【関連】
【艦これ】龍驤「足りないもの」その7【安価】(5)
1 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/10 19:13:41.72 02ijzPQB0 1/487とうとう8スレ目です
引き続き注意
欠損表現、安価有り
前スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その7【安価】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524654145/
前々スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その6【安価】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1523270388/
引き続きよろしくお願いします
元スレ
【艦これ】龍驤「足りないもの」その8【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1525947221/
ーー
龍驤「瑞鶴と加賀の式というか、行事も終わってやっと一息つけるなぁ」
提督「…式の用意や出撃の調整にも苦労したからな」
龍驤「祭りもそれなりに盛り上がって、地元の人らにもええ印象やったらしいわ!」
提督「…やって良かったな」
龍驤「急な話やったけど、その分達成感も多かった感じやね」
提督「…だが今日からまた通常運転だ。頑張っていこう」
龍驤「今日も一日頑張っていくで!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
3 : 以下、名... - 2018/05/10 19:28:14.96 mnoE3B2Z0 3/487安価は、ガングートと隼鷹が使われていない倉庫で何やらやっていると報告があった
ーー
羽黒「司令官さん…お時間大丈夫ですか…?」
提督「…羽黒か、どうかしたか?」
羽黒「あの…小耳に挟んだんですが…ガングートさんと隼鷹さんが…使っていない倉庫に出入りしているらしいんです…」
龍驤「あの二人がか?」
羽黒「何か思い当たることは…ありますか…?」
提督「あの二人の共通点……」
龍驤「ガングートだけやと酒を隠れて飲んでるとかかもしれんけど、隼鷹は割とそういうとこちゃんとしとるもんなぁ」
羽黒「さっきも…二人で倉庫に行く所を見たらしいんです…」
提督「…なら一度確認しに行こう」
ーー倉庫
龍驤「あの二人は何をしとるんかな」
提督「隠れてコソコソしているのか、それとも場所が問題なのか…」
羽黒「とにかく入って…みましょう…」
龍驤「おーいガングートに隼鷹。二人でなにしとんや?」
下1~3高コンマ 二人の行動やその他倉庫の状況等
9 : 以下、名... - 2018/05/10 19:50:19.65 9/sn36wwo 6/487どぶろく作ってた
次は機材揃えて蒸留酒作ろうとしてた
ガングート「なぜ貴様がここにいる!?」
龍驤「その慌てっぷりっちゅうことは、見られたらアカンもんでもあんのか?」
ガングート「無い!自家製の酒なんてここには無い!」
隼鷹「あちゃー全部言いやがった……」
提督「おいおい…酒税法違反じゃないか…」
隼鷹「その辺は大丈夫だって、別に売るわけじゃないし。ガングートがどうしても酒が飲みたいからっていうから、あたしが知識貸してただけだしさ!」
羽黒「いえ…作ってる時点で犯罪です…」
隼鷹「……へ?」
龍驤「確かどんなお酒でも、作るのに許可がいるんやったでな?」
隼鷹「ちょっと待ってくれよ、よく一般の家で梅酒とか作ってる~とか聞くぜ?まさかあれも違反っていうのかよ?」
羽黒「厳密に言えば…違反です…」
隼鷹「へ……マジで…?」
提督「…マジだ」
隼鷹「……待ってくれって~!あたし何にも知らなかったんだよぉ~!」
隼鷹「あたしはガングートが自分だけで楽しむっていうから、力を貸しただけだ!」
ガングート「……」
羽黒「その様子だと…ガングートさんは知ってましたね…」
ガングート「……そうだ」
隼鷹「はぁ~!?」
隼鷹「アンタはあたしを犯罪者にしたかったのか!?」
ガングート「そんなつもりでは無い…ただ力を貸して欲しかっただけだ…」
隼鷹「それが犯罪と知ってか!?」
ガングート「…隼鷹も酒は好きだろう」
隼鷹「だからって犯罪者になってまでいらねぇよ~!」
提督「…龍驤、隼鷹を頼む」
龍驤「よっしゃ。隼鷹、こっち来ぃ。隼鷹は悪くないんやで?」
隼鷹「でもガングートが!あたしを!!」
龍驤「ええから、な?大丈夫やから、大丈夫」
隼鷹「……」
提督「…ガングート、隼鷹の事情を知っていて手伝わせたのか?」
ガングート「私は作り方だけを知りたかった。だが隼鷹はせっかくだから最後まで手伝わせくれ、と言ってきたんだ」
ガングート「…私だってここの艦娘のトリガーは知っている」
提督「…ガングート、俺達だけの問題ならよかったが、羽黒がこの場にいる。意味はわかるな?」
ガングート「…あぁ」
羽黒「司令官さん……」
提督「お前は…どうすれば許されると思う?」
ガングート「安価」
下1~3高コンマ ガングートの台詞、行動他
17 : 以下、名... - 2018/05/10 20:14:35.69 3rr+XQk80 11/487作ったものは捨てるのはもったいないから全部飲めば解決だ
ガングート「作ったものは捨てるのは勿体ないから、全部飲めば解決だな!」
提督「うーん……」
龍驤「あのなぁガングート、話わかってる?」
ガングート「当たり前だ!要は証拠が無ければ良いのだろう?」
龍驤「コイツ……現場を羽黒に見られとるんやで!?」
ガングート「ほう……羽黒にな…」ニヤッ
龍驤「なんやその顔は……」
ガングート「アレを見ても羽黒が怖いか?」
龍驤「ん……?」
羽黒「ふへへへへへへ~」
提督「羽黒?」
龍驤「いつのまにか酒飲ませたんや!?」
ガングート「ふふふ…こいつは特に酒に弱い。気付いているか?この倉庫の中にはアルコールが充満しているんだ!」
提督「…匂いはしないぞ?」
ガングート「消臭剤と鉄の匂いのせいだ!だからこそこんな倉庫で作っていたのさ!」
龍驤「あっ司令官!隼鷹が!」
隼鷹「う……うぃー……」
提督「隼鷹まで酔うとは、本当にアルコールが…」
ガングート「私がこんなにハイなのも酒のせいさ!ハハハハハ!」
龍驤「司令官、どないしよ……」
提督「このままでは俺達も…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
25 : 以下、名... - 2018/05/10 20:35:36.95 9/sn36wwo 14/487換気だ換気
またやらかすと大変だろうとお助けマン朝霜が換気してくれる
朝霜「そういう時は換気だ換気!」バーン!
提督「朝霜……」
朝霜「シャッター全部開ければ、嫌でも換気できるだろ」バーン!
龍驤「軽々とやっとるなぁ……」
ガングート「むむむ…」
朝霜「ほら、これで全部……だ!」バーン!
提督「…羽黒はともかく、隼鷹はこれでマシになるだろう」
朝霜「司令、気をつけてくれよ?」
提督「…そうだな、少し迂闊だった」
龍驤「ほんまにガングートの奴は……」
提督「ん、ガングートは何処へ行った?」
朝霜「……逃げられたな。逃げ足だけは早ぇ…」
龍驤「でも酒は置いていったから、まだ改善の余地はあるやろ」
提督「あいつはここまでして酒が飲みたいのか」
朝霜「理解できねぇ……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
28 : 以下、名... - 2018/05/10 21:29:16.81 dup7l2yGO 17/487助けてくれ同士ちっこいの!このままでは営倉行きだ!
