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【艦これ】龍驤「もう少し、足りないもの」その5【安価】(2)

506 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 19:20:41.90 uI2coZKB0 233/428

ーー

「暁とレ級が喧嘩ですか?」

「そうなんだ。なんとかしてくれないかい?」

「あのお二人がねぇ…原因は何なんですか?」

「レ級と潜水棲姫の付き添いを暁がしたいって言い始めたんだ」

「漣が旅立つのはこの鎮守府にとってマイナスだということが良く分かりました。なので別の誰かを見つけなければいけないとは思ってました」

「それを暁がやりたいって言い出してレ級と揉めに揉めてるんだ」

「なーるほど事情はよく分かりました」

507 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 19:23:12.72 uI2coZKB0 234/428

「暁は強くなったと言い張ってるけど実戦でどうなるかは分からないんだ」

「漣はずっと向こうでしたから暁さんが鍛えられた結果を知りません」

「私は実力を見るのが早いと思うんだけど、それをするにはまず喧嘩を止める必要がある」

「了解です漣が喧嘩を止めに行きます」

「頼んだよ漣」

下1~3高コンマ 部屋の様子や二人の状況などを

508 : 以下、名... - 2019/01/23 19:28:42.60 nYfBy/tDO 235/428

なんでわかってくれないの!
お前が大切だからだよ!という感じで喧嘩してるのかイチャついてるのかという状態

512 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 19:36:48.71 uI2coZKB0 236/428

ーー

「なんで分かってくれないのよ!私はレ級の側に居たいの!」

レ級「危険過ぎるからに決まってるだろ!大切な暁に傷付いて欲しくないんだ!」

「……これって喧嘩ですか?」

「一応そうじゃないかな」

「こんな甘い喧嘩見たことないですって」

「それでも喧嘩だよ」

レ級「「ううぅ~~!!」」

「仕方ねぇ止めますか…」

513 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 19:42:52.46 uI2coZKB0 237/428

「あ~お二人共、喧嘩はそれまでにして下さい~」

「レ級が!」
レ級「暁が!」

「分かってます、何が原因で喧嘩してるのかは丸聞こえです」

レ級「なら話は早いだろ!暁を止めてくれ!」

「嫌よ!絶対ついていくから!」

レ級「どれだけ危険なのか分かってるのか!?深海棲艦が中にいる漣ですら拐われたんだぞ!」

「それは……」

「あれは寝込みを襲われたというのもありますが、危険であることは間違いありません」

514 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 19:45:48.29 uI2coZKB0 238/428

レ級「ほら言っただろ!暁は絶対置いていくからな!」

「ですが暁さんはかなり鍛えて実力も磨いていると聞きました。現時点でどれくらいできるのか試してみてからでも遅くはありませんよ?」

レ級「……」

「演習だってなんだってやってやるわよ!」

「ではまず海上での実力を見ましょう。この時間は……演習場は神通さんが使ってますね」

「レ級見てなさい!私は強くなったのよ!」

下1~3高コンマ 演習の結果やその他起こったことなどを

517 : 以下、名... - 2019/01/23 19:49:56.66 njNq67F1o 239/428

神通さん相手になかなかいい線いくが途中で内臓の弱さが出で負け

519 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 19:59:54.47 uI2coZKB0 240/428

ーー演習場

「ちょっとちょっと、かなりいい動きしてませんか?」

「限界突破してる神通さん相手にあの動きは立派だね」

レ級「……」

「おや?当てが外れてしまいましたか?」

レ級「これくらいやれるのは知ってる。帰ってきて暁の体を見たから分かるんだ」

「裸までじっくり見てるから分かって当然かもしれないね」

レ級「あたしが心配してるのはそこじゃないんだ。多分、見てたら分かる」

「…なるほど」

520 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 20:03:43.70 uI2coZKB0 241/428

「いける…!初雪から回避術を教えてもらったのが活きてる!」

神通「行きますよ…」シュパッ

「魚雷……でもこれくらいなら最大船速で避けられるわ!」ザザザッ

神通「やりますね…」

「よし…全部避けた!このまま回り込んで反撃を……」ドクン

「う…………っ!!」

神通「突然止まった…まさか……」

「お……ぇ……えぇぇぇぇぇ……!」

神通「ここまで…ですね…」

521 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 20:07:16.64 uI2coZKB0 242/428

ーー医務室

「ぉえっ……げぇ……」

レ級「あたしが止める理由、分かっただろ」

「最大船速で動き続けると内臓が悲鳴をあげてしまうんですね」

レ級「暁は強くなった。だからここまで体に負担がかかるんだよ」

「大きな力には反動がつきものだからね」

レ級「体を鍛えて筋肉がついたから体は動ける。でも内臓がそれについていけてないんだよ」

「レ級さんはこうなるって分かってたから止めたんですね」

522 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 20:09:18.39 uI2coZKB0 243/428

「ぅぶっ……!」

神通「バケツなら…ここに…」

「ぉえ……ぇぇぇ…」ビチャビチャ

神通「あの動きなら合格点ですが…この様子を見ると…とても…」

レ級「そういうことだ。暁はここで待っていてくれ」

「暁さん、諦めるしかありませんよ」

「安価」

下1~3高コンマ 暁の台詞や行動などを

525 : 以下、名... - 2019/01/23 20:12:28.62 nYfBy/tDO 244/428

私の身体治せないのかな…あの人(整備士)に頼めば…
でも今の潜伏場所がわからない、誰か聞いてない?という話に

527 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 20:34:27.08 uI2coZKB0 245/428

