ジョナサン「うん、エリナ。ぼくは必ず>>4してみせるよ」
エリナ「いいんじゃあないかしら」
ダニー「ワンワン!」
元スレ
エリナ「GW最終日だし>>4するのね、ジョジョ」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1399351484/
4 : 以下、\... - 2014/05/06 13:46:56.44 JMD/QRsQ0 2/81ディオを殴る
ジョナサン「ディオを殴る!」
ジョナサン「でも、簡単に殴られるようなヤツじゃあないからな・・・」
ジョナサン「なにかで注意を逸らして殴りかかるとしよう」
ジョナサン「とりあえずディオを呼び出すことにするよ」
エリナ「がんばって!ジョジョ!」
ジョナサン「よおーし!」
ジョナサン「・・・・・・しかし呼び出して、ディオが来てくれるかはわからないな」
ジョナサン「・・・・・・」
ジョナサン「そうだ!>>15を餌に呼び出そう!」
15 : 以下、\... - 2014/05/06 13:51:59.80 0OCYp1+L0 4/81ロードローラー
ジョナサン「ディオーーー!『はたらくくるま』の展示会に行かないかい?」
ジョナサン「君の好きな黄色いロードローラーも展示してあるそうだよ」
ディオ「ロードローラーだァ?きみ、なにを寝ぼけたことを言っているんだい」
ディオ「ぼくがそんなものに興味を持つわけないだろう」
ジョナサン「ええー・・・おかしいなァ」
ジョナサン「でも、せっかくだし一緒に行かないかい?チケットはあるんだ」ピラ
ディオ「エリナでも連れていったらどうだ」
ジョナサン「エリナは喜ばないよ」
ジョナサン「残念だな・・・・・・きみ行ってくれないのか」
ジョナサン「・・・・・・」
ジョナサン「大変だ!ディオ!!ロードローラーだけじゃあなくてタンクローリーも飾ってあるらしい!」
ディオ「それをはやく言えよ!」ガタンッ
ジョナサン(やった!第一関門突破だ!)
町の片隅
ディオ「ほんとうにこの先にはたらくくるまがいっぱいあるんだろうなァ?」
ジョナサン「もう少し歩くよ」
ディオ「フン、さっさと連れていけ」
ジョナサン(・・・・・・)
ジョナサン(・・・・・・よし、人目もなくなってきたしちょうどいいか)
ジョナサン(ディオの気を引く発言をしてとっとと殴ろう)
ジョナサン「・・・・・・アッ!」
ディオ「どうした!?」
ジョナサン「>>32!!」
ディオ「なに!?」
32 : 以下、\... - 2014/05/06 14:01:15.83 OW6mrsUV0 7/81お前の母ちゃん出べそ
ジョナサン「お前の母ちゃん出べそ!!」
ディオ「なに!?」
ジョナサン「今だ!えい!」シュッ
サッ
ディオ「フン!!!!」
ジョナサン「ア!」
ジョナサン(しまった!避けられた!!)
ディオ「人の母親の・・・・・・悪口を言うんじゃあない!!」シュッ
ドゴォッ
ジョナサン「ウゲエーーッ!!」
ジョナサン(もろに顔を殴られてしまったぞ!!)
ジョナサン「い、痛い」
ディオ「まだまだァァァア!!」
ジョナサン「やめて!!!」
ドカバキグシャーーッ
ディオ「ロードローラーというのは嘘か」
ディオ「フン!君とはもう一緒に出掛けん」パンパンッ
ディオ「二度と話しかけるな!!!」
ザッザッ
ジョナサン「ウウ・・・」
ジョナサン「殴るつもりがこてんぱんにやられてしまった」
ジョナサン「くそ!ディオ!ディオ!ディオオオオオオオオ!!!」ゴロンゴロン
ジョナサン「だめだったよ」ボロッ
エリナ「まあ!」
エリナ「もう、ジョジョったら本当にディオを殴ろうとしたの?」
エリナ「乱暴なんだから」
ジョナサン「そりゃあないよエリナ」
ジョナサン「しかし、ぼくはまだ諦めないぞ」
ジョナサン「こうなったら意地でも殴ってやらなければ気がすまない!!」
ジョナサン「さて、どうやって殴ろう・・・」
ジョナサン(二度と話しかけるなと言われてしまったしなァ)
ジョナサン(いきなり近づいて殴るか?)
ジョナサン(正々堂々と殴るには技術が足りないし・・・)
エリナ「もう・・・・・・」
エリナ「そんなことより、お母様を悪くいったことをはやく謝るべきよ」
ジョナサン「え!なんでだい?」
エリナ「ジョジョだって、自分のお母様を悪くいわれたら嫌でしょう」
ジョナサン「・・・・・・たしかに」
ジョナサン「しかたない、じゃあ殴る前に>>51ってやるか」
51 : 以下、\... - 2014/05/06 14:14:04.15 1/uLGHsn0 11/81食べかけのチョコレートを分けて
ジョナサン「殴る前に食べかけのチョコレートを分けてやるか」
エリナ「まあ!ジョジョったら心優しい人!」
ジョナサン「へへっ」
数時間後・ジョースター邸
ジョナサン(しめしめ、ディオのやつ本を読んでいるぞ)
ジョナサン(父さんも出掛けているようだしこれはチャンス!!)
ジョナサン「ねえディオ、ちょっといいかい?」
ディオ「・・・・・・」
ジョナサン「ディオったら」
ディオ「話しかけるなよこのクズ!」
ジョナサン(そうだ!ディオに話しかけるなと言われてたんだ!)