ーー響の部屋
ガングート「助けてくれ同志ちっこいの!このままでは営倉行きだ!」
響「私に助けを求められても困るよ」
ガングート「そこをなんとか頼む!頼れるのはちっこいのしか居ないんだ!」
響「そう言われてもね。正直に謝るしかないんじゃないかな?」
ガングート「謝って許されるなら逃げたりしない!」
響「うん、もっともだね」
ガングート「同志ちっこいの~~!」ガクガク
響「揺らされたところでね。状況はかわらないよ」
ガングート「うぐぅ……」
響「…はぁ、仕方ないね」
ガングート「何か策があるのか!?」
響「ここは上手く言い訳するしか無いと思うよ。相手が司令官と龍驤さんなら…」
ガングート「私はどうすればいい!?」
響「安価」
下1~3高コンマ 響の台詞や行動等
35 : 以下、名... - 2018/05/10 22:30:40.46 hYs6ZYOi0 20/4871週間くらいで済むんじゃないかな?
響「一週間くらいで済むんじゃないかな?」
ガングート「…………」
響「大丈夫だよガングート、私も面会に行ってあげるから」
ガングート「そういうことでは無いのだ同志ちっこいの~~!」
響「そう言われても、私にはどうしようもできないよ」
ガングート「ぬぉぉぉ~~!」
響「そもそもなんでガングートは、そんなことをしたんだい?」
ガングート「酒が飲みたかったからに決まっているだろう!」
響「やれやれ…」
ガングート「…よしわかった。こうなったら嫌でもちっこいのに協力してもらおう」
響「なんだって?」
ガングート「ふふふ…」
響「な、何を企んでいるんだい?ガングートは一体何をするって言うんだい?」
ガングート「安価」
下1~3高コンマ ガングートの台詞、行動等
41 : 以下、名... - 2018/05/10 22:57:01.73 DzQRbj1h0 23/487クーデターを起こす
ガングート「私とちっこいのでクーデターを起こすんだ!」
響「私が協力すると思うかい?」
ガングート「ふふふ…これはなんだと思う?」ピラッ
響「それは……?」
ガングート「これは響の恥ずかしい写真だ!」
響「……へぇ」
ガングート「この響の写真を……私はうっかり落としてしまうかもしれないな」
ガングート「協力してくれるというなら、この写真はお前に返そう」
ガングート「そうじゃなければ……わかるだろう?」
響「……」
響「……その写真はガングートが撮影したのかい?」
ガングート「まさか!これは夕張から入手したものだ!」
響「…そうかい」
ガングート「信じられないと言うのなら、それもいいだろう。ならば私はこの写真を好きなように使わせてもらう」
響「……」
ガングート「さぁ!どうする同志ちっこいの!」
響「安価」
下1~3高コンマ 響の台詞、行動他
45 : 以下、名... - 2018/05/10 23:14:02.99 acVla+Nh0 26/487場所が悪かったね。
ここじゃ、その程度の写真じゃ脅しにならないよ
響「場所が悪かったね。ここじゃ、その程度の写真じゃ脅しにならないよ」
ガングート「なんだと!?」
響「そうだね……ガングートはお酒で吐いたことはあるかい?」
ガングート「…あるぞ」
響「それは恥ずかしかった?」
ガングート「私がどうこうより…周りの奴らが……」
響「じゃあ質問だけど、電や暁は良く吐いたりしてるよね。でも周りのみんなは二人を蔑んでたかな?」
ガングート「……」
響「みんなが皆、二人を心配してくれるよね。誰もヒソヒソ話なんかしないんだ」
ガングート「……」
響「恥ずかしがらせていうことを聞かそう、なんてやり方は嫌いだね」
ガングート「ちっこいの…」
響「ガングートはここの鎮守府のことをもっと勉強すべきだと思うよ」
龍驤「響、ええこと言うなぁ」
響「龍驤さん、それに司令官も」
提督「…ガングート、後で話がある。いいな?」
ガングート「……従おう」
龍驤「脅しには乗らん。見ててスッキリしたわ!」
響「私は当然のことをしただけさ」
提督「…ガングート、響に渡しておくものがあるだろう」
ガングート「これか……」スッ
提督「…響、受け取るんだ」
響「ありがとう司令官」
龍驤「ウチらは見てないから、その写真は処分しとき」
響「……この程度の写真なら見られても問題ないよ」
響 「ほら…………」
下1~3高コンマ ガングートの持っていた写真とは?
53 : 以下、名... - 2018/05/10 23:47:38.69 ZJfj6cNKo 30/487フリッフリネコミミメイド服響
55 : 以下、名... - 2018/05/10 23:48:51.69 xV8Dfkn30 31/487赤面しながらマッチョメンの画像集を見ている写真。
龍驤「なんや、写真は二枚あったんか」
提督「これは……なんて雑誌を見ている?表紙まで英語だな」
響「それは海外のポルノ雑誌さ。男性のヌードモノだね」
龍驤「ほな表紙におるこの筋肉質の人らの裸が写ってんの?」
響「そうさ、筋肉ダルマみたいな人の裸ばっかり写ってる」
龍驤「ほな顔が赤いのって…」
響「私の右手がスカートの中にあるということは、そういうことさ」
提督「…趣向は人それぞれだ」
龍驤「ほんでもう一枚は…」
響「フリフリ猫耳メイド服の私だね。これはむしろ司令官に見て欲しかったよ」
提督「…鏡の前で試着している写真なのか」
響「自分では可愛いかどうかわからなかったからね。司令官、この私は可愛いかい?」
提督「…あぁ、とても可愛いよ」
龍驤「ほんまに、可愛らしいわ~」
響「嬉しいな…うん、凄く嬉しい」
ガングート「そうか……ここには思いやり…いやそれ以上の……」
響「…少しでもガングートに伝われば、それでいいさ」
ーー
59 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/11 00:13:07.56 aW3/WwE70 34/487前スレで少し言いましたが、この響の見た目はヴェールヌイです
引き続きネタ、小ネタ、コメントはお待ちしてます
特に明日は更新できないか、できても小ネタの予定です
よろしくお願いします
ーー
多摩「提督、これにサイン頼むにゃ」
提督「…不備は無い。外出を許可しよう」
龍驤「夜には出撃あるんやから、それ見越して帰ってくるんやで?」
多摩「わかってるにゃ。それじゃあ行ってきますにゃ」バタン
龍驤「多摩はあの先生と付き合ってからも相変わらずやね」
提督「…毎日のように弁当を作り、今日みたいに時間が空いていると飯を作りに行く。中々できないことだ」
龍驤「ご飯作りに行くのは先生に合鍵もろてからやけど、それでも凄いわ」
提督「…本当にあの先生が好きなんだな」
龍驤「そうやね……」
多摩「今日は先生には会えにゃいけど、多摩の作った料理は置いておけるにゃ」
多摩「冷めても美味しい料理を作らないといけないけど、先生の為なら頑張るにゃ!」
多摩「材料を買って先生の部屋まで行くにゃけど、先生には作っておいて欲しい料理をメールで聞いてあるにゃ」
多摩「そろそろ休憩だからメールも来るはずにゃ」
多摩「……にゃ!メールが来たにゃ!」
多摩「先生のリクエストは何かにゃ……」
下1~3高コンマ 先生が希望する料理とは?ちなみに夕食です
70 : 以下、名... - 2018/05/11 22:22:53.79 8JcfxxJYo 37/487肉じゃがとポテサラとコロッケ
