あやめ速報-SSまとめ-

花京院「全裸徘徊するぞ！止めないでくれよポルナレフ！」

ポルナレフ「止めるにきまってんだろ！！」

花京院「なに！？」

花京院「ぼくの邪魔をするというのか･･･？」

花京院「いいだろう、くらえ！」

花京院「エメラルドスプラーーーーーーッシュ！！！」ﾄﾞﾊﾞﾄﾞﾊﾞﾄﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ

ポルナレフ「ウゲエエエエエエエエエエエエエッ！！！！」ﾊﾞｧｰｰｰｰｰｰｯ


花京院「これでよし」ﾊﾞﾊﾞｧｰｰｰﾝｯ



ﾁｬｰｯﾁｬｰﾗﾁｬｰﾁｬｰ
ﾁｬｰｯﾁｬｰﾗﾁｬｰﾁｬｰ
ﾁｬｰｯﾁｬｰﾗﾁｬｰﾁｬｰﾁｬｰｯ
ﾁｬﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗｯ

ジョジョの奇妙な冒険
　スターダストクルセイダース
　　～幸せな花京院～

花京院「ただ全裸で徘徊するのも面白くないな」

花京院「そうだな･･････」

花京院「さすがに手ぶらで外を歩き回るのは危険だろう･･････」

花京院「そうだ！>>17を持って徘徊するぞ！」

花京院「ホリィさんにばったり会ったときに、ないと困るからなァ」

花京院「ホリィさんに会うのになにも着ていないのははずかしいからな」

花京院「ハイソックスは必要だろう、ウム」

花京院「さーて、さっさと脱いで･･･」ﾇｷﾞﾇｷﾞ


花京院「よし･･････」


花京院「しゅっぱつしんこーーー！！！！！」ｾﾞﾝﾗｧｧｧｧｧｰｰｰｯ




ﾋｭｵｵｵｵｵｵｵｵ･･･

花京院「ウワァ、４月も終わりとはいえまだ寒いな･･･」

花京院「コートくらい持ってきてもよかったかもしれん」

花京院「･･････おや、ちょうど自販機があるぞ」

花京院「缶コーヒーでも買って暖まるか」

花京院「しまった！！！！」

花京院「財布を持ってきていない！！！」

花京院「これじゃあ、なにも買えないじゃあないか･･･」

花京院「よわったなァ」

花京院「･･････」

花京院「ン？」

花京院「向こうから誰かがやってくるみたいだぞ･･･？」

花京院「女の子･･･？」

花京院「あ！あれは>>25だ！」

花京院「よし、お金を貸してもらおう」

花京院「すいませんちょっ･･･」


花京院「ジョースターさん！？」ﾄﾞﾄﾞｫｰｰｰﾝｯ

ジョセフ(女装)「か、花京院！？」ﾊﾞﾊﾞｧｰｰｰﾝｯ


花京院（な、なんてことだ･･････）

花京院（ジョースターさんが女装をたしなむ人だったとは･･････）

花京院（男の娘だったとは！）


ジョセフ(女装)（イ、イカ～ン！見られちまったぞ！！）

ジョセフ(女装)（わしの若いときからの趣味がばれちまった！！！）

ジョセフ(女装)（しかし！）

ジョセフ(女装)（対する花京院は全裸+靴下！！）

ジョセフ(女装)（まったく･･･奇妙な邂逅じゃわい）


花京院「こ、こんばんは奇遇ですね。夜の散歩ですか？」

ジョセフ(女装)「！？」

ジョセフ(女装)（こ、こやつ･･････）ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ジョセフ(女装)（なにも気にしない呈で会話をはじめおった！！）ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ


