【関連】
【艦これ】龍驤「もう少し、足りないもの」その5【安価】(3)

725 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 18:44:40.62 CHI97PS/0 333/428

ーー

提督「由良に一つ聞きたいことがある」

由良「なに」

提督「由良はどんな任務を遂行しているんだ?」

由良「答える必要が無い」

提督「誰から指令が出てるんだ?」

由良「答える必要が無い」

提督「忍者提督からの指令もあるのか?」

由良「答える必要が無い」

提督「…そうか」

726 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 18:46:59.94 CHI97PS/0 334/428

提督「任務の内容は…言えるはずが無いよな」

由良「そうよ」

提督「……」

由良「なに」

提督「…これまでの指令の内容に、対象の殺害は含まれた事はあるか?」

由良「答える必要が無い」

提督「……そうなるよな」

由良「さっきからなに」

提督「…実は由良に客人が来ているんだ」

727 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 18:49:53.93 CHI97PS/0 335/428

由良「会う気は無い」

提督「そういう訳にもいかないんだ」

由良「なぜ」

提督「相手は陸の警察だ」

由良「どうして」

提督「ある場所で焼死体が見つかった事件があるそうなんだ。それについて由良に聞きたいことがあると言っている」

由良「…」

提督「こちらから拒絶することもできるが、陸の警察とはできるだけ揉めたくない。話をするだけで済むはずだから会ってくれないか?」

由良「…わかったわ」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

729 : 以下、名... - 2019/01/26 19:03:28.59 QCb+Y+t8O 336/428

お互いよく知ってる相手だった

732 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 19:21:49.35 CHI97PS/0 337/428

ーー

あきつ丸「いやぁ由良殿お久しぶりでありますな」

由良「貴女だったの」

あきつ丸「由良殿には大変お世話になっているであります。自分の昇進は全て由良殿のお陰でありますからね」

由良「そう」

あきつ丸「身元不明の殺人事件や死体遺棄などは全て由良殿の協力により解決したのであります!」

由良「手柄は全て貴女に。その代わり私の任務を見逃してた」

あきつ丸「自分と由良殿の関係はウィンウィンというやつでありますな」

733 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 19:29:09.49 CHI97PS/0 338/428

由良「そんな貴女が何の用」

あきつ丸「この焼死体の事件なんでありますが、これは由良殿の仕事でありますな?」

由良「…」

あきつ丸「黙っていても分かるでありますよ。致命傷が分からない程焼けた死体。いつものやり方でありますからな」

由良「それがどうしたの」

あきつ丸「由良殿。何か証拠を残していませんか」

由良「…」

あきつ丸「今までの仕事は完璧であります。髪の毛一本に至るまで証拠が残っていなかったのであります」

あきつ丸「ですがこの事件は違うのです。陸は由良殿を疑っているのであります」

由良「…」

734 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 19:35:31.51 CHI97PS/0 339/428

あきつ丸「由良殿、何か心当たりはありませんか?」

由良「無い」

あきつ丸「そうでありますか…」

由良「誰が疑ってるの」

あきつ丸「ただの警部補なのでありますが、今までいくつもの難事件を解決してきたくせ者であります」

由良「そう」

あきつ丸「由良殿が何かミスをするとは思えません。ハッタリをかましてくる可能性もありますのでどうか手を出すのだけはやめて欲しいのであります」

あきつ丸「万が一どうにもならなかった時どうするか。それは由良殿に任せるのであります」

由良「…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

735 : 以下、名... - 2019/01/26 19:39:30.99 IPEJYhDho 340/428

死体が見つかった場所を聞いて訝る由良
その場所は本当に心当たりがなく、誰かを始末したこともない

739 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 19:56:41.80 CHI97PS/0 341/428

ーー

まるゆ「貴女が由良さんですね~」

由良「警部補」

まるゆ「役職で呼んでくれるのは久しぶりです。皆さん私の事をモグラって呼ぶんですー」

由良「…」

まるゆ「早速ですがこの写真を見てくれますか?ここはある事件があったんですけど…」

由良「焼死体」

まるゆ「あれ…なんで知ってたんですか?」

由良「あきつ丸」

まるゆ「え…?まさかあきつ丸さんとお知り合いとか……?」

由良「そう」

まるゆ「うわぁ……なんでいつもこうなんだろう…」これだからいつまで経っても昇進が……」ぶつぶつ

由良「もういい」

まるゆ「待って下さいまだ話は終わってません!」

740 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 19:59:21.59 CHI97PS/0 342/428

由良(私は最近仕事をした。けどこの場所じゃない)

由良(あきつ丸から話を聞く限り死体は私がやったもの。でも場所が違う)

由良(誰かが移動させた?何の為に?)

