【関連】
【艦これ】龍驤「足りないもの」その8【安価】(5)

1 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 18:47:15.34 xJ6ZfT6T0 1/388

9スレ目です

引き続き注意

欠損表現、安価有り

前スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その8【安価】
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【艦これ】龍驤「足りないもの」その7【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524654145/

元スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その9【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1527155234/

3 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 18:59:12.90 xJ6ZfT6T0 2/388

ーー某所

幹部「もう目隠しはとっていいんだね?」

朝霜「あぁ、問題ねぇよ」

提督「すいません幹部さん、今外します」シュルッ

幹部「ありがとう提督君。ふむ……この装置が…」

朝霜「これがあれば、記憶を暗号化できるみてぇだな」

北上「凄いよこれ……この機械…」

4 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 19:06:15.94 xJ6ZfT6T0 3/388

朝霜「北上、これは未知の技術を使ってんのか?」

北上「……ううん、それは無いね」

朝霜「じゃあロステクか?」

北上「ロストテクノロジーでも無い…これは今ある技術の最先端を…寄せ集めてできてるよ…」

北上「凄い……本当に凄い…!」

提督「…北上がこうなっている所を初めて見たかもしれない」

幹部「それほど高い技術を持っているのか連中は」

朝霜「だろうな、だから警備も厳重だったよ。あたいじゃなきゃここは潰せなかっただろうな」

「」

提督「…長居する必要は無い。早く潮を元に戻してやろう」

北上「待って、今操作方法調べるよ」カタカタ

5 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 19:11:30.90 xJ6ZfT6T0 4/388

朝霜「とりあえず潮はここに乗せんだよな?明らかにベッドっぽいし」

幹部「メモリ類はここに差すのだろう。しかしこんなに種類があっては間違えそうだな」

北上「…待って、差すメモリの種類は決まってるみたい」カタカタ

提督「なら余ったメモリは何に使うんだ?」

北上「それは多分コピーされたやつ。抜き取った記憶がコピーできるかも実験してたみたい」

幹部「ということは記憶のコピーにも成功していたのか…」

朝霜「話がオカルトっぽくなってきてやがるな」

6 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 19:15:48.37 xJ6ZfT6T0 5/388

北上「差すメモリはその三つ。フロッピーはアウトプットした記号というか…鍵みたいなものだね」

幹部「ならその三つのメモリを指して、フロッピーディスクを挿入すれば準備は整うということだね」

提督「…本当に成功するのか?」

北上「アウトプットができるならインプットもできるはず……やってみるしかないね」

朝霜「他に準備することはねぇのか?」

北上「無いよ。この機械本当に簡略化されてるよね…もしかしたらもう実用段階なのかな…」

朝霜「こんな機械がゴロゴロあるってのか?冗談やめてくれ」

北上「…そうだね、変なこと言ってごめん」

7 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 19:21:22.79 xJ6ZfT6T0 6/388

提督「…よし北上、やってくれ」

北上「オッケー、準備しちゃうよ~」カタカタ

朝霜「そんな簡単に動かせるようにできてんだな」

北上「うん、パソコンでネットできる人なら、誰でも動かせるレベルだね」

幹部「そこまでなのか……」

北上「……よし、一分後に起動するから全員この部屋から出てってさ」

朝霜「なんでだ?」

北上「わかんないけどそう警告が出てるから。同じ部屋にいたら何か影響あるのかもね」

提督「潮…戻ってくれればいいんだが…」

北上「ほら提督、早く部屋から出るよ~」

提督「…わかった」

下1~3高コンマ 装置が動いた結果やその他起こったこと等

10 : 以下、名... - 2018/05/24 19:33:30.90 f6L3XtpK0 7/388

脳死からの蘇生には成功
しかし長期の治療が必要な衰弱具合で記憶にも欠落が多い

13 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 19:50:13.94 xJ6ZfT6T0 8/388

ーー

提督「…北上、もういいのか?」

北上「装置が止まってるから結果は出てるはずだよ」

朝霜「なら中に入ってみるか」ガチャ

幹部「潮君、わかるかい?」

「う……ぁ……」

提督「反応がある!ということは成功したのか!」

北上「ねぇ潮、言葉はわかる?」

「こ…こ……ど…こ……わた…し…は…」

幹部「酷く衰弱しているようだ。早く治療してあげた方がいい」

14 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 19:53:38.13 xJ6ZfT6T0 9/388

北上「なら提督、急いで帰ろう!」

提督「よし、なら幹部さんにも手伝ってもらって…」

朝霜「ダメだ、コイツとはこの場所を教える取引が残ってる」

幹部「…そういうことだ提督君。すまないが潮君は頼んだよ」

朝霜「あたいはこの装置ぶっ壊すから手伝えねぇ。悪いな司令」

北上「ならあたし達でやるしか無いね!早く帰ろう提督!」

提督「…すいません、先に行きます」

幹部「あぁ、こっちのことは気にしなくていい」

15 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 20:01:17.38 xJ6ZfT6T0 10/388

朝霜「…よしよし、司令はちゃんと帰ったな」

幹部「本当にこの装置は壊すのかい?」

朝霜「しつこいぞオッサン。流れ弾当ててやろうか?」

幹部「…すまない、なんでもない」

朝霜「それで、あたいとの取引材料は何を持ってきたんだ?」

幹部「幹部付き特務艦の役職はどうだ?この肩書きは色々と便利だ」

朝霜「色々ってなんだ?お前の口から言え」

幹部「……好き勝手しても咎められる事はない。君の所属している鎮守府にもその旨は伝えておこう」

朝霜「ならあたいがいつ何時、どの海域でどんなことをしてもいいってことだな?」

幹部「…………そうだ」

朝霜「はははっ!最高じゃねぇかオッサン!その条件乗った!」

幹部「…この場所と残骸だけでも情報を持ち帰れるなら安くはないさ」

16 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 20:07:41.13 xJ6ZfT6T0 11/388

ーー鎮守府

北上「とりあえず潮は脳死から蘇生することはできたね」

秋津洲「本当に上手くいくなんて、信じられないかも」

夕張「でも実際脳波が確認できています。本当に記憶が戻ったんでしょうか…」

明石「あああある程度…けけけ欠落は…あああるかもしれま…せせせせん…」

北上「衰弱の方も、それなりに時間がかかるっぽいね。まぁ実質飲まず食わずだったんだから当然っちゃ当然だよね」

提督「それでも脳死の状態からよく帰ってきてくれた。それだけで凄いことなんだ」

17 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 20:10:13.16 xJ6ZfT6T0 12/388

「う………」

夕張「潮ちゃん?気が付きましたか?」

「うぁ……?」キョロキョロ

秋津洲「ここは鎮守府かも。あぁでも元いた鎮守府じゃなくて…」

北上「情報量多いと混乱するから。初めは簡単な質問からいかないと」

提督「…潮、君は何か覚えていることはあるかい?」

「安価」

下1~3高コンマ 潮の台詞、行動他

18 : 以下、名... - 2018/05/24 20:10:54.92 dzuXr+srO 13/388

トラウマフラッシュバックで吐く

21 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 20:28:38.34 xJ6ZfT6T0 14/388

「私…………」

「私…は…………」

「……!うぇっ……!」ブルッ

北上「吐きそう?ここに吐いていいよ」

「ぇ……えほっ……」ビチャ

明石「いいい胃液に…ちちち血が…まま混じってます…」

夕張「辛いなら無理に思い出さなくていいよ?」

秋津洲「お水飲むかも?はいどうぞ」

「ありがとう…ございます…」

22 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 20:31:54.78 xJ6ZfT6T0 15/388

提督「…今の君に色々言っても混乱するだけだろうから、一つだけ言っておこう」

提督「ここには君を傷付ける人はいない。元気になるまでゆっくり休んでくれ」

「は…い……」

北上「元気になったらまた話聞かせてね?聞きたいことも多いしさ~」

夕張「さて、目覚めて早速で悪いですが検査をさせてくださいね」

明石「だだだだ大丈夫…いいい痛くない…よ…」

「……はい」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

23 : 以下、名... - 2018/05/24 20:34:26.77 LZElEh2Vo 16/388

艤装が全く使えないことがわかる

28 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 20:46:34.72 xJ6ZfT6T0 17/388