ジョセフ(女装)「そ、そうじゃよ。暖かくなってきたからのぉ～」

ジョセフ(女装)「そういう花京院はどうなんじゃ？」

花京院「もちろんぼくもですよ」

花京院「こういう静かな夜は、散歩にちょうどいいですからね」

ジョセフ(女装)「う、ウム」

花京院「ところでジョースターさん、お金貸していただけませんか？」

ジョセフ(女装)「金！？」

花京院「ええ、ちょっとばかし入り用で･･･そうですね」

花京院（缶コーヒーは200円もあれば足りるが･･･）

花京院「面倒だから5･･･」

ジョセフ(女装)「ウム！わかった！！ほい！」

10000×5枚　　ﾊﾞｯ

花京院「エッ！」

ジョセフ(女装)「お互い様なんじゃしそれで勘弁してくれ！」

花京院「ちょっと、ジョースターさ･･･」

ジョセフ(女装)「それじゃあ花京院も！捕まらんうちに帰るんじゃぞ！！」ﾊﾞｲｯ

花京院「ジョースターさん待っ･･･！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

花京院「･･･行ってしまった」

花京院「500円貸してくれと言おうと思ったのだが」

花京院「仕方ない、ハイソックスに入れて持ち歩くか」

公園・自販機

花京院「さて、コーヒーを買うぞ！！」

花京院「やっぱり缶コーヒーはボスだよな」

花京院「ﾙﾝﾙﾝ♪」

花京院「ハッ！こ、この自販機はッ！！！！」

花京院「い･･･」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

花京院「一万円札は使えないじゃないか･･･」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

花京院「まいったな･･････目の前にあるのに買えないだなんて」

花京院「まるでえに描いた餅だ」

花京院「･･････」

花京院「そうだ！」


花京院「自販機の下にもしかすると小銭が落ちているかもしれないぞ！！！」ﾊﾞｯ


ｺﾞｿｺﾞｿ


花京院「暗くてよく見えないな･･････」

花京院「ハイエロファントをのばしてみよう！！」ｽﾙｽﾙ



「自販機の前でケツが踊っている！！！」

>>50「な！なんだあれ！！」

花京院「あったぞ！！しかも500円玉だ！！！」ﾊﾞﾊﾞｧｰｰｰﾝｯ

花京院「よくやったハイエロファントグリーン」

ハイエロ「＾＾」

花京院「よし、これで缶コーヒーが飲めるぞ」

花京院「長い道のりだった」

ｶｼｬﾝｯ
ﾋﾟｯ
ｶﾞｺﾝｯ

花京院「ハッ！殺気！！！」ﾋﾟｷｨｰｰｰﾝｯ

オラーーーーァッ

ｻｯ

ﾊﾞｺｰｰｰｰｰﾝｯ

花京院（自販機がやられた！！！！）

花京院「お、おまえは･･･ッ！！」

花京院「承太郎！？！？」


承太郎「チッ！外したか」ﾊﾞﾊﾞｧｰｰｰﾝｯ

花京院（承太郎！？なぜぼくに攻撃を･･･！？）

承太郎「おいこの変態野郎！」

花京院「え！」

承太郎「なぜ、全裸で公園にいる！？」

花京院「！！！」

花京院（どうやら、ぼくのこの格好に怒りを感じているようだ）

花京院（まったく･･･ケツの穴の小さいやつだ！！！）

花京院「答える必要はない」

承太郎「なに！？」

花京院「きみこそ！なぜ攻撃を仕掛けてきたんだ！？」

花京院「ぼくらは友人じゃあないか！」

承太郎「きまってんだろ！！」

承太郎「>>61だ！」

承太郎「変態が嫌いだからだ！！」

花京院「！」

花京院「まて承太郎！ぼくは変態じゃあない！」

承太郎「全裸でほっつき歩いてるやつが何を言っても無駄だぜ」

花京院「グヌヌ」

承太郎「･･････だが、おれも鬼じゃあねえ」

承太郎「理由は聞かねえ！だが･･･」

ﾊﾞｻｯ

花京院「！？」

花京院（承太郎が学ランの上を脱いだ！）

ｽｯ

花京院「！？」

花京院「こ、これはきみの学ランだが･･･？」

承太郎「今すぐこれを羽織って家に帰るってんなら、今回だけは見逃してやってもいい」

花京院「な、なに！！」

花京院（こ、こいつ･･････）ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

花京院（急に紳士ぶるだなんてどういう風のふきまわしだ！！）ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

