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【艦これ】龍驤「足りないもの」その7【安価】(2)
ーー
提督「…卯月、退院できてよかったな」
卯月「思ったよりも早く退院できたっぴょん!」
提督「…ここの先生が合ったのか?」
卯月「それもあるけど、うーちゃん頑張ったんだっぴょん。もうストレス発散の為に女の子を抱いたりしないっぴょん!」
提督「…そうか」
卯月「心配しなくても、お医者さんからちゃんと愛のあるHならしても大丈夫って言われてるっぴょん!」
提督「…恋愛対象は女の子のままなんだな?」
卯月「男なんて全員滅びればいいっぴょん……あ、司令官は別っぴょんよ!」
提督「…それはよかったよ」
卯月「司令官、後はもう帰るだけっぴょんよね?」
提督「…そうだな」
卯月「なら少し寄って欲しいところがあるっぴょん!」
提督「…ここから近いのか?」
卯月「帰り道にあるっぴょん!うーちゃんの退院祝いだと思ってそこに連れていって欲しいっぴょん!」
提督「…まぁいいだろう」
卯月「ありがとうっぴょん!」
ーー料亭竜宮
提督「まさかこの店に来たいとはな…ここ高いんだぞ?」
卯月「だから来たかったんだぴょん!高級料亭なんて滅多に来れないっぴょん!」
提督「手加減はしてくれよ…」
卯月「うぉ~!メニューに時価があるっぴょん!これは楽しみっぴょん!」
提督「…手持ちにいくらあったか……」
伊19「提督!久しぶりなのね!」
提督「伊19と…伊26か」
伊26「うん…卯月も久しぶり…」
卯月「お久しぶりっぴょん!」
伊19「今日はどうしたの?卯月とデートなんて珍しいの」
提督「いや…卯月の退院祝いなんだ」
伊26「卯月ちゃん入院してたの?」
卯月「もう大丈夫だから心配無用っぴょん!」
伊19「ここの料理は美味しいのね。退院祝いなら好きなだけ堪能して欲しいの!」
卯月「任せるっぴょん!」
提督「………手加減を…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
342 : 以下、名... - 2018/05/01 20:13:22.84 /rDabywyo 175/491財布がカラに
ーー
卯月「いや~美味しいっぴょん!こんなに美味しい食事は久しぶりっぴょん!」
提督「すまん卯月…もう予算が…」
卯月「ぶー…仕方ないっぴょんね。これくらいにしてあげるっぴょん!」
提督「あぁ…財布の中身が…」
卯月「じゃあ皆んなにお土産でも持って帰ってあげるっぴょん!」
提督「卯月……もう金が……」
伊19「卯月、それくらいにしてあげるのね」ガラッ
伊26「皆んなへのお土産だけで、今のご飯代くらいしちゃうよ?」
卯月「それじゃあ仕方ないっぴょん」
提督「ほ……ありがとう伊19」
伊19「押しに弱いとこも変わってないのね」
伊26「提督、鎮守府の皆んなは元気?」
提督「元気…と言いたいが最近また一人入院してしまったんだ」
伊19「提督~皆んなのことちゃんと見てるの?」
提督「見てるつもりだったんだがな…」
伊26「そういえば卯月ちゃんは何で入院してたの?聞いて大丈夫?」
卯月「大丈夫っぴょんよ。卯月は性交中毒で入院してたんだっぴょん!」
伊26「セ……!」
伊19「それって治るものなの?」
卯月「うーちゃんはストレス発散の為に女の子をめちゃくちゃに抱いてたんだっぴょん。原因がわかってるなら、意外となんとかなったっぴょん!」
伊19「あぁ、その滅茶苦茶に抱いてたのは叢雲なのね?」
卯月「……なんで知ってるっぴょん?」
伊19「提督達が大変なことになってる間、卯月はよくコソコソ鎮守府を抜け出してたのね」
伊26「それだけならわからなかったけど、鎮守府の裏で他所の叢雲ちゃんと……」
伊19「卯月、今だから言えるけどあれは無いのね。叢雲の首絞めたり足舐めさせたり……」
提督「…そんなことをしていたのか?」
伊26「色々命令もしてたよね。雌豚、ここで情けない声出してイけ…とかさ」
卯月「うわ~……全部知られてたっぴょん……」
提督「俺は知らかった……まぁあの時は知らなくて当然か…」
伊19「卯月はもう大丈夫なの?叢雲とちゃんと会話できるの?」
卯月「安価」
下1~3高コンマ 卯月の台詞、行動他
351 : 以下、名... - 2018/05/01 20:52:43.45 ernVFTVZ0 180/491うーちゃん大丈夫。と言いつつ、顔色が悪くなる。(提督の背後に誰かを見つけたようだ
卯月「うーちゃんは大丈夫!…………ぴょん…」
伊19「どうしたの?途中まで威勢が良かったのに」
伊26「もしかして食べ過ぎたの?」
卯月「……ぴょん」スッ
提督「俺を指差して…どうかしたのか?」
伊19「……違うの!提督の後ろ!」
提督「え?」
叢雲「…………」
伊26「叢雲ちゃん…!」
叢雲「司令官酷いじゃない…卯月様が退院するなら…私に知らせてよ…」ユラァ
提督「お、落ち着け叢雲…また卯月様って…言ってるぞ…?」
叢雲「……そんなの知らないわ」
伊26「目が座ってる…」
伊19「ニム、こっちに来るの」
伊26「お姉ちゃん…」
叢雲「卯月様…私…この日をずっと待ってたの…」
卯月「……」
叢雲「ねぇ…卯月様……」
下1~3高コンマ 卯月、叢雲どちらかの台詞や行動他
354 : 以下、名... - 2018/05/01 21:06:20.00 /rDabywyo 183/491さ、サプライズだぴょん!
驚かそうとしたんだよ
卯月「さ、サプライズだぴょん!」
叢雲「……」
卯月「む…叢雲を驚かそうとしたんです…」
伊19「卯月の語尾が取れてるのね…」
伊26「よっぽどの恐怖を感じてるのかな…」
提督「卯月に悪気があったわけでは無いんだ。ただ叢雲には帰って自分から話すと…そう言われていた…から……」
叢雲「……」ギロッ
伊19「提督頑張るのね!目力で負けてるの!!」
伊26「お姉ちゃん、あの叢雲ちゃんには誰も勝てないよ…」
叢雲「アンタ…嘘は言ってないでしょうね…?」
提督「………もちろんだ」
叢雲「そう……」ユラァ
卯月「び…びびび……」
叢雲「ねぇ卯月様…私とお話しする予定だったのよね…?」
卯月「ぴょん……」
叢雲「なら…今ここでしてよ…」
卯月「……ぴょん」
叢雲「できないの…ねぇ…卯月様……」
卯月「安価」
下1~3高コンマ 卯月の台詞、行動他
361 : 以下、名... - 2018/05/01 21:34:35.92 6+pfok8W0 186/491ほ……ほら、刺身あーんって。
卯月「ほ……ほら、刺身あーんって」
叢雲「あーん」
伊19「素直に食べてるの…」
叢雲「卯月様の食べさせてくれる刺身…おいひい…」パァァァァ
伊26「あっという間に笑顔になった…」
提督「とりあえずなんとかなったか…?」
卯月「ほらもう一切れ、あーん…」
叢雲「ん……おいひいよぉ…」トローン
伊19「提督、叢雲が蕩けてる間に帰るの…」ヒソヒソ
伊26「今がチャンスかも…」
提督「よし、そうか……卯月…」ヒソヒソ
卯月「ぴょん……ほら叢雲…もっと味わうぴょん…目を瞑って…」
叢雲「卯月様の…刺身……うん、美味しい…」スッ
卯月「……今っぴょん!!」
提督「!!」ダッ
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
364 : 以下、名... - 2018/05/01 21:59:19.95 U/39AvVBO 189/491叢雲、抜かりない
裏に皐月を待機させてた
ーー
提督「急げ卯月!」ダダダッ
卯月「わかってるっぴょん!」
提督「表からは目立つ、ここは裏から目立たないように……」
皐月「司令官!何処に行くんだい!?」
卯月「皐月…!」
提督「どうしてここに!?」
皐月「叢雲から頼まれてね!まさか本当に逃げるとは思ってなかったけど…流石は叢雲だね!」
卯月「なんで叢雲の味方をするっぴょん!?」
皐月「わからない?僕といえばオッパイでしょ!!」
卯月「でも叢雲はオッパイ無いっぴょん!」
皐月「甘いね!オッパイは大きさだけじゃ無いんだよ!」
卯月「ぐぐぐ…確かに叢雲の胸はうーちゃんが開発したっぴょん…」
皐月「頼まれたからには二人を通す訳にはいかないね!」
提督「どうする卯月?危険だが表から出ていくか?」
卯月「それしか無い……あ!あぁぁぁ…!!」
叢雲「うづきさまぁぁ…」ニヤァ
提督「マズイ!挟まれたぞ!」
叢雲「ねぇ…なんで逃げるのぉ…私に話しが…あるんでしょお…」ユラユラ
卯月「びびびび……」
皐月「ふっふっふっ…逃がさないよ?」ジリジリ
提督「くっ、どうにもならないのか……」
叢雲「卯月様ぁ……」
卯月「ぴょん…」
皐月「ディ~フェンスディーフェンス!」ジリジリ
提督「ぐ……」
叢雲「……捕まえたぁ」ニヤァ
卯月「……!」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
372 : 以下、名... - 2018/05/01 22:19:56.83 vP1/S86p0 193/491川内が二人をぬいぐるみに変わり身させて助け出す
卯月「助けて……誰か…」
ボフン!!
