1 : 名無しさ... - 20/09/10 20:05:30 KX0 1/21※ミリマスのアイドルヒーローズに登場するデストルドーSSです。コトハ総帥がヒーローズの総司令Pにプレゼントを渡そうとしたりシホやチヅルと雑談したりします。平和な世界線です。
※デストルドーの破壊活動は蟻の巣に水を流し込んだり蟻の巣を爆破したりする程度です。ヒーローズとはたまに近所の公園で決闘したりします。デストルドーメンバーの総司令Pに対する好感度は高いです。コトハは超激高です。
元スレ
コトハ総帥「はあ~///ヒーローズの総司令Pカッコいいなあ~///」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1599735930/
コトハ「そろそろヒーローズ総司令の誕生日ですね」
シホ「そうですね」
チヅル「そうですわね」
コトハ「あなた達は何か贈り物を用意しましたか?」
シホ「してません」
チヅル「していませんわ」
コトハ「まあそうでしょうね。一応敵ですし」
シホ&チヅル(実は用意してるけど黙っておこう)
チヅル「総帥はあの方に何か渡すんですの?」
コトハ「その通りです。敵とはいえ彼は優秀な人物。敬意を払いとっておきのプレゼントを用意しました。……ちょっと渡す練習していい?」
シホチヅル「どうぞどうぞ」
コトハ「それじゃあいきますよ?こほん」
コトハ「…………え、えへへ~///プレゼントは~///わ、た、し///」
シホ「総帥!しっかりしてください!」
コトハ「はあ~///総司令Pカッコいいなあ~///」
シホ「ま、まあそうですね」
コトハ「やっぱり彼に贈るプレゼントと言えば私自身でしょう」
チヅル「そ……そうですわね」
コトハ「エッチな下着も着けてきました」
シホ「やる気満々ですね」
コトハ「今日の夜は遅くなるかもしくは朝帰りです」
チヅル「お持ち帰りされるつもりですわね」
コトハ「晩御飯はいりません。先に食べて片付けておいてください」
シホ「わかりました」
チヅル「わかりましたわ」
コトハ「留守は頼みましたよ。では行ってきます。 そ、総司令~///」バビューン
~~10分後~~
コトハ「ダメでした」
チヅル「お早いお帰りでしたわね」
コトハ「くっ……さすがは総司令ですね。私の誘惑(?)をはね除けるなんて」
シホ「練習通りに渡せたんですか?」
コトハ「ううん。結局『私とお付き合いしてください///』になっちゃった」
シホ「普通」
チヅル「普通ですわね」
コトハ「仕方ないじゃない。緊張したのよ」
シホ「そもそも敵なんだから断られて当然だと思いますけど」
コトハ「そうよねぇ。はあ……禁じられた恋つらい」
シホ「すっかり恋する乙女ですね」
チヅル「元気出してくださいまし」
コトハ「うーん、正攻法では厳しそうね。デストルドーらしく何か道具でも使おうかしら」
チヅル「それなら良いモノがありますわよ」
コトハ「良いモノ?」
チヅル「これですわ」
デンッ『告白成功率が倍増する代わりに告白に失敗すると服が弾け飛ぶドリンク』
コトハ「告白成功率が倍増する代わりに告白に失敗すると服が弾け飛ぶドリンク」
コトハ「これどうしたの?」
チヅル「商店街の福引きで当たりましたわ」
コトハ「商店街の福引きにはこういうモノもあるのね……」
シホ「しかしだいぶ胡散臭い気がしますけど」
チヅル「色々調べたら確かに効き目はあるみたいですわ」
コトハ「なるほどね」
コトハ「失敗すると服が弾け飛ぶっていう部分は無くせなかったのかしらね」
シホ「同感ですね」
チヅル「デメリットがあってこそのメリットというモノですわ」
コトハ「そう言われるとそれっぽく聞こえる」
コトハ「まあもし失敗してもどうせいつか見られるんだから同じよね///」デレデレ
シホ「総帥。顔がだらしないんですけど」
コトハ「ええと……『あなたの恋を応援します!告白1分前までに当製品を服用してください。1日1本』ふむふむ」
コトハ「こほん。それではこれを飲んでもう一度チャレンジしてみるとしましょう(ゴクゴクゴクゴクプハァー) では行ってきます。そ、総司令~///」バビューン
~~10分後~~
コトハ「ダメでした」スッポンポン
シホチヅル(なんでスッポンポンなんだろう……)
コトハ「ああ……お気に入りのブレザーと下着が…………」スッポンポン
シホ「色々見えてます。ちゃんと隠してください」
コトハ「というか服だけじゃなくてせっかくの勝負下着まで吹き飛んだんだけど。あのドリンク不良品じゃないの?」
