花京院「よし、みんなも寝静まったことだし>>4するとしよう」
花京院「いいかいイギー、ふたりだけの秘密だぞ」
イギー「アギ!」
イギー(ぶったまげたぜ)
元スレ
イギー「夜も更けてきたし>>4するつもりかよ花京院」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1399125023/
4 : 以下、\... - 2014/05/03 22:51:13.45 d/GiCSXD0 2/28SBRレース出場
花京院「SBRレース!アメリカ横で長距離レースをやるらしいな」
花京院「参加するぞ!!」
花京院「もちろん連れていってやるからな、イギー!!」
イギー(おれもかよ!)
花京院「ハ!なんだこのレース!馬が必要なのか?」
花京院「弱ったな・・・・・・」
花京院「よし!ジョースターさんに相談だ!!」
花京院「ラクダもいいが、レース向きじゃあないな!」
花京院「というわけで馬ください!!!!!」
ジョセフ「OK!」
花京院「やった!!!!」
花京院「なかなか毛並みのいい馬を手にいれたぞ!こいつは頭もよさそうだ!!」
花京院「ン?この馬・・・・・・」
花京院「額に見覚えのあるあざがあるぞ?」
花京院「よし!あざにちなんで>>19と名付けよう!!」
19 : 以下、\... - 2014/05/03 23:00:57.32 pghXx6wZ0 5/28ヒターイニアザガアール
花京院「ヒターイニアザガアール!かっこいい!!」
イギー(お、おう)
花京院「よし!行くぞ!ヒターイニアザガアール」
ヒタアザ「ブルルンッ」
花京院「ヤーッ!」
サンディエゴ・ビーチ
花京院「やあやあ、色んな人がいるな」
イギー(ウゲッ人間も動物も居すぎだろ。うじゃうじゃと気持ち悪いぜ)
花京院「参加料15万!?(1200ドル)」
花京院「た、高いな・・・」
受付「参加しないんですか?」
花京院「い、いえします!」
受付「ならばここにサインをお願いします」
花京院「ウ~ン・・・これは絶対に入賞くらいはしなくては・・・」
イギー(大丈夫かよ?)
花京院「よし、頑張るぞ!!」
花京院「安心しろイギー、ぼくら二人ならきっとやれるさ」
>>39「おい、受付が終わったんならさっさとどけよ」
花京院「!?」
39 : 以下、\... - 2014/05/03 23:11:12.21 daBN3Vh50 8/28ダイアーさん
ダイアー「後がつかえているぞ」
花京院「あ、す、すみません」
花京院(すごいマッチョな人だな)
イギー(威圧感が半端じゃねえ!)ドドド
ダイアー「フン、それでいい」
受付「15万です」
ダイアー「ウム、サインはここか?」
サラサラサラーッ
ダイアー「それじゃあ行こう、サンダースプリット」
サンダースプリット「ヒヒィーン」
ノッシノッシ
花京院「強そうな人だった」
イギー(ああ、あれは何度も吸血ゾンビを殺してきたヤツの目だぜ。おれにはわかる)
「ちょっとあんた!その鉄球はなんなんだ!?」
花京院「なんの騒ぎだ?」
イギー(車椅子の男が、すごい勢いで長髪に近づいていくぜ)
ジョニィ「もう一回みせてくれ!!」バッ
ジャイロ「!」
ジャイロ「おい触るな!まだ回転している!!」
ズギュウウウーーーーッ
花京院「!?」
イギー「!?」
花京院「な、なんだあれは・・・ッ!!」
イギー(車椅子の男が長髪の腰についてる鉄球に触れたとたん・・・)
イギー(>>47ったぜ!!)
47 : 以下、\... - 2014/05/03 23:21:13.98 Xo9IngKH0 11/28絶頂に達した
ジョニィ「ウッ!!!」ビクンビクンッ
ジャイロ「なにィーーー!?」
ジャイロ「こいつおれの鉄球に触れたとたん・・・興奮してイキやがった!!!」
花京院「す、すごい・・・・・・なんだあの鉄球は」ゴクリ
イギー(あれにはかかわりたくねえな・・・)
ジョニィ「こ、これは違う!!」
ジャイロ「なにが違うんだァ?」
ジョニィ「オレはこんなことでイッたりなんかしない!バカにするな!!」
ジョニィ(くそ!あの鉄球・・・ッ!オレの足を動かす希望だと思ったのに!!)
ジョニィ(まあいい!)