「私の身体治せないの…?漣のことを直したっていう人に頼めば…」

「あの人ならできるかもしれません。しかし潜伏場所が分からないんです」

神通「それでは無理ですね…」

レ級「あたし達もそんな話は聞いたこと無いからな」

「旅の途中で情報収集もしてますがそれらしい情報はサッパリです」

「あの人と繋がりがあるの…潜水艦の…」

「伊13さんと伊14さんと呂500さんですね。聞くだけ聞いてみましょうか」

528 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 20:36:50.57 uI2coZKB0 246/428

ーー

呂500「お疲れ様、ですって!」

「呂500さん折り入ってお話があるのですがよろしいですか?」

呂500「真面目な話ですか?」

「聞きたいことがあるんです。漣の体を治してくれたあの男の人が居ますよね?」

呂500「それがどうしましたか?」

「暁さんが内臓をどうにかして欲しいと言ってるんです。あの人なら可能ですよね?ですからコンタクトを取りたいと思ってるんです」

呂500「安価」

下1~3高コンマ 呂500の台詞や行動などを

532 : 以下、名... - 2019/01/23 20:43:31.64 eC5GvlFMO 247/428

安価は探すところから始まりますって!で

541 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 21:03:46.61 uI2coZKB0 248/428

呂500「それがダメなんですって。前の隠れ家は無くなってるし、連絡も取れませんって」

「あちゃぁ…」

呂500「伊13や伊14に聞いても同じですって。探すところから始めないといけませんって!」

「そうですか…ありがとうございます」

呂500「暁の胃は全然ですか?」

「体が強くなればその分負担が増えるという悪循環に陥ってます」

呂500「良くありませんって…」

542 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 21:06:22.40 uI2coZKB0 249/428

「努力が報われない気がして見てるのも少し辛いです」

呂500「でも…しょうがありませんって」

「暁さんのは手術でどうにかなるものでは無いんです。だからあの男の人の手を借りたかったんです」

呂500「力になれなくてごめんなさい…」

「謝るのは暁さんが望んでいません。仕方ないことなんです」

呂500「わかりましたって…」

543 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 21:11:26.25 uI2coZKB0 250/428

「薬でどうにかなるならとっくに治ってます。暁さんは霞さん特製の薬を飲んでアレなんです」

「普通なら演習すら耐えられません。それこそ陸で走ったり筋トレなんかも無理な状態なんです」

「やはり暁さんは鎮守府から出す訳にはいきません。危険過ぎます」

「暁さんを説得するのは漣には無理そうです、ここはレ級さんに頑張ってもらいましょう」

「本当は二人には行ってもらいたいんですが仕方ないんです……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

544 : 以下、名... - 2019/01/23 21:15:01.77 DOebcTvy0 251/428

コメディ映画で、暁を
笑わせようとするレ級

548 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 21:24:39.57 uI2coZKB0 252/428

ーー

「この映画ぜんっぜん面白くないんだけど」

レ級「おかしいな…サメが台風に乗るっていうから絶対面白いと思ったのに…」

「クソ映画じゃない!こんなのを見せられても何とも思わないわよ!」

レ級「映画に夢中になってる隙に海に出る作戦は失敗か…」

「今回は絶っっっ対についていくから!這い蹲ってでもね!」

レ級「目がマジだ…これは厄介だぞ」

549 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 21:27:36.25 uI2coZKB0 253/428

「貴女と会えない間どれだけ寂しい思いをしてると思ってるの!?」

レ級「それはあたしもだ!」

「違うわよ!こっちは一人で安全な陸でただ待ってるだけなのよ!?」

レ級「それは…」

「レ級の側に居たいの!貴女を愛してるから!」

レ級「それはあたしもだ!暁が一番大切だから連れて行けないんだ!」

「愛してるなら信用して!私を連れていって!」

レ級「また堂々巡りだ、このままじゃいつまで経っても海に出られない…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

552 : 以下、名... - 2019/01/23 21:32:52.00 RM/G67Ju0 254/428


司令官も和平のために無理して倒れちゃったでしょ。その少し前からね、司令官が遠くにいるように感じたの
そうしたらレ級のことで一気に頭が一杯になって
と泣き出す

555 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 21:47:50.87 uI2coZKB0 255/428

「司令官ね、和平のために無理して倒れちゃったでしょ。その少し前から…司令官が遠くにいるように感じたの」

「そしたらね、レ級のことで一気に頭が一杯になって…レ級も遠くに行っちゃうんじゃないかって……」

レ級「あたしは暁のものだ。それは変わりない」

「でも…!もし何かあったら私耐えられない!」

レ級「…暁。二人だけの秘密のあれ、覚えてるだろ。超重力砲があたしにはある」

「それでも怪我をしないとは限らないじゃない!」

レ級「それは暁もそうだろう。出撃でケガをするかもしれない」

「私の怪我は修復剤と入渠で治るからいいの!」

レ級「よくない!!暁が傷付くのは一緒だ!」

556 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 21:51:52.65 uI2coZKB0 256/428

レ級「あたし達は無傷で生活するなんて無理なんだ。大小に関わらず怪我はする」

レ級「暁には少しでも怪我をして欲しくない…体調を崩して寝込む姿は見たく無いんだ……」ポロポロ

「そこまで私の事を…」

レ級「お願いだ暁…その綺麗な肌を傷付けないでくれ…ずっとあたしの永遠の存在で居てくれよぉ…」

レ級「あたしは大丈夫だからさぁ……暁ぃ……」グスッ

「安価」

下1~3高コンマ 暁の台詞や行動などを

557 : 以下、名... - 2019/01/23 21:53:55.86 eC5GvlFMO 257/428

わかったわ
私はレ級が帰ってくるところを守るわ
だから絶対無事に帰ってこなきゃ駄目だからね

560 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 22:02:01.46 smIFdLbfO 258/428