多摩「肉じゃがとポテトサラダとコロッケをお願いします……」
多摩「……先生、ジャガイモだらけにゃよ?」
多摩「ポテサラは先生の好物だからわかるにゃ。でもそこに肉じゃがとコロッケを重ねるかにゃ…」
多摩「…でも、先生が作って欲しいって言うんだから頑張って作るにゃ!」
多摩「材料も近くのスーパーで全部揃いそうにゃ。早く買って先生の部屋まで行くにゃ!」
ーー先生のマンション
多摩「にゃあ…先生がジャガイモだらけの料理をリクエストした理由がわかったにゃ…」
多摩「近くのスーパーでジャガイモの特売日だったんにゃね」ドサッ
多摩「そんな気を使わなくても良いにゃのに……」
多摩「でもそういうところが…好きにゃ」
多摩「……うにゃあぁぁぁ」クネクネ
多摩「…ハッ!こんなことしてる場合じゃないにゃ!早く料理を作るにゃ!」
多摩「先生の為に、頑張るにゃ!」
下1~3料理の出来栄えコンマ
下1 肉じゃが
下2 コロッケ
下3 ポテトサラダ
でお願いします
76 : 以下、名... - 2018/05/11 22:40:35.31 /cYG/eIEo 40/487にゃー
77 : 以下、名... - 2018/05/11 22:40:46.74 X2KOlVz80 41/487ぽむぽむプリン
78 : 以下、名... - 2018/05/11 22:42:37.64 8JcfxxJYo 42/487ほ
肉じゃが 31
コロッケ 74
ポテサラ 64
ーー
多摩「うん、コロッケは上手くできたにゃ!衣もサクサクになったし、味も問題無いはずにゃ!」
多摩「ポテサラも失敗はしなかったけど、先生の好物だからもっと上手に作りたかったにゃ…」
多摩「問題は肉じゃがにゃ……」
多摩「出来でいえばポテサラの半分くらいにゃ。何を間違えたかのかにゃ…」
多摩「特別不味くはないにゃ。かといって美味しくもないにゃ……」
多摩「凄く微妙な出来になってしまったにゃ……」
多摩「うーん……どうするかにゃ……」
多摩「材料はもうにゃいから、作り直すなら新しく買ってくるしかないにゃ」
多摩「でも今から買いに行く時間は無いにゃ……」
多摩「う~~ん……」
多摩「……間宮さんに相談してみるかにゃ」
多摩「いつも料理を教えてくれるのは間宮さんだし、ここから挽回できるかもしれないにゃ!」
多摩「早速電話してみるにゃ……」ピッ
下1~3高コンマ 間宮のアドバイスや電話での回答内容を
82 : 以下、名... - 2018/05/11 23:02:20.82 T7gELfxT0 45/487タオル等で鍋を覆って保温し時間をおいてみる。
薄味ならば一回具材を取り出して気に入るまで味を整える。
ーー
多摩「流石は間宮さんにゃ、的確なアドバイスをくれたにゃ!」
多摩「肉じゃがをタオル等で鍋を覆って保温し時間をおいてみる」
多摩「それでも薄味ならば一回具材を取り出して気に入るまで味を整える……かにゃ」
多摩「具材は取り出したから、後は味付けを頑張るにゃ」
多摩「なんとかポテサラぐらいの出来にはもっていくにゃ!」
ーー
多摩「……にゃ!もうこんな時間にゃ!」
多摩「さっきよりはマシになったはずだけど、味見し過ぎてよくわからなくなってるにゃ…」
多摩「……これでいくしかないにゃ」
多摩「全部ラップをかけて、ポテサラと肉じゃがは冷蔵庫に…」
多摩「コロッケは、キッチンペーパーの上に置いて……」
多摩「後は、一言メモでも書いていくにゃ。肉じゃがは失敗したかもしれないっていうのと、後は………」
ーー夜
先生「今日も疲れました…と」
先生「でも今日は多摩さんの料理があるはずですね。それを食べれば元気になれるでしょう」
先生「今頃多摩さんは出撃しているはず。そんな中料理を作りに来てくれるなんて…」
先生「感謝しつつ、有り難く料理をいただきましょう」
先生「あれ、料理の他にメモが……」
下1~3高コンマ 多摩のメモに書かれていたことや、メッセージ等
90 : 以下、名... - 2018/05/11 23:42:07.70 X2KOlVz80 49/487味見はしたけど、ちょっぴり肉じゃがの味付けが薄味かもしれません
お手数ですがお口に合わなかったら調整をお願いします
腕をあげて、次はもっと美味しい料理を提供出来るようにがんばります
愛しています
多摩より
多摩『味見はしたけど、ちょっぴり肉じゃがの味付けが薄いかもしれません。お手数ですがお口に合わなかったら調整をお願いします』
多摩『腕をあげて、次はもっと美味しい料理を提供出来るようにがんばります』
多摩『愛しています。多摩より 』
先生「多摩さん……なんて健気で…素敵な女性なんでしょう……」
先生「肉じゃがが薄い?多摩さんの作ってくれる料理ならそんなことは気にしません」
先生「いつものお弁当も美味しいですからね。きっと多摩さんの気持ちがこもっているからでしょう」
先生「さぁ……有り難く頂きましょう」
ーー
先生「うん、肉じゃがは全然美味しいですね。むしろこっちの方が好きかもしれません」
先生「コロッケは時間が経ってもサクっとしてますね。例の間宮さんに教わった技術でしょうか?」
先生「そして私の好物のポテトサラダ。うん……多摩さんが作ってくれただけでもう…言うことはありません…」
先生「そうだ、この感動を伝えましょう。電話は無理でしょうから、メールで……」スッ
先生「あ、あのメモの返事もしないといけませんね。愛してる…多摩さんにそう言ってもらえるのがどれだけ幸せか……」
先生「出撃の終わった深夜か明日の朝にでも見てくれるでしょう……」メルメル
下1~3高コンマ 先生のメールの内容や書いてあったこと等
97 : 以下、名... - 2018/05/12 00:13:51.90 L6xo/oUUo 52/487夕飯とても美味しかったです。
貴女が一生懸命作ってくれていることが最高の調味料です。
これからもずっと作っていただけると思うととても嬉しいです。
あと、今度は一緒に夕飯を作って食べるのも良いかもしれませんね。
最後になりますがあなたの無事をいつも祈っています。
ーー
先生『夕飯とても美味しかったです。貴女が一生懸命作ってくれていることが最高の調味料です』
先生『これからもずっと作っていただけると思うととても嬉しいです。あと、今度は一緒に夕飯を作って食べるのも良いかもしれませんね』
先生『最後になりますがあなたの無事をいつも祈っています』
多摩「うにゃあぁぁぁぁ……」
北上「何してんのかね~うちの姉は」
川内「ケイタイ握りしめて悶えてるよ」
龍驤「多分先生から返事でも来たんちゃうか?」
霞「最近彼氏の家で料理作ってるのよね?全く、よくそこまでできると思うわ」
北上「彼氏の為ならそこまでするんじゃない?多摩姉にとっては初めての彼氏だから余計にね」
川内「そっか、霞は彼氏居たことないんだっけ?」
霞「だからイマイチよくわからないのよ」
龍驤「でもあの多摩を見てたらなんとなくわからん?」
多摩「ふにゃ……にゃあぁぁぁ……」
霞「…確かに、悪いものじゃないかもしれないわね」
ーー
102 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/12 00:38:23.12 AGjhZyCn0 55/487書き忘れましたが、最後のは母校でのやり取りです。出撃中ではないです
