【関連】
【艦これ】龍驤「足りないもの」その9【安価】(3)
1 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/06/03 19:18:28.85 sqV4vDIaO 1/441とうとう10スレ目です
引き続き注意
欠損表現、安価有り
前スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その9【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1527155234/
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【艦これ】龍驤「足りないもの」その8【安価】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1525947221/
元スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その10【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528021108/
ーー
提督「…入院中わざわざ来てもらって申し訳なかった」
龍驤「ごめんな?でもどないやっても鎮守府やないと処理できへん書類があったんよ」
榛名「榛名は大丈夫ですが…」
龍驤「もしかして体調悪い?申し訳ないけどあと少しだけ待って欲しいねん」
提督「…どうしても無理なら医務室を利用してくれ」
榛名「いえ、そうではなくて……」
龍驤「じゃあ他に何かあるん?」
榛名「はい……」
提督「…霞のことか?霞なら今自室にいるはずだが」
榛名「そうでは無いんです。貴方達はどんな手を使って榛名をここに着任させたんですか?」
龍驤「それはやな…」
榛名「この鎮守府の事を悪く言う噂が流れているのは知ってます。霞ちゃんが元気に居るということは、噂は間違っているのでしょう」
榛名「でも、私の提督達は納得するとは思えないんです。火の無い所に煙は立たない、これが私の提督の考えだったはずです」
榛名「一体、どんなやり取りがあったというのですか?」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他
7 : 以下、名... - 2018/06/03 19:50:16.65 NG6Mt285O 4/441こういう所だからいろいろつてはあるんだよ
8 : 以下、名... - 2018/06/03 19:50:34.65 4U04Nw2TO 5/441たておつ
他の金剛型達が榛名だけでも逃がしてほしいと向こうの提督に頼み込んだ
比叡の料理から
提督「…ここはこういう所だからいろいろツテはあるんだ」
提督「それに、金剛達が向こうの提督に掛け合ってくれたというのが大きかった」
榛名「お姉様が!?」
龍驤「榛名だけでも比叡の料理という悪夢から逃したって欲しいって、頼み込んでくれたらしいんや」
榛名「金剛お姉様達が……」
提督「榛名が他の鎮守府に移れば比叡も反省するキッカケになるだろうと、向こうの提督は判断してくれたんだ」
龍驤「だから榛名は金剛らの気持ちに甘えたらええんやで」
榛名「……はい!」
龍驤「ほな手続きも終わったし、もう帰るんか?」
榛名「退院したわけでは無いので、このまま帰るしかありません」
提督「…少しでも時間があるなら、霞の所に寄ってやってくれないか?」
榛名「はい、そのつもりです!」
龍驤「榛名がここに来るってなってから、霞もえらいご機嫌なんや」
提督「…直接話してやれば、さらに機嫌も良くなると思う」
榛名「榛名にお任せ下さい!」
下1~3高コンマ 霞の部屋の様子や霞の状況等
12 : 以下、名... - 2018/06/03 20:25:43.96 qyixZl4y0 8/441立ち入り禁止の看板が出ていた
ーー『作業中!入るべからず!』
榛名「あら…立ち入り禁止みたいですね」
榛名「きっと大事な作業をしているんでしょう。邪魔をしてはいけません」
榛名「ならせめて、メッセージでも書いておきましょう」
榛名「毎日頑張っていて偉いですね、私も姉として誇らしいです。霞ちゃんと一緒に戦える日を楽しみにしてます…と」
榛名「ドアに貼り付けておけば気付いてくれますよね。それじゃあ…榛名は帰ります」
榛名「……霞ちゃん、頑張ってね。大好きですよ」ボソボソ
榛名「…よし、病院へ帰りましょう」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
19 : 以下、名... - 2018/06/03 20:54:06.75 2HOrqHqyo 10/441清霜
新しくきた戦艦がまたポンコツかどうかこっそり監視
ーー
清霜「あれは今度ここに来る榛名さん…」
清霜「ここにいる戦艦は長門さん以外全員ポンコツで、あたしが憧れる戦艦像が歪んじゃうの!」
清霜「だから榛名さんは何としてもカッコいい戦艦で居て欲しいんだけど…」
榛名「……」
清霜「あ、霞の部屋の前から移動するみたい。よし、後をつけてみよう!」
榛名「……」
清霜「そのまま帰るのかな?それとも何処かに寄って帰るのかな?」
清霜「どっちにしろ変な行動はしないで欲しいなぁ…」
榛名「……」
清霜「…ん!何か動きがあったね!」
清霜「離されないように気をつけて尾行しないと…」コソコソ
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
25 : 以下、名... - 2018/06/03 21:07:26.78 SqAeabFKO 13/441訓練所の一角で正座して精神統一をし始める
ーー
榛名「……」
清霜「訓練所の一角で正座して…精神統一してるのかな?」
榛名「……」
清霜「流石は本物の戦艦だよね!流れ出るオーラが違うよ!」
榛名「……」
清霜「…でもなんで急に精神統一なんてしてるんだろう。まだ退院できないんだよね?」
清霜「気になる……よし、終わったタイミングで何してたか聞いてみよっと!」
ーー
榛名「ふぅ…」
清霜「榛名さん、こんにちは!」
榛名「あら清霜ちゃんこんにちは」
清霜「今精神統一してたんだよね!やっぱり戦艦ってカッコいいよね!」
榛名「そう言ってくれたなら、榛名は嬉しいです」
清霜「でもさ、なんで急にここでやり始めたの?病院には帰らなくてよかったの?」
榛名「安価」
下1~3高コンマ 榛名の台詞、行動他
31 : 以下、名... - 2018/06/03 21:21:56.82 NG6Mt285O 16/441頭の中の霞ちゃんが溢れ出しそうだったので少し冷静になっていました
榛名「頭の中の霞ちゃんが溢れ出しそうだったので、少し冷静になっていました」
清霜「ええ……」
榛名「知っていますか?霞ちゃんって凄く可愛いんですよ!」
榛名「最初はツンツンしてて、私にも言葉はキツいものでした。でも!一度デレてくれたらもう……!」
榛名「あんなに可愛い子は見たことがありません!」
清霜「なんで…どいつもこいつも戦艦はポンコツなの…」
霞「お姉さま!!」
榛名「霞ちゃん!どうしてここに!?」
霞「お姉さまの気配がして、部屋を出てみたらメモがあって…慌てて鎮守府を探してたの!」
榛名「榛名に会いに来てくれるなんて、嬉しいです!」
霞「ううん、元はと言えばお姉さまに気付かなかった私が悪いの!」
榛名「あぁ霞ちゃん……なんて愛おしい…」
霞「お姉さま…なんて魅力的なんだろう…」
清霜「……もうほっとこう」
下1~3高コンマ 霞と榛名の展開や、その他起こったこと等
38 : 以下、名... - 2018/06/03 21:47:14.84 QWlR/xIq0 19/4412人がべろちゅーし始める
榛名「霞ちゃん……いい?」
霞「うん……久しぶりだから、ゆっくりね…」
榛名「霞ちゃん……」ススッ
霞「……っ」プルプル
榛名「ふふ……可愛いですよ…」チュッ
霞「ん……」
榛名「ん……んむ…」
霞「んふ……」とろーん
榛名(ふふ…舌を絡めると気持ち良さそうな顔するの…かわってませんね…)
霞(お姉さま大好き…もっと…もっとぉ……)
霞「ふぁ……」ぽー
榛名「こうやって霞ちゃんを抱きしめるのも久しぶりですね」ギュッ
霞「お姉さま、もっと抱きしめてぇ……」
榛名「うふふ、甘えん坊なのも相変わらずね」ナデナデ
霞「んん……お姉さまぁ…」
榛名「早く病院に帰らないといけませんが…霞ちゃんの側を離れる訳にはいきませんからね」
榛名「好きなだけ愛でてから、病院には帰りましょう」
霞「んん……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
44 : 以下、名... - 2018/06/03 22:08:59.60 +Ft+V/qbO 22/441加賀と瑞鶴が通りがかって、加賀が負けていられませんと瑞鶴にもっと凄いちゅーやらなんやら
たじたじの榛名と驚かない霞
加賀「…見た、瑞鶴?」
瑞鶴「私は見れないけど、音は聞こえてたわ」
加賀「榛名と霞、背の高さがあんなに違うのに…」
瑞鶴「榛名は無理やりじゃなくて、優しく優しく舌を絡めてたわね」
加賀「ええ、途中から霞の顔が蕩けていたもの」
瑞鶴「なんとなく想像できるわ…」
加賀「…負けていられませんね」グイッ
瑞鶴「へ?ちょっと加賀…!」
加賀「瑞鶴の腰が砕けるようなキスを見せつけてあげましょう」
瑞鶴「そんなつもりじゃなかったのに!そもそも私達はここに訓練しに来たんでしょ!?」
加賀「問答無用です」グッ
瑞鶴「……!」
加賀(舌を吸い上げれば……榛名達を超えられる…)
瑞鶴「ん…んむ……!」
ジュル…ジュルルッ……
霞「凄い音……」
榛名「かなり激しいキスですね…」
霞「瑞鶴さんが抑えられてて…うわ、うわわ……」
榛名「瑞鶴さんの口からヨダレも垂れてます…」
霞「でも…凄く気持ち良さそう」
榛名「それに二人は恋人同士なんですね。そんな雰囲気がします」
霞「そうよ。でもこんな所でキスなんて…大胆ね」
榛名「恋は盲目と言います。ここはそっとしてあげましょう」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
50 : 以下、名... - 2018/06/03 22:39:07.76 TzQ7F05z0 26/441艦娘同士にエロイこと強制にさせているという噂が追加
ーー榛名の鎮守府
榛名「鎮守府を移るなら、色々と荷物も持っていかないといけません」
榛名「必需品や、嗜好品も……いるものは全て持っていきたいですね」
榛名「今日は半日の外出許可をもらっています。それまでにある程度目処を立てておきたいですね!」
榛名「それでは…整理をしながら…」
金剛「榛名、今大丈夫デスか?」
榛名「金剛お姉様!体調はどうですか?」
金剛「取り敢えずトイレからは出られるようになりマシタ…」
榛名「そうなんですね…」
金剛「榛名、まずは謝らせて下サイ。あの鎮守府へ異動すれば比叡の手から逃れられると思っていマシタが…」
金剛「あの鎮守府が、まさかあんな鎮守府だったなんて思わなかったんデス」
榛名「なぜですか?あの鎮守府は凄く魅力的でしたよ!」
金剛「いえ…榛名は本当の姿を知らないんデス…」
金剛「あの鎮守府は、艦娘同士にエロイこと強制にさせているそうなんデス…」
金剛「ごめんなさいデス…まさかそんな所だとは…」
榛名「安価」
下1~3高コンマ 榛名の台詞、行動他
59 : 以下、名... - 2018/06/03 23:05:55.92 2HOrqHqyo 29/441強制はされてません!
