P「MASTER ARTIST 03を出すんだが、新曲以外の枠の収録をやっちゃおうと思って」
貴音「それはまた急な話ですね、人気があるのは喜ばしい事ですが」
P「連絡が遅れてすまないな、実はもう何人かは収録を徐々に始めてるんだ」
貴音「あずさが聞き慣れないメロディを口ずさんでいたのは……なるほど、合点がいきました」
P「とりあえず今日はスタ→トスタ→の収録を終わらせよう」
貴音「…………」
貴音「すたーとすたーとですか」
P「いや、スタ→トスタ→」
貴音「はい、すたーとすたーと」
P「……ん??」
元スレ
P「スタ→トスタ→」貴音「すたぁとすたぁと??」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1339516333/
貴音「しかし何故他のアイドルの持ち歌を私が?」
P「765楽曲のセルフカバーをもっと出して欲しいって声が強くてな」
貴音「はて、MASTER BOXとは違うのでしょうか? すたーとすたーとは以前も歌っておりますが……」
P「スタ→トスタ→だよ、社長の調査によるとファンはM@STER VERSIONをご所望らしい」
貴音「なるほど……」
P「だから普段カバー曲に割いている枠を使って各々高評価の楽曲を数曲収録することになった」
P「千早のCDなんてすごいぞ、7曲中3曲がおはよう朝ご飯だ」
貴音「まあ!伊織のファンは特徴的ですが、千早もなかなか……」
P「イジりがいがあるのは事実なんだよな……」
貴音「私のファン層はどうなのでしょうか」
P「後ろ髪フェチばかりらしい、大概酷いな」
貴音「あなた様、あまり自分を卑下するものではありませんよ」
P「え?俺は関係ないぞ??」
貴音「……いけずと詰り続けるのにももうじき飽きが来そうです……」
貴音「MASTER SPECIAL 02は出ないのですか?」
P「MASTER BOXも控えてるが、順番から言うとうちで出すのはそっちが先だよな」
貴音「萩原雪歩との収録はとても楽しかったので、2人組でまた行いたいものです」
P「貴音は誰と組みたい?やっぱ響??」
貴音「そうですね、フェアリー以来一緒に活動することが減ってるので響との収録は楽しみですが」
P「うん」
貴音「水瀬伊織や高槻やよいなど、普段あまり接点のないメンバーなども楽しそうです」
P「なるほど、考えておこう」
貴音「よろしくお願いしますね」
貴音「腹ペココンビなららぁめんの支給がきっと……まこと、楽しみです……」グゥー
貴音「それで、すたーとすたーとの他には私は何を歌うのですか?」
P「……」
貴音「あぁっ!あなた様が豚骨らあめんを頼んだら横浜風が出てきた九州人のような顔を!! あ、あの、私なにかお気に障るような……」
P「本気なのかおちょくられてるのか分からんよ」
P「YOU往MY進!と隣に…の2曲だな」
貴音「前者はなかなかどうして……採用基準はどのように??」
P「ファン投票だよ」
貴音「投票ですか、皆様の意見が反映されるいい方法ですね」
P「えっと……『何度も言えるよ』が僅差で落選したみたいだ」
貴音「それは残念です、では少し亜美のCDをお借りしても?」
P「ああ、どうぞ」
貴音「これは……フラワーガールのような曲とはまた違った趣で……」
P「そっちの収録はまだ先だが大丈夫か?」
貴音「う、うーりゃりゃりゃりゃ、かーけぬけろ」
貴音「かーべなんかいーきおいつけたらふちゅうにのぼ……」
貴音「……む、むむむ」
貴音「いーきおいつけたらふちゅ……」
P「面妖な」
貴音「……壁なんか勢い付けたら普通に上り坂ぁっ!!」
P「かっけぇ!!」
P「そろそろ指摘するが……今日歌う曲の名前を言ってくれ」
貴音「すたーとすたーとですか?」
P「違うよ、スタ→トスタ→だ、すたーとすたー」
貴音「す、すたぁとすたぁと……」
P「なぜトが付く……俺に続いて歌ってみろ、♪ミラクル」
貴音「♪スタ→トスタ→ スタ→トスタ→」
P「貴音、曲名は?」
貴音「すたぁとすたぁと!」
P「なんで!?」
P「START!!」
貴音「すたぁと!」
P「自分REST@RT」
貴音「自分りすたぁと」
P「黎明スターライン」
貴音「黎明すたぁらいん」
P「スタ→トスタ→」
貴音「すたーとすたーと」
P「…………」
貴音「…………」
P「…………」
貴音「……あの、この間は……」
P「ワザとやってる??」
貴音「なにがでございましょう??」
P「俺はたまに貴音が分からないよ……」
P「今 スタート」
貴音「今すたぁと」
P「We just started」
貴音「うぃーじゃすとすたーてっど」
P「THE IDOLM@STER」
貴音「じ あいどるますたぁ」
P「スタ→トスタ→」