引き続きネタ、小ネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
ガングート「ふっ……ふっ……」
「艦娘の姉ちゃんいつも有難うな!」
「最近ボランティアにもずっと参加してくれてますよね」
ガングート「まぁな、私達が出撃できるのも地元の協力があってこそだ」
「少し前は艦娘は危険だってニュースではやってたけど、俺達はそうは思わなかったぜ!」
「鎮守府の艦娘さん達のお陰で、この辺りでは漁が再開できるようになりましたからね」
ガングート「それは何よりだ。だが私はあの鎮守府では新参者だから、その礼はアイツらに言うといい」
「そんなの関係ねぇって!俺達は艦娘全員に感謝してんだからよ!」
ガングート「…そうか、感謝する」
ガングート(今回の酒を勝手に作った罰として、奉仕活動を通算一週間か…)
ガングート(以前の分が終わったと思ったら、また上乗せすることになるとは…)
ガングート(お陰で私は顔を覚えられてしまうし、ボランティア好きだと思われているようだ)
ガングート(この前の祭りでも私はずっと裏方だった。屋台を見て周りたかっというのに…)
ガングート(…しかし、感謝されるのは悪くない)
ガングート(私の顔を見て逃げ出されるかと思ったが、龍驤やその他の奴を見慣れているからだろう)
ガングート(休みがこうやって潰れてしまうのは痛いと思っていたが、案外悪くないかもしれんな)
ガングート「……さて、こっちは終わったぞ」
「なら次はあれを手伝ってくれ!」
ガングート「了解した」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
114 : 以下、名... - 2018/05/12 19:18:48.74 cmVEif28o 58/487深海哨戒鷹が飛んでいるのを発見する
115 : 以下、名... - 2018/05/12 19:19:12.74 L592tT7io 59/487干物大量に頂く
ーー
ガングート「やれやれ、こんなものを貰ってしまうとはな」ドサッ
ガングート「ヒモノ…?といったか?やれやれ、私はボランティアだというのに」
ガングート「だが、こういうのも悪くはない。帰って間宮に渡してやるか」
ウゥゥゥゥゥゥン……
ガングート「…………ん?」
ガングート「なんだあれは?鳥にしては動きが妙だな」
ガングート「こっちに来るのか?海の方から陸地に来るなんてまるで……」
ガングート「……いや、あれは深海哨戒鷹!!」
ガングート「爆薬も積んでいるのか!鎮守府の奴らは何をしていた!」
ガングート「チッ、迎撃しようにも流れ弾が確実に民家に当たってしまう…!」
ガングート「…………クソ、これしかない!!」
ガングート「艤装を展開して……私が的になる!」
ウゥゥゥゥゥゥン……
ガングート「私を見つけたな…こい!私は逃げも隠れない!!」
ガングート「外すなよ……私以外に当てることは許さんからな!!」
ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ……
ガングート「さぁこい!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
120 : 以下、名... - 2018/05/12 19:36:56.80 L6xo/oUUo 62/487体を張って周りを守ったガングートの人気がうなぎのぼり
ドォォォオン!
ガングート「ふ……音の割には…大した威力では…なかったな……」中破
ウゥゥゥゥゥゥ……
ガングート「音が消えた…そうか…あの深海哨戒鷹は…ステルス機…か…」
ガングート「とにかく…民間人に被害が出ずに……」フラッ
ガングート「………ぐ!!」ダンッ!
ガングート「私は…戦艦ガングート…たかが地上で…爆撃を受けたくらいで……」
ガングート「情け無い姿を…晒せるか……!」
ガングート「鎮守府は…すぐそこだ……」
ガングート「こんな怪我……入渠すれば治るんだ…」
ガングート「ふー……ふーっ…!」ヨロヨロ
ガングート「やはり陸地では…ダメージが重いが…これくらい……どうということは…ない…」
ガングート「とにかく…鎮守府へ……」フラフラ
「今のって……」
「僕凄い瞬間を撮っちゃた!」
「ヤバいよこれ!早速投稿して……」
ーー鎮守府
ガングート「やはり思ったより入渠に時間がかかってしまったか」
ガングート「陸地では艤装へのダメージが大きくなる仕様はどうにかならないものか…」
龍驤「あ、ガングート!」
ガングート「龍驤か、そんなに慌ててどうした?」
龍驤「ええから早く来てみ!えらいことになっとるで!」
ガングート「なんだ!?私は何もしてないし、酒も飲んでいない!」
龍驤「ええから早く!皆んなテレビの前に集まっとるから!」
ガングート「なんなのだ一体…」
黒潮「お、ヒーローさんの登場やね」
皐月「ガングートさんカッコよかったよ!あとオッパイ触らせて!」
ワイワイ
ガングート「な、なんだ?何故こんなに集まっている!?」
龍驤「自分で見て確かめたらええんと違うか?丁度またニュース始まるし」
ガングート「ニュース?映ってるのは地元のチャンネルか?」
龍驤「ええから見ときって、な?」
ガングート「これは……!」
『私を見つけたな…こい!私は逃げも隠れない!!』
『外すなよ……私以外に当てることは許さんからな!!』
「地元鎮守府の艦娘の勇気ある行動……」
「ミーチューブに投稿された動画が話題に……」
ガングート「これは…どういうことだ?」
龍驤「アンタが体張って爆撃されたのを民間人が撮影してたみたいやねん」
ガングート「成る程、だからアングルが下手なのか」
龍驤「何呑気なこと言うてんねん!さっきから鎮守府に電話がかかりまくってきてんねんで!」
ガングート「なぜそんなことになっている?」
龍驤「ガングートは地元の人らからしたら感謝されて当然やろ。被害は一切出てないんやしな」
龍驤「それにこの動画、これを見た人らからもアンタをたたえる電話ばっかりやねん」
ガングート「そこまで感謝されることではないだろう?あの状況ではあれしかなかった」
龍驤「そうは言うても、や。客観的に見てみ?無抵抗のヒーローが敵の攻撃に傷付き、フラフラになりながも去っていく……ニワカの人らが喜びそうなシナリオやろ?」
ガングート「む……そう言われると…」
龍驤「ほんでこの袋を大事に抱えて去っていくのも好感やったらしいわ。これ、中身干物やんな?」
龍驤「武器を敵に構えるんや無くて、民間人からの贈り物を大事に扱う。ここまで揃ってしもうとるんや…」
ガングート「成る程……よく聞く炎上とやらの逆パターンか」
龍驤「鎮守府としてもあのステルス機は防ぎようが無かった、新型レーダーの設置を大本営に要請済みってコメントは出したんよ」
龍驤「ほんで……この後ガングートにマスコミが取材くるらしいわ」
ガングート「私にか!?そんな経験ないぞ!?」
龍驤「当たり障りの無いこと言うたらええねん。ええか、間違っても罰でボランティアをしてましたとかは絶対言うたらアカンで!」
ガングート「わ、わかった……」
卯月「龍驤さん!マスコミの人達がカメラ持って来たっぴょん!」
ガングート「もう!?」
龍驤「頼むでガングート!アンタは地元の人気者なんや、それっぽいこと言うんやで!」
ガングート「……努力しよう」