榛名「金剛お姉様は誤解してます!あれは強制されてません!」
金剛「本当なんデスか…?」
榛名「はい!皆さん自発的にしてました!」
金剛「それもどうかしてマスよぉ……」
榛名「なぜですか!?この鎮守府でも何人かは…」
金剛「確かにそうデスが、普通コソコソとするものデス。二人で出かけたりするのがマナーデース」
金剛「まさか鎮守府の中で…スるなんて…」
榛名「そこまで深刻な問題なのでしょうか?」
榛名「提督と秘書艦さんは勿論、一航戦や五航戦。駆逐艦同士や、駆逐艦とレ級…いえ、とても強い艦娘さんと関係を持ってたりしてました!」
金剛「あぁ…やっぱりその鎮守府は…」
榛名「どうしましたか金剛お姉様?」
金剛「榛名……貴女はいつか必ず助け出しマース!」
榛名「……?はい、榛名は大丈夫です!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
64 : 以下、名... - 2018/06/03 23:33:56.73 dYSd5c7RO 32/441比叡「金剛お姉さまに足りないのは榛名達への『理解』です。私が金剛お姉さまに足りないものを埋めて差し上げます…。」
比叡「金剛お姉様!」
金剛「げ……」
比叡「金剛お姉様に足りないのは榛名達への『理解』です。私が金剛お姉さまに足りないものを埋めて差し上げます!」
榛名「その手に持っているのは…」
比叡「これは私の創作料理です!名付けて背徳と理解の交響曲!この料理を食べればお姉様もきっと…」
金剛「…ッ!!」ダッシュ
比叡「お姉様!?どこへ行くんですか!?」
金剛「交響曲なんてありえません!比叡の料理は不協和音デーース!」
比叡「なら榛名に!……居ない!?」
比叡「料理名に背徳がついている料理は…榛名は大丈夫ではありません…」ダダダッ
比叡「なんでこうなるの~!」
ーー
ーー
レ級「あ~あ、暇だ…暁は用事だって言うし、駆逐古姫…クキはギソクの調整…」
レ級「今まではどっちかと過ごしてたってのに…」
レ級「ま、アタシを取り合って喧嘩されるよりマシか。暁とクキはどっちも譲らないしな」
レ級「たまには鎮守府をブラブラしてみるか~」
下1~3高コンマ レ級の行き先やその他起こったこと等
80 : 以下、名... - 2018/06/04 19:19:58.87 ya/P0Fu+o 35/441食堂とか
ーー食堂
レ級「とりあえずここで時間潰すか~」
潮「……」
レ級「あ!アイツはえっと……乳デカじゃなくて…パイズリ女でも無くて…」
潮「…潮です」
レ級「そうそう!ってアタシの独り言聞こえてたのか」
潮「レ級さん声大きいんです…それよりパイズリって…」
レ級「なんか漣がそんな事を言ってたぞ」
潮「漣ちゃん…」
レ級「ここで一人で居るなんて珍しいな。大体の奴は二人とかで食ってるぞ?」
潮「だって…皆さん忙しそうだったので…」
レ級「ならアタシが付き合ってやる!今日はちょうど暇なんだ」
潮「えぇ…」
レ級「なんでそんなに嫌がるんだ?」
潮「レ級さんって…怖そうだから…」
レ級「アタシのどこが怖いんだ?駆逐艦の彼女が居るんだぞ?」
潮「うぅ…わかりました…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
86 : 以下、名... - 2018/06/04 19:41:15.98 0N+fwVotO 38/441川内合流
川内「やぁ、珍しい組み合わせだね」
潮「川内さん!!」
レ級「お~ここで潮の救いのヒーロー登場か」
川内「そんな大袈裟なもんじゃないって。あの時潮を見つけたのはたまたまなんだからさ」
潮「でも!あの時川内さんが私を拾ってくれなかったら…!」
川内「はいはい、十分感謝してくれてるのはわかったから。それよりさ、一緒にご飯食べようよ」
潮「はい!」
レ級「アタシの時とこんなにも表情が違うもんか…」
ーー
川内「……なるほどねぇ、レ級が暇してたんだ」モグモグ
レ級「今までどっちかと一緒だったからな。それでブラブラしてたら潮が目に入った」
潮「私は川内さんに会えて嬉しいです!」
川内「そんな大袈裟だよ。同じ鎮守府だから毎日会えるでしょ?」
潮「会えない時もあります!だからこうやって会えて幸せです!」
レ級「ほんとに潮は川内が好きなんだな。ちょうどいいから二人は付き合ったらどうだ?」
潮、川内「安価」
下1~3高コンマ どちらかの台詞、行動他
90 : 以下、名... - 2018/06/04 19:52:19.92 itQWXLpoO 41/441なんかそういうのとは違うんですよね…
潮「なんかそういうのとは違うんですよね…」
川内「そうそう、潮が私に持ってる感情って先輩への憧れ~みたいな感じだよね?」
潮「そうです!そんな感じです!」
レ級「うーーん…好意は好きと一緒じゃないのか?」
川内「レ級には難しいか……あ、葛城と龍驤さんって恋人じゃないけど仲いいでしょ?あんな感じ」
レ級「葛城と龍驤も恋人じゃなかったのか?この前寝てる龍驤を葛城が舐めてたと思うぞ」
潮「ひぇ…」
川内「葛城、なにしてんの…」
潮「あの、それは…どこを舐めていたんですか?」
レ級「詳しくは見てないけど、ペチャペチャ舐める音はしてたし、葛城が龍驤に覆い被さってた」
川内「……これはちょっと問い詰めないといけないかもね」
レ級「ん…アタシは余計な事を言ったのか?」
川内「そんな事ないよ。むしろ有難かったね」
潮「なんでここの人達って…人前でエッチな事ができるんですか…」
川内「それは色々理由はあると思うけど、やっぱり龍驤さん達を見てるからかな」
レ級「龍驤と提督はたまに昼からヤってるからな」
川内「それもあるけど、他の理由もあると思うよ」
潮「他の理由?」
川内「レ級はギリギリ知ってるんじゃない?北上とか龍驤さんがさ、医務室とか自室で叫んでたじゃん?」
レ級「あぁあれか。最初は何事かと思ったぞ」
川内「あれって精神的におかしくなってた時でさ、言ってみれば一番恥ずかしい姿じゃない?」
潮「その姿を見慣れてるから、エッチなことは別に…って話ですか?」
川内「私はそう考えてるんだけど、どう?」
レ級「あまり理解はできないが、アタシが一番恥ずかしいのを見られてるなら、二番目に恥ずかしいのを見られても問題は無い」
潮「わかるような…わからないような…」
川内「ここにはそういう事情があるってことだよ~」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
95 : 以下、名... - 2018/06/04 20:13:42.94 nlRDtpzMO 45/441例の組織から逃げてきた艦娘が鎮守府に助けを求めてくる
ーー
「う…うぐ………助けて……」
「誰か……誰でもいいから…」
「あ……鎮守府が…ある………」
「助かっ……た……」バタッ
憲兵「……ん、あれは……」
憲兵「……おい大丈夫か!しっかりしろ!おい!」
ーー
提督「…鎮守府の前に倒れていた艦娘か」
龍驤「憲兵さんによると、例の組織から逃げてきたらしいねん」
