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【艦これ】龍驤「もう少し、足りないもの」その6【安価】(2)
ーー
幹部「……どうかな時雨君」
駆逐水鬼「話を聞く限り僕のことを知ってる夕立だと思うよ」
北上「うわ、マジかぁ…」
夕張「こんな身近に居たなんて…」
明石「これは…」
秋津洲「世の中って狭いかも」
幹部「夕立君のやり方や今までしてきたことはいくつか知っている。その中には常軌を逸したものもあったよ」
駆逐水鬼「それは僕が原因なんだね」
北上「大本営を皆殺しっていうのも時雨が死んだからだしね~」
夕張「水上バスの事件を起こしたのは結局は大本営でした。なぜ民間のものを狙ったのかは分かりませんが、これは事故の可能性が高いみたいですね」
秋津洲「夕立はその事件について何度も調べた記録が残ってるってガンビアベイが言ってたかも」
明石「大本営が手に入れた深海魚雷を…誤って起動させてしまったのが事故のきっかけ…」
北上「自力でそれにたどり着いた夕立は大本営に復讐を誓った。何よりも大切な時雨を奪った罪は許せない。これが夕立が頑張る理由だよね~」
駆逐水鬼「夕立……」
幹部「時雨君は今こういう状況だ。簡単に会わせるべきでは無いだろう」
夕張「それどころか話をするのも危ないですね…」
北上「その話はするな~って逆上されるオチかもね」
駆逐水鬼「僕も本物の時雨かどうか自分で分からないんだ。記憶を抜かれた傀儡なのか、脳そのものは僕…本物の時雨かどうか」
幹部「それに時雨君には最上君もいるだろう?」
駆逐水鬼「…うん」
明石「血が…流れます…」
北上「夕立はしばらくあたし達の鎮守府にいるし、その間になんとかしたいよね」
夕張「どうすればいいのかは分かりませんが…」
秋津洲「それでもなんとかするしかないかも」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
389 : 以下、名... - 2019/02/02 18:29:52.94 VoRYplnzO 165/384ガンちゃんを見てると偶に危なっかしくて心配する夕立
ーー
夕立「……」
阿武隈「よいしょ…」
ガングート「阿武隈その荷物はなんだ?」
阿武隈「北上さんが何かに使うって聞いてぇ、工廠に運んでるんですぅ」
ガングート「前が見えているのか?」
阿武隈「これくらい全然平気ですよぉ…」フラフラ
ガングート「見てられん。一つこっちによこせ」
夕立「何してるっぽい!」
阿武隈「うひゃ!?」
ガングート「なんだ?阿武隈を手伝ってやろうとしただけだぞ」
夕立「自分の状況を考えろっぽい!」
阿武隈「あ…ガングートさんは妊娠してるんだった」
ガングート「これくらいなんとも無い」
夕立「荷物が重い軽いじゃないっぽい!お腹に力を入れるのがダメっぽい!」
阿武隈「ガングートさんその通りだと思いますぅ…これはあたしが運んでおきますから…」フラフラ
ガングート「…すまない」
夕立「次から気を付けろっぽい」
ガングート「そうか荷物の上げ下げにも気を付けるべきか」
夕立「もっと言うなら階段もっぽい」
ガングート「なんだと?」
夕立「今までと同じ生活をしてるとダメっぽい。子どもが流れるっぽい」
ガングート「それだけは……避けたい」
夕立「なら大人しくしてろっぽい。孕んだら休むのが仕事っぽい」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
393 : 以下、名... - 2019/02/02 18:42:44.76 bUiGR2Pt0 169/384由良さん、球磨ちゃん退院!
