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【艦これ】龍驤「足りないもの」その7【安価】(3)
625 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/05 19:39:10.90 bAYzg9m10 313/491再開はまだですが、このSSにおける改二や練度の説明をしておきます
この世界には同じ名前の艦娘が何人も居ますが、性格などの誤差はあります。
その誤差の中に『素質』というものがあり、簡単に言えば練度限界です。
普通なら出撃や遠征で練度はどんどんと上がっていきますが、素質のない艦娘はレベル99でも無いのに突然練度が上がらなくなってしまいます。
50で止まってしまうこともあれば、10で止まることもあります。
この素質誤差は重巡以下で稀に起こるもので、戦艦や空母では殆どありません。
素質を調べる方法はありますが、多くのパターンがある日突然練度が上がらなくなってから気付くパターンです。
そして一度素質が40と判明すれば、余程のことが無い限り40から練度は上がりません。
あり得ない度でいえば、ある日突然アレルギーが治ってしまう感じです。
629 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/05 19:55:56.27 bAYzg9m10 314/491神通は鎮守府にやってきた時は素質が30でバトルジャンキー状態でした。ですが、治療のお陰か心境の変化か、素質が上がり見事改二となれます。
羽黒の素質は30くらいを想像していて、改二までは遠い設定です。
この際なので鎮守府の艦娘の中で改二が来ている勢で現在の状況を書いておこうと思います
駆逐艦
暁 改二 素質はあったが内蔵が弱く、前鎮守府から厄介払いされこの鎮守府へ
響 改二 しかし本人の希望で響と呼ばれている
皐月 改二 素質に問題は無かったが、行動に問題がありこの鎮守府へ。オッパイのせい
霞 改 素質に問題は無いが前鎮守府で出撃させてもらえ無かったので、単純に練度不足
叢雲 改二 卯月が改二になった叢雲をイジめたいというので頑張って改二へ。相変わらずポニテ眼鏡
軽巡
阿武隈 改二 この鎮守府で改二へ。素質は問題無かった。
多摩 改 いずれ改二改装の話をやる予定
神通 改二 上記の理由でこの鎮守府で改二へ
川内 改二 素質に問題は無かった
龍田 改二 素質は5で前鎮守府の性玩具として扱われていた。しかしこの鎮守府で素質が上がり、最近改二へ
北上 改 素質も練度も問題無いが、改二の服は寒いので改のまま
重巡
加古 改 トラウマにより出撃できず。素質は不明
630 : ◆I4lwDj9Dk4S2 - 2018/05/05 20:06:08.90 bAYzg9m10 315/491戦艦
ガングート 改二 ポンコツだが練度は高い
長門 改二 ギリギリ改二。メイン回で色々決める予定
金剛 改 艦娘保護団体の活動が忙しく、練度不足
空母
瑞鶴 改二 怪我をする前から改二だったので、素質は問題無し
翔鶴 改二 鎮守府に来る前から改二
隼鷹 改二 トラウマを乗り越え改二へ
飛鷹 改二 鎮守府に来る前から改二
龍驤 改二 怪我をした時は改で、改二改装に向けて印を全身に刻んだ
陽炎は来たばかりなので後々決めていきたいと思っています
あと練度トップは朝霜ですが、龍驤とほぼ差はありません。
鎮守府所属の艦娘だけのトップ3は龍驤、神通、皐月になります
それではぼちぼち再開していきます
ーー
翔鶴「皆さん、準備はできましたか?」
阿武隈「あたしはオッケーです!」
清霜「こっちも大丈夫!」
長門「……」ススッ
清霜「長門さんも問題無いって!」
羽黒「私も…大丈夫です…」
翔鶴「羽黒、大丈夫?この前倒れたばっかりなんでしょ?」
羽黒「もう大丈夫です…私は迷いません…!」
長門「……」ススッ
清霜「いい目をしているな、だって!」
阿武隈「髪で隠れてあたし的には目が見え無いです…」
清霜「それでも長門さんにはわかるの!」
翔鶴「私もわかりますよ、羽黒は何かを見つけたのよね?」
羽黒「いえ…これから見つけるんです…!」
阿武隈「確かに、なんだかオーラを感じます!」
長門「……」グッ!