花京院（怪しいぞ）ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

花京院「答えは>>74だ！」

花京院「答えはパンツも下さい、だ！」ﾊﾞﾊﾞｧｰｰｰﾝｯ

承太郎「！？」

花京院「なぜ上着だけなんだ！」

花京院「ぼくの格好を見ろ！全裸だぞ！」

花京院「一番寒そうなところはどこだ！？そう！股間だ！！」

花京院「きみは！学ランだけじゃなくパンツも差し出すべきだろう！！」

承太郎「な、何ィーーーー！？」

承太郎「それじゃあおれが変態になるだろうが！！！」

花京院「上からズボンを履けばいい」

承太郎「･･････」

花京院「･･････」

承太郎「わかった、パンツもやる」

花京院「やったね！！」

花京院「さあ、さっさと脱ぐんだ！」

承太郎「うるせえ指図するんじゃあねえ！」

花京院「はい」

承太郎「くそ！」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

花京院（ノーパン直ズボンか、かわいそうに）

花京院（さ！承太郎はパンツを脱ぐのに必死だからな）

花京院（ぼくはこの隙に>>90だ！）

花京院（セルフフェラにチャレンジだ！！）

花京院（野外でのセルフフェラは初めてだからな！興奮してきたぞ！）ﾑｸﾑｸ

花京院（ギャラリーが承太郎しかいないのがナンセンスではあるが･･･）

花京院（承太郎からパンツを借りてしまえば、もう野外でなんてできないからな！）

花京院（もういいや目の前でしてしまおう！）

花京院「よいしょ」ｺﾞﾛﾝ

花京院「ウ～ム、やはりベッドの上でやるのとは違って難しいな」

花京院「舌が届かん」

花京院「だが！室内ではできたんだ！本気をだせばこんなことくらい簡単だ」

花京院「フム･･･ちょっとまだ小さいかな？手でシコるか」ｼｺｼｺ

承太郎「おい花京院、パンツ脱･･･」

承太郎「！？」

承太郎「こ、こいつ･･････」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

承太郎「野外でオ○ニーし始めただと！？」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

承太郎「やっぱり変態じゃあねえか！！！」

承太郎「どんな理由があるかしらねえが･･･」

承太郎「もう我慢ならねえ！」

承太郎「パンツも上着も貸さねえぜ！！」

承太郎「こいつはこの空条承太郎が･･･直々にこの場でぶち>>106す！」

承太郎「スタープラチナッ！！！」

花京院「！？」

花京院「ど、どうしたんだ承太郎！？」

花京院「あ、ぱ、パンツか？パンツ脱いだのか！ありがとう！」

承太郎「いいや、パンツは貸さねえぜ」

花京院「なに！？」

花京院「も、もしかして、オラオラですかーーーー！？」

承太郎『YESYESYESYESYESYESYESYES』

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ！！！

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッ！！！！！

花京院「ウアエアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ！！！」

バッゴオオオオオォオォォォォォォォォオオオオオオオオンッ


花京院「」ﾁｰﾝ

承太郎「やったぜ」

ポルナレフ「ハッ！」ｶﾞﾊﾞｯ

ポルナレフ「こ、ここは･･･承太郎の家か？」

ポルナレフ「お、おれは花京院のエメラルドスプラッシュを食らって倒れたのか？」

ポルナレフ「ウウ･･･あいつ、思いっきり攻撃しやがって」

ポルナレフ「･･････アッ！」

ポルナレフ「そういえば、あいつ全裸徘徊とか言ってたよな･･･ッ！」

ポルナレフ「や、やべえ！このままじゃあ花京院が警察に通報されちまう！！」

ポルナレフ「こうしちゃあいられねえ！はやく、今からでも止めにいかねえと･･･っ！」

>>120「その必要はない」

ポルナレフ「！？」

ポルナレフ「てめーは、DIO！！」

DIO「目覚めたかポルナレフよ」ﾊﾞﾊﾞｧｰｰｰﾝｯ

ポルナレフ「な、なんで承太郎の家に！？」

DIO「フフフ、聞きたいかね」

DIO「それはわたしとホリィが>>130だからだ」

ポルナレフ「メル友だァ！？」

DIO「そうだ、毎日一通以上は送り合う仲だ」

ポルナレフ（思った以上に仲いいな）

ポルナレフ「な、なんでメールなんか･･･」

DIO「気が合うからだろう」

ポルナレフ「なるほど」

ポルナレフ「･･････」

ポルナレフ「･･････」