貴音「すたーとすたーと」
P「俺の耳がおかしいのか……??」
P「そうそう、3トラック分トークを入れるから内容を考えておいてくれよ」
貴音「トークですか!! その……前回は私の不手際で不体裁な録音となってしまい……」
P「あれはヒヤヒヤしたな……」
貴音「真と千早が居なかったらどうなっていたことやら」
P「全くだよ、今回は曲紹介以外にもちょっと気の利いた事を頼むよ」
貴音「そうですね……共演は春香と亜美ですか……では此度は春香と長電話でもしようかと思います」
P「またあれか……」
貴音「いけませんか?」
P「いや、コンビからして予想外で結構ウケそうだが、その間亜美は何をするんだ??」
貴音「ご心配には及びません、電話交換手の仕事が残っています」
P「映画みたいだな、カオスだ……」
貴音「そうでしょうか?最近では女性の交換手も増えています、雑音ばかりの電話でも亜美の声ならば」
P「時代設定が半世紀ほどズレてる!」
貴音「まあっ! それは失礼いたしました……では本日は仏蘭西由来の自然主義文学について話をするということで」
P「え?」
貴音「折角帝都で仕事をしているのです、最先端の文化を楽しまなくてなんと致しましょう? そうそう、近代文化と言えばあなた様、私先日所謂新派劇と呼ばれる演劇を見て参りましたがあれは誠に素晴らしい物で……」
P「ええいツッコミの伊織はまだか!」
貴音「ふふっ、楽しい収録になるような気がしてきました」
貴音「ところでCDはおいくらで?」
P「いつも通り\2000前後のはずだぞ」
貴音「13枚で26,000円……」
P「いつも通り音無さんも出すから14枚だな」
貴音「常々思っておりましたが765プロはお財布きらーでございますね」
P「あと律子から聞いたんだが、876プロも同じ時期にシングルをぶつけてくるそうだ」
貴音「どりーむしんふぉにー02ですか、ファンの争奪戦にならなければいいのですが」
P「良い販促になってるから心配するな、ファンは間違いなく14+3枚買う事になるだろうな」
貴音「たまりませんね……」グゥー
貴音「しかしなぜスタ→トスタ→が選ばれたのでしょう」
P「ああそれは曲中のセリフが……って貴音! 曲名!!」
貴音「曲名に理由が??はて……しかしそれは他の皆も同じ……」
P「じゃなくてスタ→トスタ→の!!」
貴音「ええ、ですからスタ→トスタ→の」
P「……いやったぁぁぁ!!! 何か知らないけどばんざーい!!貴音、ハイターッチ!!」
貴音「いぇい!!!……ふふっ」
貴音「あなた様、落ち着かれましたか」
P「いやはや、取り乱してしまって面目ない」
小鳥「ただいま戻りましたー、あら貴音ちゃん!お昼時に珍しいわね、プロデューサーさんとお昼?」
貴音「小鳥嬢、ご機嫌麗しゅう」
P「今日の収録の話をしていたんですよ」
貴音「お昼休みももう終わりですね」
P「忙しいところ時間取らせちゃってごめんな」
貴音「滅相もありません、あなた様との閑談はよい気晴らしになります故」
P「ならよかった、じゃあ収録頑張ろうな」
貴音「ええ、全力で歌って参ります……すたぁとすたぁと」
P「……あれ?」
おわり
春香さんの♪たらたらったった~が最高に可愛くて辛い
19 : VIPに... - 2012/06/13 22:35:16.39 x1GOW/zqo 12/55html依頼は出しちゃったけど、見返してみるとこれではあまりに短すぎたので
スレが残ってたら近いうちに春香亜美貴音のトラックトークを追加するつもりです
春香「おはようございます!」
貴音「こんにちは、春香」
春香「なにを聴いてたんですか?」
貴音「皆の以前のCDです。あの独特な、まったりとした雰囲気を思い出さなければと思って」
春香「貴音さんは貴音さんらしくしておけばいいと思いますよ、ファンはありのままの貴音さんが聴きたいはずですし」
貴音「なるほど……」
春香「私も、自分の収録の時には最低限しか考えてませんし」
貴音「春香なら、私らしさを出すにはどんなCDを考えますか?」
春香「うーん。私、実は今日はラーメン食べさせられるのかなー、とか思って、朝ごはん軽めに取ったくらいです、あはは」
貴音「春香、お黙りなさい。お腹が空いてしまいます」
春香「ええっ!? はい、ごめんなさい!!」
貴音「しかしなるほどその手が……盲点でした、次はきっとあの店の出前を……」
春香「……スタジオは飲食禁止ですけどね」
貴音「な、なんて卑劣なっ……!!」
春香「この前はやよいにお菓子あげて怒られちゃって、とほほ」
貴音「さて、本日収録するCDのトラックリストです」
春香「あ、ありがとうございます」
///////////////////////////////
1.トーク1
2.You往My進!