清霜「このビッグセブンに任せろ!だって!」
阿武隈「長門さんは親指立てただけですよね?」
清霜「いいの!そんな感じでサムズアップしてるんだもん!」
長門「……」コクコク
阿武隈「あ、頷いてる…合ってたんだ…」
翔鶴「…さて、そろそろ出撃しましょう」
清霜「よーし、頑張ろ~!」
ーー
加古「あ…あぁぁ……羽黒が…重巡が出撃していくてん」
加古「重巡……重巡………古鷹……」
加古「ぐ………」
加古「ぐぎぎぎぎぎ……!」
加古「クソッ……!古鷹以外の重巡なら…大丈夫だったのに……!」
加古「ぎぃぃぃぃぃぃ…!!」
加古「寒い……寒い…!」
加古「ぐぁっ……!あぁぁ……!!」
加古「落ち着け……!落ち着けあたし……!!」
加古「古鷹は……もう…居ない……!」
加古「はあ……はぁ……!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
636 : 以下、名... - 2018/05/05 20:42:43.57 hC/gxiXT0 319/491加賀にガンガン鍛えてもらおう
ーー
加古「はぁ……はぁ……居た……」
加賀「どうしたの加古?随分と体調が悪そうだけど」
加古「あたしを…鍛えてくれ……」
加賀「随分と藪から棒ね。一体何があったの?」
加古「さっき…出撃する羽黒見かけて……ちょっとキちまってさ……」
加古「あたしがもっと強ければ…こうはならないんだ……だからさ…」
加賀「……わかったわ、ついて来なさい」
加古「へへ…ありがと……」
加古「ふぅ~~ふっ……ふぅ…」
加賀「……」
加古「はぁ……はぁっ…」
加賀「……ダメね、もう見てられないわ」スッ
加古「え……」
加賀「感謝しなさい、私のお姫様抱っこなんて本当は瑞鶴限定なのよ?」
加古「やめてくれよ……」
加賀「私も馬鹿じゃないの、葛城みたいな過ちはもう犯さないのよ。医務室までもう少しだから大人しくしてなさい」
加古「嫌だ…あたしは……もっと強く…」
加賀「黙りなさい。そんな状態で訓練なんかできる筈無いでしょう」
加古「……」
ーー医務室
加賀「北上、居るかしら?開けてくれない?」
北上「はいはい~~っと……あれ加古さんじゃん?瑞鶴さん連れて来たのかと思ったよ~」
加賀「羽黒を見つけてキたらしいわ。細かい症状はわかるわね?」
北上「あ~はいはい、いつものだよ~」
加賀「それじゃあ後は任せたわね」
加古「あたしは……」
加賀「加古、強くなりたいなら今は休みなさい。それが貴女の為よ」
加古「……」
北上「加古さんはちゃんと預かったからね~」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
642 : 以下、名... - 2018/05/05 21:08:42.27 INkCNxSwO 323/491改二 解説 サンクス
安価
出現艦隊 作戦成功するも羽黒と何人かが大破
しかも敵の新兵器なのか服が通常以上にボロボロに
ーー
加古「すぅ……」
北上「こういう時は眠ってもらうに限るよね。しかし霞の薬は本当に効くよね~」
ピピピピピ…
北上「ん、内線……はいはい今出ます~っと」
秋津洲『北上さん工廠に来て欲しいかも!さっき出撃した翔鶴さん達が大破しちゃったかも!』
北上「はいよ~今すぐ行くね~」ガチャ
北上「翔鶴さん達が大破ってことは複数人が大破ってことだよね、珍しいな~」
北上「さて…これからあたしは工作艦として工廠に向かいましょうかねぇ~」
ーー工廠
北上「どれどれ、何人やられちゃったの?」
秋津洲「長門さん以外全員大破しちゃったかも!」
長門 私も被弾したが、当たりどころが良かったんだ
北上「なるほど…だから当たり所が特に悪かった四人は痴女みたいになってると」
羽黒「見、見ないで下さい…」ほぼ裸
清霜「いや~派手にやられちゃったよ」裸
翔鶴「清霜ちゃん、せめて前は隠さない?」ほほ裸
北上「裸に艤装ってどこかのAVみたいだね~…」
羽黒「やめて下さい!」
北上「…で、阿武隈は何処行ったの?」
阿武隈「うぅ~~!」
秋津洲「あそこに隠れてるかも」
北上「何女同士で恥ずかしがってんのさ。ほら、早くこっち来てって」
阿武隈「嫌ですぅ!」
北上「今まで散々お風呂とかで見てるじゃん。ほら、諦めてこっち来てって~」
阿武隈「嫌ったら嫌なんですぅ!」
北上「艤装修理できないじゃん~ほら、いい加減に……!」
阿武隈「安価」
下1~3高コンマ 阿武隈の台詞や行動、その他起こったこと等
648 : 以下、名... - 2018/05/05 21:31:53.09 UamWT1uf0 327/491龍驤と同じく天然のつるつるだった
阿武隈「だから見せたくなかったのにぃ!」
現在鎮守府に飛龍蒼龍はいません
北上「ほらさっさと……」グイッ
阿武隈「やだぁぁぁぁ!」
秋津洲「あ……」
翔鶴「これは……」
清霜「龍驤さんみたいにツルツルだ~!」
阿武隈「だから見せたくなかったのにぃ!」
夕張「もしかして阿武隈さんも天然…?」
阿武隈「う~~~~!!」
北上「どうやらそうみたいだね~…」
清霜「天然で生えてないの?清霜ですら生えてるんだよ?」
翔鶴「だから清霜ちゃん、前はせめて…」
夕張「でも阿武隈さんまで天然とは意外でしたね」
北上「意外なのは羽黒もじゃない?結構濃いというか、ワイルドというか…」
羽黒「見ないでぇ~~!!」
秋津洲「でもなんで龍驤さんと阿武隈さんは生えて無いかも?」
長門 二人に共通点でもあるんじゃないか?
北上「二人の共通点…なんだろ?」
夕張「うーん…」
下1~3高コンマ 誰かの台詞、行動他
656 : 以下、名... - 2018/05/05 21:52:06.52 uDbTQOFIO 330/491北上
Mとか?