提督「色々と話を聞きたいが、状態はどうだ?」
龍驤「先生にちょっとやったらええって言われてるよ」
提督「…よし、話を聞こうじゃないか」
下1~3高コンマ 逃げ出してきた艦娘とは?何か特徴があっても可
101 : 以下、名... - 2018/06/04 20:37:26.81 itQWXLpoO 48/441もがみん
最上「はぁ…はぁ……」
提督「最上、大丈夫か?」
最上「うん…助けてくれて…ありが…とう…」
龍驤「色々聞きたいことはあるけど…なんでここに助けを求めたんや?」
最上「必死に逃げて…走って…たどり着いたのが…ここだったんだ…」
龍驤「偶然来たっちゅうことか…」
提督「キミはどこかの鎮守府所属だったのかい?」
最上「ううん…違うよ…」
最上「ボクはあの組織で…チューナー…調整役で…」
龍驤「なんや?なんの話をしてるんや?」
最上「提督……あの人を…あの組織を…止めて…」
提督「最上?」
最上「あの人達が…やろうとしてることは…禁忌の…」
最上「ぅぐっ……!ゲホ、ゲホッ!」ビシャッ
龍驤「最上!先生、血が!」
千歳「しっかりして!もう喋らなくていいから!」
最上「ダメだよ…ボクはそんな考えじゃ…なかったのに…」
最上「ボクは…ただ……ぅべっ」ゴポッ
千歳「もう喋っちゃダメ!お願いだから!」
最上「はぁ……はぁっ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
113 : 以下、名... - 2018/06/04 22:00:54.91 ya/P0Fu+o 51/441最上をできる限り治療
ーー
提督「…先生、最上はどうですか?」
医者「できる限りの治療はしました。後は最上さんの生命力頼みです」
提督「そうですか…」
龍驤「この最上は気になることだらけや。なんとかして話は聞きたいな」
提督「そうだな、なんとか元気になってもらって、幹部さんに報告を…」
龍驤「司令官、それやけど幹部さんにはまだ黙っといてもらえる?」
提督「…どうしてだ?」
龍驤「ちょっと考えてることがあるねん」
龍驤「なんでもかんでも幹部さんに報告するのは、ウチらにとって良くないんと違うんかな?」
提督「…幹部さんを疑っているのか?」
龍驤「正確には幹部さんのその上や。あの人も大本営のトップっちゅうわけと違うからな」
提督「幹部さんは深海棲艦との平和的解決を望む組織のトップだ。だが龍驤の言う通り大本営のトップでは無い」
龍驤「もっと言うんやったら幹部さんは支店長みたいなもんや」
龍驤「司令官、ウチらはとんでもない相手と喧嘩しようとしとる。だから皆んなを危険な目に合わせる確率は少なくしたいねん」
龍驤「もちろんずっと秘密にするわけやないよ。ただ、今すぐに教える必要は無いんと違う?」
提督「…わかった、幹部さんへの連絡は考えておこう」
龍驤「あとは最上が持ち直してくれるのを待つだけや…元気になってな…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
117 : 以下、名... - 2018/06/04 22:21:14.43 w+9SWTM80 54/441例の組織の件のサイボーグ兵が大挙して鎮守府に襲来
射程に入られるまで残り30分
ーー
神通「提督!大変です!」
提督「そんなに慌ててどうしたんだ?」
神通「川内姉さんから緊急通信です!」
川内『提督!例の傀儡?要はサイボーグ的な奴が鎮守府に向かってるっぽいよ!』
提督「なんだと!?」
川内『多分最上を回収しようとしてるんだろうね。あと三十分もしたら攻撃されるよ!』
提督「…勝てそうか?」
川内『無理!あんな大群で攻めてこられたら私達全滅だよ!』
提督「全滅…!」
川内『コイツらの動き見てるとさ、なんかに向かって行ってるんだよね。もしかしたら最上に発信機か何か埋め込まれてない?』
提督「発信機…」
川内『最上が動かせないなら、なんとかして取り出すしか無いよ!以上、私はコイツらを監視してるから!』
提督「……先生、最上を調べてみてくれませんか?」
医者「わかりました」
龍驤「司令官、緊急放送しとこか。万が一それがここに来たら…」
提督「そうだな、頼む。動ける奴はもう行動するように知らせてくれ」
龍驤「了解やで!」
下1~3高コンマ 最上に発信機はあった?あった場合その場合や、取り出せたか等も
123 : 以下、名... - 2018/06/04 22:46:49.99 llUYk4UXo 57/441あった
このコンマが奇数なら取り出せる
偶数なら時間かかる
ーー
医者「……あった、これだ!」
千歳「機械に反応があった時はまさかこんな場所に…って思ったけど…」
医者「最上さんに失礼かもしれないがここでよかった。もし内臓の内側だったりしたら、切開している時間は無かった」
千歳「最上ちゃん……自分の下半身に細工されてたことは知ってたのかしら」
医者「多分…知らなかっただろうね。こんな奥に小さな発信機なんて、気付くきっかけがない」
千歳「…とにかく早くこの発信機を何処かに持っていかないと!」
朝霜「おーおー、乙女の股にそんなもん突っ込んでやがったのか」
千歳「朝霜!?」
医者「君は……」
朝霜「あたいのことは聞いてんだろ?それ、寄越せ」
千歳「……貴女正気!?相手は人でも艦娘でも無いのよ!?」
朝霜「特務艦として命令する。その発信機をこっちに渡せ」
千歳「貴女……!!」
朝霜「聞こえなかったか千歳。早くしろ」
千歳「……もう!」スッ
朝霜「おっ、サンキュー」パシッ
医者「君は勝つ自信があるのかい?」
朝霜「ん?ねーよ」
千歳「だったらなんで!」
朝霜「司令とここの奴らの為だ。誰かが犠牲にならねぇ限りアイツらは退けられねぇ」
医者「君は死にに行くというのかい!?」
朝霜「どうだろうな。アイツらが予想より弱かったら全員ブチのめして終わりだ」
千歳「そんなの…!」
朝霜「いいから後は任せろって。絶対この鎮守府には近付けさせねぇよ」ダダダッ
千歳「あぁ!朝霜っ!」
ーー
朝霜「お……見えてきたな。アレがそうか」
ザッザッザッザッ
朝霜「うじゃうじゃいやがる…何匹いるかわかんねぇなこりゃ」
朝霜「……あたいは何人死なせちまったっけなぁ」
朝霜「ごめんな、あたいに力が無かったから助けられなくて」
朝霜「お前らの名前はピアスにして身体に刻んだけどよ、やっぱりこれってあたいの勝手だよな」
朝霜「勝手ついでにさ…一つお願い聞いてくれよ」
朝霜「あたいに……力を貸してくれ」
朝霜「司令を、ここの皆んなを守りたいんだ」
朝霜「ここにいる奴らは全員凄ぇんだ。ハンディキャップなんか無ぇみてぇに明るく過ごしてやがる」
朝霜「こんな最低の奴らは……世界の宝だ。死なせるわけにはいかねぇ」
ザッザッザッザッ
朝霜「……行くぞっ!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
132 : 以下、名... - 2018/06/04 23:19:27.96 ya/P0Fu+o 62/441全部ブチのめしたからご褒美くれ!