ジョナサン「まあそう言わずにさァ、ほら」
食べかけのチョコレートスッ
ディオ「・・・・・・」
ディオ「・・・・・・なんだこれは?」
ジョナサン「チョコレートさ。きみにやるよ」
ディオ「食べかけじゃあないか」
ジョナサン「そうだけど?」
ディオ「!」
ディオ「・・・・・・きさま」
ディオ「またぼくをおちょくっているのか!?」
ジョナサン「ええ!?」
ジョナサン「誤解だよ!ディオ!!」
ディオ「なにが誤解だ?」
ジョナサン「ぼくはきみに謝ろうと思ってこれを差し出したんだ!!」
ディオ「!」
ディオ「ほお・・・・・・なにを謝るんだ?」
ジョナサン「>>60したことを謝るよ」
60 : 以下、\... - 2014/05/06 14:23:37.16 JjI9k/WK0 14/81君の財布を盗んで遊んだこと
ジョナサン「君の財布を盗んで遊んだことを謝るよ」
ディオ「なに!?」ガタッ
ディオ「財布をスられたと思ったら犯人はお前か!!」
ジョナサン「アチャー・・・やっぱり怒った」
ディオ「ジョジョォ~!!!」
ジョナサン「謝ったんだから許してよ!」
ディオ「謝られても許さん!!」
ディオ「それによりにもよって食いかけのチョコレートですまそうとするとはなんてヤツだ!」
ジョナサン「そんな・・・!」
ディオ「この!ゴミクズめ!!!!」シュッ
バコオッ
ジョナサン「タコス!」
ドカバキグシャーーッ
ディオ「フン!」パンパンッ
ディオ「いいか!本当に!二度と!話しかけるなよォ~!?」
ディオ「ジョースター卿のいる前以外でぼくの傍によるな!!」
スタスタバタムッ
ジョナサン「痛たた・・・・・・容赦ないなァ。心が狭いんだから」
ジョナサン「・・・・・・もうディオと話すのはこっちもお断りだよ!」
ジョナサン「もうディオを殴るのはやめた!」ボロボロッ
エリナ「そうね、それが賢い判断だと思うわ」
エリナ「それよりジョジョ・・・・・・ジョナサン」
ジョナサン「なんだいあらたまって」
エリナ「ディオにはちゃあんと謝ったの?」
ジョナサン「もちろん謝ったさ」
ジョナサン「財布を盗んでごめんねってね!」
エリナ「マア!そんなことまでしてたの?」
ジョナサン「けれど、謝った結果がこのざまさ」
エリナ「・・・・・・」
エリナ「ジョジョ、本当にちゃあんと謝らなきゃだめよ」
エリナ「ディオとの溝がどんどん深くなってしまうわよ」
ジョナサン「・・・・・・うん」
ジョナサン「それもそうだな、紳士として、ぼくは彼に色々とひどいことをしてしまった」
ジョナサン「すべて謝ってくるよ」
エリナ「ジョナサン・・・!」
ジョナサン「謝罪とともに>>77してくる!」
77 : 以下、\... - 2014/05/06 14:35:34.95 VwdTJ3HT0 18/81挑発
ジョースター邸
ジョナサン「ディオーッ!ディオーッ!!」
ディオ「・・・・・・チッ」
ドタドタドタドタ バンッ!
ジョナサン「見つけたぞ!こんなところにいたのか!」
ディオ「・・・・・・」
ジョナサン「聞いてくれ、ディオ」
ジョナサン「ぼくはきみに色々と謝罪したいと思っている」
ディオ「・・・・・・」
ジョナサン「きみのお母さんを、悪くいってすまないね」
ディオ「!」
ジョナサン「それから、きみの財布を盗んで勝手に使ったことも謝るよ。お金はきちんと返すさ」
ディオ「・・・・・・当然だぜ」
ジョナサン「!」
ディオ「勝手に持っていった金を返すのは当然だ。とっととよこせよ」
ジョナサン「今はすっからかんだから無理!」
ディオ「!」
ジョナサン「でも、ありがとうディオ!ぼくを許してくれるんだね!?」
ディオ「・・・・・・」
ディオ「もう二度とするんじゃあないぜ」
ディオ(こいつとは表面上は仲良くやっていかなくちゃあならんからな、これくらいのことは我慢してやるか)
ディオ(将来この屋敷をのっとるための投資だと思って)
ジョナサン「ディオ・・・」ジィーーーン
ジョナサン「ありがとう・・・」
ジョナサン「それじゃ、ついでに>>85したことや>>89したことも謝っておくよ!」
ディオ「なに!?」
85 : 以下、\... - 2014/05/06 14:45:00.81 yI2MjxiF0 21/81大事にしていたガンプラ壊した
89 : 以下、\... - 2014/05/06 14:45:21.64 04HJty/r0 22/81ディオの両親殺した
ディオ「ぼくの大事にしていたガンプラ壊したり、ぼくの両親を殺しただと・・・!?」
ジョナサン「まあでも壊したのはエクシアだし、エクシアリペアだと思えばかっこいいだろう?」ニコッ
ジョナサン「それと、きみの両親を殺したけど、そのおかげできみはうちに来れたんだからオールオッケーだよね?」ニッコニッコ
ディオ「な・・・・・・な・・・・・・」
ドドドドドドドドド
ディオ(なにを言っているんだ・・・こいつは!!)
ドドドドドドドドドドドドドドド
ディオ(母さんは病気で死んだ!父さんもぼくが殺したんだ!!)