「……わかったわ、私はレ級が帰ってくるところを守る」

レ級「暁…」

「だから絶対無事に帰ってこなきゃ駄目だからね!そうじゃないと許さないんだから!」

レ級「うん…わかっ……て……」

「ほら、泣き止んで。今そんなんじゃ海の向こうに行ったらどうなるか分かったものじゃないわ」

レ級「泣き止む…からぁ……」

「はいはい、ゆっくり待ってあげるから」

562 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 22:05:41.34 smIFdLbfO 259/428

レ級「うぅぅぅ……」

「普段はめちゃくちゃ強いのに私相手にはこうなっちゃうのよね。これもやっぱりクリティカル判定なのかしら?」

レ級「暁…暁……」スッ

「顔近いわよ…もう」

レ級「キスしたい…暁ぃ……」

「こういう流れになっちゃうのね…でもまた暫く会えなくなるんだから、悔いのないようにしときましょう」スルスル

レ級「あぁぁ……」

「ほら服脱いで。どれだけ愛してるか体で教えてあげるから」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

563 : 以下、名... - 2019/01/23 22:08:43.66 NBFWSe7fO 260/428

暁のおまたに異変が

566 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 22:18:05.51 smIFdLbfO 261/428

ーー

「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」

レ級「激し……!ィグ……ッ…!!」ビクンビクン

「ふぅ、少し休憩にしましょうか」

レ級「あひ……暁…………」

「司令官のを参考にして腰を動かしてるけど、やっぱりいいわねこれ。私とレ級のが当たる度にレ級にはクリティカルしてるわ」

レ級「あへぇ……」

「これもいいんだけど、レ級と私で気持ち良さに差があるのも問題なのよね。レ級が動かなくなった後は結局一人でしないといけないし」

レ級「……」

「裸のレ級がいるってだけでオカズには困らないからいいけど、もっとレ級で気持ち良くなれたらなぁ…」

567 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 22:21:21.11 smIFdLbfO 262/428

「う……この感じ…トイレ……?」ブルッ

「そっか、始める前におトイレ行ってないからか…もう、良いところだったのに」

レ級「あひ…」

「レ級はまだこんなだし、急いでトイレに行けば大丈夫よね。スカートと服だけ着て……」

「あれ…………?」

「なに…これ……なんで暁のお股に…おち○ちんが…?」暁棒

「え?え?なんで?さっきまでこんなの無かったわよ?」

レ級「あひ……」

「レ級起きて!私の下半身に何か生えたの!ねぇレ級!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

568 : 以下、名... - 2019/01/23 22:23:33.79 zyimZIMlo 263/428

暁のカットイン攻撃

572 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 22:47:09.85 gdysTgnN0 264/428

「ねぇレ級…!ダメね、反応してくれない」

レ級「あへ…」

「……」

レ級「……」裸

「……」

レ級「……」裸

「……」ムクムク

レ級「ん……んん…?ごめん…ちょっと気持ち良くなってた…」

「……」シャッシャッシャッ

「……」ドーン

レ級「へ……?」

「もう我慢できない…!!」ガバッ

レ級「ええええぇ!?」

573 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 22:54:06.97 gdysTgnN0 265/428

「お"…!?なに…ごれ…!!」

レ級「ひぎっ!?」

「動ぐ…ど…!!」

レ級「お…おぉぉぉぉ…!?」

「ダメこれ…!良すぎて…抜くことも…できな…あ…あぁぁぁ!!」

レ級「ひぎっ!?」

「動け……な………!!」

レ級「あひ……あへぁ……」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

575 : 以下、名... - 2019/01/23 22:59:47.58 njNq67F1o 266/428

消耗して動けない所をはぐはぐに見つかって医務室へ輸送後お説教

578 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 23:10:12.61 gdysTgnN0 267/428

ーー医務室

羽黒「何をやってるんですかお二人は…!」

「……」
レ級「……」

羽黒「悲鳴のような声が聞こえて入ってみたらお二人が繋がってて…どれだけ心配したと思いますか!?」

「そうよね…私とレ級は喧嘩してたから…痴情の縺れでとんでもないことに…なったのかと思われても不思議じゃないわ…」

羽黒「それが…なんですか!!エ、エッチしてて気持ち良すぎて動けないだなんて!」ボフンボフン

「あ、あ、あ、やめて…ベッド叩かないでぇ…!」ムクムク

羽黒「きゃあ~~~!」

レ級「暁のそれは敏感過ぎるみたいだな」

「はひっ!ひぃっ…!大っきくなるだけでも気持ち良いのぉ…!」

レ級「これはちょっと厄介だな」

579 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 23:13:05.29 gdysTgnN0 268/428

羽黒「そもそもなんでこんなのが生えたんですかぁ!」

レ級「そんなのあたしが聞きたい」

「お"っ……!!」ジワァ

羽黒「タイツまで染みてきてます…!」

レ級「このままじゃ暁がヤバいい。早く医者に診て貰おうぜ」

「ほんとダメ…!動くと……出る…!!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

586 : 以下、名... - 2019/01/23 23:27:25.93 eC5GvlFMO 269/428

調べてみると漣のものともまた違うようで
そもそも深海棲艦と深く愛し合った事例がほぼ無いのでつまりよくわからない

592 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 23:38:08.15 gdysTgnN0 270/428

ーー

「これは漣のとは違いますね」

医者「どう違うんだい?」

「漣のはクリちゃんがアレになってますが、暁さんのは尿道辺りから生えてます」

医者「つまり本物の男性器に近いということかな」

「ですがタマがありません。なので出せるものが無いんじゃないでしょうか」

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ビクンビクン

「さっきからイキまくってますが何も出てません。だからイクのが終わらない可能性があります」

医者「それはマズイね」

595 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 23:44:37.70 gdysTgnN0 271/428