皐月「うわ!?」
叢雲「卯月様……!!」ダキッ
皐月「ゲホッゲホッ!一体何があったんだろ…でも提督は捕まえたよ!」
叢雲「……違うわ」
皐月「え?」
叢雲「皐月が捕まえてるのも、私が抱きついたのも人形よ」
皐月「いつのまに…!」
叢雲「こんなことができるのは、アイツくらいよね…」ギリッ
ーー
川内「ここまで来れば大丈夫でしょ…」
卯月「はぁ…はぁ……助かったぴょん…」
提督「ありがとう川内…」
川内「いいっていいって!叢雲が皐月連れて出ていった時点で怪しいな~と思ってつけてきただけだからさ!」
提督「それでも…助かったのは事実だ…」
卯月「川内さん…ありがとうっぴょん…」
川内「そう言ってくれたら嬉しいな!」
卯月「でもこれでなんとか鎮守府まで帰れるっぴょん…司令官、早く……」
川内「確かに鎮守府には帰れるかもしんないけどさ、それでいいの?」
卯月「ぴょん…」
川内「これから鎮守府で一緒に生活するならさ、叢雲のことはキチンとしとかないといけないと思うよ?」
提督「確かに…毎日毎日追いかけっこをされても…困るからな…」
川内「私がちゃんと見といてあげるからさ、二人っきりで話してみない?暴走しそうになったら直ぐに止めるから!」
提督「…卯月、どうする?」
卯月「安価」
下1~3高コンマ 卯月の台詞を
380 : 以下、名... - 2018/05/01 22:44:58.56 WkOJV2kP0 197/491やってやらぁ!
自分を奮い立たせる
卯月「やってやらぁっぴょん!!」
川内「おお、威勢がいいね!」
提督「…卯月、大丈夫なのか?」
卯月「いつまでも逃げてる場合じゃ無いっぴょん!自分でカタをつけるっぴょん!」
川内「じゃあ私は叢雲を呼んできた後で向こうで隠れてるわね」
提督「…危なくなったら助けてやる」
卯月「司令官達の出番が無いように頑張るっぴょん!!」
ーー
叢雲「卯月様…卯月様……」フラフラ
卯月「叢雲、ここっぴょん!」
叢雲「卯月様!!!!」
卯月「叢雲、まずは落ち着くっぴょん!」
叢雲「私は最初から落ち着いてるわ!あぁ卯月様…この日をどれだけ待ち望んだか…!」
川内「叢雲…飛ばしてるねぇ…」
提督「叢雲はそれほど卯月のことを…」
皐月「そうだね~叢雲は卯月が大好きみたいだからね」
提督「皐月?」
川内「ワケを話してさ、一緒に見守ってもらおうかと思って」
皐月「大丈夫!今度は卯月の味方だからさ!」
提督「もしもの時は頼むぞ…」
叢雲「……それで卯月様、私に話ってどんな話なの?私卯月様の言うことならなんでも聞くわ!!」
卯月「安価」
下1~3高コンマ 卯月の台詞、行動他
385 : 以下、名... - 2018/05/01 23:06:09.94 mkiBeg1cO 201/491まずは謝るぴょん!
叢雲に色々したのに他の娘とも色々してごめんなさいでした!!
卯月「まずは謝るぴょん!叢雲に色々したのに他の娘とも色々してごめんなさいでした!!」
叢雲「そんな、謝らなくても…私は卯月様のペットなんです。前の時みたいに好きな時に呼び出して、私を滅茶苦茶にしてもいいのよ?」
卯月「叢雲…うーちゃんがどんな病気で入院してたか忘れたっぴょん?」
叢雲「それは……」
卯月「卯月はストレスを解消する為に叢雲とか色んな子を抱きまくった最低なクズっぴょん」
叢雲「やめて!卯月様は最低なんかじゃないわ!!」
卯月「ありがとう…そう言ってくれるのは叢雲だけっぴょん…」
叢雲「あ、でも退院したってことは……もう卯月様とHはできないの?」
叢雲「もう二度と、私をぐちゃぐちゃに犯してはくれないの?」
卯月「うーちゃんは退院したけど…Hはするなとは言われてないっぴょん」
卯月「愛のあるちゃんとしたHなら…しても大丈夫だって言ってくれたっぴょん…」
叢雲「愛……」
卯月「叢雲は…卯月のことが好きっぴょん?」
叢雲「当然よ!私の全てを卯月様に捧げても構わないわ!!」
卯月「ぴょん……」
卯月「そう言ってくれるのは嬉しいけど…卯月はまだよくわかんないっぴょん」
卯月「叢雲を見るとイライラというか…無茶苦茶に犯してやりたいっていう欲求があったんだっぴょん」
卯月「でも今はそんな気持ちはもう無くて…でも叢雲のことは気になってて…」
卯月「だからまだちゃんとした答えは出せないけど…卯月の側に居てくれるっぴょん?」
叢雲「安価」
下1~3高コンマ 叢雲の台詞、行動他
392 : 以下、名... - 2018/05/01 23:31:24.97 vP1/S86p0 205/491当然でしょ
叢雲「当然でしょ、私は卯月様と共に生きるわ」
卯月「……そういうことじゃなかったけど…まあいいっぴょん」
叢雲「大丈夫よ、ちゃんと理解してるわ。要は卯月様が私の事をちゃんと好きになってくれればいいんでしょ?」
卯月「…そういう事っぴょん」
叢雲「なら簡単ね、私の持てる力全部を使って卯月様の好感度を上げればいいだけだもの」
卯月「そんな簡単に上がるっぴょん?」
叢雲「卯月様が入院してる間、色々勉強してたのよ」
叢雲「これから毎日卯月様には私の手作り弁当に、身の回りのお世話もするわ!」
卯月「ぴょん…」
叢雲「もし……私のご奉仕が気に入らないっていうなら最終手段を取るわね?」
卯月「最終手段…?」
叢雲「卯月、アンタがこんな体にしたんだから責任取りなさい」
卯月「それは言わないで欲しいっぴょん…」
叢雲「結構大変なのよ?色々開発されたせいでブラは着けられないし、それに下半身も…」
卯月「その件に関しては本当に申し訳ないと思っております。どうかご勘弁下さい」
叢雲「えぇ、だからこれは最終手段。ちゃんと卯月様に私の気持ちを伝えるわ!」
卯月「……ぴょん」
叢雲「話はこれで終わりよね?一緒に帰りましょう!」
卯月「でも司令官達が…」
叢雲「卯月様?」ギロッ
卯月「ぴっ!」
叢雲「私と会話してるのに、なんで他人が出てくるの?」
叢雲「ねぇ?卯月様?ねぇ?ねぇ?ねぇ?ねぇ?ねぇ?」ズイッ
卯月「ご、ごめんっぴょん…」
叢雲「…わかってくれたらいいわ!」コロッ
卯月「ふぅ…………」
提督「卯月…あいつまた刺されたりしないだろうな?」
川内「なんだか凄い不安なんだけど…」
皐月「今日はオッパイお預けかなぁ」
ーー
ーー
提督「…龍驤、今日は何かあったか?」
龍驤「ん~どうやっけ?なんかあったような…無かったような…」
提督「誰かが来る予定があったかもしれないし…無かったかもしれない」
龍驤「滅多にこんな事無いんやけどなぁ…昨日の夜頑張り過ぎたんかな?」
提督「…否定はできないな」
龍驤「久しぶりやったもんね…」
提督「…まぁこうやってる内に思い出すだろう」
龍驤「そうやね~」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
411 : 以下、名... - 2018/05/02 20:40:02.71 I586rFePO 210/491>>提督「誰かが来る予定があったかもしれないし…無かったかもしれない」
新艦娘入れていいのかな?