ーー

北上「簡易的な聞き取りと検査だけど、とりあえず結果が出たから報告するね~」

夕張「結論から言えば、潮ちゃんは艤装を使うことができません」

秋津洲「艤装に関する記憶が丸々無いかも」

明石「ててて展開方法も…おおお覚えてません…」

提督「…そうか」

夕張「潮ちゃんは改二ではありませんが、そこそこの練度はあります」

北上「水雷戦隊で出撃するには問題無い練度だね~」

29 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 20:50:06.80 xJ6ZfT6T0 18/388

夕張「これ以上の聞き取りはまだ終わっていませんが、潮ちゃんが提督と話したいって言ってるんです」

提督「大丈夫なのか?」

北上「あたし達がついてるから、トラウマスイッチ入っても大丈夫だよ~」

秋津洲「でも優しく語りかけてあげて欲しいかも」

提督「…その辺はわかっているさ」

北上「じゃあ潮のとこに行こっか~」

下1~3高コンマ 潮の話の内容や質問内容等

32 : 以下、名... - 2018/05/24 20:53:15.97 rInFtvc5O 19/388

元のところに帰れるのか

34 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 21:03:33.03 xJ6ZfT6T0 20/388

ーー

「あの…私は元のところに帰れるんですか…?」

提督「…自分の居た鎮守府のことは覚えているんだね?」

「はい…場所も覚えてます…」

北上「なら確認してみるから教えて。色々と調べることがあるからね~」

「わかりました…」

秋津洲「潮はどうしてあそこに居たとか、何をしてたとかは全く覚えてないかも?」

「いえ…思い出そうとすると体が震えてしまうので…」

明石「なら…しししし仕方ありません…ね」

35 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 21:07:21.48 xJ6ZfT6T0 21/388

夕張「潮ちゃんは帰れるならすぐに帰りたい?」

「できるなら…」

提督「…わかった、連絡が取れればそのことは伝えよう」

ピピピピピピ…

北上「お、仕事早いね~流石は漣。もう何かわかったっぽいね」

秋津洲「いつ漣に知らせたかも?」

北上「潮から聞いた鎮守府の情報をメールしてたの。ものの数分で終わらせるとはね~」ガチャ

北上「はいもしもし、潮の鎮守府について何がわかったの?」

下1~3高コンマ 潮の鎮守府についての情報やその他諸々等

37 : 以下、名... - 2018/05/24 21:09:24.68 eioDMxMUO 22/388

記録が存在しないと言われた

39 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 21:25:51.04 xJ6ZfT6T0 23/388

北上「え?それってマジ?……あぁ、だからこんな返事が早かったのか…」

提督「…どうしたんだ北上?」

北上「潮…さっきの鎮守府の情報に間違いは無いんだよね?」

「はい…住所も間違いないです…」

北上「あのさ…記録が存在しないんだって」

夕張「既に解体されたとかじゃなくて、記録が無いんですか?」

北上「そ、だからそんな鎮守府は最初から存在しないの」

「そんな!私はあそこで…皆んなと一緒に…」

秋津洲「ひょっとして、その記憶って作られた記憶かも?」

「記憶が…作られた…?」

提督「…混乱するかもしれないが、君には知る権利がある。聞いてくれ潮」

40 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 21:29:11.00 xJ6ZfT6T0 24/388

ーー

「……」

北上「何言ってんだコイツらって思うかもしれないけど、残念ながら真実なんだよ」

提督「君の記憶が曖昧なのもその実験のせいだと思う」

夕張「そもそも脳細胞が傷付いている可能性もありますからね。この辺は要精密検査です」

秋津洲「じゃあこの潮はどこからきたかも?」

明石「わわわわわかりません…」

提督「混乱してるかもしれないが、何か聞きたいことはあるかい?こちらで知っていることは全て教えよう」

「安価」

下1~3高コンマ 潮の台詞、行動他

43 : 以下、名... - 2018/05/24 21:39:47.99 zkiwtABt0 25/388

あの……鬼畜カニバ鎮守府の噂って聞いた事ありませんか?

48 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 21:46:55.64 xJ6ZfT6T0 26/388

「あの……鬼畜カニバ鎮守府の噂って聞いた事ありませんか…?」

提督「……」

「あの鎮守府では、気に入らない艦娘の手足を切って…それを他の艦娘に食べさせてるそうなんです…」

北上「あ…あのさ潮?」

「もしかしたら…その鎮守府が私をこんな風にしたのかもしれません」

夕張「あのぉ~……」

「きっと…そうです!それしか無いですよ!」

秋津洲「言いにくいかもだけど…実は…」

49 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 21:52:48.91 xJ6ZfT6T0 27/388

龍驤「潮が目覚ましたってほんまか?」ガラッ

「……!」

島風「私より速そうな子?」ギッギッ

「あ……あぁぁ!!」

「存在しない…鎮守府なんて…気になりますね…」ズリズリ

「ひ……ひゃあぁぁぁぁぁぁぁ~~~~!!」

明石「おおおお落ち着いて……!」

提督「なんでまた…こうなるんだ…」

北上「あのさ提督…ドンマイ?」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

50 : 以下、名... - 2018/05/24 21:54:02.64 071yROBKo 28/388

提督が近寄るのは拒絶されて凹む

55 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 22:20:25.88 WSnv6mjtO 29/388

ーー数日後

提督「…………」

北上「提督~へこみ過ぎじゃない?」

提督「……」

北上「近寄るのを拒絶されてるからって、提督には龍驤さんがいるじゃ~ん」

提督「…そういう問題じゃないんだ」

北上「まぁね~目も合わせてもらえないんでしょ?」

提督「…もし目が合うと悲鳴を上げられるんだ」

北上「あぁうん、あの子声大きいから鎮守府に悲鳴響いてるよね」

56 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 22:25:22.93 WSnv6mjtO 30/388

提督「…記憶の方はどうだ?」

北上「ん~どうやらどこかの鎮守府に居たって部分から怪しいかもね。変な所で建造された艦娘かも」

提督「…まだ全ては分かりそうにないか」

北上「焦らずゆっくりやっていけばいいよ~」

提督「…そうだな」

北上「それよりさ、ここから見てあげてよ。潮が艤装展開しようとするらしいんだ~」

提督「潮が…」

北上「漣が見てあげるらしいよ~」

57 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 22:30:26.88 WSnv6mjtO 31/388

「さて潮殿…準備は万端ですか…?」

「うん…」

「気負うことは…ありません…気楽に…リラックスですぞ…」

「潮やってみるよ、漣ちゃん…!」

「さぁ…いくのです…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

58 : 以下、名... - 2018/05/24 22:30:59.90 dFy4ghnPO 32/388

戦艦の艤装を展開して潮も大人のダイナマイトボディになる
もちろん服はぴっちぴち

62 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 22:50:21.24 WSnv6mjtO 33/388

「えいっ!」バッ

「お…!成功した……?」

「え…えぇ!?」

「う…潮殿が…ダイナマイツ…ボデーに…」

「み、見ないで下さい~~!」ムチムチ

「それに…よく見ると…艤装は…戦艦のもの…ですな…」

「え、あ……本当だ…」

64 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 22:55:47.02 WSnv6mjtO 34/388

「ふむ…金剛型…よりは…火力はありそう…ですね…」

「なんで…潮は駆逐艦なのに…」

「いやいや…その体で…駆逐艦は…無いでしょう…」

「背も伸びて…体つきも…エロくなって…何より…胸が…」

「だから見ないで下さい~!」

「いやいや…そのぴちぴち服…嫌でも見ちゃいますって…」

「うううぅ~~!」

66 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 22:58:53.39 WSnv6mjtO 35/388

「お…ご主人様も…ちょうど見て…ましたね…」

「鬼提督が!?」

「えぇ…こちらを見てます…というか潮殿…ご主人様は…そんな人じゃないって…」

提督「…………」ジーッ

「み、見られてる…鬼畜カニバ鬼提督に…!」

「うーん…お尻もエロい…パンツ…丸見え…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

69 : 以下、名... - 2018/05/24 23:00:44.85 F07vHbEI0 36/388

潮が他の艦娘も信じられなくなり川内にくっついて離れなくなる

72 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 23:12:48.31 WSnv6mjtO 37/388

「な……何してるの漣ちゃん…!」

「げ…パンツチェックしてるの…気付かれた…」

「私が…こんなことになってるのに…!」プルプル

「お…落ち着くのです…潮殿…」

「もう…バカァ!!」バッチーン!