ガングートが妊娠したって話を聞く
多摩「ちゃんと護衛してるにゃね」
夕立「これが今の仕事っぽい」
球磨「ご懐妊おめでとうだクマ~」
ガングート「今日退院だったのか」
多摩「まだなんでも食べられるって状況じゃないけど、退院はできるようになったんだにゃ」
球磨「病室でいるよりここに居た方が精神的にも安定するクマー」
由良「貴女妊娠したの」
多摩「由良まで今日退院にゃ?」
球磨「いい偶然クマね~」
多摩「…あの怪我でもう退院にゃ?」
由良「振り切った」
夕立「振り切った?」
ガングート「病院を抜け出してきたのか」
由良「もう問題無い」
球磨「逞しい軽巡クマ…」
川内「師匠ーーーっ!」バタバタ
由良「遅い」
川内「体はまだ治ってないんですよ!!」
由良「大丈夫」
川内「もう…!病院になんて説明するんですか!」
由良「知らない」
夕立「ここは愉快な艦娘が多いっぽい…」
多摩「お前も暫くはその仲間にゃ」
夕立「……」
由良「何ヶ月」
ガングート「これか。確か二ヶ月目だから…何週目だっか……」
夕立「五周目っぽい」
球磨「夕立の方が覚えてるクマ?」
夕立「まだ自覚が無いっぽい。これじゃこの先心配っぽい」
川内「そんな事言うなんて…」
夕立「なにが?」
川内「だって夕立の印象って最悪だもん。ガンビアベイの杖蹴飛ばすような奴だよ!」
夕立「それは…」
由良「詳しく」
川内「詳しくもなにもそれが全てです」
多摩「おい」
夕立「……」
多摩「聞こえなかったのか」
球磨「落ち着くクマ、まともにやっても勝てる相手じゃないクマ」
由良「私なら勝てる」
川内「まだ治ってないからやめて下さい!」
ガングート「納得のいく説明をしてもらおうか?さもなくばお前の事は大本営に報告させてもらう」
夕立「……」
ガングート「沈黙は許されないぞ」
夕立「……アイツが…」
夕立「あの軽空母が……余計な事を…」
夕立「夕立は…大事な人を…大本営に……殺された…」
夕立「それを調べる為に…資料とか…記録を…調べて……」
夕立「それを…あの軽空母が知ったから……」
多摩「知られただけで暴力とは頭腐ってるにゃ」
夕立「黙れ!!アイツは触れて欲しくない所に土足で入ろうとした!」
球磨「だからって暴力はダメクマ」
川内「ここで暴力を振るうのはコイツと同じですよね」
由良「演習」
多摩「それはいいにゃ。特務艦に訓練をつけてもらうんだにゃ」
球磨「それなら賛成クマー」
ガングート「どうやら断ることはできんぞ。私は演習場の外で見学しているから、こちらの心配はしなくていい」
夕立「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
403 : 以下、名... - 2019/02/02 19:14:03.71 zMSeyKYDO 177/384夕立
いや断る
それで寄ってたかって夕立を責めるのは何の暴力なんだろうな…っぽい
夕立「断るっぽい」
多摩「逃げるのかにゃ?」
夕立「寄ってたかって夕立を攻めるのは何の暴力っぽい?」
球磨「痛い所を突かれたクマね」
由良「…」
ガングート「私はどちらでも構わないが、それでいいんだな?」
夕立「夕立の仕事はお前の護衛っぽい」
ガングート「…だそうだ。演習はまたの機会にしてやってくれ」
川内「はい…」
ーー
夕立「どこに行くっぽい?」
ガングート「工廠だ」
夕立「出撃は禁止っぽい」
ガングート「それくらい分かっている」
夕立「……」
ガングート「お前の仕事は私を守ることなんだろう?黙ってついて来い」
夕立「チッ…」
下1~3高コンマ 工廠での出来事やその他起こったことなどを
413 : 以下、名... - 2019/02/02 19:31:16.83 q0MDCjVfo 180/384夕立に対して白い目だらけ
ーー工廠
ガンビアベイ「あ……」
夕立「……」
ガングート「どうした夕立?何かあったか?」
夕立「何も……」
北上「これで大丈夫かな。ガンビアベイ、ちょっと立ってみてくれる?」
ガンビアベイ「あの…」
北上「平気だって、頭のおかしい駆逐艦も皆んなの前じゃ何もできないから」
夕立「……」
ガンビアベイ「えっと……じゃあ…」
秋津洲「そーっと立ってみるかも」
ガンビアベイ「あ……っ!」
明石「そうですよ…その調子で…」
ガンビアベイ「立…て…た……!」
夕張「うまくいきましたね」
北上「元々は龍驤さんの為に作ってた歩行器だけど、調整すればガンビアベイも使えるね」
ガンビアベイ「一生歩けないって言われたのに!また立って歩ける!」
秋津洲「練習すれば早く歩けるようになるかも!」
明石「頑張って…!」
ガンビアベイ「あ…!わわわ!」
秋津洲「危ないかも!」
夕立「…!!」ガシッ
ガンビアベイ「あ…え?」
北上「倒れそうになってるガンビアベイを助けて今更点数稼ぎ?そういうのウザいよ」
夕立「……」
夕張「なんであの時は酷い事をしたのに今は助けるんですか?」
夕立「……」
秋津洲「本当に意味が分からないかも」
夕立「…ほら、車椅子に戻れっぽい」
ガンビアベイ「は、はい……」
明石「大丈夫です私がやります…」
夕立「……」
ガングート「これが今のお前の評価だ。まさに自業自得だな?」
夕立「夕立の仕事には関係ないっぽい」
ガングート「確かにそうかもしれないな」