ある事情を抱えた艦娘陽炎 着任!
ピピピピピピ…
提督「内線か…もしもし?」
黒潮『司令はん?今日着任予定の子が来とるんやけど、応接室に行ってもらうん?何も指示聞いてへんからわからへんのよ~』
提督「…そうか、今日はあの子が着任するんだったな」
龍驤「そうやった!飛鷹や葛城の入院準備とかで色々ゴタゴタしとったから、今日やって忘れとったわ!」
提督「…その子は執務室に来るよう言ってくれ」
黒潮『わかったで~』
提督「…よし、陽炎を迎えてやろう」
龍驤「陽炎も事情有りやんな?」
提督「…そうだ、陽炎もここでなら楽に過ごせるだろう」
龍驤「どんな子か楽しみやわ~」
コンコン
提督「…来たようだな。陽炎、入ってくれ」
下1~3高コンマ 陽炎の見た目やその他事情の内容を
416 : 以下、名... - 2018/05/02 21:04:58.64 5VJfV3+p0 213/491全身金ラメ。お祝い用の船みたい
陽炎「陽炎よ!司令、これからよろしくね!」ピカッ
龍驤「うぉ、眩しっ」
提督「…それはスパンコールか?」
陽炎「違うわ、金ラメよ!」ピカッ
龍驤「なんでまたそんな格好を…」
陽炎「この鎮守府ならこの格好でも自由にしてていいんでしょ?」ピカッ
提督「あぁ…何も問題は無い」
陽炎「よし、やったわ!」ピカッ
龍驤「そこ喜ぶんとこなんや…」
提督「…眩しいといっても目が霞む程でも無い。こちらから何も言わないから安心してくれ」
陽炎「そんなこと言われたの初めてよ!ここに来てよかった~!」
龍驤「陽炎はそんなにその格好がええんか?」
陽炎「ええ、そうよ!」ピカッ
龍驤「ほなその理由教えてくれへん?なんで全身金ラメの制服着てるんか気になるんやけど…」
陽炎「安価」
下1~3高コンマ 陽炎の台詞、行動他
421 : 以下、名... - 2018/05/02 21:20:52.53 o/XuphFtO 216/491金って素敵じゃない!
陽炎「金って素敵じゃない!」
龍驤「へ?」
陽炎「自分でキラキラ輝いて…あんな魅力的なモノは無いわ!」
龍驤「だからそんな格好してるんや?」
陽炎「そうよ!これはまだ金ラメだけど…いつか本物の金にするのが私の目標なの!」
提督「………この鎮守府の案内は黒潮に任せよう。同じ陽炎型だし、その方がいいだろう」
龍驤(司令官が投げるなんて珍しいわ…)
陽炎「じゃ、さっき黒潮が居たところまで行ってくるわね!」
ーー
陽炎「というわけで黒潮、案内よろしくねっ!」ピカッ
黒潮「眩し…司令はんの頼みやったら断れんし、ウチに任しといて~」
陽炎「先ずは何処から紹介してくれるの?」
黒潮「そうやな~うーん……」
陽炎「黒潮の好きに案内して!初めて会ったけど私が姉なんだから、文句は言わないわよ!」
黒潮「ほな……」
下1~3高コンマ 二人が向かった場所等
429 : 以下、名... - 2018/05/02 21:39:26.57 PO2bdQBM0 219/491まずは工廠
ーー工廠
黒潮「とりあえずここに来とかなあかんわな~」
陽炎「陽炎よ、これからよろしくね!」ピカッ
北上「まぶ……まぁよろしくね~」
秋津洲「陽炎はもしかして艤装も金ピカかも?」
陽炎「そうよ!見てよこの輝き!」ピカッ
明石「すすすす凄い…隅々まで…ぴぴぴぴピカピカです…」
夕張「これって自分でやったんですか?」
陽炎「そっ!メッキの技術を応用して、丁寧に丁寧に金ラメの加工をしたの!」
北上「メッキ?陽炎ってメッキ加工できるの?」
陽炎「金ピカの為に勉強したの!」
北上「成る程ね…提督、中々やるじゃん」ニヤッ
秋津洲「どうしたかも北上さん?」
北上「陽炎はさ、艤装の細部まで金ピカなんだよね?」
陽炎「そうよ!全身余すところ無く金よ!」
北上「艤装って細かい部品も多いけど、全部金ピカなんだよね?」
陽炎「当たり前よ!金に妥協は許されないんだから!」
北上「そうすると、艤装の分解なんかも得意だよねぇ……」
陽炎「まぁ、人よりは得意かもしれないわね」
北上「陽炎さ……工廠来ない?」
秋津洲「まさかのスカウトかも!?」
夕張「確かに…それだけ塗装が丁寧ということは、手先も器用ってことよね」
明石「ぶぶぶ分解が…ととと得意。ななな直す艤装を…ぶぶぶぶぶ分解してくれる…だだだだけでも…あああ有り難い…でです…」
北上「ねぇ?どうよ陽炎?」
陽炎「でも私は戦場で輝いていたいし…出撃がしたいわね」
北上「出撃の合間でいいからさ、手伝ってくれない?」
陽炎「うーん……でもなぁ…」
北上「じゃあ…安価」
下1~3高コンマ 北上の台詞、行動他
436 : 以下、名... - 2018/05/02 22:05:58.73 xtBo485A0 223/491持ち物の金色塗装工廠でやっていいし私たちも手伝うから
437 : 以下、名... - 2018/05/02 22:19:18.85 n485V3AP0 224/491↑+素材や機材も提供するよ
北上「持ち物の金色塗装工廠でやっていいし、あたし達も手伝うからさ~」
陽炎「本当!?」
北上「素材や機材も、もちろん提供するよ~」
陽炎「それはかなり魅力的ね、前の鎮守府の私物って全部処分されちゃったから」
秋津洲「金色なだけなのに捨てられちゃったかも?」
陽炎「部屋が眩しいって皆んなに言われたの。まぁそれが私が鎮守府を追い出された理由でもあるんだけどね」
夕張「それってどんな部屋なの?皆んなから苦情が来るなんて…」
明石「よよよよっぽど…なんです…か?」
陽炎「私の部屋って日が昇ったらライトアップされたみたいにピカピカ光ってたらしいの」
北上「…よくそれで寝れるよね」
秋津洲「毎日お日様と一緒に起きてたかも?」
陽炎「いいえ、寝る時はアイマスクをしてるの。あんな部屋でちゃんと寝れる訳ないじゃない」
夕張「自分で金色にしたんですよね………?」
明石「謎……」
陽炎「私が起きてる時は金色に光ってて欲しいのよ」
北上「うーわ……」
秋津洲「全然何言ってるかわからないかも…」
夕張「陽炎さんの部屋はカーテン無かったんですか?」
陽炎「あるに決まってるじゃない、乙女の部屋なのよ?まぁ色は金色だけど」
秋津洲「カーテンの意味がまるで無いかも…」
明石「ままま窓も…きき金ピカですか…?」
陽炎「そうね、マジックミラーみたいに加工したの。内側が金ピカで素敵だったのよ!」
夕張「それ窓の意味ありますか?マジックミラーなら外から見えますよね…?」
陽炎「……え?」
北上「いやだってマジックミラーってそういうもんじゃん?内側が光ってるなら、外側が見えるようになってるでしょ?」
陽炎「………………そうよ、何言ってるのよ」
秋津洲「まさか陽炎…」
北上「アンタが追い出された理由ってそれじゃない?金ピカはあくまで建前でさ」
明石「ろろろ露出…しししし趣味…かと…おおおお思われてた…かかかも…」
夕張「陽炎さんの部屋って鎮守府のどの辺りだったんですか?」
陽炎「駆逐寮のど真ん中…階層は二階…」
秋津洲「目立ちまくってるかも…」
北上「あのさ陽炎、答えにくいなら答えなくていいけどさ……アンタ…一人遊び用のオモチャとかもさ…金じゃなかった?」
北上「もしそうなら…動かす度にピカピカ…ピカピカ……まぁそれ以外にもあるだろうけど…」
陽炎「……」
秋津洲「陽炎?どうしたかも?」
陽炎「安価」
下1~3高コンマ 陽炎の台詞、行動他
448 : 以下、名... - 2018/05/02 22:50:54.64 PO2bdQBM0 229/491そうよ!悪い!?バイ◯も金色!