由良(そもそも運ぶ手段が無い。あれだけ燃やせば形を保ったまま移動させるのは不可能)

由良(どういうことなの)

まるゆ「あのぉ由良さん?」

由良「なんでもない」

まるゆ「そうですか…」

741 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 20:00:51.08 CHI97PS/0 343/428

由良「はっきり言って」

まるゆ「何をですか?」

由良「私を疑ってるの」

まるゆ「いやぁそれは…」

由良「証拠が無いなら帰りなさい」

由良「私は何も関与していない」

由良「貴女に会うのも任意。もう二度と会うことは無い」

まるゆ「安価」

下1~3高コンマ まるゆの台詞や行動などを

742 : 以下、名... - 2019/01/26 20:07:12.96 JM6cfJ4DO 344/428

実は貴女で無いのは判っています
これは模倣です
知恵を貸してほしいんです

745 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 20:18:58.81 CHI97PS/0 345/428

まるゆ「…この事件が貴女で無いのは判っています。別の場所で発見された焼死体については何も証拠はありませんから」スッ

由良(目つきが変わった)

まるゆ「この焼死体の事件は今までにあった事件の模倣なんです。どうかまるゆに知恵を貸してください」

由良「なぜ私」

まるゆ「分かりますよね…?」

由良「…」

まるゆ「どうかお願いします!この事件を解決したいんです!」

746 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 20:24:38.80 CHI97PS/0 346/428

由良「聞きたいことがある」

まるゆ「なんですか…?」

由良「なぜ私の所に来たの」

まるゆ「……あきつ丸さんに盗聴器を仕掛けました」

由良「身内に」

まるゆ「これが違法なのは分かってます。この件が公になればまるゆはクビです」

由良「そこまでして」

まるゆ「由良さんが何をしているのかはまるゆも目を瞑ります。ですからどうか力を貸して下さい!」

由良「安価」

下1~3高コンマ 由良の台詞や行動などを

748 : 以下、名... - 2019/01/26 20:28:20.78 bP/eOFu50 347/428

私の目的が邪魔されないのなら

750 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 20:39:23.68 CHI97PS/0 348/428

由良「私の邪魔しないなら」

まるゆ「邪魔という意味では…それは無理です」

由良「なら帰りなさい」スッ

まるゆ「由良さん!」

由良「…」スタスタ

まるゆ「…まるゆが追っている別の焼死体の事件。これをAとします。このAはまるで証拠が無いんです。どうやって殺したのかもサッパリ分かりません」

由良「…」スタスタ

まるゆ「ですが一つだけ痕跡があったんです」

由良「…」ピタッ

751 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 20:43:54.98 CHI97PS/0 349/428

まるゆ「現場の近くにある液体が落ちていたんです。それは本当にごく僅かなんですが、そのAの場所に繋がる道路に落ちていたんです」

由良「…」

まるゆ「調べるのに苦労しました。何せこの地域…いえ、日本の反対側にしか同じものが無かったんです」

まるゆ「その落ちていた液体の正体なんですが、実はオイルだったんですよ」

まるゆ「しかもただのオイルではなく、とても燃焼率の高い特殊なオイルだったんですよ」

由良「…」

まるゆ「このオイルはレーシング仕様のバイクなどに使われるもので、一般のバイク乗りの方は滅多に使わないそうです」

由良「…」

752 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 20:46:38.23 CHI97PS/0 350/428

まるゆ「さっき日本の反対側と言いましたよね?このオイルがあったのはとあるサーキットなんです」

まるゆ「その人に聞きました。このオイルを一般のバイク乗りの方が使われるのはどんな時なんですか?って」

まるゆ「その人はこう答えてくれましたよ。事故や故障で調子が悪くなったバイクに一時的に使うことがあるって」

まるゆ「由良さん…貴女バイクで事故、起こしてますよね?」

まるゆ「バイクでこの鎮守府に突っ込んだそうじゃないですか」

由良「……」

753 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 20:49:23.26 CHI97PS/0 351/428

まるゆ「今はネットで簡単に物が手に入ります。そのオイルも実店舗では無くネットで購入することも可能です」

まるゆ「ですが由良さん。貴女のバイクを調べるとちょっと都合が悪くなりませんか?」

由良「…」

まるゆ「貴女が殺人を犯した証拠は何もありません。ですが事件のあった日にその近くに居た証拠としては十分過ぎます」

まるゆ「由良さん……この事実はまるゆだけが知ってます。この件は黙っておきますので、どうか協力して下さい」

由良「安価」

下1~3高コンマ 由良の台詞や行動などを

756 : 以下、名... - 2019/01/26 20:54:19.86 JM6cfJ4DO 352/428

ふふ…私を脅すとはいい度胸…わかった、協力する
由良さん笑った

757 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 21:16:35.84 CHI97PS/0 353/428

由良「私を脅す…いい度胸ね」

まるゆ「う……」

由良「自分がどうなるか分かってるの」ズォォ

まるゆ「最悪……焼死体が…一つ増えます……」

由良「それでも私を」

まるゆ「はい……」

由良「ふふ…いいわ、協力する」

まるゆ「本当ですか!?」

由良「その場所に案内して」

まるゆ「はい!今すぐにご案内します!」

759 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 21:19:22.99 CHI97PS/0 354/428