「ひ……ひぎっ!!」ビクンッ

「こんな症状今までありますか?」

医者「多分レ級…深海棲艦と何度も何度も性行為をしたのが関係してるとは思う。でもそんな前例なんてほとんど聞いたことが無いからどうしようもない…ね」

「このままじゃ暁さんは強制睡眠しかありませんか?」

医者「そうだね…」

「おおっ!?おぉぉぉぉぉーーっ!!」

「イッても絶頂が終わらないのは苦痛でしか無いと聞いたことがあります。暁さんは今まさにそんな状況なんですね」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

596 : 以下、名... - 2019/01/23 23:45:57.75 jywJ1nkA0 272/428

睡眠薬が全く効かない
レ級に挿れて一緒に気絶せねばならない

601 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 23:56:37.07 gdysTgnN0 273/428

ーー

千歳「先生、薬が効いてないわ!」

医者「そんな…!」

「ひ……ひぃ……」

「暁さんがどんどん弱ってきてきてます…このままじゃ…」

レ級「……」

「レ…級………」

レ級「皆んな部屋から出て行ってくれ。あたしに考えがある」

602 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/23 23:59:37.10 gdysTgnN0 274/428

千歳「レ級ならどうにかできるの?」

レ級「心当たりがある。とりあえずそれを試してみる」

「…なるほど、あれですね。漣も手伝いましょうか?」

レ級「いい、あたし一人でやる」

「分かりました。ここはレ級さんに任せましょう」

医者「彼女に任せて大丈夫なんだね?」

「今はそれしか無いと思います」

千歳「わかったわ、頼むわねレ級」

603 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 00:02:04.74 rVj//+z+0 275/428

レ級「よし…ここにはあたしと暁だけだな」

「レ級……ぅ……」

レ級「辛いだろうけどもう少し耐えてくれ」

「ん……」

レ級「いくぞ暁……」

「ぅぐっ!!あ…ぁぁぁ……!」

レ級「太ぃ……でももう少しで…………」

604 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 00:03:23.80 rVj//+z+0 276/428

ーーーー

レ級「…よし、暁の精神世界に入れたな」

レ級「あたしの勘が正しいなら…」

レ級「ここに……あれが…」

レ級「暁……」

レ級「なんとか探すか…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

607 : 以下、名... - 2019/01/24 00:07:50.90 ZHURZPN3o 277/428

ずっとレ級にそばにいて欲しいと駄々こねる棒付き白髪暁と、それをなだめあやし落ちつかせている暁がいる
レ級、しばらく様子を見ていることに

609 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 00:12:47.01 rVj//+z+0 278/428

白暁「嫌だ!レ級の側に居たいの!」

「ワガママ言わないでよ私!」

白暁「なによ!本当はついていきたい癖に!」

「私はレ級の帰ってくる場所を守るって決めたの!」

レ級「やっぱりこうなってたか…」

610 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 00:17:40.40 rVj//+z+0 279/428

白暁「来たわねレ級!元はと言えば貴女が私を置いていくからこうなったのよ!」

「レ級!?どうやってここまで来たの!?」

レ級「その白い暁を生み出したのはあたしのせいだ。だからここまでやってこれたんだ」

「これは私なの!?おち○ちん生えてるけど!」

白暁「これのお陰でレ級と繋がれるのよ!もっと喜びなさいよ!」

「…それはありがとう」

白暁「あ、お礼は言うんだ」

611 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 00:22:56.51 zlA/HJGuO 280/428

レ級「それが生えたのはあたしのせいなんだ。回収すれば暁は元に戻る」

「どういうこと!?」

レ級「その白い暁はあたしのナノマテリアルだ」

「え……えぇぇぇぇぇ!?」

白暁「なんでバラすのよ!黙ってれば分からないのに!」

レ級「そういう訳にはいかないんだ。このままじゃ超重力砲も安定して撃てなくなる」

白暁「それは…」

「え?どういうこと?レ級って…霧の…なの…?」

レ級「そうじゃない。けどあたしの体の中にはそれが存在してるんだ」

612 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 00:30:38.49 rVj//+z+0 281/428

レ級「霧の艦隊が帰ると同時にあたしは生まれた。その時にごく僅かなナノマテリアルが混じったんだ」

「……いつ気付いたの」

レ級「潜水新棲姫だ。アイツが霧の艦隊が帰った座標を割り出して、あたしの生まれた時の記憶と照らし合わせて…だな」

「……」

レ級「そう言われたら納得だろ?あたしが超重力砲が撃てるっていうのが普通に考えておかしいんだよ」

「じゃあ尻尾が生えてこなかったのは…」

レ級「メンタルモデルに近い存在になったからだろうな。正確には深海棲艦のままだけどな」

「なんで…言ってくれなかったの……」

レ級「こうなると思ったからな。あたしの欲望とか希望に反応するって分かってるから」

613 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 00:33:03.30 rVj//+z+0 282/428

「今までは…無かったのに…」

レ級「あたしの中にそれがあるって意識したらダメなんだよ。そのせいで白い暁を生み出したんだ」

白暁「……もう終わりなのね」

レ級「そうだ。お前を回収すれば暁は元に戻る」

白暁「ねぇレ級、たまになら…」

レ級「ダメだ。コントロールできない状態で生やしたらまたこうなるぞ?」

白暁「それは…」

レ級「あたしもお前の使い方を覚える。今日はこれで終わりだ」

白暁「……わかったわ」スゥ…

614 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 00:35:51.32 rVj//+z+0 283/428