しかもただのバイ◯じゃないわ!一から自分で作ったハンドメイド品よ!
自棄になる陽炎
陽炎「そうよ!悪い!?バイ◯も金色!しかもただのバイ◯じゃないわ!一から自分で作ったハンドメイド品よ!」
明石「おおお落ち着いて…」
夕張「どうか自棄にならないでください…」
陽炎「なるわよ!追い出された理由がそれなのよ!?」
秋津洲「ま、まだそうと決まった訳じゃないかも…」
陽炎「そうに決まってるわ!……今思い出したら私が一人で楽しんだ後、司令がなんだかよそよそしかったのはそれが原因なのよ…」
北上「あのさ、まぁ……ドンマイ?」
陽炎「うぅ~~!」
北上「…でもやっぱりあたしの目に狂いは無かったね。バイ○を一から作るなんて結構な技術必要だよ~」
夕張「確かにそうですよね」
秋津洲「ということは分解だけじゃなくて、作る技術もあるかも?」
明石「へぇ……」
北上「はい、今反応したそこの二人はバイ○所持者ね~」
秋津洲「がもっ!!」
夕張「ちょっと北上さん!!」
北上「……とまぁこんな感じでさ、女の子ならそんなオモチャ持っててもおかしくないんだよ~」
陽炎「北上さん…?」
北上「前の鎮守府のことはここでは関係ないからさ、気楽にやっていこうよ~」
陽炎「安価」
下1~3高コンマ 陽炎の台詞、行動他
453 : 以下、名... - 2018/05/02 23:14:24.91 utNPdF8jo 232/491気楽にと言っても私だけとんでもなく恥ずかしい秘密がバレてる気がするんだけど
陽炎「気楽にって言われても…私だけとんでもなく恥ずかしい秘密がバレてる気がするんだけど」
北上「ちょ、急に冷静にならないでよ~」
秋津洲「確かに不公平かも!あたしは太艇ちゃんの存在をバラされたのに!」
夕張「秋津洲ちゃんアレに名前付けてるんですか?」
秋津洲「がもっっっ!!」
明石「あぁ……」
陽炎「やっぱり不公平です!北上さんの恥ずかしい秘密を教えて下さい!」
北上「そんな事言われて簡単に教えるわけないでしょ!?」
夕張「本人から言わないなら私が教えてあげましょうか?」
陽炎「本当?」
北上「やめて!夕張の盗撮はシャレになんないから!!」
夕張「そんな事言っても不公平なのはいけません。陽炎さんに工廠に来て欲しいですよね?」
北上「それはそうだけど…さぁ……」
夕張「じゃあ言いますね、北上さんの秘密は…」
下1~3高コンマ 北上の恥ずかしい秘密とは?
460 : 以下、名... - 2018/05/02 23:35:01.99 0qS8D6cD0 235/491恋愛関係が全く続かない
夕張「北上さんは恋愛関係が全く続かないんです」
陽炎「…それだけ?」
夕張「北上さんは良く経験豊富だと自負していますが、それはただ単に振られまくってるからなんです」
北上「ぐぅ……」
陽炎「でもそれだけ沢山の人と付き合えるならモテるってことよね?恥ずかしくは無いんじゃない?」
夕張「それがですね、ただ振られるんじゃなくて北上さんはHが下手過ぎるんです」
陽炎「へ?」
夕張「あれでは百年の恋も冷めてしまうのも納得ですね」
陽炎「それ凄く気になるんだけど、詳しく教えてよ!」
北上「ちょっと…これくらいで…」
夕張「そうですね、例えば力いっぱい男の人のモノをシゴいてしまったり、口で奉仕しようとして噛んでしまったり…」
秋津洲「ぷ、噛むって!アレはガムじゃないかも!」
明石「へぇ…」
夕張「火起こししてるみたいにシゴいてるのは、かなりレベル高いですね!」
北上「……うぅ」カァァァァァ
陽炎「ほ、他には……ぷぷ…」プルプル
夕張「自分がリードしようと自ら挿入しようとして、何回もお尻に入れてしまいそうになるもの中々ですね」
陽炎「くっ……!」プルプル
夕張「極め付けは喘ぎ声ですかね!安物の海外AVみたいに喘ぐんです!」
夕張「あっは~ん、きもちい~~とかを平気で言うんですよ」
秋津洲「いひひひひ!!」バンバン
明石「あああ秋津洲ちゃんが…すすす凄い笑ってる…」
北上「……!」プルプル
陽炎「成る程、北上さんも中々のモノもってるわね。教えてもらってスッキリしたから、私はこれからここを手伝ってもいいわよ?」
北上「安価」
下1~3高コンマ 北上の台詞、行動他
470 : 以下、名... - 2018/05/03 00:02:44.98 jdt1tykVo 239/491まだ明石がのこってるよね~
北上「……まだ明石がのこってるよね~」
明石「…」ピクッ
秋津洲「でも明石はバイ○の件で反応して無かったかも」
北上「それ以外にもさ…色々あんじゃん…」ユラッ
明石「ひ……」
夕張「北上さんが…おかしくなってしまった…」
陽炎「そうね、ここまで来たんなら工廠にいる人全員のは聞いておきたいわ」
北上「ほら!陽炎もそう言ってんじゃん!次は明石!!」
明石「ででででも…」
北上「…夕張!どうせ知ってんでしょ!」
夕張「ええまぁ、知ってるのは知ってますけど…」
北上「なら早く言っちゃって!一人だけ怪我しないのは許さない!!」
夕張「ということなんで、明石ちゃん言っちゃいますね~」
明石「あわわわわ…!」
夕張「安価」
下1~3高コンマ 明石の恥ずかしい秘密とは?