ーー
ズズズ……
提督「音が……止んだ…」
龍驤「ということは朝霜が勝ったんか、それとも……」
提督「…音が止んで朝霜から連絡が無ければ、急いで逃げるように朝霜は言った」
龍驤「まだわからん!もう少し待ってみよ!」
提督「…あぁ」
龍驤「大丈夫や、深海棲艦の鬼や姫を素手でやる奴なんや!こんな所で…死ぬはず無いんや…」
提督「……もうそろそろ…」
龍驤「あかん!まだ待つんや!」
提督「龍驤……」
龍驤「アイツは…司令官を取ろうとした奴なんや!そんな簡単にくたばる奴やない!」
提督「…………」
ガチャ
龍驤「朝霜か!!」
朝霜「しれぇ……」ぬちゃっ
龍驤「ひっ……!!全員…血塗れ…!!」
提督「朝霜、意識はあるのか!?」
朝霜「し…しれぇ……」フラフラ
提督「しっかりしろ朝霜!!」ギュッ
朝霜「…全部ブチのめしたからご褒美くれ!」
龍驤「へ…」
提督「お前……この血は返り血か?」
朝霜「へへへっ、あたいがヘマすると思ってたのかよ?」
龍驤「よ、よかったわぁ…」ヘナヘナ
提督「怪我は無いのか?」
朝霜「流石に無傷ってわけじゃなかったけどよ、とりあえずおねだりできるくらいには元気だぜ!」
提督「そうか……ありがとう朝霜」
朝霜「礼はいらねぇよ!それよりご褒美くれよ、司令!」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他
139 : 以下、名... - 2018/06/04 23:47:56.80 d5NA0sXDO 66/441全力ハグからのベアハッグ
提督「……仕方ない」
朝霜「へへへ…楽しみだ……」
提督「……」ギュッ
朝霜「なんだ…抱きしめてくれるだけか…?」
提督「……」ギリッ
朝霜「ん……」
提督「……」ギリギリッ
朝霜「はぁっ……強っ……」
提督「…まだ大丈夫か?」ギリギリ
朝霜「あっあっあっ…もっと…」
提督「限界なら言えよ……」ギリギリッ
朝霜「ぁ………ぐ…」
朝霜「司令…やっぱりアンタ…最高……」ガクッ
提督「…朝霜?」
朝霜「」ブルブル
龍驤「気絶しながら絶頂しとる…」
提督「すまない龍驤。だがこればっかりは褒美をやらないといけないだろう」
龍驤「ええよ、これくらいやったら。朝霜…生きててよかったわ…」
提督「また、朝霜に借りができてしまったか…」
ーー
ーー
提督「…最上、何があったのか語ってくれるか?」
最上「うん……ボクが知ってることは全部話すよ」
龍驤「辛いかもしれんけど、ウチらも知りたいんや」
最上「……あれはどれくらい前だったかなぁ…」
最上「その日はね、ボクは休みで仲の良かった時雨と出かけてたんだ」
最上「久しぶりの休日だったからね。二人で目一杯遊んだんだ」
最上「そして最後はゆっくり帰ろうってことで水上バスで帰ることにしたんだ」
最上「車内では時雨がすぐ寝ちゃったんだ。疲れてたんだろうね、ボクもウトウトしちゃってたんだ」
最上「そしたら……ボク達の船に深海棲艦の魚雷が直撃したんだ」
最上「ちょうどね、ボク達の真横に…………」
最上「時雨が窓際に座ってて……う、うぅ……」グスッ
提督「最上、無理はしなくていい」
最上「…ううん、続きを話すよ。その事件でボクは軽症だったんだ。普通なら大怪我をしてたんだろうけど…時雨が盾になったんだ」
最上「時雨はちょうどボクにもたれかかるように寝てたんだ。だからボクはほとんど怪我がなかった」
最上「じゃあボクの身代わりになってくれた時雨は…………」
最上「ひっ…ひっ………」グスグス
龍驤「最上……」
最上「ぐすっ……時雨は…酷い怪我だった…」
最上「右半身は大火傷で…腕と脚が…無くなってたんだ……」
最上「顔の半分も焼け爛れて…右目も………」
最上「このままだったら…永く生きられない程の火傷だって…時雨は…」
最上「提督も時雨を救おうとしてくれたけど…どうやってもダメだったみたい…」
最上「ボクはずっと後悔してたんだ。もしあの時一緒に出掛けなかったら…もしボクが窓際に座ってたら…」
最上「ボクはどうしても時雨を救いたかった。どんな手を使っても助けようとしたんだ」
最上「そんな時……あの組織がコンタクトを取ってきたんだ」
最上「私達なら不可能を可能にできる。救えない命も救えるって」
最上「ボクは藁を掴む気持ちでその人達に会った。そしたら時雨を助けてくれるって言われたんだ」
最上「それだけじゃなくて、無くした腕と脚も生えてくるって。その話を聞いた時は夢じゃないかと思ったよ」
最上「時雨を助ける条件として、向こうは鎮守府を抜けることを要求してきた。だからボクは鎮守府を辞めたんだ」
最上「そしてボクはその組織に合流したんだ。時雨の治療の研究に使うからってボクの血も提供した」
最上「でも……そんなにうまい話は無かったんだよ」
最上「奴らは時雨を助けるつもりなんて一つも無かった!」
最上「アイツらは変な研究ばっかりしてて、ボクの言うことなんて聞くそぶりも無かったんだよ!」
最上「逃げ出そうにも部屋の扉は開かないし、地下だったからどうにもできなかった」
最上「何もしない日が続いたと思ったら、今度は手錠をされて研究室に運ばれたんだ」
最上「ボクには傀儡の調整役になってもらう。ボクの血を使ったからそれが丁度いいんだって」
最上「何を言ってるのかわからなかったけど、それを見てびっくりしたよ」
最上「その傀儡は…ボクそっくりの体型をしてたんだ」
最上「顔はのっぺら坊だったけど、輪郭は間違いなくボクだった」
最上「でもソイツらはまだ再現度が足りない。協力してもらうって言われてボクを裸にして……」
最上「そこから毎日血を取られて…いや、ずっと血は抜かれてたと思うな」
最上「多分ボクが逃げ出せないようにしたかったんだよね。血が少ないと激しい運動もできないし」
最上「アイツらは喜んでたよ、生身のチューナーがあれば傀儡の精度が違うって。データだけの時と段違いだって」
提督「まさかあれは艦娘の情報を使って作られてるのか…?」
龍驤「何が目的でそんなことをしとるんや…」
最上「それなんだけど、アイツらの目的ってわかったかもしれないんだ」
龍驤「ほんまなんか?」
最上「これだけじゃないかもしれないけど、ボクが居た所がやろうとしてたことはわかるよ」
最上「アイツらは傀儡を売ろうとしてたみたいだね」
龍驤「売る?誰と商売するって言うんや?」
最上「……深海棲艦とじゃないかな」
龍驤「はぁ!?」
提督「何か根拠があってのことか?」
最上「提督、さっき言ったよね。ボク達の乗ってる船に深海棲艦の魚雷が直撃したって」
最上「ボクが深海棲艦にやられたって言わなかったのはなんでだと思う?」
龍驤「なんでって、意味が同じやからやろ?深海棲艦が撃った魚雷なんやし」
最上「違うんだ。あの時の魚雷は深海棲艦が撃ったものじゃなかったんだ」
最上「あの魚雷は……アイツらが撃ったんだ」
提督「人間が深海棲艦の魚雷を持っていたというのか!?」
最上「提督、持ってたとしたらどんなことが考えられる?」
提督「それは……」
最上「ボクはねあの組織は深海棲艦と取り引き、商売をしてたんじゃないかなって思うんだ」
龍驤「傀儡が売れた金で深海棲艦の魚雷を買った!!」
最上「そうだとしたら色々辻褄が合うと思わない?ボクの想像と聞こえてきた話を合わせたんだけど」
最上「なんであの水上バスに魚雷を撃ったのかとか、わからないことも多いから全部が全部合ってるとも言えないけどね」
提督「……いや、重要な事を言ってくれて感謝する」
最上「それでさ、提督に確認して欲しいことがあるんだけど…」
提督「…時雨のことだな」
龍驤「最上、覚悟はできとる?」