ーー某所

まるゆ「どうですか由良さん」

由良「こんな所ダメ。人の目がある可能性がある」

まるゆ「まるゆもそう思います。ですが今回は偶然にも目撃者はいません」

由良「ここに」

まるゆ「そうですここに焼死体がありました」

由良「…」

まるゆ「まるゆ達では何も見つけられませんでした。由良さんなら目に見えるもの以外で何か気付いた事とかあれば教えて下さい」

由良「安価」

下1~3高コンマ 由良の台詞や行動などを

760 : 以下、名... - 2019/01/26 21:22:45.30 Vi9SKSqM0 355/428

何か鉱脈があるように感じられるわ

763 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 22:03:54.99 zXTwLtk2O 356/428

由良「鉱脈」

まるゆ「何が…ですか?」

由良「鉱脈を感じる」

まるゆ「この近くに?この辺りは鉱山なんてありませんよ」

由良「下」

まるゆ「下…地面……」

由良「掘ると出てくる」

まるゆ「その金属の種類は…」

由良「金」

まるゆ「こんな場所に金の鉱脈があるだなんて」

764 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 22:07:10.59 zXTwLtk2O 357/428

まるゆ「でもその事と焼死体に何の関係が?」

由良「…わかったかもしれないわ」

まるゆ「本当ですか!?」

由良「その死体を詳しく調べて」

まるゆ「それは十分に調べました。ですが身元も性別も分からずに…」

由良「そうじゃない。遺伝子を調べて」

まるゆ「え…?」

由良「詳しくは…誰かに話す。とにかく人かどうかを調べて欲しいの」

まるゆ「わ、分かりました!」

由良「多分これで全て分かる」

765 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 22:10:48.75 zXTwLtk2O 358/428

由良(分からないことはまだ多いけどほぼ確定したことがある)

由良(あの焼死体は人でも艦娘でも無い。傀儡)

由良(あそこの近くに何かあるという目印だった)

由良(何故焼死体だったのかは分からない。でも関係者が最初に見つければ大ごとにはならなかった)

由良(でもそれより先に誰かが焼死体を見つけてしまった。だから事件として陸の警察が調べている)

由良(そうだとすると色々辻褄が合う。でもまだ分からないことの方が多い)

由良(解決させるにはまだ足りない)

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

767 : 以下、名... - 2019/01/26 22:14:32.49 HhsrgnDHo 359/428

焼死体が見つかった地区の担当警察官について、何か変わったことは無いか調べる

769 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 22:35:28.94 zXTwLtk2O 360/428

ーー

由良「貴方に少し聞きたいことがある」

警察官「貴女は何者なんですか?」

まるゆ「あ~まるゆのスーパーアドバイザーみたいなものです~」

警察官「また貴女ですかまるゆ警部補。今度は何をしたいんですか?」

まるゆ「いや~何もありませんって~」

由良(身内に対しても演じているのね。徹底してるわ)

警察官「この茶番も捜査に関係あるんですか?」

由良「私の質問に答えて」

警察官「はぁ…分かりました。簡潔にお願いしますよ」

770 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 22:37:29.28 zXTwLtk2O 361/428

由良「焼死体」

警察官「は?」

まるゆ「あの~例の事件。焼死体が変なとこで見つかった事件の話です」

警察官「それが何か?」

由良「変わったこと、無かった」

警察官「変わったこと?」

由良「何でもいい。違和感のレベルでも良いから」

警察官「安価」

下1~3高コンマ 台詞や行動などを

771 : 以下、名... - 2019/01/26 22:40:08.72 eQm86EWdo 362/428

変わったことと言えばあの事件自体です
状況的に誰にも見つからず何かを使って人を火だるまにするのは状況的に無理だと思いますよ

775 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 22:53:36.90 zXTwLtk2O 363/428

警察官「変わったことと言えばあの事件自体です。状況的に誰にも見つからず何かを使って人を火だるまにする方法があるとは考えられません」

由良「それはいい」

警察官「いいって…結構な事なんですよ?このままだと間違いなく迷宮入りです」

まるゆ「それは良くないね~」

警察官「こんな事は言いたくありませんが、第一発見者が警察の関係者だったらなと思ってしまいます」

由良「誰だったの」

警察官「艦娘さんだと聞いてます。せめて一般人なら…」

由良「もういい」スタスタ

まるゆ「由良さん!?あ、どうもでした~」

警察官「なんなんだったんだ一体…」

776 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 22:58:50.67 zXTwLtk2O 364/428

まるゆ「どうしたんですか由良さん。何か分かったんですか?」

由良「貴女はこれ以上関わらない方がいい」

まるゆ「どうしてですか!ここまで来たのに!」

由良「死ぬ」

まるゆ「それは由良さんにやられるという意味では無く…」

由良「この事件の関係者」

まるゆ「それほどの事件なんですね……」

由良「貴女はここまで。後は私がやる」

まるゆ「…嫌です」

由良「…」シュッ

まるゆ「う!……」ドサッ

由良「命は捨てるものじゃないの。貴女はそこで寝てなさい」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