ドドドドドドドドドドドドドドド
ディオ(なにやらおかしな妄想に取りつかれているんじゃあないか!?)
ドドドドドドドドドドドドドドド
ディオ(・・・・・・)
ディオ(こ、ここはぼくが広い心で流してやるとするか)
ディオ「そ、そうだったのかい?そいつは驚いたな」
ディオ「しかし、きみの言う通りだ!オールオッケーだぜ」
ジョナサン「よ、よかった!」ホッ
ディオ「・・・・・・あ、ああ」
ジョナサン(よし、じゃあ次は挑発するとしよう)
ジョナサン「ディオ、すべて許してくれるんだね?」
ディオ「ああ、そういってるじゃあないか」
ディオ「そのかわり、二度とやらないと約束してくれるだろう?」
ジョナサン「そうだな・・・・・・」
ジョナサン「>>101!!」
101 : 以下、\... - 2014/05/06 14:55:36.93 fFPfiCCN0 25/81だが断る
ジョナサン「だが断る!!」
ディオ「!?」
ジョナサン「このジョナサン・ジョースターが最も好きなことのひとつは、自分で心が広いと思っているヤツの甘い言葉にNOと断ってやることだ」
ディオ「なに!?」
ジョナサン「ディオ、正直きみみたいなやつがぼくを許してくれるだなんて思っていないよ!」
ジョナサン「きみは嘘をついているね!本当はぼくのことを許したと思っていないんだろう!」
ジョナサン「ならそう、言えばいい!」
ジョナサン「思っていることをはっきり言ったらどうなんだ!ええ!」
ディオ「・・・・・・チッ」
ジョナサン「意気地無しめ!隠すなんて卑怯もののすることだ!!」
ジョナサン「あとで女々しくねちねち言ってくるつもりなら、それは間違っているぞ!ディオ!!」
ジョナサン(やった!言ってやった!!)
ジョナサン(ディオを挑発してやったぞ!!)
ディオ「・・・・・・」プルプル
ディオ「いいかげんにしろよ・・・」
ジョナサン「ハッ!」
ジョナサン「ま、まずい!ディオが震えているぞ!」
ディオ「だれが卑怯ものだァ?憶測でものを言うんじゃあないぜ」
ディオ「それに!きさまがバカみたいなことを繰り返しているようだから、仕方なく許しているだけだとわからんのか!!」
ディオ「このッ!マヌケェ!!」スッ
ボギャアァッ
ジョナサン「ギャン!」
ドカバキグシャーーッ
ディオ「くずめ!」ペッ
ディオ「もうおまえなんぞ知らん!どっかへ行け!」
ディオ「そして二度と帰ってくるな!!」
ジョナサン「ひ・・・ひどいぞディオォォ~!!」
ジョナサン「そうやってすぐ暴力に出るのはいけない!!きみの悪いクセだ!」
ディオ「フン!」
ジョナサン「・・・ウウッ」
ジョナサン(あったまきたぞ!もうこうなったら容赦しない!)
ジョナサン(やっぱりディオを殴る!ぼくはディオ殴るぞ!エリナーーー!!)
ジョナサン「やってきた!」ボロボロボロッ
エリナ「・・・・・・そうみたいね」
ジョナサン「ぼくはもう切れたぞ!ディオを殴ることに罪悪感なし!」
エリナ「もう・・・・・・なんでそうなるのかしら」
ジョナサン「ぼくには!ディオを殴るだけの理由がある!!」メラメラ
エリナ「困ったわね」
エリナ「そうだ!気分転換に>>114してみない?」
ジョナサン「えっ?」
エリナ「そしたら、もう殴るなんて発想にもならないでしょう」
ジョナサン「エリナがそういうなら・・・」
114 : 以下、\... - 2014/05/06 15:19:16.84 w2cpGElh0 30/81冬のナマズみたいにおとなしく
ディオ「チッ!あのクズめ・・・どこ行ったんだァ~?」
ディオ「ぼくの本を黙って借りるとは無礼なヤツだ!もう切れた!殺してやる!!」
ディオ「フン!どうせまたエリナと小川の近くで遊んでいるんだろうな」
ディオ「ア!!やっぱりいたぞ」
ディオ「・・・・・・ン?」
ソロリ
ジョナサン「・・・・・・」シィーン
ディオ「?」
ディオ(・・・・・・座り込んで、目をあけたまま動かないぞ)
ディオ(なにやってるんだ、こいつ)
ディオ「おい、ジョジョ」
ジョナサン「・・・・・・」シィーン
ディオ「ジョジョ?」パタパタ
ディオ(目の前で手をパタパタさせても反応なし)
ディオ「・・・・・・」
ディオ「ハッ!」
ディオ(こ、こいつ・・・・・・息をしていないんじゃあないか!?)
ディオ(ま、まさか死・・・!?)ドキドキ
ディオ「・・・・・・」
ジョナサン「・・・・・・」シィーン
ディオ「・・・・・・」
ジョナサン「・・・・・・」シィーン
ディオ「おい」ソッ
ディオ(・・・・・・胸に手を当てたところで、心臓が動いているかどうかはわからんか)
ディオ「・・・・・・」
ディオ(ならば耳を当ててみよう)ソッ
ドサッ
ディオ「ン?」
エリナ「ディオ・・・・・・」ドドドドドド
エリナ「ディオが・・・・・・」
ドドドドドドドドド
エリナ「ディオが・・・ジョジョに寄り添ってる・・・!?」
ドドドドドドドドドドドド
ディオ「は?」
ドドドドドドドドドドドドドドド
エリナ「そんな!不潔すぎます!!」
ディオ「なにィーー!?」
エリナ「イヤーー!!」
ジョナサン「今だ!」カッ
ディオ「!?」
ジョナサン「くらえ!ディオォォォ!!>>130!!」
130 : 以下、\... - 2014/05/06 15:36:49.49 yI2MjxiF0 34/81キン肉バスター
ジョナサン「筋肉バスターッ!!!!」ガッ
Go!Go!Muscle!