最上「……うん。それにまだ死んでないかもしれないから!」
提督「わかった、時雨がいた病院を教えてくれ……」
下1~3高コンマ 時雨の状態やその他諸々等
180 : 以下、名... - 2018/06/05 20:20:29.70 A8ZuzfSv0 79/441脳みそだけホルマリンに浸かってて回収された
ーー
提督「……すまない最上、時雨は…」
最上「………ふぐぅぅぅぅ…」
龍驤「……」
最上「ごめんね…ボクのせいで……時雨…時雨……」
龍驤「…司令官、時雨はちゃんと弔われたんか?」
提督「いや、それが……鎮守府に確認を取ったんだが、死体が盗まれたらしい」
最上「え……」
提督「数日後に見つかったそうだが、脳髄…脳だけが欠損していたそうだ」
龍驤「うえ……なんでそんなことを…」
提督「……最上のいう組織が回収したとしたら、傀儡の何かに使われているのかもしれない」
龍驤「もしかして最上の体をした傀儡の頭の中に…」
最上「やめてよ!!そんなこと言わないで!!」
龍驤「あ、ごめん…そんなつもりやなくて…可能性の話で…」
最上「許せない……!アイツらは絶対許さない!!」
最上「全員頭を潰して殺してやる!!」
最上「ふーっ!ふーっ!!」
提督「…最上、落ち着くんだ。興奮すると体に障るぞ」
最上「だって!時雨が殺されたんだよ!!ボクの…せいで…………!」
最上「わぁぁぁぁぁぁ~~!!」
龍驤「司令官、そっとしといたろ」
提督「…そうだな」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
191 : 以下、名... - 2018/06/05 20:47:39.97 8P/L+e3OO 82/441出撃していた艦隊から「ボクは本当は時雨なんだ」「お願いだから最上に会わせて」と口走る奇妙な駆逐水鬼が接触してきたと連絡が入る
頼む…時雨は俺の初期艦であり唯一の嫁艦なんだ…
ーー
北上「提督、ちょっといい?緊急通信なんだけどさ」ガチャ
提督「なら執務室に行こう。ここでじゃなくてもいいだろう?」
北上「それがさ、最上にも関係するかもしれないんだよね」
北上「出撃中の艦隊に『ボクは本当は時雨なんだ、お願いだから最上に会わせて』って駆逐水鬼が接触が接触してきたんだって」
龍驤「それは……」
北上「『信じてもらう証拠はある。最上が逃げ出した詳細を語れるよ』って言ってるんだ」
最上「まさか……!」
提督「心当たりがあるのか?」
最上「あのね、ボクが逃げ出せたのは偶然だったんだ。突然施設の中で騒ぎがあって、ボクの警備が薄くなった」
最上「それにいつもは閉まってる扉の鍵が開いてた。血を抜かれ過ぎてフラフラだったけど、それでもなんとか逃げることができたんだ」
北上「なるほど、その駆逐水鬼がこの事を言えれば時雨…なのかもしれないね」
提督「だがそのまま鎮守府に呼ぶのはリスクが有り過ぎる。非武装という条件なら中に入ることを許可しよう」
北上「わかった、そう返事するね~」
最上「まさか…本当に時雨なの?でも…なんで……深海棲艦に…」
ー工廠
神通「提督…深海棲艦を連れてきました…」
駆逐水鬼「……」
響「非武装なのには間違いないよ。海上で装備は捨ててもらったから」
不知火「私達は艤装を展開しておくので、もしもの時も安心です」
最上「ねぇ…キミは本当に時雨なの……?ボクが救えなかった……時雨…」フラフラ
駆逐水鬼「安価」
下1~3高コンマ 駆逐水鬼の台詞、行動他
200 : 以下、名... - 2018/06/05 21:21:05.79 xFK6EtMP0 86/441最上!よかった無事だったんだね!
泣きながら抱きつく
駆逐水鬼「最上!よかった無事だったんだね! 」ダキッ
不知火「!!」スチャッ
響「不知火、下ろしても大丈夫だよ」
不知火「……わかりました」スッ
駆逐水鬼「あそこから一番近い鎮守府はここだったから…ここになら保護されてるんじゃないかって…」
最上「本当に…時雨なんだよね…」
駆逐水鬼「そうだよ、僕は最上の時雨だよ」
最上「初めてあげた…プレゼントは?」
駆逐水鬼「お洒落な服とアクセサリーだったよね」
最上「あぁぁ……」ギュッ
龍驤「最上、合っとるんか?」
最上「間違いないよぉ…時雨、時雨……」ギュッ
駆逐水鬼「最上……」
提督「…時雨、落ち着いたら覚えている事でいいから教えてくれるか?」
駆逐水鬼「うんわかったよ。でももう少し待って欲しいな」
最上「うっうう………うぅぅ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
209 : 以下、名... - 2018/06/05 21:42:25.53 /eLdRLPJO 89/441水鬼(時雨)の話から深海棲艦の基地の一つの位置が判明
その基地では以前でた艤装を破壊する弾頭の強化型の量産を始めようとしていた
ーー
駆逐水鬼「……これが僕が知ってる深海棲艦の情報だよ」
龍驤「前に羽黒らがくらった艤装を破壊する弾の量産をしようとしとるんか…」
駆逐水鬼「量産する為の機械は、間違いなく人間が作ったものだよ。何処から持ってきたのかはわからないけどね」
提督「そうなると最上の話が現実味を帯びてきたな…」
最上「やっぱりあの組織は深海棲艦と売買をしてるみたいだね」
龍驤「深海側に機械が渡ったとしたら、人間側に何が売られたのかが気になるな…」
龍驤「それで時雨、一つ気になっとったんやけど……時雨は本物の時雨か?」
駆逐水鬼「……うん」
龍驤「なんでそんな体になっとるかは、聞いてもええ?」
駆逐水鬼「…正直言って僕もわからないんだ。苦しくて苦しくて…体が焼けそうに熱い毎日が終わったと思ったら……こんな姿だったんだ」
駆逐水鬼「周りは深海棲艦だらけだし、自分の言葉は通じないから…本当に何が起こったかわからなかったんだ」
駆逐水鬼「それでもなんとか人の言葉が通じる深海棲艦を頼っていって……最上が捕まってる施設を特定できたんだ」
駆逐水鬼「それで騒ぎを起こして、最上が逃げ出せるように色々と細工したんだ」
龍驤「なるほどなぁ…」
駆逐水鬼「でも僕は本当に時雨なのかはわからない。オリジナルからコピーされた時雨かもしれない」
駆逐水鬼「時雨としての記憶はあるけど、それだけじゃ証拠にならない」
駆逐水鬼「だから……」
最上「時雨……」ギュッ
最上「どんな形でもいい…時雨が帰ってきてくれただけで…ボクは……」
駆逐水鬼「…ありがとう最上。それとごめんね、僕のせいで色々と迷惑をかけて」
最上「迷惑だなんて思ってない……こうしてもう一度…会えたんだから……」
最上「時雨……時雨…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
215 : 以下、名... - 2018/06/05 22:08:18.71 7Zj0uDeZ0 93/441特殊な電波で時雨が操られて襲ってくる
ピキィン
駆逐水鬼「……ぎっ!」ビクッ
最上「時雨……?」
駆逐水鬼「最上…離れて……!!」
最上「ど、どうしたのさ?」
駆逐水鬼「早く…っ!!」
最上「え、え……」
駆逐水鬼「ぁ……ぐぅ……!!」
不知火「…!最上さん離れて下さい!」スチャ
響「これは厄介なことになりそうだね」スッ
駆逐水鬼「うがぁぁぁぁぁぁっ!」
最上「時雨…どうしちゃったのさ……」
神通「提督、ここから離れ下さい!非武装とはいえ相手は深海棲艦です!」
不知火「神通さん撃ちますか!?」
神通「いえ、まだ大丈夫です。ですが照準は合わせていて下さい」
響「了解」
ギャアァァァァァァァァ!!