北上「パッと思いつくのは両方Mとか?」
清霜「Mなら暁もじゃない?」
翔鶴「龍驤さんはどちらかと言うとドMじゃありませんか?」
北上「じゃあ阿武隈もドMなんだ~」
阿武隈「勝手に決め付けないで下さい~~!」
北上「へぇ……そんな態度取っていいんだ…」
阿武隈「え……?」
北上「知ってんだよあたし?阿武隈はそんな格好して興奮してるのさ」
阿武隈「な、何を言ってるんですかぁ!!」
北上「はぁ…これは一度ちゃんと教育しないとね~」
阿武隈「何を……!」
北上「……阿武隈」ドンッ
阿武隈「…!」
清霜「あっ!壁ドンだ!!」
北上「アンタはこうやって責められたいんでしょ?変態だって罵って欲しいんでしょ?」
阿武隈「……!」プルプル
北上「なら自分がどうすればいいかわかるよね?この手……邪魔だよね?」
阿武隈「安価」
下1~3高コンマ 阿武隈の台詞、行動他
661 : 以下、名... - 2018/05/05 22:13:03.99 UovI7Pzr0 333/491北上さんに無言のキン肉バスター
阿武隈「……」スッ
清霜「あわわわ!手を……!」
翔鶴「いけないわ!ここは全年齢向けなのよ!」
阿武隈「……」ギュッ
羽黒「抱きついちゃいましたよ…!」
夕張「あれ…北上さんってそっちでしたっけ…?」
北上「え、あの……冗談のつもりだったんだけど…」
阿武隈「……」
北上「阿武隈…?」
阿武隈「あたしが…罵しられて嬉しいわけないでしょ~~!!」ブワッ
北上「うわっ!!」
阿武隈「お仕置きです!」
北上「グエッ!!!!」
清霜「あれは筋肉バスター!阿武隈さん使えるんだ!」
翔鶴「北上は大丈夫なの?」
夕張「見た目ほどダメージは無いかと…でも……」
秋津洲「阿武隈さんの下半身…丸見えかも…」
阿武隈「ハッ!!見ちゃダメですぅ~~!!」
羽黒「そうです…早く直して下さい…!」
秋津洲「順番に直すから待ってて欲しいかも!」
ワーワー……
長門「……」
ーー
長門「……」コンコン
レ級「あたしに会いに来たのは誰だ?」
長門 私だ
レ級「長門……?」
駆逐棲姫「暁じゃなかったら誰でもいい」
長門 クキは相変わらず暁と睨み合いか
駆逐棲姫「当たり前だ!暁はお姉ちゃんを取ったんだ!」
レ級「そう言わないでくれ、こうやってクキとも喋ってるじゃないか」
駆逐棲姫「ふんっ!!」
長門 それより一つ聞きたいことがある
レ級「あたし達にか?」
長門 先程の戦闘で深海棲艦が新兵器を使ってきたようなんだ
駆逐棲姫「新型兵器?」
長門 そうだ、あの兵器は直撃した者の衣服を破壊した。この兵器について何か知っていることは無いか?
レ級、駆逐棲姫「安価」
下1~3高コンマ どちらの台詞、行動他
667 : 以下、名... - 2018/05/05 22:56:30.57 56v5BE8Q0 338/491いや、知らない。検討もつかないな。衣服を破る事に何のりてんが?
レ級「いや、知らない、検討もつかないな。衣服を破る事に何の利点がある?」
長門 レ級みたいなのがあの兵器を作っているのかと思ったんだが…
駆逐棲姫「お姉ちゃんを変態みたいに言うな!」
長門 そういう意味では無い。艦娘に興味がある深海棲艦も居るかと思ったんだ
レ級「…そういう奴なら知ってるな」
長門 本当か?
駆逐棲姫「でもあいつらは艦娘を喰べようとしてたんだ」
長門 なんだと!?
レ級「あたし達の掟は弱肉強食。弱い者は強い者に喰われるのが日常だ」
駆逐棲姫「先に言っておくけど、私とお姉ちゃんは仲間を喰べたことは無いからな?」
長門 共喰いが深海の掟なのか…
レ級「そうすることで強い深海棲艦がより強くなれる。効率的なシステムだ」
駆逐棲姫「仲間を食べれば食べるほど強くなる。長門は知らないか?見た目の割に装甲が硬い深海棲艦とか、雷装が強い深海棲艦」
長門 …覚えはある
レ級「それは何人も食べた奴だ。あたし達でも勝てるかどうかわからない」
駆逐棲姫「ならこんな深海棲艦も見たこと無いか?ル級とか人型の深海棲艦が頭だけ無くて座礁してる奴とか」
長門 私は無いが、話では聞いたことがある
レ級「それはかなりの強者が頭だけ喰ったあとだ」
駆逐棲姫「装甲と火力が限界まで強化されていたら、全身を食べる必要は無い」
レ級「脳髄や脊髄を食べればいいんだ。頭を食い千切ったあと背骨を引っこ抜いて……」
長門 もういい…気分が悪くなってきた…
レ級「おっと、悪かった」
駆逐棲姫「長門はまだ私達に聞きたいことはあるのか?」
長門「安価」
下1~3高コンマ 長門の台詞、行動他
674 : 以下、名... - 2018/05/05 23:52:19.93 RWHZPjrK0 342/491いや、もう大丈夫だ
長門 いや、もう大丈夫だ
レ級「そうか、ならいいが……なんだか顔色が悪いぞ?」
長門「……」フルフル
駆逐棲姫「もしかして長門はグロい話は苦手か?」
長門 ……少しな
レ級「それは悪かったな…」
長門 いや、聞いたのは私だ。気にしないでくれ」
駆逐棲姫「用が済んだら帰ってくれ。私はお姉ちゃんとの時間を楽しみたいんだ!」
長門 わかった、これで失礼する
レ級「追い出すみたいで悪いな?」
長門 大丈夫だ。ゆっくり二人の時間を過ごしてくれ
長門「……」ガチャ
長門「……」
長門「……!!」
長門(くっ……吐き気が……)
長門(ビッグセブンが……情け無い……)
長門(トイレまで我慢できるか……)
長門「……」フラフラ
長門(うぐ……!これ以上は……!!)