ディオ「なにィーーー!?」グルンッ
ドッゴォオオオオオオオオオオオオンッ リーングーニーイーナズマハーシリー
ディオ「」チーン
ジョナサン「やった!ディオをやってやったぞ!!」
エリナ「・・・ジョジョ」
エリナ「こ、これはいったい?」
ジョナサン「きみのおかげさ、エリナ!」
エリナ「ええ!?」
ジョナサン「こちらから行けば負けは確実、けれど冬のナマズのようにおとなしく待っていればきっとチャンスはやってくる」
ジョナサン「じっくり獲物を待つ蜘蛛のように、機会をうかがうのもひとつの手なんだね!ありがとうエリナ!」
エリナ(・・・・・・ただ、争い事から目を背けさせたかっただけなのに)
エリナ(ごめんなさい、ディオ)
ディオ「」チーン
ディオ(くそ!ぼくをはめるなど生意気なことを!許さんぞジョジョォ~!!)
ディオ(絶対に・・・・・・絶対にぼくが!この屋敷を乗っ取ってやる!!)
『ジョジョのやらかしたことに!ますますディオは侵略の決意の炎を燃え上がらせたのだった!!』
『そして月日はながれ・・・七年後』
エリナ「ジョナサン!」
ジョナサン「エリナ!」
エリナ「今日はGW最終日だけど・・・・・・なにか予定がありまして?」
ジョナサン「うん、きみと>>142しようと思っているよ」
エリナ「まあジョジョったらいけないひと!」
イチャイチャ
142 : 以下、\... - 2014/05/06 15:49:55.68 9TUh6XksO 37/81ガチの殴り合い
シュッシュッ
エリナ「オゥラアアアアーーーーッ!!!」
ドバキィーーーッ!
ジョナサン「ウグゥ!!」
ジョナサン「いいパンチだ、エリナ」ニコッ
エリナ「マア!ジョジョったらお上手ですわね////」カァァーッ
ジョナサン「さて、そろそろ休憩にしないかい?ぼくも全身ボロボロだし」
エリナ「そうですね」
ジョナサン「お昼ご飯を食べに行こうよ!」
エリナ「!」
エリナ「ジョナサン、わたしサンドウィッチを作ってきましたの。よかったら、それをお昼にいたしませんか?」
ジョナサン「エリナ・・・・・・」
ジョナサン「なんてかわいいことを」
エリナ「フフフ、ジョナサンのためですから」
ディオ「やあお二人さん、相変わらず仲がよろしいようで」
エリナ「まあ、ディオ!」
ジョナサン「どうしてここに?」
ディオ「なに、せっかくの休日だし出掛けなければと思ってね」
ディオ「まさかきみたちもこの小川の近くにいるとは思わなかったよ」
エリナ「気が合いますわね、さすが義兄弟」
ディオ「そうだな、自分で言うのもなんだが・・・ぼくらは仲が良いからな」
ジョナサン「そうだね、ディオ」
ジョナサン(・・・・・・しかし、)
ジョナサン(正直ぼくは彼に対して友情を感じていない・・・・・・)
ディオ「そうそう、ジョジョ」スッ
ジョナサン「!」
ディオ「財布を忘れてデートなんて恥ずかしいじゃあないか、持ってきてやったぞ」コソッ
ジョナサン「あ・・・忘れてたよ、ありがとう!」
エリナ「なあに、内緒はなし?」
ディオ「いいや、ちょっとお説教をね・・・・・・すごい豪華なサンドウィッチじゃあないか!」
エリナ「よかったら、ディオもおひとついかが?」
ディオ「いいのかい?」
ジョナサン「・・・・・・」
ジョナサン(なぜ!?彼はあんなに良いヤツなのに友情を感じないんだッ!!)
ジョナサン(七年前にたくさん殴られたせいか!?しかし!悪いのはこのぼくだった!ディオには悪いとこなどどこにもない!!)
ディオ「それじゃあ、そこのヤツをひとつおくれよ」
エリナ「はい、どうぞ。お口に合うといいのだけれど」
ディオ「きみの作ったものが美味しくないはずないさ」
ディオ(フン!調子にのるなよなジョジョォ~!)
ディオ(もうすぐ大学も卒業・・・・・・もうジョースター卿の援助はいらん!)
ディオ(7年ジョジョと表向き仲良くしたのはこの期を待ったから!計画はジョースター家の財産を乗っ取ることさ!)
ディオ(もう財産を法的に自由にできる年齢になった・・・・・・覚悟していろよ、ジョジョォ)
ディオ(手始めに、ジョースター卿に毒を盛って病死にみせかけてやる)
ディオ(そしてその後、こいつも毒殺し・・・・・・ゆくゆくはこのディオが財産をすべて手に入れるという寸法だ!)
ディオ(せいぜい、最後の楽しいGWを過ごすことだな、ジョジョ!!)