475 : 以下、名... - 2018/05/03 00:15:28.00 Jdo1SkNkO 242/491作業のクセや特徴を掴むために北上ノート、夕張ノート、秋津洲ノートを作ってなんでも書き留めて何度も読み返してボロボロになってる
特に北上ノートは飛び抜けて10冊くらいある
夕張「作業のクセや特徴を掴むために北上ノート、夕張ノート、秋津洲ノートを作ってなんでも書き留めて何度も読み返してボロボロになってるますよね。特に北上ノートは飛び抜けて十冊くらいあるんですよ」
北上「ぎゃあああああ!そっちかよぉ~~!!」
明石「はははは恥ずかしいです…」
夕張「私のノートに何が書かれているかは知りませんが、秋津洲ちゃんの場合だとあまり喋らない日は差し歯が痛むのかな…とか書いてありますね」
秋津洲「そんな所まで見られてたかも…」
明石「はははははい…」
夕張「作業の癖でいうと、奇数個ネジがある時は稀に締め忘れがあるから要注意とか。まぁこれは私にも言えますね」
秋津洲「明石は私達のことを沢山見てくれてたかも…」
明石「……」コクリ
夕張「北上さんのノートが多いのは精神面で不安もあったというのもありますが、やはり男関係が原因ですね」
陽炎「どういうこと?」
夕張「例えば…ある日の明石のノートには今日の北上さんの様子がおかしかった。ずっと下半身を気にしていたけど何かあったのか…そう書かれているんです」
夕張「でも実はその前日、北上さんは一人でお楽しみ過ぎてアソコが腫れていただけなんです!」
明石「え……」
北上「なんでそれをアンタが知ってんのさ~~~~!!」
夕張「私のドローンを舐めてもらっては困ります」ドヤァ
秋津洲「ムカつく顔してるかも…」
陽炎「え?夕張さんドローン持ってるの?」
夕張「はい、夕張特性のドローンなんですよ!」
陽炎「凄い!私金ピカドローン作りたかったんだけどどうしても上手くいかなくて…よかったら教えてくらない?」
夕張「もちろんです!」
秋津洲「あ、陽炎は乗り気になってくれたかも」
明石「ここここここの会話…いいい意味が無…なななな無かったですね…」
北上「あたしが損しただけじゃんか~~!!」
ーー
ーー
陽炎「…さて、ここに来てから数日経つけど、まだ慣れたとは言えないわね」
陽炎「どこに何があるのかはまだ覚え切れてないし、早い所覚えておかないとね」
陽炎「司令が皆んなの前で私を紹介してくれたけど、全員とは会話できてないから、いずれは話しておきたいわね」
陽炎「出撃までの時間…どうしようかしら?」
下1~3高コンマ 陽炎の向かった先にや出会った人物等
498 : 以下、名... - 2018/05/03 20:44:07.72 XkkVe3bzO 247/491工廠で夕張&秋津洲
ーー工廠
陽炎「やっぱり来慣れてる工廠でいっか…誰がいるかしら?」
夕張「眩し…陽炎さんどうしましたか?」
秋津洲「うっ……陽炎はもうすぐ出撃かも。ここに居て大丈夫かも?」
陽炎「そうなんだけど、自分の部屋で居るよりかはいいと思ってね」
夕張「それなら家具の金ラメ具合確認しますか?」
陽炎「そうね、もうできてるかしら…」
秋津洲「もう塗料は定着してるから、大丈夫かも」
陽炎「よし!どれどれ……」
夕張「どうですか金テーブルの具合は?」
陽炎「最高ね!この金色は特にいいわ!」ピカッ
秋津洲「機械は鎮守府のを使ってるから、多分個人でやってる時よりも綺麗にはできてるかも」
夕張「コンプレッサーをまさかあんな使い方するなんて…」
秋津洲「それは秋津洲も思ったかも…」
陽炎「うん…凄くいい……うわぁ…」ウットリ
夕張「陽炎さん金テーブルに夢中ですね」
秋津洲「何がいいのかわからないかも…」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
504 : 以下、名... - 2018/05/03 21:13:18.57 yndtdo7P0 250/491光り物な陽炎に深海棲艦が寄ってたかってくるが僚艦がそれを叩いて大戦果
MVPは金剛さん
陽炎「最高…このテーブル……」スリスリ
金剛「陽炎~?お楽しみの所悪いデスが、もう出撃の時間デース!」
雲龍「眩しい……本当に金色が好きなのね」
神通「陽炎さん…行きますよ…」
卯月「これはうーちゃんの復帰戦なんだっぴょん!早く準備するっぴょん!」
叢雲「卯月様の足引っ張ったら手加減無しでビンタよ?」
卯月「ぴょん…叢雲は出撃しないのに…」
陽炎「わかってるわ!陽炎の力を見せてあげるんだから!」
ーー
金剛「提督~~!戦果報告デース!」
提督「…ありがとう金剛。結果はどうだった?」
金剛「私達の大勝利デース!こちらの被害はほとんどありませんデシタ!」
提督「…そうか、それはよかった。陽炎の様子はどうだった?」
金剛「アノー…それなんですが…」
提督「…何かまずかったのか?」
金剛「光り物な陽炎に、深海棲艦が寄ってたかってきたんデス…」
提督「…陽炎は目立つからな」
金剛「デモ!深海棲艦の狙いが陽炎に集中したおかげで、こっちの大戦果に繋がりマシタ!」
提督「なるほど…」
金剛「戦力としても彼女は問題はありまセン。欠点を挙げるなら偵察任務は不可能…という所でショウ」
提督「夜間哨戒も難しいかもしれないな…」
金剛「それでデスね、提督……」もじもじ
提督「…ん?どうした?」
金剛「さっきの戦闘でのMVPは私だったんデス…」
提督「そうか、それは頑張ってくれたな。ありがとう金剛」
金剛「半分くらいは陽炎のお陰デスけどね。でも提督…一つお願いしてもイイデスか?」
提督「…なんだ?」
金剛「艦娘保護団体のヒラ役員に降格になってしまった私を、提督は今だに置いてくれていマス」
金剛「レンタル移籍の契約も更新を続けてくれて感謝しかありまセン」
金剛「その上さらに図々しいお願いカモしれませんが……提督からご褒美欲しいデス」
提督「ご褒美……?」
金剛「提督……意味は分かりますよね……」スッ
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他
510 : 以下、名... - 2018/05/03 21:36:09.78 FQ7Xm+dl0 255/491ナデナデ
金剛「ン……」
提督「…これで勘弁してくれ」ナデナデ
金剛「……頭撫でるよりキスして欲しかったデス」
提督「無理を言わないでくれ。俺には龍驤が居るのを知ってるだろう」
金剛「キスくらい外国では挨拶でしマスよ?」
提督「ここは外国じゃないし、俺からはする気はない」
金剛「立派な男デスね…提督…」
提督「…何故そんなに俺がいいんだ?」
金剛「それを私に言わせるんデスか?」
提督「……」
金剛「提督…私は二番目でもいいんデス。愛は無くてもいいんデス」
金剛「でも…貴方の特別な存在になりたいんデス…」
金剛「大好きなんです…提督……貴方の側に…居たい…」
提督「安価」
下1~3高コンマ 提督の台詞、行動他
518 : 以下、名... - 2018/05/03 22:05:54.88 MC6Zn9TMo 258/491それは無理だ
俺が側に置くのは龍驤だけなんだ
提督「それは無理だ。俺が側に置くのは龍驤だけだ」
提督「金剛の気持ちは嬉しい。だがそれには答えられない」
金剛「……」
提督「…すまない。だが俺も本気で龍驤を愛しているんだ」
提督「金剛ならきっと相応しい相手が見つかるだろう。その時が来るまで待っていればいい」
提督「…出撃の件はご苦労だった。ゆっくり休んでくれ」
金剛「安価」
下1~3高コンマ 金剛の台詞、行動他
523 : 以下、名... - 2018/05/03 22:36:15.89 Z2a4ue/So 260/491それでこそワタシの好きになった男デース!