「おぶぅ」ズシャァァ

「もう嫌だ…川内さ~ん!」タタタッ

「艤装を…解除すると…見た目も…戻るん…ですね…」

「それより…戦艦の一撃…ハンパねぇっす…」ガクッ

73 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 23:16:29.61 WSnv6mjtO 38/388

ーー

龍驤「なぁ潮、そろそろ出てけぇへんか?」

「嫌です!私の味方は川内さんだけなんです!」

「潮殿…どうか許して…下され…」

「絶対許しません!」

龍驤「川内と部屋に籠られたらどないもできんしなぁ」

「ここは…出直しましょう…」

龍驤「川内、すまんけど潮のことよろしくな~」

川内「オッケー、こっちは任せといて!」

74 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 23:21:03.17 WSnv6mjtO 39/388

川内「…うん、二人とも行ったみたいだよ」

「ほ……」

川内「漣はともかくさ、龍驤さんも信じられないの?」

「だって龍驤さんは提督に左腕と左脚を千切られたんですよね!?」

川内「だから~それは違うって言ってるじゃん!」

「信じられません!」

川内「もう……」

「龍驤さん以外にも何人もおかしい人がいるじゃないですか!あれはどう説明するんですか?」

川内「それは…うーん私から説明してもいいのかな……」

「私は川内さんの側から離れませんからね!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

77 : 以下、名... - 2018/05/24 23:25:31.85 zkiwtABt0 40/388

川内の根気強い説得により、不完全ながらも誤解が解ける

80 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 23:38:47.11 XKqvfEiC0 41/388

川内「うん…言っちゃうか。あのね潮、龍驤さんのは提督がどうこうしたんじゃないの、不幸な事故なの」

「……」

川内「島風はこの鎮守府に来る前に色々あったみたいで、漣は変な組織にあぁされたんだよ」

川内「他には瑞鶴さんや天城さんなんかは志願してここに来てるんだよ?」

川内「鬼畜とかカニバとかは全部誤解なの」

「でも……」

81 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 23:42:17.59 XKqvfEiC0 42/388

川内「じゃあさ潮、ここの皆んなって明るくて楽しそうでしょ?」

川内「本当に提督がそんな噂通りの人なら、こんな雰囲気じゃないよね?」

「……」

川内「だからさ、何も無いって信じてくれない?噂は全部間違ってたの」

「わかりました…川内さんがそう言うなら、少し信じます」

川内「少しかぁ…」

82 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/24 23:45:49.40 XKqvfEiC0 43/388

「全部を信じることはできません。特に提督は信じられません!」

川内「提督の何がそんなにダメなの?」

「潮…見ちゃったんです。夜中に…執務室で…」

「最初はまだ仕事してるのかなって思ってチラっと見たんですけど…中でとんでも無いことをしてたんです!」

川内「……大体想像つくけど、ナニしてたの?」

「提督が龍驤さんの首を締めてたんです!!あんなの異常ですよ!」

「龍驤さんは苦しそうな声を出して…本当に怖かったんですから!」

川内「あー潮、それはね……」

下1~3高コンマ 川内の台詞、行動他

85 : 以下、名... - 2018/05/24 23:48:46.65 YWGKRquC0 44/388

百聞は一見に如かず!というわけで夕張の部屋へ行って情事鑑賞会

92 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/25 00:21:35.05 BP6opBLBO 45/388

川内「そうだね…これは私の口から言うより、見てもらった方が早いね」

「まさか川内さんも提督にあんなことを!?」

川内「バカ!そうじゃないって!!」

「でも……」

川内「とにかくついてきて、百聞は一見に如かずって言うでしょ?」

「川内さんがそう言うなら…」

87 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/25 00:02:02.01 BP6opBLBO 46/388

龍驤『ぎ…ぎもぢぇぇよぉ……』

「ひゃあぁぁぁ~~!な、何を見せるんですか!」

川内「でもこれでわかってくれたでしょ?龍驤さんは自分からあぁするように頼んでるの」

夕張「音声入りはやっぱりいいですよね~」

川内「潮、これで納得してくれた?」

「しました!しましたからその動画を消して下さい~!」

ーー

110 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 18:50:26.21 /n2pIPoa0 47/388

ーー

明石(また今日も潮ちゃんの検査…採血ばっかりで可哀想…)

明石(でも艤装を展開したら戦艦になるなんて、聞いたこと無いから仕方ないかな…)

明石(それに……この事実は教えるべきなのかな…)

明石(潮ちゃんは……正規の方法で建造された艦娘じゃない。艦娘の姿をしたナニか…ってことかもしれない)

明石(それとも違う記憶、誰か戦艦の記憶が入ったからあぁなっちゃったのかな?)

明石(わからないことが多過ぎるよ……)

111 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 18:54:24.48 /n2pIPoa0 48/388

明石(潮ちゃんの戦艦艤装は、改扶桑型相当でとても偶然出せたとは考えられない)

明石(何か意味があってあの艤装のはずなのに……該当する戦艦の艦娘が居ないなんて聞いたことが無い!)

明石(整備をしようにも構造がわからないし、分解したら戻せる自信が無い…)

明石(それに体が成長するから、それ用の制服も作らないと……)

明石(うーー…やることが多い……でも頑張らないと…)

明石(秋津洲ちゃんはもう…工廠で頑張ってるもんね…)

112 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 19:00:37.68 /n2pIPoa0 49/388

秋津洲「……」

明石(あ、居た……あれ?何かぶつぶつ言ってる…)

秋津洲「う~~~ん…これ欲しいかも…でもそんなにお金無いし…」

明石(何かの雑誌?それともカタログを見てるのかな?)

秋津洲「どうしようかな…こうなったら前みたいに体で稼いで…」

明石(秋津洲ちゃん!?何言ってるの!?)

秋津洲「欲しい……迷うかも……」

明石(ど…どうしよう…止めるべきかな…でも盗み聞きしてたのは知られたくないし……あれ?)

「……」テクテク

明石(あぁ!潮ちゃんがもう来ちゃう!私はどうしたらいいの!?)

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

113 : 以下、名... - 2018/05/26 19:01:46.92 CeSrZJDjO 50/388

潮、相変わらず川内にベッタリ

117 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 19:17:16.99 /n2pIPoa0 51/388

川内「潮、いい加減私から離れてよ~」

「嫌です!川内さん以外の人は信用できません!」

川内「はぁ…私が助けたなんて言わない方がよかったかな」

「こんなに毎日毎日検査なんて…それも怪しんです!」

川内「それは仕方ないんじゃない?潮みたいな艦娘なんて聞いたことないもん」

「それは…うぅ…」

川内「何かわかるかもしれないんだしさ、検査は大人しく受けとこうよ」

「川内さんがそう言うなら……」

118 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 19:21:55.95 /n2pIPoa0 52/388

川内「さて工廠に着きました…と。お、一番乗り?」

「いえ、あそこで秋津洲さんが何か読んでます」

秋津洲「……」ぶつぶつ

川内「何独り言を言ってんだろ……おーい秋津洲、潮連れてきたよ~」

秋津洲「か、かも!?」サッ

川内「隠すなんて怪しいね、なんの雑誌?」

秋津洲「川内には関係ないかも!」

川内「そんなこと言われ気になるじゃん。何を見てたのかな~っと!」

秋津洲「かも!!」

下1~3高コンマ 秋津洲の見ていたものは?