北上「それにしても一言も謝らないだなんてね~」
秋津洲「どうかしてるかも」
明石「特務艦なのに…」
夕張「信じられません」
夕立「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
422 : 以下、名... - 2019/02/02 19:52:12.92 4zb7YT4lo 185/384なんとでも言えばいいっぽい、用事があるなら済ませるといいっぽいと
夕立「なんとでも言えばいいっぽい、用事があるなら早く済ませろっぽい」
北上「…流石は特務艦っていう所かな」
夕張「自然に工廠まで来てもらったはずなのに…」
夕立「あれのどこが自然っぽい?ガングートは棒っぽい」
秋津洲「棒?まさかガングートさんにも生えてるっぽい!?」
明石「違うよ…演技が下手ってことだよ…」
ガングート「下手なのか……」
北上「あーも~こっちの予定が狂いまくりだよ~」
夕張「仕方ないですよ。もう後は直接話してもらいましょう」
秋津洲「こっちに来てっぽい!」
駆逐水鬼「……」
夕立「はぁ……また深海棲艦っぽい…」
明石「違います…よ…」
駆逐水鬼「久しぶりだね夕立」
夕立「……?」
夕立「お前の事は知らないっぽい。深海棲艦が特務艦に馴れ馴れしくするなっぽい」
駆逐水鬼「覚えてないかな?改になった時のお祝いで一緒にパーティーしたよね」
夕立「は……?」
駆逐水鬼「その時にもらったプレゼント。今でも覚えねるよ」
夕立「ちょ…待っ……」
駆逐水鬼「夕立、僕は時雨なんだ。こんな体だけど時雨だった時の記憶があるんだ」
駆逐水鬼「信じてくれるかな?夕立…」
夕立「安価」
下1~3高コンマ 夕立の台詞や行動などを
430 : 以下、名... - 2019/02/02 20:13:34.88 VoRYplnzO 189/384いきなりの事にフリーズする夕立
夕立「は……?」
駆逐水鬼「信じられないかもしれないけど本当なんだ。僕は少なくとも時雨としての記憶がある」
夕立「は……?」
駆逐水鬼「夕立の事だから僕の死体から脳が盗まれたのも知ってるよね?それが原因なんだ」
夕立「は……?」
駆逐水鬼「僕の頭の中には時雨の脳が入ってるのか、記憶を抜き取られてこの体の脳にインストールされたのかは分からない。でもこの記憶は確かなんだ!」
夕立「は……?」
秋津洲「同じことしか喋ってないっぽい」
北上「この反応は予想外だったかなぁ…」
駆逐水鬼「どうしよう…?」
夕張「諦めずに話しかけるしかないですよ!」
明石「二人しか知らない事とかは…?」
駆逐水鬼「でも今の夕立が聞いてくれるかな?」
夕立「は……?は……?」
ガングート「この調子では難しいな」
秋津洲「どうするかも?」
北上「じゃあ……このまま放置で」
明石「えぇ…」
ガングート「予想と違うからと言って逃げるな…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
438 : 以下、名... - 2019/02/02 20:32:23.95 PZiwbNv10 192/384かつてそうやっていたように夕立の頭や頬を撫でてショックを和らげようとする駆逐水鬼
駆逐水鬼「そうだ…夕立、これ覚えてる?」スッ
夕立「ぁ…」
駆逐水鬼「こうやって撫でるの好きだったよね」ナデナデ
夕立「この感じ……」
駆逐水鬼「頭を撫でた後はこうやって頬を…」ススッ
夕立「ぽい……」
駆逐水鬼「夕立…信じてくれるかい?」
夕立「時雨…………本当に…」
駆逐水鬼「そうだよ、僕は時雨なんだ」
夕立「時雨……時雨………」
北上「フリーズ解除されてよかったぁ~」
秋津洲「もう…」
夕立「どうして…何で今まで……」
駆逐水鬼「その話はゆっくりしよう。ごめん皆んな、二人っきりにしてくれるかい?」
北上「あたし達は構わないよ~」
ガングート「私は夕立から離れるとまずくないか?」
駆逐水鬼「うん…だから見える所に居て欲しい。話は聞いて欲しくないかな」
ガングート「それならいいだろう」
夕立「時雨…?本物の時雨……」
駆逐水鬼「そうだよ。だから二人で話そう」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
458 : 以下、名... - 2019/02/02 21:12:01.50 olLrbD8OO 195/384じゃあ>>437
437 : 以下、名... - 2019/02/02 20:32:22.74 q0MDCjVfo 196/384夕立
説得によって時雨であることは信じる
しかし今までの憎しみは消えないしやり方、スタンスも変えるつもりはないと
ーー
夕立「分かった、その姿でも時雨なのは認めるっぽい」
駆逐水鬼「良かった…」
夕立「でも夕立の憎しみは消えないっぽい。これまで通り続けていくっぽい」
駆逐水鬼「続けていくっていうのは…」
夕立「大本営の奴らを皆殺しっぽい」
駆逐水鬼「随分と物騒だね…」
夕立「時雨を失って、死体まで盗まれた悲しみや怒りは忘れられないっぽい。今でもその事を思い出すと眠れないっぽい」
駆逐水鬼「ごめんね…」
夕立「時雨は悪く無いっぽい」
夕立「大本営は金の事しか考えて無いっぽい。時雨が死んだのも全部金の為っぽい」
夕立「夕立はそれも許せないっぽい。あいつらは生きてちゃいけないっぽい」