ポルナレフ「ハッ！」

ポルナレフ「てめー･･･どうして花京院を止めにいこうとするのを邪魔したんだ！？」

DIO「意味がないからだ」

ポルナレフ「なに！？」

DIO「･･･花京院はもう>>145」

DIO「花京院はもうハッピーだからな」

ポルナレフ「は･･･ハッピーだァ！？」

DIO「うむ、やつは全裸徘徊を承太郎に見つかり･･････オラオララッシュにあった」

DIO「数日前のことだ」

ポルナレフ「な！」

ポルナレフ（おれは数日間も眠り続けてたってのか！！！）

ポルナレフ「死んだのか！？」

DIO「瀕死の重体だった･･･」

DIO「が、なんとか持ち直した」

ポルナレフ「そうか、よかったぜ！」

DIO「しかし、意識を取り戻した花京院の性格はすっかり変わってしまったのだ」

ポルナレフ「性格が･･･かわっただと！？」

DIO「ああ、変態じゃあなくなった」

DIO「かわりに>>155になった」

DIO「かわりにわともになった」

ポルナレフ「な･･････」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ポルナレフ「な･････････ッ！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ポルナレフ「なアアアアアアアアアアアアアアアアアアアにィィィィィィィィィィィィィィィィッ！！！！！？？？？？」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ポルナレフ「花京院が！まとも！？」

DIO「ああそうだ」

DIO「リストカットやロリレイプ、女性に強制フェラを強いるという問題行動だけでなく、ホリィをレイプなどという発言もしない」

DIO「まともな花京院にな」

ポルナレフ「ま、まじかよ･･･」

DIO「花京院は今･･････すごくハッピーしている」

ポルナレフ「か、花京院･･･」ｳｳｯ

ポルナレフ（よかったな･･･ッ！おれは心のそこから喜んでいるぜ！）

ポルナレフ（てめーがまともになったってことをな！）

DIO「だからポルナレフよ、安心して療養するのだ」

ポルナレフ「ああ、そうさせてもらうぜ」ｸﾞｽﾞｯ

ポルナレフ「しかし、その前に花京院に会いてえ！」

DIO「いいだろう･･･」

DIO「花京院は離れの部屋だ。ついてこい」ｸﾙﾘ

ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

ポルナレフ（しかし、まともな花京院か･･･）

ポルナレフ（なんだか知らないやつに会うみてーで、少し緊張しそうだ）

ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ


DIO「ここだ」

ポルナレフ「！」

DIO「花京院、入ってもいいかね」

花京院『DIOか。どうぞ』

ｽｽｯ

ポルナレフ「花京院！花京院か！？」

花京院「ポルナレフ？」

DIO「お前に会いたがっていてな」

花京院「DIO･･･全部話したのか」

ポルナレフ「おめー、承太郎にやられたって本当か！？心配したぜ！」

花京院「あ、ああ･･･おかげさまでね」

ポルナレフ「だがまだ骨折は治ってねえみてえだな。アイツ、もう少し手加減してやればいいものを」

花京院「承太郎を責めないでやってくれ」

ポルナレフ「ン？」

花京院「彼はぼくがおかしなことをしているのを諌めるために、こうしてくれたんだ。悪いのはぼくだ」

ポルナレフ「！？」

花京院「ああ、それと」

花京院「ぼくを止めてくれたおまえにもエメラルドスプラッシュをしてしまって悪かったな、反省しているよ」

ポルナレフ（か、花京院が･･････ッ！己の非を認めて謝った！！！！）ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ポルナレフ（花京院は本当にまともになったようだな）ｼﾞｨｰｰﾝ

花京院「しかし、ぼくも馬鹿げているよな」

花京院「幸せになるために全裸徘徊をするなんて･･････誰に吹き込まれたんだか」

花京院「まあ、これからはそんな変なことをしないように･･･精々まともに生きるよ」

花京院「ところで、また問題行動をおこそうとしたら止めてくれるか？」

ポルナレフ「？」

花京院「そのかわり、ぼくも･･････きみが間違った道を選んでいるとわかったら全力で止めるからさ」

ポルナレフ「か、花京院ッ！！！！」ﾌﾞﾜｧｧｧｧｯ

ポルナレフ「ばかやろう！あたりめーだろ！！友達なんだからよォ！！」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛﾎﾞﾛｯ

花京院「フフフ、そう言ってくれると思ったよ」

ホリィ「花京院くん、調子はどう？」

花京院「ホリィさん！」

ホリィ「なにか、食べたいものある？」

花京院「いえ特にはないです」

ホリィ「そう、エンリョしないで言ってちょうだいね」

花京院「はい、ありがとうございます」

ホリィ「DIOさん、わたし台所に行ってくるのでなにかあったら教えてね」

DIO「ウム、わかった」

ポルナレフ「･･････」

ポルナレフ「ところでよー、ジョースターさんはどこだ？承太郎も、出掛けてるのか？」

DIO「！！」

花京院「･･････」

ｼｨｰｰｰﾝ

花京院「･･････」

DIO「･･････」

ポルナレフ「えっ！おれなんかおかしいこといったか？！」

花京院「･･････」

DIO「残念だが･･････」

DIO「ジョセフは>>200だ」

花京院「承太郎は>>205らしい」

ポルナレフ「な、にぃ！？」

ポルナレフ「幼児退行に･･･コスプレ風俗だとォォォォ！？」

DIO「ああ、あの日を境に二人ともイカれちまったらしい」

花京院「承太郎･･････ぼくがノーパン学ランを味わわせてしまったばっかりに」

花京院「新たな性癖に目覚めてコスプレ風俗店で働きはじめるなんて･･･」ｳｳｯ･･･

DIO「ジョセフは趣味の女装がきっかけでどんどん幼児化し、今は自分のことを幼女だと思っているそうだ」

ポルナレフ「ひ、ひどすぎる･･･ッ！」

ポルナレフ（花京院がまともになったと思ったら･･･今度は二人が！？）

ｽﾊﾟﾝｯ

アヴドゥル「話は聞かせてもらった」


花京院・DIO「！？」

ポルナレフ「アヴドゥル！？どうしてここに！？」

アヴドゥル「イギーもいるぞ」

イギー「アギ！」

ポルナレフ「イギー！！」


アヴドゥル「さて、ジョースターさんと承太郎がイカれてしまってはどうしようもないな」

ポルナレフ「あ、ああショックだよな･･･」

花京院「正直、驚きを隠せません」

アヴドゥル「これはもう、彼らを>>235しかない！そう思わないか？」

花京院「！？」

アヴドゥル「彼らの新しい道をッ！応援するしかあないな！！」ﾊﾞﾊﾞｧｰｰｰﾝｯ

花京院「な･･･！？」

花京院（そ、それでいいのかアヴドゥル！！！）

ポルナレフ「アヴドゥル･･････おめー･･･」

花京院「そ、そうですよアヴドゥル･･･それはちょっと･･･」

ポルナレフ「なかなかいいこと言うじゃあねえか！！！」

花京院「！？」

アヴドゥル「そうときまればさっそく承太郎のところへ行こう！！」

DIO「フム、夜も更けているし出掛けるにはちょうどいいな」

花京院「DIOまで！？」


アヴドゥル「よし･･･」

アヴドゥル・ポルナレフ・DIO・イギー「いくぞ！」ｻﾞｯ

花京院（ど、どうしたというんだみんな！！）

風俗街

ディアボロ「たまには違う店も開拓してみるか」

ディアボロ「お！あれなんかいいんじゃあないか？」

ディアボロ「看板の女の子もきれいだし入るか」


ディアボロ「えーと･･･」

ディアボロ「･･････おや？この写真･･･」

ディアボロ「どうみても一人男が混じっている気がするんだが･･･ッ！！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

店員「あ、その子なら今あいてますよ」

ディアボロ「え！」

店員「プラチナちゃんー！お客さん入ったよー」

ディアボロ「ちょっと、まだおれは･･･」

承太郎「きたか」ヌッ

ディアボロ（2メートル近い男が>>267のコスプレを･･･ッ！？）

ディアボロ（チュパカブラのコスプレをッ！！！！）

承太郎「オラ来い！」

ディアボロ「ちょっと、はなせ！おれにそのような趣味はない！！」

承太郎「いいから来い！」ｶﾞｯ

ディアボロ「いやアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアめろオオオオオオオオオオオオオッ！！！」