3.トーク2
4.スタ→トスタ→
5.トーク3
6.I'm so free!(オリジナル・カラオケ)
7.トーク4
8.I’m so free!
9.隣に…
10.(共通曲)
///////////////////////////////
春香「前回の貴音さんのCDと比べると標準的な構成なんですね」
貴音「……あの方といい春香といい、前回の失敗が忘れられる事は無いのですか……はぁ……」
春香「……ってあれ?」
貴音「如何いたしました?」
春香「カバー曲が無いのは私も一緒でしたけど、新曲枠がI'm so free! になってません??」
貴音「やはり気づかれてしまいますか」
春香「確かにいい曲ですけど、これは新曲じゃ……」
貴音「レーベルが前シリーズをかなり遅延させたではないですか」
春香「ん? あぁ、生っすかSP……美希が半狂乱でしたね」
貴音「延期などではファンは減らないと散々宥めたのですが、やはり竜宮に先を抜かれるのがかなり美希には堪えたみたいです」
春香「版権絡みの行き違いが原因だったみたいですし、どこの責任だー、とは言い切れないですけど」
貴音「まあそれはその通りなので、特定の誰かを責めるつもりは私にも毛頭無いのですが……」
春香「でも、それと新曲がどう関係してるんです??」
貴音「今回のMA03に食い込む形で遅延が生じたため、仮契約していた作曲家さんの取り置き期日を過ぎてしまい……」
春香「それで曲が無くなっちゃったんですか!?」
貴音「まぁ、平たく言えばそういうことです」
春香「うわぁ、これは暴動が起きそう……」
貴音「ぷろでゅーさぁと律子殿がさぶすてぃてゅーしょなるなこんぽーざぁを求めて奔走して下さってるので、あいほぉぷうぃいきゃんげっとあにゅうそんばいざでっどらいん、せっどいんかすぅあうでぃびぃすんれすくりびありぃまのすこめもらぁれほでぃえ……」
つ'(のヮの)`「…………??」
貴音「とにかく、このトラックリストに沿って今日はお願いします。変更があったら追加の編集が入るだけなので」
春香「はい、わかりました!」
貴音「それと、大体の方向性は律子嬢と話し合って決めております」
春香「どれどれ……なるほど、私と貴音さんが電話するんですね!」
貴音「はい、春香の得意分野だと伺ったのでお願いしますよ」
春香「じゃあ、別室でそれぞれ録音してミキシングするんですね、なんかラジオみたいかも」
貴音「いえ、美希は関係ないですが……??」
春香「任せちゃってくださいよ! 長電話は大好きなんですよ!!」
貴音「はい! 頼もしい限りです、うふふ」
春香「昔なんか月の通話料が3万超えちゃって、もうお母さんがカンカンで」
貴音「な、なんと……」
亜美「でも、はるるんコム持ちっしょ?」
春香「あー、だから2台目は高校入ってから契約したんだ……って亜美!?」
亜美「おっは~!!」
春香「おはよー、亜美」
貴音「おはようございます」
亜美「お姫ちんもおはよー」
春香(あれ? 私と貴音さんが電話するなら亜美はなにするんだろ?)