駆逐水鬼「…そのやり方は間違ってる。死んでいい命なんて無いんだ」
夕立「それは個人の考えっぽい。夕立は皆殺しって決めたっぽい」
駆逐水鬼「……」
夕立「全員地獄に叩き落としてやるのが夕立のやることっぽい」
ガングート「話の内容は聞こえないが時雨の表情を見る限りは良くなさそうだな」
ガングート「あの夕立の事だ、時雨がここにいることよりも自分で決めた事をやっていくだろう」
ガングート「あいつは憎しみでこの地位まで上がってきた。そんな艦娘が簡単に憎しみを捨てるはずが無い」
ガングート「もし夕立が特務艦よりも更に上の地位になり、強くもなったとしたらアイツは間違い無く大本営を攻撃する」
ガングート「憎しみを忘れるにはそれよりも深い悲しみ…もしくは他の……」
ガングート「時雨…うまく話をしてくれよ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
470 : 以下、名... - 2019/02/02 21:31:04.95 4zb7YT4lo 200/384結果としてまたこうして語り合えるようになったから憎しみだけに捕らわれるのはやめようと
駆逐水鬼「夕立、こうしてまた僕と語り合えるようになったじゃないか」
駆逐水鬼「だから憎しみだけに捕らわれるのは止めて欲しい。お願いだよ」
夕立「それは無理っぽい」
駆逐水鬼「どうしてさ!?」
夕立「全てが終わったら夕立は死ぬつもりっぽい」
駆逐水鬼「死……」
夕立「大本営を皆殺しにしておいて、自分だけがのうのうと生き延びる気は無いっぽい」
駆逐水鬼「だめだ、そんな……」
夕立「もう決めてることっぽい」
夕立「夕立が憎むのをやめる時は止まった時。つまり死ぬ時だけっぽい」
駆逐水鬼「そんなの悲し過ぎるよ…」
夕立「…夕立の中は空っぽい。もう何も入って無いっぽい」
夕立「夕立を動かしてるのは憎しみっぽい。それが無くなるって事は燃料が無くなる事っぽい」
夕立「時雨とまた話せるのは嬉しいっぽい。でもそれとは違うっぽい」
駆逐水鬼「夕立……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
480 : 以下、名... - 2019/02/02 22:01:36.96 VoRYplnzO 203/384時雨が夕立が死んでしまうのは耐えられない、空っぽならまた満たそうと
駆逐水鬼「嫌だ……」
夕立「?」
駆逐水鬼「夕立が死んでしまうのは耐えられない…僕は無理だ……」
駆逐水鬼「夕立の中が空っぽならまた満たせばいいじゃないか!僕だっているよ!」
夕立「…もう遅いっぽい。夕立は戻れないっぽい」
駆逐水鬼「戻れ…ない?」
夕立「夕立の魂は地獄に落ちることは決まってるっぽい」
駆逐水鬼「それって……!!」
夕立「邪魔する奴は消していたっぽい」
駆逐水鬼「どうしてそんな事を…!」
夕立「復讐の為っぽい。夕立の邪魔をするから民間人だろうが艦娘だろうが関係無かったっぽい」
駆逐水鬼「なんで…どうして……」
夕立「…やっぱり夕立の中は空っぽい」
夕立「時雨が生きてて涙も出ないっぽい。感情も枯れてるっぽい」
駆逐水鬼「だめだ…夕立…それは……」
夕立「夕立はもう止まれないっぽい。時雨はそのままの時雨でいて欲しいっぽい」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
489 : 以下、名... - 2019/02/02 22:28:46.71 wdWvZCPYO 206/384夕立にキスする時雨
胸の奥にしまっておくべき感情だったけど、もう抑えられない
駆逐水鬼「……夕立!!」
夕立「な…ん……」チュッ
駆逐水鬼「んっ……」
夕立「……」
駆逐水鬼「…ごめん」
夕立「……」
駆逐水鬼「…どうしてこんな事をしたのかは分からないけど…急に…したくなって…」
夕立「……」
駆逐水鬼「悲しそうな夕立の顔…見てたら……」
夕立「…そういうのはもういいっぽい」
駆逐水鬼「ごめん…」
夕立「夕立の……」
夕立「夕立の相手は村雨だったっぽい」
駆逐水鬼「…うん、そうだね」
夕立「時雨は春雨っぽい」
駆逐水鬼「春雨は白露型の皆んなにやられてたんじゃなかったかな」
夕立「そういえばそうっぽい」
駆逐水鬼「白露姉って強かったけどそっちも強くってさ…」
夕立「遠征から帰ってきたら春雨の声が聞こえてきてたっぽい」
駆逐水鬼「うん……懐かしいな」
駆逐水鬼「あの時って楽しかったよね」
夕立「ギリギリの出撃や遠征が終わってダウンして…」
駆逐水鬼「でも気を付けて寝ないと気付いたら裸にされててさ」
夕立「起きたら4Pなんてザラだったっぽい」
駆逐水鬼「どう夕立?そういうことをしながら続きを話すのもよくない?」
夕立「その体でぽい?」
駆逐水鬼「僕なのは変わりないさ」
夕立「じゃ……ちょっとだけ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
503 : 以下、名... - 2019/02/02 23:06:38.92 NRBhqt1yo 210/384ガンちゃん耳を塞ぎ顔を真っ赤にしながらうずくまり、
何も聞いてない何も聞いてないと繰り返す
ーー
ガングート(あいつら正気か!?ここは工廠なんだぞ!?)