エリナ「どうかしら?」
ジョナサン「うん、おいしいよエリナ!」
ディオ「やっぱりエリナは料理上手だな」
ジョナサン「そうだ!ディオはこのあとどこかへいくのかい?」
ディオ「いや、今のところこれといって用事はないが」
ジョナサン「それなら、ぼくらと一緒に>>155しないかい?」
155 : 以下、\... - 2014/05/06 16:16:26.15 jKIvmhW30 42/81花京院に会いに行く
ジョナサン「花京院に会いに行かないかい?」
ディオ「カキョーイン?だれだそいつは」
エリナ「あら、ごぞんじないのですか?」
ディオ「知らないね。有名なヤツなのかい?」
ジョナサン「花京院を知らないだなんて、ディオってば意外と田舎者だなァ」
ディオ「・・・」イラッ
ディオ「いったいどこのどういうやつなんだ、そのカキョーインってやつは」
エリナ「まあ、ほんとうに知らないのですね」
ジョナサン「花京院は>>166で有名なんだよ」
166 : 以下、\... - 2014/05/06 16:21:51.28 jKIvmhW30 44/81キ◯ガイ
ディオ「キ◯・・・!?」
ジョナサン「かれは世界有数のキ◯ガイでね、最近イギリスに越してきたそうだ」
エリナ「わたしたちもこの間親しくなったばかりなんですよ」
ジョナサン「花京院がディオに会ったら、とってもよろこぶと思うな」
エリナ「そうね、お友だちをたくさん作るって意気込んでらしたものね」
ジョナサン「ディオならきっといい友達になれるんじゃあないかな」
ディオ「・・・・・・」
ジョナサン「どうだい?一緒にいかないか?」
エリナ「まさか・・・・・・」ハッ
エリナ「キ◯ガイが怖いのかしら・・・」
ディオ「!」
エリナ「・・・・・・怯えてしまうのもわかるわ、無理に誘うのはやめましょう、ジョジョ」
ディオ「だ、だれが行かないなどと言ったかい?」
ディオ「連れてってくれよ、その花京院とやらのところへ」
ジョナサン「いいとも!」
花京院の家
花京院「おやみなさんお揃いで」
ジョナサン「やあ花京院、昨日ぶりだね」
エリナ「ごきげんよう」
ディオ「・・・・・・やあ」
花京院「そちらの方は?」
ジョナサン「これは、ぼくの義兄弟のディオ。ディオ、こちらが花京院典明だ」
ディオ「よろしく、ジョジョから色々と噂は聞いているよ」
花京院「こちらこそ、ディオ」
『この出会いが!まさかディオの人生を大きく変えることになるとは!今の彼には思いもしないことだったッ!!』
ジョナサン「それじゃあさっそくだけど、花京院」
花京院「そうですね、ディオも来てくださったことですしみんなで>>しましょうか!」
ディオ「・・・>>184?」
184 : 以下、\... - 2014/05/06 16:32:35.03 OW6mrsUV0 47/81レロレロ
ジョナサン「まあ、見てればわかるさ」
花京院「いきますよ!」スッ
レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロッ!!
ディオ「!?」
レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロッ!!
ジョナサン「さすがだよ花京院!!」
エリナ「とっても素敵です!!」
レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロッ!!
ジョナサン「ウ~ン、やはり難しいな」レロレ・・・ポロッ
エリナ「がんばって、ジョナサン!」
レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロッ!!
ジョナサン「やった!ぼくもレロレロレロレロレロレロレロレロ」
エリナ「さすが!ジョナサンだわ!レロレロレロレロレロレロレロレロ」
ディオ「・・・・・・」
ディオ「用事を思い出したから先に帰るとするよ」クルリ
レロッ
花京院「!」
花京院「そうですか・・・・・・お気を付けてくださいね」
ディオ「ああ、すまないな」
ガチャッスタスタスタ・・・
花京院「・・・・・・」
花京院(あの男・・・・・・もしや)
ジョナサン「どうかしたかい、花京院?」
花京院「いえ・・・」
花京院「ジョナサン、あの男もしや>>196しようとしているのかもしれません」
ジョナサン「なに!?」
花京院「ぼくには悪党がわかるんです、」
196 : 以下、\... - 2014/05/06 16:43:58.94 9TUh6XksO 50/81一人旅
ジョナサン「一人旅・・・」
花京院「ええ、おそらく逃亡する気でしょう」
エリナ「逃亡ですって・・・?」
花京院「なにか、心当たりはありませんか?」
ジョナサン「逃亡・・・」
ジョナサン「彼がこれから、逃亡しなくてはならないほど悪いことをすると言うのか?」
花京院「・・・・・・」
ジョナサン「まさか、>>211じゃ!?」
211 : 以下、\... - 2014/05/06 16:50:27.91 ShDkEwIC0 52/81女装
花京院「女装!?」
エリナ「そんな!」
ジョナサン「黙っていてごめんよ、エリナ」
ジョナサン「ディオには昔から、女装の趣味があったんだ」
ジョナサン「本人はばれていないと思っているようだが、ぼくら家族は父さん以外では周知の趣味なんだ」
エリナ「うそ・・・」ヨロッ
ジョナサン「どうやら抑圧されたまりにたまったストレスをそれで発散しているようでね・・・たまに夜女装して散歩したりしているんだよ、ディオは」
花京院「な、なんておぞましい・・・テロ行為みたいなものだな」ゴクリ
ジョナサン「・・・・・・まさかそれが、父さんに知られて!?」
花京院「!」
花京院「可能性はありますね」
ジョナサン「大変だ!こんな女装ごときで逃亡されちゃあ、父さんも悲しむぞ!」
エリナ「ジョナサン・・・」
ジョナサン「ア!エリナ、花京院!今のは内緒だぞ!」
ジョナサン「・・・・・・ディオをとめなくては!!」ゴゴゴゴゴゴ
その夜
ディオ「くそ!気味の悪いものを見せられたぜ!!」ガンッ
ディオ「やっぱり気狂いとは一緒にいられん!」
ディオ「ジョジョ!あいつから毒殺するとしよう!!!」
ディオ「・・・・・・」
ディオ「今夜は新月か・・・」
ディオ「・・・・・・」
ディオ「よし!久々に>>222の女装で町を徘徊するか」ニヤリ
222 : 以下、\... - 2014/05/06 17:03:51.25 OW6mrsUV0 55/81水着
ディオ「よし!今夜はこの女性水着だ!!」ババァーーン
ディオ「紺色と地味だが、ジパングでは学生の水着として人気の代物らしい、これでいこう」
ディオ「フゥー・・・このフィット感がたまらないな」
ディオ「では夜の散歩に出かけるとしよう」ニヤリ
ジョナサン「父さん!」
ジョージ「おや、帰ったのかいジョジョ」
ジョナサン「ディオは!?」
ジョージ「自室じゃあないのかね」
ジョナサン「!」
ジョナサン(自室にはいなかった・・・・・・ということは)
ジョナサン(既に出掛けてしまったということだ!!!)