チヅル「おかしいですわね。成分の分析結果ではそんな」
シホ「…………何本飲みました?」
コトハ「……い、1本」
シホ「本当ですか?」
コトハ「本当です」
シホ「本当に?」
コトハ「ほ、ほんとだもん」
シホ「嘘くさいんですけど」
コトハ「2本です」
シホ「それですよ!!ちゃんと1日1本って書いてあったじゃないですか!!」イライライライラ
コトハ「ふええ……シホが怒る……」ションボリ
コトハ「だって……2本飲めば効果も2倍かなって……」
シホ「子供みたいな事言わないでくださいよ……」
コトハ「でもね?彼、私の裸見て少しおっきくしてたの///」
シホ「知りませんよ!!いちいち言わなくていいです!!」
コトハ「シホが怒る……」ションボリ
チヅル「吹き飛んだ服と下着は回収しましたの?」
コトハ「うんこれ。だいぶ細切れだけど」
チヅル「後で繕っておきますわ」
コトハ「ありがとう。頼みます」
コトハ「ふう。まったく酷い目にあったわ。告白成功率倍増とか嘘よ嘘よ。シホ、後でクレームをつけておいて」
シホ「はあ。わかりました」
チヅル「これはクレーマーですわ……」
コトハ「はくちょん!何か着るものが欲しい……。あれ?私の替えのブレザーは?」
チヅル「クリーニング中ですわ。セリカのブルマでよければありますけれど」
コトハ「いくらなんでもサイズ合わないんじゃないかしら……」
シホ「服を吹き飛ばしたのは総帥です。黙って着てください」
コトハ「うう……シホが冷たい……」ションボリ
コトハ(ブルマ)「やっぱりキツいわね」パッツン
チヅル「そりゃそうですわ」
シホ「さすがに無理がありましたね」
コトハ(ブルマ)「さて、気を取り直して次の作戦を考えましょうか」キリッ
シホ「ぱっつんブルマで言われてもちょっと……。まだ続けるんですか?」
コトハ「当然です。プレゼントを渡せていないんですよ?」キリッ
チヅル「多分何回やっても受け取り拒否されると思いますわ」
コトハ「そういうこと言うのやめてよ!!総帥辞めるわよ!?」(激おこ)
チヅル「お、怒られましたわ……」ションボリ
シホ「力ずくで総帥のモノにするとかは無しなんですか?」
コトハ「無理矢理して彼に嫌われるのはちょっと……」
チヅル「デストルドー総帥の言葉とは思えませんわね……」
コトハ「それに乱暴にするとマイティセーラー出てくると思うし」
シホ「デストレイピアでワンパンじゃないですか」
コトハ「シホ、忘れたの?デストレイピアはガチャ代確保のため質に入れちゃったじゃない」
シホ「初耳なんですけど?何してるんですか?」イライラ
チヅル「道理で最近見ないなと思ってましたわ……」
コトハ「はあ……。事故を装い既成事実作れたりしないかしら。エッチしないと出られない部屋に閉じ込められたりして」
シホ「その部屋デストルドーの技術力で作れたりするんですか?」
コトハ「うーん……難しいわね。予算も無いし」
チヅル「それなら良いモノがありますわよ」
コトハ「良いモノ?」
チヅル「これですわ」
バンッ 『プロレスごっこしないと出られない部屋(プレハブ)』
コトハ「プロレスごっこしないと出られない部屋(プレハブ)」
コトハ「これどうしたの?」
チヅル「商店街の福引きで当たりましたわ」
コトハ「商店街の福引き凄いわね」
シホ「しかしプロレスごっこでは目的が果たせないのでは?」
コトハ「確かにプロレスごっこだとにゃんにゃんはできないわね」
チヅル「一応くんづほぐれつはできると思いましたがその反応だとダメそうですわね」
コトハ「いえ、悪くないわ。でもどうせならこれくらいはしたいわね。えいっ(部屋の名前にマジックで書き足す音)」キュッキュ
バンッ『夜の💕プロレスごっこをしないと出られない部屋(プレハブ)』
コトハ「これよ」ドヤァ
シホ「総帥ドヤ顔似合いますよね」
コトハ「どう?これよくない?」
チヅル「確かに一言添えただけなのに違った意味に聞こえますわね」
チヅル「でも文字を足したところで部屋の中身はプロレスしないと出られない部屋のままだと思いますわ」
コトハ「それはいいのよ、遊び遊び。こういうのを考えるのが楽しいのよ」
コトハ「……まだ改良できそうね」
シホ「この文面だと1回戦が終わっただけで脱出されてしまうと思います」
コトハ「確かに。じゃあこれでどう?」キュッキュ
ババンッ『【朝まで】夜の💕プロレスごっこをしないと出られない部屋(プレハブ)』
コトハ「良いわね」
シホ「良いですね」
チヅル「良いですわね」
コトハ「だいぶ良い感じよね」
チヅル「確かにこれなら朝までにゃんにゃんしないと脱出できないような気がしますわね」