金剛「……それでこそ私の好きになった男デース!」
提督「…お前も諦めが悪いようだな」
金剛「お前…も?」
提督「…朝霜にも告白されたんだ。当然断ったんだが、金剛と同じような事を宣言されたよ」
金剛「朝霜が……成る程、ある意味仲間なんデスね」
提督「…頼むから大人しくしていてくれよ?」
金剛「提督!ちょっと失礼しマース!!」バタン
提督「あぁ……全く…」
ーー懲罰房
金剛「朝霜、相談がありマス!」
朝霜「なんだ?ドM心でも知りたいのか?」
金剛「提督の事についてデス!私も提督に告白してきたんデス!」
朝霜「…結果は?」
金剛「貴女と同じデシタよ!」
朝霜「そうか…そうだよな、あたいを断るくらいだもんな」
朝霜「それで、あたいと何を相談するっていうんだ?」
金剛「提督を私達のものにする為デス!提督の一番はどうやっても龍驤さんでショウ」
金剛「ですが、二番目三番目の女の存在を認めるようになれば、私達の勝利と言えマス!」
朝霜「成る程ねぇ…」
金剛「二人でその方法を相談して、一緒に実行するんデス!」
朝霜「やるだけやってみてもいいかもしんねぇな…」
金剛「じゃあ早速作戦会議デス!」
下1~3高コンマ 二人の会議の結論や結果等
529 : 以下、名... - 2018/05/03 23:21:53.57 Z2a4ue/So 264/491まずは龍驤から懐柔すべし
ーー
朝霜「…やっぱりよ、龍驤さんをどうにかするしかねぇんじゃないか?」
金剛「それしかありまセンですか…」
朝霜「司令も龍驤さんの言うことなら聞くはずだ。後はどうやって懐柔するかどうかだな…」
金剛「それなら私に任せて下サイ!いい方法がありマス!」
朝霜「どんな風にやるってんだ?」
金剛「ある物を龍驤さんに渡しマス!これできっと龍驤さんも…フフフ…」
朝霜「そんなヤベェもん持ってたのか?イマイチ信用できねぇけど、それしかねぇか」
金剛「さぁ、龍驤さんの元へ!」
ーー
龍驤「……」
朝霜「あそこに居たぞ!」
金剛「龍驤さん!お話がありマス!」
龍驤「金剛に朝霜か。珍しい組み合わせ……ん?いや……まぁええか。ウチに何か用事?」
金剛「龍驤さん、これを受け取ってくれマスか?」スッ
龍驤「これは……?」
下1~3高コンマ 龍驤に渡したモノとは?
533 : 以下、名... - 2018/05/03 23:39:07.86 tpOhGaag0 267/491脱法ハーブティー(効果は微妙)
金剛「ハーブティセットデース!」
龍驤「ほぉ、お洒落なもんくれるんやなぁ」
金剛「これは特別なモノなんです。滅多にお目にかかれない逸品デス!」
龍驤「ただの紅茶で大袈裟ちゃうか?……ん?でもこの入れ物…売り物にしてはなんか変な気が…」
金剛「……これは脱法ハーブティーデス」
龍驤「脱法!?アンタなんちゅうもん渡すんや!」
金剛「しかし龍驤さんはこの紅茶を気に入ってくれるはずデース」
龍驤「なんでや!?」
金剛「これを飲んだ後気持ちイイことをすると…感度が数倍に跳ね上がるんデス」
龍驤「……!」
金剛「違法なモノだとぶっ飛んでしまって戻ってこれまセンが、これは脱法モノデス。ドラッグよりも効き目は薄いデスが、きっと満足してもらえマス」
龍驤「……」ゴクリ
朝霜「龍驤さん、唾を飲む音聞こえてるぜ?」
龍驤「……アンタら何が目的なんや?」
金剛「それはいずれ…デス。とりあえず一度このハーブティを試してみて下サイ」
龍驤「……」
金剛「それでは、ご機嫌ようデス」スタスタ
朝霜「……いいのかよ金剛さん、タダであれあげちまってよ」
金剛「交渉はまずこちらを信用してもらうことからデス。あれを試してくれれば、きっと龍驤さんは私達に好感を持ってくれマス」
朝霜「そんなに上手くいけばいいけどよぉ」
金剛「焦ってはいけまセン。じっくりとやっていくんデス」
朝霜「ま…暫くは付き合うよ」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
541 : 以下、名... - 2018/05/04 00:04:03.89 hEKTsrSH0 271/491提督にバレて大目玉を喰らう
ーー
提督「お前らなぁ…!」
金剛、朝霜「ごめんなさい…」
提督「ドラッグ紛いのモノを龍驤に渡すなんて、どういうつもりだったんだ!?」
金剛「龍驤さんを…懐柔しようと…」
提督「だからあんなモノを渡すのか!?」
金剛「ううう……」
朝霜「あーあ、金剛さんを信用したのにこれか…」
提督「止めなかった朝霜も悪いんだぞ!?」
朝霜「はーい、反省してまーす」
朝霜「でも提督よく気付いたよな、やっぱり龍驤さんの様子がおかしかったのか?」
提督「…それもあるが気付いたのは別のきっかけだ」
朝霜「別?あれって他にも効果あったのか?」
金剛「そんな事は無いはずデス…」
提督「…金剛の紅茶はイマイチだった。霞の調合したハーブの方がよく効いた」
金剛「へ……」
朝霜「なんだよ司令、そんなことしてんのかよ…レベル高ぇ……」ゾクッ
提督「…滅多にはしない。だがお互いタイミングが合えば…」
朝霜「なんだよぉ…それってキメセクじゃん…」ゾクゾク
提督「それは違う!あのハーブの効果は睡眠導入だ!」
朝霜「建前はそうなってるだけだろぉ…あぁ…あたいも司令とキメセクしてぇ…」ゾクゾク
金剛「まさか二人は私の想像の先に居たなんて…」
提督「…とにかく!今回の件で色々と反省をしてもらうからな!」
金剛「はい……」
朝霜「あ、ヤベ……想像しただけで…」ビクビク
ーー
ーー
羽黒「今日はお二人に…言いたいことがあります…」
提督、龍驤「……」
羽黒「盗み聞きは趣味ではありませんが…聞こえてしまったものは仕方ありません…」
提督、龍驤「……」
羽黒「私はちゃんと裏を取って…物事の筋道を立ててから…話を伺うんです…」
提督、龍驤「……」
羽黒「こうした方が…相手も言い逃れできませんからね…」
提督、龍驤「……」
羽黒「私の情報は高確率で真実なので…強気の姿勢で質問もできていました…」
羽黒「こんな性格ですから…舐められることが多かったんです…」
提督、龍驤「……」
羽黒「普段怒らない私でも…怒ることはあります……」
羽黒「お二人はキ、キメセクしてたんじゃないですか…!!」バンッ
提督「……すまん龍驤」
龍驤「しれいかぁん…」
羽黒「昨日司令官さんの口から…聞きましたよ…!霞さんのハーブを使って…Hなことをしてたと…!!」
提督「……いや、昨日も言ったがあのハーブは睡眠導入の効果が…」
羽黒「そんなの…言い訳です…!」
龍驤「ほな金剛のハーブティ飲んだのも知ってるんか…」
羽黒「当たり前です…!」
龍驤「あれ効き目薄かったのに…」
提督「龍驤ぉ…」
龍驤「あ……」
羽黒「比べられるくらい…霞さんのを使ってるんじゃないですか…!!」バンバンッ
龍驤「うぅ~……」
羽黒「そもそもなんでそんな薬を使うんですか…!そんなに気持ちイイことがしたいんですか…!?」
提督、龍驤「安価」
下1~3高コンマ どちらかの台詞、行動他
555 : 以下、名... - 2018/05/04 20:04:38.00 R5jBX32LO 278/491試してみればわかる
副作用もなく合法的に気持ちよくなれるんだからな
提督「…試してみればわかる。副作用もなく合法的に気持ちよくなれるんだからな」
龍驤「羽黒も彼氏おったことあるんやろ?ほなわからん?愛する人と蕩けるくらい気持ち良くなりたいやろ?」
羽黒「それとこれとは話が違います…!手段として薬を使わないで下さいって…言ってるんです…!」
龍驤「でも……あの薬は合法やで?ウチらは何も悪いことはしてない」
提督「違法な成分も一切入っていない。外にあるビニールハウスで栽培しているものが材料だからな」
羽黒「でも……!」
龍驤「羽黒が言うてんのは違法な薬でのキメセクやろ?ウチらのは問題や無いと思うで」