779 : 以下、名... - 2019/01/26 23:02:40.33 IPEJYhDho 365/428

>>768

768 : 以下、名... - 2019/01/26 22:18:21.43 IPEJYhDho 366/428

誰かに尾行されてる気配を感じる由良

781 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 23:14:06.92 zXTwLtk2O 367/428

ーー

由良(つけられてる)

由良(この私の後をついてくるなんて)

由良(焼死体。傀儡を焼いた方法は私と一緒だった)

由良(私の技術は忍者提督から学んだ)

由良(その技術が使われているということは)

由良(同業者)

782 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 23:17:09.64 zXTwLtk2O 368/428

由良(そうだとするとおかしい所がある)

由良(どうやってその技術を身に付けたの)

由良(何があってあんな目立つ所に死体を)

由良(直接聞いた方が早い)

由良(もしくは、始末)

由良「…やりましょう」

「……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

784 : 以下、名... - 2019/01/26 23:18:58.89 urvW63hnO 369/428

軽巡棲鬼(那珂&阿賀野っぽい方)と軽巡棲姫(悪神通っぽいの)が姿を現す

789 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 23:36:38.36 w2naU1HP0 370/428

軽巡棲姫「…」

軽巡棲鬼「…」

由良「やっぱり二人」

軽巡棲姫「…」スッ
軽巡棲鬼「…」シュバッ

由良「二対一。慣れてるわ」

軽巡棲姫「…」
軽巡棲鬼「…」

由良「かかってきなさい」

軽巡棲姫「…」シュバッ

軽巡棲鬼「…」ザッ

由良「…」

790 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 23:40:00.57 w2naU1HP0 371/428

由良(軽巡棲姫が正面。軽巡棲鬼が後ろ)

由良(二人に私と同じ技術があるとしたら不利)

由良(武器を使ってくれたらまだ良かったのに)

軽巡棲姫「…」
軽巡棲鬼「…」

由良(そういう訳にはいかなそう)

由良(殺さないで捕まえるつもりだったけど難しい)

由良(そんな余裕…無い)

軽巡棲姫軽巡棲鬼「「!!」」

由良(全力で行く)

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

792 : 以下、名... - 2019/01/26 23:42:52.75 fnVjZhHlo 372/428

2対1で互角の戦いを繰り広げて深海側がこれが陸のニンジャ…!と

794 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 23:55:27.25 w2naU1HP0 373/428

ーー

軽巡棲鬼(これが陸の忍者…!)

軽巡棲姫(数ではこちらが有利というのに!)

由良「…」シュバッ

軽巡棲鬼(こちらの攻撃がまるで当たらない!)

軽巡棲姫(むしろ押してくるだと…!)

由良「…」

軽巡棲鬼(出し惜しみは無しだ!)

軽巡棲姫(分かっている!)

795 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/26 23:57:43.07 w2naU1HP0 374/428

軽巡棲鬼(くらえ!)ザッ

軽巡棲姫(時間差クナイ!)ザザッ

由良「…」ガキィン

軽巡棲鬼(な…!)

軽巡棲姫(避けながら落とすだと!?)

由良「…」シュバッ

軽巡棲鬼(あいつは背中に目でもあるのか!)

軽巡棲姫(まだまだ行くぞ!)

796 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 00:00:07.77 F+52DORT0 375/428

由良(もう少し右)

軽巡棲鬼「…!」

軽巡棲姫「…!」

由良(奥)

軽巡棲鬼「…」シュバッ

軽巡棲姫「…」ザッ

由良(…そこ)

軽巡棲鬼「ウ…!?」ズルッ

軽巡棲姫「ア…!!」

由良(当たり)

797 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 00:03:19.52 F+52DORT0 376/428

由良「…」シュバッ

軽巡棲鬼「ウァ……!」ガシッ

由良「動くと殺す」

軽巡棲姫「グ…ナゼ…!」

由良「オイル」

軽巡棲姫「ソレデスべッタノカ…!」

由良(二人で行動しているということは数で有利。でもそれが弱点だ)

由良「コイツを殺されたくなかったら全て話せ」

軽巡棲姫「…!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

798 : 以下、名... - 2019/01/27 00:06:56.89 r0L11pOn0 377/428

南無三!