下1~3高コンマ ガングートのコメントやその他インタビューでの出来事や結果等
130 : 以下、名... - 2018/05/12 20:53:08.81 ZRXYfjEW0 70/487緊張でガッチガチ
ーー
「あの時、何を思ってあんな行動をされたんですか?」
ガングート「えっと、あのほぉ、わ、私がやるしか…ないかな…と…」
「敵機を撃ち落とすことは考えなかったんですか?」
ガングート「な、流れ弾が…危険で…危ない…ので…」
「日頃からボランティア活動をされていたとのことですが、何か意味があってのことなのでしょうか?」
ガングート「いえ、あの…助けになれば…と…」
「今回のことについてどう思いますか?」
ガングート「み、民間人に被害が出なくて…良かったなと…」
「それでは次の質問を……」
龍驤「なんやねんあのインタビューは…」
瑞鶴「緊張し過ぎで声震えてるじゃない」
ガングート「……」
電「ガングートさんはふて寝しちゃったのです」
響「緊張でガチガチなのが誰が見てもわかったよね」
ガングート「…うるさい。こんなこと前の鎮守府でもやったことは無いんだ」
黒潮「だからってあれはないわぁ…」
響「あのほぉ…なんて、どこから声が出たんだい?」
黒潮「危険が危ないっていうのも良かったなぁ」
ガングート「貴様ら…!」ガバッ
響「おっと、これで失礼させてもらおうか」
電「待って欲しいのです響ちゃん!」
ガングート「くっ、アイツら……」
黒潮「でも良かったやん、嫌われるより好かれる方が難しいんやで?」
瑞鶴「地元ではちょっとしたヒーローさんだものね」
ガングート「全く……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
138 : 以下、名... - 2018/05/12 21:22:35.80 L6xo/oUUo 74/487見た目のこともあって取材慣れしていないのも戦いの中いる感が出てもっと人気に
ーー
ガングート「やれやれ、この数日間はまるで厄日だ…」
ガングート「電話が鳴れば私のこと。褒められるのは悪くないが、頻度が多過ぎる」
ガングート「龍驤が言うには数日間で収まるそうだが、それまで我慢できんぞ」
ガングート「長期休暇を取って何処に旅行でもしてやろうか……」
龍驤「ガングート、ええとこにおった!こっちに来て欲しいんや!」
ガングート「……わかった、今行く」
ガングート「なんだこの荷物の山は!?」
ゴチャゴチャ
龍驤「これ全部ガングート宛やねん。食べ物やったり人形やったり…とにかくこれ全部は送られてきたやつやね」
ガングート「なぜこんなことになっている!?数日で終わるんじゃなかったのか?」
龍驤「普通やと三日もすれば終息するんやけど、ガングートの見た目のこともあるみたいやし、取材慣れしていないのも戦いの中いる感が出たらしいわ…」
ガングート「やることなすこと裏目か…」
龍驤「ほんまやとええことなんやで?こんなに好かれるなんて、羨ましいわ」
ガングート「私は嬉しくはない」
ーー
龍驤『食べもんはこっちでも処理できるけど、手紙とかは出来れば読んだってな?』
龍驤『返事は出さんでもええけど、やっぱり気持ちのこもったもんはそのまま捨てられんやろ?』
龍驤『大変かもしれんけど、それだけは頼むわな』
ガングート「手紙は全て読め…か。龍驤め、簡単に言ってくれるな」
ガングート「まぁ殆どが私を褒める内容だ。返事は出さなくても良いし、悪い気分ではない」
ガングート「ただこの量は萎えるがな……」ドサッ
ガングート「…それでも読むしかないか。どれ次は…」
ガングート「………ん、この手紙…」
下1~3高コンマ ガングートが気になった手紙の内容や書かれていたこと等
145 : 以下、名... - 2018/05/12 21:51:32.90 vpHET1AK0 78/487元の鎮守府の仲間から
あなたのタフさに感服した
ガングート「これは…前の鎮守府の奴らからの手紙…」
ガングート「あなたのタフさに感服した……か。そうか、以前の私ならあそこで踏ん張れなかったかもしれないな」
ガングート「私は火力には自信があった。だが他の戦艦の奴らと比べて耐久面で不安があった」
ガングート「だから私は砲撃の腕を磨きに磨きあげたんだ。それもあって改二にも驚くほど早くなれた」
ガングート「だが装甲に不安を抱えたままだったのは変わりない。きっとあのままの私なら、爆撃が直撃した時点で気絶していただろう」
ガングート「ここに来て私も成長したということか……」
ガングート「コイツらには返事を書いてやろう。私の近況報告も兼ねて……ふふ、懐かしいな……」
ーー
提督「…ガングート、少しいいか?」
ガングート「どうした、貴様が何の用だ?」
提督「…今回の件で地元やマスコミが騒いでいるのは知っているな?」
ガングート「あぁ、いやと言う程実感しているよ」
提督「それで……その話が地元の権力者にまで行ったんだ。ほら、例の熊野の事件でお世話になったあの人だ」
ガングート「アイツが味方をしてくれたおかげで、私達の鎮守府には何も無かったと言っていた奴か?」
提督「…そうだ。それでだな、その人には孫息子がいるんだが……その孫との縁談を持ち掛けられたんだ」
ガングート「エンダン?何かの弾か?」
提督「そういう意味じゃない。要は結婚しないかという話だ」
ガングート「そういう話なら断る。どうせこの顔を見て引かれて終わる」
提督「相手はガングートの見た目は知っている。それにこの話を断ると……」
ガングート「……貴様の顔が立たないのか」
提督「…前に協力してもらったのは俺達だ。だから今度はこちらが協力する番でもある。だから、なんとか……頼めないか?」
ガングート「…はぁ、会うだけだからな」
提督「勿論だ!あの人も結婚を断ったからといって怒ることは無いだろう!」
ガングート「会わずに話を断るよりかはずっとマシだ。提督、細かいことは頼んだぞ」
提督「細かい日程が決まれば教える。本当に助かったガングート!」
ガングート「どこまで行くんだこの話は、全く……私はただ爆撃されただけだというのに…」
下1~3高コンマ 縁談の場での状況やその他シチュエーション、その他起こったこと等
153 : 以下、名... - 2018/05/12 22:15:53.98 /9LQyUhuO 82/487ガングートさん、お酒を飲んでやらかす
ーー
「提督さん、後は二人に任せましょう」
提督「そうですね、では私達はこれで……」スッ
ガングート「……」
孫「……」
「すまないね、こちらの希望で和風なお見合いになってしまって」
提督「いえいえ、ガングートも和服を着れて喜んでいましたから」
「そうか、それなら良いんだが…」
提督(…すまんガングート。そういうことにさせてもらう)
「孫は悪い奴じゃないんだ。ただ仕事人間というか、出会いが全く無かったんだよ」
提督「そうだったんですね」
「それでどうかね?ガングートさんは孫を気に入ってくれていそうかね?」
提督「どうでしょう…何せ彼女は戦いの中に生きていますから…」
「ふむ、艦娘としてはそれが正しいということですな…」
提督「ですから今回のようにことになったかと…」
「彼女は地元の英雄だからね。こちらも感謝しているよ」
提督「ありがとうございます」
「……そろそろ様子を見に戻ってみるかい?」
提督「そうですね、話も弾んでいるかもしれませんしね」
~~~~~!!