119 : 以下、名... - 2018/05/26 19:24:22.89 Hvcp4z2po 53/388

おしゃれ工具カタログ

122 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 19:31:29.47 /n2pIPoa0 54/388

川内「なになに……厳選おしゃれ工具カタログ?」

「あ、これ凄く可愛い!」

川内「ほんとだ、工具なのに可愛いデザインなんだね」

秋津洲「それは…工作艦用のお洒落アイテムが載ってるカタログかも…」

川内「…ん?これ全部値段結構高いね。普通の倍くらいじゃない?」

「小さいバイクくらい買えそうですね…」

秋津洲「無理したら買えないことはないかも」

川内「こんなの軽く買っちゃうなんて、秋津洲もやるね~」

秋津洲「……かも」

123 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 19:34:47.29 /n2pIPoa0 55/388

明石「だだだだだダメ!買っちゃ…!!」

川内「明石、そこに居たんだ」

「明石さんはこういうの嫌いなんですか?」

明石「ちちち違います…ああああ秋津洲ちゃんは…かかかか体で稼いで…かかか買うって…いいいい言ってたから…!!」

秋津洲「!!」

「体って……!」

川内「まあ待ちなよ。秋津洲、アンタはどうやって稼ごうとしてたの?嘘は言っちゃダメだからね?」

秋津洲「安価」

下1~3高コンマ 秋津洲の台詞、行動他

126 : 以下、名... - 2018/05/26 19:37:39.82 /0X7OTESO 56/388

出張修理のアルバイト

127 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 19:47:13.45 /n2pIPoa0 57/388

秋津洲「出張修理のアルバイトかも!変な意味じゃなくてただの肉体労働かも!!」

川内「それ、本当だね?」

秋津洲「本当かも!いくらなんでもそこまで落ちぶれてないかも!!」

川内「…だってさ明石」

明石「よよよよ…よかったよぉ……」グスッ

秋津洲「そこまで思ってくれてて嬉しいっていうのと、そんなことしそうって思われててショックなのが秋津洲の中でせめぎ合ってるかも」

「あの…検査は…」

秋津洲「わかってるかも!ほら、早く準備するかも!!」

明石「うん……」

128 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 19:51:10.32 /n2pIPoa0 58/388

ーー

「今日も採血なんですか?」

秋津洲「毎回調べる項目が違うかも。今日は艤装について調べるかも」

明石「だだだだから…ぎぎぎ艤装を…ててて展開して下さい…」

「だから楽な格好に着替えろって言ったんですね。わかりました……ん!」バッ

秋津洲「体が成長する意味は相変わらずわからないかも…」

明石「じゃあ…ささささ採血します…」

「痛くないように…お願いします…」

下1~3高コンマ 検査の結果やその他起こったこと等

131 : 以下、名... - 2018/05/26 19:55:26.00 SJHTsDGDO 59/388

急に現れた胸の気配を察知してヤツが…

134 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 19:59:57.89 /n2pIPoa0 60/388

明石「そのまま…じっ…と…ししししししてて…下さい…」

「うぅ…注射は慣れない…」

ダダダダダダダダッ

秋津洲「何の音かも?」

川内「ものすごい勢いで何かが来てるね。なんだろ…」

皐月「オッパイ~~~~!!」ズダーン!

秋津洲「出た!オッパイ魔人かも!!」

川内「皐月、今潮は採血中だからダメだよ!」

皐月「大丈夫!腕には触らないから!!」

川内「そういう意味じゃないってのに!」

135 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 20:03:38.41 /n2pIPoa0 61/388

皐月「うへへぇぇぇ…成長する前も大っきいのに…さらに大っきくなるなんてぇ…」

「ひ、ひい…!」

明石「うううう動かないで…!」

皐月「触るだけじゃダメだよね?揉んだり吸ったりしなきゃダメだよねぇ…?」ジュルッ

「ヤダ……!」ぷるん

皐月「軽く動くだけでそんなに揺れるなんて…もう我慢できない~~!!」ガバッ

明石「あ……!」

皐月「いただきまーーーーーーす!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

137 : 以下、名... - 2018/05/26 20:04:57.87 Hvcp4z2po 62/388

雲龍を超えるサイズと形のバランスと感度に皐月が大感動

140 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 20:11:51.45 /n2pIPoa0 63/388

川内「ヤバイ!大変なことになる前に引き剥がさないと……」

皐月「あふん……」ズルッ

秋津洲「あれ、勝手にずり落ちたかも」

川内「潮、アゴに一発入れたの?」

「いえ、胸を触られたと思ったら突然崩れ落ちちゃいました…」

明石「ここここここっちは…終わり…まままました…」

141 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 20:17:11.64 /n2pIPoa0 64/388

秋津洲「皐月、どうしたのかも?」

皐月「このオッパイ…すごい…サイズは雲龍さん超えてるし…形もいい…凄いバランス…」

皐月「それでね…触った感触も凄いの…ヤバイこれ…」

川内「皐月がこうなるなんて、物凄いオッパイなんだね」

「褒められても嬉しくありません~~!」

皐月「あ~~これが…僕が望んでた…オッパイ……」

皐月「HEAVENは…ここにあったんだ……」

皐月「もう……何も…悔いは……な…………」

明石「あああれ……皐月ちゃん……?」

皐月「…………」

145 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 20:20:07.72 /n2pIPoa0 65/388

川内「ちょっと皐月!こんな所で絶頂しないでよ、ほら立って!」

秋津洲「ちょっと待つかも。イッてるだけにしては何かおかしいかも」

明石「まままままさか…」スッ

「皐月ちゃんの胸に手を…?」

皐月「……」

明石「し!しししししし心臓止まってます!!」

川内「はぁぁぁ!?」

150 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 20:25:49.00 /n2pIPoa0 66/388

川内「なんでさ!?なんでそんなことになってるの!?」

秋津洲「ショックで心臓が止まることはあるかも。でもまさかオッパイが原因なんて…」

川内「のんびり言ってる場合じゃないでしょ!早く蘇生しないと!」

秋津洲「わかってるかも!明石は霞と北上さん達呼んでくるかも!」

明石「うん…!」

秋津洲「あたしは心臓マッサージするかも!」

川内「皐月ベッドに移そうか!?」

秋津洲「下が固い方がいいからここでいいかも!皐月!帰ってくるかも!!」ギッギッ

皐月「……」

秋津洲「オッパイが死因なんて笑えないかも~!」

「私が…悪いんですか…?」

川内「大丈夫、それはないよ」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

152 : 以下、名... - 2018/05/26 20:27:49.35 tfd0zgv30 67/388

皐月の能力が大幅にパワーアップ!!

156 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 20:37:09.33 /n2pIPoa0 68/388

ーー

提督「…それで、皐月の蘇生は無事に成功したんだな?」

北上「あたしが駆け付けた時にはもう心臓は動いてたみたいだね」

秋津洲「心臓が止まってた時間は一分も無かったかも。だから後遺症も無いと思うかも!」

明石「ねねねね念の為…せせせ精密検査はしました…」

川内「しかしまぁオッパイで心臓止めれるのは皐月くらいだね」

皐月「違うって…あのオッパイが凄いんだって…」

157 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 20:41:00.44 /n2pIPoa0 69/388

川内「その言い方だとさ、潮のオッパイが特別みたいじゃん」

「ところがそうかもしれないのよ」

夕張「提督、この資料見てもらえますか?」ペラッ

提督「これは……!」

夕張「精密検査の結果、皐月ちゃんのステータスの全てが上昇しています。元の1.25倍~1.5倍といった所ですね」

「余裕で神通さんよりも強くなってるわ」

皐月「ほら!!やっぱり潮のオッパイは凄いんだって!」

「そんなのありえません!」

158 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 20:44:09.25 /n2pIPoa0 70/388

「ありえるかどうか、それとも皐月が特別なのか調べるのに私がちょうどいいのよ」

「私は改二までは練度はまだまだだけど、潮の胸が特別なら一気に練度があがるはずよ」

夕張「潮ちゃん、ちょっとでいいから協力してくれない?」

「うぅ……」

川内「潮、私も気になるからちょっと触らせてあげてよ」

「川内さんが言うなら……んっ」バッ

「一瞬で背も伸びるのね…じゃあ触るわよ?」

「ゆっくり…お願いします…」

下1~3高コンマ 霞が触った結果やその他起こったこと等

159 : 以下、名... - 2018/05/26 20:46:00.96 HX/u3up20 71/388

背が伸びて戦艦級に

164 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 20:52:05.82 /n2pIPoa0 72/388