の言葉と共に何かを噛み砕き、瞬間的に青白い炎に飲まれ、灰すら残らず消えてしまった

802 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 00:12:06.55 F+52DORT0 378/428

軽巡棲鬼「オマエハニゲロ!コイツハミチヅレ二スル!」ガシッ

由良「!」

軽巡棲姫「マサカ…!」

軽巡棲鬼「ナムサン!」ガキン

由良「体内に仕込んで…!!」

軽巡棲鬼「オォォォォ…!」ゴォォォォォ

由良「!!」

軽巡棲姫「アァ…ヒガ……!」

803 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 00:15:12.99 F+52DORT0 379/428

由良「離せ…!」ゴォォォォォ

軽巡棲鬼「…!」

由良「まさか体内にあれを仕込むなんて…予想できない…!」

軽巡棲鬼「グォォォォ…!」

由良「この…!」

軽巡棲鬼「コレガ…ニンジャノ…オキテ…!」

由良「……!!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

806 : 以下、名... - 2019/01/27 00:20:05.43 vXdHC5v6O 380/428

艤装展開と4の再生力で傷なく軽巡棲姫の方へむかう由良さん

808 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 00:23:52.33 F+52DORT0 381/428

由良「艤装を出せれば…!」

軽巡棲鬼「グ…ォォ……!」

由良「背中を…掴まれ……て…」

軽巡棲鬼「オマ……エ……ヲ…!」

由良「……!」

軽巡棲鬼「…………」

809 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 00:30:17.26 F+52DORT0 382/428

軽巡棲姫「アァ…モエテシマッタ……フタリトモ…」

軽巡棲姫「イヤ…ワタシガイキノコッタ。コレデ…イイ……」

「……」

軽巡棲姫「ナンダ!?モエアトカラ…」

由良「ぐ…ぎ……」フラッ

軽巡棲姫「ウソダロ……」

由良「まだ……終わって……無…い……」

軽巡棲姫「ソノキズデ、ナゼウゴケル!」

由良「いく…わよ……」

軽巡棲姫「クソッ…!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

811 : 以下、名... - 2019/01/27 00:32:00.93 ebpg4PvGo 383/428

通報を受けたパトカーのサイレンの音が聞こえてきて軽巡棲姫は逃走
由良は救急搬送される

816 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 00:41:12.88 F+52DORT0 384/428

ウウゥゥゥ~~!

軽巡棲姫「!!」

まるゆ「由良さん!助けに来ましたよ!」

軽巡棲姫「テッタイダ…!」シュバッ

由良「待……て………」

まるゆ「由良さん!!」

由良「あい…つ……を…」

まるゆ「う…!?由良さん、その体は…!」

由良「ぉ……あ…」

まるゆ「皮膚が焼けて骨が…筋肉が…!」

由良「あいつ……逃げ…………」

まるゆ「…救急車!早く救急車を!!」

ーー

825 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 19:44:11.18 F+52DORT0 385/428

ーー病院

「由良さんの状態は良くありません」

提督「そうですか…」

「全身の火傷も酷い状態です。体の八割から九割の皮膚にダメージがあります」

「特に酷いのが背中側です。何か火元となるものがもたれかかったのか、皮膚が焼けて筋肉が見えていました」

「腕や脚に至っては筋肉すら焼けてしまって骨が見えている状態でもあります」

「それだけではありません、一部の臓器が焼けてしまって…」

提督「壮絶ですね…」

「ハッキリ言って由良さんは今まさに生き絶えてもおかしくない状態かと思います」

826 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 19:49:38.00 F+52DORT0 386/428

「そもそもここに運ばれてきた状態で生きているのがおかしい状況でした」

提督「貴方達がそこまで言う状況だったんですね…」

「由良さんが何故生きているのか説明しろと言われると困ります。いくら艦娘といっても限界は超えているんです」

提督「ですが由良はまだ生きているんですよね?」

「…はい。会話も可能かと思います」

提督「なら会わせて下さい。話もできるというなら少し話したいです」

下1~3高コンマ 病室の様子や由良の状態などを

827 : 以下、名... - 2019/01/27 19:51:01.92 bJIPBszOO 387/428

川内と話していて、少し時間はかかるけど回復すると話している

831 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 20:09:30.35 F+52DORT0 388/428

ーー

川内「師匠…」

由良「少し時間がかかる。けど治る」

川内「本当ですか?だってその怪我で……」

由良「大丈夫」

川内「師匠……」

提督「川内も来てくれていたのか」ガチャ

川内「提督!師匠の状態ってどうなんですか!?」

提督「最悪だそうだ」

川内「あぁ…やっぱり…」

由良「提督」

提督「本当に話しができるんだな…」

832 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 20:17:17.54 F+52DORT0 389/428

川内「え…?」

提督「由良は今死んでもおかしくないくらい悪いそうだ」

川内「師匠!!そんな…嫌です!」

由良「死なない」

提督「その様子だとそうみたいだな」

川内「師匠…!私……!!」

由良「うるさい」

提督「この温度差は凄いな…」

由良「提督が余計な事」

提督「…すまない」

川内「師匠ぉ……」

833 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 20:26:13.65 F+52DORT0 390/428

提督「死ぬ事は無いのは分かった。だが腕や脚の状態はどうなんだ?」

由良「…」

提督「流石にそれはまだ無理か」

由良「筋肉を再生させるには時間がかかる」

提督「普通は簡単に再生するものでは無いんだぞ?」

由良「そう」

提督「その様子では動くことも難しいだろう。大人しく川内や病院の世話になった方がいいぞ」

川内「師匠のお世話なら喜んでします!!」

由良「…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

834 : 以下、名... - 2019/01/27 20:29:55.90 CAQWVFZpo 391/428

ご飯食べるとき仙台にあーんされて嫌そうな顔であーんする由良

839 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 20:41:59.67 F+52DORT0 392/428