ジョナサン「父さん!父さんは家にいてください!!」
ドタドタドタタタ・・・
ジョージ「行ってしまった。どうしたんだ、いったい?」
ジョージ「・・・・・・」
ジョージ「そうだ、今夜はダニーの散歩がまだだったな」
ジョージ「・・・・・・」
ジョージ「たまにはわたしが散歩に連れていってあげるとしよう。健康のためにもいいだろうしな」ヨイショ
ドドドドドドドドド
ジョナサン「ディオ!ディオ!ディオォォォォォォォォォ!!」
ドドドドドドドドドドドドドドド
ジョナサン「くそ!見つからない!!」
ジョナサン「一応行きそうなスポットはすべて回ったというのに・・・」
ジョナサン「まてよ・・・・・・」
ジョナサン「そうだ!>>243はまだ見に行ってないぞ!!」
243 : 以下、\... - 2014/05/06 17:17:24.99 u7BnKE6/0 58/81花京院の家
花京院の家
花京院「おや!もうこんな時間か」
花京院「外は真っ暗だな。そろそろカーテンを閉めるとしよう」
花京院「ン?・・・・・・そとに人が・・・」
花京院「ハッ!」
花京院「あ、あれは・・・・・・」ドドド
花京院「ディオ!?」ドドドドドド
花京院「スク水だと!?女装以上にイカれてる!!ありゃあただの変態じゃあないか!!」
花京院「こ、これはひどい」
花京院「そうだ!>>253しよう!!」
253 : 以下、\... - 2014/05/06 17:21:23.97 DFP+v6+z0 60/81自分も女装
花京院「かわいそうなディオ!」
花京院「ぼくも一緒に女装してやろう!」
花京院「赤信号、みんなで渡れば怖くないってね!」ウィンク
花京院「よーし、ディオがスク水ならぼくは>>261の女装だ!!」
261 : 以下、\... - 2014/05/06 17:23:53.45 OW6mrsUV0 62/81ミドラー
花京院「ミドラーのエキゾチックな女装にしよう!」シャランラ
花京院「おや、まてよ・・・」ピタッ
花京院「・・・・・・」
花京院「・・・・・・なかなか似合うな」
花京院「それじゃあ、レッツ・ナイトウォーク!」ルンルン
ディオ「フフフ、ここまでだれともすれ違わなかったな」
ディオ「おれは運がいい・・・」
ディオ「しかし、このスリルがまたたまらないぜ」
ディオ「さて、寒くなってきたしそろそろ家に帰るとするか」
「まつんだディオ!!」
ディオ「!?」
ディオ「まさか、おまえは・・・・・・」
ディオ「ジョジョ!?」
ジョナサン「探したよ、ディオ!」ババァーーン
ディオ「ハッ!」
ディオ(ま、まずい!!このおれの秘密がばれてしまった!!)
ディオ(ジョジョのきたならしいアホに!おれの女装趣味がばれてしまった!!)ドドドドドド
ジョナサン「・・・・・・」
ジョナサン「帰ろう、ディオ」
ディオ(・・・・・・まずい!!)
ダッ
ジョナサン「ア!」
ジョナサン(逃げられた!!)
ジョナサン「待て!ディオ!!!」
ダダダダダ
ハァッハァッハァッ・・・
ディオ「くそ!ジョジョめ!なぜあんなところにいたんだ!?」
ディオ(こんなスリルを味わうための趣味だが、なるべく人のいない道を通ってきたというのに・・・!)
ディオ(まさか、おれのこの『夜の散歩』を知って追いかけてきたというのか!?)