長門(落ち着くまでこのまま……うげ……ぐ…)ヘナヘナ
長門(ふー…ふー……)
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
678 : 以下、名... - 2018/05/06 00:21:54.94 2PDaI6H2o 345/491通りかかった六駆に見つかる
暁、すぐに長門の様子から吐き気を催していることに気付き吐き気止め投与
長門(誰か……!)プルプル
電「あ、長門さんなのです」
雷「こんな廊下でどうしたのかしら?」
響「入渠待ちにしては変だね」
暁「もしかして……」
長門(も…う……)
暁「長門さん、もしかして吐きそうなの?」
長門「……!」プルプル
暁「その顔色…やっぱりそうなのね。少し待って、私の使ってる吐き気止めあげるから」
暁「即効性だからあと少し頑張って。はいお水」
長門「……」プルプル
暁「立ったままだと無理よ、ほら座って」
長門「…………!」ゴクリ
暁「辛いけどあと五分は頑張って。そうしたら収まるから」
長門「…」コクリ
電「流石暁ちゃんなのですね」
響「水も持ち歩いているのは流石だね」
暁「私も油断してるとよく吐きそうになっちゃうし…長門さんの顔みたら気分が悪いのもすぐわかったわ」
雷「長門さんに一体何があったのかしら…」
響「聞いてあげるのはまた今度にしよう」
電「今はそっとしておいてあげるのです」
ーー
ーー
瑞鶴「今日は貴女達に大事な話があるの」
夕張「はぁ…」
秋津洲「かも…」
明石「……」
北上「う~ん…」
瑞鶴「長門、そこにいるわね?」
長門 私はここだ
瑞鶴「……」
長門「……」
瑞鶴「…………」
長門「…………」
瑞鶴「……ほら!私と長門は会話できないのよ!!」
夕張「そう言われましても…」
秋津洲「清霜がいれば手話も通訳してくれるから、問題無いと思ってたかも」
明石「はい……」
瑞鶴「いつでも長門と清霜が一緒とは限らないじゃないの!」
長門 タブレットから音声が出る機能はまだなのか?
北上「それがまだなんだよね~既存のやつは誤変換ばっかりで参考にもならないし」
長門 そうか…
瑞鶴「私の装置は重くて持ち運びなんて無理だし、なんとかして欲しいのよ!」
夕張「なんとか…ですか」
秋津洲「瑞鶴さんはそんなに長門さんとお話ししたいかも?」
瑞鶴「安価」
下1~3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
695 : 以下、名... - 2018/05/06 19:50:50.94 dLiA3cqwo 350/491それはそうよ
だって同じ鎮守府の仲間だもの
瑞鶴「それはそうよ、だって同じ鎮守府の仲間だもの。前の鎮守府では無視されたこともあるし…イジメられたりも……」
北上「あ~あ、秋津洲やっちゃた~」
秋津洲「かも!?」
夕張「地雷踏んじゃいましたね…」
明石「あああ秋津洲ちゃん……」
秋津洲「だって!あの場面であぁ聞くのは普通かも!!」
瑞鶴「何よ……皆んなと話しちゃいけないの…」グスッ
北上「秋津洲~早くなんとかしないと加賀さん飛んでくるよ?」
秋津洲「無茶言わないで欲しいかも~~!」
長門 私もできれば瑞鶴とは直接話してみたい。なんとかならないか?
夕張「方法があるとするなら、瑞鶴さんの機械を使うくらいですかね」
明石「かかか改良はしししてますが…まままだ重いです…」
北上「他に方法があればいいんだけどね~」
瑞鶴「ひ……ひっく……」
秋津洲「瑞鶴さん泣き止んで欲しいかも!そうしないと秋津洲の命が…!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
700 : 以下、名... - 2018/05/06 20:30:54.56 E5+HkaH90 353/491いつの間にかいた加賀にネックハンギングツリーをされる秋津洲
突然上昇したため、皆からはマミってみえる
秋津洲「こんなの加賀さんに知られたら……」ヒュッ
長門「!?」
明石「え……」
夕張「秋津洲さんがマミった!?」
北上「いや違う…あれは……」
加賀「秋津洲…よくも瑞鶴を……」ギリギリ
秋津洲「がも…」
夕張「加賀さん!?いつのまに…」
長門 ネックハンギングツリーとはやるな
明石「なんですか…それは…」
北上「あぁやって首絞めあげるやつの名前だよ~」
加賀「瑞鶴をイジめるとはいい度胸ね…私が駆逐してあげるわ」ギリギリギリギリ
秋津洲「ぐ……ぇ…」
瑞鶴「ぐす……加賀…もういいからぁ…」
加賀「…わかったわ」パッ
秋津洲「げほっ!!おぇ……」
夕張「大丈夫ですか?」
北上「いや~災難だったね~」
秋津洲「……」
北上「秋津洲…?」
秋津洲「ぐす……ごめんなさい…ごめんなさい……」
北上「あ~~…今度はこっちか…」
明石「かかか加賀さん…」
加賀「…またやってしまったの?」
長門 秋津洲の前の鎮守府の話を覚えいないのか?