店員「五分で15000円でーす」

ｽﾞﾘｽﾞﾘｽﾞﾘｽﾞﾘ

ディアボロ「い、いったいおれになにをするつもりだ！？」

承太郎「きまってんだろ！」

承太郎「おれはこういう風俗に来る男をみるとなんだかムショーに殴りたくなってくるんだ」

承太郎「コスプレ風俗なんて、変態の聖地みてえなもんじゃあねえか！たまんねえな！」

承太郎「これで変態を堂々と殴れるってわけだぜ！！」

ディアボロ（な･･･）

ディアボロ（なにを言っているのかまるでわからん･･･ッ！）

ディアボロ「ま、まて！」

ディアボロ「わたしは別にコスプレ風俗なんて趣味はない！たまたま！看板の女の子がかわいかったからたまたま･･･ッ！」

承太郎「ご託はいい、覚悟しな」

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ！！！

ﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞﾄﾞｶﾞｯ

バッゴオオオオオォオォォォォォォォォオオオオオオオオンッ！！！！

ﾃﾞｨ･ﾓｰﾙﾄｫ

ディアボロ「」ﾁｰﾝ

承太郎「やったぜ」



ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

承太郎「！」

ジョセフ「ふええ･･･じょーたろーすごーい」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

承太郎「じじい･･･」

ジョセフ「今日も今日とてごくろうさまだよぉ～･･･」

ジョセフ「でもなんだかかわいそうだねぇ･･･」ﾂﾝﾂﾝ

ディアボロ「」

承太郎「変態は悪だ！だからやるのは当然だぜ」

ジョセフ「せいぎのみかたカッコイイ！」ﾊﾟｧｧｧ

承太郎「ふん、てめーに誉められても気色悪いだけだ」

ジョセフ「ふええ･･･冷たいよぉ」



店員「またお客さんダヨー」

承太郎「またか、今日は多いな」

ジョセフ「人気だねぇ～」

アヴドゥル「承太郎！きたぞ！」

承太郎「なに！？アヴドゥル！？」

DIO「わたしも来てやったぞ」

ポルナレフ「おめーの頑張りを応援しにな！」

イギー「アギ！」

花京院「や、やあ･･･」

承太郎「おめーら･･･わざわざ来てくれたのか」

アヴドゥル「うむ、ついでにこの店の一番かわいい子を頼む」

承太郎「･･････」

ポルナレフ「じいさんも、この先の人生を幼女として満足いくまで生きてけよ」

ジョセフ「ふええ･･･いわれるまでもないよぉ」

ジョセフ「でもありがとうだよぉ･･･」

花京院「･･････」

花京院「やっぱり･･･」

花京院「やっぱりおかしいぞ！！！」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

花京院「みんな！目を覚ましてくれ！！」

ポルナレフ「ア？」

花京院「おかしいだろう！どうして承太郎がこんなところで働いているんだ！？」

承太郎「ここが気に入っているからだぜ」

花京院「それがおかしいと言っている！！きみはそんなヤツじゃあないだろう！」

花京院「それにジョースターさんも！」

ジョセフ「ふえぇ？」

花京院「あなたはただ女装してただけじゃあないですか！なんで幼児化を･･･！？それも幼女なんかに！！」

ジョセフ「そんなこといわれても～」

花京院「おかしい！おかしい！おかしい！」

花京院「みんな狂ってる！！！」



>>304「･･････気づいてしまったか」

花京院「！？」

フェルディナンド「花京院･･･」

花京院「お、おまえはいったい！？」

フェルディナンド「わたしはフェルディナンド博士だ」

花京院「が、外人･･･」

フェルディナンド「花京院よ、これはお前も薄々勘づいているんだろう･･･？」

花京院「･･････何が言いたい？」

フェルディナンド「これはスタンドのせいだ と」

花京院「！？」

フェルディナンド「それも･･････」

フェルディナンド「お前のスタンドのな！！」ﾊﾞｯ

フェルディナンド「ゆけ！スケアリーモンスターズッ！！！」

花京院「なに！？」