ーー

川内「師匠!ご飯ですよ!」

由良「…」

川内「さぁ口を開けて下さい!あーん!」

由良「…」

川内「師匠っ!あーーん!」

由良「ぁ…」

川内「はい!よく食べられました!」

由良「…」モグモグ

川内「そんな嫌そうな顔しないで下さいよ!全く知らない看護士さんとかにやられるよりマシですよね?」

由良「はぁ…」

川内「次いきますよ!あーーーーん!」

由良「んぁ…」

840 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 20:46:05.05 F+52DORT0 393/428

由良「…」

川内「師匠、ひょっとしてトイレですか?」

由良「…」

川内「大丈夫です!車椅子で運んでいきますよ!」

由良「…」

川内「あ、そうか今の師匠は手が動かせないから…」

川内「いえ、師匠の為ならなんだってします!拭くくらい何とも思いません!」

由良「…」

川内「さ、行きましょうね~大丈夫ですからね~」

由良「安価」

下1~3高コンマ 由良の台詞やその他起こったことなどを

841 : 以下、名... - 2019/01/27 20:49:16.90 OPTOtXu5O 394/428

自分でやれると言って立ち上がろうとする由良だが、倒れこんでしまう

844 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 20:59:18.52 F+52DORT0 395/428

由良「自分でやる」

川内「無理ですよ師匠!ここは大人しく私に手伝わせて下さい!」

由良「うるさい」グググッ

川内「師匠っ…!」

由良「ぁぐ…!」ベシャッ

川内「今の師匠が立つだなんて無理なんです!自分がどんな状況か分かってるんですか!?」

由良「うるさい…」グググッ

川内「やめて下さい師匠!!」

845 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 21:07:27.60 F+52DORT0 396/428

由良「…!」ブルブル

川内「ほら!倒れた衝撃で漏れそうになってるじゃないですか!」

由良「違う…!」

川内「早く車椅子に乗って下さい!」

由良「…」

川内「師匠!」

由良「車椅子に乗せるだけ」

川内「どうやって動かすんですか!?それに一人で降りられないですよ!」

由良「うるさい」

川内「もう……分かりました!!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

848 : 以下、名... - 2019/01/27 21:10:22.93 CAQWVFZpo 397/428

トイレまで移動して沈黙する由良

851 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 21:20:45.35 F+52DORT0 398/428

ーー

由良(トイレまでは来れた。けどもう限界)

由良(無理矢理腕を動かしたせいでこれ以上進むことも戻ることもできない)

由良(…)

由良(漏らすの)

由良(でも川内に世話されるよりはマシ)

由良(あの人以外に裸を見られたくない)

由良(私はあの人のもの)

由良(仕方ないのを除いて、体は見られたくない)

由良(…不名誉だけど仕方ない)

由良(…)

852 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 21:23:53.78 F+52DORT0 399/428

忍者提督「由良、私が手伝おう」シュバッ

由良「あなた…」

忍者提督「川内が嫌でも私なら良いだろう?」

由良「…えぇ」

忍者提督「私は気にしないぞ?由良の事が第一だからな」

由良「早く」

忍者提督「おっと、そうだな」

由良「限界なの」

忍者提督「少し待っていてくれよ…よし」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

853 : 以下、名... - 2019/01/27 21:25:26.93 BeBQbNcE0 400/428

よろけずすいすいトイレまで
由良を運ぶことに成功した

857 : 以下、名... - 2019/01/27 21:28:17.95 CAQWVFZpo 401/428

やっぱり変な改行の人って安価する時状況把握してないよね

858 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 21:42:10.46 F+52DORT0 402/428

ーー

由良「…」

忍者提督「間に合って良かったよ」

由良「どうして」

忍者提督「川内との会話を聞いていたんだ」

由良「なんで」

忍者提督「いやぁ…川内とはなんだかんだであまり話せていないだろう?そんな状況であの場面の中入っていく勇気は無かったな」

由良「そう」

忍者提督「今思うとそうしたのは間違いだったな。由良がそこまで限界だとは思わなかった」

由良「…」

忍者提督「もうトイレに用は無いし病室に戻ろう。川内もまだ待ってくれているはずだ」

859 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 21:46:21.25 F+52DORT0 403/428