提督「事実…霞は睡眠導入としてあの薬を処方してもらっているからな」
龍驤「あの薬持っていってもええで?多分お咎め無しのはずや」
羽黒「…もういいです!後は霞さんに…話を聞きます…!」バタン
龍驤「……司令官、バレてもうたなぁ」
提督「…どうせわかることだ。早いか遅いかだけの話だ」
龍驤「そうか……なぁ司令官、今夜久しぶりに…」
提督「…悪くないな」
龍驤「……ん」ゾクッ
ーー霞の部屋
羽黒「霞さん…お話よろしいですか…?」
霞「羽黒さん?貴女が用事なんて珍しいわね」
羽黒「単刀直入に聞きます…司令官さん達に…薬を渡してましたよね…?」
霞「薬って…そりゃあ龍驤さんはまだ鬱が治ってないし、渡せる薬は渡すわよ?」
羽黒「そうじゃありません…キ…キメセク用の…薬です…」
霞「……げ」
羽黒「どうして…あんな薬を渡していたんですか…!」
霞「安価」
下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他
561 : 以下、名... - 2018/05/04 20:26:39.37 zMXB1qox0 282/491状況にあった最適なものを出したまで・・・
君に合ったものも渡そう・・・(薬を渡す)※効果は>>1に任せます
霞「あれは……状況にあった最適なものを出したまでよ」
羽黒「キメセク用の薬が…最適な状況があるんですか…!」
霞「…龍驤さんはずっと幻肢痛で苦しんでるのよ。司令官にも言えなくて、痛み止めも効かない時もあるの」
霞「だからこそ、あの薬を渡したのよ。絶頂、つまりオーガズムを感じれば幻肢痛なんか吹き飛ぶわ」
羽黒「それでもですね…!」
霞「なら薬を持っていって調べてみる?違法性はゼロよ」
羽黒「……」
霞「私はね、皆んなの悩みを解決する為に色々と薬を調合してるのよ」
霞「寝付け無いって悩みや精神が不安定って悩み。それこそ気持ち良くなりたいって悩みもね」
羽黒「……」
霞「羽黒さんは疑うのが仕事かもしれないけど、結構ストレス溜めてるんじゃない?そんな羽黒さんに合ったこれを渡してあげる」スッ
羽黒「…いりません」
霞「そう言わずに一度でいいから試してみてくれない?使ってみて副作用の無い安全な薬だって自分で証明したらいいのよ」
羽黒「……」
霞「これは私も使ったことのあるやつだから大丈夫よ。じゃあ使い方を説明するわね?」
羽黒「……」
ーー深夜
羽黒「霞さんの言っていた薬…本当に飲んでもいいのでしょうか…」
羽黒「こんなの…普段なら飲みませんけど…効果を確かめる為なら…」
羽黒「……」
羽黒「そう…効果を確かめる為なんです…決して…一人遊びでは迎えられない…絶頂を味わいたいからじゃ…無いんです…」
羽黒「……」
羽黒「霞さんの言葉を思い出しましょう…」
霞『いい?この薬は睡眠効果もあるから、飲む前には必ずトイレには行っておいてね?』
霞『これは効き始めると、全身の筋肉の力が抜けるから、用事のある日は飲まない方がいいわね」
霞『それと……初めて飲む羽黒さんは厚手のバスタオルを用意しておくことをオススメするわ』
霞『小を漏らすという事じゃないのよ。ただ……気持ち良すぎて下半身が凄いことになるかもしれないの』
霞『だから下は下着も脱いで、バスタオル二枚くらいをお尻に敷いておくといいと思うわ』
霞『絶対羽黒さんなら満足してくれると思うわ。嘘と思うなら飲んでから…ね』
羽黒「……」
羽黒「トイレには行ってきたので…試す条件は…揃いました…」
羽黒「後は…バスタオルも…」
羽黒「……」
羽黒「そうです…これは実験の為…!決して私の欲望の為では…ありません…!」
羽黒「でも…下を脱ぐのは…本当に脱がないといけないのでしょうか…」
羽黒「…………うぅ」スルッ
羽黒「すーすーします……」
羽黒「後は薬を飲んで……横になるだけ…」
羽黒「……んっ!」ゴクリ
羽黒「……これで本当に効果はあるのでしょうか」
下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
571 : 以下、名... - 2018/05/04 21:05:39.73 qr6xmqdS0 288/491淫らな夢をみて翌朝までぐっすり。
もっとみたくなって二度寝。
ーー
羽黒「…………んっ!」ビクンッ
羽黒「あ……もう朝…」
羽黒「うわ…タオルが……ぐしゃぐしゃ…」
羽黒「凄い…あんな夢……初めて見ました…」
羽黒「やめてって言ってるのに…何度も何度も…私の中で……」
羽黒「ん…思い出すと……」ピクッ
羽黒「まだ時間はあります…二度寝したら…続きを…」
羽黒「……お休みなさい」
羽黒「あ、タオルは替えないと……」
霞「ふわぁ……新しい薬の調合考えてたら徹夜じゃない…」
霞「まぁ今日は出撃無いし、ゆっくり休ませてもらうわ」
霞「朝ごはんでも食べて、それから寝ましょ…」
羽黒「……」
霞「あれは……羽黒さんね。薬試してくれたのかしら?」
霞「羽黒さん、おはよう」
羽黒「あ、霞さん……」
霞「昨日はどうだった?あの薬は試してくれた?」
羽黒「安価」
下1~3高コンマ 羽黒の台詞、行動他
576 : 以下、名... - 2018/05/04 21:27:41.00 RG8Uvtd3o 291/491…またお願いしてもいいですか?
羽黒「またお願いしてもいいですか…?」
霞「そう、気に入ってくれたのなら嬉しいわ」
羽黒「ううぅ……」カァァ
霞「薬を飲んですぐに寝たの?それとも先に気持ちイイのが来た?」
羽黒「いえ…すぐに寝ちゃいました…でも…その夢が…」
霞「成る程、なら効果は私と一緒ね。それなら次も同じ量でいくわ」
羽黒「ありがとう…ございます…」
霞「羽黒さん、その夢凄かったでしょ?」
羽黒「はい……あんなのって…私…」
霞「あれは自分の欲望というか、好みのシチュエーションをそのまま夢で体験できるのよ」
羽黒「だから……なんですね…」
霞「で、羽黒さんはどんな夢だったの?」
羽黒「お…教えなくちゃ…いけないんですか…?」
霞「あ、これは私の興味よ。薬の調合には関係ないわ」
羽黒「……なら、霞さんのを教えてくれますか?」
霞「私?」
羽黒「私だけ教えるのは…不公平というか…恥ずかしいので…」
霞「安価」
下1~3高コンマ 霞の台詞、行動他
583 : 以下、名... - 2018/05/04 22:18:58.85 v/dUqeQzo 294/491毒を飲んで死んだと思ったら朝が来る
霞「そうね…一番興奮するのは毒を飲んで死んだと思ったら朝が来る夢かしらね」
羽黒「えっ……?」
霞「いつもは致死量ギリギリだから死ぬ事はあり得ないのよ。でもその夢では私は死んじゃって……」
霞「あ~思い出したら興奮してきたわ…今から薬飲んで寝ようかしら…」
羽黒「あの……?死ぬ事が興奮する……?」
霞「そうか、そこから説明しないといけないのね。簡単に言えば私はタナトフィリアなのよ」
羽黒「死に対して…興奮を覚えるという…」
霞「そうよ、中でも毒殺は最高よね。身体中から血を吹き出すような毒を飲んで死んでみたいわ」
羽黒「霞さん…?」
霞「どう?引いたでしょ?前の鎮守府ではこれが原因でハブられたのよ」
羽黒「そんなことは…」
霞「でもここは…司令官は私を受け入れてくれた。こうやって徹夜で薬を調合するのも、司令官への恩返しなの」
霞「だから……あることない事報告して司令官を連れて行こうっていうなら、覚悟しておきなさい」
羽黒「……」
霞「…私徹夜明けなのよ。普段はこんな事言わないんだけど…やっぱり眠いのね」
霞「薬の件は了解したわ、また作っといてあげるから取りに来てちょうだい」
羽黒「安価」
下1~3高コンマ 羽黒の台詞、行動他
589 : 以下、名... - 2018/05/04 22:49:14.90 JH4hkYXo0 297/491自問自答して何が正しくて何が正しくないのか分からなくなってくる