んぁ……んん…
ガングート(私が見ているのは知っているだろう!?なぜそこで行為ができるんだ!)
夕立…柔らかいよ…
ガングート(聞いてない!私は何も聞いてないからな!)
くちゃ…ぬちゃ……
ガングート(音も聞こえない!聞こえないぞ!!)
ーー
夕立「ふぅ……」
駆逐水鬼「これ、タバコ」
夕立「…そう。終わった後はこれっぽい」
駆逐水鬼「マッチでごめんね。これしか無かったんだ」
夕立「すぅ……はぁ…」
駆逐水鬼「ヤった後の匂いを誤魔化す為のタバコだけど、この匂い好きだったなぁ」
夕立「夜明けまでやった時はもっと凄かったっぽい」
駆逐水鬼「そうだよね…うん……」
駆逐水鬼「気持ち良かった?」
夕立「……久しぶりだったっぽい」
駆逐水鬼「そう…」
夕立「……」
駆逐水鬼「ね、夕立……」
夕立「まだできるっぽい?」
駆逐水鬼「足りなかった?」
夕立「次はちゃんと話しながらしたいっぽい」
駆逐水鬼「うん…僕の体ならいくらでも抱いて」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
511 : 以下、名... - 2019/02/02 23:17:48.54 Y283F7lV0 214/384>>502
502 : 以下、名... - 2019/02/02 23:06:30.53 Y283F7lV0 215/384大いに盛り上がったは盛り上がったが、夕立は却って余計に虚しさが去来
ーー
駆逐水鬼「はぁっ……!はぁ…!!」
夕立「…ふぅ」
駆逐水鬼「ごめ…夕立……僕…途中から…」
夕立「夕立は特務艦っぽい。体力の差は仕方ないっぽい」
駆逐水鬼「ぜひ……はぁ…っ……」
夕立「落ち着くまでそこに寝てたらいいっぽい」スッ
駆逐水鬼「夕立……待っ……て…!」
夕立「時雨を抱いたら何かあるかと思ったけど、虚しさが増しただけっぽい」
夕立「夕立には復讐しか無いっぽい」
夕立「楽しかったあの日常をぶち壊した奴らを許せないっぽい」
夕立「時雨……」
夕立「どうか元気に…ぽい」
駆逐水鬼「やだ……そんな…夕立…!」
夕立「……」
駆逐水鬼「夕立……夕立っ………!」
夕立「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
523 : 以下、名... - 2019/02/02 23:34:53.86 HHYC4Q7XO 218/384ガンビーが白露達を呼んでいた
ガンビアベイ「待って下さい!」
夕立「……」
ガンビアベイ「分かってます、私とは話すことは無いんですよね。でも彼女達とは話しがあるはずです!」
夕立「!!」
白露「久しぶり夕立!いっちばん会いたかったんだからね!」
村雨「あらそれはこっちの台詞よ?何回夕立の相手をしたと思ってるの?」
春雨「時雨姉さん…!」
駆逐水鬼「みんな…どうして……?」
村雨「時雨が死んでから皆んなバラバラになったわね」
白露「でもガンビアベイさんが全員の鎮守府を調べて教えてくれたの!」
春雨「私達でも誰がどこにいるかわからなかったのに…」
ガンビアベイ「少し頑張っただけですよ」
白露「二人の会話、全部聞いてたよ」
村雨「夕立の中が空っぽなら私達がそこに入るわよ」
春雨「は、入るってそういう意味じゃない…あぁでもそういう意味でもあるのかな!?」
白露「…夕立、帰っておいで」
村雨「私達がいるわよ?」
春雨「夕立姉さん!」
夕立「安価」
下1~3高コンマ 夕立の台詞や行動などを
530 : 以下、名... - 2019/02/03 00:02:35.67 uAdRPcn/0 221/384「皆と昔の話、もっとしたくなったかも…ぽい」
嗚咽を漏らした後夕立に笑顔戻る
夕立「…夕立はもう戻れないっぽい」
春雨「そんな…」
夕立「でも…昔の話、もっとしたくなったかも…ぽい」
白露「そうだよ!まずはお話しよ!」
村雨「じゃあ私からいくわね?」
春雨「それなら私も…!」
駆逐水鬼「夕立……君の心は僕達が取り戻してみせる」
ーー
ーー
由良「小さいのが増えた」
龍驤「ガンビアベイが白露達を呼んだからやな」
提督「場合によっては彼女達のレンタル移籍も考えている」
由良「寝てる間に考えがまとまった」
龍驤「どういうことや?」
由良「深海提督と言われる陣営の目的」
提督「深海棲艦を由良達のように忍術を使えるようにしていたんだよな」
由良「そう」
由良「そいつらは組織と関係がある」
龍驤「言い切れる理由があるんやね?」
由良「金」
提督「カネではなくゴールドか」
由良「自爆した深海棲艦は金脈の為に死んだ」
由良「ここに居る潜水棲姫は金脈を知ってたから組織に捕まってた」
龍驤「そうか……どっちも共通してるのは金か」
提督「どっちにしろ金儲けが目的ということだな」
由良「おかしい所がある」
龍驤「何がや?」
由良「あんな場所に金が出来るはずがない」
龍驤「そんな事言うても金なのは確かやったんやろ?」
由良「…」