加賀「……ごめんなさい、瑞鶴のことになるとつい…」
瑞鶴「私のせいにしないでよぉ…」グスッ
加賀「あぁ瑞鶴……」
秋津洲「ごめんなさいごめんなさい……」
明石「あああ秋津洲ちゃん…だだ大丈夫だからね…」
北上「…何このカオス」
夕張「まずはどうしましょうか…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
706 : 以下、名... - 2018/05/06 20:51:18.80 b5lq17ly0 356/491北上と長門と夕張で取り敢えず仕切り直して、状況を再確認する
ーー
北上「とりあえず泣いてる二人は落ち着かせて状況確認ね!」
夕張「瑞鶴さんは長門さんと話したいので私達に相談しに来たんですよね?」
瑞鶴「うん…」
長門 その際に秋津洲の失言があって瑞鶴の地雷を踏んだ
加賀「そして泣いている瑞鶴を見つけて私は秋津洲を…」
秋津洲「……かも」
北上「加賀さんさ~気持ちはわかるけど暴力はダメだよね~」
加賀「……ごめんなさい」
秋津洲「ごめん…少し横になってくるかも…」
明石「あああ秋津洲ちゃん…」
秋津洲「大丈夫かも……ちょっと休むだけだから…」
加賀「なら私が連れて行くわ。せめてそれくらいはやらせてちょうだい」
秋津洲「かも……」
瑞鶴「私のせいで…こんなことになってごめんなさい…」
北上「いや~これは仕方ないって~」
長門 こういう時に瑞鶴と話せればいいんだが…
夕張「何かいい方法はありませんかね…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
714 : 以下、名... - 2018/05/06 21:40:49.99 dLiA3cqwo 359/491明石
長門の言葉を点字で打ち出すとかはどうでしょうか
緊急時はダメでも普段の会話はできるかもしれない
明石「ななな長門さんのこここ言葉を……てててて点字で打ち出す…ととととかはどうでししししょうか…」
明石「ふふふ普段の会話なら…でででできるかもしれません…」
夕張「成る程、点字を打ち出す……それなら…」
北上「明石は点字の機械持ってんの?」
明石「ずずず瑞鶴さん用に…よよよよ用意はしてました…」
夕張「多分北上さんが入院してた時ですね、提督が個人的に買ってくれたんですよ」
北上「安いもんじゃないのに…提督もやるねぇ~」
明石「ももももも持って…きききます…ね…」
明石「ななな長門さん…ここにぶぶぶ文書を…打ち込んで下さい…」
長門 全てひらがなか。了解した
北上「瑞鶴は点字は分かるよね?」
瑞鶴「勉強したから大丈夫よ…」
夕張「じゃあここに手を置いて下さい。打ち込まれた文書が点字になって打ち出されるので、上手く追いかけて下さいね」
瑞鶴「えぇ…」
明石「じゃあ……おおおおお願いします…」
長門「安価」
下1~3高コンマ 瑞鶴へのメッセージや文書等を
720 : 以下、名... - 2018/05/06 22:01:26.91 JGu1OdhZ0 362/491びっぐせぶん
長門「……」カタカタ
瑞鶴「あ……」
夕張「長門さんがなんて打ったかわかりますか?」
瑞鶴「……びっぐせぶん」
長門 合ってるぞ
北上「合ってるってさ~」
瑞鶴「なんでびっぐせぶんなのよ…」
長門 私と言えばこの言葉だろう
夕張「まぁ短いしわかりやすくていいんじゃないですかね」
北上「じゃあ次は瑞鶴の番だね~」
瑞鶴「ビッグセブンに対してどう返事すればいいのよ?」
北上「そこはフィーリングでどうにかする感じで~」
夕張「じゃあ瑞鶴さんと長門さんの場所チェンジでお願いします」
長門 任せろ!
瑞鶴「え~うーん……なんて返事すればいいのかしら…」
瑞鶴「安価」
下1~3高コンマ 長門へのメッセージや返事を
725 : 以下、名... - 2018/05/06 22:26:05.92 JGu1OdhZ0 365/491あいあむ ゆあ ふぁーざー
長門「!?」
夕張「どうしたんですか?」
北上「瑞鶴何言ったの?長門がかなり動揺してんだけど」
瑞鶴「えっと…あいあむ ゆあ ふぁーざーって…」
北上「…なんで?」
瑞鶴「いや、こんな映画あったなって思って…」
北上「なんで映画のタイトルをうったのかも謎だし、長門は音聞こえないじゃん」
瑞鶴「そこは字幕版でなんとかなるかと思って…」
長門「!?!?」
夕張「落ち着いて下さい長門さん!」
北上「どうすんのさ瑞鶴…」
瑞鶴「だって…ビッグセブンに対する返しが思いつかなくて…」
長門「……!」
夕張「あ、瑞鶴さん変わってあげて下さい。今度は長門さんがやるそうです」
北上「なんかややこしいことにならないといいけど…瑞鶴、責任取りなよ~」
瑞鶴「もう…わかったわよ…」
明石「……ははははい、オッケーです」
長門「安価」
下1~3高コンマ 長門のメッセージや返事を
729 : 以下、名... - 2018/05/06 22:52:08.90 pH7w2Mnr0 368/491のーーー
瑞鶴「……ぶふ!」
夕張「急に笑い出してどうしたんですか!?」
瑞鶴「のーーーって…なんだ長門、知ってたのね」
北上「どういうことなのさ?」
瑞鶴「ん~簡単に言えば映画の台詞で返されたのよ。ネタを言ったら元ネタで返されたって感じかしら?」
明石「えええ映画…」
長門 宇宙戦争の話だ。フォース、という言葉に聞き覚えは無いか?