ジョニィ「あんた、レースに参加するんだろう!?オレも参加するぞ!!」
ジャイロ「なに!?」
ジョニィ「その鉄球の秘密を教えてもらうッ!!」
ジャイロ(変なのに目をつけられちまったぜ)
花京院「ぼくらは関わるのよそう、イギー」コソッ
イギー(言われるまでもないぜ!!)
花京院「さて、いよいよスタートだ!!」ワクワク
イギー(いっぱいだな)
花京院「犬を乗せているのはほくだけのようだ」
花京院「おお!あれはラクダ!?」
花京院「・・・・・・ウルムド・アブドゥルさんか。なにやらアヴドゥルに雰囲気が似てるなぁ」
花京院「・・・!?」
花京院「なんだあのメロンみたいな服の男は!!」
>>59「あれはディエゴ・ブランドー」
59 : 以下、\... - 2014/05/03 23:33:00.27 d/GiCSXD0 14/28DIO
DIO「通称・ディオと呼ばれる男だ」
花京院「な・・・!」
花京院「お、お前は・・・DIO!?」
イギー「アギ!?」
花京院「なぜこんなところに!?太陽は大丈夫なのか!?」
DIO「フン、UV対策は万全よ」
花京院「日傘に日焼け止め、日除け腕カバー!?やるなDIO」
イギー(なんでレースに参加してんだこいつ!?)
DIO「・・・・・・面白そうだからな」
花京院「なに!?」
DIO「アメリカ横断レース!胸踊る響きじゃあないか」
イギー「!」
イギー(こいつ・・・おれの言いたいことがわかるのか?)
DIO「フフフ」
花京院「くそ!手強いライバルだ!!」
『ファーストステージは15000メートル!!』
ドンドンドンッ
バリバリバリ バリバリバリ
『花火の音が鳴ったその直後ッ!参加者は一斉に走り出したッ!!!』
『ゴールに向けて!』
花京院「ウ、ウワアアア!」
ドカラドカラドカラッドカラドカラドカラッドカラドカラドカラッ
ドカラドカラドカラッドカラドカラドカラッドカラドカラドカラッ
花京院「こりゃあまずい、ほかの参加者に巻き込まれてしまうぞ!」
イギー(くそ!スタート付近はやっぱやべえな)
イギー(なまじ気合いが入っている分、まわりのことなんぞお構いなしだぜ!)
イギー(すでに転倒してるヤツまでいるしよォ!)
花京院「・・・・・・仕方ない」
花京院「少しでも先頭集団に近づけるよう、>>75しよう」
75 : 以下、\... - 2014/05/03 23:48:58.60 hsCbKys60 17/28逆走
花京院「逆走しよう!」
イギー(な・・・ッ!)
イギー(なにを言ってやがるこいつは・・・ッ!)ドドドドドド
花京院「なあに、逆の発想だよ」
花京院「前に出れないのなら後ろに下がる。押してダメなら引いてみろ、ってね!」ニヤリ
花京院「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」
ドドドドドド
クルーーッ
『おおーーっと、どうしたんでしょうか!?』
ドカバキバキーーッ
『逆方向に走り始めた選手がいます!!!』
ダイアー「ム!おまえはあのときの少年!?」
花京院「ウオオオオオオオオオオオ!!どけどけェェェェェェェェェッ!!!」
ドカラドカラドカラッドカラドカラドカラッドカラドカラドカラッドカラドカラドカラッドカラドカラドカラッドカラドカラドカラッ
ダイアー「!?」
ダイアー「ま、真正面から突っ込んでくるだと・・・!?」
ダイアー「や!やめろ少年!!」
花京院「アアアアアアアアアアアアッ!きさまがどけエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!!」
ドカラドカラドカラッドカラドカラドカラッドカラドカラドカラッドカラドカラドカラッドカラドカラドカラッ
ダイアー「こ、このままでは!正面衝突だァーーーーーーッ!」
ズドォォォオオオオンッ
ダイアー「」チーン
サンダースプリット「」チーン
花京院「フン、軟弱なやつだ」
「な、なんだァあいつ!?」
「やべえよやべえよ」
「少しでも離れて走るぜ」
花京院「・・・こんなものでいいかな?」ニヤリ
イギー(な、なるほど!)
イギー(周りに危ないヤツと印象付け、人を寄せ付けない寸法か!!)
イギー(自分から周りと距離を置けないなら、周りから距離を置いてもらう・・・か)
イギー(考えたな!花京院!!)
花京院(適当に逆方向に走ったら道が開けた!やったね!!)