「なんだ?何か騒がしいが?」
提督「何かあったんでしょうか?」
「孫、どうしたんだ?」ガラッ
提督「これは……!!」
ガングート「うへへへへへぇ~~!この酒は美味いなぁ~~!」グデングデン
孫「あわわわ…」
ガングート「ほらお前も飲めぇ!酒だぞぉ!」
「提督さん、これは一体…」
提督「このバカ…!すいません少し体調が悪いようで!」
ガングート「なんらぁ貴様ぁ!わらひの酒がぁ!」
提督「いいからお前は黙れガングート!」
「孫、大丈夫だったか?」
孫「安価」
下1~3高コンマ 孫の台詞や行動他
162 : 以下、名... - 2018/05/12 22:45:04.32 7/Z/V+oN0 87/487豪快さ、とても気に入りました
孫「この豪快さ、とても気に入りました」
提督「へ?」
孫「おじいちゃん、ガングートさんが飲んでくれたのは僕のお酒なんです」
「おぉ…孫の酒だったのか!ならこうなるのま頷けるな!」
提督「あの、どういうことなのでしょう…?」
「言っていなかったかい?孫は酒蔵で働く杜氏なんだ」
提督「えぇぇぇぇ!」
「将来は息子の会社を継がせる気だったんですが、本人が酒造りをやりたいというから好きなようにやらせていたんですよ」
提督「そうだったんですね…」
孫「ガングートさんは美味しい美味しいと僕のお酒を飲んでくれたんです。嬉しくて調子に乗って飲ませ過ぎたのかもしれません…」
ガングート「うぃ~~…」
「かなり酔いも回っているようだ。提督さん、今日はこれくらいにしておきましょう」
提督「そうですね!是非そうしましょう!」
孫「提督さん、ガングートさんにまたお会いしましょうとお伝え願いますか?」
「孫は余程ガングートさんを気に入ったようですな。提督さん、孫を宜しくお願いします」
提督「あはは…本人にはちゃんと伝えておきますので…」
ガングート「ひっく……」
提督「ほらガングート、帰るぞ」
孫「番号はもうお伝えしてあります。それではまた…」
提督「これは…とんでも無いことになってきたかもしれないぞ…」
ガングート「Zzz……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
171 : 以下、名... - 2018/05/12 23:13:20.00 3GnntIEBO 91/487孫さん 時間ができれば積極的にガングードに会おうとするもガングードは逃げ回り
ーー
ガングート「……む、またアイツか」
北上「どうしたのさ、ケイタイ睨み付けてさ~」
ガングート「…例のアイツだ。お見合いとやらをした男だ」
北上「あ~あの人ね。また会おうってメール?」
ガングート「そうだ。その日は出撃だと返事しておくか…」
北上「あの人とさ、結局あれから会ってないんでしょ?」
ガングート「……まあな」
北上「逃げ回ってるから、そうやって追いかけられるんだよ~」
ガングート「……」
北上「ガングートフィーバーも終わって落ち着いたし、ちゃんと会ってあげたら?」
ガングート「しかし……」
北上「その人はフィーバー終わってもそうやってメールくれてるんでしょ?悪い人じゃないって~」
ガングート「……」
北上「断るのか受け入れるのか、どっちにしろ一回会ってあげたら?」
ガングート「……」
北上「…もう、そんなに嫌なの~?」
ガングート「嫌というか、そういうものに興味が無いんだ」
北上「それならいいじゃんか~」
卯月「……あ、居たっぴょん!ガングートさんに会いたいって人が来てるっぴょん!」
北上「それって例の男の人じゃないの?」
卯月「そうっぴょん!わざわざ鎮守府まで来てくれたっぴょん!」
北上「仕事忙しい中来てくれたんだし、会ってあげなよ~」
ガングート「……」
北上「はぁ……卯月手伝って、無理やり連れて行くよ~」
卯月「了解っぴょん!」
ガングート「よせ、私は……」
北上「いいからいいから、ね?ちゃんと会ってあげてって」
卯月「そうっぴょんよ!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
176 : 以下、名... - 2018/05/12 23:47:08.94 8t8AULbL0 95/487無理強いはやめてくれないか? 本当に興味がないんだよ
ーー
孫「ガングートさん、鎮守府まで押しかけてすいませんでした」
ガングート「全くだ、もうこんなことはやめてくれ」
孫「え……」
ガングート「こうやって無理強いはやめてくれないか?色恋沙汰には本当に興味がないんだ」
ガングート「そっちは私に好意があるかもしれないが、私は何とも思っていないんだ」
孫「……」
ガングート「すまない、私は嘘がつけない性格なんだ」
ガングート「そもそもお前は艦娘と付き合う、結婚するということがどういうことがわかっているのか?」
ガングート「浅はかな気持ちでそんな事を言っているなら、もうお前と会うことは無いだろう」
孫「……そんなに嫌がっていたとは知らずに、今まですいませんでした」
ガングート「ふんっ、わかればいいんだ」
孫「ならせめてこれは受け取ってくれませんか?このお酒はうちの自慢…僕の自信作です」ゴトッ
ガングート「!!!!」
孫「どう…ですか?」
ガングート「安価」
下1~3高コンマ ガングートの台詞、行動他
181 : 以下、名... - 2018/05/12 23:59:10.21 7/Z/V+oN0 98/487結婚しよう
ガングート「よし、結婚しよう」
孫「本当ですか!?」
ガングート「あぁ、だからこの酒を早く飲ませろ!」
孫「やった!あ、でもいきなり結婚なんておじいちゃんがいい顔しないか…なら結婚を前提としてお付き合いしていただけるということでいいですか?」
ガングート「なんでもいい!お前に任せる!」
孫「ありがとうございます!!」
ガングート「おお…これは素晴らしい日本酒だ……!!」
ーー
192 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/13 00:30:26.70 MJrkU7nW0 100/487まさかこんな展開になるとは、流石はコンマ神ですね
引き続きネタ、小ネタ、コメントはお待ちしてます
ーー
提督「…ガングート、本当に孫さんと結婚するのか?」
龍驤「まさか結婚を前提としたお付き合いを受けるやなんて…どんな心境なんよ?」
ガングート「……色々考えた結果だ」
提督「…もうすぐ権力者さんが孫さんを連れて挨拶に来るらしい。縁談が上手くいったという報告だろう」
龍驤「もちろんアンタも出やなあかんで?」
ガングート「…わかっている」
提督「…そろそろ用意しておこう。行こう、ガングート」
ガングート「あぁ……」
ガングート(なぜこんなことになってしまったのだ……)
ガングート(酒のせいで思わず結婚しようなどと口走ってしまったのが原因なのはわかっている)
ガングート(だがあれは私は悪くない!目の前で酒を出されて我慢できる奴がいるものか!)
ガングート(事実あの日本酒は今まで飲んだ酒の中でも一番のモノだった!)