提督「大本営も組織も深海提督も元を辿れば一緒なんだ。金が欲しくて仕方がないだけなんだ」
龍驤「ウチらが深海棲艦と和平を結べれば連中の思惑は台無しになるんやけどね」
由良「…また分かったら報告するわ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
550 : 以下、名... - 2019/02/03 20:13:37.89 HTEuhXLPo 226/384女幹部には何か別の思惑があるようだと新棲姫
潜水新棲姫「面白そうな話をしているようだな」
龍驤「お前も何かあるっていうんか?」
潜水新棲姫「女幹部には何か別の思惑がある」
提督「他の…?」
潜水新棲姫「和平よりも大事なものがあるようだ」
由良「それは何」
潜水新棲姫「何かまでは分からなかった。だがその目的の為ならワタシ達の事は平気で裏切る。そういう目をしていた」
提督「……」
龍驤「女幹部さんは組織と通じてるって話では無いんやな?」
潜水新棲姫「それは無い」
龍驤「それやったらこのままでええと思うで」
潜水新棲姫「正気か?」
龍驤「裏切るいうてもウチらをどうにかしたろって話や無いんやろ?」
提督「女幹部さんにも何か譲れないものがあるということなんだろう」
潜水新棲姫「本当にお前達は…甘いな」
漣「その甘さがご主人様のいい所なんですよ」
潜水新棲姫「げっ…!」
漣「とりあえずお座り」
潜水新棲姫「……」スッ
漣「うちのペットが失礼しました。どうか話を続けて下さい」
龍驤「由良との話はもう終わっててん。そこにちょうどコイツが来てやな…」
川内「師匠っ!!ここに居たんですか!」
由良「撤収」シュバッ
提督「うぉ…?」
川内「もう……!」
龍驤「そっちも大変そうやね」
川内「病院から戻ってきなさいって言われてるのに…なんで師匠は勝手に退院するの!」
提督「あの身のこなしで全快では無いんだよな…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
556 : 以下、名... - 2019/02/03 20:39:02.78 aOZkWcQyO 230/384>>549
+
>>551
549 : 以下、名... - 2019/02/03 20:13:12.83 aOZkWcQyO 231/384一夜明けた白露達がすごいことになってた
551 : 以下、名... - 2019/02/03 20:13:54.39 cdPVNigKo 232/384ガンちゃんに代表して謝罪する白露
ガングート「提督!!」
龍驤「なんや今度はガングートか?」
ガングート「アイツらを注意してくれ!!」
提督「誰の事だ?」
ガングート「白露達だ!」
龍驤「あぁうん…何の事か分かったわ…」
漣「凄いことになってますからなぁ…」
提督「…二人に任せていいか?」
漣「もちろんお任せ下さい!」
龍驤「いうてもなぁ…まぁ注意はするけど」
ーー
むわぁ
龍驤「うっ!!」
漣「酷い匂いですな…」
白露「久しぶりだから一晩張り切っちゃって…」
ガングート「一晩中音を聞かされる身にもなってくれ!!」
白露「ごめんなさい…」
春雨「白露姉さぁん…」とろーん
白露「まだ足りないの!?」
春雨「もっと…もっとぉ……」
白露「しょうがないなぁ。いっちばん気持ちいいのまたシてあげるから!」
春雨「やった…!」
ガングート「お前は話を聞いていたのか!?やめろと言ってるんだ!」
白露「じゃああの夕立と村雨を止めてみたら?」
夕立「んぁ……」
村雨「んふふふ…」
龍驤「女同士であんな…うわ凄っ……」
漣「あれはエッチでは無く交尾…そういう激しさがあります」
白露「もうすぐ区切りだから少なくともそこまで待つしか無いかな。あぁなったら誰にも止められないもん」
ガングート「くっ……!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
564 : 以下、名... - 2019/02/03 21:00:00.84 c7CzCWGDO 236/384せっかくだからあなた達もどう?と白露型のピンク空間に巻き込まれる龍驤漣ガンちゃん
春雨「あの…貴女達もどうですか?」
龍驤「はぁ!?」
春雨「見てるだけじゃ…つまらないですよね…?」
漣「遠慮しておきます。漣にはご主人様とペットが居ますので」
春雨「そう言わないで…ね…?」グイッ
漣「力強っ……!!」
龍驤「漣!」
ガングート「なぜ部屋の中に入ることになるんだ…!」
駆逐水鬼「春雨…無理矢理はよくない…」
春雨「少し大人しくして下さいね…」ぐりぐり
駆逐水鬼「ぁは……!」ビクッ
漣「脚でそんな器用な事を…」
春雨「同じピンクなんですからすぐ一緒に気持ち良くなれますよ?」ススッ
漣「ナチュラルに服を脱がそうとしないで下さい!」
龍驤「さて、それくらいにしといてもらお…」
白露「龍驤さん?」ガシッ
龍驤「な、なんや…?」
白露「私がね、いっちばん好きなシチュって知ってる?」
龍驤「は…はぁ……?」