ディオ「畜生!いつから!いつからバレたというんだ!!」
ジョナサン「最初からだよ、ディオ!」
ディオ「!?」
ジョナサン「先回りして正解だったな」ハァッハァッ
ディオ「チッ!」
ジョナサン「ディオ、ぼくは君が七年前に始めたときから知っているんだ・・・きみのその紳士としてあるまじき癖をね」
ジョナサン「さ、父さんに見つからないうちに帰ろう!それからきみのその薄気味悪い悪癖も、治していこうじゃあないか」
ジョナサン「手助けならいつでもするぞ、ぼくらは兄弟なんだから」
ディオ「・・・・・・」
ディオ「兄弟だ?ちゃんちゃらおかしいな、ジョジョォ」
ディオ「おれはお前を兄だとも弟だとも・・・・・・ましてや友人だとも思ったことがないね!」
ジョナサン「!」
ジョナサン(なんてことだ・・・・・・)
ジョナサン(ぼくが彼に友情を感じないのは・・・・・・)
ジョナサン(やはり彼から好かれていないことを薄々感づいていたからかもしれない)
ジョナサン(ディオ・・・)
ディオ「もう、こうなったらヤケだ!すべて話してやる!!」
ディオ「ゆくゆくはジョースター家を乗っ取るつもりだっ!!財産をすべておれのものにしてやる!!」
ディオ「そのためにはジョジョ!お前が邪魔なんだよ!!」
ディオ「秘密を知られたのなら・・・・・・ちょうどいい!!今!ここで!お前を殺す!」シュッ
ジョナサン「!」
ジョナサン(ナイフだ!!!)
ディオ「死ね!ジョジョォォォォォォォォォォォ!!!!」
ディオ(いっきに!喉をかっ切る!!)ズバァーーーーッ
スッ
ディオ「!?」
『以外ッ!それはボクシングのスウェーイング!』
『ジョジョはディオの切りつけてきたナイフを!悠々とかわしたのだッ!』
『それは!七年前の今日ッ!何度もディオに殴られたという屈辱から、ジョジョが訓練した防御テクニックだった!!』
ディオ「よけた・・・だと!?」
ジョジョ「ディィイイイオオオオオオオ!!!」シュッ
ディオ「ハッ!」
バキィーーーーッ
ディオ「ウゲエーーーーッ!」
ドサッ
ジョナサン「・・・・・・入った」
ディオ「う・・・ウググ・・・」
ディオ(ウグ!し、しまったナイフが!)ポロッ
ジョナサン「とう!」ケリッ
シャーーーーッカランカランカラーン
ジョナサン「ナイフは蹴り飛ばしたぞ!ディオ!」
ジョナサン「きみの企みはよおくわかった!!」
ディオ「・・・・・・チィッ」
ジョナサン「・・・・・・ひどい話だな」
ジョナサン「・・・君がこの数年、ずっとおとなしかったのは・・・いい子でいたのはそういうわけか!」
ジョナサン「ぼくら親子はまんまと騙されたよ!!」
ディオ「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴ
ジョナサン「ディオ!きみの今やろうとした行為はッ!殺人未遂罪だ!立派な罪だ!」
ジョナサン「法を学んでいるきみなら、知っているはずだ!!」
ジョナサン「しかし!」
ジョナサン「ぼくはきみを訴えも責めもしないぞ!」
ディオ「!?」
ディオ「なにを言ってるんだ、ジョジョォ?おまえの言う通り、おれはお前を殺そうとしたんだぜ」
ディオ「しかも、ジョースター家を乗っ取るつもりと話したはずだ!このままにしておけばどうなるか・・・・・・わかるだろうマヌケェ!」
ジョナサン「たしかに、マヌケかもしれないな」
ジョナサン「だが、ディオ!」
ジョナサン「きみは七年前に、ぼくがしでかしたあれこれをすべて許してくれたことがあるだろう?」
ディオ「!」
ジョナサン「あの、懐の広さ・・・・・・あれは紳士として素晴らしい行為だったとぼくは今でも尊敬しているんだ」
ジョナサン「きみの、過去の行いに敬意をはらって・・・」
ジョナサン「きみの罪を許すよ、ディオ」
ディオ「・・・・・・ジョジョ」
ディオ「フン!やはりマヌケじゃあないか!」
ディオ「ここでおれを野放しにしてどうする!?おれは何度でもよからぬことを企むだろう」
ジョナサン「ならばそのたびに、ぼくが阻止するさ」
ディオ「・・・・・・」
ジョナサン「だから帰ろう、ディオ」
ガサガサッ
「争う声がすると思って来てみれば・・・」
ジョナサン「!」
ディオ「!」
「な、なんということだ・・・」
ジョージ「ディオ・・・!?」ババァーーン
ダニー「ワンワン!」
ジョナサン「とうさん!?」
ディオ「!?」
ディオ(ジョジョを殺す殺さないの問題じゃあなくなった!!今度こそまずい!)
ディオ(ジョースター卿に知られてしまえば、家を追い出されることはないだろうが・・・)
ディオ(援助がなくなること間違いなし!!)
ディオ(ジョースター家の財産をいただく前に縁を切られてしまう!!)
ディオ(終わった・・・ッ!ぼくの野望はここで終わった!!)