亜美「ん?」
春香「いや、なんでも……ごめん、私ちょっとお手洗い行ってくるね」
貴音「そろそろ時間ですし、亜美も諸用は済ませて置いて下さいね」
亜美「じゃあにいちゃんに着いた事だけメールしとく~」
亜美「『アイドルマスタートスタートスタートスタートに気をつけろ??』」
亜美「……兄ちゃんなにいってんの???」
亜美「なんだ、THE IDOLM@STERとスタ→トスタ→とSTART!!か、兄ちゃんつまんないなー! あはははー!!」
春香「あれ??」
亜美「おうはるるんお帰り!」
春香「ただいまー。貴音さんは??」
亜美「もうスタジオ入りしてるよ~」
春香「あ。ホントだ、もう収録始まるのかな」
亜美「はるるんこの後は?」
春香「今日明日とお仕事ないから、時間あれば街に出てお店の下見に行こうかなー」
亜美「ほほう、レストランの下見と来ましたか……お相手が気になるところですな~??」
春香「違うって、千早ちゃんと買い物行くからそのためにですぅー」
亜美「買い物の下見ぃ~? なんでそんなこと……」
春香「まあ後で打ち上げの時にでも話すよ。あ、そろそろかな??」
亜美「……ハジマル」キリッ
春香「……」プッ
●REC
貴音「蒸し暑い季節が迫って参りましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。四条貴音でございます。本日は私の2枚目のシングルをお買い上げ下さり、誠にありがとうございます」
貴音「私の所属する765プロが無名の出立を遂げたのはつい数年前のこと。そんな我が事務所が1万人規模の会場と全国50の映画館をライブで埋められるほどにまで成長できたのは、単にファンの皆様方の応援のおかげに他なりません」
貴音「私どもの更なる躍進のためにも、今後とも変わらぬご支援を賜りたく存じます。どうぞ皆様、宜しくお願い致します」
春香(貴音さん、真面目な挨拶うまいなぁ……ポスト音無さんだね)
亜美(はるるん、ピヨちゃんの寿退社は夢のまた夢だから、後釜の心配はしなくていいと思うよ)
春香(………………)
亜美(………………)
春香(…………こら、亜美)
亜美(…………ゴメン)
貴音「さて、長い口上は控えまして、早速曲を歌いたいと思います」
貴音「You往My進!です、どうぞ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
貴音「亜美の曲を歌ったのは久しぶりですが、早口は苦手です……」
亜美(はきはき歌えてたけどね)
春香(貴音さんは謙虚なんだよ)
貴音「ところで先日、私は携帯電話なるものを手に入れました」
貴音「しかし、主な用途は事務所との連絡や、響とたまに通話する程度……」
貴音「これでは私の電話技術が全く向上しないばかりか、携帯電話が『使って下さい』と泣きかねない……!!」
貴音「というわけで今回のCDでは、事務所の仲間に電話をかけてみたいと思います!」
ドサッ
貴音「この箱に私を除く12人の名前が書かれた紙が入っているので……」
シャカシャカ
貴音「名前を引いた者に電話を掛けたいと思います」
亜美(毎度毎度、CDのトークはやらせっぽいよねぇ~)
春香(曲のレコーディングは別の日に行うし、多少は仕方ないよね)
亜美(ま、亜美も人のことは言えないんだけどさ)
貴音「よいしょっ……これは、なんと面妖な……!!」
貴音「手にした紙には天海春香と印字されていますが……」
貴音「静電気でしょうか、双海亜美と書かれた紙も共にくっついて取れました……」
春香・亜美((な、なんだってー))
貴音「これはいかがすべきでしょう……亜美を無視するのは神の思し召しと反する気がしてなりません……」
貴音「むむむ……」
貴音「……閃きましたっ!」
貴音「亜美の番号は……はて、私の手帳はどこに??」
亜美(手帳?)
貴音「あぁこんな所にありました。ええと、双海亜美……双海亜美……」
貴音「使い方は、ええと、緑のボタンを押して……」
貴音「ゼロ、はち、ゼロ、ろく、よん、よん……」
春香・亜美((!?!?))
亜美「うわぁうぁぁぁわぁぁぁぁぁ!!」
亜美「お姫ちん! 亜美の番号を音読しちゃダメだってばーー!!!」
バタン
貴音「亜美!?」
春香(電話帳機能を使わない人が千早ちゃん以外にいたとは……)
貴音「亜美、勝手に入ってきてはダメではありませんか!」
亜美「お姫ちんとて、亜美のぷらいばちーを侵害することは許されないのですぞ!!」
貴音「いえ、私はただ電話をかけようと……」
亜美「読み上げたら聴いてる人に知られちゃうじゃん!!」
貴音「あっ……それは、迂闊でした!」
亜美「亜美の番号は売るとしたら1千億円だかんね!?」
貴音「な、なんと!?」
亜美「いおりんの総資産にも匹敵する情報、それが亜美の番号なのさ」
貴音「……亜美の番号が大当たりなので、10の11乗分の1の確率で1等、なるほど、これが宝クジの仕組みなのですね……」
春香(貴音さんがまた変な事言ってる……)
貴音「分かりました。今後らぁめん店で手持ちが尽きたら亜美の番号を担保として使う事にします」
亜美「もー! だからバラしちゃダメだってば!!!」
貴音「……さて、亜美。冗談はこれくらいにして」
亜美「いやいや、お姫ちんわりとマジだったっしょ??」
貴音「まさか! 私は冗談の分かる女、四条貴音です」
亜美「そんなキャッチフレーズは聞いたことないよ……」
貴音「少しお話があります」
亜美「おう、なんだいおじきさんよぅ」
貴音「今回のCDでは春香に……」
亜美「イタズラだねっ!?」
貴音「いえ、そういう訳ではなく……」
貴音「……あっ、ではここで秘密会議を行う間、皆様には2曲目を聞いて頂きましょう」
亜美「んーとね、2曲目も亜美達の歌で、スタ→トスタ→だよ~!」
貴音「スタ→トスタ→です、お聞きください」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
春香(順調順調、いいことだね)
[[携帯電話]]<ソラミアゲー♪
春香(うん? メール??)