花京院「それではレースに戻るとしよう!!」
花京院「これなら・・・・・・先頭に追い付けるッ!!!」
『ああ!ジャイロ・ツェペリがコースを外れて雑木林へ向かっていきます!!』
『ショート・カット!ショート・カットをするつもりだァーーーー!!!』
『この雑木林を突っ切れば走行距離がかなり浮くことになるぞ!!』
『後続はどうする!?』
ジョニィ「くそ!ジャイロ・ツェペリ!正気か!?」
ジョニィ「雑木林なんて入ったら、かなりの確率で馬だけでなく乗り手までおおけがをするぞ!!」
ジョニィ「だが・・・ついていくしかぁない!!」
ドカラドカラドカラッ
花京院「フム・・・・・・」
花京院「ならばぼくは>>103しよう!!」
103 : 以下、\... - 2014/05/04 00:12:26.68 869AiKot0 22/28ザ・フールのそらをとぶ!
花京院「空から攻めるッ!!!」
花京院「いくぞ!イギー!」
イギー(なに!?おれのザ・フールじゃあ飛ぶのがやっとだぜ!?)
花京院「心配ない、イギー!」
花京院「ぼくがエメラルドスプラッシュを後ろ向きに打って、ブーストをかけよう!!」ニヤリ
イギー(それなら大丈夫だな!)
花京院「ゆくぞ!」
イギー(おう!)
ポコロコ「!?」
『ご、ご覧ください!!あれはいったいどういうことなのでしょう!?』
『日本人の花京院選手!飛んでいます!!どう見ても飛んでいますウウウウウウウウッ!!』
ジョニィ「エエ!?」
花京院「風を感じるッ!」バッサー
花京院「よし!このままゴールまで一直線だ!!」
イギー(任しとけ!!)
ブワァーーーーーーッ
『これはすごい!我々は今!奇跡を目にしていますッ!!』
『こんなことがあっていいのか!?馬が空を駆けています!!あれはまさしく・・・神話生物・ペガサス!!』
『花京院典明!空駆ける白馬にのったプリンスの誕生だァーーーー!!!』
ジャイロ「なっにィーーー!?」
ジョニィ「くそ!なんだあいつ!なんだあいつ!?」
ポコロコ「え・・・・・・なんだあれ」
DIO「これは負けてられんな」
『プリンス・花京院ッ!今!ゴォォォォォオオオオオオオオオルッ!!!!』
ワァァァァァァァァァァァッ
スタッ
花京院「やれやれ・・・ザ・フール、ハイエロファント、お疲れさま」
花京院「それとヒターイニアザガアール、よく耐えてくれたな」
ヒタアザ「ヒヒィンッ」ブルルッ
イギー(ハァハァ・・・こりゃあ疲れるぜ)
花京院「しかし、そう何度もはできそうにないな・・・」フラフラ
花京院「さて、勝利を祝して、一杯やるか!」
イギー(よっしゃ!その言葉を待ってたぜ!!)
『ン!?』
『エー・・・大変残念なお知らせです』
『左記ほど1着でゴールした花京院典明選手は、失格となりました』
花京院「なに!?」
イギー「アギ!?」
花京院「ど、どういうことだ・・・!?」ドドド
『他の選手に対するレースの妨害に加え、登録外の馬(?)を使用したためです』
花京院「な・・・ッ!!」
花京院「ぼくはちゃあんと登録した馬を利用しているぞ!!!」
『スティール氏は「空飛ぶ馬なんて聞いてない、ずるい」とのことです』
『よって、花京院選手には今後いっさいの出場を禁じますッ!』
花京院「そ、そんな・・・ッ!」
イギー(やれやれ、頑張ったのにこれかよ)
カイロ
花京院「というわけで、おめおめ帰って来ました」
アヴドゥル「なんというか・・・・・・残念だったな」
ポルナレフ「おれも参加したかったなァ~!」
花京院「お前には無理だポルナレフ」
承太郎「それで、DIOのやつがそのレースに参加してるだとォ?」
承太郎「なぜその場で殺さなかった!?」
花京院「そ、それは・・・物事には脈絡というものがあってだな
承太郎「言い訳か!? 」
花京院「グヌヌ」
ジョセフ「・・・しかし、これでDIOの居所がわかったな」
アヴドゥル「そうですな」
ジョセフ「それでは我々も向かうとしようか・・・」
ジョセフ「アメリカに!!!」
ビュオオオオオオオオッ・・・
『こうしてッ!レースに参加するDIOを倒すため、ジョースターたちはアメリカに渡った!』
『その後、彼らは聖なる遺体を巡る大騒動に巻き込まれるのだが、それはまた別のお話ッ!!』
花京院(よし、今度こそへまはするものか!!!)
イギー「アギ!」
ジョジョの奇妙な冒険
スターダストクルセイダース
~スティールボールラン~ 【完】


