

960 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 21:23:19.19 OIwgZNlc0 371/384

ーー

不知火「やめて下さい…!千歳さんの治療は受けません!」

朝霜「さっきまで気絶してた奴がよく言えるな」

不知火「これは不知火が受けるべき罰なんです!不知火のせいで大勢の艦娘が死んだんです!」

朝霜「それはアイツらの自業自得だ。無抵抗のお前をリンチにしたあげく売り飛ばそうとしたんだぜ?」

不知火「そもそもの原因は不知火なんです。短気な性格のせいで皆さんを傷付けて…嫌われて当然です」

朝霜「嫌われてもリンチされる理由にはなんねぇよな」

不知火「あります。不知火が悪いんです」

961 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 21:25:03.64 OIwgZNlc0 372/384

朝霜「そもそもアイツらが死んだのは組織のせいだ。お前は何も関係ねぇ」

不知火「いいえ、不知火のせいです」

朝霜「ま…なんでもいいけどよ、とっとと治療されろ」

不知火「不知火はまだ…!」

グラーフ「……」バシュッ

朝霜「来たか。コイツの腕を治してやってくれ」

グラーフ「……」コクリ

不知火「貴女は……?」

グラーフ「……」スッ

962 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 21:27:30.50 OIwgZNlc0 373/384

朝霜「もう終わったのか」

グラーフ「……」コクリ

不知火「え…腕が……」

朝霜「流石は異能の力ってとこか?」

グラーフ「…それは口にしないでくれ」

朝霜「はいはい。じゃあまた何かあったら呼ぶからな」

グラーフ「…あの駆逐艦怖かった」バシュッ

不知火「今何か言ってましたか?」

朝霜「何も言ってねぇよ。よし、腕の治療はこれで終わりだ。お前は持ち場に戻ってろ」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

963 : 以下、名... - 2019/02/06 21:27:33.74 qfmhbUNco 374/384

おっグラーフついに名前表示で来たか……!

968 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 21:41:51.71 OIwgZNlc0 375/384

ーー

女幹部「綾波、不知火への復讐のために実力の伴っていないお前を特務艦にした訳ではないんだ」

綾波「綾波は復讐の為に特務艦になったんです」

女幹部「交換条件だと言ったはずだ。大本営を潰す為に働いてから復讐をしろ」

綾波「……」

女幹部「お前は使い捨ての駒では無い。だがこのままではその扱いになるぞ」

綾波「捨てられる前に不知火を殺します」

女幹部「コイツ…」

綾波「すぐに特務艦から降ろされることは無いのは知ってます。書類が受理されるまでに不知火に復讐します」

女幹部「お前は…それしか無いのか」

綾波「これしかありません」

969 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 21:44:47.14 OIwgZNlc0 376/384

綾波「不知火が悪いんですよ?何も悪くない綾波の顔を何度も何度も殴ったんです」

女幹部「その話はもういい、聞き飽きた」

綾波「こっちは納得してないんですよぉぉ!!」ガシャガシャ

女幹部「鎖の拘束でここまで動くか…」

綾波「不知火は絶対に殺す!殺して殺して殺す!!」

女幹部「…一度直さない限りコイツは使い物にならないか……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

970 : 以下、名... - 2019/02/06 21:45:27.00 l3IlzMJrO 377/384

提督が不知火をK提督のところへレンタルに出す

975 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 22:02:13.92 uZdl5ESbO 378/384

ーー執務室

龍驤「不知火にはレンタル移籍でここを離れてもらうことになったで」

不知火「K提督の所ですね…」

提督「あそこは今海防艦が欧州に応援に行っている。人手が少ない所に高練度の駆逐艦は効果的だ」

龍驤「とまあこれがそれらしい理由で、ほんまは綾波から離すためや」

提督「女幹部さんでも綾波はコントロールできない可能性があると言っていた。強制的に千歳にカウンセリングをさせると言っていたが、どうなるかは分からない」

龍驤「今すぐに解決せぇへんのやったら不知火には安全なとこにおってもらいたいからね」

976 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 22:04:19.99 uZdl5ESbO 379/384

不知火「不知火は…」

提督「断ろうとしても無駄だ。もう決まってしまったんだ」

龍驤「不知火の気持ちはよー分かってるよ。でもな、仲間に傷付いて欲しくないってウチらの気持ちも分かってくれへん?」

不知火「……」

提督「不知火は今すぐにでも出発してくれ。一泊くらいなんとかなる」

龍驤「不知火は向こうの鎮守府では頼れる先輩なんやろ?またええとこ見せたってな!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

978 : 以下、名... - 2019/02/06 22:05:13.55 Gn8xzWAoo 380/384

やったー!不知火さんだー!と大歓迎を受ける不知火

981 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 22:39:26.63 uZdl5ESbO 381/384

ーーK提督の鎮守府

日振「やったー!不知火さんだ!」

大東「お久しぶりです不知火さん!」

不知火「はい…」

K提督「また不知火さんが来てくれて嬉しいよ!」

足柄「今は択捉達が居ないからかなり助かるわ」

不知火「そうですか…」

982 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 22:45:48.02 uZdl5ESbO 382/384

大東「不知火さん元気無いの?」

日振「もしかして疲れてるとか?」

K提督「レンタル移籍は明日からだけど、今日来た意味があったのかい?」

不知火「いえ……」

足柄「申し訳ないけど部屋がまだ用意できてないから日振か大東と一緒に寝てもらうことになるわ」

不知火「大丈夫です…」

K提督「どうしたんだろうね…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

984 : 以下、名... - 2019/02/06 22:47:44.86 C51i1j3z0 383/384

綾波が追いかけてくるが深海棲艦が出たので仕方なく共闘する

990 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/02/06 23:03:26.36 uZdl5ESbO 384/384

使い切るとは思ってませんでした

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