フェルディナンド「花京院から奪い取るのだッ！！！」

フェルディナンド「やつのからだのどこかにある･･･」

フェルディナンド「遺体をッ！！！！」

花京院「遺体･･･！？」

フェルディナンド「さあ！さっさとよこせ！！」

フェルディナンド「遺体による新たな能力で！」

フェルディナンド「きさまは周りにいる人間をキ◯ガイにしているのだ！！」

花京院「なに！？」

花京院「ハイエロファントグリーンッ！！」ﾊﾞｯ

花京院「ハッ！」

花京院「ハイエロファントグリーンの･･･形状が変わっている！！！」

花京院「エメラルドスプラッシュが･･･打てない！！！」

フェルディナンド「遺体をわたしによこせばいい！！」

フェルディナンド「そうすればすべて元通りだっ！！！」

花京院「元･･･通り･･････！？」

花京院「元通りということは･･･」

花京院「みんながまともになるということだ」

花京院（しかし･･･ッ！！！）ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

花京院（今のまともな思考を持ったぼくじゃあなくなる、ということでもあるッ！！）ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

花京院「･･････ぼ、ぼくは」

花京院（ハッ！なんということだ･･･ッ！）

花京院（ぼくは今！自分の身かわいさに、みんなを見捨てようとしている･･･ッ！）

花京院（まともになったんじゃあない！）

花京院（これは･･･臆病者のクズじゃあないか！！）


「遺体を博士に渡すんじゃあない！！」

花京院「！？」

ジョニィ「それはぼくのものだ･･･花京院典明」

花京院「なに！？」

花京院（なんでこいつらぼくの名前を知ってるんだ！？）

フェルディナンド「ジョニィ・ジョースター！？」

ジョニィ「動くなッ！！」

フェルディナンド「！！」

恐竜たち「」ﾀｼﾞﾀｼﾞ

ジョニィ「少しでも動けば、ぼくのタスクが貴様を襲うｯ！！」ﾁｭﾐﾐｰｰﾝ

花京院（な、なんだあのスタンドは！？）

花京院（おそろしい雰囲気なのに、なぜか鳴き声がかわいい）

フェルディナンド「･･････」

フェルディナンド「しかたない･･･」

フェルディナンド「･･････かくなる上は>>329だ！」ﾊﾞｯ

フェルディナンド「退散だっ！！」ｽﾀｺﾗｻｰｯ

花京院「えっ！」

ジョニィ「えっ！」

恐竜たち「あんぎゃー」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ



花京院「･･････」

ジョニィ「･･･行ってしまった」

花京院「･･････拍子抜けだな」

ジョニィ「タスク使いたかった」ﾁｭﾐﾐｰｰﾝ

花京院（殺す気マンマンだったのか･･･）


ジョニィ「･･･花京院」

花京院「！」

ジョニィ「おそらくフェルディナンド博士が逃げたのも、きみのスタンドの影響をうけてのことだろう」

花京院「なに！？」

ジョニィ「それだけ、きみのスタンドは力が強くなっているということだ」

ジョニィ「こうやって話しているぼくも、君のスタンドの影響でいつイカれるかわからない」

ジョニィ「言いたいことはわかるだろう？」

花京院「･･････」

花京院「･･････ぼくは･･･」

花京院「今の自分が、気に入っている」

ジョニィ「･･････」

花京院「もう、嫌なんだ！！」

花京院「ホモもレイプも、四肢断絶も、ゲス行為も！『ホリィレイプ』だと言ってホリィさんを隙あらば犯そうとするのも！」

花京院「全部たくさんだ！！！」

花京院「この、遺体さえあればぼくはまともでいられるんです！」

花京院「あなたもさっさと退散してくれ！」

ジョニィ「･･････」

ジョニィ「>>340」

ジョニィ「タスクAct.4！！！」ﾁｭﾐﾐｰｰﾝ

花京院「！？」

ジョニィ「ならば力ずくで奪う！！」

花京院「なんだと！？」

ジョニィ「ぼくだって遺体が必要なんだ！！」

ジョニィ「許せ花京院ｯ！！！！」

花京院「ちょっと、え？」

ジョニィ「死ね！」ｽﾞｯﾊﾞｧｯ!!!