「……何も起こらないみたいね」

提督「……!」

「どうしたのよそんな変な顔して。というより司令、背縮んだ?」

川内「ち……違う!」

明石「かかかかかかかか鏡!」

「鏡?後ろにあるじゃない」クルッ

「…………」

北上「あの~……霞?」

167 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 20:57:21.54 /n2pIPoa0 73/388

「……鏡に映ってるのは私よね?」

「私……こんなに背高かったかしら?」

「そうね…ちょうど金剛さんくらいの背丈になってるわね」

「胸もそれなりにあるみたいね…」むにむに

「…………」

「……うーん…」バタッ

北上「霞のキャパ限界だったみたいだね~」

夕張「そりゃいきなり成長したら気絶もしますよ…」

提督「と……とにかく成長した後ろの胸には誰も触らないようにするんだ!」

川内「一時的なものじゃないなら、これはパンデミックが起こるよ…」

「私……どうしちゃったんだろう…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

170 : 以下、名... - 2018/05/26 21:00:54.54 yjfmJpbtO 74/388

潮にパイタッチすると戦艦になれる噂を聞いて目を血走らせたた清霜が全力ダッシュで触りに来る

178 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 21:07:59.16 /n2pIPoa0 75/388

ーー

「……」

北上「……どうする?まだそんなに時間は経ってないけど、霞あのままだよ?」

提督「…起きてあの姿のままなら、艤装を展開してもらおう。それで何が起こるか、だな」

夕張「また戦艦になりそうな気もしますね…」

秋津洲「潮と逆だから、もしかしたら艤装展開中は元に戻るかも!」

ダダダダダダダダッ

明石「あ……まままままた足音が…」

川内「嫌な予感しかしないね……」

181 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 21:13:41.91 /n2pIPoa0 76/388

清霜「お願いします胸を触らせて下さい」土下座

北上「開幕土下座は美しいね~」

「もうダメです!とんでもないことが起こるかもしれないんです!」

清霜「なんでもします!私を戦艦にして下さい!!」ゴリゴリ

秋津洲「頭を地面に擦り付けるのはやめるかも!」

川内「潮さぁ、こんなに懇願してるんだし……最後の一回ってことでダメ?」

「川内さん…」

清霜「お願いします!お願いします!!」土下座

「最後の一回ですからね……」バッ

清霜「やったぁ!!私は…戦艦になる!!」

下1~3高コンマ 清霜が触った結果やその他起こったこと等

184 : 以下、名... - 2018/05/26 21:15:57.95 Hvcp4z2po 77/388

清霜は武蔵も超える大戦艦みたいに
潮は艤装を解いても大人びた感じに

194 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 21:26:33.00 /n2pIPoa0 78/388

清霜「……」

北上「……何も変わんないね」

清霜「まだ!艤装を展開すれば……」バッ

清霜「あ……!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

秋津洲「46cm砲!大和型クラスかも!」

提督「…だが背は伸びていないようだな」

北上「トップヘビーじゃない?大丈夫?」

清霜「前の鎮守府でね、武蔵さんの主砲持たせてもらった時は重くて持ち上げられなかったの。でも今は軽々動かせるよ!ほら!」キュイッ

夕張「じゃあ本当に戦艦になったってことですか…」

清霜「早く試したい!司令官、出撃しちゃダメ!?」

提督「…出撃は危険だ。とりあえず演習で様子を見てくれ」

清霜「わかった!準備してくるね!!」ダッシュ

北上「早…速力は駆逐のままか…」

195 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 21:30:20.91 /n2pIPoa0 79/388

「やっぱり…変なことが起こりました…」

秋津洲「ん?潮って元々そんな背丈だったかも?」

明石「もももももう少し…小さかったような…」

川内「もしかしてあの状態で胸を触られると、潮が成長するの?」

「意味がわかりません~!」

北上「何にせよ、胸を触らせるのはもう終わりだね」

提督「…この効果がどれくらい続くのか気になるな」

「……そうね」ムクッ

夕張「霞ちゃん、大丈夫なんですか?」

「ええ…それより司令、私も清霜と演習してくるわ。艤装がどうなってるか知りたいの」

提督「…気をつけるんだぞ」

下1~3高コンマ 演習の結果やその他起こったこと等

196 : 以下、名... - 2018/05/26 21:31:42.72 tfd0zgv30 80/388

めでたく霞も戦艦クラスに

204 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 22:18:47.27 +7CyjikGO 81/388

ーー

「はぁ…めでたく私も戦艦デビューね…」

清霜「でも私より主砲は小さかったね」

「ちょうど金剛型程度ってところね」

清霜「でもいいじゃん!艤装解除しても体大っきいままだよ!」

「いきなり大きくなっても不便なだけよ…」

清霜「でもこことか大きくなって嬉しくない?」むにゅ

「……否定はしないわ」

清霜「だよねー!」

205 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 22:22:32.05 +7CyjikGO 82/388

「それより清霜はあまり嬉しそうじゃないわね」

清霜「もちろん最初は嬉しかったよ!でもこの主砲も武蔵さんと一緒だなって思ったらちょっと色々思い出しちゃって…」

「そっか、前の鎮守府の武蔵さんって……」

清霜「……うん、あのことはもう乗り切ったんだ。大丈夫」

「そう…辛いなら言いなさいよ?睡眠薬でもなんでも処方してあげるから」

清霜「ありがとう霞。でもまさか私達が戦艦に…実感ないな~」

「私もよ。調べることが多くて嫌になりそう…」

206 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 22:27:49.37 +7CyjikGO 83/388

清霜「でもこの鎮守府は戦艦少なかったし、ちょうどいいんじゃない?」

「貴女はそれでいいでしょうけど、私は金剛型レベルよ?そんなに役に立つかわからないわ」

清霜「あ~それって他の金剛さん達に失礼だよ!」

「……いいのよ別に」

清霜「…………ん?」

「どうしたのよ?」

清霜「……私は武蔵さんと縁があるというか、昔色々あった」

清霜「皐月は戦艦の誰とも何も無かったから…ステータスが上がった」

清霜「霞…質問なんだけどさ、前の鎮守府で金剛型の誰かと何かあった?」

「それは……」

清霜「答えたくないならいいよ。少し気になっただけだから」

「安価」

下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他

209 : 以下、名... - 2018/05/26 22:29:59.33 YC9cszE3o 84/388

言いたくない

212 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 22:46:40.87 +7CyjikGO 85/388

「言いたくないわ」

清霜「何も無いじゃなくて、言いたくないってことはそういうことなんだね」

「…それがどうしたっていうの?」

清霜「武蔵さんはもう…遠くに行っちゃったから二度と会えない。だから私は武蔵さんの後を継いだというか……そういうのがあるのかなって思ったの」

「……そう」

清霜「だからさ、もしかしたら潮の胸はそういう効果があるのかもよ」

「……どんな効果よ。全く…」

清霜「でも説得力はあるよね?」

「知らないったら!!」

清霜「あ、ごめん……」

「…もう!司令の所に帰るわよ!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

215 : 以下、名... - 2018/05/26 22:49:54.68 manB+YCA0 86/388

検査の結果体の変化は恒久的なものと判明する

222 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 23:16:48.31 7K5PlUXk0 87/388

ーー

夕張「……今回の潮ちゃんのオッパイ事変で起こった変化は、恒久的なものであると判明しました」

明石「いいいい遺伝子が…おおおお置き換わってる…そうです…」

「つまり私はずっとこの体ってことね…」

清霜「私も艤装は戦艦になったままってことか~」

皐月「僕はこのままがいいな!自分でも強くなった実感があるから!」

「なんで…なんで私の胸でこんなことが…」

北上「それはもう、諦めよう」

223 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 23:18:58.93 7K5PlUXk0 88/388

秋津洲「潮はあれから誰にも胸は触らせてないかも?」

「はい…艤装展開中に胸を触られたことはありません」

川内「そもそもずっと私の側に居たからね」

北上「でも気になるよね~どこまで効果が及ぶのかとかさ」

「もう触らせません!川内さんに頼まれても無理です!」

夕張「大丈夫ですよ、こちらとしても事態がややこしくなられたら困るんです」

224 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 23:22:21.42 7K5PlUXk0 89/388