ガングート(あの酒を飲み干して冷静になった時はもう、こんな状況になってしまっていた)
ガングート(どうする、断るなら今日が最後のチャンスか……)
ガングート(だが私から結婚を言い出したんだ、こちらから断ると不思議がられるかもしれん)
ガングート(どうすればいいのか……)
ーー
「提督さん、今回はありがとうございました!」
提督「いえ、こちらからどうこう言ったことはありません。全て本人が決めたことです」
孫「ガングートさん、僕の気持ちを受け入れてくれてありがとうございます!」
ガングート「あぁ……」
提督「…どうしたガングート?」
ガングート「そのことなんだが……実は……」
孫「あ、手ぶらで来るのもアレでしたので。提督さんとガングートさんにお土産を持ってきたんです」ゴソゴソ
孫「提督さんにはうちの新作を、ガングートさんには最高級のモノを持ってきたんです」ゴトッ
ガングート「!!!!」
孫「…それで、ガングートさんは何を言いかけたんですか?」
ガングート「安価」
下1~3高コンマ ガングートの台詞、行動他
202 : 以下、名... - 2018/05/13 20:02:23.71 +10Z28S7o 104/487私にもこのお酒を作り方を教えていただきたい
ガングート「わ……私にもこのお酒を作り方を教えてもらえるだろうか?」
孫「ガングートさん、そんなに僕のお酒を気に入ってくれたんですね……凄く嬉しいです!」
「孫よ、自分のやりたいことをずっとやってきて、こうやって評価してくれる人が現れてくれてよかったな」
孫「おじいちゃん…僕、こんなに嬉しいことは無いよ」
ガングート「……」
提督「…ガングート?」
ガングート「…なんでも無い」
「ガングートさんは結婚しても良いと言ってくれたそうですが、流石にいきなり結婚というわけにもいきません」
「なので二人はしばらくの間一緒に住んでもらって、そこで改めて相性の問題などを見てもらうのは如何でしょう?」
提督「こちらとしては出撃に影響が出ない距離に居てもらえるなら、問題はありません」
「それは大丈夫です、こちらで部屋は用意しておきます」
孫「ガングートさんはいつくらいからなら大丈夫ですか?」
ガングート「私は……出撃が暫く続くから…」
提督「それなら都合をつけてやるぞ?」
孫「いいんですか?」
提督「ええ、艦隊のやり繰りは私の仕事ですから」
「それでは近いうちにお願いします」
ガングート「…………」
ーー数日後
ガングート「今日はとうとう奴と一緒の部屋になる日か…」
ガングート「どうする…結局孫の事は好きでも何もないということは、言い出すことはできなかった…」
ガングート「……約束を無視することはできん。気は乗らないが、行くしかないか」
ガングート「家具や必要なものは用意されていると言っていたな。どれだけ用意周到なんだ……」
ガングート「……ここか。奴はもう来ているのか…」
ガングート「……入るしかないか」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
210 : 以下、名... - 2018/05/13 20:58:17.97 yWr3yGoqO 108/487家事をしてくれて美味しいお酒が飲めて料理も美味しくて言うことなし!
ーー
ガングート「む、なんだこのいい匂いは……」クンクン
孫「ガングートさん今晩は!」
ガングート「これは…!この料理はお前が作ったのか!?」
孫「はい!僕は料理は得意なんですよ!」
ガングート「ほぉ……間宮の料理も中々美味いが、これもうまそうだ」
孫「ガングートさんは座って待っていて下さいね!」
ガングート「わかった、そうさせてもらおう」
ガングート「……部屋をよく見てみると掃除をした跡があるな」
ガングート「これは奴がやったんだろう。ということは家事もできるのか」
孫「~~~~~」
ガングート「美味そうな飯に美味い酒がついてくる…これは案外悪くないかもしれんな」
孫「……よし、できましたよガングートさん!」
ガングート「わかった、なら一緒に食べようじゃないか」
孫「はい!」
ガングート「……」モグモグ
孫「ど、どうですか…?」
ガングート「うむ、かなり美味いな」
孫「本当ですか!?」
ガングート「酒にも良く合う。まさに酒を造る奴の料理だな」
孫「よかった…もし気に入られなくて嫌われたらどうしようかと思っていたんです……」
孫「でもよかった…ガングートさんに気に入ってもらえて!」
ガングート「……おい、少し気になったんだが、何故お前は私がいいんだ?」
ガングート「もしくは艦娘が良いのか?その理由はなんなんだ?」
孫「安価」
下1~3高コンマ 孫の台詞、行動他
215 : 以下、名... - 2018/05/13 21:23:35.79 QQg1N34jo 112/487自分の造ったお酒をとても美味しそうに飲んでくれるから
孫「僕の造ったお酒をとても美味しそうに飲んでくれたからですよ」
孫「ハッキリ言えば、お見合いはおじいちゃんが無理やり頼み込んだものでしたので、ガングートさんには申し訳ないと思っていたんです」
孫「でもあんなに美味しそうに僕のお酒を飲んでくれて……こんな人にずっと側に居て欲しいなって思ったんですよ」
ガングート「あの酒か、確かに美味かったが……それだけの理由でここまでするか?」
孫「僕にとってお酒は誇りなんです。それを認めてくれた貴女がとても魅力的だったんですよ!」
ガングート「なるほどな……」
孫「今だってこんなに近くで美味しいって言ってもらえて、凄く嬉しいんです!」
ガングート「酒が誇り…そんな意見は初めてだが、そういう奴がいるのは当然か」
ガングート「私の祖国では酒とは呼べないものも多かった。ただアルコールが入っているだけの泥水もあったな」
ガングート「だがこの酒にはそんな下品な味はしない。むしろ上品で…」
ガングート「こだわって作っているのがよくわかる。お前はいいものを作るんだな」
孫「ガングートさん……!」
ガングート「…さぁ、お前も食え。せっかくの料理が冷めてしまうぞ」
孫「はい!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
222 : 以下、名... - 2018/05/13 22:05:34.87 d2vIpsMVO 115/487お酒のせいで一緒の布団で寝てしまう
やる事?やってません
ーー
ガングート「うぁぁぁ~~」グデングデン
孫「ガングートさん…せめて布団で寝て下さい…ひっく…」
ガングート「んぁぁ~~ひっく……」
孫「もう…なら布団まで運びましょう…」
ガングート「Zzz……」
孫「寝てしまった…あ…僕も眠い……」
孫「布団が…気持ちいい……Zzz…」
ーー翌朝
孫「ん……んん…?」
孫「そうか…昨日からこの部屋で……」
孫「あれ…でも僕の部屋じゃないような……」
ガングート「……」
孫「が……ガングートさん!?」
ガングート「貴様……!!」プルプル
孫「な、なんで同じ布団に!?」
ガングート「なんでも何も…貴様が私を傷物にしたんだろう!!」
孫「そんな覚えは…!でもこの状況は……!!」
ガングート「この……っ!!」バシッ!!
孫「う…!」
ガングート「私の体目当てだっとは!見損なったぞ!!」
孫「待って下さい!」
ガングート「断る!二度とここには戻らないからな!!」バタンッ!