シホ「しますね」
コトハ「んっふふー///そうでしょそうでしょ///」
コトハ「まだいけるわね。さらにこれを加えてっと」キュッキュ
バババンッ『【朝まで】夜の💕とろけるような💋プロレスごっこをしないと出られない部屋(プレハブ)』
コトハ「完璧だわ」
シホ「完璧ですね」
チヅル「完璧ですわね」
コトハ「【朝まで】夜の💕とろけるような💋プロレスごっこをしないと出られない部屋(プレハブ)!!」
チヅル「完全に一晩中にゃんにゃんムーブですわね」
コトハ「はあ……これ読んで騙されてくれないかしら……。ああー、朝まで夜のとろけるようなプロレスごっこしなくちゃ出られないんだなーって」
シホ「ワンチャンあるかもしれませんね」
チヅル「あるかもしれませんわね」
コトハ「ほんとに?期待していい?ちょっとイメトレするわね」
シホチヅル「どうぞどうぞ」
総司令P『くっ、なんてことだ。わけのわからない部屋に閉じ込められてしまった。鍵が開かない!』ガチャガチャ
コトハ『この程度で慌てるのですか?総司令ともあろうものが情けない。こんな部屋簡単に……くっバカなっ』ガチャガチャ
総司令P『俺はこんなところで足止めされるわけにはいかない。みんなが待っているんだ』
コトハ『それは私も同じです。部下達の元へ戻らなくては』
総司令P『……一時休戦といくか』
コトハ『……良いでしょう。それじゃあ……来て///』
総司令P『コトハ総帥///』チュッチュ
コトハ『あっ///いやん///優しく///』ギシギシ
コトハ「えっへへへへへへへ///」ニヤニヤ
シホ「凄い顔なんですけど」
チヅル「他の部下には見せられませんわね……」
コトハ「実際上手く行くと思う?」
シホ「十中八九邪魔が入ると思います」
コトハ「やっぱそうよねぇ……」
コトハ「まあいいわ。ちょっと総司令と閉じ込められてくるからあとを頼みます」
シホ「わかりました」
チヅル「わかりましたわ」
~~10分後~~
コトハ「ただいま」
シホ「はやっ」
コトハ「ソッコーでマイティセーラーが壁をぶち破って入ってきちゃった……」
シホ「まあプレハブ小屋ですからね」
チヅル「耐久面に難があるのは仕方ないですわね」
コトハ「しょんぼりしょんぼり」
コトハ「はあー。やっぱり実らない恋なのかな……。敵同士だもん……」
シホ「総帥……」
コトハ「立場が障害なのよ立場が。彼がヒーローズの総司令じゃなくなればいいのよねぇ。なんとかならないかしら……」
コトハ「……ダメ元で勧誘してみる?」
シホ「今更感が凄いんですけど」
コトハ「そうよねえ。今更よね……」
チヅル「多分無駄だと思いますわ」
コトハ「私も多分無駄だと思う」
コトハ「でもやらないよりはマシよね。ダメかもしれないけどちょっと勧誘してくる」
チヅル「頑張ってくださいまし」
コトハ「何か贈り物とか持って行こうかしら……。あ、まあ私もプレゼントなんだけど///」
シホ「今度は受け取ってもらえるといいですね(ため息)」
コトハ「普通に傷付く!!それじゃあ行ってきまーす」
シホチヅル「行ってらっしゃい」
~~次の日~~
シホ「結局昨日は総帥帰って来なかったわね」
チヅル「どうなったのか結果が気になりますわね」
シホ「仕方ないわね。後で様子を見に行って……うん?」ピンポーン←チャイムが鳴る音
チヅル「誰か来ましたわね。はーい?どなたー?」ガチャッ
コトハ「マイティセーラーのコトハです///よろしくお願いします///」キリッ
シホチヅル「逆に勧誘されてる……」
~~終わり~~
おまけ
シホ「なんかマイティセーラーになったみたいですけど」
コトハ「うん///新人のコトハです///」
シホ「うん///じゃないですようん///じゃ!!(机バーン)」
コトハ「ひいっごめんなさいっ」
シホ「経緯を詳しく」
コトハ「彼ね///とっても情熱的でね///君がヒーローズに来てくれるなら結婚してもいいって///」
シホ(騙されてるんじゃないかしら……)
コトハ「昨日の夜もね///今まで愛し合えなかったぶんいっぱい愛してくれてね///あ、回想いる?」
シホ「いりませんけど?ああもう……お幸せに!!」
この後コトハは総司令と無事結婚するんだけど周りが女の子だらけで言い寄られまくりな毎日に怒ったコトハがたまーに家出してきたりしてその期間だけデストルドー総帥に戻ったり戻らなかったり
~~終わり~~
21 : 名無しさ... - 20/09/10 20:25:46 KX0 21/21以上となります。平和な世界線のコトハ総帥かわいい。
ありがとうございました。