川内「ねぇ潮、そこをなんとか頼めない?」

「嫌です!」

北上「川内からそんな事言うなんて、どうしたのさ?」

川内「実はさ、どうしても触ってみて欲しい人がいるの。清霜の説が正しいのなら、自分自身に強い気持ちというか、後悔があったりする人が触ったら元に戻ると思わない?」

北上「まさか……」

川内「うん、龍驤さんに触ってみて欲しいなって思うの」

夕張「それは、そんなの……」

秋津洲「そもそも駆逐艦以外に効果があるかわからないから危険かも。あまりオススメしないかも」

225 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 23:26:09.62 7K5PlUXk0 90/388

川内「うん、だからさ……来て、漣」

「私が…呼ばれたのは…そういう理由…ですか…」ズリズリ

北上「漣……」

「駆逐艦で…自分に後悔がある…条件には…当てはまってますな…」

川内「条件的には島風でもよかったんだけど、私は漣にやって欲しかったの」

「潮殿…なんとか…頼めませんか…?」

「そんな風に言われたら断れないよ……」バッ

「うへへ…雲龍さん超えの…パイオツ…いいですなぁ…」むにゅ

下1~3高コンマ 漣が触った結果やその他起こったこと等

228 : 以下、名... - 2018/05/26 23:27:43.93 Hvcp4z2po 91/388

漣は少し手足がしっかりする
潮は更に大人っぽく

231 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 23:37:56.77 7K5PlUXk0 92/388

「…………」

川内「どう、漣?」

「いける……これなら連装砲…持てます…!」グッ

秋津洲「左腕がちゃんと曲がるようになってるかも!」

「右脚も…多少…マシになりました…!」グッ

夕張「凄い!本当に効果があるなんて!」

明石「ででででも…ううう潮ちゃんが…」

「うぅぅ…また背が…少し伸びました…」

233 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/26 23:44:27.44 +7CyjikGO 93/388

北上「漣がこれなら龍驤さんと島風も元には戻らないっぽいね」

夕張「欠損部分が多少短くなる程度の可能性が高いですね」

川内「漣、その状態で艤装出せる?」

「や…やってみます…」

川内「まだわからないよ。これで漣に変化があるなら、龍驤さんもなんとかなるかもしれない!」

「出でよ…漆黒の堕天使…!」バッ

下1~3高コンマ 漣に何か変化はあった?何も無いも可

234 : 以下、名... - 2018/05/26 23:46:20.33 ZLd6E3YH0 94/388

元通りに展開できる、展開後は体がまともに動く

243 : 以下、名... - 2018/05/26 23:59:39.68 Zvt7zgvc0 95/388

>>234
しかし、体力を使う

244 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 00:10:55.63 FudB44Dk0 96/388

「艤装は問題無く綾波型のものですね…」キョロキョロ

北上「漣!」

「え、あれ……ちゃんと喋れてる!体が動く!」

川内「やっぱり!そういう効果もあるんだ!」

「でも気を付けた方がいいですな。何があるかわからないですぞ…っと」

「調子に乗ると…すぐ終わる…ってやつです…」

秋津洲「ますます謎かも…」

明石「ややややっぱり…ううう潮ちゃんは…かかか艦娘じゃ…ななない…」

ーー

261 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 19:20:47.98 FudB44Dk0 97/388

ーー

「ご主人様…あれから様々な…ことが…わかりましたな…」

「キヨシーモの火力と…ステータスは…大和型そのもの…霞氏は…金剛型で…確定しましたな…」

「潮殿も…調べたかったですが…部屋から出て…きません…」

提督「…相変わらず川内の部屋で籠城か」

「それと…漣の艤装は…恐ろしく…燃費が…悪くなっていました…」

「長距離移動は…難しいです…」

提督「…遠征は難しいということだな」

「そういうことです…」

262 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 19:25:43.90 FudB44Dk0 98/388

「あと…これは直接関係するかは…わかりませんが…一応報告…しておきます…」

「キヨシーモは…艤装を見る度に…今は亡き武蔵さんを…思い出しているようで…センチメンタルしてます…」

「逆に…霞氏は…艤装を見る度に…イラついてますな…」

提督「いずれも過去のことを思い出して…か」

「特に…霞氏は…自分の体調から…何まで変わったのも…イライラの原因かも…です」

「ご主人様…よければ…フォロー…してあげて…下さい…」

提督「…それより、漣はどうだ?」

「私…ですか…?」

263 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 19:31:19.22 FudB44Dk0 99/388

提督「艤装を展開すればスムーズに喋れるし、過ごしやすくなるだろう?」

「あぁ…そういうこと…ですか…」

「では…失礼して……」バッ

「…ご主人様、漣は普段こうやって艤装を展開するつもりはありません」

「あぁなってしまったのは私への罰です。それを甘んじて受け入れることにしたんです」

提督「だが…」

「ご主人様の前で艤装を展開する時は、こうやって土下座をするときだけです」土下座

提督「…!やめてくれ漣!」

「ご主人様の頼みでもこればっかりは無理です」

提督「やめるんだ…!」グイッ

「……優しすぎるのは罪ですよ」

264 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 19:35:22.08 FudB44Dk0 100/388

「感謝の正拳突きならぬ土下座はご主人様の部屋に向けて毎日してます。もちろんご主人様の知らない所で、ですよ」

提督「もう…許したと言ったじゃないか…」

「漣が納得してねぇんです。ほら、こんな私より解決することがあるでしょう」バッ

「キヨシーモの…様子を見に行きますか…?それとも…霞氏の…部屋にでも行きますか…?」

「他にやることが…あるなら…そっちを…しましょう…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

267 : 以下、名... - 2018/05/27 19:38:11.40 cI0WnbpYo 101/388

叫び声が聞こえる。
提督達が駆けつけるとそこには前より小さくなった霞が

268 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 19:50:40.06 FudB44Dk0 102/388

いやぁぁぁぁぁぁぁぁ~~!!

提督「今の声は…!」

「霞氏…ですな…」バッ

提督「何かあったのか…漣、緊急事態だ」

「了解…です…」バッ

「ご主人様急ぎましょう!全力ですぞ!」

提督「わかってる!」

269 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 19:53:34.70 FudB44Dk0 103/388

ーー霞の部屋

提督「霞、どうしたんだ!?」ガチャ

「こ、これは!!」

「なんでこんな姿に…」ちまっ

「ロリータ!ロリ霞氏ですぞ!」

提督「大きくなる前より縮んでないか?」

「丁度海防艦クラスですな」

提督「霞、一体何があったんだ?」

「安価」

下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他

270 : 以下、名... - 2018/05/27 19:55:21.50 geJKeVOPo 104/388

なんだか疲れて力が抜けたと思ったら小さくなっていた

273 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 20:08:56.49 FudB44Dk0 105/388

「なんだか疲れて力が抜けたと思ったら…小さくなってたのよ」

「だから…叫んじまったん…ですね…」

「そりゃそうよ!背が縮んだのよ!?」

提督「…霞、本当にそれだけか?」

「今言った通りのことよ!司令は何を言ってるの!?」

提督「いや…霞のことだから何か薬でも飲んだんじゃないかと思ったんだ」

「なるほど…霞氏といえば…お手製の薬…」

274 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 20:11:46.68 FudB44Dk0 106/388

提督「もしそうなら元に戻る薬も作れる可能性があるんじゃないか?」

「今回が…縮み過ぎたので…調整すれば…元通り…」

提督「潮や清霜も戻れるかもしれん。清霜に関してはそのままでいいと言うかもしれないが…」

「霞氏…薬って…飲んでました…?」

提督「飲んでないならいいんだが、もし飲んでたなら、どんな薬か教えてくれないか?」

「安価」

下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他

276 : 以下、名... - 2018/05/27 20:14:38.95 4QF/WRvhO 107/388

薬じゃないけど、この前(7スレ目)採ってきた毒草を調合しようとしてたわ

279 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 20:32:53.46 FudB44Dk0 108/388

「薬は飲んで無いけど、この前採ってきた毒草を調合しようとしてたわ」

「乾燥が終わって…調合を…しようと…してたと」

「その途中で突然疲れてきて、気がついたらこうなってたのよ」

提督「その草が原因かどうかはわからないのか?」

「そうね…そういえばいつもはマスクをするんだけど、今日に限って忘れてたわ」

「なら…可能性はあると…」

提督「…よし、なら試してみよう」

280 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 20:35:24.48 FudB44Dk0 109/388