ﾁｭﾐﾐｰｰｰｰｰﾝ

花京院「ア！ア！わかった！わかりました！！」

花京院「渡します！渡しますから！」

ジョニィ「問答無用ッ！！！」

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ！！！

花京院「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ！！！」

バキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキッ！！！

ジョニィ「よし、遺体はもらうぞ」

ｽﾞﾙﾘｯ

ジョニィ「！？」

ジョニィ「こ･･････」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

ジョニィ「これは･･･ッ！！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ



花京院「ウウーン･･･」


『しかし！花京院はツいていた！！』

『遺体は！なぜか花京院の体にほぼ完成した形で入っていたのだ！！』

『ほぼ完成された遺体の幸福によりッ！花京院は一命をとりとめたのだった！！！』


ジョニィ「これで、遺体はすべてぼくのものだ！！！」ﾊﾞﾊﾞｧｰｰｰﾝｯ

ジョニィ「あとは博士ッ！！！あいつを残すのみッ！！！！」

ジョニィ「いくぞ！！」

ﾊﾞｶﾗｯﾊﾞｶﾗｯﾊﾞｶﾗｯﾊﾞｶﾗｯ･･･

花京院（･･････ぼくはばかなことを考えていたようだ）

花京院（なにがまとも、だ）

花京院（友人を犠牲にしてまで得る価値のあるものか？）

花京院（いいや、ぼくはそうは思わない）

花京院（だいたい、ぼくはキ◯ガイじゃあない）

花京院（ぼくはいつだって･･･）

花京院（素直なだけだ！！！！）ﾊﾞﾊﾞｧｰｰｰﾝｯ



承太郎「ハッ！」

承太郎「おれはなぜチュパカブラのコスプレなんかをしているんだ･･･」

ジョセフ「･･････」

ジョセフ「う、ウオオオオオ！！なんじゃなんじゃ！？」

ジョセフ「わしはなぜ幼児が着るような白いワンピース姿になっとるんじゃ！？」

ポルナレフ「あ、あれここは？」

アヴドゥル「イメクラ？」

DIO「なんだこの低俗な店は･･････お前の趣味か、アヴドゥルよ」

アヴドゥル「ウッ」

イギー「ワン」

ポルナレフ「あ、頭がいてえ･･･なんだこれは？」


花京院「大丈夫ですか、みなさん！」

ポルナレフ「花京院！？」

ポルナレフ「い、いやおめーこそ大丈夫かよ？ボロボロじゃあねえか！」

花京院「ぼくなら平気だ、それより･･････」

花京院「どうやらきみたちを巻き込んでしまったようだな、すまない」

ポルナレフ「巻き込む？」

承太郎「どういうことだ花京院？」

花京院（･･･説明には少しばかり混乱が生じそうだな）

花京院「･･････いや、きみらが無事なら話すことじゃあない」

ポルナレフ「？？？」

花京院「さて、こんなところで突っ立ってるのもなんですし帰りましょう」

ポルナレフ「おい？」

DIO「賛成だ」

ジョセフ「ウム、早く帰って着替えるとしよう」

ジョセフ（わしの女装趣味がばれちまう前に帰らんと！）

アヴドゥル「し、しかたないですね」

承太郎「よくわからねえが帰るぜ」


花京院「よし、夜も遅いし承太郎泊めてくれよ」

承太郎「ああ、かまわねえぜ」

花京院（とりあえず調子ももどったし･･･）

花京院（今夜はホリィさんに夜這いするとしよう！！）

花京院（承太郎にはあらかじめ睡眠薬でも飲ませておくか）

花京院（ああ！ワクワクしてきたぞ！）



承太郎「おい、置いていくぜ」

花京院「ア！待ってくれよ」

花京院「･･････フフフ」

花京院（やはりぼくは、ぼくのままでいるのが一番幸せなようだ）



ジョジョの奇妙な冒険
　スターダストクルセイダース
　　～幸せな花京院～　　　　　【完】