提督「誰の声だ!?」
北上「提督!明石が頭抑えて転がり回ってる!」
龍驤「それって……」
提督「もうあのスイッチは廃棄した。ということは……」
龍驤「時雨は電波か何かでおかしくなっとるんか!?」
提督「時雨も明石も一緒なら、受信器を取り外すことはできない」
龍驤「電波を出してる何かを特定するしかないで!」
提督「今動けるメンバーで周辺を探してもらおう。電波が届く範囲に何かがあるはずだ!」
明石「ぃぎっ!!あ、がぁぁぁぁぁぁ!!」
秋津洲「明石!しっかりするかも!!」
明石「いだいいだいいだぃぃぃぃぃぃ!!だずげで!だれがだずげで!!」
秋津洲「明石っ!!」
明石「ギャァァァァァァァ~!!」
北上「いい、早く機械か何かを見つけて!このままだと明石が大変なことになる!」
瑞鶴「索敵なら私達に任せて!」
加賀「機械なら見つけ次第破壊。誰かが持っていたならぶちのめして破壊でいいわね?」
天城「やってやろうぜ!」
雲龍「ええ、手加減無しでいきましょう」
ーー
明石「あ……ぅ……」ガクガク
秋津洲「明石……どんどん弱ってるかも…」
駆逐水鬼「グゥゥゥゥッ!」
神通「こっちも三人で抑えているのは限界かもしれません」
龍驤「ほなウチもそっちに加勢するわ」
北上「……!雲龍から入電!深海棲艦を発見だって!」
北上「それで相手は武装じゃなくて、変な機械を持ってるって!」
提督「それの可能性がある…倒せそうなら倒すように言ってくれ」
ーー海上
雲龍「そう、倒してもいいのね」
ザザザザザッ
雲龍「今日の私は機嫌が悪いのよ。仲間を傷付けた報いを受けなさい」
ザザザザザッ
雲龍「こちらに気付いたわね。でも……もう遅いわ」バシュッ
雲龍「その変な機械ごと粉々にしてあげるわ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
226 : 以下、名... - 2018/06/05 22:47:58.34 A8ZuzfSv0 100/441深海棲艦のラスボスの姫級並みに強い感じになってる深海化した占守が迎撃してきた、なんとか機械は破壊できるが艦載機の被害は甚大な事になる
ーー
雲龍「あの子……海防艦のはずよね?何故深海棲艦と共に戦っていたの?」
占守「……」
雲龍「それにあの強さ、半端では無いわ。あの子以外は蹴散らせたのに、あの子へのダメージはほとんど無かった」
雲龍「艦載機も殆どやられてしまったわ。でもあの機械は破壊できたから、私の役目は終わったはず」
占守「……」
雲龍「でもね……私は敵前逃亡するような艦娘じゃないの」
雲龍「……これを使うしかないのかしら」スッ
雲龍「葛城が持っていたデバイス。秋津洲を騙して作らせたとか言ってたわよね」
雲龍「命を燃料に、大きな力を得ることができる……」
占守「……」
雲龍「危険だからって取り上げたけど、まさか自分で使うことになるなんて」
雲龍「……覚悟なさい」グッ
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
234 : 以下、名... - 2018/06/05 23:03:43.97 pH7MICcb0 103/441占守轟沈
その際頭にありがとうと声が響いた
雲龍は中破
装置解除後強烈な倦怠感が
ズズズズズ……
雲龍「沈んだ……ということはやっぱりあの子は艦娘では無かった…」
雲龍「勝てたのはこれのお陰ね。秋津洲の趣味でこんな形をしてるとはいってたけど…」ハザードオンッ
雲龍「玩具みたいな見た目と違って効果は凄いわ。艦載機がフル回復した上に、体も軽かった」
雲龍「これはもしもの時の為にとっておきましょう」
雲龍「……全て終わったわ。帰りましょう。私も中破したんだから」
……トウ
雲龍「……何かしら?」
ア……
アリガ……トウ……
雲龍「…これはあの子の声だと言うの?」
雲龍「……お礼を言われる事じゃないわ」
雲龍「せめて……安らかに眠ってちょうだい」
雲龍「…鎮守府へ帰りましょう……」フラッ
雲龍「あれ……おかしいわね…体が…怠くて……」
雲龍「前は…どこ?視界がグルグル回って……」
雲龍「あ……あぁ……?」
下1~3高コンマ 下1~3高コンマ この後の展開や雲龍は帰れたのか等
239 : 以下、名... - 2018/06/05 23:49:42.98 7Zj0uDeZ0 106/441深海棲艦に口から入り込まれて寄生される
雲龍「う………前に進めない…立っていられない…!」クラッ
雲龍「はあ……はぁっ……」
ヌロォ……
雲龍「あれは…さっき沈めた深海棲艦の…残骸…」
雲龍「なんで…全て沈まなかったの……」
ヌゥ……
雲龍「あ…こっちに来る……」
雲龍「迎撃しないと……でももう艦載機は飛ばせない…」
ヌロ…ヌロォォ……
雲龍「あぁぁ………」
ヌム…ヌヌ…
雲龍「やめ…て……私の体を……」
ヌロォ……
雲龍「う…どんどん体を上がってくる……」
雲龍「やめて……うぅ…力が入らない…これを引き剥がせない…」
ヌロッ……
雲龍「え……何をするつもりなの…」
グググッ
雲龍「私の口を…こじ開けようとして…る……」
ググググググッ
雲龍(あぁ、力が………このまま…じゃ……)
ヌブッ……
雲龍(あ……………………)
レ級「超重力砲っ!!」ズアッ!
雲龍「……っ!!」ゴォォォッ
レ級「よし、上手く雲龍の上を通したぞ!」
葛城「雲龍姉、大丈夫!?」
雲龍「え…えぇ……当たってないのに…凄い衝撃だったわ…」
レ級「当たり前だ!直撃したら粉々だからな!」
雲龍「…よくそんなのを躊躇いなく撃てたわね」
レ級「時間が無かったんだ。お前は深海棲艦のコアに寄生される所だった」
雲龍「コア……」
レ級「前に言ったよな、アタシ達は共食いするって。それはこのコアを食う為なんだ」
レ級「アイツら、かなり強かったみたいだな。コアだけで動くなんて滅多に無い」
葛城「ねぇ、コアってことは…」
レ級「そうだ、アタシが吹き飛ばしたのは深海棲艦の脳みそだよ」
葛城「うげ……」
雲龍「…何にせよ助かったわレ級。何かお礼をしないとね」
レ級「それは楽しみだ!だが今は鎮守府に戻るのが先だろ?」
雲龍「そうね……鎮守府に帰りましょう」
ーー
ーー
幹部「また深海棲艦を鹵獲するとは…やはり君は何か持っているんじゃないかい?」
提督「そんな運は欲しくありませんね…」
幹部「ははは、確かにそうだろう。それに君の噂がまた増えたそうじゃないか。大変なことが重なるね」
提督「もう……気にしないことにしました」
幹部「それがいいだろう。周りの声なんて気にしたら負けだ」
提督「それでも、演習の度にヒソヒソされるのだけは慣れませんね……」
幹部「それで、件の深海棲艦はどこに?」
提督「今連れてきます。龍驤、頼む」
龍驤「ほら、こっちやで」ガチャ
駆逐水鬼「……」
提督「まだ人の言葉は満足に喋れませんが、聞き取りはできるので意思の疎通はできます」
駆逐水鬼「……」コクリ
龍驤「この子は報告通り、出撃中の艦隊が非武装状態やったのを保護したんや。その場で沈めれへんかったのはこっちの言葉に反応したからやで」
提督「性格も大人しいので、このまま様子を見ようと思っています」
幹部「安価」
下1~3高コンマ 幹部の台詞、行動他
260 : 以下、名... - 2018/06/06 19:26:50.66 U+67cNGpo 114/441君がそう言うなら任せても大丈夫だろう
幹部「君がそう言うなら任せても大丈夫だろう。わざわざ報告してくれて感謝するよ」
提督「いえ、幹部さんに知らせるのが義務ですので」
龍驤「幹部さんに言うといたら間違い無いしな~」
幹部「うむ、ならこれで失礼する。あ、いつも通り見送りは結構だ」ガチャ
提督「はい、ありがとうございました」
龍驤「……何も反応無かったな」
提督「…そうだな」
駆逐水鬼「まだ僕のことを知らないとは考えられない?」
提督「その可能性もあるが、朝霜が傀儡軍を倒したことは知っているはずだ」
龍驤「時雨に関して何も詮索してけぇへんだってことは…やっぱり幹部さんは無関係なんか?」
駆逐水鬼「もしくは幹部さんの更に上の立場の人かもしれないね」
提督「人間側の誰かが組織と取り引きをしていたことはわかっている。そいつは大本営側に居ると思ったんだが…」