ジョージ「なんて格好をしているんだッ!」
ディオ「・・・・・・」
ジョナサン「とうさん!」バッ
ディオ「!」
ジョナサン「違うんです、父さん!これは・・・」
ジョナサン「これはディオの趣味とかじゃあないんです!!」
ディオ「ジョジョ・・・!」
ジョージ「・・・・・・」
ジョナサン「ディオがストレスを発散するために、夜な夜な変態じみた格好で散歩をしているわけじゃあないんです!」
ジョナサン「彼は昔っから女装なんて興味ないし、したこともないんです!今日がはじめてなんです!!」
ディオ「おい、だまれ」
ジョージ「ではなぜ、ディオがそんな格好をしているというんだ?」
ジョナサン「そ、それは・・・」
ジョナサン「!」
ジョナサン「>>336です!」ドヤッ
336 : 以下、\... - 2014/05/06 19:35:14.10 w2cpGElh0 73/81ぼくがやらせているん
ジョナサン「ぼくがやらせているんです!」ドヤッ
ジョージ「!?」
ディオ「!?」
ディオ(ジョジョ・・・!?すべてかぶるというのか・・・!?)ドドド
ディオ(おれのこの罪を・・・すべてかぶると!!)ドドドドドド
ジョナサン「だからこれは別に、ディオの意思じゃあないんですよ、父さん」
ジョージ「そ、それはいったい・・・どういうことなんだ?!」
ジョージ「どういう経緯でそんなことに・・・」
ジョナサン「えーと・・・」
ジョナサン「か、賭けをしたんですよ!ポーカー、そうポーカーで!ディオが負けたから、こんなことになってるんです」
ジョナサン「大学生活最後のGWだから、なにかとんでもない罰ゲームにしようと思って・・・」
ジョージ「なるほど、そうだったのか」
ジョージ「・・・・・・しかし、この紺色の服は?」
ジョナサン「ぼくの趣味です」キッパリ
ジョージ「そうか・・・・・・そうだったのか・・・」
ジョージ「・・・・・・それを聞いて安心したよ」
ジョージ「取り乱してすまなかったね、二人とも」
ディオ「い、いえ・・・大学生活最後とはいえ、ぼくらもやり過ぎてしまったと反省してますし」
ジョナサン「驚かせてすみません」
ジョージ「いやいや、学生なら男子たるものハメを外すことはおおいにあるだろう」
ジョージ「わたしもよくヤンチャしていたものだ」
ジョージ「しかし、ディオ、ジョジョ!」
ディオ・ジョナサン「はい!」
ジョージ「他人に迷惑をかけない程度にしなければならない!」
ジョージ「よって、今日はもうこのまま三人で帰るぞ」
ディオ・ジョナサン「!」
ディオ「・・・・・・」チラッ
ジョナサン「・・・・・・」ニコッ
ディオ「はい、ジョースター卿・・・・・・もうこんな馬鹿げたことはしないと誓います」
ジョナサン「今度はもっと健全な試合をします」
ジョージ「よろしい!では帰ろう」
ダニー「ワン!!」
花京院「おや?ディオがいないぞ!」
花京院「おかしいな・・・・・・さっきまでぼくの家の前で立ってたのに・・・」
花京院「・・・・・・」
花京院「まあいいだろう!せっかくだしひとりで散歩でもするか!」
花京院「どうせなら広い道にでてみよう」
花京院「ぼくの女装は完璧だからな・・・・・・バレるはずがない」
「おい」
花京院「ン?」
>>372「なんて格好してやがる」
372 : 以下、\... - 2014/05/06 20:03:13.14 c+fyRkrxO 77/81承太郎
承太郎「花京院!!」
花京院「エ!承太郎!?なぜイギリスに!?」
承太郎「そんなことはどうでもいい!」
承太郎「てめー!なぜそんな格好をしてやがる!!」
花京院「・・・ハッ!」
花京院(承太郎に・・・ぼくの完璧な女装がばれている・・・だと!)ドドド
花京院(やはりなかなかやるな、この男)ゴクリ ドドドドドド
花京院「承太郎、これはちょっとした人助けなんだ。勘違いしないでくれ」
承太郎「ほお・・・・・・」
花京院「ぼくは困っている友のためなら、なんでもする男だからな」キリッ
承太郎「そうか、よしぶん>>380る」
花京院「なぜだ!?」
380 : 以下、\... - 2014/05/06 20:09:11.58 yI2MjxiF0 79/81文通する
承太郎「そうか、よし文通する」
花京院「なぜだ!?」
承太郎「おれはまた日本に帰るからな・・・・・・とりあえずテメーがまた変なことをしないよう、文通して監視してやる」
花京院「あ、そうかい」
承太郎「友人友人っておめーはうるせえんだよ!」
承太郎「新しい友人にうつつを抜かしてるのも悪いことじゃあねえが・・・」
承太郎「おれたちのことも忘れるんじゃあねえぜ」
花京院「!」
承太郎「変なことしてねえで、たまには連絡しろよ」
花京院「ああ、わかったよ!」
花京院(そうだな・・・・・・たとえ引っ越しても、遠く離れても、故郷の友人は大切にしなくては)
花京院「近いうちにまた、日本に遊びにいくよ」
承太郎「じじいもおふくろも待ってるぜ、じゃあな。早く家にもどれよ」
花京院「ああ、また」
花京院(チッ!・・・・・・仕方ない散歩はやめよう)
ジョナサン「ディオ、その格好じゃあ寒いだろう。上着を貸すよ」
ディオ「ああ、ありがとう」
ジョナサン「いいや」
ディオ「・・・・・・」
ディオ「・・・ありがとな、ジョジョ」ボソッ
ジョナサン「・・・・・・え?」
ジョナサン「・・・・・・」
ジョナサン「!」
ジョナサン「いいや!いいやディオ、さあ帰ろう」
『二人の間に真の友情が生まれた瞬間だった!!』
『こうして!だんだんと、時間をかけてッ!ジョジョとディオは和解したッ!』
『互いに尊敬し合うことで!彼らはこれからも成長していくことだろう!!友人として!兄弟として!』
ジョジョの奇妙な冒険
ファントムブラッド
~最後のGW~ 【完】