北上「あぁ……!なんかそんな台詞聞いたことあるような…!」
長門 あの映画は好きだったんだ。私がこうなる前に何度か見たことがある
夕張「こうなるってことは、長門さんはずっと耳が聞こえないわけじゃなかったんですね」
瑞鶴「じゃあ私と一緒なのかしら……」
北上「ねぇ長門、せっかくだから教えてくれない?」
明石「むむむむ無理にとは…言いません…」
夕張「辛いならまたいつかでも大丈夫ですよ」
長門「安価」
下1~3高コンマ 長門の台詞、行動他
734 : 以下、名... - 2018/05/06 23:29:43.24 E5+HkaH90 371/491実は沈んだ事がある
次に目を覚ました時には病院にいた
その時にはもう、耳は聞こえなくなっていた
735 : 以下、名... - 2018/05/06 23:35:52.29 sBUVZBVq0 372/491あの日は雪が降っていて……寒かったな。
大層強大な力を持っていた深海棲艦との戦闘で色々あって、最終的に素手で戦ったんだ。その時に。
736 : 以下、名... - 2018/05/06 23:38:46.64 6d9Ip2BTO 373/491>>734と>>735をうまい具合にミックスで
長門 あの日は雪が降っていて……寒かったな
長門 大層強大な力を持っていた深海棲艦との戦闘で色々あって、私は最終的に素手で戦ったんだ
長門 その深海棲艦は倒したが……私は沈んだんだ
長門 ダメコンも積んでいなかった私は暗くて冷たい海の中に……
長門 次に目を覚ました時には病院にいた。その時にはもう、耳は聞こえなくなっていた
長門 それか
長門「……」カタカタ
夕張「長門さん、もう大丈夫ですよ」
明石「いいい一度沈んだ……」
瑞鶴「そんな話聞いたこと無いわ…」
北上「でもこれで幹部さんが長門を持ってた理由がわかったね。一度沈んだ艦娘なんて貴重だろうからね~」
長門 そうだ、私は幹部の元で毎日毎日検査ばかりだった
夕張「でもここに来たってことは何もなかったってことなんですよね?」
明石「もももももしくは…すすす全て終わった…」
瑞鶴「全て終わったって……」
長門 私は明石の意見が正しいと思う。私の検査や調査が終わったからもういらない。
長門 そう考えているように私は思えた
夕張「長門さん……」
瑞鶴「…長門は何て言ってるの?」
北上「明石の意見に賛成だってさ」
瑞鶴「……誰か長門に私の言ってること伝えて」
北上「あたしでよかったらいいよ~」
瑞鶴「安価」
下1~3高コンマ 瑞鶴の台詞を
740 : 以下、名... - 2018/05/07 00:02:25.73 n8p6p5FP0 376/491沈んでなおここにいられるってことは相当な幸運の持ち主なのね
代償は大きいけど、私は長門が生きてここにいてくれて嬉しいと思うわ
瑞鶴「沈んだはずなのきここにいられるってことは相当な幸運の持ち主なのね」
瑞鶴「代償は大きいけど、私は長門が生きてここにいてくれて嬉しいと思うわ」
長門 生きてここに居る…か。私は……
北上「自分で死のうとしたんでしょ?」
夕張「えっ…そんなこと…」
長門 …そうだ
明石「……」
長門 運良く生き残れたと思っていたが、あんな実験動物の様な扱いをされるくらいなら…と思ったことはある
北上「それでも長門は生きてる。これが事実なんだよ」
長門 だが…私は……
北上「あ~自殺未遂を気にしてるなら杞憂だよ?私と明石は自殺失敗してるし~」
明石「……」コクリ
長門 …お前達も何かを抱えているという、ことか
北上「特別なのは自分だけじゃない…って!」
瑞鶴「ねぇ、長門はどんな様子なの?怒ってないの?」
夕張「長門さん、瑞鶴さんに何て言いますか?」
北上「全部言う必要は無いし、適当に答えてあげよっか?」
長門 いや、私の言葉で伝える。全て……な
北上「…はいはい。じゃあ瑞鶴、またそこに座ってね~」
ーー
ーー
北上「とうとうこの日が来たよね~」
夕張「いよいよ多摩さんの改二改装ですね!」
秋津洲「あたし達だけでもできないことはなかったけど、あの北方迷彩が少しやっかいだったかも」
明石「ででででも…かか陽炎さんのお陰で…」
陽炎「私の塗装技術がこんな所で役に立つなんてね」ピカッ
多摩「眩しいにゃ…」
北上「多摩姉、準備はできてる?」
多摩「問題ないにゃ」
夕張「それではドックで待ってて下さいね!」
秋津洲「改の時と同じだから別に緊張もしなくていいかも!」
明石「かかか改装設計図も…おおおオッケーです…」
北上「練度も勿論大丈夫と。じゃあ多摩姉グッドラック~」
多摩「にゃ…」
ーー
多摩「……」
陽炎「終わったみたいね」
秋津洲「北方迷彩!凄くカッコイイかも!」
夕張「装備も中々良いですね~」
明石「いいいい色々…のの乗せられる…みみみみみたいです…」
北上「多摩姉はどう?改二になってみた感想は?」
多摩「安価」
下1~3高コンマ 多摩の台詞、行動他
757 : 以下、名... - 2018/05/07 20:20:23.86 uHEJ/k+b0 382/491にゃにゃ? 言語野に異常が
多摩「にゃにゃ?」
北上「そこはにゃーじゃなくてさ、普通に答えて欲しかったよね~」
夕張「問題は無いってことでいいですね?」
多摩「にゃ…」
秋津洲「いいな~改二、いつかあたしもなってみたいかも…」
明石「きききききっと…なれるよ…」
多摩「にゃ……!」
陽炎「ねぇ、なんだか多摩さんの様子おかしくない?」
北上「おかしいも何もいつも通りだよね~」
多摩「にゃ…!にゃにゃにゃ!」
夕張「多摩さん?」
多摩「にゃ……!にゃにゃにゃ!!」
明石「これは…」
秋津洲「もしかしてにゃ~以外喋れなくなってるかも?」
陽炎「改造でそんなことになるなんて聞いたこと無いわよ!」
夕張「とにかく一度精密検査してみましょう!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
764 : 以下、名... - 2018/05/07 20:47:37.81 86d5N/DS0 385/491艤装解除であっさりもとに戻る