「消えた……」

レ級「白い暁が消えたから暁に生えてるのも直ぐに消える。こうやって喋れるのも後少しだ」

「ねぇレ級…!」

レ級「分かってる、黙っててごめん。それと後…」

「違うの!私迷惑だなんで思ってない!少しだけだけどレ級と繋がれて嬉しかった!」

レ級「…あたしもだ」

「またこうやって貴女と繋がりたい!レ級!」

レ級「また……な………」

「レ級!」

ーーーー

615 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 00:38:52.61 rVj//+z+0 284/428

ーー

「はっ…!」

レ級「起きたか暁」

「アレは…!無い……」ガバッ

レ級「ちゃんとあたしの中に返ってきた。もう大丈夫だ」

「そう……」

レ級「暁に生えるととんでもないことになるって分かったから、もうやめておく」

「……そう」

レ級「でもな、ちょっとだけコツを掴んだから…あたしに生やすのはできる…かも……」

「本当に!?」

レ級「海で練習しとくから、帰ってきたらまた…な?」

「うん…たのしみにしてるわよ!」

ーー

626 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 18:58:29.43 IBgfEwos0 285/428

ーー

「朝雲、貴女の薬作りを許可するわ」

朝雲「もう大丈夫って判断なのね」

「正直まだ不安な所があるけど司令官の為よ」

朝雲「司令の…」

「もっと強い薬を作れたら司令官が倒れることは無かったかもしれないの。貴女の技術や薬のレシピを教えて」

朝雲「本当は誰にも教えたくは無かったけど、ここの司令と貴女達の為なら喜んで教えるわ」

627 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 19:02:59.52 IBgfEwos0 286/428

「朝雲が楽しんでた薬はハイになる効果があるのよね」

朝雲「そうよ、ドラッグをキメるくらい気持ち良くなるから」

「なんでドラッグの気持ち良さを知ってるのかは聞かないであげるわ。勿論違法性は無いのよね?」

朝雲「全く無いわ。完全に合法よ」

「材料は揃ってるはずだから試しにそれを作ってみて。そして目の前で試して欲しいの」

朝雲「目の前で?……わかった、すぐにできるから待ってて」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

630 : 以下、名... - 2019/01/24 19:18:09.93 r4F3CvGfo 287/428

霞を誘惑し始める

632 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 19:27:49.65 IBgfEwos0 288/428

ーー

朝雲「オッ……!」ビクッ

「薬を飲んで直ぐにこれなんて凄いわね」

朝雲「おぉぉぉ、ぉぉ?ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…」とろーん

「全身の緩和…相当な絶頂を感じてるみたいね」

朝雲「んぉ……ぉぉぉ………」ビクンビクン

「そしてピークには自分で動けなくなるくらいの絶頂が襲う。相当な効き目ね、本当に違法性無いのよね…」

朝雲「か、かしゅ……かしゅみ……」

「無理に喋らなくていいわよ。寝てるだけで気持ちいいでしょ?」

朝雲「こっち…き……て……」

「貴女を観察しないといけないのに…少しだけよ」

633 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 19:30:03.01 IBgfEwos0 289/428

朝雲「もうひろつ…あう……」

「舌が回って無いから何言ってるか分からないんだけど」

朝雲「こりぇ……」スッ

「薬…もう一つ作ってたのね」

朝雲「い…いっひょに…と…飛ばない……?」

「……」

朝雲「しゃいこ……よ……」

「安価」

下1~3高コンマ 霞の台詞や行動などを

636 : 以下、名... - 2019/01/24 19:37:17.85 SHWMcrb80 290/428

観察やらないといけないから今は無理ね

637 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 19:49:14.40 IBgfEwos0 291/428

「観察やらないといけないから今は無理よ」

朝雲「きもひ…いいぉ……」

「わかったから、そこで寝てなさい」

朝雲「ぉ……また…波が……ぉぉぉぉぉ…」

「波?何度も気持ちいいのが襲ってくるの?それは凄いわね」

朝雲「ぁぁ…あ……ぁぁぁぁぁ……」

「ほんと凄いわね…」

638 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 19:54:54.54 IBgfEwos0 292/428

ーー

「朝雲からデータは取れた。後はそれを再現するだけね」

「レシピはあるから簡単に作れる。でも全く同じものを作っても意味がないのよ」

「朝雲の反応から逆算してハイになる成分は同じか濃くする。そしてそこに私が作ってるキメセクの薬からエロい成分を足す」

「そうすればかなりイイ薬ができるはずなのよ。司令官や龍驤さんの鬱が飛ぶくらい強烈なのが」

「これができれば誰かが暴れた時の鎮痛剤代わりにもなる。この鎮守府にとってはかなり有効よ」

「とにかく作ってみましょう。ビニールハウスは増設したから材料はいくらでもあるわ」

639 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 19:57:38.83 IBgfEwos0 293/428

ーー霞の部屋

調合中!絶対入るな!!

「……できたわ」

「成分的には間違ってないし、違法性も無い。後は試すだけ」

「効果が見れそうなのは朝雲だけど、流石に休ませた方がいいわよね」

「そうなると誰に試して貰おうかしら…」

「もしくは自分で試すか……ね」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

640 : 以下、名... - 2019/01/24 19:59:20.56 r4F3CvGfo 294/428

榛名が薬を手に持ってる霞を見て薬の中身を聞いてくる

643 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 20:08:51.06 IBgfEwos0 295/428

「とりあえず部屋からは出て考えればいいわね」ガチャ

榛名「霞ちゃん終わりましたか?」

「お姉さま?部屋の前で待っててくれたの?」

榛名「はい!入るなと看板がかかってる時は例え榛名でも入ってはいけないんですよね?」

「それはそうだけど何も部屋の前で待たなくても良かったのに」

榛名「頑張ってる霞ちゃんを近くに感じたかったんです!」

「嬉しいわお姉さま…」

644 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 20:12:03.45 IBgfEwos0 296/428