白露「人妻の寝取りモノなんだよっ!」ガバッ
龍驤「うぉ…!ふざけんな……!」
ガングート「……」
ガングート「私は貝だ」スッ
ガングート「部屋の隅に置いてある貝だ」
ガングート「私は何も聞こえない」
漣「んぁーーーーー!!」
ガングート「……助けるべきなんだろうが巻き込まれたくない」
ガングート「…私は貝だ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
584 : 以下、名... - 2019/02/03 21:42:48.65 b8j4jFNJo 240/384>>571
571 : 以下、名... - 2019/02/03 21:26:58.27 ipyIHpTAO 241/384夕立がその身を(性的に)犠牲にして龍驤とガングートを逃がす
なお漣は弾切れになるまで搾られる
夕立「白露、こっちを相手するっぽい」
白露「村雨はぁ?」
夕立「もちろん一緒にっぽい」
白露「じゃあそっちにしよっかなぁ…」
夕立(今のうちにぽい)
龍驤(ありがとうな…いくでガングート)
ガングート(あぁ……)
春雨「きゃあ~~!!」
白露「どうしたの?」
春雨「漣ちゃんに生えてる!」
夕立「生えてる?」
漣「見ないで下さい…!」漣棒
村雨「これは…!」
夕立「…最高に素敵なパーティー始めるっぽい」
おぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!
龍驤「ごめんな漣…あの連中にアレが見つかったら全部絞られるかもしれんけど…」
ガングート「アイツらの性欲は異常だ!」
龍驤「昨日からぶっ続けでまだやっとるからな…」
ガングート「もう知らん!私は夕立から離れるぞ!」
龍驤「うん…ええんと違うかな」
ガングート「何が護衛だ!一生性行為でもしてればいい!」
龍驤「怒るのも無理は無いわな…」
潜水新棲姫「そこに居たかガングート」
ガングート「なんだ!?」
潜水新棲姫「提督が呼んでいるぞ。龍驤もだ」
龍驤「ウチも?」
潜水新棲姫「ガングートの祖国から使者が来たそうだ」
ガングート「もう私はこの国の艦娘の筈だぞ」
龍驤「孫さんと籍を入れたもんなぁ」
潜水新棲姫「詳しい話は会ってしろ。漣は…どこだ?」キョロキョロ
龍驤「あそこや…」スッ
イグゥゥーーーー!!アァァァ~~!!
潜水新棲姫「なに…?」
龍驤「まぁ…そういうことや」
潜水新棲姫「ワタシのご主人様に勝手をするな!」ガチャ
龍驤「……ほな行こか」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
607 : 以下、名... - 2019/02/03 22:17:53.76 aOZkWcQyO 246/384でかいヴェルがお祝いを持ってきた
変なものは仕掛けてないよ、純粋なお祝いさなんなら精密検査をしてもいいよと
ーー執務室
ヴェールヌイ「やぁ、また会ったね」ヌッ
ガングート「貴様か…」
ヴェールヌイ「今日はお祝いを持ってきたんだ」スッ
ガングート「ほう、祖国特製のお祝いか?」
ヴェールヌイ「怪しいものじゃないよ。良かったら検査してくれてもいい」
龍驤「そこまで言うんやったら本物なんやろ」
ガングート「ふん……」
提督「それが本物だとしても、わざわざそれだけの為にここまで来たのか?」
ガングート「そうとは考えられないな」
龍驤「ほんまに?他に何かあるん?」
ヴェールヌイ「それは…」
提督「言いにくいことかもしれないが言って欲しい」
龍驤「何も無いんやったらそれでもええんやで?うん」
ヴェールヌイ「安価」
下1~3高コンマ ヴェールヌイの台詞や行動などを
616 : 以下、名... - 2019/02/03 22:34:58.80 VpmymfIRo 249/384助けてくれないか
ヴェールヌイ「……助けてくれないか」
提督「君をかい?」
ヴェールヌイ「…私の仲間だ」
龍驤「どういうことなん?」
ヴェールヌイ「私の大事な仲間が人質になっているんだ」
提督「武装組織にでも拐われたのか?」
ヴェールヌイ「違う……国が相手なんだ」
ガングート「前に私を連れ戻せてこれなかった罰か」
ヴェールヌイ「それに近いかな……」
ヴェールヌイ「使者の代わりはいくらでもいる…私が連れ戻せ無かったとしても代わりの艦娘が来る」
ヴェールヌイ「でも…私の仲間の命に次は無いんだ」
龍驤「酷いな…」
ガングート「それが祖国のやり方だ」
提督「その仲間を助けようとするならガングートは向こうに戻らないといけないのか」
ヴェールヌイ「それ以外に方法は無い……でもガングートには迷惑をかけたくないんだ」
ヴェールヌイ「私の命はどうなってもいい…だから仲間だけは救ってくれ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
622 : 以下、名... - 2019/02/03 22:51:15.85 NdhBwGvmO 252/384提督「そういう事ならツテがある。相談してみるから待っててくれ」(アケボノ達に連絡)