夕張「とりあえず艤装を解除して下さい!」
多摩「わかったにゃ!」
秋津洲「それで次は…………あれ?」
多摩「あ…!喋れるようになったにゃ!!」
北上「治ったのは良かったけど原因はなんだったんだろ?」
陽炎「やっぱり精密検査はした方がいいんじゃない?」
明石「よよよ用意…しししします…」
北上「ほら、多摩姉は服脱いで」
多摩「せっかく着たばっかりだったのににゃ…」
夕張「そんな事言ってる場合じゃないですからね!」
秋津洲「とっとと素っ裸になるかも!」
多摩「にゃ……」スルスル
明石「準備……だだだだ大丈夫です…」
陽炎「これで原因がはっかりわかればいいんだけど…」
下1~3高コンマ 検査の結果やその他起こったこと等
769 : 以下、名... - 2018/05/07 21:03:21.87 N5fnvwCf0 388/491艤装を纏うことでネコの能力(夜目が利く、野生の感が強くなる等)を身につけるようになっていた結果
ーー
明石「せせせせ精密検査のけけけけ結果は…いいいいい以上無し…です…」
多摩「にゃあ…じゃあ何が原因にゃ…」
夕張「それなんですが、どうもこれが仕様みたいなんですよ」
多摩「にゃ!?」
北上「艤装を装備すると猫の能力が身につけるようになるみたいだね~」
陽炎「猫の能力?」
秋津洲「夜目が利くようになったり、野生の感が強くなったりするかも!」
明石「凄いです…!」
多摩「でも喋れられないデメリットは大きいにゃ…」
夕張「それも大丈夫みたいですね。慣れてくれば切り替えられるそうです」
北上「多摩の改装もまだ始まっただし、色々不都合もあるってことでしょ~」
多摩「なら良かったにゃ…」
秋津洲「でも夜目が利くのは地味に凄いかも!」
陽炎「確かに…電探要らずよね」
多摩「とりあえず陽炎は直視出来なさそうにゃ…」
陽炎「それは慣れてちょうだい」ピカッ
多摩「にゃ……」
北上「で、どうするのさ多摩姉」
多摩「何がにゃ?」
北上「改装した姿、あの人に見せに行くんでしょ?」
多摩「……にゃ」
秋津洲「いいな~多摩さんの彼氏カッコイイかも…」
陽炎「秋津洲さんは彼氏居ないんですか?」
秋津洲「ここに来てからはできてないかも…」
明石「ががが外出は…ききき気を付けて下さいね…」
多摩「わかったにゃ……ちょっと行ってくるにゃ」
ーー病院
多摩「もうそろそろお昼にゃ。いつも通りにお弁当も持ってきたにゃ」
多摩「改装したこの多摩…気に入ってくれるかにゃ…」
多摩「かわいいって…言って欲しいにゃ…」
多摩「……」
先生「あれは……」
多摩「あ、先生が来るにゃ……」
多摩「喜んで…くれるかにゃ…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
778 : 以下、名... - 2018/05/07 21:32:19.87 86d5N/DS0 393/491立ち止まった先生、多摩に見とれてしまう
多摩の改二改装報告のあと、先生がお祝いを提案
先生「…………」ボーッ
多摩「先生…どうしたにゃ?」
先生「あ……すいません、少し見惚れてしまっていました…」
多摩「にゃ…」カァァ
先生「その格好は一体?例の決戦仕様というものですか?」
多摩「にゃ…これは改二改装にゃ」
先生「改二…高レベルの艦娘のみがなれるという…」
先生「なるほど、多摩さんは頑張ったんですね」
多摩「練度は自然と上がったんだにゃ…特別なことはしてないにゃ」
先生「それでもおめでたいことじゃないですか。そうですね…多摩さん、今夜時間は空いてますか?」
多摩「にゃ………空いてると思うにゃ」
先生「それでは私にお祝いさせてもらえませんか?」
多摩「先生が…多摩を?」
先生「私にとって多摩さんの改装は特別なんです。それを一緒にお祝いできたらと思いまして……どうですか?」
多摩「断る理由は無い…ですにゃ…」
先生「わかりました、それでは今から予約を……それからあれも…」
多摩「お祝いなんて大袈裟だけど…それくらい喜んでくれたってことは嬉しいにゃっ!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
782 : 以下、名... - 2018/05/07 21:54:37.49 Xj6hax7r0 396/491ディナー後、先生の家(一人暮らし)に招かれる多摩
お互いにいい感じにほろ酔いになり……
多摩朝帰り
ーー夜
多摩「にゃあ~お料理美味しかったにゃ~」
先生「そう言ってもらえると嬉しいです」
多摩「お店の雰囲気も良くて、凄くお洒落だったにゃ!」
先生「えぇ、本当に……料理も美味しかったですよね…」
多摩「先生?どうしたにゃ?」
先生「実はですね、あのお店のシェフは私の患者さんだったんです」
多摩「え、じゃあ……」
先生「はい、あの子は艦娘でした。退院してから艦娘を辞めて、あぁやってお店を開いているんです」
多摩「気付かなかったにゃ…」
先生「あの子は戦うことに疑問を持っていたそうなんです。それで心の健康を崩してしまって…」
多摩「でも先生はリハビリ担当のはずにゃ?」
先生「……あの子は自ら命を断とうとして…」
多摩「にゃ……でも、助かったんにゃよね?」
先生「勿論ですよ、あぁやってお店を開いてるんですから」
多摩「にゃ……」
先生「あの子は戦う以外に生き甲斐を見つけたそうなんです。それがこうやって……嬉しいですね…」
多摩「……先生…」
先生「どうしましたか?」
多摩「先生は多摩が出撃するのは嫌かにゃ?」
多摩「多摩は艦娘として戦うのが使命だと思ってるにゃ。でも出撃すれば傷つくし、最悪の場合沈むかもしれないにゃ」
多摩「それでも……」
多摩「先生は多摩のことを応援してくれるにゃ?辛い時に頑張れって言ってくれるにゃ?」
多摩「多摩は…先生の彼女で居てもいいにゃ?」
先生「安価」
下1~3高コンマ 先生の台詞、行動他
789 : 以下、名... - 2018/05/07 22:48:39.78 D71yx8LOO 400/491こんな私でよければ、いくらでも力になりますよ