From:貴音さん
Sub:天海春香様
Date:20xx/mm/dd hh:mm
───────────────
前略
双海亜美と打ち合わせを十分少々
行いたいと思います。つきまして
は貴女に第参スタジオにて暫し待
機していただきたく、お願いさし
あげる次第です。
器材の用意は済んでおります故、
不明点があればスタッフの方の指
示を仰ぐようよろしくお願い申し
上げます。
謹白
春香(……貴音さんは響ちゃんとメールするときもこんなのなのかな??)
春香(これでやよいや美希と意思疎通できてるのがすごい……日本語ってホントすごい……)
春香(わかりました……と)ポチッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
貴音「つまり、それが亜美の演じる交換手です」
亜美「なるほど、ピヨちゃんみたいな仕事だね」
貴音「なるほど、確かに高度経済成長期の小鳥嬢をイメージすると
良いかもしれません」
亜美「あの、お姫ちん? ピヨちゃんはまだにじゅうk
[[携帯電話]]<ヴーヴ-
貴音「な、何奴!! 神聖なるスタジオを侵すのは許されざる行為!」
亜美「えっ!? いや、お姫ちんがマナーモードにしてないから……」
貴音「マナですか!? くっ……面妖な気配がしなかったので不思議だったのですが周りの空気に溶け込ませていたとは……!!」
亜美「それ、はるるんの返信っしょー!」
貴音「術者よ、どこに隠れているのですか!!」
亜美「落ち着いて! お姫ちん落ち着いて!!」
貴音「私がお相手しましょう、お出でなさい!!!」
亜美「ちょ、ちょっと、なんでマイク入ってんの!? 止めてー!!」
ピッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
貴音「いぇーい!!」
亜美「す、すた→とすた→でしたぁ……」
貴音「亜美真美は歌っていて楽しい楽曲が多くて羨ましいですね」
亜美「ふぇ? あ、そう?? ならよかったよ……」
貴音「亜美、どうしたのですか?」
亜美「お姫ちんこそ頭どうしたのですかだよ……叫び過ぎてもう突っ込む気力もない……うへぇ~」
貴音「なにやら亜美が満身創痍なので、早速春香に電話しようと思います」
貴音「亜美、頼みますよ」
亜美「あいあいさー!」
貴音「その電話が私と春香のところまで内線で繋がってるので……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
春香「失礼しまーす……」
春香「うわぁ! すごい! スタジオの内装がバロック・ロココ調になっててなんか洋画の時代劇に入り込んだみたい!」
春香「このシャンデリアとか鏡台とか壁の電話とかいくらするんだろ……あ、ケータイだしとかないと」
春香「なるほど、燭台がマイクになってるのか……。あはは、楽しい!」
春香「んー、おほん」
春香「春香お嬢様、何か他に必要なものはございますか?」
春香「そうねぇ、少し彩りが足りないかしら。お庭から適当なお花を適量摘んで来て頂戴。」
春香「畏まりましたお嬢様……なーんちゃって」
ジリリリリ!