まるゆ「由良さんのお見舞いの前にトイレに~」ガチャ

忍者提督「あ」
まるゆ「あ」
由良「…」

まるゆ「不審者発見!!逮捕してやる!」

忍者提督「違う!私は…!」

まるゆ「何が違うんですか!男が女子トイレに入ってる時点でアウトです!」

忍者提督「いや、それは…!」

まるゆ「その格好!看護士でもなんでもない!まるゆが逮捕してやる~!」

忍者提督「何故こうなる…!」シュバッ

まるゆ「逃すか!必殺もぐら逮捕術!」バタバタ

由良「…」

由良「え」

由良「…」

由良「嘘でしょ」

由良「誰か…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

861 : 以下、名... - 2019/01/27 21:48:23.83 gYGjfZ9DO 404/428

相方の敵を討とうと看護士に変装して潜入していた軽巡棲姫
しかしなかな標的を見つけられない

863 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 22:01:07.02 F+52DORT0 405/428

軽巡棲姫(何処だ…どこに居る。この病院に居るのは間違い無いんだ)

軽巡棲姫(カンゴシというものに変装して言葉も覚えてきた。これで怪しまれる事は無い)

軽巡棲姫(だが肝心のアイツが居ない。一体何処に行ったんだ…)

忍者提督「よりによって陸の警察に見つかるとは…!」ダダダッ

まるゆ「待てぇー!逮捕だ~~!」ダダダッ

軽巡棲姫「な…!?」

軽巡棲姫「なぜトイレから男女が飛び出してくるんだ…?人間は良く分からない」

由良「誰か…」

軽巡棲姫「なんだ?まだ誰かいるのか?」

864 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 22:03:25.76 F+52DORT0 406/428

軽巡棲姫「一体誰が…」チラッ

由良「…」

軽巡棲姫(居た!アイツだ!!)

由良「…」

軽巡棲姫(アイツはあそこから動けないのか?ならチャンスだ!一撃で殺してやる!)

由良「貴女」

軽巡棲姫「!?」ビクッ

由良「手伝って」

軽巡棲姫「な、何を……?」

由良「部屋まで帰る」

軽巡棲姫「わ、分かりました…」

865 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 22:05:13.46 F+52DORT0 407/428

軽巡棲姫(気配を消して物陰に隠れてたのに気付くなんて、相当のやり手)

軽巡棲姫(まともにやったら勝てない。でも今のコイツなら勝てる!)

由良「…」

軽巡棲姫(人気の無いところに連れて行って…そこでトドメを刺す)

軽巡棲姫(仲間の仇と任務の為に…!)

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

868 : 以下、名... - 2019/01/27 22:09:28.90 Qls5BhKBo 408/428

こんな所で獲物使って殺すと足がつくぞと言って屋上まで連れてくよう誘導する由良さん
(忍者深通ポンコツっぽい…)

871 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 22:17:14.67 F+52DORT0 409/428

軽巡棲姫(よし…人通りの少ないここなら)カチャ

由良「貴女」

軽巡棲姫「へ!?えっと…?」

由良「こんな所で獲物を使って殺すと足がつく」

軽巡棲姫「オマエ…!分かっていたのか!」

由良「見たら分かる」

軽巡棲姫「クソ…!」

由良「屋上」

軽巡棲姫「…分かった、そこで殺してやる」

872 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 22:21:19.80 F+52DORT0 410/428

ーー屋上

由良「ここなら簡単に見つからない」

軽巡棲姫「今から殺されるというのに随分と余裕だな」カチャ

由良「そう」

軽巡棲姫「安心しろ、一思いにやってやる」

由良「貴女達の目的は」

軽巡棲姫「悪いがその手には乗らない。オマエの仲間がここに居るのは知っている」

由良「…」

軽巡棲姫「トドメだ!」バッ

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

875 : 以下、名... - 2019/01/27 22:24:29.89 CAQWVFZpo 411/428

ギリギリで川内がまにあう

878 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 22:33:18.63 F+52DORT0 412/428

ガキィン

軽巡棲姫「!?」

川内「ギリギリ間に合った…!」

由良「川内」

川内「師匠は私が守ります!」

軽巡棲姫「ふ……お前には無理だ」

川内「なにぃ!?」

軽巡棲姫「お前は弱い。コイツと比べて力も無い」

川内「確かに師匠には勝てない。でもお前に勝てないって事は無い!」

軽巡棲姫「やってみろ!」シュバッ

川内「早い…!」

879 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 22:39:23.60 F+52DORT0 413/428

川内「こっちは師匠を守りながら戦うしかない…」

由良「川内」

川内「なんですか師匠!?」

由良「貴女の技。使って」

川内「アレですか?」

由良「誰も見てない」

川内「…分かりました」カチャ

軽巡棲姫「武器を仕舞った…諦めるのが早いなぁ!」

軽巡棲姫「まずはお前からだ!」ゴォォォ

川内「……」スゥゥゥゥ

軽巡棲姫「…!」

川内「…」

軽巡棲姫「……!!」

川内「今だ!梟挫!!」

軽巡棲姫「ガハッ……!!」

880 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 22:45:26.64 F+52DORT0 414/428