先生「多摩さんが戦いたいというのなら、私はそれを全力で支えます」
先生「こんな私でよければ、いくらでも貴女の力になりますよ」
多摩「ありがとう…ございます」
先生「はい……」
多摩「……」
先生「……」
多摩、先生「「あの…」」
多摩「あ、ごめんなさい…先生からどうぞにゃ…」
先生「わかりました、それでは…一つ言いたいことがあるんです」
先生「私はこの近くのマンションに住んでいるんです」
多摩「そうだったんですか…」
先生「それで……ですね…あの……」
多摩「……」
先生「ええと…何というか……」
多摩「…先生、多摩は先生以外の男の人とお付き合いをしたことが無いんだにゃ」
先生「え、えぇ…」
多摩「だから当然そういう経験も無いし……もしかしたら迷惑かけちゃうかもしれないにゃ…」
多摩「それでも……いいかにゃ?」
先生「……是非、お願いします」
多摩「……緊張するにゃ…」
先生「私もです…」
多摩「先生は男の人だから、ちゃんとリードして欲しいにゃ」
先生「が、頑張ります……そういえば鎮守府に連絡なくて大丈夫なんですか?」
多摩「にゃ……実はこうなるかと思って……提督には連絡してあった…にゃ」
先生「そうだったんですか…」
多摩「……」
先生「……あ、ここです…」
多摩「ここが……」
先生「一緒に部屋まで…お願いします」
多摩「はい……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
795 : 以下、名... - 2018/05/07 23:13:18.25 DrFuPBuY0 404/491翌日のお昼頃に鎮守府に帰ってくる多摩。
ーー翌日
先生「私はもう病院の時間なんですが、多摩さんは……」
多摩「ごめんにゃ……まだちょっと歩くのは…辛いにゃ…」
先生「すいません…」
多摩「謝らないで欲しいにゃ、思い出すと恥ずかしいにゃ…」
先生「それじゃあ……これを置いていきますね」チャリ
多摩「それって…」
先生「この部屋の合鍵です。動けるようになって帰るときに鍵は閉めておいて下さいね」
多摩「いいのかにゃ…?」
先生「…多摩さんになら持っていて欲しいです」
多摩「……嬉しいにゃ」
先生「あっ、時間が……それでは行ってきます!」
多摩「行ってらっしゃいにゃ~」
多摩「……ふぅ…多摩もとうとう…大人の女にされちゃったにゃ…」
多摩「昨日の先生……凄かったにゃ…」
多摩「…………」
多摩「もう少し寝るにゃ…」モフッ
多摩「ん…………先生の匂い…」
多摩「……好きな匂いだにゃ…」
多摩「……」
ーー鎮守府
多摩「しまったにゃ…あれから二度寝しちゃってすっかりお昼にゃ…」
多摩「朝帰りならまだ言い訳もあったにゃ……でもお昼となると…」
多摩「とにかく、誰にも見つからないようになんとか部屋まで帰るにゃ…」
多摩「そーっと、そーーっとにゃ…」
多摩「誰にも見つからないように……」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
802 : 以下、名... - 2018/05/07 23:34:49.27 Xj6hax7r0 408/491その日の夕飯がお赤飯だった
803 : 以下、名... - 2018/05/07 23:36:06.40 VGf7wCIe0 409/491>>802+皆が優しい眼差しで多摩を見ていた
ーー夜、食堂
多摩(誰にも見つからずに部屋まで帰ってこれてよかったにゃ…)
多摩(提督にだけはちゃんと話しておいたけど、皆んなにはバレて無いはずにゃ…)
多摩(お風呂には入れにゃいけど、それは上手く言い訳でもするにゃ…)
多摩「……さぁ、深夜の出撃に向けて晩御飯だにゃ」
多摩「今日の日替わりは何かにゃ~」
間宮「あ、多摩さん。実は今日は皆さんから今日のメニューは是非これをと言われているんですが、それでも大丈夫ですか?」
多摩「にゃ?メニューを決められてる……?よくわからないけど、それでお願いするにゃ」
間宮「お待たせしました、お赤飯ですよ」
多摩「にゃ?お赤飯?」
間宮「…………」
多摩「…………に"ゃっ!!」
多摩「誰が……!誰が見てたんだにゃ!?」
北上「別に見ては無いけどさ、誰だってわかるって~」
多摩「北上!!」
北上「男の人と会って昼帰りしてきてんでしょ?嫌でもわかるって~」
多摩「バレてたのかにゃ……」
北上「でもちゃっかり合鍵をもらって来るなんて、流石だよね~」
多摩「なんで知ってるんだにゃ!?」
北上「いやだって部屋でうっとりしながら鍵見てたらわかるって。あたし何度も呼んで部屋まで入ったのに気付いてないんでしょ?」
多摩「にゃあぁぁぁ…」
北上「まぁそれは置いといて……どうだった?」
多摩「…何がにゃ」
北上「決まってるじゃん、初めての体験がだよ~痛かった?それともいきなり気持ち良かった?」
多摩「安価」
下1~3高コンマ 多摩の台詞、行動他
815 : 以下、名... - 2018/05/08 00:09:21.87 Rvg9IFsP0 413/491気持ちよすぎて死ぬかと思ったにゃ……
多摩「気持ちよすぎて死ぬかと思ったにゃ……」
北上「そんなに良かったの?」
多摩「もちろん最初は痛かったにゃ。でも段々気持ち良くなってきて…」
多摩「最後の方はもう…先生のことしか考えられなかったにゃ…」
多摩「はぁ………気持ち良かったにゃ…」
北上「初めてでそこまでの体験できるなんて…先生もやるねぇ~」
多摩「もちろんそれも良かったけど、一番良かったのは先生とキスできたことだにゃ」
北上「そっか、手を繋ぐのがやっとだったもんね~」
多摩「先生とキスしながら動いてもらったら…もう……もう………」
多摩「はぁ……早く先生に会いたいにゃ…」
北上「多摩姉が女の顔してるよ~」
多摩「…うるさいにゃ北上」
北上「ごめんごめん。でもさ、先生との関係が進んで良かったじゃん!」
多摩「……にゃ」
北上「多摩姉が幸せならあたしも嬉しいよ~」
多摩「うん…多摩は幸せにゃ」
ーー