春香「ひあっ!? で、電話……」
春香「はいもしもし、あの、この電話は今スタッフさんが居ないので……」
<こちらは双海交換所です。四条貴音さまからのお電話をお繋ぎ致します。
春香「え? どなたですか??」
貴音「ああ、天海春香ですか! よかった、きちんと繋がったのですね」
春香「あれっ? 貴音さん??」
貴音「はい、何か?」
春香「えっと、ケータイに電話してもらえればよかったんですけど……っていうか今のは一体……」
貴音「私の用意した器材に何かか問題が?」
春香「これやっぱり貴音さんが持ってきたんですか?」
貴音「ええ、そうですが、お気に召さなかったでしょうか……?」
春香「とんでもないです! でもアンティークで高級そうだからちょっと気圧されちゃって」
<亜美の使ってる電話も古くてかっちょいいよ→
春香「マホガニーの壁付け電話機とか始めてみました、これは綺麗ですねー」
貴音「電話機は実家にあったものを、家族に無理を言って貸してもらったのですよ」
春香「ってことはこのスタジオのセットみたいな部屋が貴音さんのご実家にはたくさんあるのですか!?」
貴音「それはまぁ、秘密ですが……」
春香「あれ? でも私物なのに電話線通ってるけど……」
貴音「ええ、大がかりに使おうと用意していただいたのですが」
春香「今回のCDで使うんですか!」
貴音「もっとも、原案は没になったから意味は無くなってしまいましたがね」
春香「ええぇ、もったいない……折角だから原案の概要を教えてくださいよ」
貴音「元々はロマノフ朝時代の元貴族出身の私が、戒厳令下の満州地方から春香の曾祖母をレニングラードまで救い、ストックホルムまで共に亡命した話を再現しようとしていたのですよ」
春香「ドラマCDで歴史物とか、律子さんがすごく好きそうですね!」
春香「……って再現!? 貴音さんと私のひいおばあちゃんの関係を再現ってどういうこと!?!?」
貴音「はい、実は私はひいおばあさまの春香様とは旧い友人でして」
春香「私ってひいおばあちゃん一緒の名前なんだ……いやいや、そうじゃなくて!」
貴音「ですが、史実に則ると資産をソビエトに差し押さえられた私が、間諜として為す術もなく粛清されてしまうしか他がなく」
春香「そ、壮絶な人生を送ってらっしゃるんですね……」
貴音「更に私が18年前にらぁめんの力で日本に転生するのですが、そこまで再現するとCDには収まりきらないので、泣く泣く廃案にしたのです」
春香「電話越しでも感じる濃密な貴音さんオーラ……」
貴音「しかし、借りてきた器材を使わないのも勿体無いですし、がぁるずとぉくの為に使わせてもらおうと思いまして」
春香「あ、結局やることは電話なんですか」
貴音「春香は理解が早くて助かります」
春香「あ、そうですか?? えへへ、貴音さんにほめられると照れちゃうな……」
貴音「時代と文化の壁はかなり大きいので、まことにありがたいです」
春香「貴音さんは、本当にスラヴ系の血が入ってるんですか??」
貴音「いえ、それは秘密です。ですが、先ほどの設定は真っ赤な嘘ですよ?」
春香「……うん、知ってました。でも、しれっと撤回されちゃうとなんか逆に怪しいですよね」
貴音「確かに、往々にしてそのようなものですね」
春香「実は貴音さん、本当に人生2周目だったりして……」
貴音「時に天海春香。現在お付き合いしている男性はいますか?」
春香「ううぇっ!? い、いないですよ、そんな人!」
貴音「勢いよく否定されてしまいました……」
春香「あ、あたりまえですよ! もう、急になに言い出すんですか……」
貴音「『しれっと撤回されちゃうとなんか逆に怪しいですよね』」
春香「ちょ、ちょっと!? それじゃまるで私が嘘ついてるみたいじゃないですかー!」
貴音「私は見たのですよ。先週の日曜の昼下がり、春香が典麗な方と一緒に歩いているのを……!!」
春香「またそんなこという! デートする相手とかいませんって!!」
貴音「では後楽園でみたあの景色は……」
春香「うん? 先週末? 水道橋?? ……ってそれ、真じゃないですかー! もうー!!」
貴音「ふふっ、必死に否定する春香は可愛いですね」
春香「そりゃだって、彼氏いるなんて嘘がプロデューサーさんに伝わったら、どうしていいか……」ボソボソ
貴音「…………」
春香「って、なんでもない! なんでもないですよー」
貴音「はい、春香に恋人が居ないことはこの私が保証します。このCDを割ろうと席を立ったそこの殿方は落ち着いて腰掛けにお戻り下さいな」
春香「もー、イジワルはやめてくださいよぅ」
貴音「さて、私たちはなにを話していたのでしたっけ?」
春香「さぁ、なんの話でしたっけ?」
貴音「ああ。そうそう、春香が私にらあめんを今度奢ってくれると言う話ですが」
春香「え!? なんですかそれ!!」
貴音「おなかへったのに……」
春香「可愛くしても奢りませんよ!?」
貴音「春香はいけずです……」
春香「殿下の宝刀をそう簡単に抜かないでくださいよー」
貴音「ふふっ、日々転んでばかりの春香がなにを仰いますやら」
春香「ヒドっ! 別に転ぶのはわざとじゃ……」
春香「……ってうわぁぁぁ!?!?」ドンガラガッシャーン