榛名「その手に持っているのが完成したものですか?」

「これ…そうよ。新しい薬ができた所なの」

榛名「どんな効果があるんですか?」

「それを試そうとしてたんだけど…丁度良いわね」

榛名「榛名で試すんですか?霞ちゃんのお薬なら喜んで試しますよ!」

「じゃあ部屋に入って。看板はそのままでいいから」

榛名「このままでいいんですか?分かりました」

645 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 20:15:19.44 IBgfEwos0 297/428

「お姉さまにこれを…ふぅ……」ガチャ

榛名「それってどんな風になるんですか?」

「最高にハイになってエロ気持ち良くなれる薬よ」

榛名「……え?」

「普段お姉さまとスる時に飲んでるキメセク用の薬を更に濃くしてキマる薬を作ったの」

榛名「いつものより濃い……!」

「自分で試しても良かったんだけど、観察するにはカメラを準備しないといけなかったから丁度良かったわ。さぁお姉さま、私のベッドに寝て」

榛名「榛名は…………大丈夫です…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

648 : 以下、名... - 2019/01/24 20:25:04.97 ZHURZPN3o 298/428

戦艦には量が少ない
絶頂一歩手前のもどかしい感じで辛い

649 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 20:29:07.39 IBgfEwos0 299/428

ーー

榛名「うぅぅぅ……ぁぁぁ…!」ピクピク

「どう、お姉さま?」

榛名「効き目が…薄いのかも……しれません…」

「そんな筈は無いけど…もしかして失敗したのかしら」

榛名「もう少しで…気持ち良くなれるのに……!」

「あ……分かったわお姉さま。それ駆逐艦用の量だから微妙なのよ」

榛名「もっと早く……分かって欲しかったです…」

「ごめんなさいお姉さま。でも徹夜明けだから色々鈍かったのよ」

榛名「榛名は…大丈夫………」

650 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 20:31:31.18 IBgfEwos0 300/428

「予備はあるわよね。よし……お姉さま、戦艦用になるように薬を追加で入れるわね」

榛名「はい……」

「もう効き始めてるから飲むよりこっちの方が良いわね」キラッ

榛名「注射器……」

「いくわよお姉さま。最高にハイになって」プスッ

榛名「あぁぁぁぁぁぁぁぁ…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

653 : 以下、名... - 2019/01/24 20:34:36.87 3HA221NSO 301/428

戦艦の力でベッドに引き込まれて舌を絡ませるキスをされる霞
唾液を飲まされた途端榛名と同じ状態に

655 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 20:43:03.33 IBgfEwos0 302/428

ーー

榛名「……っ!!」

「声も上げられないくらい気持ち良いのね。これは凄いわ」

榛名「はっ……!ぐ……ぅ…!!」ビクンビクン

「絶頂しまくってるけど血圧は許容範囲。うん、成功と言えるわね」

「これを使えば…例えば龍田さんが我を失ったとしても、これを注射すれば一発で大人しくなるわ」

「でも効き始めるまで少し時間があるのよね。お姉は飲んだ分がもう効いてたから注射しても効果があった。でも暴れる最中の誰かに注射したとして…」

榛名「霞………ちゃん…!」グイッ

「きゃっ…」

656 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 20:47:04.88 IBgfEwos0 303/428

「お姉さまどうしたの?そんな強引な……」

榛名「んむぅ……」

(いきなりキス…!しかも激し……!」

榛名「んぢゅ…っぷぁ……」

(舌が!あ……気持ちぃぃ……)

榛名(霞ちゃん霞ちゃん霞ちゃん…!)

(私の力じゃ振りほどけない……もう…されるがまま……)

榛名(霞ちゃん霞ちゃん霞ちゃん霞ちゃん霞ちゃん!!)

(もっとデータが欲しかったのに……あぁ…頭が……体が…お姉さまに犯されていく…………)

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

657 : 以下、名... - 2019/01/24 20:50:30.62 C2YcdDuW0 304/428

霞が失神。榛名慌てる

660 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 20:57:57.80 IBgfEwos0 305/428

ーー

榛名「あ……霞ちゃんが下敷きになってましたね……」

「……」

榛名「霞ちゃんのお薬は成功ですよ。榛名とっても気持ち良かったです!」

「……」

榛名「霞ちゃん?何か不満でしたか?」

「…………」ぐでん

榛名「霞…ちゃん………?」

661 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 21:07:21.89 IBgfEwos0 306/428

榛名「寝てしまったんですか霞ちゃん?」ゆさゆさ

「……」

榛名「寝てるにしては呼吸が弱い……何があったんでしょうか…」

榛名「覚えてるのは霞ちゃんをベッドに引きずりこんでキスをして…それから霞ちゃんを下にして……」

榛名「…霞ちゃんは息が殆どできていなかったのではないでしょうか」

「……」

榛名「霞ちゃん!すぐに医務室に運びますからね!!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

662 : 以下、名... - 2019/01/24 21:09:15.91 r4F3CvGfo 307/428

>>658+霞は無事だった

658 : 以下、名... - 2019/01/24 20:51:30.47 r4F3CvGfo 308/428

羽黒お説教コース
レ級と暁にも前回分のお説教が飛び火

665 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 21:22:56.30 IBgfEwos0 309/428

ーー医務室

羽黒「何をしてるんですか榛名さん…!」

榛名「霞ちゃんの意識が無くて気が動転してしまったんです…」

羽黒「そうだとしても裸で鎮守府を走るなんて、痴女のやることですよ!」バンバン

榛名「返す言葉もありません……」

羽黒「運ばれてた霞ちゃんも裸だったんですよ!」

「私は気にしてないから大丈夫よ」

羽黒「そういう問題じゃないんです…!」

666 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 21:24:48.95 IBgfEwos0 310/428