川内「よし、決まった!」

由良「まだ」

軽巡棲姫「ご…ばっ……!」フラフラ

川内「うそ!?」

由良「川内の技は鏡にして相手に返す。相手が死んでないならその攻撃は殺す気が無かったということ」

川内「え……」

軽巡棲姫「ぐ……あ………」

由良「川内捕まえて。話しを聞きたい」

川内「…分かりました」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

882 : 以下、名... - 2019/01/27 22:47:46.78 cClNITA5O 415/428

発火装置は無効化して尋問
軽巡棲姫はクッコロセと

885 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 23:04:16.40 F+52DORT0 416/428

由良「捕まえる前に調べて」

川内「どこをですか?」

由良「口の中。歯に仕込んでる」

川内「えぇっと……指を噛みちぎられたら…」

由良「抵抗したら殺せばいい」

川内「…聞いてたよね。殺されたくなかったら大人しくしてて」

軽巡棲姫「……」

886 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 23:07:19.73 F+52DORT0 417/428

川内「……これですか?」スッ

由良「その石。もう大丈夫」

川内「これって…」

由良「川内も知ってるはず。特定の薬品と鉱石を組み合わせると猛烈な勢いで燃える」

川内「歯にこれが仕込んであるって事は…」

由良「それを飲み込めば発火した」

川内「そこまでして師匠を…」

軽巡棲姫「くっ……殺せ…!」

由良「そういう訳にはいかない」

887 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 23:09:35.68 F+52DORT0 418/428

由良「川内、尋問道具は」

川内「クナイくらいしか持ってません…」

由良「それで十分」

軽巡棲姫「…」

由良「貴女は誰に頼まれたの」

川内「そもそもその忍術は誰に教わったの?」

軽巡棲姫「…」

川内「ダメか…」

由良「川内やって」

川内「こういうのはあんまりしたくないんだけどなぁ…」ギラッ

軽巡棲姫「……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

890 : 以下、名... - 2019/01/27 23:12:10.93 ebpg4PvGo 419/428

川内の一瞬の躊躇いを見抜かれ、クナイを奪われると自刃する

893 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 23:27:09.23 F+52DORT0 420/428

川内「えっと……」

由良「目」

川内「ですよね……まずは目をえぐり出して…」

軽巡棲姫「…」

川内「……私が」

由良「早く。喋るまでやる」

川内「分かってます……」

川内「……私…」

軽巡棲姫「…!」バッ

894 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 23:28:56.45 F+52DORT0 421/428

川内「うわっ!」

由良「川内!」

軽巡棲姫「…!」

川内「しまった、クナイが!」

軽巡棲姫「…南無三!!」グチャッ

川内「う!」

由良「…」

895 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 23:32:01.67 F+52DORT0 422/428

由良「…ダメ」

川内「襲われると思ったから戦闘準備をしてしまいました…」

由良「尋問で躊躇った貴女が悪い」

川内「…はい」

由良「死体の処理は心配しなくていい。それより貴女は反省しなさい」

川内「……はい」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

898 : 以下、名... - 2019/01/27 23:35:17.90 OPTOtXu5O 423/428

駆けつけてきた忍者提督が軽巡棲姫の死体を見てハッとしたような表情を浮かべる

900 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 23:45:20.89 F+52DORT0 424/428

忍者提督「由良!川内!」

川内「忍者提督がなんでここに!?」

忍者提督「ずっと前から居たんだが警察を振り切るのに時間がかかったんだ!それより由良は!?」

由良「あなた」

忍者提督「おぉ…!無事だったか!」

由良「それを見て」

忍者提督「それ?」

軽巡棲姫「」

忍者提督「自害した死体…」

由良「それだけじゃない」

901 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/27 23:51:24.19 F+52DORT0 425/428

由良「あなたがここに来て目が動いた」

由良「あなたはコイツを知ってる」

忍者提督「…由良に隠し事はできないか」

由良「どういうこと」

川内「あの!その前にこの死体は…」

由良「取った石を飲ませて燃やす。飲まないなら食道を切って」

川内「…分かりました」

由良「あなた、教えて」

忍者提督「安価」

下1~3高コンマ 忍者提督の台詞や行動などを

902 : 以下、名... - 2019/01/27 23:54:33.82 NjRLZw3X0 426/428

深海提督の手先

905 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/28 00:06:22.32 cUJBV/WO0 427/428

忍者提督「コイツは深海提督の手先だ」

由良「深海提督」

忍者提督「深海提督が何故忍術が使えるのかは知らない。しかしこのやり口と深海棲艦の特徴から見て…」

由良「どんな特徴」

忍者提督「それは…」

川内「あの…もう燃やしちゃいました……」

ゴォォォォォ…

由良「…もういい」

川内「すいません……」

忍者提督「由良の居る鎮守府を狙った訳ではないはずだ。連中の目的は金だった」

忍者提督「だが干渉してしまったことで分からなくなった。暫くの間は警戒するべきだな」

川内「組織に狙われなくなったと思ったら今度は深海提督…?」

由良「…」

ーー

906 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/28 00:07:53.55 cUJBV/WO0 428/428

残りが微妙なので次回は新スレを立てるかもしれません

コメントなどあればお願いします

記事をツイートする 記事をはてブする