龍驤「幹部さんがシロなんやったら、協力してもらった方がええかもしれんね」
提督「そうだな……」
ーー
幹部「うむ、やはりこの鎮守府の雰囲気は良いようだな…」
ギッギッギッギッ
駆逐古姫「モンド……」
幹部「君は……元気にしてたかい?」
駆逐古姫「なぁ…モンドはモンドなんだよな……」
幹部「どうしたんだね?何故そんな悲しそうな顔をしているんだい?」
駆逐古姫「モンドは……弱い奴の味方なんだよなぁ……」グスッ
幹部「急にどうした?話を聞かせてくれるかい?」
駆逐古姫「提督達は…お前を疑ってたんだ…」
駆逐古姫「ニンゲン側に裏切り者がいるって……」
駆逐古姫「私はモンドは違うって言ったけど、証拠が無いって……」
幹部「ふむ……」
駆逐古姫「なぁ……お前は違うよな……カッコイイ…ヒーローなんだよなぁ……」
幹部「安価」
下1~3高コンマ 幹部の台詞、行動他
266 : 以下、名... - 2018/06/06 19:44:12.89 JpxqIqRBO 119/441カッコイイかどうかは置いといて、ヒーローでありたいものだ
幹部「カッコイイかどうかは置いといて、ヒーローでありたいものだね」
駆逐古姫「それ、どういう意味なんだ…モンドは…裏切り者なのか…」
幹部「君に難しい話はわからないさ」スッ
駆逐古姫「あ、あっ……待ってくれ……」
幹部「…ヒーローとは英雄。だが弱い者の味方をすることだけが英雄じゃないんだ」
幹部「時には強い者の味方もするし、弱い者の味方もする。悪を挫くこともあれば、弱い者イジメをすることもある」
幹部「…英雄とはそういうものだよ」
駆逐古姫「ちがうっ!!」
幹部「……」
駆逐古姫「モンドは!あの時私の願いを聞いてくれた!」
駆逐古姫「脚も武装も無くした私を!殺さずに受け入れてくれた!」
駆逐古姫「お前は私にとってのヒーローなんだ!」
駆逐古姫「だからそんなこと…言わないでくれ…」
駆逐古姫「う……うぁぁぁ……」
幹部「安価」
下1~3高コンマ 幹部の台詞、行動他
272 : 以下、名... - 2018/06/06 19:59:03.76 AdHyk7+9o 122/441君のような子を泣かせるのは格好つかないな……(クキ頭ナデナデ
幹部「君のような子を泣かせるのは格好つかないな……」ナデナデ
駆逐古姫「うぁぁ…?」
幹部「……仕方ない。一緒に提督君の所へ行こう」
駆逐古姫「モンドぉ……」グスッ
幹部「安心したまえ、君の前では嘘を付かないと約束しよう」
駆逐古姫「ひ…ひぐっ……うん…」
幹部「…私も覚悟を決めろということか」
ーー執務室
駆逐古姫「ぅっ、ぐすっ……ひぐっ…」
龍驤「よしよし、ここでゆっくりしときな」
幹部「提督君ハッキリ言おう。私は君達が言う組織と関わりがある」
提督「…やはりそうだったんですね」
幹部「だが勘違いしないで欲しい。君達が不利益になるように動いたことは無いんだ」
提督「どういうことですか?」
幹部「まず…君達は組織はどんな集団だと思っている?」
提督「体の一部が再生したり、死ぬような怪我が治ると甘い言葉で艦娘を誘い、その艦娘を使って傀儡を作っているんじゃないですか?」
幹部「…うむ、大まかな流れは合っている」
提督「そしてその組織は作った傀儡を深海棲艦に売り、得た金銭で深海棲艦の武器や武装を買っていたんですよね?」
幹部「…驚いたよ。そこまで知っていたのか」
提督「ええ、傀儡のチューナーであった最上の情報のおかげです」
幹部「ここに調整役の艦娘がいるのかい!?」
提督「えぇ、研究所から逃げ出してきたのをこちらで保護しました」
幹部「参ったよ、流石は提督君といった所だね……」
提督「それで幹部さん、その組織は何をしようとしているんですか?貴方なら知っていますよね?」
幹部「あぁ。あの組織は簡単に言えば第三勢力になろうとしているようだ」
提督「第三勢力……」
幹部「調整役の情報から傀儡を作り、そこに記憶をインストールし艦娘のようなモノを作る」
幹部「そして武器武装は深海棲艦の物を使う。艦娘と深海棲艦のイイ所取りをしようとしているようだね」
提督「…何故そんなことをするんです?」
幹部「金だよ。このままいけば数年後には我々人間側と深海棲艦の決着は付く。そうなれば何処が困る?」
提督「武器を作っている…会社や…国が……」
幹部「そうだ。この第三勢力に関するプロジェクトは各国も極秘に参加しているんだ」
龍驤「戦争を長引かせる為にそんなことをしようとしとるんか!?」
幹部「武器という物は安価に作れて高く売れる。こんな美味しい商売は無いんだよ」
提督「……」
幹部「何も言えないのは無理も無い。私も話を聞いた時は唖然としたよ」
龍驤「それで…アンタはその組織と何をしとったんや?」
幹部「組織の研究所は極秘でね。組織内でも何処になんの研究所があるかはわかっていないんだ」
幹部「そこで私は研究所と研究所の間に入り、情報の共有なんかをしていたんだ」
龍驤「信じてええんやな?」
幹部「…あの子の前で嘘は言わないと約束したからね」
駆逐古姫「モンド……」
幹部「…これが私の真実さ。幻滅したかい?」
駆逐古姫「安価」
下1~3高コンマ 駆逐古姫の台詞、行動他
279 : 以下、名... - 2018/06/06 20:40:58.29 PS5Pq3Xa0 128/441艦娘の力をくれる……
やっぱりヒーローだ!
281 : 以下、名... - 2018/06/06 20:43:26.22 VT/1S8OfO 129/441脇でおにぎりを作らされた挙句それを美味しそうに食べる姿を何度も見せられてるんだ 今更幻滅なんてするもんか
脇がこいつじゃなかったら安価したで
駆逐古姫「艦娘の力をくれる……やっぱりモンドはヒーローだ!」
幹部「君にとってヒーローか…そうか、ありがとう」
駆逐古姫「それに脇でおにぎりを作らされてそれを美味しそうに食べる姿を何度も見せられてるんだ。今更幻滅なんてしないぞ!」
幹部「おいそれは他人に言うなと!」
駆逐古姫「……しまった」
龍驤「おい特殊性癖のロリコン、後で話ししよか?」
提督「幹部さん……」
幹部「すまない……私の夢だったんだよ…」
すいません駆逐棲姫の表記を間違っていたのに今気付きました
龍驤「なるほどなぁ…ちょくちょくクキが出かけるのはオッサンの為やったんか」
幹部「……組織を行き来する時に、丁度この鎮守府の近くを何度も通るんだ」
駆逐棲姫「すまないモンド。でも私を裸にして色々やってることは絶対に言わな……もがっ 」バッ
幹部「クキ君……!!」
駆逐棲姫「もがもが……」
提督「……」
龍驤「ロリコン、表出ろ」
幹部「今クキ君の話は関係ないだろう!!」
幹部「とにかく!君達が知っている方の組織については以上だ!」
龍驤「次はアンタの番やな。レ級呼んでくるからちょっち待っとき」
幹部「それだけはやめてくれ!!」
提督「…幹部さん一ついいですか?」
幹部「大丈夫だ!間違ってもクキ君の純潔は奪ったりしていない!」
提督「そこじゃありません。今私が知っている方の組織…と言いましたよね?」
幹部「…あぁそうか、あの話もしなくてはいけないんだった」
幹部「以前死んだ男の話はしたね?あの男についても知っていることは教えよう」
提督「…あの男が組織のトップでは無いんですか?」
幹部「そうだ。正確にはトップだった、という表現が正しい」
幹部「組織はあの男を消そうとした。それを察知した男が逃げたんだよ」
提督「何故逃げる必要があったんですか?クーデターか何かがあったんですか?」
幹部「あの男は……本物だった。本当に傷付いた艦娘を救おうと考えていたんだ」
提督「……どういうことですか」
幹部「傀儡を作っているあの技術。本来は高性能の義肢を作る為のものだったんだよ」
幹部「本人の血や体を使い、それに対応した義肢を作る。研究はかなり進んでいたそうだ」
幹部「そして実用間近となったある日、彼は自分の技術が悪用されそうになっていたことに気付いた」
幹部「なんとかして装置や研究結果を廃棄しようとしたが間に合わず、相棒の艦娘と共になんとか逃げ出すのが精一杯だった」
幹部「本来なら調整役はどんな艦娘でも構わないんだが、組織の元々の目的を利用して欠損のある艦娘を集めていたんだ」