「なんで私達まで怒られてるの…?」

羽黒「この前怒り足りなかったからですよ!」バンバン

レ級「理不尽だ……」

榛名「羽黒さん、せめて場所は変えませんか?霞ちゃんには寝ていて欲しいので…」

羽黒「……分かりました。でも霞ちゃんも次の機会に怒りますからね!」

「はいはい、分かったわよ」

667 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 21:27:47.51 IBgfEwos0 311/428

「静かになったわね。そもそも医務室で騒ぎ過ぎなんだけど」

「とりあえず薬は成功したと。それが分かったなら十分よ」

「後は速攻性があれば文句は無いけど……」

「速攻性…………」

「…………」

「できるかも…しれないわ」

「速攻性を高める成分はキマる成功とエロい成分とは喧嘩しないはず……」

「ちょっと待って……これ…凄いことになるんじゃないの……」

668 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 21:30:56.53 IBgfEwos0 312/428

ーー霞の部屋

「もしこれが成功したら凄いことよ」

「麻酔銃より安全で、後遺症も無い鎮痛剤が作れてしまう」

「もしそうなったら…………」

「どんな人や艦娘でも簡単に大人しくできる。どれだけ強くても薬の成分を濃くすればいい」

「こんか薬ができたとしたら……」

「悪意を持って使用したら…とんでもないことになる……」

「完成させなければいい…けど……手が止まらない…」

「これは…………」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

671 : 以下、名... - 2019/01/24 21:37:27.95 3HA221NSO 313/428

安価なら山雲がその薬は死ぬよと言う

675 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 21:49:36.55 IBgfEwos0 314/428

「できて……しまったわ…」

山雲「その薬はダメよ」

「…いつから居たの」

山雲「貴女が新しい薬を作ったって聞いて、朝雲の薬の成分を使ったんじゃないかって警戒してたのよ」

「これ……知ってるのね」

山雲「それが出回ると大勢の人が死ぬことになるわ」

「そうでしょうね…」

山雲「それは相手の自由を奪う事ができる悪魔みたいな薬なのよ。しかも副作用も後遺症も無いから成分が死体から分析されないのよ」

「思ってる以上に深刻なのね…」

676 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 21:54:30.44 IBgfEwos0 315/428

山雲「それとほぼ同じ成分の薬は殺し屋や人攫い達が使ってるの。神隠しとか言われてる事件の大半はその薬が絡んでるわ」

「そうなるわよね…この薬を使った後、高い所から落としても事故死にしかならない……」

山雲「その薬は今すぐ廃棄してレシピも忘れなさい」

「その前にいいかしら?何故貴女がその事を知ってるの?」

山雲「思い出したからよ。私はその薬を使って艦娘を攫った。そして艦娘を深海棲艦化させる羽の実験台に使ったの」

「その薬は自分で作ったの?」

山雲「いいえ、支給品よ。でも複数個貰ったから使わなかった分を解析したの」

「そう……」

山雲「貴女の作ったのは私が使ってたのより強力よ。だから早くそれを捨てて!」

「安価」

下1~3高コンマ 霞の台詞や行動などを

679 : 以下、名... - 2019/01/24 22:06:25.74 JmIok/KT0 316/428

そうね‥過ぎたるは及ばざるが如しっていうものね

681 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 22:17:22.62 /uLLtsbeO 317/428

「そうね‥過ぎたるは及ばざるが如しっていうものね」

山雲「分かってくれたなら良かったわ~」

「でもレシピを忘れるっていうのは今すぐには無理よ。時間が経たないと」

山雲「それくらい分かってるわ~」

「えぇ…そうよね…」

山雲「その薬は~捨てましょう~」

「えぇ……勿論ね…」ポイッ

山雲「良かったわ~」

「…………」

683 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 22:24:35.73 /uLLtsbeO 318/428

ーー夜

榛名「んぅ……むにゃ…」

(……もしもの話よ。もしあの薬をガス状にして主砲の弾頭に仕込んだとする)

(それが相手に当たれば一発で行動不能にできる。当たらなくても近くに着弾すれば効果はある)

(それだけじゃない、もっと規模が大きな話しをすれば別の事も考えられる)

(戦艦の主砲やもっと口径の大きいものの弾頭に仕込んでそれを炸裂させれば…)

(そんな事をしなくてもいい!空調の効いてる所なら全員無効化できる!)

(これはもう薬じゃない…兵器の類いよ)

684 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 22:31:51.56 /uLLtsbeO 319/428

(あれを使えば深海棲艦だって無効化できる。その気になれば大本営だって…)

(これを使えば全てが終わるかもしれない。核よりも安全なこの兵器なら無傷で戦争が終わるかもしれないのよ!)

(……私一人でできるかしら)

(司令官に相談するのは後にするべきね。もし夕張のドローンが飛んでたらまずいわ)

(やるしかない…龍驤さんも司令官も榛名お姉さまも私が助けられるかもしれないのよ!)