ーー

「ほんとに元に戻るんですかぁ…?」

提督「…その可能性があるということだ」

川内「まあさ、痛いことするんじゃないんだし協力してよ!」

「川内さんがそう言うなら…」

「じゃあ私がやってた通りにしてもらうわ」

「大丈夫ですか…素人がやって…」

「私が側にいるから大丈夫よ」

281 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 20:38:52.52 FudB44Dk0 110/388

川内「私達は離れてた方がいいよね?」

「そうね、だから部屋の外で待ってて」

「あい……」

提督「これで何か進展があればいいんだが…」

「いい潮?この草を0.5gとこの葉っぱ1gを乳鉢ですり潰すの」

「こう…?」

「もっとゆっくりよ、それに慎重に…」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

284 : 以下、名... - 2018/05/27 20:40:27.70 geJKeVOPo 111/388

あまり変化はなく

289 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 20:56:46.03 FudB44Dk0 112/388

ーー

「あの…次は……」

「もういいわ、ここまでやって何も無いってことは効果は無かったみたいね」

「そうですか…」

「なら…なんで霞氏は…小さくなってんで…しょう…」

提督「他に原因があったのか…それとも……」

川内「単純にさ、時間切れとかじゃない?あれから何日か経ったでしょ?」

「元に…戻ったなら…そうでしょうが…霞氏の場合…縮んでますので…」

川内「うーん、そっか…」

290 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 21:00:16.51 FudB44Dk0 113/388

「あ、でも……私の身長は、少し縮んだ…ような…気がします…」

川内「本当?」

「本人は…わかってると…」

川内「ひょっとして効果が切れたから、その分潮の身長も戻ったとか?」

提督「なら清霜の所にも行ってみるか」

「私は部屋で待ってるわ。何かあったら嫌だし」

「じゃあ…行きましょうぞ…」

下1~3高コンマ 清霜の様子やその他起こったこと等

291 : 以下、名... - 2018/05/27 21:01:42.91 5ry1SfmgO 114/388

艤装を展開する度ちょっとずつちょっとづつ色々大っきくなってる

294 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 21:16:23.60 FudB44Dk0 115/388

ーー

「キヨシーモ…何か変わったことは…無いですか…?」

清霜「変わったこと、うーん……あるにはあるね」

川内「何があったの?」

清霜「あのね、その……胸とかが…大っきくなってるの」

「ほほう…」

清霜「それも艤装を展開する度に、少しずつ大きくなってる気がするの」

提督「背はどうなんだ?」

清霜「測ってないからわからないけど、伸びてたとしても気付かないレベルだね」

295 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 21:19:16.45 FudB44Dk0 116/388

「艤装は…相変わらず…ですか?」

清霜「うん、戦艦のままだよ」

提督「元に戻ったという考えは間違っていたか…」

川内「そうなると霞はどうしちゃったんだろ?」

清霜「霞がどうかしたの?」

「背が…大きくなる前より…縮んだんです…」

清霜「えぇ!?それって大丈夫なの!?」

提督「海防艦のような見た目になったくらいで、他に不都合は無さそうだったぞ」

清霜「海防艦……」

「どうしました…キヨシーモ…」

296 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 21:24:33.24 FudB44Dk0 117/388

清霜「司令官、私の艤装は武蔵さんのかもって話はしたよね?」

提督「…あぁ、それで霞は金剛型だと。どちらも過去に色々あって…」

清霜「そこだよ!もし潮のオッパイが大切な人や引っかかる人の艤装に関係してるとしたら…」

清霜「例えば私なら武蔵さんの次は長門さんかな。だから次に変わるとしたら長門型だと思う!」

川内「…清霜は何を言ってるの?」

清霜「え~~っと、うーん……うまく伝えられないよ…」

「漣は…わかったかも…しれません…」

清霜「なら漣!かわりに説明して!」

297 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 21:29:22.05 FudB44Dk0 118/388

「要は…その大切な人が…切り替われば…見た目が変わるかも…ということですな…」

提督「…つまり清霜で言えば次点は長門だと?」

「はい…その切り替わる…きっかけは…わかりませんが…もしその人が……一番大切な人が…生きていたとして…」

「その人が…死んでしまったら…次点の人に…切り替わる…というのは…考え過ぎですか…?」

提督「…ん?」

川内「……!!」

提督「川内はわかったのか?」

川内「わかった…!けどそれだと霞は!」

「悲しい…ことになるかも…しれません…」

298 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 21:32:40.75 FudB44Dk0 119/388

川内「提督、はっきり言えば霞と何か因縁か何かあった金剛型の誰かが死んだかもしれないの」

提督「…そうか、そういうことか」

清霜「ならさ、いきなりこれを言うんじゃなくて海防艦と仲が良かったか聞いてみるのがいいんじゃない?」

「それがいいです…まだ…確定したわけじゃ…ありません…」

清霜「そもそも別のことが原因かもしれないからね」

提督「…よし、なら霞の部屋に戻ろう」

299 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 21:34:10.01 FudB44Dk0 120/388

ーー霞の部屋

「あら、清霜は何も変化が無かったのね」

清霜「うん、まぁね…」

川内「あのさ霞、ちょっと質問いい?」

「なに?」

「前の鎮守府で…海防艦の誰かと…特別…仲が良かったり…しましたか…?」

「安価」

下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他

302 : 以下、名... - 2018/05/27 21:37:45.65 uSpFLz1TO 121/388

当時はまだ海防艦、発見されてなかったわよ?

308 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 21:49:27.08 FudB44Dk0 122/388

「何言ってるのよ、当時はまだ海防艦なんて居なかったわよ?」

清霜「あ、そっか……」

「なら多分…違いますね…」

川内「うん、これでよかったんだよ」

「何よ、この質問に何の意味があったの?」

提督「…気にしないでくれ」

「何よそれ?こっちは身長伸びたり縮んだりしてイライラしてるってのに」

提督「…すまない」

309 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 21:53:11.47 FudB44Dk0 123/388

川内「ねぇ、次は潮に艤装展開してもらって、何か変わってないかチェックしない?」

清霜「やっぱり潮が鍵だよね~」

提督「…川内、なんとかしてくれるか?」

川内「私の言うことなら聞いてくれると思うから、なんとか説得してみるよ」

提督「…よし、なら潮と工廠へ行こう。霞、邪魔して悪かったな」

「なんなのよ、もう……」

310 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 21:55:35.28 FudB44Dk0 124/388

「ま…色々と焦る気持ちもわからないでもないわね」

「私だって、明日どうなってるかわからないし…」

「あの……」

「うひゃあ!?びっくりしたわね!行ったんじゃなかったの!?」

「一応…言っておこうかと…思ったことが…ありまして…」

「もう!それなら早く言って!」

「実は……」

311 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 21:59:13.80 FudB44Dk0 125/388

ーー

「…………」

「あくまで…仮説ですし…霞氏が…過去に何があったかは…知りません…」

「ただ…知らないよりは…いいかと思ったので…」

「…そう」

「それでは…漣は…行きますね…」ガチャ

「…………」

「…ただの偶然よね。気にすることはないわ」

「だから…前の鎮守府に、確認するだけ…」スッ

「大丈夫…非通知でかけるし…匿名を名乗れば…」ピピピッ

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

312 : 以下、名... - 2018/05/27 22:01:00.30 eEG9w99co 126/388

潮サイド
全く変化なし(ダイナマイトボディのまま)

314 : 以下、名... - 2018/05/27 22:02:00.32 5ry1SfmgO 127/388

前の鎮守府の金剛型全員(比叡除く)が比叡の昇天料理で生死の境目にいるらしい
+>>312

315 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 22:14:47.29 FudB44Dk0 128/388

ーー

「……」ピッ

「はぁ…………あのクズ料理戦艦…」

「何よ…料理で金剛型全滅って……」

「でもこれでお姉様…違う!金剛型が元気になれば、漣の言ってたことは当たってることになるわね」

「そうだとしたら……嫌だわ………」

「はぁ……」

316 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 22:18:58.51 FudB44Dk0 129/388