提督「じゃあ…その死んだはずの男は…」
幹部「彼は国に殺されたんだよ。彼の組織を乗っ取ったのも私達の国だ」
提督「そんな……」
幹部「だが本当に死んではいない。死んだことにすれば国外に逃げられないということだろうね」
幹部「以前私が彼を悪のように言ったのにはそういう理由があったんだ。もし君の元に彼が現れたら、君ごと消されていただろうからね」
提督「…そういうことだったんですか」
幹部「彼はまだ国内の何処かにいる。それしか何もわからないんだ」
提督「何故国は彼を消そうと考えているんですか?」
幹部「傀儡のシステムを作ったのは彼だ。ということは壊し方も知ってるということになる」
幹部「早い話しが傀儡に対しての特効兵器を作られることを恐れているんだ」
幹部「彼にそんなつもりは無いとは思うが、国はそうは思ってないんだよ」
幹部「彼は組織が見つける前に、私達の元に現れてくれたらいいんだが…」
提督「何も手掛かりは無いんですか?」
幹部「相棒の艦娘は吹雪ということだけだ、他に情報は一切ない。だから組織も血眼になって探しているよ」
提督「その男が……」
幹部「その組織を壊滅させることは非常に難しいだろう。いくつもの国を相手にするようなものだからね」
幹部「だが……私には考えがあるんだ」
提督「それはどんなものなんですか?」
幹部「私の役職を思い出したまえ。深海棲艦との平和的解決だよ」
幹部「組織は我々が深海棲艦を滅ぼす前に動き出そうとしている。ならその前に人間と深海棲艦が和解してしまえばいいんだよ」
幹部「難しいかもしれないが、実現すれば組織の存在意義を無くすことはできる」
提督「そうなったとしても、人間対傀儡の構図が出来上がるだけではないんですか?」
幹部「それは無い。連中の狙いはあくまで第三勢力になること。言ってしまえば集中的に攻撃されたら持たないんだ」
幹部「傀儡の元々の目的は欠損した体を補うこと。戦闘用に作られたものでは無いからね」
提督「人間対傀儡になれば、あっという間に我々が勝つんですか」
幹部「そういうことだね」
幹部「そう……そうだよ!」
提督「はい?」
幹部「私とクキ君が密かに会っていたのはそういう理由だ!」
提督「はぁ……」
幹部「どうすれば深海棲艦と和解できるか、人間と友好な関係にある深海棲艦に協力してもらっていたんだよ!!」
幹部「そうだね、クキ君!」
駆逐棲姫「モンド、今日は私の脇舐めないのか?」
幹部「おぉぉぉぉぉーー!!」
幹部「……伝えるべきことは全て伝えた。それじゃあ提督君、また何かあったら呼んでくれ!」ダッ
レ級「オッサン、何処に行くつもりだ?」
幹部「ひゅっ……」
駆逐棲姫「あ、お姉ちゃん!」
龍驤「司令官らが真面目な話ししてる間に呼んできたで~」
レ級「話しはぜーーーんぶ龍驤から聞いてるぞ」
幹部「……いや、少し待って欲しい。私はあくまで和解の為にだな」
レ級「和解するのに脇でおにぎりを握る必要があるのか!?」
幹部「……無いかもしれないし…あるかもしれないな」
レ級「安価」
下1~3高コンマ レ級の台詞、行動他
308 : 以下、名... - 2018/06/06 22:08:32.72 PAJoQhOs0 140/441なら私の口で握ったおにぎりを用意しよう
レ級「なら私の口で握ったおにぎりを用意しよう」
幹部「いや、それは別に無くても……」
レ級「ふんっ!」ドゴッ
幹部「ぅご……い、いただこう…」
レ級「よし、ならそこで待ってろ」
龍驤「はいよレ級、ご飯やで」ほかほか
レ級「サンキュー龍驤」
ーー
レ級「……」もぐもぐ
提督「俺達は何を見せられているんだ?正座している幹部さんの前でレ級はひたすらご飯を食べている」
龍驤「見とったらわかるわよ」
幹部「……」
レ級「……」もぐもぐ
駆逐棲姫「まさかお姉ちゃん、アレをするつもりなのか?」
提督「何なんだ?教えてくれクキ」
駆逐棲姫「安価」
下1~3高コンマ 安価の台詞、行動他
316 : 以下、名... - 2018/06/06 22:36:41.99 OuH32EMB0 143/441咀嚼した大量のご飯を舌と口蓋で超圧縮しお米の玉を生成する!
その硬度はゲンコツ煎餅の百倍!アレを噛み砕ける人類は絶無と断言できるッ!
レ級「ぺっ……よし、これを食べろ」コロッ
幹部「これは……?」
提督「どういうことだ?レ級の口から石ころが出てきたぞ」
駆逐棲姫「あれはご飯だったものだ。お姉ちゃんは噛む力が凄いから、ご飯を圧縮できるんだ」
龍驤「お茶碗一杯分の量のご飯が、親指くらいの石になったね」
幹部「これを……食べろというのか…」
レ級「そうだ、食べろ」
幹部「……硬いな」
レ級「食べろ」
幹部「……」
駆逐棲姫「モンド!飲み込むと内臓がとんでもないことになるから気をつけろ!」
提督「そんなに危険なのか?」
駆逐棲姫「ニンゲンの体なら消化できずに詰まって死ぬ」
駆逐棲姫「噛むにしても歯は折れるかもしれないな」
龍驤「さぁ、ロリコンはどうするんや?」
幹部「安価」
下1~3高コンマ 幹部の行動やその他起こったこと等
323 : 以下、名... - 2018/06/06 22:57:37.84 LTsKteUGO 146/441以外といけた幹部さん
以降レ級と駆逐悽鬼に公に会いに来るようになる
幹部「……む、以外といけるな」ボリボリ
レ級「嘘だろ!?」
駆逐棲姫「流石モンドだ!木原を倒せたんだからそれくらい余裕だ!」
幹部「ふふふ、全覚に比べれば余裕だよ」ボリボリ
龍驤「なんの話しをしてるんや?」
提督「多分必殺仕事人の内容だろう…」
レ級「あ…あたしのプライドが……」
ーー
幹部「レ級君、これでよかったんだね?」
レ級「…あぁ、そうだよ」
駆逐棲姫「モンド、もう帰るのか?おにぎりはいいのか?」
幹部「今日は遠慮しておくよ。提督君、死んだはずの男のことで何かわかれば教えてくれ。もちろんこちらが何かわかれば君にもすぐ教えよう」
龍驤「まてやロリコン。まだウチとの話が残っとるで」
幹部「……提督君、なんとかならないか」
提督「いくら幹部さんでも…そうだ、クキは幹部さんのことをどう思っているんだ?」
駆逐棲姫「安価」
下1~3高コンマ 駆逐棲姫の台詞、行動他
326 : 以下、名... - 2018/06/06 23:17:42.85 U+67cNGpo 149/441モンドはヒーローだ
あとおにぎりも美味しそうに食べてくれるのは嬉しい
駆逐棲姫「モンドはヒーローだ。あとおにぎりも美味しそうに食べてくれるのは嬉しい」
龍驤「幻滅したんと違うん?」
駆逐棲姫「初めてやらされた時はコイツの頭はおかしいのかと思った」
幹部「……」
駆逐棲姫「でも、あんなに美味そうに食べてくれる内に嬉しくなった!」
幹部「クキ君…」
駆逐棲姫「だから私はモンドが悪いとは思ってない」
提督「…本人がそう言うならこっちから何か言うことはありません」
提督「ただし、これからはコソコソせずに堂々と会いに来て下さい」
幹部「……わかった、できるだけそうしよう」
駆逐棲姫「提督、ここのお風呂は男と女別だろう?困ったな」
龍驤「なんで困るんや?」
駆逐棲姫「だっていつもおにぎりを握る前は、一緒にお風呂入って丁寧に洗ってくれるんだ」
龍驤「それはお風呂屋さんか?」
駆逐棲姫「いいや、なんか風呂とベッドだけある部屋だ」
幹部「さらばだ!!」ダッシュ
レ級「殺す」ダッ
駆逐棲姫「モンド、またな~!」
提督「……」
提督「…クキ、洗われるのはどこだ?」
駆逐棲姫「もちろん脇に決まってるだろ?」
提督「それをもう少し早く言って欲しかったな…」
龍驤「アホ、脇でもアウトや。そもそもラブホに連れ込んでる時点であかんっちゅうねん」
提督「……そうだな」
駆逐棲姫「私はモンドのこと好きなんだけどな~」
ーー
332 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/06/06 23:41:50.15 cfRNC7Ke0 153/441駆逐棲姫と駆逐古姫をどこから間違えていたのかわかりません
あとは考えていたことをほぼ出せてよかったです
引き続きネタ、コメントはお待ちしてます