(やってやる…私がやるのよ!)ガバッ

榛名「うぅん……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

687 : 以下、名... - 2019/01/24 22:39:47.78 SHWMcrb80 320/428

戦争という大規模な出来事で使えば、薬剤耐性の面で危ないと思い直す

688 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 22:55:55.08 /uLLtsbeO 321/428

(戦争…………)

(そんな大規模な出来事で使えば、薬剤耐性がある敵が出てきた時に…そいつが一人勝ちしてしまう)

(未知のウイルスにだって耐性がある人間が居る。そんな奴が存在するのよ)

(そしてその耐性のある人間や艦娘が敵に居る…そう思わないとダメね)

(戦争を終わらせるなんて都合が良すぎたわね。これは考え直しよ)

(……でも大多数は無効化できるわよね)

(工廠…誰か起きてるかしら)

689 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 23:01:02.52 /uLLtsbeO 322/428

ーー工廠

明石「霞ちゃん…こんな時間にどうしましたか…?」

「良かった他の連中はもう寝てるわね」

明石「あの…?」

「明石、何も言わないでこういうのを作って欲しいの」ピラッ

明石「これは……」

「駆逐艦の主砲に使う弾頭よ。外から気体や液体を入れられるように中身は抜いて欲しいの」

明石「何に…使いますか…?」

「聞かないで、お願い」

明石「……分かりました」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

692 : 以下、名... - 2019/01/24 23:05:41.97 kK/aoXYxO 323/428

察した明石が弾頭の中に細工して薬の効果がほとんど出なくなる

694 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 23:12:21.88 /uLLtsbeO 324/428

ーー

明石「できました…よ」

「……ありがとう明石。この事は誰にも言わないで貰えると助かるわ」

明石「事情があるですよね…わかってます…」

「お礼は必ずするわ。ありがとう」スタスタ

明石「……」

明石「これで…良かったんですか…」

山雲「そうよ~あの弾頭は使い物にならないのよね~?」

明石「はい……」

695 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 23:17:33.21 /uLLtsbeO 325/428

山雲「絶対来ると思ってたのよ~リーサルウェポンとしてあれを持っておきたいって思うって~」

明石「でもあの弾頭は使えません…気密性がありません…」

山雲「ガスでも入れれば~漏れるってことね~」

明石「弾頭に入れてすぐは気付きません…発射するまでに…少しずつ漏れていきます…」

山雲「ありがとうね~これでなんとかなったわ~」スタッ

明石「朝雲ちゃんの所に…行きますか…?」

山雲「これくらい大丈夫よ~明石も早く寝なさいね~」

明石「……」

696 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 23:21:52.34 /uLLtsbeO 326/428

明石(霞ちゃんに渡した弾頭は二発分。一発だと外した時にどうしようも無いからスペアとして作ったんです)

明石(あの弾頭はさっき言った通り使えません。でもそれは一発だけです)

明石(ごめんなさい山雲ちゃん、私は嘘をつきました)

明石(でも霞ちゃんなら悪用もしないはずです。それが何なのかは分かりませんが、きっと強力なものなんですよね)

明石(切り札は持っていて損はありません。長門さんみたいに大本営に通じてる艦娘が他にもいる可能性があるんです)

明石(気を付けないと…私が長門さんの事を知ってたり、霞ちゃんに切り札を渡した事も絶対に言ったらいけない)

明石(本当に気を付けよう……)

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

698 : 以下、名... - 2019/01/24 23:23:40.67 7GkguPZTO 327/428

提督の調子も回復してきた

702 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 23:35:17.11 rVj//+z+0 328/428

ーー

提督「心配をかけてしまったな。もう俺は大丈夫だ」

伊58「ほんとでちか~?」

千歳「私の目から見ても大丈夫よ。十分仕事はできるわね」

伊58「千歳がそういうなら大丈夫なんでちね」

提督「俺はとことん信用が無いんだな…」

伊58「自分のやってきた事を思い出せでち」

提督「……そうだな」

703 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 23:38:31.38 /uLLtsbeO 329/428

伊58「じゃあ提督は明日から仕事に戻れでち」

提督「なんでだ?今日からでも…」

伊58「明、日、か、ら」

提督「……分かりました」

千歳「提督がここまで弱いなんて…ひょっとして龍驤さんよりも伊58ちゃんの方が弱いんじゃないの?」

伊58「そんなの当たり前でち。なぁノータリン、でち」

提督「本当に…潜水艦達には頭が上がらないんだ…」

千歳「うふふ、そういうのもいいんじゃないですか」

704 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 23:43:15.91 rVj//+z+0 330/428

呂500「でっちーーー!仔狸が逃げたから一緒に追いかけて下さいって!」

伊58「こっちは仕事中でち。それにあの狸のことだからきっと由良の焼いてる肉に反応したんでちよ」

呂500「そうなんですか!?」

伊58「ほら、早く行ってこいでち」

呂500「分かりましたって!」

千歳「もう由良の事まで把握してるのね」

伊58「この鎮守府の事は離れてても分かるんでちよ」

千歳「そういうのって素敵よね……ねぇ伊58ちゃん、明日からお店に戻るのよね?」

伊58「そうでち。お昼のランチ営業から再開でちよ」

千歳「お店が大変なら私達が手伝うわ。だから定期的にこの鎮守府に帰ってきてくれない?そして提督さんを助けてあげて欲しいの」

伊58「安価」

下1~3高コンマ 伊58の台詞や行動などを

707 : 以下、名... - 2019/01/24 23:50:05.90 ZHURZPN3o 331/428

いつまでも潜水艦ごときに頼るなでち。それともこの鎮守府の面々は提督を支えきれない程弱いとでも?
それにもうゴーヤの本業はバーテンダーでち……まあうちに来てくれたら話くらいは聞いてやってもいいでちよ

708 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2019/01/24 23:59:18.39 rVj//+z+0 332/428

伊58「いつまでも潜水艦ごときに頼るなでち。それともこの鎮守府の面々は提督を支えきれない程弱いっていうんでちか?」

千歳「そうは言ってないわ。伊58ちゃんが居てくれたら助かるって話よ」

伊58「そもそもゴーヤの本業はバーテンダーでち。いつまでもノータリンの世話はできんでち」

提督「……」

伊58「…まあうちのバーに来てくれたら話くらいは聞いてやってもいいでちよ」

提督「え…?」

伊58「指輪をはめてる以上、断るわけにもいかんでち」

提督「それ…ずっと付けていてくれるんだな」

伊58「……そういう気分なだけでち」

ーー

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