貴音「ここまで綺麗に決めてくれると楽しくなってきますね……」
春香「ちょっと熱くなって椅子から身を乗り出したら……いてて……」
貴音「春香? 大丈夫ですか??」
春香「ええ、なんともありませんよー」
貴音「ならよかったです」
春香「その感じで今度雪歩とか伊織とかをイジって見てくださいよ、きっと小鳥さん好みの展開になるはずです」
貴音「うふふ、考えておきます……それにしても脈絡も無く話すのもなかなか楽しいものですね」
春香「うん、そうですね」
貴音「響がよく春香との通話時間を報告してくるのですが、長引いてる理由がなんとなく分かりました」
春香「あー、響ちゃんとはよく寝る前に学校生活とかお料理の話とかしてますね」
貴音「料理……ですかっ……!!」
春香「はい、私がお菓子作り教えるから響ちゃんは沖縄の料理教えてー、みたいな感じで」
貴音「響がお菓子作りですか!?」
春香「あれ、貴音さんも聞いてないの? じゃあもしかしてこれ、言っちゃいけなかったのかな?」
貴音「響が事務所にケーキを持ってくる日も遠くないのですね……それは楽しみです……」
春香「貴音さんはお菓子とか作らないんですか??」
貴音「お菓子ですか。らぁめんはお菓子に入りますか?」
春香「よく分かんないですけど、多分入らないんじゃないかなぁー……」
貴音「そうですね、らぁめんは命の綱です。神の肉、神の血と並んで、らぁめんは神の肝とでも称されるべきですね」
春香「敬虔な信者に怒られる……っていうか内臓ってどうなのよ……」
貴音「お菓子ですが、和菓子ならよく作りますね」
春香「和菓子ですか! 自宅でっていうとわらび餅とか羊羹とか??」
貴音「ええ。お団子とかカステラ、大福とか栗きんとん、砂糖菓子なども貴音屋のお品書きに含まれておりますね」
春香「へぇ! 私ケーキやクッキーは結構自信あるんですけど、和菓子ってあんまり作ったことなくて。大福かぁ。求肥って難易度高そう……」
貴音「あれは使う粉の配合量を間違えなければ意外と頑丈なのですよ」
春香「あと和菓子は整形が難しそうで……」
貴音「洋菓子の装飾ほどではない気が致しますが。あとはそうですね、煎餅やおかきなどの揚げ物も……」
春香「…………」 ゴクリ
貴音「どうしました??」
春香「貴音さん、今日終わったら亜美と3人でご飯行きますよね」
貴音「ええ。おそらく亜美もそう言うでしょうし……」
春香「今日は私持ちで結構です! お菓子作り教えてください!!」
貴音「らぁめんを奢る話は冗談ですから真に受けないでください」
貴音「……あっ」
春香「いやいや、先生にレッスン料を払わないのは……」
貴音「大変! もうかなりの時間が過ぎています! このまま次の曲を流しますね」
春香「はい、私はこのまま電話越しに聞けばいいのかな??」
貴音「そうですね。それではI'm so free!です、お聴きください」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
貴音「いかがでしたか?」
春香「えっと……今の貴音さん歌ってました??」
貴音「はい? ええ、そのはずですが」
春香「ちょっと、ちょっと待っててください、直ぐに掛け直しますんで……」
貴音「ひょっとして、なにか私が間違いを……」
春香「いえそれが、回線の都合なのか貴音さんの声が良く聞こえず……ちょっと問い合わせてきます」
亜美「はい、交換局です」
春香「もしもし、交換手さん? 今の電話のことなんですけど」
亜美「どのお電話のことでございましょう?」
春香「ですからいまの私宛の通話ですけど」
亜美「私は貴女の名前を伺ってないのですが?」
春香「ああ、失礼しました、天海春香です」
亜美「はいはい、で? どんな用件ですか??」
春香「な、なんか亜美不機嫌じゃない……?? えっと、さっきの通話で曲を流して貰ったんですが、ボーカルが聞こえなくて」
亜美「はーい、渋谷△△ビル402天海様から同201四条さんへの通信障害、上に報告しておきまーすー」
春香「あの、亜美? なんでイライラして……」
プツッ
春香「切られたし……」
ジリリリ!
春香「はい、天海です」
亜美「おつなぎ致しましたー」
貴音「ああ春香、私です」
春香「貴音さん! なんか電話の不都合で良く聞こえなかったので、もう一度お願いで聞いますか??」
貴音「構いませんよ、ではつづけて3曲歌うことになるのですか……」
春香「あ、そうか。もうトークも4トラック目だからお別れの時間なんですね」
貴音「はい。名残惜しいですが、終わりは必ず来てしまうものです」
春香「いつか雪歩も似たようなことを言っていましたね……」
貴音「今回はやり残したことは無いでしょうか……」
春香「最後の挨拶みたいなのをファンの皆さんに伝えてはどうでしょ??」
貴音「それはまこと良き提案です! えー、それでは」
貴音「お聴きの皆様、このCDをお買い上げ頂いた上に、私たちの取り留めもない会話にまで耳を傾けて下さり、私どもは恐悦しており……」
バタン!
ドタドタ
<ちょっち待ったー!!!
春香「あの、なにか後ろで……」
<お姫ちんひどいっしょー!!
<まぁ! 亜美、どうかいたしましたか??
<『どうかいたしましたか?』じゃないよー!!