孫「あぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
ガングート「ふざけるな…!やはり男というものはそういう生き物だったか!」
ガングート「少し心を許したからといって、私の純潔を奪うとはな!!」
ガングート「許さん……絶対に許さんぞ!!」
ガングート「あいつは銃殺刑にしてやる!権力者のことなぞ知るか!!」
ガングート「一先ず鎮守府に戻って、全て提督に報告してからだ!」
ガングート「……クソっ!こんなに腹が立ったのは初めてだ!!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
229 : 以下、名... - 2018/05/13 22:27:42.71 9VX3sThZO 119/487報告をいっしょに聞いてた龍驤に寝て起きても服来てたんやろと突っ込まれる
ーー鎮守府
ガングート「提督!!」バタンッ
提督「どうしたガングート?出撃にはまだ早いぞ?」
龍驤「朝イチと勘違いしたんか?孫さんの部屋はどうしたんよ?」
ガングート「あそこには二度と戻らん!あいつは銃殺刑だ!」
提督「…そんなに興奮してどうしたんだ?」
ガングート「あいつは私を傷物にした!私は襲われたんだ!!」
提督「なんだって?」
龍驤「ガングート、どういうことなんや?」
ガングート「どうもこうも無い!朝起きるとだな……」
ガングート「……あいつは私の体目当てだったんだ!龍驤もそう思うだろう!?」
龍驤「うーん……ガングート、朝起きたら同じ布団で隣に孫さんがおったんやんな?」
ガングート「そうだ!だから奴は…!」
龍驤「でも服は着てたんやんな?下着も着けてたんやろ?」
ガングート「それは……そうだな…」
龍驤「ほんで体に痛みは無い?特に下半身に鈍くて重い感じはせぇへん?」
ガングート「そんなものは……無いが…」
龍驤「これは……何も無かったんと違うんかな?」
ガングート「……いや、言い切れないはずだ」
龍驤「あのな、普通一線を越えた後にわざわざ着てた服を着なおして寝るなんてあんま無いで?」
龍驤「それにこの季節やったら裸同士で寝てても不思議やない」
龍驤「まぁ向こうが寝てるガングートを襲った後バレへんように服を着せた可能性はあるけど…どこも乱れてなかったやろ?」
ガングート「……」
龍驤「これは……シロの気がするわ。向こうも酔ってたんやったら、つい寝てしもうただけとか、色々原因はあるで?」
ガングート「だが……」
提督「…どちらも昨日の夜のことは覚えていないのか?」
ガングート「……奴はそんな事をいっていた気がする」
龍驤「体に違和感が無くてゴミ箱に何も入ってないんやったら、もう疑いは晴れたも当然やな」
ガングート「…ゴミ箱なんか見ていないし、いくらでも誤魔化せる」
龍驤「どうしても納得できへんのやったら、精密検査するか?」
龍驤「ちょっと恥ずかしいけど、膜があるかの確認もできるで?」
ガングート「まさか……本当に何も無かったのか…?」
龍驤「何も言わんと一緒に寝た孫さんも悪いのは悪い。でもそこまで怒ることな無いんと違うか?」
提督「…一度戻って話し合えばどうだ?」
ガングート「……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
234 : 以下、名... - 2018/05/13 22:47:16.00 mDmWK2IZo 124/487孫が大走りでやってきて土下座しに来る
ガングート「…私はあれだけ啖呵を切って部屋を出てきたんだ。簡単に戻るのは私のプライドが…」
龍驤「プライドも何も勘違いかもしれんのやで?」
ガングート「だが……」
ピピピピピピ…
提督「内線…もしもし?」
卯月『司令官!ものすごい勢いで男の人がそっちに向かったっぴょん!!』
提督「男の人が?」
龍驤「それってもしかして……」
孫「ガングートさんすいませんでした!!」土下座
ガングート「お前は……」
孫「まだ結婚をしていないのに…ガングートさんを傷付けてしまって申し訳ありませんでした!!」
ガングート「……」
孫「謝って済むことではないとはわかっています!でも……僕はこうするしかありません!!」
孫「本当にすいません!!」
龍驤「まぁまぁ、とりあえず頭上げてな?」
提督「…冷静に話し合おう」
孫「いえ、僕が悪いんです!僕がガングートさんを……申し訳ありません!!」
ガングート「安価」
下1~3高コンマ ガングートの台詞、行動他
240 : 以下、名... - 2018/05/13 23:08:37.83 ctoayC5H0 127/487私が勝手に勘違いしただけだと和解
ガングート「……おい、顔を上げろ」
孫「ですが……」
ガングート「いいから、その状態では話ができん」
孫「…わかりました」スッ
ガングート「お前は昨夜の事は何も覚えていないんだな?」
孫「…はい」
ガングート「……そうか」
ガングート「お前は女を抱いたことはあるのか?」
孫「恥ずかしながら…今まで出会いがなかったので…」
ガングート「……なら証拠も残さず襲うことは不可能か。おい、なら私が勘違いしただけだろう」
孫「え……?」
ガングート「服装や下着に乱れは無かった。その様子だと女の下着の外し方すら知らないな?」
孫「……はい」
ガングート「ならやはり私の勘違いだ。叩いて申し訳なかったな」
孫「そんな……謝るのは僕の方で…」
龍驤「まぁまぁ、キミも落ち着きや」
提督「…確かに孫さんにも悪い部分はあった。だが一緒に寝る、それ以上何もなかったんだ」
龍驤「ウチらも話聞いて、一線は越えてないって判断やったんよ」
孫「じゃあガングートさんは……」
龍驤「傷物にはなってないよ。精密検査しても多分結果は同じやで」
孫「あぁ……」
提督「…ガングート、これからどうする?このままあの部屋で生活するのか、それとも一旦こっちに帰ってくるのか?」
龍驤「今回は誤解やったけど、孫さんが信じられへんのやったら戻ってきてもええで?」
ガングート「安価」
下1~3高コンマ ガングートの台詞、行動他
246 : 以下、名... - 2018/05/13 23:30:31.95 9VX3sThZO 131/487私の早とちりが原因なのだから、彼さえ良ければもう一度あそこで生活しようと思う
ガングート「今回のは私の早とちりが原因だ、コイツさえ良ければもう一度あそこで生活しようと思う」
孫「いいんですか!?」
ガングート「あぁ、だが次は無いからな?」
孫「はい!ありがとうございます!」
龍驤「誤解したまま二人が別れるなんてことにならんでよかったわ~」
提督「…孫さんもこれからは気をつけて下さいね」
孫「はい!それでは先に戻っていますねガングートさん!」
ガングート「あぁ、私も直ぐに戻る」
提督「……ふぅ、何とかなったか…」
龍驤「孫さんが悪い人や無くてよかったわぁ…」
ガングート「迷惑をかけてしまったな。この分は出撃で取り返そう」
龍驤「それはええけど…ガングート、一つ気になったんやけど聞いてええか?」
ガングート「なんだ龍驤?」
龍驤「アンタは孫さんの事をホンマに好きなんか?まだ結婚前とはいえ、同棲してる段階で傷物にされた~って騒ぎ過ぎ違うか?」
龍驤「もちろん価値観がウチと違うかもしれん。でもあの感じは、結婚を前提にした相手とは違う気がしてん」
ガングート「安価」
下1~3高コンマ ガングートの台詞、行動他
253 : 以下、名... - 2018/05/14 00:01:11.82 LyZ4/uRr0 134/487実は酒に釣られて結婚しようと言ってしまっただけで、好きではない
ガングート「実は………酒に釣られて結婚しようと言ってしまっただけで、アイツの事は好きではない」
提督「なんだって!?」
龍驤「やっぱりか…そうやんな、好きやったら一線越えても文句なんて言わんもんな…」
ガングート「アイツは悪い奴ではないだろう。作る飯も美味いし、家事も得意ときた。あの生活にデメリットは無いんだ」
提督「…それは孫さんの気持ちを弄んでいるだけじゃないのか?」
ガングート「……」
龍驤「ガングート、やっぱり一緒に済むのはやめといた方がいいんと違うか?」
ガングート「……これで失礼する。夜の出撃には戻る」
提督「おい……」
ガングート「……」バタン
龍驤「司令官、孫さんに言うた方がええかな?」
提督「…もう暫く様子を見てみよう。ガングートの考えが変わるかもしれない」
龍驤「ウチはやめといた方がええと思うで?同棲までしてる相手に気が無いやなんて…最悪女性不信にまでなってまうで?」
提督「……」
龍驤「酒に釣られてやなんて……ガングートも困った奴やわ…」
ーー