提督「そういう事ならツテがある。相談してみるから少し待っててくれ」
ヴェールヌイ「うん……」
ガングート「お前は私と来い。相談内容は聞かれる訳にはいかないんだ」ガチャ
龍驤「…相談するのはあの子らやんな」
提督「アケボノしか居ないだろう」
ーー
アケボノ「提督、先ずは謝らせて」土下座
龍驤「もうええのに……」
アケボノ「全員助けるって言ったのにこのザマ。朝潮を助けられなくてごめんなさい」
提督「あれはもう…仕方なかったんだ」
アケボノ「予知も間に合わなかった。全てをリセットする方法もあったけど……その勇気が無かった…」
アケボノ「ごめんなさい……償う方法が分からないくらい…取り返しのつかないことを……」
龍驤「大丈夫やで。アケボノらに特殊な力があるのはわかってるけど、全てがうまくいくとは思ってないで」
提督「気負うことは無い。そうやって気にしてくれるだけで十分だ」
アケボノ「ありがとう……」
アケボノ「ふぅ………それで、何の相談?」
龍驤「ロシアからの使者でヴェールヌイっていうのが来てるんやけど、仲間を人質に取られてるらしいねん」
提督「ガングートを連れて帰れないと仲間の命は無いらしい」
アケボノ「それを助けろって事ね。それくらいなら大丈夫だけどその後は考えてるの?」
アケボノ「向こうはその仲間が生きてるって分かった時点でどんな手でも使ってくるわよ。国を相手に喧嘩をするなら無傷でっていうのは無理よ」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを
632 : 以下、名... - 2019/02/03 23:17:50.69 c7CzCWGDO 256/384死んだと思わせつつ救出するというのは出来ないかアケボノ?と提督
提督「死んだと思わせつつ救出するというのは出来ないか?」
アケボノ「できるわよ」
龍驤「できるんや…」
アケボノ「でも結局生きてたって知られると面倒なことになるわ」
提督「それはだな…」
アケボノ「…まさか後はこっちに丸投げのつもりだったの?」
提督「そうでは無い。その後の対応をどうするかを話し合いたかったんだ」
アケボノ「そう言われても無理よ。どこかに匿うにしても無理があるわ」
アケボノ「こっちとしては助けることはできる。偽装殺人もできる。でもその後は無理よ」
アケボノ「それに人質が都合良く全員死ぬなんて不自然過ぎるのよ」
龍驤「そうか……」
アケボノ「この後を公にしたとしても人質は犯罪者だったとかあること無い事を言われて終わりよ。国が相手なんだから向こうはなんでもしてくるわ」
アケボノ「そうよ……アイツも無実の罪で…」
提督「アケボノ?」
アケボノ「…なんでもない!それよりこっちができることは伝えたわよ!」
アケボノ「ガングートを守るのかその人質を優先するのかは提督に任せるわよ」
提督「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
647 : 以下、名... - 2019/02/03 23:36:47.85 aOZkWcQyO 259/384>>623
623 : 以下、名... - 2019/02/03 22:51:21.64 b8j4jFNJo 260/384ガングートの検査結果は提供するので解放できないかを大本営けいゆで打診
ーー
ヴェールヌイ「ガングートの検査結果は提供してくれる…」
龍驤「そっちが欲しいのはガングートや無くて検査の結果や」
提督「検査結果と引き換えにヴェールヌイの仲間の解放を大本営を経由して正式に打診した」
ヴェールヌイ「ありがとう…そこまでしてもらえたら……」
龍驤「まだ安心はできへんで」
提督「向こうがどう出るか。もしくは大本営が拒否する可能性もある」
龍驤「そうなったらまぁ…強引な手しか無いわな」
提督「返事にはすぐにでも来るはずだ」
龍驤「人質を取っとる以上はうだうだできんわな」
ピピピピピピピ…
提督「…来たか」ガチャ
黒潮『司令はん、向こうさんからお返事が来たみたいやからそっちに繋ぐわな』
龍驤「果たしてどんな答えが来るか…やね」
ヴェールヌイ「皆んな……」
下1~3高コンマ 電話の内容などを
661 : 以下、名... - 2019/02/04 00:01:02.50 lU8rBjvbo 263/384情報が送られてきたことを確認出来たら解放する
必要な情報が手に入るのであれば殺す必要は無いと
提督「…わかった」ガチャ
龍驤「どうやった?」
提督「情報が送られてきたことを確認出来たら解放されるそうだ」
ヴェールヌイ「あぁぁぁ……!!」
提督「必要な情報が手に入るのであれば殺すつもりは無いとの判断だろう」
ヴェールヌイ『本当にありがとう!貴方は仲間の命の恩人だ!』
龍驤「な…なんて?」
提督「喜んでいる事が分かるからそれでいいだろう」
ヴェールヌイ『皆んな…もう大丈夫だからね……』
ーー