ーー工廠

「潮殿は…相変わらず…ダイナマイッ…ボデー…」

「うぅぅ~!」ムチムチ

川内「まぁまぁ、艤装展開しても何も変わらないってことがわかったからいいじゃん!」

提督「北上、あれから何か分かったことはないか?」

北上「そりゃああるけどさ、何系の話か言ってくれないと」

提督「なんでもいい、この一連の騒動のことに関係すればいい」

北上「安価」

下1~3高コンマ 北上の台詞、行動他

317 : 以下、名... - 2018/05/27 22:21:57.89 7quMBEwM0 130/388

島風が手足が完全に戻った夢を見た
潮を見たからなのか正夢なのかは分からないけど

324 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 22:38:04.11 FudB44Dk0 131/388

北上「島風が手足が完全に戻った夢を見たんだってさ。潮を見たからなのかは分からないけど、今までそんな事はなかったって言ってたよ」

提督「島風が……」

北上「ねぇ潮、やっぱり頼めない?島風が治るかもしれないんだよ~」

「でも…また身長が伸びちゃいます…」

川内「でも少し縮んだし…なんとかならない?」

「うぅぅぅ……」

島風「……隙あり!」

提督「島風!?」

325 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 22:40:12.24 FudB44Dk0 132/388

島風「私は手は無いけど、体があるもん!」ダダダッ

提督「おい島風…!」

島風「潮、そのまま艤装展開しててよ!」

「ひ、ひゃあぁぁ~~!」

川内「危ないって島風!もう少しゆっくり…!」

島風「えーーい!」むにゅん

下1~3高コンマ 島風の様子やその他起こったこと等

326 : 以下、名... - 2018/05/27 22:42:32.60 J7kDBu040 133/388

艤装展開の有無を問わず浮遊機能を会得した

330 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 23:01:13.16 FudB44Dk0 134/388

島風「……なんだ、手か脚が生えると思ったのに…」

提督「島風、お前…!」

島風「え…?」

川内「浮いてるよ!ほら!」

島風「え、えぇ…?」フワフワ

北上「島風、その状態で進める?」

島風「進むも何も……わわわっ!」フワフワ

川内「危ない!そのままだと天井にぶつかるよ!」

提督「降りてくるんだ島風!」

島風「そんなこと言われても……」フワフワ

331 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 23:04:29.62 FudB44Dk0 135/388

「うぅ…結局背が伸びてプラマイゼロです…」

北上「やっぱり潮の背は伸びると。まぁそれより今は島風だよね」

提督「島風!なんとかコントロールできないのか!?」

島風「無理~~!」フワフワ

川内「あ、天井に……」

島風「きゃあっ!」ガシャン

北上「ぶつかっちゃったね~」

島風「助けて~~!誰か~~!」ジタバタ

川内「島風!とりあえず大人しくしてて!」

333 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 23:08:09.18 FudB44Dk0 136/388

提督「今は余計なことはしないでくれ!マットを用意するまでそのままだ!」

北上「変なことは考えちゃダメだからね!」

島風「変なことって……そんなの…」

川内「だから考えちゃダメだって!」

「あ、天井から離れてきてます……」

島風「あ、落ち……………」フッ

提督「島風!」

「きゃあぁ~~!!」

下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等

335 : 以下、名... - 2018/05/27 23:11:47.81 cI0WnbpYo 137/388

川内が無事受け止め無傷…と思ったら今度は見た目が変わらずじわじわ重くなり始める

338 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 23:20:53.29 FudB44Dk0 138/388

川内「とりゃ~~!」ガシッ

島風「あ…ありがとう川内…」

提督「危なかったな…」

北上「危機一髪だったね~」

「よかったです…」

川内「う……ぐ………」

提督「川内?どこかぶつけたのか?」

川内「違…う………」

339 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 23:24:41.74 FudB44Dk0 139/388

川内「ぐえ……」ドサッ

北上「どうしたの?島風に騎乗位でもして欲しいの?」

川内「島風……重く…なってる……」

提督「どういうことだ?」

川内「言葉の…通り……うぐ…」

島風「何これ!自分が石像みたい!」

北上「島風、全く動けないの?」

島風「………!!」

提督「島風?」

北上「まさか唇まで重くなってるとか?」

提督「さっきから何が起こってるんだ!?」

341 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 23:27:06.74 FudB44Dk0 140/388

川内「ぎゅ……ぇ……」

北上「とにかく島風をどかさないと!」

提督「だがこんな重いのをどうやって動かすんだ!?」

川内「ぎ………」ブルブル

北上「でも早くしないと川内がヤバい!」

「私が…やります!」バッ

提督「潮!」

「島風ちゃんを私の胸に当たれば、何か起こるはず!」むにゅ

下1~3高コンマ 島風の様子やその他起こったこと等

342 : 以下、名... - 2018/05/27 23:28:47.60 Ah5EoylBO 141/388

島風も戦艦デビューする

手足?艤装展開時に映えますがなにか?

348 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 23:36:27.44 FudB44Dk0 142/388

島風「あ…………戻った!」スッ

提督「川内、大丈夫か!?」

川内「うぇ……な…なんとか…」

北上「危なかったね~もう少し乗ってたらヤバかったよ~」

川内「勘弁してよ…もう……」

「う…やっぱり背も…胸も……大きくなってる…」

349 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 23:39:23.69 FudB44Dk0 143/388

北上「でもなんだったろう今のは?」

提督「軽くなったあと、重くなった?……訳がわからないな」

北上「島風、一応艤装展開してみてよ。多分何もないとは思うけどさ~」

島風「なら義足外さないと。提督、手伝って!」

提督「よし、少し待ってろ」

「川内さんごめんなさい、私のせいで…」

川内「大丈夫、大丈夫…潮は悪くないって…」

350 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 23:43:37.22 FudB44Dk0 144/388

ーー

島風「よし、じゃあいきまーす!おいで連装砲ちゃん!」バッ

島風「……あれ?連装砲ちゃん?」

連装砲ちゃん「!!」

島風「連装砲ちゃん?なんで私の艤装に…………」

島風「へぇ……?」

北上「まーた駆逐戦艦の誕生か…」

提督「いやそれより…!!」

島風「私…手と脚……生えてる…」

川内「こんなことって…」

351 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/27 23:45:53.42 FudB44Dk0 145/388

「連装砲ちゃんが…主砲ちゃんになってます」

提督「見た目は35.6cm砲になっているのか…」

連装砲ちゃん「!!」ギュルギュル

北上「嬉しいのかぐるんぐるん回ってるね~」

川内「島風、手と脚…よかったね」

島風「安価」

下1~3高コンマ 島風の台詞、行動他

352 : 以下、名... - 2018/05/27 23:46:44.81 J7kDBu040 146/388

提督!写真取って!私の提督に送るの!

355 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/28 00:03:52.55 08qv8dVh0 147/388

島風「提督!写真取って!私の提督に送るの!」

提督「それはいいが…いきなりこんな写真見て混乱しないか?」

島風「いいから早く!私の提督なら分かってくれるから!」

北上「はいはい、今用意しますよ~っと」

島風「おっそーい!早くして早く!」

川内「あれは…長門型の艤装かな…」

「でも主砲ってあれでしたか?」

川内「それはまぁ、連装砲ちゃんの限界がそれだったってことだよ」

島風「やったね連装砲ちゃん!これで一緒に戦えるよ!」

主砲ちゃん「!!」ギュルギュル

ーー

356 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/28 00:04:38.04 08qv8dVh0 148/388

また駆逐戦艦が誕生しました

引き続きネタ、コメントはお待ちしてます

357 : 以下、名... - 2018/05/28 00:06:44.04 HhrkkeGx0 149/388

おつおつ
ちょっと天丼すぎて胃がもたれそうよ
そろそろ潮もストレスで胃がやばさう

361 : 以下、名... - 2018/05/28 01:11:30.49 1hBNY7q90 150/388

これは…早いとこ潮の能力を打ち止めにせんと話が手に負えなくなるどころかグダグダになって来てるぞ…

382 : 以下、名... - 2018/05/28 18:25:15.33 ieNK43C9O 151/388

流石にちょっとぶっ飛びすぎになりつつある気がする
まあ安価だからしようがない部分もあるんだけど

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