<亜美のセリフがこんだけってどゆことー!?
<確かに少な過ぎたやもしれません、申し訳ありません……
<もう亜美、暇で暇でしょうがなかったんだからね!
<全て私の力量不足で……
<うむ、今後気をつけるよーに!!
<は、はい、分かりました!
<ちょっと受話器貸してねー
亜美「もしもしはるるん??」
春香「あれ? 亜美??」
亜美「はるるんもひどいよー、そりゃお姫ちんのCDだけど、3人で作るんだしさぁ……」
春香「あちゃあ、亜美が不機嫌だったのはそれか……」
亜美「そりゃ不機嫌にもなるYO!」
春香「ゴメンね亜美」
亜美「まあおかげで電話には詳しくなったけどね! 今なら亜美の思念体が電話線を通じて行き来できるよ!」
春香「それは他社のネタだ……」
亜美「えっへん!」
春香「じゃあさっきの回線の不具合っていうのは……」
亜美「ああ、あれはケーブルを半刺ししただけだけど」
春香「き、器用な……」
亜美「ほら、お姫ちんもこっち来る!」
貴音「なるほど、顔を近づければ2人で話せると……面妖な……」
春香「亜美や真美に電話すると、いつもこんな感じで3人通話になるよね」
亜美「ケータイの時はハンズフリーにしてやってるけどねー」
春香「あ、なるほどね」
亜美「で、なんの話してたの??」
貴音「いえ、特に話題があったわけではありませんが……」
亜美「なーんだ、てっきり亜美を仲間はずれにして凄く大事な秘密の話をしてるのかと」
貴音「まさか! そんなことするはずがないではありませんか」
亜美「じゃあなんで亜美はこんな役を……」
貴音「初期構想段階では亜美は本当に重要な役だったのですよ」
亜美「交換手は脇役以外になれない気がするよ……」
春香「考えてたお話がボツになっちゃったんだってさ」
亜美「ふーん、ならしかたないね」
貴音「声色と役柄を切り替えつつ、体制側の冷徹な人間とシベリアの人情深い農夫を演じ分けられるのは亜美しかいないと……」
亜美「……?? …………????」
貴音「コルホーズで地主層だと謗られ命の危機に瀕しながらも身を呈して我々を助けてくれたアレクセイおじさんを演じる亜美を見てみたかったのですが」
亜美「はるるん、なんなのこれ……」
春香「歴史は千早ちゃんに聞いて……なんでも、貴音さんの前世の話とか」
亜美「ぜ、前世!?」
貴音「いえ、全くのフィクションですけどもね」
春香「あ、そうだ! 亜美は貴音さんがお菓子作れるの知ってた??」
亜美「え!! お菓子!?!?」
貴音「ひうっ!?」
亜美「お姫ちんお菓子作るの!?!?」
貴音「あ、亜美、ちょっとうるさ……」
春香「雪歩と貴音さんがチーム組んだら無敵だってことがわかったからこれからの事務所には期待してて良いとおもうよー」
亜美「ほほう、よく分からないけど事務所が強くなったのですな?」
貴音「亜美も紅茶の淹れ方を学べば春香とともに戦えると思いますよ」
亜美「『嫉妬心から煮えたぎったお茶をチームでかけ合うアイドル』次の765映画はこれだね!」
春香「それはどの層にウケるんだろ……」
貴音「さて、来たばかりの亜美には本当に申し訳ないのですが、これ以上引っ張るとスタッフさんから怒られかねません」
春香「うわ、結構時間経ってるな……亜美ごめんね?」
亜美「まぁ、亜美ははるるんと亜美のCDでいっぱい話すようにするから別にいいよ!」
貴音「まことかたじけない……せめて、お二人のCDでは精一杯引き立て役としてつとめさせていただきます」
春香「亜美はいい子だなぁ」
亜美「いやぁ~、褒めても何も出ないよ君たちぃ~」
貴音「それでは、I’m so free! 、隣に、新曲の3つをお聞き頂きます」
春香「いつも通り、私たちも歌ってるんですよ!!」
亜美「亜美たちのせくち~なコーラスを堪能してね!!!」
貴音「本日はここまでおつきあい頂き、本当にありがとうございました。他のアイドルのCDや、私の次のCDでまたお会いできることを心より望んでいます!」
貴音「それでは皆々様、ごきげんよう!」
70 : VIPに... - 2012/07/12 22:41:15.40 AZPGhaKHo 55/55
おわりです、長い間に渡り放置してしまって申し訳ありませんでした。
近日中に投下するSSの為、実験的に様々な書き方を行ったので
見辛い箇所があったら閲覧環境と共に指摘してくださると幸いです。
お読みくださってありがとうございました。