ーー
羽黒「私は今まで…真実を報告することが正義だと…思っていました…」
羽黒「改二になれない私は…戦って正義を貫くことはできない…だから…こうするしかなかった…」
羽黒「行く先々で色んな人に睨まれて…恨まれて…でも偉い人は喜んでくれた…」
羽黒「これが私の正義だと…私は信じていた…」
羽黒「事実…私が調べあげたことを問いただしたら…殆どの人は…頭を下げて謝ってきました…」
羽黒「色んな鎮守府の司令官さんや…艦娘さん達も…然るべき処分が下されたんです…」
羽黒「これが正義だと…思っていたのに……」
羽黒「霞さんや龍驤さんの件は…幹部さん達に報告すれば…何らかの処分は下されるはずです…」
羽黒「それが私の信じる正義だから…そうするべきなのに……」
羽黒「あの霞さんの目……あんな目は初めてでした…」
羽黒「司令官さんの事が好きだ…という艦娘さん達は今まで何人も見ました…」
羽黒「でも…司令官さんに恩を返すなんて…聞いたことありません…」
羽黒「給料の為に出撃を繰り返す艦娘さんは居ました…しかし…恩のために徹夜までして……」
羽黒「わからない……わからないんです……」
羽黒「私が信じていたものは…正義では無いの…?じゃあ何が正義なの……?」
羽黒「わからない……わからない……」
羽黒「……誰か…答えを…」
下1~3高コンマ 羽黒の台詞、行動他
594 : 以下、名... - 2018/05/04 23:16:24.87 lPxkNAg30 300/491答えが見つからず、食事も喉を通らず日に日に憔悴していく羽黒
ーー数日後
提督「…大丈夫か羽黒?倒れたとに聞いて心配したぞ」
羽黒「司令官…さ…ん…」
提督「最近元気が無いとは思っていたが…北上、羽黒の状態はどうだ?」
北上「ん~病名を付けるのは難しいけど、最近ご飯は食べれてなかったみたいだよね?」
羽黒「はい……」
提督「どうしたんだ?何か不安なことがあるのか?」
北上「病院に行くのが嫌ならさ、霞が安定剤処方してくれるよ~」
羽黒「違うんです…そうじゃないんです…」
北上「何か原因がはっきりしてんだ?」
羽黒「……答えがわからないんです」
北上「んぁ?何の答え?」
羽黒「……私は今まで…真実を白日の下に晒すのが…正義だと思っていたんです…」
羽黒「色んな人から恨まれるのも…それが正義だから仕方ないって…」
羽黒「ここでも私の正義を貫こうと…してたのに…」
羽黒「霞さんの…話を聞いてから……わからなくなったんです…」
提督「…霞が何かを言ったのか?」
羽黒「霞さんは…司令官さんに恩を返したいと…言ったんです…」
羽黒「誰も受け入れてくれないような…趣向を持つ私を受け入れてくれた恩を返す為に…日々頑張っていると…」
羽黒「最初は霞さんだけかと思いましたが…皆さんに話を聞いても…同じような答えが返ってきたんです…」
羽黒「司令官さんが居なければ…今の私は無かった…提督のお陰で毎日楽しいかも…休みなんていらない……」
羽黒「誰一人……自分勝手な人なんて居ないんです…」
羽黒「私は……司令官さんの為だけに頑張れる艦娘なんて…見たことが無いんです…」
羽黒「事実を求められない鎮守府なんて…こんなの…私の正義じゃない……」
羽黒「私は…どうすればいいんですか……?一体何が正義なんですか……?」
北上、提督「安価」
下1~3高コンマ どちらかの台詞、行動他
600 : 以下、名... - 2018/05/04 23:39:53.00 rpEbEE+70 304/491提督 そもそも正義とは秩序を示すものであるということを忘れてはいけない 話はそれからだ
提督「…そもそも正義とは秩序を示すものであるということを忘れてはいけない、話はそれからだ」
羽黒「あ…………」
北上「そもそもさ~羽黒はなんでそんなに正義に拘るのさ?」
羽黒「私は…改二にもなれないんです…出撃で役に立てないのなら…こうするしか…」
北上「あ~羽黒も改二の素質無しなんだ」
羽黒「私も……?」
北上「そうそう、神通もそうだったよね?」
提督「…そうだな」
羽黒「え…でも神通さんは…改造されて……」
北上「そーだよ、神通はここで変わったんだ~」
羽黒「そんなことって……」
提督「…信じられないか?」
羽黒「……」
提督「…神通がここに来た最初の頃は酷かった。勝手に出撃を繰り返し、気絶するまで帰ってこなかった」
北上「前の鎮守府がサジを投げるのもわかるよね~」
羽黒「その時…神通さんはどうしたんですか…?懲罰房で…反省ですか…?」
提督「いや…神通とは話しをしたんだ」
北上「神通はそれが嬉しかったみたいだね。バトルジャンキーになってから無視されてばっかりだったらしいし」
提督「何度も何度も話しをして、病院に行くことを了承させた。そして少しづつ症状は軽くなってきて…」
北上「練度も順調に上がって、気付いたら改二になれますよ~だなんて。神通さんは今ではうちの主戦力だからね」
羽黒「そんな事…聞いたことありません…」
北上「でもさ、あたしの言うことが本当なら神通が提督の為に戦うって答えてもおかしくないよね?」
羽黒「……」
北上「羽黒はさぁ……もっと気楽になりなよ」
羽黒「気楽……」
北上「何が怖いのか知らないけどさ、ここにアンタの敵は居ないよ?」
北上「役に立たないからって怒る人も居なければ、誰かをイジめる輩もいない」
北上「羽黒さ……ここでは気ぃ抜いて生活していいんだよ?」
羽黒「安価」
下1~3高コンマ 羽黒の台詞、行動他
606 : 以下、名... - 2018/05/05 00:06:04.96 NLCZlp/E0 308/491こんな私でも、ここにいていいんですか?受け入れてくれるんですか?
羽黒「こんな私でも、ここにいていいんですか?受け入れてくれるんですか?」
提督「…当たり前だ」
北上「ここは誰かを拒むことなんて無いからね~」
提督「…ここに居たり着任してくる艦娘は、他の鎮守府で受け入れられなかったり、追い出されたりした子が多い」
北上「それは周りの理解が『足りなかった』からだよね?」
提督「俺の台詞を……」
羽黒「龍驤さん達が言っていたのは…そういう意味だったんですか…私は……」
提督「…確かに龍驤には腕と脚が足りない。だが目に見えないものが足りないものの時もある」
北上「ここではその足りないものを、皆んなで補ってるんだ~」
提督「龍驤に腕が無いなら俺が腕になる。脚が無いなら一生俺が側に居てやる」
北上「精神が不安定ならあたしが面倒見てあげるし、艤装なら夕張か秋津洲かな~」
提督「…羽黒の足りないものは俺達が補ってやる。誰もお前を拒まない」
北上「ここはどこの鎮守府とも違うんだよ。正義がどうとか、何かをしなくちゃなんて考えなくていいよ~」
提督「だから羽黒…もうつまらないことで悩む必要はないんだ」
羽黒「安価」
下1~3高コンマ 羽黒の台詞、行動他
614 : 以下、名... - 2018/05/05 00:36:01.42 SttEjx00O 311/491ありがとうございます 自分が何をしたいのか どうありたいのか ゆっくり考える事にします
羽黒「ありがとうございます…自分が何をしたいのか どうありたいのか…ゆっくり考える事にします…」
提督「…あぁ、ゆっくりと考えてくれ。そして答えが見つかりかけたら、俺に教えてくれるか?」
羽黒「……はい!」
北上「やることが決まったなら、とりあえずご飯は食べてね~栄養失調気味だしさ」
羽黒「わかりました…」
提督「…さて、俺は執務室に戻るか」
羽黒「龍驤さんに宜しくお伝えください…それと…霞さんにも…」
北上「霞に何か用事あったの?」
羽黒「いえ…大したことでは無いんですが…」
北上「ふーん……ま、後で言っといてあげるよ~」
羽黒「ありがとうございます…」
北上「……羽黒も好きだね」ボソボソ
羽黒「だって…ストレス発散にはあれが……」
ーー